JP2002213707A - セパレート型ボイラプラント及びその建設工法 - Google Patents

セパレート型ボイラプラント及びその建設工法

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JP2002213707A
JP2002213707A JP2001011521A JP2001011521A JP2002213707A JP 2002213707 A JP2002213707 A JP 2002213707A JP 2001011521 A JP2001011521 A JP 2001011521A JP 2001011521 A JP2001011521 A JP 2001011521A JP 2002213707 A JP2002213707 A JP 2002213707A
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Shinya Aso
真也 麻生
Atsushi Morikawa
淳 森川
Hiroshi Ugusa
博 宇草
Hiroshi Aramaki
博 荒巻
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セパレート型ボイラプラント及びその建設工
法において、ボイラ建設における専有面積の削減並びに
工期の短縮を可能とする。 【解決手段】 ダクト配管系を有する左右のサイドモジ
ュール12,13と、火炉上部モジュール14と、後部
煙道モジュール15と、火炉下部モジュール16と、空
気予熱器・脱硝モジュール17とを独立して製造し、建
設現場で左右のコア鉄骨18,19を立設し、コア鉄骨
18,19により各サイドモジュール12,13を組み
立て、サイドモジュール12,13間に火炉上部モジュ
ール14を搬入して吊下げ支持し、後部煙道モジュール
15を搬入して吊下げ支持すると共に火炉上部モジュー
ル14の後部に連結し、火炉上部モジュール14の下方
に火炉下部モジュール16を搬入して連結し、空気予熱
器・脱硝モジュール17を搬入して後部煙道モジュール
16に連結してボイラプラント11を建設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力設備として用
いられる発電所ボイラにおいて、セパレート型ボイラプ
ラント及びその建設工法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なボイラプラントにおいて、縦形
のボイラ火炉には燃料供給器及びバーナが装着されると
共に、このボイラ火炉の下部には燃焼用空気の供給路が
連結され、上部には燃焼ガスを排出するための煙道が連
結されており、この煙道の下流側には排煙脱硝装置が接
続されている。また、ボイラ火炉の上部に蒸気管、過熱
管、再熱管等が層状をなして設けられている。
【0003】このようなボイラプラントにあっては、建
設現場に鉄骨や足場などを建設し、これらを用いてボイ
ラ火炉や煙道、各種のダクト配管等を組み立てている。
しかし、このようなボイラプラントの建設工法では、建
設現場へ大量の資材を搬入するための大量の運搬車両の
通行が必要であり、地域交通への影響が大となると共
に、建設現場に広大な資材置場を必要とする。また、ボ
イラ据付作業が現地に特定されるため、工期が長くなっ
てしまう。そこで、ボイラを複数のブロック体に分割独
立して製造し、この各ブロック体を個々に建設現場まで
搬送し、この建設現場で各ブロック体を組み立てること
でボイラプラントを建設する技術があり、例えば、特開
平9−229304号公報に記載されている。
【0004】この公報に記載された「タワー型ボイラプ
ラントの建設工法」は、ボイラゾーン、サイドゾーン及
びサイドバンカゾーン、エアヒータバンカゾーン及びエ
アヒータゾーンを各支持鉄骨内に必要機器を組み込んだ
ゾーンモジュールとして製造し、これらを建設現場に搬
入して組み立てるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、ボイラプラント
では所定の発電量を確保するために大型化する傾向にあ
り、上述した従来のボイラプラントの建設工法のよう
に、支持鉄骨内に必要機器を組み込んだゾーンモジュー
ルを独立して製造し、これらを建設現場に搬入して組み
立てることは有益である。しかし、この建設工法にあっ
ても、限られた敷地でのボイラ建設に対しては不十分で
