JP2002209249A - 位置探索用phs端末器 - Google Patents

位置探索用phs端末器

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JP2002209249A
JP2002209249A JP2001004794A JP2001004794A JP2002209249A JP 2002209249 A JP2002209249 A JP 2002209249A JP 2001004794 A JP2001004794 A JP 2001004794A JP 2001004794 A JP2001004794 A JP 2001004794A JP 2002209249 A JP2002209249 A JP 2002209249A
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Takashi Toyoshima
孝 豊島
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯端末器の現在位置の情報を管理す
る位置登録機能を利用するとともに、携帯端末器自身で
現在位置を探索でき、行動予定情報との対比も可能で監
視可能な位置探索用PHS端末器を提供すること。 【解決手段】 移動体通信システムのホスト側と送受信
可能な位置探索用PHS端末器1であって、行動予定情
報を記憶可能な行動予定記憶手段と、現在位置情報を前
記移動体通信システムを介して収得する現在位置情報収
得手段と、この現在位置情報収集手段によって収集され
た現在位置情報が前記行動予定記憶手段に記憶されてい
る行動予定情報に沿っているか逸脱しているかを判断
し、逸脱している場合には逸脱信号を前記ホスト側に発
信する逸脱信号発信手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおいて利用される位置探索用PHS端末器にかに係
り、行動予定と実際の行動との関係を移動体通信システ
ムを利用して探索可能とする位置探索用PHS端末器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PHS(Personal Handy-phone S
ystem の略)、携帯電話、ポケットベル(登録商標)等
の移動体通信システムが急速に普及している。
【0003】前記PHSは、従来のコードレスホンの利
用範囲を拡大したようなもので、簡易型携帯電話システ
ムともいわれ、屋外にコードレスホンの親機に当たるア
ンテナから電波を発信する基地局を設置し、その基地局
のカバーする範囲内において通話可能とされており、各
基地局はそのカバーする範囲の外縁部分を隣接する基地
局のカバーする範囲の外縁部分と重ならせるようにして
配設され、通信可能な範囲をサポートするようになされ
ている。
【0004】このような移動体通信システムが有する機
能の1つに、各携帯端末器毎の現在位置の情報を管理す
る位置登録機能がある。
【0005】この位置登録機能とは、例えばPHSにお
いては、各携帯端末器の現在位置を移動体通信システム
のホスト側となるセンター局に登録して認識させておく
ための機能をいう。そして、この携帯端末器の位置登録
は、携帯端末器が自己の現在位置に近隣する複数のPH
S基地局からの受信電波の入力レベルを割り出し、その
入力レベルを自分の機体番号とともに現在位置信号とし
て基地局を経由させて周辺基地局を束ねるセンター局へ
送信し、センター局では、前記入力レベルを端末器の位
置検出用端末データとして処理することにより、その携
帯端末器がどのエリアにあるのかを割り出して、その情
報(位置登録情報)をデータベースに登録するという一
連の手続により行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯端末器
はそれを保有する人、自動車等の移動体の現在位置を認
知するシステムとして広く利用される可能性が高い。
【0007】一方、従来の携帯端末器を携帯者の行動管
理用として利用する場合には次のような不都合がある。
【0008】例えば、携帯端末器の現在位置を探索する
場合には、携帯端末器単独では現在位置探索を行うこと
ができなかった。なぜならば、携帯端末器自体には現在
位置を保管、管理するように形成されていなかった。そ
のため、携帯端末器の現在位置を探索するためには、携
帯者が携帯端末器を操作するか、センター局において携
