JP2002206910A - 回転角度検出装置 - Google Patents
回転角度検出装置Info
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- JP2002206910A JP2002206910A JP2001003314A JP2001003314A JP2002206910A JP 2002206910 A JP2002206910 A JP 2002206910A JP 2001003314 A JP2001003314 A JP 2001003314A JP 2001003314 A JP2001003314 A JP 2001003314A JP 2002206910 A JP2002206910 A JP 2002206910A
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- gear
- moving body
- rotating body
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のステアリングの回転角度検出等に用
いられる回転角度検出装置に関し、検出誤差が少なく、
検出回路の演算処理の容易なものを提供することを目的
とする。 【解決手段】 回転体１の駆動歯車１Ａに噛合した検出
歯車１２の回転に伴う移動体１３の移動を、磁石１４と
磁気検出素子１６によって、漸次増加または減少する検
出信号として検出して、回転体１の回転角度を検出する
ように回転角度検出装置を構成することによって、検出
誤差が少なく、検出回路の演算処理の容易なものを得る
ことができる。
いられる回転角度検出装置に関し、検出誤差が少なく、
検出回路の演算処理の容易なものを提供することを目的
とする。 【解決手段】 回転体１の駆動歯車１Ａに噛合した検出
歯車１２の回転に伴う移動体１３の移動を、磁石１４と
磁気検出素子１６によって、漸次増加または減少する検
出信号として検出して、回転体１の回転角度を検出する
ように回転角度検出装置を構成することによって、検出
誤差が少なく、検出回路の演算処理の容易なものを得る
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングの回転角度検出等に用いられる回転角度検出装置に
関するものである。
ングの回転角度検出等に用いられる回転角度検出装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車の高機能化が進む中、各種
制御のため様々な回転角度検出装置を用いてステアリン
グの回転角度を検出するものが増えている。
制御のため様々な回転角度検出装置を用いてステアリン
グの回転角度を検出するものが増えている。
【０００３】このような、従来の回転角度検出装置につ
いて、図７〜図１０を用いて説明する。
いて、図７〜図１０を用いて説明する。
【０００４】図７は従来の回転角度検出装置の要部斜視
図、図８は同断面図であり、同図において、１は外周に
駆動歯車１Ａが形成された回転体で、この駆動歯車１Ａ
には各々歯数の異なる第一の検出歯車２及び第二の検出
歯車３が噛合している。
図、図８は同断面図であり、同図において、１は外周に
駆動歯車１Ａが形成された回転体で、この駆動歯車１Ａ
には各々歯数の異なる第一の検出歯車２及び第二の検出
歯車３が噛合している。
【０００５】そして、第一の検出歯車２と第二の検出歯
車３の歯数は、回転体１の所定の回転角度、例えば、回
転体１が中立位置から左方向に２回転した位置と、右方
向に２回転した位置では、最初の噛合位置に戻るよう
に、一定の回転角度で周期性を有した歯数に設定されて
いる。
車３の歯数は、回転体１の所定の回転角度、例えば、回
転体１が中立位置から左方向に２回転した位置と、右方
向に２回転した位置では、最初の噛合位置に戻るよう
に、一定の回転角度で周期性を有した歯数に設定されて
いる。
【０００６】また、回転体１には、中央部に挿通するス
テアリング（図示せず）の軸と係合する係合部１Ｂが設
けられると共に、第一の検出歯車２と第二の検出歯車３
の中央部には、各々磁石４，５が装着されている。
テアリング（図示せず）の軸と係合する係合部１Ｂが設
けられると共に、第一の検出歯車２と第二の検出歯車３
の中央部には、各々磁石４，５が装着されている。
【０００７】そして、これらの上面には配線基板６が配
置され、この配線基板６には、第一の検出歯車２と第二
の検出歯車３の中央部に対向する箇所に、角度センサ
