JP2002218704A - 全閉外扇形電動機 - Google Patents

全閉外扇形電動機

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JP2002218704A
JP2002218704A JP2001012542A JP2001012542A JP2002218704A JP 2002218704 A JP2002218704 A JP 2002218704A JP 2001012542 A JP2001012542 A JP 2001012542A JP 2001012542 A JP2001012542 A JP 2001012542A JP 2002218704 A JP2002218704 A JP 2002218704A
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JP
Japan
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fan
electric motor
cooling air
motor body
cooling
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JP2001012542A
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English (en)
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Jiro Tajimi
次郎 多治見
Sadao Ogawa
貞男 小河
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機本体における冷却効率を確実に向上で
きる信頼性の高い全閉外扇形電動機を得る。 【解決手段】 外周部に回転軸24の軸方向に沿った冷
却フィン32,33,38を有する電動機本体21と、
電動機本体21の一方の端部と対向するように設けられ
回転軸24により駆動されるファン34と、ファン34
からの冷却風を電動機本体21の一方の端面から誘導し
て電動機本体21の外周部に設けられた冷却フィン3
2,33,38に向け供給するファンカバー31とを備
えた全閉外扇形電動機において、電動機本体21の他方
の端部に配設され、電動機本体21の外周部から外へ流
れようとする冷却風を誘導し電動機本体21の他方の端
面に沿って供給する風向ガイド37を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転軸により駆
動されるファンによって生成される冷却風と、電動機本
体の外周部に設けられた冷却フィンとの間で熱交換を行
い、電動機本体の放熱を行うようにした全閉外扇形電動
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平6−169554
号公報に示された従来の全閉外扇形電動機を示す構成図
である。図4は、全閉外扇形電動機の縦断側面構造を示
すもので、電動機本体1は固定子枠2および軸受ブラケ
ット3,8により構成されている。軸受ブラケット3,
8は、軸受5,9を介して回転軸4を支承するものであ
り、回転軸4には回転子導体6を有する回転子鉄心7が
嵌着されている。固定子枠2の外周部には回転軸4の軸
方向に沿って冷却フィン13が形成されている。また、
軸受ブラケット3,8のそれぞれの外周部にも同様の冷
却フィン16,12が形成されている。回転軸4の図示
右側端部は軸受ブラケット8から突出するように設けら
れており、その突出部には冷却用のファン10が一体に
固定され、ファン10は回転軸4により駆動されるよう
になっている。ファンカバー11は、ファン10ならび
にフィン12およびフィン13の一部を覆うように電動
機本体1に取り付けられている。このファンカバー11
は、ファン10の吸気経路14から冷却用空気を吸引す
ると共に、電動機本体1の図示右側端面からフィン13
に向けて冷却用空気を供給する排気経路15を形成して
いる。
【0003】上記の構成を持つ電動機においては、内部
空間が外部空間と連通していない構成であり、電動機の
運転に伴って電動機本体1内で発生した熱は、熱伝導あ
るいは内部の気体を介して固定子枠2の冷却フィン13
および軸受ブラケット3,8の冷却フィン12,16に
伝達され、それらの表面から放熱される。一方、回転軸
4の回転に伴ってファン10も回転駆動されるので、吸
気経路14から吸入された冷却用空気は、フィン12,
13,16に向けて冷却用空気を供給する排気経路15