帯端末器に信号を発信して、携帯端末器に周辺情報の収
集を行わせてから前記現在位置信号をセンター局に向け
て発信させ、その後センター局において携帯端末器の位
置を割り出して位置登録情報を得るようにしなければな
らなかった。
【0009】また、このような携帯端末器によって、例
えば所定停留所を巡回する路線バスの運行状況や、宅配
便の配送状況を監視する場合には、位置探索センターの
コンピュータまたは携帯端末器に監視アプリケーション
を作成し、携帯端末器を定期的にしかも頻繁に検索する
必要がある。 この場合、少数の携帯端末器の運用であ
ればアプリケーション作成と運用コストを抑えることは
可能かもしれないが、多数の携帯端末器を用いる場合に
は運用コストが大きく増大するという不都合がある。
【0010】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、従来の携帯端末器の現在位置の情報を管理する
位置登録機能を利用するとともに、携帯端末器自身で現
在位置を探索でき、行動予定情報との対比も可能で監視
可能な位置探索用PHS端末器を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に係る位置探索用PHS端末器は、移動体通信
システムのホスト側と送受信可能な位置探索用PHS端
末器であって、行動予定情報を記憶可能な行動予定記憶
手段と、現在位置情報を前記移動体通信システムを介し
て収得する現在位置情報収得手段と、この現在位置情報
収集手段によって収集された現在位置情報が前記行動予
定記憶手段に記憶されている行動予定情報に沿っている
か逸脱しているかを判断し、逸脱している場合には逸脱
信号を前記ホスト側に発信する逸脱信号発信手段とを有
することを特徴とする。
【0012】本発明によれば、行動予定記憶手段に予め
行動予定情報を書き込んだ位置探索用PHS端末器を携
帯して出発すると、現在位置情報収得手段が行動予定情
報に従って所定時間経過すると移動体通信システムを介
して現在位置情報を収得し、続いて逸脱信号発信手段が
現在位置情報収集手段によって収集された現在位置情報
が前記行動予定記憶手段に記憶されている行動予定情報
に沿っているか逸脱しているかを判断する。そして、判
断結果が逸脱している場合には逸脱信号発信手段が逸脱
信号を前記ホスト側に発信することにより、位置探索用
PHS端末器の携帯者が行動予定を逸脱していることが
知らされる。一方、判断結果が沿っている場合には逸脱
信号発信手段は逸脱信号を発信しないので、位置探索用
PHS端末器の携帯者が行動予定に沿って行動している
ことが知らされる。これにより位置探索用PHS端末器
の携帯者の行動を自己で管理したり、外部で監視するこ
とができる。
【0013】また、位置探索用PHS端末器に緊急時に
緊急信号を前記ホスト側に発信する緊急信号発信手段を
設けることにより、位置探索用PHS端末器の携帯者は
緊急事態であることをいち早くホスト側に知らせること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図3を参照して説明する。
【0015】図1から図3は本発明に係る位置探索用P
HS端末器の実施の一形態を示したもので、本実施形態
の位置探索用PHS端末器1は、図1に示すように、正
面形状が略正方形の偏平な本体ケース2を有している。
この本体ケース2内の正面左半部内には、制御手段を構
成する後述する内部機器回路が収容されており、正面右
半部内には、バッテリ収納部(図示せず)が形成されて
いる。このバッテリ収納部の上部開口部分には、一端を
支点として開閉自在とされたキャップ3が取付けられて
おり、バッテリ収納部の内側には、前記内部機器回路に
電源を供給するためのバッテリ4(図3に示す)が着脱
自在に収容されるようになっている。
【0016】また、図2に示すように、本体ケース2の
左側面部には、スライド式の電源スイッチ5が設置され
ており、正面部には、位置探索用PHS端末器1の動作
状態を表示するための、例えば、ブルー、レッド、オレ
ンジの3色発光の表示ランプとしてのLED6および緊
急状態をホスト側に知らせるための機能スイッチとして
の緊急スイッチ7がそれぞれ設置されている。さらに、
本体ケース2の上面部には、送受信用のアンテナ8が設
置されている。
【0017】また、図3は本体ケース2に収容される内
部機器回路の実施形態を示したもので、総合的な制御を
行なうCPU10には、位置探索用PHS端末器1の動
作に必要なプログラムやデータ等を記憶させるためのR