７，８が装着されると共に、角度センサ７，８からの検
出信号を処理するマイコン等からなる検出回路９が形成
されて、回転角度検出装置が構成されている。
置され、この配線基板６には、第一の検出歯車２と第二
の検出歯車３の中央部に対向する箇所に、角度センサ
７，８が装着されると共に、角度センサ７，８からの検
出信号を処理するマイコン等からなる検出回路９が形成
されて、回転角度検出装置が構成されている。
【０００８】以上の構成において、ステアリングを回転
すると、これに伴って回転体１が回転し、この駆動歯車
１Ａに噛合した第一の検出歯車２と第二の検出歯車３も
各々回転する。
すると、これに伴って回転体１が回転し、この駆動歯車
１Ａに噛合した第一の検出歯車２と第二の検出歯車３も
各々回転する。
【０００９】そして、この第一の検出歯車２と第二の検
出歯車３の回転を、各々に装着された磁石４，５に対向
した角度センサ７，８が検出することによって、回転体
１の、つまりステアリングの回転角度の検出が行われ
る。
出歯車３の回転を、各々に装着された磁石４，５に対向
した角度センサ７，８が検出することによって、回転体
１の、つまりステアリングの回転角度の検出が行われ
る。
【００１０】この時、その検出信号は、第一の検出歯車
２と第二の検出歯車３の歯数が異なっているため、図９
の電圧波形図に示すように、回転体１が左方向に２回
転、及び右方向に２回転する間の範囲では、図９（ａ）
の角度センサ７の位相と、図９（ｂ）の角度センサ８の
位相は差異のある電圧波形となる。
２と第二の検出歯車３の歯数が異なっているため、図９
の電圧波形図に示すように、回転体１が左方向に２回
転、及び右方向に２回転する間の範囲では、図９（ａ）
の角度センサ７の位相と、図９（ｂ）の角度センサ８の
位相は差異のある電圧波形となる。
【００１１】そして、図１０の拡大電圧波形図に示すよ
うに、この位相の差異から、回転体１の任意の回転角度
θは、この時の角度センサ７の電圧Ｖ１と角度センサ８
の電圧Ｖ２を検出回路９が検出し、その電圧値と、第一
の検出歯車２と第二の検出歯車３の歯数を演算処理する
ことによって、検出されるように構成されているもので
あった。
うに、この位相の差異から、回転体１の任意の回転角度
θは、この時の角度センサ７の電圧Ｖ１と角度センサ８
の電圧Ｖ２を検出回路９が検出し、その電圧値と、第一
の検出歯車２と第二の検出歯車３の歯数を演算処理する
ことによって、検出されるように構成されているもので
あった。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の回転角度検出装置においては、回転体１の回転角度の
検出を、これに噛合した第一の検出歯車２と第二の検出
歯車３の、二つの歯車の回転を検出して行うため、特に
回転動作開始時や逆回転を行った場合に、回転体１の駆
動歯車１Ａと第一の検出歯車２と第二の検出歯車３の、
二箇所の隙間によるがたつきによって、角度検出に誤差
が生じ易いうえ、検出回路９による回転角度検出にも、
複雑な演算処理を要するという課題があった。
の回転角度検出装置においては、回転体１の回転角度の
検出を、これに噛合した第一の検出歯車２と第二の検出
歯車３の、二つの歯車の回転を検出して行うため、特に
回転動作開始時や逆回転を行った場合に、回転体１の駆
動歯車１Ａと第一の検出歯車２と第二の検出歯車３の、
二箇所の隙間によるがたつきによって、角度検出に誤差
が生じ易いうえ、検出回路９による回転角度検出にも、
複雑な演算処理を要するという課題があった。
【００１３】また、検出しようとする回転角度の範囲が
大きくなると、回転体１と二つの検出歯車の周期的関係
から、各々の歯車の歯数を多くする必要があり、装置全
体の小型化を図ることが困難であるという課題もあっ
た。
大きくなると、回転体１と二つの検出歯車の周期的関係
から、各々の歯車の歯数を多くする必要があり、装置全
体の小型化を図ることが困難であるという課題もあっ
た。
【００１４】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、検出誤差が少なく、検出回路の演算処理
の容易な回転角度検出装置を提供することを目的とす
る。
るものであり、検出誤差が少なく、検出回路の演算処理
の容易な回転角度検出装置を提供することを目的とす
る。
【００１５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有するものである。
に本発明は、以下の構成を有するものである。
