JP2002215931A - 通信方法、電子商取引方法及び管理装置 - Google Patents

通信方法、電子商取引方法及び管理装置

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JP2002215931A
JP2002215931A JP2001009132A JP2001009132A JP2002215931A JP 2002215931 A JP2002215931 A JP 2002215931A JP 2001009132 A JP2001009132 A JP 2001009132A JP 2001009132 A JP2001009132 A JP 2001009132A JP 2002215931 A JP2002215931 A JP 2002215931A
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一富 種田
Takeo Fujita
健雄 藤田
Daisuke Takahashi
大介 高橋
Kiyoshi Kuwakawa
清 桑川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は通信方法、電子商取引方法及び管理
装置に関し、ネットワーク上で個人情報を通信すること
なく、匿名で通信を行ったり電子商取引を行え、且つ、
利用環境の限定やアクセス制限を発生しないようにする
ことを目的とする。 【解決手段】 実世界における個人情報と同様の表現形
式の仮想個人情報をネットワークを介して通信し、ネッ
トワーク上の管理装置で、登録情報に基いて仮想個人情
報を実世界の個人情報に変換するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信方法、電子商
取引方法及び管理装置に関し、特にネットワークを介し
た通信方法及び電子商取引方法、並びにネットワークを
介した通信や電子商取引を管理する管理装置に関する。
【0002】本明細書では、ネットワークを介した通信
や電子商取引とは、インターネットを介した電子商取
引、デビットカード決済、インターネット電話、情報配
信サービス等の各種コンテンツサービスを含む。
【0003】現在、インターネット等のネットワーク上
で商取引を行う場合、ネットワーク上で通信される個人
の名前や住所、電話番号、クレジットカード番号等の個
人情報を完全に保護することは難しい。このため、ネッ
トワーク上で商取引を行うと、個人情報が悪用される可
能性があり、実際に被害も報告されている。このこと
が、インターネット上での商取引を普及させる上での障
壁となっている。
【0004】
【従来の技術】従来、例えば個人と法人が電子商取引を
行う場合、インターネット上でホームページを設け、ウ
ェブ上で購入したい商品の説明、若しくは写真等を見た
上で注文を受け付けるという方法がある。この場合、説
明文や写真等が随時更新される点、コストが非常に安い
という点、注文が郵送の場合よりも早いという点を除け
ば、電子商取引は基本的には略通信販売と同じである。
つまり、顧客は、自分の本名と住所を取引先に伝えなく
てはならない。支払いにクレジットカードを使う場合
は、その番号もインターネットで送信する必要がある。
又、個人同士がオークション等を利用して商取引を行う
場合にも、上記の場合と同様に、お互いの本名と住所を
明かす必要がある。
【0005】従って、お互いが匿名で取引をすること
は、現在のインターネット上では略不可能である。この
ため、インターネット上を通信される個人情報が、途中
で傍受されて悪用される可能性がある。
【0006】他方、現在のネットワークを介した通信で
は、セキュリティを確保する場合には、主に暗号化とい
う手法がとられている。つまり、個人情報等のデータを
送信する際に、暗号化を施してからデータを送信するこ
とで、第三者がデータを傍受してもデータを読みにくく
している。しかし、この場合、第三者が傍受したデータ
を実際に解読可能か否かにかかわらず、データはネット
ワーク上で通信される。従って、容易であるかは別にし
て、ネットワーク上のデータが傍受されて解読される可
能性がある。又、暗号化を行う手法では、送信側で暗号
化処理を行い、受信側で復号化処理を行う必要があると
共に、送信側及び受信側で同じ暗号化方式を採用する必
要があるため、利用環境が限定されてしまう。
【0007】又、企業ネットワーク等に使われている不
正アクセス防止策として、所謂コールバック方式を応用
した方法も提案されている。この方法によると、商取引
等で個人情報を必要とする場合のみ、自動的に決められ
た利用者の電話番号に企業側がコールバックをかけ、公
衆回線を使用して個人情報を転送する。従って、この方
法では、ネットワーク上で個人情報が通信されることは
ないが、特定の環境からでしかアクセスできなくなり、
アクセス制限があるという不都合がある。つまり、利用
者が、企業側に登録してある電話番号以外の場所から企
業ネットワークをアクセスすると、上記コールバックに
よる利用者の確認を行うことができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
では、匿名で通信を行ったり電子商取引を行うことがで
きず、ネットワーク上を通信される個人情報が傍受され
て悪用される可能性があると共に、セキュリティーを向
上しようとすると利用環境の限定やアクセス制限が発生
してしまうという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、ネットワーク上で個人
情報を通信することなく、匿名で通信を行ったり電子商
取引を行え、且つ、利用環境の限定やアクセス制限を発
生することなくセキュリティーを向上可能な通信方法、
