JP2002198501A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2002198501A
JP2002198501A JP2000398464A JP2000398464A JP2002198501A JP 2002198501 A JP2002198501 A JP 2002198501A JP 2000398464 A JP2000398464 A JP 2000398464A JP 2000398464 A JP2000398464 A JP 2000398464A JP 2002198501 A JP2002198501 A JP 2002198501A
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cells
gate
transistor
extending
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Shinichi Watanabe
伸一 渡邉
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワード線と基板との間の寄生容量を低減した半
導体記憶装置を提供する。 【解決手段】半導体記憶装置は、基板と、基板の所定位
置に形成されたトレンチと、トレンチの低部に位置する
キャパシタと、トレンチの内部でキャパシタ上方のトレ
ンチ側壁に沿って垂直方向に延びるゲートを有するトラ
ンジスタとを有する。また、トレンチの上方に位置し、
トランジスタのゲートに接続される第1のワード線と、
第1のワード線と平行に延びる第2のワード線とを備え
る。トランジスタは、トレンチ内の垂直方向のゲートの
上方からトレンチ外部の基板に沿って水平方向に延びる
第1の拡散層と、ゲートの下部からトレンチ低部のキャ
パシタに接続される第2の拡散層とを有する。この半導
体記憶装置の特徴として、第2のワード線下部に位置し
て、第2のワード線とトランジスタの第1の拡散領域と
を隔てる所定の厚さの絶縁膜を備える。トランジスタの
第1の拡散層は、第2ワード線の下方を通って、半導体
記憶装置のビット線に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦型トランジスタ
を用いたランダムアクセスメモリと、その製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAMの微細化、集積化が進
み、1単位セル当たりの面積が小さくなってきている。
現在、0.18μmルールのデザインのデバイス開発が
進んでいるが、DRAMのような1トランジスタ1キャ
パシタ(1T1C)構造においては、トランジスタのチ
ャネル長Lを小さくするなどの工夫により、面積を小さ
くしている。しかし、トランジスタのチャネル長を短く
することは、ショートチャネル効果などの影響が大き
く、限界がある。
【0003】そこで、従来のラテラル(水平)型トラン
ジスタに代え、転送トランジスタをトレンチ内に垂直方
向に埋め込んでチャネル長を確保するとともに、集積度
の向上を図る縦型トランジスタが提案されている。
【0004】図15(a)は、従来のラテラル型トラン
ジスタとトレンチキャパシタとを組み合わせた、ラテラ
ル型トレンチDRAMの断面構造を示す。図15(b)
は、ラテラル型トレンチDRAMの製造プロセスを適用
して作成した縦型トレンチDRAM断面構造を示す。
【0005】図15(a)に示すラテラル型のセルで
は、トレンチ内のポリシリコン電極102と、その低部
から延びる拡散電極109と、これら2つの電極の間に
挿入された誘電体膜(不図示)とで、トレンチキャパシ
タを構成している。一方、ワード線103に接続された
ゲート酸化膜110と、その両側に水平に広がる拡散層
101とで、ラテラル型トランジスタを構成している。
ゲート酸化膜110に接続されるワード線103を、当
該セルの選択ワード線と称する。一方、トレンチ上方に
位置するワード線103’は、図15(a)に示すセル
には接続されないが、隣接カラムでこのセルと互い違い
に配置される別のセルに接続されている。ワード線10
3’を非選択ワード線と称する。
【0006】図15(b)に示す縦型トレンチDRAM
セルは、図15(a)に示す従来のラテラル型トレンチ
DRAMの製造プロセスをそのまま縦型に利用して作成
したものである。図16は、このような縦型トレンチD
RAMで一般的に用いられている8F2の平面レイアウ
ト図である。ここでFは、フォトリソグラフィの設計ル
ールの最小線幅を意味し、8F2のレイアウトとは、単
位セルの占有面積が4F×2Fに設計されていることを
意味する。
【0007】図15(b)において、トレンチキャパシ
タの上方で、トレンチ内部の側壁に沿って垂直方向に延
びるゲート酸化膜110と、拡散ストラップ112と、
トレンチ上端から水平方向に延びてビット線コンタクト
106につながる拡散領域101とで、縦型トランジス
