JP2002214706A - 画像表示用照明装置、投射型表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示用照明装置、投射型表示装置及び画像表示方法

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JP2002214706A
JP2002214706A JP2001009300A JP2001009300A JP2002214706A JP 2002214706 A JP2002214706 A JP 2002214706A JP 2001009300 A JP2001009300 A JP 2001009300A JP 2001009300 A JP2001009300 A JP 2001009300A JP 2002214706 A JP2002214706 A JP 2002214706A
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JP
Japan
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laser light
wavelength region
emitted
light source
polarization plane
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Application number
JP2001009300A
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English (en)
Inventor
Satoshi Miyasaka
聡 宮坂
Junichi Iwai
順一 岩井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るく、高画質な投射画像を得る。 【解決手段】 第1波長領域のレーザ光を出射する複数
の第1のレーザ光源1と、第2波長領域のレーザ光を出
射する複数の第2のレーザ光源2と、第3波長領域のレ
ーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源3と、第1の
レーザ光源1から出射された第1波長領域のレーザ光を
入射して出射する第1のインテグレータ5Bと第2のレ
ーザ光源2から出射された第2波長領域のレーザ光を入
射して出射する第2のインテグレータ5Gと、第3のレ
ーザ光源3から出射された第3波長領域のレーザ光を入
射して出射する第3のインテグレータ5Rとを備えるこ
とで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示情報を拡大し
て投射する画像表示用照明装置、投射型表示装置及び画
像表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】投射型表示装置では、投射表示される画
像の輝度分布は、ほぼ均一であることが求められてい
る。したがって、投射型表示装置の照明光学系として
は、空間変調素子などの画像光が形成される箇所におい
て、ほぼ均一な強度分布で照明光を照射することができ
るインテグレータ光学系が用いられる。
【0003】また、投射型表示装置の光源としては、キ
セノンランプ、メタルハライドランプ、ハロゲンランプ
などの白色光源に近い単一光源が用いられている。
【0004】さらに、投射型表示装置の光源には、上述
のような単一光源に代えて、エネルギー効率の良いレー
ザ光源が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような投射型表示
装置においては、ユーザの使用用途に応じて光源が複数
必要となる場合がある。
【0006】しかし、投射型表示装置で使用されている
単一光源は、指向性が弱く光が広がりを持つため、複数
の光源を用いた場合1つのインテグレータに光を入射す
ることが困難であるといった問題があった。
【0007】また、上述のような指向性の弱い光源に代
えて指向性の強いレーザ光を出射するレーザ光源を用い
た場合でも、必要な光量を得るためにレーザ光源を複数
にする際には、光度むらが生じてしまうといった問題が
ある。
【0008】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、明るく且つ高品位
な画像が得られる画像表示用照明装置、投射型表示装置
及び画像表示方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像表示用照明装置は、第1波長領
域のレーザ光を出射する複数の第1のレーザ光源と、第
2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ光
源と、第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3の
レーザ光源と、第1のレーザ光源から出射された第1波
長領域のレーザ光を入射して出射する第1のインテグレ
ータと第2のレーザ光源から出射された第2波長領域の
レーザ光を入射して出射する第2のインテグレータと、
第3のレーザ光源から出射された第3波長領域のレーザ
光を入射して出射する第3のインテグレータとを備える
ことを特徴とする。
【0010】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光を出射す
る複数の第1のレーザ光源と、第2波長領域のレーザ光
を出射する複数の第2のレーザ光源と、第3波長領域の
レーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源と、第1の
レーザ光源から出射された第1波長領域のレーザ光を入
射して出射する第1のインテグレータと、第2のレーザ
光源から出射された第2波長領域のレーザ光を入射して
出射する第2のインテグレータと、第3のレーザ光源か
ら出射された第3波長領域のレーザ光を入射して出射す
る第3のインテグレータと、第1のインテグレータから
出射された第1波長領域のレーザ光を第1の偏光面成分
に変換して出射する第1の偏光面変換手段と、第2のイ
ンテグレータから出射された第2波長領域のレーザ光を
第1の偏光面成分に変換して出射する第2の偏光面変換
手段と、第3のインテグレータから出射された第3波長
領域のレーザ光を第1の偏光面成分を90度回転させた
第2の偏光面成分に変換して出射する第3の偏光面変換
手段と、第1の偏光面変換手段から出射された第1波長
領域のレーザ光を全反射する第1の全反射ミラーと、第
2の偏光面変換手段から出射された第2波長領域のレー
ザ光を全反射する第2の全反射ミラーと、第1の全反射
ミラーから出射された第1波長領域のレーザ光を空間変
調して画像形成するとともにその偏光面を回転させて透
過し、出射する第1の透過型画像形成手段と、第2の全
反射ミラーから出射された第2波長領域のレーザ光を空
間変調して画像形成するとともにその偏光面を回転させ
て透過し、出射する第2の透過型画像形成手段と、第3
の偏光面変換手段から出射された第3波長領域のレーザ
光を空間変調して画像形成するとともにその偏光面を回
転させて透過し、出射する第3の透過型画像形成手段
と、第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、第2の透
過型画像形成手段から出射される第2波長領域のレーザ
光を偏光面成分に応じて反射し、第3の透過型画像形成
手段から出射される第3波長領域のレーザ光を偏光面成
分に応じて透過して色合成する偏光ビームスプリッタプ
リズムと、偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され
出射した光を所定の投射対象に投射する投射光学手段と
を備えることを特徴とする。
【0011】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、第2
波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射する複数
の第2のレーザ光源と、第3波長領域のレーザ光の第1
の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面成分を出
射する複数の第3のレーザ光源と、第1のレーザ光源か
ら出射された第1波長領域のレーザ光を入射して出射す
る第1のインテグレータと第2のレーザ光源から出射さ
れた第2波長領域のレーザ光を入射して出射する第2の
インテグレータと、第3のレーザ光源から出射された第
3波長領域のレーザ光を入射して出射する第3のインテ
グレータと、第1のインテグレータから出射された第1
波長領域のレーザ光を全反射する第1の全反射ミラー
と、第2のインテグレータから出射された第2波長領域
のレーザ光を全反射する第2の全反射ミラーと、第1の
全反射ミラーから出射された第1波長領域のレーザ光を
空間変調して画像形成するとともにその偏光面を回転さ
せて透過し、出射する第1の透過型画像形成手段と、第
2の全反射ミラーから出射された第2波長領域のレーザ
光を空間変調して画像形成するとともにその偏光面を回
転させて透過し、出射する第2の透過型画像形成手段
と、第3のインテグレータから出射された第3波長領域
のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形
成手段と、第1の透過型画像形成手段から出射される第
1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、第
2の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域の
レーザ光を偏光面成分に応じて反射し、第3の透過型画
像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を偏
光面成分に応じて透過して色合成する偏光ビームスプリ
ッタプリズムと、偏光ビームスプリッタプリズムで色合
成され出射した光を所定の投射対象に投射する投射光学
手段とを備えることを特徴とする。
【0012】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光を出射し、複数の第2のレーザ光源か
ら第2波長領域のレーザ光を出射し、複数の第3のレー
ザ光源から第3波長領域のレーザ光を出射し、第1のイ
ンテグレータに第1のレーザ光源から出射された第1波
長領域のレーザ光を入射して出射し、第2のインテグレ
ータに第2のレーザ光源から出射された第2波長領域の
レーザ光を入射して出射し、第3のインテグレータに第
3のレーザ光源から出射された第3波長領域のレーザ光
を入射して出射し、第1の偏光面変換手段で第1波長領
域のレーザ光を第1の偏光面成分に変換し、第2の偏光
面変換手段で第2波長領域のレーザ光を第1の偏光面成
分に変換し、第3の偏光面変換手段で第3波長領域のレ
ーザ光を第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏
光面成分に変換し、投射すべき画像の第1波長領域の画
像情報に応じて、第1波長領域のレーザ光を空間変調し
て、その偏光面を回転させ、投射すべき画像の第1波長
領域の画像情報に応じて、第2波長領域のレーザ光を空
間変調し、その偏光面を回転させ、投射すべき画像の第
3波長領域の画像情報に応じて、第3波長領域のレーザ
光を空間変調し、その偏光面を回転させ、第1波長領域
の画像情報に応じて空間変調された第1波長領域のレー
ザ光を偏光面成分に応じて反射し、第2波長領域の画像
情報に応じて空間変調された第2波長領域のレーザ光を
偏光面成分に応じて反射し、第3波長領域の画像情報に
応じて空間変調された第3波長領域のレーザ光を偏光面
成分に応じて透過する検波面を介して第1波長領域のレ
ーザ光、第2波長領域のレーザ光及び第3波長領域のレ
ーザ光を合成し、第1波長領域のレーザ光、第2波長領
域のレーザ光及び第3波長領域のレーザ光の合成光を投
射対象に投射することを特徴とする。
【0013】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、複数の
第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を出射し、複数の第3のレーザ光源から第3
波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を90度回転さ
せた第2の偏光面成分を出射し、第1のインテグレータ
に第1のレーザ光源から出射された第1波長領域のレー
ザ光を入射して出射し、第2のインテグレータに第2の
レーザ光源から出射された第2波長領域のレーザ光を入
射して出射し、第3のインテグレータに第3のレーザ光
源から出射された第3波長領域のレーザ光を入射して出
射し、投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じ
て、第1波長領域のレーザ光を空間変調して、その偏光
面を回転させ、投射すべき画像の第1波長領域の画像情
報に応じて、第2波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
の偏光面を回転させ、投射すべき画像の第3波長領域の
画像情報に応じて、第3波長領域のレーザ光を空間変調
し、その偏光面を回転させ、第1波長領域の画像情報に
応じて空間変調された第1波長領域のレーザ光を偏光面
成分に応じて反射し、第2波長領域の画像情報に応じて
空間変調された第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に
応じて反射し、第3波長領域の画像情報に応じて空間変
調された第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて
透過する検波面を介して第1波長領域のレーザ光、第2
波長領域のレーザ光及び第3波長領域のレーザ光を合成
し、第1波長領域のレーザ光、第2波長領域のレーザ光
及び第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対象に投射
することを特徴とする。
【0014】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示用照明装置は、第1波長領域のレーザ光を出
射する複数の第1のレーザ光源と、第2波長領域のレー
ザ光を出射する複数の第2のレーザ光源と、第3波長領
域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源と、複
数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、第
1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレーザ光
の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおいて平行
に配置され、第1のレーザ光源から出射された第1波長
領域のレーザ光を第1のレーザ光源側に配置されたレン
ズ板の単レンズに入射させ、他方レンズ板から出射する
第1のマルチレンズアレイと、複数の単レンズをアレイ
状に有する2枚のレンズ板が、第2のレーザ光源から出
射される第2波長領域のレーザ光の出射方向と垂直をな
すように所定の間隔をおいて平行に配置され、第2のレ
ーザ光源から出射された第2波長領域のレーザ光を第2
のレーザ光源側に配置されたレンズ板の単レンズに入射
し、他方レンズ板から出射する第2のマルチレンズアレ
イと、複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ
板が、第3のレーザ光源から出射される第3波長領域の
レーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をお
いて平行に配置され、第3のレーザ光源から出射された
第3波長領域のレーザ光を第3のレーザ光源側に配置さ
れたレンズ板の単レンズに入射し、他方レンズ板から出
射する第3のマルチレンズアレイとを備えることを特徴
とする。
【0015】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光を出射す
る複数の第1のレーザ光源と、第2波長領域のレーザ光
を出射する複数の第2のレーザ光源と、第3波長領域の
レーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源と、複数の
単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、第1の
レーザ光源から出射される第1波長領域のレーザ光の出
射方向と垂直をなすように所定の間隔をおいて平行に配
置され、第1のレーザ光源から出射された第1波長領域
のレーザ光を第1のレーザ光源側に配置されたレンズ板
の単レンズに入射させ、他方レンズ板から出射する第1
のマルチレンズアレイと、複数の単レンズをアレイ状に
有する2枚のレンズ板が、第2のレーザ光源から出射さ
れる第2波長領域のレーザ光の出射方向と垂直をなすよ
うに所定の間隔をおいて平行に配置され、第2のレーザ
光源から出射された第2波長領域のレーザ光を第2のレ
ーザ光源側に配置されたレンズ板の単レンズに入射し、
他方レンズ板から出射する第2のマルチレンズアレイ
と、複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板
が、第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
て平行に配置され、第3のレーザ光源から出射された第
3波長領域のレーザ光を第3のレーザ光源側に配置され
たレンズ板の単レンズに入射し、他方レンズ板から出射
する第3のマルチレンズアレイと、第1のマルチレンズ
アレイから出射された第1波長領域のレーザ光を第1の
偏光面成分に変換して出射する第1の偏光面変換手段
と、第2のマルチレンズアレイから出射された第2波長
領域のレーザ光を第1の偏光面成分に変換して出射する
第2の偏光面変換手段と、第3のマルチレンズアレイか
ら出射された第3波長領域のレーザ光を第1の偏光面成
分を90度回転させた第2の偏光面成分に変換して出射
する第3の偏光面変換手段と、第1の偏光面変換手段か
ら出射された第1波長領域のレーザ光を全反射する第1
の全反射ミラーと、第2の偏光面変換手段から出射され
た第2波長領域にレーザ光を全反射する第2の全反射ミ
ラーと、第1の全反射ミラーから出射された第1波長領
域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその
偏光面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像
形成手段と、第2の全反射ミラーから出射された第2波
長領域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともに
その偏光面を回転させて透過し、出射する第2の透過型
画像形成手段と、第3の偏光面変換手段から出射された
第3波長領域のレーザ光を空間変調して画像形成すると
ともにその偏光面を回転させて透過し、出射する第3の
透過型画像形成手段と、第1の透過型画像形成手段から
出射される第1波長領域の光を偏光面成分に応じて反射
し、第2の透過型画像形成手段から出射される第2波長
領域の光を偏光面成分に応じて反射し、第3の透過型画
像形成手段から出射される第3波長領域の光を偏光面成
分に応じて透過して色合成する偏光ビームスプリッタプ
リズムと、偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され
出射した光を所定の投射対象に投射する投射光学手段と
を備えることを特徴とする。
【0016】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、第2
波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射する複数
の第2のレーザ光源と、第3波長領域のレーザ光の第1
の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面成分を出
射する複数の第3のレーザ光源と、複数の単レンズをア
レイ状に有する2枚のレンズ板が、第1のレーザ光源か
ら出射される第1波長領域のレーザ光の出射方向と垂直