に送られるようになる。排気経路15においては、冷却
用空気が冷却フィン12,13,16に沿って通過し、
冷却フィン16,12,13との間で熱交換を行って、
電動機本体1内部の温度上昇を抑制する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の全
閉外扇形電動機においては、ファン10により排気経路
15に送り出された冷却風は、ファンカバー11により
覆われている部分が無くなったところからは、冷却フィ
ン16へ流れる一方で、遠心力により軸中心から放射状
に外へ流れようとしているために冷却フィン16まで効
率良く到達することができず、それにより軸受5で発生
する摩擦熱や電動機本体1内部の温度上昇を効率良く放
熱させることができないことから、軸受5の温度が高く
なり軸受が焼き付きや、軸受グリースの早期劣化などを
起すという問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、電動機本体における冷却効率
を確実に向上できる信頼性の高い全閉外扇形電動機を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る全閉外
扇形電動機では、外周部に回転軸の軸方向に沿った冷却
フィンを有する電動機本体と、前記電動機本体の一方の
端部と対向するように設けられ前記回転軸により駆動さ
れるファンと、前記ファンからの冷却風を前記電動機本
体の一方の端面から誘導して前記電動機本体の外周部に
設けられた冷却フィンに向け供給するファンカバーとを
備えた全閉外扇形電動機において、前記電動機本体の他
方の端部に配設され、前記電動機本体の外周部から外へ
流れようとする冷却風を誘導し前記電動機本体の他方の
端面に沿って供給する風向ガイドを設けたものである。
【0007】第2の発明に係る全閉外扇形電動機では、
固定子枠および対をなす軸受ブラケットにより構成さ
れ、前記固定子枠および軸受ブラケットの外周部に回転
軸の軸方向に沿った冷却フィンを有する電動機本体と、
前記電動機本体の一方の端部と対向するように設けられ
前記回転軸により駆動されるファンと、前記電動機本体
の冷却フィンの一部と前記ファンを覆うように設けられ
前記ファンからの冷却風を前記電動機本体の一方の端面
から誘導して前記電動機本体の外周部に設けられた冷却
フィンに向け供給するファンカバーとを備えた全閉外扇
形電動機において、前記電動機本体の他方の端部に配設
され、前記電動機本体の外周部から外へ流れようとする
冷却風を誘導し前記電動機本体の他方の端面に沿って供
給する風向ガイドを設けたものである。
【0008】第3の発明に係る全閉外扇形電動機では、
第1または第2の発明において、前記風向ガイドの冷却
風入口側に、外方へ拡がって延在し、前記電動機本体の
外周部から外へ流れようとする冷却風を内方へ誘導する
案内部を突設したものである。
【0009】第4の発明に係る全閉外扇形電動機では、
第3の発明において、冷却風入口側にラッパ形状の冷却
風案内部を有し、前記電動機本体の外周部から外へ流れ
ようとする冷却風を誘導し前記電動機本体の他方の端面
に沿って供給する風向ガイドを設けたものである。
【0010】第5の発明に係る全閉外扇形電動機では、
第1ないし第4の発明において、前記電動機本体の他方
の端部と前記風向ガイドとの間に冷却フィンを設けたも
のである。
【0011】第6の発明に係る全閉外扇形電動機では、
第5の発明において、放熱フィンと一体化した風向ガイ
ドを設けたものである。
【0012】第7の発明に係る全閉外扇形電動機では、
第1ないし第6の発明において、比較的熱伝導の良い材
質で構成した風向ガイドを設けたものである。
【0013】第8の発明に係る全閉外扇形電動機では、
第1ないし第7の発明において、風向ガイドの外周側に
更に冷却フィンを設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を図1について説明する。図1は、この発明
による実施の形態1における全閉外扇形電動機を示す構
成図であり、全閉外扇形電動機の縦断側面構造を示すも
のである。図において、21は電動機本体、22は電動
機本体21を構成する筒状の固定子枠、23は固定子枠
22と共に電動機本体21を構成する軸受ブラケット、
24は回転軸、25は軸受、26は回転子導体、27は
回転子鉄心、28は固定子枠22および軸受ブラケット
23と共に電動機本体21を構成する軸受ブラケット、
29は軸受、30はファン、31はファンカバー、3
2,33は冷却フィン、34は吸気経路、35,36は
排気経路、37は風向ガイド、37aは拡径案内部、3
