JP2002207629A - ストレージサービスの提供方法およびストレージシステム - Google Patents

ストレージサービスの提供方法およびストレージシステム

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JP2002207629A JP2001004604A JP2001004604A JP2002207629A JP 2002207629 A JP2002207629 A JP 2002207629A JP 2001004604 A JP2001004604 A JP 2001004604A JP 2001004604 A JP2001004604 A JP 2001004604A JP 2002207629 A JP2002207629 A JP 2002207629A
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亘 櫻井
Seiji Kaneko
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを利用してユーザにストレージ
を提供するサービスにおいて、十分に余裕のあるストレ
ージ容量を比較的安価でユーザに提供する。 【解決手段】 ネットワーク170を介して複数のユー
ザ180にアクセスさせることでストレージサービスを
提供するストレージシステムにおいて、高速だが容量当
りの単価が高い第1のストレージデバイス110と、低
速でも容量当りの単価が安い第2のストレージデバイス
120とをストレージサブシステム100に備え、ユー
ザが使用してよい容量の上限は、第1の上限と、それよ
り大きい第2の上限の2種類を設定する。ユーザが使用
する容量が第1の上限を超えない間は、そのユーザのデ
ータは全て第1のストレージデバイス110に記録す
る。第1の上限を超えた分は、第2の上限を超えない限
り、第2のストレージデバイス120に記録する。これ
により十分に余裕のある容量を比較的安価でユーザに提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレージサービ
スの提供技術に関し、特に、ネットワークを利用してユ
ーザにストレージを有償で使用させるサービス等に適用
して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットに代表される情報
通信の基盤の整備が進み、コンピュータはネットワーク
に接続されるのが一般的となった。また、コンピュータ
や通信システムの能力の向上と共にコンピュータが扱う
データ量も増加し、そのデータを格納するストレージ装
置も急激に大容量化が進んでいる。
【0003】このような背景から、ネットワークとスト
レージを組み合わせた新しいサービスが始まっている。
即ち、サーバ側が大容量のストレージ装置をネットワー
クに接続し、ユーザ側は、そのストレージ装置の容量の
一部をネットワークを経由して使用し、サーバ側に使用
料を支払う。これにより、ユーザはストレージ装置を設
置する空間を確保する必要がなくなる。一方、サーバ側
も出荷時に装置をユーザのところへ運搬する必要がなく
なり、その装置を工場内等の保守しやすい環境に設置す
れば、迅速かつ低コストの保守サービスを提供できると
いう利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなストレー
ジサービスにおいては、サーバが提供できる記録容量が
有限であるため、ユーザが使用する容量の上限を予め決
めておく必要がある。そして、ユーザがサーバに支払う
料金はこの上限が大きい程高く設定することが合理的で
ある。ユーザは、この上限を超えた容量を記録しようと
すると書込み禁止となりユーザ側のシステム障害を引き
起こす可能性があるため、十分に余裕のある容量に上限
を設定することが望ましい。しかし、上記のように使用
容量の上限にリンクした料金体系においては、ユーザ
は、十分に余裕のある容量を確保しようとすると、殆ど
使用しない容量のための料金をサーバ側に支払い続けな
ければならない。
【0005】本発明の目的は、ネットワークを利用して
ユーザにストレージを提供するサービスにおいて、十分
に余裕のあるストレージ容量を比較的安価でユーザに提
供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ネットワークを利用
してユーザにストレージを提供するサービスにおいて、
ユーザが、容量超過による書込禁止等の障害の発生を懸
念することなく、ストレージの提供を受けることを可能
ならしめることにある。
【0007】本発明の他の目的は、ネットワークを利用
してユーザにストレージを提供するサービスにおいて、
ストレージの容量およびアクセス性能の最適化を実現す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、サーバ側が
ネットワークに接続してユーザに提供するストレージ
を、性質の異なる2種類のストレージデバイス(第1の
ストレージデバイスと第2のストレージデバイス)で構
成する。ここで、第2のストレージデバイスは、第1の
ストレージデバイスと比較して容量当りのコストが安い
かわりに、応答時間やデータ転送レートといったデータ
アクセス性能は第1のストレージデバイスより劣っても
よい。例えば、第1のストレージデバイスは磁気ディス
ク装置であり、第2のストレージデバイスは磁気テープ
装置である。
【0009】一方、ユーザが使用できる容量の上限とし
て第1の上限とそれより大きい第2の上限の2種類を設
定し、サーバは、容量が第1の上限を超えない間はその
ユーザのデータを全て第1のストレージデバイス上に記
録し、容量が第1の上限を超えても、第2の上限を超え
ない間はその第1の上限を超えた分のデータを第2のス
トレージデバイス上に記録する。サーバは、容量が第1
の上限を超えないユーザに対しては既定のアクセス性能
を保証する。このとき、ユーザに課する料金の体系は、
第2の上限が同一の条件で比較したとき、第1の上限の
割合が低い程低料金となるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1に、本発明の第1の実施の形態である
ストレージサービスの提供方法を実施するストレージシ
ステムの構成例を示す概念図である。
【0012】本実施の形態のストレージサブシステム1
00は、図示しないサーバ側がユーザに提供するストレ