をなすように所定の間隔をおいて平行に配置され、第1
のレーザ光源から出射された第1波長領域のレーザ光を
第1のレーザ光源側に配置されたレンズ板の単レンズに
入射させ、他方レンズ板から出射する第1のマルチレン
ズアレイと、複数の単レンズをアレイ状に有する2枚の
レンズ板が、第2のレーザ光源から出射される第2波長
領域のレーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間
隔をおいて平行に配置され、第2のレーザ光源から出射
された第2波長領域のレーザ光を第2のレーザ光源側に
配置されたレンズ板の単レンズに入射し、他方レンズ板
から出射する第2のマルチレンズアレイと、複数の単レ
ンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、第3のレー
ザ光源から出射される第3波長領域のレーザ光の出射方
向と垂直をなすように所定の間隔をおいて平行に配置さ
れ、第3のレーザ光源から出射された第3波長領域のレ
ーザ光を第3のレーザ光源側に配置されたレンズ板の単
レンズに入射し、他方レンズ板から出射する第3のマル
チレンズアレイと、第1のマルチレンズアレイから出射
された第1波長領域のレーザ光を全反射する第1の全反
射ミラーと、第2のマルチレンズアレイから出射された
第2波長領域にレーザ光を全反射する第2の全反射ミラ
ーと、第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域
のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
光面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形
成手段と、第2の全反射ミラーから出射された第2波長
領域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにそ
の偏光面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画
像形成手段と、第3のマルチレンズアレイから出射され
た第3波長領域のレーザ光を空間変調して画像形成する
とともにその偏光面を回転させて透過し、出射する第3
の透過型画像形成手段と、第1の透過型画像形成手段か
ら出射される第1波長領域の光を偏光面成分に応じて反
射し、第2の透過型画像形成手段から出射される第2波
長領域の光を偏光面成分に応じて反射し、第3の透過型
画像形成手段から出射される第3波長領域の光を偏光面
成分に応じて透過して色合成する偏光ビームスプリッタ
プリズムと、偏光ビームスプリッタプリズムで色合成さ
れ出射した光を所定の投射対象に投射する投射光学手段
とを備えることを特徴とする。
【0017】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光を出射し、複数の第2のレーザ光源か
ら第2波長領域のレーザ光を出射し、複数の第3のレー
ザ光源から第3波長領域のレーザ光を出射し、複数の単
レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、第1のレ
ーザ光源から出射される第1波長領域のレーザ光の出射
方向と垂直をなすように所定の間隔をおいて平行に配置
された第1のマルチレンズアレイの第1のレーザ光源側
に配置されたレンズ板の単レンズに、第1のレーザ光源
から出射された第1波長領域のレーザ光を入射し、第1
のマルチレンズアレイに入射された第1波長領域のレー
ザ光を他方レンズ板から出射し、複数の単レンズをアレ
イ状に有する2枚のレンズ板が、第2のレーザ光源から
出射される第2波長領域のレーザ光の出射方向と垂直を
なすように所定の間隔をおいて平行に配置された第2の
マルチレンズアレイの第1のレーザ光源側に配置された
レンズ板の単レンズに、第2のレーザ光源から出射され
た第2波長領域のレーザ光を入射し、第2のマルチレン
ズアレイに入射された第2波長領域のレーザ光を他方レ
ンズ板から出射し、複数の単レンズをアレイ状に有する
2枚のレンズ板が、第3のレーザ光源から出射される第
3波長領域のレーザ光の出射方向と垂直をなすように所
定の間隔をおいて平行に配置された第3のマルチレンズ
アレイの第3のレーザ光源側に配置されたレンズ板の単
レンズに、第3のレーザ光源から出射された第3波長領
域のレーザ光を入射し、第1の偏光面変換手段で第1波
長領域のレーザ光を第1の偏光面成分に変換し、第2の
偏光面変換手段で第2波長領域のレーザ光を第1の偏光
面成分に変換し、第3の偏光面変換手段で第3波長領域
のレーザ光を第1の偏光面成分を90度回転させた第2
の偏光面成分に変換し、投射すべき画像の第1波長領域
の画像情報に応じて、第1波長領域のレーザ光を空間変
調し、その偏光面を回転させ、投射すべき画像の第2波
長領域の画像情報に応じて、第2波長領域のレーザ光を
空間変調し、その偏光面を回転させ、投射すべき画像の
第3波長領域の画像情報に応じて、第3波長領域のレー
ザ光を空間変調し、その偏光面を回転させ、第1波長領
域の画像情報に応じて空間変調された第1波長領域のレ
ーザ光を偏光面成分に応じて反射し、第2波長領域の画
像情報に応じて空間変調された第2波長領域のレーザ光
を偏光面成分に応じて反射し、第3波長領域の画像情報
に応じて空間変調された第3波長領域のレーザ光を偏光
面成分に応じて透過する検波面を介して第1波長領域の
レーザ光、第2波長領域のレーザ光及び第3波長領域の
レーザ光を合成し、第1波長領域のレーザ光、第2波長
領域のレーザ光及び第3波長領域のレーザ光の合成光を
投射対象に投射することを特徴とする。
【0018】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、複数の
第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を出射し、複数の第3のレーザ光源から第3
波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を90度回転さ
せた第2の偏光面成分を出射し、複数の単レンズをアレ
イ状に有する2枚のレンズ板が、第1のレーザ光源から
出射される第1波長領域のレーザ光の出射方向と垂直を
なすように所定の間隔をおいて平行に配置された第1の
マルチレンズアレイの第1のレーザ光源側に配置された
レンズ板の単レンズに、第1のレーザ光源から出射され
た第1波長領域のレーザ光を入射し、第1のマルチレン
ズアレイに入射された第1波長領域のレーザ光を他方レ
ンズ板から出射し、複数の単レンズをアレイ状に有する
2枚のレンズ板が、第2のレーザ光源から出射される第
2波長領域のレーザ光の出射方向と垂直をなすように所
定の間隔をおいて平行に配置された第2のマルチレンズ
アレイの第1のレーザ光源側に配置されたレンズ板の単
レンズに、第2のレーザ光源から出射された第2波長領
域のレーザ光を入射し、第2のマルチレンズアレイに入
射された第2波長領域のレーザ光を他方レンズ板から出
射し、複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ
板が、第3のレーザ光源から出射される第3波長領域の
レーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をお
いて平行に配置された第3のマルチレンズアレイの第3
のレーザ光源側に配置されたレンズ板の単レンズに、第
3のレーザ光源から出射された第3波長領域のレーザ光
を入射し、第3のマルチレンズアレイに入射された第3
波長領域のレーザ光を他方レンズ板から出射し、投射す
べき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、第1波長
領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を回転させ、
投射すべき画像の第2波長領域の画像情報に応じて、第
2波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を回転
させ、投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じ
て、第3波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面
を回転させ、第1波長領域の画像情報に応じて空間変調
された第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反
射し、第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された
第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、
第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された第3波
長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過する検波面
を介して第1波長領域のレーザ光、第2波長領域のレー
ザ光及び第3波長領域のレーザ光を合成し、第1波長領
域のレーザ光、第2波長領域のレーザ光及び第3波長領
域のレーザ光の合成光を投射対象に投射することを特徴
とする。
【0019】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示用照明装置は、第1波長領域のレーザ光を出
射する複数の第1のレーザ光源と、第2波長領域のレー
ザ光を出射する複数の第2のレーザ光源と、第3波長領
域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源と、第
1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレーザ光
と、第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
ーザ光と、第3のレーザ光源から出射される第3波長領
域のレーザ光とを入射し、白色光として出射するインテ
グレータとを備えることを特徴とする。
【0020】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光を出射す
る複数の第1のレーザ光源と、第2波長領域のレーザ光
を出射する複数の第2のレーザ光源と、第3波長領域の
レーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源と、第1の
レーザ光源から出射される第1波長領域のレーザ光と、
第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレーザ
光と、第3のレーザ光源から出射される第3波長領域の
レーザ光を入射し、白色光として出射するインテグレー
タと、インテグレータから出射された白色光の第1波長
領域のレーザ光を反射し、第2波長領域のレーザ光及び
第3波長領域のレーザ光を透過させ、第1波長領域のレ
ーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレー
ザ光を分離して出射する第1のダイクロイックミラー
と、第1のダイクロイックミラーで反射された第1波長
領域のレーザ光を全反射させ出射する第1の全反射ミラ
ーと、第1のダイクロイックミラーで透過された第2波
長領域のレーザ光を反射し、第3波長領域のレーザ光を
透過させ、第2波長領域のレーザ光と、第3波長領域の
レーザ光とを分離して出射する第2のダイクロイックミ
ラーと、第2のダイクロイックミラーで透過された第3
波長領域のレーザ光を全反射させ出射する第2の全反射
ミラーと、第2の全反射ミラーから出射された第3波長
領域のレーザ光を全反射さえ出射する第3の全反射ミラ
ーと、第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域
のレーザ光を第1の偏光面成分に変換して出射する第1
の偏光面変換手段と、第2のダイクロイックミラーから
出射された第2波長領域のレーザ光を第1の偏光面成分
を90度回転させた第2の偏光面成分に変換して出射す
る第2の偏光面変換手段と、第3の全反射ミラーから出
射された第3波長領域のレーザ光を第1の偏光面成分に
変換して出射する第3の偏光面変換手段と、第1の偏光
面変換手段から出射された第1波長領域のレーザ光を空
間変調して画像形成するとともにその偏光面を回転させ
て透過し、出射する第1の透過型画像形成手段と、第2
の偏光面変換手段から出射された第2波長領域のレーザ
光を空間変調して画像形成するとともにその偏光面を回
転させて透過し、出射する第2の透過型画像形成手段
と、第3の偏光面変換手段から出射された第3波長領域
のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形
成手段と、第1の透過型画像形成手段から出射される第
1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、第
2の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域の
レーザ光を偏光面成分に応じて透過し、第3の透過型画
像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を偏
光面成分に応じて反射して色合成する偏光ビームスプリ
ッタプリズムと、偏光ビームスプリッタプリズムで色合
成され出射した光を所定の投射対象に投射する投射光学
手段とを備えることを特徴とする。
【0021】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、第2
波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を90度回転さ
せた第2の偏光面成分を出射する複数の第2のレーザ光
源と、第3波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出
射する複数の第3のレーザ光源と、第1のレーザ光源か
ら出射される第1波長領域のレーザ光と、第2のレーザ
光源から出射される第2波長領域のレーザ光と、第3の
レーザ光源から出射される第3波長領域のレーザ光を入
射し、白色光として出射するインテグレータと、インテ
グレータから出射された白色光の第1波長領域のレーザ
光を反射し、第2波長領域のレーザ光及び第3波長領域
のレーザ光を透過させ、第1波長領域のレーザ光と第2
波長領域のレーザ光、第3波長領域のレーザ光を分離し
て出射する第1のダイクロイックミラーと、第1のダイ
クロイックミラーで反射された第1波長領域のレーザ光
を全反射させ出射する第1の全反射ミラーと、第1のダ
イクロイックミラーで透過された第2波長領域のレーザ
光を反射し、第3波長領域のレーザ光を透過させ、第2
波長領域のレーザ光と、第3波長領域のレーザ光とを分
離して出射する第2のダイクロイックミラーと、第2の
ダイクロイックミラーで透過された第3波長領域のレー
ザ光を全反射させ出射する第2の全反射ミラーと、第2
の全反射ミラーから出射された第3波長領域のレーザ光
を全反射さえ出射する第3の全反射ミラーと、第1の全
反射ミラーから出射された第1波長領域のレーザ光を空
間変調して画像形成するとともにその偏光面を回転させ
て透過し、出射する第1の透過型画像形成手段と、第2
のダイクロイックミラーから出射された第2波長領域の
レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画像形成
手段と、第3の全反射ミラーから出射された第3波長領
域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその
偏光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像
形成手段と、第1の透過型画像形成手段から出射される
第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、
第2の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域
のレーザ光を偏光面成分に応じて透過し、第3の透過型
画像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を
偏光面成分に応じて反射して色合成する偏光ビームスプ
リッタプリズムと、偏光ビームスプリッタプリズムで色
合成され出射した光を所定の投射対象に投射する投射光
学手段とを備えることを特徴とする。
【0022】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光を出射し、複数の第2のレーザ光源か
ら第2波長領域のレーザ光を出射し、複数の第3のレー
ザ光源から第3波長領域のレーザ光を出射し、インテグ
レータに第1のレーザ光源から出射される第1波長領域
のレーザ光と、第2のレーザ光源から出射される第2波
長領域のレーザ光と、第3のレーザ光源から出射される
第3波長領域のレーザ光を入射して白色光として出射
し、インテグレータから出射された白色光の第1波長領
域のレーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域
のレーザ光とを分離し、第2波長領域のレーザ光と、第
3波長領域のレーザ光とを分離し、第1の偏光面変換手
段で、第1波長領域のレーザ光を第1の偏光面成分に変
換し、第2の偏光面変換手段で、第2波長領域のレーザ
光を第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
成分に変換し、第3の偏光面変換手段で、第3波長領域
のレーザ光を第1の偏光面成分に変換し、投射すべき画
像の第1波長領域の画像情報に応じて、分離された第1
の偏光面成分の第1波長領域のレーザ光を空間変調し、
その偏光面を回転させ、投射すべき画像の第1波長領域
の画像情報に応じて、分離された第2の偏光面成分の第
2波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を回転
させ、投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じ
て、分離された第1の偏光面成分の第3波長領域のレー
ザ光を空間変調し、その偏光面を回転させ、第1波長領
域の画像情報に応じて空間変調された第1波長領域のレ
ーザ光を偏光面成分に応じて反射し、第2波長領域の画
像情報に応じて空間変調された第2波長領域のレーザ光
を偏光面成分に応じて透過し、第3波長領域の画像情報
に応じて空間変調された第3波長領域のレーザ光を偏光
面成分に応じて反射する検波面を介して第1波長領域の
レーザ光、第2波長領域のレーザ光及び第3波長領域の
レーザ光を合成し、第1波長領域のレーザ光、第2波長
領域のレーザ光及び第3波長領域のレーザ光の合成光を
投射対象に投射することを特徴とする。
【0023】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、複数の
第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面成分を出射
し、複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ
光の第1の偏光面成分を出射し、インテグレータに第1
のレーザ光源から出射される第1波長領域のレーザ光
と、第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
ーザ光と、第3のレーザ光源から出射される第3波長領
域のレーザ光を入射して白色光として出射し、インテグ
レータから出射された白色光の第1波長領域のレーザ光
と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレーザ光と
を分離し、第2波長領域のレーザ光と、第3波長領域の
レーザ光とを分離し、投射すべき画像の第1波長領域の
画像情報に応じて、分離された第1波長領域のレーザ光
を空間変調し、その偏光面を回転させ、投射すべき画像
の第1波長領域の画像情報に応じて、分離された第2波
長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を回転さ