7bは垂直案内部、38は冷却フィンである。
【0015】電動機本体21は固定子枠22および軸受
ブラケット23,28により構成されている。軸受ブラ
ケット23,28は、軸受25,29を介して回転軸2
4を支承するものであり、回転軸24には回転子導体2
6を有する回転子鉄心27が嵌着されている。固定子枠
22の外周部には回転軸24の軸方向に沿って冷却フィ
ン33が形成されている。また、軸受ブラケット23,
28のそれぞれの外周部にも同様の冷却フィン38,3
2が形成されている。回転軸24の図示右側端部には軸
受ブラケット28から突出するように設けられており、
その突出部には冷却用のファン30が一体に固定され、
冷却ファン30は回転軸24により駆動されようになっ
ている。ファンカバー31は、冷却用ファン30ならび
に冷却フィン12および冷却フィン13の一部を覆うよ
うに電動機本体21に取り付けられている。このファン
カバー31は、冷却用ファン30の吸気経路34から冷
却用空気を吸入すると共に、電動機本体21の図示右側
端面から冷却フィン13に向けて冷却用空気を供給する
排気経路35を形成している。そして、風向ガイド37
は固定子枠22の外周の一部および軸受ブラケット23
の外周ならびに軸受ブラケット23の端面を覆うように
環状に形成されており、電動機本体21に取付部材(図
示せず)により取り付けられている。風向ガイド37の
図示右側端部には、右方向に外側へ拡がって延在しラッ
パ形状に形成された拡径案内部37aが設けられてい
る。また、風向ガイド37の図示左側端部には、回転軸
24の軸中心方向に軸受ブラケット23の端面に沿って
内方へ延在する垂直案内部37bが設けられている。
【0016】上記構成の電動機においては、内部空間が
外部空間と連通していない構成であり、電動機の運転に
伴って電動機本体21内で発生した熱は、熱伝導あるい
は内部の空気を介して、固定子枠22の冷却フィン33
および軸受ブラケット23,28の冷却フィン38,3
2に伝達され、それらの表面から放熱されるようにな
る。一方、回転軸24の回転に伴ってファン30も回転
駆動されるので吸気経路34から吸入された冷却風は、
冷却用フィン13に向けて冷却用空気を供給する排気経
路35に送られるようになる。排気経路35において
は、冷却風が冷却フィン32に沿ってその間を通り、冷
却フィン33を介して外部に送られるので、冷却フィン
32,33との間で熱交換を行ってその放熱効率を増加
させることができる。風向ガイド37は、冷却フィン3
8の外周側に設けられており、軸受ブラケット23に沿
って左側端で軸中心方向へ曲げられている。
【0017】反ファン側の軸受ブラケット23の放熱は
排気経路35の冷却風はファンカバー31で覆われなく
なった部分からは、冷却フィン38へ流れる一方で遠心
力により軸中心から放射状に外へ流れようとしているた
め、ラッパ形状の拡径案内部37aを設けた風向ガイド
37によって排気経路36を確保し、外へ流れようとし
ている冷却風を効率良く冷却フィン38に送ることがで
き、さらに、垂直案内部37bを設けることにより風向
ガイド37を軸受ブラケット23に沿って左側端で軸中
心方向へ曲げているため、排気経路36を流れる冷却風
が軸中心方向に向きを変え、電動機本体21の端面を形
成する軸受ブラケット23の表面全体を冷却風が流れる
ことによって、軸受ブラケット23の放熱効率を向上さ
せている。これにより、電動機本体21内部と軸受25
の温度上昇を抑制することができるのである。
【0018】この発明による実施の形態1によれば、固
定子枠22および対をなす軸受ブラケット23,28に
より構成され、前記固定子枠22および軸受ブラケット
23,28の外周部に回転軸24の軸方向に沿った冷却
フィン32,33,38を有する電動機本体21と、前
記電動機本体21の一方の端部と対向するように設けら
れ前記回転軸24により駆動されるファン34と、前記
電動機本体21の冷却フィン32および冷却フィン33
の一部と前記ファン34を覆うように設けられ前記ファ
ン34からの冷却風を前記電動機本体21の一方の端面
から誘導して前記電動機本体21の外周部に設けられた
冷却フィン32,33に向け供給するファンカバーとを
備えた全閉外扇形電動機において、前記電動機本体21
の他方の端部に配設されて、冷却風入口側にラッパ形状
の拡径案内部37aを有し、前記電動機本体21の外周
部から外へ流れようとする冷却風を誘導し、垂直案内部
37bにより前記電動機本体21の他方の端面に沿って
供給する風向ガイド37を設けると共に、前記電動機本
体21の他方の端部と前記風向ガイド37との間に冷却
