JP2002210264A - 玩具装置 - Google Patents

玩具装置

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JP2002210264A
JP2002210264A JP2001013884A JP2001013884A JP2002210264A JP 2002210264 A JP2002210264 A JP 2002210264A JP 2001013884 A JP2001013884 A JP 2001013884A JP 2001013884 A JP2001013884 A JP 2001013884A JP 2002210264 A JP2002210264 A JP 2002210264A
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Masayoshi Chiku
正義 知久
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊びに変化を持たせることにより、すぐに飽
きられることがなく、興趣性の高い玩具装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 個々に固有の識別情報を有した複数の玩
具体7,9と、玩具体7,9を近づけ若しくは装着する
ための領域若しくは部位を備えた玩具本体3とから構成
され、玩具本体3は領域若しくは部位に対応して設けら
れた検出手段(コイル11a,…)と、ROM33と、
表示装置29若しくは表示装置29に対する接続手段
と、制御装置31とを有し、認識された識別情報の組み
合わせに基づいてROM33に記憶されている情報を読
み出し、玩具本体3に設けられた表示装置29若しくは
外部に設けられた表示装置に対して出力し、表示装置2
9を用いて情報を出力させるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、固有の識別情報
を有する複数の玩具体と、玩具体を近づけ若しくは装着
して識別情報を検出する検出手段を有する玩具本体とか
ら構成され、検出した識別情報の組合せ、又は検出手段
と識別情報との組合せに応じて、対応する画像の表示や
その他の情報の出力をさせるようにした玩具装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食品玩具を検出して適宜の音を出
力するようにした種々のクッキング玩具が提案されてい
る。従来のクッキング玩具は、調理容器の底部に導電盤
を設けると共に、導電盤の上に間隔を置いて可撓性導電
性シートを配置している。この調理容器の中に食品玩具
が入れられると、食品玩具の重量で可撓性導電性シート
が撓み、可撓性導電性シートが導電盤に接触することに
より、音声発生手段を動作させて調理音を出力するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
玩具装置は、単に食品玩具の重量によって可撓性導電性
シートが撓むことにより、食品玩具が調理容器の中に入
れられたことを検出するだけで、個々の食品玩具の種類
を検出することはできなかった。このため、他の調理に
広がりを持たせることができず、調理遊びが単純であ
り、遊びの変化に乏しくすぐに飽きられてしまうという
問題点を有していた。
【0004】本願発明は、上記に鑑みて案出されたもの
で、遊びに変化を持たせることにより、すぐに飽きられ
ることがなく、興趣性の高い玩具装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する請求項
1に係る発明は、上記目的を達成するために、下記の要
件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、
当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しく
は部位を備えた玩具本体とから構成されていること。 (ロ)前記玩具体は、前記識別情報に基づいて複数のグ
ループに分類されていること。 (ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応し
て設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若
しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを
有していること。 (ニ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけ
た玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識す
ることができるようになっていること。 (ホ)前記記憶手段は、異なるグループに属する2以上
の玩具体がそれぞれ有している識別情報の組み合わせに
対応した情報を記憶していること。 (ヘ)前記制御手段は、前記認識された識別情報の組み
合わせに基づいて、前記記憶手段に記憶されている情報
を読み出し、前記玩具本体に設けられた情報出力装置若
しくは外部に設けられた情報出力装置に対して出力し、
前記情報出力装置を用いて前記情報を出力させるように
なっていること。
【0006】また、請求項2に係る発明は、下記の要件
を備えてなることを特徴とする。すなわち、 (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、
当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しく
