JP2002207727A - クライアント装置、そのプログラムを記録した記録媒体、及びそのプログラム - Google Patents

クライアント装置、そのプログラムを記録した記録媒体、及びそのプログラム

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JP2002207727A
JP2002207727A JP2001326840A JP2001326840A JP2002207727A JP 2002207727 A JP2002207727 A JP 2002207727A JP 2001326840 A JP2001326840 A JP 2001326840A JP 2001326840 A JP2001326840 A JP 2001326840A JP 2002207727 A JP2002207727 A JP 2002207727A
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Masahiro Kurishima
正博 栗島
Kuniyuki Suzuki
久仁幸 鈴木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】閲覧中のページの所望の箇所に所望の注釈情報
を付与し注釈情報のみをマーク付け言語から分離し、記
憶し、合成するクライアント装置及びそのプログラムを
記憶した記録媒体を提供する 【解決手段】クライアント装置6は、サーバ9から取得
して閲覧中の任意のページ本文中の利用者によって選択
された任意の文字列に対し特殊なタグをマージして表示
し、このタグに関連させて上記選択された文字列に対す
る注釈データを作成し、この注釈データを注釈ファイル
として保存する。注釈ファイルは単独に持ち回りが可能
であり、注釈ファイルをクリックすると注釈処理モジュ
ールが起動してキーワードをキーワード表示枠に表示
し、このキーワードがクリックされると、そのキーワー
ドを含むページを表示してキーワードをマーク表示する
と共に注釈データを合成表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
イントラネットのサーバにアクセスしてネット閲覧ブラ
ウザにより表示されるマーク付け言語で記述された原文
を変更することなく注釈の付与、分離、記憶、および合
成の注釈処理を行うクライアント装置及びそのプログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平10−4942
5号に示されるようにインターネットのようなネットワ
ーク上でWebページとしてクライアント上に表示され
るマーク付け言語(HTMLやSGML等のマークアッ
プ言語)で記述された文書に対して付加情報として注釈
が付与される場合がある。この場合、そのような注釈は
専らインターネットとイントラネットとの間に介在する
プロクシサーバによって付与される。そして、同一のプ
ロクシサーバを経由して得られるWebページの情報
は、全て同じ結果で、つまり上記の注釈とこの注釈が付
与されるWebページ内のタグとが常に1対1に対応し
て閲覧ブラウザにより表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
注釈は、上述したように専らプロクシサーバによって付
与されるものであって、この注釈を、そのページ(We
bページ、以下同様)を閲覧しているクライアント側で
分離したりはできない。したがって、その注釈のみをペ
ージと独立した状態で記憶することも出来ない。勿論ペ
ージをそのままダウンロードすればページを丸々記憶す
ることはできるが、これは注釈だけ記憶できるものでは
ないから、それでは注釈だけを取り出して活用しようと
する場合には意味が無い。
【0004】もっとも、注釈(コメント)を対象とする
ページとは分離して表示することが可能なサーバとして
ディスカッションサーバが知られている。しかし、これ
とても、或るページに対して皆でコメントを付けて論議
する場合に、ページから分離されたコメントは、ディス
カッションサーバによって一括管理されるものであり、
ページからのリンク情報でディスカッションサーバの文
書ファイルが検索され、そこから引き出されたコメント
がクライアントに送信されて表示画面に表示されるとい
うものである。つまり、コメントをクライアント側で分
離したり、記憶したり、他のページに合成するなどの利
用の自由は一切なく、コメントが一人歩きするものでは
ない。コメントは単にディスカッションサーバから取り
出して見るものであって、サーバに蓄積されたものを皆
で見るという形式のものであった。また、この場合、デ
ィスカッションサーバを設置しておく必要があり、設備
上の制約も発生する。
【0005】言ってみれば、上記のプロクシサーバとデ
ィスカッションサーバの違いは、一方はページの一つ一
つの文言や画像片等のタグに注釈情報を付加する機能で
あり、他方はページ全体つまりページそのものに一般情
報を付加する機能であると言える。そして、いずれの場
合もそれらの情報をクライアント側で分離したり、記憶
したり、他のページに合成することはできない、つま
り、情報の用途が極めて限定されたものであった。
【0006】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
閲覧中のページの所望の箇所に所望の注釈情報をクライ
アント側で付与するクライアント装置及びそのプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することである。また、そ
の付与した注釈情報のみをクライアント側でマーク付け
言語で記述されたデータとは分離し、記憶し、合成する
クライアント装置及びそのプログラムを記録した記録媒
体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
である。本発明は、図1に示すように、注釈情報付与手
段1、注釈情報分離手段2、注釈情報記憶手段3、及び
注釈情報合成手段4を備えて構成される。注釈情報記憶
手段3は、可搬型の記録媒体5に所望のプログラムを読
み書きする後述する図3に示す媒体I/O装置17を備
えている。
【0008】本発明の1態様において、マーク付け言語
により作成されたページを閲覧ブラウザにより表示し閲
覧するクライアント装置における注釈情報の付与、分
離、記憶、及び合成の処理が行われる。注釈情報付与手
段1は、ページの任意の箇所、例えばマーク付け言語の
特定タグ、タグ内の特定文字列、タグ内のグラフィカル
情報等に、所望の注釈情報、例えば文字列情報、グラフ
ィカル情報、署名・認証情報、ハイパーテキストリンク
情報等から成る注釈情報を付与する。注釈情報分離手段
2は、付与された注釈情報をページから分離する。注釈
情報記憶手段3は、分離された注釈情報を記憶する。こ
の注釈情報は、ネットワークを介し又は記録媒体を介し
て、配布し、共有し、又は持ち回ることが可能である。
また、ハイパーテキストリンク情報は、ネットワークへ
のショートカット機能又はWebページへのブックマー
ク機能を含むこともできる。注釈情報合成手段4は、記
憶された上記の注釈情報を所望のページに合成する。
【0009】そして、記録媒体5は、マーク付け言語に
より作成されたページを、閲覧ブラウザにより表示し閲
覧して、且つ上記のように動作するクライアント装置の
ためのプログラムを記録しており、閲覧ブラウザで閲覧
中のマーク付け言語のページの所望の箇所に所望の注釈
情報を付与する機能と、この付与された前記注釈情報を
前記ページの前記マーク付け言語から分離する分離機能
と、この分離された前記注釈情報を記憶する機能と、こ
の記憶された前記注釈情報を前記マーク付け言語の所望
のページに合成する機能と、を実行させるためのプログ
ラムを、上記のクライアント装置により読み取り可能に
