JP2002229886A - データ送受信方法 - Google Patents

データ送受信方法

Info

Publication number
JP2002229886A
JP2002229886A JP2001025849A JP2001025849A JP2002229886A JP 2002229886 A JP2002229886 A JP 2002229886A JP 2001025849 A JP2001025849 A JP 2001025849A JP 2001025849 A JP2001025849 A JP 2001025849A JP 2002229886 A JP2002229886 A JP 2002229886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
compression
transmission
load
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001025849A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Mori
佳人 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001025849A priority Critical patent/JP2002229886A/ja
Publication of JP2002229886A publication Critical patent/JP2002229886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信元計算機、送信先計算機、ネットワーク
の各負荷に応じて、圧縮アルゴリズムを選択することに
より、データの送受信効率の向上を図る。 【解決手段】 データの送信元となる計算機1−Nの圧
縮制御部20−Nは、送信先の計算機1−Nに対するデ
ータの圧縮形式を圧縮情報データベース50−Nから検
索して圧縮する。通信制御部10−Nは、ネットワーク
2にこのデータを送信し、送信先の計算機は、通信制御
部10−Nがデータを受信する。解凍制御20−Nは、
データを解凍後、送信元の計算機に対し、応答メッセー
ジを送信する。送信元の計算機は、通信制御部が応答メ
ッセージを受信し、負荷判定制御40−Nが、データの
圧縮・解凍時間及び送受信時間から送信元・送信先の計
算機及びネットワークの負荷状態を判定し、送信元・送
信先いずれかの計算機の負荷が高ければ、圧縮率を低
く、ネットワークの負荷が高ければ、圧縮率を高く、自
動的に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送受信方法
に係り、特に、計算機システム相互間でのデータ転送
を、データを圧縮して行うことによりネットワーク負荷
を低減することを可能としたデータ送受信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】データを圧縮して転送することによりネ
ットワーク負荷を低減することを可能にした従来技術と
して、例えば、特開2000−83029号公報等に記
載された技術が知られている。この従来技術は、同一の
データに対して予め圧縮率の異なるデータを用意してお
き、ネットワーク負荷に応じてデータを選択して転送す
るというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術による方法は、ネットワーク負荷だけを監視して転
送すべきデータの圧縮率を制御しており、送信相手先で
の解凍処理の負荷について考慮されていないため、送信
相手先の解凍処理の負荷がネットワーク負荷よりも高い
場合に、送信元でのデータ圧縮時間、ネットワーク上で
のデータ伝送時間、送信先でのデータ解凍時間の合計の
時間が大きくなり、通信効率が低下する可能性があると
いう問題点を有している。また、前述した従来技術は、
予めデータを圧縮しておく必要があるため、データを作
成してすぐに送信するような場合に、無駄な圧縮作業を
発生させてしまうという問題点を有している。
【0004】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、ネットワーク、送信元及び送信先の計算機
の負荷に応じてデータの圧縮形式(圧縮率)を変更する
ことにより、データの送受信処理を効率よく行うことを
可能にしたデータ送受信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、データを圧縮して送信し、相手側装置で受信データ
を解凍するデータ送受信方法において、送信側装置が、
自装置でのデータ圧縮の負荷を判定すると共に、相手側
装置からの応答データ及びその着信時間に基づいて、相
手側装置でのデータ解凍の負荷と、送受信のためのネッ
トワーク負荷とを判定し、判定した負荷に基づいて圧縮
・解凍方法を変更するようにすることにより達成され
る。
【0006】本発明は、前述の手段を備えることによ
り、負荷の高い処理の負担を減らし、データの送受信を
