JP2002231580A - 電気二重層キャパシタ - Google Patents

電気二重層キャパシタ

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JP2002231580A
JP2002231580A JP2001028054A JP2001028054A JP2002231580A JP 2002231580 A JP2002231580 A JP 2002231580A JP 2001028054 A JP2001028054 A JP 2001028054A JP 2001028054 A JP2001028054 A JP 2001028054A JP 2002231580 A JP2002231580 A JP 2002231580A
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electric double
electrode
activated carbon
double layer
separator
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Hiroyuki Tajiri
博幸 田尻
Hisashi Satake
久史 佐竹
Shizukuni Yada
静邦 矢田
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自己放電特性が向上しており、且つ高容量化等
が実現された電気二重層キャパシタを提供すること。 【解決手段】活性炭を含む電極層からなる正極及び負極
並びに該正極と負極との間に配置されたセパレーターを
備え、且つ、該正極、負極及びセパレーターに電解液を
含浸させてなる電気二重層キャパシタにおいて、該セパ
レーターが、再生セルロース繊維を叩解してなる繊維を
10重量%以上含んで抄造される紙であって、その厚み
が25〜100μm、その嵩密度が0.40〜0.60
g/cm3、且つその引張り強さが2.0kg/15m
m以上であることを特徴とする電気二重層キャパシタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極と負極との間
にセパレーターを配置し、電解液を含浸させてなる電気
二重層キャパシタに関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層キャパシタは、分極性電極と
電解液との界面に形成される電気二重層に電荷を蓄積す
ることを原理としており、電池に比して、より大電流で
急速充放電ができることからエネルギー分野への応用が
近年活発に検討されている。
【0003】電気二重層キャパシタの正極と負極との間
に配置されるセパレーターの役割は、正極と負極の間を
電気的に絶縁する一方、充放電に伴って起きる電解液中
のイオンの移動を円滑化することである。従来、かかる
セパレーターとしては、パルプを主原料とする電解コン
デンサ紙、ポリエチレン不織布、ポリプロピレン不織
布、ポリエステル不織布、クラフト紙、レーヨン繊維と
サイザル麻繊維混抄シート、マニラ麻シート、ガラス繊
維シート等が知られている(特開平9−45586号、
特開平1−304719号)。しかし、これら従来のセ
パレーターでは、得られる電気二重層キャパシタの自己
放電特性、高容量化等の観点から十分ではなかった。
【0004】また、ポリエチレン等の微孔膜又は不織布
であるセパレーターを用いた電気二重層キャパシタが提
案されているが、該セパレーターの電解液の吸液性と保
液性が低いため、イオン伝導度が低くて電気二重層キャ
パシタの内部抵抗が大きく、電気二重層キャパシタの大
きな特性の一つである瞬時の大電流放電を行うと、電圧
降下が大きくなり実用的でなかった。
【0005】また、従来の電解コンデンサ紙からなるセ
パレーターの内で、自己放電特性に優れているものは、
通常気孔率が低いことから、イオン透過性が不十分であ
り、大電流放電する電気二重層キャパシタには、適用で
きなかった。
【0006】また、電気二重層キャパシタでは高容量化
と低抵抗化が望まれるため、セパレーターを極力薄くす
る必要があるが、電解コンデンサ紙からなるセパレータ
ーを薄くすると正極と負極との間の絶縁性が不十分とな
ってミクロ的にショートし、自己放電しやすくなる。
【0007】一方、電極層の材質についても、得られる
電気二重層キャパシタの高容量化等の観点から、種々の
提案がなされている。
【0008】例えば、特開平10−41199号公報に
は、平均粒径が30μm以下で比表面積が1500m2
/g〜3000m2/gの炭素材料を使用すると、電気
二重層キャパシタの容量が大きく、かつ、内部抵抗が低
くなることが記載されているが、電極の体積当たりの容
量については具体的に記載されていない。
【0009】特開平9−275041号公報には、活性
炭、比表面積が1000m2/g以上のカーボンブラッ
ク、及びバインダーからなる電極を用いた高容量、高出
力、及び高エネルギー密度の電気二重層キャパシタが開
示されている。該実施例においては、比表面積が220
0m2/gで平均粒径が5μmの活性炭、比表面積が1
500m2/gのカーボンブラック、及びポリテトラフ
ルオロエチレンからなる電極を用いて、2.84Fの容
量を有する電気二重層キャパシタが得られているが、電
極の体積当たりの容量は、約19.3F/cm3であ
り、充分な電極の体積当たりの容量が得られていない。
【0010】特開平10−70049号公報には、比表
面積が1500m2/g〜3000m2/gで充填密度が
0.2g/cm3〜1.5g/cm3の活性炭を電極に用
いた高容量の電気二重層キャパシタが開示され、0.6
0Fの容量を有する電気二重層キャパシタが得られてい
るが、電極の体積当たりの容量は、約18.8F/cm
3であり、充分な電極の体積当たりの容量が得られてい
ない。
【0011】特開平9−63907号公報には、比表面
積が1000m2/g〜1500m2/gで平均粒径が6
μm〜10μmの椰子殻活性炭を電極に用いると共に、
非水系電解液を用いた高容量の電気二重層キャパシタが
開示されているが、電極の体積当たりの容量は、15.
