JP2002232312A - 情報処理装置および方法 - Google Patents

情報処理装置および方法

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JP2002232312A
JP2002232312A JP2001357873A JP2001357873A JP2002232312A JP 2002232312 A JP2002232312 A JP 2002232312A JP 2001357873 A JP2001357873 A JP 2001357873A JP 2001357873 A JP2001357873 A JP 2001357873A JP 2002232312 A JP2002232312 A JP 2002232312A
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Tomohisa Shiga
知久 志賀
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信したニュース情報を音声出力する。 【構成】 ワークステーションで生成されたニュース情
報が放送センタから放送され、BSチューナ51で受信
され、RAM60に記憶される。リモコン62によっ
て、RAM60が記憶したニュース情報の複数の記事情
報の優先順位が設定される。リモコン62が設定した優
先順位に基づいて、RAM60に記憶されたニュース情
報によるニュース画像データは、NTSC信号発生回路
54に出力され、ニュース情報によるテキスト情報は、
テキスト読み上げ回路58に出力される。テキスト読み
上げ回路58は、CPU61の制御に従って、RAM6
0に記憶されたニュース情報のテキスト情報を音声出力
に変換し、スピーカ(図示せず)に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法に関し、例えば、放送衛星を介してニュース情報
を受信する場合に用いて好適な情報処理装置および方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会構造の多様化により、ニュー
ス情報は様々なジャンル毎に提供されるようになった。
そしてニュース情報は、従来より新聞等の印刷物形態
や、ラジオ、テレビ等の放送形態により供給されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ニュー
ス情報を得るには、新聞等を読むか、予め決められた時
間に放送されるラジオ、テレビのニュース報道を視聴す
るしか方法がない。新聞は、通常、1日に朝、夕の2度
しか発行されないため、所望の時間、場所で情報を得る
ことはできるが、テレビ、ラジオ等の放送に比べ、リア
ルタイム性に欠ける。
【0004】一方、最新の情報を、例えば定期的に放送
するテレビ、ラジオ等のニュース情報は、必ずしも視聴
者が希望する時刻に放送されず、ニュース放送時刻に合
わせて視聴しなければならない。
【0005】すなわち、従来のニュース情報供給方法に
おいては、最新の情報を所望の時刻に効率的に入手する
ことができないといった問題がある。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、最新のニュース情報を受信するとともに、
受信されたニュース情報を音声出力することができるよ
うにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、テキスト情報を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信されたテキスト情報を音声信号に変換する変換手
段と、変換手段により変換された音声信号の出力を制御
する出力制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】本発明の情報処理方法は、テキスト情報の
受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップ
の処理により受信が制御されたテキスト情報を音声信号
に変換する変換ステップと、変換ステップの処理により
変換された音声信号の出力を制御する出力制御ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0009】本発明の情報処理装置および方法において