タを構成している。トレンチ内でゲート酸化膜110に
接するGC(ゲートコンダクタ)ポリシリコン102
は、ワード線103に接続されている。一方、トレンチ
の外に位置するワード線103’は、このセルには接続
されておらず、非選択ワード線となっている。この非選
択ワード103’は、図16に示すように、隣接するビ
ット線に沿って1/2ピッチずれて位置する別のセルの
選択ワード線となっている。
【0008】トランジスタをトレンチ内に形成して縦型
とすることによって、単位セル内において、従来のラテ
ラルDRAMセルの選択ワード線と、非選択ワード線の
位置関係が逆になっている。
【0009】従来のプロセスでは、キャパシタとトラン
ジスタとを分離する絶縁膜(トレンチ内酸化膜)111
を形成後に、GCポリシリコン102を埋め込み、引き
続いて、非選択ワード線103’の下部のポリシリコン
102と、選択ワード線103の下部のポリシリコン1
02とを同時に堆積する。さらにその上にワード線材料
を堆積し、ワード線とポリシリコンとを同時にパタニン
グすることによって、図15(b)の縦型トレンチDR
AMを容易に作成することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプロセ
スで作成されたトレンチDRAMにおいては、非選択ワ
ード線103’とその下部のポリシリコン層102は、
薄い絶縁膜を隔てただけで、基板を水平に横切ってビッ
ト線コンタクトにつながるドレイン(拡散層)101と
近接している。拡散層101は、たとえばn型にドープ
されており、これが非選択ワード線103’およびその
下部のポリシリコン層102に影響を及ぼして、寄生容
量を生じさせる可能性が大きい。このような寄生容量
は、トランジスタが高周波の場合に特に誤動作の原因と
なり好ましくない。
【0011】そこで、本発明の第1の目的は、ワード線
と基板間の寄生容量の低減を図るとともに、集積度を向
上させた縦型トレンチDRAMを提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、このような縦型ト
レンチDRAMの製造方法の提供にある。
【0013】本発明の第3の目的は、非選択ワード線を
なくして集積度を向上させた、具体的には4F2のセル
配置(ここでFはフォトリソグラフィの最小寸法)を実
現することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の縦型トレンチDRAMは、トランジ
スタをトレンチ内部に垂直方向に配置するとともに、注
目するセルの非選択ワード線と、基板表面の拡散導電領
域との間に膜厚の絶縁膜を挿入することによって、非選
択ワード線に対する基板からの影響を低減する。
【0015】具体的には、本発明の半導体記憶装置は、
基板と、基板の所定位置に形成されたトレンチと、トレ
ンチの低部に位置するキャパシタと、トレンチの内部で
キャパシタ上方のトレンチ側壁に沿って垂直方向に延び
るゲートを有するトランジスタと、トレンチの上方に位
置し、トランジスタのゲートに接続される第1のワード
線と、第1のワード線と平行に延びる第2のワード線と
を備える。トランジスタは、トレンチ内の垂直方向のゲ
ートの上方からトレンチ外部の基板に沿って水平方向に
延びる第1の拡散層と、ゲートの下部からトレンチ低部
のキャパシタに接続される第2の拡散層とを有する。こ
の半導体記憶装置の特徴として、第2のワード線の下に
位置して、第2のワード線とトランジスタの第1の拡散
領域とを垂直方向に隔てる所定の厚さの絶縁膜を備え
る。
【0016】半導体記憶装置は、第1および第2のワー
ド線の上方に位置するビット線をさらに備え、トランジ
スタの第1の拡散層は、第2ワード線の下方を通って、
ビット線に接続される。この場合、第2ワード線と、第
1拡散層との間に、十分な膜厚の絶縁膜が挿入されてい
るので、第2ワード線に対する基板(第1拡散層)の影
響が低減される。
【0017】本発明の第2の目的を達成するために、上
述した半導体記憶装置の製造方法を提供する。この方法
は、まず、基板の所定の位置にトレンチを形成する。ト
レンチの低部にキャパシタを形成し、このキャパシタと
薄い酸化膜を隔てて、キャパシタの上部のトレンチ内壁
に、ゲート酸化膜10を形成する。さらに、キャパシタ
上部のトレンチ内部空間および基板上に、埋め込みスト
ラップの材料(たとえばポリシリコン)を堆積する。堆
積した埋め込みストラップ材料(ポリシリコン)が、ト
レンチの開口部(すなわち上端部)から基板上に柱状に
突出するように、ポリシリコン層を加工する。
【0018】次に、トレンチ外部の基板表面に、第1導
電型の拡散領域を、たとえばイオン打ち込みによって形
成する。たとえば、基板がp型のときはn型ドーパント
を打ち込むか、基板がn型のときに、まずp型ウェルを
形成してから、n型の拡散領域を形成してもよい。
【0019】次に、この拡散領域を覆い、柱状に突出す
る埋め込みストラップの表面の高さに一致する絶縁膜を
