JP2002205721A - プラスチックボトルの取手及び取手付ボトル - Google Patents

プラスチックボトルの取手及び取手付ボトル

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JP2002205721A
JP2002205721A JP2000403128A JP2000403128A JP2002205721A JP 2002205721 A JP2002205721 A JP 2002205721A JP 2000403128 A JP2000403128 A JP 2000403128A JP 2000403128 A JP2000403128 A JP 2000403128A JP 2002205721 A JP2002205721 A JP 2002205721A
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JP
Japan
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handle
bottle
grip portion
section
grip
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Application number
JP2000403128A
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English (en)
Inventor
Hisao Yamaguchi
久雄 山口
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Aoki Technical Laboratory Inc
Original Assignee
Aoki Technical Laboratory Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取手を折曲自在な取手本体と、その取手本体
の折曲を阻止するロック部材とから構成してボトルの胴
部の凹所への取付及び取外しを容易にする。 【解決手段】 縦長の握り部12の内面上下に、係止用
の突起13a,14aを先端部外面に突設した一対の支
持腕13,14を同方向に有し、その握り部12の中央
部に握り部12を内側に折曲可能となす横溝15を設け
た取手本体1と、握り部12と嵌合して折曲を阻止する
ロック部材2とから構成する。ロック部材2は握り部1
2の上端に位置してボトル壁面に当接されるヘッド部2
1と、ヘッド部21の下側に長く一体形成した鞘部23
とからなる。鞘部23は握り部12の内側面を除く三側
面を被覆し、両側内面に握り部12の両側面に設けた縦
溝11と嵌合して、握り部12の折曲を阻止する凸条2
3を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、胴部が薄肉のプ
ラスチックボトルを成形した後に、ボトル胴部の凹所に
取付ける取手と、その取手を備えたボトルに関するもの
である。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】PET(ポリエチレン
テレフタレート)ボトルとして広く利用されている包装
用ボトルの取手の取付けについては、インサートによる
場合と成形後のボトルに嵌め込みにより後から取付ける
場合とがある。
【0003】嵌め込みによるものとしては、握り部の上
下に突設した支持腕を凹所の上下壁の差し入れ、その支
持腕の先端部を板部材により上方に押し拡ろげて、先端
部外面の突起を上下壁に形成した窪みに嵌め込み、その
状態を上記板部材により突っ張り支持して固定している
方式と、上部の支持腕の先端に突っ張り部材を一体成形
し、この突っ張り部材により突起の係合と維持とを行う
方式がある。
【0004】これらの方式では、上下部の支持腕の押し
拡ろげを凹部内にて行っていることから、嵌め込みに大
きな指圧力を有し、また嵌合後には突っ張り部材が抜け
止め防止の突起と深く嵌合するため、ボトル廃棄時に家
庭で簡単に取外すことができないなどの課題を有する。
また握り部を弯曲して取付けを行うものもあるが、この
場合には弯曲に大きな外力をを必要とすることから、取
手の着脱に特別な治具を必要とする。
【0005】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めに考えられたものであって、その目的は、取手を折曲
自在な取手本体と、その取手本体の折曲を阻止するロッ
ク部材とから構成して、ボトル胴部の凹所への取付及び
固着を外部にて行えるようにして、廃棄時に簡単に取り
外すことができる新たな取手と、取手付ボトルとを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の取手は、縦長の握り部の内面上下に、係止用の突起を
先端部外面に突設した一対の支持腕を同方向に有し、そ
の握り部の中央部に該握り部を内側に折曲可能となす横
溝を設けた取手本体と、握り部と嵌合して折曲を阻止す
るロック部材とからなる、というものである。