は、テキスト情報が受信され、受信されたテキスト情報
が音声信号に変換され、音声が出力される。
【0010】
【発明の実施の形態】BSの独立データ部に多重化して
情報を送信し、送信された情報を受信、デコードして得
られたニュース情報を、ユーザからの指示に従って、テ
レビジョンに再生する一実施例の情報送信装置及び情報
再生装置を備えた情報再生システムについて、以下に説
明する。
【0011】図1は、ニュース情報を配信する情報送信
装置と、ニュース情報を再生する情報再生装置とからな
る情報再生システムの構成を示している。図1に示すよ
うに、情報送信装置では、ニュース情報は、ニュース情
報データベース用大型計算機1に蓄えられている。この
ニュース情報は、必要に応じてワークステーション2に
伝送される。
【0012】ニュース情報は常に放送し続ける必要はな
く、予め決められた時間に放送をすれば十分である。例
えば、決められた時間とは、朝、夕の2回を基本とし、
これ以外にもニュースのアップデートの必要があった場
合には放送される。つまり、天気予報や、重大事故発生
の知らせなどはすぐに放送をするべきであろう。
【0013】ワークステーション2は、その日の決めら
れた時刻になったら、大型計算機1からニュース情報を
取り出し、放送センタ3に伝送する。放送センタ3で
は、ニュース情報をBSの独立データ部に多重化し、エ
ンコードして放送する。放送された信号は、BS(放送
衛星)4、室外装置5を介し、情報再生装置としてのテ
レビジョン(以下、TV)6に表示される。
【0014】次に、放送センタ3から放送されるニュー
ス情報の構造を、図2を用いて説明する。図2に示すよ
うに、ニュース情報はいくつか(図2の例ではN個)の
記事に分かれている。ニュース情報の先頭には、記事の
数12(Nの値)が配置されており、その後には、各記
事へのポインタが並んでいる(図2の例では、N個の記
事があるので、ポインタもN個存在する)。
【0015】以下、記事1(15)を例に、記事のデー
タ構造について説明をする。記事1(15)へのポイン
タ13が示す所に、記事番号1の記事1(15)が配置
されている。記事1(15)は、さらにいくつかの情報
に分かれる。記事データの先頭には情報の数(図2の例
ではM)が配置されている。その次には、音声出力用テ
キスト20へのポインタ17が配置されている。
【0016】音声出力用テキスト20とは、その記事が
再生されている間(つまりテキストや静止画がテレビ画
面に表示されている間)、その再生と平行して(同時
に)発生されるテキストである。これは、通常、テレビ
で放送されるニュースで言うところのアナウンス(音
声)に当たり、その記事全体に渡る説明を行う。
【0017】音声出力用テキストへのポインタ17の次
には記事のジャンル18が配置されている。記事のジャ
ンルは、次に示す6種類に分類される。 0:政治 1:経済 2:科学 3:スポーツ 4:娯楽 5:天気予報
【0018】ユーザは、後述する指定手段を用いて、ジ
ャンルを指定することによって、記事に優先順位を付
け、記事再生の順序を変えることが出来る。記事のジャ
ンル18の次からは各情報へのポインタが並んでいる
(図2の例ではM個)。
【0019】情報1(21)へのポインタ19を例に、
情報1(21)のデータ構造について説明する。最初
に、情報の種類22が配置される。情報の種類は、次に
示すように、テキスト、静止画、動画に分けられる。 0:テキスト 1:静止画 2:動画
【0020】情報1(21)の例では、”0”であるの
で、この情報がテキストであることを示している。
【0021】情報のデータ構造は、情報の種類によって
異なる。以下にテキストの場合のデータ構造の説明をす
る。情報の種類22の次には、表示時間23が配置され
ている。ここには、このテキストを表示し続ける時間
が、秒の単位で書かれている。例えば、”5”が書かれ
ていれば、この情報、即ち、テキストを5秒間表示する
ことを意味する。その次には、テキスト情報の数24
(図2の例ではI)が配置されている。テキスト情報の
数24の次には、各テキストへのポインタが配置されて
いる。図2の例では、I個のテキスト情報があるので、
I個のポインタが存在する。
【0022】ポインタ25で指定されるテキスト1を例
に、テキストの説明をする。テキスト1へのポインタ2
5が指し示すテキスト情報領域27には、テキスト1を
画面に表示する際のX座標38が配置されている。これ
に続いて、Y座標39、フォントの大きさ40が配置さ
