JP2002202002A - 自動車用制御装置 - Google Patents

自動車用制御装置

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JP2002202002A
JP2002202002A JP2000399791A JP2000399791A JP2002202002A JP 2002202002 A JP2002202002 A JP 2002202002A JP 2000399791 A JP2000399791 A JP 2000399791A JP 2000399791 A JP2000399791 A JP 2000399791A JP 2002202002 A JP2002202002 A JP 2002202002A
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vehicle speed
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routine
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JP2000399791A
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Kazumi Nemoto
数実 根本
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズによる車速やエンジン回転の誤計測を
防止する。 【解決手段】 車速センサ2および/またはエンジン回
転センサ3からの検出信号を基にCPU1に割り込みを
かけ、当該割り込みをトリガにしてCPU1のカウンタ
手段5でクロックパルスを計数し、その車速および/ま
たはエンジン回転を求める構成の自動車用制御装置にお
いて、車速センサ2および/またはエンジン回転センサ
3からの検出信号を受け、CPU1に割り込みをかける
ための割り込みを発生させる割り込み発生手段4と、割
り込み発生手段4で発生した割り込み処理に基づき、そ
の割り込み処理ルーチンの最初で車速センサ2および/
またはエンジン回転センサ3からの検出レベルを判定
し、予め定められたレベルにあることを検出したときそ
の割り込み処理を正しいものとして行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用制御装
置、特に自動車の車速やエンジン回転をその検出信号か
らコンピュータで計測し、計測された車速やエンジン回
転などを基にして自動車の各制御を行う自動車用制御装
置において、サージなどのノイズによる車速やエンジン
回転の誤計測を防止するようにした自動車用制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータで自動車の車速を計
測するものとして、例えば特開平9−325156号に
記載された技術が公知となっている。
【0003】図14はコンピュータを用いた従来の車速
検出方法を説明する車速検出説明図、図15は図14に
示された走行フラグ設定処理のフローチャート図を示し
ている。
【0004】車速センサ51からアイドルストップコン
トローラ52に車速信号の車速パルスが入力されると
(図15のステップ51)、タイマ部53は時間測定を
開始する。そして次に入力する車速パルスが所定時間、
例えば0.8秒以内であると(ステップ52)、車速計
算部54は前に入力した車速パルスと今回の車速パルス
とを基に車速Vを計算する(ステップ53)。車速計算
部54で得られた車速Vは車速判定部57に入力され
る。
【0005】車速判定部57は、車速センサ51からア
イドルストップコントローラ52に入力される車速パル
スを受ける毎に、上記車速計算部54から入力されてい
る車速Vと予め定められた速度、ほぼ車輛が停止してい
ると見なされる上記速度の10Km/時と比較し(ステ
ップ54)、車輛走行中の10Km/時以上の速度の時
には歩進信号をカウンタ部58に出力する(ステップ5
5)。
【0006】また車速判定部57に入力されている車速
計算部54からの車速Vが予め定められた速度の10K
m/時以下で車輛が停止していると見なされる時には
(ステップ54)、カウンタ部58を零にするクリア信
号を出力する(ステップ59)。車速センサ51から車
速パルスがアイドルストップコントローラ52に入力す
る毎にこの一連の処理が行わる。
【0007】そしてこの一連の処理が繰り返され、カウ
ンタ部58のカウント数が15に到達した時(ステップ
56)、車輛は走行中としてカウンタ部58はフラグ設
定部59に走行フラグ設定信号を出力する。このカウン
タ部58からの走行フラグ設定信号を受けたフラグ設定
部59は走行フラグ設定を行い(ステップ57)、アイ
ドルストップコントローラ52からその設定された走行
フラグを出力する。
【0008】一方車速パルスの入力後次の車速パルスの
入力までに、上記0.8秒を経過すると(ステップ5
2)、タイマ部53はタイムオーバ信号を車速計算部5
4に出力し、車速計算部54から車速V=0を出力させ
(ステップ58)、車速判定部57に当該車速V=0を
入力させるようになっている。
【0009】このように車速計算部54で計算された車