記録している。
【0010】また、プログラムは、マーク付け言語によ
り作成されたページを閲覧ブラウザにより表示するクラ
イアント装置としてのコンピュータに対して、前記閲覧
ブラウザで閲覧中の前記マーク付け言語のページの所望
の箇所に所望の注釈情報を付与する機能と、この付与さ
れた前記注釈情報を前記ページの前記マーク付け言語か
ら分離する分離機能と、この分離された前記注釈情報を
記憶する機能と、この記憶された前記注釈情報を前記マ
ーク付け言語の所望のページに合成する機能と、を実現
させ、更に、表示されるページに関連する注釈情報の有
無を判断する機能と、前記ページに関連する注釈情報が
ある場合に、該ページと共に該注釈情報を表示可能に設
定する機能と、を実現させ、また更に、指示された注釈
情報に含まれるアドレスで示されるページの取得処理を
指示する機能と、前記注釈情報に含まれる特定箇所情報
に基づき、前記指示により取得されたページの情報にお
ける当該特定箇所情報に関連付けて注釈情報を表示可能
に設定する機能とを実現させる、更に、表示されたペー
ジに対する指定箇所を検出する機能と、前記指定箇所に
対応する注釈を入力する機能と、前記ページのアドレス
情報と当該ページにおける前記箇所に関する情報および
前記注釈からなるファイルを生成する機能と、を実現さ
せる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図2は、一実施の形態におけ
るクライアント装置に係わる全体システムの構成を模式
的に示す図である。同図に示すように例えばパーソナル
コンピュータ等からなるクライアント装置6は、イント
ラネット7を介して、又は直接に、インターネット8に
接続しており、インターネット8には、多数のサーバ9
が接続されている。クライアント装置6にはネット閲覧
ブラウザが搭載されており、このネット閲覧ブラウザに
より、インターネットを介し(あるいは更にイントラネ
ットを介して)所望のサーバ9の文書にアクセスが可能
である。
【0012】サーバ9には、固有のURLによって識別
される多数の文書がそれぞれ記憶されている。文書の多
くは、いまでは標準となっている文書記述言語であるH
TML(ハイパーテキスト・マークアップ言語(hyperte
xt markup language) )で記述されており、これらの文
書は、クライアント装置6のネット閲覧ブラウザでアク
セスされ、抽出されて、ページの形式で、クライアント
装置6の表示装置上に表示される。
【0013】図3は、クライアント装置6の回路構成を
示すブロック図である。同図に示すように、クライアン
ト装置6は、CPU(中央演算処理装置)10と、この
CPU10にバス11を介して接続されたROM12、
RAM13、HDD14、入力装置15、表示装置1
6、媒体I/O装置17、及び伝送制御部18から成
り、媒体I/O装置17には可搬型の記録媒体5が着脱
自在に装着される。この記録媒体5は、外付けHD(ハ
ードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、MO
(光磁気ディスク)、CD−RW(再書込み可能光ディ
スク)、又はメモリカード等である。
【0014】ROM12は、例えばフラッシュROM
(電気的に内容を書き直せる読み出し専用メモリ)等で
あり、各ハード機構部を制御するためのファームウエア
が記憶されている。
【0015】RAM13は、CPU10の制御の下に、
HDD14のハードディスク又は媒体I/O装置17に
接続された記録媒体5から読み出されるOSや、各種の
アプリケーション・ソフト、あるいは、各種の中間デー
タを一時的に記憶する。
【0016】HDD14は、不図示のハードディスクが
一体化されたハードディスク・ドライブ装置であり、O
Sをはじめとして、記録媒体5から読み出された本発明
に係わる注釈処理プログラムや、その他各種のアプリケ
ーション・ソフトが予め格納されている。
【0017】入力装置15は、特には図示しないが、キ
ーボードやマウス、トラックボール、スティックポイン
ト、又はフラットポイント等のポインティングデバイス
を備えており、入力情報をCPU10に通知する。
【0018】表示装置16は、CRT又はLCDあるい
はプラズマディスプレイなどを備えており、CPU10
からの制御の下に、入力装置15からの入力情報あるい
はその入力情報に対応する各種の処理内容等からなる画
像データを表示する。
【0019】媒体I/O装置17は、各種の可搬型記録
媒体5のドライブ装置を接続する入出力インターフェー
スであり、CPU10の制御の下に、記録媒体5に所望
のプログラムやデータを記録し、また記録媒体5から所
望のプログラムやデータを読み出して、RAM13又は
HDD14に転送する。
【0020】伝送制御部18は、モデム、モデムカー
ド、又はモジュール等を接続するためのコネクタを有す
るI/O(入出力)インターフェースを備えて、イント
ラネットと接続し、あるいは、不図示の公衆回線を介し
てインターネットと接続して、所望のサーバ9と通信が
可能であるように構成されている。
【0021】CPU10は、ROM12に格納されてい
るファームウエアに基づいて各ハード機構部を制御し、
HDD14のハードディスクからRAM13に読み出し
たOSに従って装置全体の動作を制御しながら、記録媒
体5からHDD14のハードディスクに転送されている
本発明に係わる注釈処理プログラム(注釈モジュール)
をRAM13に読み出し、この読み出した注釈処理プロ
グラムに従って、詳しくは下記に説明するマーク付け言
語で記述された文書に対する注釈の付与、分離、記憶、
および合成の注釈処理を実行する。
【0022】図4は、上記構成のクライアント装置6の
CPU10により上述した注釈処理プログラムに基づい
て実行される注釈の付与、分離、記憶の処理動作を説明
するフローチャートである。
【0023】図5は、同じくクライアント装置6のCP
U10により上述した注釈処理モジュールに基づいて実
行される注釈の合成と表示の処理理動作を説明するフロ
ーチャートである。
【0024】図6〜図13は、上記の注釈処理動作に伴
ってクライアント装置6の表示画面上に表示されるウィ
ンドウの表示例を示す図である。尚、以下の説明では、
マーク付け言語(マークアップ言語)としてHTML
(hypertext markup language)を用い、このHTMLで
記述された個々の文章ファイルを、インターネット8を
介し、サーバ9のディレクトリから取得するために、そ
のサーバ9の文章ファイルにアクセスするプロトコルを
HTTPプロトコルとし、このHTTPにより取得すべ
き文章ファイルへのアクセスの指示をURL(uniform
resource locator)で行うものとする。勿論、マークア
ップ言語はSGML(standard generalized markup la
nguage)や他の種類としてもよく、また、プロトコルは
FTPプロトコルとしてもよいものである。
【0025】また、以下の説明では、Webブラウザ
(ネット閲覧ブラウザ)を単にブラウザという。また、
クライアント装置6の使用者を単に利用者という。ま
た、ブラウザの表示画面である、ツールバー、アドレス
入力欄、コメントバー等の表示のみで、上記のHTML
記述文章ファイルによる画面表示部分(HTML表示部
分)を含まないウィンドウそのものを、HTML表示部
分と区別して、ブラウザウィンドウという。また、HT
ML表示部分またはその表示内容をページということに
する。
【0026】まず、図4に示すフローチャートにおい
て、ブラウザを起動する(ステップS1)。この処理
は、利用者によって操作される処理であり、クライアン
ト装置6の表示画面上の例えばマイクロソフト・インタ
ーネット・エクスプローラあるいはネットスケープ・ナ
ビゲータのようなブラウザのアイコンをポインティング