ージの全体であり、ネットワーク170に接続され、同
じくネットワーク170に接続されている複数のユーザ
180からアクセスされる構成となっている。第1のス
トレージデバイス110は、本実施の形態においては一
例として冗長構成の複数の磁気ディスクドライブで構成
される磁気ディスクアレイ装置とし、インタフェース部
150に接続され、ユーザ180のデータを記録する。
第2のストレージデバイス120は、本実施の形態にお
いては一例として磁気テープライブラリ装置とし、イン
タフェース部150に接続され、ユーザのデータを記録
する。
【0013】インタフェース部150は、ネットワーク
170、キャッシュメモリ140、ストレージコントロ
ーラ160、第1のストレージデバイス110及び第2
のストレージデバイス120に接続され、ストレージコ
ントローラ160に制御されてユーザとストレージデバ
イス間のデータの転送を行うと共に、ユーザからの要求
をストレージコントローラ160に転送する。
【0014】キャッシュメモリ140は、インタフェー
ス部150に接続され、ユーザから送られたデータを第
1または第2のストレージデバイス120に記録する
際、及び、第1または第2のストレージデバイス120
からユーザにデータを転送する際に、そのデータを一時
格納する。
【0015】ストレージコントローラ160は、インタ
フェース部150に接続され、ユーザからの書込み・読
み出し要求に従ってユーザとストレージデバイス間の転
送をインタフェース部150に指示すると共に、ユーザ
毎の使用容量を把握し、ユーザから送られたデータを第
1のストレージデバイス110に記録するか、第2のス
トレージデバイス120に記録するか、そのどちらにも
記録せずにユーザに書込み禁止を通知するかの判定を行
う。
【0016】操作部130は、ストレージサブシステム
100の管理者がストレージサブシステム100のユー
ザ登録や容量上限の設定を行う他、その他の一般的な設
定を変更したり保守を行う際のインタフェースであり、
本実施の形態においては、ストレージコントローラ16
0との通信手段を有するパーソナルコンピュータであ
る。
【0017】ユーザ180はネットワーク170に接続
されたコンピュータシステムであり、ネットワーク17
0を経由してストレージサブシステム100を利用す
る。
【0018】複数のユーザ180は、図8に例示される
ユーザ管理テーブル190にてサーバ側に管理され、識
別される。
【0019】すなわち、個々のユーザ180毎に設けら
れるユーザ管理テーブル190には、個々のユーザ18
0にユニークに付与されたユーザID190a、パスワ
ード190b、ユーザマシン識別子190c、ログイン
中フラグ190d、後述の第1の上限L1が格納される
容量閾値190e、後述の第2の上限L2が格納される
容量閾値190f、第1のストレージデバイス110に
おけるユーザ使用中容量190g、第2のストレージデ
バイス120におけるユーザ使用中容量190h、第1
のストレージデバイス110における当該ユーザの使用
領域(ファイル)のアドレス190i、第1のストレー
ジデバイス110における当該ユーザのアクセス頻度、
日時等のアクセス履歴情報190j、第2のストレージ
デバイス120における当該ユーザの使用領域(ファイ
ル)のアドレス190k、第2のストレージデバイス1
20における当該ユーザのアクセス頻度、日時等のアク
セス履歴情報190l、等の情報を含んでいる。
【0020】ユーザ使用中容量190gおよびユーザ使
用中容量190hの値は、第1のストレージデバイス1
10および第2のストレージデバイス120における後
述の書込、消去、移動の都度更新される。
【0021】個々のユーザ180が最初にアクセス開始
するログイン時においては、ログイン要求があると、サ
ーバはユーザ180にユーザ名とパスワードを要求し、
ユーザはサーバにユーザ名とパスワードを返答し、サー
バは、該当するユーザ180のユーザ管理テーブル19
0を見つけ出し、ログイン中フラグ190dを“1”に
し、ユーザのマシンの識別子(例えば、IPアドレス)
をユーザマシン識別子190cに設定する。これによ
り、個々のユーザ180の認証および識別が行われる。
【0022】この最初のアクセス開始以降(ログイン
中)では、書込み/読み出し/消去等の要求があると、
その要求の送信元のIPアドレスからユーザを識別する
とともに、ログイン中フラグ190dが“1”になって
いる事を確認した後に要求を実行する。
【0023】また、ユーザ180がストレージサービス
を終了するログアウト時においては、ユーザ180から
のログアウト要求があると、その要求の送信元のIPア
ドレス等のユーザマシン識別子190cからユーザを識
別し、ログイン中フラグが“1”になっている事を確認
した後、ログイン中フラグを“0”に戻す。
【0024】次に、本発明の第1の実施の形態を適用し
たストレージサービスにおいてユーザがサーバと事前に
取り交わす契約を説明する。ユーザは、サーバとの間
で、そのユーザがストレージサブシステム100におい
て使用できる容量の第1の上限L1(テラバイト)と第
2の上限L2(テラバイト)を取り決める。ここで、L
2はL1と同じかまたはL1より大きくなければならな
い。ユーザはL2を超える容量を使用することはできな
い。また、ユーザが使用している容量がL1を超えない
間はサーバはそのユーザに一定のアクセス性能を保証す
る。このとき、ユーザがサーバに支払う料金Cは、 C=C1・L1+C2・(L2−L1) ……………………(1) によって計算される。ここで、C1とC2はそれぞれ第
1のストレージデバイス110と第2のストレージデバ
イス120における1テラバイト当りの料金であり、サ
ーバとユーザの契約によって決められてよいが、必ず、 C1>C2 ………………………………………………………(2) が満足されなければならない。
【0025】次に、ユーザ180からストレージサブシ
ステム100に書込み要求があった場合のストレージサ
ブシステム100の動作の一例を図2のフローチャート
等を用いて説明する。
【0026】インタフェース部150がユーザからの書
込み要求を受信すると(ステップS101)、要求のあ
ったデータを一旦、キャッシュメモリ140に格納する
(ステップS102)。上記の書込み要求には、その書
込み要求をしたユーザを識別する情報(ユーザマシン識
別子190c)が含まれており、ストレージコントロー
ラ160は、その情報から書込み要求をしたユーザ18
0を識別し(ステップS103)、第1のストレージデ