0F/cm3であり、充分な電極の体積当たりの容量が
得られていない。
【0012】特開平9−320906号公報には、黒鉛
構造部分と乱層構造部分とを有する活性炭を電極に用い
た電気二重層キャパシタが開示されている。該実施例に
おいては、該活性炭を粉砕後に300メッシュ(約50
μm)の篩で分級した粉末を用いた電気二重層キャパシ
タにおいて、20F/cm3を越える容量が得られてい
る。しかしながら、重量当たりの容量が最大で37.8
F/gであり、電極密度が0.793g/cm3と高す
ぎるため、充分な保液が得られず、キャパシタの特質で
ある高出力及び高信頼性に関して不満足な点を残してい
る。
【0013】特開平8−148388号公報にも、電極
密度が0.9g/cm3で電極の体積当たりの容量が2
6.7F/cm3の電気二重層キャパシタが得られてい
るが、上記と同様の理由で好ましくない。
【0014】特開平4−26304号公報には、比表面
積が2000m2/gで平均粒径が2μmの活性炭を電
極に用いると共に、非水系電解液を電解液に用いた電気
二重層キャパシタが開示されているが、電極の体積当た
りの容量については具体的に記載されていない。
【0015】特開平1−102914号公報には、比表
面積が1100m2/g〜1500m2/gで平均粒径が
1.5μm〜4μmの活性炭を電極に用いると共に、硫
酸を電解液に用いた電気二重層キャパシタが開示されて
いるが、電解液に硫酸を用いているため、基本セルの耐
圧が低く、例えば、5.5V時で1.8F/cm3
2.75V時で7.4F/cm3であり、充分な電極の
体積当たりの容量も得られていない。
【0016】また、特開昭63−244839号公報に
は、比表面積が2000m2/gで粒子径が1μmの活
性炭、比表面積が1500m2/gで粒子径が16μm
のカーボンブラック、及びポリテトラフルオロエチレン
からなる電極を用いた容量1.9Fの電気二重層キャパ
シタが開示されているが、電極の体積当たりの容量は、
約14F/cm3であり、充分な電極の体積当たりの容
量は得られていない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自己
放電特性が向上しており、且つ高容量化等が実現された
電気二重層キャパシタを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
達成すべく鋭意研究を行った結果、耐熱性、イオン透過
性等に優れる材質のセパレーターを選び、その厚み、嵩
密度、引っ張り強度を特定することにより、自己放電特
性の優れた電気二重層キャパシタを得ることができ、同
時に高容量化等を実現できることを見出した。
【0019】また、上記セパレーターに特定の物性を有
する活性炭を含有する電極層を組み合わせることによ
り、自己放電特性がより向上し、高容量化等が更に実現
された電気二重層キャパシタが得られることも見出し
た。
【0020】本発明は、これらの新たな知見に基づい
て、完成されたものである。
【0021】即ち、本発明は、以下に示す、電気二重層
キャパシタを提供するものである。
【0022】1.活性炭を含む電極層からなる正極及び
負極並びに該正極と負極との間に配置されたセパレータ
ーを備え、且つ、該正極、負極及びセパレーターに電解
液を含浸させてなる電気二重層キャパシタにおいて、該
セパレーターが、再生セルロース繊維を叩解してなる繊
維を10重量%以上含んで抄造される紙であって、その
厚みが25〜100μm、その嵩密度が0.40〜0.