は部位を備えた玩具本体とから構成されていること。 (ロ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応し
て設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若
しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを
有していること。 (ハ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけ
た玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識す
ることができるようになっていること。 (ニ)前記記憶手段は、前記所定の領域若しくは部位に
対応して設けられた検出手段と、当該検出手段によって
検出された前記玩具体の識別情報との組み合わせに対応
した情報を記憶していること。 (ホ)前記制御手段は、前記検出手段と識別情報との組
み合わせに基づいて、前記記憶手段に記憶されている情
報を読み出し、前記玩具本体に設けられた情報出力装置
若しくは外部に設けられた情報出力装置に対して出力
し、前記情報出力装置を用いて前記情報を出力させるよ
うになっていること。
【0007】また、請求項3に係る発明は、下記の要件
を備えてなることを特徴とする。すなわち、 (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、
当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しく
は部位を備えた玩具本体とから構成されていること。 (ロ)前記玩具体は、前記識別情報に基づいて複数のグ
ループに分類されていること。 (ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応し
て設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若
しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを
有していること。 (ニ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけ
た玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識す
ることができるようになっていること。 (ホ)前記記憶手段は、異なるグループに属する2以上
の玩具体がそれぞれ有している識別情報と、前記玩具体
の識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応
した情報を記憶していること。 (ヘ)前記制御手段は、前記グループの異なる玩具体の
各識別情報と検出手段との組み合わせに基づいて、前記
記憶手段に記憶されている情報を読み出し、前記玩具本
体に設けられた情報出力装置若しくは外部に設けられた
情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用い
て前記情報を出力させるようになっていること。
【0008】また、請求項4に係る発明は、請求項1乃
至3のいずれかに記載の玩具装置について、下記の要件
を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記記憶手段に記憶されている情報は、画像情報
であること。 (ロ)前記情報出力装置は、前記画像情報を表示するこ
と。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明に係る玩具装置の第1の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に
係る玩具装置のブロック図、図2は玩具装置の外観斜視
図、図3は魔法の棒とその周辺装置の回路図、図4はコ
イルに対する電源供給のタイミングを示したタイミング
チャート、図5は玩具体からの信号検出のタイミングを
示したタイミングチャートである。
【0010】図1及び図2に示すように、本発明に係る
玩具装置1は、個々に固有の識別情報を有した複数の玩
具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領
域若しくは部位を備えた玩具本体3とから構成されてい
る。上記玩具体は、魔法のステッキ5と、複数のクッキ
ング小物7と、食べ物小物9との複数のグループから構
成されている。クッキング小物7は、おたま7a、フラ
イパン返し7b、包丁7c、片手鍋7d、フライパン7
e…等が用意され、食べ物小物はたまご9a、ピーマン
9b、たまねぎ9c、ハンバーグ9d、リンゴ9e…等
が用意される。これらの玩具体には、それぞれ32ビッ
トで成る固有の識別情報が割り当てられており、後で説
明する検出手段の近傍に置かれたとき、若しくは検出手
段に装着されたときに、検出手段から発射される高周波
信号を受信し、この高周波信号を電源として32ビット
で成る自己の識別情報を発信する。すなわち、複数のク
ッキング小物7と食べ物小物9の各玩具体は、それぞれ
高周波信号を受信する受信回路と、受信した高周波信号
を自己の識別情報に係る信号で変調する変調回路と、こ
の変調された信号を返送する回路部とを有する。
【0011】尚、上記各玩具体は、受信した高周波信号
を自己の識別情報に係る信号で変調して返送するように
構成したが、本発明はこれには限定されず、検出手段が
非接触で各玩具体の識別情報を検出することのできる適
宜の構成が用いられる。例えば、各玩具体のそれぞれ
は、検出手段から発射される高周波信号を受信し、この
受信した高周波信号を電源として、複数ビットで成る自
己の識別情報のみを変調することなく、そのまま返送す