バイス110と第2のストレージデバイス120に既に
記録されているそのユーザのデータの総容量(ユーザ使
用中容量190gおよびユーザ使用中容量190hの
和)と、今回書込み要求があったデータの容量の総和
と、そのユーザに設定されている第1の上限および第2
の上限とを比較する(ステップS104)。その結果、
上記の容量の総和が第2の上限より大きいとき、書込み
禁止をユーザに通報し(ステップS108)、そのデー
タは第1及び第2のストレージデバイス120のいずれ
にも書込まないまま、書込み動作を終了する。
【0027】上記の容量の総和が第1の上限より大き
く、第2の上限より小さいとき(ステップS105)、
キャッシュメモリ140に格納されたデータを第2のス
トレージデバイス120に書き込み(ステップS10
9)、ユーザ180に書込み終了を通報し(ステップS
110)、書込み動作を終了する。上記の容量の総和が
第1の上限L1より小さいとき、キャッシュメモリ14
0に格納されたデータを第1のストレージデバイス11
0に書き込み(ステップS106)、ユーザ180に書
込み終了を通報し(ステップS107)、書込み動作を
終了する。
【0028】次に、ユーザ180からストレージサブシ
ステム100に読み出し要求があった場合のストレージ
サブシステム100の動作を図3を用いて説明する。こ
こで、読み出し要求には、その読み出し要求を行ったユ
ーザ180を識別する情報(ユーザマシン識別子190
c)が含まれている。インタフェース部150がユーザ
からの読み出し要求を受信すると(ステップS20
1)、ストレージコントローラ160はその読み出し要
求を行ったユーザを識別し(ステップS202)、その
読み出し要求のあったデータ(当該データ)が第1のス
トレージデバイス110と第2のストレージデバイス1
20のいずれに記録されているかを判別する(ステップ
S203)。当該データが第1のストレージデバイスに
記録されていた場合、第1のストレージデバイスからの
当該データの読み出しと要求したユーザへの転送をイン
タフェース部150に実行させる(ステップS20
7)。
【0029】当該データが第2のストレージデバイス1
20に記録されていた場合、第2のストレージデバイス
120からの当該データの読み出しと要求したユーザへ
の転送をインタフェース部150に実行させ(ステップ
S204)、更に、当該データと同一のユーザが第1の
ストレージデバイス110に記録しているデータと当該
データのアクセス頻度(アクセス履歴情報190j)を
比較する(ステップS205)。ここで、アクセス頻度
とは、ユーザが一定期間(例えば、最近一週間)にその
データへアクセスした回数であり、その一定期間とはユ
ーザのストレージの利用形態に応じて決めることができ
る。上記の第1のストレージデバイス110に記録して
いるデータの中に当該データよりアクセス頻度が低いも
のが存在した場合、そのアクセス頻度の低いデータを第
1のストレージデバイス110から第2のストレージデ
バイス120に移動し、当該データを第2のストレージ
デバイス120から第1のストレージデバイス110に
移動する(ステップS206)。この移動は、当該デー
タのユーザへの転送が終了した直後に行っても、夜間等
のユーザからのアクセス要求の少ない時間帯に行っても
よい。
【0030】次に、ユーザからストレージサブシステム
に消去要求があった場合のストレージサブシステムの動
作を図4を用いて説明する。ここで、消去要求には、そ
の消去要求を行ったユーザを識別する情報(ユーザマシ
ン識別子190c)が含まれている。インタフェース部
150がユーザからの消去要求を受信すると(ステップ
S301)、ストレージコントローラ160は、その消
去要求を行ったユーザを識別し(ステップS302)、
その消去要求のあったデータ(当該データ)が第1のス
トレージデバイス110と第2のストレージデバイス1
20のいずれに記録されているかを判別する(ステップ
S303)。当該データが第2のストレージデバイス1
20に記録されていた場合、第2のストレージデバイス
120からの当該データの消去をインタフェース部15
0に実行させ(ステップS308)、消去終了をユーザ
に通報する(ステップS309)。
【0031】当該データが第1のストレージデバイス1
10に記録されていた場合、第1のストレージデバイス
110からの当該データの消去をインタフェース部15
0に実行させ(ステップS304)、更に、当該データ
と同一のユーザが第2のストレージデバイス120に記
録しているか判別し(ステップS305)、記録してい
ない場合には消去終了をユーザに通報する(ステップS
310)。記録している場合、当該データのうちアクセ
ス頻度の高いものから順に、第1の上限を超えない範囲
で、第1のストレージデバイス110に移動し(ステッ
プS306)、消去終了をユーザに通報する(ステップ
S307)。このステップS306の移動は、当該デー
タのユーザへの転送が終了した直後に行っても、夜間等
のユーザからのアクセス要求の少ない時間帯に行っても
よい。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態を図を用
いて説明する。
【0033】第2の実施の形態の構成は、図1に示さ
れ、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略す
る。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態を適用し
たストレージサービスにおいてユーザがサーバと事前に
取り交わす契約を説明する。ユーザは、サーバとの間
で、そのユーザがストレージサブシステムにおいて使用
できる容量の第1の上限L1(テラバイト)と第2の上
限L2(テラバイト)を取り決める。ここで、L2はL
1と同じかまたはL1より大きくなければならない。ユ
ーザはL2を超える容量を使用することはできない。ま
た、ユーザが使用している容量がL1を超えたときは、
超えた分を一定期間(例えば、一週間)は記録しておく
が、その期間が経過した後はサーバが消去する。ユーザ
は、そのデータが消去されないようにするためには契約
内容を変更しL1を引き上げなければならない。このと
き、ユーザがサーバに支払う料金Cは、本発明第1の実
施の形態に記載の式(1)及び式(2)によって計算さ
れる。
【0035】また、上述の契約形態のほかに、次のよう
な契約を取り交わす場合にも、本発明の第2の実施の形
態に適用できる。ユーザは、ストレージサブシステムに
