JP2002234674A - ビル管理システム - Google Patents

ビル管理システム

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JP2002234674A
JP2002234674A JP2001029571A JP2001029571A JP2002234674A JP 2002234674 A JP2002234674 A JP 2002234674A JP 2001029571 A JP2001029571 A JP 2001029571A JP 2001029571 A JP2001029571 A JP 2001029571A JP 2002234674 A JP2002234674 A JP 2002234674A
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Application number
JP2001029571A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Hoshino
恭祐 星野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】正規の利用者以外の者が特定の場所に進入する
ことができず、正規の利用者は、通常の識別手段を使用
するだけで、エレベータを利用する度に行き先階をボタ
ンで指定する必要がなく、かつ、分かり易い行き先案内
を受けることができるようにする。 【解決手段】ビルの利用者の保持する媒体が格納する目
的地を示すIDコードを読み取る読取機16と、該読取
機16と通信可能に接続され、前記ビルの内部に設置さ
れた搬送機の内部に配設された経路案内手段とを有し、
該経路案内手段は、前記読取機16が読み取ったIDコ
ードの示す目的地までの経路を音声又は表示によって、
前記搬送機に搭乗している前記利用者に案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル管理システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホテル、マンション、オフィスビ
ル等の集合建築物(以下「ビル」という。)において、
出入りする不特定多数の人々の行き先を制限するもの
は、各部屋の扉の鍵だけであり、部屋以外の場所は誰で
も自由に行き来することができるようになっているのが
一般的である。
【0003】なお、前記ビル内のある特定のエリア、例
えば、要人専用のフロアへの行き来に特別の専用エレベ
ータが設けられている場合もあるが、不正に進入する意
図を有する者であっても、前記専用エレベータを利用す
ることによって、その特定のエリアに侵入することがで
きてしまう。
【0004】また、マンションのように住人の居住する
フロアが固定されているビルにおいて、所定の場所に到
達しようとする者は、エレベータの中で行き先階をボタ
ンで指定する必要があり、また、オフィスビル、雑居ビ
ル等の一部の高層ビルにおいては、停止フロア別にエレ
ベータが分けられていたりするので、不特定多数の人々
が不必要に進入してくる可能性が少なくなっているが、
各エレベータによる侵入者を制限することはできないの
で、不正に進入する意図を有する者を排除することはで
きない。
【0005】このため、不正に進入する意図を有する者
を排除する必要がある場合には、ビルの入口や、エレベ
ータの出入口等の場所にゲートを設置して、該ゲートを
通過する入場者を管理するゲート管理を実施するように
なっている。ここで、前記ゲートは、例えば、ビルの入
口の扉やエレベータの自動扉であって、あらかじめ登録
された鍵、IDカード等を挿入したり、ID番号を入力
することによって、ゲートを通過できるようになってい
る。これによって、前記鍵、IDカード、ID番号等を
保持している正規の者以外の者が、ビルやビルの特定の
場所に進入できないようになっている。
【0006】なお、前記正規の者とそれ以外の者を識別
する手段としては、鍵、IDカード、また、指紋、網
膜、アイリス(虹彩)等の身体的特徴がある。例えば、
網膜を使用した機密室の入退出管理(実公平3−101
911号公報参照)や、アイリスを使用した個人識別管
理(特公平5−84166号公報参照)が既に提供され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のビル管理システムにおいては、例えば、ホテルのよ
うに、展示会、レセプション等に来場する不特定多数の
人々の出入りを当然のこととするビルでは、行き先の制
限をすることができないので、宿泊利用者のエリア、バ
ックヤード、要人のエリア等であっても誰もが行き来す
ることができてしまう。
【0008】また、不特定多数の人々の出入りを当然の
こととするビルでは、エレベータの内部に各フロアの施
設を説明するボード等を配設することによって、行き先
を案内するようになっている。しかしながら、種々の施
設を多数有する巨大なビルの場合であると、前記ボード
に記載された説明事項が多岐にわたるために、目的地を
探すのに時間がかかってしまう。一方、前記ボードに記
載された説明事項によって、不正に進入する意図を有す
る者にビル全体の内部構造を容易に知られる危険性が高
くなってしまう。
【0009】さらに、客室数の多い大型のホテルの場
合、宿泊利用者は自分の部屋が何処にあるのかが分かり
にくく、客室にたどり着くまでに時間がかかってしまう
ことが多い。一方、このような大型のホテルでは客室ド
アの鍵としてカードを使用している場合が多いが、前記
カードは単に客室ドアの鍵としてだけ使用されており、
前記宿泊利用者の不便さを解消するために活用されてい
ない。
【0010】また、マンション、オフィスビル等のビル
の場合、居住者は、行き先が決まっているにも関わら
ず、エレベータを利用する度に行き先階をボタンで指定
する必要があり、煩わしく感じてしまう。さらに、荷物
等で両手がふさがっている場合には前記ボタンを操作す
ることができず、極めて不便である。
【0011】本発明は、前記従来のビル管理システムの
問題点を解決して、正規の利用者以外の者が特定の場所
に容易に進入することができず、正規の利用者は、通常
の識別手段を使用するだけで、エレベータを利用する度
に行き先階をボタンで指定する必要がなく、かつ、分か
り易い行き先案内を受けることができるビル管理システ
ムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のビ
ル管理システムにおいては、ビルの利用者の保持する媒