れている。その次には、テキスト1の長さ28が配置さ
れている。これは、テキスト1が可変長であるからであ
る。さらに、その次からテキスト1(29)が配置され
ている。テキスト2以降も同様である。
【0023】次に、情報の種類が静止画の場合について
説明する。これは図2における情報2(33)の場合に
相当する。静止画の場合、情報の種類34は、”1”
(静止画)となる。その次には、テキストの場合と同
様、表示時間35が配置されており、この静止画の表示
時間を示している。その次からは静止画の静止画情報3
6(画像データ)が配置されている。
【0024】動画の場合は図2に示していないが、静止
画の場合の、表示時間が無くなり、静止画情報が動画情
報になるだけである。
【0025】ユーザは、後述するリモコン62(図3)
を用いて、ニュース情報をテレビ画面に再生する。ま
た、記事のジャンルを指定することにより、再生する記
事の優先順位を設定する。
【0026】図3にTV6のブロック図を示す。放送セ
ンタ3から放送された信号は、室外装置5を介してBS
チューナ51で復調され、さらにデコーダ52によりニ
ュース情報にデコードされる。デコードされたニュース
情報は、CPU61の制御に従い、RAM60に格納さ
れる。CPU61の動作は、ROM59に格納されてい
る制御プログラムにより実行される。
【0027】BSチューナ51に入力されるニュース情
報以外のBS映像信号(音声信号を含む)は、スイッチ
SW1をa側に切り換えて、TV6のCTR53にビデ
オ出力として出力される。NTSC信号発生回路54
は、CPU61の制御に従い、生成されるRAM60に
格納されているニュース情報によるニュース画像データ
からNTSC信号を発生し、スイッチSW1をb側に切
り換えて、TV6のCRT53にビデオ出力として出力
するようになっている。
【0028】尚、このスイッチSW1の切り換えは、後
述するリモコン62のコマンドに基づいて、CPU61
がビデオ出力切り換えコントロール回路55を制御する
ことによりなされる。
【0029】一方、TV6は、赤外線信号を発生し、こ
の赤外線信号により各種制御内容(コマンド)を出力す
るリモコン62からの赤外線信号を受信するリモコン受
信回路56を備えており、リモコン受信回路56は、赤
外線信号を光電変換して光電変換信号をコマンドデコー
ダ57に出力する。コマンドデコーダ57は、光電変換
信号をデコードすることにより、リモコン入力に対応し
たコマンドを生成して、CPU61に生成されたコマン
ドを出力する。
【0030】コマンドは、リモコン62に設けられた、
上向きキー63、下向きキー64、優先順位キー65、
選択キー66、再生キー67等の各種のキーに対応した
コマンドであり、上記の各キーの機能については後述す
るが、NTSC信号発生回路54によりNTSC信号
を、SW1を介してCRT53にニュース画像を表示す
ることで、リモコン62を用いてニュース画像として再
生する記事の優先順位の設定等を行うようになってい
る。
【0031】また、CPU61が、ニュース情報のテキ
スト情報をテキスト読み上げ回路58に出力すると、テ
キスト読み上げ回路58は、ニュース情報のテキスト情
報を音声出力に変換し、図示しないスピーカに出力する
ようになっている。
【0032】このように構成されたシステムの作用につ
いて説明する。ワークステーション2は、その日の決め
られた時刻になったら、大型計算機1からニュース情報
を取り出し、放送センタ3に伝送する。放送センタ3で
は、ニュース情報をBSの独立データ部に多重化し、放
送する。放送された信号は、BS(放送衛星)4、室外
装置5を介して、TV6に入力される。TV6では、入
力された情報がRAM60に記憶される(あるいは、図
示せぬハードディスク、光磁気ディスクなどに記録され
た後、そこから読み出され、RAM60に記憶され
る)。
【0033】そして、ユーザは、図3のリモコン62を
用いて記事のジャンルを指定することにより、再生する
記事の優先順位を指定する。以下、この指定のための処
理を説明する。図4乃至図6は、この優先順位処理の流
れを示すフローチャートである。
【0034】優先順位の指定は、リモコン62の優先順
位キー65の操作が確認されることによって開始する。
優先順位キー65が操作されると、リモコン62は優先
順位キー65が操作されたことを示す信号を赤外線で送
信する。この信号は、リモコン受信回路56で光電変換
され、コマンドデコーダ57に出力される。コマンドデ
