JP2002236143A - 半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導体装置の試験方法 - Google Patents

半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導体装置の試験方法

Info

Publication number
JP2002236143A
JP2002236143A JP2001032849A JP2001032849A JP2002236143A JP 2002236143 A JP2002236143 A JP 2002236143A JP 2001032849 A JP2001032849 A JP 2001032849A JP 2001032849 A JP2001032849 A JP 2001032849A JP 2002236143 A JP2002236143 A JP 2002236143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
test
external
dut
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001032849A
Other languages
English (en)
Inventor
Osanari Mori
長也 森
Shinji Yamada
真二 山田
Teruhiko Funakura
輝彦 船倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Engineering Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Renesas Semiconductor Engineering Corp
Priority to JP2001032849A priority Critical patent/JP2002236143A/ja
Priority to US09/927,366 priority patent/US6653855B2/en
Priority to TW090124919A priority patent/TW540125B/zh
Priority to DE10150371A priority patent/DE10150371A1/de
Publication of JP2002236143A publication Critical patent/JP2002236143A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はテスタの測定性能の向上やその機能
の拡張を図る上で好適な外部試験補助装置に関し、ノイ
ズ等の影響を受けにくく、かつ、半導体装置の高速試験
を可能とする装置を実現することを目的とする。 【解決手段】 BOSTボード44は、コネクタ52
と、BOSTボード用基板50と、外部自己試験回路と
を備える。外部自己試験回路は、コネクタ52内の特定
の端子から入力される制御信号に基づいて、所定の試験
信号をコネクタ52内の特定の端子に送出し、かつ、上
記の試験信号に対応してコネクタ52内の特定の端子に
入力される応答信号を受信するADC/DAC測定部5
4と、上記の応答信号を解析して、その信号が適正な信
号であるか否かを判断し、かつ、その応答信号の適否を
表す試験結果信号を、コネクタ52が備える特定の端子
に送出するDSP解析部58とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の試験
に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導
体装置の試験方法に係り、特に、LSI試験装置(以下
「テスタ」と称す)の測定性能の向上やその機能の拡張
を図る上で好適な外部試験補助装置および試験方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、システムLSI、すなわち、複数
の回路モジュールを含み機能的にシステム化された1チ
ップまたは複数チップの組み合わせからなるLSIの分
野では、ディジタル回路とアナログ回路の混合化が進め
られている。このような状況に対応すべく、市場には、
混合信号、すなわち、アナログ信号とディジタル信号の
双方を含む混合信号に対応可能なテスタが提供されてい
る。これらのテスタは、高性能な仕様を有するため、一
般に高額である。
【0003】上述した混合信号に対処する他の解決策と
しては、既存の安価なテスタ、例えば、ロジックLSI
用のテスタなどを利用してシステムLSIの試験を行う
ことが考えられる。しかしながら、このような手法を用
いる場合は、高精度化の進むアナログ回路の特性試験に
おいて、より具体的には、DAC(Digital to Analogu
e Converter)およびADC(Analogue to Digital Con
verter)の特性試験において問題が生じ易い。
【0004】図11は、試験対象の半導体装置(DU
T:Device Under Test)に内蔵されるDACの特性を
試験するための従来の方法の一例を説明するための図で
ある。図1において符号1はテスタ、符号10はテスタ
1内のCPUを示す。また、符号2はDUTを示す。D
UT2は、DAC3、出力部4およびCPU5を備えて
いる。
【0005】DUT2のDAC3には、テスタ1から出
力されるディジタル信号7が供給されている。そのディ
ジタル信号7はDAC3によってアナログ信号に変換さ
れた後出力部4に供給される。そして、出力部4から出
力されたアナログ信号8は、DUT3の外部に準備され
たADC6によりディジタル信号9に変換された後、R
AM11に供給される。
【0006】RAM11には、テスタ1より、DUT2
に供給されるのと同じディジタル信号7と、RAM11
の動作を制御するための制御信号12(アドレス信号
や、書き込み/読み出し信号など)が供給されている。
RAM11は、ディジタル信号7と、その信号を基礎と
するディジタル信号9とを共に記録し、実行すべき全て
の試験が終了した後に、それらの記録データをディジタ
ル信号13としてテスタ1にアップロードする。テスタ
1は、このようにしてアップロードされてきたディジタ
ル信号を解析することにより、DUT2のDAC3が適
正なDA変換を行っているかを判断する。
【0007】このように、図11に示す試験方法によれ
ば、テスタ1自体はアナログ信号を取り扱う機能を有し
ていないにも関わらず、DUT2が備えるDAC3の試
験を適性に行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
なテスタを用いて図11に示す試験回路を構成した場
合、テスタ1内部の測定装置からDUT2までの経路中
に複数の接続治具、具体的には、DUT2を搭載するた
めのDUTボードや、そのDUTボードとテスタ1とを
接続するためのケーブルなどが配置される。また、テス
タ1内部の測定装置とDUT2との間には長い信号経路
が形成される。これらの接続治具や長い信号経路の存在
は、ノイズ発生の原因となると共に、試験の際の測定精
度を低下させる要因となる。
【0009】また、図11に示す試験方法では、テスタ
1とRAM11との間でディジタル信号7および13、
並びに制御信号12を授受する必要がある。このため、
この方法では、1台のDUT2を試験するために、テス
タ1が備える多数のピンエレクトロニクスが占有される
のを避けられない。この点、従来の試験方法は、複数の
半導体装置を同時に試験するための方法としては大きな
不利益を有している。
【0010】更に、従来の方法では、DUT2の試験に
必要な全ての処理をテスタ1で実行する必要がある。従
って、この方法によっては、テスタ1が有する処理速度
を改善することはできない。加えて、図11に示す方法
では、所望の試験が終了した後に、RAM11に蓄積さ
れた測定データをテスタ1にアップロードする必要があ
る。このため、従来の試験方法は、DUT2を高速で試
験するための方法としては、必ずしも好適ではない。
【0011】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、半導体装置の試験に用いるテスタ
の処理速度の向上や機能の拡張を図ることができ、ノイ
ズ等の影響を受けにくく、かつ、半導体装置の高速試験