60g/cm3、且つその引張り強さが2.0kg/1
5mm以上であることを特徴とする電気二重層キャパシ
タ。
【0023】2.前記活性炭が、BET法による比表面
積が1300m2/g以上2200m2/g以下、粉体充
填密度が0.45g/cm3以上0.70g/cm3
下、且つ平均粒子径が1μm以上7μm以下のものであ
る上記項1に記載の電気二重層キャパシタ。
【0024】3.前記活性炭が、体積基準の累積分布の
90%粒子径が6μm以上22μm以下、且つ体積基準
の累積分布の10%粒子径が0.1μm以上2μm以下
のものである上記項1又は2に記載の電気二重層キャパ
シタ。
【0025】4.前記電解液が、非水電解液である上記
項1〜3のいずれかに記載の電気二重層キャパシタ。
【0026】5.充電電圧が1.8V以上3.3V以下
である上記項1〜4のいずれかに記載の電気二重層キャ
パシタ。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の電
気二重層キャパシタについて図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明の一実施の形態の円筒型電気二重層キ
ャパシタの構成を示す概略図であり、図2は図1に示す
電極巻回ユニットの斜視図であり、図3の(a)は図2
に示す電極巻回ユニットを構成する電極の平面図であ
り、図3の(b)は該電極巻回ユニットを展開した状態
を示す側面図である。
【0028】図1に示すように、円筒型電気二重層キャ
パシタは、電極巻回ユニット20、絶縁ガスケット2
1、キャップ22、破裂板23、外装缶24を備える。
図3の(a)に示すように、集電体2の両面に電極層1
が形成されるとともに片面に電流を外部に取り出すため
のタブ3が電気的に接続されて電極が作成され、図3の
(b)に示すように、一対の電極がセパレーター4を介
して積層され、図2に示すように、該積層体が巻回され
て電極巻回ユニット20が作成される。作成された電極
巻回ユニット20は、セパレーター4及び電極層1に電
解液が含浸された後、外装缶24に収納され、各電極の
タブ3の一方が溶接等により安全弁として機能する破裂
板23(又はキャップと一体にされた破裂板)に接続さ
れてキャップ22に電気的に接続され、他方のタブ3が
溶接等により外装缶24の底部に電気的に接続される。
なお、電極巻回ユニット20は、外装缶24に収納し、
タブ3を溶接した後、電解液を注液して含浸させてもよ
い。
【0029】本発明の電気二重層キャパシタの形状とし
ては、円筒型に特に限定されるものではなく、フィルム
型、コイン型、箱形等種々の形状とすることができる。
【0030】本発明の電気二重層キャパシタの特徴であ
る優れた自己放電特性と高容量化等を実現するために
は、再生セルロース繊維を叩解してなる繊維を、繊維重
量に対して10重量%以上含んで抄造される紙であっ
て、その厚みが25〜100μm、その嵩密度が0.4
0〜0.60g/cm3、且つその引張り強さが2.0
kg/15mm以上である電気セパレーターを使用する
ことが必要である。
【0031】再生セルロース繊維を叩解してなる繊維を
10重量%以上含む抄造紙自体は、公知であり、市販品
もあるが、本発明者は、このような抄造紙であって、そ
の厚み、嵩密度及び引張り強さが特定のものを、電気二
重層キャパシタのセパレーターとして使用することによ
って、自己放電特性が向上し、又高容量化等が実現でき
ることを見出したものである。
【0032】電解液、特に非水系電解液を使用する本発
明の電気二重層キャパシタにおいて、図3(b)のセパ
レーター4で使用するセパレーター原料としては、耐熱
性、イオン透過性等の観点から、叩解可能な再生セルロ
ース繊維を叩解して使用する。叩解には、例えば、高重
合度の再生セルロース繊維や溶剤紡糸レーヨン等の通常
の抄紙工程に設置される叩解機を用いることができる。
叩解可能な再生セルロース繊維は、叩解処理することに
より均一にフィブリル化され、かつ柔軟性が増加する。
したがって、この繊維を10重量%以上含んで抄造され
た紙からなるセパレーターは引っ張り強度に優れてい
る。再生セルロース繊維を叩解してなる繊維が10重量
%未満であると、セパレーターの抵抗が高くなり、又セ
パレーターの強度が低下する。また、叩解処理されてフ
ィブリル化された繊維はフィブリルの断面がほぼ真円状
