JP2002199114A - ワイヤレスインターホン、ワイヤレスインターホンシステム - Google Patents

ワイヤレスインターホン、ワイヤレスインターホンシステム

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JP2002199114A
JP2002199114A JP2000398829A JP2000398829A JP2002199114A JP 2002199114 A JP2002199114 A JP 2002199114A JP 2000398829 A JP2000398829 A JP 2000398829A JP 2000398829 A JP2000398829 A JP 2000398829A JP 2002199114 A JP2002199114 A JP 2002199114A
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wireless
intercom
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hands
signal
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JP2000398829A
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Masahiro Kawaguchi
将広 川口
Fumiyoshi Mukoyama
文祥 向山
Koichi Okumura
浩一 奥村
Kuniharu Tatezuki
邦治 竪月
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な操作により、強制送話をすることのでき
るワイヤレスインターホンを提供する。 【解決手段】ハンズフリー通話機能を備えるワイヤレス
インターホン1において、所定の強制送話指示をしたと
きには、通話相手に送出すべき音声信号のみを増幅し
て、通話相手にワイヤレス送信する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンズフリー通話
機能を備えたワイヤレスインターホン、及びこのワイヤ
レスインターホンを用いて構成したワイヤレスインター
ホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、一般住宅などでは、ワイヤレスイ
ンターホンシステムが導入されてきており、例えば、ド
アホン子器と、ハンズフリー通話機能を備えるワイヤレ
スインターホンとを組み合わせ、ドアホン子器とワイヤ
レスインターホンとの間、ワイヤレスインターホン間
で、所定のワイヤレス信号の送受をすることによって、
ワイヤレスインターホンで、ドアホン子器や他のワイヤ
レスインターホンとの間で、ハンズフリーな交互通話を
可能にしたシステムがある。
【0003】このようなシステムは、図6に示すような
外観をしており、ドアホン子器とワイヤレスインターホ
ンは、先述したワイヤレス信号の送受を可能にするた
め、図7に示すような内部構成をしている。
【0004】ワイヤレスインターホン100は、このワ
イヤレスインターホン100を制御する制御回路110
と、スピーカ112とマイク113とを用いたハンズフ
リー通話をするためのハンズフリー通話回路111と、
ドアホン子器200からの呼出に対して応答操作をする
ためのドアホン応答釦114と、ドアホン子器200や
他のワイヤレスインターホン100との間で、ワイヤレ
ス信号の送受をするための無線回路115と、電源11
6と、ドアホン200からの呼出検知や、ドアホン20
0との間の通話路の形成などをするドアホンインタフェ
ース回路117とを備える。
【0005】ハンズフリー通話回路111は、マイク1
13から入力され、通話相手に送出すべき音声信号のレ
ベルを増幅するアンプAMP1と、通話相手から入力さ
れ、スピーカ112に出力すべき音声信号のレベルを増
幅するアンプAMP2と、それぞれのアンプAMP1,
AMP2を制御するアンプ制御回路111Aとを備え
る。
【0006】アンプ制御回路111Aは、アンプAMP
1,AMP2に入力されるそれぞれの音声信号のレベル
を比較し、そのレベルの大きな音声信号の入力されるA
MP1,2を動作させて増幅させる。すなわち、アンプ
制御回路111Aは、マイク113から入力された音声
信号のレベルの方が大きければ、アンプAMP1を動作