を可能とする外部試験補助装置を提供することを第1の
目的とする。また、本発明は、上記の外部試験補助装置
を用いることにより、安価なテスタを利用して、半導体
装置の高速試験を可能とする試験方法を提供することを
第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置であって、
複数の端子を含むコネクタと、前記コネクタが固定され
たBOSTボード用基板と、前記BOSTボード用基板
に形成された外部自己試験回路とを備え、前記外部自己
試験回路は、前記コネクタ内の特定の端子から入力され
る制御信号に基づいて、所定の試験信号を前記コネクタ
内の特定の端子に送出する試験信号送出部と、前記コネ
クタ内の特定の端子に前記試験信号に対応して入力され
る応答信号を受信する応答信号受信部と、前記応答信号
を解析して、その信号が適正な信号であるか否かを判断
する信号解析部と、前記応答信号の適否を表す試験結果
信号を、前記コネクタが備える特定の端子に送出する結
果信号送出部とを含むことを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の外
部試験補助装置であって、試験対象の半導体装置を装着
するためのDUTソケットと、前記コネクタと嵌合する
BOSTソケットと、前記DUTソケットおよび前記B
OSTソケットの双方が固定されたDUTボード用基板
とを更に備え、前記DUTボード用基板は、半導体試験
装置のテストヘッドに配置される複数のピンエレクトロ
ニクスと電気的な接続を得るための複数の接続端子と、
前記複数の接続端子と、前記DUTソケットの端子と、
前記BOSTソケットの端子との間で所望の電気的接続
を得るための回路要素とを備えることを特徴とするもの
である。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の外
部試験補助装置であって、試験対象の半導体ウェハと接
触すべき複数のプローブを備えるプローブカードと、前
記コネクタと嵌合するBOSTソケットとを更に備え、
前記プローブカードは、半導体試験装置のテストヘッド
に配置される複数のピンエレクトロニクスと電気的な接
続を得るための複数の接続端子と、前記複数の接続端子
と、前記複数のプローブと、前記BOSTソケットの端
子との間で所望の電気的接続を得るための回路要素と、
を備えることを特徴とするものである。
【0015】請求項4記載の発明は、半導体装置の試験
に用いる外部試験補助装置であって、試験対象の半導体
装置を装着するためのDUTソケットと、前記DUTソ
ケットが固定されたDUTボード用基板と、前記DUT
ボード用基板に形成された外部自己試験回路とを備え、
前記DUTボード用基板は、半導体試験装置のテストヘ
ッドに配置される複数のピンエレクトロニクスと電気的
な接続を得るための複数の接続端子と、前記複数の接続
端子と、前記DUTソケットの端子と、前記外部自己試
験回路が備える複数の回路端子との間で所望の電気的接
続を得るための回路要素とを備え、かつ、前記外部自己
試験回路は、特定の回路端子から入力される制御信号に
基づいて、所定の試験信号を特定の回路端子に送出する
試験信号送出部と、前記試験信号に対応して特定の回路
端子に入力される応答信号を受信する応答信号受信部
と、前記応答信号を解析して、その信号が適正な信号で
あるか否かを判断する信号解析部と、前記応答信号の適
否を表す試験結果信号を、特定の回路端子に送出する結
果信号送出部とを含むことを特徴とするものである。
【0016】請求項5記載の発明は、半導体装置の試験
に用いる外部試験補助装置であって、試験対象の半導体
ウェハと接触すべき複数のプローブを備えるプローブカ
ードと、前記プローブカードに形成された外部自己試験
回路とを備え、前記プローブカードは、半導体試験装置
のテストヘッドに配置される複数のピンエレクトロニク
スと電気的な接続を得るための複数の接続端子と、前記
複数の接続端子と、前記複数のプローブと、前記外部自
己試験回路が備える複数の回路端子との間で所望の電気
的接続を得るための回路要素とを備え、かつ、前記外部
自己試験回路は、特定の回路端子から入力される制御信
号に基づいて、所定の試験信号を特定の回路端子に送出
する試験信号送出部と、前記試験信号に対応して特定の
回路端子に入力される応答信号を受信する応答信号受信
部と、前記応答信号を解析して、その信号が適正な信号
であるか否かを判断する信号解析部と、前記応答信号の
適否を表す試験結果信号を、特定の回路端子に送出する
結果信号送出部とを含むことを特徴とするものである。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
何れか1項記載の外部試験補助装置であって、前記試験
信号送出部は、ディジタル信号を前記試験信号として送
出するディジタル送出部を備え、前記応答信号受信部
は、前記ディジタル信号に対応して入力されるアナログ
信号を前記応答信号として受信し、かつ、その応答信号
をディジタル信号に変換するAD変換器を備えることを
特徴とするものである。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の外
部試験補助装置であって、前記AD変換器によってアナ
ログ形式の応答信号がディジタル信号に変換されるタイ
ミングを表す第1ビジー信号を発生するビジー信号発生
部と、前記第1ビジー信号に基づいて、前記AD変換器
から出力されるディジタル信号を記録する第1記録手段
と、前記第1ビジー信号に基づいて、前記AD変換器か
ら出力されるディジタル信号を記録するアドレスを変更
する第1アドレス変更手段と、前記第1ビジー信号に基
づいて、前記試験信号送出部から送出されるディジタル
信号を変更する第1変更手段と、を更に備えることを特
徴とするものである。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
何れか1項記載の外部試験補助装置であって、前記試験
信号送出部は、ディジタル信号をアナログ信号に変換
し、かつ、そのアナログ信号を前記試験信号として送出
するDA変換器を備え、前記応答信号受信部は、アナロ
グ形式の前記試験信号に対応して入力されるディジタル
信号を前記応答信号として受信するディジタル受信部を
備えることを特徴とするものである。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項8記載の外
部試験補助装置であって、前記DA変換器から送出され
たアナログ形式の試験信号が、試験対象の半導体装置ま
たは半導体ウェハの内部でディジタル信号に変換される
タイミングを表す第2ビジー信号を、前記半導体装置ま
たは前記半導体ウェハから受信するビジー信号受信部
と、前記第2ビジー信号に基づいて、ディジタル形式で
入力される前記応答信号を記録する第2記録手段と、前
記第2ビジー信号に基づいて、ディジタル形式で入力さ
れる前記応答信号を記録するアドレスを変更する第2ア
ドレス変更手段と、前記第2ビジー信号に基づいて、前
記試験信号送出部から送出されるディジタル信号を変更
する第2変更手段と、を更に備えることを特徴とするも
のである。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
外部試験補助装置であって、前記第2記録手段による応
答信号の記録、前記第2アドレス変更手段によるアドレ
スの変更、および前記第2変更手段による試験信号の変
更を指示するトリガ信号を、前記半導体装置および前記
半導体ウェハを除く外部機器から受信するトリガ信号受
信手段を更に備えることを特徴とするものである。
【0022】請求項11記載の発明は、半導体装置の試
験方法であって、請求項1乃至10の何れか1項記載の
外部試験補助装置を用いて実行されることを特徴とする
ものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0024】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1の試験方法を説明するための図を示す。より具体的
には、図1(A)は、本実施形態の試験方法に用いられ
るDUTボード20の平面図を示す。また、図1(B)
は、図1(A)に示すDUTボード20の周辺を側面視
で表した図を示す。
【0025】図2は、本実施形態において用いられるL