で、この繊維を10重量%以上含んで抄造された紙から
なるセパレーターはイオンの流れを阻害することなく、
低抵抗で微細ショートが少ないという両特性を改善する
ことができる。
【0033】また、この繊維を用いたセパレーターは、
その厚みが25〜100μmで、嵩密度が0.40〜
0.60g/cm3で、かつ引張り強さが2.0kg/
15mm以上であることが必要である。厚みが25μm
未満では電極間を充分に絶縁できない場合があり、一方
100μmを超えると電気二重層キャパシタの容量密度
を高くできない。厚みは、好ましくは40〜90μm、
さらに好ましくは60〜90μmである。また、嵩密度
が0.40g/cm3未満であるとセパレーターの強度
が小さくなり、充分な自己放電特性が得られない。一
方、嵩密度が0.60g/cm3を超えるとイオン透過
性が不充分になり抵抗が高くなりやすい。嵩密度は、好
ましくは0.43g〜0.55g/cm3、さらに好ま
しくは0.45〜0.55g/cm3がよい。引張り強
さが2.0kg/15mm未満であると電極巻回時にタ
ブの個所よりセパレーターが損傷しやすい。引っ張り強
さは、好ましくは2.5kg/15mm以上、さらに好
ましくは3.0kg/15mm以上がよい。引っ張りの
上限は、特に限定されないが、通常、15kg/15m
m程度である。
【0034】電極層1は、例えば、図3に示すように集
電体2上に形成され、活性炭をバインダーで成形したも
のであり、必要に応じて導電材及び成形助剤等を添加し
てもよい。電極層1の成形法としては、ロール成形、プ
レス成形、上記混合物を溶媒に分散させたスラリーを金
属箔状に塗布する塗布法等の、電池用電極又は電気二重
層キャパシタ電極に対して提案されている種々の方法を
用いることができる。なお、導電材を電極層1中に含ま
せる場合、導電材としては、アセチレンブラック、カー
ボンブラック、黒鉛等の炭素質物質、金属粉等を用いる
ことができる。
【0035】電極層1に含まれる活性炭としては、前記
特定のセパレーターに組み合わせる観点から、以下に示
すような比表面積、粉体充填密度及び粒子径の特性を有
するものであるのが、好適である。
【0036】活性炭のBET法による比表面積は、13
00m2/g以上2200m2/g以下であり、好ましく
は1400m2/g以上2000m2/g以下である。比
表面積が1300m2/g未満の場合、充填密度は向上
するが、重量当たりの容量が低下したり、又は保液量が
低下して、充分な出力特性が得られないので好ましくな
い。一方、比表面積が2200m2/gを越える場合、
充填密度が低下して充分な容量が得られないので好まし
くない。
【0037】また、活性炭の充填性は、粒子の形状、粒
度分布、表面状態等に依存する。この充填性を評価する
方法として、タップ密度又は粉体充填密度等が挙げられ
る。本発明者は、このうち粉体充填密度が電極密度と高
い相関があることを見いだした。すなわち、電極層1に
含まれる活性炭の粉体充填密度は、0.45g/cm 3
以上0.70g/cm3以下であり、好ましくは0.4
5g/cm3以上0.65g/cm3以下である。粉体充
填密度が0.45g/cm3未満の場合、電極密度が低
下し、充分な容量が得られないので好ましくない。一
方、粉体充填密度が0.70g/cm3を越える場合、
粉体充填密度は向上するが、重量当たりの容量が低下し
たり、又は保液量が低下して、充分な出力特性が得られ
ないので好ましくない。
【0038】また、電極層1に含まれる活性炭の平均粒
子径は、1μm以上7μm以下であり、好ましくは1μ
m以上5μm以下である。平均粒子径が1μm未満の場
合、粉体の二次凝集などが激しくなり、電極成形時に問
題が生じるので好ましくない。一方、平均粒子径が7μ
mを越える場合、電極密度が低下して充分な容量が得ら
れないので好ましくない。
【0039】さらに、上記の平均粒子径の条件に加え、
活性炭の体積基準の累積分布の90%粒子径が6μm以
上22μm以下であり、かつ、体積基準の累積分布の1
0%粒子径が0.1μm以上2μm以下であることがよ
り好ましく、活性炭の体積基準の累積分布の90%粒子
径が6μm以上20μm以下であり、かつ、体積基準の
累積分布の10%粒子径が0.1μm以上2μm以下で
あることがさらに好ましい。この場合、活性炭の粒子径
が比較的幅広い分布を有し、また、0.1μm未満の微
粉及び22μmを越える大粒子が少ない活性炭により、