速Vが車速判定部57に入力する毎に、つまり車速セン
サ51から車速パルスがアイドルストップコントローラ
52に入力される毎に、車速判定部57はカウンタ部5
8を1歩進させる歩進信号またはカウンタ部58をクリ
アするクリア信号を出力し、走行フラグ設定の当否のた
めの処理を行うようになっているので、車速センサ51
からノイズに基づく車速パルスがアイドルストップコン
トローラ52に連続して15回入力しないと、カウンタ
部58はフラグ設定部59に走行フラグの設定を行わせ
る走行フラグ設定信号を出力することはない。
【0010】車輛停止時(無パルス)に、車速センサ5
1から車速Vが10Km/時以上のノイズとしての車速
パルスが連続して15回アイドルストップコントローラ
52に入力することは現実としてなく、従ってノイズに
基づく走行フラグを誤って設定することがなくなり、耐
ノイズ性が強化される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図14,図15で示さ
れた従来の車速検出方法は、走行フラグの設定に対して
は有効な手法ではあるが、車速センサ51からアイドル
ストップコントローラ52に入力する車速信号にサージ
等のノイズが入り込むと、車速計算部54は当該ノイズ
を正規の車速パルスと見做して車速Vを計算してしま
う。
【0012】従来の車速検出方法は、自動車の車速をそ
の検出信号から直接コンピュータで計測してしまうの
で、サージなどのノイズによる車速の誤計測が生じる。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、割り込み処理プログラムの最初で車速信号等の検
出信号(検出パルス)のレベルを確認することにより、
CPUに入力する車速センサなどからの検出信号が、正
規の検出信号であることを判定した上で、CPUはカウ
ンタ手段での計測を開始し、一方、予め定められたレベ
ル以外の検出信号に対しては見過ごし、当該割り込み処
理ルーチンを強制的に終了にして元の処理中であったプ
ログラムルーチンに復帰させ、車速やエンジン回転の計
測に当たって、ノイズによるその誤計測を防止するよう
にした自動車用制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の自動車用制御装置は車速センサ及びエン
ジン回転センサからのそれぞれの各検出信号を基にCP
Uに割り込みをかけ、当該割り込みをトリガにしてCP
Uのカウンタ手段でクロックパルスを計数し、その車速
及びエンジン回転を求める構成の自動車用制御装置にお
いて、車速センサ又はエンジン回転センサからの検出信
号を受け、CPUに割り込みをかけるための割り込みを
発生させる割り込み発生手段と、当該割り込み発生手段
で発生した割り込み処理に基づき、その割り込み処理プ
ログラムの最初で車速センサ又はエンジン回転センサか
らの検出レベルを判定し、予め定められたレベルを検出
したときその割り込み処理を行わせるレベル検出手段を
備え、レベル検出手段からの出力を判定した上で当該割
り込み処理の継続の可否を定め、ノイズによる誤計測を
防止するようにしたことを特徴としている。
【0015】レベル検出手段は、割り込み処理プログラ
ムの最初で車速センサ又はエンジン回転センサからのレ
ベルを判定するに当たって、HレベルまたはLレベルの
いずれか予め定めておき、そのHレベルまたはLレベル
を検出したときその割り込み処理を行わせるように構成
される。
【0016】そして、車速センサ及びエンジン回転セン
サからの信号部分をロー信号(L信号)に変換する入力
ドライバをそれぞれ設け、ノイズによる誤計測を防止す
るようにしてもよい。
【0017】また、車速センサ及びエンジン回転センサ
からのそれぞれの各検出信号を基にCPUに割り込みを
かけ、当該割り込みをトリガにしてCPUのカウンタ手
段でクロックパルスを計数し、その車速及びエンジン回
転を求める構成の自動車用制御装置において、車速セン
サ又はエンジン回転センサからの検出信号の立ち上がり
エッジ又は立ち下がりエッジのいづれかで割り込みをか
けるべきかを予め記憶しておく割り込み設定手段を持つ
ことができる。そして、車速センサ又はエンジン回転セ
ンサからの検出信号を受け、当該割り込み設定手段に設
定されている車速センサ又はエンジン回転センサからの
検出信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのい
づれかで割り込みをかけるべきかを参照し、CPUに割
り込みをかけるための割り込みを発生させる割り込み発
生手段と、当該割り込み発生手段で発生した割り込み処
理に基づき、その割り込み処理プログラムの最初で車速
センサ又はエンジン回転センサからの検出レベルを判定
し、予め定められたレベルを検出したときその割り込み
処理を行わせるレベル検出手段を備え、レベル検出手段
からの出力を判定した上で当該割り込み処理の継続の可
否を定め、ノイズによる誤計測を防止するようにする。
【0018】検出信号の入力に基づく割り込み発生の
際、割り込み処理プログラムの最初で、CPUに入力す
る検出信号のレベルを確認することにより、サージ等の
ノイズによる誤動作を引き起こす信号が排除される。そ
して正規の検出信号であるときに限り、CPUはその割