せ、投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じ
て、分離された第3波長領域のレーザ光を空間変調し、
その偏光面を回転させ、第1波長領域の画像情報に応じ
て空間変調された第1波長領域のレーザ光を偏光面成分
に応じて反射し、第2波長領域の画像情報に応じて空間
変調された第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じ
て透過し、第3波長領域の画像情報に応じて空間変調さ
れた第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
する検波面を介して第1波長領域のレーザ光、第2波長
領域のレーザ光及び第3波長領域のレーザ光を合成し、
第1波長領域のレーザ光、第2波長領域のレーザ光及び
第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対象に投射する
ことを特徴とする。
【0024】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示用照明装置は、第1波長領域のレーザ光を出
射する複数の第1のレーザ光源と、第2波長領域のレー
ザ光を出射する複数の第2のレーザ光源と、第3波長領
域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源と、複
数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、第
1のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレーザ光源
から出射される各レーザ光の出射方向と垂直をなすよう
に所定の間隔をおいて平行に配置され、第1のレーザ光
源、第2のレーザ光源、第3のレーザ光源から出射され
た各レーザ光をレーザ光源側に配置されたレンズ板の単
レンズに入射させ、他方レンズ板から白色光として出射
するマルチレンズアレイとを備えることを特徴とする。
【0025】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光を出射す
る複数の第1のレーザ光源と、第2波長領域のレーザ光
を出射する複数の第2のレーザ光源と、第3波長領域の
レーザ光を出射する複数の第3のレーザ光源と、複数の
単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、第1の
レーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレーザ光源から
出射される各レーザ光の出射方向と垂直をなすように所
定の間隔をおいて平行に配置され、第1のレーザ光源、
第2のレーザ光源、第3のレーザ光源から出射された各
レーザ光をレーザ光源側に配置されたレンズ板の単レン
ズに入射させ、他方レンズ板から白色光として出射する
マルチレンズアレイと、マルチレンズアレイから出射さ
れた白色光の第1波長領域のレーザ光を反射し、第2波
長領域のレーザ光及び第3波長領域のレーザ光を透過さ
せ、第1波長領域のレーザ光と第2波長領域のレーザ
光、第3波長領域のレーザ光を分離して出射する第1の
ダイクロイックミラーと、第1のダイクロイックミラー
で反射された第1波長領域のレーザ光を全反射させ出射
する第1の全反射ミラーと、第1のダイクロイックミラ
ーで透過された第2波長領域のレーザ光を反射し、第3
波長領域のレーザ光を透過させ、第2波長領域のレーザ
光と、第3波長領域のレーザ光とを分離して出射する第
2のダイクロイックミラーと、第2のダイクロイックミ
ラーで透過された第3波長領域のレーザ光を全反射させ
出射する第2の全反射ミラーと、第2の全反射ミラーか
ら出射された第3波長領域のレーザ光を全反射させ出射
する第3の全反射ミラーと、第1の全反射ミラーから出
射された第1波長領域のレーザ光を第1の偏光面成分に
変換して出射する第1の偏光面変換手段と、第2のダイ
クロイックミラーから出射された第2波長領域のレーザ
光を第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
成分に変換して出射する第2の偏光面変換手段と、第3
の全反射ミラーから出射された第3波長領域のレーザ光
を第1の偏光面成分に変換して出射する第3の偏光面変
換手段と、第1の偏光面変換手段から出射された第1波
長領域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともそ
の偏光面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画
像形成手段と、第2の偏光面変換手段から出射された第
2波長領域のレーザ光を空間変調して画像形成するとと
もにその偏光面を回転させて透過し、出射する第2の透
過型画像形成手段と、第3の偏光面変換手段から出射さ
れた第3波長領域のレーザ光を空間変調して画像形成す
るとともにその偏光面を回転させて透過し、出射する第
3の透過型画像形成手段と、第1の透過型画像形成手段
から出射される第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に
応じて反射し、第2の透過型画像形成手段から出射され
る第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過
し、第3の透過型画像形成手段から出射される第3波長
領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射して色合成す
る偏光ビームスプリッタプリズムと、偏光ビームスプリ
ッタプリズムで色合成され出射した光を所定の投射対象
に投射する投射光学手段とを備えることを特徴とする。
【0026】上述の目的を達成するために、本発明に係
る投射型表示装置は、第1波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、第2
波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を90度回転さ
せた第2の偏光面成分を出射する複数の第2のレーザ光
源と、第3波長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出
射する複数の第3のレーザ光源と、複数の単レンズをア
レイ状に有する2枚のレンズ板が、第1のレーザ光源、
第2のレーザ光源、第3のレーザ光源から出射される各
レーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をお
いて平行に配置され、第1のレーザ光源、第2のレーザ
光源、第3のレーザ光源から出射された各レーザ光をレ
ーザ光源側に配置されたレンズ板の単レンズに入射さ
せ、他方レンズ板から白色光として出射するマルチレン
ズアレイと、マルチレンズアレイから出射された白色光
の第1波長領域のレーザ光を反射し、第2波長領域のレ
ーザ光及び第3波長領域のレーザ光を透過させ、第1波
長領域のレーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長
領域のレーザ光を分離して出射する第1のダイクロイッ
クミラーと、第1のダイクロイックミラーで反射された
第1波長領域のレーザ光を全反射させ出射する第1の全
反射ミラーと、第1のダイクロイックミラーで透過され
た第2波長領域のレーザ光を反射し、第3波長領域のレ
ーザ光を透過させ、第2波長領域のレーザ光と、第3波
長領域のレーザ光とを分離して出射する第2のダイクロ
イックミラーと、第2のダイクロイックミラーで透過さ
れた第3波長領域のレーザ光を全反射させ出射する第2
の全反射ミラーと、第2の全反射ミラーから出射された
第3波長領域のレーザ光を全反射させ出射する第3の全
反射ミラーと、第1の全反射ミラーから出射された第1
波長領域のレーザ光を空間変調して画像形成するととも
その偏光面を回転させて透過し、出射する第1の透過型
画像形成手段と、第2のダイクロイックミラーから出射
された第2波長領域のレーザ光を空間変調して画像形成
するとともにその偏光面を回転させて透過し、出射する
第2の透過型画像形成手段と、第3の全反射ミラーから
出射された第3波長領域のレーザ光を空間変調して画像
形成するとともにその偏光面を回転させて透過し、出射
する第3の透過型画像形成手段と、第1の透過型画像形
成手段から出射される第1波長領域のレーザ光を偏光面
成分に応じて反射し、第2の透過型画像形成手段から出
射される第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて
透過し、第3の透過型画像形成手段から出射される第3
波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射して色合
成する偏光ビームスプリッタプリズムと、偏光ビームス
プリッタプリズムで色合成され出射した光を所定の投射
対象に投射する投射光学手段とを備えることを特徴とす
る。
【0027】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光を出射し、複数の第2のレーザ光源か
ら第2波長領域のレーザ光を出射し、複数の第3のレー
ザ光源から第3波長領域のレーザ光を出射し、複数の単
レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板のうちの第1
乃至第3のレーザ光源側にレーザ光の出射方向と垂直を
なすように配置された第1のレンズ板の複数の単レンズ
に、第1のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレー
ザ光源からそれぞれ出射された第1波長領域のレーザ
光、第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレーザ光
を入射し、第1のレンズ板と所定の間隔で平行に配置さ
れた第2のレンズ板に第1のレンズ板から出射された第
1乃至第3のレーザ光を入射し、白色光として出射し、
第2のレンズ板から出射された白色光の第1波長領域の
レーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレ
ーザ光とを分離し、第2波長領域のレーザ光と、第3波
長領域のレーザ光とを分離し、第1の偏光面変換手段
で、第1波長領域のレーザ光を第1の偏光面成分に変換
し、第2の偏光面変換手段で、第2波長領域のレーザ光
を第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面成
分に変換し、第3の偏光面変換手段で、第3波長領域の
レーザ光を第1の偏光面成分に変換し、投射すべき画像
の第1波長領域の画像情報に応じて、分離された第1の
偏光面成分の第1波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
の偏光面を回転させ、投射すべき画像の第1波長領域の
画像情報に応じて、分離された第2の偏光面成分の第2
波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を回転さ
せ、投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じ
て、分離された第1偏光面成分の第3波長領域のレーザ
光を空間変調し、その偏光面を回転させ、第1波長領域
の画像情報に応じて空間変調された第1波長領域のレー
ザ光を偏光面成分に応じて反射し、第2波長領域の画像
情報に応じて空間変調された第2波長領域のレーザ光を
偏光面成分に応じて透過し、第3波長領域の画像情報に
応じて空間変調された第3波長領域のレーザ光を偏光面
成分に応じて反射する検波面を介して第1波長領域のレ
ーザ光、第2波長領域のレーザ光及び第3波長領域のレ
ーザ光を合成し、第1波長領域のレーザ光、第2波長領
域のレーザ光及び第3波長領域のレーザ光の合成光を投
射対象に投射することを特徴とする。
【0028】上述の目的を達成するために、本発明に係
る画像表示方法は、複数の第1のレーザ光源から第1波
長領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、複数の
第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の第1の
偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面成分を出射
し、複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ
光の第1の偏光面成分を出射し、複数の単レンズをアレ
イ状に有する2枚のレンズ板のうちの第1乃至第3のレ
ーザ光源側にレーザ光の出射方向と垂直をなすように配
置された第1のレンズ板の複数の単レンズに、第1のレ
ーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレーザ光源からそ
れぞれ出射された第1波長領域のレーザ光、第2波長領
域のレーザ光、第3波長領域のレーザ光を入射し、第1
のレンズ板と所定の間隔で平行に配置された第2のレン
ズ板に第1のレンズ板から出射された第1乃至第3のレ
ーザ光を入射し、白色光として出射し、第2のレンズ板
から出射された白色光の第1波長領域のレーザ光と第2
波長領域のレーザ光、第3波長領域のレーザ光とを分離
し、第2波長領域のレーザ光と、第3波長領域のレーザ
光とを分離し、投射すべき画像の第1波長領域の画像情
報に応じて、分離された第1波長領域のレーザ光を空間
変調し、その偏光面を回転させ、投射すべき画像の第1
波長領域の画像情報に応じて、分離された第2波長領域
のレーザ光を空間変調し、その偏光面を回転させ、投射
すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、分離さ
れた第3波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面
を回転させ、第1波長領域の画像情報に応じて空間変調
された第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反
射し、第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された
第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過し、
第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された第3波
長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射する検波面
を介して第1波長領域のレーザ光、第2波長領域のレー
ザ光及び第3波長領域のレーザ光を合成し、第1波長領
域のレーザ光、第2波長領域のレーザ光及び第3波長領
域のレーザ光の合成光を投射対象に投射することを特徴
とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像表示用照
明装置、投射型表示装置及び画像表示方法の実施の形態
を図面を参照にして詳細に説明する。
【0030】図1に第1の実施の形態として本発明を適
用した投射型表示装置の構成の一例を示す要部概略図を
示す。
【0031】投射型表示装置は、レーザ光源1と、レー
ザ光源2と、レーザ光源3と、光ファイバー4B,4
G,4Rと、スラブ型インテグレータ5B,5G,5R
と、レンズ6B,6G,6Rと、ミラー7B,7Rと、
入射側偏光板8B,8G,8Rと、空間変調素子9と、
空間変調素子10と、空間変調素子11と、出射側偏光
板12B,12G,12Rと、偏光ビームスプリッタプ
リズム13と、投射レンズ14とを備えている。
【0032】レーザ光源1は、青色の波長領域のレーザ
光(B光)を生成するレーザダイオード(LD)であ
る。レーザ光源1から出射されたレーザ光は、光ファイ
バー4Bに入射する。また、ここではレーザ光源1a,
1b,1cとして示すように、レーザ光源1は複数のL
Dから構成される。
【0033】レーザ光源2は、YAG(Yttrium-Alumin
um-Garnet)レーザである。YAGレーザから出射する
レーザ光を波長変換素子を介することで、緑色の波長領
域のレーザ光(G光)が得られる。波長変換素子は、非
線形結晶体である波長変換結晶体、例えば、KTP結晶
体を使用することができる。レーザ光源2から出射され
たレーザ光は、光ファイバー4Gに入射する。また、こ
こではレーザ光源2a,2b,2cとして示すようにレ
ーザ光源2は複数のYAGレーザから構成される。
【0034】レーザ光源3は、赤い色の波長領域のレー
ザ光(R光)を生成するHeNeレーザである。HeN
eレーザは、HeガスとNeガスとの混合気体をレーザ
管(プラズマ放電管)に封じ込め、この混合気体に電流
を流して放電させることでレーザ発振を得るガスレーザ
である。また、ここではレーザ光源3a,3b,3cと
して示すようにレーザ光源3は複数のHeNeレーザか
ら構成される。
【0035】光ファイバー4B,4G,4Rは、レーザ
光源1,2,3から出射されたレーザ光をそれぞれ入射
し、スラブ型インテグレータ5B,5G,5Rのそれぞ
れに出射する光導波路である。
【0036】光ファイバー4B,4G,4Rに入射した
レーザ光は、ファイバー内で多重反射して拡散されるた
め、出射される際に光強度分布が均一化される。
【0037】スラブ型インテグレータ5B,5G,5R
は、例えば、石英ガラスなどの結晶であり、光ファイバ
ー4B,4G,4Rのそれぞれから入射されたレーザ光
を全反射させながら出射し、レンズ6B,6G,6Rに
入射させる。
【0038】レンズ6B,6G,6Rは、スラブ型イン
テグレータ5B,5G,5Rから出射されたレーザ光を
平行化して、空間変調素子9,10,11のそれぞれに
出射する。
【0039】スラブ型インテグレータ5B,5G,5R
から出射されたレーザ光は、B光とR光が同じ偏光方向
を持ち、G光は、B光及びR光の偏光方向と光軸に対し
て90度ずれた偏光方向となるように偏光方向の調整が
なされる。
【0040】各レーザ光源から出射されるレーザ光が直
線偏光の場合は、例えば、B光とR光がS偏光、G光が
P偏光となるように、スラブ型インテグレータ5B,5
G,5Rの後段に図示しないλ/2波長板を配したり、
レーザ光源自体を回転させて配したりする。
【0041】また、各レーザ光源から出射されるレーザ
光が直線偏光でない場合は、例えば、B光とR光がS偏
光、G光がP偏光となるようにスラブ型インテグレータ
5B,5G,5Rの後に図示しないP/Sコンバータを
配する。
【0042】ミラー7B,7Rは、レンズ6B,6Rか
ら入射されたレーザ光をそれぞれ反射して入射側偏光板
8B,8Cに出射する。
【0043】入射側偏光板8B,8G,8Rは、空間変
調素子9,10,11のレーザ光が入射する側にそれぞ
れ配置されており、レーザ光源の偏光度を高めるための
フィルタである。
【0044】空間変調素子9は、ミラー7Bで反射され
入射したB光を、与えられた画像信号に応じて変調し画
像を形成するとともに、入射した光の偏光面と直交する
偏光面成分に変換して出射する。空間変調素子9は、例
えば、透過型のLCD(Liquid Crystal Display)など
である。例えば、空間変調素子9にS偏光のB光が入射
されると、P偏光に変換されて出射される。
【0045】空間変調素子10は、レンズ6から出射さ
れたG光を、与えられた画像信号に応じて変調し画像を
形成するとともに、入射した光の偏光面と直交する偏光
面成分に変換して出射する。空間変調素子10も、例え
ば、上述した透過型のLCDである。例えば、空間変調
素子10にP偏光のG光が入射されると、S偏光に変換
されて出射される。
【0046】空間変調素子11は、ミラー7Rで反射さ
れ入射したR光を、与えられた画像信号に応じて変調し
画像を形成するとともに、入射した光の偏光面と直交す
る偏光面成分に変換して出射する。空間変調素子11
も、例えば、上述した透過型のLCDである。例えば、
空間変調素子11にS偏光のR光が入射されると、P偏
光に変換されて出射される。
【0047】出射側偏光板12B,12G,12Rは、
空間変調素子9,10,11からレーザ光が出射する位
置にそれぞれ配置されており、空間変調されたレーザ光
の偏光度を高めるフィルタである。
【0048】偏光ビームスプリッタプリズム13は、空