SI試験装置(テスタ)22の斜視図を示す。また、図
3は、テスタ22の構成を簡単に表した図を示す。図2
に示すように、テスタ22には、テストヘッド24が接
続されている。テスタ22の内部には、図3に示すよう
に、TPG(Test Pattern Generator)26、ユニバー
サル電源28、駆動回路30、および比較機32などが
内蔵されている。一方、テストヘッド24には、複数の
ピンエレクトロニクス34(針状の電極)を備えるピン
エレクトロニクス部36が設けられている。ピンエレク
トロニクス34は、それぞれ、スイッチ回路38を介し
て、駆動回路30や比較機32と導通可能に設けられて
いる。
【0026】図1(A)および図1(B)に示すDUT
ボード20は、試験対象の半導体装置(DUT)40を
テスタ22を用いて試験する際に、テスタ22とDUT
40との間に所望の電気的接続を形成するためのインタ
ーフェースユニットである。DUTボード20は、DU
Tボード用基板41を備えている。本実施形態におい
て、DUTボード用基板41には、DUT40を装着す
るためのDUTソケット42と共に、BOSTボード4
4を装着するためのBOSTソケット46が固定されて
いる。
【0027】DUT40の試験は、図1(B)に示すよ
うに、DUTソケット42をDUT40に装着し、BO
STソケット46をBOSTボード44に装着し、か
つ、DUTボード20をテストヘッド24の上に搭載し
た状態で行われる。DUTボード用基板41には、テス
トヘッド24が備える個々のピンエレクトロニクス34
と導通する接続端子、並びに、それらの接続端子とDU
Tソケット42の端子とBOSTソケット46の端子と
の間に所望の電気的接続を得るための配線要素が設けら
れている。従って、DUT40の試験は、テストヘッド
24上のピンエレクトロニクス34と、DUT40が備
える各端子と、BOSTボード44が備える各端子とが
互いに適切に導通した状態で行われる。
【0028】本実施形態において、BOST(Built Of
f Self Test)ボード44は、DUT40の試験の際に
テスタ22の能力を補助する外部試験補助装置として機
能する。すなわち、BOSTボード44は、自ら生成し
た試験信号をDUT40に供給し、その試験信号に対す
るDUT40の応答を分析することで、DUT40の試
験の一部をテスタ22から独立して実行するユニットで
ある。
【0029】以下、再び図1(A)および図1(B)を
参照して、BOSTボード44の構成および機能をより
詳細に説明する。図1(B)に示すように、BOSTボ
ード44は、BOSTボード用基板50およびコネクタ
52を備えている。コネクタ52の内部には、BOST
ソケット46内の端子と導通する複数の端子が設けられ
ている。BOSTボード用基板50の上には、図1
(A)に示すように、ADC/DAC測定部54、制御
部56、DSP(Digital Signal Processor)解析部5
8、電源部60、およびメモリ部62などが搭載されて
いる。
【0030】ADC/DAC測定部54は、コネクタ5
2内の特定の端子を介して、DUT40に対してディジ
タル形式またはアナログ形式の試験信号を出力すると共
に、DUT40の内部でDA変換されることで生成され
たアナログ形式の応答信号、またはDUT40の内部で
AD変換されることで生成されたディジタル形式の応答
信号を、コネクタ52内の特定の端子を介して受信する
ユニットである。このようにして得られた応答信号は、
メモリ部62内の異なるアドレス領域に順次記録され、
所定のタイミングでDSP解析部58によって解析され
る。
【0031】DSP解析部58は、メモリ部62に記録
されていた個々の応答信号が適切な信号であるか否かを
判別し、それらが適正である場合にはDUT40内のD
AC(Digital to Analogue Converter)或いはADC
(Analogue to Digital Converter)が正常であると判
断する。一方、それらの応答信号が不適切である場合
は、DUT40内のDACまたはADCが正常ではない
と判断する。そして、DSP解析部58は、それらの結
果を表す結果信号を、コネクタ52内の特定の端子を通
じて、特定のピンエレクトロニクス34からテスタ22
に供給する。
【0032】電源部60は、テスタ22のユニバーサル
電源28から必要な電力の供給を受け、BOSTボード
44上の個々のユニットに、上記の処理を実行するため
に必要な電力を供給するユニットである。制御部56
は、BOSTボード44上で上記の処理を実現するた
め、ADC/DAC測定部54やDSP解析部58、或
いはメモリ部62などの動作を制御するユニットであ
る。
【0033】本実施形態において、DUT40の試験を
実行する際には、試験解析番号や各種コードなどの制御
信号がテスタ22からBOSTボード44に供給され
る。本実施形態において、テスタ22は、その制御信号
を、DUT40に対して試験信号を供給するのと同じ手
法で生成する。すなわち、テスタ22は、テストプログ
ラムに記述されたテスト信号条件に基づいて、TPG2
6に上記の制御信号に想到するパターンを発生させる。
このようにして発生された制御信号は、特定のピンエレ
クトロニクス34を介して、DUTボード20およびB
OSTソケット46を介してBOSTボード44に供給
される。従って、本実施形態の方法によれば、テスタ2
2側に、BOSTボード44を駆動するための特別なユ
ニットを準備する必要ははい。
【0034】上述の如く、本実施形態の試験方法によれ
ば、DUTボード20に対して着脱可能なBOSTボー
ド44を用いて、かつ、一般的なテスタ22が標準的に
備えているTPG26およびピンエレクトロニクス部3
6を利用して、DUT40内のアナログ回路(DACお
よびADC)の試験を行うことができる。また、DUT
40が備えるディジタル回路の試験は、テスタ22が有
する通常に機能を利用して適正に行うことができる。こ
のため、本実施形態の試験方法並びに外部試験補助装置
(BOSTボード44)によれば、テスタ22の仕様や
機能に制約されることなく、アナログ回路とディジタル
回路の双方を含むDUT40の試験を可能とすることが
できる。
【0035】また、上述の如く、本実施形態では、BO
STボード44をDUTボード20の上に搭載すること
で、BOSTボード44とDUT40との間に形成され
る配線経路を十分に短くすることができる。このため、
本実施形態の試験方法並びに外部試験補助装置(BOS
Tボード44)によれば、アナログ測定系の経路を短縮
して測定誤差の要因を減らすことにより、DUT40の
試験精度を高めることができる。
【0036】更に、本実施形態では、テスタ22に備わ
っていない測定機能をBOSTボード44上で実現する
ことにより、大きなコストを伴わずにテスタ22の機能
を容易に拡張することができる。このため、本実施形態
の試験方法並びに外部試験補助装置(BOSTボード4
4)によれば、DUT40の試験に必要な全ての機能を
テスタ22に持たせる場合に比して、試験システムのコ
ストを大幅に低減して、半導体装置の開発コストを下げ
ることができる。
【0037】実施の形態2.次に、図4を参照して、本
発明の実施の形態2について説明する。図4は、本発明
の実施の形態2の外部試験補助装置であるBOST回路
混載DUTボード70を側面視で表した図を示す。本実
施形態のDUTボード70は、DUTボード用基板41
の上にBOST回路72が直接搭載されている点を除
き、実施の形態1の場合と同様の構成を有している。こ
こで、BOST回路72は、実施の形態1においてBO
STボード44上に形成される回路と同じ構成を有する
回路である。
【0038】本実施形態の外部試験補助装置(BOST
回路混載DUTボード70)によれば、コネクタ52お
よびBOSTソケット46を省略することにより、実施
の形態1の場合に比して、BOST回路とDUT40と
の間に介在する配線経路を更に単純化することができ
る。このため、本実施形態の外部試験補助装置によれ
ば、実施の形態1の場合に比して、更にDUT40の試
験精度を高めることができる。
【0039】実施の形態3.次に、図5を参照して、本
発明の実施の形態3について説明する。図5は、本実施
形態の外部試験補助装置を説明するための図を示す。よ
り具体的には、図5(A)は、本実施形態の外部試験補
助装置であるBOSTボード80の周辺を側面視で表し
た図を示す。また、図5(B)〜図5(C)は、図5
