JP2002210897A - ポリオレフィン多層フィルム及び包装体 - Google Patents

ポリオレフィン多層フィルム及び包装体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】包装時における低温ヒートシール性に優れ、且
つヒートシール部の易開封性に優れた包装用に適したポ
リオレフィン多層フィルム及びツイスト包装の製袋品の
溶断シール部並びにガゼットシール部の融着強度の低下
を招かずに、低温熱融着性及び易開封性に優れたポリオ
レフィン多層フィルムを提供する。 【解決手段】融点が120〜150℃のプロピレン・α
−オレフィンランダム共重合体(A)20〜80重量%
とブテン重合体(B)80〜20重量%とから得られう
る熱融着層及びプロピレン重合体(C)層から構成され
ることを特徴とする低温熱融着性及び易開封性に優れた
ポリオレフィン多層フィルム及び当該ポリオレフィン多
層フィルムに被包装物が封入され、ポリオレフィン多層
フィルム包装体のツイスト部の上部若しくは下部を熱融
着してなる包装体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温熱融着性及び
易開封性に優れた包装用、中でもパン包装用に好適なポ
リオレフィン多層フィルム及びそれを用いた包装体に関
する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共
重合体あるいはプロピレン・α−オレフィンランダム共
重合体等の熱融着層を備えた無延伸ポリプロピレンの単
層若しくは多層フィルムは、透明性、光沢性、剛性等に
優れ、菓子、パン、野菜等の食品、あるいはシャツ、ズ
ボン、下着等の衣料品を始め日用品等のあらゆる分野の
製品の包装材料として広く使用されている。かかる包装
用フィルムに求められる性能として近年特に、実包装ラ
インの高速化に伴う低温でのヒートシール性、暖かい温
度で溶融し易いチョコレート製品包装用に適した低温ヒ
ートシール性あるいは高齢化社会(バリアフリー)にお
ける易開封性が要求されている。一方、パン包装につい
て多用されているツイスト包装はその構造上、輸送ある
いはコンビニ、スーパー等の棚に陳列時に、ツイスト上
部に埃や虫等が紛れ込んだ場合、開封時に埃等が内部に
落下する虞があることから、ツイスト上部若しくは下部
を熱融着した包装体が開発されている。
【0003】しかしながら、従来使用されている無延伸
ポリプロピレンの単層あるいは多層フィルムは低温熱融
着性と易開封性のバランスに欠けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、包装
時における低温ヒートシール性に優れ、且つヒートシー
ル部の易開封性に優れた包装用に適したポリオレフィン
多層フィルムを得ると共に、ツイスト包装の製袋品の溶
断シール部並びにガゼットシール部の融着強度の低下を
招かずに、低温熱融着性及び易開封性に優れた包装用ポ
リオレフィン多層フィルムを得ることを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【発明の概要】すなわち本発明は、融点が120〜15
0℃のプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体
(A)20〜80重量%とブテン重合体(B)80〜2
0重量%とから得られうる熱融着層及びプロピレン重合
体(C)層から構成されることを特徴とする低温熱融着
性及び易開封性に優れた包装用、中でもパン包装用に好
適なポリオレフィン多層フィルム、更には基材層が積層
されたポリオレフィン多層フィルム及びそれらポリオレ
フィン多層フィルムに被包装物が封入され、ポリオレフ
ィン多層フィルム包装体のツイスト部の上部若しくは下
部を熱融着してなる包装体に関する。
【0006】
【発明の具体的説明】プロピレン・α−オレフィンラン
ダム共重合体(A) 本発明に係わるプロピレン・α−オレフィンランダム共
重合体(A)は、融点が120〜150℃、好ましくは
125〜147℃の範囲にある。かかる範囲にあるプロ
ピレン・α−オレフィンランダム共重合体(A)は、通
常プロピレン含有量が、98〜86重量%、好ましくは
96〜88重量%の範囲にある。プロピレンと共重合さ
れるα−オレフィンは、エチレン、1−ブテン、1−ヘ
キセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン等の
炭素数が2〜10のα−オレフィンである。中でも、エ
チレン含有量が0.5〜8重量%、好ましくは1〜6重
量%、1−ブテンが0.5〜10重量%、好ましくは1
〜8重量%のランダム共重合体が低温熱融着性、易開封
性、耐ブロッキング性のバランスに優れるので好まし
い。
【0007】又、かかるプロピレン・α−オレフィンラ
ンダム共重合体(A)のメルトフローレート(MFR)
(ASTM D 1238、温度230℃、荷重216