形成する。絶縁膜はたとえばSiN(シリコン窒化膜)
である。絶縁膜の表面を平坦化した後、絶縁膜上で下方
の拡散層に対応する位置と、柱状の埋め込みストラップ
の上面とに、ワード線を形成する。
【0020】このような製造方法によって、選択ワード
線は、直接ゲートコンダクタに接続され、非選択ワード
線は、絶縁層によって基板表面の拡散層から隔てられ
る。これにより、非選択ワード線と基板との間の寄生容
量を低減し、かつ集積度を向上させた縦型トランジスタ
の半導体記憶装置を製造することができる。
【0021】本発明の第3の目的を達成するために、各
セルにおいて、非選択ワード線を排除したレイアウトの
半導体記憶装置を提供する。
【0022】このような半導体記憶装置の第1の例とし
て、隣接する2つのセル間でビット線コンタクトを共有
させ、セルの断面構造を、ビット線に対して左右対象と
成るようなセル配置とする。
【0023】具体的には、半導体記憶装置は、基板と、
基板の所定の位置に形成される第1および第2のセル
と、第1および第2のセルの上方で、第1の方向に沿っ
て延びるワード線と、第1および第2のセルの上方で、
第2の方向に沿って延びるビット線と、第1および第2
のセルに共有されるビット線コンタクトとを備える。各
セルは、トレンチと、トレンチ低部に位置するキャパシ
タと、トレンチ内部でキャパシタ上部のトレンチ側壁に
沿って垂直方向に位置するトランジスタを含み、トラン
ジスタは、トレンチ側壁に沿った垂直方向のゲートと、
ゲートの上方でトレンチ外部に延びるドレインと、ゲー
トの下方からキャパシタにつながるソースとを有する。
トランジスタのゲートは、ワード線に接続され、トラン
ジスタのドレインは、第1および第2のセルで共有され
てビット線コンタクトに接続される。記第1および第2
のセルは、間に絶縁分離領域(STI)を介して、その
断面構成がビット線コンタクトに対して線対称となるよ
うに配置される。
【0024】非選択ワード線を省略して、ビット線コン
タクトを2つの隣接セル間で共有させることによって、
1セル当たりの占有面積が4F2のレイアウトが実現さ
れる。
【0025】高集積半導体装置の別の例として、すべて
のセルについて、その断面構造が同一の方向に向くよう
に配置とする。これは、上述した左右対象配置において
最小セル面積とした場合に、隣接する2つのセル間で、
各セルのトランジスタとキャパシタをつなぐソース(拡
散領域)が接触するおそれを回避できるレイアウト構成
を提供するものである。すなわち、半導体記憶装置は、
基板と、基板の所定の位置に形成される複数のセルと、
複数のセルの上方に位置して第1の方向に延びるワード
線と、複数のセルの上方に位置して第2の方向に延びる
ビット線と、複数のセルの各々に対応するビット線コン
タクトとを備える。各セルは、トレンチと、トレンチ低
部に位置するキャパシタと、トレンチ内部でキャパシタ
上部のトレンチ側壁に沿って垂直方向に位置するトラン
ジスタを含み、トランジスタは、トレンチ側壁に沿った
垂直方向のゲートと、ゲート上端からトレンチ外部に延
びるドレインと、ゲートの下方からキャパシタにつなが
るソースとを有する。各トランジスタのゲートは、ワー
ド線に接続され、ドレインは、対応するビット線コンタ
クトに接続される。これら複数のセルは、その断面構成
がすべて同方向を向くように配置される。
【0026】第1の方向(ワード線)と、第2の方向
(ビット線)は、互いに直交する。この場合、直交座標
系で4F2のセル配置が比較的容易に実現できるととも
に、トランジスタとキャパシタを接続する拡散領域の隣
接セルとの干渉を防止することができ、半導体記憶装置
の信頼性を向上することができる。
【0027】また、第1の方向(ワード線)と、第2の
方向(ビット線)が、直交しない斜め方向に交わる構成
としてもよい。斜め方向を利用することによって、隣接
セル間の距離をとることができ、同じ4F2のセルレイ
アウトでも、セル間の余裕を持たせることができる。
【0028】高集積半導体記憶装置のさらに別の例とし
て、隣接するセルの活性領域(Active Area)、すなわ
ちトランジスタのゲートからビット線コンタクトに向か
う拡散領域が、互い違いに逆方向を向くレイアウトとす
る。この場合、活性領域は、ワード線に対して所定の角
度(たとえば45°)をなして斜め方向に延びるのが好
ましい。また、ビット線がワード線に対して所定の角度
で斜め方向に延びるレイアウトとする場合は、各トラン
ジスタの活性領域が、ビット線に対して所定の角度で斜
め方向に延びることになる。これにより、同じ4F2
セルレイアウトでも、トランジスタの活性領域に1/co
sθ分の余裕を持たせることが可能になる。
【0029】さらに別の構成例として、各セルの活性領
域がすべて同方向を向くように配置し、かつその拡散領
域が、ビット線に対して所定の角度を成して延びるレイ
アウトとする。この場合、ワード線とビット線は、直交
することが好ましい。このレイアウトによれば、活性領