り込みプログラムの計測処理を継続する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の自動車用制御装置を説明
する前に、本発明の前提となっているものを先に説明し
ておく。
【0020】図11は本発明の前提となっている自動車
用制御装置の構成図である。
【0021】車速センサやエンジン回転センサで検出さ
れた検出信号を基に、コンピュータ(CPU)で車速や
エンジン回転を計測する本発明の前提となっている自動
車用制御装置は、図11図示の如きCPU1を用いてそ
の車速やエンジン回転を得る様になっている。
【0022】すなわち、図11において、CPU1に車
速センサ2やエンジン回転センサ3で検出されたパルス
信号の形をもつ車速信号やエンジン回転信号が所定の状
態の下で入力されると(即ち、例えば当該パルス信号が
立ち上がるおよび/または立ち下がるという状態の下で
入力されると)、割り込み発生手段4は処理中のプログ
ラムに割り込みをかける。CPU1はカウンタモードの
プログラムルーチンにジャンプして、カウンタ手段5で
計測処理を実行させる。すなわちCPU1に入力する車
速センサ2やエンジン回転センサ3で検出された検出信
号によって処理中のプログラムに割り込みがかかり、当
該割り込みをトリガとして、CPU1はクロックパルス
をカウントするカウンタ手段5のカウント値を計測す
る。このカウンタモードのプログラム処理が終了する
と、元の処理中のプログラムルーチンに復帰する。CP
U1に車速センサ2やエンジン回転センサ3の検出信号
が入力する度にこの一連の処理が繰り返される。
【0023】図12は図11のCPUに入力される車速
センサからの処理のフローチャートである。また図13
はCPUに入力される車速センサからの信号波形説明図
である。
【0024】上記カウンタモードのプログラム処理の動
作を図12のフローチャートを用いて説明する。例えば
車速センサ2から図13に示された如き車速信号がCP
U1に入力すると、CPU1は処理中のプログラムに割
り込みをかけ、カウンタモードのプログラムルーチンに
ジャンプさせる。
【0025】いま、例えばCPU1が車速信号(パル
ス)の立ち上がりエッジで割り込みをかけるようになっ
ているとすると、図13の上方に示す如く、当該車速信
号の立ち上がりを基に、CPU1は、クロックパルスを
カウントするカウンタ手段(フリーランカウンタ)5の
カウント値を読み取る(ステップ1)。この時点でカウ
ント値をNk-1 とする。
【0026】CPU1は当該カウント値Nk-1 から前の
割り込み処理のカウンタ手段5のカウント値Nk-2 を差
し引き(ステップ2)、CPU1に入力する上記2つの
車速信号間でのパルス値C即ち(Nk-1 −Nk-2 )を計
測すると共に、CBレジスタにおけるそのときのカウン
タ手段5のカウント値Nk-2 をカウント値Nk-1 に更新
する(ステップ3)。そして次の車速信号がCPU1に
入力するのを待つ。すなわちCPU1はカウンタモード
の割り込みプログラムから、ジャンプ前に処理中であっ
た元のプログラムに復帰する。
【0027】この様にして計測された上記2つの車速信
号間でのパルス値Cを基に、クロックパルスの周波数を
fHzとしたとき、パルス間隔τ=C×1/fが計測さ
れ、このパルス間隔τから車速が求められる。エンジン
回転数も同様にして求められる。
【0028】なお図11に示されたCPU1の部分で
は、例えばアイドルストップコントローラ部11を例に
挙げ、車速やエンジン回転数を求めるに当たってのアイ
ドルストップコントローラ部11に関係する部分につい
て主に記述しているもので、その他、6はクラッチスイ
ッチやニュートラルスイッチなどその他のセンサ、7は
電子ガバナを駆動する電子ガバナドライバ、8は電源、
9は安定化回路、10はスタータなどその他の出力ドラ
イバを表している。
【0029】上記説明のCPU1ないしカウンタ手段5
までの構成及びその動作に関しては、自動車の車速やエ
ンジン回転をコンピュータで計測し、計測された車速や
エンジン回転などを基にして自動車の各制御を行う自動
車用制御装置に一般的に適用されるものであり、図11
図示のアイドルストップコントローラ部11にその使用
を限定しているもではない。
【0030】しかしながら、上記の技術で割り込みをか
ける際の車速センサやエンジン回転センサで検出された
検出信号のパルスエッジでの割り込みのかけ方では、単
に車速信号などの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッ
ジを検出して割り込みをかけるようにしているため、サ
ージ等による極小のノイズにも反応し、誤計測するおそ
れがある。
【0031】例えば、図13で示された車速信号の立ち
上がりエッジを検出して割り込みをかけている場合、図
13の上段に示す如く、何らかの原因によりサージノイ
ズS2が入ると、当該サージノイズS2が立ち上ってい
るために割り込みがかかり、すなわちCPU1はカウン
タ手段5に上記説明のトリガがかかり、CPU1は、図
13の上段に示す如く当該カウンタ手段5のカウント値
を読み取って異常値を計測することになる。
【0032】また車速信号の立ち下がりエッジを検出し
て割り込みをかけている場合にも、図13の下段に示す