デバイスで選択してクリックする処理である。
【0027】これにより、例えば図6(a) に示すような
ブラウザウィンドウ20とマーク付き言語の文章(文字
や画像)が表示される。同図(a) に示すブラウザウィン
ドウ20には、ツールバー21の標準ボタン群の中に、
本発明の注釈処理モジュールにより追加されている、同
図(a) には枠22で囲んで示している、「注釈」ボタン
23が表示されている。また同図(a) の例では、初期設
定によってアドレス入力欄24にURLで表示されてい
るアドレスのページ25が表示されている。
【0028】上記に続いて、注釈プログラムを起動する
(ステップS2)。この処理も、利用者によって操作さ
れる処理であり、図5(a) のツールバー21の上述した
「注釈」ボタン23を押す(クリックする、以下同様)
処理である。
【0029】これにより、ブラウザが注釈モードヘ遷移
する。すなわち、ブラウザのヘルパモジュール形式であ
る本発明の注釈処理モジュールによるブラウザのプロセ
スで動作する注釈作成機能が起動し、図6(b) に示すよ
うに、注釈ウィンドウ27がブラウザウィンドウ20、
同図(b) に示す例では左側に、インライン表示される。
【0030】この図6(b) に示す注釈ウィンドウ27に
は、左上の「設定」ボタン28と、その右横の設定内容
選択欄29と、それらの下に枠31で囲んで示す「コメ
ント作成」ボタン32と、そして、その下方に注釈ウィ
ンドウ27の大半を占めて設けられたキーワード表示枠
33とから成る。尚、以下の説明では、「注釈」と「コ
メント」を同義語として用いる。
【0031】上記に続いて、注釈を付与しようとするU
RL(つまりURLで指定されるアドレスのページ、以
下同様)へ移動する(ステップS3)。この処理は、利
用者によって操作される処理であり、アドレス入力欄2
4に所望のURL(アドレス)を直接入力または「お気
に入り」のプルダウンメニューから選択して入力して、
所望のページを表示させる処理である。これにより、ブ
ラウザによって図7に示すような注釈を付与したいペー
ジが表示される。
【0032】ここで、注釈を付与するキーワードとすべ
き文字列を選択する(ステップS4)。この処理は、利
用者によって操作される処理であり、利用者がページ2
5に表示している任意の文字列を選択する処理である。
例えば同図に示す例で、枠34で囲んで示す部分の「自
動車電話」の文字列を選択(範囲指定)したものとする
と、この文字列「自動車電話」がキーワードとすべき文
字列として注釈処理モジュールにより、図8に示すよう
に、反転表示される。
【0033】尚、以下の説明では、「文字列」は文章中
の注釈を付けたい文字列のことをいい、ページ25の文
章中の注釈を付けたい文字列を選んで表示を反転させる
場合を「文字列の選択」という。そして、「キーワー
ド」は注釈を付け終わった文字列のことをいい、注釈を
付け終わって独立に取り出されて、キーワード表示枠3
3に一覧表示された文字列(キーワード)の中から注釈
内容を表示させるためにクリックして選択する場合は
「キーワードの選択」という。
【0034】上記のように「文字列の選択」を行って、
ここで、使用者が「コメント作成」ボタン32を押すこ
とにより(ステップS5)、注釈処理モジュールによ
り、注釈入力画面として図8に枠35で囲んで示す注釈
データ入力ダイアログ36が表示される(ステップS
6)。
【0035】上記の注釈データ入力ダイアログ36に
は、作成者名入力枠37、注釈入力枠38、参考ページ
39、その下方の「OK」ボタン、「キャンセル」ボタ
ン、及び「削除」ボタンが表示される。参考ページ39
には、URL入力枠40、表示名入力枠41、及び説明
入力枠42が設けられている。
【0036】ここで、注釈文と関連URLを入力する
(ステップS7)。この処理は、利用者によって操作さ
れる処理であり、上記の作成者名入力枠37には、注釈
を作成する作者の名前を入力する。注釈入力枠38に
は、上記選択した文字列「自動車電話」に付与する注釈
文を入力する。参考ページ39のURL入力枠40、表
示名入力枠41、及び説明入力枠42は、後述するコメ
ント表示から他のページにジャンプする場合のデータ入
力枠であり、必要に応じて入力する。これらの注釈デー
タを入力し終わったら最後に確認して「OK」ボタンを
押す。
【0037】この入力に基づいて、注釈処理モジュール
により、既に注釈が付与されてキーワードとなった文字
列であるか否かが判別される(ステップS8)。この処
理は、本発明の特徴の一つである同一の文字列に対して
複数の注釈を付与することができることからくる判断処
理である。
【0038】そして、この判別で、既に注釈が付与され
たキーワードでは無いときは(S8がNo)、その場合
は、注釈処理モジュールにより、タグをマージする処理
が行われる(ステップS9)。この処理では、選択され
た文字列を注釈データに関連付けするために、ブラウザ
でいま表示しているページのHTMLの原文へタグが埋
め込まれる。
【0039】図9(a),(b),(c) は、そのような注釈処理
モジュールとブラウザとの遣り取りの処理内容(マージ
の処理内容)を示す図であり、同図(a) は注釈処理モジ
ュールで生成されるデータの構造を示す図であり、同図
(b) はブラウザで表示しているマーク付き言語のタグ挿
入前の記述を示す図、同図(c) はタグ挿入後の記述を示
す図である。
【0040】同図(a) に示すように、注釈の付与、分
離、作成処理では、注釈ごとに注釈ファイルが1レコー
ドとして作成される。この1レコードの注釈ファイルに
は、注釈作成者、注釈作成時間、URL、注釈の場所情
報、キーワード文字列、注釈本文の各データが格納され
る。また、利用者からの入力に応じて、注釈やその注釈
が付与されたキーワードに関連するページのURLが参
照URLとして格納され、そのURLに関連する表示文
字列や説明文字列等のデータが格納される。
【0041】そして、この注釈の付与では、選択された
文字列「自動車電話」を含む〈p〉タグで囲まれたマー
ク付き言語の文章、例えば同図(b) に示すように、
「〈p〉携帯・自動車電話及びPHSの料金割り引きサ
ービス〈/p〉」が取り出され、その〈p〉タグで囲ま
れたマーク付き言語内の「自動車電話」を囲んで、同図
(c) に示すように、〈span〉タグが「〈span〉
自動車電話〈/span〉」のように埋めこまれる。こ
の〈span〉タグには、タグ情報として「oncli
ck=”注釈処理モジュール(場所情報)”」、「on
mouseover=”***”」、「style
=””」等の情報が付与されている。
【0042】このタグには、ブラウザで表示しているペ
ージ中の上記注釈データが付与されたキーワード文字列
(同図に示す例では「自動車電話」)をクリックした
とき本発明の注釈処理モジュールが動作してキーワード
文字列に対応する上記入力した注釈データをポップアッ
プ表示させる情報や、キーワード文字列の先頭に付随す
る例えば「☆」、「※」の記号、キーワード文字列の下
に付随する例えば「赤のアンダーライン」、又はキーワ
ード文字列そのものを「色付けする」等の目印からなる
アンカーやマウス移動によるカーソル形状の変更情報等
が記述される。
【0043】ブラウザは、これにより、このキーワード
部分の表示にアンダーラインを付加したり、このキーワ
ード部分がマウスでポインティグされたとき反転表示さ
せたり、このキーワード部分がマウスでクリックされた
とき注釈処理モジュールを呼び出して、注釈処理モジュ
ールに表示の制御を遷移させる。
【0044】すなわち、上記マージ処理の結果は、ブラ
ウザのキャッシュデータヘ反映され、図10に示すよう
に、ページ25の上記反転表示されていた文字列「自動
車電話」の反転が消え、代ってタグを付与されたことを
示す、つまり注釈文が付与されてキーワードとなった文
字列であることを示す赤いアンダーライン(同図では色
