JP2002228037A - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

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JP2002228037A JP2001024744A JP2001024744A JP2002228037A JP 2002228037 A JP2002228037 A JP 2002228037A JP 2001024744 A JP2001024744 A JP 2001024744A JP 2001024744 A JP2001024744 A JP 2001024744A JP 2002228037 A JP2002228037 A JP 2002228037A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業性の向上を図り、また、組立時にお
ける各構成部材の負担を低減可能とする信頼性に優れた
ソレノイドバルブを提供する。 【解決手段】 コネクタ部材17は外部に突出する部分
よりも径が大きくなるような段差部17bを有してお
り、ケース部材9の他端側の開口部から挿入すると、段
差部17bが上記曲げ部93に引っ掛かって位置決めさ
れるように構成されており、コネクタ部材17を挿入し
た後に、各種ソレノイド構成部材の全てを順次ケース部
材9の他端側の開口部から挿入し、ブラケットプレート
12を取り付けた後に、バルブ部100Bを取り付け
て、バルブスリーブ16の一端に設けられたかしめ用の
突起94によってかしめを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種流体圧力制御
等に好適に用いられるソレノイドバルブに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のソレノイドバルブとして
は、たとえば、図7に示すものがある。図7は従来技術
に係るソレノイドバルブの概略構成断面図である。
【0003】ソレノイドバルブ200は、ソレノイド部
200Aとバルブ部200Bとから構成される。
【0004】ここで、バルブ部200Bはスプールバル
ブであり、スプールのストロークに応じて弁の開口面積
が変化するため、ソレノイドによりスプールのストロー
ク量を制御することによって流体の流入量や流出量を制
御できる構成となっている。
【0005】ソレノイド部200Aは、概略、コイル2
03と、コイル203への通電によってセンターポスト
202に磁気的に吸引されるプランジャ201と、プラ
ンジャ201の駆動をバルブ部200B(具体的にはス
プール)に伝達するためにプランジャ201に連結され
たロッド204と、各種ソレノイド構成部材が組込まれ
るケース部材208と、コイル203に給電するための
コネクタ211と、を備えている。
【0006】また、往復動を行うプランジャ201やロ
ッド204の同軸度を高めるための第1軸受205及び
第2軸受210とを備えており、プランジャ201に嵌
合されたロッド204を軸受205,210で支持し、
一方の軸受205はスリーブ206で保持されている。
他方の軸受210はセンターポスト202で保持されて
いる。また、磁路を形成するアッパープレート207等
を備えている。
【0007】ここで、プランジャ201は、通常状態、
すなわちコイル203に通電していない状態では、セン
ターポスト202から離間する方向に位置する構成とな
っている。
【0008】なお、一般的にはスプリング等の付勢部材
によって、プランジャ201をセンターポスト202か
ら離間する方向に付勢するように構成されている。図示
の例では、スプールをソレノイド部200A方向に付勢
するスプリングを設けることによって、プランジャはス
プールを介してセンターポスト202から離間されるよ
うに構成されている。
【0009】そして、コイル203に通電することによ
って、磁路が形成され、プランジャ201はセンターポ
スト202に磁気的に吸引される。
【0010】従って、コイル203に通電する電流の大
きさによって、磁気力を制御することができ、これによ
りプランジャ201の移動量を制御することでスプール
のストローク量を制御でき、これにより流体の流量を制
御し、油圧制御などの各種流体圧力制御等を行うことが
できるというものである。
【0011】ここで、従来技術に係るソレノイドバルブ