(A)に示す構造を分解して平面視で表した図を示す。
【0040】図5(A)に示すように、BOSTボード
80は、コネクタ82を備えている。BOSTボード8
0の下に配置されるBOSTインターフェースボード8
4は、コネクタ82と嵌合するBOSTソケット86を
備えている。BOSTボード80は、そのコネクタ82
をBOSTソケット86に嵌合させることにより、BO
STインターフェースボード84上に固定される。
【0041】また、BOSTインターフェースボード8
4は、プローブカード88の上に搭載される。BOST
インターフェースボード84とプローブカード88との
間には、BOSTソケット86の各端子とプローブカー
ド88との間に所望の電気的接続を得るための配線要素
が形成されている。従って、図5(A)に示す如くBO
STボード80のコネクタ82がBOSTソケット86
に装着されると、コネクタ82内の各端子は、適正にプ
ローブカード88に接続される。
【0042】図5(B)に示すように、BOSTボード
80には、実施の形態1の場合と同様にADC/DAC
測定部54、制御部56、DSP解析部58、電源部6
0、およびメモリ部62が搭載されている。従って、B
OSTボード80は、実施の形態1におけるBOSTボ
ード44と同様に機能する。
【0043】プローブカード84は、半導体ウェハ90
上に形成されている半導体装置(チップ)の試験を行う
際に用いられるインターフェースである。プローブカー
ド84の裏面(図5(A)における下側面)には、ウェ
ハ90内の半導体装置と電気的接続を得るためのプロー
ブ92が配置されている。また、プローブカード84の
表面(図5(A)における上側面)には、テスタのテス
トヘッド上に設けられた複数のピンエレクトロニクスと
導通するための接続端子(図示せず)が設けられてい
る。尚、本実施形態では、BOSTインターフェースボ
ード84との干渉を避けるように環状に配置されたピン
エレクトロニクスを備えるテストヘッドを用いる必要が
ある。また、プローブカード84表面の接続端子は、そ
れらのピンエレクトロニクスに対応して、プローブカー
ド84の外周付近に環状に配置される。
【0044】本実施形態において、プローブカード88
と半導体ウェハ90(DUT)との相対位置関係は、測
定の対象となるチップの位置に応じて適宜変更される。
例えば、半導体ウェハ90の中央に位置するチップが測
定の対象である場合は、両者の位置関係が図5(A)に
示すように調整される。その後、プローブ92がチップ
に接触してチップの試験が開始される。
【0045】本実施形態において、BOSTボード80
は、実施の形態1の場合と同様に機能して、測定の対象
であるチップに含まれるDACまたはADCが適正に動
作しているか否かを判断すると共に、その結果を表す結
果信号をテスタ側に供給することができる。従って、本
実施形態の試験方法によれば、半導体ウェハ90がDU
Tであり、インターフェースとしてプローブカード88
を用いる必要がある場合において、実施の形態1の場合
と同様の優れた効果を実現することができる。
【0046】実施の形態4.次に、図6を参照して、本
発明の実施の形態4について説明する。図6(A)は、
本発明の実施の形態4の外部試験補助装置であるBOS
T回路混載プローブカード100を側面視で表した図を
示す。また、図6(B)は、図6(A)に示すプローブ
カード100を平面視で表した図を示す。本実施形態の
プローブカード100は、BOST回路の構成要素(A
DC/DAC測定部54など)がその上に直接搭載され
ている点を除き、実施の形態3の場合と同様の構成を有
している。
【0047】本実施形態の外部試験補助装置(BOST
回路混載プローブカード100)によれば、コネクタ8
2およびBOSTソケット86を省略することにより、
実施の形態3の場合に比して、BOST回路と半導体ウ
ェハ90(DUT)との間に介在する配線経路を更に単
純化することができる。このため、本実施形態の外部試
験補助装置によれば、実施の形態3の場合に比して、更
にDUTの試験精度を高めることができる。
【0048】実施の形態5.次に、図7乃至図10を参
照して、本発明の実施の形態5について説明する。図7
は、本発明の実施の形態5において用いられるBOST
回路110およびDUT112の主要部の構造を説明す
るためのブロック図を示す。尚、図7に示すBOST回
路110は、上述した実施の形態1乃至4の何れの構成
においても利用することができる。
【0049】図7に示すように、BOST回路110
は、第1BOSTインターフェース114、および第2
BOSTインターフェース回路116を備えている。B
OST回路110は、第1BOSTインターフェース1
14を介してテスタ22との間で結果信号や制御信号を
授受することができると共に、第2BOSTインターフ
ェース116を介してDUT112との間で試験信号や
応答信号を授受することができる。
【0050】BOST回路110の内部には、DAC1
18およびADC120が設けられている。DAC11
8は、ディジタル形式で供給される試験信号をアナログ
形式の試験信号に変換して第2BOSTインターフェー
ス116に供給するユニットである。一方、ADC12
0は、第2BOSTインターフェース116から供給さ
れるアナログ形式の応答信号をディジタル信号の応答信
号に変換するユニットである。DAC118およびAD
C120は、実施の形態1乃至4におけるADC/DA
C測定部54に相当している。
【0051】BOST回路110は、また、DACカウ
ンタ121、データ書き込み制御部122、およびアド
レスカウンタ124を備えている。DACカウンタ12
1は、DUT112に供給すべき試験信号をディジタル
形式で生成するユニットである。DACカウンタ121
によって生成されたディジタル形式の試験信号は、実行
すべき試験の内容に応じて、ディジタル形式のまま直
接、またはDAC118によってアナログ形式に変換さ
れた後、第2BOSTインターフェース116に供給さ
れる。
【0052】データ書き込み制御部122は、後述する
ビジー信号を受信することにより、書き込み信号12
6、DACカウント信号128、およびアドレスカウン
ト信号130を生成するユニットである。書き込み信号
126は、DUT112から発せられた応答信号を、後
述する測定データメモリ132に記録するための指令信
号である。DACカウント信号128は、DACカウン
タ121に、生成する指令信号の変更を指令する信号で
ある。また、アドレスカウント信号130は、アドレス
カウンタ124に、応答信号の記録先アドレスの変更を
指令する信号である。上述したDACカウンタ121、
データ書き込み制御部122、およびアドレスカウンタ
124は、実施の形態1乃至4における制御部56に相
当している。
【0053】BOST回路110は、また、測定データ
メモリ132を備えている。測定データメモリ132
は、実施の形態1乃至4におけるメモリ部62に相当す
るユニットである。測定データメモリ132には、DU
T112からディジタル形式で供給される応答信号や、
DUT112からアナログ信号で供給された後ADC1
20によってディジタル形式に変換された応答信号が供
給される。測定データメモリ132は、それらの応答信
号(ディジタル信号)を、書き込み信号126の指令に
応じて、アドレスカウンタ124によって指令されるア
ドレス134の領域に記録する。
【0054】BOST回路110は、また、DSPプロ
グラムROMを含むDSP解析部136を備えている。
DSP解析部136は、実施の形態1乃至4におけるD
SP解析部58に相当している。DSP解析部136
は、測定データメモリ132に記録されている応答信号
のデータを所定のタイミングで解析し、その解析結果を
表す結果信号をテスタ22に供給する。
【0055】BOSTボード110には、更に、DSP
解析部136を動作させるための基準クロックを発生す
る基準クロック回路138や、その基準クロックを基礎
として、他のユニットを動作させるためのクロック信号
を発生するクロック発生回路140などが含まれてい
る。
【0056】図7に示すDUT112は、その内部に、
ADC142とDAC144とを備えている。ADC1
42は、DUT112の内部でディジタル信号をアナロ
グ信号に変換する回路である。また、DAC144は、
DUT112の内部でアナログ信号をディジタル信号に
