JP2002207758A - 住所特定装置および住所特定制御プログラム - Google Patents
住所特定装置および住所特定制御プログラムInfo
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Abstract
できる住所特定装置、および、住所特定制御プログラム
を提供すること。 【解決手段】 カーナビゲーション装置で、住所から行
き先を決定するとき、指定された大字内のすべての小
字、町、丁目区分をリスト表示する。このとき、所定の
スクロール操作により、小字、町、丁目区分の先頭の数
字列あるいは数字以外の文字列単位でスキップしてリス
ト表示をスクロールする。
Description
つの住所を特定するための住所特定装置、およびその制
御プログラムに関する。
能、出発地から目的地までの推奨経路を演算する機能、
演算された推奨経路に基づいて経路誘導を行う機能など
を兼ね備えたカーナビゲーション装置が知られている。
このカーナビゲーション装置では、住所を特定して行き
先を設定する機能を有する。
表示から一つの都道府県名を指定すると、その都道府県
内の市町村名がリスト表示される。市町村名のリスト表
示から一つの市町村名を指定すると、その市町村内の大
字名がリスト表示される。大字名のリスト表示がなされ
ると、その中から一つの大字名を指定し、テンキー入力
などで戸番を入力して所望の住所を特定していた。
などで戸番を入力するのは煩わしいという問題が生じて
いた。
速に特定することができる住所特定装置、および、住所
特定制御プログラムを提供することにある。
使用して、括弧内にその対応する要素の符号をつけて本
発明を以下に説明する。上記目的を達成するために、請
求項1の発明は、住所が、少なくとも、市町村名と、市
町村名の次に来る第1の区分名と、第1の区分名の次に
来る第2の区分名とで表示される場合に、複数の住所の
中から一つの住所を特定する住所特定装置に適用され、
複数の住所に関するデータを格納した住所データ(2)
に基づき、指定された市町村内の第1の区分名を表示装
置(8)上にリスト表示するように表示装置(8)を制
御する第1の区分リスト表示制御部(3)と、第1の区
分名のリスト表示から一つの第1の区分名が指定された
とき、指定された第1の区分名内に存在する複数の第2
の区分名を表示装置(8)上にリスト表示するように表
示装置(8)を制御する第2の区分リスト表示制御部
(3)と、第2の区分名のリスト表示をスクロールする
ために操作される入力装置とを備え、入力装置が操作さ
れたとき、第2の区分リスト表示制御部(3)は、第2
の区分名の先頭文字から所定の区切り記号までの文字列
が共通する単位で、第2の区分名のリスト表示をスクロ
ールして表示するように表示装置(8)を制御するもの
である。請求項2の発明は、請求項1記載の住所特定装
置において、第2の区分名の先頭文字が数字で始まる場
合、所定の区切り記号は数字以外の文字あるいは記号で
あるとしたものである。請求項3の発明は、請求項1記
載の住所特定装置において、第2の区分名の先頭文字が
数字以外の文字で始まる場合、所定の区切り記号は数字
あるいは記号であるとしたものである。請求項4の発明
は、住所が、少なくとも、市町村名と、市町村名の次に
来る第1の区分名と、第1の区分名の次に来る第2の区
分名とで表示される場合に、複数の住所の中から一つの
住所を特定するために実行される住所特定制御プログラ
ムは、複数の住所に関するデータを格納した住所データ
(2)に基づき、指定された市町村内の第1の区分名を
表示装置(8)上にリスト表示するように表示装置
(8)を制御する第1の区分リスト表示制御手順と、第
1の区分名のリスト表示から一つの第1の区分名が指定
されたとき、指定された第1の区分名内の複数の第2の
区分名を表示装置(8)上にリスト表示するように表示
装置(8)を制御する第2の区分リスト表示制御手順
と、第2の区分名のリスト表示をスクロールするための
操作信号を入力する操作信号入力手順とを実行し、操作
信号が入力されたとき、第2の区分リスト表示制御手順
は、第2の区分名の先頭文字から所定の区切り記号まで