200においては、略円筒形状のケース部材208の中
空内部に、プランジャ201やセンターポスト202を
含む各種ソレノイド構成部材を、各部材の形状等に応じ
てケース部材208の両端側から適宜組込んだ後に、ケ
ース部材208の一端側に設けられたかしめ部208a
によってアッパープレート207の端部をかしめ、更
に、他端側に設けられたかしめ部208bによってバル
ブ部200Bの端部をかしめることによって、組立を行
っていた(ただし、かしめる順序はかしめ部208aが
最初になるとは限らない)。
【0012】ところで、図7に示す従来技術に係るソレ
ノイドバルブ200のように、コネクタ211が、ソレ
ノイドバルブ本体の後端において、円周方向における一
部分に配置されるようなタイプの場合には、ソレノイド
バルブ本体を所定の取付箇所に取り付けるためのブラケ
ット212との配置関係を、取付箇所に応じて変更しな
ければならないために互換性が悪いという欠点を有す
る。
【0013】そこで、互換性を良くするために、図8に
示すように、コネクタ311が、ソレノイドバルブ30
0の本体の後端部において、ケース部材308の一端側
から外部に突出するタイプのものが知られている。
【0014】この場合、コネクタ311がケース部材3
08の一端側から外部に突出して、コネクタ311が軸
心上にあるような構造のため、ブラケット等との配置関
係を考慮する必要がなくなり、互換性に優れたものであ
る。
【0015】このタイプの場合には、コネクタ端子をイ
ンサートモールドすることによって成形されるコネクタ
311に、段差部311aを形成して、この段差部31
1aにケース部材308の一端に設けたかしめ部311
aをかしめることで組立を行っていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0017】上述のように、従来技術に係るソレノイド
バルブの場合には、ケース部材208に対して、両側か
ら各種ソレノイド構成部材を組込まなければならないた
め、組立工程中にケース部材208を適宜反転させなけ
ればならず、組立工数の増加や組立作業の煩雑さを招い
ていた。
【0018】また、両側から各種ソレノイド構成部材を
組込まなければならないことから、各種構成部材を固定
するために、両側の2箇所でかしめ工程が必要となって
いた。
【0019】なお、ケース部材の内周にシールリングを
組み付ける場合には、組み付け時において、シールリン
グがケース部材の内周に摺接される状態が長いと、シー
ルリングの磨耗やシールリングがねじれてしまう等の装
着状態の悪化を生じてシール性が低下する恐れがあるた
め、このようなことを防止しなければならないという要
求もある。
【0020】また、ケースの内周部において、上述した
シールリングが当接する部分や、磁束供給部となるアッ
パープレートの外周が当接する部分には、内径精度や表
面状態の精度が要求されていた。
【0021】更に、図8に示すような従来技術に係るソ
レノイドバルブの構成では、ソレノイド構成部材のうち
樹脂材に対してかしめ荷重がかかるため、変形などを起
こしやすく、これも各部材間の位置決め精度を悪くする
原因となっていた。
【0022】従って、図8に示すソレノイドバルブ30
0の場合には、かしめ荷重がかかる樹脂材の負担を十分
に考慮しなければならず、シール部材Oを装着する溝か
ら端面までの肉厚L0を十分に大きくしなければならな
かった。
【0023】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、組立
作業性の向上を図り、また、組立時における各構成部材
の負担を低減可能とする信頼性に優れたソレノイドバル
ブを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、一端側に、内側に折り曲げられた
曲げ部を有する略円筒形状のケース部材と、該ケース部
材の他端側から中空内部に挿入されると共に、前記曲げ
部に位置決めされる段差部を有し、かつ、該ケース部材
の一端側から外部に突出するコネクタ部を有するコネク
タ部材と、該コネクタ部材が挿入された後に、順次、前
記ケース部材の他端側から中空内部に挿入される各種ソ
レノイド構成部材と、これら各種ソレノイド構成部材が
挿入された後に取り付けられるバルブと、を備えたソレ
ノイドバルブであって、前記ケース部材の他端に、前記
バルブが取り付けられた状態で、該バルブ及び前記各種