変換する回路である。
【0057】本実施形態において、BOST回路110
のDACカウンタ121から出力されるディジタル形式
の試験信号はDUT112のDAC144に入力され
る。そして、その試験信号はDAC144によってアナ
ログ信号に変換された後、アナログ形式の応答信号とし
てBOST回路110のADC120に入力される。A
DC120は、このようにして入力された応答信号をデ
ィジタル信号に変換して測定データメモリ132に供給
する。その変換処理の際、ADC120はAD変換処理
の実行中であることを表すビジー信号を出力する。この
ようにして出力されるビジー信号はデータ書き込み制御
部122に供給される。データ書き込み制御部122
は、そのビジー信号を受けて、上記の如く書き込み信号
126、DACカウント信号128、およびアドレスカ
ウント信号130を発生する。
【0058】本実施形態において、BOST回路110
のDACカウンタ121から出力された後、DAC11
8によってアナログ形式に変換された試験信号はDUT
112のADC142に供給される。そして、その試験
信号はADC142によってディジタル形式の応答信号
に変換される。このようにして生成されたディジタル信
号の応答信号は、第2BOSTインターフェース116
を通過して測定データメモリ132に直接供給される。
本実施形態において、DUT112のADC142は、
アナログ信号をディジタル信号に変換する際に、その変
換処理が実行中であることを表すビジー信号を出力す
る。このようにして出力されるビジー信号はデータ書き
込み制御部122に供給される。データ書き込み制御部
122は、そのビジー信号を受けて、上記の如く書き込
み信号126、DACカウント信号128、およびアド
レスカウント信号130を発生する。
【0059】図8は、図7に示すBOST回路110を
用いてDUT112を試験する際の手順の一例を示すフ
ローチャートである。図8に示す例では、先ず、DUT
112のDAC144についてのテストが実行される
(ステップ150)。
【0060】図9(A)〜図9(H)は、DAC144
のテストの実行中に発生する各種信号の波形を示すタイ
ミングチャートである。図9(B)に示すようにDAC
カウンタ120から発せられる試験信号が時刻tにお
いて変化すると、図9(C)に示すようにその変化がD
UT112内のDAC144の出力、すなわち、アナロ
グ形式の応答信号に反映される。
【0061】DUT112内のDAC144の出力が安
定した後、図9(D)に示すように、時刻tからBO
ST回路110内のADC120によるAD変換が開始
される。この際、そのADC120は、図9(E)に示
すようにAD変換が終了するまでの間ビジー信号を生成
する。
【0062】時刻tにおいてビジー信号が消滅する
と、図9(F)に示すように、データ書き込み制御部1
22によって書き込み信号126が生成される。その結
果、ADC120によって適正なディジタル信号に変換
された後の応答信号が、測定データメモリ132内の所
定のアドレス領域に書き込まれる。
【0063】時刻tにおいて書き込み信号126が消
滅すると、次に、図9(G)および図9(H)に示すよ
うに、データ書き込み制御部122によってDACカウ
ント信号128とアドレスカウント信号130が生成さ
れる。その結果、図9(A)に示すように次の応答信号
を書き込むべきアドレスが変更され、かつ、図9(B)
に示すようにDAC118から出力される試験信号の値
が変更される。
【0064】以後、DUT112のDAC144に供給
すべき全ての試験信号につき応答信号が記録されるまで
上記の処理が繰り返し実行される。そして、それらの処
理が終了すると、DAC144に関するテストが終了さ
れる。
【0065】図8に示すように、DAC144のテスト
が終了すると、次に、DUT112内のADC142に
ついてのテストが実行される。ADC142のテスト
は、上述したDAC144のテストとほぼ同じ要領で行
われる。
【0066】すなわち、ADC142のテストでは、先
ず、DAC118によってアナログ形式に変換された試
験信号がDUT112内のADC142に供給される。
ADC142は、ビジー信号を出力しながらAD変換処
理を実行し、その処理が終了すると、ビジー信号を消滅
させると共に、ディジタル形式の応答信号を測定データ
メモリ132に供給する。
【0067】ビジー信号の消滅と同期してデータ書き込
み制御部122によって書き込み信号126が生成さ
れ、上述した変換後の応答信号が測定データメモリ13
2に記録される。その後、データ書き込み制御部122
によりDACカウント信号128とアドレスカウント信
号130が生成され、試験信号の更新とアドレスの更新
とが行われる。
【0068】DUT112のADC142に供給すべき
全ての試験信号につき上述した処理が繰り返されると、
ADC142についてのテストが終了される。このテス
トが終了すると、次に、図8に示すように測定結果の解
析、および結果信号の出力が行われる(ステップ15
4、156)。
【0069】上述したステップ154および156の処
理はDSP解析部136において実行される。すなわ
ち、DSP解析部136は、先ず、想定データメモリ1
32に記録されている応答信号のデータを読み出し、そ
れらが正しい値であるか否かを判別する。そして、DA
C144によって生成された応答信号、およびADC1
42のよって生成された応答信号が適正な値である場合
は、それらのDAC144およびADC142が正常で
あると判断する。一方、異常な応答信号が検出された場
合は、DAC144またはADC142が正常ではない
と判断する。これらの判断が終了すると、DSP解析部
136は、その解析結果を表す結果信号をテスタ22に
送信する。
【0070】上述の如く、本実施形態のBOST回路1
10は、BOST回路110内のADC120、または
DUT112内のADC142がAD変換を行う際に発
生するビジー信号を利用することで、応答信号の書き込
みタイミング、試験信号の更新タイミング、および応答
信号の書き込みアドレスの更新タイミングを最適化して
いる。このため、本実施形態のBOST回路110によ
れば、ビジー信号を利用することなく、大まかな待ち時
間を設定してデータの記録を進行させる回路に比して、
DUT112の試験を高速で行うことができる。
【0071】また、本実施形態のBOST回路110に
よれば、上記の如く、ADC142やDAC144によ
り生成された応答信号は、測定データメモリ132に一
時記録された後、BOST回路110に含まれるDSP
解析部136によって解析される。そして、BOST回
路110からテスタ22にアップロードされるデータ
は、ADC142およびDAC144の状態を示す結果
信号だけとされている。つまり、本実施形態では、BO
ST回路110からテスタ22へ、測定データメモリ1
32に記録されたデータをアップロードする必要がな
い。このため、本実施形態のBOST回路110によれ
ば、BOST回路110とテスタ22との間の通信方法
を簡単化することができ、かつ、DUT112の試験に
要する時間を十分に短くすることができる。
【0072】また、本実施形態のBOST回路110で
は、測定データメモリ132上のどの領域に応答信号を
記録するかを指定するためのアドレス信号を、BOST
回路110の内部で発生することができる。従って、そ
のようなアドレス信号をテスタ22からBOST回路1
10に供給する必要がない。加えて、本実施形態のBO
ST回路110は、アナログテストの実行に必須の機能
を自ら備えており、高い自己制御比率を実現しつつDU
T112の試験を進行させることができる。このため、
本実施形態のBOST回路110によれば、外部から供
給すべき制御信号の数を最小限に抑えて、1台のDUT
112を測定するために必要なピンエレクトロニクス数
を抑制することができる。従って、本実施形態のBOS
T回路110によれば、1台のテスタで同時に試験し得
るDUTの数を多数とすることができる。
【0073】実施の形態6.次に、図10を参照して本
発明の実施の形態6について説明する。図10は、本実
施形態において用いられるBOST回路160およびD
UT162の主要部の構造を説明するためのブロック図
を示す。尚、図10に示すBOST回路160は、上述
した実施の形態1乃至4の何れの構成においても利用す
ることができる。
【0074】図10に示すように、本実施形態において