の文字列が共通する単位で、第2の区分名のリスト表示
をスクロールして表示するように表示装置(8)を制御
するものである。
では、分かりやすく説明するため実施の形態の図と対応
づけたが、これにより本発明が実施の形態に限定される
ものではない。
るカーナビゲーション装置のブロック図である。カーナ
ビゲーション装置は、車両の走行に関する情報を提示す
る機能、具体的には、車両位置周辺の道路地図を表示す
る機能、出発地から目的地までの推奨経路を演算する機
能、演算された推奨経路に基づいて経路誘導を行う機能
などを兼ね備えている。いわゆるナビゲーションあるい
は道路案内などを行う装置である。
る現在地検出装置であり、例えば車両の進行方位を検出
する方位センサ1a、車速を検出する車速センサ1b、
GPS(Global Positioning System)衛星からのGP
S信号を検出するGPSセンサ1c等から成る。2は道
路地図データおよび住所データ(後述)を格納する地図
記憶メモリであり、道路地図データおよび住所データが
格納された記録媒体であるCD−ROM14およびその
読み出し装置から成る。記録媒体はCD−ROMに限定
されず、磁気テープやDVDやその他のあらゆる記録媒
体であってもよい。
マイクロプロセッサおよびその周辺回路から成る。制御
回路3は、RAM13を作業エリアとしてROM12に
格納された制御プログラムを実行して後述する各種の制
御を行う。4は車両の目的地等を入力する各種スイッチ
を有する入力装置である。カーソル(フォーカス)の移
動や画面のスクロールを指示するジョイスティックを含
む。なお、入力装置4をリモコン方式としてもよい。ま
た、画面内にタッチパネルスイッチを設けてもよい。
ータを格納する画像メモリであり、この画像データは道
路地図描画用データや各種の図形データなどから作成さ
れる。画像メモリ7に格納された画像データは適宜読み
出されて表示モニタ8に表示される。制御回路3は、表
示モニタ8への表示用信号の出力装置として機能する。
装置は、現在地検出装置1により取得した自車位置情報
および地図記憶メモリ2に格納されている道路地図デー
タに基づき各種のナビゲーションを行う。例えば、自車
位置近辺の道路地図および自車位置を表示モニタ8に表
示し、経路探索によって得られた経路に沿ってドライバ
ーを誘導する。
行き先(目的地)の設定をする場合を詳細に説明する。
まず、住所について説明する。住所は、住居表示法によ
る表現や旧来の地番での表現など各種の形態が考えられ
る。住居表示法による表現では「都道府県」「市町村」
「町名」「街区符号」「住居番号」で表され、例えば
「愛知県○○市△△1丁目1番1号」と表された住所で
は、「○○市」が「市町村」の区分、「△△1丁目」が
「町名」の区分、「1番」が「街区符号」の区分、「1
号」が「住居番号」に対応する。旧来の地番での表現で
は「愛知県○○市△△町123番地」などと表される場
合もある。
形態の住所において、「市町村」の次に来る区分を「大
字区分」と呼び、「大字区分」の次に来る区分を「小
字、町、丁目区分」と呼ぶ。また、「小字、町、丁目区
分」以下を数字で表現するものを「戸番」と呼ぶ。
号」の例では、「△△」が「大字区分」に該当し、「1
丁目1番1号」が「小字、町、丁目区分」に該当する。
「1丁目1番1号」は「戸番」にも該当し、簡単に「1
−1−1」と表現する場合もある。また、「愛知県○○
市△△町123番地」の例では、「△△町」が「大字区
分」に該当し、「123番地」は「小字、町、丁目区
分」に該当するとともに「戸番」にも該当する。他の表
現の一形態として、「愛知県○○町大字△△字××2」
などと表現される場合もある。この例では、「○○町」
が「市町村」に該当し、「大字△△」が「大字区分」に
該当し、「字××2」が「小字、町、丁目区分」に該当
し、「2」が「戸番」に該当する。
全国の住所が「住所データ」として地図記憶メモリ2に
格納されており、各住所は地図上の座標データを有す
る。なお、地図記憶メモリ2に格納される住所データは
必ずしも日本全国のデータを有する必要はなく、特定の
地域に限定されたものであってもよい。
により行き先を設定するまでの一連の操作について説明