るように構成してもよい。
【0012】次に、玩具本体3を詳細に説明する。オー
ブン11内には、前記玩具体の識別情報を検出するため
の検出手段であるコイル11aと、食べ物小物等の玩具
体がセットされたことを検出するマイクロスイッチ12
aが設けられている。また、オーブン11は開閉可能な
扉11bを有し、扉11bには、取っ手11cとLED
11dが設けられている。また、オーブン11は回転可
能なつまみ11eと、押しボタンスイッチ11fを有す
る。まな板13内には、前記玩具体の識別情報を検出す
るための検出手段であるコイル13aと、食べ物小物等
の玩具体が載置されたことを検出するマイクロスイッチ
12bが設けられている。まな板13は、玩具本体3に
固定して設けてもよく、若しくは、玩具本体3にコネク
タなどの接続手段を介して着脱自在に設けて構成しても
よい。レンジ15内には、前記玩具体の識別情報を検出
するための検出手段であるコイル15aと、クッキング
小物や食べ物小物等の玩具体が載置されたことを検出す
るマイクロスイッチ12cが設けられている。
【0013】冷蔵庫17内には、前記玩具体の識別情報
を検出するための検出手段であるコイル17aと、食べ
物小物等の玩具体が入れられたことを検出する2個のマ
イクロスイッチ12d,12eが設けられている。ま
た、冷蔵庫17には、開閉可能な開き戸17bと、引き
出し可能な引き戸17cが設けられている。例えば、上
記マイクロスイッチ12dは、開閉可能な開き戸17b
内に設けられ、マイクロスイッチ12eは、引き出し可
能な引き戸17c内に設けられる。上記各コイル11
a,13a,15a,17aは、個々に時間をずらせて
高周波信号を出力しており、その領域内に玩具体が近づ
けられると、当該玩具体から発信される識別情報を受信
することにより、各玩具体の識別情報を検出するための
検出手段である。
【0014】レンジ15の近傍には5個のスイッチ19
a,19b,19c,19d,19eが設けられてい
る。スイッチ19aは、上方向を指示するためのスイッ
チである。スイッチ19bは、右方向を指示するための
スイッチである。スイッチ19cは、下方向を指示する
ためのスイッチである。スイッチ19dは、左方向を指
示するためのスイッチである。スイッチ19eは決定用
のスイッチである。これらのスイッチ19a,19b,
19c,19d,19eを操作してメニュー画面の内容
に従って適宜選択し、又は決定することにより、各種料
理遊びを行うことができる。
【0015】また、玩具本体3には、電源スイッチ21
と、はしたて23と、蛇口25が設けられている。玩具
本体3の背面には、接続手段であるコネクタが設けら
れ、このコネクタ及びケーブル27を介して情報出力装
置である表示装置29が接続される。表示装置29はス
ピーカを有しており、玩具本体3からのビデオ信号及び
オーディオ信号に基づいて対応する画像、料理遊びに関
する情報等を表示し、対応する音声を出力する。表示装
置29は、家庭用のTV(テレビジョン)受信機や、液
晶表示器等の適宜の表示装置が用いられる。表示装置2
9に表示される画像を説明すると、異なるグループに属
する2以上の玩具体が検出されたときに、それぞれ有し
ている識別情報の組み合わせに対応した画像が表示され
る。また、表示装置29には、所定の領域若しくは部位
に対応して設けられた検出手段(コイル11a,13
a,15a,17a)と、この検出手段によって検出さ
れた玩具体の識別情報との組み合わせに対応した画像が
表示される。また、表示装置29には、異なるグループ
に属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報
と、玩具体の識別情報が検出された検出手段(コイル1
1a,13a,15a,17a)との組み合わせに対応
した画像が表示される。尚、前述の表示装置29を玩具
本体3の適宜の位置に設けて構成しても良い。
【0016】次に、玩具本体3内に設けられる回路部と
その周辺装置を説明する。制御装置31は、CPU及び
その周辺装置を有し、ROM33及びRAM35と接続
されている。制御装置31は、ROM33に記憶された
プログラムや画像に基づいて、全体的な制御処理を行う
ものである。ROM33には、魔法のステッキ5と、複
数のクッキング小物7と、食べ物小物9との複数のグル
ープから構成されるそれぞれの玩具体の識別情報が記憶
されると共に、各識別情報に対応して該当する玩具体の
画像が記憶されている。
【0017】また、ROM33には、異なるグループに
属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報の
組み合わせに対応した画像が記憶されている。例えば、
クッキング小物7にグループ分けされた包丁7cの識別
情報と、食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9
cの識別情報との組合せに対応して、たまねぎを包丁で
切るような画像が記憶されている。また、ROM33に
は、所定の領域若しくは部位に対応して設けられた検出
手段と、検出手段によって検出された玩具体の識別情報
との組み合わせに対応した画像が記憶されている。例え
ば、検出手段であるオーブン11のコイル11aと、こ
のコイル11aによって検出されたたまねぎ9cの識別
情報との組合せに対応して、オーブンを用いてたまねぎ
などの材料を料理している画像が記憶されている。
【0018】また、ROM33には、異なるグループに
属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報
と、玩具体の識別情報が検出された検出手段との組み合
わせに対応した画像を記憶している。すなわち、魔法の
ステッキ5、クッキング小物7、食べ物小物9のいずれ