用いられるDUT162は、ビジー信号を出力すること
のできないADC164を有している。このため、BO
ST回路160は、ADC164がAD変換を実行する
間に、DUT162側からビジー信号を得ることができ
ない。
【0075】このようにビジー信号を出力する機能を備
えていないDUT162に対応するため、本実施形態の
BOST回路160は、回路の外部より、或いはDSP
136より、データ書き込み制御部122にトリガ信号
を供給するための機能を備えている。このトリガ信号
は、DUT162側から供給されるビジー信号の代わり
にデータ書き込み制御部122に、書き込み信号12
6、DACカウント信号128、およびアドレスカウン
ト信号130を発生させる信号である。
【0076】本実施形態のBOST回路160によれ
ば、DUT162のADC164がAD変換処理を実行
する時期と同期して、回路の外部またはDSP166か
らデータ書き込み制御部122にトリガ信号を供給する
ことで、実施の形態5の場合と同様の機能を実現するこ
とができる。従って、本実施形態のBOST回路160
によれば、ビジー信号を出力しないDUTをも対象とし
て、実施の形態5で得られる効果と同様の効果を得るこ
とができる。
【0077】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
乃至3の何れか1項記載の発明によれば、BOSTボー
ド用基板と、外部自己試験回路と、コネクタとを有する
外部試験補助装置を、上記のコネクタを介して、例えば
DUTボードやプローブカードなどのインターフェース
ボードに容易に装着することができる。このため、本実
施形態の外部自己試験回路によれば、DUTと外部自己
試験回路との間の経路が短く、テスタの処理速度を高
め、或いは、その機能を拡張し得る試験システムを容易
に実現することができる。
【0078】請求項4または5記載の発明によれば、D
UTボードやプローブカードの上に外部自己試験回路が
直接形成される。これらのDUTボードやプローブカー
ドによれば、安価なテスタの処理速度を高め、或いは、
その機能を拡張し得る試験システムを容易に実現するこ
とができる。
【0079】請求項6記載の発明によれば、DUT内の
DA変換器を含むアナログ回路の試験を容易化すること
ができる。
【0080】請求項7記載の発明によれば、ビジー信号
を利用することにより、DA変換器を含むDUTの試験
速度を高速化することができる。
【0081】請求項8記載の発明によれば、DUT内の
AD変換器を含むアナログ回路の試験を容易化すること
ができる。
【0082】請求項9記載の発明によれば、ビジー信号
を利用することにより、AD変換器を含むDUTの試験
速度を高速化することができる。
【0083】請求項10記載の発明によれば、ビジー信
号を出力しないAD変換器を有するDUTが試験対象で
ある場合にも高速での試験を実現することができる。
【0084】請求項11記載の発明によれば、安価な試
験システムを用いて、高速かつ正確に半導体装置を試験
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の外部試験補助装置の
平面図および側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1で用いられるテスタお
よびテストヘッドの斜視図である。
【図3】 図2に示すテスタおよびテストヘッドの内部
構造を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の外部試験補助装置の
側面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3の外部試験補助装置の
構成を説明するための図である。
【図6】 本発明の実施の形態4の外部試験補助装置の
側面図および平面図である。
【図7】 本発明の実施の形態5の外部試験補助装置が
備えるBOST回路のブロック図である。
【図8】 図7に示すBOST回路が実行するDUTテ
ストの流れを説明するためのフローチャートである。
【図9】 図7に示すBOST回路がDUT内のDAC
をテストする際に生ずる信号の波形を表すタイミングチ
ャートである。
【図10】 本発明の実施の形態6の外部試験補助装置
が備えるBOST回路のブロック図である。
【図11】 外部試験補助装置を用いた従来の半導体装
置の試験方法を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
20;70 DUTボード、 22 テスタ、 2
4 テストヘッド、26 TPG(Test Pattern Gener
ator)、 34 ピンエレクトロニクス、 40;
112 DUT(Device Under Test)、 41 D
UTボード用基板、 42 DUTソケット、 4
4;80;110 BOSTボード、 46;86
BOSTソケット、 50 BOSTボード用基板、
52;82 コネクタ、 88;100 プローブカ
ード、 90 半導体ウェハ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 真二 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 船倉 輝彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA01 AA12 AB01 AE00 AG01 AG08 AL33

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の試験に用いる外部試験補助
    装置であって、 複数の端子を含むコネクタと、 前記コネクタが固定されたBOSTボード用基板と、 前記BOSTボード用基板に形成された外部自己試験回
    路とを備え、 前記外部自己試験回路は、 前記コネクタ内の特定の端子から入力される制御信号に
    基づいて、所定の試験信号を前記コネクタ内の特定の端
    子に送出する試験信号送出部と、 前記コネクタ内の特定の端子に前記試験信号に対応して
    入力される応答信号を受信する応答信号受信部と、 前記応答信号を解析して、その信号が適正な信号である
    か否かを判断する信号解析部と、 前記応答信号の適否を表す試験結果信号を、前記コネク
    タが備える特定の端子に送出する結果信号送出部とを含
    むことを特徴とする外部試験補助装置。
  2. 【請求項2】 試験対象の半導体装置を装着するための
    DUTソケットと、 前記コネクタと嵌合するBOSTソケットと、 前記DUTソケットおよび前記BOSTソケットの双方
    が固定されたDUTボード用基板とを更に備え、 前記DUTボード用基板は、 半導体試験装置のテストヘッドに配置される複数のピン
    エレクトロニクスと電気的な接続を得るための複数の接
    続端子と、 前記複数の接続端子と、前記DUTソケットの端子と、
    前記BOSTソケットの端子との間で所望の電気的接続
    を得るための回路要素とを備えることを特徴とする請求
    項1記載の外部試験補助装置。
  3. 【請求項3】 試験対象の半導体ウェハと接触すべき複
    数のプローブを備えるプローブカードと、 前記コネクタと嵌合するBOSTソケットとを更に備
    え、 前記プローブカードは、 半導体試験装置のテストヘッドに配置される複数のピン
    エレクトロニクスと電気的な接続を得るための複数の接
    続端子と、 前記複数の接続端子と、前記複数のプローブと、前記B
    OSTソケットの端子との間で所望の電気的接続を得る
    ための回路要素と、を備えることを特徴とする請求項1
    記載の外部試験補助装置。
  4. 【請求項4】 半導体装置の試験に用いる外部試験補助
    装置であって、 試験対象の半導体装置を装着するためのDUTソケット
    と、 前記DUTソケットが固定されたDUTボード用基板
    と、 前記DUTボード用基板に形成された外部自己試験回路
    とを備え、 前記DUTボード用基板は、 半導体試験装置のテストヘッドに配置される複数のピン
    エレクトロニクスと電気的な接続を得るための複数の接
    続端子と、 前記複数の接続端子と、前記DUTソケットの端子と、
    前記外部自己試験回路が備える複数の回路端子との間で
