JP2002211295A - 車両用シート支持機構 - Google Patents

車両用シート支持機構

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JP2002211295A JP2001011119A JP2001011119A JP2002211295A JP 2002211295 A JP2002211295 A JP 2002211295A JP 2001011119 A JP2001011119 A JP 2001011119A JP 2001011119 A JP2001011119 A JP 2001011119A JP 2002211295 A JP2002211295 A JP 2002211295A
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Yukifumi Yamada
幸史 山田
Tadashi Yoshida
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Masaru Wakayama
勝 若山
Yasuhiko Mori
康彦 森
Takuo Yanagihara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用シートのスライドが規制された状態で
シートバックを前傾させてテーブル等として利用するこ
とを可能にし、この前傾状態における前記シートバック
上方のスペース効率をよくすることができるとともに、
機構の小型化やコストダウンを可能にする車両用シート
支持機構を提供する。 【解決手段】 フロアレール21にスライド可能に載置さ
れたスライドユニット22には車両用シートが搭載されて
いる。スライドユニット22には、フロアレール21側と係
合することで前記スライドを規制可能なロックレバー41
と、前記規制の解除のためにロックレバー41の前記係合
を解除可能な作動リンク部材51とが設けられている。ま
た、スライドユニット22には、シートクッション12の位
置に基づいて、ロックレバー41の前記係合解除のための
第1作動部材51の作動の制限及び非制限を切換可能な第
2作動部材71が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートクッション
を着座位置と待避位置とに切換え可能な車両用シート
を、スライド可能に支持するシートスライド機構を備え
た車両用シート支持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用フロントシートを該シ
ートのシートバックの前傾(傾動)に連動して車両の前
方にスライドさせ、車室外側と車室内リアシート側との
間の乗降を容易にするための車両用シート支持機構が知
られている。この機構としては、例えば、特開平8−2
95162号公報に開示されたものがある。この機構で
は、リクライニング装置によってシートバックを前傾動
作させると、該シートバックの前傾角度に応じて(シー
トバックの傾動に連動して)、車両用シートが積載され
たアッパーレールが、フロア側に固定されたロアレール
に沿って前方にスライドするようになっている。
【0003】この機構では、前記シートバックの前傾角
度が所定の角度を超えたとき、前記車両用シートのスラ
イド規制が解除されるようになっている。そのため、例
えば、前記シートバックの後面(乗員の背中を受ける面
とは反対側の面)がほぼ水平となるまで該シートバック
を前傾させ、該後面をテーブル等として利用しようとし
ても、前記車両用シートが前記フロア側に対して固定さ
れないため、その利用が困難な状態となっていた。
【0004】このような状態を解消する構成としては、
例えば、特開平9−286264号公報に開示されたも
のが挙げられる。この構成では、シートバックを傾動さ
せるための回動中心となる軸が各車両用シートにつき2
つ(それぞれ各シートの左右側に必要な場合は各側につ
き2つ)設けられている。すなわち、この構成では、前
記軸のうちの一方を、前記シートバックをリクライニン
グさせるためのものとし、他方を、前記シートバックの
後面をテーブル等として利用する際の前記傾動のための
ものとしている。なお、前者の軸は、座部となるシート
クッション側に設けられており、後者の軸は、シートバ
ック側に設けられている。この構成によれば、前者の軸
を回動中心とする前記シートバックの傾動を、車両用シ
ートの前記スライドに連動可能とし、後者の軸を回動中
心とする前記シートバックの傾動を、前記スライドとは
非連動とすることで、前述のようなシートバック後面の