体が格納する目的地を示すIDコードを読み取る読取機
と、該読取機と通信可能に接続され、前記ビルの内部に
設置された搬送機の内部に配設された経路案内手段とを
有し、該経路案内手段は、前記読取機が読み取ったID
コードの示す目的地までの経路を音声又は表示によっ
て、前記搬送機に搭乗している前記利用者に案内する。
【0013】本発明の他のビル管理システムにおいて
は、ビルの利用者の保持する媒体が格納する目的地を示
すIDコードを読み取る読取機と、該読取機と通信可能
に接続され、前記ビルの内部に配設された経路案内手段
とを有し、該経路案内手段は、前記読取機が読み取った
IDコードの示す目的地までの経路を音声又は表示によ
って、前記利用者に案内する。
【0014】本発明の更に他のビル管理システムにおい
ては、ビルの利用者の保持する媒体が格納する目的地を
示すIDコードを読み取る読取機と、該読取機と通信可
能に接続され、前記ビルの内部に設置された搬送機とを
有し、前記利用者が前記搬送機に搭乗した場所が前記読
取機が読み取ったIDコードの示す目的地と同一である
場合、前記搬送機は前記ビルのロビーに戻る。
【0015】本発明の更に他のビル管理システムにおい
ては、ビルの利用者の保持する媒体が格納する目的地を
示すIDコードを読み取る読取機と、該読取機と通信可
能に接続され、前記ビルの内部に設置された搬送機とを
有し、前記利用者は、前記媒体に書き込まれた目的地を
示すIDコードを前記読取機に読み取らせることによっ
て、前記搬送機を呼び出すことができる。
【0016】本発明の更に他のビル管理システムにおい
ては、ビルの利用者の保持する媒体が格納する目的地を
示すIDコードを読み取る読取機と、該読取機と通信可
能に接続され、前記ビルの内部の経路に配設された通行
制限手段とを有し、該通行制限手段は、前記読取機が読
み取ったIDコードの示す目的地が適切である場合に通
行を許可し、それ以外の場合に通行を禁止することによ
って、侵入者を一時的に閉じ込める。
【0017】本発明の更に他のビル管理システムにおい
ては、さらに、前記媒体は複数のIDコードを格納し、
前記利用者は複数の前記IDコードの中から任意のID
コードを選択する。
【0018】本発明の更に他のビル管理システムにおい
ては、さらに、前記媒体の格納するIDコードは、あら
かじめ登録された前記利用者の身体的特徴と関係づけら
れ、前記読取機は、IDコードを読み取った場合に前記
身体的特徴を照合する。
【0019】本発明の更に他のビル管理システムにおい
ては、さらに、前記読取機は、IDコードを読み取る代
わりに、あらかじめ登録された前記利用者の身体的特徴
を照合することによって、前記利用者が取得したIDコ
ードを確認する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態における
ビル管理システムの概略図である。なお、本実施の形態
においては、ビル管理システムをホテルに適用した場合
について説明する。
【0022】図に示されるように、11はホテルの利用
者である宿泊利用者がチェックイン及びチェックアウト
等の手続きを行うフロントであり、通常、該フロント1
1においては、宿泊利用者の確認、宿泊代金の決済等の
業務の他に、媒体としてのカードキー12の発行、再発
行、回収等の業務も行われる。そして、前記フロント1
1は、顧客の情報を管理し、目的地である部屋を決定し
てIDコードとしてのルームIDを管理する制御部1
4、及び、該制御部14によって割り当てられたルーム
IDが書き込まれたカードキー12を発行するカード発
行機13を備える。ここで、前記制御部14は入力手
段、演算手段、記憶手段、表示手段、通信インターフェ
イス等を備える。そして、前記カードキー12は、従来
から客室ドアの鍵として使用されていたカードと同様の
ものでよい。このようなカードとしては、磁気カード、
ICカード等の接触読取カードであってもよく、表面に
印刷されたバーコード等が光学式読取装置で読み取られ
る光学式読取カードであってもよく、磁気、電磁波等を
使用した非接触読取カードであってもよく、また、カー
ドの表面の切欠きや凹凸によって情報が表示されるカー
ドであってもよく、後述される読取機16によってカー
ドの情報を読み取ることができるものであれば、いかな
る形態のカードであってもよい。
【0023】また、15は前記フロント11が配設され
たロビーフロアと客室フロアとを結ぶ搬送機としてのエ
レベータであり、通常、エレベータホールにおいて上行
きエレベータ呼出ボタン、下行きエレベータ呼出ボタン
を操作することによってエレベータ15の呼出しを行う
ようになっている。そして、本実施の形態においては、
各フロアのエレベータホールにカードの情報を読み取る
ことができる読取機16が配設される。該読取機16
は、宿泊利用者が自己のカードキー12に書き込まれた
日付、部屋番号、シリアルコード等から成るルームID
を認識することができるように、CRT、液晶ディスプ
レー等の表示手段を備えていることが望ましい。そし
て、前記読取機16の近傍には、経路案内手段としての
音声合成部21及びフロア案内表示部22が配設され
る。また、前記エレベータ15は、単数であっても複数
であってもよく、それぞれの内部に行き先制御部23、
音声合成部24、エレベータホールから部屋までの道順
案内を経路表示部25、及び、レストラン、会議室、駐
車場、プール、スポーツジム、商店等の一般施設のある
フロア、すなわち、一般フロアを指定するための一般フ
ロア指定入力部26を備える。そして、各フロアのエレ
ベータホールに配設された前記読取機16は、エレベー
タ15の行き先制御部23に通信可能に接続され、該行
き先制御部23は演算手段、記憶手段、通信インターフ
ェイス等を備えフロント11の制御部14に通信可能に
接続される。
【0024】さらに、31〜33は客室フロアである。
ここで、客室フロアの数はいくつであってもよいが、本
実施の形態においては、前記客室フロア31〜33がホ
テルの全客室フロアを代表する。そして、客室フロア3
1〜33は、それぞれ、多数の客室を備えており、該客
室の出入口の扉には、読取機35が配設されている。ま
た、該読取機35はフロント11の制御部14に通信可
能に接続される。なお、読取機35は記憶手段を備える
とともに、図示されない前記扉のロック機構(扉に施錠
する機構)に通信可能に接続されており、前記カードキ
ー12に書き込まれたルームIDを読み取り、該ルーム
IDが、前記記憶手段にあらかじめ格納されたルームI
Dと一致した場合に、ロック機構を解除、すなわち、解