域がすべて同方向を向くので、セルとセルを分離するS
TI(Shallow Trench Isolation)の埋め込みが容易に
なり、かつ、直交座標系でワード線、ビット線が比較的
容易に形成できるという長所がある。
【0030】本発明のその他の特徴、効果は、以下で図
面を参照して述べる詳細な説明により、いっそう明確に
なるものである。
【0031】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>図1は、本発明
の第1実施形態にかかる縦型トレンチDRAM素子の断
面図である。このDRAM素子は、全体構成としては、
従来例の縦型トレンチDRAM素子の構成を利用してい
る。しかし、第1実施形態の特徴として、非選択ワード
線3’の下部層を、ポリシリコンではなく、たとえばS
iO2、あるいはSiNのような絶縁層とすることによ
って、基板の拡散層からの影響を低減する。
【0032】具体的には、縦型DRAMは、トレンチ低
部に位置するキャパシタと、トレンチ内部でキャパシタ
の上方のトレンチ側壁に沿って垂直方向に位置するトラ
ンジスタと、トレンチ上方に位置しトランジスタのゲー
ト10に接続される第1のワード線3(選択ワード線)
と、この第1のワード線と平行に延びる第2のワード線
(非選択ワード線)3’を有する。トランジスタは、ト
レンチ側壁に沿ったゲート10と、ゲートの上方からト
レンチ外部で基板4に沿って水平方向に延びる第1の拡
散層1と、ゲート下部からキャパシタに接続される第2
の拡散層12とを有する。一方、キャパシタは、トレン
チの低部から伸びる拡散電極層9と、トレンチ低部に埋
め込まれたポリシリコン電極層2と、これらの間に挿入
される誘電体膜とから構成される。
【0033】第1実施形態に係る縦型トレンチDRAM
の特徴として、第2のワード線(非選択ワード線)3’
の下部に位置して、第2のワード線3’とトランジスタ
の第1拡散層1とを隔てる膜厚の絶縁層13を有する。
絶縁層13の厚さは、設計ルールによって異なるが、ど
のようなルールであっても、基板表面に延びるたとえば
n型の第1拡散層1が、ワード線3’に影響を与えない
だけの厚さである。第1拡散層1は、非選択ワード線
3’の下を通ってビット線コンタクト6に接続され、ビ
ット線5に接続される。
【0034】このよううに、非選択ワード線3’の下部
を膜厚の絶縁層13とすることによって、隣接セルのゲ
ートに接続されている非選択ワード線3’に対する基板
からの影響を低減することができる。結果として、トラ
ンジスタの誤動作も低減する。
【0035】図2〜5は、図1に示す縦型トレンチDR
AMの製造工程を示す。
【0036】まず図2(a)に示すように、基板4にト
レンチ18を形成し、固相拡散で埋込拡散層9を形成す
る。具体的には、ASSG(ヒ素シリケードガラス)の
ような固相拡散源を堆積して熱処理により拡散させる。
ASSGを剥離してから、たとえばNO膜などの誘電体
膜(不図示)を形成し、ポリシリコンを埋め込む。
【0037】次に図2(b)に示すように、トレンチ内
のポリシリコンを掘り下げて、カラー酸化膜7を埋め込
む。ポリシリコン上面のカラー酸化膜をRIEで取り除
く。
【0038】次に、図2(c)に示すように、再度トレ
ンチ内をポリシリコン2でさらに埋め込み、ポリシリコ
ンで埋め込まれていない部分の酸化膜を、たとえばバッ
ファフッ酸などを用いたウエットエッチングで除去す
る。
【0039】次に、図2(d)に示すように、露出して
いるトレンチ内壁に、酸化などからトレンチ内壁を保護
するためにシリコン窒化膜(SiN)を形成する。
【0040】次に、図3(a)に示すように、トレンチ
内部と基板上を覆って、さらに埋め込みストラップ(B
S)ポリシリコン2を堆積する。このポリシリコンは、
拡散源となる。
【0041】次に、図3(b)に示すように、BSポリ
シリコン2を所定の深さまで掘り込む。掘り込みは、た
とえばCMPとRIEを組み合わせて行なう。
【0042】次に、図3(c)に示すように、トレンチ
内のポリシリコン2の表面に、酸化膜11を形成する。
この酸化膜11が、トレンチ底部のキャパシタと、その
上部のトランジスタとを分離する役割を果たす。このと
き、熱拡散により、基板内に拡散層12を形成する。
【0043】次に、図3(d)に示すように、キャパシ
タ上部のトレンチ内壁に残るシリコン窒化膜を剥離し、
トレンチ内壁に、ゲート酸化膜10を形成する。その
後、トレンチ内部にゲートコンダクタ(GC)用のポリ
シリコン2を堆積して、CMPなどで表面を平坦化す
る。次に、図4(a)に示すように、活性領域(AA)
を覆うマスクパターンをフォトリソグラフィとRIEに
より形成する。
【0044】次に、図4(b)に示すように、RIEで
素子分離領域(STI)8のためのシャロートレンチを
形成し、酸化物を埋め込む。STI8の表面をCMPで
平坦化するときに、SiN膜がストッパの役割を果た
す。
【0045】次に、図4(c)に示すように、STI8
の上部をウエットエッチングで落とし込み、SiNを剥