間変調素子9,10,11で変調された3色の色光を合
成してカラー画像を形成する。偏光ビームスプリッタプ
リズム13は、同じ大きさの4つの直角プリズムから構
成され、直角プリズムの各斜面が光の入出口となるよう
に組み立てられた直方体である。さらに偏光ビームスプ
リッタプリズム13は、所望の偏光面の光を透過し、そ
れと直交する成分の偏光を反射させるような誘電体多層
膜がコーティングされる。
【0049】例えば、偏光ビームスプリッタプリズム1
3には、S偏光成分の光を透過しP偏光成分の光を反射
させるような誘電体多層膜がコーティングされていると
する。偏光ビームスプリッタプリズム13は、入射した
S偏光成分のG光の画像を透過し、P偏光成分のB光と
R光の画像を反射することで3つの色成分の画像を合成
し白色光の画像を生成する。また偏光ビームスプリッタ
プリズム13は、生成した白色光の画像を投射レンズ1
4へ出射する。
【0050】投射レンズ14は、入射された画像をスク
リーン等へ拡大投射させる光学系である。投射レンズ1
4は、偏光ビームスプリッタプリズム13から入射され
た白色光の画像(カラー画像)を所望の拡大倍率に拡大
して投射する。
【0051】また、レーザ光源1,2,3は、上述のよ
うなレーザばかりでなく、例えば、B光、G光、R光を
全てレーザダイオードで構成していてもよい。
【0052】図2に第2の実施の形態として本発明を適
用した投射型表示装置の構成の一例を示す要部概略図を
示す。
【0053】図2に示した第2の実施の形態は、第1の
実施の形態として示した投射型表示装置のレーザ光源
1,2,3をレーザ光源16に代えたものである。第2
の実施の形態は、レーザ光源16に代えることと、それ
によって光ファイバ4B,4G,4Rの接続が変更され
る以外第1の実施の形態と装置構成は同じであるため、
重複する構成要素の説明は省略する。
【0054】レーザ光源16は、B光、G光、R光を出
射する、例えば、LDをそれぞれ備えている。レーザ光
源16は、レーザ光源1,2,3がB光、G光、R光を
それぞれ独立に出射していたのに対し、B光、G光、R
光を出射するLDを全て備えている。
【0055】レーザ光源16は、投射型表示装置へ外付
け可能であり、投射型表示装置の使用用途などに応じて
光源の増設が可能となっている。
【0056】レーザ光源16から出射されたレーザ光
は、第1の実施例と同様に光ファイバ4B,4G,4R
を介してスラブ型インテグレータ5B,5G,5Rに入
射される。
【0057】光ファイバ4B,4G,4Rは、レーザ光
源16を構成する3つのLDの該当するLDから出射さ
れるレーザ光をそれぞれ入射する。例えば、レーザ光源
16のB光を出射するLDには光ファイバ4Bが接続さ
れ、G光を出射するLDには光ファイバ4Gが接続さ
れ、R光を出射するLDには光ファイバ4Rが接続され
る。
【0058】複数のレーザ光源16を取り付ける場合も
同様にレーザ光源16の各LDには、光ファイバ4B,
4G,4Rが接続され、各レーザ光がそれぞれのスラブ
型インテグレータ5B,5G,5Rに導かれるように接
続されている。
【0059】これにより、投射型表示装置は光源として
レーザ光源16を使用することで、用途に応じて光源の
数を自由に増加させることができ、且つ、レーザ光源1
6を増加しても照度分布が均一となり、画像の色ムラを
解消することができる。
【0060】続いて、図3に示すように、第1の実施の
形態におけるスラブ型インテグレータ5B,5G,5R
をマルチレンズアレイ15B,15G,15Rに置き代
えた本発明の第3の実施の形態について説明をする。
【0061】なお、第3の実施の形態においては、第1
の実施の形態におけるスラブ型インテグレータ5B,5
G,5Rを上述したマルチレンズアレイ15B,15
G,15Rに置き代える以外、投射型表示装置の構成要
素は同じであるので、重複する構成要素の説明は省略す
る。
【0062】マルチレンズアレイ15B,15G,15
Rは、それぞれ複数の矩形レンズをマトリックス状に配
した第1マルチレンズアレイと、同じく複数の矩形レン
ズをマトリックス状に配した第2マルチレンズアレイと
で構成されている。
【0063】マルチレンズアレイは、マルチレンズアレ
イ15B,15G,15Rとも全て同じであるので、こ
こでは、マルチレンズアレイ15Bを取り上げて詳細に
説明をする。
【0064】マルチレンズアレイ15Bは、第1マルチ
レンズアレイ15B1と、第2マルチレンズアレイ15
B2と備えており、第1マルチレンズアレイ15B1が
レーザ光源1側に、第2マルチレンズアレイ15B2が
レンズ6B側となるように配されている。
【0065】第1マルチレンズアレイ15B1には、レ
ーザ光源1から出射されるB光が光ファイバ4Bを介し
て入射される。この際マルチレンズアレイ15B1の複
数の矩形状レンズのそれぞれには、光ファイバ4Bが1
対1で割り当てられ、光ファイバ4Bから出射したレー
ザ光が対応する矩形状レンズに入射される。
【0066】第1マルチレンズアレイ15B1に入射さ
れたB光は、第2のマルチレンズアレイ15B2でレン
ズ6Bに重畳結像する。重畳結像されたB光は、レンズ
6Bでコリメートされミラー7Bで反射され空間変調素
子9に照射される。
【0067】このようにしてレーザ光源1から出射され
たB光を光ファイバ4Bを介してマルチレンズアレイ1
5Bに入射させることで、空間変調素子9を照射するB
光の照度分布は極めて均一なものになり、色ムラも解消
される。
【0068】同様にして、レーザ光源2,3から出射さ
れるG光、R光もマルチレンズアレイ15G、15Rを
それぞれ介することで均一な照度分布となり、さらに色
ムラも解消される。
【0069】図4に示した第4の実施の形態は、第3の
実施の形態として示した投射型表示装置のレーザ光源
1,2,3をレーザ光源16に代えたものである。第4
の実施の形態は、レーザ光源16に代えることと、それ
によって光ファイバ4B,4G,4Rの接続が変更され
る以外第3の実施の形態と装置構成は同じであるため、
重複する構成要素の説明は省略する。
【0070】レーザ光源16は、B光、G光、R光を出
射する、例えば、LDをそれぞれ備えている。レーザ光
源16は、レーザ光源1,2,3がB光、G光、R光を
それぞれ出射していたのに対し、B光、G光、R光を出
射するLDを全て備えている。
【0071】レーザ光源16は、投射型表示装置へ外付
け可能であり、投射型表示装置の使用用途などに応じて
光源の増設が可能となっている。
【0072】レーザ光源16から出射されたレーザ光
は、第3の実施の形態と同様に光ファイバ4B,4G,
4Rを介してマルチレンズアレイ15B,15G,15
Rに入射される。
【0073】光ファイバ4B,4G,4Rは、レーザ光
源16を構成する3つのLDの該当するLDから出射さ
れるレーザ光をそれぞれ入射する。例えば、レーザ光源
16のB光を出射するLDには光ファイバ4Bが接続さ
れ、G光を出射するLDには光ファイバ4Gが接続さ
れ、R光を出射するLDには光ファイバ4Rが接続され
るように、設置されている。
【0074】複数のレーザ光源16を取り付ける場合も
同様にレーザ光源16の各LDには、光ファイバ4B,
4G,4Rが接続され、各レーザ光がそれぞれのマルチ
レンズアレイ15B,15G,15Rの複数の矩形状レ
ンズに導かれるように接続されている。
【0075】これにより、投射型表示装置は光源として
レーザ光源16を使用することで、用途に応じて光源の
数を自由に増加させることができ、且つ、レーザ光源1
6を増加しても照度分布が均一となり、色ムラを解消す
ることができる。
【0076】続いて、複数のレーザ光源16を用い、マ
ルチレンズアレイを1つだけ使用する第5の実施の形態
について図5を用いて説明をする。
【0077】本発明を適用した投射型表示装置の第5の
実施の形態では、レーザ光源16と、光ファイバ17
と、マルチレンズアレイ18と、レンズ19と、ダイク
ロイックミラー20,21と、ミラー22,23,24
と、レンズ25a,25b,25c,25d,25e,
25fと、空間変調素子26,27,28と、偏光ビー
ムスプリッタプリズム29と、投射レンズ30とを備え
ている。
【0078】レーザ光源16は、上述したようにB光、
G光、R光をそれぞれ生成し出射するLDを備えてお
り、それぞれの出射口は光ファイバ17に接続されてい
る。
【0079】光ファイバ17は、一端がレーザ光源16
の備えるLDと接続されており、多端がマルチレンズア
レイ18を構成する複数の矩形状レンズの中の一つと接
続されている。光ファイバ17は、レーザ光源16から
出射されたレーザ光をマルチレンズアレイ18へ導く光
導波路である。
【0080】マルチレンズアレイ18は、上述したマル
チレンズアレイ15B,15G,15Rと同じであり、
第1マルチレンズアレイ18aと、第2マルチレンズア
レイ18bとで構成されている。第1マルチレンズアレ
イ18aは、レーザ光源16側に、第2マルチレンズア
レイ18bはレンズ19側となるように配されている。
【0081】第1マルチレンズアレイ18aが備える複
数の矩形型レンズには、光ファイバ17が1対1で接続
されており、光ファイバ17を介してレーザ光源16か
ら出射されたレーザ光が入射される。第1マルチレンズ
アレイ18aに入射されたレーザ光は、第2マルチレン
ズアレイ18bでレンズ19に重畳結像する。重畳結像
されたレーザ光は白色光となり、レンズ19でコリメー
トされダイクロイックミラー20に入射する。
【0082】ダイクロイックミラー20,21は、板状
の光学素子基板の一方主面に波長の違いによって選択的
に光を透過又は反射させるための誘電体多層膜がコーテ
ィングされた半透鏡である。また、誘電体多層膜がコー
ティングされている面に対向する面には、反射防止膜が
コーティングされている。
【0083】ダイクロイックミラー20は、レンズ19
から出射され上述した誘電体多層膜がコーティングされ
ている面へ入射した白色光のうち、所定の波長領域の光
を反射させてそれ以外の波長領域の光を透過させること
で色分離をする。ここでは、例えば、ダイクロイックミ
ラー20は、R光の波長領域の光を反射し、G光及びB
光の波長領域の光を透過するとする。ダイクロイックミ
ラー20は、透過したG光及びB光をダイクロイックミ
ラー21へ出射し、反射したR光をミラー23へと出射
する。
【0084】ダイクロイックミラー21は、ダイクロイ
ックミラー20で透過又は反射させた波長領域とは異な
る波長領域を透過又は反射させる誘電体多層膜をコーテ
ィングする以外ダイクロイックミラー20と同じ構成の
半透鏡である。ここでは、例えば、ダイクロイックミラ
ー21は、G光の波長領域の光を反射するとする。ダイ
クロイックミラー21は、レンズ19から出射されダイ
クロイックミラー20を透過し入射したG光、及び、B
光のうちG光を反射し、レンズ25bへ出射し、B光を
透過しレンズ25cへと出射する。
【0085】ミラー22,23,24は、入射した光を
全反射させて出射するミラーである。ミラー22は、入
射したB光を全反射させてレンズ25dへと出射する。
ミラー23は、入射したR光を全反射させてレンズ25
eへと出射する。ミラー24は、入射したB光を全反射
させてレンズ25fへと出射する。
【0086】レンズ25a,25b,25c,25d,
25e,25fは、入射されたレーザ光をコリメートし
て出射する。
【0087】ここで、偏光ビームスプリッタプリズム2
9での色合成するのためには、ミラー23及びミラー2
4で反射されたレーザ光を同じ偏光方向とし、ダイクロ
イックミラー21で反射された光はそれとは直交する偏
光方向である必要がある。
【0088】そこで、レーザ光源16から出射されたレ
ーザ光の偏光が直線偏光である場合は、空間変調素子2
7の前段に図示しないλ/2波長板を配し、偏光方向を
90度回転させる。
【0089】また、レーザ光源16から出射されるレー
ザ光の偏光が直線偏光でない場合は、空間変調素子2
6,27,28のそれぞれの前段にP/Sコンバータを
配し、空間変調素子26及び空間変調素子28に入射す
るレーザ光の偏光方向を同一となるように変換し、空間
変調素子27に入射するレーザ光の偏光方向が90度回
転させた偏光方向となるように偏光方向を変換する。
【0090】上述のようにすることで、例えば、空間変
調素子26及び空間変調素子28に入射するレーザ光の
偏光方向をP偏光に変換し、空間変調素子27に入射す
るレーザ光の偏光方向をS偏光に変換する。
【0091】空間変調素子26は、入射した光を与えら
れた画像信号に応じて変調し画像を形成するとともに、
入射した光の偏光面と直交する偏光面成分に変換して出
射する。空間変調素子26は、例えば透過型のLCDな
どである。例えば、空間変調素子26に、P偏光のR光
が入射されると、S偏光に変換されて出射される。
【0092】空間変調素子27は、入射した光を与えら
れた画像信号に応じて変調し画像を形成するとともに、
入射した光の偏光面と直交する偏光面成分に変換して出
射する。空間変調素子27は、例えば透過型のLCDな
どである。例えば、空間変調素子27に、S偏光のG光
が入射されると、P偏光に変換されて出射される。
【0093】空間変調素子28は、入射した光を与えら
れた画像信号に応じて変調し画像を形成するとともに、
入射した光の偏光面と直交する偏光面成分に変換して出
射する。空間変調素子28は、例えば透過型のLCDな
どである。例えば、空間変調素子に28にP偏光のB光
が入射されると、S偏光に変換されて出射される。
【0094】偏光ビームスプリッタプリズム29は、空
間変調素子26,27,28で変調された3色の色光を
合成してカラー画像を形成する。偏光ビームスプリッタ
プリズム29は、同じ大きさの4つの直角プリズムから
構成され、直角プリズムの各斜面が光の入出口となるよ
うに組み立てられた直方体である。さらに偏光ビームス
プリッタプリズム29は、所望の偏光面の光を透過し、
それと直交する成分の偏光を反射させるような誘電体多
層膜がコーティングされる。
【0095】例えば、偏光ビームスプリッタプリズム2
9には、S偏光成分の光を透過しP偏光成分の光を反射
させるような誘電体多層膜がコーティングされていると
する。偏光ビームスプリッタプリズム29は、入射した
S偏光成分のG光の画像を透過し、P偏光成分のB光と
R光の画像を反射することで3つの色成分の画像を合成
し白色光の画像を生成する。また偏光ビームスプリッタ
プリズム29は、生成した白色光の画像を投射レンズ3
0へ出射する。
【0096】投射レンズ30は、入射された画像をスク
リーン等へ拡大投射させる光学系である。投射レンズ3
0は、偏光ビームスプリッタプリズム29から入射され
た白色光の画像(カラー画像)を所望の拡大倍率に拡大
して投射する。
【0097】このようにして、投射型表示装置は、第5
の実施の形態のように構成することで、複数のレーザ光
源16を使用した場合でもマルチレンズアレイ18を一
つだけ用いればよく、より簡単な装置構成にすることが
できる。
【0098】なお、ここでは図示しないがマルチレンズ
アレイ18に代えて、スラブ型インテグレータを使用し
てもよい。スラブ型インテグレータを使用した場合もマ
ルチレンズアレイ18を用いた場合と同等な効果が得ら
れる。
【0099】また、上述した第1の実施の形態乃至第5
の実施の形態でレーザ光源からスラブ型インテグレータ
へ又はマルチレンズアレイへの光導波路として使用した
光ファイバに代えて図6に示すような光導波路型素子2
0を用いてもよい。
【0100】光導波路型素子20は、光ファイバと同様
に石英から生成された導波路21と、導波路21を支持
するための、例えば、LiNbOなどからなる基板2
2よって構成されている。
【0101】光導波路型素子20は、半導体の微細加工
プロセスを応用して、基板22に、例えば、CVD(Ch
emical Vapor deposition)法や、FHD(Flame Hydro
lysis Deposition)法や、スパッタ法などによって導波
路21を形成する導波路加工を行うことによって作製さ
れる。
【0102】光導波路型素子20に入射したレーザ光
は、上述した光ファイバー4B,4G,4Rと同様に導
波路21内で多重反射して拡散されるため、出射される
際に光強度分布が均一化される。
【0103】光ファイバに代えて光導波路型素子20を
使用することで、一つのレーザ光源から出射されたレー
ザ光を容易に分岐させてマルチレンズアレイの矩形状レ
ンズに入射させることができる。したがって光ファイバ
ーを複数用いる必要がないため装置構成を簡単にするこ
とができる。
【0104】続いて、投射型表示装置のレーザ光源の安
全機構について説明をする。レーザ光源が第2の実施の
形態及び第4の実施の形態で説明したように投射型表示
装置に対して外付け可能である場合には、図7、図8に
示すように外付けされたレーザ光源のレーザ光漏れなど
を防止する安全機構を設けた構成とすることができる。
【0105】図7は、レーザ光源を直接、投射型表示装
置に結合させるタイプに設けられた第1の安全機構につ
いて説明するための図であり、図8は、レーザ光源と投
射型表示装置を光ファイバを介して接続するタイプに設
けられた第2の安全機構について説明するための図であ
る。
【0106】第1の安全機構及び第2の安全機構は、外
付けされたレーザ光源と投射型表示装置との接続が外れ
るとレーザ光源のレーザ媒質を励起させるための電源供
給が遮断され、レーザ発振が起こらないようになってい
る。
【0107】レーザ光源30が投射型表示装置40に接
続されると、以下に説明するようにしてレーザ発振が起
こる。レーザ光源30が投射型表示装置40に接続され
ると、レーザ光源30の電源供給線端部33a、電源供
給線端部33bと、投射表示装置40の電源供給線端部
41a、電源供給線端部41bとがそれぞれ接続され、
レーザ光源30の電源供給線33と、投射型表示装置4
0の電源供給線41を介して電源32は導通し、レーザ
媒質31に所定の電圧が供給される。これにより、レー
ザ媒質31は励起され、光を自然放出する。励起後に自
然放出される光は、ハーフミラー34、全反射ミラー3
5で光共振された後、ハーフミラー34から出射され、
投射型表示装置40へと入射する。
【0108】レーザ光源30は、投射型表示装置40と
の接続が外れるとレーザ光源30の電源供給線33と、
投射型表示装置40の電源供給線41とが切断され電源
32によるレーザ媒質31への電圧供給が遮断される。
したがって、レーザ光源30は、レーザ発振を生じない
ためレーザは出力されない。
【0109】レーザ光源50が投射型表示装置60に接
続されると、以下に説明するようにしてレーザ発振が起
こる。レーザ光源50は、レーザ発振器51に光ファイ
バー52が接続されたものであり、レーザ発振器51で
発振されたレーザ光を光ファイバー52を介して投射型
表示装置60に出射する。
【0110】レーザ発振器51は、電源53から供給さ
れる電圧に応じてレーザ光を出射する。電源53は、レ
ーザ光源50が投射型表示装置60に接続されていない
場合は導通しておらず、レーザ光源50の図示しないレ
ーザ媒質には電圧は供給されないためレーザ発振は起こ
らないようになっている。電源53に接続された電源供
給線53の電源供給線端部54a、54bと、レーザ光
源62の電源供給線端部61,62とがそれぞれ接続さ
れてレーザ光源50の電源供給線54と、投射型表示装
置60の電源供給線62とが接続され導通する。これに
より、レーザ光源60の図示しないレーザ媒質は、励起
され、光を自然放出する。励起後に自然放出される光
は、レーザ光源50で光共振された後、レーザ光源60
から出射され光ファイバ52を介して投射型表示装置6
0に入射する。
【0111】レーザ光源50は、投射型表示装置60と
の接続が外れるとレーザ光源50の電源供給線54と、
投射型表示装置60電源供給線62とが切断され電源5
3によるレーザ媒質への電圧供給が遮断される。したが
って、レーザ光源50はレーザ発振を生じないためレー
ザは出力されない。
【0112】また、光ファイバー54が切断された場合
は、光ファイバの切断に伴って電源供給線54も切断さ
れるため電源53によるレーザ媒質への電圧供給が遮断
されるため、レーザ光は出力されない。
【0113】このようにして、投射型表示装置40,6
0はそれぞれ第1の安全機構、第2の安全機構を備える
ことで、外付け可能なレーザ光源30,50の接続がは
ずれた場合にレーザ光の外部漏れを防止することができ
る。
【0114】また、レーザ光源50のように、光ファイ
バー52を用いることでレーザ光源50の設置場所の自
由度が高くなったり、接続するレーザ光源50の個数の