させる。このとき、アンプAMP1によって増幅された
音声信号が通話相手に送信される。
【0007】一方、スピーカ112に出力すべき音声信
号のレベルの方が大きければ、アンプAMP2を動作さ
せる。このとき、アンプAMP2によって増幅された音
声信号がスピーカ112から音声として出力される。こ
れにより、通話相手との間で、ハンズフリーな交互通話
が可能となる。
【0008】一方のドアホン子器200は、ワイヤレス
インターホン100との間で、ワイヤレス信号の送受を
するための無線回路210と、スピーカ211とマイク
212とを用いた通話を可能にする通話回路213と、
呼出釦214と、このドアホン子器200を動作させる
ための電池215とを備える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のワイヤレスインターホンシステムでは、ワイヤレス
インターホンは、先述したように、レベルの大きな音声
信号が入力されるアンプを動作させて増幅するようにし
ているため、他方の音声信号についてはその入力が無効
となり、例えば、ワイヤレスインターホンの周辺で、テ
レビの音声や道路工事の騒音などがうるさい場合、それ
による音声信号のみが増幅され、通話相手から来る音声
信号については無効となり、通話相手から来る音声信号
がスピーカから出力されず、スピーカから音声信号を出
力させるためには、通話相手はこちら側の音よりも大き
な声で話さないといけないといった問題があった。
【0010】本発明は、上記問題を解決するために提案
されるものであり、簡易な操作により、強制送話や強制
受話をすることのできるワイヤレスインターホン、及
び、このワイヤレスインターホンを用いて構成したワイ
ヤレスインターホンシステムを提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のワイヤレスインターホン
では、所定の強制送話指示をしたときには、通話相手に
送出すべき音声信号のみを増幅して、通話相手にワイヤ
レス送信する構成とした。
【0012】請求項2に記載のワイヤレスインターホン
では、所定の強制受話指示をしたときには、通話相手か
ら入力された音声信号のみを増幅して、音声として出力
する構成とした。
【0013】請求項3に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、請求項1または請求項2に記載のワイヤ
レスインターホンと、ドアホン子器を信号線で接続した
ワイヤレス中継器とを組み合わせて構成され、ワイヤレ
スインターホンは、ワイヤレス中継器との間で、所定の
ワイヤレス信号の送受をすることによって、ドアホン子
器との間のハンズフリー通話をする構成とした。
【0014】請求項4に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、請求項1または請求項2に記載のワイヤ
レスインターホンと、ドアホン子器を信号線で接続し
た、1または複数のワイヤレス中継器とを組み合わせて
構成され、ワイヤレスインターホンは、ワイヤレス中継
器との間で、所定のワイヤレス信号の送受をすることに
よって、ドアホン子器との間のハンズフリー通話をする
構成とした。
【0015】請求項5に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレスインターホン間で、所定のワ
イヤレス信号の送受をすることによって、ワイヤレスイ
ンターホン間でのハンズフリー通話をする構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明のワイヤ
レスインターホンを用いて構成したワイヤレスインター
ホンシステムの要部構成の一例を示す図である。このも
のは、ドアホン子器2を2線式信号線Lで接続したワイ
ヤレス中継器3と、ワイヤレスインターホン1とを組み
合わせて構成している。
【0017】ここで、ワイヤレス中継器3とドアホン子
器2とを、2線式信号線Lで接続する構成としているの
は、既存の有線式のインターホンシステムで使用されて
いる2線式信号線を流用できるようにするためである。
こうすれば、既存の2線式信号線を流用することによっ
て、容易にワイヤレスインターホンシステムを施工する
ことができ、利便にできる。なお、2線式信号線Lを使
用するのみに限られず、、例えば同軸線を用いて接続し
てもよい。
【0018】ワイヤレスインターホン1は、通話相手と
ワイヤレス信号の送受をして、ハンズフリーな交互通話