テーブル等としての利用が容易になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−286264号公報の構成では、前記シートバック
の後面をテーブル等として利用する場合に該シートバッ
クを前傾させた際には、次に述べるような不都合が発生
する。すなわち、この前傾の際には、前記スライドと非
連動とされた前記傾動のための軸が、連動可能とされた
前記傾動のためのもう一方の軸の上方に配置された状態
となる。つまり、前記シートバックが、前記シートクッ
ションの上方に配置された状態となるため、これが車室
内における該シートバック上方のスペース効率の悪化の
原因となっていた。また、この構成では、前記軸が複数
設けられているため、これが機構の小型化やコストダウ
ンを阻害する原因となっていた。
【0006】本発明の目的は、車両用シートのスライド
が規制された状態でシートバックを前傾させてテーブル
等として利用することを可能にし、この前傾状態におけ
る前記シートバック上方のスペース効率をよくすること
ができるとともに、機構の小型化やコストダウンを可能
にする車両用シート支持機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、シートクッションを着
座位置と待避位置とに切換え可能な車両用シートを、ス
ライド可能に支持するシートスライド機構と、該シート
のスライドの規制及び規制解除を可能にするスライド制
御部材と、前記シートのシートバックの傾動と連動し、
前記スライド制御部材による前記シートのスライドの規
制及び規制解除を切換える第1作動部材とを有する車両
用シート支持機構であって、前記シートクッションの位
置に基づいて、前記第1作動部材の切換えを、制限及び
非制限とする第2作動部材を備えたことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、シートクッショ
ンを着座位置と待避位置とに切換え可能な車両用シート
を、スライド可能に支持するシートスライド機構と、該
シートのスライドの規制及び規制解除を可能にするスラ
イド制御部材と、前記シートのシートバックの傾動と連
動し、前記スライド制御部材による前記シートのスライ
ドの規制及び規制解除を切換える第1作動部材とを有す
る車両用シート支持機構であって、前記シートを前記ス
ライド制御部材によるスライド規制状態からスライド規
制解除状態にするための前記第1作動部材の切換えを、
前記シートクッションの位置に基づいて、制限及び非制
限とする第2作動部材を備えたことを要旨とする。
【0009】これらの発明によれば、シートクッション
の位置に基づいて、シートバックの傾動と車両用シート
のスライドとを連動させたりさせなかったりすることが
可能になる。したがって、例えば、前記車両用シートの
前記スライドが規制された状態で、前記シートバックを
前傾させてテーブル等として利用することができるよう
になる。また、例えば、前記シートクッションを着座位
置とは別の待避位置側に移動させることで、前記シート
バックの傾動と前記車両用シートのスライドとを非連動
な状態とすることが可能になる。つまり、前記シートク
ッションが前記待避位置に配置されるとともに前記車両
用シートの前記スライドが規制された状態で、前記シー
トクッションが着座可能な状態にある場合に配置される
べき場所に前記シートバックを傾動(前傾)させて配置
することが可能になる。したがって、着座可能な位置に
配置された状態のシートクッション上にシートバックを
前傾させて配置した場合に比較して、前傾して配置され
たシートバックの位置が低くなるため、このシートバッ
クの上方のスペースを広く確保することが可能になる。
また、シートバックの傾動に連動して車両用シートをス
ライド可能な状態とするヒンジ機構と、該スライドが規
制された状態のまま前記シートバックを傾動させ得るヒ
ンジ機構とを別個に設ける必要がなくなる。つまり、車
両用シート支持機構の小型化及びコストダウンが可能に
なる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記第2作動部材は、前記シ
ートクッションが前記着座位置に配置された状態では、
前記シートのスライドの規制解除を行うべく前記第1作
動部材の切換えを非制限にすることを要旨とする。
【0011】この発明によれば、シートクッションが着
座位置に配置された状態では、シートバックが前傾され
た状態で車両用シートをスライドさせることができるよ
うになる。これによれば、前記車両用シートの後方側と
車室外側との間の乗降が容易になる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の発明において、前記第2作動部材