ソレノイド構成部材を組み付けるかしめ用突起を設ける
ことを特徴とする。
【0025】従って、各種ソレノイド構成部材はケース
部材の他端側から全て組込めばよく、組立工程中にケー
ス部材を反転させるなどの工程が不要となり、一箇所の
みのかしめを行えばよい。また、コネクタ部がケース部
材の一端側から外部に突出した構造であるので、ケース
部材の外周面にコネクタを備えたものに比べて回転方向
の配置関係に自由度があるため互換性に優れる。更に、
ケース部材の他端側でのみかしめを行うので、一端側に
配置されたコネクタ部材に対するかしめ時の荷重負担が
少ない。
【0026】前記ケースの一端側で、該ケースの内周面
に密着してシールするシールリングを備えると共に、前
記ケースは、該ケースの一端側であって、前記シールリ
ングに密着される部分を含む領域を小径部とし、かつ、
該ケースの小径部よりも他端側を前記シールリングの外
周面に接触しない程度の大径部とするとよい。
【0027】これにより、コネクタ部材の組立時におい
て、ケースの大径部ではシールリングに接触することが
ない。また、シールリングが密着される比較的精度が要
求される部分(小径部)を一部に限定できる。すなわ
ち、ケース部材全体について寸法精度等を高める必要は
なく、大径部をラフにして、小径部のみ精度を高くすれ
ば良い。
【0028】ソレノイドバルブ本体を他の要素に取り付
けるためのブラケットと、前記バルブ側にあって前記ケ
ース部材とソレノイド構成部材との間の磁路を形成する
プレートとが一体に成形されたブラケットプレートを備
え、該ブラケットプレートが、その一方の面に前記バル
ブの一端が当接され、かつ、他方の面に前記ケース部材
の他端側の端縁の一部が当接された状態で、前記かしめ
用突起と、前記ケース部材の他端側の端縁の一部とで、
前記ブラケットプレートとバルブの一端部とを挟持固定
することによって、組み付けを行うと共に、前記ソレノ
イド構成部材には、一端が前記ケースの内周面に当接
し、磁路を形成するアッパープレートが含まれており、
該アッパープレートの一端は、前記ケースの小径部にお
ける内周面に当接するとよい。
【0029】ここで、「一体に成形され」とは、複数の
部品(この場合はブラケットとプレート)を、溶接,か
しめ、または凹凸嵌合等によって一つの部材に結合した
形態、あるいは一つの部材(例えば一枚の鋼板)からプ
レス等によって一つの部品に形成した形態をいう。
【0030】これにより、かしめを行う場合のかしめ荷
重は、プレートとバルブの一端とケース部材のみに負担
がかかる。また、アッパープレートが当接される部分
は、一部に限定された、比較的精度が要求される部分
(小径部)に当接される。これにより、ケース部材全体
について寸法精度等を高める必要はなく、大径部をラフ
にして、小径部のみ精度を高くすれば良い。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0032】図1〜図6を参照して、本発明の実施の形
態に係るソレノイドバルブについて説明する。まず、本
実施の形態に係るソレノイドバルブの全体の概要を図1
及び図2を参照して説明する。図1は本発明の実施の形
態に係るソレノイドバルブの概略構成断面図であり、図
2は本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブの概略
構成図((A)は一部破断断面図,(B)は(A)中P
方向から見た概観図,(C)は(A)中Q方向から見た
概観図)である。
【0033】ソレノイドバルブ100は、ソレノイド部
100Aとバルブ部100Bとから構成される。
【0034】ここで、バルブ部100Bはスプールバル
ブであり、バルブ部本体となるバルブスリーブ16の内
部にスプール15が往復動自在に備えられており、この
スプール15のストロークに応じてバルブスリーブ16
に形成した弁の開口面積が変化するため、ソレノイドに
よりスプール15のストローク量を制御することによっ
て流体の流入量や流出量を制御できる構成となってい
る。
【0035】ソレノイド部100Aは、概略、コイル3
と、コイル3に給電を行うために電気的に接続される端
子17aをインサートモールドしたコネクタ部材17
と、コイル3への通電によってセンターポスト2に磁気
的に吸引されるプランジャ1と、プランジャ1の駆動を
スプール15に伝達するためにプランジャ1に連結され
たロッド7と、各種ソレノイド構成部材(上記コイル3