0g)は、フィルムとして使用できる範囲であれば特に
限定はないが、通常、1〜20g/10分、好ましくは
3〜10g/10分の範囲にある。
【0008】ブテン重合体(B) 本発明に係わるブテン重合体(B)は、1−ブテンの単
独重合体及び1−ブテンと通常30重量%以下のエチレ
ン、プロピレン等の他のα−オレフィンとの共重合体で
ある。ブテン重合体(B)はMFRがASTM D12
38 温度190℃、荷重2160gで測定した値が、
通常0.2〜20、好ましくは1〜20(g/10分)
であると、良好な押出性と熱融着層として用いる場合に
十分な機械的強度を得る上で望ましい。又、ブテン重合
体(B)は通常その融点が70〜130℃、好ましくは
70〜115℃、更に好ましくは70〜80℃の範囲に
ある。このブテン重合体(B)は、熱融着層として熱融
着層の凝集力を低下させ、包装体を剥離する際の易剥離
性を付与する効果がある。
【0009】プロピレン重合体(C) 本発明に係わるプロピレン重合体(C)は、プロピレン
の単独重合体あるいは、プロピレンとエチレン、1―ブ
テン、1−ヘキセン、4−メチルー1−ペンテン、1−
オクテン、1−デセン等の炭素数2〜10のα―オレフ
ィンとのプロピレンを主成分とするランダム若しくはブ
ロック共重合体である。共重合体の場合は、通常プロピ
レン含有量が50重量%以上、好ましくは60重量%以
上の共重合体である。単独重合体か共重合体を用いるか
は、要求される外観によって適宜選択でき、例えば、透
明な多層フィルムを得るには、単独重合体あるいはラン
ダム共重合体を選択し、不透明な多層フィルムを得るに
はブロック共重合体を夫々選択すれば良い。
【0010】かかるプロピレン重合体(C)のMFR
(ASTM D 1238、温度230℃、荷重216
0g)は、フィルムとして使用できる範囲であれば特に
限定はないが、通常、0.5〜20g/10分、好まし
くは1〜10g/10分の範囲にある。
【0011】ランダム共重合体としては、プロピレン・
α−オレフィンランダム共重合体(A)と同じ範疇の共
重合体も用い得るが、多層フィルムの剛性(腰)を保つ
ために、プロピレン含有量が98〜95重量%と比較的
プロピレン含有量が多いランダム共重合体を選択しても
良い。
【0012】ブロック共重合体は、プロピレンとエチレ
ン等のα―オレフィン、通常はエチレンとを複数の重合
反応装置で、プロピレン及びエチレンを夫々重合させる
ことにより得られるもの、別途重合したポリプロピレン
とポリエチレンとを混合したもの、あるいはそれらの組
合せによるもので、主な成分として、プロピレン重合
部、エチレン重合部、及び低結晶性若しくは非晶性のエ
チレン・プロピレン共重合体を含む共重合体である。か
かるブロック共重合体におけるプロピレン含有量は通
常、60〜90重量%の範囲にある。
【0013】又、本発明に係わるプロピレン・α−オレ
フィンランダム共重合体(A)、ブテン重合体(B)あ
るいはその組成物、プロピレン重合体(C)には、本発
明の目的を損なわない範囲で、通常用いられる酸化防止
剤、耐候安定剤、帯電防止剤、防曇剤等の添加剤あるい
は他の重合体をを必要に応じて配合することができる。
特に、アンチブロッキング剤、スリップ剤を配合するこ
とによって、フィルム成形時、ラミネート加工時、包装
作業時等における加工性や作業性を向上させることがで
きる。
【0014】ポリオレフィン多層フィルム 本発明のポリオレフィン多層フィルムは、前記融点が1
20〜150℃のプロピレン・α−オレフィンランダム
共重合体(A)20〜80重量%、好ましくは25〜7
0重量%と前記ブテン重合体(B)80〜20重量%、
好ましくは75〜30重量%とから得られうる熱融着層
及びプロピレン重合体(C)層から構成される。又、他
の態様は前記融点が120〜150℃のプロピレン・α
−オレフィンランダム共重合体(A)20〜80重量
%、好ましくは25〜70重量%と前記ブテン重合体
(B)80〜20重量%、好ましくは75〜30重量%
とから得られうる熱融着層、プロピレン重合体(C)層
及び基材層とから構成される。
【0015】熱融着層を形成する重合体成分であるプロ
ピレン・α−オレフィンランダム共重合体(A)が20
重量%未満ではフィルムの成形性、得られるフィルムの
剛性、滑性にに劣る虞があり、一方、80重量%を超え
ると、低温熱融着性に劣る虞がある。又、熱融着層には
密度が0.905〜0.940g/cmの範囲の直鎖
状低密度ポリエチレンを添加しておいても良い。
【0016】本発明のポリオレフィン多層フィルムは、
プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(A)と
ブテン重合体(B)からなる熱融着層とプロピレン重合
体(C)層とから構成されるが、プロピレン重合体
(C)層を中間層と表面層(被印刷層)に分けておいて
も良い。この場合、中間層を形成するプロピレン重合体
(C)と被印刷層を形成するプロピレン重合体(C)は
用途に応じて適宜選択でき、同一重合体であっても異な