あり、建設現場における占有面積の削減や工期の短縮化
が望まれている。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、ボイラ建設における占有面積の削減並びに工期
の短縮を可能としたセパレート型ボイラプラント及びそ
の建設工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のセパレート型ボイラプラントは、
互いに連結されてダクト配管系を有する左右のサイドモ
ジュールと、該左右のサイドモジュール間に架設された
複数の上部大梁から吊下げ支持された火炉上部モジュー
ルと、前記上部大梁から吊下げ支持されると共に該火炉
上部モジュールに連結された後部煙道モジュールと、前
記火炉上部モジュールの下部に連結された火炉下部モジ
ュールと、前記後部煙道モジュールに連結された空気予
熱器・脱硝モジュールとを具えたことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2の発明のセパレート型ボイラプラ
ントでは、前記左右のサイドモジュールは、門型形状を
なすと共に連結材により互いに連結された左右のコア鉄
骨に支持されたことを特徴としている。
【0009】請求項3の発明のセパレート型ボイラプラ
ントでは、前記上部大梁は、各端部が前記左右のコア鉄
骨に連結部材により締結されたことを特徴としている。
【0010】請求項4の発明のセパレート型ボイラプラ
ントでは、前記後部煙道モジュールは一次過熱器管と一
次再熱器管と節炭器管とを有する一方、前記火炉上部モ
ジュールは二次過熱器管と二次再熱器管とを有し、前記
後部煙道モジュールは前記一次再熱器管及び前記節炭器
管の前壁部にて前記火炉上部モジュールと分割されてい
ることを特徴としている。
【0011】請求項5の発明のセパレート型ボイラプラ
ントでは、前記火炉上部モジュールと前記後部煙道モジ
ュールの中間部に位置する前記上部大梁は、該火炉上部
モジュール側の梁部材と該後部煙道モジュール側の梁部
材とが相互に締結されてなることを特徴としている。
【0012】請求項6の発明のセパレート型ボイラプラ
ントでは、前記梁部材はC型組立材であって、該一対の
C型組立材の背面が密着した状態で締結されてI型断面
の前記上部大梁を構成することを特徴としている。
【0013】また、請求項7の発明のセパレート型ボイ
ラプラントの建設工法は、互いに連結されてダクト配管
系を有する左右のサイドモジュールと、火炉上部モジュ
ールと、後部煙道モジュールと、火炉下部モジュール
と、空気予熱器・脱硝モジュールとをそれぞれ分割独立
して製造し、該各モジュールをボイラプラント建設場所
へ搬送し、まず、前記左右のサイドモジュールを略平行
をなして立設すると共に互いに連結し、次に、該左右の
サイドモジュール間に前記火炉上部モジュールを搬入
し、所定の高さまで吊り上げて複数の上部大梁から吊下
げ支持し、続いて、前記左右のサイドモジュール間に前
記後部煙道モジュールを搬入し、所定の高さまで吊り上
げて複数の上部大梁から吊下げ支持すると共に、前記火
炉上部モジュールの後部に連結し、更に、前記火炉上部
モジュールの下方に前記火炉下部モジュールを搬入し、
所定の高さまで吊り上げて該火炉上部モジュールの下部
に連結し、最後に、前記空気予熱器・脱硝モジュールを
搬入して前記後部煙道モジュールに連結することを特徴
とするものである。
【0014】請求項8の発明のセパレート型ボイラプラ
ントの建設工法では、門型形状をなすと共に連結材によ
り互いに連結された左右のコア鉄骨を立設し、該コア鉄
骨を用いて前記左右のサイドモジュールを立設すること
を特徴としている。
【0015】請求項9の発明のセパレート型ボイラプラ
ントの建設工法では、前記火炉上部モジュール及び前記
後部煙道モジュールの上部には予め前記上部大梁が複数
装着され、該各モジュールを吊り上げてから、該上部大
梁の各端部を前記左右のコア鉄骨に連結部材により締結
したことを特徴としている。
【0016】請求項10の発明のセパレート型ボイラプ
ラントの建設工法では、前記火炉上部モジュールの後部
と前記後部煙道モジュールの前部にC型組立材を装着
し、該各モジュールを吊り上げてから、該各C型組立材
同志をその背面が密着した状態で締結することで、I型
断面の前記上部大梁を構成することを特徴としている。
【0017】請求項11の発明のセパレート型ボイラプ
ラントの建設工法では、前記空気予熱器・脱硝モジュー