をする機能があり、このワイヤレスインターホン1を制
御する制御回路10と、スピーカ12とマイク13とを
用いたハンズフリー通話を可能にするハンズフリー通話
回路11と、ドアホン子器2からの呼出に対して応答操
作をするドアホン応答釦14と、ドアホン子器2や他の
ワイヤレスインターホン1との間で、ワイヤレス信号の
送受をするための無線回路15と、電源16と、電源1
6の電源を充電池18に充電するための充電回路17
と、強制送話釦19とを備える。
【0019】ハンズフリー通話回路11は、マイク13
から入力され、通話相手に送出すべき音声信号のレベル
を増幅するアンプAMP1と、通話相手から入力され、
スピーカ12に出力すべき音声信号のレベルを増幅する
アンプAMP2と、それぞれのアンプAMP1,AMP
2を制御するアンプ制御回路11Aとを備える。
【0020】アンプ制御回路11Aは、アンプAMP
1,AMP2に入力されるそれぞれの音声信号のレベル
を比較し、そのレベルの大きな音声信号の入力されるA
MP1,2を動作させて増幅させる。すなわち、アンプ
制御回路111Aは、マイク13から入力された音声信
号のレベルの方が大きければ、アンプAMP1を動作さ
せる。このとき、アンプAMP1によって増幅された音
声信号が通話相手に送信される。
【0021】一方、スピーカ12に出力すべき音声信号
のレベルの方が大きければ、アンプAMP2を動作させ
る。このとき、アンプAMP2によって増幅された音声
信号がスピーカ12から音声として出力される。これに
より、通話相手との間で、ハンズフリーな交互通話が可
能となる。
【0022】ドアホン子器2は、来訪者が住人を呼び出
すために操作し、応答した住人と通話する機能があり、
ワイヤレス中継器3との間で、2線式信号線Lを介して
制御信号や音声信号の送受をして、スピーカ21とマイ
ク22とを用いた通話を可能にする通話回路23と、呼
出釦24とを備える。
【0023】ワイヤレス中継器3は、ワイヤレスインタ
ーホン1との間で、ワイヤレス信号の送受をする無線回
路30と、ドアホン2からの呼出検知や、ドアホン2に
対する電源供給、ドアホン2との間の通話路の形成など
をするドアホンインタフェース回路31と、電源32と
を備える。このワイヤレス中継器3は、従来ならば、ド
アホン子器2とワイヤレスインターホン1とがダイレク
トでワイヤレス通信していたのを中継することによっ
て、ドアホン子器2における処理負担を軽減する機能が
ある。
【0024】このような構成にすることによって、ドア
ホン子器2の呼出釦24が操作されたときには、以下の
ように動作する。これについて、図2のタイムチャート
とともに説明する。
【0025】すなわち、ドアホン子器2の呼出釦23が
操作されたときには、ドアホン子器2から所定のバック
トーン音が出力される。このとき、ワイヤレス中継器3
は、呼出釦23の操作による信号線Lの電圧低下を検知
してドアホン子器2に給電を開始する。
【0026】そして、ワイヤレス中継器3からは、ワイ
ヤレス呼出信号が出力され、これをワイヤレスインター
ホン1が受け付け、所定の呼出音を出力する。これに対
して、ワイヤレスインターホン1で応答操作があれば、
ワイヤレス中継器3がこれを受け付け、ワイヤレスイン
ターホン1とドアホン子器2との間の通話路を形成し
て、これらの間での通話を可能とする。なお、ワイヤレ
スインターホン1は、呼出音の出力後、所定時間、応答
操作がなければ元の待機状態に戻る。
【0027】ワイヤレスインターホン1は、先述したよ
うに、ドアホン子器2との間でハンズフリーな交互通話
をするようにしているため、通話中には、ドアホン子器
2側の周囲の音声が、ワイヤレスインターホン1側より
も大きく、ワイヤレスインターホン1側で話した音声が
ドアホン子器2側に伝わらない場合がある。
【0028】このような場合には、強制送話釦19を操
作すれば、ハンズフリー通話回路11は、マイク13に
入力された音声を有効として増幅、すなわち、アンプA
MP1を動作させてそのアンプAMP1に入力される音
声信号を増幅させる。これによって、強制送話が実行さ
れて、ワイヤレスインターホン1側で話した音声が、ド
アホン子器2側の周囲の音声の大きさに関係なく、ドア
ホン子器2に伝えられ、ドアホン子器2から聞こえるよ
うになる。なお、強制送話釦19の操作をやめれば、強
制送話が解除されて通常の交互通話に戻る。
【0029】そして、ワイヤレスインターホン1で、ド
アホン応答釦14を再度操作するなどの通話終了操作が