如く、サージノイズS1が立ち下がっているために割り
込みがかかり、すなわちCPU1はカウンタ手段5にト
リガがかかり、CPU1は、図13の下段に示す如く当
該カウンタ手段5のカウント値を読み取って異常値を計
測してしまうおそれがある。
【0033】そこで、このようなサージノイズS2やま
たサージノイズS1が入っても車速やエンジン回転の誤
計測をするおそれのない本発明に係る自動車用制御装置
を次に説明する。
【0034】図1は本発明に係る自動車用制御装置の一
実施例構成図を示している。
【0035】同図において、図11と同じものは同じ符
号が付されている。CPU1は、(i)車速センサ2又
はエンジン回転センサ3からの各検出信号(パルス)を
受け、CPU1が当該パルスの立ち上がりまたは立ち下
がりのいずれかにもとづいて処理中のプログラムに割り
込みをかける割り込み発生手段4と、(ii)当該割り込
み発生手段4による割り込みに基づいて当該割り込み処
理プログラムの最初で車速センサ2又はエンジン回転セ
ンサ3からの検出レベルを判定し、予め定められたレベ
ルを検出したときに当該割り込み処理プログラムの継続
すなわち計測処理の継続を指示するようにしたレベル検
出手段12とが設けられている。
【0036】例えば入力する車速信号の立ち上がりエッ
ジでCPU1に割り込みをかけるように構成されている
場合、当該レベル検出手段12は、割り込みルーチンの
最初でハイレベル(以下Hレベル)又は当該Hレベルに
近いレベルを検出すべきであるとするようにしている。
【0037】即ち、割り込みプログラムの最初で入力ポ
ートのHレベル入力を確認するようにし、Hレベルであ
れば通常の計測処理を実行するが、Lレベル(即ち、図
13に示すサージノイズS2の如き場合にはLレベルに
下がってしまっている)であれば、計測処理をスキップ
するようにする。
【0038】これにより、CPU1が割り込みを認識し
て割り込みベクトルを読み込み、割り込み処理ルーチン
に達する時間(数十μsec)以下のノイズでは、この
プログラムで誤計測を避けることが可能となる。
【0039】また、例えば入力する車速信号の立ち下が
りエッジでCPU1に割り込みをかけるように構成され
ている場合、当該レベル検出手段12は、ローレベル
(以下Lレベル)又は当該Lレベルに近いレベルを検出
するようになっている。
【0040】この場合は立ち下がりエッジで検出するの
で、割り込みプログラムの最初で入力ポートのLレベル
入力を確認するようにし、Lレベルであれば通常の計測
処理を実行するが、Hレベル(即ち、図13に示すサー
ジノイズS1の如き場合にはHレベルに上がってしまっ
ている)であれば、計測処理をスキップするようにす
る。
【0041】これにより、CPU1が割り込みを認識し
て割り込みベクトルを読み込み、割り込み処理ルーチン
に達する時間(数十μsec)以下のノイズでは、この
プログラムで誤計測を避けることが可能となる。
【0042】この様に構成されている図1の動作につい
て、図2と図3とを用いて説明する。
【0043】図2は立ち上がり割り込みのときの一実施
例フローチャート、図3は立ち上がり割り込みのときの
車速信号波形説明図である。
【0044】車速センサ2から車速信号のパルスP1の
立ち上がりがCPU1に入力すると、CPU1は割り込
みがあったことを認識して、この割り込み信号が立ち上
がりを判定している「割り込みベクトル」をロードす
る。ロードした結果、立ち上がりと判断されたときに、
割り込み発生手段4は、CPU1が現在処理中のプログ
ラムに割り込みをかけさせ、CPU1はこの割り込みル
ーチンを実行する。
【0045】すなわち、CPU1はカウンタモードのプ
ログラムルーチンにジャンプする。次に、当該カウンタ
モードのプログラムルーチンの下で最初に、CPU1は
車速センサ2の入力ポートの車速信号のレベルをレベル
検出手段12にロードし、レベル検出手段12が、当該
割り込み処理プログラムの最初で上記Hレベルを確認し
たとき(ステップ11)、当該レベル検出手段12が出
力する計測処理継続を指示する信号を見て、CPU1は
当該カウンタモードのプログラムを継続する。
【0046】つまり、CPU1は車速信号のパルスP1
の立ち上がった状態が持続していることを条件に、フリ
ーランカウンタなど(クロックパルスをカウントしてい
る)で構成されるカウンタ手段5のカウント値を読み取
る(ステップ12)。このときのカウント値をNk-1
する。
【0047】CPU1は当該カウント値Nk-1 から前の
割り込み処理でのカウンタ手段5のカウント値Nk-2
差し引き(ステップ13)、CPU1に入力した前の車
速信号間でのパルス値C即ち(Nk-1 −Nk-2 )を計測
すると共に、CBレジスタにおけるそのときのカウンタ
手段5のカウント値Nk-2 をカウント値Nk-1 に更新す
る(ステップ14)。そして次の車速信号が立ち上がる
のを待つ。すなわちCPU1はカウンタモードのプログ
ラムから、ジャンプ前の処理中であった元のプログラム
に復帰する。
【0048】以下車速信号のパルスがCPU1に入力す
るたびに、このカウンタモードの割り込みプログラム
(ステップ11ないしステップ14)が繰り返される。
【0049】ここで車速信号のパルスP2とパルスP3