する。図2、図3は、これらの操作を説明する図であ
る。
表示されている「行き先の設定」101、「ルートの確
認」102、「登録する」103、「情報を見る」10
4、「各種設定」105の5つのメニュー項目から「行
き先の設定」101を選択して決定することにより、行
き先設定の初期メニュー画面が表示された図である。画
面項目の選択、決定は、入力装置4の一部であるジョイ
スティックを使用して行う。ジョイスティック4を左
右、上下、斜めに倒すことによりフォーカス(項目の強
調表示)を移動させ、ジョイスティック4の上面にある
プッシュスイッチ(不図示)を押すことにより移動した
フォーカス上の項目が決定される。
ら「住所から」106を選択して決定すると、画面は図
2(b)の表示に移る。図2(b)では、住所データに
基づき、都道府県名が50音順にリスト表示されてい
る。図2(b)で、「あかさたなはまやらわ」107か
ら、いずれかの行を選択して決定すると、その行から始
まる都道府県名がリスト表示される。例えば、「た」1
08を選択して決定すると、「た行」で始まる都道府県
名からリスト表示される。
るときにジョイスティック4を上下に倒すと、フォーカ
スがリスト表示上を上下に移動する。フォーカスがリス
ト表示の一番上の項目109にあるときに、さらに、ジ
ョイスティック4を上に倒すとリスト表示が1画面分
(5個の表示分)上にスクロールする。逆に、フォーカ
スがリスト表示の一番下の項目110にあるときに、さ
らに、ジョイスティック4を下に倒すとリスト表示が1
画面分(5個の表示分)下にスクロールする。ただし、
リスト表示がすでに最上段、あるいは最下段にある場合
は、その方向へのスクロールはされない。以下に説明す
る画面におけるスクロール操作においても同様である。
て決定すると、画面は図2(c)の表示に移る。図2
(c)では、住所データから愛知県内の市町村名が抽出
されリスト表示される。図2(c)で、「赤羽根町」1
11を選択して決定すると、画面は図2(d)の表示に
移る。図2(d)では、住所データから赤羽根町内の大
字名が抽出されリスト表示される。大字名は、前述した
「大字区分」に該当する部分の文字列である。図2
(d)で、「赤羽根」112を選択して決定すると、画
面は図3(a)の表示に移る。
図2(d)に移るにつれて、「あかさたなはまやらわ」
107、「あかさたなはまやらわ」113、「あかさた
なはまやらわ」114が追加されて表示される。「あか
さたなはまやらわ」107、113、114は、それぞ
れ、都道府県名のリスト表示、市町村名のリスト表示、
大字名のリスト表示に設けられたものである。従って、
図2(d)の大字名の画面で、「あかさたなはまやら
わ」107のいずれかの文字を選択して決定すると、図
2(b)の画面に戻ることが可能である。図2(b)に
戻ると、図2(d)で決定した文字の行から始まる都道
府県名のリスト表示がなされる。
分」の赤羽根内の「小字、町、丁目区分」すべてが抽出
されリスト表示される。「1丁目1番1号」のような場
合は「1−1−1」と、簡易的に「ハイフォン(−)」
で区切った住所データが格納されている場合もある。そ
の場合はそのままハイフォンで区切って表示する。リス
ト表示された「小字、町、丁目区分」の一つを選択して
決定すると、住所が特定される。住所が特定されると、
画面は図3(c)に移り、地図記憶メモリ2に格納され
た道路地図データに基づき、特定された住所に対応する
座標を中心とした道路地図が表示される。
べてリスト表示されるので、戸番入力をしなくても住所
が特定できる。これにより、操作が簡易かつ迅速に行え
る。
表示を上下にスキップさせるためのスイッチである。ジ
ョイスティック4でフォーカスを上下スイッチ201上
に移動し、ジョイスティック4を上下に倒すと、「小
字、町、丁目区分」のリスト表示を上下にスキップす
る。「小字、町、丁目区分」のリスト表示のスキップと
は、「小字、町、丁目区分」の先頭が数字で始まる場
合、最初の同じ数字列単位でスクロールすることを言
う。例えば「1−1−1」「1−1−2」「1−1−
3」...「1−2−1」「1−3−3」「2−1−
1」「2−2−1」...「4−5−10」と「小字、