表示でないため黒アンダーライン)を伴った文字列「自
動車電話」43が表示される。
【0045】次に、注釈処理モジュールは、上記マージ
処理の結果をキーワード表示枠33ヘ反映させる(ステ
ップS11)。これにより、図10に示す例では、キー
ワード表示枠33に、上記の注釈文の作成日時が「20
00/10/26(木)20:01」と表示され、その
右横に続いて作成者名が「富士通太郎」と表示され、そ
の下にキーワードが「自動車電話」と表示される。
【0046】また、上記ステップS8の判別で、既に注
釈が付与されたキーワード文字列なら(S8がYe
s)、その場合は、注釈処理モジュールにより、タグの
追加マージを行う(ステップS10)。この処理は、同
一キーワードに対して、複数の注釈が付与された場合に
は、キーワード又は文字列をクリックすることによっ
て、複数の注釈文をポップアップ表示するように、上記
のように一旦ページのHTMLの原文へ埋め込んだタグ
の情報を組み換える処理である。そして、この場合も、
この後、上記のステップS11の処理を行う。
【0047】続いて、利用者は、次の注釈をつけるか否
かを判別し(ステップS12)、次の注釈をつけるなら
(S12がYes)、その場合は、上述したステップ
S3に戻る。これにより、ステップS3〜S12の処理
が繰り返えされる。また、このステップS3〜S12の
処理の繰り返しは、注釈の個数分だけ行われる。
【0048】他方、次の注釈を付けないのなら(S12
がNo)、その場合は、利用者はキーワード表示枠33
のタスクバー44に表示されている保存ボタン45を押
す(ステップS13)。
【0049】これにより、図11に示すように、注釈デ
ータを保存するためのファイルを指定する保存ファイル
指定画面46が表示される。この保存ファイル指定画面
46は、一般的な保存ファイル指定画面であり、保存す
る場所を指定する入力窓47、その場所のファイルを一
覧表示する窓48、保存ファイル名を指定する入力窓4
9、そのファイルの種類を指定する入力窓50、及び
「保存」ボタン51と「キャンセル」ボタン52が表示
されている。
【0050】同図に示す例では、保存する場所を指定す
る入力窓47には「デスクトップ」が選択により入力表
示され、保存ファイル名を指定する入力窓49には保存
するファイル名として「Annotate.imj」と
入力表示され、また、ファイルの種類を指定する入力窓
50には、ファイルの種類として「注釈ファイル(*.
imj)」が初期設定または選択により入力表示されて
いる。
【0051】ここで、「保存」ボタン51を押すことに
より、上記の文字列「自動車電話」に付与されたタグに
関連付けて図8のように作成された「注釈文」が、HT
MLの原文とは独立に「Annotate.imj」の
ファイル名でデスクトップに保存されて一連の処理が完
了する(ステップS14)。
【0052】このように、任意のHTML文に付与され
た注釈文が、HTMLの原文から分離され、「Anno
tate.imj」のファイル名で、デスクトップに保
存されて、注釈データの付与、分離、保存の一連の処理
が行われる。なお、注釈データを保存する場所は任意で
あり、デスクトップに限るものではない。 続いて、上
記のにようにして作成されて保存された注釈データのH
TML文への合成・表示処理を説明する。
【0053】先ず、図5に示すフローチャートにおい
て、ステップS101及びS102の処理は、図4のフ
ローチャートに示したステップS1及びS2の処理と同
一である。すなわち、この場合も、ステップS101の
処理で例えば図5(a) に示すブラウザウィンドウ20と
ページ25が表示され、次のステップS102の処理で
図6(b) に示す注釈ウィンドウ27がインライン表示さ
れる。
【0054】図12に示すように、注釈ウィンドウ27
のキーワード表示枠33の下のツールバー53には、枠
54で囲んで示す「開く」ボタン55と枠56で囲んで
示す「追加」ボタン57が他のボタンと共に表示されて
いる。
【0055】ここで、利用者は、「開く」ボタン55を
押す(ステップS103)。すると同図に示すようにフ
ァイル選択画面58が表示される。続いて、利用者は、
拡張子が「imj」となっている所望の注釈ファイルを
選択する。
【0056】この選択により、注釈処理モジュールは、
その選択された注釈ファイルのデータ項目として含まれ
ているURLによって、インターネットを介し、URL
で指定されているページをブラウザに対してサーバ9に
要求させ、サーバ9から送信されたそのページの本文
と、上記注釈ファイルに含まれるデータとをマージする
(ステップS105)。なお、この処理は、図4で示し
たステップS9の処理と同一である。
【0057】また、上記ステップS101、S102、
及びS103を行わずに、最初にデスクトップ上の注釈
ファイルのアイコンをダブルクリックするようにしても
よい(ステップS104)。ただし、拡張子「imj」
と本発明の注釈処理モジュールは予め関連付けられてお
り、注釈ファイルのアイコンがダブルクリックされるこ
とにより注釈モジュールが当該注釈ファイルを処理対象
として起動される。この場合は、ダブルクリックされた
注釈ファイルに含まれるデータ項目のURLで示される
ページの取得をブラウザに指示してページを取得すると
共に、直ちに上記ステップS105の処理が行われる。
注釈処理モジュールは、上記のマージの結果を注釈ウィ
ンドウ27の表示へ反映させる(ステップS106)。
【0058】これにより、例えば、或るFというタイト
ルが付けられたページの本文中の「インターネット時
代」という文字列に対して、例えば「AA.imj」と
いう名称の注釈ファイルが作成されていたものとし、そ
のファイル「AA.imj」が上記利用者によりクリッ
クされて選択されたものとすれば、例えば図13に示す
ように、注釈ウィンドウ27のキーワード表示枠33内
に、枠60で囲んで示すように、上記の注釈ファイルA
A.imjが作成された日時「2000/10/31
(火)21:00」、作成者の氏名「富士通太郎」、及
び注釈ファイルのキーワード「インターネット時代」が
表示される。
【0059】そして、このキーワードにリンクする、つ
まり注釈ファイル「AA.imj」のデータ項目である
URLの「Fというページ25」がHTML表示部分に
表示される場合は、上記マージの結果として、Fという
ページ25が、その本文中に枠59で囲んで示す部分の
「インターネット時代」という文字列の下にアンダーラ
インを伴って表示される。
【0060】上記に続いて、他の注釈(注釈ファイル、
以下同様)を追加するか否かを判別し(ステップS10
7)追加するなら(S107がYes)、その場合は、
利用者は「追加」ボタン57を押して、追加する注釈フ
ァイルを選択する(ステップS108)。これにより、
処理がステップS105に戻り、新たに選択された他の
注釈ファイルが先に選択した注釈ファイルに結合されて
表示される。
【0061】他方、ステップS107の判別で、追加し
ないなら(S107がNo)、その場合は、利用者は、
注釈を表示するために、キーワードをクリックする(ス
テップS109)。この処理は、注釈ウィンドウ27の
キーワード表示枠33内に表示されているキーワード、
または、ページ25の本文中に表示されている例えば注
釈処理モジュールの処理によってアンダーラインのよう
なマークが付されている文字列をクリックする処理であ
る。なお、このキーワード表示枠33内のキーワード、
本発明の処理によりマークが付された文字列を、注釈ア
ンカーとも呼ぶ。
【0062】注釈処理モジュールは、上記の注釈アンカ
ーのクリック通知を検出する(ステップS110)。注
釈アンカーのクリック通知を検出した注釈処理モジュー
ルは、クリックされたキーワードに対する注釈情報を、
図9(a) に示したデータから取得する(ステップS11
1)。
【0063】そして、表示中のページのURLが上記ク