との間に発生したサージノイズS2がCPU1に入力し
たときについて説明する。この場合、CPU1は当該サ
ージノイズS2の立ち上がりで割り込み発生手段4に割
り込みを発生させるが、割り込みプログラムの最初でレ
ベル検出手段12が信号のレベルを判断する。即ち、入
力ポートに入力している当該サージノイズS2のレベル
は、すでにLレベルに落ちているので、当該レベル検出
手段12はLレベルを検出しており(ステップ11)、
CPU1は計測処理をスキップして、CPU1はカウン
タモードのプログラムから、ジャンプ前の処理中であっ
た元のプログラムに復帰する。
【0050】この様にして計測された上記2つの車速信
号のパルスP1,パルスP2の立ち上がりエッジ間での
パルス値Cを基に、既知のクロックパルスの周波数fH
zから、パルス間隔τ=C×1/fがCPU1で計測さ
れ、このパルス間隔τから車速が求められる。エンジン
回転数も同様にして求められる。車速センサのHレベル
が検出レベルより高い場合、特に有効である。
【0051】上記において、立ち上がりエッジを検出し
て割り込みをかけるようにした構成の場合について説明
したが、立ち下がりを検出して割り込みをかけるように
構成することも出来る。
【0052】図2や図3に対応する図を省略している
が、この場合には、図2に示す「立ち上がりエッジ割り
込み」の代わりに「立ち下がりエッジ割り込み」とな
り、かつステップ11において「Hレベルか」の代わり
に「Lレベルか」となる。
【0053】立ち下がりエッジを検出して割り込みをか
ける構成の場合には、図13を参照して示した如く、図
13に示すサージノイズS1に対して、誤計測を生じ
る。
【0054】しかし、本発明の場合には、立ち下がりエ
ッジを検出して割り込みをかける構成であっても『立ち
下がりエッジでの割り込みが入った際の割り込みルーチ
ンの最初において、入力ポートのレベルがLレベルにあ
るか否かをチェックする処理』が付加されている。この
ために、図3に関連して説明したことの対比から容易に
判るように、図13に示すサージノイズS1が発生した
場合には(即ち、レベルが正しくLレベルを継続してい
なくてHレベルになってしまうために)計測処理をスキ
ップできるようになる。
【0055】一般に、例えば車速センサ2からアイドル
ストップコントローラ部11に入力する構成において
は、図4に示す如く、車速センサ2内にトランジスタT
rが介在されている。
【0056】図4は車速センサからコントローラ部に至
る配線を説明する図である。
【0057】この図4に示す如き構成の場合、トランジ
スタTrのベースに至る信号線aの部分は十分に短く、
コレクタからの信号線bの部分は比較的長い。このよう
なことから、ノイズは、信号線aの部分には乗りにく
く、信号線bの部分に乗り易いことが知られている。
【0058】図4に示す構成の場合に信号線bに乗るノ
イズについて考えてみるに、トランジスタTrがオンの
状態にある際には信号線bがいわば接地されていること
から信号線b上には図5に示すサージノイズS3の如き
ノイズは生じ難く、トランジスタTrがオフの状態にあ
る際に信号線b上に図5に示すサージノイズS4の如き
ノイズが生じ易い。
【0059】図5は立ち下がり割り込みの場合の車速信
号波形説明図である。
【0060】図13に関連して上述しておいた如く、立
ち下がりエッジを検出して割り込みをかける当該構成の
場合には、図5に示すサージノイズS3によって誤計測
を生じることは殆どない。これに対して、上述しておい
た如く、図5に示すサージノイズS4の如きノイズによ
って誤計測を生じることがあるが、本発明の場合には、
仮にサージノイズS4によって一旦割り込みが生じたと
しても、割り込みルーチンの最初においてレベルをチェ
ックした際にHレベルとなってしまっていることから、
計測処理がスキップされる。したがって、誤計測を生じ
ることがない。
【0061】このような理由から本発明を用いれば、立
ち下がりエッジを検出して割り込みをかける構成をも十
分に採用することが可能となる。
【0062】図6は、図1に示した図を具体化した図で
あり、図11に対応している。図中の符号は、図11と
図1とに対応している。
【0063】図6において図11と異なる点は、割り込
み発生手段4が発動される際に、当該割り込みルーチン
の最初において、レベル検出手段12がその時点におい
て、信号レベルが依然としてHレベルにあるか否かを判
定している点である。言うまでもなく、上述した如く、
割り込み発生手段4が信号の立ち上がりで発動される構
成の場合には、レベル検出手段12によって判定された
信号レベルがLレベルであれば、一旦発動された割り込
みルーチンは中止される。
【0064】上述において、割り込み発生手段4が、図
13の上段に示すように車速信号の立ち上がりで発動さ
れる場合と、図13の下段に示すように立ち下がりで発
動される場合とのいずれか一方の構成をもつものとして
説明した。しかし、割り込み発生手段4が、車速信号の
立ち上がりと立ち下がりとの両者で割り込みをかけるよ
うに構成することもできる。
【0065】図7は立ち上がりと立ち下がりとの両者で
割り込みをかける場合の実施例を示す図である。
【0066】図中の符号1,2,3,4,5,11,1
2は図6に対応しており、17は次回割り込み設定メモ