錠させるようになっている。
【0025】次に、前記構成のビル管理システムの動作
について説明する。
【0026】図2は本発明の第1の実施の形態における
ルームIDの例を示す図、図3は本発明の第1の実施の
形態におけるルームID−フロアのテーブルの例を示す
図、図4は本発明の第1の実施の形態における停止フロ
ア別IDテーブルの例を示す図である。
【0027】まず、ホテルの宿泊利用者はフロント11
において、住所、氏名、連絡先、決済方法等の顧客情報
を提示して、チェックインの手続きを行う。ここで、宿
泊の予約がある場合には、顧客情報の少なくとも一部、
及び、希望する客室のタイプ等の情報がホテルにあらか
じめ伝えられているが、予約がない場合、前記宿泊利用
者はフロント11において前記情報をホテルに伝える。
【0028】一方、ホテル側は予約がある場合には、伝
えられている前記情報を制御部14に入力しておき、所
定の客室のルームIDをカードキー12に書き込むとと
もに、前記客室の読取機35の記憶手段に前記ルームI
Dを送信して格納する。そして、予約がある宿泊利用者
がチェックインの手続きを行った時、予約内容を確認し
たうえで、カードキー12を手渡す。また、予約がない
場合には、宿泊利用者がチェックインの手続きを行った
時に、その場で制御部14に前記情報を入力し、宿泊可
能な客室のルームIDをカードキー12に書き込むとと
もに、前記客室の読取機35の記憶手段に前記ルームI
Dを送信して格納して、カードキー12を宿泊利用者に
手渡す。
【0029】次に、宿泊利用者は受け取ったカードキー
12をロビーフロアのエレベータホールに配設された読
取機16に読み込ませることによって、該読取機16
は、図2に示されるように、カードキー12に書き込ま
れた日付、客室の部屋番号、シリアルコード等から成る
ルームIDを認識する。
【0030】続いて、該ルームIDは、読取機16から
エレベータ15の行き先制御部23に送信される。な
お、ホテルのビルが高層ビルである場合には、停止フロ
ア別にエレベータが分けられていたりするが、このよう
な場合、前記ルームIDに対応するフロアに停止するエ
レベータ15が選択され、前記ルームIDは読取機16
から選択されたエレベータ15の行き先制御部23に送
信されるようになっている。
【0031】すると、該行き先制御部23は、受信した
前記ルームIDを制御部14に送信する。そして、該制
御部14は、記憶手段に格納された、図3に示されるよ
うなルームID、フロア、氏名等から成るルームID−
フロアテーブルの内容と照合し、対応するフロア及び氏
名を抽出して、前記行き先制御部23に返信する。な
お、前記制御部14が前記ルームID−フロアテーブル
を前記行き先制御部23に送信して、該行き先制御部2
3が前記ルームIDと前記ルームID−フロアテーブル
の内容とを照合するようにすることもできる。ここで、
同じ時間帯に複数の宿泊利用者がそれぞれのカードキー
12を読取機16に読み込ませた場合には、それぞれの
ルームIDに対応するフロア及び氏名が前記行き先制御
部23に返信される。
【0032】次に、前記行き先制御部23は、ルームI
Dに対応するフロア及び氏名に基づいて、図4に示され
るような停止フロア、ルームID等から成る停止フロア
別IDテーブルを作成し、記憶手段に格納する。そし
て、前記行き先制御部23は、エレベータ15の扉を開
ける指令を図示されない扉の開閉装置に送信する。これ
により、前記エレベータ15の扉が開き、宿泊利用者が
エレベータ15に乗り込むことができる。
【0033】そして、宿泊利用者がエレベータ15に乗
り込むと、行き先制御部23が扉を閉める指令を前記開
閉装置に送信し、エレベータ15の扉が閉まる。そし
て、エレベータ15は前記ルームIDに対応するフロア
まで宿泊利用者を搬送する。
【0034】なお、複数の宿泊利用者が乗り合わせる場
合、前記行き先制御部23は、エレベータホールに配設
された音声合成部21にルームIDに対応する氏名を送
信する。すると、前記音声合成部21は受信した前記氏
名を読み上げて、宿泊利用者を案内する。例えば、「星
野様、鈴木様、佐藤様、こちらのエレベータからどう
ぞ。」という案内が音声合成部21から出力されるよう
になっている。これにより、宿泊利用者は自分が乗り込
むべき所定のエレベータに、間違いなく乗り込むことが
できる。また、宿泊利用者に聴力障害を有する者が含ま
れる場合を考慮して、同様の案内をフロア案内表示部2
2にも表示することが望ましい。
【0035】次に、エレベータ15が運転を開始する
と、エレベータ15を降りた後のエレベータホールから
前記宿泊利用者の客室までの道順案内が経路表示部25
に表示されるようにすることが望ましい。これにより、
宿泊利用者は自分の客室まで迷うことなく到達すること
ができ、特にフロア面積が広い場合や通路が曲がりくね
っている場合に有効である。また、エレベータ15が前
記ルームIDに対応するフロアに到着した時に、前記行
き先制御部23は、エレベータ15内に配設された音声
合成部24にルームIDに対応する氏名を送信する。す
ると、前記音声合成部24は受信した前記氏名を読み上
げて、宿泊利用者を案内する。例えば、「星野様、到着
いたしました。」という案内が音声合成部24から出力
されるようになっている。これにより、宿泊利用者は自
分が降りるべき所定のフロアで、間違いなくエレベータ
15から降りることができる。また、宿泊利用者に聴力
障害を有する者が含まれる場合を考慮して、同様の案内
を経路表示部25にも表示することが望ましい。
【0036】そして、宿泊利用者が所定のフロアでエレ
ベータ15から降りると、当該フロアのエレベータホー
ルに配設されたフロア案内表示部22にエレベータ15
を降りた後のエレベータホールから前記宿泊利用者の客
室までの道順案内が表示されるようになっている。これ
により、宿泊利用者は自分の客室まで迷うことなく到達
することができ、特にフロア面積が広い場合や通路が曲
がりくねっている場合に有効である。また、宿泊利用者
に視力障害を有する者が含まれる場合を考慮して、同様
の案内が音声合成部21からも出力されるようにするこ
とが望ましい。
【0037】また、ホテルの一般施設を利用する者であ
って宿泊しない者、例えば、レストラン、会議室、駐車
場、プール、スポーツジム、商店等の一般施設を利用す
る一般利用者は、宿泊利用者のようにフロント11にお
いてチェックインの手続きを行う必要がない。したがっ
て、前記一般利用者はフロント11に立ち寄らないの
で、カードキー12を受け取ることがない。そして、前