より高い体積当たりの容量を実現することができる。
【0040】前記の各条件を満たす活性炭は、通常、単
位重量当たりの容量が約40F/g以上であり、又これ
を用いて得られる電極の単位体積当たりの容量が約20
F/cm3以上であるという、充分に高い容量を有して
いる。
【0041】電極層1に含まれる活性炭の製造方法は、
特に限定されず、一般的な製造法として、例えば、真田
雄三ら著「新版 活性炭 基礎と応用」に記載されてい
る方法を用いることができる。従って、本実施の形態の
電気二重層キャパシタは、活性炭が上記の条件を満たす
ように加工する以外は、一般的な電気二重層キャパシタ
の製造方法を用いることができるので、容易に製造する
ことができる。また、一般に、活性炭は、10μm以上
の粉体又は繊維等の形態に製造されるため、ボールミ
ル、ジェットミル等の粉砕装置及び分級装置を用いて上
記条件を満たす活性炭を得ることが簡便で好ましいが、
原料、賦活法、一次的に合成される活性炭の形状等を調
整することにより上記の条件を満たす活性炭を得てもよ
い。
【0042】電極層1に用いられるバインダーとして
は、公知のものが使用可能であるが、例えば、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素
樹脂、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルアルコール、SBRゴム、アクリル樹
脂等が挙げられ、これらのうちの一種又は複数種を用い
ることができる。バインダーの添加量は、特に限定され
ず、活性炭の粒度、粒度分布、粒子形状、目的とする電
極密度等により適宜決定されるが、活性炭に対し3重量
%〜20重量%が一般的である。
【0043】電極層1は、図3に示すように、集電体2
の両面に形成されているが、この例に特に限定されず、
集電体2の片面に形成してもよい。集電体としては、ア
ルミニウム箔、ステンレス箔、金網、エキスパンドメタ
ル、パンチングメタル等が挙げられるが、材質について
は、本発明の電気二重層キャパシタの充電電圧を考慮
し、集電体上での電解液の分解、あるいは、集電体の溶
出がないよう適宜決定される。特に、アルミニウムは
正、負両極に用いることができ、かつ、高電気伝導度で
あり、軽量であることから好ましい。集電体の厚みは、
特に限定されないが、通常10μmから50μmであ
り、目標とする電気二重層キャパシタの特性を考慮して
決定されるが、集電体が厚くなりすぎる場合、キャパシ
タの総体積に対する集電体の体積が大きくなり、容量を
低下させるため好ましくない。
【0044】タブ3の材質は、集電体と同様、アルミニ
ウム、ステンレス、ニッケル等が用いることができ、材
質決定には集電体と同じ注意が必要である。タブ3は、
必要に応じて1枚の電極あたり、複数本設けることがで
きる。これは、特に、図2に示すような巻回構造の大型
円筒型キャパシタにおいて、電極長が長く、集電体抵抗
が比較的大きくなる場合、有効であり、集電体の厚み、
長さ及び幅等を考慮して、タブ3の本数を決定すること
ができる。
【0045】上記の電極の具体的製造法の一例として、
バインダー樹脂としてポリフッ化ビニリデンを使用し、
集電体としてアルミニウム箔を使用する場合の製造方法
を以下に説明する。いうまでもなく、本発明の電極の製
造方法は、この製造方法に限定されるものではない。
【0046】まず、ポリフッ化ビニリデンをN−メチル
ピロリドンに溶解したバインダー樹脂溶液に対し、活性
炭を均一に分散させて、スラリーを調製する。この際、
必要に応じて、カーボンブラックなどの導電材、ポリビ
ニルピロリドンなどの成形助剤などを添加することも可
能である。次いで、得られたスラリーをコーターを用い
て、アルミニウム箔上に塗布し、乾燥し、電極層をアル
ミニウム箔上に形成させる。両面電極を得るためには、
片面塗布後、再度、裏面に塗布、乾燥する、あるいは、
両面同時に塗布、乾燥を行う。次に、得られた電極を、
必要に応じてプレスして、厚さ50μm〜500μm程
度の電極を得ることができる。
【0047】電極層1及びセパレーター4に用いられる
電解液としては、特に限定されないが、非水系電解液を
用いることが好ましく、単セル当たりの電圧が高い有機
電解液を用いることがより好ましい。有機電解液は非プ
ロトン性の有機溶媒に電解質を0.5mol/l〜3.