リ部である。
【0067】図7に示す実施例の場合には、割り込み発
生手段4は、上述の「立ち上がり」にもとづく割り込み
ルーチンと、上述の「立ち下がり」にもとづく割り込み
ルーチンとの両者を持つようにされている。例えば車速
センサ2からの同系の2つの入力ポートのうちの上段の
入力ポートで「立ち上がり」にもとづく割り込みルーチ
ンが対応づけられ、下段の入力ポートで「立ち下がり」
にもとづく割り込みルーチンが対応づけられている。そ
して、次回割り込み設定メモリ部17はその記憶内容に
よって、後述するように、(i)「立ち上がり」にもと
づく割り込みルーチンが正常に動作を続ける状態に入る
と、次回の割り込みは「立ち下がり」にもとづく割り込
みルーチンのみが発動される(「立ち上がり」の側は無
視される)ように、割り込み発生手段4に指示を与え、
(ii)また同様に、「立ち下がり」にもとづく割り込み
ルーチンが正常に動作を続ける状態に入ると、次回の割
り込みは「立ち上がり」にもとづく割り込みルーチンの
みが発動される(「立ち下がり」の側は無視される)よ
うに、割り込み発生手段4に指示を与える。
【0068】図8および図9は図7における割り込み発
生手段4による処理フローチャートを表している。
【0069】図8は立ち上がり割り込みが発動される側
の割り込みルーチンの処理フローチャートを表し、図9
は立ち下がり割り込みが発動される側の割り込みルーチ
ンの処理フローチャートを表している。
【0070】以下、図10に示す如き形で車速信号が入
力されてくる際にサージノイズ(信号S51,S52)
やサージノイズ(信号S61,S62)が混入したもの
として、図8と図9とを参照しつつ、説明を続ける。
【0071】図10は車速信号波形説明図である。
【0072】今タイミングT1において立ち下がりに対
応しての割り込みが発動されたとする。 (1)タイミングT1において「立ち下がり割り込み」
が発動されて、図9に示すフローが発動される。 (2)割り込みルーチンの最初の時点でのレベルが検出
される。この結果、レベルがLレベルであることから、
YESとなる(ステップ31)。 (3)その時点でのカウント値が読み取られる(ステッ
プ32)。 (4)当該測定されているカウント値から、先のカウン
ト値CBを差引き(「カウンタ−CB」を測定する)、
次いで、当該測定されているカウント値「カウンタ」を
次回の差引き時のためのカウント値を「CB」として保
持させる(ステップ33)。 (5)このとき、次回に立ち下がり割り込みが発動され
ようとしてもそれを無効にするように、次回割り込み設
定メモリ部17に情報をセットする(ステップ35)。 (6)同じく、次回に立ち上がり割り込みが発動されよ
うとする場合にはそれを有効にするように、次回割り込
み設定メモリ部17に情報をセットする。 (7)タイミングT2においてサージノイズS61が発
生すると、「立ち上がり」であることから、割り込み発
生手段4は発動される。そして図8のステップ21に向
かう。 (8)タイミングT2の時点では、サージノイズS61
であることから信号レベルがLとなってしまう。このた
めに、サージノイズS61に起因する立ち上がり割り込
みは中止される(ステップ21)。 (9)タイミングT3において再び「立ち上がり」に対
応する割り込みが発動される。そして、図8のステップ
S21に向かう。 (10)タイミングT3の時点では、ノイズではないこ
とから信号レベルはHレベルとなっている(ステップ2
1)。 (11)このとき、次回に立ち上がり割り込みが発生し
ようとしてもそれを無効にするように、次回割り込み設
定メモリ部17に情報をセットする(ステップ23)。 (12)同じく、次回に立ち下がり割り込みが発動され
ようとする場合にはそれを有効にするように、次回割り
込み設定メモリ部17に情報をセットする(ステップ2
2)。 (13)タイミングT4において「立ち下がり」に対応
する割り込みが発動される。そして、図9のステップ3
1に向かう。 (14)そのときにはノイズに起因するものであるため
に、Hレベルであり、サージノイズS51に起因する立
ち下がり割り込みは中止される(ステップ31)。 (15)タイミングT5において、「立ち下がり」に対
応する割り込みが発動される。そして、図9のステップ
31に向かう。 (16)このときにはノイズに起因しているものではな
いために、Lレベルであり、ステップ32に向かう(ス
テップ31)。 (17)そのときのカウント値を読み取る(ステップ3
2)。 (18)「カウンタ−CB」を計算する。次いで次回の
差引き時のためのカウント値を「CB」として保持させ
る(ステップ33)。 (19)このとき、次回に立ち下がり割り込みが発動さ
れようとしてもそれを無効にするように、次回割り込み
設定メモリ部17に情報をセットする(ステップ3
5)。 (20)同じく、次回に立ち上がり割り込みが発動され
ようとする場合にはそれを有効にするように、次回割り
込み設定メモリ部17に情報をセットする(ステップ3
4)。 (21)タイミングT6におけるサージノイズS62に
起因する割り込みは、タイミングT2のときと同様に中
止される。 (22)タイミングT7においては、タイミングT3の
ときと同様の処理がなされる。 (23)タイミングT8におけるサージノイズS52に