記一般利用者はロビーフロアのエレベータホールにおい
て、通常のエレベータ呼出ボタンを操作して、一般施設
のある一般フロアに行く所定のエレベータ15を呼ぶ。
ホテルのビルが高層ビルである場合には、停止フロア別
にエレベータが分けられていたりするが、このような場
合、どのエレベータを呼ぶかは、一般利用者の判断に委
ねられる。
【0038】そして、エレベータ15に乗り込んだ前記
一般利用者は、一般フロア指定入力部26のレストラ
ン、一般公共フロアを示すボタンを操作して、エレベー
タ15の停止する一般フロアを指定する。ここで、前記
一般フロア指定入力部26は、一般フロアに対応するボ
タンを備えているが、一般フロア以外のフロアに対応す
るボタンを備えていない。このため、前記一般利用者
は、一般フロアを指定することができるが、客室のある
客室フロアを指定することができないので、エレベータ
15を客室フロアに停止させることができない。これに
より、カードキー12を保持する宿泊利用者以外の者
が、客室フロアのような一般フロア以外のフロアに進入
することを防止することができる。
【0039】また、客室フロアからロビーに戻る時に
も、宿泊利用者は、カードキー12を当該客室フロアの
エレベータホールに配設された読取機16に読み込ませ
るようになっている。そして、読取機16は、カードキ
ー12に書き込まれたルームIDを認識する。ここで、
該ルームIDに対応する客室が、当該客室フロアに存在
する場合には、エレベータ15が当該フロアに停止して
扉が開き、前記宿泊利用者は前記エレベータ15に乗り
込むことができる。
【0040】また、ルームIDに対応する客室が、当該
客室フロアに存在し、エレベータ15が当該フロアに停
止して扉が開き、前記宿泊利用者は前記エレベータ15
に乗り込んだ場合には、一意にロビーが選択されるの
で、宿泊利用者はボタンを押下することなくロビーと客
室フロアとの間を行き来することができる。なお、前記
宿泊利用者が公共フロアへ移動する場合は、前記一般利
用者と同様に、ロビーフロアのエレベータホールにおい
て通常のエレベータ呼出ボタンを操作し、エレベータ1
5の一般フロア指定入力部26のボタンを操作して、エ
レベータ15の停止する一般フロアを指定する。
【0041】一方、前記ルームIDに対応する客室が当
該客室フロアに存在しない場合には、エレベータ15が
当該フロアに停止しない。なお、客室フロアのエレベー
タホールには、通常のエレベータ呼出ボタンが配設され
ていない。
【0042】さらに、非常階段の入口にも読取機16を
配設し、当該客室フロアに存在する客室のルームIDが
書き込まれたカードキー12を読み込ませないと非常階
段への扉が開かず、非常階段を通行することができない
ようになっている。これにより、適切なカードキー12
を保持する宿泊利用者以外の者、例えば、一般利用者、
当該客室フロア以外のフロアの客室に宿泊する宿泊利用
者等の者が、客室フロアに進入した場合に、該進入した
者を一定時間当該客室フロアに閉じ込めることができ
る。
【0043】なお、火災等の非常時には、制御部14か
ら一斉開放信号を送信して、非常階段への扉を開放した
り、個々の扉が備える電気鍵の機能によって開放するこ
とによって、安全性を確保している。
【0044】このように、本実施の形態においては、従
来から客室ドアの鍵として使用されていたカードと同様
のものであるカードキー12を使用して、エレベータ1
5の行き先を指定することができるので、宿泊利用者は
自分の客室がどこにあるかを調べる必要がないとともに
覚える必要がなく、利便性を向上させることができる。
【0045】また、カードキー12だけが客室フロアで
のエレベータ15の停止条件になっているので、一般施
設を利用する一般利用者のような宿泊利用者以外の者の
客室フロアへの進入を制限することができる。さらに、
宿泊利用者であっても自分の客室フロア以外の客室フロ
アに降り立つことができないので、ホテル内のプライバ
シーを向上させることができるとともに、セキュリティ
を向上させることができる。
【0046】そして、客室フロアに当該客室フロアの宿
泊利用者以外の者が進入した場合でも、客室フロアから
離れるときに、エレベータ15の呼出しにカードキー1
2が必要であり、かつ、非常階段の入口もカードキー1
2がないと開けることができないようになっているの
で、進入した者をフロアに一定時間閉じ込めることがで
きるので、防犯効果を向上させることができる。
【0047】さらに、宿泊利用者がホテル内を移動する
ときにはカードキー12を使用して移動するようになっ
ているので、ホテル内の宿泊利用者の位置を制御部14
によってだいたい把握することができ、宿泊利用者の呼
出しを早くすることができる等のサービスを向上させる
ことができる。この場合、宿泊利用者の動きに合わせて
客室清掃等を効率よく行うことができるので、客室管理
を向上させることができる。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0049】図5は本発明の第2の実施の形態における
カードキーの1例の表面を示す図、図6は本発明の第2
の実施の形態におけるカードキーの1例の背面を示す
図、図7は本発明の第2の実施の形態におけるカードキ
ーの別の1例の内部構造を示す図、図8は本発明の第2
の実施の形態におけるカードキーの更に別の1例の内部
構造を示す図である。
【0050】本実施の形態において、エレベータ15
は、前記第1の実施の形態において説明した一般フロア
指定入力部26を備えていない。また、本実施の形態に
おいて、一般施設を利用する一般利用者は、一般フロア
や該一般フロアにある一般施設へ出入りするためのカー
ドキー、すなわち、一般カードを保持するようになって
いる。該一般カードは、自由に出入り可能なフロント等
において、入手することができるようになっている。
【0051】そして、前記一般カードは宿泊利用者が持
つカードキー12と同じ構成であるが、カードに書き込
まれるデータの違いによって区別される。前記カードキ
ー12には、ルームIDが書き込まれるのに対して、前
記一般カードにはルームIDが書き込まれず、一般施設
のID、すなわち、一般施設IDが書き込まれる。な
お、前記一般カードにはすべての一般施設に対応する一
般施設IDが書き込まれていてもよいし、1枚の一般カ
ードには一部の一般施設に対応する一般施設IDのみが
書き込まれていてもよい。後者の場合、多数の一般施設
を利用しようとする時には、複数の一般カードを保持す
る必要がある。
【0052】なお、本実施の形態において、エレベータ