ルは輸送台車に搭載されて搬入され、所定位置にて下降
することで、脚部を建設場所に予め設置されたガイドに
貫入して位置決めすることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1に本発明の一実施形態に係るセパレー
ト型ボイラプラントの概略構成、図2に本実施形態のセ
パレート型ボイラプラントの正面視、図3乃至図7に本
実施形態のセパレート型ボイラプラントの建設工法を表
す概略、図8に火炉上部モジュールの据付け行程を表す
概略、図9及び図10に後部煙道モジュールの据付け行
程を表す概略、図11に上部大梁とコア鉄骨との締結構
造を表す図9のX−X断面を示す。
【0020】本実施形態のセパレート型ボイラプラント
11は、図1に示すように、ダクト配管系を有する左右
のサイドモジュール12,13と、火炉上部モジュール
14と、後部煙道モジュール15と、火炉下部モジュー
ル16と、空気予熱器・脱硝モジュール17とで構成さ
れている。そして、門型形状をなす左右のコア鉄骨1
8,19を連結材20により互いに連結して立設し、ま
ず、このコア鉄骨18,19により左右のサイドモジュ
ール12,13を組み立て、次に、このサイドモジュー
ル12,13間に火炉上部モジュール14を搬入して吊
下げ支持し、続いて、後部煙道モジュール15を搬入し
て吊下げ支持すると共に火炉上部モジュール14の後部
に連結し、更に、火炉上部モジュール14の下方に火炉
下部モジュール16を搬入してその下部に連結し、最後
に、空気予熱器・脱硝モジュール17を搬入して後部煙
道モジュール16に連結することで、ボイラプラント1
1を建設するようにしている。
【0021】ここで、セパレート型ボイラプラント11
の構造について簡単に説明する。図1及び図2に示すよ
うに、火炉上部モジュール14及び後部煙道モジュール
15には複数の上部大梁21,22が架設されており、
この上部大梁21,22に交差して互いに連結するよう
に多数の横梁が架設され、この各横梁に連結された多数
の吊り鉄構から吊り棒が垂下されてボイラ火炉本体23
が吊下げ支持されている。このボイラ火炉本体23は箱
型形状をなし、分割ラインL1で分割された火炉上部2
4と火炉下部25より構成され、複数のバーナ26が装
着されている。
【0022】ボイラ火炉本体23の側部には石炭バンカ
27が配設され、微粉炭機28及び給炭機29により石
炭をボイラ火炉本体23内に供給可能となっている。ま
た、ボイラ火炉本体23の下部には燃焼用空気を供給す
る給気ダクト30が連結され、この給気ダクト30には
通風機31,32が装着されている。ボイラ火炉本体2
3の後方には、このボイラ火炉本体23と同様に、上部
大梁21,22に横梁及び吊り鉄構を介して垂下された
多数の吊り棒により後部煙道33が吊下げ支持され、ボ
イラ火炉本体23の後部に後部煙道33が連結されてい
る。この後部煙道33の下部には排気ダクト34が連結
されて分割ラインL3をなし、この排気ダクト34には
排煙脱硝装置35が装着されると共に、給気ダクト30
に跨がって空気予熱器36が装着されている。そして、
後部煙道33に一次過熱器管37と一次再熱器管38と
節炭器管39が層状をなして配設される一方、ボイラ火
炉本体23の上部に二次過熱器管40と三次過熱器管4
1と二次再熱器管42が層状をなして配設され、後部煙
道33内の一次再熱器管38及び節炭器管39の前部に
前壁部が形成され、この前壁部がボイラ火炉本体23
(火炉上部24)との分割ラインL2となっている。
【0023】従って、ボイラ火炉本体23内に石炭及び
燃焼用空気が供給され、バーナ26が着火されること
で、火炎が発生して燃焼を開始し、燃焼ガスとの対流伝
熱によって各過熱器管37,40,41、各再熱器管3
8,42、節炭器管39内の蒸気との間で熱交換が行わ
れる。一方、熱交換が終了した燃焼ガスは後部煙道33
から排気ダクト34に流動し、排煙脱硝装置35で処理
されて外部に排出される。
【0024】以下、本実施形態のセパレート型ボイラプ
ラント11の建設工法について具体的に説明する。な
お、ボイラプラント11は、前述したように、左右のサ
イドモジュール12,13、火炉上部モジュール14、
後部煙道モジュール15、火炉下部モジュール16、空
気予熱器・脱硝モジュール17で構成されるものであ
り、各モジュール12〜17は工場でそれぞれ独立して
製造され、建設現場まで搬送される。
【0025】この場合、サイドモジュール12,13