起因する割り込みは、タイミングT4のときと同様に中
止される。 (24)タイミングT9においては、タイミングT5の
ときと同様の処理がなされる。
【0073】以上のように、図10に示すサージノイズ
S61,S51,S62,S52が生じても、測定され
る測定値は、常に正常値となる。
【0074】これにより、CPU1が割り込みを認識し
て割り込みベクトルを読み込み、割り込みルーチンに達
する時間(数十μsec)以下のノイズでは誤計測を避
けることが可能となる。
【0075】この様にして計測された上記2つの車速信
号のパルスP2,パルスP3の立ち上がりエッジ間での
パルス値Cを基に、既知のクロックパルスの周波数fH
zから、パルス間隔τ=C×1/fがCPU1で計測さ
れ、このパルス間隔τから車速が求められる。エンジン
回転数も同様にして求められる。
【0076】図7、図8、図9および図10を参照し
て、図7に示す割り込み発生手段4においては上述の如
く、例えば車速センサからの2つの入力ポートのうちの
(i)上段の入力ポートで「立ち上がり」にもとづく割
り込みルーチンを対応付け、(ii)下段の入力ポートで
「立ち下がり」にもとづく割り込みルーチンを対応づけ
ておくようにし、(iii)かつ次回割り込み設定メモリ部
17に設定される情報にもとづいて、次回の割り込みに
当って、「立ち上がり」に対応する割り込みルーチンと
「立ち下がり」に対応する割り込みルーチンとのいずれ
の側を有効にするかを指示する構成について説明した。
【0077】しかし、この構成を変形して、 a)図7に示す車速センサ2やエンジン回転センサ3か
らの夫々の2つの入力ポートを夫々1つの入力ポートと
し、 b)図7に示す割り込み発生手段4として、単一の割り
込みルーチンを持つものとした上で当該単一の割り込み
ルーチンが入力信号の「立ち上がり」の場合と「立ち下
がり」の場合とのいずれであっても割り込みがかかるよ
うに構成されたものとし、 c)図7に示す次回割り込み設定メモリ部17の代わり
に、ハードウェア構成の「割り込み設定レジスタ」を用
意した如き構成を用いることができる。
【0078】この構成の場合に、上記の「割り込み設定
レジスタ」がセットされる状況は、上述の「次回割り込
み設定メモリ部17」において情報がセットされる状況
と同じである。しかし、この構成の場合には、「割り込
み設定レジスタ」がセット状態にあるかリセット状態に
あるかと、上記1つの入力ポートに対して「立ち上が
り」が生じた状態なのか「立ち下がり」が生じた状態な
のかとの組み合わせによって、上記単一の割り込みルー
チンが発動されるか否かがハードウェア構成によって決
定されることになる。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、割
り込み処理プログラム・ルーチンの最初で、CPUに入
力する検出信号のレベルを確認することにより、サージ
等のノイズによる誤動作を引き起こす信号が無視され、
正規の検出信号の入力したときに限り当該正規の検出信
号に基づく割り込みをいわゆるトリガにしてCPUが計
測するようにしたので、車速等の検出信号にノイズが入
っても確実にその検出信号の車速やエンジン回転数を検
出することができる。
【0080】また車速が零のときでも、車速等の検出信
号にノイズが入っても確実に判定し、アイドルストップ
を実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用制御装置の一実施例構成
図である。
【図2】立ち上がり割り込みのときの一実施例フローチ
ャートである。
【図3】立ち上がり割り込みのときの車速信号波形説明
図である。
【図4】車速センサからコントローラ部に至る配線を説
明する図である。
【図5】立ち下がり割り込みの場合の車速信号波形説明
図である。
【図6】本発明に係る自動車用制御装置の一実施例構成
図である。
【図7】立ち上がりと立ち下がりとの両者で割り込みを
かける場合の実施例構成図である。
【図8】立ち上がり割り込みが発動される側の割り込み
ルーチンの処理フローチャートである。
【図9】立ち下がり割り込みが発動される側の割り込み
ルーチンの処理フローチャートである。
【図10】車速信号波形説明図である。
【図11】本発明の前提となっている自動車用制御装置
の構成図である。
【図12】図11のCPUに入力される車速センサから
の処理のフローチャートである。
【図13】CPUに入力される車速センサからの信号波
形説明図である。
【図14】コンピュータを用いた従来の車速検出方法を
説明する車速検出説明図である。
【図15】図14に示された走行フラグ設定処理のフロ
ーチャート図を示している。
【符号の説明】
1 CPU 2 車速センサ 3 エンジン回転センサ 4 割り込み発生手段 5 カウンタ手段 11 アイドルストップコントローラ部 12 レベル検出手段 17 次回割り込み設定メモリ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速センサまたはエンジン回転センサか
    らの各検出信号を基にCPUに割り込みをかけ、当該割
    り込みをトリガにしてCPUのカウンタ手段でクロック
    パルスを計数し、その車速及びエンジン回転を求める構