15は一般フロア指定入力部26を備えていないので、
宿泊利用者も、一般施設を利用するために、前記一般カ
ードを保持する必要がある。この場合、宿泊利用者は複
数のカードを保持せねばならず、煩わしく感じてしま
う。
【0053】そこで、宿泊利用者の保持するカードキー
を一般カードの機能を兼ね備えたものとすることができ
る。このようなカードキーの1例として、図5及び6に
示されるカードキー40がある。
【0054】ここで、カードキー40には、客室、駐車
場、商店等出入りする目的地の名称が表面に印刷されて
いるとともに、それぞれの目的地に対応する目的地切込
み41が形成されている。そして、目的地選択スライド
カバー42をスライドさせることによって目的地に対応
する目的地切込み41を隠すようになっている。この場
合、目的地切込み41が隠された場所が選択された目的
地となる。
【0055】また、前記カードキー40の裏面には、図
6に示されるように、目的地切込み41のそれぞれに対
応して、磁気記録帯から成る目的地ID記憶部48が形
成されている。そして、該目的地ID記憶部48のそれ
ぞれには目的地切込み41に対応する目的地のIDが書
き込まれている。
【0056】この場合、読取機16は、目的地選択スラ
イドカバー42によって隠された目的地切込み41に対
応する目的地ID記憶部48に書き込まれたIDを読み
取るようになっている。
【0057】また、一般カードの機能を兼ね備えたカー
ドキーの別の例として、図7に示されるカードキー5
0、又は、図8に示されるカードキー55がある。ここ
で、カードキー50は磁気を使用した非接触読取カード
であって、図7に示されるような内部構造を有し、発信
回路部53と、該発信回路部53に接続され目的地切込
み41に対応し、コイル52を含む開回路とを備える。
また、目的地選択スライドカバー51は前記開回路の両
端を短絡する導通路を備える。
【0058】そして、目的地選択スライドカバー51に
よって隠された目的地切込み41に対応する開回路は、
両端が導通されるので、コイル52が磁力を発生して、
その磁力が読取機16に読み取られるようになってい
る。
【0059】また、カードキー55も磁気を使用した非
接触読取カードであって、図8に示されるような内部構
造を有し、発信回路部57と、該発信回路部57に接続
され目的地切込み41に対応する開回路と、共通のコイ
ル58とを備える。また、目的地選択スライドカバー5
6は前記開回路の両端を短絡する導通路を備える。
【0060】そして、目的地選択スライドカバー56に
よって隠された目的地切込み41に対応する開回路は、
両端が導通されるので、コイル58が磁力を発生して、
その磁力が読取機16に読み取られるようになってい
る。
【0061】なお、前記カードキー40、50、55か
ら、客室の名称並びに客室に対応する目的地切込み4
1、目的地ID記憶部48及び開回路を削除したものを
一般カードとすることもできる。この場合、カードキー
と一般カードの構造がほとんど同じなので、前記カード
キー及び一般カードの製造コストを低くすることができ
る。
【0062】次に、前記構成のビル管理システムの動作
について説明する。
【0063】本実施の形態において、一般利用者は、ロ
ビーフロア等の自由に出入り可能な場所で、フロント1
1における手続きを行うことなく、一般カードを入手す
る。そして、該一般カードに書き込まれた一般施設のI
Dを読取機16に読み込ませることによって、所望の一
般フロアにエレベータ15を自動的に停止させ、所望の
一般施設に出入りする。この場合、前記第1の実施の形
態と同様に、エレベータ15を降りた後のエレベータホ
ールから前記一般施設までの道順案内がフロア案内表示
部22や経路表示部25に表示されるようにすることが
望ましい。これにより、一般利用者は一般施設まで迷う
ことなく到達することができ、特にフロア面積が広い場
合や通路が曲がりくねっている場合に有効である。
【0064】また、宿泊利用者も、一般施設を利用する
場合、一般利用者と同様に、前記一般カードを入手し、
該一般カードに書き込まれた一般施設のIDを読取機1
6に読み込ませることによって、所望の一般フロアにエ
レベータ15を停止させ、所望の一般施設に出入りす
る。なお、宿泊利用者の保持するカードキーが一般カー
ドの機能を兼ね備えたものである場合は、該カードキー
を使用することによって、一般フロアにエレベータ15
を停止させ、一般施設に出入りする。
【0065】このように、本実施の形態においては、一
般利用者及び宿泊利用者のすべてが一般カードに書き込
まれた一般施設のIDに基づいて、所望の一般施設まで
スムーズに移動することができ、所望の一般施設までの
経路を探索する必要がなく、利便性が向上する。また、
許可された場所以外への立入りが制限されるので、ホテ
ル内部のセキュリティを向上させることができる。
【0066】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、前記第1及び第2の実施の形態と同じ
構造を有するもの及び同じ動作については、その説明を
省略する。
【0067】図9は本発明の第3の実施の形態における
カード発行機の構成を示す図である。
【0068】本実施の形態において、カードキーは、図
9に示されるような構成を有するカード発行機61によ
って発行される。なお、前記カード発行機61は、ホテ
ルの入口付近、不特定多数の者が立ち入り可能な場所と
立ち入りが制限される場所との境界付近等に配設され
る。また、前記カード発行機61は、個人識別のために
身体的特徴を使用する個人識別手段を有する。そして、
カード発行機61が有する個人識別機能の識別手段とし
ては、アイリス、指紋、顔貌、声紋等のいずれであって
もよいが、本実施の形態においては、アイリスを識別手
段として使用した個人識別手段を有するカード発行機6
1について説明する。
【0069】図において、62はアイリスを撮影するカ
メラ、63は撮影のための照明である。そして、前記カ
メラ62及び照明63は、演算手段、記憶手段、通信イ
ンターフェイス等を備える処理部64に通信可能に接続
される。また、65は目的地の表示出力、目的地選択入
力、操作ガイド等の機能を有する入出力部、66は現
金、クレジットカード等を扱う決済部、67はカードキ
ーの発行、受領を行うカードキー入出力部であり、前記
入出力部65、決済部66及びカードキー入出力部67
も、前記処理部64に通信可能に接続される。
【0070】また、72は、アイリスデータが様々なサ
ービス、決済等の共通の本人確認手段として管理、運用
されるために使用されるアイリス共通データベースであ