は、それぞれ上下一対の上部サイドモジュール12a,
13aと下部サイドモジュール12b,13bとで構成
され、支持鉄骨内に給気ダクト30を含むダクト配管や
配線、各種機器が組み込まれている。火炉上部モジュー
ル14は、支持鉄骨内にボイラ火炉本体23の火炉上部
24等が組み込まれると共に、上部に上部大梁21と上
部大梁22を構成する梁部材としての一方のC型組立材
22aが組み込まれている。後部煙道モジュール15
は、支持鉄骨内に後部煙道33等が組み込まれると共
に、上部に上部大梁21と上部大梁22を構成する梁部
材としての他方のC型組立材22bが組み込まれてい
る。火炉下部モジュール16は、支持鉄骨内にボイラ火
炉本体23の火炉下部25等が組み込まれている。空気
予熱器・脱硝モジュール17は、支持鉄骨内に排気ダク
ト34、排煙脱硝装置35、空気予熱器36等が組み込
まれている。
【0026】建設現場にて、図1及び図3に示すよう
に、クレーン装置等を用いて資材を接合していき、門型
形状をなす左右のコア鉄骨18,19を立設し、内方へ
の倒れを防止するために上端部同志を連結材20により
連結する。このようにコア鉄骨18,19が立設される
と、まず、輸送台車に上部サイドモジュール12a,1
3aを搭載してコア鉄骨18,19内に搬送し、このコ
ア鉄骨18,19の上部に設置した図示しない油圧ジャ
ッキにより上部サイドモジュール12a,13aを所定
高さまで吊上げる。次に、輸送台車に下部サイドモジュ
ール12b,13bを搭載して上部サイドモジュール1
2a,13aの下方に搬送し、上部サイドモジュール1
2a,13aを下降して載せ、下部サイドモジュール1
2b,13bと連結してサイドモジュール12,13と
する。そして、このサイドモジュール12,13を吊り
上げて下部に短柱51を取付けて載置する一方、上部に
短柱52を取り付けてコア鉄骨17,18と連結するこ
とで組み立てが完了する。
【0027】次に、図4及び図8に示すように、輸送台
車53に火炉上部モジュール14を搭載してコア鉄骨1
8,19(サイドモジュール12,13)間に搬入し、
コア鉄骨18,19の各ジャッキ架台54,55に設置
した油圧ジャッキ56,57からワイヤ58,59を垂
らし、下端部を火炉上部モジュール14に連結する。そ
して、この油圧ジャッキ56,57を作動して火炉上部
モジュール14を所定の高さまで吊上げ、各上部大梁2
1の左右端部をコア鉄骨18,19に締結することで吊
下げ支持する。また、サイドモジュール13の側方に資
材置場としてバンカミルゾーンを設ける。なお、この火
炉上部モジュール14の吊上げ時に、左右のコア鉄骨1
8,19が内方へ倒れ込まないように、コア鉄骨18,
19と連結材20との間に図示しない油圧ジャッキを配
設し、この油圧ジャッキを作動することでコア鉄骨1
8,19間の距離を調整している。
【0028】続いて、図5及び図9に示すように、輸送
台車53に後部煙道モジュール15搭載してコア鉄骨1
8,19(サイドモジュール12,13)間に搬入し、
火炉上部モジュール14と同様に、油圧ジャッキ56,
57により所定の高さまで吊上げて支持する。この場
合、図5及び図10に示すように、火炉上部モジュール
14側のC型組立材22aとコア鉄骨18,19を締結
した後、このC型組立材22aとコア鉄骨18,19と
後部煙道モジュール15側のC型組立材22bとを締結
して上部大梁22を構成する。即ち、図11に示すよう
に、火炉上部モジュール14側のC型組立材22aとコ
ア鉄骨18,19をスペーサ60を介して連結プレート
61によりボルト62で締結し、その後、スペーサ63
を介してC型組立材22bを密着させ、C型組立材22
aとコア鉄骨18,19とC型組立材22bとをスペー
サ64を介して連結プレート65によりボルト66で締
結する。
【0029】更に、図6に示すように、輸送台車53に
火炉下部モジュール16を搭載してコア鉄骨18,19
間にある火炉上部モジュール14の下方にを搬入し、ジ
ャッキアップしてから火炉上部モジュール14の下部に
火炉下部モジュール16の上部を連結すると共に、火炉
下部モジュール16の側部をコア鉄骨18,19に連結
する。最後に、図7に示すように、空気予熱器・脱硝モ
ジュール17を搬入するが、その前に、空気予熱器・脱
硝モジュール17の脚部17aの設置場所に予め上端部
が傾斜したガイド面を有する設置ガイド67を複数固定
しておき、空気予熱器・脱硝モジュール17の搬入後に
ジャッキダウンし、各脚部17aを設置ガイド67に貫