効率的に行うことが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるデータの送受
信方法の一実施形態を図面により詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態による方法を実
施する計算機を含むネットワークシステムの構成を示す
ブロック図、図2は圧縮情報データベース(DB)の内
容を説明する図、図3は分割されて送信されるメッセー
ジのデータ形式を説明する図、図4は分割されて送信さ
れたメッセージに対する応答メッセージのデータ形式を
説明する図、図5は圧縮情報DBの内容の具体例を説明
する図、図6は分割されて送信されるメッセージのデー
タ形式の具体例を説明する図、図7は分割されて送信さ
れたメッセージに対する応答メッセージのデータ形式の
具体例を説明する図である。図1〜図7において、1−
1〜1−Nは計算機、2はネットワークを、10−1〜
10−Nは通信説明部、20−1〜20−Nは圧縮制御
部、30−1〜30−Nは解凍制御部、40−1〜40
−Nは負荷判定制御部、50−1〜50−Nは圧縮情報
DB、70、70−1〜70−3は送信メッセージ、8
0、80−1、80−2は応答メッセージである。
【0009】本発明の一実施形態による方法を実施する
計算機を含むネットワークシステムは、図1に示すよう
に、複数の計算機1−1〜1−Nがネットワーク2に接
続され、相互にデータメッセージを送受信することが可
能に構成されている。そして、複数の計算機1−1〜1
−Nのそれぞれは、データの送信及び受信を行う機能を
持つ通信制御部10−1〜10−Nと、データの分割及
び圧縮を行う機能を持つ圧縮制御部20−1〜20−N
と、データの解凍及び結合を行う機能を持つ解凍制御部
30−1〜30−Nと、計算機及びネットワークの負荷
の判定を行う機能を持つ負荷判定制御部40−1〜40
−Nと、負荷判定制御部40−1〜40−Nが圧縮形式
の判定に用いる圧縮情報DB50−1〜50−Nとを備
えて構成されている。
【0010】負荷判定制御40−1〜40−Nが圧縮形
式の判定に用いる圧縮情報DB50−1〜50−Nは、
図2に示すように、送信先61、規定圧縮形式62、最
終圧縮形式63からなる圧縮情報60−1〜60−Xを
登録するテーブルにより構成される。圧縮情報60−1
〜60−Xは、データの送受信を行う計算機毎に設定さ
れ、圧縮データベース50−1〜50−Nに登録され
る。
【0011】送信先61と規定圧縮形式62とは、使用
者が予め登録しておき、最終圧縮形式63は、データの
送信完了時に負荷判定制御40−1〜40−Nによって
設定される。最終圧縮形式63は、次回のデータ送信開
始時に送信先をキーにして圧縮形式を決定するために使
用される。
【0012】最初のデータ送信時等の最終圧縮形式63
が設定されていない場合、規定圧縮形式62が圧縮形式
として採用される。圧縮情報データベース50−1〜5
0−Nに送信先の圧縮情報60−1〜60−Xが登録さ
れていない場合、登録されている規定圧縮情報62とし
て、規定圧縮形式1〜X各圧縮率の平均値を圧縮率とし
て持つ圧縮形式として登録する。
【0013】送信メッセージ70は、計算機1−1〜1
−Nから別の計算機1−1〜1−Nに送信されるデータ
であり、図3に示すように、圧縮形式71、送信メッセ
ージを分割して送信するときの分割番号72、応答を要
するか否かの情報である応答要求73、データ長74、
送信データ75により構成される。
【0014】圧縮制御部20−1〜20−Nは、送信デ
ータが大きい場合、データの分割を行い、圧縮形式71
で圧縮した分割送信データ75を生成し、分割したデー
タ毎に一意な分割番号72、送信先からの応答メッセー
ジを要求するか否かを示す応答要求73、分割送信デー
タ75の大きさを示す送信データ長74を纏めて送信メ
ッセージ70として生成する。
【0015】応答メッセージ80は、送信メッセージ7
0を受信した計算機1−1〜1−Nが送信メッセージ7
0を送信した計算機1−1〜1−Nに対して応答するメ
ッセージであり、図4に示すように、受信したメッセー
ジの分割番号72に相当する分割番号81、受信した分
割データの解凍時間82、応答データ85の圧縮時間8
3、応答データ85のデータ長84、受信したメッセー
ジで要求された具体的な内容を持つ応答データ85によ
り構成される。
【0016】図5に、前述で図2を参照して説明したデ
ータの圧縮・解凍に用いる圧縮情報DBの具体例を示し
ている。図示例は、送信先HS、規定圧縮形式DD、最
終圧縮形式FDのそれぞれに具体的な情報を格納してい
る圧縮情報60−1〜60−2が登録されたそ圧縮情報
DBの例である。そして、圧縮情報60−1には、送信
先「HS1」、規定圧縮形式「3」及び最終圧縮形式
「2」が設定されている。また、圧縮情報60−2に
は、送信先「HS2」、規定圧縮形式「1」が設定され
ている。なお、図5に示す例の圧縮形式は、説明の便宜
上、圧縮率を示しているものとする。
【0017】すなわち、図示圧縮情報DBは、このDB
を持つ計算機が計算機「HS1」に対してデータの送信