    所望の電気的接続を得るための回路要素とを備え、か
    つ、 前記外部自己試験回路は、 特定の回路端子から入力される制御信号に基づいて、所
    定の試験信号を特定の回路端子に送出する試験信号送出
    部と、 前記試験信号に対応して特定の回路端子に入力される応
    答信号を受信する応答信号受信部と、 前記応答信号を解析して、その信号が適正な信号である
    か否かを判断する信号解析部と、 前記応答信号の適否を表す試験結果信号を、特定の回路
    端子に送出する結果信号送出部とを含むことを特徴とす
    る外部試験補助装置。
  5. 【請求項5】 半導体装置の試験に用いる外部試験補助
    装置であって、 試験対象の半導体ウェハと接触すべき複数のプローブを
    備えるプローブカードと、 前記プローブカードに形成された外部自己試験回路とを
    備え、 前記プローブカードは、 半導体試験装置のテストヘッドに配置される複数のピン
    エレクトロニクスと電気的な接続を得るための複数の接
    続端子と、 前記複数の接続端子と、前記複数のプローブと、前記外
    部自己試験回路が備える複数の回路端子との間で所望の
    電気的接続を得るための回路要素とを備え、かつ、 前記外部自己試験回路は、 特定の回路端子から入力される制御信号に基づいて、所
    定の試験信号を特定の回路端子に送出する試験信号送出
    部と、 前記試験信号に対応して特定の回路端子に入力される応
    答信号を受信する応答信号受信部と、 前記応答信号を解析して、その信号が適正な信号である
    か否かを判断する信号解析部と、 前記応答信号の適否を表す試験結果信号を、特定の回路
    端子に送出する結果信号送出部とを含むことを特徴とす
    る外部試験補助装置。
  6. 【請求項6】 前記試験信号送出部は、ディジタル信号
    を前記試験信号として送出するディジタル送出部を備
    え、 前記応答信号受信部は、前記ディジタル信号に対応して
    入力されるアナログ信号を前記応答信号として受信し、
    かつ、その応答信号をディジタル信号に変換するAD変
    換器を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    1項記載の外部試験補助装置。
  7. 【請求項7】 前記AD変換器によってアナログ形式の
    応答信号がディジタル信号に変換されるタイミングを表
    す第1ビジー信号を発生するビジー信号発生部と、 前記第1ビジー信号に基づいて、前記AD変換器から出
    力されるディジタル信号を記録する第1記録手段と、 前記第1ビジー信号に基づいて、前記AD変換器から出
    力されるディジタル信号を記録するアドレスを変更する
    第1アドレス変更手段と、 前記第1ビジー信号に基づいて、前記試験信号送出部か
    ら送出されるディジタル信号を変更する第1変更手段
    と、 を更に備えることを特徴とする請求項6記載の外部試験
    補助装置。
  8. 【請求項8】 前記試験信号送出部は、ディジタル信号
    をアナログ信号に変換し、かつ、そのアナログ信号を前
    記試験信号として送出するDA変換器を備え、 前記応答信号受信部は、アナログ形式の前記試験信号に
    対応して入力されるディジタル信号を前記応答信号とし
    て受信するディジタル受信部を備えることを特徴とする
    請求項1乃至7の何れか1項記載の外部試験補助装置。
  9. 【請求項9】 前記DA変換器から送出されたアナログ
    形式の試験信号が、試験対象の半導体装置または半導体
    ウェハの内部でディジタル信号に変換されるタイミング
    を表す第2ビジー信号を、前記半導体装置または前記半
    導体ウェハから受信するビジー信号受信部と、 前記第2ビジー信号に基づいて、ディジタル形式で入力
    される前記応答信号を記録する第2記録手段と、 前記第2ビジー信号に基づいて、ディジタル形式で入力
    される前記応答信号を記録するアドレスを変更する第2
    アドレス変更手段と、 前記第2ビジー信号に基づいて、前記試験信号送出部か
    ら送出されるディジタル信号を変更する第2変更手段
    と、 を更に備えることを特徴とする請求項8記載の外部試験
    補助装置。
  10. 【請求項10】 前記第2記録手段による応答信号の記
    録、前記第2アドレス変更手段によるアドレスの変更、
    および前記第2変更手段による試験信号の変更を指示す
    るトリガ信号を、前記半導体装置および前記半導体ウェ
    ハを除く外部機器から受信するトリガ信号受信手段を更
    に備えることを特徴とする請求項9記載の外部試験補助
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れか1項記載の
    外部試験補助装置を用いて実行されることを特徴とする
    半導体装置の試験方法。
JP2001032849A 2001-02-08 2001-02-08 半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導体装置の試験方法 Withdrawn JP2002236143A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001032849A JP2002236143A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導体装置の試験方法
US09/927,366 US6653855B2 (en) 2001-02-08 2001-08-13 External test auxiliary device to be used for testing semiconductor device
TW090124919A TW540125B (en) 2001-02-08 2001-10-09 External test auxiliary device to be used for testing semiconductor device
DE10150371A DE10150371A1 (de) 2001-02-08 2001-10-11 Externe Testhilfsvorrichtung und Testverfahren einer Halbleitervorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001032849A JP2002236143A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導体装置の試験方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002236143A true JP2002236143A (ja) 2002-08-23

Family

ID=18896709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001032849A Withdrawn JP2002236143A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導体装置の試験方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6653855B2 (ja)
JP (1) JP2002236143A (ja)
DE (1) DE10150371A1 (ja)
TW (1) TW540125B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102798A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Advantest Corp 試験装置および電子デバイス
WO2011065770A2 (ko) * 2009-11-26 2011-06-03 주식회사 아이티엔티 룩업 테이블을 내장한 보스트 회로 장치 또는 패턴 생성 장치, 및 이를 이용한 테스트 대상 디바이스에 대한 테스트 데이터 출력 방법
KR20160007110A (ko) * 2014-07-11 2016-01-20 세메스 주식회사 테스트 인터페이스 유닛