電子商取引方法及び管理装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、実世界にお
ける個人情報と同様の表現形式の仮想個人情報をネット
ワークを介して通信するステップと、該ネットワーク上
の管理装置で、登録情報に基いて該仮想個人情報を実世
界の個人情報に変換するステップとを含むことを特徴と
する通信方法によって達成できる。
【0011】上記課題は、ネットワークを介して受信す
る実世界における個人情報と同様の表現形式の仮想個人
情報に基いて、該ネットワーク上の仮想世界で商取引を
行うステップを含むことを特徴とする電子商取引方法に
よっても達成できる。
【0012】上記課題は、実世界における個人情報と同
様の表現形式の仮想個人情報を実世界の個人情報に変換
するための登録情報を管理する管理手段と、ネットワー
クを介して受信される仮想個人情報を、該登録情報に基
いて対応する実世界の個人情報に変換する変換手段とを
備えたことを特徴とする管理装置によっても達成でき
る。
【0013】従って、本発明によれば、ネットワーク上
で個人情報を通信することなく、匿名で通信を行ったり
電子商取引を行えるので、個人情報が傍受されて悪用さ
れることもなく、利用環境の限定やアクセス制限を発生
することなくセキュリティーを向上可能な通信方法、電
子商取引方法及び管理装置を実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明になる通信方法、電子商取
引方法及び管理装置の各実施例を、以下に図面と共に説
明する。
【0015】
【実施例】先ず、本発明の原理を図1と共に説明する。
図1は、本発明の原理を説明するブロック図である。本
発明では、各ユーザは、仮想個人として仮想世界内で行
動することで、匿名で通信や電子商取引を行うことがで
きる。ここでは、説明の便宜上、実際のユーザ10が仮
想ユーザ1として仮想世界内で行動するものとする。
【0016】図1において、実際のユーザ10は、予め
管理者(管理装置)6に、ユーザ10の実世界における
個人情報(以下、実際の個人情報と言う)及び仮想ユー
ザ1の仮想個人情報を登録しておく。仮想個人情報に
は、仮想の名前、仮想世界内の仮想都市(或いは、仮想
都市空間)における仮想住所、仮想電話番号、仮想都市
内の仮想銀行の仮想口座番号、仮想世界で使用する仮想
クレジットカード番号等が含まれ、夫々実際の個人情
報、即ち、実際の名前、実世界の実際の都市における実
際の住所、実際の電話番号、実際の都市内の実際の銀行
の実際の口座番号、実世界で使用する実際のクレジット
カード番号等に対応している。又、仮想個人のログイン
用パスワード、仮想個人の取引用パスワード、仮想個人
の銀行取引用暗証番号、仮想個人の仮想クレジットカー
ドの暗証番号等も、必要に応じて仮想個人情報として登
録しておく。このように、仮想個人情報は、実際の個人
情報と同様の表現形式を有する点で、例えばインターネ
ット上の特定サイトへアクセスする際に使用されるID
やユーザパスワード等とは性質が異なる。
【0017】仮想世界内の仮想個人情報を登録すること
には、大きく分けて次の2つの理由がある。第1の理由
は、仮想世界内で各ユーザが別名を付ける時に発生する
問題を解決するためである。取引を行う上で、仮想世界
内の仮想の名前(又は仮想取引用ID)以外の仮想個人
情報は、少なくとも本発明を実現するためには必ずしも
必要ではない。しかし、仮想個人情報が仮想の名前のみ
からなる場合、仮想世界内では、同じ仮想の名前のユー
ザは区別できなくなってしまうので、全ての仮想の名前
が異なるようにしなければならない。これに対し、仮想
個人情報に例えば仮想住所を含めることで、システムが
大きくなり、あるユーザが希望する仮想の名前が他のユ
ーザの希望する仮想の名前と同じになってしまう状況が
発生しても、同じ仮想の名前のユーザを仮想住所から区
別することができる。つまり、仮想個人情報に仮想の名
前以外の仮想個人情報を含めることで、仮想の名前が同
じであっても、仮想の名前以外の仮想個人情報に基いて
各ユーザを識別可能となる。
【0018】第2の理由は、仮想世界が大きくなって
も、仮想世界内での取引に支障をきたさないためであ
る。例えば、仮想世界内で仮想店舗を出店する場合、仮
想店舗の位置を示す情報が必要となる。実世界内での電
子商取引では、URLにより店舗の位置を示すことがで
きる。従って、仮想世界内の仮想店舗の位置も、同様に
URLにより示すことも可能であるが、各ユーザ毎にホ
ームページを用意しなければならない。又、管理者側か
ら見ると、各ユーザのホームページの内容に関するチェ
ックを行うのが難しくなる等の不都合も発生する。これ
に対し、予め基本となるウェブ(Web)用の領域を管
理者側で用意して、各仮想都市毎に統一された仮想住所
を発行することで、このような不都合も解消可能とな
る。又、インターネットを利用した電話サービス等を行
う場合に、仮想の名前とは異なる仮想個人情報がある方
が便利である。
【0019】仮想ユーザ1は、仮想個人情報を用いて、
インターネット2等のネットワークを介して、ウェブ上
の仮想都市5にアクセスする。仮想都市へのアクセス
は、例えば「管理者名@仮想都市名」を入力することで
行える。従って、管理者名がABCであり、仮想都市名
がDEFであれば、ABC@DEFを入力することで、
仮想都市5にアクセスできる。
【0020】仮想都市5は、例えばインターネット2と
ファイアーウォール(F/W)3を介して接続されたイ
ントラネット4上に設けられている。仮想都市5内に
は、実際の都市と同様な仮想住宅、仮想店舗、仮想銀行
等が存在する。この仮想都市5は、仮想個人が仮想店舗
で商品を購入すると、この商品購入に関する情報を仮想
個人情報と共に管理者6に通知する。商品の購入は、仮