やセンターポスト2等)を組み込むためのケース部材9
と、を備えている。
【0036】また、プランジャ1の軸受となるスリーブ
4と、コイル3が巻かれるボビン6と、プランジャ1が
センターポスト2から離間しやすくするためのシム8
と、バルブ部100B内部からコイル3側への流体の漏
れを防止するパッキン10と、磁路を形成するアッパー
プレート11と、同じく磁路を形成すると共にソレノイ
ドバルブ本体を所定の位置(他の構成要素)に固定する
ためのブラケットプレート12とを備えている。
【0037】更に、ロッド7の軸受13と、スプール1
5に固定されたE型リング18を付勢することによって
スプール15と共にロッド7を介してプランジャ1をセ
ンターポスト2から離間させる方向に付勢するスプリン
グ14と、を備えている。
【0038】なお、コイル3やボビン6はモールドによ
ってAssy化され、モールドコイルサブAssy5を
構成している。
【0039】ここで、プランジャ1は、通常状態、すな
わちコイル3に通電していない状態では、センターポス
ト2から離間する方向に位置する構成となっており、す
なわち、本実施の形態では、上述のようにスプール15
を、E型リング18を介してソレノイド部100A方向
に付勢することによって、プランジャ1はセンターポス
ト2から離間される。
【0040】そして、コイル3に通電することによっ
て、コイル3が磁界を発生し、磁路(ケース9,アッパ
ープレート11,プランジャ1,センターポスト2,ブ
ラケットプレート12によって形成される磁路)が形成
され、プランジャ1はセンターポスト2に磁気的に吸引
される。
【0041】従って、コイル3に通電する電流の大きさ
によって、磁気力を制御することができ、これによりプ
ランジャ1の移動量を制御することでスプール15のス
トローク量を制御でき、これにより流体の流量を制御
し、油圧制御などの各種流体圧力制御等を行うことがで
きるというものである。
【0042】次に、本実施の形態に係るソレノイドバル
ブの組立構造について説明する。
【0043】本実施の形態に係るソレノイドバルブ10
0の場合には、優れた互換性を実現すべく、ブラケット
との配置関係が周方向に対して無関係とするために、コ
ネクタ部材17が、軸心上にあるようにケース部材9の
一端側(後端側)から外部に突出する構造となってい
る。
【0044】ここで、ケース部材9は、略円筒形状であ
り、一端側には内側に曲げられた曲げ部93を有してい
る。
【0045】一方、コネクタ部材17は外部に突出する
部分よりも径が大きくなるような段差部17bを有して
おり、ケース部材9の他端側の開口部から挿入すると、
段差部17bが上記曲げ部93に引っ掛かって位置決め
されるように構成されている。
【0046】このようにコネクタ部材17を挿入した後
に、各種ソレノイド構成部材の全てを順次ケース部材9
の他端側の開口部から挿入できるように、各構成部材の
寸法形状を設定しており、図示の例では、例えば、モー
ルドコイルサブAssy5,スリーブ4,プランジャ1
とロッド7とを予め組み付けて一体としたもの,パッキ
ン10,シム8とセンターポスト2と軸受13とブラケ
ットプレート12とを予め組み付けて一体としたものを
取り付ける。
【0047】ここで、ケース部材9は、上述した曲げ部
93とは反対側の端部に、かしめ用の突起94が設けら
れている。なお、図1ではかしめを行った後の状態を示
している。
【0048】そして、このかしめ用の突起94が設けら
れていない領域において、その端縁にブラケットプレー
ト12の一方の面が当接するように構成されている。
【0049】また、ブラケットプレート12を取り付け
た後に、バルブ部100Bを取り付けると、その本体で
あるバルブスリーブ16の一端16bが、ブラケットプ
レート12の他方の面に当接するように構成されてい
る。
【0050】この状態で、かしめ用の突起94を、バル
ブスリーブ16の被かしめ部となる段差部16aにかし
めることによって、ソレノイド構成部材,ブラケットプ
レート12及びバルブ部100Bが位置決め固定されて
組立が完了する。
【0051】このかしめ工程に関して、図3〜図6を参
照して、さらに詳しく説明する。
【0052】図3はケース部材とブラケットプレートの
取り付けを説明する模式図((A)はケース部材の模式
的平面図,(B)はブラケットプレートの模式的平面
図,(C)はケース部材にブラケットプレートを取り付
