JP2002220078A - 補助動力付き車両 - Google Patents

補助動力付き車両

Info

Publication number
JP2002220078A
JP2002220078A JP2001015711A JP2001015711A JP2002220078A JP 2002220078 A JP2002220078 A JP 2002220078A JP 2001015711 A JP2001015711 A JP 2001015711A JP 2001015711 A JP2001015711 A JP 2001015711A JP 2002220078 A JP2002220078 A JP 2002220078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotor
lid
casing
control board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001015711A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sagara
弘明 相良
Kazuhiro Tomoshige
一弘 友重
Seiji Yamaguchi
征史 山口
Kazuhisa Matsumoto
和久 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001015711A priority Critical patent/JP2002220078A/ja
Priority to TW90131332A priority patent/TW581736B/zh
Priority to CN 02102718 priority patent/CN1186227C/zh
Publication of JP2002220078A publication Critical patent/JP2002220078A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータの位置検出手段が簡単に取り付けられ
て組み立て性が向上し、また位置検出手段の位置決めも
容易となって正確な位置に配置できる補助動力付き車両
を提供する。 【解決手段】 人力によって車輪を駆動する人力駆動部
と、ロータ42の磁極位置を検出してステータ41の回
転磁界が制御されるモータ40によって前記車輪を駆動
する電動駆動部30とを備え、モータ40を覆うケーシ
ング31の蓋部31b内側に制御基板33を配置するた
めの基板ケース32を取り付け、この基板ケース32の
前記ロータ42と対向する面にロータ42の磁極位置を
検出する位置検出手段(ホール素子49)を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電動アシスト自
転車などの補助動力付き車両に係わり、特にそのモータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の補助動力付き車両として、特開
2000−105155号公報(G01L 3/14)
に開示された電動アシスト自転車においては、後輪のハ
ブを構成する回転ケーシング内に、車軸に固定される固
定ケーシングを配置し、その中にDCブラシレスモータ
を取り付けている。そして、そのロータの磁極位置を検
出する位置検出センサは固定ケーシングの内壁に取り付
けられ、制御基板は固定ケーシングの外側に配置されて
いた。また、上記公報には、固定ケーシングの蓋部に制
御基板を取り付けた実施例が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載のものでは、固定ケーシング内にモータを組み立て
た後にロータと対向する固定ケーシング内壁に位置検出
センサを取り付けなければならないため、組み立て性が
悪く、また、位置決めが困難で取り付け誤差が生じやす
くなるため、正確な位置検出ができなくなる虞がある。
【0004】また、モータが内蔵される固定ケーシング
の蓋部に制御基板を取り付ける場合、一般的に固定ケー
シングに蓋部を取り付ける前にモータの巻線と制御基板
をリード線で接続しなければならないので、固定ケーシ
ングに蓋部を取り付けるとリード線に弛みが生じて、回
転するロータとリード線とが干渉する虞がある。
【0005】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、ロータの位置検出手段
が簡単に取り付けられて組み立て性が向上し、また位置
検出手段の位置決めも容易となって正確な位置に配置で
きる補助動力付き車両を提供することを目的とするもの
である。
【0006】また、モータの巻線と制御基板とを接続す
る配線がロータと干渉せず、簡単に配線できる補助動力
付き車両を提供することを特徴とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、人力によって車輪を駆動する
人力駆動部と、ロータの磁極位置を検出してステータの
回転磁界が制御されるモータによって前記車輪を駆動す
る電動駆動部とを備え、前記モータを覆うケーシングの
蓋部内側に制御基板を配置するための基板ケースを取り
付け、この基板ケースの前記ロータと対向する面に前記