フィン38を設けたので、拡径案内部37aおよび垂直
案内部37bを有する風向ガイド37によって冷却風を
電動機本体21に向けて内方へ効果的に誘導することに
より、電動機本体における冷却効率を確実かつ効果的に
向上できる信頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることが
できる。
【0019】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図2について説明する。図2は、この発明による実
施の形態2における全閉外扇形電動機を示す構成図であ
り、図1の風向ガイド部分を抜き出した図である。図に
おいて、22は固定子枠、23は軸受ブラケット、36
は排気経路、41は風向ガイド、41aは拡径案内部、
41bは垂直案内部、42は冷却フィンである。ここ
で、この実施の形態2においては、ここで説明する実施
の形態2特有の構成以外の構成については、先に説明し
た実施の形態1におけるものと同様の構成を有している
ものである。
【0020】この実施の形態2では、拡径案内部37a
および垂直案内部37bを有する風向ガイド41と冷却
フィン42を一体に形成することにより、風向ガイド4
1を冷却フィン42に密着させ、風向ガイド41と冷却
フィン42との熱伝達性能を改善させているため、冷却
フィン42の放熱効率が向上している。
【0021】この発明による実施の形態2によれば、冷
却フィン42に密着して固定され、一体化された風向ガ
イド41を設けたので、冷却フィン42と風向ガイド4
1との熱伝達性能を改善することにより、電動機本体に
おける冷却効率を確実に向上できる信頼性の高い全閉外
扇形電動機を得ることができる。
【0022】実施の形態3.この発明による実施の形態
3は、図1について説明した実施の形態1または図2に
ついて説明した実施の形態2における風向ガイドの改良
に係わるものである。この実施の形態3においては、こ
こで説明する実施の形態3特有の構成以外の構成につい
ては、先に説明した実施の形態1または実施の形態2に
おけるものと同様の構成を有しているものである。
【0023】この実施の形態3では、風向ガイド37,
41を熱伝導率の良い材質(例えばアルミ材など)を使
用することにより構成したものであって、放熱効率を向
上させることができる。すなわち、固定子枠22や軸受
ブラケット23,28は、比較的熱伝導率の低い鋼材等
の構造材料で構成されているが、風向ガイド41を、こ
のような構造材料よりも比較的熱伝導率の高いアルミ材
などで構成することにより、電動機本体21における放
熱効率を向上させることができるものである。
【0024】この発明による実施の形態3によれば、先
に説明した実施の形態1または実施の形態2において、
拡径案内部37aおよび垂直案内部37bを有する風向
ガイド37、または、拡径案内部41aおよび垂直案内
部41bを有する風向ガイド41をアルミ材などの比較
的熱伝導の良い材質で構成したので、熱伝導の良い風向
ガイドにより、電動機本体における冷却効率を確実に向
上できる信頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることがで
きる。
【0025】実施の形態4.この発明による実施の形態
4を図3について説明する。図3はこの発明の実施の形
態4である全閉外扇形電動機を示す構成図であり、図1
の風向ガイド部分を抜き出した図である。図において、
22は固定子枠、23は軸受ブラケット、36は排気経
路、51は風向ガイド、51aは拡径案内部、51bは
垂直案内部、52,53は冷却フィンである。ここで、
この実施の形態4においては、ここで説明する実施の形
態4特有の構成以外の構成については、先に説明した実
施の形態2または実施の形態3におけるものと同様の構
成を有しているものである。
【0026】この実施の形態4では、風向ガイド51の
外周部に更に冷却フィン53を風向ガイド51と一体に
設けることにより、放熱効率を向上させることができ
る。
【0027】この発明による実施の形態4によれば、先
に説明した実施の形態2または実施の形態3において、
拡径案内部51aおよび垂直案内部51bを有する風向
ガイド51の外周側に更に冷却フィン53を設けたの
で、風向ガイド51の外周側に設けられた冷却フィン5
3により、電動機本体における冷却効率を更に確実に向
上できる信頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることがで
きる。
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、外周部に回転軸の