    成の自動車用制御装置において、 車速センサまたはエンジン回転センサからの検出信号を
    受け、CPUに割り込みをかけるための割り込み発生手
    段と、 当該割り込み発生手段で発生した割り込み処理に基づ
    き、その割り込み処理プログラム・ルーチンの最初で車
    速センサまたはエンジン回転センサからの検出レベルを
    判定し、予め定められたレベルを検出したときその割り
    込み処理を行わせるレベル検出手段とを備え、レベル検
    出手段からの出力を判定した上で当該割り込み処理の継
    続の可否を定め、ノイズによる誤計測を防止するように
    したことを特徴とする自動車用制御装置。
  2. 【請求項2】 上記割り込み発生手段が、上記検出信号
    の立ち上がりに対応して割り込みを生じ得るように構成
    され、 かつ当該割り込み発生手段において上記予め定められた
    レベルがHレベルであるとき、上記割り込み処理が継続
    されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動
    車用制御装置。
  3. 【請求項3】 上記割り込み発生手段が、上記検出信号
    の立ち下がりに対応して割り込みを生じ得るように構成
    され、 かつ当該割り込み発生手段において上記予め定められた
    レベルがLレベルであるとき、上記割り込み処理が継続
    されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動
    車用制御装置。
  4. 【請求項4】 上記割り込み発生手段が、上記検出信号
    の立ち上がりに対応して割り込みを生じ得るようにした
    第1の割り込み処理プログラム・ルーチンと、上記検出
    信号の立ち下がりに対応して割り込みを生じ得るように
    した第2の割り込みプログラム・ルーチンとをそなえる
    と共に、 上記第1の割り込みプログラム・ルーチンが発動された
    最初において上記レベル検出手段による検出結果にもと
    づいて、当該第1の割り込みプログラム・ルーチンによ
    る処理が継続された場合に、当該第1の割り込みプログ
    ラム・ルーチンにおいて次回の割り込みに当って上記第
    2の割り込みプログラム・ルーチンの側のみが有効にな
    るよう指示し、 上記第2の割り込みプログラム・ルーチンが発動された
    最初において上記レベル検出手段による検出結果にもと
    づいて、当該第2の割り込みプログラム・ルーチンによ
    る処理が継続された場合に、当該第2の割り込みプログ
    ラム・ルーチンにおいて次回の割り込みに当って上記第
    1の割り込みプログラム・ルーチンの側のみが有効にな
    るよう指示していることを特徴とする請求項1記載の自
    動車用制御装置。
  5. 【請求項5】 上記割り込み発生手段が、上記検出信号
    の立ち上がりに対応した割り込みと上記検出信号の立ち
    下がりに対応した割り込みとの両者に対応して発動し得
    るようにした単一の割り込みプログラム・ルーチンとを
    そなえると共に、 当該単一の割り込みプログラム・ルーチンが上記立ち上
    がりと上記立ち下がりとのいずれに対応して発動された
    かと、先に継続されて実行された割り込みプログラム・
    ルーチンが上記立ち上がりと上記立ち下がりとのいずれ
    に対応して発動されかつ継続されたかとの組み合わせに
    もとづいてセットされる割り込み設定レジスタをそな
    え、 上記立ち上がりに対応して割り込みプログラム・ルーチ
    ンによる処理が継続された場合に、次回の割り込みに当
    って上記立ち下がりに対応した場合にのみ当該割り込み
    プログラム・ルーチンの処理を継続するよう指示し、 上記立ち下がりに対応して割り込みプログラム・ルーチ
    ンによる処理が継続された場合に、次回の割り込みに当
    って上記立ち上がりに対応した場合にのみ当該割り込み
    プログラム・ルーチンの処理が継続するよう指示してい
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車用制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022649A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Hitachi Ltd パルス信号のノイズ除去装置
JP2009121397A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Mitsubishi Electric Corp 回転体の位置検出方法及びその装置、並びに内燃機関の制御装置

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JP4615004B2 (ja) * 2007-11-16 2011-01-19 三菱電機株式会社 回転体の回転方向判別方法及びその装置、並びにその装置を用いた内燃機関の制御装置

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