自由度が増す。
【0115】また、光ファイバー52に破損が生じた場
合でも、電源供給線54は、光ファイバー52に沿うよ
うに配置されているので、電源供給が断たれるためレー
ザ光が光ファイバー52から漏れ出る危険性もない。
【0116】なお、第1の実施の形態乃至第5の実施の
形態では、透過型の空間変調素子を用いた構成をしてい
るが本発明の画像表示用照明装置は、これに限定される
ものではなく反射型の空間変調素子を用いて構成される
投射型表示装置に適用されてもよい。
【0117】反射型の空間変調素子としては、反射型の
LCDやDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイ
ス)などを使用することができる。DMDは、可動ミラ
ーエレメントのアレイを有し、各ミラーは所定の信号に
応じて、ミラーを傾斜させて光軸上ディスプレイ画面へ
向けて光を反射させたり、光軸を外してディスプレイ画
面へ光を反射させなかったりするような素子である。
【0118】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
の画像表示用照明装置は、複数のレーザ光源から出射さ
れるレーザ光を入射し合成して出力するインテグレータ
を備えているため、十分な明るさの照明を得ることが可
能となる。またこのインテグレータを用いることで照度
分布が均一な照明光を得ることが可能となる。
【0119】さらに本発明の画像表示用照明装置は、上
述のインテグレータに代えて複数の単レンズを備えた2
枚のレンズ板からなるマルチレンズアレイを用いること
で、複数のレーザ光源を用いた場合でも照度分布が均一
で十分な明るさの照明光を得ることが可能となる。
【0120】また、レーザ光源から出射されたレーザ光
を上述のインテグレータ又はマルチレンズアレイに入射
する際に光ファイバー又は光導波路素子を用いることで
さらに照度分布を向上させることを可能とする。
【0121】以上の説明からも明らかなように、本発明
の投射型表示装置は、複数のレーザ光源から出射される
レーザ光を入射し合成して出力するインテグレータ、又
は、マルチレンズアレイを備えることで、照度分布が均
一で十分な明るさの照明光が得られるため、色ムラがな
く明るい高画質な画像を投射することを可能とする。
【0122】さらに、レーザ光源から出射されたレーザ
光を上述のインテグレータ又はマルチレンズアレイに入
射する際に光ファイバー又は光導波路素子を用いること
でさらに照度分布を向上させた照明光が得られるため、
より高画質な画像を得ることを可能とする。したがっ
て、ユーザの必要に応じてレーザ光源を増設した際でも
色ムラによる画質の劣化を低減させることを可能とす
る。
【0123】さらにまた、レーザ光源が着脱自在の場
合、当該投射型表示装置へのレーザ光源の装着に応じて
励起電源が供給されるようにすることで、レーザ光源が
当該投射型表示装置から外れた際にレーザ光の外部漏れ
を防止することを可能とする。
【0124】以上の説明からも明らかなように、本発明
の画像表示方法は、複数のレーザ光源から出射されるレ
ーザ光を入射し合成して出力するインテグレータ、又
は、マルチレンズアレイを備えることで、照度分布が均
一で十分な明るさの照明光が得られるため、色ムラがな
く明るい高画質な画像を投射することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態として示す投射型表
示装置の要部構成を説明するための概略図である。
【図2】同投射型表示装置において、第2の実施の形態
として示す投射型表示装置の要部構成を説明するための
概略図である。
【図3】同投射型表示装置において、第3の実施の形態
として示す投射型表示装置の要部構成を説明するための
概略図である。
【図4】同投射型表示装置において、第4の実施の形態
として示す投射型表示装置の要部構成を説明するための
概略図である。
【図5】同投射型表示装置において、第5の実施の形態
として示す投射型表示装置の要部構成を説明するための
概略図である。
【図6】同投射型表示装置において、光ファイバに代え
て光導波路として使用する素子を説明するための図であ
る。
【図7】同投射型表示装置において、第1の安全機構に
ついて説明するための図である。
【図8】同投射型表示装置において、第2の安全機構に
ついて説明するための図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源、2 レーザ光源、3 レーザ光源、4
光ファイバ、5Bスラブ型インテグレータ、5G ス
ラブ型インテグレータ、5R スラブ型インテグレー
タ、6B レンズ、6G レンズ、6R レンズ、7B
ミラー、7Rミラー、9 空間変調素子、10 空間
変調素子、11 空間変調素子、13偏光ビームスプリ
ッタプリズム、14 投射レンズ、15 マルチレンズ
アレイ、16 一体型レーザ光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 A Fターム(参考) 2H088 EA12 HA18 HA20 HA21 HA24 HA28 HA30 MA20 2H091 FA07X FA10X FA14Z FA24Z FA26Z FA41Z LA30 MA07 5C058 EA01 EA02 EA11 EA12 EA14 EA42 EA51 5G435 AA00 AA02 AA03 AA14 BB12 BB17 CC12 DD02 DD04 FF05 GG01 GG02 GG03 GG04 GG08 GG18 GG28

Claims (71)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1波長領域のレーザ光を出射する複数
    の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 上記第1のレーザ光源から出射された第1波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第1のインテグレータと、 上記第2のレーザ光源から出射された第2波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第2のインテグレータと、 上記第3のレーザ光源から出射された第3波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第3のインテグレータとを備
    えることを特徴とする画像表示用照明装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のレーザ光源から出射する第1
    波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のインテグレー
    タに出射させる第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のインテグレータに出射させる
    第2の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のインテグレータに出射させる
    第3の光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項
    1記載の画像表示用照明装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のレーザ光源から出射する第1
    波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のインテグレー
    タに出射させる第1の光導波路素子と、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のインテグレータに出射させる
    第2の光導波路素子と、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のインテグレータに出射させる
    第3の光導波路素子とを備えることを特徴とする請求項
    1記載の画像表示用照明装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のレーザ光源と、上記第2のレ
    ーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源とし
    て一体成形されていることを特徴とする請求項1記載の
    画像表示用照明装置。
  5. 【請求項5】 第1波長領域のレーザ光を出射する複数
    の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 上記第1のレーザ光源から出射された第1波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第1のインテグレータと、 上記第2のレーザ光源から出射された第2波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第2のインテグレータと、 上記第3のレーザ光源から出射された第3波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第3のインテグレータと、 上記第1のインテグレータから出射された第1波長領域
    のレーザ光を第1の偏光面成分に変換して出射する第1
    の偏光面変換手段と、 上記第2のインテグレータから出射された第2波長領域
    のレーザ光を上記第1の偏光面成分に変換して出射する
    第2の偏光面変換手段と、 上記第3のインテグレータから出射された第3波長領域
    のレーザ光を上記第1の偏光面成分を90度回転させた
    第2の偏光面成分に変換して出射する第3の偏光面変換
    手段と、 上記第1の偏光面変換手段から出射された第1波長領域
    のレーザ光を全反射する第1の全反射ミラーと、 上記第2の偏光面変換手段から出射された第2波長領域
    のレーザ光を全反射する第2の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形成
    手段と、 上記第2の全反射ミラーから出射された第2波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画像形成
    手段と、 上記第3の偏光面変換手段から出射された第3波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形
    成手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2
    の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第3の透過型
    画像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を
    偏光面成分に応じて透過して色合成する偏光ビームスプ
    リッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のレーザ光源から出射する第1
    波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のインテグレー
    タに出射させる第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のインテグレータに出射させる
    第2の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のインテグレータに出射させる
    第3の光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項
    5記載の投射型表示装置。
  7. 【請求項7】 上記第1のレーザ光源から出射する第1
    波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のインテグレー
    タに出射させる第1の光導波路素子と、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のインテグレータに出射させる
    第2の光導波路素子と、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のインテグレータに出射させる
    第3の光導波路素子とを備えることを特徴とする請求項
    5記載の投射型表示装置。
  8. 【請求項8】 上記第1のレーザ光源と、上記第2のレ
    ーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源とし
    て一体成形されていることを特徴とする請求項5記載の
    投射型表示装置。
  9. 【請求項9】 上記一つの光源として一体成形されたレ
    ーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の投射型表示装置。
  10. 【請求項10】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項9記載の投射型表示装
    置。
  11. 【請求項11】 第1波長領域のレーザ光の第1の偏光
    面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を出射
    する複数の第2のレーザ光源と、 第3波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を90
    度回転させた第2の偏光面成分を出射する複数の第3の
    レーザ光源と、 上記第1のレーザ光源から出射された第1波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第1のインテグレータと、 上記第2のレーザ光源から出射された第2波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第2のインテグレータと、 上記第3のレーザ光源から出射された第3波長領域のレ
    ーザ光を入射して出射する第3のインテグレータと、 上記第1のインテグレータから出射された第1波長領域
    のレーザ光を全反射する第1の全反射ミラーと、 上記第2のインテグレータから出射された第2波長領域
    のレーザ光を全反射する第2の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形成
    手段と、 上記第2の全反射ミラーから出射された第2波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画像形成
    手段と、 上記第3のインテグレータから出射された第3波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形
    成手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2
    の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第3の透過型
    画像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を
    偏光面成分に応じて透過して色合成する偏光ビームスプ
    リッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  12. 【請求項12】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のインテグレ
    ータに出射させる第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のインテグレータに出射させる
    第2の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のインテグレータに出射させる
    第3の光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項
    11記載の投射型表示装置。
  13. 【請求項13】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のインテグレ
    ータに出射させる第1の光導波路素子と、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のインテグレータに出射させる
    第2の光導波路素子と、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のインテグレータに出射させる
    第3の光導波路素子とを備えることを特徴とする請求項
    11記載の投射型表示装置。
  14. 【請求項14】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項11記
    載の投射型表示装置。
  15. 【請求項15】 上記一つの光源として一体成形された
    レーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在である
    ことを特徴とする請求項14記載の投射型表示装置。
  16. 【請求項16】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項15記載の投射型表示
    装置。
  17. 【請求項17】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光を
    出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光を
    出射し、 第1のインテグレータに上記第1のレーザ光源から出射
    された第1波長領域のレーザ光を入射して出射し、 第2のインテグレータに上記第2のレーザ光源から出射
    された第2波長領域のレーザ光を入射して出射し、 第3のインテグレータに上記第3のレーザ光源から出射
    された第3波長領域のレーザ光を入射して出射し、 第1の偏光面変換手段で上記第1波長領域のレーザ光を
    第1の偏光面成分に変換し、 第2の偏光面変換手段で上記第2波長領域のレーザ光を
    上記第1の偏光面成分に変換し、 第3の偏光面変換手段で上記第3波長領域のレーザ光を
    上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
    成分に変換し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、上
    記第1波長領域のレーザ光を空間変調して、その偏光面
    を回転させ、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、上
    記第2波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、上
    記第3波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過す
    る検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、上記第
    2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレーザ光
    を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
  18. 【請求項18】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
    成分を出射し、 第1のインテグレータに上記第1のレーザ光源から出射
    された第1波長領域のレーザ光を入射して出射し、 第2のインテグレータに上記第2のレーザ光源から出射
    された第2波長領域のレーザ光を入射して出射し、 第3のインテグレータに上記第3のレーザ光源から出射
    された第3波長領域のレーザ光を入射して出射し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、上