る。なお、該アイリス共通データベース72は、通常、
ホテルとは別の場所に配設され、かつ、ホテルを運営す
る者とは別の、独立した第3者機関によって運営され
る。そして、前記処理部64は、ネットワーク71を介
して、前記アイリス共通データベース72に通信可能に
接続されている。さらに、前記処理部64はフロント1
1の制御部14にも、通信可能に接続されている。
【0071】なお、本実施の形態において、カードキー
は、前記第2の実施の形態における一般カードであって
もよい。
【0072】次に、前記構成のビル管理システムの動作
について説明する。
【0073】前記第1の実施の形態においては、フロン
ト11において、ホテルマン等の人間が本人確認の後に
カードキーを渡すようになっていたが、本実施の形態に
おいては、無人のカード発行機で身体的特徴を登録する
ことによって、カードキーを発行するようになってい
る。
【0074】まず、宿泊利用者又は一般利用者はホテル
の建物に到着したとき、カード発行機61に立ち寄る。
すると、該カード発行機61は、近接センサ等を使用し
て宿泊利用者又は一般利用者の接近を感知し、入出力部
65にガイダンスを表示して、宿泊利用者又は一般利用
者に希望するメニューの入力を促す。
【0075】そして、宿泊利用者又は一般利用者がカー
ドキーが必要となるメニューを選択して入力した場合、
カード発行機61は、入出力部65に身体的特徴を登録
する通知を表示し、宿泊利用者又は一般利用者の登録許
可によって登録手順を示す。宿泊利用者又は一般利用者
は登録手段に従って身体的特徴をカード発行機に登録す
る。本実施の形態において、身体的特徴はアイリスであ
るので、カード発行機61は、ガイダンスによってカメ
ラ62を見つめるように宿泊利用者又は一般利用者を促
し、撮像、画質評価、アイリスデータ化、照合評価の後
にアイリスを登録する。そして、登録と共にカードキー
入出力部67からカードキーが発行される。
【0076】なお、アイリスデータが様々なサービス、
決済等の共通の本人確認手段として管理、運用され、ア
イリス共通データベース72に既に登録されている場
合、宿泊利用者又は一般利用者は、カードキー発行機の
前でアイリス登録することなく、メニューの指定して入
力すると、アイリスが照合されて、カードキーが発行さ
れる。また、何かしらの有償サービスの提供を受ける宿
泊利用者又は一般利用者の場合、決済部66においてク
レジットカードの登録又はクレジットカードの個人属性
と、カードキー発行機61に入力されたアイリスと、ア
イリス共通データベース72のアイリスとの照合を実施
することによって、本人確認を確実なものにすることが
できる。
【0077】そして、カードキーを受け取った後、宿泊
利用者又は一般利用者は、前記第2の実施の形態と同様
の動作を行う。
【0078】本実施の形態においては、カードキー確認
機能を付加することによって、カードキーが第3者の手
に渡った場合でも、該第3者が正規の宿泊利用者又は一
般利用者になりすますことを防止することができる。
【0079】例えば、エレベータに搭乗する際、エレベ
ータホールに配設された読取機にカードキー確認機能を
付加すると、カードキーのIDを読み取る際に、IDを
与えた本人であるかどうかをアイリスを読み取ることに
よって、制御部14に一時保存してあるカードキーの発
行時に取得したアイリスデータと照合し、正規の宿泊利
用者又は一般利用者であるか否かを識別することができ
る。
【0080】このように、本実施の形態においては、カ
ードキーを発行する必要条件として個人識別手段を設定
することによって、誰に対してカードキーを発行したの
かを明らかにすることができるので、カードキーの発行
を自動化することができる。また、アイリス共通データ
ベース72を利用することができる場合には、グローバ
ルな本人確認と決済の自動化とを可能にすることがで
き、カードキー確認機能によって必要箇所で正規の宿泊
利用者又は一般利用者であるか、なりすました第3者で
あるかを判別することができるので、セキュリティを向
上させることができるとともに、コストを削減すること
ができる。
【0081】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜3の実施の形態と同じ構造
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0082】本実施の形態においては、カードキーに記
憶手段が配設された点で、前記第3の実施の形態と相違
し、他の点については前記第3の実施の形態と同様であ
る。この場合、カード発行機61に入力された個人デー
タを制御部14又はカード発行機61等のシステム側だ
けでなく、カードキーの記憶手段に格納することもでき
る。
【0083】このように、本実施の形態においては、カ
ード発行機61に入力された個人データをカードキーの
記憶手段に格納できるようにしたので、カードキーを確
認する際に、制御部14等のシステム側に保存されてい
るデータへのアクセスを行うことなく、読取機と宿泊利
用者又は一般利用者との間で本人確認を行うことができ
るので、データ処理量を軽減することができ、システム
を簡素化することができ、コストを削減することがで
き、データ処理を高速化することができる。
【0084】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜4の実施の形態と同じ構造
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0085】本実施の形態においては、カードキー等の
物理的なキーを使用せずに、宿泊利用者、一般利用者等
の施設利用者の身体的特徴を使用して、該施設利用者を
識別する。
【0086】この場合、不特定多数の者が立ち入り可能
な場所、例えば、フロント11に登録機が配設される。
施設利用者がホテルにおいて利用する施設、顧客情報、
個人の身体的特徴が、前記登録機によって、ホテルの施
設の利用許可データベースに登録される。該利用許可デ
ータベースに登録されているデータは、ホテルの各所に
配設された施設利用確認機からアクセスすることがで
き、施設利用者の行く先ざきで施設利用権の有無の確
認、及び、課金対象サービスの決済のために、身体的特
徴を使用した個人識別を実施するようになっている。
【0087】そして、前記施設利用確認機は、入場制限
を加えたい場所の境界付近、例えば、エレベータホール
に配設される。前記施設利用確認機は、前記第3の実施
の形態における読取機のカードキー確認機能と同様の機