は、前記シートクッションが前記待避位置に配置された
状態では、前記シートを前記スライド制御部材によるス
ライド規制状態からスライド規制解除状態にするための
前記第1作動部材の切換えを、制限することを要旨とす
る。
【0013】この発明によれば、シートクッションが待
避位置に配置された状態では、シートバックが前傾され
た状態であっても、車両用シートの前記スライドが規制
された状態とすることができるようになる。これによれ
ば、前記シートバックを前傾させてテーブル等として利
用することが容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図6に従って説明する。図1に示すように、車両用シ
ート11は、シートクッション12、シートバック13
及び該シートバック13に着脱可能に装着されたヘッド
レスト14とを備えている。図1に略示するように、シ
ートクッション12は、車両用シート支持機構15に対
して回動可能に設けられている。シートクッション12
は、該シートクッション12の前方(図1では左側)の
底面側が車両用シート支持機構15の前端部に軸支され
ている。本実施形態では、シートクッション12を、着
座位置(図1(a)におけるシートクッション12の配
置位置)から、待避位置(図1(b),(c)における
シートクッション12の配置位置)に、前記回動によっ
て待避させることができるようになっている。また、シ
ートクッション12を、前記待避位置から前記着座位置
に前記回動によって復帰させることもできるようになっ
ている。
【0015】図1に略示するように、シートバック13
は、車両用シート支持機構15に対して傾動可能に設け
られている。シートバック13は、該シートバック13
の下方側が車両用シート支持機構15の後端側に軸支さ
れている。シートバック13は、後述するリクライニン
グ装置16(図2〜図5のみに図示)によって、車室内
フロア面に対する該シートバック13の傾斜角度を変更
できるようになっている。図1(c)に示すように、シ
ートクッション12を前記待避位置に待避させた状態で
は、ヘッドレスト14を取り外した状態のシートバック
13を、該シートバック13の後面(乗員の背中を受け
る面とは反対側の面)がほぼ水平となるまで前傾させる
ことができるようになっている。この状態では、シート
クッション12が着座可能な状態にあるときに該シート
クッション12が配置されるべき場所にシートバック1
3が前傾されて配置された状態になっている。シートバ
ック13の前記後面には、図示しないトレイが装着され
ており、これをテーブル等として利用することができる
ようになっている。
【0016】また、車両用シート11は、シートクッシ
ョン12が前記着座位置に配置された状態では、シート
バック13が所定の傾斜角度を超えて前傾したときに車
両用シート11を前方にスライドさせ得る構造となって
いる。これにより、車両用シート11の後方側と車室外
側との間の乗降が容易になるようになっている。
【0017】次に、車両用シート支持機構15について
詳述する。なお、本実施形態の車両用シート支持機構1
5は、車両用シート11の左右両サイドにそれぞれほぼ
同一の構造のものが設けられている。したがって、この
説明においては、一方の車両用シート支持機構15につ
いてのみ説明することとし、他方についてはその説明を
省略する。
【0018】図2〜図5に示すように、車両用シート支
持機構15は、前記フロア面に固定されたフロアレール
21と、スライドユニット22とを備えている。フロア
レール21は、車両前後方向に沿って延びるように配設
されている。フロアレール21には、下方に延びる略矩
形状の複数の歯部23aによって構成されたラック23
が設けられている。各歯部23aはそれぞれ同形状に形
成されている。
【0019】スライドユニット22は、前述のリクライ
ニング装置16と、該リクライニング装置16が固定さ
れるベース部となるスライダ24とからなっている。リ
クライニング装置16は、スライダ24に固定されたリ
クライナ脚部25と該リクライナ脚部25に対して支軸
26を回動中心として回動可能に設けられたシートバッ
ク保持部27とを備えている。シートバック保持部27
には、前述のシートバック13が固定されており(図2
〜図5では図示なし)、図示しないリクライニング操作
ハンドルなどにより、前記シートバック13を支軸26
を回動中心としてリクライニング動作(傾動)させるこ
とができるようになっている。
【0020】前述のシートクッション12は、スライダ
24側に回動可能に設けられている。スライダ24は、
フロアレール21に対して、該フロアレール21に沿っ
て車両前後方向にスライド可能に、かつ、該フロアレー