か複数の識別情報と、これらの識別情報が検出された検
出手段との組み合わせに対応した画像が記憶されてい
る。例えば、該当するクッキング小物7、食べ物小物9
を用いた調理の完成画像が記憶されている。また、RO
M33には、クッキング小物7と、1又は2以上の食べ
物小物9を用いた調理に関するプログラム、各種調理画
像や完成された料理の画像表示に関するプログラム、効
果音の出力に関するプログラム等の各種プログラムが記
憶されている。RAM35は、いわゆるワーク用のメモ
リであり各種データが記憶される。
【0019】制御装置31には、ケーブル27を介して
表示装置29が接続されると共に、デコーダ37が接続
されている。デコーダ37には、レシーバ39、切換回
路41を介してコイル11a,13a,15a,17a
が接続されている。また、制御装置31には、押しボタ
ンスイッチ11f、マイクロスイッチ12a,12b,
12c,12d,12e、スイッチ19a,19b,1
9c,19d,19e、電源スイッチ21のそれぞれが
接続されている。制御装置31は、マイクロスイッチ1
2a,12b,12c,12d,12eからの信号に基
づいて、使用中の検出手段を判別することができる。切
換回路41は、コイル11a,13a,15a,17a
を順次切り換えて駆動するものである。すなわち、図4
に示すように時刻t1でコイル11aのみを駆動し、時
刻t2でコイル11aをオフすると同時にコイル13a
のみを駆動し、時刻t3でコイル13aをオフすると同
時にコイル15aのみを駆動し、時刻t4でコイル15
aをオフすると同時にコイル17aのみを駆動し、時刻
t5でコイル17aをオフすると同時にコイル11aの
みを駆動する。このとき、切換回路41からの切換信号
が制御装置31に与えられており、制御装置31では切
換信号に基づいて、コイル11a,13a,15a,1
7aの内、現在駆動されているコイルを判別することが
できる。
【0020】レシ−バ39は、フィルター回路、増幅回
路、発振回路等を有し、発振回路で生成された高周波信
号が切換回路41を介して該当するコイル11a,13
a,15a,17aへ出力される。これによって、該当
するコイル11a,13a,15a,17aから高周波
信号が送信され、その領域内に玩具体が近づけられる
と、その玩具体は、受信した高周波信号を自己の32ビ
ットの識別情報に応じて変調し、変調した信号を該当す
るコイル11a,13a,15a,17aへ返送する。
ここで、上記変調方式は周波数変調、位相変調、振幅変
調等の適宜の変調方式が用いられる。レシ−バ39にお
いては、上記変調された信号を切換回路41を介して該
当するコイル11a,13a,15a,17aから入力
すると、前記フィルター回路で高周波成分が除去されて
識別情報に係る信号のみが取り出され、その後、増幅回
路で増幅され、波形整形された信号をデコーダ37に出
力する。デコーダ37は、レシーバ39から入力した信
号の組合せに対応した信号を制御装置31へ出力する。
また、制御装置31は、押しボタンスイッチ11f、マ
イクロスイッチ12a,12b,12c,12d,12
e、スイッチ19a,19b,19c,19d,19e
が操作されたときに、これを検出して対応する制御を行
う。
【0021】図3に示す魔法のステッキ5は、固有の識
別情報を有し、所定周期の高周波信号を発振する発振回
路と、この高周波信号を自己の識別情報に係る信号で変
調する変調回路と、電源回路と、スイッチSW1,SW
2を有する。これらのスイッチSW1,SW2を操作す
ることにより、異なる周期の信号で変調することができ
る。すなわち、スイッチSW1が操作されると、高周波
信号を1KHzの信号で変調し、スイッチSW2が操作
されると、高周波信号を2kHzの信号で変調する。上
記1kHzの信号及び2kHzの信号には、自己の識別
情報と料理に関する命令情報等が含まれる。図3に示す
受信装置40は、前述したコイル11a,13a,15
a,17aと、切換回路41と、レシーバ39と、デコ
ーダ37を有する。魔法のステッキ5は、スイッチSW
1,SW2をオンした状態で振ることにより、すなわ
ち、魔法のステッキ5をいずれかのコイル11a,13
a,15a,17aの近傍に近づけることにより、画面
表示の内容を順次選択して料理を進めることができる。
また、クッキング小物7、食べ物小物9の識別情報と、
これらの識別情報が検出された検出手段との組み合わせ
に対応した画像が表示されている状態で、魔法のステッ
キ5が操作されると、該当する食べ物小物9を用いた料
理の特別画像、例えば料理の完成画像が表示されるよう
になっている。
【0022】次に、作用を説明する。まず、異なるグル
ープに属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別
情報が検出された場合の作用を説明する。レシ−バ39
で生成された高周波信号が切換回路41を介してコイル
11a,13a,15a,17aへ出力される。切換回
路41は、コイル11a,13a,15a,17aを順
次切り換えて駆動しており、これによって、各コイル1
1a,13a,15a,17aから順次高周波信号が送
信される。ここで、遊戯者がまな板13の上でたまねぎ
9cを包丁7cで切るようなクッキングのまねごとをす
ると、まな板13のコイル13aから包丁7cとたまね
ぎ9cへ高周波信号が送信される。同時に、まな板13
の上にたまねぎ9cを載置することによって、マイクロ
スイッチ12bがこれを検出する。制御装置31はマイ
クロスイッチ12bからの検出信号に基づいて、まな板
13の上に玩具体が載置されたことを判断する。また、
図5(A)に示すようにまな板13のコイル13aの領
域内に、包丁7cとたまねぎ9cが近づけられると、こ