ロータの磁極位置を検出する位置検出手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0008】また、前記位置検出手段は、ホール素子に
よって構成されることを特徴とするものである。
【0009】さらに、前記基板ケースは、前記蓋部内側
に位置決めされて取り付けられることを特徴とするもの
である。
【0010】また、前記位置検出手段は、前記基板ケー
スに位置決めされて取り付けられることを特徴とするも
のである。
【0011】一方、人力によって車輪を駆動する人力駆
動部と、モータによって前記車輪を駆動する電動駆動部
とを備え、前記モータを覆うケーシングの蓋部内側に制
御基板を配置すると共に、前記ケーシングに蓋部を取り
付けた後に前記モータの巻線と制御基板の配線とを接続
する接続部を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記接続部として、前記蓋部に、前
記モータの巻線端子を蓋部外側に露出させるための端子
孔と、前記制御基板からの配線端子を蓋部外側に導出す
るための導出孔を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を、電
動アシスト自転車を例にとって説明する。
【0014】まず、電動アシスト自転車全体の構成につ
いて、図14に基づき説明する。
【0015】この電動アシスト自転車は、前部に設けら
れたヘッドパイプ1と、サドル2が取り付けられるシー
トチューブ3とがメインフレーム4で連結され、このメ
インフレーム4と前記シートチューブ3とが連結する部
分に人力によって回転するペダル5が取り付けられてい
る。
【0016】上記ヘッドパイプ1には、ヘッドパイプ1
を通して連結するようにハンドル6とこのハンドル操作
によって走行方向を定める前輪7が取り付けられてい
る。なお、図では、前輪7のリム8とタイヤ9のみを示
し、スポークは図示を省略している。
【0017】また、ヘッドパイプ1に取り付けられた前
かご10の下には、後述するモータ等の電源となるバッ
テリ11が取り付けられており、このバッテリ11には
24ボルトのニッカド電池が用いられている。上記バッ
テリ11はバッテリケース内に収納されて取り外し可能
になっており、充電の際は取り外して屋内で充電するこ
とができるようになっている。
【0018】また、前記ペダル5には、ペダル5と共に
回転する前スプロケット12が取り付けられており、こ
の前スプロケット12にチェーン13がかけられ、前ス
プロケット12の回転をチェーン13を介して後輪14
の図示しない車軸に設けられた後スプロケットに伝達す
るようになっている。
【0019】駆動輪となる後輪14は、タイヤ15、リ
ム16及びスポーク(図示せず)と、後輪14を駆動す
るための駆動部17とから構成されている。この駆動部
17には、後述するように、チェーン13を介して伝達
される人力トルクを検出するトルク検出部(トルクセン
サ)、モータ及び減速機構から成る電動駆動部、前記ト
ルク検出部の検出値を入力して前記モータに駆動信号を
出力するマイコン等から成る制御回路などが内蔵される
と共に、前記ハンドル6に取り付けられたブレーキレバ
ー18の操作により後輪14を制動するブレーキ装置1
9が取り付けられている。
【0020】上述のように、前記後輪14は、ペダル
5、前スプロケット12、チェーン13、後スプロケッ
ト及び変速機等から成る人力駆動部と、モータ及び減速
機構等から成る電動駆動部の2つの駆動部によって駆動
され、それらを併用して走行することができるようにな
っている。
【0021】次に、この電動アシスト自転車の駆動部1
7について、図1〜図6に基づき詳細に説明する。
【0022】後輪14の車軸20には、その長手方向の
一部に通常の自転車と同様の内装式変速機21が設けら
れ、この変速機21は後スプロケット22に一方向クラ
ッチ(図示せず)を介して連結されており、前記ペダル
5の一方向の回転でしか動力伝達せず、ペダル5を逆回
転させたときには変速機21への動力伝達が遮断される
ようになっている。
【0023】内装式変速機21は、車軸20を中心に後
輪14のハブを構成する回転ケーシング23で覆われ、
この回転ケーシング23は2部品からなっており、一方
は、外周にスポークを取り付けるための2本の環状リブ
24a,24bが形成された回転ケーシング23aで、
他方は、前記回転ケーシング23aの開口部を塞ぐよう
に複数箇所で前記環状リブ24bにネジ止め固定された
回転ケーシング23bである。
【0024】前記他方の回転ケーシング23bの内側に
は減速機構の最終段を構成する大ギア25が、外側には
ブレーキホルダ26がそれぞれ車軸20と同心円状を成
すようにネジ止め固定されている。ブレーキホルダ26
には、回転ケーシング23b外側に向かって円盤状の立
壁を形成した回転片27がネジや溶接等によって取り付
けられ、この回転片27の内周には前記ブレーキレバー
18の操作によって外方向,即ち前記回転片27の内周
に摺接して回転ケーシング23の回転を制動するための
ブレーキ装置19が設けられている。これら回転片27
及びブレーキ装置19はブレーキカバー28で覆われて
いる。
【0025】前記バッテリ11からの電源線やその他の
信号線等のコード29はブレーキカバー28を貫通し、
電動駆動部30を構成する固定ケーシング31における
蓋部31bの一部を切り欠いた部分に挿通させ、固定ケ