ル21から外れないように係合した状態で載置されてい
る。
【0021】図2〜図6に示すように、スライダ24
は、スライダベース31を備えている。スライダベース
31は、平面状のスライダベースプレート部32と、フ
ロアレール21との係合部分として該スライダベースプ
レート部32の下端部に形成されたスライダレール部3
3と、スライダベースプレート部32の上端稜線に沿っ
て設けられた補強部34とで構成されている。
【0022】なお、フロアレール21及びスライダベー
ス31によって、車両用シート11をスライド可能に支
持するシートスライド機構が構成されている。スライダ
ベースプレート部32には、スライド制御部材としての
ロックレバー41がピン42を回動中心として回動可能
に設けられている。
【0023】ロックレバー41のピン42よりも後方側
の端部には、ラック23の歯部23aに係合可能な溝が
形成されたラック係止部43が、該ロックレバー41を
構成する板材を折り曲げることで形成されている。ロッ
クレバー41は、ラック係止部43がスライダベースプ
レート部32に形成された逃げ孔44に貫挿された状態
で配置されている。ラック係止部43は、スライダベー
スプレート部32を挟んで該ラック係止部43の基端部
とは反対側に位置する先端部側がラック23の歯部23
aと係合し得るようになっている。ラック係止部43
は、ロックレバー41の前記回動に伴って、ほぼ上下方
向に往復動し得るようになっている。ロックレバー41
は、該ロックレバー41のラック係止部43の上方の部
分とスライダベースプレート部32の補強部34とを繋
ぐように架設されたラック係止バネ45(図6のみに図
示)によって、ラック係止部43がラック23の歯部2
3aと係合する方向(上方)に付勢されている。ラック
係止部43がラック23の歯部23aと係合した状態で
は、スライダ24のフロアレール21に対する前記スラ
イドが規制され、車両用シート11の車両前後方向への
前記スライドが規制されるようになっている。
【0024】ロックレバー41のピン42よりも前方側
の先端部には、図示しないスライドハンドルを該ロック
レバー41に固定するためのハンドル固定部46(図6
のみに図示)が形成されている。スライダ24は、前記
スライドハンドルの操作によってロックレバー41が回
動され、ラック係止部43とラック23の歯部23aと
の係合が解除されると、フロアレール21に沿ってスラ
イドし得るようになっている。このとき、車両用シート
11はシートクッション12の配置位置に関係なく車両
前後方向にスライド可能な状態となっている。
【0025】ラック係止部43とラック23の歯部23
aとの係合が解除される方向へのロックレバー41の回
動は、スライダベースプレート部32に形成された長孔
47と、該長孔47に貫挿されるとともにロックレバー
41にカシメ固定されたピン48との当接によって規制
されるようになっている。
【0026】また、ロックレバー41のラック係止部4
3の上方の部分には、後述する第1作動部材51にカシ
メ固定されたピン52と当接可能な被押接部53が形成
されている。
【0027】スライダベースプレート部32には、ブラ
ケットベース54が固定されている。ブラケットベース
54は、その大部分がスライダベースプレート部32と
平行な平面状に形成されたセンタープレート部55を備
えている。
【0028】スライダベースプレート部32とセンター
プレート部55との間には、両者によって両端側が支持
された支軸56を回動中心として、前述の第1作動部材
51が回動可能に配設されている。第1作動部材51に
は、回動中心側を基端として延びる第1アーム部57及
び第2アーム部58が形成されている。第1アーム部5
7の先端側には、前述のピン52がカシメ固定されてい
る。ピン52は、スライダベースプレート部32に形成
された円弧状の長孔59に貫挿された状態で第1アーム
部57に固定されている。第1作動部材51は、コイル
部分が支軸56に装着された捻りコイルバネ60によっ
て、ピン52がロックレバー41の被押接部53から遠
ざかる方向に回動するように付勢されている。第1作動
部材51のこの方向への回動は、ピン52と長孔59と
の当接によって規制されるようになっている。また、第
2アーム部58の先端側には、ピン61がカシメ固定さ
れている。ピン61に外力が作用することにより第1作
動部材51が回動してピン52が被押接部53を押圧す
ると、ロックレバー41は、ラック係止部43とラック
23の歯部23aとの係合を解除する方向に回動し得る
ようになっている。このロックレバー41の回動によ
り、ラック係止部43とラック23の歯部23aとの係
合解除が可能になる。すなわち、第1作動部材51は、