離する。
【0046】次に、図4(d)に示すように、ゲート酸
化膜を形成してから、イオン打ち込みにより、拡散領域
1を形成する。このゲート酸化膜は、イオン打ち込みの
ための犠牲酸化膜である。図4の例では、基板にp型ウ
ェルを形成し、拡散領域1および12をn型とするこ
とによって、n型チャネルを形成しているが、逆の導電
型としてもよい。
【0047】次に、図5(a)に示すように、ワード線
と拡散領域を隔てる絶縁層を形成するために、基板上に
たとえばSiN(TEOS)を堆積する。トレンチ上部
にピラー状に残しておいたポリシリコンをストッパとし
て、SiN表面をCMPにより平坦化する。
【0048】次に、図5(b)に示すように、ワード線
3の材料(たとえばWSi:タングステンシリサイド)
などを堆積し、その上に、SiN膜を堆積する。
【0049】次に、図5(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィとRIEにより、SiN膜とWSiとをワー
ド線3のパターンに加工する。
【0050】最後に、図5(d)に示すように、ワード
線3の側壁を酸化させ、CVDでスペーサとしてのSi
N膜を全体に形成し、RIEで絶縁膜13表面をエッチ
ングする。図5(d)の状態から、拡散領域1の上層に
ある絶縁膜13のうち、ワード線3とワード線3の間の
部分を除去すると、図1に示す断面形状のトレンチDR
AMセルが完成する。
【0051】このような製造方法により、各セルにおい
て、非選択ワード線と基板表面に走る拡散領域とを十分
に分離することができ、好ましくない寄生容量を低減し
た半導体記憶装置を製造することができる。
【0052】<第2実施形態>図6は、本発明の第2実
施形態にかかる半導体記憶装置の断面図であり、図7
は、図6に示す半導体記憶装置の平面レイアウトであ
る。第2実施形態では、隣接する2つのセル間でビット
線コンタクトを共有させ、これらセルの断面構造がビッ
ト線コンタクトに対して左右対象名構成とすることによ
って、従来のDRAMの配置のままで、一般的な8F2
のセル配置(図16参照)から、4F2までセル集積度
を向上させる。
【0053】すなわち、第2実施形態の半導体記憶装置
は、基板4と、基板の所定位置に形成される第1および
第2のセルと、各セルの上方で第1の方向に延びるワー
ド線3と、各セルの上方で第2の方向に延びるビット線
5と、第1および第2のセルに共有されるビット線コン
タクト6とを備える。各セルは、トレンチ低部に位置す
るキャパシタと、トレンチの内部でキャパシタ上部のト
レンチ側壁に沿って垂直方向に位置するトランジスタと
を含む。キャパシタは、トレンチ低部のポリシリコン2
と下部拡散層9をそれぞれ上下電極とし、図示はしない
が、これら電極間に挿入された誘電体層を有する。トラ
ンジスタは、トレンチ側壁に沿って垂直方向に延びるゲ
ート10と、ゲート10の上端からトレンチ外部に延び
るドレイン10と、ゲートの下方からキャパシタにつな
がるソース12とを有する。トランジスタのゲート10
は、ワード線3に接続され、ドレイン10は、2つのセ
ル間で共有され、そのまま共有ビット線コンタクト6に
接続される。
【0054】図6に描かれるように、隣接する2つのセ
ルは、その断面構成がビット線コンタクト6に対して線
対称となる。また、各セルにおいて非選択ワード線を省
略したことによって、セル集積度を向上することができ
る。すなわち、図7のレイアウトに示すように、各セル
の占有面積を2F×2Fの4F2とする一方で、活性領
域(AA)の幅を2F確保する高集積レイアウトが可能
になる。
【0055】<第3実施形態>図8は、第3実施形態に
係る半導体記憶装置の断面形状を、図9および10は、
その平面レイアウトを示す。平面レイアウトのうち、図
9は4F2のセルレイアウトを、図10は、余裕をもた
せた5F2のレイアウトである。
【0056】第3実施形態では、各セルに対してビット
線コンタクトを1対1対応で配置し、すべてのセルが、
その断面構造において同一方向を向く。第2実施形態で
は、隣接するセル間でビット線コンタクトを共有させ、
左右対象の断面構造としていた。第2実施形態の構造で
は、埋め込み拡散層(ソース)12が互いに向かい合う
ため、向かい合ったセル間で干渉が起きて、デバイス動
作に影響する可能性があった。
【0057】そこで、図8に示すように、各セルが断面
形状において同じ方向を向くようにし、各セル間での干
渉を防止する構成とした。具体的には、第3実施形態の
半導体記憶装置は、基板4と、基板の所定位置に形成さ
れる複数のセルと、各セルの上方に位置して第1の方向
に延びるワード線3と、各セルの上方に位置して第2の
方向に延びるビット線5と、各セルに対応するビット線
コンタクト6とを備える。各セルは、トレンチ低部に位
置するキャパシタと、トレンチの内部でキャパシタ上部
のトレンチ側壁に沿って垂直方向に位置するトランジス
タとを含む。各トランジスタのドレイン1は、同一方向