想銀行口座からの引き出し又は仮想クレジットカードを
使用して行われるので、商品購入に関する情報には、仮
想銀行口座番号又は仮想クレジットカード番号が含まれ
る。仮想ユーザ1(実際のユーザ10)は、管理者6を
介して仮想銀行口座に任意の金額を振り込んでおけば、
仮想銀行口座の残高の範囲内で仮想現金を引き出して電
子マネーの如く使用することができる。又、仮想銀行口
座から引き出された金額が、対応する実際の銀行口座か
ら自動的に引き落とされるようにすることも可能であ
る。
【0021】尚、仮想ユーザ1による商品購入に係る決
済を行う前に、セキュリティーを確保するために、仮想
ユーザ1は実際のユーザ10であることの確認を取るこ
とが望ましい。この場合の確認方法は、特に限定されな
いが、例えば決済を承認する場合に実際のユーザ10が
入力するべき認証番号やパスワードを予め管理者6に登
録しておき、決済の承認を求める際には、管理者6がイ
ンターネットや電話を介して認証番号やパスワードの入
力を求めることも可能である。又、決済の承認は、例え
ば金額が一定金額以上の場合や、仮想銀行口座の残高を
超える場合等の、所定条件下でのみ行うようにしても良
い。
【0022】管理者6は、仮想個人情報を実際の個人情
報に変換するのに必要な登録情報を管理しており、変換
部7は、この登録情報に基いて仮想個人情報を実際の個
人情報に変換する。この登録情報は、図2に示す如き変
換テーブルの形式を取っても良い。又、管理者6は、実
際の個人情報及び商品購入に係る費用の請求を銀行、ク
レジットカード会社等の金融業者8へ通知し、金融業者
8から実際のユーザ10への請求が行われる。決済の承
認後に管理者6から金融業者8へ通知される実際の個人
情報には、実際の個人(実際のユーザ10)の名前、実
際の銀行口座番号や実際のクレジットカード番号等が含
まれる。他方、郵便局又は運送業者9は、購入商品の配
送を、決済の承認後に管理者6から通知される実際の個
人情報に基いて行う。仮想店舗は、決済の承認を確認す
る通知を管理者6から受け取ると、購入商品を運送業者
9へ送る。管理者6から運送業者9へ通知される実際の
個人情報には、実際の個人(実際のユーザ10)の名
前、実際の個人の実際の住所、実際の電話番号等が含ま
れる。商品自体は、仮想都市5を提供している機関等か
ら運送業者9へ直接送られても、管理者6を介して送ら
れても良い。
【0023】尚、イントラネット4及び仮想都市5は、
管理者6内に設けられていても、管理者6外に独立して
設けられていても良い。つまり、仮想都市5は、管理者
6と提携している、管理者6とは独立した機関(又は、
会社)により提供されていても、管理者6が提供してい
ても良い。又、金融業者8及び運送業者9は、夫々仮想
都市5及び/又は管理者6と独立した機関であっても、
同じ機関であっても良い。更に、セキュリティーが確保
可能であれば、変換部7は、金融業者8側及び/又は運
送業者9側に設けても良い。
【0024】又、仮想都市5と管理者6との間の通信方
法、管理者6と金融業者8との間の通信方法、管理者6
と運送業者9との間の通信方法、金融業者8と実施のユ
ーザ10との間の通信方法及び運送業者9と実際のユー
ザ10との間の通信方法は、夫々特定の通信方法に限定
されるものではない。
【0025】尚、仮想ユーザ1は、仮想都市5において
電子商取引を行う必要はなく、単に、仮想都市5内の仮
想住所に仮想住宅を持つ仮想個人と通信を行うこともで
きる。又、上記と同様にして、複数の仮想都市間で通信
又は電子商取引を行うことも可能である。
【0026】更に、商品購入に関わる決済の承認後、運
送業者9は、金融業者8からの通知に応答して商品の発
送を行うようにしても良い。
【0027】このように、本発明によれば、インターネ
ット等のネットワーク上では実際の個人情報を通信する
ことなく、仮想個人情報を通信するので、匿名で通信を
行ったり電子商取引を行える。たとえ仮想個人情報が第
三者に傍受されたとしても、仮想個人情報と実際の個人
情報とを結び付ける情報は管理者(場合によっては金融
業者及び/又は運送業者を含む)が管理しており、第三
者には入手不可能であるため、実際の個人情報が傍受さ
れて悪用されることもない。更に、仮想個人情報で仮想
世界へアクセスするため、利用環境の限定やアクセス制
限を発生することなくセキュリティーを向上することが
できる。従って、特に仮想都市における電子商取引は、
仮想個人情報のみを用いて、実際の個人情報を明かすこ
となく匿名で、あたかも実際の都市の店舗で買い物をし
たり、ネットオークションを行ったりすることが可能と
なる。
【0028】仮想個人と仮想世界との間の通信に従来の
暗号化手法を採用すれば、更にセキュリティを強化する
ことができる。万一、仮想世界での仮想個人情報が悪用
されるようなことがあった場合には、実際の個人情報と
違って、容易に仮想個人情報を変えることができる。実
世界では、簡単に引っ越して住所を変えることができな
いが、仮想都市上では、仮想住所を簡単に変更可能であ
る。又、仮想個人情報は、登録制を取って不正を管理者
が監視することで、不正行為を防いで更にセキュリティ
を強化することができる。
【0029】尚、セキュリティを強化するには、仮想都
市は管理者の運営する管理装置内でのイントラネット上
で提供することが望ましいが、必ずしもイントラネット
上で提供しなくても良い。つまり、仮想都市が提供され
ているネットワークが、ファイアーウォールを通してイ
ンターネットと繋がっており、外部ネットワークとの間
で互いにアクセス可能であれば良い。アクセスの際に
は、周知の認証手法を採用可能である。又、管理者に登
録されているユーザであれば、ユーザ専用の端末からの
アクセスに限定されず、インターネットが使える環境が
あれば、限定された環境だけではなく、どこからでも仮