能を有し、本人であるかどうかをアイリスを読み取るこ
とによって、前記利用許可データベースに登録してある
アイリスデータと照合し、正規の宿泊利用者又は一般利
用者であるか否かを識別することができる。
【0088】次に、前記構成のビル管理システムの動作
について説明する。
【0089】まず、施設利用希望者は、誰でも自由に行
き来することができるエリア、例えば、フロント11に
おいて利用する施設、顧客情報、及び、身体的特徴をシ
ステムの利用許可データベースに登録する。
【0090】そして、前記施設利用者は、ホテル内の行
く先ざきで、施設利用確認機によって、施設利用権の有
無の確認、及び課金対象サービスの決済のために、アイ
リス等の身体的特徴を使用して識別される。
【0091】例えば、前記施設利用者がエレベータを利
用する場合、エレベータホールに配設された施設利用確
認機によってアイリスを照合することによって、エレベ
ータを呼び出すことができる。そして、前記施設利用者
に許可されたフロアが複数ある場合は、複数のフロアが
エレベータの内部の行き先表示部に表示されるので、前
記施設利用者は前記行き先表示部に表示されたフロアか
ら所望のフロアを選択することができる。なお、許可さ
れたフロアが一つである場合は、前記施設利用者が選択
することはできず、エレベータは許可されたフロアへ移
動する。
【0092】さらに、前記施設利用者に許可されたフロ
アが複数ある場合であっても、デフォルトのフロアに自
動的にエレベータが移動するようにしてもよい。例え
ば、乗り込むフロアがロビーフロアである場合、客室フ
ロアをデフォルトのフロアとして設定したり、乗り込む
フロアが客室フロアである場合、ロビーフロアをデフォ
ルトのフロアとして設定したりすることによって、前記
施設利用者が前記行き先表示部に表示されたフロアから
所望のフロアを選択しなくても、一定の待ち時間の後に
自動的にエレベータが移動を開始するようにしてもよ
い。これにより、前記施設利用者は、荷物等を両手に所
持している場合であっても、容易に所望のフロアに移動
することができる。
【0093】このように、本実施の形態においては、カ
ードキー等の物理的なキーを使用するとなく、アイリス
のような施設利用者の身体的特徴を使用して、該施設利
用者を識別し、所望の施設まで移動することができるよ
うになっている。したがって、施設利用者は物理的なキ
ーを保持する必要がないので、煩わしく感じることもな
い。また、キーを忘れたり、紛失したりして、所望の施
設まで移動することができなくなることもないので、施
設利用者にとっての利便性が向上する。また、ホテルを
運営する者にとっても、紛失したキーを作り直したりす
る必要がないので、コストを低下させることができる。
【0094】なお、前記実施の形態においては、本発明
のビル管理システムをホテルにおいてエレベータを移動
手段とした例について説明したが、本発明のビル管理シ
ステムはホテル以外のビル、例えば、マンション、オフ
ィスビル等にも適用することができる。また、管理シス
テムを適用する対象の移動手段として、エレベータを例
にとって説明したが、上下に移動するエレベータだけで
なく、ドアtoドアの移動手段を対象とすることによっ
て、個人移動システムとして構築することができる。す
なわち、本発明における管理システムを現在のタクシー
やエスカレータなどのような個人移動手段に適用するこ
とができる。
【0095】さらに、本発明は前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形さ
せることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除
するものではない。
【0096】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ビル管理システムにおいては、ビルの利用者の保
持する媒体が格納する目的地を示すIDコードを読み取
る読取機と、該読取機と通信可能に接続され、前記ビル
の内部に設置された搬送機の内部に配設された経路案内
手段とを有し、該経路案内手段は、前記読取機が読み取
ったIDコードの示す目的地までの経路を音声又は表示
によって、前記搬送機に搭乗している前記利用者に案内
する。
【0097】この場合、利用者は自分が降りるべき所定
の場所で、間違いなく搬送機から降りることができる。
また、利用者に視力障害を有する者が含まれる場合、音
声による案内が有効である。
【0098】他のビル管理システムにおいては、ビルの
利用者の保持する媒体が格納する目的地を示すIDコー
ドを読み取る読取機と、該読取機と通信可能に接続さ
れ、前記ビルの内部に配設された経路案内手段とを有
し、該経路案内手段は、前記読取機が読み取ったIDコ
ードの示す目的地までの経路を音声又は表示によって、
前記利用者に案内する。
【0099】この場合、利用者は自分の目的地まで迷う
ことなく到達することができ、特にフロア面積が広い場
合や通路が曲がりくねっている場合に有効である。ま
た、利用者に視力障害を有する者が含まれる場合、音声
による案内が有効である。
【0100】更に他のビル管理システムにおいては、ビ
ルの利用者の保持する媒体が格納する目的地を示すID
コードを読み取る読取機と、該読取機と通信可能に接続
され、前記ビルの内部に設置された搬送機とを有し、前
記利用者が前記搬送機に搭乗した場所が前記読取機が読
み取ったIDコードの示す目的地と同一である場合、前
記搬送機は前記ビルのロビーに戻る。
【0101】この場合、利用者は行き先のボタンを押下
することなくロビーへ行くことができ、利便性が向上す
る。
【0102】更に他のビル管理システムにおいては、ビ
ルの利用者の保持する媒体が格納する目的地を示すID
コードを読み取る読取機と、該読取機と通信可能に接続
され、前記ビルの内部に設置された搬送機とを有し、前
記利用者は、前記媒体に書き込まれた目的地を示すID
コードを前記読取機に読み取らせることによって、前記
搬送機を呼び出すことができる。
【0103】この場合、媒体を保持する利用者以外の者
が、客室フロアのような一般のフロア以外のフロアに進
入することを防止することができるので、セキュリティ
が向上する。
【0104】更に他のビル管理システムにおいては、ビ
ルの利用者の保持する媒体が格納する目的地を示すID
コードを読み取る読取機と、該読取機と通信可能に接続
され、前記ビルの内部の経路に配設された通行制限手段
とを有し、該通行制限手段は、前記読取機が読み取った
IDコードの示す目的地が適切である場合に通行を許可