あれば、ワイヤレス中継器3がこれを受け付け、ワイヤ
レスインターホン1とドアホン子器2との通話路を切断
する。なお、ワイヤレスインターホン1での通話終了操
作がなくても、通話開始から一定時間が経過すれば、自
動的に通話路が遮断される。
【0030】図3は、本発明のワイヤレスインターホン
の要部構成の他例を示す図である。このワイヤレスイン
ターホン1Aは、先述した強制送話釦19に代わって、
強制受話釦20を備える。このような構成のワイヤレス
インターホン1Aを、ワイヤレスインターホン1に代わ
って適用した場合、ワイヤレスインターホンシステム
は、図4のタイムチャートに示すような動作をする。
【0031】すなわち、ドアホン子器2との通話中に
は、ワイヤレスインターホン1側の周囲の音声が、ドア
ホン子器2側よりも大きく、ドアホン子器2側で話した
音声がワイヤレスインターホン1側に伝わらない場合が
ある。
【0032】このような場合には、強制受話釦20を操
作すれば、ハンズフリー通話回路11は、スピーカ12
に出力すべき音声を有効として増幅、すなわち、アンプ
AMP2を動作させてそのアンプAMP2に入力される
音声信号を増幅させる。これによって、強制受話が実行
されて、ドアホン子器2側で話した音声が、ワイヤレス
インターホン1側の周囲の音声の大きさに関係なく、ワ
イヤレスインターホン1側に伝えられ、ワイヤレスイン
ターホン1から聞こえるようになる。なお、強制受話釦
20の操作をやめれば、強制受話が解除されて通常の交
互通話に戻る。
【0033】なお、ワイヤレスインターホン1,1Aで
は、強制送話釦19と強制受話釦20との双方を備えて
いてもよく、また、1つの釦で、強制送話と強制受話と
の各々のための操作ができるようにしてもよい。更に、
強制送話釦19と強制受話釦20といった、独立した釦
を設けずに、既存の釦、例えば、ドアホン応答釦14の
所定時間以上の押し操作などによって、強制送話や強制
受話の操作ができるようにしてもよい。
【0034】図5は、本発明のワイヤレスインターホン
システムの具体的な構成の外観を示す図である。このも
のでは、玄関先などに設置された2台のドアホン子器2
(#1,#2)のそれぞれに、2線式信号線Lを介し
て、ワイヤレス中継器3(#1,#2)を接続してい
る。また、建物内の適所に、ワイヤレスインターホン1
(#1〜#4)、手動操作(押釦、スイッチ、引き紐な
どの操作)によってワイヤレス呼出信号を出力するワイ
ヤレスコール機器4を複数設置している。
【0035】ワイヤレスインターホン(#1〜#4)
は、その使用目的に応じて、異なる種類の無線モジュー
ルを搭載することにより、それぞれを、親機、副親機、
子機というように設定できる。ここでは、ワイヤレスイ
ンターホン1(#1)は親型モジュールを搭載すること
により親機としており、ワイヤレス中継器3、副親機1
(#2,#3)、子機1(#4)との間でワイヤレス信
号の送受ができる。
【0036】また、ワイヤレスインターホン1(#2,
#3)は親型モジュール、子型モジュールの双方を搭載
することにより副親機としており、ワイヤレス中継器
3、親機1(#1)、他の副親機1(#2,#3)、子
機1(#4)との間でワイヤレス信号の送受ができる。
【0037】更に、ワイヤレスインターホン1(#4)
は子型モジュールを搭載することにより子機としてお
り、親機1(#1)との間でのみワイヤレス信号の送受
ができる。
【0038】これにより、親機1(#1)、副親機1
(#2,#3)では、2台のワイヤレス中継器3と通信
ができ、先述したようなドアホン子器2からの呼出に対
する通話や、ドアホン子器2を呼び出しての通話、ドア
ホン子器2のモニタリングができる。また、親機1(#
1)では、副親機1(#2,#3)を呼び出した内線通
話ができ、副親機1(#2,#3)は、親機1(#1)
や他の副親機(#2,#3)を呼び出した内線通話がで
きる。更に、子機1(#4)では、親機1(#1)を呼
び出した内線通話ができる。
【0039】ここで、他のインターホン1を呼び出して
から所定時間の間は、呼出側で話すことによって、被呼
出側の全てに対して呼びかけをすることができる。そし
て、その時間の終了前に被呼出側での応答操作がある
と、呼出側との通話路が形成され、呼出側と被呼出側と
の1:1の通話が可能となる。なお、このときの通話に
おいても、呼出側、被呼出側の双方で、先述した強制送
話や強制受話の操作が可能である。通話に参加していな
いインターホンでは、先述したようなドアホン子器2と