けた状態の模式的平面図,(D)は(C)中AA断面
図)であり、図4は図3の変形例を示したもの((A)
はケース部材の模式的平面図,(B)はブラケットプレ
ートの模式的平面図,(C)はケース部材にブラケット
プレートを取り付けた状態の模式的平面図,(D)は
(C)中BB断面図)であり、図5はかしめ工程を示す
模式図であり、図6はかしめ用突起の好適な態様を示す
模式図である。
【0053】図3(A)に示すように、円筒状のケース
部材9の端部においては、複数の切り欠き(図示の例で
は3箇所の切り欠き)を設けることで、切り欠かれてい
ない部分をかしめ用の突起94としている。
【0054】従って、かしめ用の突起94の内周面94
aは、曲面形状となっている。
【0055】一方、図3(B)に示すように、ブラケッ
トプレート12には、かしめ用の突起94に対応させて
複数(図示の例では3個)の切り欠き溝を形成してお
り、外周面となる、この切り欠き溝の溝底12aを、上
述したかしめ用の突起94の内周面94aの曲面形状に
沿うような曲面形状としている。
【0056】従って、図3(C),(D)に示すよう
に、かしめ用の突起94がブラケットプレート12の切
り欠き溝に嵌め込まれるようにすると、かしめ用の突起
94の内周面94aとブラケットプレート12の外周面
(溝底12aの部分)は、その面全体が当接した状態と
なる。
【0057】また、特に図示はしないが、バルブスリー
ブ16の被かしめ部となる段差部16aにおいても、そ
の外周面の少なくとも一部を、上述したかしめ用の突起
94の内周面94aの曲面形状に沿うような曲面形状と
しており、同様に面全体が当接するようになっている。
【0058】このように、かしめ用の突起94の曲面形
状の内周面94aを、ブラケットプレート12及びバル
ブスリーブ16の外周面の少なくとも一部に沿うように
当接させた状態で、かしめを行うことによって、ブラケ
ットプレート12及びバルブスリーブ16のケース部材
9に対する径方向のガタを防止(芯ずれ防止)すること
ができ、ブラケットプレート12と一体のセンターポス
ト2が偏心することによってプランジャ1に働く横力が
大きくなることを防止することができ、これによってヒ
ステリシスを低減することができる。
【0059】また、ブラケットプレート12を他の要素
(ソレノイドバルブ100が取り付けられる装置)に取
り付けた場合に、このほかの要素とソレノイドバルブ1
00の中心位置との位置精度を向上させることができ
る。
【0060】なお、図示の例では、スプール15の端部
を球面形状として、この部分をロッド7に当接させてい
ることから、ソレノイド部100Aとバルブ部100B
との間に傾きがあった場合でも、これを吸収できる構造
となっており、より一層ヒステリシスを低減することが
できる。
【0061】また、図示の例では、かしめ用の突起94
を等配に3箇所設ける構成としているため、かしめを行
った場合に、中心方向に向かって均等にかしめ力が働く
ため、軸ずれを低減することができる。
【0062】また、上記図3に示す例では、円筒状のケ
ース部材9の端部において、切り欠きを設けていない部
分の壁の全部をかしめ用の突起94とした場合を示した
が、図4に示すように、円筒のうち、外周側のみをかし
め用の突起94として、内周側に、ブラケットプレート
12が当接される当接面94bを残しておくこともでき
る。
【0063】次に、かしめ時における、かしめ治具(金
型)とかしめ用の突起の挙動について図5を参照して説
明する。
【0064】図5には、かしめを行うための治具(金
型)の一部断面図と、ケース部材9,ブラケットプレー
ト12及びバルブスリーブ16の被かしめ部となる段差
部16aのそれぞれの一部断面図を模式的に示してお
り、(A)はかしめ開始時,(B)はかしめ終了時の様
子を示している。
【0065】図示のように、かしめを行うための金型5
00には、かしめ用の突起94の先端に当接して、かし
め用の突起94を折り曲げるための当接面501が設け
られている。この当接面501は、曲面状に傾斜してい
る。
【0066】そして、かしめを行う場合には、ブラケッ
トプレート12及びバルブスリーブ16を組込んだ状態
で、金型500を、図5(A)中矢印X方向に駆動す
る。
【0067】これにより、まず、当接面501が、かし
め用の突起94の先端に当接し、さらにX方向に駆動す
ることで、かしめ用の突起94の先端は、当接面501