その回動により、ロックレバー41による車両用シート
11の前記スライドの規制及び規制解除を切換えること
ができるようになっている。
【0029】センタープレート部55のスライダベース
プレート部32と対向する側とは反対側の面上には、第
2作動部材71が、該面に沿って移動可能な状態で配設
されている。第2作動部材71の後端部には、センター
プレート部55にほぼ前後方向に延びるように形成され
たガイド長孔72に貫挿されたガイドピン73がカシメ
固定されている。ガイド長孔72の幅はガイドピン73
のガイド長孔72と対応する部分の外径とほぼ等しい大
きさに設定されている。ガイド長孔72は、その前後方
向における中間部が前端部よりも下方に位置するように
湾曲した状態で形成されている。第2作動部材71は、
ガイドピン73がガイド長孔72に沿って往復動し得る
ように配置されている。
【0030】第2作動部材71のガイドピン73よりも
前方の部分には、略V字状に形成された連結長孔74が
設けられている。連結長孔74は、ほぼ前後方向に延び
るように形成された第1長孔部76と、該第1長孔部7
6の後端部から上方、且つ、やや該第1長孔部76の前
端側に向けて延びるように延長形成された第2長孔部7
7とからなっている。つまり、第1長孔部76の後端部
と第2長孔部77の下端部とは共通なスペースとなって
いる。
【0031】前述の第1作動部材51のピン61は、こ
の連結長孔74と、センタープレート部55において支
軸56を中心とする円弧状に形成された長孔75とに貫
挿された状態で第1作動部材51に固定されている。第
1長孔部76及び第2長孔部77の幅はピン61の連結
長孔74に対応する部分の外径とほぼ等しい大きさに設
定されている。第1長孔部76は、その前後方向におけ
る中間部が後端部よりもやや上方に位置するように湾曲
した状態で形成されている。第2長孔部77の奥端(上
端)は、ピン61の連結長孔74に対応する部分の外径
とほぼ等しい大きさの内径に設定された円弧状を呈する
ように形成されている。ピン61は、連結長孔74に沿
って第2作動部材71に対して相対移動し得る状態にな
っている。
【0032】第2作動部材71は、該第2作動部材71
において第1長孔部76の前記中間部の下方の部分に設
けられたバネ掛け部78と、ブラケットベース54の前
端部に設けられたバネ掛け部79とを繋ぐように架設さ
れた引っ張りバネ80によって前方かつ上方に付勢され
ている。
【0033】第2作動部材71における連結長孔74の
上方の部分にはピン基台部81が設けられ、該ピン基台
部81には、シートクッション12の底面側に当接可能
な当接ピン82が立設されている。
【0034】図2〜図5に示すように、第2作動部材7
1におけるガイドピン73と連結長孔74との間の部分
には、ワイヤピン83が立設され、該ワイヤピン83に
は、ワイヤ84の一端が連結されている。ワイヤ84
は、ブラケットベース54の後端部とリクライナ脚部2
5とに設けられたワイヤガイド保持部85,86によっ
てその両端が保持されたチューブ状のワイヤガイド87
に案内されている。ワイヤ84の他端は、リクライニン
グ装置16に設けられたプルレバー88に連結されてい
る。プルレバー88はリクライニング装置16の支軸2
6を回動中心として回動可能に設けられている。プルレ
バー88には、支軸26側を基端とする第1アーム89
及び第2アーム90が形成されている。前述のワイヤ8
4の他端は、この第2アーム90の先端部に連結されて
いる。第1アーム89の先端部には、前述のシートバッ
ク保持部27に形成されたフック91に当接可能な被押
接部92が形成されている。フック91は、シートバッ
ク13の支軸26を回動中心とした前傾動作における傾
斜角度が所定の角度を超えたとき、被押接部92に当接
してプルレバー88を図2〜図5における反時計回り方
向に回動し得るようになっている。第2作動部材71
は、この回動によってワイヤ84の他端が第2アーム9
0に引っ張られることでワイヤピン83が引かれ、後方
に移動され得るようになっている。
【0035】図2に示すように、フック91がプルレバ
ー88の被押接部92を押圧していない状態でシートク
ッション12が前記着座位置にあるときには、第2作動
部材71がバネ80によって前方側に引き寄せられると
ともに当接ピン82がシートクッション12に当接して
下方に押圧された状態になっている。この状態では、第
1作動部材51のピン61が第2作動部材71の第2長
孔部77の奥端側に配置されるように第2作動部材71
が配置されるようになっている。このとき、第1作動部
材51のピン52はロックレバー41の被押接部53を
押圧していない状態となっており、ロックレバー41の