入することで、空気予熱器・脱硝モジュール17を所定
の位置に設置する。そして、この空気予熱器・脱硝モジ
ュール17と後部煙道モジュール16とを連結する。
【0030】その後、各モジュールに組み込まれた各種
機器、配管、配線、その他の装置を組み立てることでボ
イラプラント11が建設される。
【0031】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明のセパレート型ボイラプラントに
よれば、互いに連結されてダクト配管系を有する左右の
サイドモジュールと、左右のサイドモジュール間に架設
された複数の上部大梁から吊下げ支持された火炉上部モ
ジュールと、上部大梁から吊下げ支持されると共に火炉
上部モジュールに連結された後部煙道モジュールと、火
炉上部モジュールの下部に連結された火炉下部モジュー
ルと、後部煙道モジュールに連結された空気予熱器・脱
硝モジュールとで構成したので、ボイラプラントが複数
のモジュールに分割されて独立することとなり、各モジ
ュールを個々に建設現場まで搬送して組み立てることが
でき、地域交通への影響を緩和でき、ボイラ建設におけ
る専有面積を削減することができると共に、工期を短縮
することができる。
【0032】請求項2の発明のセパレート型ボイラプラ
ントによれば、左右のサイドモジュールを、門型形状を
なすと共に連結材により互いに連結された左右のコア鉄
骨に支持したので、サイドモジュールの組立を容易とし
て作業性を向上することができる。
【0033】請求項3の発明のセパレート型ボイラプラ
ントによれば、上部大梁の各端部を左右のコア鉄骨に連
結部材により締結したので、上部大梁の架設を容易とし
て作業性を向上することができる。
【0034】請求項4の発明のセパレート型ボイラプラ
ントによれば、後部煙道モジュールに一次過熱器管と一
次再熱器管と節炭器管とを設ける一方、火炉上部モジュ
ールに二次過熱器管と二次再熱器管とを設け、後部煙道
モジュールを一次再熱器管及び節炭器管の前壁部にて火
炉上部モジュールと分割したので、火炉上部モジュール
及び後部煙道モジュールの製造が容易となると共に、各
モジュールの連結が容易となり、作業性を向上すること
ができる。
【0035】請求項5の発明のセパレート型ボイラプラ
ントによれば、火炉上部モジュールと後部煙道モジュー
ルの中間部に位置する上部大梁を、火炉上部モジュール
側の梁部材と後部煙道モジュール側の梁部材とを相互に
締結して構成したので、火炉上部モジュール及び後部煙
道モジュールをそれぞれ独立したモジュールとして製造
し、且つ、組み立てることができ、十分な強度を確保で
きる一方で、作業性を向上することができる。
【0036】請求項6の発明のセパレート型ボイラプラ
ントによれば、梁部材をC型組立材として、一対のC型
組立材の背面が密着した状態で締結してI型断面の上部
大梁を構成したので、上部大梁の強度を確保することが
できる。
【0037】請求項7の発明のセパレート型ボイラプラ
ントの建設工法によれば、各モジュールをボイラプラン
ト建設場所へ搬送し、左右のサイドモジュールを略平行
をなして立設すると共に互いに連結し、左右のサイドモ
ジュール間に火炉上部モジュールを搬入し、所定の高さ
まで吊り上げて複数の上部大梁から吊下げ支持し、左右
のサイドモジュール間に後部煙道モジュールを搬入し、
所定の高さまで吊り上げて複数の上部大梁から吊下げ支
持すると共に、火炉上部モジュールの後部に連結し、火
炉上部モジュールの下方に火炉下部モジュールを搬入
し、所定の高さまで吊り上げて火炉上部モジュールの下
部に連結し、空気予熱器・脱硝モジュールを搬入して後
部煙道モジュールに連結するようにしたので、ボイラプ
ラントが複数のモジュールに分割されて独立することと
なり、各モジュールを個々に建設現場まで搬送して組み
立てることができ、地域交通への影響を緩和でき、ボイ
ラ建設における専有面積を削減することができると共
に、工期を短縮することができる。
【0038】請求項8の発明のセパレート型ボイラプラ
ントの建設工法によれば、門型形状をなすと共に連結材
により互いに連結された左右のコア鉄骨を立設し、コア
鉄骨を用いて左右のサイドモジュールを立設するように
したので、サイドモジュールの組立を容易として作業性
を向上することができる。
【0039】請求項9の発明のセパレート型ボイラプラ
ントの建設工法によれば、火炉上部モジュール及び後部
煙道モジュールの上部に予め上部大梁を複数装着し、各