し、それ以外の場合に通行を禁止することによって、侵
入者を一時的に閉じ込める。
【0105】この場合、進入した者を一定時間閉じ込め
ることができるので、防犯効果を向上させることができ
る更に他のビル管理システムにおいては、さらに、前記
媒体は複数のIDコードを格納し、前記利用者は複数の
前記IDコードの中から任意のIDコードを選択する。
【0106】この場合、利用者は複数のカードを保持す
る必要がないので、煩わしく感じることがない。
【0107】更に他のビル管理システムにおいては、さ
らに、前記媒体の格納するIDコードは、あらかじめ登
録された前記利用者の身体的特徴と関係づけられ、前記
読取機は、IDコードを読み取った場合に前記身体的特
徴を照合する。
【0108】この場合、正規の利用者になりすました第
3者であるかを判別することができるので、セキュリテ
ィを向上させることができるとともに、コストを削減す
ることができる。
【0109】更に他のビル管理システムにおいては、さ
らに、前記読取機は、IDコードを読み取る代わりに、
あらかじめ登録された前記利用者の身体的特徴を照合す
ることによって、前記利用者が取得したIDコードを確
認する。
【0110】この場合、利用者は媒体を保持する必要が
ないので、煩わしく感じることもない。また、媒体を忘
れたり、紛失したりして、所望の施設まで移動すること
ができなくなることもないので、利用者にとっての利便
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるビル管理シ
ステムの概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるルームID
の例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるルームID
−フロアのテーブルの例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における停止フロア
別IDテーブルの例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるカードキー
の1例の表面を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるカードキー
の1例の背面を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるカードキー
の別の1例の内部構造を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるカードキー
の更に別の1例の内部構造を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるカード発行
機の構成を示す図である。
【符号の説明】 16、35 読取機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ビルの利用者の保持する媒体が格
    納する目的地を示すIDコードを読み取る読取機と、
    (b)該読取機と通信可能に接続され、前記ビルの内部
    に設置された搬送機の内部に配設された経路案内手段と
    を有し、(c)該経路案内手段は、前記読取機が読み取
    ったIDコードの示す目的地までの経路を音声又は表示
    によって、前記搬送機に搭乗している前記利用者に案内
    することを特徴とするビル管理システム。
  2. 【請求項2】 (a)ビルの利用者の保持する媒体が格
    納する目的地を示すIDコードを読み取る読取機と、
    (b)該読取機と通信可能に接続され、前記ビルの内部
    に配設された経路案内手段とを有し、(c)該経路案内
    手段は、前記読取機が読み取ったIDコードの示す目的
    地までの経路を音声又は表示によって、前記利用者に案
    内することを特徴とするビル管理システム。
  3. 【請求項3】 (a)ビルの利用者の保持する媒体が格
    納する目的地を示すIDコードを読み取る読取機と、
    (b)該読取機と通信可能に接続され、前記ビルの内部
    に設置された搬送機とを有し、(c)前記利用者が前記
    搬送機に搭乗した場所が前記読取機が読み取ったIDコ
    ードの示す目的地と同一である場合、前記搬送機は前記
    ビルのロビーに戻ることを特徴とするビル管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 (a)ビルの利用者の保持する媒体が格
    納する目的地を示すIDコードを読み取る読取機と、
    (b)該読取機と通信可能に接続され、前記ビルの内部
    に設置された搬送機とを有し、(c)前記利用者は、前
    記媒体に書き込まれた目的地を示すIDコードを前記読
    取機に読み取らせることによって、前記搬送機を呼び出
    すことができることを特徴とするビル管理システム。
  5. 【請求項5】 (a)ビルの利用者の保持する媒体が格
    納する目的地を示すIDコードを読み取る読取機と、
    (b)該読取機と通信可能に接続され、前記ビルの内部
    の経路に配設された通行制限手段とを有し、(c)該通
    行制限手段は、前記読取機が読み取ったIDコードの示
    す目的地が適切である場合に通行を許可し、それ以外の
    場合に通行を禁止することによって、侵入者を一時的に
    閉じ込めることを特徴とするビル管理システム。
  6. 【請求項6】 前記媒体は複数のIDコードを格納し、
    前記利用者は複数の前記IDコードの中から任意のID
    コードを選択する請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    ビル管理システム。
  7. 【請求項7】 前記媒体の格納するIDコードは、あら
    かじめ登録された前記利用者の身体的特徴と関係づけら
    れ、前記読取機は、IDコードを読み取った場合に前記
    身体的特徴を照合する請求項1〜6のいずれか1項に記
    載のビル管理システム。
  8. 【請求項8】 前記読取機は、IDコードを読み取る代
    わりに、あらかじめ登録された前記利用者の身体的特徴
    を照合することによって、前記利用者が取得したIDコ
    ードを確認する請求項1〜6のいずれか1項に記載のビ
    ル管理システム。
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