軸方向に沿った冷却フィンを有する電動機本体と、前記
電動機本体の一方の端部と対向するように設けられ前記
回転軸により駆動されるファンと、前記ファンからの冷
却風を前記電動機本体の一方の端面から誘導して前記電
動機本体の外周部に設けられた冷却フィンに向け供給す
るファンカバーとを備えた全閉外扇形電動機において、
前記電動機本体の他方の端部に配設され、前記電動機本
体の外周部から外へ流れようとする冷却風を誘導し前記
電動機本体の他方の端面に沿って供給する風向ガイドを
設けたので、冷却風を電動機本体に向けて内方へ誘導す
ることにより、電動機本体における冷却効率を確実に向
上できる信頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることがで
きる。
【0029】第2の発明によれば、固定子枠および対を
なす軸受ブラケットにより構成され、前記固定子枠およ
び軸受ブラケットの外周部に回転軸の軸方向に沿った冷
却フィンを有する電動機本体と、前記電動機本体の一方
の端部と対向するように設けられ前記回転軸により駆動
されるファンと、前記電動機本体の冷却フィンの一部と
前記ファンを覆うように設けられ前記ファンからの冷却
風を前記電動機本体の一方の端面から誘導して前記電動
機本体の外周部に設けられた冷却フィンに向け供給する
ファンカバーとを備えた全閉外扇形電動機において、前
記電動機本体の他方の端部に配設され、前記電動機本体
の外周部から外へ流れようとする冷却風を誘導し前記電
動機本体の他方の端面に沿って供給する風向ガイドを設
けたので、冷却風を電動機本体に向けて内方へ誘導する
ことにより、固定子枠および軸受ブラケットにより構成
される電動機本体における冷却効率を確実に向上できる
信頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることができる。
【0030】第3の発明によれば、第1または第2の発
明において、前記風向ガイドの冷却風入口側に、外方へ
拡がって延在し前記電動機本体の外周部から外へ流れよ
うとする冷却風を内方へ誘導する案内部を突設したの
で、冷却風を電動機本体に向けて内方へ確実に誘導する
ことにより、電動機本体における冷却効率を確実に向上
できる信頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることができ
る。
【0031】第4の発明によれば、第3の発明におい
て、冷却風入口側にラッパ形状の冷却風案内部を有し、
前記電動機本体の外周部から外へ流れようとする冷却風
を誘導し前記電動機本体の他方の端面に沿って供給する
風向ガイドを設けたので、冷却風を電動機本体に向けて
内方へ効果的に誘導することにより、電動機本体におけ
る冷却効率を確実に向上できる信頼性の高い全閉外扇形
電動機を得ることができる。
【0032】第5の発明によれば、第1ないし第4の発
明において、前記電動機本体の他方の端部と前記風向ガ
イドとの間に冷却フィンを設けたので、電動機本体と風
向ガイドとの間に設けた冷却フィンにより、電動機本体
における冷却効率を確実に向上できる信頼性の高い全閉
外扇形電動機を得ることができる。
【0033】第6の発明によれば、第5の発明におい
て、冷却フィンと一体化した風向ガイドを設けたので、
冷却フィンと風向ガイドとの熱伝達性能を改善するこに
より、電動機本体における冷却効率を確実に向上できる
信頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることができる。
【0034】第7の発明によれば、第1ないし第6の発
明において、比較的熱伝導の良い材質で構成した風向ガ
イドを設けたので、熱伝導の良い風向ガイドにより、電
動機本体における冷却効率を確実に向上できる信頼性の
高い全閉外扇形電動機を得ることができる。
【0035】第8の発明によれば、第1ないし第7の発
明において、風向ガイドの外周側に更に冷却フィンを設
けたので、風向ガイドの外周側に設けた冷却フィンによ
り、電動機本体における冷却効率を確実に向上できる信
頼性の高い全閉外扇形電動機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における全閉外
扇形電動機の構成図である。
【図2】 この発明による実施の形態2,3における全
閉外扇形電動機の構成図である。
【図3】 この発明による実施の形態4における全閉外
扇形電動機の構成図である。
【図4】 従来の全閉外扇形電動機の構成図である。
【符号の説明】
1 電動機本体、2 固定子枠、3 軸受ブラケット、
