JP2002217566A - 電気部品収容筐体における電線端末部防水構造 - Google Patents

電気部品収容筐体における電線端末部防水構造

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敏 斉藤
Daiji Hotta
大二 堀田
Yoshihide Tsukamoto
欣秀 塚本
Hiroaki Matsui
啓朗 松井
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
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    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電線などのハーネス類を筐体内に通す電線通
し孔の水密性を確実に確保できるようにした電気部品収
容筐体における電線端末部防水構造を提供する。 【解決手段】 電気部品収容筐体10に設けた通し孔1
1に弾性素材のグロメット12を密着して水密的に嵌合
させ、そのグロメット12に挿通させて筐体10内に通
した電線20の端末部をLA端子23に固着して電気的
に接続し、また通し孔11を通らない筐体外側の部分の
電線20をはた端子26で保持固定する。筒体のグロメ
ット12の一部外周を被って、グロメット12よりも硬
度および剛性の大きい材質の補強スペーサ30を結合す
る。LA端子23とはた端子26をネジ固定する際、両
端子が無理に引っ張られる方向へ締め付け偏荷重を受け
ても、補強スペーサ30で負担してグロメット12の歪
な弾性変形を抑え、通し孔11との間に隙間が生じるの
を防いで水密性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電気自動車用
モータケースのごとき電気部品を収容する筐体におい
て、電線・ケーブルやワイヤハーネスの端末部の防水構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来例として電気自動車に搭載
のモータなど電気機器を収容する筐体に電線・ケーブル
やワイヤハーネスなどの端末部を、この場合シールド電
線の端末部を通す通し孔における防水構造を示す断面図
である。モータの収容ケースである筐体1に電線通し孔
2が貫通して設けられ、この電線通し孔2に水密的に密
着して嵌合するゴムなど弾性素材のグロメット3に挿通
させて電線4の端末部が通される。筐体1の内側におい
て電線4の端末部は絶縁体が皮剥ぎされ、露出させた導
体4aをLA端子(丸板形端子)5にかしめ固着などし
て接続されている。そのLA金具5はネジ孔5aでボル
トなどの締結部材によって締め付け固定される。また、
電線通し孔2を通らない筐体1の外側の部分の電線4
は、ブラケット形状のはた端子6に保持固定されてい
る。このはた端子6はネジ孔6aでボルトなどの締結部
材によって締め付け固定されている。このようにして電
線4は筐体1の内側と外側の二個所でLA端子5とはた
端子6に固定され、電線通し孔2に対して傾かないよう
真っ直ぐに通されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この図4に
示す従来の電線端末部防水構造にあっては、LA端子5
とはた端子6を締め付け固定する作業時、特にはた端子
6の締め付け時に作業者が必要以上に引っ張る方向へ締
め付けると、グロメット3に不均一な力が働く。その結
果、ゴム質のグロメット3が歪に弾性変形して電線通し
孔2における密着性が失われ、雨水や洗車水が筐体1内
に浸入して水密機能を損ねる不都合がある。
【0004】すなわち、電線通し孔2の内側と外側で2
つのLA端子5とはた端子6をそれらのネジ孔5a,6
aでネジ締めする際、作業者の手加減によってLA端子
5のネジ孔5aの軸線Cが電線通し孔2に真っ直ぐなる
べきところ、角度θ1だけ斜めに傾いて軸線Cになる
ことがある。そうした傾きで生じた引張力でグロメット
3付近を中心に偏荷重が働き、図中符号3aで示すグロ
メット3の一方側が捻れたり押し潰されたりし、符号3
bで示す他方側と電線通し孔2との間に隙間7が生じる
のである。
【0005】したがって、本発明の目的は、特に電気自
動車に搭載のモータのケース等筐体における電線端末部
防水構造として好適であり、電線などのハーネス類を筐
体内に通す電線通し孔の水密性を確実に確保できるよう
にした電気部品収容筐体における電線端末部防水構造を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる請求項1に記載の電気部品収容筐体
の電線端末部防水構造は、電気部品を収容する筐体10
に設けた通し孔11に弾性素材のグロメット12を密着
して水密的に嵌合させ、そのグロメット12に挿通させ
て筐体10内に通した電線20の端末部を第1の端子金
具23に固着して電気的に接続し、また通し孔11を通
らない筐体外側の部分の電線20を第2の端子金具26
で保持固定して、それら第1および第2の端子金具2