コーダ57は、その信号をデコードし、優先順位キー6
5が操作されたことを示す信号をCPU61に出力す
る。
【0035】即ち、図4に示すように、CPU61は、
ステップS1でこの信号を待ち、この信号が入力される
と、ステップS2で、ビデオ出力切り換えコントロール
回路55を介してスイッチSW1をb側に切り換える。
次にステップS3で、NTSC信号発生回路54を介し
て、図7(a)に示す優先順位画面71を表示する。
【0036】このとき、優先順位画面71は初期状態で
あり、図7(a)に示すように、全て無指定になってい
る。上述したように、ニュース情報は、例えば全部で6
種類のジャンルに分類されているので、6個の指定が出
来れば十分である。
【0037】尚、ジャンルの分類数は上記のように6種
類に限らず、他のジャンル(例えば社会、文化等)の追
加、あるいは、ジャンルのさらなる分類(例えば、ジャ
ンル”政治”を、”国際政治”と”国内政治”に分類す
る等)を行っても良い。
【0038】優先順位画面を表示した直後は、CPU6
1は、ステップS4で、図7(a)に示すように、優先
順位画面71の順位1を四角枠71aで囲む。この四角
枠71aで囲まれるところにジャンルを割り当てること
により、記事に優先順位を与える。
【0039】そこで、ステップS5で、まずリモコン6
2の下向きキー64が操作されたかどうか判断し、操作
された場合は、ステップS6に進み、操作されなかった
場合は、ステップS8に進む。ステップS6では、現
在、四角枠71aで囲まれている順位が無指定であるか
どうか判断し、無指定の場合は、ステップS5に戻る。
即ち、四角枠71aは移動されない。これは、例えば順
位1が無指定で、順位2に何らかのジャンルが指定され
ているという状況を避けるためのものである。
【0040】無指定でなければ、ステップS7で、次の
順位に四角枠71aを移動し、ステップS5に戻る。但
し、ステップS7で順位6の場合は、順位1に移動す
る。
【0041】ステップS8では、リモコン62の上向き
キー63が操作されたかどうか判断し、操作された場合
は、ステップS9で、前の順位に四角枠71aを移動
し、ステップS5に戻り、操作されなかった場合は、図
5のステップS10に進む。但し、ステップS9で順位
1の場合は、順位6に移動する。
【0042】このように、上向きキー63または下向き
キー64を操作することで、四角枠71aを、順位1乃
至順位6の所定のものに対して循環的に移動することが
できる。
【0043】図5のステップS10では、リモコン62
の優先順位キー65が操作されたかどうか判断し、操作
された場合には、ステップS11に進み、操作されない
場合には、ステップS12に進む。ステップS11で
は、ビデオ出力切り換え回路55を介してスイッチSW
1をa側に切り換え、ステップS13の再生順序決定処
理を呼び出し、終了する。再生順序決定処理の詳細につ
いては後述するが、この再生順序決定処理は、優先順位
画面で指定されたジャンルに基づいて、記事の再生順序
を決定する処理である。
【0044】四角枠71aを移動し、その順位にジャン
ルを指定するときは、選択キー66を操作する。例え
ば、優先順位1のジャンルを指定するには、図7(a)
の画面上において、優先順位1に四角枠71aを配置し
た状態で、選択キー66を操作する。
【0045】そこで、ステップS12では、リモコン6
2の選択キー66が操作されたかどうか判断し、操作さ
れた場合には、ステップS14に進み、操作されない場
合には、ステップS5(図4)に戻る。ステップS14
で、CPU61は、図7(b)に示すジャンル画面72
を表示し、ステップS15に処理を移動する。ステップ
S15で表示した最初の状態のジャンル画面では、図7
(b)に示すように、ジャンル画面72の”政治”が四
角枠72aで囲まれる。
【0046】図6のステップS16では、リモコン62
の下向きキー64が操作されたかどうか判断し、操作さ
れた場合は、ステップS17に進み、操作されなかった
場合は、ステップS18に進む。ステップS17では、
次のジャンルに四角枠72aを移動し、ステップS16
に戻る。但し、ステップS17で、図7(b)におい
て、四角枠72aが”天気予報”に位置する場合は、”
政治”に移動する。
【0047】ステップS18では、リモコン62の上向
きキー63が操作されたかどうか判断し、操作された場
合は、ステップS19で、前のジャンルに四角枠72a
を移動し、ステップS16に戻り、操作されなかった場