の通話をしたり、後述するようなコール呼出を受けるこ
とが可能である。
【0040】なお、全てのインターホン1は、ドアホン
子器2や他のインターホン1からの呼出に対して応答操
作をした後、通話相手との間の通話路が形成されるまで
は、所定の通話準備音を出力する。これは、応答操作を
した直後に話をすることによって、語頭が途切れること
を防止するためである。
【0041】ドアホン子器2−インターホン1間の通話
や、インターホン1間の通話をするための通話チャンネ
ルは複数用意されており、あるペアが通話をする際に
は、自動的に空きチャンネルを決定することによって、
通話チャンネルの数だけ、通話ペアを形成できるように
している。これによって、複数ペアが同時並行して通話
することができる。通話チャンネルに空きがない場合に
は、ワイヤレス中継器1、ワイヤレスインターホンで通
話チャンネル不確保表示をする。
【0042】ワイヤレスコール機器4が操作されると、
ワイヤレス呼出信号が出力されるので、ワイヤレス中継
器3はこれを受け付けて、インターホン1全てを呼び出
す。このとき、ワイヤレスインターホン1では、所定の
コール呼出音が出力され、操作されたワイヤレスコール
機器4に対応するコールLEDが点灯する。ワイヤレス
コール機器4の電池切れで、出力されるワイヤレス呼出
信号のレベルが低い場合には、ワイヤレスインターホン
1は、ワイヤレスコール機器電池切れ報知、例えば、ワ
イヤレスコール機器電池切れ報知音を出力する。
【0043】なお、コール呼出を受けているワイヤレス
インターホン1は、先述したようなドアホン子器2との
通話が可能であるが、その際のコールLEDの点灯は、
ドアホン2との通話終了後になされる。
【0044】ここで、ワイヤレスインターホン1のいず
れか1台、例えば、親機1(#1)を、ワイヤレスコー
ル機器4からのワイヤレス呼出信号を受信して、その呼
出信号を他のワイヤレスインターホン1に転送するよう
にしてもよく、こうすれば、ワイヤレス中継器3がなく
ても、ワイヤレスコール機器4からの呼出に対応するこ
とができる。なお、ワイヤレスコール機器4からの呼出
信号の周波数を変換して転送してもよい。こうすれば、
法規上、使用可能周波数の異なるコール呼出システムと
無線通話システムの双方に対応することができる。ま
た、呼出信号を増幅して転送するようにすれば、ワイヤ
レス呼出信号を遠くのワイヤレスインターホン1まで転
送することができ、システムの信頼性が向上する。
【0045】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載のワイヤレスインターホンでは、
所定の強制送話指示をしたときには、通話相手に送出す
べき音声信号のみを増幅して、通話相手にワイヤレス送
信するので、簡易な操作をするだけで、強制送話をする
ことができ、通話相手の周辺の騒音に関係なく、良好な
通話をすることができる。
【0046】請求項2に記載のワイヤレスインターホン
では、所定の強制受話指示をしたときには、通話相手か
ら入力された音声信号のみを増幅して、音声として出力
するので、簡易な操作をするだけで、強制受話をするこ
とができ、ワイヤレスインターホンの周辺の騒音に関係
なく、良好な通話をすることができる。
【0047】請求項3に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ドアホン子器とワイヤレス中継器は、信
号線で接続されており、ワイヤレスインターホンは、ワ
イヤレス中継器とワイヤレス信号の送受をするので、ド
アホンとワイヤレス中継器とを施工しておけば、ワイヤ
レスインターホンを任意の場所に設置または移動させる
ことができ、利便性が高い。
【0048】また、ワイヤレス中継器を屋内に設けてお
けば、ワイヤレスインターホンとの間でのワイヤレス信
号の送受を屋内ですることができ、電波状態が良好に保
て、ドアホン子器とワイヤレスインターホンとの通話が
快適にできる。
【0049】請求項4に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ドアホン子器とワイヤレス中継器は、信
号線で接続されており、ワイヤレスインターホンは、ワ
イヤレス中継器とワイヤレス信号の送受をするので、ド
アホンとワイヤレス中継器とを施工しておけば、ワイヤ
レスインターホンを任意の場所に設置または移動させる
ことができ、利便性が高い。
【0050】また、ワイヤレス中継器を屋内に設けてお
けば、ワイヤレスインターホンとの間でのワイヤレス信