    記第1波長領域のレーザ光を空間変調して、その偏光面
    を回転させ、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、上
    記第2波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、上
    記第3波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過す
    る検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、上記第
    2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレーザ光
    を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
  19. 【請求項19】 第1波長領域のレーザ光を出射する複
    数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第1のレーザ光源から出射され
    た第1波長領域のレーザ光を上記第1のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射させ、上記他
    方レンズ板から出射する第1のマルチレンズアレイと、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第2のレーザ光源から出射され
    た第2波長領域のレーザ光を上記第2のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射し、上記他方
    レンズ板から出射する第2のマルチレンズアレイと、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第3のレーザ光源から出射され
    た第3波長領域のレーザ光を上記第3のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射し、上記他方
    レンズ板から出射する第3のマルチレンズアレイとを備
    えることを特徴とする画像表示用照明装置。
  20. 【請求項20】 上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のマルチレ
    ンズアレイの第1のレーザ光源側に配置された上記レン
    ズ板の単レンズに出射する第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記第2のマルチレンズアレイの第2
    のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに
    出射する第2の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記第3のマルチレンズアレイの第3
    のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに
    出射する第3の光ファイバーとを備えることを特徴とす
    る請求項19記載の画像表示用照明装置。
  21. 【請求項21】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のマルチレン
    ズアレイの第1のレーザ光源側に配置された上記レンズ
    板の単レンズに出射する第1の光導波路素子と、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のマルチレンズアレイの第2の
    レーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに出
    射する第2の光導波路素子と、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のマルチレンズアレイの第3の
    レーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに出
    射する第3の光導波路素子とを備えることを特徴とする
    請求項19記載の画像表示用照明装置。
  22. 【請求項22】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項19記
    載の画像表示用照明装置。
  23. 【請求項23】 第1波長領域のレーザ光を出射する複
    数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第1のレーザ光源から出射され
    た第1波長領域のレーザ光を上記第1のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射させ、上記他
    方レンズ板から出射する第1のマルチレンズアレイと、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第2のレーザ光源から出射され
    た第2波長領域のレーザ光を上記第2のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射し、上記他方
    レンズ板から出射する第2のマルチレンズアレイと、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第3のレーザ光源から出射され
    た第3波長領域のレーザ光を上記第3のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射し、上記他方
    レンズ板から出射する第3のマルチレンズアレイと、 上記第1のマルチレンズアレイから出射された第1波長
    領域のレーザ光を第1の偏光面成分に変換して出射する
    第1の偏光面変換手段と、 上記第2のマルチレンズアレイから出射された第2波長
    領域のレーザ光を上記第1の偏光面成分に変換して出射
    する第2の偏光面変換手段と、 上記第3のマルチレンズアレイから出射された第3波長
    領域のレーザ光を上記第1の偏光面成分を90度回転さ
    せた第2の偏光面成分に変換して出射する第3の偏光面
    変換手段と、 上記第1の偏光面変換手段から出射された第1波長領域
    のレーザ光を全反射する第1の全反射ミラーと、 上記第2の偏光面変換手段から出射された第2波長領域
    にレーザ光を全反射する第2の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形成
    手段と、 上記第2の全反射ミラーから出射された第2波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画像形成
    手段と、 上記第3の偏光面変換手段から出射された第3波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形
    成手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域の光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2の透過
    型画像形成手段から出射される第2波長領域の光を偏光
    面成分に応じて反射し、上記第3の透過型画像形成手段
    から出射される第3波長領域の光を偏光面成分に応じて
    透過して色合成する偏光ビームスプリッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  24. 【請求項24】 上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のマルチレ
    ンズアレイの第1のレーザ光源側に配置された上記レン
    ズ板の単レンズに出射する第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記第2のマルチレンズアレイの第2
    のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに
    出射する第2の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記第3のマルチレンズアレイの第3
    のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに
    出射する第3の光ファイバーとを備えることを特徴とす
    る請求項23記載の投射型表示装置。
  25. 【請求項25】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のマルチレン
    ズアレイの第1のレーザ光源側に配置された上記レンズ
    板の単レンズに出射する第1の光導波路素子と、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のマルチレンズアレイの第2の
    レーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに出
    射する第2の光導波路素子と、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のマルチレンズアレイの第3の
    レーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに出
    射する第3の光導波路素子とを備えることを特徴とする
    請求項23記載の投射型表示装置。
  26. 【請求項26】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項23記
    載の投射型表示装置。
  27. 【請求項27】 上記一つの光源として一体成形された
    レーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在である
    ことを特徴とする請求項26記載の投射型表示装置。
  28. 【請求項28】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項27記載の投射型表示
    装置。
  29. 【請求項29】 第1波長領域のレーザ光の第1の偏光
    面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を出射
    する複数の第2のレーザ光源と、 第3波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を90
    度回転させた第2の偏光面成分を出射する複数の第3の
    レーザ光源と、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第1のレーザ光源から出射され
    た第1波長領域のレーザ光を上記第1のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射させ、上記他
    方レンズ板から出射する第1のマルチレンズアレイと、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第2のレーザ光源から出射され
    た第2波長領域のレーザ光を上記第2のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射し、上記他方
    レンズ板から出射する第2のマルチレンズアレイと、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置され、上記第3のレーザ光源から出射され
    た第3波長領域のレーザ光を上記第3のレーザ光源側に
    配置された上記レンズ板の単レンズに入射し、上記他方
    レンズ板から出射する第3のマルチレンズアレイと、 上記第1のマルチレンズアレイから出射された第1波長
    領域のレーザ光を全反射する第1の全反射ミラーと、 上記第2のマルチレンズアレイから出射された第2波長
    領域にレーザ光を全反射する第2の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形成
    手段と、 上記第2の全反射ミラーから出射された第2波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画像形成
    手段と、 上記第3のマルチレンズアレイから出射された第3波長
    領域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにそ
    の偏光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画
    像形成手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域の光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2の透過
    型画像形成手段から出射される第2波長領域の光を偏光
    面成分に応じて反射し、上記第3の透過型画像形成手段
    から出射される第3波長領域の光を偏光面成分に応じて
    透過して色合成する偏光ビームスプリッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  30. 【請求項30】 上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のマルチレ
    ンズアレイの第1のレーザ光源側に配置された上記レン
    ズ板の単レンズに出射する第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記第2のマルチレンズアレイの第2
    のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに
    出射する第2の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記第3のマルチレンズアレイの第3
    のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに
    出射する第3の光ファイバーとを備えることを特徴とす
    る請求項29記載の投射型表示装置。
  31. 【請求項31】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記第1のマルチレン
    ズアレイの第1のレーザ光源側に配置された上記レンズ
    板の単レンズに出射する第1の光導波路素子と、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第2のマルチレンズアレイの第2の
    レーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに出
    射する第2の光導波路素子と、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記第3のマルチレンズアレイの第3の
    レーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズに出
    射する第3の光導波路素子とを備えることを特徴とする
    請求項29記載の投射型表示装置。
  32. 【請求項32】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項29記
    載の投射型表示装置。
  33. 【請求項33】 上記一つの光源として一体成形された
    レーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在である
    ことを特徴とする請求項32記載の投射型表示装置。
  34. 【請求項34】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項33記載の投射型表示
    装置。
  35. 【請求項35】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光を
    出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光を
    出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置された第1のマルチレンズアレイの上記第
    1のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズ
    に、上記第1のレーザ光源から出射された第1波長領域
    のレーザ光を入射し、 上記第1のマルチレンズアレイに入射された第1波長領
    域のレーザ光を他方レンズ板から出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置された第2のマルチレンズアレイの上記第
    1のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズ
    に、上記第2のレーザ光源から出射された第2波長領域
    のレーザ光を入射し、 上記第2のマルチレンズアレイに入射された第2波長領
    域のレーザ光を他方レンズ板から出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置された第3のマルチレンズアレイの上記第
    3のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズ
    に、上記第3のレーザ光源から出射された第3波長領域
    のレーザ光を入射し、 第1の偏光面変換手段で上記第1波長領域のレーザ光を
    第1の偏光面成分に変換し、 第2の偏光面変換手段で上記第2波長領域のレーザ光を
    上記第1の偏光面成分に変換し、 第3の偏光面変換手段で上記第3波長領域のレーザ光を
    上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
    成分に変換し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、上
    記第1波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 投射すべき画像の第2波長領域の画像情報に応じて、上
    記第2波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、上
    記第3波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過す
    る検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、上記第
    2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレーザ光
    を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
  36. 【請求項36】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
    成分を出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置された第1のマルチレンズアレイの上記第
    1のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズ
    に、上記第1のレーザ光源から出射された第1波長領域
    のレーザ光を入射し、 上記第1のマルチレンズアレイに入射された第1波長領
    域のレーザ光を他方レンズ板から出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置された第2のマルチレンズアレイの上記第
    1のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズ
    に、上記第2のレーザ光源から出射された第2波長領域