を行う場合、最終圧縮形式「2」で最初の分割データを
圧縮して送信することを示している。また、計算機「H
S2」に対してデータの送信を行う場合、最終圧縮形式
が設定されていないため、規定圧縮形式「1」で圧縮す
ることとなる。
【0018】圧縮情報データベース50−Nに登録され
ていない送信先「HS3」に対してデータの送信を行う
場合、圧縮情報データベース50−Nに新しい圧縮情報
60−3として、送信先HSに「HS3」、規定圧縮形
式DDに平均値である「2」が設定された新規な圧縮情
報が登録される。
【0019】図6に、前述で図3を参照して説明した送
信メッセージの一例を示している。この図において、送
信メッセージ70−1〜70−3は、1つの送信データ
を分割・圧縮して生成されたものである。
【0020】そして、送信メッセージ70−1は、圧縮
形式「1」、分割番号「3」、応答要求「あり」、デー
タ長「10」及び分割送信データ「SD1」が設定され
て構成されている。また、送信メッセージ70−2は、
圧縮形式「1」、分割番号「2」、応答要求「なし」、
データ長「8」及び分割送信データ「SD2」が設定さ
れて構成されている。さらに、送信メッセージ70−3
は、圧縮形式「2」、分割番号「1」、応答要求「あ
り」、データ長「5」及び分割送信データ「SD3」が
設定されて構成されている。
【0021】すなわち、図6に示す送信メッセージは、
1つ送信データを3つに分割した場合の例であり、分割
番号「3」〜「1」を持つ3つの送信メッセージ70−
1〜70−3により構成されている。分割番号は、分割
された複数の分割メッセージについて、降順に付与され
る。したがって、送信メッセージ70−1は、分割番号
「3」のデータを圧縮形式「1」で圧縮し、そのた結
果、データ長「10」、分割送信データ「SD1」とな
り、送信先に対し応答メッセージを要求していることを
示している。送信メッセージ70−2は、分割番号
「2」のデータを圧縮形式「1」で圧縮し、その結果、
データ長「8」、分割送信データ「SD2」となり、送
信先に対し応答メッセージを要求していないことを示し
ている。また、送信メッセージ70−3は、分割番号
「1」のデータを圧縮形式「2」に変更して圧縮し、そ
の結果、データ長「5」、分割送信データ「SD3」と
なり、送信先に対し応答メッセージを要求していること
を示している。そして、この送信メッセージ70−3
は、分割番号「1」であることにより、最後の分割送信
データであることを示している。
【0022】図7に、前述で図4を参照して説明した応
答メッセージの一例を示している。この図において、応
答メッセージ80−1は、分割番号が「3」であること
から送信メッセージ70−1に対する応答メッセージで
あり、分割送信データSD1の解凍時間が「DT1」、
分割送信データSD1と同じ圧縮形式「1」で応答デー
タを圧縮した結果、データ長「3」、応答データ「RD
1」となり、応答データの圧縮時間に「CT1」だけか
かったことを示している。また、応答メッセージ80−
2は、分割番号が「1」であることから送信メッセージ
70−3に対する応答メッセージであり、分割送信デー
タSD3の解凍時間が「DT2」、応答データがないこ
とを示している。
【0023】図8は本発明の実施形態によるデータ送信
の処理動作を説明するフローチャートであり、以下、こ
れについて説明する。なお、ここでは、計算機1−Nが
データの送信要求を行うものとして説明する。
【0024】(1)計算機1−Nでデータ送信要求が発
生すると、圧縮制御部20−Nは、圧縮情報DB50−
Nを参照し、圧縮情報60−1〜60−Xを検索し、送
信先が一致する圧縮情報があるか否かをチェックする
(ステップ801)。
【0025】(2)ステップ801のチェックで、一致
する圧縮情報が登録されていなければ、規定圧縮形式1
〜Xの圧縮率の平均値を持つ圧縮形式を送信先の規定圧
縮情報62、最終圧縮情報63として登録し、送信デー
タの圧縮形式としてこの圧縮形式を選択する(ステップ
802)。
【0026】(3)ステップ801のチェックで、一致
する圧縮情報があった場合、検索した圧縮情報に最終圧
縮形式が設定されているか否かを判定し、最終圧縮形式
が設定されていなければ、規定圧縮形式を送信データの
圧縮形式として選択し、最終圧縮形式が設定されていれ
ば、最終圧縮形式を送信データの圧縮形式ととして選択
する(ステップ803〜805)。
【0027】(4)次に、送信データの大きさが既定値
よりも大きいか否かを判定し、大きかった場合、データ
を分割し、分割したデータ毎に分割番号72を付与す
る。また、送信データの大きさが既定値以下であった場
合、データを分割せずに分割番号として「1」を設定す
る(ステップ806、807)。
【0028】(5)分割した送信データの中での割番号
72の1番大きいものを、ステップ802、804また
は805で選択した圧縮形式で圧縮し、分割送信データ
75及びデータ長74を生成し、圧縮形式72を送信メ
ッセージ70内に設定するように生成する(ステップ8
08)。
【0029】(6)次に、分割送信データ75が最初の