号の送受を屋内ですることができ、電波状態が良好に保
て、ドアホン子器とワイヤレスインターホンとの通話が
快適にできる。
【0051】請求項5に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレスインターホン間で、所定のワ
イヤレス信号の送受をすることによって、ワイヤレスイ
ンターホン間でのハンズフリー通話をする構成としたの
で、ワイヤレスインターホンを任意の場所に設置または
移動させて、他のワイヤレスインターホンとの間で、ハ
ンンズフリー通話をすることができ、利便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤレスインターホンを用いて構成
したワイヤレスインターホンシステムの要部構成の一例
を示す図である。
【図2】図1のシステムの動作について説明するための
タイムチャートである。
【図3】本発明のワイヤレスインターホンの要部構成の
他例を示す図である。
【図4】図3のシステムの動作について説明するための
タイムチャートである。
【図5】ワイヤレスインターホンシステムの具体的な構
成の外観を示す図である。
【図6】従来のワイヤレスインターホンシステムの外観
を示す図である。
【図7】従来のワイヤレスインターホンシステムの内部
構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ワイヤレスインターホン 2・・・ドアホン子器 3・・・ワイヤレス中継器 4・・・ワイヤレスコール機器 11・・・ハンズフリー通話回路 19・・・強制送話釦 20・・・強制受話釦 L・・・2線式信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 浩一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 竪月 邦治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 竹山 博昭 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA09 AA12 FF03 FF25 5K038 AA05 CC00 DD08 DD16 EE05 FF01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンズフリー通話機能を備えるワイヤレス
    インターホンにおいて、 所定の強制送話指示をしたときには、通話相手に送出す
    べき音声信号のみを増幅して、上記通話相手にワイヤレ
    ス送信する構成としたワイヤレスインターホン。
  2. 【請求項2】ハンズフリー通話機能を備えるワイヤレス
    インターホンにおいて、 所定の強制受話指示をしたときには、通話相手から入力
    された音声信号のみを増幅して、音声として出力する構
    成としたワイヤレスインターホン。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のワイヤレ
    スインターホンと、ドアホン子器を信号線で接続したワ
    イヤレス中継器とを組み合わせて構成され、上記ワイヤ
    レスインターホンは、上記ワイヤレス中継器との間で、
    所定のワイヤレス信号の送受をすることによって、上記
    ドアホン子器との間のハンズフリー通話をする構成とし
    たワイヤレスインターホンシステム。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載のワイヤレ
    スインターホンと、ドアホン子器を信号線で接続した、
    1または複数のワイヤレス中継器とを組み合わせて構成
    され、上記ワイヤレスインターホンは、上記ワイヤレス
    中継器との間で、所定のワイヤレス信号の送受をするこ
    とによって、上記ドアホン子器との間のハンズフリー通
    話をする構成としたワイヤレスインターホンシステム。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4において、 上記ワイヤレスインターホン間で、所定のワイヤレス信
    号の送受をすることによって、上記ワイヤレスインター
    ホン間でのハンズフリー通話をする構成としたワイヤレ
    スインターホンシステム。
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