に延びて対応するビット線コンタクト6に接続され、ソ
ース12は、同一方向でキャパシタに接続される。
【0058】すなわち、各セルは、その断面形状におい
て、すべて同一方向を向いて配置される。
【0059】このようにセルを同一方向に向けた配置に
しても、図9に示すように4F2のセルレイアウトが可
能である。図10は、図9と同じレイアウトのまま、セ
ルサイズをやや大きくして5F2のセルレイアウトにし
たものである。これは活性領域(AA)の幅に余裕をも
たせ、ビット線コンタクト6の断面サイズを大きくした
ものである。これは図9の4F2のセルレイアウトで、
埋め込み拡散層(ソース)12が熱拡散してSTI(素
子分離領域)8に達した場合に、基板(pウェル)のフ
ローティングが起きる可能性を防止するためのものであ
る。5F2のセルレイアウトは、集積度の面からは4F2
レイアウトにわずかに劣るものの、従来のレイアウトに
比べれば集積度は各段に向上し、また、フローティング
を防止した信頼性の高い半導体記憶装置の提供が可能に
なる。
【0060】<第4実施形態>図11および12は、本
発明の第4実施形態にかかる半導体記憶装置の平面レイ
アウトおよび断面形状を示す図である。図11は、4F
2セルレイアウトを、図12(a)は5F2セルレイアウ
トを示す。
【0061】図11のレイアウトでは、各セルのトラン
ジスタの活性領域をワード線に対して45°の角度で斜
め方向に配置し、かつ、隣接するセル間で活性領域(A
A)が延びる方向を互い違いに逆の方向とする。これ
は、第3実施形態のうち図9の4F2セルレイアウトで
は、活性領域の長さが最小線幅Fになり、合わせやビッ
ト線コンタクトとの余裕、埋め込み拡散層(ソース)1
2による基板のフローティングなどを考えると、図10
のように、ワード線の間隔をやや拡げて5F2のセルレ
イアウトにするほうが動作の面から好ましいという点に
鑑みたレイアウトである。すなわち、セルレイアウトを
4F2に維持したまま、活性領域を斜め方向にすること
によって、その長さを増大させ、トランジスタの動作の
信頼性を向上させる意図である。
【0062】第4実施形態の半導体記憶装置は、基板
と、基板の所定位置に配置される複数のセルと、セルの
上方で第1の方向に延びるワード線33と、セルの上方
で第2の方向に延びるビット線25と、各セルに対応す
るビット線コンタクト26とを備える。各セルは、トレ
ンチ低部に位置するキャパシタと、前記トレンチの内部
で前記キャパシタ上部のトレンチ側壁に沿って垂直方向
に位置するトランジスタとを含む。
【0063】トレンチからビット線コンタクト26にか
けて延びるトランジスタの活性領域(AA)は、図11
の4F2レイアウトでは、ワード線に対して45°の角
度をなすので、ワード線幅およびワード線間隔を最小線
幅のFとした場合に、F/cos45°(1.4F)の長
さに余裕を持たせることができる。
【0064】図12(a)は、図11の構成を5F2
イアウトに拡張した例を示す。このレイアウトでは、さ
らに十分な活性領域を確保するために、ワード線間隔を
Fに維持する一方でワード線幅を1.5Fに広げ、活性
領域をワード線に対して61.3°(隣接するセルでは
38.7°)の角度をなして配置する。これにより、活
性領域の長さを1.9Fまで余裕を持たせることが可能
になる。
【0065】図12(b)は、図12(a)のC−C’
断面図である。ワード線33および拡散領域(ドレイ
ン)21は、対応するビット線コンタクト26へと斜め
方向に延びる。第1〜第3実施形態同様に、トレンチ内
にキャパシタと縦型のトランジスタを配置した1T1C
の縦型トレンチDRAMが細密レイアウトで実現され
る。
【0066】<第5実施形態>図13および14は、本
発明の第5実施形態にかかる半導体記憶装置の平面レイ
アウトおよび断面形状を示す図である。図13は、4F
2セルレイアウトを、図14(a)は5F2セルレイアウ
トを示す。
【0067】図13のレイアウトでは、各セルのトラン
ジスタの活性領域をワード線に対して45°の角度で斜
め方向に配置し、かつ、すべてのセルにおいて活性領域
(AA)が同方向に延びる。このレイアウトでは、各セ
ルの活性領域間の間隔を十分に確保することができるの
で、STI(素子分離領域)48の埋め込みが比較的容
易になる。また、ビット線がワード線に対して直交する
ので、直交座標系で、半導体記憶装置そのものの形成が
比較的容易になる。
【0068】具体的には、第5実施形態の半導体記憶装
置は、基板と、基板の所定位置に配置される複数のセル
と、セルの上方で第1の方向に延びるワード線43と、
セルの上方で第2の方向に延びるビット線45と、各セ
ルに対応するビット線コンタクト46とを備える。各セ
ルは、トレンチ低部に位置するキャパシタと、前記トレ
ンチの内部で前記キャパシタ上部のトレンチ側壁に沿っ
て垂直方向に位置するトランジスタとを含む。
【0069】トレンチからビット線コンタクト26にか
けて延びるトランジスタの活性領域(AA)は、すべて