によってブラケットプレート12側と内径方向側にそれ
ぞれ分力を受ける。
【0068】従って、かしめ用の突起94は、図5
(A)中矢印で示すように内側に折れ曲がる。
【0069】この場合に、かしめ用の突起94は、ま
ず、バルブスリーブ16の被かしめ部となる段差部16
aに設けられた第1角部16cによって曲がり始めの位
置が規定されるため、この第1角部16cを起点として
折れ曲がる。
【0070】そして、さらに折れ曲がると、バルブスリ
ーブ16の被かしめ部となる段差部16aに設けられた
第2角部16dに当接し、この第2角部16dを押し込
みつつ、かしめ用の突起94の先端がバルブスリーブ1
6の被かしめ部となる段差部16aに設けられた傾斜面
に当接する位置まで折れ曲がる。
【0071】このように、第1角部16cを設けたこと
で、かしめ用の突起94の折れ曲がる位置を規定でき、
また、第2角部16dを設けたことで、かしめ用の突起
94によって、ブラケットプレート12側に向かって積
極的に押さえ込まれるため、十分なかしめ固定力が得ら
れる。
【0072】また、一般的に、かしめ加工を行った場合
には、かしめ部の先端が自己の弾性的復元力によって、
すこし元に戻ってしまうというスプリングバックが発生
してしまう。
【0073】すなわち、図5(B)に示した状態では、
カシメ用突起94の先端がバルブスリーブ16の段差部
16aに設けられた傾斜面に当接しているが、その後、
自己の弾性的な復元力によりスプリングバックを生じ、
その先端は傾斜面から離れた位置まで少し戻った状態と
なる。
【0074】しかし、本実施の形態では、先端が離れて
しまっても、第2角部16dは押さえ込まれた状態のま
まであるため、十分なかしめ固定力が維持される。
【0075】以上のことから、本実施の形態の構成によ
り、比較的かしめ荷重を低くしても十分なかしめ固定力
を得ることが可能となる。
【0076】ここで、図6に示すように、かしめ用の突
起94の好適な例として、溝94cを設けると良い。こ
のとき、溝94cの溝底の深さが、上記バルブスリーブ
16の被かしめ部となる段差部16aにおける第1角部
の位置の近傍(同等か、あるいはそれよりも少し深いく
らい)になるようにすることによって、かしめが行われ
る場合に、かしめ用の突起94は剛性が低くなるため、
溝94cの溝底の付近から曲げられ易くなり、かしめ用
の突起94の根本付近のふくらみを防止することができ
る。
【0077】以上のように、組立作業を行う場合には、
ケース部材9に対して一方向にのみ各種部材を挿入ある
いは取付を行えばよいため、従来のように両方向から組
み付ける場合と比べて、組立工程中にケース部材を反転
する工程が不要なため、組立工数を減らし、組立作業の
煩雑さを解消することが可能となる。また、かしめも1
箇所のみ行えばよい。
【0078】また、上述したようなかしめを行うことに
よって、かしめ用の突起94とケース部材9の端縁と
で、バルブスリーブ16の一端とブラケットプレート1
2とを挟持固定することによって、これらバルブスリー
ブ16及びブラケットプレート12は位置決め固定され
ると共に、コネクタ部材17は上記のように段差部17
bが曲げ部93に対して位置決めされ、その他のソレノ
イド構成部材は、コネクタ部材17とブラケットプレー
ト12とによって閉じ込められることで位置決め固定さ
れる。
【0079】ここで、かしめ時には、かしめ用の突起9
4によって、バルブスリーブ16の一端にかしめ荷重を
かけることになり、この荷重はブラケットプレート12
に伝達することになるが、ブラケットプレート12の荷
重を受ける側とは反対側の面は、ケース部材9の端縁に
当接するため、ケース部材9のみが荷重を受け、ケース
部材9に内包されたその他のソレノイド構成部材はかし
め荷重を受けることはない。
【0080】従って、各種ソレノイド構成部材のかしめ
荷重を考慮する負担は解消され、各構成部材の寸法形状
を設計する際の負担も減ることになる。
【0081】また、特に、従来のようにケース部材にお
けるコネクタ部材側の端部をかしめる場合には、上述の
ように、樹脂で構成されたモールド部のシール部材を装
着するための溝から端面までの肉厚を十分に大きくしな
ければばらなかったのに対して、本実施の形態ではかし
め荷重を受けることはないので、この肉厚(図1中L
1)を薄くすることができる。
【0082】従って、軸方向の寸法を小さくすることが
でき、軽量・コンパクト化を図ることができる。