【0007】また上記ロック部材は、握り部の上端に位
置してボトル壁面に当接されるヘッド部と、ヘッド部の
下側に長く一体形成した鞘部とからなり、その鞘部は握
り部の内側面を除く三側面を被覆し、かつ両側内面に握
り部の両側面に設けた縦溝と嵌合して、握り部の折曲を
阻止する凸条を有する、というものである。
【0008】さらに上記取手は、縦穴を内設した取手本
体と、握り部の上端に位置してボトル壁面に当接される
ヘッド部の下側に、上記縦穴と平断面形状を同じくして
一体形成した差込部を有するロック部材とからなり、そ
の差込部は少なくとも下端が上記横溝より下方に位置す
る長さからなる、というものでもある。
【0009】またこの発明の取手付ボトルは、ボトル本
体の胴部側面に形成した凹所に、縦長の握り部の内面上
下に突設した同方向の一対の支持腕を、握り部を中央部
の横溝から折曲して挿入し、その握り部を内方に押圧し
て支持腕の先端部外面の突起を、凹所の上下壁面の窪み
に嵌合するとともに、支持腕を上下壁面に当接して握り
部を真っすぐに支え、ロック部材の嵌合により握り部の
折曲を阻止してボトル本体に固着した取手を備える、と
いうものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図中1は取手本体、2は取手本体
1のロック部材で、それらは同一又は異質の熱可塑性樹
脂により射出成形されたものからなる。3はポリエステ
ルやポリカーボネート等による胴部が薄肉のボトル本体
である。
【0011】上記取手本体1は、縦長で両側面に嵌合用
の縦溝11を設けた厚肉板状の握り部12と、その内面
上下に同方向に一体形した一対の支持腕13,14とか
らなり、その支持腕13,14の先端部外面に係止用の
突起13a,14aが突設してある。
【0012】また握り部12の中央部には、外面から内
側に横溝15がV状に切設あり、この横溝15により中
央部を部分的に薄肉形成して、握り部12の上下を中央
部から内方に折曲できるように形成してある。
【0013】上記ロック部材2は、上記握り部材12の
上端に位置するとともに、ボトル本体3の壁面に当接さ
れるヘッド部21と、その下側に外側に片寄せて下方へ
長く一体形成した鞘部22とからなる。この鞘部22は
上記握り部の内側面を除く三側面を被覆し、かつ両側内
面に握り部12の両側面に設けた縦溝11と嵌合して、
握り部の折曲を阻止する凸条23を有する。
【0014】上記ボトル本体3の胴部には取手取付用の
凹所31が形成してあり、その凹所31の上下壁32,
33には係合用の窪み32a,33aが形成してある。
【0015】図1は、上記凹所31に取手本体1とロッ
ク部材2とによる取手を取付ける際の状態を示すもの
で、握り部12を内側に折曲して上下の支持腕13,1
4を互いに内向き傾斜し、その状態で薄肉胴部に形成し
た凹所31に支持腕13,14を差込んだ状態を示すも
のである。
【0016】かかる状態において、握り部12の折曲し
た中央部を親指により矢印で示すように内方へ押込む
と、支持腕13,14の先端が凹所31の縦壁34に突
き当たり、その反力により上下方向に開くように移動し
て、先端部外面の上記突起13a,14aが上下壁3
2,33に形成した窪み32a,33aに入り込んで係
合するとともに、握り部12が真っすぐに位置するよう
になる。また支持腕13,14が上下壁面に当接されて
握り部12が仮固定される。
【0017】その状態を親指により支持しながら、握り
部12の上端より上記ロック部材2の鞘部22を嵌め込
んで、ヘッド部21の下縁が握り部12の上端に接する
ところまで強く押圧して嵌め込むと、握り部12の内側
を除く三側面が鞘部22により被覆され、また縦溝11
と凸条23とが嵌合して、握り部12の折れ曲が阻止さ
れ、図4に示すように、ボトル本体3の凹所31に取手
が緩みなく固着しされる。この固着はロック部材2の嵌
合により維持され、握り部12からロック部材2を上方
へ強く引っ張って抜き外さない限り、逆さにしても取手
が外れて脱落するようなことがない。
【0018】またヘッド部21のボトル壁面の当接によ
り、上部の支持腕13の上面に凹所31の上壁32の外
縁形状に沿ったコーナー形成され、コーナーにより上壁
外縁が挟持された状態となるので、ボトル本体3を傾斜
して内容物を注ぐ際にも取手が安定して取り扱い良いも
のとなる。
【0019】図6は取手の他の実施形態を示すもので、
上記実施形態の握り部12に両側面の縦溝11に加え
て、外側面に断面V状形の縦溝15を形成し、その縦溝
15と嵌合する凸条25をロック部材2の鞘部22の内
面に設け、この三方の縦溝と凸条の嵌合により取手本体
1とロック部材2との結合を更に綿密にしてボトル本体
3の凹所31からの脱落を防止したものである。
【0020】図7及び図8は、ピンなどを差込んで固着
できるようにした実施形態を示すもので、握り部12の
中央部に方形の縦穴17を上端から下端まで穿設する一
方、ロック部材2を上記ヘッド部21と、その下側に一
体形成した縦穴17と同一断面の差込部26とから形成
し、その差込部26を上方から縦穴17に、少なくとも
下端が上記横溝15より下方に位置するところまで強制