ーシング31の蓋部31b内側に取り付けられた基板ケ
ース32内の制御基板33に接続されている。
【0026】固定ケーシング31は、後述するDCブラ
シレスモータを覆う本体部31aと、前記制御基板33
を内蔵する基板ケース32や減速機構を構成する大プー
リ34等が取り付けられる蓋部31bとがネジ止め固定
されて成る。本体部31aはベアリング35を介して変
速機21外周に取り付けられ、蓋部31bは、外側に突
出する筒状部31cが車軸20の変速機21が設けられ
ていない部分に固定されている。制御基板33は基板ケ
ース32で覆われて、熱伝導性の良好なアルミ合金等で
形成された蓋部31bに取り付けられているので、制御
基板33からの発熱は蓋部31bを介して放熱される。
【0027】固定ケーシング31の本体部31aの内側
面には、DCブラシレスモータ40を構成するステータ
41が取り付けられ、このステータ41は、18スロッ
トを形成する鉄心に巻線を巻いて構成されている。ま
た、このステータ41には固定ケーシング31の蓋部3
1b内側に取り付けられた基板ケース32内の制御基板
33を介して3相の回転磁界を形成するための電力が供
給されるようになっている。
【0028】前記ステータ41の内周側には、ロータ4
2が2個のベアリング43,43を介して変速機21外
周に回転自在に設けられている。このロータ42は、軽
量なアルミ合金で形成された内リング44と積層した珪
素綱板で形成された外リング45から成り、外リング4
5の外周部には磁極を形成する複数のマグネット46が
埋め込まれており、内リング44には蓋部31b側に突
出するように歯付きの小プーリ47が取り付けられてい
る。
【0029】前記ロータ42に設けられた小プーリ47
と、固定ケーシング31の蓋部31b内側に一方向クラ
ッチ36を介して取り付けられた大プーリ34及びテン
ションプーリ38(図5に図示)間にはベルトBがかけ
られている。前記各プーリ47,34,38及びベルト
Bは歯付きのもので、滑りが生じないようになってい
る。また、大プーリ34の出力軸は蓋部31bの外側に
突出して小ギヤ37が形成されており、この小ギヤ37
が回転ケーシング23bの内側に取り付けられた大ギヤ
25と噛み合うように構成されている。従って、ロータ
42の回転は、小プーリ47、大プーリ34、一方向ク
ラッチ36、小ギヤ37及び大ギヤ25を介して減速さ
れて回転ケーシング23bに伝達される。なお、回転ケ
ーシング23bの内側に取り付けられた大ギヤ25と、
固定ケーシング31の蓋部31bから外側に突出して車
軸20に固定される筒状部31c外周との間にはベアリ
ング39が設けられている。
【0030】以上のように、回転が速くて大きなギヤ音
が発生しやすいモータ40の出力段の減速機構をプーリ
47,34,38とベルトBで構成したことにより、減
速機構の発生する音を低減できる。
【0031】上記大プーリ34は、図2等に示すよう
に、保持部材31dによって蓋部31b内側に取り付け
られている。保持部材31dは、大プーリ34からテン
ションプーリ38の取付位置(取付孔31n)まで延設
して形成され、テンションプーリ38の取付位置にはテ
ンションプーリ38をネジ38a(図5に図示)で回転
自在に取り付けるためのネジ孔38bが形成されてい
る。大プーリ34が取り付けられた保持部材31dは、
大プーリ34にベルトBをかけた状態で、各プーリ3
4,38にかかるベルトBが接触しない位置の蓋部31
b裏面側に図2に示すようにネジ止め固定される。
【0032】テンションプーリ38は、固定ケーシング
31の本体部31aに蓋部31bをネジ止め固定した組
み立て後に、蓋部31bにテンションプーリ38の径よ
りも大きく形成された取付孔31nから挿入されて上記
保持部材31dのネジ孔38bにネジ38aで回転自在
となるように取り付けられる。
【0033】また、前記制御基板33が収納された基板
ケース32の裏面側には、DCブラシレスモータ40を
駆動制御するために必要なロータ42の磁極位置を検出
するためのホール素子49がロータ42のマグネット4
6に対応する位置に取り付けられており、このホール素
子49の検出信号が制御基板33に搭載されたマイコン
に入力されてモータ制御信号を作っている。上記ホール
素子49は、3相の回転磁界を制御するため、図2に示
すように基板49a上に所定間隔で3個配置されてお
り、この基板49aが基板ケース32の裏面側の所定位
置に位置決めされて取り付けられている。ロータ42の
位置検出手段としてホール素子49を用いることによ
り、ロータ42のマグネット46の磁極を直接検出する
ことができるので、磁極判別用の部品が不要となり、部
品点数が少なくて済むため、簡単な構成でロータ42の
磁極位置を検出できる。
【0034】また、図3,図4に示すように、3相の回
転磁界を発生するステータ41の3本の巻線端子41a
は、ステータ41から蓋部31b方向に突出して配置さ
れており、これに対応して、蓋部31bには、上記巻線
端子41aを蓋部31b外側に露出されるための3つの
端子孔31pが形成されている。さらに、蓋部31bに
は、ステータ41に3相の回転磁界を発生させるための
電力を給電する制御基板33からの3本の配線端子33
aを蓋部31b外側に導出するための導出孔31qが形
成されており、導出された各配線端子33aが各端子孔
31pから露出する巻線端子41aに接続されるように