【００１６】本発明の請求項１に記載の発明は、回転体
の駆動歯車に噛合した検出歯車の回転に伴う移動体の移
動を、検出手段が漸次増加または減少する検出信号とし
て検出することによって、回転体の回転角度を検出する
ように回転角度検出装置を構成したものであり、一つの
検出手段によって、また、漸次増加または減少する検出
信号として回転体の回転角度を検出しているため、簡易
な構成で、検出誤差が少なく演算処理の容易な回転角度
検出装置を得ることができるという作用を有する。
の駆動歯車に噛合した検出歯車の回転に伴う移動体の移
動を、検出手段が漸次増加または減少する検出信号とし
て検出することによって、回転体の回転角度を検出する
ように回転角度検出装置を構成したものであり、一つの
検出手段によって、また、漸次増加または減少する検出
信号として回転体の回転角度を検出しているため、簡易
な構成で、検出誤差が少なく演算処理の容易な回転角度
検出装置を得ることができるという作用を有する。
【００１７】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
発明において、検出手段を磁石と磁気検出素子で構成し
たものであり、簡易な構成で、無接触式の安定した検出
を行うことができるという作用を有する。
発明において、検出手段を磁石と磁気検出素子で構成し
たものであり、簡易な構成で、無接触式の安定した検出
を行うことができるという作用を有する。
【００１８】請求項３に記載の発明は、請求項１記載の
発明において、変換歯車を設け、この変換歯車を介して
回転体の駆動歯車と検出歯車を噛合したものであり、変
換歯車と検出歯車の噛合方向を変えることによって、回
転角度検出装置が使用される状態に合わせ、移動体の移
動方向を容易に変換し、装置の小型化や薄型化を図るこ
とができるという作用を有する。
発明において、変換歯車を設け、この変換歯車を介して
回転体の駆動歯車と検出歯車を噛合したものであり、変
換歯車と検出歯車の噛合方向を変えることによって、回
転角度検出装置が使用される状態に合わせ、移動体の移
動方向を容易に変換し、装置の小型化や薄型化を図るこ
とができるという作用を有する。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１〜図６を用いて説明する。
て、図１〜図６を用いて説明する。
【００２０】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【００２１】（実施の形態）図１は本発明の一実施の形
態による回転角度検出装置の要部斜視図、図２は同断面
図、図３は同分解斜視図であり、同図において、１は外
周に駆動歯車１Ａが形成された回転体で、この駆動歯車
１Ａには、中央に下方へ延出する軸部１２Ａが形成され
た検出歯車１２が噛合している。
態による回転角度検出装置の要部斜視図、図２は同断面
図、図３は同分解斜視図であり、同図において、１は外
周に駆動歯車１Ａが形成された回転体で、この駆動歯車
１Ａには、中央に下方へ延出する軸部１２Ａが形成され
た検出歯車１２が噛合している。
【００２２】そして、検出歯車１２の軸部１２Ａには螺
旋ねじ１２Ｂが形成され、この螺旋ねじ１２Ｂに、内孔
１３Ａに同様の螺旋ねじが形成された移動体１３が、上
下動可能に噛合している。
旋ねじ１２Ｂが形成され、この螺旋ねじ１２Ｂに、内孔
１３Ａに同様の螺旋ねじが形成された移動体１３が、上
下動可能に噛合している。
【００２３】また、回転体１には、中央部に挿通するス
テアリング（図示せず）の軸と係合する係合部１Ｂが設
けられると共に、移動体１３の側面には磁石１４が装着
されている。
テアリング（図示せず）の軸と係合する係合部１Ｂが設
けられると共に、移動体１３の側面には磁石１４が装着
されている。
【００２４】そして、移動体１３の側方には配線基板１
５が配置され、この配線基板１５には、移動体１３の側
面に対向する箇所に、検出手段としての、例えばＧＭＲ
素子（逆並行磁気抵抗素子）等の磁気検出素子１６が装
着されると共に、磁気検出素子１６からの検出信号を処
理するマイコン等からなる検出回路１７が形成されてい
る。
５が配置され、この配線基板１５には、移動体１３の側
面に対向する箇所に、検出手段としての、例えばＧＭＲ
素子（逆並行磁気抵抗素子）等の磁気検出素子１６が装
着されると共に、磁気検出素子１６からの検出信号を処
理するマイコン等からなる検出回路１７が形成されてい
る。
【００２５】また、１８は絶縁樹脂製のケース、１９，