れらの玩具体は、受信した高周波信号を自己の32ビッ
トの識別情報に応じて変調し、変調した信号を該当する
コイル13aへ返送する。
【0023】レシ−バ39は、上記変調された信号を切
換回路41を介して該当するコイル13aから入力する
と、フィルター回路で高周波成分が除去されて識別情報
に係る信号のみが取り出される。このように、クッキン
グ小物7にグループ分けされた包丁7cの識別情報と、
食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別
情報とが取り出されると、その後、増幅回路で増幅さ
れ、波形整形されて図5(B),(C)に示すような信
号がデコーダ37に出力される。デコーダ37は、入力
した信号に対応する信号、例えば、図5(D)に示すよ
うなクッキング小物7にグループ分けされた包丁7cの
識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされたたまね
ぎ9cの識別情報との組合せに対応する信号を制御装置
31へ出力する。制御装置31では、デコーダ37から
の信号を入力すると、この信号を解読してクッキング小
物7にグループ分けされた包丁7cの識別情報と、食べ
物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別情報
との組合せに対応する信号であることを判断する。そし
て、制御装置31はROM33から包丁7cの識別情報
とたまねぎ9cの識別情報との組合せに対応する画像、
例えばたまねぎを包丁で切るような画像を読み取って表
示装置29へ表示させる。なお、前述のたまねぎを包丁
で切っているような画像を表示するのに先立ち,制御装
置31はたまねぎ9cをまな板13の上に置いた時に、
まな板の上にたまねぎが載っている画像の表示を行う。
即ち,制御装置31はマイクロスイッチ12bからの検
出信号を検出した時にたまねぎ9cの識別情報に基づい
て、画像を表示する。これによって、まな板13にたま
ねぎ9cを近づけただけで、まな板にたまねぎが載って
いる画像を表示してしまうことを防ぐことができ、遊戯
者の違和感をなくすようにしている。
【0024】次に、遊戯者がオーブン11内にたまねぎ
9cを入れると、オーブン11のコイル11aからたま
ねぎ9cへ高周波信号が送信される。このようにオーブ
ン11のコイル11aの領域内に、たまねぎ9cが近づ
けられると、たまねぎ9cは受信した高周波信号を自己
の32ビットの識別情報に応じて変調し、変調した信号
を該当するコイル11aへ返送する。同時に、オーブン
11内にたまねぎ9cが入れられると、マイクロスイッ
チ12aがこれを検出する。制御装置31はマイクロス
イッチ12aからの検出信号に基づいて、オーブン11
内に玩具体がセットされたことを判断する。レシ−バ3
9は、上記変調された信号を切換回路41を介して該当
するコイル11aから入力すると、フィルター回路で高
周波成分が除去されて識別情報に係る信号のみが取り出
される。このように、食べ物小物9にグループ分けされ
たたまねぎ9cの識別情報が取り出されると、その後、
増幅回路で増幅され、波形整形された信号がデコーダ3
7に出力される。デコーダ37は、入力信号に対応する
信号を制御装置31へ出力する。制御装置31では、デ
コーダ37からの信号を入力すると、この信号を解読し
て食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識
別情報であることを判断する。
【0025】従って、制御装置31は、オーブン11内
にたまねぎ9cがセットされたことを判断して、ROM
33から検出手段であるオーブン11のコイル11a
と、このコイル11aによって検出されたたまねぎ9c
の識別情報との組合せに対応する画像を読み取って表示
装置29へ表示させる。これにより、表示装置29では
例えば、オーブン内でたまねぎを料理している画像が表
示される。
【0026】次に、遊戯者がレンジ15に片手鍋7dを
載置し、片手鍋7d内にリンゴ9e等の材料を入れてお
菓子を作る場合を説明する。片手鍋7dがレンジ15に
載置されると、マイクロスイッチ12cがこれを検出す
る。制御装置31はマイクロスイッチ12cからの検出
信号に基づいて、レンジ15に玩具体がセットされたこ
とを判断する。同時に、レンジ15に片手鍋7dを載置
し、片手鍋7d内にリンゴ9eが入れられると、レンジ
15のコイル15aから片手鍋7d及びリンゴ9eへ高
周波信号が送信される。このようにレンジ15のコイル
15aの領域内に、片手鍋7d及びリンゴ9eが近づけ
られると、これらの玩具体は受信した高周波信号を自己
の32ビットの識別情報に応じて変調し、変調した信号
を該当するコイル15aへ返送する。
【0027】レシ−バ39は、上記変調された信号を切
換回路41を介して該当するコイル15aから入力する
と、フィルター回路で高周波成分が除去されて識別情報
に係る信号のみが取り出される。このように、レシーバ
39において、クッキング小物7にグループ分けされた
片手鍋7dの識別情報と、食べ物小物9にグループ分け
されたりんご9eの識別情報とが取り出されると、その
後、増幅回路で増幅され、波形整形された信号がデコー
ダ37に出力される。デコーダ37は、入力信号に対応
する信号を制御装置31へ出力する。制御装置31で
は、デコーダ37からの信号を入力すると、この信号を
解読してクッキング小物7にグループ分けされた片手鍋
7dの識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされた
りんご9eの識別情報であることを判断する。前述した
ように、遊戯者がレンジ15に片手鍋7dを載置したこ
とにより、マイクロスイッチ12cがこれを検出して制