構成されている。
【0035】一方、人力が伝達される後スプロケット2
2側の変速機21外周には、回転ケーシング23aの内
側にあって人力トルクを検出するトルクセンサ用のセン
サプレート51が固定されている。なお、回転ケーシン
グ23aの開口周縁には上記センサプレート51に摺接
するパッキン52が取り付けられて、防水,防塵等の対
策が施されている。
【0036】上記センサプレート51の内側には、変速
機21の外周にベアリング53を介して取り付けられる
と共に回転ケーシング23aにネジ止め固定されたセン
サケース54が設けられており、これらセンサプレート
51とセンサケース54は、センサプレート51に固定
された押さえピン51aとセンサケース54に設けられ
た収納部54a間に介在させたコイルスプリング55を
介して連結されている。即ち、変速機21から人力駆動
力がセンサプレート51に伝わると、人力トルクの大き
さに応じた収縮量でコイルスプリング55を収縮させ、
センサケース54を介して回転ケーシング23aを回転
させるようになっている。
【0037】上記センサケース54の内側には、リング
ホルダ56外周に摺動自在に円弧状のアルミ製リング5
7が配置され、このリング57は、リング57外周の数
カ所にピン58に嵌め込まれて取り付けられ、ピン58
には広がる方向に付勢力を有するコインスプリング59
が挿通されている。また、リング57は、リングホルダ
56に形成した傾斜面(図示せず)と当接するようにな
っており、人力が加わったときにセンサプレート51と
リング57とが回転方向にズレを生じることによって、
リング57は回転しながらリングホルダ56の傾斜面に
沿ってリング57が車軸方向に移動する。そして、この
リング57の外周に配置され、制御回路が搭載された制
御基板33に接続されたコイル60によって、リング5
7の車軸20方向の変位をインダクタンスの変化として
取り入れることになる。即ち、このインダクタンスの変
化は、人力トルクの大きさを示す電気信号として制御基
板33に取り入れられ、この信号値に基づいてモータ4
0が制御されるようになっている。
【0038】このように、コイルスプリング55の収
縮、即ち人力トルクの大きさによって変位量が変わるリ
ング57を用いたので、人力トルクの大きさによってコ
イル60のインダクタンスを変化させることができ、人
力トルクの大きさを電気信号で出力することができる。
【0039】次に、図7〜図13を用いて、前記モータ
40のロータ42の構成について説明する。なお、前記
図1〜図6と同一符号は同一部分を示している。
【0040】このモータ40のロータ42は、前述した
ように別部材で形成された内リング44と外リング45
とから構成され、内リング44は軽量部材であるアルミ
合金から成り、外リング45は積層された珪素鋼板から
成る。
【0041】そして、内リング44には、図11等に示
すように、外周の複数箇所に一定間隔で凸部44aが形
成されている。また、内リング44は、その外周部と内
周部間が前記凸部44aを形成した部分を除いて薄肉に
形成されると共に、薄肉に形成された箇所にはそれぞれ
孔44b〜44eが形成され、その一箇所には他の長孔
44bと容積を同じにして形状の異なる孔(本実施形態
では大小の丸孔44c〜44e)が形成されている。
【0042】このように構成することにより、内リング
44を軽量部材であるアルミ合金で形成したことによる
軽量化に加えて、強度を損なうことなく更なる軽量化を
図ることができる。
【0043】さらに、内リング44の片側外周部には鍔
部44fが形成され、凸部44aが形成してある部分に
は切欠部44gが形成されている。
【0044】また、外リング45には、図12等に示す
ように、外周に突出した複数の磁極部45aに細長い孔
45bが形成され、それぞれの孔45bにはマグネット
用の鉄板46が圧入される。
【0045】また、外リング45の内周側には、前記内
リング44の凸部44aが圧入する凹部45cが形成さ
れており、内リング44と外リング45はそれぞれの凸
部44aと凹部45cを嵌合させて、図10等に示すよ
うに内リング44の鍔部44fが形成してある部分まで
圧入される。従って、ロータ42の組み立てを簡単に行
うことができる。
【0046】さらに、上記圧入の際、アルミ合金で形成
された内リング44の凸部44aから切り出されるアル
ミの切りくずは、切欠部44gより排出される。このよ
うに、鍔部44fを形成しても圧入時に凸部44aから
出る切りくずを切欠部44gから排出することができる
ので、組み立てがさらに簡単になる。
【0047】上記ロータ42の鉄板46の着磁は、全て
の圧入が行われた後に、内リング44の形の異なる孔4
4cを位置決めにして着磁治具に固定されて行われる。
ここでも、軽量化用の孔44b〜44eを有効利用して
形状の異なる孔44c〜44eを形成したことにより、
着磁時の位置決めが簡単にできるようになる。また、形
状の異なる孔44c〜44eは、他の孔44bと容積が
同じになるように形成されているので、良好な回転バラ
ンスが得られる。
【0048】このようにして組み立てられたモータ40
は、前述したように後輪14と共に回転する回転ケーシ
ング23内の車軸20に固定される固定ケーシング31
内に配置される。固定ケーシング31は、前述したよう
に本体部31aと蓋部31bから成り、本体部31aに