リックされた注釈アンカーに対応するURL情報と同一
か否かを参照し、上記クリックされたキーワードの注釈
が表示中のページ25への注釈か否かを判別する(ステ
ップS112)。この処理では、例えば注釈ウィンドウ
27のキーワード表示枠33内に複数のキーワードが表
示されている場合に起る得ることとして、クリックされ
たキーワードの注釈が表示中のページに関係ない場合が
ある。上記の判別はそのような場合に対処するための判
別である。
【0064】そして、この判別で、上記クリックされた
キーワードに付与されている注釈が、表示中のURLへ
の注釈でないなら(S112がNo)、その場合は当該
注釈ファイルのURL情報で指定されているURLへ移
動する、つまり表示を変更して(ステップS113)、
ステップS114の処理に進む。
【0065】尚、上記の表示変更の処理は、注釈処理モ
ジュールからブラウザに対して、指定されたURLのペ
ージの取得、取得したページの表示を指示することによ
って行われる。
【0066】他方、ステップS112の判別で、表示中
のURLへの注釈なら(S112がYes)、その場合
は、直ちに上記のステップS114の処理に進む。図1
4に示す例は、上記ステップS109のキーワードの選
択処理で、或るページ、例えば「G」というタイトルが
付けられたページ25のキーワード文字列「電子文具」
が選択された場合の例を示している。なお、図13の例
とは異なる注釈ファイルの選択、異なるページが表示さ
れている。
【0067】この選択で、注釈ウィンドウ27のキーワ
ード表示枠33内のキーワード「電子文具」またはGペ
ージ25の本文中の文字列「電子文具」のいずれをクリ
ックしても良く、このクリックがステップS110で検
出され、ステップS111の処理を経て、ステップS1
14の処理では、注釈処理モジュールは、ブラウザで表
示しているGページ25の本文中の指定されたキーワー
ド文字列「電子文具」を反転表示させる(ステップS1
14)。
【0068】この処理は、注釈処理モジュールが、ブラ
ウザで表示しているGページ25の本文中の、つまりマ
ーク付き言語で記述された原文内のタグを解析して該当
キーワードを発見し、そのキーワードとなっている文字
列を反転表示するための指示をブラウザに対して行うこ
とによって処理される。
【0069】このステップS114の処理に続いて、注
釈処理モジュールはデータ(図9(a) 参照)から該当す
るキーワード(本例では「電子文具」)に対する注釈デ
ータを取り出し、この取り出した注釈データを、図14
の枠61で囲んで示す注釈表示画面62に示すように、
ブラウザウィンドウの上記反転表示されているキーワー
ド「電子文具」の近傍に表示して(ステップS11
5)、処理を終了する。
【0070】上述した図4及び図5の処理に示したよう
に、本発明の注釈処理モジュールを搭載したクライアン
ト装置によれば、任意のページに対しクライアント側で
「特殊なタグ」を合成し、注釈データを作成し、この注
釈データを注釈ファイルとして保存することができるよ
うになる。
【0071】また、多数の注釈ファイルを結合して新し
い注釈ファイルを作ることができるようになる。また、
同じキーワード(同じページ内の同じ位置の文字列)に
対して複数の注釈を付けることができるようになる。ま
た、同じキーワードであっても場所(ページが別か、同
じページの別の位置に表示されている同一文字列)に対
してそれぞれ異なる注釈を付けることができるようにな
る。
【0072】そして、本発明の注釈処理モジュールは、
「キーワード」に基づいて、このキーワードを有する注
釈ファイル、この注釈ファイルから得られる「UR
L」、「任意のタグ内」及び「任意の文字列」の概念で
動作し、キーワードに付与された注釈情報を表示する。
そして、この注釈の表示は、ブラウザで表示されるマー
ク付き言語の原文へ合成するのではなく(マージされる
のは特殊タグとその属性情報のみ)、注釈処理モジュー
ルがブラウザとは別のウィンドウで表示する。
【0073】この注釈情報の付与においては、本発明の
注釈処理モジュールは、先ず利用者が選択した文字列を
ブラウザから受取り、これの文字列を含むマーク付き言
語に、本発明特有のタグを埋めこんでキーワードとした
後、これをブラウザに引き渡した後、更にこのタグとリ
ンクする注釈ファイルを作成してクライアント6側で保
管する。
【0074】このクライアント6側で保管する注釈ファ
イル(imjファイル)には、図9(a) に示したように
キーワードを付与したWebページのアドレス(UR
L)が保持されている。この注釈ファイルは他へ電子メ
ールなどで送ることができ、この注釈ファイルを送られ
た相手はその注釈ファイルをクリックすることによって
本発明の注釈処理モジュールが起動し、その注釈ファイ
ルに保持されているURLのWebページの取得をブラ
ウザに行わせると共に、そのWebページとimjファ
イルのデータ内容とをマージして表示させ、表示された
本文中のキーワード文字列をクリックして注釈を見るこ
とができる。
【0075】また、本発明の注釈処理では、同じ文字列
に異なる注釈を付けることができ、更に、注釈は一つの
ページだけではなく、他のページの異なる文字列に付け
ることもできる。例えば異なるページの異なる文字列に
意味が不明瞭なものがあった場合に、「これは何です
か」などの注釈を、その異なる2つの文字列にそれぞれ
付けることができる。
【0076】また、本発明の注釈処理は、業務に係わる
文書作成などの作業を行う際、文書校正支援システムと
して用いることができる。例えば、文書レビュー結果を
注釈ファイルへ保存し、その注釈ファイルを複数人が持
ち回ることにより最終的なレビュー結果を注釈に反映さ
せて、文章作成者はその注釈に従い文書校正を行うよう
にすると便利である。
【0077】また、業務担当者が稟議の申請書をWeb
ページで作ってその決済を管理職に求めるとき、課長な
ど直接の上司がそのWebページを見て内容が良ければ
そのページに対して承認を表わすデジタル署名をして回
送する。そして、更に部長、事業部長、社長と順次その
ページの閲覧が行われて、悪ければその箇所を指摘して
コメントを付けることができる。これによって、誰がい
つ承認したのか、なぜ承認しないのかなどが分かる。
【0078】このように注釈ファイルだけを持ち回るこ
とができ、元の稟議文書はそのままの形でページとして
残すことができ、そのページをネットワークで開くこと
によって閲覧とチェックを行うという業務用の稟議シス
テムを容易に構築することができる。
【0079】(付記1) マーク付け言語により作成さ
れたページを閲覧ブラウザにより表示クライアント装置
であって、前記ページの任意の箇所に所望の注釈情報を
付与する注釈情報付与手段と、該注釈情報付与手段によ
り付与された前記注釈情報を前記ページから分離する注
釈情報分離手段と、該注釈情報分離手段により分離され
た前記注釈情報を記憶する注釈情報記憶手段と、該注釈
情報記憶手段により記憶された前記注釈情報を所望のペ
ージに合成する注釈情報合成手段と、を有することを特
徴とするクライアント装置。
【0080】(付記2) 前記箇所は、前記マーク付け
言語の特定タグ、特定文字列、グラフィカル情報の少な
くとも1つであることを特徴とする付記11記載のクラ
イアント装置。
【0081】(付記3) 注釈情報付与手段は、現在ク
ライアント装置に表示中のマーク付け言語の任意の箇所
として、該マーク付け言語の特定タグ、特定文字列、グ
ラフィカル情報の少なくとも1つに、更に特有タグをマ
ージして閲覧ブラウザに表示させることにより、前記箇
所に所望の注釈情報を付与することを特徴とする付記1
又は2記載のクライアント装置。
【0082】(付記4) 前記注釈情報は、文字列情
報、グラフィカル情報、署名・認証情報、ハイパーテキ
ストリンク情報の少なくとも1つから成り、ネットワー
クを介し又は記録媒体を介して、配布し、共有し、又は