分割データであるか、あるいは、すでに送信済みの送信
メッセージ70の応答要求に対する応答メッセージ80
を受信しているかを判定し、分割送信データ75が最初
の分割データであるか、応答メッセージ80を受信して
いれば、応答要求73を「あり」に設定し、また、応答
要求「あり」の送信メッセージを送信後、その応答メッ
セージを受信しなければ、応答要求73を「なし」に設
定する(ステップ809〜811)。
【0030】(7)次に、通信制御部10−Nは、圧縮
形式71、分割番号72、応答要求73、データ長7
4、分割送信データ75から送信メッセージ70を生成
し、送信先の計算機に送信する(ステップ812)。
【0031】(8)送信先から応答メッセージ80が着
信しているか否かをチェックし、応答メッセージが着信
していれば、通信制御部10−Nは、応答メッセージ8
0を受信する(ステップ813、814)。
【0032】(9)受信した応答メッセージ内に応答デ
ータ84があるか否かを判定し、応答データが0でなけ
れば、すなわち、応答データが存在すれば、応答データ
を圧縮形式81で解凍する(ステップ815、81
6)。
【0033】(10)次に、負荷判定制御部40−Nは、
解凍時間82と圧縮時間83とを加算した時間を送信先
計算機のCPU負荷とし、分割送信データ75の圧縮時
間と応答データ85の解凍時間とを加算した時間を送信
元計算機のCPU負荷として算出し、負荷の大きい方を
CPU負荷として選択する(ステップ817)。
【0034】(11)送信メッセージ70の送信時刻から
応答メッセージ80の着信時刻との間の所用時間を計算
し、この所要時間から送信先での分割送信データ75の
解凍時間82と応答データ85の圧縮時間83とを引い
た値をネットワーク負荷として算出する(ステップ81
8)。
【0035】(12)ネットワーク負荷がCPU負荷より
も大きいか否かを判定し、大きい場合、圧縮形式を圧縮
率の高い形式に変更し、ネットワーク負荷がCPU負荷
よりも大きくない場合、ネットワーク負荷がCPU負荷
よりも小さいか否かを判定し、小さい場合、圧縮形式を
圧縮率の低い形式に変更する。また、ネットワーク負荷
がCPU負荷より大きくもなく、小さくもない場合、す
なわち、ネットワーク負荷がCPU負荷と同一の場合、
圧縮形式をそのままとする(ステップ819〜82
2)。
【0036】(13)ステップ819〜822の処理後、
または、ステップ813で応答メッセージの着信がない
場合、未送信の分割データがあるか否か判定し、未送信
の分割データがある場合、ステップ808からの処理に
戻ってステップ822までの処理を繰り返す(ステップ
823)。
【0037】(14)ステップ823の判定で、未送信の
分割データがなかった場合、未着信の応答メッセージが
あるか否かを判定し、未着信の応答メッセージがある場
合、応答メッセージの着信を待ち、ステップ814から
の処理を繰り返す(ステップ824、825)。
【0038】(15)ステップ824の判定で、全ての応
答メッセージを受信している場合、圧縮形式を圧縮情報
データベースの最終圧縮形式に登録し、未送信の送信デ
ータがあるか否かを判定し、未送信の送信データがあれ
ば、ステップ801からの処理に戻って処理を繰り返
し、全ての送信データを送信完了している場合、処理を
終了する(ステップ826、827)。
【0039】図9は本発明の実施形態によるデータ受信
の処理動作を説明するフローチャートであり、以下、こ
れについて説明する。なお、ここでも、計算機1−Nが
データを受信するものとして説明する。
【0040】(1)送信元計算機より送信メッセージが
着信してくる要求を待ち、送信メッセージの着信がある
と、通信制御部10−Nは、送信されてきたメッセージ
を受信する(ステップ901、902)。
【0041】(2)次に、解凍制御20−Nは、受信し
たメッセージ内の圧縮形式71に従った解凍形式を決定
して、分割送信メッセージ70内の分割送信データ75
を解凍する(ステップ903、904)。
【0042】(3)送信元計算機に対する応答データが
必要であるか否かを判定し、応答データが必要であれ
ば、圧縮制御部30−Nは、送信メッセージの圧縮形式
72で応答情報を圧縮して応答データ85を生成する
(ステップ905、906)。
【0043】(4)ステップ905の判定で、応答デー
タが必要でなければ、送信メッセージの着信間隔または
分割送信データの解凍時間が変化したか否かを判定し、
送信メッセージの着信間隔または分割送信データの解凍
時間が変化した場合、分割番号81を「なし」、圧縮時
間を「0」、データ長84を「0」、応答データ85を
「なし」としする。そして、通信制御10−Nは、分割
番号81、解凍時間82、圧縮時間83、データ長8
4、応答データ85またはステップ906で生成した応
答データ85を結合し、応答メッセージ80を生成し、
送信元計算機に応答する(ステップ907、908)。
【0044】(5)分割番号72をチェックして次の分
割データがあるか否かを判定し、武官通信番号が「1」
以上である場合、ステップ902からの処理に戻って処
理を繰り返す(ステップ909)。
【0045】(6)ステップ909の判定で、分割番号