AM11およびROM12がそれぞれ接続されている。
さらに、本実施形態においては、CPU10には、電源
スイッチ5とプッシュスイッチ7との組み合わせにより
加入者データの登録を行なうためのプログラムが記憶さ
れているプログラムROM13が接続されている。更
に、本実施形態においては、CPU10に行動予定情報
を記憶可能な行動予定記憶手段としてフラッシュメモリ
14と、現在位置情報を前記移動体通信システムを介し
て収得する現在位置情報収得手段としてRAM15がそ
れぞれ接続されている。そして、CPU10には、移動
体通信システムの複数の基地局からの信号を受信して入
力レベルに応じて現在位置を調べて得られた現在位置情
報をRAM15に記憶させる機能と、RAM15に記憶
された現在位置情報とフラッシュメモリ14に記憶され
た行動予定情報とを比較して、当該現在位置情報が行動
予定情報に沿っているか逸脱しているかを判断し、逸脱
している場合には逸脱信号を移動体通信システムのホス
ト側に発信する逸脱信号発信手段としての機能と、緊急
スイッチ7をONとした緊急発呼によるホスト側へ通報
する機能とを有している。
【0018】また、CPU10には、クロック発信器1
6によりベースクロックが付与されるようになってお
り、CPU10には、バッテリ4からの電源が電源スイ
ッチ5およびレギュレータ17を介して供給されるよう
になっている。さらに、CPU10には、CPU10に
異常時にホスト側に異常信号を自動発信する緊急スイッ
チ7が接続されているとともに、CPU10内部のリセ
ット信号を出力するリセットIC18が接続されてい
る。さらに、CPU10には、前記バッテリ4からの電
源が供給されアンテナ8による送受信を行なうための、
送受信ユニット19が接続されている。
【0019】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0020】本実施形態の位置探索用PHS端末器1を
路線バスの運行管理を行う行動管理支援システムとして
利用する場合について説明する。
【0021】路線バスの運行管理の準備作業として、ま
ず加入者データの登録を行なう。
【0022】この場合、本実施形態においては、位置探
索用PHS端末器1の電源スイッチ5のON、OFFの
切り換え操作および緊急スイッチ7のON、OFFの切
り換え操作を組み合わせることにより、当該位置探索用
PHS端末器1に対する加入者データの登録を行なうよ
うになっている。この電源スイッチ5とプ緊急スイッチ
7との組み合わせ方法については、プログラムROM1
3に書き込まれるプログラムを変更することにより、変
更することが可能である。
【0023】この加入者データの書き込み作業は、例え
ば次のようにするとよい。 (1)位置探索用PHS端末器1の電源スイッチ5をO
Nにする。 (2)電源スイッチ5をONにした後、3秒以内にプッ
シュスイッチ7を2回押す。この場合に、3秒以上経過
した場合、もしくはプッシュスイッチ7を2回押さなか
った場合は通常の起動に戻る。 (3)ブルーのLED6が約2秒間点滅するので、その
間に緊急スイッチ7を3回押す。この場合に、2秒以内
に押さないか、もしくはプッシュスイッチ7を3回押さ
なかった場合は、通常の起動に戻る。 (4)以上の操作により、レッドのLED6が2秒間点
灯し、加入者データ登録が起動したことを示す。この加
入者データ登録の起動を確認した後に、加入者登録のデ
ータを出力するライターに位置探索用PHS端末器1を
入れる。書き込み動作中は、オレンジのLED6の点滅
となる。 (5)書き込みが成功した場合は、LED6が消灯す
る。通信異常やタイムアウト等により、加入者データ登
録が失敗した場合は、レッドのLED6が点減する。
【0024】この場合に、加入者データの書き込みが成
功した場合は、必ず一度電源スイッチ5をOFFにする
ことで、次に電源スイッチ5をONにしたときから、こ
の登録された加入者データに基づいた位置登録機能シス
テムの位置探索用PHS端末器1として利用することが
できる。
【0025】また、 加入者データの書き込みが失敗
し、再度書き込みを行なう場合も電源スイッチ5をOF
Fにして、(1)から再度操作をやり直す。なお、例え
ば、加入者データの書き込みが失敗した場合には、60
秒後に自動的に通常の動作に戻るようにすることもでき
るが、この場合でも、加入者データの再書き込みは、電
源スイッチ5を一度OFFにしない限りできない。
【0026】以上の操作は、あくまで、加入者データの