モータ40が配置され、蓋部31bには減速機構を構成
する大プーリ34及びテンションプーリ38と、基板ケ
ース32内に配置される制御基板33が取り付けられ
る。基板ケース32の外側(裏側)には、ロータ42の
位置検出を行うホール素子49が取り付けられ、モータ
駆動のためのロータ磁極位置の検出が行われる。基板ケ
ース32は蓋部31bに位置決めされてネジ止め固定さ
れ、また、ホール素子49も予め基板ケース32に位置
決めされて取り付けられている。
【0049】固定ケーシング31を組み立てる際には、
まず本体部31aと蓋部31bとにそれぞれの部品が取
り付けられた状態まで組み立てた後に、本体部31aに
蓋部31bが取り付けられる。これで、ロータ42とホ
ール素子49の位置決めが完了する。
【0050】従って、基板ケース32を有効利用するこ
とによって組み立て性が向上すると共に、確実にロータ
42とホール素子49の位置決めができ、正確なロータ
42の磁極位置検出を行うことができる。
【0051】また、本体部31aに蓋部31bが取り付
けられると、蓋部31bに形成された端子孔31pから
ステータ41の巻線端子41aが露出するようになり、
この巻線端子41aに、蓋部31bに形成された導出孔
31qを通して引き出されている制御基板33からの給
電用端子33aを接続する。これで、ステータ40の巻
線端子41aと制御基板33の給電用端子33aの接続
が完了する。
【0052】以上のように、蓋部31bを取り付けた後
にステータ41の巻線端子41aに制御基板33の給電
用端子33aを接続するので、リード線が弛んでロータ
42と干渉するようなことなく、簡単に配線することが
でき、配線の接続処理も容易に行うことができる。
【0053】次に、以上のように構成された電動アシス
ト自転車の動力伝達について説明する。
【0054】まず始めに、人力駆動力の伝達について説
明する。
【0055】ペダル5から人力駆動力が入力されると、
ペダル5に固定された前スプロケット12が回転し、チ
ェーン13を介して後スプロケット22が回転する。後
スプロケット22が回転すると、一方向クラッチ(図示
せず)によって一方向のみに動力が伝達される。
【0056】進行方向の動力が伝達されると、使用者の
指示するギヤ比に設定された変速機21で変速された
後、トルクセンサを構成するスプリング55を収縮させ
ながら回転ケーシング23(23a)を回転させ、後輪
14を回転させることができる。
【0057】次に、電動駆動力の伝達について説明す
る。
【0058】前述したトルクセンサのリング57の変位
によりコイル60で検出されるインダクタンスの変化
は、電気信号として制御基板33のマイコンに入力され
る。そして、その信号値に基づき、モータ40の駆動回
路に信号が出力され、駆動回路内のFETのオンオフに
よってステータ41の極性を変化させて回転磁界を発生
させることにより、ロータ42に設けたマグネット46
によってロータ42が回転し、モータ40が回転駆動す
る。モータ40の回転駆動力は、小プーリ47、大プー
リ34、一方向クラッチ36、小ギヤ37及び大ギヤ2
5から成る減速機構よって減速されて、回転ケーシング
23(23b)を回転させ、後輪14が回転するように
なる。
【0059】以上のように、人力駆動力と電動駆動力は
回転ケーシング23(23a,23b)で合力されて後
輪14を駆動するようになるので、使用者がペダル5を
踏む力に応じた電動駆動力が加わり、坂道等でも楽に走
行することができる。
【0060】また、本実施形態では、後輪14の車軸2
0に取り付けられた内装式変速機21にベアリング43
を介してモータ40のロータ42を取り付けたことによ
り、車軸20の内装式変速機21をモータ40の軸とし
て有効利用し、モータ40自体も上述した構成により軽
量化されているので、軽量かつコンパクトな電動アシス
ト自転車が実現できる。
【0061】なお、上記実施形態においては、本願発明
を電動アシスト自転車に適用した場合について示した
が、アシスト式の電動車いすなど、モータによって補助
駆動される車両に適用して効果的である。
【0062】また、上記実施形態では、車軸20に内装
式変速機21を備えたものに本願発明を適用した場合に
ついて示したが、車軸に変速機を有しないものにも適用
可能である。
【0063】また、ロータ42の位置検出手段として、
一般的なホール素子49を用いたものについて示した
が、ホール素子と波形整形用のコンパレータが一体化さ
れたホールICや、発光体と受光体から成るフォトイン
タラプタなどを用いることもできる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、人力に
よって車輪を駆動する人力駆動部と、ロータの磁極位置
を検出してステータの回転磁界が制御されるモータによ
って前記車輪を駆動する電動駆動部とを備え、前記モー
タを覆うケーシングの蓋部内側に制御基板を配置するた
めの基板ケースを取り付け、この基板ケースの前記ロー
タと対向する面にロータの磁極位置を検出する位置検出
手段を備えたことにより、基板ケースを有効利用してロ
ータの位置検出手段が簡単に取り付けられるので組み立
て性が向上し、また位置検出手段の位置決めも容易とな
る。
【0065】また、前記位置検出手段を、ホール素子に
よって構成することにより、簡単な構成でロータの位置
検出ができる。
【0066】さらに、前記基板ケースは、前記蓋部内側