合は、ステップS20に進む。但し、ステップS19
で、四角枠72aが”政治”に位置する場合は、”天気
予報”に移動する。
【0048】四角枠72aを所定のジャンルへ移動し、
そのジャンルを選択(決定)するときは、選択キー66
を操作する。そこで、ステップS20では、選択キー6
6が操作されたかどうか判断し、操作された場合には、
ステップS21に進み、操作されない場合には、ステッ
プS16に戻る。ステップS21では、ステップS14
で指定した順位にあるジャンルを、現在選択されている
ジャンルに指定(変更)し、ステップS22で、優先順
位画面71(図7(a))を表示し、ステップS4に戻
り、同様の処理を繰り返す。
【0049】つまり、四角枠72aも、同様に、上向き
キー63と下向きキー64を操作することによって移動
させる(ステップS16乃至S19)。希望のジャンル
に枠72aを移動させた後、選択キー66を操作する
と、ジャンル画面に移る直前に枠71aで選択されてい
た順位の所が、ジャンル画面で選択されたジャンルに変
更され(ステップS20およびステップS21)、優先
順位画面が表示される(ステップS22)。その結果、
ジャンル画面で、例えば”天気予報”が選択された場合
は、図7(c)に示すように、優先順位画面73の順位
1に、”天気予報”が指定されることになる。このよう
にして、前述の処理を繰り返すことにより、全優先順位
を指定していくことができる。
【0050】次に、図5のステップS13の再生順序決
定処理について説明するが、それに先立ち、記事の再生
順序を指定する再生順序指定データのデータ構造を、図
8を用いて説明する。このデータ構造は、図8に示すよ
うに、単純に先頭から順に再生する記事の記事番号が並
べられているだけである。また、データの初期状態は、
図8(a)に符号81で示すように、先頭に”1”が書
かれ、以下、順に、記事番号が書かれている。これは、
ユーザが順位指定をせずに、いきなりニュースの再生を
指示した場合、記事番号の若い順に、記事が再生される
ようにするためである。再生順序決定処理は、図8
(b)に符号82で示すように、図5の優先順位指定処
理により指定された順に再生順序を変更する処理であ
る。
【0051】図9は、再生順序決定処理の流れを示すフ
ローチャートである。図9に示すように、まずステップ
S31で、変数iと変数jを1にセットし、ステップS
32で、優先順位を表す変数iにジャンルの指定がされ
ているかどうかを調べる。もし指定されていれば、ステ
ップS33で、図2に示したニュース情報の構造から、
記事のジャンルを調ベ、優先順位iに指定されているジ
ャンルと同じジャンルの記事を探し出し、ステップS3
4に進む。もしステップS32で指定されいない場合
は、ステップS40に進む。
【0052】例えば、図7(c)において、優先順位画
面73の例では、記事のジャンルが”天気予報”となっ
ている記事を探し出す。そしてステップS34で、もし
該当する記事が見つかれば、ステップS35で、その記
事番号を、図8に示した再生順序指定データのデータ構
造のj番目(図8における左からの位置)に書き込む。
尚、j=1は、再生順序指定データの先頭(左端)を示
している。
【0053】次に、ステップS36でj=Nかどうか、
すなわち、再生順序指定データのデータ構造において、
最後まで書き込まれたかどうか判断し、書き込まれたな
らば、処理を終了し、もし、最後まで書き込まれていな
ければ、即ち、j<Nならば、ステップS37で、jに
1を足し、ステップS38に進む。
【0054】ステップS38では、図2に示したニュー
ス情報の構造から、優先順位iに指定されているジャン
ルと同じジャンルの記事が、他にあるかどうか判断し、
ある場合には、ステップS33に戻り、同様の処理を繰
り返す。そして、ない場合は、ステップS40で、i=
6かどうか、即ち、すべての優先順位について処理が終
了したかどうか判断し、終了していない場合は、ステッ
プS41で、iに1を加えて、ステップS32に戻り、
新たな順位について同様の処理を行う。
【0055】そして、ステップS40で、終了したと判
断した場合は、ステップS42に進み、まだ選ばれてな
い記事があれば、図8の再生順序指定データのデータ構
造にj番目から、記事番号の若い順に書き込んでいき、
処理を終了する。
【0056】例えば、図7(a)の優先順位画面71の
ように、全く指定がなかった場合は、ステップS42の
前の段階の処理では、再生順序指定データのデータ構造