    のレーザ光を入射し、 上記第2のマルチレンズアレイに入射された第2波長領
    域のレーザ光を他方レンズ板から出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光の出射方向と垂直をなすように所定の間隔をおい
    て平行に配置された第3のマルチレンズアレイの上記第
    3のレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レンズ
    に、上記第3のレーザ光源から出射された第3波長領域
    のレーザ光を入射し、 上記第3のマルチレンズアレイに入射された第3波長領
    域のレーザ光を他方レンズ板から出射し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、上
    記第1波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 投射すべき画像の第2波長領域の画像情報に応じて、上
    記第2波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、上
    記第3波長領域のレーザ光を空間変調し、その偏光面を
    回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過す
    る検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、上記第
    2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレーザ光
    を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
  37. 【請求項37】 第1波長領域のレーザ光を出射する複
    数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光と、上記第2のレーザ光源から出射される第2波
    長領域のレーザ光と、上記第3のレーザ光源から出射さ
    れる第3波長領域のレーザ光とを入射し、白色光として
    出射するインテグレータとを備えることを特徴とする画
    像表示用照明装置。
  38. 【請求項38】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記インテグレータに
    出射させる第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記インテグレータに出射させる第2の
    光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記インテグレータに出射させる第3の
    光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項37記
    載の画像表示用照明装置。
  39. 【請求項39】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光、上記第2のレーザ光源から出射
    する第2波長領域のレーザ光、上記第3のレーザ光源か
    ら出射する第3波長領域のレーザ光をそれぞれ入射し、
    上記インテグレータに出射させる光導波路素子を備える
    ことを特徴とする請求項37記載の画像表示用照明装
    置。
  40. 【請求項40】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項37記
    載の画像表示用照明装置。
  41. 【請求項41】 第1波長領域のレーザ光を出射する複
    数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光と、上記第2のレーザ光源から出射される第2波
    長領域のレーザ光と、上記第3のレーザ光源から出射さ
    れる第3波長領域のレーザ光を入射し、白色光として出
    射するインテグレータと、 上記インテグレータから出射された白色光の第1波長領
    域のレーザ光を反射し、第2波長領域のレーザ光及び第
    3波長領域のレーザ光を透過させ、第1波長領域のレー
    ザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレーザ
    光を分離して出射する第1のダイクロイックミラーと、 上記第1のダイクロイックミラーで反射された第1波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第1の全反射ミラ
    ーと、 上記第1のダイクロイックミラーで透過された第2波長
    領域のレーザ光を反射し、第3波長領域のレーザ光を透
    過させ、第2波長領域のレーザ光と、第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離して出射する第2のダイクロイックミラ
    ーと、 上記第2のダイクロイックミラーで透過された第3波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第2の全反射ミラ
    ーと、 上記第2の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を全反射させ出射する第3の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を第1の偏光面成分に変換して出射する第1の
    偏光面変換手段と、 上記第2のダイクロイックミラーから出射された第2波
    長領域のレーザ光を上記第1の偏光面成分を90度回転
    させた第2の偏光面成分に変換して出射する第2の偏光
    面変換手段と、 上記第3の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を上記第1の偏光面成分に変換して出射する第
    3の偏光面変換手段と、 上記第1の偏光面変換手段から出射された第1波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形
    成手段と、 上記第2の偏光面変換手段から出射された第2波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画像形
    成手段と、 上記第3の偏光面変換手段から出射された第3波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形
    成手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2
    の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を偏光面成分に応じて透過し、上記第3の透過型
    画像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を
    偏光面成分に応じて反射して色合成する偏光ビームスプ
    リッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  42. 【請求項42】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記インテグレータに
    出射させる第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記インテグレータに出射させる第2の
    光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記インテグレータに出射させる第3の
    光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項41記
    載の投射型表示装置。
  43. 【請求項43】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光、上記第2のレーザ光源から出射
    する第2波長領域のレーザ光、上記第3のレーザ光源か
    ら出射する第3波長領域のレーザ光をそれぞれ入射し、
    上記インテグレータに出射させる光導波路素子を備える
    ことを特徴とする請求項41記載の投射型表示装置。
  44. 【請求項44】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項41記
    載の投射型表示装置。
  45. 【請求項45】 上記一つの光源として一体成形された
    レーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在である
    ことを特徴とする請求項44記載の投射型表示装置。
  46. 【請求項46】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項45記載の投射型表示
    装置。
  47. 【請求項47】 第1波長領域のレーザ光の第1の偏光
    面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を90
    度回転させた第2の偏光面成分を出射する複数の第2の
    レーザ光源と、 第3波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を出射
    する複数の第3のレーザ光源と、 上記第1のレーザ光源から出射される第1波長領域のレ
    ーザ光と、上記第2のレーザ光源から出射される第2波
    長領域のレーザ光と、上記第3のレーザ光源から出射さ
    れる第3波長領域のレーザ光を入射し、白色光として出
    射するインテグレータと、 上記インテグレータから出射された白色光の第1波長領
    域のレーザ光を反射し、第2波長領域のレーザ光及び第
    3波長領域のレーザ光を透過させ、第1波長領域のレー
    ザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレーザ
    光を分離して出射する第1のダイクロイックミラーと、 上記第1のダイクロイックミラーで反射された第1波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第1の全反射ミラ
    ーと、 上記第1のダイクロイックミラーで透過された第2波長
    領域のレーザ光を反射し、第3波長領域のレーザ光を透
    過させ、第2波長領域のレーザ光と、第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離して出射する第2のダイクロイックミラ
    ーと、 上記第2のダイクロイックミラーで透過された第3波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第2の全反射ミラ
    ーと、 上記第2の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を全反射さえ出射する第3の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形成
    手段と、 上記第2のダイクロイックミラーから出射された第2波
    長領域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともに
    その偏光面を回転させて透過し、出射する第2の透過型
    画像形成手段と、 上記第3の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形成
    手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2
    の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を偏光面成分に応じて透過し、上記第3の透過型
    画像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を
    偏光面成分に応じて反射して色合成する偏光ビームスプ
    リッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  48. 【請求項48】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光を入射し、上記インテグレータに
    出射させる第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射する第2波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記インテグレータに出射させる第2の
    光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射する第3波長領域のレー
    ザ光を入射し、上記インテグレータに出射させる第3の
    光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項47記
    載の投射型表示装置。
  49. 【請求項49】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光、上記第2のレーザ光源から出射
    する第2波長領域のレーザ光、上記第3のレーザ光源か
    ら出射する第3波長領域のレーザ光をそれぞれ入射し、
    上記インテグレータに出射させる光導波路素子を備える
    ことを特徴とする請求項47記載の投射型表示装置。
  50. 【請求項50】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項47記
    載の投射型表示装置。
  51. 【請求項51】 上記一つの光源として一体成形された
    レーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在である
    ことを特徴とする請求項50記載の投射型表示装置。
  52. 【請求項52】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項51記載の投射型表示
    装置。
  53. 【請求項53】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光を
    出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光を
    出射し、 インテグレータに上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光と、上記第2のレーザ光源から
    出射される第2波長領域のレーザ光と、上記第3のレー
    ザ光源から出射される第3波長領域のレーザ光を入射し
    て白色光として出射し、 上記インテグレータから出射された白色光の上記第1波
    長領域のレーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長
    領域のレーザ光とを分離し、 上記第2波長領域のレーザ光と、上記第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離し、 第1の偏光面変換手段で、上記第1波長領域のレーザ光
    を第1の偏光面成分に変換し、 第2の偏光面変換手段で、上記第2波長領域のレーザ光
    を上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光
    面成分に変換し、 第3の偏光面変換手段で、上記第3波長領域のレーザ光
    を上記第1の偏光面成分に変換し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第1の偏光面成分の第1波長領域のレーザ
    光を空間変調し、その偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第2の偏光面成分の第2波長領域のレーザ
    光を空間変調し、その偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第1の偏光面成分の第3波長領域のレーザ
    光を空間変調し、その偏光面を回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過
    し、 上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射す
    る検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、上記第
    2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレーザ光
    を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
  54. 【請求項54】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
    成分を出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を出射し、 インテグレータに上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光と、上記第2のレーザ光源から
    出射される第2波長領域のレーザ光と、上記第3のレー
    ザ光源から出射される第3波長領域のレーザ光を入射し
    て白色光として出射し、 上記インテグレータから出射された白色光の上記第1波
    長領域のレーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長
    領域のレーザ光とを分離し、 上記第2波長領域のレーザ光と、上記第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第1波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
    の偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第2波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
    の偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第3波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
    の偏光面を回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過
    し、 上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射す
    る検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、上記第
    2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレーザ光
    を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
  55. 【請求項55】 第1波長領域のレーザ光を出射する複
    数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレー
    ザ光源から出射される各レーザ光の出射方向と垂直をな
    すように所定の間隔をおいて平行に配置され、上記第1
    のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレーザ光源か
    ら出射された各レーザ光を上記レーザ光源側に配置され
    た上記レンズ板の単レンズに入射させ、上記他方レンズ
    板から白色光として出射するマルチレンズアレイとを備
    えることを特徴とする画像表示用照明装置。