的に差込んで固着できるようにしたものからなる。
【0021】上記構成のこの発明では、握り部を折曲し
て上下の支持腕をボトル本体の凹所の上下壁の下側に差
込み、握り部を押し込むことによって、支持腕の先端部
の突起と上下壁の窪みとの係合及び支持腕の上下壁面へ
の当接が行え、その状態でロック部材を握り部に嵌合す
だけで、ボトル本体に取手を固着できるので、取手の取
り付けが容易となる。また嵌合部分はプラスチック相互
の摩擦抵抗により外れ難く、不要時にはヘッド部を摘ん
でロック部材を抜き抜くだけで、簡単に取手本体を凹部
から取り外せるので、取手の取外しにもそれほど大きな
力は要せず、家庭でも取手を外してボトルを廃棄するこ
とが容易に行えるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるプラスチックボトルの取手
の取り付け状態における側面図である。
【図2】 ボトル本体の凹部に取付けた状態を示す縦断
面図である。
【図3】 同上のA−A線断面図である。
【図4】 この発明に係わる取手付ボトルの側面図であ
る。
【図5】 この発明の取手の他の実施形態を示す取手本
体とロック部材の平断面図である。
【図6】 この発明の更に他の実施形態を示す取手本体
とロック部材の平断面図である。
【図7】 同上のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 取手本体 2 ロック部材 3 ボトル本体 11 縦溝 12 握り部 13 上部の支持腕 14 下部の支持腕 15 横溝 17 縦穴 21 ヘッド部 22 鞘部 23 凸条 26 差込部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦長の握り部の内面上下に、係止用の突
    起を先端部外面に突設した一対の支持腕を同方向に有
    し、その握り部の中央部に該握り部を内側に折曲可能と
    なす横溝を設けた取手本体と、握り部と嵌合して折曲を
    阻止するロック部材とからなることを特徴とするプラス
    チックボトルのボトルの取手。
  2. 【請求項2】 上記ロック部材は、握り部の上端に位置
    してボトル壁面に当接されるヘッド部と、ヘッド部の下
    側に長く一体形成した鞘部とからなり、その鞘部は握り
    部の内側面を除く三側面を被覆し、かつ両側内面に握り
    部の両側面に設けた縦溝と嵌合して、握り部の折曲を阻
    止する凸条を有することを特徴とする請求項1記載のプ
    ラスチックボトルの取手。
  3. 【請求項3】 上記取手は縦穴を内設した取手本体と、
    握り部の上端に位置してボトル壁面に当接されるヘッド
    部の下側に、上記縦穴と平断面形状を同じくして一体形
    成した差込部を有するロック部材とからなり、その差込
    部は少なくとも下端が上記横溝より下方に位置する長さ
    からなることを特徴とする請求項1記載のプラスチック
    ボトルの取手。
  4. 【請求項4】 ボトル本体の胴部側面に形成した凹所
    に、縦長の握り部の内面上下に突設した同方向の一対の
    支持腕を、握り部を中央部の横溝から折曲して挿入し、
    その握り部を内方に押圧して支持腕の先端部外面の突起
    を、凹所の上下壁面の窪みに嵌合するとともに、支持腕
    を上下壁面に当接して握り部を真っすぐに支え、ロック
    部材の嵌合により握り部の折曲を阻止してボトル本体に
    固着した取手を備えることを特徴とする取手付プラスチ
    ックボトル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7288586B2 (en) 2004-12-06 2007-10-30 Eastman Chemical Company Polyester based cobalt concentrates for oxygen scavenging compositions
US7375154B2 (en) 2004-12-06 2008-05-20 Eastman Chemical Company Polyester/polyamide blend having improved flavor retaining property and clarity

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US7288586B2 (en) 2004-12-06 2007-10-30 Eastman Chemical Company Polyester based cobalt concentrates for oxygen scavenging compositions
US7375154B2 (en) 2004-12-06 2008-05-20 Eastman Chemical Company Polyester/polyamide blend having improved flavor retaining property and clarity
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