２０はカバーで、回転体１や検出歯車１２、配線基板１
５等はこれらによって各々位置決めされ、収納されて回
転角度検出装置が構成されている。
２０はカバーで、回転体１や検出歯車１２、配線基板１
５等はこれらによって各々位置決めされ、収納されて回
転角度検出装置が構成されている。
【００２６】以上の構成において、ステアリングを回転
すると、これによって回転体１が回転し、この駆動歯車
１Ａに噛合した検出歯車１２が回転するため、軸部１２
Ａの螺旋ねじ１２Ｂに内孔１３Ａが噛合した移動体１３
が、上または下方向に移動する。
すると、これによって回転体１が回転し、この駆動歯車
１Ａに噛合した検出歯車１２が回転するため、軸部１２
Ａの螺旋ねじ１２Ｂに内孔１３Ａが噛合した移動体１３
が、上または下方向に移動する。
【００２７】なお、回転体１や検出歯車１２、及び螺旋
ねじ１２Ｂと移動体１３の内孔１３Ａの螺旋ねじ等の歯
数は、回転体１の所定の回転角度、例えば、ステアリン
グが中立位置から左右方向に各々３回転した場合に、移
動体１３が上下方向に約１０ｍｍ移動するように設定さ
れている。
ねじ１２Ｂと移動体１３の内孔１３Ａの螺旋ねじ等の歯
数は、回転体１の所定の回転角度、例えば、ステアリン
グが中立位置から左右方向に各々３回転した場合に、移
動体１３が上下方向に約１０ｍｍ移動するように設定さ
れている。
【００２８】そして、この移動体１３に装着された磁石
１４の磁気を磁気検出素子１６が検出することによっ
て、回転体１の、つまりステアリングの回転角度の検出
が行われる。
１４の磁気を磁気検出素子１６が検出することによっ
て、回転体１の、つまりステアリングの回転角度の検出
が行われる。
【００２９】この時、その検出信号は、図４の電圧波形
図に示すように、移動体１３の直線的な移動を、磁石１
４と磁気検出素子１６の検出手段によって、磁気の強弱
として検出しているため、漸次増加する直線状の電圧波
形となる。
図に示すように、移動体１３の直線的な移動を、磁石１
４と磁気検出素子１６の検出手段によって、磁気の強弱
として検出しているため、漸次増加する直線状の電圧波
形となる。
【００３０】そして、この直線状の電圧波形から、回転
体１の任意の回転角度θは、電圧Ｖとして検出され、こ
れを検出回路１７が回転体１の回転角度として検出し
て、ステアリングの回転角度の検出が行われるように構
成されている。
体１の任意の回転角度θは、電圧Ｖとして検出され、こ
れを検出回路１７が回転体１の回転角度として検出し
て、ステアリングの回転角度の検出が行われるように構
成されている。
【００３１】このように本実施の形態によれば、検出歯
車１２の回転に伴う移動体１３の直線的な移動を、検出
回路１７が漸次増加または減少する検出信号として検出
して、回転体１の回転角度を検出しているため、簡易な
構成で、検出誤差が少なく、検出回路１７の演算処理も
容易な回転角度検出装置を得ることができるものであ
る。
車１２の回転に伴う移動体１３の直線的な移動を、検出
回路１７が漸次増加または減少する検出信号として検出
して、回転体１の回転角度を検出しているため、簡易な
構成で、検出誤差が少なく、検出回路１７の演算処理も
容易な回転角度検出装置を得ることができるものであ
る。
【００３２】そして、検出手段を磁石１４と磁気検出素
子１６で構成することによって、簡易な構成で、無接触
式の安定した検出を行うことができる。
子１６で構成することによって、簡易な構成で、無接触
式の安定した検出を行うことができる。
【００３３】なお、以上の説明では、検出歯車１２の軸
部１２Ａを下方へ延出し、この螺旋ねじ１２Ｂに移動体
１３を上下動可能に噛合させる構成として説明したが、
回転角度検出装置が使用される状態に合わせ、図５の要
部斜視図に示すように、回転体２１の駆動歯車２１Ａ及
び検出歯車２２をかさ歯車とし、移動体１３を側方に移
動させる構成としても、本発明の実施は可能である。
部１２Ａを下方へ延出し、この螺旋ねじ１２Ｂに移動体
１３を上下動可能に噛合させる構成として説明したが、
回転角度検出装置が使用される状態に合わせ、図５の要
部斜視図に示すように、回転体２１の駆動歯車２１Ａ及
び検出歯車２２をかさ歯車とし、移動体１３を側方に移
動させる構成としても、本発明の実施は可能である。
【００３４】また、図６の要部斜視図に示すように、平
歯車部２３Ａとかさ歯車部２３Ｂの二つの歯車が形成さ
れた変換歯車２３を設け、この変換歯車２３を介して回
転体１の駆動歯車１Ａと検出歯車を噛合することによっ