72が「1」であり、次の分割データがないと判定した
場合、解凍した分割送信データ75を結合し、圧縮形式
71を圧縮情報データベース50−Nに設定し、ステッ
プ901からの処理に戻って次の受信要求を待つ(ステ
ップ910、911)。
【0046】前述したような本発明の実施形態によれ
ば、ネットワークへの送信処理、送信元でのデータ圧縮
処理及び送信先でのデータの解凍処理の負荷分散を行う
ことが可能となり、より効率的なデータ転送を行うこと
ができ、また、送信元と送信先とで双方向の通信が可能
である。
【0047】また、前述した本発明の実施形態は、送信
元、送信先で時間(時計)がずれていても処理が可能で
あり、計算機及びネットワークの負荷を監視する特別な
装置を必要とすることなく、効率的なデータ転送を行う
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータの送受信処理を効率よく行うことが可能で、より効
率的なデータ転送を行うことがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による方法を実施する計算
機を含むネットワークシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】圧縮情報データベース(DB)の内容を説明す
る図である。
【図3】分割されて送信されるメッセージのデータ形式
を説明する図である。
【図4】分割されて送信されたメッセージに対する応答
メッセージのデータ形式を説明する図である。
【図5】圧縮情報DBの内容の具体例を説明する図であ
る。
【図6】分割されて送信されるメッセージのデータ形式
の具体例を説明する図である。
【図7】分割されて送信されたメッセージに対する応答
メッセージのデータ形式の具体例を説明する図である。
【図8】本発明の実施形態によるデータ送信の処理動作
を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態によるデータ受信の処理動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1−1〜1−N 計算機 2 ネットワーク 10−1〜10−N 通信説明部 20−1〜20−N 圧縮制御部 30−1〜30−N 解凍制御部 40−1〜40−N 負荷判定制御部 50−1〜50−N 圧縮情報DB 70、70−1〜70−3 送信メッセージ 80、80−1、80−2 応答メッセージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを圧縮して送信し、相手側装置で
    受信データを解凍するデータ送受信方法において、送信
    側装置は、自装置でのデータ圧縮の負荷を判定すると共
    に、相手側装置からの応答データ及びその着信時間に基
    づいて、相手側装置でのデータ解凍の負荷と、送受信の
    ためのネットワーク負荷とを判定し、判定した負荷に基
    づいて圧縮・解凍方法を変更することを特徴とするデー
    タ送受信方法。
  2. 【請求項2】 データの圧縮時間、解凍時間に着目して
    自装置及び相手装置での負荷状態を監視することを特徴
    とする請求項1記載のデータ送受信方法。
  3. 【請求項3】 データの送信から応答データの着信まで
    の時間に着目してネットワークの負荷状態を監視するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のデータ送受信方
    法。
  4. 【請求項4】 送信するデータを分割し、分割したデー
    タの送信中の負荷状態に応じて、圧縮・解凍方法を動的
    に変更することを特徴とする請求項1、2または3記載
    のデータ送受信方法。
JP2001025849A 2001-02-01 2001-02-01 データ送受信方法 Pending JP2002229886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001025849A JP2002229886A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 データ送受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001025849A JP2002229886A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 データ送受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002229886A true JP2002229886A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18890767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001025849A Pending JP2002229886A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 データ送受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002229886A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004077355A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Aisin Aw Co Ltd 車載ナビゲーション装置へのデータ送信システム