持ち回ることが可能であることを特徴とする付記1記載
のクライアント装置。
【0083】(付記5) 前記ハイパーテキストリンク
情報は、ネットワークへのショートカット機能又はWe
bページへのブックマーク機能を含んでいることを特徴
とする付記4記載のクライアント装置。
【0084】(付記6) 前記特有タグは、タグ情報と
して、前記箇所がクリックされたとき前記注釈情報を呼
び出すためのリンク情報の他に、前記箇所へのアンカー
マークの付与情報、前記箇所へのポインタ移動によるポ
インタ形状の変更情報の少なくとも1つを含んでいるこ
とを特徴とする付記3記載のクライアント装置。
【0085】(付記7) 注釈情報分離手段は、前記注
釈情報として、少なくとも注釈情報の場所情報、注釈本
文、前記箇所の表現情報、及び前記箇所を含むページの
アドレス情報を保持することを特徴とする付記1記載の
クライアント装置。
【0086】(付記8) 注釈情報合成手段は、注釈情
報記憶手段から読み出した注釈情報に基づいて、前記箇
所を含むページを取得し、この取得したページの前記箇
所に前記特有タグをマージして閲覧ブラウザに表示さ
せ、この表示されたページの前記箇所がクリックされた
ことに応じて少なくとも前記注釈を前記ページに合成し
て前記閲覧ブラウザに表示させることを特徴とする付記
7記載のクライアント装置。
【0087】(付記9) マーク付け言語により作成さ
れたページを閲覧ブラウザにより表示するクライアント
装置のためのプログラムを記録した記録媒体であって、
閲覧ブラウザで閲覧中のマーク付け言語のページの所望
の箇所に所望の注釈情報を付与する機能と、この付与さ
れた前記注釈情報を前記ページの前記マーク付け言語か
ら分離する分離機能と、この分離された前記注釈情報を
記憶する機能と、この記憶された前記注釈情報を前記マ
ーク付け言語の所望のページに合成する機能と、を実行
させるためのプログラムを前記クライアント装置により
読み取り可能に記録した記録媒体。
【0088】(付記10) 前記箇所は、前記マーク付
け言語の特定タグ、特定文字列、グラフィカル情報の少
なくとも1つであることを特徴とする付記9記載の記録
媒体。
【0089】(付記11) 前記注釈情報は、文字列情
報、グラフィカル情報、署名・認証情報、ハイパーテキ
ストリンク情報の少なくとも1つから成り、ネットワー
クを介し又は記録媒体を介して、配布し、共有し、又は
持ち回ることが可能であることを特徴とする付記9記載
の記録媒体。
【0090】(付記12) 前記ハイパーテキストリン
ク情報は、ネットワークへのショートカット機能又はW
ebページへのブックマーク機能を含んでいることを特
徴とする付記9記載の記録媒体。 i.注釈情報の表示処理に関係する付記(装置、媒体、
方法) (付記13) マーク付け言語により作成されたページ
を表示するクライアント装置であって、ページに関連付
けられた注釈情報を記憶する記憶手段と、表示されるペ
ージに関連する注釈情報の有無を判断する判断手段と、
前記ページに関連する注釈情報がある場合に、該ページ
と共に該注釈情報を表示可能に設定する表示制御手段
と、を有することを特徴とするクライアント装置。
【0091】(付記14) 前記注釈情報は、関連する
ページのアドレス情報と当該ページにおける特定箇所情
報、および注釈本文を含み、前記表示制御手段は、表示
される前記ページにおける特定箇所情報に関連付けて注
釈本文を表示可能に設定することを特徴とする付記13
記載のクライアント装置。
【0092】(付記15) 前記表示制御手段は、表示
されたページ内の特定箇所情報の指示検出に応じて該特
定箇所情報に対応する注釈本文を表示させる付記14記
載のクライアント装置。
【0093】(付記16) マーク付け言語により作成
されたページを表示するクライアント装置に実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体であって、表示さ
れるページに関連する注釈情報の有無を判断し、前記ペ
ージに関連する注釈情報がある場合に、該ページと共に
該注釈情報を表示可能に設定することを実行させるため
のプログラムを記録した記録媒体。
【0094】(付記17) 前記注釈情報は、関連する
ページのアドレス情報と当該ページにおける特定箇所情
報、および注釈本文を含み、表示される前記ページにお
ける特定箇所情報に関連付けて前記注釈本文を表示可能
に設定することを実行させる、前記プログラムを記録し
た付記16記載の記録媒体。
【0095】(付記18) 前記表示されたページ内の
特定箇所情報の指示検出に応じて該特定箇所情報に対応
する注釈本文を表示させる、前記プログラムを記録した
付記17記載の記録媒体。
【0096】(付記19) マーク付け言語により作成
されたページと共に注釈を表示する方法であって、表示
されるページに関連する注釈情報の有無を判断し、前記
ページに関連する注釈情報がある場合に、該ページと共
に該注釈情報を表示可能に設定し、前記表示されたペー
ジに対する指示検出に応じて、該指示がされた箇所に対
応する注釈情報を表示することを特徴とする表示方法。 ii.注釈ファイルのダブルクリックに応じて行われる処
理に関係する付記(装置、媒体、方法) (付記20) マーク付け言語により作成されたページ
を表示するクライアント装置であって、指示された注釈
情報に含まれるアドレスで示されるページの取得処理を
指示する指示手段と、前記注釈情報に含まれる特定箇所
情報に基づき、前記指示により取得されたページの情報
における当該特定箇所情報に関連付けて注釈情報を表示
可態に設定する表示制御手段と、を有することを特徴と
するクライアント装置。
【0097】(付記21) マーク付け言語により作成
されたページを表示するクライアント装置に実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体であって、指示さ
れた注釈情報に含まれるアドレスで示されるページの取
得処理を指示し、前記注釈情報に含まれる特定箇所情報
に基づき、前記指示により取得されたページの情報にお
ける当該特定箇所情報に関連付けて注釈情報を表示可能
に設定する、ことを実行させるためのプログラムを記録
した記録媒体。
【0098】(付記22) マーク付け言語により作成
されたページと共に注釈を表示する方法であって、注釈
情報の指示を検出し、指示された注釈情報に含まれるア
ドレスで示されるページの取得処理を指示し、前記指示
により取得されたページの情報における当該特定箇所情
報に関連付けて注釈情報を表示可能に設定し、前記表示
されたページに対する指示検出に応じて、該指示がされ
た箇所に対応する注釈情報を表示することを特徴とする
表示方法。 iii .注釈情報の生成処理に関係する付記(装置、媒
体、方法) (付記23) マーク付け言語により作成されたページ
を表示するクライアント装置であって、表示されたペー
ジに対する指定箇所を検出する検出手段と、前記指定箇
所に対応する注釈を入力する入力手段と、前記ページの
アドレス情報と当該ページにおける前記箇所に関する情
報および前記注釈からなるファイルを生成する生成手段
と、を有することを特徴とするクライアント装置。
【0099】(付記24) マーク付け言語により作成
されたページを表示するクライアント装置に実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体であって、表示さ
れたページに対する指定箇所を検出し、前記指定箇所に
対応する注釈を入力し、前記ページのアドレス情報と当
該ページにおける前記箇所に関する情報および前記注釈
からなるファイルを生成する、ことを実行させるための
プログラムを記録した記録媒体。
【0100】(付記25)表示されたペーージに対する
所望箇所を指定し、前記指定箇所に対応する注釈を入力
し、前記ページのアドレス情報と当該ページにおける前