おいて使用できる容量を指定する。それを第1の上限L
1とする。またユーザは、上限L1を一時的に超えて利
用することができる" 超過分の一時保存サービス" を選
択できるようにする。このとき、第2の上限L2は、上
限L1よりも大きくかつ第2のストレージサブシステム
の最大許容量または最大使用可能量を超えない範囲で自
動設定する。または、先の契約形態と同様、一時保存サ
ービスにおける上限L2をその時設定してもよい。ユー
ザは、第1のストレージデバイスに対して上限L1を超
えたデータを記憶させても、一時保存サービスを選択し
てあれば、上限L2の容量まで第2のストレージデバイ
スを一時的に利用することができる。このときの料金
は、一時サービスとして定額とするか、または本発明第
1の実施の形態に記載の式(1)及び式(2)によって
計算された額とすればよい。ユーザに上限L2を見せる
代わりに" 超過分の一時保存サービス" として提供する
ことで、ユーザにとって簡易なサービスを提供すること
が可能となる。
【0036】次に、第2の実施の形態においてユーザか
らストレージサブシステムに書込み要求があった場合の
ストレージサブシステムの動作を図5を用いて説明す
る。インタフェース部150がユーザからの書込み要求
を受信すると(ステップS401)、要求のあったデー
タを一旦、キャッシュメモリ140に格納する(ステッ
プS402)。上記の書込み要求には、その書込み要求
をしたユーザを識別する情報(ユーザマシン識別子19
0c)が含まれており、ストレージコントローラ160
は、その情報から書込み要求をしたユーザを識別し(ス
テップS403)、第1のストレージデバイス110と
第2のストレージデバイス120に既に記録されている
そのユーザのデータの総容量と、今回書込み要求があっ
たデータの容量の総和と、そのユーザに設定されている
第1の上限および第2の上限とを比較する(ステップS
404)。
【0037】その結果、上記の容量の総和が第2の上限
より大きいとき、書込み禁止をユーザに通報し(ステッ
プS408)、そのデータは第1及び第2のストレージ
デバイス120のいずれにも書込まない。ここで、書込
み要求をしたユーザが第2のストレージデバイス120
中にデータを持っていないときはそのまま書込み動作を
終了し(ステップS409)、持っているとき、ストレ
ージコントローラ160はユーザに対して、そのユー
ザの容量が第1の上限を超過していること、第1の上
限を超過したデータの保持期限、上記保持期限を超え
たデータは消去されること、上記保持期限を超えてデ
ータを保持するためには第1の上限を引き上げる契約変
更が必要であること、の4項目を通知し(ステップS4
10)、書込み動作を終了する。
【0038】一方、上記の容量の総和が第1の上限より
大きく、第2の上限より小さいとき(ステップS40
5)、キャッシュメモリ140に格納されたデータを第
2のストレージデバイス120に書き込み(ステップS
411)、更にストレージコントローラ160はユーザ
に対して、そのユーザの容量が第1の上限を超過して
いること、第1の上限を超過したデータの保持期限、
上記保持期限を超えたデータは消去されること、上
記保持期限を超えてデータを保持するためには第1の上
限を引き上げる契約変更が必要であること、の4項目を
通知し(ステップS412)、ユーザに書込み終了を通
報し(ステップS413)、書込み動作を終了する。上
記の容量の総和が第1の上限より小さいとき、キャッシ
ュメモリ140に格納されたデータを第1のストレージ
デバイス110に書き込み(ステップS406)、ユー
ザに書込み終了を通報し(ステップS407)、書込み
動作を終了する。
【0039】次に、本発明第2の実施の形態においてユ
ーザからストレージサブシステムに読み出し要求があっ
た場合のストレージサブシステムの動作を図6を用いて
説明する。ここで、読み出し要求には、その読み出し要
求を行ったユーザを識別する情報(ユーザマシン識別子
190c)が含まれている。インタフェース部150が
ユーザからの読み出し要求を受信すると(ステップS5
01)、ストレージコントローラ160はその読み出し
要求を行ったユーザを識別し(ステップS502)、そ
の読み出し要求のあったデータ(当該データ)が第1の
ストレージデバイス110と第2のストレージデバイス
120のいずれに記録されているかを判別する(ステッ
プS503)。当該データが第1のストレージデバイス
110に記録されていた場合、第1のストレージデバイ
ス110からの当該データの読み出しと要求したユーザ
への転送をインタフェース部150に実行させる(ステ
ップS506)。次に、読み出し要求をしたユーザが第
2のストレージデバイス120内にデータを持っていな
いとき(ステップS507)、そのまま読み出し動作を
終了し、持っているとき、ストレージコントローラ16
0はユーザに対して、そのユーザの容量が第1の上限
を超過していること、第1の上限を超過したデータの
保持期限、上記保持期限を超えたデータは消去される
こと、上記保持期限を超えてデータを保持するために
は第1の上限を引き上げる契約変更が必要であること、
の4項目を通知し(ステップS505)、読み出し動作
を終了する。
【0040】一方、当該データが第2のストレージデバ
イス120に記録されていた場合、第2のストレージデ
バイス120からの当該データの読み出しと要求したユ
ーザへの転送をインタフェース部150に実行させ(ス
テップS504)、次に、ストレージコントローラ16
0はユーザに対して、そのユーザの容量が第1の上限
を超過していること、第1の上限を超過したデータの
保持期限、上記保持期限を超えたデータは消去される
こと、上記保持期限を超えてデータを保持するために
は第1の上限を引き上げる契約変更が必要であること、
の4項目を通知し(ステップS505)、読み出し動作
を終了する。
【0041】次に、ユーザからストレージサブシステム
に消去要求があった場合のストレージサブシステムの動
作を図7を用いて説明する。ここで、消去要求には、そ
の消去要求を行ったユーザを識別する情報(ユーザマシ
ン識別子190c)が含まれている。インタフェース部
150がユーザからの消去要求を受信すると(ステップ
S601)、ストレージコントローラ160は、その消
去要求を行ったユーザを識別し(ステップS602)、
その消去要求のあったデータ(当該データ)が第1のス
トレージデバイス110と第2のストレージデバイス1
20のいずれに記録されているかを判別する(ステップ