に位置決めされて取り付けられ、また、前記位置検出手
段は、前記基板ケースに位置決めされて取り付けられる
ので、モータが取り付けられたケーシングに基板ケース
が取り付けられた蓋部を取り付けることによって必然的
に位置検出手段の位置も決まってくるため、正確なロー
タの磁極位置検出が可能となる。
【0067】一方、人力によって車輪を駆動する人力駆
動部と、モータによって前記車輪を駆動する電動駆動部
とを備え、前記モータを覆うケーシングの蓋部内側に制
御基板を配置すると共に、前記ケーシングに蓋部を取り
付けた後にモータの巻線と制御基板の配線とを接続する
接続部を備えたことにより、蓋部を取り付けた後にモー
タの巻線に接続するので、ロータと接続配線(リード
線)が干渉することなく、簡単に配線することができ
る。
【0068】また、前記接続部として、蓋部に、モータ
の巻線端子を蓋部外側に露出させるための端子孔と、制
御基板からの配線端子を蓋部外側に導出するための導出
孔を形成したことにより、配線の接続を簡単に処理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る電動アシスト自転車
の駆動部の要部断面図。
【図2】上記実施形態における固定ケーシングの蓋部の
裏面図。
【図3】同じく、固定ケーシングを蓋部側から見た平面
図。
【図4】上記図3のA−A断面図。
【図5】上記実施形態の減速機構を構成する小プーリと
大プーリとテンションプーリにベルトがかけられた状態
を示す概略平面図。
【図6】上記図5の中央断面図。
【図7】上記実施形態の変速機に取り付けられるモータ
のロータ部分を分解して示した断面図。
【図8】同じく、モータのロータ部分の拡大断面図。
【図9】同じく、ロータの平面図。
【図10】同じく、上記図9のロータの中央断面図。
【図11】同じく、ロータの内リングの平面図。
【図12】同じく、ロータの外リングの平面図。
【図13】同じく、ロータの外リングの側面図。
【図14】本願発明が適用される電動アシスト自転車の
全体構成を示す側面図。
【符号の説明】
5 ペダル 11 バッテリ 12 前スプロケット 13 チェーン 14 後輪 17 駆動部 20 車軸 21 内装式変速機 22 後スプロケット 23,23a,23b 回転ケーシング 25 大ギヤ 30 電動駆動部 31 固定ケーシング 31a 本体部 31b 蓋部 31c 筒状部 31d 保持部材 31n 取付孔 31p 端子孔 31q 導出孔 33 制御基板 33a 配線端子 34 大プーリ 36 一方向クラッチ 37 小ギヤ 38 テンションプーリ 40 DCブラシレスモータ 41 ステータ 41a 巻線端子 42 ロータ 46 マグネット 47 小プーリ 49 ホール素子 49a 基板 B ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 征史 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 和久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H019 AA10 BB01 BB05 BB15 BB20 BB22 CC03 CC09 DD01 EE01 EE14 FF00 FF01 5H604 AA08 BB01 BB14 BB17 CC01 CC05 CC16 QB03 5H611 AA01 BB08 PP05 QQ03 RR02 TT01 UA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力によって車輪を駆動する人力駆動部
    と、ロータの磁極位置を検出してステータの回転磁界が
    制御されるモータによって前記車輪を駆動する電動駆動
    部とを備え、 前記モータを覆うケーシングの蓋部内側に制御基板を配
    置するための基板ケースを取り付け、この基板ケースの
    前記ロータと対向する面に前記ロータの磁極位置を検出
    する位置検出手段を備えたことを特徴とする補助動力付
    き車両。
  2. 【請求項2】 前記位置検出手段は、ホール素子によっ
    て構成されることを特徴とする請求項1記載の補助動力
    付き車両。
  3. 【請求項3】 前記基板ケースは、前記蓋部内側に位置
    決めされて取り付けられることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の補助動力付き車両。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段は、前記基板ケースに
    位置決めされて取り付けられることを特徴とする請求項
    3記載の補助動力付き車両。
  5. 【請求項5】 人力によって車輪を駆動する人力駆動部
    と、モータによって前記車輪を駆動する電動駆動部とを
    備え、 前記モータを覆うケーシングの蓋部内側に制御基板を配
    置すると共に、前記ケーシングに蓋部を取り付けた後に
    前記モータの巻線と制御基板の配線とを接続する接続部
    を備えたことを特徴とする補助動力付き車両。
  6. 【請求項6】 前記接続部として、前記蓋部に、前記モ
    ータの巻線端子を蓋部外側に露出させるための端子孔
    と、前記制御基板からの配線端子を蓋部外側に導出する