3,26がネジ締結して固定されているものであって、
前記通し孔11への嵌合方向で前記グロメット12の長
さ方向の一部の外周部に、グロメット12よりも硬度お
よび剛性の大きい材質で管状に成形された補強スペーサ
30を嵌合させ、この補強スペーサ30を通し孔11の
エッジに当接させるように構成したことを特徴とする。
【0007】以上の構成により、通し孔11を通して筐
体10の内外で第1,第2の端子金具23,26をネジ
固定する際、作業者の手加減でそれら両端子金具を無理
に引っ張る方向へ締め付け固定する場合がある。それに
より、通し孔11内でグロメット12が偏荷重を受け
て、特に通し孔11のエッジに当たる部分のグロメット
12が歪に弾性変形しようとする。そうした孔エッジに
当たる部分のグロメット12に補強スペーサ30を嵌着
しておくことにより、その補強スペーサ30で偏荷重を
負担し、弾性変形を抑えて通し孔11との間に隙間が生
じるのを防ぎ、水密性を確保する。
【0008】また、請求項2に記載の電気部品収容筐体
における電線端末部防水構造は、前記補強スペーサ30
が、前記通し孔11の筐体外部から見た入口側と出口側
の2個所のエッジのうち、少なくとも入口側のエッジに
当接する位置の前記グロメット12の外周部に結合され
ていることを特徴とする。
【0009】以上の構成により、作業者の締め付け作業
で引っ張られやすいのは筐体外側のはた端子26のごと
き第2の端子金具である。このはた端子26が必要以上
に引っ張られる方向へ締め付けられると、その引張力に
よる偏荷重でもって通し孔11の入口側エッジに当接す
る部分のグロメット12が弾性変形し易い。したがっ
て、少なくともそうした通し孔11の入口側エッジに当
接する部分のグロメット外周部に硬質の補強スペーサ3
0を被着しておけば、その部分の弾性変形を免れること
ができる。
【0010】また、請求項3に記載の電気部品収容筐体
における電線端末部防水構造は、前記補強スペーサ30
に代えて、前記グロメット12の外周部に硬度および剛
性の大きい材質の補強スペーサ部を二色押出し成形して
設けたことを特徴とする。
【0011】以上の構成により、補強スペーサ30は単
体成形された筒状であるが、そうした単体品に代えて、
グロメット12の必要な一部分の外周部をグロメット本
体部の材質よりも硬度などの大きい材質でもって押出し
成形し、そこを補強スペーサ部として形成する。それに
より、製作工数などの削減が可能になる。
【0012】また、請求項4に記載の電気部品収容筐体
における電線端末部防水構造は、前記補強スペーサ30
または前記補強スペーサ部が、筒状となっている本体3
1の一端部に外径を大きく段差成形した突き当て段部3
2を有し、この突き当て段部32が前記通し孔11のエ
ッジに外側から当接するようにしてなっていることを特
徴とする。
【0013】以上の構成により、たとえば単体品とした
補強スペーサ30の場合、その筒状の本体31の一端部
の外径を大きくして、つまり鍔状またはフランジ状に形
成した突き当て段部32を設けることにより、この突き
当て段部32が通し孔11のエッジに食い込むように当
接し、滑りが無くなって密着度が深まり、補強部材とし
て、またシール部材としての効果が高まる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる電気部品収
容筐体における電線端末部防水構造の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本例構造を示す部分断面による組
立図である。従来構造の図4で示されたモータケースな
どの筐体10に電線・ケーブルやワイヤハーネスの端末
部、この場合シールド電線などの電線20の端末部を通
すための通し孔11が設けられている。この通し孔11
に水密的に密着して嵌合する弾性素材のグロメット12
に挿通させて電線20の端末部が筐体10内に通されて
いる。
【0016】電線20の端末部は、その外皮の絶縁体2
1を皮剥ぎして導体22を導出させ、導体22を筐体1
0の内部で本発明でいう第1の端子金具であるLA端子
23のかしめ部24にかしめ固着して接続されている。
LA端子23は先端部の丸板部におけるネジ孔25でボ
ルトなどの締結部材(図示せず)によって締め付け固定
される。
【0017】また、電線通し孔11を通らない筐体1の
外側の部分の電線20は、本発明でいう第2の端子金具
であるはた端子26によって保持固定されている。この
はた端子26は先端のかしめ部27で電線20を絶縁体
21の上からかしめ固着し、ネジ孔28で図示しないボ
ルトなどの締結部材によって締め付け固定される。
【0018】かかるLA端子23とはた端子26の両か
しめ部24,27にわたるようにしてそれらに外側から
グロメット12が被着されている。弾性素材の樹脂成形
品またはゴム成形品であるグロメット12は通し孔11
に通して嵌合される方向へ長い筒体となっており、その
外周面で通し孔11に密着して水密的に嵌合される。ま
た、グロメット12の長手軸に沿って貫通する導体挿通
孔13に上記電線20の皮剥ぎして露出させた導体22