町、丁目区分」が抽出され「1−1−1」以降がリスト
表示されているときに、上下スイッチ201上でジョイ
スティック4を下側に倒すとリスト表示は「2−1−
1」までスキップし、「2−1−1」以降をリスト表示
する。
るハイフォンまでをひとかたまりの数字列とし、その数
字列と異なる次の数字列までスキップする。上記の表記
が「1丁目1番1号」のようになされている場合は、
「丁目」の「丁」の字を区切り記号とする。すなわち、
数字とは異なる文字あるいは記号を区切り記号とする。
記号とはハイフォン(−)やスラッシュ(/)や点
(・)等の文字以外のものである。
まる場合は、最初の同じ漢字列単位でスクロールする。
例えば「赤原1」「赤原3」...「赤原101」「上
村10」「上村15」...「上村120」「上村33
6」と「小字、町、丁目区分」が抽出され「赤原1」以
降が表示されているときに上下スイッチ201上でジョ
イスティック4を下側に倒すと、リスト表示は「上村1
0」までスキップし「上村10」以降がリスト表示され
る。この場合は、数字を区切り記号としている。数字の
代わりにハイフォン等の記号が出てきた場合は、それも
区切り記号となる。最初の文字列が平仮名、カタカナ、
あるいは漢字と平仮名等の組み合わせであっても同様で
ある。例えば「霞が関1」とある場合は「霞が関」が一
つの文字列のかたまりとなる。すなわち、先頭が数字以
外の漢字、平仮名、カタカナの文字で始まる場合は、数
字あるいは記号の区切り記号が出てくるまでのそれらの
文字の組み合わせを一つの文字列のかたまりとする。
丁目区分」が数多く抽出されリスト表示される場合であ
っても、スクロール操作が効率よく行うことができるよ
うになる。
して決定すると、画面は図3(b)に移る。図3(b)
の画面ではテンキー203が表示され、テンキー入力で
戸番を入力することができる。項目204には大字区分
名が表示され、項目205にはテンキー203で入力さ
れる数字およびハイフォンが表示される。テンキー入力
が終了した後、項目「地図表示」206を選択して決定
すると、項目204、205の内容が住所として特定さ
れ、図3(c)の地図表示に移る。
る。上述した、図2(a)〜図2(d)は、地図記憶メ
モリ2に格納された住所データに基づき、都道府県名を
リスト表示し、次に、決定された都道府県内の市町村名
をリスト表示し、次に、決定された市町村内の大字名を
リスト表示するものである。これらについては、フロー
チャートによる説明を省略し、図3(a)の表示の制御
から説明する。すなわち、図2(d)において、ある大
字名が決定されたところから説明する。図4は、制御回
路3の制御のフローチャートを示す図である。
道府県、市町村、大字内に属するすべての「小字、町、
丁目区分」を住所データから取得する。ステップS2で
は、取得した「小字、町、丁目区分」データをソートし
てバッファーに格納する。ソートは、先頭の文字から数
字、50音の称呼の順に行う。ステップS3では、ソー
トされたデータを表示モニタ8に所定の項目数分リスト
表示する。図3(a)では5個表示されている。
よる入力操作が1項目移動か否かを判断する。ジョイス
ティック4によるスクロール操作は前述した通りであ
る。ジョイスティック4の入力処理は、他のタスクによ
り処理がなされ、所定のフラグが設定されているので、
そのフラグを見て判断する。ステップS4で、1項目移
動であると判断するとステップS5に進む。ステップS
5では、フォーカスをリスト表示された項目上を1項目
分移動させ、ステップS6に進む。ステップS6では、
1ページスクロール操作か否かを判断する。すなわち、
フォーカスがリスト表示上の上段あるいは下段にまで進
み、さらにジョイスティック4が上下に倒された場合か
否かである。ステップS6で、1ページスクロールであ
ると判断するとステップS7に進む。ステップS7で
は、リスト表示された項目を1ページ分(5項目分)ス
クロールする。上側にスクロールするのか下側にスクロ
ールするのかは、ジョイスティック4の倒される方向に
よって決まる。その後、ステップS3に戻る。
判断する。すなわち、フォーカスが上下スイッチ201