4 回転軸、5 軸受、6 回転子導体、7 回転子鉄
心、8 軸受ブラケット、9 軸受、10 ファン、1
1 ファンカバー、12,13 冷却フィン、14 吸
気経路、15排気経路、16 冷却フィン、21 電動
機本体、22 固定子枠、23 軸受ブラケット、24
回転軸、25 軸受、26 回転子導体、27 回転
子鉄心、28 軸受ブラケット、29 軸受、30 フ
ァン、31 ファンカバー、32,33 冷却フィン、
34 吸気経路、35 排気経路、36 排気経路、3
7 風向ガイド、37a 拡径案内部、37b 垂直案
内部、38 冷却フィン、41 風向ガイド、41a
拡径案内部、41b 垂直案内部、42 冷却フィン、
51 風向ガイド、51a 拡径案内部、51b 垂直
案内部、52,53 冷却フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA01 BB05 CC01 CC02 DD07 DD12 EA15 5H609 BB19 BB24 PP01 PP02 PP05 PP06 PP07 PP08 PP09 PP10 PP11 QQ02 QQ12 RR02 RR24 RR35 RR38 RR63 RR67

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に回転軸の軸方向に沿った冷却フ
    ィンを有する電動機本体と、前記電動機本体の一方の端
    部と対向するように設けられ前記回転軸により駆動され
    るファンと、前記ファンからの冷却風を前記電動機本体
    の一方の端面から誘導して前記電動機本体の外周部に設
    けられた冷却フィンに向け供給するファンカバーとを備
    えた全閉外扇形電動機において、前記電動機本体の他方
    の端部に配設され、前記電動機本体の外周部から外へ流
    れようとする冷却風を誘導し前記電動機本体の他方の端
    面に沿って供給する風向ガイドを設けたことを特徴とす
    る全閉外扇形電動機。
  2. 【請求項2】 固定子枠および対をなす軸受ブラケット
    により構成され、前記固定子枠および軸受ブラケットの
    外周部に回転軸の軸方向に沿った冷却フィンを有する電
    動機本体と、前記電動機本体の一方の端部と対向するよ
    うに設けられ前記回転軸により駆動されるファンと、前
    記電動機本体の冷却フィンの一部と前記ファンを覆うよ
    うに設けられ前記ファンからの冷却風を前記電動機本体
    の一方の端面から誘導して前記電動機本体の外周部に設
    けられた冷却フィンに向け供給するファンカバーとを備
    えた全閉外扇形電動機において、前記電動機本体の他方
    の端部に配設され、前記電動機本体の外周部から外へ流
    れようとする冷却風を誘導し前記電動機本体の他方の端
    面に沿って供給する風向ガイドを設けたことを特徴とす
    る全閉外扇形電動機。
  3. 【請求項3】 前記風向ガイドの冷却風入口側に、外方
    へ拡がって延在し、前記電動機本体の外周部から外へ流
    れようとする冷却風を内方へ誘導する案内部を突設した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の全閉
    外扇形電動機。
  4. 【請求項4】 冷却風入口側にラッパ形状の冷却風案内
    部を有し、前記電動機本体の外周部から外へ流れようと
    する冷却風を誘導し前記電動機本体の他方の端面に沿っ
    て供給する風向ガイドを設けたことを特徴とする請求項
    3に記載の全閉外扇形電動機。
  5. 【請求項5】 前記電動機本体の他方の端部と前記風向
    ガイドとの間に冷却フィンを設けたことを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載の全閉外扇形電
    動機。
  6. 【請求項6】 放熱フィンと一体化した風向ガイドを設
    けたことを特徴とする請求項5に記載の全閉外扇形電動
    機。
  7. 【請求項7】 比較的熱伝導の良い材質で構成した風向
    ガイドを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載の全閉外扇形電動機。
  8. 【請求項8】 風向ガイドの外周側に更に冷却フィンを
    設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいず
    れかに記載の全閉外扇形電動機。
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