御装置31へ出力する。従って、制御装置31は、レン
ジ15に片手鍋7dが載置され、片手鍋7d内にはリン
ゴ9e等の食べ物小物が入れられていることを判断し
て、ROM33から対応する画像を読み取って表示装置
29へ表示させる。これにより、表示装置29は、レン
ジに鍋を載せその鍋でリンゴを材料とするお菓子を作っ
ている画像が表示される。
【0028】このような状態、すなわち、レンジ15に
片手鍋7dが載置され、片手鍋7d内にはリンゴ9e等
の食べ物小物が入れられている状態で、魔法のステッキ
5が操作された場合を説明する。魔法のステッキ5がレ
ンジ15の近傍で操作されると、これをレンジ15のコ
イル15aが検出する。これにより、前述したと同様に
魔法のステッキ5の識別情報が制御装置31へ出力され
る。したがって、制御装置31は、レンジ15に片手鍋
7dが載置され、片手鍋7d内にはリンゴ9e等の食べ
物小物が入れられている状態で、魔法のステッキ5が操
作されたことを判断して、ROM33から対応する画像
を読み取って表示装置29へ表示させる。これにより、
表示装置29には、お菓子の完成画像が表示される。
【0029】次に、魔法のステッキ5及びスイッチ19
a,19b,19c,19d,19eを用いた料理遊び
を説明する。電源スイッチ21を投入した後、表示装置
29の初期画面にはメニューが表示される。複数のスイ
ッチ19a,19b,19c,19d,19eを操作し
てメニュー画面の内容に従って適宜選択し、又は決定す
ることにより、各種料理遊びを行うことができる。この
場合、魔法のステッキ5を決定用のスイッチとして用い
ることができる。
【0030】尚、上記実施例では、制御装置31がマイ
クロスイッチ12a,12b,12c,12d,12e
からの信号に基づいて、使用中の検出手段を識別するよ
うに構成したが、切換回路41からの切換信号に基づい
て、コイル11a,13a,15a,17aの内、現在
駆動している検出手段を判別するように構成しても良
い。また、前述の実施例では識別情報の組み合わせに対
応した画像情報を記憶し、制御手段は認識された識別情
報の組み合わせに基づいて、記憶手段に記憶されている
画像情報を読み出し、玩具本体に設けられた表示装置若
しくは外部に設けられた表示装置に画像情報を表示させ
るように構成したが、本発明はこれには限定されず、識
別情報の組み合わせに対応した音声情報を記憶し、制御
手段は認識された識別情報の組み合わせに基づいて、記
憶手段に記憶されている音声情報を読み出し、玩具本体
に設けられた音声情報出力装置若しくは外部に設けられ
た音声情報出力装置から出力させるように構成してもよ
い。
【0031】また、本願発明は、前述のクッキング玩具
のみならず、適宜の玩具装置にそのまま適用することが
できる。例えば、個々に固有の識別情報を有した複数の
変身用の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着す
るための領域若しくは部位を備えた玩具本体とを設け、
この玩具体を身体に装着可能に設けることにより、変身
用の玩具装置を実現することができる。すなわち、各玩
具体は識別情報に基づいて複数のグループに分類され、
玩具本体は領域若しくは部位に対応して設けられた検出
手段と、記憶手段と、表示装置若しくは表示装置に対す
る接続手段と、制御手段とを有して構成される。検出手
段は、領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着
された玩具体の識別情報を認識することができ、前記記
憶手段は異なるグループに属する2以上の玩具体がそれ
ぞれ有している識別情報の組み合わせに対応した画像を
記憶し、前記制御手段は認識された識別情報の組み合わ
せに基づいて、記憶手段に記憶されている画像を読み出
し、玩具本体に設けられた表示装置若しくは外部に設け
られた表示装置に対して出力し、表示装置を用いて前記
画像を表示させるように構成するとよい。このように構
成することにより、特定の玩具体を検出したときに、こ
れらの玩具体の識別情報の組み合わせに応じて、特定の
画像、例えば識別情報の組み合わせに応じて設定された
キャラクタの画像等を表示させると同時に、対応する音
声を出力させて、変身玩具などに適用して変身遊びを行
うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に係る
発明は、個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体
と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若
しくは部位を備えた玩具本体とから構成され、玩具体は
識別情報に基づいて複数のグループに分類され、玩具本
体は領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段
と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に
対する接続手段と、制御手段とを有している。前記検出
手段は領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着
された玩具体の識別情報を認識することができ、前記記
憶手段は異なるグループに属する2以上の玩具体がそれ
ぞれ有している識別情報の組み合わせに対応した情報を
記憶し、前記制御手段は認識された識別情報の組み合わ
せに基づいて、記憶手段に記憶されている情報を読み出
し、玩具本体に設けられた情報出力装置若しくは外部に
設けられた情報出力装置に対して出力し、情報出力装置
を用いて前記情報を出力させるように構成したので、遊
びに変化を持たせることができ、すぐに飽きられること
がなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができる
という効果を有する。また、非接触により、玩具体の種
類を判別することができるので、変身玩具などに適用し
て変身遊びを行うことができるという効果を有する。
【0033】また、本願の請求項2に係る発明は、個々
に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、玩具体を近
づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた
玩具本体とから構成され、玩具本体は領域若しくは部位
に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出
力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御
手段とを有し、前記検出手段は領域若しくは部位に近づ
けた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識
することができ、前記記憶手段は所定の領域若しくは部
位に対応して設けられた検出手段と、検出手段によって
検出された前記玩具体の識別情報との組み合わせに対応
した情報を記憶し、前記制御手段は検出手段と識別情報
との組み合わせに基づいて、記憶手段に記憶されている
情報を読み出し、玩具本体に設けられた情報出力装置若
しくは外部に設けられた情報出力装置に対して出力し、
情報出力装置を用いて情報を出力させるように構成した
ので、遊びに変化を持たせることができ、すぐに飽きら
れることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現すること
ができるという効果を有する。また、非接触により、玩
具体の種類を判別することができるので、変身玩具など
に適用して変身遊びを行うことができるという効果を有
する。
【0034】また、本願の請求項3に係る発明は、個々
に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、玩具体を近
づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた
玩具本体とから構成され、玩具体は識別情報に基づいて
複数のグループに分類され、玩具本体は領域若しくは部
位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報
出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制
御手段とを有し、前記検出手段は領域若しくは部位に近
づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認
識することができ、前記記憶手段は異なるグループに属
する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報と、
玩具体の識別情報が検出された検出手段との組み合わせ
に対応した情報を記憶し、前記制御手段はグループの異
なる玩具体の各識別情報と検出手段との組み合わせに基
づいて、記憶手段に記憶されている情報を読み出し、玩
具本体に設けられた情報出力装置若しくは外部に設けら
れた情報出力装置に対して出力し、情報出力装置を用い
て情報を出力させるように構成したので、遊びに変化を
持たせることができ、すぐに飽きられることがなく、興
趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果
を有する。また、非接触により、玩具体の種類を判別す
ることができるので、変身玩具などに適用して変身遊び
を行うことができるという効果を有する。
【0035】また、本願の請求項4に係る発明は、請求
項1乃至3のいずれかに記載の玩具装置について、記憶
手段に記憶されている情報を画像情報で形成し、この画
像情報を情報出力手段で表示するように構成したので、
遊びに変化を持たせることができ、すぐに飽きられるこ
とがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る玩具装置のブロック図である。
【図2】玩具装置の外観斜視図である。
【図3】魔法の棒とその周辺装置の回路図である。
【図4】コイルに対する電源供給のタイミングを示した
タイミングチャートである。
【図5】玩具体からの信号検出のタイミングを示したタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 玩具装置 3 玩具本体 5 魔法のステッキ 7 クッキング小物 7a おたま 7b フライパン返し 7c 包丁 7d 片手鍋 7e フライパン 9 食べ物小物 9a たまご9a 9b ピーマン 9c たまねぎ 9d ハンバーグ 9e リンゴ 11 オーブン 11a コイル 12a マイクロスイッチ 12b マイクロスイッチ 13 まな板 13a コイル 15 レンジ 15a コイル 17 冷蔵庫 17a コイル 19a スイッチ 19b スイッチ 29 表示装置 31 制御装置 33 ROM 35 RAM 37 デコーダ 39 レシーバ 41 切換回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする玩
    具装置。 (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、
    当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しく