同じ方向に向き、かつビット線に対して所定の角度をな
して斜め方向にのびる。また、ビット線、ワード線とも
に最小線幅Fであり、互いに直交する。
【0070】図13の4F2レイアウトでは、活性領域
AAはビット線に対して45°の角度をなすので、活性
領域の長さを1.4Fまで余裕を持たせることができ
る。
【0071】図14(a)は、図11の構成を5F2
イアウトに拡張した例を示す。図14(a)のレイアウ
トでは、さらに十分な活性領域を確保するために、ワー
ド線間隔をFに維持する一方でワード線幅を1.5Fに
広げ、すべてのセルの活性領域をビット線に対して3
8.7°の角度をなして斜め方向に配置する。これによ
り、活性領域の長さを1.9Fまで余裕を持たせること
が可能になる。
【0072】第5実施形態では、直交座標系の4F2
イアウトを維持するとともに、活性領域をビット線に対
して斜めに配置することで、活性領域を十分に確保す
る。同時に、各セルの活性領域を同一方向に配置するこ
とによって、素子分離領域の埋め込み工程を容易にする
ことができる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来の縦型トレンチDRAMの構成をそのまま利用して、
非選択ワード線への基板からの影響をなくし、寄生容量
を低減した半導体記憶装置が提供される。
【0074】また、このような半導体記憶装置を効率的
に製造する方法が提供される。
【0075】さらに、従来の縦型トレンチDRAMから
非選択ワード線を省略し、細密レイアウトの高集積半導
体記憶装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る縦型トレンチDR
AMセルの断面図である。
【図2】図1に示す縦型トレンチDRAMセルの製造工
程を示す図である。
【図3】図1に示す縦型トレンチDRAMセルの製造工
程を示す図であり、図2に引き続く工程を示す図であ
る。
【図4】図1に示す縦型トレンチDRAMセルの製造工
程を示す図であり、図3に引き続く工程を示す図であ
る。
【図5】図1に示す縦型トレンチDRAMセルの製造工
程を示す図であり、図4に引き続く工程を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態に係る対称配置の縦型ト
レンチDRAMセルの断面図である。
【図7】図6に示す縦型トレンチTMR素子の平面レイ
アウト図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る同方向配置の縦型
トレンチDRAMセルの断面図である。
【図9】図8に示す縦型トレンチDRAMの4F2平面
レイアウト図である。
【図10】図8に示す縦型トレンチDRAMの5F2
面レイアウト図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係る斜め配線縦型ト
レンチDRAMセルの4F2平面レイアウト図である。
【図12】図11に示す斜め配線縦型トレンチDRAM
の5F2平面レイアウト図と、そのC−C’断面図であ
る。
【図13】本発明の第5実施形態に係る直交配線で活性
領域を斜め方向に配した縦型トレンチDRAMの4F2
平面レイアウト図である。
【図14】図13に示す縦型トレンチDRAMの5F2
平面レイアウト図と、そのD−D’断面図である。
【図15】従来のラテラル型トレンチDRAMと、従来
のラテラル型をそのまま縦型にアレンジした従来の縦型
トレンチDRAMの断面図である。
【図16】従来の縦型トレンチDRAMの一般的な平面
レイアウトを示す図である。
【符号の説明】
1、21、41 第1の拡散領域(ドレイン) 2 ポリシリコン 3、33、43 ワード線 4 基板 5、25、45 ビット線 6、26、46 ビット線コンタクト 7、27、47 トレンチカラー側壁酸化膜 8、28、48 STI 9、29、49 拡散プレート 10、ゲート酸化膜 11、31、51 トレンチ内酸化膜 12、32、52 第2の拡散領域(ソース) 13 絶縁膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板の所定位置に形成されたトレンチと、 前記トレンチの低部に位置するキャパシタと、 前記トレンチの内部で、キャパシタの上方のトレンチ側
    壁に沿って垂直方向に延びるゲートを有するトランジス
    タと、 前記トレンチの上方に位置し、前記トランジスタのゲー
    トに接続される第1のワード線と、 前記第1のワード線と平行に延びる第2のワード線とを
    備え、前記トランジスタは、前記ゲートの上方からトレ
    ンチ外部で基板に沿って水平方向に延びる第1の拡散層
    と、前記ゲートの下部から前記キャパシタに接続される
    第2の拡散層とを有し、 前記第2のワード線の下に位置して、第2のワード線と
    前記トランジスタの第1の拡散領域とを垂直方向に隔て