0mol/lに溶解したものが好ましく、有機溶媒とし
ては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネー
ト、ブチレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、スル
ホラン、アセトニトリル等の公知のものが使用でき、こ
れらのうちの一種又は複数種を混合して使用してもよ
い。また、電解質としては、テトラエチルアンモニウム
テトラフルオロボレート、トリエチルメチルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート、テトラエチルアンモニウム
ヘキサフルオロフォスフェート等の公知のものが使用で
き、これらのうちの一種又は複数種を混合して使用して
もよい。
【0048】上記のように構成された電気二重層キャパ
シタの充電電圧は、上記有機電解液を用いた場合、1.
8V以上3.3V以下に設定することが好ましい。充電
電圧は、電気二重層キャパシタに用いる活性炭種、電解
液、使用温度、目的とする寿命により適宜決定される
が、1.8V未満の場合、利用可能な容量が減少するの
で好ましくなく、3.3Vを越える場合、電解液の分解
が激しくなるので好ましくない。
【0049】かくして得られた本発明の電気二重層キャ
パシタは、活性炭を含む炭素質電極層からなる正極と負
極との間にセパレーターを配置し、非水系電解液を含浸
させてなる電気二重層キャパシタにおいて、前記セパレ
ーターが再生セルロース繊維を叩解してなる繊維を10
%以上含んで抄造される紙であり、かつセパレーター厚
みが60〜100μm、かつ嵩密度が0.40〜0.6
0g/cm3、かつ引張り強さが3.0kg/15mm
以上であり、耐熱性、イオン透過性等に優れるととも
に、引っ張り強度が高くかつ絶縁性に優れたセパレータ
ーを用いることにより、電気二重層キャパシタの低自己
放電特性と高容量化等が必要とされる分野に好適に使用
できる。
【0050】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より一層具体的に説明する。
【0051】実施例1 活性炭として、関西熱化学株式会社製の活性炭「MSC
−20」をボールミルで30時間粉砕して得た活性炭粉
末を用いた。該活性炭の比表面積、粉体充填密度及び粒
度分布を下記方法で測定した。
【0052】A:比表面積 ユアサアイオニクス社製比表面積測定装置「NOVA1
200」を用いて、サンプル量10mgにて、BET法
により比表面積を測定した。
【0053】B:粉体充填密度 図4に示すように、下方に下蓋12を固定した内径5m
mのガラス管11内に活性炭100mgを入れ、上蓋1
3により70kg/cm2の圧力で粉体を圧縮した状態
で、活性炭の縦方向の長さL(cm)を用いて、粉体充
填密度ρを式ρ=0.1/(0.25×0.25×3.