上に移動した状態でジョイスティック4が上側あるいは
下側に倒されたか否かを判断する。ステップS8で、ス
キップ操作でないと判断するとステップS4に戻り、ジ
ョイスティック4の操作入力を待つ。ステップS8で、
スキップ操作であると判断するとステップS9に進む。
ステップS9では、リスト表示された項目「小字、町、
丁目区分」の先頭に表示された項目の文字コードを取得
する。ステップS10で、取得した文字コードが数字の
文字コードか否かを判断する。ステップS10で、数字
であると判断するとステップS11に進み、数字でない
と判断するとステップS13に進む。
表示された「小字、町、丁目区分」の先頭数字から「ハ
イフォン」「丁」などの住所表記の区切りが出現するま
での数字列を抽出する。すなわち、数字以外の文字ある
いは記号が出現するまで数字の文字列を抽出する。これ
により、数字の文字列のみ抽出できる。ステップS12
では、ステップS11で抽出された数字の文字列とは異
なる文字列が見つかるまで、ソートされたバッファー内
を検索する。数字の文字列とは異なる文字列とは、数字
の文字列である場合もあり、数字以外の文字の文字列で
ある場合もある。異なる文字列を見つけるとその文字列
の項目からリスト表示すべく、ステップS3に戻る。
表示された「小字、町、丁目区分」の先頭文字から数字
あるいは記号が出現するまでの文字列を抽出する。すな
わち、区切り記号としての数字あるいは記号が出現する
まで文字列を抽出する。これにより、数字以外の文字の
文字列が抽出できる。ステップS14では、ステップS
12で抽出された文字列とは異なる文字列が見つかるま
で、ソートされたバッファー内を検索する。ステップS
12の文字列とは異なる文字列とは、数字の文字列であ
る場合もあり、数字以外の文字の文字列である場合もあ
る。異なる文字列を見つけるとその文字列の項目からリ
スト表示すべく、ステップS3に戻る。
リスト表示がされたとき、「小字、町、丁目区分」の先
頭の数字列あるいは数字以外の文字列単位でスキップし
てリスト表示をスクロールできるようにした。これによ
り、所望の「小字、町、丁目区分」を簡易にかつ迅速に
特定することができるようになり、住所全体が簡易かつ
迅速に特定することができるようになる。その結果、行
き先などを決定するまでの煩わしい操作が大幅に軽減さ
れる。
所表記を例にあげ説明をしたが、これらの内容に限定す
る必要はない。あらゆる住所表記に本発明は適用でき
る。基本的には、市町村名の次に来る文字列のかたまり
を第1の区分とし、その次にくる文字列を第2の区分と
した。通常、上記第1の区分は容易に特定できるが、第
2の区分は抽出件数も多くなり、また戸番のリスト表示
になる場合もあり特定がわずらわしい。そこで、本発明
を適用することにより、第2の区分の特定が容易かつ迅
速に行えるようになる。
ション装置の例で説明をしたが、この内容に限定する必
要はない。携帯用のナビゲーション装置にも本発明は適
用できる。また、ナビゲーション装置に限定する必要も
ない。すなわち、表示画面上で住所を特定できるような
あらゆる装置に適用できる。例えば、携帯電話において
も本発明を適用できる。
ション装置の制御回路3が実行する制御プログラムはR
OM12に格納されている例で説明をしたが、この内容
に限定する必要はない。制御プログラムやそのインスト
ールプログラムをCD−ROM14などの記録媒体で提
供してもよい。
ットなどに代表される通信回線などの伝送媒体を介して
提供することも可能である。すなわち、プログラムを、
伝送媒体を搬送する搬送波上の信号に変換して送信する
ことも可能である。図5はその様子を示す図である。カ
ーナビゲーション装置21は上記に説明したカーナビゲ
ーション装置であり、通信回線22との接続機能を有す
る。コンピュータ23はカーナビゲーション装置21用
の制御プログラムを提供するサーバーコンピュータであ
り、そのプログラムが格納されている。通信回線22
は、インターネット、パソコン通信などの通信回線、あ
るいは専用通信回線などである。通信回線202は、電
話回線や携帯電話などの無線電話回線などを含む。
で実行させてカーナビゲーション装置を実現するように