る重合体であっても良い。
【0017】本発明に係わる基材層は、通常、包装材料
として使用されている種々材料、例えば、ポリエチレン
フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリブテンフィル
ム及びポリメチルペンテンフィルム等のポリオレフィン
フィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム及びポ
リカーボネートフィルム等のポリエステルフィルム、ナ
イロンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニル
アルコールフィルム、エチレン・ビニルアルコール共重
合体フィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体フィルム等の熱可塑性樹脂
製フィルム、アルミニューム箔、紙等が挙げられる。か
かる熱可塑性樹脂製フィルムからなる基材は無延伸であ
っても一軸あるいは二軸延伸フィルムであっても良い。
勿論、基材は1層でも2層以上としても良い。
【0018】ポリオレフィン多層フィルム全体の厚さ
は、通常20〜100μm、好ましくは20〜40μm
の範囲にあり、通常、熱融着層:2〜20μm、被印刷
層:18〜80μm、好ましくは熱融着層:2〜10μ
m、被印刷層:18〜30μmの範囲にある。中間層を
設ける場合は、通常、熱融着層:2〜20μm、中間
層:60〜96μm及び被印刷層:2〜20μm、好ま
しくは熱融着層:2〜10μm、中間層:10〜26μ
m及び被印刷層:2〜10μmの範囲にある。又、基材
層を積層する場合の基材層の厚さは、通常12〜500
μm、好ましくは12〜100μmの範囲にある。
【0019】本発明のポリオレフィン多層フィルムは種
々公知の方法で製造できる。例えば、予め熱融着層及び
被印刷層、必要に応じて中間層となるフィルムを別個に
成形した後、貼り合わせる方法、複数の押出機で各層を
形成する重合体を個別に溶融して一つのダイから多層フ
ィルムとする、所謂共押出成形法により製造できる。中
でも、共押出成形法が、多層フィルムを容易に成形で
き、且つ得られる多層フィルムも層間接着性に優れるの
で好ましい。かかる共押出成形してポリオレフィン多層
フィルムを製造する方法としては、例えば、熱融着層と
なるプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体
(A)とブテン重合体(B)とを所定の量で混合した
後、一つの押出機に投入し、他の押出機に被印刷層とな
るプロピレン重合体(C)及び必要に応じて中間層とな
るプロピレン重合体(C)を投入して多層フィルムとす
る方法、予めプロピレン・α−オレフィンランダム共重
合体(A)及びブテン重合体(B)とを所定の量で混合
して押出機等で溶融混練して組成物を得た後、上記方法
により成形する方法等が挙げられる。又、更に基材層を
プロピレン重合体(C)に積層する場合は、共押出成形
法に加え、予め熱融着層とプロピレン重合体(C)とか
らなるポリオレフィン多層フィルムを得た後、基材層に
ドライラミする方法、基材層に熱融着層とプロピレン重
合体(C)とからなるポリオレフィン多層フィルムを押
出しラミする方法等がとり得る。
【0020】本発明のポリオレフィン多層フィルムの被
印刷層となるプロピレン重合体(C)層の表面には、通
常、一般的な包装用グラビアインキで印刷されるが、必
ずしも印刷されていなくても良い。
【0021】包装体 本発明の包装体は、上記構成からなる包装用ポリオレフ
ィン多層フィルムから製造された包装袋に食パンを始め
とする菓子パン等のパン類、お菓子、スナック、おもち
ゃ、日用雑貨品等の種々の被包装物が封入され、ポリオ
レフィン多層フィルム包装体のツイスト部の上部若しく
は下部を熱融着してなる構造を有する。包装体の形状
は、被包装物の形状に合わせて種々の形状をとり得る。
例えば立方形の食パンであれば、船底タイプ、ガゼット
タイプ等の形状にすれば良い。又、包装体の側部は、通
常製袋時に溶断シールされている。
【0022】
【実施例】次に本発明を、実施例を通して説明するが、
本発明はそれら実施例によって限定されるものではな
い。
【0023】特性値は以下の方法で測定した。 (1) ヒートシール強度(N/15mm):熱融着層
面を重ね合せ、表記載の温度、幅5mmのシールバーに
より、0.2MPaの圧力で1秒間シールした後放冷し
た。これから15mm幅の試験片を切り取りクロスヘッ
ド速度500mm/minでヒートシール部を剥離し、
その強度をヒートシール強度とした。又、剥離面を観察
し、界面剥離したものを○、若干伸び剥離したものある
いは凝集剥離したものを△及びエッジ切れを起こしたも
のを×とした。 (2) 溶断強度(N/15mm):熱融着層面を重ね
合せ、その上下にセロファンを重ね、先端角度60度の
三角形であるシールバーを用い、シールバー温度を27
0℃及び300℃に設定し、0.2MPaの圧力で0.