S603)。当該データが第2のストレージデバイス1
20に記録されていた場合、第2のストレージデバイス
120からの当該データの消去をインタフェース部15
0に実行させる(ステップS608)。次に、この消去
によってこのユーザのデータが第2のストレージデバイ
ス120に存在しなくなったときはユーザに消去終了を
通報して消去動作を終了し(ステップS609)、消去
後もそのユーザのデータが第2のストレージデバイス1
20に残っているとき(ステップS611)、ストレー
ジコントローラ160はユーザに対して、そのユーザ
の容量が第1の上限を超過していること、第1の上限
を超過したデータの保持期限、上記保持期限を超えた
データは消去されること、上記保持期限を超えてデー
タを保持するためには第1の上限を引き上げる契約変更
が必要であること、の4項目を通知し(ステップS61
2)、ユーザに消去終了を通報して消去動作を終了する
(ステップS607)。
【0042】一方、当該データが第1のストレージデバ
イス110に記録されていた場合、第1のストレージデ
バイス110からの当該データの消去をインタフェース
部150に実行させ(ステップS604)、次に、この
ユーザが第2のストレージデバイス120に記録してい
るデータがなければ(ステップS605)、ユーザに消
去終了を通報して消去動作を終了し(ステップS61
0)、あれば、そのデータのうちアクセス頻度の高いも
のから順に、第1の上限を超えない範囲で、第1のスト
レージデバイス110に移動する(ステップS60
6)。
【0043】次に、この移動によってこのユーザのデー
タが第2のストレージデバイス120に存在しなくなっ
たときは(ステップS611)ユーザに消去終了を通報
して消去動作を終了し(ステップS607)、移動後も
そのユーザのデータが第2のストレージデバイス120
に残っているとき、ストレージコントローラ160はユ
ーザに対して、そのユーザの容量が第1の上限を超過
していること、第1の上限を超過したデータの保持期
限、上記保持期限を超えたデータは消去されること、
上記保持期限を超えてデータを保持するためには第1
の上限を引き上げる契約変更が必要であること、の4項
目を通知し(ステップS612)、ユーザに消去終了を
通報して消去動作を終了する(ステップS607)。
【0044】このように、本実施の形態によれば、ユー
ザ180の使用容量の大小に応じて、アクセス性能およ
び記憶容量の単価の異なる複数の第1のストレージデバ
イス110および第2のストレージデバイス120を使
いわけることで、ネットワーク170を利用してユーザ
180にストレージを提供するサービスにおいて、十分
に余裕のあるストレージ容量を比較的安価でユーザ18
0に提供することが可能になる。
【0045】また、複数の第1の上限L1および第2の
上限L2を設定して段階的に複数の第1のストレージデ
バイス110および第2のストレージデバイス120を
使いわけることで、ネットワーク170を利用してユー
ザ180にストレージを提供するサービスにおいて、ユ
ーザ180が、容量超過による書込禁止等の障害の発生
を懸念することなく、ストレージの提供を受けることが
可能となる。
【0046】また、アクセス性能および記憶容量の単価
の異なる複数の第1のストレージデバイス110および
第2のストレージデバイス120におけるユーザ180
の使用容量の状況変化に応じて、低速アクセスの第2の
ストレージデバイス120から高速アクセスの第1のス
トレージデバイス110への当該ユーザ180のデータ
の移動を行うことで、ネットワーク170を利用してユ
ーザ180にストレージを提供するサービスにおいて、
ストレージの容量およびアクセス性能の最適化を実現す
ることができる。
【0047】以上、本発明の第1及び第2の実施の形態
においては、第1のストレージデバイス110を磁気デ
ィスクアレイ装置、第2のストレージデバイス120を
磁気テープライブラリ装置としたが、第1及び第2のス
トレージデバイス120を共に磁気ディスクアレイ装置
として、第2のストレージデバイス120を第1のスト
レージデバイス110より容量当りの単価の安い磁気デ
ィスク装置で構成してもよい。この他の組合せであって
も、第2のストレージデバイス120に第1のストレー
ジデバイス110より容量当りの単価の安いデバイスを
採用することにより、効果を損ねることなく本発明を実
施できる。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態を図を用
いて説明する。
【0049】この第3の実施の形態では、ネットワーク
170にSAN(StorageArea Netwo
rk)を構成する複数の第1のストレージサブシステム
100Aおよび第2のストレージサブシステム101を
接続し、これらのサブシステムが、ユーザ180に対し
て、複数レベルの閾値管理および複数レベルのアクセス
速度のストレージサービスを提供する場合を例示してい
る。
【0050】すなわち、図9の構成例において、第1の
ストレージサブシステム100Aは、高速なストレージ
デバイス110aと、キャッシュメモリ140、インタ
フェース部150、ストレージコントローラ160、操
作部130を備え、各部の動作は、図1に例示された第
1の実施の形態と同様である。
【0051】また、第2のストレージサブシステム10
1は、第1のストレージサブシステム100Aのストレ
ージデバイス110aよりもアクセス性能は低い(低
速)が、単位容量の単価も安いストレージデバイス11
1と、キャッシュメモリ141、インタフェース部15
1、ストレージコントローラ161、操作部131を備
え、各部の動作は、図1に例示された第1の実施の形態
と同様である。
【0052】本実施の形態の場合、ユーザ180は、常
に、第1のストレージサブシステム100Aにアクセス
する。第1のストレージサブシステム100Aは、ユー
ザ180に対してはサーバとして振る舞い、第2のスト
レージサブシステム101に対してはユーザとして振る
舞う。
【0053】次に、ユーザ180からSANを構成する
第1のストレージサブシステム100Aに書込み要求が
あった場合の動作の一例を図10のフローチャート等を
用いて説明する。
【0054】第1のストレージサブシステム100Aの
インタフェース部150がユーザからの書込み要求を受
信すると(ステップS701)、要求のあったデータを
一旦、キャッシュメモリ140に格納する(ステップS
702)。上記の書込み要求には、その書込み要求をし
