JP2002210540A - 生型造型設備における圧縮空気の流気監視システム - Google Patents

生型造型設備における圧縮空気の流気監視システム

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JP2002210540A
JP2002210540A JP2001008224A JP2001008224A JP2002210540A JP 2002210540 A JP2002210540 A JP 2002210540A JP 2001008224 A JP2001008224 A JP 2001008224A JP 2001008224 A JP2001008224 A JP 2001008224A JP 2002210540 A JP2002210540 A JP 2002210540A
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JP
Japan
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compressed air
air tank
compressed
value
computer
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JP2001008224A
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English (en)
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Yasuo Moribe
康生 森部
Takahiro Taguchi
尊博 田口
Yasuyuki Matsushita
恭之 松下
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮空気タンク内部の不具合を予知して設備
運転の停止時に圧縮空気タンクのメンテナンスを実施で
きるようにした生型造型設備における圧縮空気の流気監
視システムを提供する。 【解決手段】 鋳物砂の予備圧縮工程における正常時の
圧縮空気タンクの騒音値及びその周波数分析値を予めコ
ンピュ−タに記憶させておき、実際の予備圧縮工程時
に、前記記憶された値と実際に発生する圧縮空気タンク
の騒音値及びその周波数分析値とを前記コンピュ−タで
比較演算し、その結果が許容範囲外である場合に異常と
して圧縮空気タンクのメンテナンス警告を発するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂「静圧鋳型造
型設備(以下、生型造型設備という)」における圧縮空
気タンクから供給される圧縮空気の流気監視システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生型造型設備では、鋳枠とパタ−
ンプレ−トとにより画成された空間内に鋳物砂を供給し
た後、圧縮空気タンクに溜められた圧縮空気を該供給さ
れた鋳物砂に対して流気通過させて鋳物砂の予備圧縮を
すると共に該予備圧縮された鋳物砂を加圧手段によりス
クイズして鋳型を造型するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、生型造型設備で
は、鋳物砂に対し圧縮空気を流気通過させて鋳物砂を予
備圧縮するが、この圧縮空気の流気通過(予備圧縮)が
造型される鋳型の良否に大きく影響することから、圧縮
空気タンク内の各部位の部品取替え、更新、清掃等のメ
ンテナンスが重要である。しかし、圧縮空気タンクは密
閉されていることからタンク内部の不具合を見つけ出す
ことが困難であり、現実には造型された鋳型の状態をみ
て異常がみられる場合に設備全体を運転停止させて、圧
縮空気タンクを分解しメンテナンスを施している。した
がって稼働運転中の設備を停止することになり、生産性
を悪くさせるという問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題に鑑みて成されたも
ので、圧縮空気タンク内部の不具合を予知して設備運転
の停止時に圧縮空気タンクのメンテナンスを実施できる
ようにした生型造型設備における圧縮空気の流気監視シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の生型造型設備における圧縮空気の流気監
視システムは、鋳枠とパタ−ンプレ−トとにより画成さ
れた空間に鋳物砂を供給した後、圧縮空気タンクに溜め
られた圧縮空気を、該供給された鋳物砂に対して流気通
過させて鋳物砂の予備圧縮をすると共に該予備圧縮され
た鋳物砂を加圧手段によりスクイズして鋳型を造型する
生型造型設備における圧縮空気の流気監視システムであ
って、前記予備圧縮工程における正常時の圧縮空気タン
クの騒音値及びその周波数分析値を予めコンピュ−タに
記憶させておき、実際の予備圧縮工程時に、前記記憶さ
れた値と実際に発生する圧縮空気タンクの騒音値及びそ
の周波数分析値とを前記コンピュ−タで比較演算し、そ
の結果が許容範囲外である場合に異常として圧縮空気タ
ンクのメンテナンス警告を発するようにしたことを特徴
とする。
【0006】また本発明の生型造型設備における圧縮空
気の流気監視システムは、前記メンテナンス警告が、コ
ンピュ−タの画面に表示されることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1において定盤状の基台1
の中央部に上向きのシリンダ2が装着してあり、シリン
ダ2のピストンロッド先端には昇降可能な昇降テ−ブル
3が固着してある。該昇降テ−ブル3の右側下面にはガ
イドロッド4が垂設してあり、ガイドロッド4は前記基
台1に装着されたホルダ−5に摺動自在にして貫通挿入
してある。
【0008】さらに前記基台1の上部四隅には支柱6、
6が立設してあり、該支柱6、6には、中段位置間に左
右方向に延びる鍔付ロ−ラコンベヤ7が、また上端間
に、中央付近に圧縮空気の吹出し口8を有する定盤状の
天井板9がそれぞれ掛け渡してある。天井板9の上面に
は、前記吹出し口8を開閉する開閉機構(図示せず)を
内装し、かつ前記天井板9とで圧縮空気タンク10を構
成するタンク設備11が設けられている。
【0009】また前記圧縮空気タンク10のほぼ中段位
置側部には複数の騒音センサ12、12が設置され(一
つの騒音センサ12が損傷しても測定が続けられるよう
にするため複数の騒音センサが設置してある)、該騒音