5秒間シールした後放冷した。これから15mm幅の試
験片を切り取りクロスヘッド速度500mm/minで
ヒートシール部を剥離し、その強度を溶断強度とした。 (3)融点(℃):重合体の融点はDSCを用い、試料
を200℃で融解した後、10℃/分の降温速度で20
℃まで下げ、1分間保った後、10℃/分の昇温速度で
200℃まで加熱して測定した。なお、本実施例及び比
較例で使用した原料は次の通りである。 (1)プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体
(R−PP−1) エチレン含有量:2.2重量%、ブテンー1含有量:
1.5重量%、融点142℃、MFR7g/10分 (2)プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体
(R−PP−2) エチレン含有量:2.7重量%、ブテンー1含有量:
1.5重量%、融点138℃、MFR7g/10分 (3)プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体
(R−PP−3) エチレン含有量:3.1重量%、ブテンー1含有量:
2.5重量%、融点131℃、MFR7g/10分 (4)プロピレン単独重合体(PP) 融点163℃、MFR7g/10分 (5)ブテン重合体(PB) ブテンー1・プロピレン共重合体、プロピレン含有量:
16重量%、MFR4g/10分、融点75℃ (6)プロピレン重合体(B−PP−1) エチレン含有量:7.6重量%、非晶性エチレン・プロ
ピレンランダム共重合体量:7.6重量%、MFR6.
5g/10分 (7)プロピレン重合体(B−PP−2) エチレン含有量:26.1重量%、非晶性エチレン・プ
ロピレンランダム共重合体量:8.4重量%、MFR
4.5g/10分
【0024】実施例1 R−PP−1:30重量%とPB:70重量%とをドラ
イブレンドした熱融着層を形成するポリオレフィン組成
物と、B−PP−1:75重量%とR−PP−2:25
重量%とドライブレンドした中間層を形成するポリオレ
フィン組成物及びB−PP−2:48.5重量%とB−
PP−1:51.5重量%とドライブレンドした被印刷
層を形成するポリオレフィン組成物とを別々の押出機に
供給し、Tダイ法によって熱融着層/中間層/被印刷層
からなる構成の3層共押出フイルムを得た。フィルムの
総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着層:中間層:被
印刷層=4.5μm:21μm:4.5μmであった。
【0025】実施例2 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−1:50重量%とPB:50重量%
とをドライブレンドしたポリオレフィン組成物に代える
以外は実施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得
た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着
層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5
μmであった。
【0026】実施例3 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−2:30重量%とPB:70重量%
とをドライブレンドしたポリオレフィン組成物に代える
以外は実施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得
た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着
層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5
μmであった。
【0027】実施例4 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−2:50重量%とPB:50重量%
とをドライブレンドしたポリオレフィン組成物に代える
以外は実施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得
た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着
層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5
μmであった。
【0028】実施例5 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−2:60重量%とPB:40重量%
とをドライブレンドしたポリオレフィン組成物に代える
以外は実施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得
た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着
層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5
μmであった。
【0029】実施例6 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−3:55重量%とPB:45重量%
とをドライブレンドしたポリオレフィン組成物に代える
以外は実施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得
た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着
層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5
μmであった。
【0030】実施例7 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−3:60重量%とPB:40重量%
とをドライブレンドしたポリオレフィン組成物に代える
以外は実施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得
た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着
層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5
μmであった。
【0031】実施例8 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−3:65重量%とPB:35重量%
とをドライブレンドしたポリオレフィン組成物に代える
以外は実施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得
た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着
層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5
μmであった。
【0032】実施例9 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、PP:40重量%とPB:60重量%とをドラ
イブレンドしたポリオレフィン組成物に代える以外は実
施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得た。フィ
ルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着層:中間
層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5μmであ
った。
【0033】比較例1 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、R−PP−2:100重量%に代える以外は実
施例1と同様に行い、3層共押出フイルムを得た。フィ
ルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融着層:中間
層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.5μmであ
った。
【0034】比較例2 実施例1で用いた熱融着層を形成するポリオレフィン組
成物を、PP:100重量%に代える以外は実施例1と
同様に行い、3層共押出フイルムを得た。フィルムの総
厚は30μmで、各層の厚みは熱融着層:中間層:被印
刷層=4.5μm:21μm:4.5μmであった。
【0035】実施例10 実施例7で用いた中間層を形成するポリオレフィン組成
物をPP:100重量%、被印刷層を形成するポリオレ
フィン組成物をR−PP−2:100重量%に夫々代え
る以外は実施例7と同様に行い、3層共押出フイルムを
得た。フィルムの総厚は30μmで、各層の厚みは熱融
着層:中間層:被印刷層=4.5μm:21μm:4.