たユーザを識別する情報(ユーザマシン識別子190
c)が含まれており、ストレージコントローラ160
は、その情報から書込み要求をしたユーザ180を識別
し(ステップS703)、第1のストレージサブシステ
ム100Aと第2のストレージサブシステム101に既
に記録されているそのユーザのデータの総容量と、今回
書込み要求があったデータの容量の総和と、そのユーザ
に設定されている第1の上限および第2の上限とを比較
する(ステップS704)。その結果、上記の容量の総
和が第2の上限より大きいとき、第1のストレージサブ
システム100Aは書込み禁止をユーザに通報し(ステ
ップS708)、そのデータは第1及び第2のストレー
ジサブシステム101のいずれにも書込まないまま、書
込み動作を終了する。
【0055】上記の容量の総和が第1の上限より大き
く、第2の上限より小さいとき(ステップS705)、
第1のストレージサブシステム100Aは、第2のスト
レージサブシステム101に書込要求を発行し(ステッ
プS709)、キャッシュメモリ140に格納されたデ
ータを第2のストレージサブシステム101に書き込み
(ステップS710)、第2のストレージサブシステム
101は書込終了を第1のストレージサブシステム10
0Aに通知し(ステップS711)、第1のストレージ
サブシステム100Aはユーザ180に書込み終了を通
報し(ステップS712)、書込み動作を終了する。
【0056】上記の容量の総和が第1の上限L1より小
さいとき、キャッシュメモリ140に格納されたデータ
を当該第1のストレージサブシステム100A(ストレ
ージデバイス110a)に書き込み(ステップS70
6)、第1のストレージサブシステム100Aはユーザ
180に書込み終了を通報し(ステップS707)、書
込み動作を終了する。
【0057】次に、ユーザ180からSANの第1のス
トレージサブシステム100Aに読み出し要求があった
場合の動作を図11を用いて説明する。ここで、読み出
し要求には、その読み出し要求を行ったユーザ180を
識別する情報(ユーザマシン識別子190c)が含まれ
ている。
【0058】第1のストレージサブシステム100Aの
インタフェース部150がユーザからの読み出し要求を
受信すると(ステップS801)、ストレージコントロ
ーラ160はその読み出し要求を行ったユーザを識別し
(ステップS802)、その読み出し要求のあったデー
タ(当該データ)が第1のストレージサブシステム10
0Aと第2のストレージサブシステム101のいずれに
記録されているかを判別する(ステップS803)。当
該データが第1のストレージサブシステム100Aに記
録されていた場合、ストレージデバイス110aからの
当該データの読み出しと要求したユーザへの転送をイン
タフェース部150に実行させる(ステップS80
9)。
【0059】当該データが第2のストレージサブシステ
ム101に記録されていた場合、第1のストレージサブ
システム100Aは、第2のストレージサブシステム1
01に読み出し要求を発行し(ステップS804)、第
2のストレージサブシステム101からの当該データの
読み出しと要求した第1のストレージサブシステム10
0Aへの転送をインタフェース部151に実行させ(ス
テップS805)、第1のストレージサブシステム10
0Aは受け取ったデータをユーザ180に送信する(ス
テップS806)。
【0060】更に、当該データと同一のユーザが第1の
ストレージサブシステム100Aに記録しているデータ
と当該データのアクセス頻度(アクセス履歴情報190
j)を比較する(ステップS807)。ここで、アクセ
ス頻度とは、ユーザが一定期間(例えば、最近一週間)
にそのデータへアクセスした回数であり、その一定期間
とはユーザのストレージの利用形態に応じて決めること
ができる。上記の第1のストレージサブシステム100
Aに記録しているデータの中に当該データよりアクセス
頻度が低いものが存在した場合、そのアクセス頻度の低
いデータを第1のストレージサブシステム100Aから
第2のストレージサブシステム101に移動し、当該デ
ータを第2のストレージサブシステム101から第1の
ストレージサブシステム100Aに移動する(ステップ
S808)。この移動は、当該データのユーザへの転送
が終了した直後に行っても、夜間等のユーザからのアク
セス要求の少ない時間帯に行ってもよい。
【0061】次に、ユーザからSANを構成する第1の
ストレージサブシステム100Aに消去要求があった場
合のストレージサブシステムの動作を図12を用いて説
明する。ここで、消去要求には、その消去要求を行った
ユーザを識別する情報(ユーザマシン識別子190c)
が含まれている。
【0062】第1のストレージサブシステム100Aの
インタフェース部150がユーザからの消去要求を受信
すると(ステップS901)、ストレージコントローラ
160は、その消去要求を行ったユーザを識別し(ステ
ップS902)、その消去要求のあったデータ(当該デ
ータ)が第1のストレージサブシステム100Aと第2
のストレージサブシステム101のいずれに記録されて
いるかを判別する(ステップS903)。当該データが
第2のストレージサブシステム101に記録されていた
場合、第2のストレージサブシステム101のストレー
ジデバイス111からの当該データの消去をインタフェ
ース部150に実行させ(ステップS908)、消去終
了を第1のストレージサブシステム100Aに通報し
(ステップS909)、第1のストレージサブシステム
100Aはユーザ180に消去終了を通報して(ステッ
プS910)、終了する。
【0063】当該データが第1のストレージサブシステ
ム100Aに記録されていた場合、第1のストレージサ
ブシステム100Aのストレージデバイス110aから
の当該データの消去をインタフェース部150に実行さ
せ(ステップS904)、更に、当該データと同一のユ
ーザが第2のストレージサブシステム101に記録して
いるか判別し(ステップS905)、記録していない場
合には第1のストレージサブシステム100Aは消去終
了をユーザに通報する(ステップS911)。
【0064】記録している場合、当該データのうちアク
セス頻度の高いものから順に、第1の上限を超えない範
囲で、第1のストレージサブシステム100Aに移動し
(ステップS906)、消去終了をユーザに通報する
(ステップS907)。このステップS906の移動
は、当該データのユーザへの転送が終了した直後に行っ
ても、夜間等のユーザからのアクセス要求の少ない時間
帯に行ってもよい。