想世界をアクセスすることができる。従って、例えば
駅、コンビニエンスストアやホテル等にインターネット
端末を設置することで、仮想世界を利用する通信や電子
商取引が、更に身近なものとなる。又、仮想都市が複数
提供されれば、各仮想都市間の交流もでき、異なる国で
提供されている仮想都市間の交流も可能となる。
【0030】仮想世界を利用した通信形態としては、様
々なものが可能である。例えば、仮想個人が持っている
仮想電話番号を使えば、インターネットを利用した音声
での通話を可能とするサービスも提供可能である。接続
先の仮想個人がオンライン接続されていれば、その接続
先の仮想電話番号を指定することで音声通話をすること
ができる。その他にも、本発明は、カウンセリング、各
種フォーラム、といったものにも利用できる。更に、ケ
ーブルテレビ回線、ADSL等の高速通信を採用すれ
ば、本発明は現在インターネット上に存在しているコン
テンツに加えて、音楽配信サービス、ビデオ(映像)配
信サービス、音声通信を利用した言語教育、といったも
のにも利用できる。
【0031】次に、本発明になる電子商取引方法の第1
実施例を説明する。電子商取引方法の第1実施例は、本
発明になる通信方法の第1実施例及び本発明になる管理
装置の第1実施例を採用する。
【0032】図3は、本発明になる管理装置の第1実施
例を示すブロック図である。同図中、図1と同一部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0033】図3に示す管理装置は、図1に示す管理者
6の管理装置を構成するサーバシステム31からなり、
図1に示すイントラネット4上に設けられて仮想都市5
を提供するサーバシステム21に接続されている。各サ
ーバシステム31,21は、コンピュータシステムと同
様の周知のハードウェア構成を有する。
【0034】サーバシステム31は、機能別に、データ
ベース部32、確認部33及び決済部34からなる。
又、サーバシステム21は、機能別に、仮想都市部22
及び認証部23からなる。尚、管理者6が仮想都市5を
提供する場合には、サーバシステム31,21は単一の
サーバシステムで構成しても良い。
【0035】サーバシステム31において、データベー
ス部32は、ユーザに関するデータベースを管理する。
データベース部32で管理されるデータベースには、仮
想ユーザの仮想個人情報を実際のユーザの実際の個人情
報に変換するのに必要な登録情報、実際のユーザの実際
の個人情報、実際のユーザの利用料金(購入金額)等が
含まれる。登録情報には、図2に示す如き変換テーブル
を用いても良い。確認部33は、決済の承認を確認する
確認処理を行う。具体的には、確認部33は、仮想ユー
ザの指定に応じて、決済の承認を、電話、手紙、電子メ
ール等により自動的に確認する。決済部34は、仮想ユ
ーザから送られてくるデータの処理を行う。決済部34
は、仮想ユーザが商品を購入すると、この商品購入に関
する情報を確認部33へ通知する。購入金額が小額の理
由で決済の承認を確認する必要がない場合、及び、決済
の承認の確認が取れた場合には、決済部34からデータ
ベース部32に仮想個人情報や利用料金等を転送する。
これにより、データベース部32では、登録情報に基い
て、仮想個人情報が実際の個人情報に変換され、実際の
個人情報及び購入金額を含む購入に関する情報が、決済
部34を介して金融業者8及び運送業者9へ通知され
る。又、決済の承認の確認が取れると、その旨が確認部
33からサーバシステム21へ通知されることで、仮想
ユーザが商品を購入した仮想都市5内の仮想店舗へ通知
される。
【0036】尚、代金引換で商品を実際のユーザ10に
送る場合には、仮想ユーザ1がその旨を指定しておけば
良い。この場合、決済部34から金融業者8への通知は
不要となる。
【0037】セキュリティーが確保できれば、登録情報
は金融業者8及び/又は運送業者9で管理しておき、仮
想個人情報から実際の個人情報への変換を登録情報は金
融業者8側及び/又は運送業者9側で行っても良い。こ
の場合、管理者4と登録情報は金融業者8及び/又は運
送業者9との間の通信にインターネット等を使用して
も、仮想個人情報がやり取りされるので、インターネッ
ト上等で実際の個人情報が傍受されることはない。
【0038】次に、第1〜第4の決済方法について説明
する。 第1の決済方法:仮想都市5内で取引を行った場合の決
済方法として、仮想都市5が提供されているネットワー
ク外で、仮想世界の情報を実際(現実)の世界の情報へ
変換する方法がある。仮想クレジットカード番号や仮想
銀行口座番号を、実際のクレジットカード番号や実際の
銀行口座番号に管理者6(或いは、金融業者8及び/又
は運送業者9)が変換する際に、実際のユーザ10に確
認を取ることでセキュリティーを確保する。
【0039】図4は、第1の決済方法を説明するフロー
チャートである。同図中、ステップS1は、実際のユー
ザ10の確認を取る。確認方法としては、電話による確
認、郵便物での確認が可能である。電子メールでの確認
も可能であるが、セキュリティーの面では、電話や郵便
物による確認の方が高いセキュリティーを確保できる。
これは、電話や郵便物での確認であれば、第三者が実際
に取引を行った本人になりかわることは非常に困難であ
るからである。携帯電話等を連絡先にしておくことで、
より早く、高いセキュリティを確保することもできる。
例えば、決済をして仮想個人情報を実際の個人情報に変
換するときに、決済部34が自動的に携帯電話に連絡す
るシステムを導入すれば、決済のスピードは格段に速く
なる。
【0040】ステップS2は、実際のユーザ10の確認
が取れたか否かを判定し、判定結果がNOであると、ス
テップS3は決済を取り消して、処理は終了する。他
方、ステップS2の判定結果がYESであると、ステッ