14×L)により、求めた。
【0054】C:粒度分布 島津製作所製レーザー回折式粒度分布測定装置(SAL
D)を用いて測定した。活性炭粉末は、市販の中性洗剤
を少量添加した水中で超音波分散した後、測定し、平均
粒子径、体積基準の累積分布の10%粒子径及び90%
粒子径を得た。
【0055】上記方法に従って、各項目を測定したとこ
ろ、該活性炭の比表面積は1580m2/g、粉体充填
密度は0.61g/cm3、粒度分布については、10
%粒子径が0.7μm、平均粒子径が3.0μm、90
%粒子径が9.0μmであった。
【0056】該活性炭を活物質として用い、導電材とし
てカーボンブラックを用い、バインダーとしてポリフッ
化ビニリデン(商品名:「KF#1100」、呉羽化学
工業(株)製)をN−メチルピロリドンに溶解した溶液
を用い、活性炭分散溶液を作製した。なお、このときの
配合比は活性炭:カーボンブラック:ポリフッ化ビニリ
デン=100:5:10(重量部)とした。
【0057】上記活性炭分散溶液を、厚さ20μmのア
ルミニウム箔に、コーターを用いて塗布した後、乾燥す
ることにより、アルミニウム箔の両面に電極層を形成し
た。次に、ロールプレスを用いてプレスし、厚さ330
μmの両面塗工電極を作製した。
【0058】次に、得られた電極の電極塗布部を1cm
幅で7箇所はがし、図3に示すようにアルミニウム製タ
ブ3(幅10mm、厚さ0.1mm)をスポット溶接し
た。上記のようにして得られた2枚の電極を乾燥後、ド
ライルーム中で、セパレーター4を介して、図2に示す
ように巻回し、電極巻回ユニットを作成した。このセパ
レーター4は、原料として叩解可能な再生セルロース繊
維を叩解してなる繊維を少なくとも10重量%使用した
抄造紙であり、乾燥後の厚さ80μm、嵩密度0.48
g/cm3、かつ引張り強さが3.5kg/15mmの
ものを用いた。
【0059】次に、図1に示すように、両極のタブ3を
束ねて、破裂板23と外装缶24の底部とに溶接した
後、電解液を注液した。電解液としては水分量20pp
m以下の1M−(C25)4NBF4−プロピレンカーボネ
ート溶液(富山薬品製)を用いた。この電気二重層キャ
パシタの寸法は直径35mm、高さ102mm(98.
1cm3)である。
【0060】得られた電気二重層キャパシタの最大電流
を5Aに規制し、2.5Vで30分間充電した後、1A
の電流で、キャパシタ電圧が0Vになるまで放電した。
このサイクルを繰り返し、5サイクル目の2.0V〜
1.5V間の放電カーブの傾きから求めた容量は960
Fであり、該容量と二つの電極に含まれる活性炭の全重
量とから求めた活性炭の重量当たりの容量は、41F/
gであり、該容量と二つの電極の全体積とから求めた電
極の体積当たりの容量は、23F/cm3であった。ま
た、前記方法で、2.5Vで6時間充電した後、開放状
態で100時間後の自己放電を調べたところ電圧は2.
35Vであった。
【0061】実施例2 活性炭として、関西熱化学株式会社製活性炭「MSC−
25」をボールミルで60時間粉砕して得た活性炭粉末
を用いた以外、実施例1と同様の方法で各項目を測定し
た。また、セパレーターとしては、原料として叩解可能
な再生セルロース繊維を叩解してなる繊維を少なくとも
10重量%使用した抄造紙であり、乾燥後の厚さ60μ
m、嵩密度0.60g/cm3、かつ引張り強さが3.