を挿通させることにより、その導体22を保護してい
る。
【0019】そのようにグロメット12は通し孔11と
の間のシール部材として機能し、電線20の端末部を外
側から被冠させる保護機能を有するほか、たとえば電気
自動車のモータケースへの装着を想定するならば、高電
圧によるノイズ発生抑止に有効な遮音機能を備えた部材
である。また、図3に示すように、グロメット12の全
長にわたって山・谷部16を交互に連ねた蛇腹形状に成
形することにより、適度な可撓性や柔軟性をもたせるこ
とができる。そうした機能を有するグロメット12の先
端部14の内側に上記LA端子23のかしめ部24を嵌
着して保持し、後端部15の内側に上記はた端子26の
かしめ部27を嵌着して保持している。
【0020】そこで、かかる筒状のグロメット12の長
手方向の一部でその外周部を外側から被って管状の補強
スペーサ30が嵌合,接着,かしめ,融着などの適宜手
段でもって結合されている。補強スペーサ30の材質に
は、少なくともグロメット12の材質より硬度や剛性の
大きいプラスチックや金属を用いることができる。補強
スペーサ30の本体31はグロメット12の外周に嵌着
できる内径の筒状に成形され、その筒端の一方は外径を
大きく段差成形されて鍔形またはフランジ形の突き当て
段部32となっている。
【0021】以上の構成によって、本実施の形態の電線
端末部防水構造は次のように作用する。モータケースな
どの筐体10の内部で電線20の端末部がLA端子23
に固着され、このLA端子23はネジ孔25でボルトな
どによって締結固定される。筐体10の外部では、通し
孔11に通されない部分の電線20がはた端子26に保
持され、このはた端子26はネジ孔28でボルトなどに
よって締結固定される。
【0022】そこで、図2に示すように、そうしたLA
端子23とはた端子26をボルトでネジ固定する作業
時、締結用の工具を用いた作業者の締め付けの手加減や
技能差によって、特にはた端子26の締め付けが必要以
上に過剰な場合は電線20を折り曲げるような引張力が
働く。この引張力で電線端末部の全長全体が斜めに傾く
方向へ引っ張られ、LA端子23でいうとそのネジ孔2
5を通る軸線Cが角度θ だけ斜めに傾こうとする。
【0023】引張力は通し孔11内でグロメット12に
も働き、軸線Cを中心とする偏荷重や回転力でグロメッ
ト12が歪に弾性変形する。筐体10の外部においてそ
うしたはた端子26の過剰な締め付け力でグロメット1
2が弾性変形するとすれば、変形量の最も大きい部分は
通し孔11の入口側エッジや出口側エッジに当たる位置
である。本例では少なくとも入口側エッジに当たる部分
のグロメット12には補強スペーサ30が設けられてい
るので、この補強スペーサ30が偏荷重を負担すること
で、グロメット12の弾性変形を最小限に抑えることが
できる。
【0024】結果、通し孔11との間に隙間を生じるこ
となく、グロメット12は通し孔11との密着性を維持
して所要の水密性を確保でき、雨水や洗車水の浸入を防
ぐことができる。
【0025】なお、本実施の形態の補強スペーサ30は
単体品としてグロメット12の後端部、つまり通し孔1
1の入口側エッジに対応する個所に1つだけ設けた構造
が示されたが、筐体10の内側で通し孔11の出口側エ
ッジに対応する個所にも2つ目の別の補強スペーサ30
を設けることも可能である。
【0026】また、本実施の形態のそうした単体品によ
る補強スペーサ30に代えて、グロメット12の必要と
する個所の外周部に、グロメット本体材質よりも硬度や
剛性など機械的性質に優れた材質でもってグロメット本
体と二色押出し成形などし、補強スペーサ「部」として
一体成形することも可能である。
【0027】また、本発明でいう第1の端子金具例とし
てLA端子23を用い、第2の端子金具例としてはた端
子26を用いた構造を示したが、それら両端子の使用に
限定されない。LA端子23やはた端子26以外の他の
端子金具の場合でも、それらの締め付け過剰による引っ
張りでグロメット12に歪な弾性変形を生じさせるよう
な場合、本実施の形態で示された補強スペーサ30を適
用することができる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる請
求項1に記載の電気部品収容筐体の防水構造は、通し孔
を通して筐体の内外で第1の端子金具(LA端子)と第
2の端子金具(はた端子)をネジ固定する際、作業者の
手加減でそれら両端子金具を無理に引っ張る方向へ締め
付け固定する場合があるが、それにより通し孔内でグロ
メットが偏荷重を受けて、特に通し孔のエッジに当たる
部分のグロメットが歪に弾性変形しようとする。そうし
た孔エッジに当たる部分のグロメットに補強スペーサを
被着しておくことにより、その補強スペーサで偏荷重を
負担し、歪な弾性変形を抑えて通し孔との間に隙間が生
じるのを防ぎ、水密性を確保することができる。
【0028】また、請求項2に記載の電気部品収容筐体
における電線端末部防水構造は、作業者の締め付け作業
で引っ張られやすいのは筐体外側の第2の端子金具であ
るこの場合はた端子であり、このはた端子が必要以上に