プS4は、決済処理を行い、処理は終了する。 第2の決済方法:第1の決済方法の場合、高いセキュリ
ティを確保することができるが、決済に時間がかかる。
そこで、第2の決済方法では、決済スピードを高めるた
めに、直接仮想都市5内の仮想銀行口座又は仮想クレジ
ットカードで決済する。
【0041】実際の銀行口座から仮想都市5内の仮想銀
行口座に預金しておくことで、一種の電子マネーとして
仮想都市5内で決済が行える。この場合、仮想銀行口座
番号等がインターネット2上で傍受される可能性がある
ため、仮想銀行口座番号等の通信時には暗号化処理等を
行うことが望ましい。仮想都市5内での仮想クレジット
カードによる決済についても、仮想銀行口座を利用する
場合と同様に行うことができ、この場合も、仮想クレジ
ットカード番号等の通信時には、暗号化処理等を行うこ
とが望ましい。
【0042】図5は、第2の決済方法を説明するフロー
チャートである。同図中、ステップS11は、仮想銀行
口座を用いた決済の確認を、仮想個人の銀行取引用暗証
番号や残高等に基いて、或いは、仮想個人の仮想クレジ
ットカードの暗証番号や利用限度額等に基いて、実際の
ユーザ10の確認を取る。ステップS12は、実際のユ
ーザ10の確認が取れたか否かを判定し、判定結果がN
Oであると、ステップS13は決済を取り消して、処理
は終了する。他方、ステップS12の判定結果がYES
であると、ステップS14は、決済処理を行い、処理は
終了する。 第3の決済方法:仮想都市5内の仮想銀行口座への振込
みサービスを提供することにより、相手の本名や実際の
銀行口座番号を知らなくても、個人間での振込みができ
る。上記第1及び第2の決済方法は、仮想個人と仮想都
市5内の仮想店舗との取引を考えているが、仮想個人同
士が仮想都市5内でオークション等により取引をする場
合も、同じ決済方法を用いることができる。主に、支払
をする方の仮想個人のみが、上記第1又は第2の決済方
法と同様のプロセスをとることで、セキュリティーを確
保しつつ、第1の仮想銀行口座から第2の仮想銀行口座
への送金が可能となる。
【0043】図6は、第3の決済方法を説明するフロー
チャートである。同図中、ステップS21は、支払をす
る方の仮想個人の仮想銀行口座を用いた決済の確認を、
この仮想個人の銀行取引用暗証番号や残高等に基いて、
或いは、この仮想個人の仮想クレジットカードの暗証番
号や利用限度額等に基いて、実際のユーザ10の確認を
取る。ステップS22は、実際のユーザ10の確認が取
れたか否かを判定し、判定結果がNOであると、ステッ
プS23は決済を取り消して、処理は終了する。他方、
ステップS22の判定結果がYESであると、ステップ
S24は、支払を受ける方の仮想個人に対して振り込み
又は入金する決済処理を行い、処理は終了する。 第4の決済方法:第4の決済方法においては、上記第1
又は第2の決済方法を、一定の条件によって使い分け
る。使い分ける条件としては、金額であっても、仮想個
人からの指定であっても良い。前者の場合、例えば1万
円以上の取引については、電話、郵便等により決済の承
認の確認を必要とし、それ以下の取引については決済の
承認の確認をとらず、従来のクレジットカード決済、電
子マネーでの決済と同様に処理をすることができる。こ
の場合、例えばネットワーク上での比較的安価な有料コ
ンテンツを利用する場合は、直ちに利用料金を支払うこ
とができ、従って直ちに有料コンテンツを利用でき、例
えば比較的高額の商品を購入する場合にのみ、決済の承
認の確認を求める。他方、後者の場合、利用者である仮
想個人が、第1の決済方法、第2の決済方法、若しくは
両方の決済方法を利用するかを、予め決めて指定してお
く。
【0044】図7は、第4の決済方法を説明するフロー
チャートである。同図中、ステップS31は、例えば取
引が1万円未満であるか否かを判定し、判定結果がNO
であると、ステップS32は、上記第1〜第3の決済方
法の如く実際のユーザ10の確認を伴う決済処理を行
い、処理は終了する。他方、ステップS31の判定結果
がYESであると、ステップS33は、実際のユーザ1
0の確認を伴わない決済処理を行い、処理は終了する。
【0045】図3にの説明に戻るに、サーバシステム2
1において、仮想都市部22は、1又は複数のウェブサ
ーバの如きサーバからなり、1又は複数の仮想都市5を
提供する。仮想都市部22は、仮想都市5を、図8に示
すように3次元的な形式で表示しても、図9に示すよう
に2次元的な地図形式で表示しても良い。表示形式は、
例えば通信速度によって選択可能にしたり、利用者であ
る仮想個人が指定するようにしても良い。
【0046】例えば、図9に示す表示形式を採用した場
合、仮想都市5内の各仮想住宅51−1〜51−Mは、
仮想個人の仮想住所に対応しており、仮想個人のホーム
ページへの入り口となる。各仮想店舗52−1〜52−
Nは、各仮想店舗のホームページへの入り口となる。仮
想交番53は、例えば問題が発生したり、所定の仮想店
舗等への案内を求めたりする場合に利用可能な、管理者
6の管理している窓口のホームページへの入り口であ
る。又、仮想駅54は、他の仮想都市へ移動する際に利
用可能な、仮想都市のアドレスリストへの入り口であ
る。
【0047】又、カーソルの代わりに、仮想都市5をア
クセスしている仮想個人のキャラクタ55を表示しても
良い。この場合、キャラクタ55の位置は、既存のロー
ルプレーイングゲームのように、リアルタイムで表示し
ても良い。従って、例えば仮想店舗の店員が出てくれ
ば、キャラクタ55が店員とリアルタイムで会話するこ
とも可能である。
【0048】サーバシステム21において、認証部23
は、インターネット2経由のアクセスの認証、ダイアル
アップ接続の認証、仮想都市5内での不正アクセスの監
視、ファイアーウォール3を介した通信の制御、ウィル