    ための導出孔を形成したことを特徴とする請求項5記載
    の補助動力付き車両。
JP2001015711A 2001-01-24 2001-01-24 補助動力付き車両 Withdrawn JP2002220078A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001015711A JP2002220078A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 補助動力付き車両
TW90131332A TW581736B (en) 2001-01-24 2001-12-18 Vehicle with auxiliary power
CN 02102718 CN1186227C (zh) 2001-01-24 2002-01-24 带辅助动力的车辆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001015711A JP2002220078A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 補助動力付き車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002220078A true JP2002220078A (ja) 2002-08-06

Family

ID=18882214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001015711A Withdrawn JP2002220078A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 補助動力付き車両

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2002220078A (ja)
CN (1) CN1186227C (ja)
TW (1) TW581736B (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006188160A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Meidensha Corp 電動アシスト式自転車と位置検出用磁石の着磁方法
JP2012030679A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Shimano Inc モータ内蔵自転車用ハブ
JP2012100445A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Aisin Aw Co Ltd 車両用駆動装置
US8622182B2 (en) 2009-11-19 2014-01-07 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US8836181B2 (en) 2009-11-19 2014-09-16 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US8838366B2 (en) 2010-03-05 2014-09-16 Aisin Aw Co., Ltd. Hybrid drive apparatus
US8836187B2 (en) 2009-11-19 2014-09-16 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US8997956B2 (en) 2009-11-19 2015-04-07 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US9140311B2 (en) 2010-03-05 2015-09-22 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle driving apparatus
JP2019006142A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 株式会社シマノ 自転車用ハブユニット
WO2019225310A1 (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータユニット及び電動自転車

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103151895B (zh) * 2009-02-24 2016-03-30 株式会社美姿把 起动发电机
WO2011108770A1 (en) * 2010-03-05 2011-09-09 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle driving apparatus
CN108173368B (zh) * 2018-02-08 2024-06-04 福一电气有限公司 电动车用节能电动机
IT202000020377A1 (it) * 2020-08-24 2022-02-24 Campagnolo Srl Assieme di mozzo motorizzato di ruota di bicicletta