登録を行なう場合の一例であり、電源スイッチ5とプッ
シュスイッチ7との組み合わせやLED6の点灯、点滅
等の表示は、種々変更することが可能である。ただし、
あまりに簡単な組み合わせでは、一度登録した加入者デ
ータを容易に書き換えられるおそれがあるため、ある程
度複雑な組み合わせである方が望ましい。
【0027】次ぎに、図4および図5を用いて、行動管
理支援システムにおいて、路線バスの運行を管理する場
合を説明する。
【0028】まず、図4に示すように、路線バス用の行
動管理支援システムとしての運行管理システムにより、
前記の加入者データの登録済みの位置探索用PHS端末
器1の行動予定記憶手段としてのフラッシュメモリ14
に対して、バスの運行時刻表からなる行動予定情報を書
き込む(ステップST1)。この行動予定情報として
は、時刻、場所(停留所名)および逸脱エリアの組み合
わせを例えばテーブルとして時間経過順に表示するとよ
い。この場合、時刻としては、位置探索用PHS端末器
1による現在位置情報の収集時間であって、かつ、路線
バスが停留所に到着する実際の時刻を書き込むとよい。
都市場所としては所番地としたり、その所番地に相当す
る移動体通信システムの複数の基地局からの信号の入力
レベルとするとよい。また、逸脱エリアとしては、前記
場所の所番地から所定距離離れた所番地群としたり、場
所を示す所番地から所定距離離れた領域に相当する移動
体通信システムの複数の基地局からの信号の入力レベル
群とするとよい。逸脱エリアの範囲を決める値として
は、基地局が多く低出力の場合は数百メートル程度とさ
れ、基地局が少なく大出力の場合は数キロメートルとさ
れる。次ぎに、位置探索用PHS端末器1を携帯した路
線バスの出発により、当該路線バスの運行管理が開始さ
れる(ステップST2)。
【0029】続いて、位置探索用PHS端末器1は、時
間経過に伴って現在位置情報の収集時間であるかを判断
する(ステップST3)。
【0030】情報収集時間に到達すると、位置探索用P
HS端末器1のCPU10および関連部分が現在位置情
報の収集を開始する(ステップST4)。
【0031】具体的には、位置探索用PHS端末器1が
移動体通信システムの複数の基地局からの信号を受信し
てその入力レベルを現在位置情報として現在位置情報収
得手段としてのRAM15に格納する(ステップST
5)。
【0032】その後、逸脱信号発信手段として機能する
CPU10により、現在位置情報収集手段であるRAM
15によって収集された現在位置情報が行動予定記憶手
段であるフラッシュメモリ14に記憶されている行動予
定情報に沿っているか逸脱しているかを比較判断する
(ステップST6)。
【0033】この比較判断は図5に示す逸脱エリア比較
フローに従って進行される。即ち、まず判断方法を現在
位置情報が路線バスの運行ルートから逸脱しているかい
なかの基地局情報での比較であるか、現時刻における路
線バスの到着しているべき位置から逸脱しているかいな
かの現時間での比較であるかを判断する(ステップST
61)。この基地局情報での比較と現時間での比較との
選択は、ステップST1における運行管理システムによ
るフラッシュメモリ14に対する行動予定情報を書き込
む時に指定されている。
【0034】一方の基地局情報での比較においては、R
AM15によって収集された現在位置情報となる複数の
基地局からの信号の入力レベルが、フラッシュメモリ1
4に記憶されている行動予定情報の路線バスの運行ルー
トを示す複数の基地局からの信号の入力レベル群の範囲
から逸脱しているかいなかの比較判断が行われる(ステ
ップST62、63)。
【0035】他方の現時間での比較においては、RAM
15によって収集された現在位置情報となる複数の基地
局からの信号の入力レベルが、フラッシュメモリ14に
記憶されている行動予定情報の現在時間における路線バ
スの到達位置を示す複数の基地局からの信号の入力レベ
ル群の範囲から逸脱しているかいなかの比較判断が行わ
れる(ステップST64、63)。
【0036】ステップST6における判断の結果、路線
バスがエリアを逸脱せずに行動予定情報に沿っている場
合には、ステップST7からステップST3に戻り、逸
脱している場合にはステップST8に進行する。
【0037】路線バスが行動予定情報を逸脱している場
合には、逸脱信号発信手段であるCPU10が逸脱信号
を移動体通信システムに向けて発信し、その逸脱信号は
移動体通信システムを経由して路線バス用の行動管理支