ススキャン等を行う。インターネット2経由のアクセス
の認証及びダイアルアップ接続の認証は、夫々周知の認
証方法で行うことができる。例えば、仮想個人のログイ
ン用パスワードが入力されないと仮想都市5へのアクセ
スを拒否したり、仮想個人の取引用パスワードが入力さ
れないと仮想都市5内での取引を禁止したり、仮想個人
の銀行取引用暗証番号が入力されないと仮想都市5内の
仮想銀行口座の利用を禁止したり、仮想個人の仮想クレ
ジットカードの暗証番号が入力されないと仮想都市5内
での仮想クレジットカードの使用を禁止したりすること
ができる。このような認証を行うことで、管理者6に登
録された仮想個人であれば、セキュリティーを確保しつ
つ、任意のアクセスポイントからの仮想都市5へのアク
セスが可能となる。
【0049】次に、仮想個人が、仮想都市内の仮想店舗
で商品を購入する場合の手順の具体例を、図1、図3、
図9及び図10と共に説明する。図10は、第1実施例
の動作を説明するフローチャートである。 ログイン:図10に示すステップS41において、仮想
ユーザ1は、任意のアクセスポイントの端末から、例え
ばログイン用パスワード及び仮想都市5のアドレス「A
BC@DEF」を入力することで、インタネット2及び
ファイヤーウォール3を介して仮想都市5をアクセスす
る。これにより、図9の仮想都市5が仮想ユーザ1の端
末に表示される。 商品購入:ステップS42において、仮想ユーザ1は、
仮想都市5内の例えば仮想店舗51−1を選択し、購入
する商品を選択した後、購入手続を行う。先ず、仮想都
市5で取引を行うための取引用パスワード、仮想ユーザ
1の仮想の名前、仮想の住所、仮想銀行口座番号又は仮
想クレジットカード番号及び暗証番号、決済方法等を入
力する。
【0050】仮想店舗51−1、即ち、仮想都市5を提
供している機関(又は、会社)側では、ステップS43
において、受け取った仮想ユーザ1の少なくとも仮想の
名前、仮想銀行口座番号又は仮想クレジットカード番号
及び暗証番号、決済方法等を、商品の名称と購入金額と
共に管理者6へ通知する。 決済の承認の確認:ステップS44において、管理者6
は、仮想店舗51−1から通知される情報に基いて、決
済の認証の確認を実際のユーザ10に求める。確認方法
は特に限定されないが、例えば実際のユーザ10の携帯
電話へ自動的に連絡し、携帯電話から確認を求める。実
際のユーザ10の携帯電話からは、ボタンからの入力、
音声、電子メール等により確認を行える。管理者6は、
決済の認証の確認が取れず、ステップS44の判定結果
がNOであると、ステップS46において決済処理を取
消して、仮想ユーザ1にその旨を通知し、処理はステッ
プS42へ戻る。
【0051】管理者6は、決済の認証の確認が取れて、
ステップS45の判定結果がYESであると、ステップ
S47において、これを仮想店舗51−1に通知すると
共に、実際の個人情報を含む、決済に必要な情報を金融
業者8へ通知し、実際の個人情報を含む、購入商品の配
送に必要な情報を運送業者9へ通知する。金融業者8で
は、ステップS48において、指定された方法で購入商
品に関する実世界での決済を行う。 商品の配送:仮想店舗51−1は、決済の認証の確認が
取れたことが管理者6から通知されると、ステップS4
9において、購入商品を運送業者9へ送る。運送業者9
は、ステップS50において、この購入商品を管理者6
から通知される情報に基いて、実際のユーザ10の実際
の住所へ配送する。ステップS48、S49及びS50
の処理は、並行して行われる、処理は終了する。
【0052】次に、本発明になる電子商取引方法の第2
実施例を説明する。電子商取引方法の第1実施例は、本
発明になる通信方法の第2実施例及び本発明になる管理
装置の第2実施例を採用する。
【0053】図11は、電子商取引方法の第2実施例を
説明する図である。同図中、図1と同一部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。本実施例では、仮想個
人情報の実際の個人情報への変換は、金融業者8及び運
送業者9の両方において行うが、金融業者8及び運送業
者9の一方では上記変換を行わないようにしても良い。
金融業者8及び運送業者9は、夫々管理者6と提携して
おり、管理者6が管理している登録情報の少なくとも一
部を管理者6から予め提供され、管理している。従っ
て、金融業者8が管理している登録情報には、少なくと
も決済を行うのに必要な情報を変換するのに用いる情報
が含まれ、運送業者9が管理している登録情報には、少
なくとも購入商品の配送を行うのに必要な情報を変換す
るのに用いる情報が含まれる。
【0054】本実施例において、仮想個人が、仮想都市
内の仮想店舗で商品を購入する場合の手順の具体例を説
明する。説明の便宜上、仮想都市5内の仮想店舗51−
1は、コンビニエンスストアであり、仮想ユーザ1は、
駅の端末からパンの購入を行うものとする。
【0055】ステップ: 仮想ユーザ1は、仮想個人
情報等の、仮想都市5内での買い物に必要な情報を入力
して、仮想店舗51−1にパンの注文をする。注文の内
容には、例えばパンの配達希望時間帯も含まれる。
【0056】ステップ: 仮想店舗51−1は、管理
者6に、パンの購入金額を、仮想個人情報と共に通知す
る。
【0057】ステップ: 管理者6は、仮想店舗51
−1からの情報に基いて、仮想ユーザ1に、パンの購入
に関する決済の承認の確認を求める。これは、仮想ユー
ザ1の携帯電話に連絡することで行う。携帯電話への連
絡は、電話をかけることで行っても、電子メールを送る
ことで行っても良い。
【0058】ステップ; 仮想ユーザ1は、携帯電話
から、パンの購入に関する決済の承認を、ボタンからの
入力、音声、電子メール等により管理者6に対して行
う。
【0059】ステップ: 管理者6は、仮想ユーザ1