【0083】また、本実施の形態に係るソレノイドバル
ブ100においては、ケース部材9を小径部91と大径
部92とから構成するようにしており、この点について
説明する。
【0084】まず、小径部91は、その内周面にシール
部材(シールリング)であるOリング19が密着し、か
つ、アッパープレート11の端面が当接され、このアッ
パープレート11との間で磁路を形成するため、内径精
度及び表面状態の精度の要求が比較的大きい部分であ
る。この場合、このアッパープレート11の構造は、円
筒部と円筒部の一端側が径方向に曲げられてなる鍔部と
によって形成されたものであり、この端面とは鍔部先端
の外周面を指している。
【0085】一方、大径部92は内径精度等の要求が比
較的少ない部分である。なお、この大径部92の内周面
に対しても、パッキン10が密着するが、このパッキン
10は寸法ばらつきに対しても十分にシール性を発揮で
きる構造となっているが、この点についての説明は省略
する。
【0086】このように、寸法精度が要求される部分を
減らすことで製造負担を減らすことが可能となる。
【0087】また、大径部92の内径は、Oリング19
の外周面が接触することのない程度の大きさに設定して
おくことによって、Oリング19の品質低下を防止する
ことが可能となる。
【0088】すなわち、上述のように組立を行う場合に
は、コネクタ部材17をケース部材9の他端側の開口部
から挿入することになるが、Oリング19がこのコネク
タ部材17の装着溝に装着された状態で挿入作業が行わ
れるため、挿入側の大径部92の内径を上記のように設
定しておくことによって、挿入の際に、Oリング19が
小径部91に至るまでの間に、大径部92の内周面と擦
れてしまうことが防止できるため、Oリング19の品質
低下を防止できる。
【0089】次に、本実施の形態に係るソレノイドバル
ブ100の好適な適用例について説明する。
【0090】自動車等のエンジンにおいては、エンジン
の吸排気バルブをカムシャフトの回転によってバルブ開
閉を行うが、運転状態(高速・低速)によって、バルブ
のタイミングを適切に制御することによって、燃費が向
上し、高い排ガス清浄化を得ることが可能になる。
【0091】このバルブタイミングの制御は、カムシャ
フトを回転方向にずらして、位相を変えることにより行
うことができ、これをソレノイドバルブによって行う技
術が公知技術として知られている。
【0092】ここで、カムシャフトを回転方向にずらす
ために、ソレノイドバルブによる油圧制御を行うことに
なるが、配置スペース等の関係からエンジンオイルの流
路の経路上にソレノイドバルブが設置されて、エンジン
オイルを利用するのが一般的である。
【0093】従来、オンオフ制御を行うソレノイドバル
ブを用いることによって、高速時と低速時の2種類の状
態に分けて制御を行うことがなされていたが、近年、よ
り高精細な制御を行うべく、リニア制御が可能なソレノ
イドバルブが用いられるようになっている。
【0094】そこで、上述した本発明の実施の形態に係
るソレノイドバルブをこのようなバルブタイミングコン
トロール(VTC)用のリニア制御ソレノイドバルブと
して好適に用いることが可能となる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ケース
部材に対して、一方方向に、全ての部材を組込むことが
でき、一箇所のみかしめを行えば良いため、組立工数を
減らすことが可能となり、かつ組立作業の煩雑さを解消
できるため、組立作業性が向上する。
【0096】また、互換性にも優れ、コネクタ部材に対
するかしめ時の荷重負担が少ない。
【0097】また、ケースを、シールリングによって密
着される小径部と、大径部とに分けるようにすれば、組
立時にシールリングの外周がケースの大径部の内周に擦
れることを防止でき、シールリングの品質低下を防止で
きる。
【0098】また、かしめ用突起と、ケース部材の他端
側の端縁の一部とで、ブラケットプレートとバルブの一
端部とを挟持固定するようにして、各部材の位置決め固
定を行うようにすれば、ケース部材に内包された各種部
材に、かしめを行う場合のかしめ荷重をかけないように
することができる。更に、アッパープレートの一端をケ
ースの小径部における内周面に当接することで、寸法精
度の要求される部分を一部に限定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブの
概略構成断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブの
概略構成図である。
【図3】ケース部材とブラケットプレートの取り付けを
説明する模式図である。
【図4】図3の変形例を示す模式図である。
【図5】かしめ工程を示す模式図である。
【図6】かしめ用突起の好適な態様を示す模式図であ
る。
【図7】従来技術に係るソレノイドバルブの概略構成断
面図である。
【図8】従来技術に係るソレノイドバルブの概略構成断
面図の一部である。
【符号の説明】
1 プランジャ 2 センターポスト 3 コイル 4 スリーブ 5 モールドコイルサブAssy 6 ボビン 7 ロッド 8 シム 9 ケース部材 91 小径部 92 大径部 93 曲げ部 94 突起 94a (突起の)内周面 94b 当接面 94c 溝 10 パッキン 11 アッパープレート 12 ブラケットプレート 12a 溝底 13 軸受 14 スプリング 15 スプール 16 バルブスリーブ 16a 段差部 16b (バルブスリーブの)一端 16c 第1角部 16d 第2角部 17 コネクタ部材 17a 端子 17b 段差部 18 E型リング 19 シールリング 100 ソレノイドバルブ 100A ソレノイド部 100B バルブ部 500 金型 501 当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠置 好成 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号 エヌオーケー株式会社内 Fターム(参考) 3H106 DA03 DA08 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC09 DC19 DC20 DD09 EE35 GA01 GA06 GA23 GC25 JJ04 JJ05 KK17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側に、内側に折り曲げられた曲げ部を
    有する略円筒形状のケース部材と、 該ケース部材の他端側から中空内部に挿入されると共
    に、前記曲げ部に位置決めされる段差部を有し、かつ、
    該ケース部材の一端側から外部に突出するコネクタ部を
    有するコネクタ部材と、 該コネクタ部材が挿入された後に、順次、前記ケース部
    材の他端側から中空内部に挿入される各種ソレノイド構
    成部材と、 これら各種ソレノイド構成部材が挿入された後に取り付
    けられるバルブと、を備えたソレノイドバルブであっ
    て、 前記ケース部材の他端に、前記バルブが取り付けられた
    状態で、該バルブ及び前記各種ソレノイド構成部材を組
    み付けるかしめ用突起を設けることを特徴とするソレノ
    イドバルブ。
  2. 【請求項2】前記ケースの一端側で、該ケースの内周面
    に密着してシールするシールリングを備えると共に、 前記ケースは、 該ケースの一端側であって、前記シールリングに密着さ
    れる部分を含む領域を小径部とし、 かつ、該ケースの小径部よりも他端側を前記シールリン
    グの外周面に接触しない程度の大径部とすることを特徴
    とする請求項1に記載のソレノイドバルブ。
  3. 【請求項3】ソレノイドバルブ本体を他の要素に取り付
    けるためのブラケットと、前記バルブ側にあって前記ケ
    ース部材とソレノイド構成部材との間の磁路を形成する
    プレートとが一体に成形されたブラケットプレートを備
    え、 該ブラケットプレートが、その一方の面に前記バルブの
    一端が当接され、かつ、他方の面に前記ケース部材の他
    端側の端縁の一部が当接された状態で、 前記かしめ用突起と、前記ケース部材の他端側の端縁の
    一部とで、前記ブラケットプレートとバルブの一端部と
    を挟持固定することによって、組み付けを行うと共に、 前記ソレノイド構成部材には、一端が前記ケースの内周
    面に当接し、磁路を形成するアッパープレートが含まれ
    ており、該アッパープレートの一端は、前記ケースの小
    径部における内周面に当接することを特徴とする請求項
    1または2に記載のソレノイドバルブ。
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