5μmであった。
【0036】実施例11 厚さ20μmのポリプロピレン二軸延伸フィルムからな
る基材層に、ウレタン系接着剤を塗布し、実施例1で得
た熱融着層/中間層/被印刷層からなる構成の3層共押
出フイルムの被印刷層をドライラミネートしてポリオレ
フィン多層フィルムを得た。
【0037】実施例12 実施例11で用いた3層共押出フイルムに代えて実施例
9で得た3層共押出フイルムを用いる以外は実施例11
と同様に行いポリオレフィン多層フィルムを得た。
【0038】実施例13 実施例11で用いた3層共押出フイルムに代えて実施例
3で得た3層共押出フイルムを用いる以外は実施例11
と同様に行いポリオレフィン多層フィルムを得た。
【0039】比較例3 実施例11で用いた3層共押出フイルムに代えて比較例
1で得た3層共押出フイルムを用いる以外は実施例11
と同様に行いポリオレフィン多層フィルムを得た。
【0040】比較例4 実施例11で用いた3層共押出フイルムに代えて、比較
例1の3層共押出フイルムのR−PP−2をR−PP−
3に代えた3層共押出フイルムを用いる以外は実施例1
1と同様に行いポリオレフィン多層フィルムを得た。
【0041】各実施例及び比較例で得られたフィルムと
被着体とのヒートシール強度の測定結果を表1及び表2
に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明の熱融着層が特定のプロピレン・
α−オレフィンランダム共重合体(A)とブテン重合体
(B)から形成されてなるポリオレフィン多層フィルム
は、溶断強度を充分維持していながら、低温熱融着性及
び易開封性に優れた特徴を有しているので、包装用フィ
ルムに好適に使用でき、又、食パンを始めとする菓子パ
ン等のパン類、お菓子、スナック、おもちゃ、日用雑貨
品等の種々の被包装物、中でも食パン等のやや重量があ
る被包装物を充填しても、側面の溶断部、あるいは底部
が破れる虞もなく、且つ包装後に、ツイスト上部若しく
は下部を低温で熱融着できるので作業性に優れる。又、
家庭等で購入者が被包装物を取出す際にも、包装袋のフ
ィルムを破ることなく、熱融着部を容易に開封できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23/20 C08L 23/20 Fターム(参考) 3E086 AD01 BA04 BA15 BB51 CA01 4F100 AK07B AK09A AK66A AL03A AL05A AT00C BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C EC03A EH20 EH202 GB15 GB23 JA04A JL12 JL14 YY00A 4J002 BB14W BB15W BB17X GF00 GG02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】融点が120〜150℃のプロピレン・α
    −オレフィンランダム共重合体(A)20〜80重量%
    とブテン重合体(B)80〜20重量%とから得られう
    る熱融着層及びプロピレン重合体(C)層からなること
    を特徴とするポリオレフィン多層フィルム。
  2. 【請求項2】融点が120〜150℃のプロピレン・α
    −オレフィンランダム共重合体(A)20〜80重量%
    とブテン重合体(B)80〜20重量%とから得られう
    る熱融着層、プロピレン重合体(C)層及び基材層から
    なることを特徴とするポリオレフィン多層フィルム。
  3. 【請求項3】ポリオレフィン多層フィルムが包装用であ
    る請求項1若しくは2記載のポリオレフィン多層フィル
    ム。
  4. 【請求項4】ポリオレフィン多層フィルムがパン包装用
    である請求項1若しくは2記載のポリオレフィン多層フ
    ィルム。
  5. 【請求項5】請求項1若しくは2に記載のポリオレフィ
    ン多層フィルムに被包装物が封入され、ポリオレフィン
    多層フィルム包装体のツイスト部の上部若しくは下部を
    熱融着してなる包装体。
  6. 【請求項6】被包装物がパンである請求項5記載の包装
    体。
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