記箇所に関する情報および前記注釈からなるファイルを
生成する、ことを特徴とするページに関する注釈を生成
する方法。
【0101】(付記26)マーク付け言語により作成さ
れたページを閲覧ブラウザにより表示するクライアント
装置としてのコンピュータに対して、前記閲覧ブラウザ
で閲覧中の前記マーク付け言語のページの所望の箇所に
所望の注釈情報を付与する機能と、この付与された前記
注釈情報を前記ページの前記マーク付け言語から分離す
る分離機能と、この分離された前記注釈情報を記憶する
機能と、この記憶された前記注釈情報を前記マーク付け
言語の所望のページに合成する機能と、を実現させるこ
とを特徴とするプログラム。
【0102】(付記27)マーク付け言語により作成さ
れたページを表示するクライアント装置としてのコンピ
ュータに対して、表示されるページに関連する注釈情報
の有無を判断する機能と、前記ページに関連する注釈情
報がある場合に、該ページと共に該注釈情報を表示可能
に設定する機能と、を実現させることを特徴とするプロ
グラム。
【0103】(付記28)マーク付け言語により作成さ
れたページを表示するクライアント装置としてのコンピ
ュータに対して、指示された注釈情報に含まれるアドレ
スで示されるページの取得処理を指示する機能と、前記
注釈情報に含まれる特定箇所情報に基づき、前記指示に
より取得されたページの情報における当該特定箇所情報
に関連付けて注釈情報を表示可能に設定する機能と、を
実現させることを特徴とするプログラム。
【0104】(付記29)マーク付け言語により作成さ
れたページを表示するクライアント装置としてのコンピ
ュータに対して、表示されたページに対する指定箇所を
検出する機能と、前記指定箇所に対応する注釈を入力す
る機能と、前記ページのアドレス情報と当該ページにお
ける前記箇所に関する情報および前記注釈からなるファ
イルを生成する機能と、を実現させることを特徴とする
プログラム。
【0105】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、組み込みアプリケーションとしてブラウザに組み
込んだ機能により、表示中のWebページのマーク付け
言語にクライアント側で注釈を付け、その注釈をマーク
付け言語の原文とは切り離し、その切り離した注釈を記
憶装置に記憶させ、さらにその記憶した注釈をマーク付
け言語の原文に合成することが出来るので、Webペー
ジに注釈を付けて、その注釈だけをファイルとして取り
出して他の人に送ることができ、注釈ファイルを受けた
者はその注釈データをWebページにマージして表示し
見ることができて便利である。
【0106】また、Webページにクライアント側で注
釈の作成、添付、分離、及び合成ができるので、例えば
稟議システムで担当者が稟議の申請書をWebページで
作って管理職に決済を取るなどの場合に、元の稟議文書
はそのままの形で残し、注釈だけを持ち回り、上司がそ
の注釈に係わるページをネットワークから呼び出して見
て、善し悪しの承認デジタル署名や所望の箇所を指摘し
て注釈を付けるなどのことができるので便利である。
【0107】また、Webページに付与した注釈データ
を分離/独立化させて1個1個の注釈データ(レコー
ド)を1つのファイルに纏めて1つの注釈ファイルとす
る例えばブックマークの各URL及びその説明文を注釈
データとする注釈ファイルを作って配信し、受け側でそ
れをクリックするとブックマークの一覧が表示されるよ
うにもでき、したがって、WWWにおける世界規模のブ
ックマークの配信データとして応用できて便利である。
【0108】同様に、キーワードを目次の一つ一つ(一
行一行)とした注釈ファイルを作成し、その注釈ファイ
ルを開いて目次をクリックしてその目次にリンクしてい
るページを開くことができるので、あたかもスクラップ
ブックのバインダーのように注釈ファイルだけを一冊の
本のように纏めて利用することができて便利である。
【0109】また、本発明によれば、サーバにより提供
されるページの原文(ソースデータ)を更新することが
できないユーザであっても、そのユーザが所望する注釈
を該ページに付与することができる。
【0110】また、注釈を付与したWebページ全体の
データではなく、Webページのデータとは切り離した
Webページに注釈を付与するために必要な注釈データ
(注釈ファイル)のみ保存するため、データ容量が小さ
くクライアントの記憶装置を占有することがない。この
ようにデータ容量が小さいため、電子メールで注釈を送
付する場合にもネットワークに負荷をかけることがな
い。
【0111】また、注釈を表示するためにクライアント
に本発明の処理を実行する機能を備えればよいので、注
釈を表示するための設備上の制約もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】一実施の形態におけるクライアント装置に係わ
る全体システムの構成を模式的に示す図である。
【図3】クライアント装置の回路構成を示すブロック図
である。
【図4】クライアント装置のCPUにより実行される注
釈の付与、分離、記憶の処理動作を説明するフローチャ
トである。
【図5】クライアント装置のCPUにより実行される注
釈の合成と表示の処理理動作を説明するフローチャート
である。
【図6】(a) は注釈の付与、分離、記憶の処理動作に伴
ってクライアント装置の表示画面上に表示されるブラウ
ザに追加された注釈ボタンを示す図、(b) はキーワード
表示ウィンドウを示す図である。
【図7】注釈の付与、分離、記憶の処理動作に伴ってク
ライアント装置の表示画面上に表示される注釈を付与し
たいウィンドウ表示の例を示す図である。
【図8】注釈の付与、分離、記憶の処理動作に伴ってク
ライアント装置の表示画面上に表示されるコメントボタ
ンと注釈入力画面を示す図である。
【図9】(a) は注釈処理モジュールとブラウザとの遣り
取りの処理におけるデータの構造を示す図、(b) はブラ
ウザで表示しているマーク付き言語のタグ挿入前の記述
を示す図、(c) はタグ挿入後の記述を示す図である。
【図10】注釈の付与、分離、記憶の処理動作に伴って
クライアント装置の表示画面上に表示されるキーワード
表示ウィンドウへの表示とブラウザでのマークの例を示
す図である。
【図11】注釈の付与、分離、記憶の処理動作に伴って
クライアント装置の表示画面上に表示される注釈データ
を保存するファイルを指定する場合の表示の例を示す図
である。
【図12】注釈の合成、表示の処理動作に伴ってクライ
アント装置の表示画面上に表示される注釈ファイルを選
択する表示画面の例を示す図である。
【図13】作成されている注釈ファイルを選択したとき
にクライアント装置の表示画面上に表示されるブラウザ
によるHTML画面と注釈処理モジュールによって注釈
ウィンドウに表示される画面の例を示す図である。
【図14】キーワードの選択でページの文章中にキーワ
ードとなっている文字列を選択さした場合の表示の例す
る図である。
【符号の説明】
1 注釈情報付与手段 2 注釈情報分離手段 3 注釈情報記憶手段 4 注釈情報合成手段 5 記録媒体 6 クライアント装置 7 イントラネット 8 インターネット 9 サーバ 10 CPU(中央演算処理装置) 11 バス 12 ROM 13 RAM 14 HDD 15 入力装置 16 表示装置 17 媒体I/O装置 18 伝送制御部 20 ブラウザウィンドウ 21 ツールバー 22、31、34 35 囲み枠 23 注釈ボタン 24 アドレス入力欄 25 ページ 27 注釈ウィンドウ 28 設定ボタン 29 設定内容選択欄 32 コメント作成ボタン 33 キーワード表示枠 36 注釈データ入力ダイアログ 37 作成者名入力枠 38 注釈入力枠 39 参考ページ 40 URL入力枠 41 表示名入力枠 42 説明入力枠 43 タグを付与されたキーワード文字列 44 タスクバー 45 保存ボタン 46 保存ファイル指定画面 47 保存する場所を指定する入力窓 48 保存指定場所のファイルを一覧表示する窓 49 保存ファイル名を指定する入力窓 50 保存ファイルの種類を指定する入力窓 51 保存ボタン 52 キャンセルボタン 53 ツールバー 54、56、59、60 囲み枠 55 開くボタン 57 追加ボタン 58 ファイル選択画面