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006188160A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Meidensha Corp 電動アシスト式自転車と位置検出用磁石の着磁方法
US8836187B2 (en) 2009-11-19 2014-09-16 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US8622182B2 (en) 2009-11-19 2014-01-07 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US8836181B2 (en) 2009-11-19 2014-09-16 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US8997956B2 (en) 2009-11-19 2015-04-07 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive device
US8838366B2 (en) 2010-03-05 2014-09-16 Aisin Aw Co., Ltd. Hybrid drive apparatus
US9140311B2 (en) 2010-03-05 2015-09-22 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle driving apparatus
JP2012030679A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Shimano Inc モータ内蔵自転車用ハブ
TWI455851B (zh) * 2010-07-30 2014-10-11 Shimano Kk 馬達內藏自行車用輪轂
JP2012100445A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Aisin Aw Co Ltd 車両用駆動装置
JP2019006142A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 株式会社シマノ 自転車用ハブユニット
WO2019225310A1 (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータユニット及び電動自転車
JP2019202658A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータユニット及び電動自転車
JP7246001B2 (ja) 2018-05-23 2023-03-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータユニット及び電動自転車

Also Published As

Publication number Publication date
CN1367116A (zh) 2002-09-04
TW581736B (en) 2004-04-01
CN1186227C (zh) 2005-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002220078A (ja) 補助動力付き車両
JP3998118B2 (ja) 電動車両
US6131683A (en) Electric bicycle
JP4662220B2 (ja) 電動補助自転車
JPH1130555A (ja) 電動補助車両における入力トルク検出装置
CA2744315A1 (en) Direct-current motor and hub unit
JPH0595606A (ja) 電動車両用パワーユニツト
JP2002220079A (ja) 補助動力付き車両
JP2000043780A (ja) 電動車
JP2003095181A (ja) 電動アシスト自転車
JP2002218726A (ja) モータ及びそのモータを使用した補助動力付き車両
JP2002142403A (ja) 整流子モータ及びこれを用いた電動自転車用モータ駆動ユニット
JP4164998B2 (ja) 電動アシスト式自転車のタイヤ
JP3428497B2 (ja) 補助動力付き自転車
JP2003095180A (ja) 電動アシスト自転車
JP2002331987A (ja) 電動補助自転車の動力ユニット付きハブ
JPH10178761A (ja) モータ
JP3754356B2 (ja) 補助動力付車両用駆動装置
JP3996255B2 (ja) 電動二輪車
JP2003160089A (ja) 補助動力付車両用駆動装置
JPH092369A (ja) 補助駆動力付き自転車
JP2003095179A (ja) 電動アシスト自転車
JP2002362467A (ja) 電動車
JP2002211476A (ja) 補助動力付き車両
JP2000224715A (ja) 電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041007

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060822