て、例えば図６に示すように、かさ歯車の検出歯車２２
をかさ歯車部２３Ｂに噛合させて、移動体１３が側方に
移動するようにしたり、平歯車部２３Ａに図１に示した
ような平歯車の検出歯車１２を噛合させて、移動体１３
が上下方向に移動する構成とする等、使用される状態に
合わせ、移動体１３の移動方向を容易に変換し、回転角
度検出装置の小型化や薄型化を図ることができる。
歯車部２３Ａとかさ歯車部２３Ｂの二つの歯車が形成さ
れた変換歯車２３を設け、この変換歯車２３を介して回
転体１の駆動歯車１Ａと検出歯車を噛合することによっ
て、例えば図６に示すように、かさ歯車の検出歯車２２
をかさ歯車部２３Ｂに噛合させて、移動体１３が側方に
移動するようにしたり、平歯車部２３Ａに図１に示した
ような平歯車の検出歯車１２を噛合させて、移動体１３
が上下方向に移動する構成とする等、使用される状態に
合わせ、移動体１３の移動方向を容易に変換し、回転角
度検出装置の小型化や薄型化を図ることができる。
【００３５】なお、以上の説明では、検出歯車１２の軸
部１２Ａに螺旋ねじ１２Ｂを形成し、この螺旋ねじ１２
Ｂに移動体１３の内孔１３Ａを噛合させて、検出歯車１
２の回転に伴って移動体１３が移動する構成として説明
したが、検出歯車１２の軸部１２Ａ外周に螺旋状のカム
溝を形成し、このカム溝内を移動体１３に設けた突起が
移動することによって、移動体１３を移動させる等、他
の方法を用いても本発明の実施は可能である。
部１２Ａに螺旋ねじ１２Ｂを形成し、この螺旋ねじ１２
Ｂに移動体１３の内孔１３Ａを噛合させて、検出歯車１
２の回転に伴って移動体１３が移動する構成として説明
したが、検出歯車１２の軸部１２Ａ外周に螺旋状のカム
溝を形成し、このカム溝内を移動体１３に設けた突起が
移動することによって、移動体１３を移動させる等、他
の方法を用いても本発明の実施は可能である。
【００３６】また、検出手段を磁石１４と磁気検出素子
１６で構成し、磁気によって移動体１３の移動を検出し
たが、これ以外にも、やや構造は複雑になるが、移動体
１３に複数の凹凸や孔を設け、配線基板１５に装着した
光検出素子を用いて、光によって移動体１３の移動を検
出したり、或いは、配線基板１５に抵抗体素子を印刷
し、この上を摺動するブラシ等を移動体１３に装着し
て、抵抗体素子の抵抗値の変化によって移動体１３の移
動を検出する構成としてもよい。
１６で構成し、磁気によって移動体１３の移動を検出し
たが、これ以外にも、やや構造は複雑になるが、移動体
１３に複数の凹凸や孔を設け、配線基板１５に装着した
光検出素子を用いて、光によって移動体１３の移動を検
出したり、或いは、配線基板１５に抵抗体素子を印刷
し、この上を摺動するブラシ等を移動体１３に装着し
て、抵抗体素子の抵抗値の変化によって移動体１３の移
動を検出する構成としてもよい。
【００３７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡易な構
成で、検出誤差が少なく演算処理の容易な回転角度検出
装置を得ることができるという有利な効果が得られる。
成で、検出誤差が少なく演算処理の容易な回転角度検出
装置を得ることができるという有利な効果が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態による回転角度検出装置
の要部斜視図
の要部斜視図
【図２】同断面図
【図３】同分解斜視図
【図４】同電圧波形図
【図５】同他の実施の形態による要部斜視図
【図６】同要部斜視図
【図７】従来の回転角度検出装置の要部斜視図
【図８】同断面図
【図９】同電圧波形図
【図１０】同拡大電圧波形図
１，２１ 回転体 １Ａ，２１Ａ 駆動歯車 １Ｂ 係合部 １２，２２ 検出歯車 １２Ａ 軸部 １２Ｂ 螺旋ねじ １３ 移動体 １３Ａ 内孔 １４ 磁石 １５ 配線基板 １６ 磁気検出素子 １７ 検出回路 １８ ケース １９，２０ カバー ２３ 変換歯車 ２３Ａ 平歯車部 ２３Ｂ かさ歯車部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立石 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福井 覚 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大西 賢英 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 2F063 AA35 AA36 BA08 DA05 DC04 FA01 GA52 KA01 KA03 KA05 2F065 AA42 FF16 FF39 2F077 AA49 DD05 DD18 JJ01 JJ03 JJ09 JJ23 VV01