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7242209B2 (en) * 2004-05-03 2007-07-10 Dft Microsystems, Inc. System and method for testing integrated circuits
US7248036B2 (en) * 2004-05-27 2007-07-24 Intel Corporation Method and apparatus to probe bus signals using repeaters
TWI274166B (en) * 2004-06-18 2007-02-21 Unitest Inc Semiconductor test apparatus for simultaneously testing plurality of semiconductor devices
JP4568055B2 (ja) * 2004-08-23 2010-10-27 株式会社アドバンテスト 試験装置及び試験方法
EP1858028B1 (en) * 2006-05-18 2010-12-22 Dialog Semiconductor GmbH Memory test engine
WO2008056666A1 (fr) * 2006-11-10 2008-05-15 Nec Corporation Circuit d'essai, méthode et dispositif semi-conducteur
JP5446268B2 (ja) * 2006-11-10 2014-03-19 日本電気株式会社 並列テスト回路と方法並びに半導体装置
US9506980B2 (en) * 2013-03-15 2016-11-29 Intel Corporation Integrated circuit testing architecture
KR102377362B1 (ko) * 2015-07-08 2022-03-23 삼성전자주식회사 보조 테스트 장치, 그것을 포함하는 테스트 보드 및 그것의 테스트 방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3667037A (en) * 1969-11-12 1972-05-30 Gen Electric Pocket size integrated circuit logic analyzer
US3870953A (en) * 1972-08-01 1975-03-11 Roger Boatman & Associates Inc In circuit electronic component tester
US4998250A (en) * 1988-09-08 1991-03-05 Data I/O Corporation Method and apparatus for determining an internal state of an electronic component
JPH08233912A (ja) 1995-02-24 1996-09-13 Hitachi Ltd Lsiテスタ
US5646521A (en) 1995-08-01 1997-07-08 Schlumberger Technologies, Inc. Analog channel for mixed-signal-VLSI tester
US6154715A (en) * 1999-01-15 2000-11-28 Credence Systems Corporation Integrated circuit tester with real time branching

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102798A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Advantest Corp 試験装置および電子デバイス
WO2011065770A2 (ko) * 2009-11-26 2011-06-03 주식회사 아이티엔티 룩업 테이블을 내장한 보스트 회로 장치 또는 패턴 생성 장치, 및 이를 이용한 테스트 대상 디바이스에 대한 테스트 데이터 출력 방법
WO2011065770A3 (ko) * 2009-11-26 2011-11-03 주식회사 아이티엔티 룩업 테이블을 내장한 보스트 회로 장치 또는 패턴 생성 장치, 및 이를 이용한 테스트 대상 디바이스에 대한 테스트 데이터 출력 방법
KR20160007110A (ko) * 2014-07-11 2016-01-20 세메스 주식회사 테스트 인터페이스 유닛
KR102094406B1 (ko) 2014-07-11 2020-03-27 주식회사 아이에스시 테스트 인터페이스 유닛

Also Published As

Publication number Publication date
US6653855B2 (en) 2003-11-25
TW540125B (en) 2003-07-01
DE10150371A1 (de) 2002-09-12
US20020118007A1 (en) 2002-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6642736B2 (en) Tester for semiconductor integrated circuits and method for testing semiconductor integrated circuits
US7472321B2 (en) Test apparatus for mixed-signal semiconductor device
TWI416117B (zh) 探針卡
US6456102B1 (en) External test ancillary device to be used for testing semiconductor device, and method of testing semiconductor device using the device
US6856154B2 (en) Test board for testing IC package and tester calibration method using the same
JP2002236143A (ja) 半導体装置の試験に用いる外部試験補助装置およびその装置を用いた半導体装置の試験方法
JP2014515095A (ja) 無線プローブカード検証システム及び方法
JP2002236152A (ja) 半導体集積回路の試験装置及び試験方法
JP2002236149A (ja) 半導体集積回路の試験装置及び試験方法
JP2003075515A (ja) 半導体集積回路の試験装置およびその試験方法
US7145489B2 (en) Tester for a semiconductor device
US6628137B2 (en) Apparatus and method for testing semiconductor integrated circuit
US7148676B2 (en) Ancillary equipment for testing semiconductor integrated circuit
JP2004069650A (ja) 変換装置
JP2002005999A (ja) 半導体試験装置
JPH0882655A (ja) 集積回路試験装置
JP2001042002A (ja) 半導体デバイス試験装置のタイミング校正用コンタクトボード・このコンタクトボードに接触するプローブ
JP3555679B2 (ja) Icテスタ
JPH08304459A (ja) 半導体ウェハ測定治具
JPH10267980A (ja) 多配線の布線検査装置
JP2000321325A (ja) Ic試験装置のコンタクトボード及びこれに接触動作するロボットの位置合わせ方法
JP2005276961A (ja) 半導体試験装置のコンタクトリング
JP2825073B2 (ja) 半導体集積回路の検査装置
JP2624129B2 (ja) 多ピン半導体集積回路の検査装置
JP3594137B2 (ja) Icテスタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080513