モジュールを吊り上げてから、上部大梁の各端部を左右
のコア鉄骨に連結部材により締結したので、上部大梁の
架設を容易として作業性を向上することができる。
【0040】請求項10の発明のセパレート型ボイラプ
ラントの建設工法によれば、火炉上部モジュールの後部
と後部煙道モジュールの前部にC型組立材を装着し、各
モジュールを吊り上げてから、各C型組立材同志をその
背面が密着した状態で締結することで、I型断面の上部
大梁を構成するので、火炉上部モジュール及び後部煙道
モジュールをそれぞれ独立したモジュールとして製造
し、且つ、組み立てることができ、十分な強度を確保で
きる一方で、作業性を向上することができる。
【0041】請求項11の発明のセパレート型ボイラプ
ラントの建設工法によれば、空気予熱器・脱硝モジュー
ルは輸送台車に搭載されて搬入され、所定位置にて下降
することで、脚部を建設場所に予め設置されたガイドに
貫入して位置決めするので、空気予熱器・脱硝モジュー
ルを所定の位置に容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るセパレート型ボイラ
プラントの概略構成図である。
【図2】本実施形態のセパレート型ボイラプラントの正
面図である。
【図3】本実施形態のセパレート型ボイラプラントの建
設工法を表す概略図である。
【図4】本実施形態のセパレート型ボイラプラントの建
設工法を表す概略図である。
【図5】本実施形態のセパレート型ボイラプラントの建
設工法を表す概略図である。
【図6】本実施形態のセパレート型ボイラプラントの建
設工法を表す概略図である。
【図7】本実施形態のセパレート型ボイラプラントの建
設工法を表す概略図である。
【図8】火炉上部モジュールの据付け行程を表す概略図
である。
【図9】後部煙道モジュールの据付け行程を表す概略図
である。
【図10】後部煙道モジュールの据付け行程を表す概略
図である。
【図11】上部大梁とコア鉄骨との締結構造を表す図9
のX−X断面図である。
【符号の説明】
11 セパレート型ボイラプラント 12,13 サイドモジュール 14 火炉上部モジュール 15 後部煙道モジュール 16 火炉下部モジュール 17 空気予熱器・脱硝モジュール 18,19 コア鉄骨 20 連結材 21,22 上部大梁 22a,22b C型組立材(梁部材) 23 ボイラ火炉本体 30 給気ダクト 33 後部煙道 34 排気ダクト 35 排煙脱硝装置 36 空気予熱器 37 一次過熱器管 38 一次再熱器管 39 節炭器管 40 二次過熱器管 41 三次過熱器管 42 二次再熱器管 61,65 連結プレート(連結部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇草 博 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 荒巻 博 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結されてダクト配管系を有する
    左右のサイドモジュールと、該左右のサイドモジュール
    間に架設された複数の上部大梁から吊下げ支持された火
    炉上部モジュールと、前記上部大梁から吊下げ支持され
    ると共に該火炉上部モジュールに連結された後部煙道モ
    ジュールと、前記火炉上部モジュールの下部に連結され
    た火炉下部モジュールと、前記後部煙道モジュールに連
    結された空気予熱器・脱硝モジュールとを具えたことを
    特徴とするセパレート型ボイラプラント。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセパレート型ボイラプラ
    ントにおいて、前記左右のサイドモジュールは、門型形
    状をなすと共に連結材により互いに連結された左右のコ
    ア鉄骨に支持されたことを特徴とするセパレート型ボイ
    ラプラント。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のセパレート型ボイラプラ
    ントにおいて、前記上部大梁は、各端部が前記左右のコ
    ア鉄骨に連結部材により締結されたことを特徴とするセ
    パレート型ボイラプラント。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のセパレート型ボイラプラ
    ントにおいて、前記後部煙道モジュールは一次過熱器管