【0065】このように、本実施の形態によれば、ユー
ザ180の使用容量の大小に応じて、SANを構成し、
アクセス性能および記憶容量の単価の異なる複数の第1
のストレージサブシステム100Aおよび第2のストレ
ージサブシステム101を使いわけることで、ネットワ
ーク170を利用してユーザ180にSANによるスト
レージを提供するサービスにおいて、十分に余裕のある
ストレージ容量を比較的安価でユーザ180に提供する
ことが可能になる。
【0066】また、複数の第1の上限L1および第2の
上限L2を設定して段階的に複数の第1のストレージサ
ブシステム100Aおよび第2のストレージサブシステ
ム101を使いわけることで、ネットワーク170を利
用してユーザ180にSANのストレージを提供するサ
ービスにおいて、ユーザ180が、容量超過による書込
禁止等の障害の発生を懸念することなく、ストレージの
提供を受けることが可能となる。
【0067】また、アクセス性能および記憶容量の単価
の異なる複数の第1のストレージサブシステム100A
および第2のストレージサブシステム101におけるユ
ーザ180の使用容量の状況変化に応じて、低速アクセ
スの第2のストレージサブシステム101から高速アク
セスの第1のストレージサブシステム100Aへの当該
ユーザ180のデータの移動を行うことで、ネットワー
ク170を利用してユーザ180にSANのストレージ
を提供するサービスにおいて、ストレージの容量および
アクセス性能の最適化を実現することができる、という
効果が得られる。
【0068】本願の特許請求の範囲に記載された発明を
見方を変えて表現すれば以下の通りである。
【0069】<1> ストレージシステムの記憶領域を
ネットワークを経由してユーザに有償で使用させるスト
レージサービスであって、前記ストレージシステムの前
記記憶領域は少なくとも1つの第1のストレージデバイ
スと、少なくとも1つの第2のストレージデバイスから
なり、前記ユーザのデータ容量が前記第1のストレージ
デバイスの容量を超えない間は前記第2のストレージデ
バイスを前記ユーザに使用させず、前記ユーザの前記デ
ータ容量が前記第1のストレージデバイスの容量を超え
たときに前記第2のストレージデバイスをユーザに使用
させることを特徴とするストレージサービス。
【0070】<2> 項目<1>記載のストレージサー
ビスであって、該第1のストレージデバイスにおいてユ
ーザが使用を許可された第1の上限容量と該第2のスト
レージデバイスにおいてそのユーザが使用を許可された
第2の上限容量とをユーザが決定し、該第1の上限容量
と該第2の上限容量の合計が同じであっても、該合計に
対する該第2の上限容量の占める割合が高い程、そのユ
ーザへの課金額が低くなることを特徴とするストレージ
サービス。
【0071】<3> 項目<2>記載のストレージサー
ビスであって、ユーザが使用する容量が該第1の上限容
量を超えない間は、該ユーザの該ストレージシステムへ
のアクセスに既定の速度が保証されることを特徴とする
ストレージサービス。
【0072】<4> 項目<3>記載のストレージサー
ビスであって、該第1のストレージデバイスが1つまた
は複数の磁気ディスク装置であり、該第2のストレージ
デバイスが1つまたは複数の磁気テープ装置であること
を特徴とするストレージサービス。
【0073】<5> 項目<3>記載のストレージサー
ビスであって、該ストレージシステムはユーザがデータ
にアクセスする頻度を計測し、同一ユーザのデータで該
第1のストレージデバイスに記録されたデータよりアク
セス頻度の高いデータが該第2のストレージデバイス中
に存在するとき、両者を交換する機能を有することを特
徴とするストレージサービス。
【0074】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークを利用し
てユーザにストレージを提供するサービスにおいて、十
分に余裕のあるストレージ容量を比較的安価でユーザに
提供することができる、という効果が得られる。
【0076】本発明によれば、ネットワークを利用して
ユーザにストレージを提供するサービスにおいて、ユー
ザが、容量超過による書込禁止等の障害の発生を懸念す
ることなく、ストレージの提供を受けることを可能なら
しめることができる、という効果が得られる。
【0077】本発明によれば、ネットワークを利用して
ユーザにストレージを提供するサービスにおいて、スト
レージの容量およびアクセス性能の最適化を実現するこ
とができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの構成
例を示す概念図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの作用
(書込動作)の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの作用
(読出動作)の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの作用
(消去動作)の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの作用
(書込動作)の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの作用
(読出動作)の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの作用
(消去動作)の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態であるストレージサービス
の提供方法を実施するストレージシステムにて用いられ
る制御情報の一例を示す概念図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態であるストレージサ
ービスの提供方法を実施するストレージシステムの構成
例を示す概念図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態であるストレージ
サービスの提供方法を実施するストレージシステムの作
用(書込動作)の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施の形態であるストレージ
サービスの提供方法を実施するストレージシステムの作
用(読出動作)の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態であるストレージ