してもよい。その場合、現在地検出装置1などはパソコ
ンの所定のI/Oポートなどに接続するようにすればよ
い。
いるので、例えば、「小字、町、丁目区分」のリスト表
示がされたとき、所望の「小字、町、丁目区分」を簡易
にかつ迅速に特定することができるようになり、住所全
体が簡易かつ迅速に特定することができるようになる。
その結果、行き先などを決定するまでの煩わしい操作が
大幅に軽減される。
ン装置のブロック図である。
るまでの一連の操作について説明する図である。
行き先を設定するまでの一連の操作について説明する図
である。
る。
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】住所が、少なくとも、市町村名と、市町村
名の次に来る第1の区分名と、前記第1の区分名の次に
来る第2の区分名とで表示される場合に、複数の住所の
中から一つの住所を特定する住所特定装置において、 前記複数の住所に関するデータを格納した住所データに
基づき、指定された市町村内の第1の区分名を表示装置
上にリスト表示するように表示装置を制御する第1の区
分リスト表示制御部と、 前記第1の区分名のリスト表示から一つの第1の区分名
が指定されたとき、指定された第1の区分名内に存在す
る複数の第2の区分名を表示装置上にリスト表示するよ
うに表示装置を制御する第2の区分リスト表示制御部
と、 前記第2の区分名のリスト表示をスクロールするために
操作される入力装置とを備え、 前記入力装置が操作されたとき、前記第2の区分リスト
表示制御部は、前記第2の区分名の先頭文字から所定の
区切り記号までの文字列が共通する単位で、前記第2の
区分名のリスト表示をスクロールして表示するように前
記表示装置を制御することを特徴とする住所特定装置。 - 【請求項2】請求項1記載の住所特定装置において、 前記第2の区分名の先頭文字が数字で始まる場合、前記
所定の区切り記号は数字以外の文字あるいは記号である
ことを特徴とする住所特定装置。 - 【請求項3】請求項1記載の住所特定装置において、 前記第2の区分名の先頭文字が数字以外の文字で始まる
場合、前記所定の区切り記号は数字あるいは記号である
ことを特徴とする住所特定装置。 - 【請求項4】住所が、少なくとも、市町村名と、市町村
名の次に来る第1の区分名と、前記第1の区分名の次に
来る第2の区分名とで表示される場合に、複数の住所の
中から一つの住所を特定するために実行される住所特定
制御プログラムは、 前記複数の住所に関するデータを格納した住所データに
基づき、指定された市町村内の第1の区分名を表示装置
上にリスト表示するように表示装置を制御する第1の区
分リスト表示制御手順と、 前記第1の区分名のリスト表示から一つの第1の区分名
が指定されたとき、指定された第1の区分名内の複数の
第2の区分名を表示装置上にリスト表示するように表示
装置を制御する第2の区分リスト表示制御手順と、 前記第2の区分名のリスト表示をスクロールするための
操作信号を入力する操作信号入力手順とを実行し、 前記操作信号が入力されたとき、前記第2の区分リスト
表示制御手順は、前記第2の区分名の先頭文字から所定
の区切り記号までの文字列が共通する単位で、前記第2
の区分名のリスト表示をスクロールして表示するように
前記表示装置を制御することを特徴とする。
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---|---|---|---|
JP2001004242A JP4866507B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 住所リスト表示装置および住所リスト表示プログラム |
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JP2001004242A JP4866507B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 住所リスト表示装置および住所リスト表示プログラム |
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