    は部位を備えた玩具本体とから構成されていること。 (ロ)前記玩具体は、前記識別情報に基づいて複数のグ
    ループに分類されていること。 (ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応し
    て設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若
    しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを
    有していること。 (ニ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけ
    た玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識す
    ることができるようになっていること。 (ホ)前記記憶手段は、異なるグループに属する2以上
    の玩具体がそれぞれ有している識別情報の組み合わせに
    対応した情報を記憶していること。 (ヘ)前記制御手段は、前記認識された識別情報の組み
    合わせに基づいて、前記記憶手段に記憶されている情報
    を読み出し、前記玩具本体に設けられた情報出力装置若
    しくは外部に設けられた情報出力装置に対して出力し、
    前記情報出力装置を用いて前記情報を出力させるように
    なっていること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする玩
    具装置。 (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、
    当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しく
    は部位を備えた玩具本体とから構成されていること。 (ロ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応し
    て設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若
    しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを
    有していること。 (ハ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけ
    た玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識す
    ることができるようになっていること。 (ニ)前記記憶手段は、前記所定の領域若しくは部位に
    対応して設けられた検出手段と、当該検出手段によって
    検出された前記玩具体の識別情報との組み合わせに対応
    した情報を記憶していること。 (ホ)前記制御手段は、前記検出手段と識別情報との組
    み合わせに基づいて、前記記憶手段に記憶されている情
    報を読み出し、前記玩具本体に設けられた情報出力装置
    若しくは外部に設けられた情報出力装置に対して出力
    し、前記情報出力装置を用いて前記情報を出力させるよ
    うになっていること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする玩
    具装置。 (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、
    当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しく
    は部位を備えた玩具本体とから構成されていること。 (ロ)前記玩具体は、前記識別情報に基づいて複数のグ
    ループに分類されていること。 (ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応し
    て設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若
    しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを
    有していること。 (ニ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけ
    た玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識す
    ることができるようになっていること。 (ホ)前記記憶手段は、異なるグループに属する2以上
    の玩具体がそれぞれ有している識別情報と、前記玩具体
    の識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応
    した情報を記憶していること。 (ヘ)前記制御手段は、前記グループの異なる玩具体の
    各識別情報と検出手段との組み合わせに基づいて、前記
    記憶手段に記憶されている情報を読み出し、前記玩具本
    体に設けられた情報出力装置若しくは外部に設けられた
    情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用い
    て前記情報を出力させるようになっていること。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の玩具装置。 (イ)前記記憶手段に記憶されている情報は、画像情報
    であること。 (ロ)前記情報出力装置は、前記画像情報を表示するこ
    と。
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