には何も書き込まれない。この場合、ステップS42
で、記事番号の順番そのままに、再生順序指定データの
データ構造に書いていく。従って、すべて無指定の場合
は、図8(a)の符号81で示す構造のように、記事番
号が1からNまで順に書き込まれる。
【0057】また、図7(c)の優先順位画面73のよ
うに、順位1に”天気予報”が指定されており、記事番
号が”3”の記事のジャンルが、”天気予報”の場合
は、図8(b)の符号82で示す構造のように、記事番
号”3が”先頭位置83に移動し、それ以降は、”1”
から順に、既に選択されている記事番号”3”を抜い
て、並べられる。
【0058】このようにして優先順位を指定した後、ユ
ーザは、リモコン62の再生キー67を操作することに
よって、ニュース情報の再生を指示することが出来る。
【0059】次に、このニュース情報の再生処理の流れ
を、図10と図11のフローチャートを用いて説明す
る。
【0060】図10に示すように、再生キー67が操作
されると、まず、ステップS51で、スイッチSW1を
b側に切り換える。次にステップS52で、iに1をセ
ットし、ステップS53で、図8の再生順序指定データ
のデータ構造からi番目に書かれている記事番号を読み
出し、ステップS54で、読み出した記事番号の記事
を、図2のニュース情報のデータ構造から読み出す。次
に、ステップS55で、その記事の音声出力用テキスト
を、図3のテキスト読み上げ回路58に出力し、音声出
力を開始する。その後、その記事の情報を再生するが、
情報が再生されている間、前記の音声出力は途切れるこ
となく発声し続け、ステップS56に進む。尚、情報
は、情報1から順に再生されていく(図2参照)。
【0061】上述したように、情報は、複数の種類(テ
キスト、静止画または動画)からなるので、ステップS
56では、まず情報の種類がテキストかどうか判断し、
テキストの場合は、ステップS57で、その情報に含ま
れるテキストを、指定されたX、Y座標に、指定された
フォントの大きさで、テレビ画面に表示時間分だけ表示
し、ステップS61(図11)に進む。
【0062】ここで、その表示例を、図12(a)の再
生画面91に示す。ここでは、複数のテキスト92、9
3、94が、各々X、Y座標に、所定フォントの大きさ
で表示されている。
【0063】テキストでない場合は、ステップS58に
進み、情報の種類が静止画かどうか判断し、静止画の場
合は、ステップS59で、図12(b)に示すような再
生画面95(便宜上、この図は、絵で表現されている)
を、表示時間分表示し、ステップS61に進む。
【0064】動画の場合は、ステップS60で、動画デ
ータ全ての再生を行い(表示時間の指定が無い)、ステ
ップS61に進む。
【0065】そして、図11のステップS61で、M個
の情報がすべて再生されたかどうか判断し、再生されて
いない場合は、ステップS62で、次の情報を読み込
み、ステップS56(図10)に戻る。M個の情報がす
べて再生された場合は、ステップS63で、iがNに等
しくなったかどうか判断し、等しくない場合、即ち、i
<Nならば、ステップS64で、iに1を加え、ステッ
プS53(図10)に戻り、等しい場合には、ステップ
S65で、スイッチSW1を、図3においてa側に切り
換え、処理を終了する。
【0066】つまり、これらの処理を、図8の再生順序
指定データのデータ構造において、先頭から書かれてい
る記事番号の順番に再生を連続的に行うことによって、
全体として、ニュースを再生したことになる。そして、
全ての再生が終了したら、スイッチSW1を、図3にお
いてa側に切り換え、通常のテレビ番組の表示が可能な
状態にする。前記のような処理を行うことによって、あ
たかも通常のテレビに対して放送されたニュースのよう
に、再生を行うことができる。
【0067】このように、本実施例の情報再生システム
の情報送信装置によれば、ワークステーション2で生成
されたニュース情報を放送センタ3から放送するので、
簡単に最新のニュース情報が放送できる。情報再生装置
では、放送されたニュース情報をBSチューナ51で受
信し、デコーダ52でデコードして、RAM60に記憶
し、リモコン62で、RAM60が記憶したニュース情
報のジャンルの優先順位を指定し、CPU61によりリ
モコン62が指定した優先順位に基づいて、RAM60
のニュース情報の構成を変更し、NTSC信号発生回路
54により映像信号を生成し、ビデオ出力としてCRT