引っ張られる方向へ締め付けられると、その引張力によ
る偏荷重でもって通し孔の入口側エッジに当接する部分
のグロメットが歪に弾性変形し易い。したがって、少な
くともそうした通し孔の入口側エッジに当接する部分の
グロメット外周部に硬質の補強スペーサを被着しておけ
ば、その部分の弾性変形を免れることができる。
【0029】また、請求項3に記載の電気部品収容筐体
における電線端末部防水構造は、補強スペーサは単体成
形された筒状であるが、そうした単体品に代えて、グロ
メットの必要な一部分の外周部をグロメット本体部の材
質よりも硬度などの大きい材質でもって押出し成形し、
そこを補強スペーサ部として形成することにより、製作
工数などの削減が可能になる。
【0030】また、請求項4に記載の電気部品収容筐体
における電線端末部防水構造は、たとえば単体品とした
補強スペーサの場合、その筒状の本体の一端部の外径を
大きくして、つまり鍔状またはフランジ状に形成した突
き当て段部を設けることにより、この突き当て段部が通
し孔のエッジに食い込むように当接し、滑りが無くなっ
て密着度が深まり、補強部材として、またシール部材と
してなお一層有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電気部品収容筐体における電線
端末部防水構造の実施の形態を示す部分断面による組立
図である。
【図2】本防水構造においてグロメットが多少弾性変形
しても水密性が確保できる態様を示す部分断面による組
立図である。
【図3】本防水構造を示す組立斜視図である。
【図4】従来例の電線端末部防水構造を示す部分断面に
よる組立図である。
【符号の説明】
10 筐体 11 通し孔 12 グロメット 13 導体挿通孔 20 電線 21 絶縁体 22 導体 23 LA端子(第1の端子金具) 25 ネジ孔 26 はた端子(第2の端子金具) 28 ネジ孔 30 補強スペーサ 31 筒状本体 32 突き当て段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 欣秀 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 松井 啓朗 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4E352 AA02 AA03 AA04 AA05 AA06 AA09 AA18 BB10 CC01 CC02 CC12 CC52 CC53 CC56 DR02 DR13 DR40 EE01 EE03 EE13 EE20 GG04 GG08 GG10 GG16 5G333 AA09 AB07 AB28 CB19 EA02 5G363 AA01 AA07 CB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を収容する筐体に設けた通し孔
    に弾性素材のグロメットを密着して水密的に嵌合させ、
    そのグロメットに挿通させて筐体内に通した電線の端末
    部を第1の端子金具に固着して電気的に接続し、また通
    し孔を通らない筐体外側の部分の電線を第2の端子金具
    で保持固定して、それら第1および第2の端子金具がネ
    ジ締結して固定されている電気部品収容筐体における電
    線端末部防水構造であって、 前記通し孔への嵌合方向で前記グロメットの長さ方向の
    一部の外周部に、グロメットよりも硬度および剛性の大
    きい材質で管状に成形された補強スペーサを嵌着させ、
    この補強スペーサを通し孔のエッジに当接させるように
    構成したことを特徴とする電気部品収容筐体における電
    線端末部防水構造。
  2. 【請求項2】 前記補強スペーサが、前記通し孔の筐体
    外部から見た入口側と出口側の2個所のエッジのうち、
    少なくとも入口側のエッジに当接する位置の前記グロメ
    ットの外周部に結合されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電気部品収容筐体における電線端末部防水構
    造。
  3. 【請求項3】 前記補強スペーサに代えて、前記グロメ
    ットの外周部に硬度および剛性の大きい材質の補強スペ
    ーサ部を二色押出し成形して設けたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の電気部品収容筐体における電線
    端末部防水構造。
  4. 【請求項4】 前記補強スペーサまたは前記補強スペー
    サ部が、筒状となっている本体の一端部に外径を大きく
    段差成形した突き当て段部を有し、この突き当て段部が
    前記通し孔のエッジに外側から当接するようにしてなっ
    ていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の
    電気部品収容筐体における電線端末部防水構造。
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