JP2010224996A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Nec Corp ファイル送信方法、ファイル送信装置及びコンピュータプログラム
WO2014155490A1 (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 三菱電機株式会社 データ送信装置及びデータ送信方法及びプログラム
JP2015043502A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社日立製作所 通信装置及びデータ転送制御方法
JP2017004058A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 コニカミノルタ株式会社 データ提供装置、データ提供方法、およびコンピュータプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004077355A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Aisin Aw Co Ltd 車載ナビゲーション装置へのデータ送信システム
JP2010224996A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Nec Corp ファイル送信方法、ファイル送信装置及びコンピュータプログラム
WO2014155490A1 (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 三菱電機株式会社 データ送信装置及びデータ送信方法及びプログラム
JP2015043502A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社日立製作所 通信装置及びデータ転送制御方法
JP2017004058A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 コニカミノルタ株式会社 データ提供装置、データ提供方法、およびコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1167203C (zh) 可动态配置的数据报报文通信***
JPH02206264A (ja) プロトコル選択切替方法
CN110808948B (zh) 远程过程调用方法、装置及***
EP2439881A1 (en) Cluster system and request message distribution method for processing multi-node transaction
JP2002229886A (ja) データ送受信方法
CN114024968B (zh) 一种基于中间设备的报文发送方法、装置和电子设备
CN112770358B (zh) 基于业务数据的多速率模式数据发送控制方法及装置
CN114598662A (zh) 消息队列集群联邦管理***以及方法
JP6202650B1 (ja) 通信システム及び通信方法
CN111240867A (zh) 一种信息通讯***及方法
JPH06266643A (ja) サーバプログラム管理方法
JPH08166915A (ja) 画像伝送装置および伝送方法
JP3347391B2 (ja) ファクシミリシステム及び通信方法
CN116633918A (zh) 分布式文件传输方法及装置
KR100508157B1 (ko) 다중 에이전트 구조의 클라이언트와 서버 시스템 간의블록데이터 전송 방법
CN116132536A (zh) 一种基于云计算移动网络资源动态管控***及方法
JP2001189948A (ja) ボタン電話システム
JPH09252328A (ja) データ通信方法およびデータ通信システム
JPH04150355A (ja) ファイル転送の伝送手順管理装置
JPH01231155A (ja) 周辺機器制御装置
CN1094881A (zh) 在多个通信路径中进行选择的方法和装置
CN101669333A (zh) 网络***
JPH0381852A (ja) コネクション管理方式
JP3501975B2 (ja) データ伝送システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたデータ伝送プログラム
CN114844607A (zh) 信标帧的发送方法、装置、存储介质及ap