53に出力することでニュース情報を再生するので、ユ
ーザが希望する時間帯に効率的に最新のニュース情報を
再生することができる。
【0068】尚、放送手段としてBS放送を行う放送セ
ンタ3を使用するとしたが、これに限らず、光ファイバ
等を用いたケーブル放送を行う放送センタを使用したシ
ステムでも同様な効果を得ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置および方法によれば、テキスト情報を受信し、受信
されたテキスト情報を音声信号に変換し、音声を出力す
るようにしたので、最新のニュース情報を受信するとと
もに、受信されたニュース情報を音声出力することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報送信装置及び情報再生装置を備え
た情報再生システムの一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1のワークステーションが生成する記事デー
タのフォーマットの構成を示すフォーマット図である。
【図3】図1のTVの構成を示すブロック図である。
【図4】図1の情報再生システムによる優先順位指定処
理の流れを示すフローチャートである。
【図5】図4に続くフローチャートである。
【図6】図5に続くフローチャートである。
【図7】図4の優先順位指定処理に用いられる優先順位
指定画面の一例を示す図である。
【図8】図5の再生順序決定処理に用いられる記事の再
生順序を指定する再生順序指定データのフォーマットの
構成を示すフォーマット図である。
【図9】図5の再生順序決定処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】図1の情報再生システムによる再生処理の流
れを示すフローチャートである。
【図11】図10に続くフローチャートである。
【図12】図10の再生処理により生成される再生画面
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 大型計算機, 2 ワークステーション, 3 放
送センタ, 4 衛星, 5 室外装置, 6 TV,
51 BSチューナ, 52 デコーダ,53 CR
T, 54 NTSC信号発生回路, 55 ビデオ出
力切り換えコントロール回路, 56 リモコン受信回
路, 57 コマンドデコーダ, 58 テキスト読み
上げ回路, 59 ROM, 60 RAM, 61
CPU, 62 リモコン, 63 上向きキー, 6
4 下向きキー, 65 優先順位キー, 66 選択
キー, 67 再生キー, SW1 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置から送信されてきたテキスト情
    報を処理する情報処理装置において、 前記テキスト情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記テキスト情報を音声
    信号に変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された前記音声信号の出力を制
    御する出力制御手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 送信装置から送信されてきたテキスト情
    報を処理する情報処理方法において、 前記テキスト情報の受信を制御する受信制御ステップ
    と、 前記受信制御ステップの処理により受信が制御された前
    記テキスト情報を音声信号に変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理により変換された前記音声信号
    の出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴
    とする情報処理方法。
JP2001357873A 2001-11-22 2001-11-22 情報処理装置および方法 Pending JP2002232312A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009246427A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データコンテンツ受信装置

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