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーク付け言語により作成されたページ
    を閲覧ブラウザにより表示クライアント装置であって、 前記ページの任意の箇所に所望の注釈情報を付与する注
    釈情報付与手段と、 該注釈情報付与手段により付与された前記注釈情報を前
    記ページから分離する注釈情報分離手段と、 該注釈情報分離手段により分離された前記注釈情報を記
    憶する注釈情報記憶手段と、 該注釈情報記憶手段により記憶された前記注釈情報を所
    望のページに合成する注釈情報合成手段と、 を有することを特徴とするクライアント装置。
  2. 【請求項2】 前記箇所は、前記マーク付け言語の特定
    タグ、特定文字列、グラフィカル情報の少なくとも1つ
    であることを特徴とする付記11記載のクライアント装
    置。
  3. 【請求項3】 前記注釈情報は、文字列情報、グラフィ
    カル情報、署名・認証情報、ハイパーテキストリンク情
    報の少なくとも1つから成り、ネットワークを介し又は
    記録媒体を介して、配布し、共有し、又は持ち回ること
    が可能であることを特徴とする付記1記載のクライアン
    ト装置。
  4. 【請求項4】 マーク付け言語により作成されたページ
    を閲覧ブラウザにより表示するクライアント装置のため
    のプログラムを記録した記録媒体であって、 閲覧ブラウザで閲覧中のマーク付け言語のページの所望
    の箇所に所望の注釈情報を付与する機能と、 この付与された前記注釈情報を前記ページの前記マーク
    付け言語から分離する分離機能と、 この分離された前記注釈情報を記憶する機能と、 この記憶された前記注釈情報を前記マーク付け言語の所
    望のページに合成する機能と、 を実行させるためのプログラムを前記クライアント装置
    により読み取り可能に記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 マーク付け言語により作成されたページ
    を表示するクライアント装置であって、 ページに関連付けられた注釈情報を記憶する記憶手段
    と、 表示されるページに関連する注釈情報の有無を判断する
    判断手段と、 前記ページに関連する注釈情報がある場合に、該ページ
    と共に該注釈情報を表示可能に設定する表示制御手段
    と、 を有することを特徴とするクライアント装置。
  6. 【請求項6】 マーク付け言語により作成されたページ
    を表示するクライアント装置に実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 表示されるページに関連する注釈情報の有無を判断し、 前記ページに関連する注釈情報がある場合に、該ページ
    と共に該注釈情報を表示可能に設定することを実行させ
    るためのプログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 マーク付け言語により作成されたページ
    を表示するクライアント装置であって、 指示された注釈情報に含まれるアドレスで示されるペー
    ジの取得処理を指示する指示手段と、 前記注釈情報に含まれる特定箇所情報に基づき、前記指
    示により取得されたページの情報における当該特定箇所
    情報に関連付けて注釈情報を表示可態に設定する表示制
    御手段と、 を有することを特徴とするクライアント装置。
  8. 【請求項8】 マーク付け言語により作成されたページ
    を表示するクライアント装置に実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 指示された注釈情報に含まれるアドレスで示されるペー
    ジの取得処理を指示し、 前記注釈情報に含まれる特定箇所情報に基づき、前記指
    示により取得されたページの情報における当該特定箇所
    情報に関連付けて注釈情報を表示可能に設定する、 ことを実行させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 マーク付け言語により作成されたページ
    を表示するクライアント装置であって、 表示されたページに対する指定箇所を検出する検出手段
    と、 前記指定箇所に対応する注釈を入力する入力手段と、 前記ページのアドレス情報と当該ページにおける前記箇
    所に関する情報および前記注釈からなるファイルを生成
    する生成手段と、 を有することを特徴とするクライアント装置。
  10. 【請求項10】 マーク付け言語により作成されたペー
    ジを表示するクライアント装置に実行させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 表示されたページに対する指定箇所を検出し、 前記指定箇所に対応する注釈を入力し、 前記ページのアドレス情報と当該ページにおける前記箇
    所に関する情報および前記注釈からなるファイルを生成
    する、 ことを実行させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 マーク付け言語により作成されたペー
    ジを閲覧ブラウザにより表示するクライアント装置とし
    てのコンピュータに対して、 前記閲覧ブラウザで閲覧中の前記マーク付け言語のペー
    ジの所望の箇所に所望の注釈情報を付与する機能と、 この付与された前記注釈情報を前記ページの前記マーク
    付け言語から分離する分離機能と、 この分離された前記注釈情報を記憶する機能と、 この記憶された前記注釈情報を前記マーク付け言語の所
    望のページに合成する機能と、 を実現させることを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 マーク付け言語により作成されたペー
    ジを表示するクライアント装置としてのコンピュータに
    対して、 表示されるページに関連する注釈情報の有無を判断する
    機能と、 前記ページに関連する注釈情報がある場合に、該ページ
    と共に該注釈情報を表示可能に設定する機能と、 を実現させることを特徴とするプログラム。
  13. 【請求項13】 マーク付け言語により作成されたペー
    ジを表示するクライアント装置としてのコンピュータに
    対して、 指示された注釈情報に含まれるアドレスで示されるペー
    ジの取得処理を指示する機能と、 前記注釈情報に含まれる特定箇所情報に基づき、前記指
    示により取得されたページの情報における当該特定箇所
    情報に関連付けて注釈情報を表示可能に設定する機能
    と、 を実現させることを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 マーク付け言語により作成されたペー
    ジを表示するクライアント装置としてのコンピュータに
    対して、 表示されたページに対する指定箇所を検出する機能と、 前記指定箇所に対応する注釈を入力する機能と、 前記ページのアドレス情報と当該ページにおける前記箇
    所に関する情報および前記注釈からなるファイルを生成
    する機能と、 を実現させることを特徴とするプログラム。
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