    と一次再熱器管と節炭器管とを有する一方、前記火炉上
    部モジュールは二次過熱器管と二次再熱器管とを有し、
    前記後部煙道モジュールは前記一次再熱器管及び前記節
    炭器管の前壁部にて前記火炉上部モジュールと分割され
    ていることを特徴とするセパレート型ボイラプラント。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のセパレート型ボイラプラ
    ントにおいて、前記火炉上部モジュールと前記後部煙道
    モジュールの中間部に位置する前記上部大梁は、該火炉
    上部モジュール側の梁部材と該後部煙道モジュール側の
    梁部材とが相互に締結されてなることを特徴とするセパ
    レート型ボイラプラント。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のセパレート型ボイラプラ
    ントにおいて、前記梁部材はC型組立材であって、該一
    対のC型組立材の背面が密着した状態で締結されてI型
    断面の前記上部大梁を構成することを特徴とするセパレ
    ート型ボイラプラント。
  7. 【請求項7】 互いに連結されてダクト配管系を有する
    左右のサイドモジュールと、火炉上部モジュールと、後
    部煙道モジュールと、火炉下部モジュールと、空気予熱
    器・脱硝モジュールとをそれぞれ分割独立して製造し、
    該各モジュールをボイラプラント建設場所へ搬送し、ま
    ず、前記左右のサイドモジュールを略平行をなして立設
    すると共に互いに連結し、次に、該左右のサイドモジュ
    ール間に前記火炉上部モジュールを搬入し、所定の高さ
    まで吊り上げて複数の上部大梁から吊下げ支持し、続い
    て、前記左右のサイドモジュール間に前記後部煙道モジ
    ュールを搬入し、所定の高さまで吊り上げて複数の上部
    大梁から吊下げ支持すると共に、前記火炉上部モジュー
    ルの後部に連結し、更に、前記火炉上部モジュールの下
    方に前記火炉下部モジュールを搬入し、所定の高さまで
    吊り上げて該火炉上部モジュールの下部に連結し、最後
    に、前記空気予熱器・脱硝モジュールを搬入して前記後
    部煙道モジュールに連結することを特徴とするセパレー
    ト型ボイラプラントの建設工法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のセパレート型ボイラプラ
    ントの建設工法において、門型形状をなすと共に連結材
    により互いに連結された左右のコア鉄骨を立設し、該コ
    ア鉄骨を用いて前記左右のサイドモジュールを立設する
    ことを特徴とするセパレート型ボイラプラントの建設工
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のセパレート型ボイラプラ
    ントの建設工法において、前記火炉上部モジュール及び
    前記後部煙道モジュールの上部には予め前記上部大梁が
    複数装着され、該各モジュールを吊り上げてから、該上
    部大梁の各端部を前記左右のコア鉄骨に連結部材により
    締結したことを特徴とするセパレート型ボイラプラント
    の建設工法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のセパレート型ボイラプ
    ラントの建設工法において、前記火炉上部モジュールの
    後部と前記後部煙道モジュールの前部にC型組立材を装
    着し、該各モジュールを吊り上げてから、該各C型組立
    材同志をその背面が密着した状態で締結することで、I
    型断面の前記上部大梁を構成することを特徴とするセパ
    レート型ボイラプラントの建設工法。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のセパレート型ボイラプ
    ラントの建設工法において、前記空気予熱器・脱硝モジ
    ュールは輸送台車に搭載されて搬入され、所定位置にて
    下降することで、脚部を建設場所に予め設置されたガイ
    ドに貫入して位置決めすることを特徴とするセパレート
    型ボイラプラントの建設工法。
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