センサ12、12は騒音計13を介してコンピュ−タと
してのパ−ソナルコンピュ−タ14に電気的に接続され
ている。
【0010】なお該パ−ソナルコンピュ−タ14は、予
備圧縮工程における正常時の圧縮空気タンクの騒音値及
びその周波数分析値が予め記憶されていて、実際の予備
圧縮工程時に、前記記憶された値と実際に発生する圧縮
空気タンクの騒音値及びその周波数分析値とを比較演算
し、その結果が許容範囲外である場合に異常として圧縮
空気タンクのメンテナンス警告を画面に表示するように
されている。またパ−ソナルコンピュ−タ14は、生型
造型設備の稼働運転中に時々刻々と発生する圧縮空気タ
ンクの実際の騒音値及びその周波数分析値のデ−タを蓄
積することができる。
【0011】なお図中符号15は前記吹出し口8を囲む
枠体、符号16は表面にベントプラグを埋設したパタ−
ンプレ−ト、符号17は鋳枠、符号18は盛枠である。
【0012】このように構成されたものは、図1の状態
で圧縮空気タンク10内の図示されない開閉機構により
吹出し口8を開放して圧縮空気をパタ−ンプレ−ト16
と鋳枠17及び盛枠18で画成した空間に投入されてい
る鋳物砂Sに向けて吹き出す。これにより圧縮空気は鋳
物砂Sの上方から下方に流気通過してベントプラグから
排出され鋳物砂の予備圧縮を行う。
【0013】この際、実際に発生する圧縮空気タンクの
騒音値及びその周波数分析値を騒音センサ12、12及
び騒音計13を介してパ−ソナルコンピュ−タ14に送
信し、該パ−ソナルコンピュ−タ14で予め記憶されて
いる正常時の値と比較演算する。そして、その結果が許
容範囲内であれば、そのまま生型造型設備の運転を続け
るが、許容範囲外であれば、異常として圧縮空気タンク
のメンテナンス警告をパ−ソナルコンピュ−タ14の画
面に表示する。
【0014】このため、造型鋳型に異常はないが圧縮空
気タンク10内のいずれかの部位に異常が進行しつつあ
る状態でメンテナンス警告が出されることになる。した
がって、このようなメンテナンスの警告が出された場合
は、直ちに設備の運転を休止するのではなく、一日の生
産を完了した後の休止時や数日間の運転停止が可能な時
に圧縮空気タンク10のメンテナンスを行うことによ
り、鋳型造型を中止することなく計画的に圧縮空気タン
ク10の保全ができるようになる。
【0015】なお本発明の実施形態では、圧縮空気タン
ク10の騒音値及びその周波数分析値の異常をメンテナ
ンス警告としてパ−ソナルコンピュ−タ14の画面に表
示するようにしたが、ブザ−警報を鳴らして警告するよ
うにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記の説明から明らかなよう
に、鋳枠とパタ−ンプレ−トとにより画成された空間に
鋳物砂を供給した後、圧縮空気タンクに溜められた圧縮
空気を、該供給された鋳物砂に対して流気通過させて鋳
物砂の予備圧縮をすると共に該予備圧縮された鋳物砂を
加圧手段によりスクイズして鋳型を造型する生型造型設
備における圧縮空気の流気監視システムであって、前記
予備圧縮工程における正常時の圧縮空気タンクの騒音値
及びその周波数分析値を予めコンピュ−タに記憶させて
おき、実際の予備圧縮工程時に、前記記憶された値と実
際に発生する圧縮空気タンクの騒音値及びその周波数分
析値とを前記コンピュ−タで比較演算し、その結果が許
容範囲外である場合に異常として圧縮空気タンクのメン
テナンス警告を発するようにしたから、圧縮空気タンク
内の各部位の異常を予知して、設備の停止時に計画的に
圧縮空気タンクのメンテナンスを行うことができる。ま
た設備運転を突発的に停止させてしまうことがないた
め、設備の稼働率を大幅に向上させることができる。ま
た前記メンテナンス警告が、コンピュ−タの画面に表示
されるようにしたから、設備運転者及び保全担当者が早
期に、かつ容易に異常を発見できると共にその他の異常
も含めた総合的な設備管理ができる等種々の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切欠き正面図であ
る。
【符号の説明】
10 圧縮空気タンク 14 コンピュ−タ 16 パタ−ンプレ−ト 17 鋳枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳枠とパタ−ンプレ−トとにより画成さ
    れた空間に鋳物砂を供給した後、圧縮空気タンクに溜め
    られた圧縮空気を、該供給された鋳物砂に対して流気通
    過させて鋳物砂の予備圧縮をすると共に該予備圧縮され
    た鋳物砂を加圧手段によりスクイズして鋳型を造型する
    生型造型設備における圧縮空気の流気監視システムであ
    って、前記予備圧縮工程における正常時の圧縮空気タン
    クの騒音値及びその周波数分析値を予めコンピュ−タに
    記憶させておき、実際の予備圧縮工程時に、前記記憶さ
    れた値と実際に発生する圧縮空気タンクの騒音値及びそ
    の周波数分析値とを前記コンピュ−タで比較演算し、そ
    の結果が許容範囲外である場合に異常として圧縮空気タ
    ンクのメンテナンス警告を発するようにしたことを特徴
    とする生型造型設備における圧縮空気の流気監視システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記メンテナンス警告が、コンピュ−タ
    の画面に表示されることを特徴とする請求項1記載の生
    型造型設備における圧縮空気の流気監視システム。
JP2001008224A 2001-01-16 2001-01-16 生型造型設備における圧縮空気の流気監視システム Pending JP2002210540A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8141540B2 (en) 2006-06-08 2012-03-27 Robert Bosch Gmbh Method for operating an internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8141540B2 (en) 2006-06-08 2012-03-27 Robert Bosch Gmbh Method for operating an internal combustion engine

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