サービスの提供方法を実施するストレージシステムの作
用(消去動作)の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…ストレージサブシステム、110…第1のスト
レージデバイス、120…第2のストレージデバイス、
130…操作部、140…キャッシュメモリ、150…
インタフェース部、160…ストレージコントローラ、
100A…第1のストレージサブシステム、110a…
ストレージデバイス、101…第2のストレージサブシ
ステム、111…ストレージデバイス、131…操作
部、141…キャッシュメモリ、151…インタフェー
ス部、161…ストレージコントローラ、170…ネッ
トワーク、180…ユーザ、190…ユーザ管理テーブ
ル、L1…第1の上限、L2…第2の上限。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストレージシステムの記憶領域をネット
    ワークを経由してユーザに有償で使用させるストレージ
    サービスの提供方法であって、 前記ストレージシステムの前記記憶領域を、少なくとも
    1つの第1のストレージデバイスと、少なくとも1つの
    第2のストレージデバイスで構成し、 個々の前記ユーザ毎に、前記記憶領域に占める前記ユー
    ザのデータ容量の大小に応じて、前記第1および第2の
    ストレージデバイスを使い分けることを特徴とするスト
    レージサービスの提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストレージサービスの提
    供方法において、 前記第1のストレージデバイスにおいて前記ユーザに割
    り当てられる第1の上限容量と前記第2のストレージデ
    バイスにおいて当該ユーザに割り当てられる第2の上限
    容量とを当該ユーザに設定させ、前記第1の上限容量と
    前記第2の上限容量の合計が同じであっても、前記合計
    に対する前記第2の上限容量の占める割合が高い程、そ
    のユーザへの課金額を低くすることを特徴とするストレ
    ージサービスの提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のストレージサービスの提
    供方法において、 前記ユーザが使用する容量が前記第1の上限容量を超え
    ない間は、当該ユーザの当該ストレージデバイスへのア
    クセス速度を保証することを特徴とするストレージサー
    ビスの提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のストレージサービスの提
    供方法において、 前記第1のストレージデバイスを1つまたは複数の磁気
    ディスク装置で構成し、前記第2のストレージデバイス
    を1つまたは複数の磁気テープ装置で構成することを特
    徴とするストレージサービスの提供方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のストレージサービスの提
    供方法において、 前記第1および第2のストレージデバイスの各々におけ
    る前記ユーザのデータに対するアクセス頻度を計測し、
    同一ユーザのデータで前記第1のストレージデバイスに
    記録されたデータよりアクセス頻度の高いデータが前記
    第2のストレージデバイス中に存在するとき、両者を交
    換することを特徴とするストレージサービスの提供方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のストレージサービスの提
    供方法において、 前記第1のストレージデバイスと前記ユーザ間の平均デ
    ータ転送速度が前記第2のストレージデバイスと前記ユ
    ーザ間の平均データ転送速度よりも高く設定し、前記第
    2のストレージデバイスの容量当りのコストを前記第1
    のストレージデバイスの容量当りのコストより低く設定
    することを特徴とするストレージサービスの提供方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを経由してユーザに有償で
    使用される記憶領域を構成する、少なくとも1つの第1
    のストレージデバイス、および、少なくとも1つの第2
    のストレージデバイスと、 個々の前記ユーザ毎に、前記記憶領域に占める前記ユー
    ザのデータ容量の大小に応じて、前記第1および第2の
    ストレージデバイスを使い分ける記憶制御手段と、 を備えたことを特徴とするストレージシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のストレージシステムにお
    いて、 前記ユーザによるデータアクセス時の平均データ転送速
    度は、前記第1のストレージデバイスのほうが前記第2
    のストレージデバイスよりも大きく設定され、 前記記憶制御手段は、 前記第1のストレージデバイスにおいて前記ユーザに割
    り当てられる第1の上限容量と前記第2のストレージデ
    バイスにおいて当該ユーザに割り当てられる第2の上限
    容量とを当該ユーザに設定させ、前記第1の上限容量と
    前記第2の上限容量の合計が同じであっても、前記合計
    に対する前記第2の上限容量の占める割合が高い程、そ
    のユーザへの課金額を低くする第1の制御動作、 前記第1および第2のストレージデバイスの各々におけ
    る前記ユーザのデータに対するアクセス頻度を計測し、
    同一ユーザのデータで前記第1のストレージデバイスに
    記録されたデータよりアクセス頻度の高いデータが前記
    第2のストレージデバイス中に存在するとき、両者を交
    換する第2の制御動作、 の少なくとも一つの制御動作を実行することを特徴とす
    るストレージシステム。
  9. 【請求項9】 ストレージシステムの記憶領域をネット
    ワークを経由してユーザに有償で使用させるストレージ
    サービスの提供方法であって、 前記記憶領域に占める前記ユーザの使用データ容量の大
    小に応じて、単位データ容量当たりの課金単価を変化さ
    せることを特徴とするストレージサービスの提供方法。
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