ラック係止部43とラック23とが係合して車両用シー
ト11の車両前後方向へのスライドが規制された状態と
なっている。
【0036】図3に示すように、図2の状態から、シー
トバック13(図3では図示を省略)が前傾されると、
フック91によってプルレバー88が前記反時計回り方
向に回動され、ワイヤ84によって第2作動部材71が
後方側に引き寄せられるようになっている。このとき、
ガイドピン73がガイド長孔72に沿って案内されると
ともに、第2長孔部77の奥端部がピン61を押圧した
状態で第1作動部材51を前記反時計回り方向に回動さ
せるようになっている。この回動により、ロックレバー
41の被押接部53がピン52に押圧されて回動され、
ラック係止部43とラック23の歯部23aとの係合が
解除され、車両用シート11の前記スライドの規制が解
除されるようになっている。すなわち、第2作動部材7
1は、シートクッション12が前記着座位置に配置され
た状態では、車両用シート11の前記スライドの規制解
除を行うべく、該シート11をロックレバー41による
スライド規制状態からスライド規制解除状態にするため
の第1作動部材51の切換えを非制限にする。この状態
では、車両用シート11は、図示しないスプリングの付
勢力により、前方に向けてスライドされるようになって
いる。
【0037】図2の状態から、シートクッション12を
前記待避位置に配置した場合には、図4に示すように、
前述のシートクッション12による当接ピン82の下方
への押圧がなくなることから、第2作動部材71がバネ
80によって上方側に引き寄せられるようになってい
る。この状態では、第1作動部材51のピン61が第2
作動部材71の第2長孔部77の下端側(すなわち第1
長孔部76の後端側)に配置されるように第2作動部材
71が配置されるようになっている。このとき、第1作
動部材51のピン52はロックレバー41の被押接部5
3を押圧していない状態となっており、ロックレバー4
1のラック係止部43とラック23の歯部23aとが係
合して車両用シート11の車両前後方向へのスライドが
規制された状態となっている。
【0038】図4の状態から、シートバック13(図5
では図示を省略)が前傾されると、図5に示すように、
フック91によってプルレバー88が前記反時計回り方
向に回動され、ワイヤ84によって第2作動部材71が
後方側に引き寄せられるようになっている。この状態で
は、ガイドピン73がガイド長孔72に沿って案内され
るとともに、ピン61が第1長孔部76に沿って前端側
に相対移動するように第2作動部材71が後方に移動す
るようになっている。このとき、ピン61は第2作動部
材71によって押圧されないようになっている。そのた
め、この状態では、第1作動部材51は回動されないよ
うになっている。この状態では、ピン52がロックレバ
ー41の被押接部53を押圧せず、ロックレバー41の
ラック係止部43とラック23の歯部23aとが係合し
た状態が保持されている。すなわち、第2作動部材71
は、シートクッション12が前記待避位置に配置された
状態では、車両用シート11をロックレバー41による
スライド規制状態からスライド規制解除状態にするため
の第1作動部材51の切換えを、制限する。したがっ
て、シートバック13の前記後面がほぼ水平となるまで
シートバック13が前傾されていても、車両用シート1
1の車両前後方向へのスライドが規制された状態が保持
される。
【0039】本実施形態では、以下のような効果を得る
ことができる。 (1) 第2作動部材71が、車両用シート11をロッ
クレバー41によるスライド規制状態からスライド規制
解除状態にするための第1作動部材51の切換えを、シ
ートクッション12の位置に基づいて、制限及び非制限
とするようにした。これによれば、シートクッション1
2の位置に基づいて、シートバック13の傾動と車両用
シート11の車両前後方向へのスライドとを連動させた
りさせなかったりすることが可能になる。したがって、
例えば、車両用シート11の前記スライドが規制された
状態で、シートバック13を前傾させてテーブル等とし
て利用することができるようになる。また、シートクッ
ション12を着座位置とは別の待避位置側に移動させる
ことで、シートバック13の傾動と車両用シート11の
スライドとを非連動な状態とすることが可能になる。つ
まり、シートクッション12が前記待避位置に配置され
るとともに車両用シート11の前記スライドが規制され
た状態で、シートクッション12が着座可能な状態にあ
る場合に配置されるべき場所にシートバック13を傾動
(前傾)させて配置することが可能になる。したがっ
て、着座可能な位置に配置された状態のシートクッショ