援システムとしての運行管理システムに通報される(ス
テップST8)。
【0038】この逸脱信号の通報を受けると運行管理シ
ステムにおいては、位置探索用PHS端末器1の現在位
置の情報を管理する位置登録機能を利用して、位置探索
用PHS端末器1の追跡を開始して位置を割り出し、そ
の後の路線バスの運行状況の監視を継続する(ステップ
ST9)。
【0039】このような路線バスの運行時において、緊
急事態が発生した場合には、緊急信号発信手段としての
緊急スイッチ7を押して緊急信号をホスト側に発信し
て、位置探索用PHS端末器1を携帯している路線バス
が緊急事態であることをいち早くホスト側に知らせるこ
とができる。
【0040】前記実施形態においては、路線バスの運行
管理を対象としたが、本発明の位置探索用PHS端末器
1を宅配便の配達の監視に利用したり、種々の利用方法
に適用することができる。
【0041】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明はこのように構成され作用するも
のであるから、従来の携帯端末器の現在位置の情報を管
理する位置登録機能を利用するとともに、携帯端末器自
身で現在位置を探索でき、行動予定情報との対比も可能
であり、種々の行動の監視に利用することができる。
【0043】具体的には、本発明に係る位置探索用PH
S端末器は、行動予定記憶手段に予め行動予定情報を書
き込んだ位置探索用PHS端末器を携帯して出発する
と、現在位置情報収得手段が行動予定情報に従って所定
時間経過すると移動体通信システムを介して現在位置情
報を収得し、続いて逸脱信号発信手段が現在位置情報収
集手段によって収集された現在位置情報が前記行動予定
記憶手段に記憶されている行動予定情報に沿っているか
逸脱しているかを判断する。そして、判断結果が逸脱し
ている場合には逸脱信号発信手段が逸脱信号を前記ホス
ト側に発信することにより、位置探索用PHS端末器の
携帯者が行動予定を逸脱していることが知らされる。一
方、判断結果が沿っている場合には逸脱信号発信手段は
逸脱信号を発信しないので、位置探索用PHS端末器の
携帯者が行動予定に沿って行動していることが知らされ
る。これにより位置探索用PHS端末器の携帯者の行動
を自己で管理したり、外部で監視することができる。
【0044】また、位置探索用PHS端末器に緊急時に
緊急信号を前記ホスト側に発信する緊急信号発信手段を
設けることにより、位置探索用PHS端末器の携帯者は
緊急事態であることをいち早くホスト側に知らせること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る位置探索用PHS端末器の実施
の一形態を示す正面図
【図2】 図1に示す位置探索用PHS端末器の左側面
【図3】 本発明の位置探索用PHS端末器の内部機器
回路の実施形態を示すブロック図
【図4】 本発明にかかる位置探索用PHS端末器によ
る路線バスの運行管理を示すフローチャート
【図5】 図4に示すフローチャートのサブルーチンを
示すフローチャート
【符号の説明】
1 位置探索用PHS端末器 2 本体ケース 7 緊急スイッチ 10 CPU 13 プログラムROM 14 フラッシュメモリ 15 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信システムのホスト側と送受信
    可能な位置探索用PHS端末器であって、行動予定情報
    を記憶可能な行動予定記憶手段と、現在位置情報を前記
    移動体通信システムを介して収得する現在位置情報収得
    手段と、この現在位置情報収集手段によって収集された
    現在位置情報が前記行動予定記憶手段に記憶されている
    行動予定情報に沿っているか逸脱しているかを判断し、
    逸脱している場合には逸脱信号を前記ホスト側に発信す
    る逸脱信号発信手段とを有することを特徴とする位置探
    索用PHS端末器。
  2. 【請求項2】 緊急時に緊急信号を前記ホスト側に発信
    する緊急信号発信手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載の位置探索用PHS端末器。
JP2001004794A 2001-01-12 2001-01-12 位置探索用phs端末器 Withdrawn JP2002209249A (ja)

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