  56. 【請求項56】 上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光を入射し、上記マルチレンズア
    レイのレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レン
    ズに出射する第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記マルチレンズアレイのレーザ光源
    側に配置された上記レンズ板の単レンズに出射する第2
    の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記マルチレンズアレイのレーザ光源
    側に配置された上記レンズ板の単レンズに出射する第3
    の光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項55
    記載の画像表示用照明装置。
  57. 【請求項57】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光、上記第2のレーザ光源から出射
    する第2波長領域のレーザ光、上記第3のレーザ光源か
    ら出射する第3波長領域のレーザ光をそれぞれ入射し、
    上記マルチレンズアレイのレーザ光源側に配置された上
    記レンズ板の単レンズにそれぞれ出射する光導波路素子
    を備えることを特徴とする請求項55記載の画像表示用
    照明装置。
  58. 【請求項58】 第1波長領域のレーザ光を出射する複
    数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光を出射する複数の第2のレーザ
    光源と、 第3波長領域のレーザ光を出射する複数の第3のレーザ
    光源と、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレー
    ザ光源から出射される各レーザ光の出射方向と垂直をな
    すように所定の間隔をおいて平行に配置され、上記第1
    のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレーザ光源か
    ら出射された各レーザ光を上記レーザ光源側に配置され
    た上記レンズ板の単レンズに入射させ、上記他方レンズ
    板から白色光として出射するマルチレンズアレイと、 上記マルチレンズアレイから出射された白色光の第1波
    長領域のレーザ光を反射し、第2波長領域のレーザ光及
    び第3波長領域のレーザ光を透過させ、第1波長領域の
    レーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレ
    ーザ光を分離して出射する第1のダイクロイックミラー
    と、 上記第1のダイクロイックミラーで反射された第1波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第1の全反射ミラ
    ーと、 上記第1のダイクロイックミラーで透過された第2波長
    領域のレーザ光を反射し、第3波長領域のレーザ光を透
    過させ、第2波長領域のレーザ光と、第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離して出射する第2のダイクロイックミラ
    ーと、 上記第2のダイクロイックミラーで透過された第3波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第2の全反射ミラ
    ーと、 上記第2の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を全反射させ出射する第3の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を第1の偏光面成分に変換して出射する第1の
    偏光面変換手段と、 上記第2のダイクロイックミラーから出射された第2波
    長領域のレーザ光を上記第1の偏光面成分を90度回転
    させた第2の偏光面成分に変換して出射する第2の偏光
    面変換手段と、 上記第3の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を上記第1の偏光面成分に変換して出射する第
    3の偏光面変換手段と、 上記第1の偏光面変換手段から出射された第1波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形成
    手段と、 上記第2の偏光面変換手段から出射された第2波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第2の透過型画像形
    成手段と、 上記第3の偏光面変換手段から出射された第3波長領域
    のレーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏
    光面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形
    成手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2
    の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を偏光面成分に応じて透過し、上記第3の透過型
    画像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を
    偏光面成分に応じて反射して色合成する偏光ビームスプ
    リッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  59. 【請求項59】 上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光を入射し、上記マルチレンズア
    レイのレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レン
    ズに出射する第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記マルチレンズアレイのレーザ光源
    側に配置された上記レンズ板の単レンズに出射する第2
    の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記マルチレンズアレイのレーザ光源
    側に配置された上記レンズ板の単レンズに出射する第3
    の光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項58
    記載の投射型表示装置。
  60. 【請求項60】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光、上記第2のレーザ光源から出射
    する第2波長領域のレーザ光、上記第3のレーザ光源か
    ら出射する第3波長領域のレーザ光をそれぞれ入射し、
    上記マルチレンズアレイのレーザ光源側に配置された上
    記レンズ板の単レンズにそれぞれ出射する光導波路素子
    を備えることを特徴とする請求項58記載の投射型表示
    装置。
  61. 【請求項61】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項59記
    載の投射型表示装置。
  62. 【請求項62】 上記一つの光源として一体成形された
    レーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在である
    ことを特徴とする請求項61記載の投射型表示装置。
  63. 【請求項63】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項62記載の投射型表示
    装置。
  64. 【請求項64】 第1波長領域のレーザ光の第1の偏光
    面成分を出射する複数の第1のレーザ光源と、 第2波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を90
    度回転させた第2の偏光面成分を出射する複数の第2の
    レーザ光源と、 第3波長領域のレーザ光の上記第1の偏光面成分を出射
    する複数の第3のレーザ光源と、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板が、
    上記第1のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレー
    ザ光源から出射される各レーザ光の出射方向と垂直をな
    すように所定の間隔をおいて平行に配置され、上記第1
    のレーザ光源、第2のレーザ光源、第3のレーザ光源か
    ら出射された各レーザ光を上記レーザ光源側に配置され
    た上記レンズ板の単レンズに入射させ、上記他方レンズ
    板から白色光として出射するマルチレンズアレイと、 上記マルチレンズアレイから出射された白色光の第1波
    長領域のレーザ光を反射し、第2波長領域のレーザ光及
    び第3波長領域のレーザ光を透過させ、第1波長領域の
    レーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長領域のレ
    ーザ光を分離して出射する第1のダイクロイックミラー
    と、 上記第1のダイクロイックミラーで反射された第1波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第1の全反射ミラ
    ーと、 上記第1のダイクロイックミラーで透過された第2波長
    領域のレーザ光を反射し、第3波長領域のレーザ光を透
    過させ、第2波長領域のレーザ光と、第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離して出射する第2のダイクロイックミラ
    ーと、 上記第2のダイクロイックミラーで透過された第3波長
    領域のレーザ光を全反射させ出射する第2の全反射ミラ
    ーと、 上記第2の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を全反射させ出射する第3の全反射ミラーと、 上記第1の全反射ミラーから出射された第1波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともその偏光面
    を回転させて透過し、出射する第1の透過型画像形成手
    段と、 上記第2のダイクロイックミラーから出射された第2波
    長領域のレーザ光を空間変調して画像形成するとともに
    その偏光面を回転させて透過し、出射する第2の透過型
    画像形成手段と、 上記第3の全反射ミラーから出射された第3波長領域の
    レーザ光を空間変調して画像形成するとともにその偏光
    面を回転させて透過し、出射する第3の透過型画像形成
    手段と、 上記第1の透過型画像形成手段から出射される第1波長
    領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射し、上記第2
    の透過型画像形成手段から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を偏光面成分に応じて透過し、上記第3の透過型
    画像形成手段から出射される第3波長領域のレーザ光を
    偏光面成分に応じて反射して色合成する偏光ビームスプ
    リッタプリズムと、 上記偏光ビームスプリッタプリズムで色合成され出射し
    た光を所定の投射対象に投射する投射光学手段とを備え
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  65. 【請求項65】 上記第1のレーザ光源から出射される
    第1波長領域のレーザ光を入射し、上記マルチレンズア
    レイのレーザ光源側に配置された上記レンズ板の単レン
    ズに出射する第1の光ファイバーと、 上記第2のレーザ光源から出射される第2波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記マルチレンズアレイのレーザ光源
    側に配置された上記レンズ板の単レンズに出射する第2
    の光ファイバーと、 上記第3のレーザ光源から出射される第3波長領域のレ
    ーザ光を入射し、上記マルチレンズアレイのレーザ光源
    側に配置された上記レンズ板の単レンズに出射する第3
    の光ファイバーとを備えることを特徴とする請求項64
    記載の投射型表示装置。
  66. 【請求項66】 上記第1のレーザ光源から出射する第
    1波長領域のレーザ光、上記第2のレーザ光源から出射
    する第2波長領域のレーザ光、上記第3のレーザ光源か
    ら出射する第3波長領域のレーザ光をそれぞれ入射し、
    上記マルチレンズアレイのレーザ光源側に配置された上
    記レンズ板の単レンズにそれぞれ出射する光導波路素子
    を備えることを特徴とする請求項64記載の投射型表示
    装置。
  67. 【請求項67】 上記第1のレーザ光源と、上記第2の
    レーザ光源と、上記第3のレーザ光源は、一つの光源と
    して一体成形されていることを特徴とする請求項64記
    載の投射型表示装置。
  68. 【請求項68】 上記一つの光源として一体成形された
    レーザ光源は、当該投射型表示装置から着脱自在である
    ことを特徴とする請求項67記載の投射型表示装置。
  69. 【請求項69】 上記着脱自在なレーザ光源は、当該投
    射型表示装置へ装着されたことに応じて、励起電源が供
    給されることを特徴とする請求項68記載の投射型表示
    装置。
  70. 【請求項70】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光を
    出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光を
    出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板のう
    ちの上記第1乃至第3のレーザ光源側にレーザ光の出射
    方向と垂直をなすように配置された第1のレンズ板の上
    記複数の単レンズに、上記第1のレーザ光源、第2のレ
    ーザ光源、第3のレーザ光源からそれぞれ出射された第
    1波長領域のレーザ光、第2波長領域のレーザ光、第3
    波長領域のレーザ光を入射し、 上記第1のレンズ板と所定の間隔で平行に配置された第
    2のレンズ板に上記第1のレンズ板から出射された上記
    第1乃至第3のレーザ光を入射し、白色光として出射
    し、 上記第2のレンズ板から出射された白色光の上記第1波
    長領域のレーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長
    領域のレーザ光とを分離し、 上記第2波長領域のレーザ光と、上記第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離し、 第1の偏光面変換手段で、上記第1波長領域のレーザ光
    を第1の偏光面成分に変換し、 第2の偏光面変換手段で、上記第2波長領域のレーザ光
    を上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光
    面成分に変換し、 第3の偏光面変換手段で、上記第3波長領域のレーザ光
    を上記第1の偏光面成分に変換し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第1の偏光面成分の第1波長領域のレーザ
    光を空間変調し、その偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第2の偏光面成分の第2波長領域のレーザ
    光を空間変調し、その偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第1偏光面成分の第3波長領域のレーザ光
    を空間変調し、その偏光面を回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、 上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透過
    し、 上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射す
    る検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、上記第
    2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレーザ光
    を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
  71. 【請求項71】 複数の第1のレーザ光源から第1波長
    領域のレーザ光の第1の偏光面成分を出射し、 複数の第2のレーザ光源から第2波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を90度回転させた第2の偏光面
    成分を出射し、 複数の第3のレーザ光源から第3波長領域のレーザ光の
    上記第1の偏光面成分を出射し、 複数の単レンズをアレイ状に有する2枚のレンズ板のう
    ちの上記第1乃至第3のレーザ光源側にレーザ光の出射
    方向と垂直をなすように配置された第1のレンズ板の上
    記複数の単レンズに、上記第1のレーザ光源、第2のレ
    ーザ光源、第3のレーザ光源からそれぞれ出射された第
    1波長領域のレーザ光、第2波長領域のレーザ光、第3
    波長領域のレーザ光を入射し、 上記第1のレンズ板と所定の間隔で平行に配置された第
    2のレンズ板に上記第1のレンズ板から出射された上記
    第1乃至第3のレーザ光を入射し、白色光として出射
    し、 上記第2のレンズ板から出射された白色光の上記第1波
    長領域のレーザ光と第2波長領域のレーザ光、第3波長
    領域のレーザ光とを分離し、 上記第2波長領域のレーザ光と、上記第3波長領域のレ
    ーザ光とを分離し、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第1波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
    の偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第1波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第2波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
    の偏光面を回転させ、 投射すべき画像の第3波長領域の画像情報に応じて、分
    離された上記第3波長領域のレーザ光を空間変調し、そ
    の偏光面を回転させ、 上記第1波長領域の画像情報に応じて空間変調された上
    記第1波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて反射
    し、上記第2波長領域の画像情報に応じて空間変調され
    た上記第2波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて透
    過し、上記第3波長領域の画像情報に応じて空間変調さ
    れた上記第3波長領域のレーザ光を偏光面成分に応じて
    反射する検波面を介して上記第1波長領域のレーザ光、
    上記第2波長領域のレーザ光及び上記第3波長領域のレ
    ーザ光を合成し、 上記第1波長領域のレーザ光、上記第2波長領域のレー
    ザ光及び上記第3波長領域のレーザ光の合成光を投射対
    象に投射することを特徴とする画像表示方法。
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