からの確認に応答して、決済の承認の確認が取られたこ
とを、仮想店舗51−1及び金融業者8へ通知する。金
融業者8へ通知される情報には、管理者6が仮想店舗5
1−1から受け取った仮想個人情報も含まれる。
【0060】ステップ: 仮想店舗51−1は、管理
者6からの確認通知に基いて、購入されたパンを運送業
者9へ送ると共に、仮想個人情報を運送業者9へ通知す
る。
【0061】ステップ: 上記ステップと並行し
て、金融業者8は、銀行であれば、仮想個人情報を実際
の個人情報に変換して、パンの購入に関する決済を行
い、仮想ユーザ1の実際の銀行口座から購入金額分の引
き落としを行うと共に、購入金額分の振り込みを仮想店
舗51−1に対して行う。金融業者8は、クレジットカ
ード会社であれば、仮想個人情報を実際の個人情報に変
換して、パンの購入に関する決済を行い、仮想ユーザ1
の実際のクレジットカードの利用代金の請求を実際のユ
ーザ10に対して行うと共に、利用代金分の振り込みを
仮想店舗51−1に対して行う。
【0062】ステップ: 運送業者9は、仮想個人情
報を実際の個人情報に変換して、パンを実際の個人情報
の住所、即ち、実際のユーザ10の住所へ、指定された
配送時間帯に配送する。
【0063】このようにして、利用者は、どこからでも
仮想店舗で商品の購入をすることができ、又、購入され
た商品を自分の自宅等へ配送させることができる。又、
配送先を指定可能とすれば、任意の配送先への商品の配
送も可能となる。
【0064】尚、本実施例では、仮想都市へのアクセス
は、駅の端末から行っているが、仮想ユーザ1が所持す
る携帯電話の電子メール機能、パケット通信を利用した
メール機能やウェブ(Web)アクセスのサービスを利
用することで行ったり、携帯電話以外の携帯端末から行
っても良い。更に、アクセス元の端末は、ノート型パソ
コン等に代表される携帯端末に限定されず、デスクトッ
プ型パソコンや、インターネット機能を備えた所謂イン
テリジェントテレビジョン等の装置であっても良い。
【0065】次に、本発明になる通信方法の第3実施例
を説明する。通信方法の第3実施例は、本発明になる管
理装置の第3実施例を採用する。
【0066】図12は、通信方法の第3実施例を説明す
る図である。同図中、図1と同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。本実施例では、仮想ユーザ間
でのインタネット電話による通信を実現する。
【0067】つまり、図12において、上記各実施例の
ように、仮想ユーザ1がインターネット2を介して仮想
都市5にログインした時に振り分けられるIPアドレス
を、管理者6が記録しておき、指定電話番号とリンクさ
せる。例えば、仮想ユーザ1がログインすることで、仮
想ユーザ1にはIPアドレス「10.10.10.1
0.」振り分けられ、仮想ユーザ100にはIPアドレ
ス「10.10.10.11.」が振り分けられるもの
とする。相互通話を行うには、相手側のIPアドレスを
知らなくてはならないが、接続の度にIPアドレスが毎
回変わるため、従来技術では相互通話を簡単に実現する
のは難しい。しかし、本実施例では、管理者6が相手側
のIPアドレスを指定電話番号とリンクさせて記録して
いるので、仮想ユーザ1が指定電話番号を入力すること
で管理者6を介して一度仮想ユーザ100と接続されれ
ば、見かけ上は、仮想ユーザ1が直接仮想ユーザ100
に接続されているように見え、簡単に相互通話を実現で
きる。
【0068】上述の如く、仮想都市を構築することで、
管理者は個人会費、法人会費、登録料等から利益を得る
ことが可能である。又、仮想店舗の出店者等の、仮想都
市の参加者も、セキュリティーの問題の解決等から、イ
ンターネット上での売上増大を見込める。金融業者も、
電子商取引の活性化に伴う利益増大が見込まれる。更
に、運送業者も、配送業務の拡大に伴う収益増大が見込
める。
【0069】又、個人ユーザ側でも、気軽に、且つ、安
心してインターネット上での買い物をしたり、オークシ
ョン等に参加したりすることができる等のメリットがあ
る。従って、例えば日常に必要な生活用品をインターネ
ット上の仮想店舗で購入することもできる。又、安価な
仮想世界での電話番号を使用して通信を行う等の使い方
もある。
【0070】仮想都市の構築により高速通信ネットワー
クの必要性が高まり、光ファイバー通信網や移動通信業
におけるインフラストラクチャの整備を促すことも考え
られる。当然のことながら、映画・ビデオのダウンロー
ドサービス、チャット、カウンセリング等といったコン
テンツの整備も進むことが考えられる。
【0071】尚、本発明は、以下に付記する発明をも包
含するものである。
【0072】(付記1) 実世界における個人情報と同
様の表現形式の仮想個人情報をネットワークを介して通
信するステップと、該ネットワーク上の管理装置で、登
録情報に基いて該仮想個人情報を実世界の個人情報に変
換するステップとを含むことを特徴とする、通信方法。 (付記2) ネットワークを介して受信する実世界にお
ける個人情報と同様の表現形式の仮想個人情報に基い
て、該ネットワーク上の仮想世界で商取引を行うステッ
プを含むことを特徴とする、電子商取引方法。 (付記3) 前記ネットワーク上の管理装置で、登録情
報に基いて前記仮想個人情報を実世界の個人情報に変換
するステップを更に含むことを特徴とする、(付記2)
記載の電子商取引方法。 (付記4) 前記管理装置で、前記実世界の個人情報に
基いて商取引に応じた商品の配送及び/又は決済の指示
を行うステップを更に含むことを特徴とする、(付記
3)記載の電子商取引方法。 (付記5) 前記仮想個人情報に基いて、前記商取引を
行った実世界の個人に決済の承認の確認を行うステップ
を更に含むことを特徴とする、(付記2)〜(付記4)