ン上にシートバックを前傾させて配置した場合に比較し
て、前傾して配置されたシートバックの位置が低くなる
ため、このシートバックの上方のスペースを広く確保す
ることが可能になる。また、シートバックの傾動に連動
して車両用シートを車両前後方向にスライド可能な状態
とするヒンジ機構と、該スライドが規制された状態のま
ま前記シートバックを傾動させ得るヒンジ機構とを別個
に設ける必要がなくなる。つまり、車両用シート支持機
構の小型化及びコストダウンが可能になる。
【0040】(2) シートクッション12が前記着座
位置に配置された状態では、第2作動部材71が、車両
用シート11のスライドの規制解除を行うべく第1作動
部材51の切換えを非制限にするようにした。これによ
れば、シートクッション12が前記着座位置に配置され
た状態では、シートバック13が前傾された状態で車両
用シート11を前記スライドさせることができるように
なり、車両用シート11の後方側と車室外側との間の乗
降が容易になる。
【0041】(3) シートクッション12が前記待避
位置に配置された状態では、第2作動部材71が、車両
用シート11をロックレバー41によるスライド規制状
態からスライド規制解除状態にするための第1作動部材
51の切換えを、制限するようにした。これによれば、
シートクッション12が前記待避位置に配置された状態
では、シートバック13が前傾された状態であっても、
車両用シート11の前記スライドが規制された状態とす
ることができるようになる。したがって、シートバック
13の前記後面のテーブル等としての利用が容易にな
る。
【0042】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、以下の様態としてもよい。 ・ 前記実施形態では、車両用シート11の前記スライ
ドの規制が解除された状態において該車両用シート11
がスプリングの付勢力によって前方に向けてスライドさ
れ得るように構成されているが、車両用シート11は前
記スプリングなどによって付勢されていなくてもよい。
【0043】・ 前記実施形態では、第2作動部材71
は、ワイヤ84及びプルレバー88によって後方側に移
動されるようにしたが、ワイヤ84及びプルレバー88
に代えて、ロッドなどで構成されたリンクを使用するよ
うにしてもよい。
【0044】・ 前記実施形態では、第2作動部材71
の当接ピン82はシートクッション12の底面側に当接
するようにしたが、シートクッション12の前記底面側
以外の部分に当接するようにしてもよい。例えば、シー
トクッション12に当接片を突設し、これと当接ピン8
2とが当接するようにしてもよい。
【0045】・ シートクッション12は、車両用シー
ト支持機構15に対して、着脱可能に設けられていても
よい。シートクッション12を車両用シート支持機構1
5から取り外して、別の場所に保管するようにすれば、
図1(c)のように待避位置に配置されたシートクッシ
ョン12が上方に突出するような状態を回避することが
できる。
【0046】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 (1) 車両前後方向に延びるように車室内フロア面側
に固定されたフロアレールにシートバックの傾動に連動
してスライド可能に載置されるとともに、シートクッシ
ョンを着座位置とは別の待避位置に待避させることが可
能な車両用シートが搭載されたスライドユニットと、該
スライドユニットに回動可能に設けられるとともに前記
フロアレール側と係合することで該スライドユニットの
前記スライドを規制可能なロックレバーと、前記スライ
ドの規制解除のために前記ロックレバーを回動させて前
記係合を解除させることが可能な第1作動部材と、前記
車両用シートのシートクッションの位置に基づいて、前
記規制解除のための前記ロックレバーの回動のための前
記第1作動部材の作動の制限及び非制限を切換え可能な
第2作動部材とを備えた車両用シート支持機構。
【0047】(2) 前記第2作動部材は、前記シート
クッションが前記着座位置に配置された状態では、前記
シートクッションに押圧されて、前記第1作動部材を作
動させ得るように配置される技術的思想(1)に記載の
車両用シート支持機構。
【0048】(3) 前記第2作動部材は、前記シート
クッションが前記待避位置に配置された状態では、前記
シートクッションに押圧されず、前記第1作動部材を作
動させ得ないように配置される技術的思想(1)または
(2)に記載の車両用シート支持機構。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、車両用シート支持機構において、車
両用シートのスライドが規制された状態でシートバック