Claims (3)
- 【請求項１】 外周に駆動歯車が形成された回転体と、
この駆動歯車に噛合する検出歯車と、この検出歯車の回
転に伴って移動する移動体と、この移動体の移動を検出
する検出手段からなり、上記検出手段が上記移動体の移
動を漸次増加または減少する検出信号として検出し、上
記回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置。 - 【請求項２】 検出手段を磁石と磁気検出素子で構成し
た請求項１記載の回転角度検出装置。 - 【請求項３】 変換歯車を設け、この変換歯車を介して
回転体の駆動歯車と検出歯車を噛合した請求項１記載の
回転角度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001003314A JP2002206910A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 回転角度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001003314A JP2002206910A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 回転角度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002206910A true JP2002206910A (ja) | 2002-07-26 |
Family
ID=18871670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001003314A Pending JP2002206910A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 回転角度検出装置 |
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| JP (1) | JP2002206910A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005156163A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転角度検出装置 |
| US6909282B2 (en) | 2002-12-04 | 2005-06-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rotation angle detector |
| US6912791B2 (en) | 2002-12-11 | 2005-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rotation angle detector |
| US7215114B2 (en) | 2003-06-20 | 2007-05-08 | Yazaki Corporation | Rotation angle detection device for a rotatable body |
| JP2013171047A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Robert Bosch Gmbh | 車両において回転部品の回転角を検出するためのセンサシステム |
| CN110542374A (zh) * | 2018-05-29 | 2019-12-06 | 上海海拉电子有限公司 | 一种角度测量传感器 |
| CN113253111A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-08-13 | 常州市工业互联网研究院有限公司 | 智能电机检测装置 |
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2001
- 2001-01-11 JP JP2001003314A patent/JP2002206910A/ja active Pending
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