のいずれか1項記載の電子商取引方法。
【0073】(付記6) 前記仮想世界へのログインを
認証するステップと、該仮想世界での商取引を認証する
ステップとを更に含むことを特徴とする、(付記2)〜
(付記5)のいずれか1項記載の電子商取引方法。
【0074】(付記7) 前記ログインを認証するステ
ップと、前記商取引を認証するステップとは、いずれも
前記仮想個人情報のみに基いて認証を行うことを特徴と
する、(付記6)記載の電子商取引方法。
【0075】(付記8) 前記仮想個人情報は、仮想の
名前、仮想世界内の仮想都市における仮想住所、仮想電
話番号、仮想都市内の仮想銀行の仮想口座番号、仮想世
界で使用する仮想クレジットカード番号のうち少なくと
も1つを含むことを特徴とする、(付記2)〜(付記
7)のいずれか1項記載の電子商取引方法。
【0076】(付記9) 実世界における個人情報と同
様の表現形式の仮想個人情報を実世界の個人情報に変換
するための登録情報を管理する管理手段と、ネットワー
クを介して受信される仮想個人情報を、該登録情報に基
いて対応する実世界の個人情報に変換する変換手段とを
備えたことを特徴とする、管理装置。 (付記10) ネットワークを介してアクセス可能な仮
想店舗を有し、実世界における個人情報と同様の表現形
式の第1の仮想個人に関する仮想個人情報に基いて該仮
想店舗との商取引を行うことを特徴とする、仮想都市空
間。
【0077】(付記11) 仮想住所を有する第2の仮
想個人の仮想住宅を更に有し、前記第1の仮想個人に関
する仮想個人情報に基いて、該第1の仮想個人と該第2
の仮想個人との間の通信を行うことを特徴とする、(付
記10)記載の仮想都市空間。
【0078】(付記12) 異なる仮想都市間の移動を
行うための仮想駅を更に有することを特徴とする、(付
記10)又は(付記11)記載の仮想都市空間。
【0079】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは、言
うまでもない。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク上で個人
情報を通信することなく、匿名で通信を行ったり電子商
取引を行えるので、個人情報が傍受されて悪用されるこ
ともなく、利用環境の限定やアクセス制限を発生するこ
となくセキュリティーを向上可能な通信方法、電子商取
引方法及び管理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するブロック図である。
【図2】変換テーブルを説明する図である。
【図3】本発明になる管理装置の第1実施例を示すブロ
ック図である。
【図4】第1の決済方法を説明するフローチャートであ
る。
【図5】第2の決済方法を説明するフローチャートであ
る。
【図6】第3の決済方法を説明するフローチャートであ
る。
【図7】第4の決済方法を説明するフローチャートであ
る。
【図8】仮想都市の3次元的な表示形式を示す図であ
る。
【図9】仮想都市の2次元的な表示形式を示す図であ
る。
【図10】第1実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図11】本発明になる電子商取引方法の第2実施例を
説明する図である。
【図12】本発明になる通信方法の第3実施例を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 仮想ユーザ 2 インターネット 3 ファイアーウォール 4 イントラネット 5 仮想都市 6 管理者 7 変換部 8 金融業者 9 運送業者 10 実際のユーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 大介 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 桑川 清 山形県東根市大字東根元東根字大森5400番 地2 株式会社山形富士通内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実世界における個人情報と同様の表現形
    式の仮想個人情報をネットワークを介して通信するステ
    ップと、 該ネットワーク上の管理装置で、登録情報に基いて該仮
    想個人情報を実世界の個人情報に変換するステップとを
    含むことを特徴とする、通信方法。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して受信する実世界に
    おける個人情報と同様の表現形式の仮想個人情報に基い
    て、該ネットワーク上の仮想世界で商取引を行うステッ
    プを含むことを特徴とする、電子商取引方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク上の管理装置で、登録
    情報に基いて前記仮想個人情報を実世界の個人情報に変
    換するステップを更に含むことを特徴とする、請求項2
    記載の電子商取引方法。
  4. 【請求項4】 前記管理装置で、前記実世界の個人情報
    に基いて商取引に応じた商品の配送及び/又は決済の指
    示を行うステップを更に含むことを特徴とする、請求項
    3記載の電子商取引方法。
  5. 【請求項5】 実世界における個人情報と同様の表現形
    式の仮想個人情報を実世界の個人情報に変換するための
    登録情報を管理する管理手段と、 ネットワークを介して受信される仮想個人情報を、該登
    録情報に基いて対応する実世界の個人情報に変換する変
    換手段とを備えたことを特徴とする、管理装置。
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