を前傾させてテーブル等として利用することが可能にな
り、この前傾状態における前記シートバック上方のスペ
ース効率がよくなるとともに、該機構自体の小型化やコ
ストダウンが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の車両用シート及び車両用シート支
持機構の概要図。
【図2】同じく車両用シート支持機構の要部を示す側面
構成図。
【図3】同じく車両用シート支持機構の要部を示す側面
構成図。
【図4】同じく車両用シート支持機構の要部を示す側面
構成図。
【図5】同じく車両用シート支持機構の要部を示す側面
構成図。
【図6】同じくスライダの概要を示す分解斜視図。
【符号の説明】
11…車両用シート、12…シートクッション、13…
シートバック、15…車両用シート支持機構、21…シ
ートスライド機構を構成するフロアレール、22…スラ
イドユニット、31…シートスライド機構を構成するス
ライダベース、41…スライド制御部材としてのロック
レバー、51…第1作動部材、71…第2作動部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 幸史 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 吉田 糾 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 名倉 幹人 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 若山 勝 岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町6丁目455番 地 岐阜車体工業 株式会社内 (72)発明者 森 康彦 岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町6丁目455番 地 岐阜車体工業 株式会社内 (72)発明者 柳原 卓夫 岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町6丁目455番 地 岐阜車体工業 株式会社内 Fターム(参考) 3B087 BA02 BB02 BC04 BC08 BC09 BD01 CB14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションを着座位置と待避位置
    とに切換え可能な車両用シートを、スライド可能に支持
    するシートスライド機構と、 該シートのスライドの規制及び規制解除を可能にするス
    ライド制御部材と、 前記シートのシートバックの傾動と連動し、前記スライ
    ド制御部材による前記シートのスライドの規制及び規制
    解除を切換える第1作動部材とを有する車両用シート支
    持機構であって、 前記シートクッションの位置に基づいて、前記第1作動
    部材の切換えを、制限及び非制限とする第2作動部材を
    備えた車両用シート支持機構。
  2. 【請求項2】 シートクッションを着座位置と待避位置
    とに切換え可能な車両用シートを、スライド可能に支持
    するシートスライド機構と、 該シートのスライドの規制及び規制解除を可能にするス
    ライド制御部材と、 前記シートのシートバックの傾動と連動し、前記スライ
    ド制御部材による前記シートのスライドの規制及び規制
    解除を切換える第1作動部材とを有する車両用シート支
    持機構であって、 前記シートを前記スライド制御部材によるスライド規制
    状態からスライド規制解除状態にするための前記第1作
    動部材の切換えを、前記シートクッションの位置に基づ
    いて、制限及び非制限とする第2作動部材を備えた車両
    用シート支持機構。
  3. 【請求項3】 前記第2作動部材は、前記シートクッシ
    ョンが前記着座位置に配置された状態では、前記シート
    のスライドの規制解除を行うべく前記第1作動部材の切
    換えを非制限にする請求項1または2に記載の車両用シ
    ート支持機構。
  4. 【請求項4】 前記第2作動部材は、前記シートクッシ
    ョンが前記待避位置に配置された状態では、前記シート
    を前記スライド制御部材によるスライド規制状態からス
    ライド規制解除状態にするための前記第1作動部材の切
    換えを、制限する請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    車両用シート支持機構。
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