0kg/15mmのものを用いた。
【0062】上記活性炭粉末及びセパレーターを用い
て、実施例1と同様の方法で電気二重層キャパシタを組
立て、容量等を測定した。
【0063】実施例3 活性炭として、関西熱化学株式会社製活性炭「MSC−
25」をボールミルで16時間粉砕して得た活性炭粉末
を用いた以外、実施例1と同様の方法で各項目を測定し
た。また、セパレーターとしては、原料として叩解可能
な再生セルロース繊維を叩解してなる繊維を少なくとも
10重量%使用した抄造紙であり、乾燥後の厚さ100
μm、嵩密度0.40g/cm3、かつ引張り強さが
3.5kg/15mmのものを用いた。
【0064】上記活性炭粉末及びセパレーターを用い
て、実施例1と同様の方法で電気二重層キャパシタを組
立て、容量等を測定した。
【0065】比較例1 活性炭として、関西熱化学株式会社製活性炭「MSC−
25」をそのまま用いた以外、実施例1と同様の方法で
各項目を測定した。また、セパレーターとしては、実施
例1で用いたものと同じものを用いた。
【0066】上記活性炭及びセパレーターを用いて、実
施例1と同様の方法で電気二重層キャパシタを組立て、
容量等を測定した。
【0067】比較例2 活性炭として、関西熱化学株式会社製活性炭「MSC−
25」をボールミルで60時間粉砕して得た活性炭粉末
を用いた以外、実施例1と同様の方法で各項目を測定し
た。また、セパレーターとしては、レーヨン繊維からな
る不織布であり、乾燥後の厚さ50μm、嵩密度0.4
0g/cm3、かつ引張り強さが1.2kg/15mm
のものを用いた。
【0068】上記活性炭及びセパレーターを用いて、実
施例1と同様の方法で電気二重層キャパシタを組立て、
容量等を測定した。
【0069】表1に、実施例1〜3及び比較例1〜2で
用いた活性炭の原料種、比表面積、粉体充填密度、平均
粒子径、10%粒子径、90%粒子径及び単位重量当た
り容量を示した。
【0070】
【表1】
【0071】また、表2に、実施例1〜3及び比較例1
〜2で用いたセパレーターの厚み、嵩密度及び引っ張り
強度、並びに得られた電気二重層キャパシタの放電容
量、自己放電特性及び電極単位体積当たり容量を示し
た。
【0072】
【表2】
【0073】表1及び表2から、次の点が明らかであ
る。
【0074】実施例1〜3では、活物質である活性炭単
位重量当たりの容量が高い値となった。また、キャパシ
タとしては、放電容量、自己放電特性及び電極体積当た
りの容量ともに優れたものが得られた。
【0075】比較例1の場合は、活性炭の平均粒径が3
9μmと大きく、かつ、紛体充填密度が低いため、キャ
パシタの電極体積当たりの容量は実施例1に比べ低かっ
た。また、比較例1では、キャパシタとしての放電容量
が実施例1に比べ低かった。また、比較例2の場合は、
セパレーターの強度が低く、又キャパシタとしての自己
放電特性が悪かった。
【0076】
【発明の効果】以上から、明らかな通り、本発明によれ
ば、セパレーターの材質、厚み、嵩密度、引っ張り強度
を特定することにより、好ましくは更に電極層として所
定の活性炭を組み合わせることにより、自己放電特性の
優れた電気二重層キャパシタを得ることができ、同時に
高容量化等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の円筒型電気二重層キャ
パシタの構成を示す概略図である。
【図2】図1に示す電極巻回ユニットの斜視図である。
【図3】図2に示す電極巻回ユニットを構成する電極の
平面図及び該電極巻回ユニットを展開した状態を示す側
面図である。
【図4】本発明における粉体充填密度の測定法を説明す
るための概略図である。
【符号の説明】
1 電極層 2 集電体 3 タブ 4 セパレーター 11 ガラス管 12 下蓋 13 上蓋 20 電極巻回ユニット 21 絶縁ガスケット 22 キャップ 23 破裂板 24 外装缶

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性炭を含む電極層からなる正極及び負極
    並びに該正極と負極との間に配置されたセパレーターを
    備え、且つ、該正極、負極及びセパレーターに電解液を
    含浸させてなる電気二重層キャパシタにおいて、該セパ
    レーターが、再生セルロース繊維を叩解してなる繊維を
    10重量%以上含んで抄造される紙であって、その厚み
    が25〜100μm、その嵩密度が0.40〜0.60
    g/cm3、且つその引張り強さが2.0kg/15m
    m以上であることを特徴とする電気二重層キャパシタ。
  2. 【請求項2】前記活性炭が、BET法による比表面積が
    1300m2/g以上2200m2/g以下、粉体充填密
    度が0.45g/cm3以上0.70g/cm3以下、且
    つ平均粒子径が1μm以上7μm以下のものである請求
    項1に記載の電気二重層キャパシタ。
  3. 【請求項3】前記活性炭が、体積基準の累積分布の90
    %粒子径が6μm以上22μm以下、且つ体積基準の累
    積分布の10%粒子径が0.1μm以上2μm以下のも
    のである請求項1又は2に記載の電気二重層キャパシ
    タ。
  4. 【請求項4】前記電解液が、非水電解液である請求項1
    〜3のいずれかに記載の電気二重層キャパシタ。
  5. 【請求項5】充電電圧が1.8V以上3.3V以下であ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の電気二重層キャパシ
    タ。
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