    る所定の厚さの絶縁膜をさらに備えることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のワード線の上方に
    位置するビット線をさらに備え、 前記トランジスタの第1の拡散層は、前記第2のワード
    線の下方を通って、前記ビット線に接続されることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 基板と、 前記基板の所定の位置に形成される第1および第2のセ
    ルと、 前記第1および第2のセルの上方で、第1の方向に沿っ
    て延びるワード線と、 前記第1および第2のセルの上方で、第2の方向に沿っ
    て延びるビット線と、 前記第1および第2のセルに共有されるビット線コンタ
    クトとを備え、前記各セルは、 トレンチと、 前記トレンチ低部に位置するキャパシタと、 前記トレンチの内部で前記キャパシタ上部のトレンチ側
    壁に沿って垂直方向に延びるゲートと、ゲートの上方で
    トレンチ外部に延びるドレインと、ゲートの下方から前
    記キャパシタにつながるソースとを有するトランジスタ
    とを含み、前記トランジスタのゲートは、前記ワード線
    に接続され、 前記トランジスタのドレインは、前記第1および第2の
    セルで共有されて前記ビット線コンタクトに接続され、 前記第1および第2のセルは、その断面構成が前記ビッ
    ト線コンタクトに対して線対称となるように配置される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 基板と、 前記基板の所定の位置に形成される複数のセルと、 前記複数のセルの上方に位置し、第1の方向に延びるワ
    ード線と、 前記複数のセルの上方に位置し、第2の方向に延びるビ
    ット線と、 前記複数のセルの各々に対応するビット線コンタクト
    と、 前記各セルの活性領域を隔てる絶縁分離領域とを備え、
    前記各セルは、 トレンチと、 前記トレンチ低部に位置するキャパシタと、 前記トレンチの内部で前記キャパシタ上部のトレンチ側
    壁に沿って垂直方向に延びるゲートと、ゲートの上方で
    トレンチ外部に延びるドレインと、ゲートの下方から前
    記キャパシタにつながるソースとを有するトランジスタ
    とを含み、前記各トランジスタのゲートは、前記ワード
    線に接続され、 前記各トランジスタのドレインは、対応するビット線コ
    ンタクトに接続され、 前記複数のセルは、前記絶縁分離領域を間に挟んで、そ
    の断面構成がすべて同方向を向くように配置されること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の方向と、第2の方向は、互い
    に直交する方向であることを特徴とする請求項4に記載
    の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の方向と、第2の方向は、直交
    しない斜め方向に交わることを特徴とする請求項4に記
    載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 基板と、 前記基板の所定位置に配置される複数のセルと、 前記セルの上方で、第1の方向に延びるワード線と、 前記セルの上方で、第2の方向に延びるビット線と、 前記セルの各々に対応するビット線コンタクトとを備
    え、前記各セルは、 トレンチと、 前記トレンチ低部に位置するキャパシタと、 前記トレンチの内部で前記キャパシタ上部のトレンチ側
    壁に沿って垂直方向に延びるゲートと、前記ゲートの上
    方でトレンチ外部に延びて前記ビット線コンタクトにつ
    ながる第1の拡散領域と、前記ゲートの下方から前記キ
    ャパシタにつながる第2の拡散領域とを有するトランジ
    スタと、 を含み、前記トレンチからビット線コンタクトにかけて
    延びるトランジスタの活性領域が、隣接するセルで互い
    違いに逆の方向に延びることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 前記活性領域は、前記ワード線に対して
    所定の角度をなして斜めに延びることを特徴とする請求
    項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の方向は、前記第1の方向に対
    して直交しない斜めの角度であることを特徴とする請求
    項7に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 基板と、 前記基板の所定位置に配置される複数のセルと、 前記セルの上方で、第1の方向に延びるワード線と、 前記セルの上方で、第2の方向に延びるビット線と、 前記セルの各々に対応するビット線コンタクトとを備
    え、前記各セルは、 トレンチと、 前記トレンチ低部に位置するキャパシタと、 前記トレンチの内部で前記キャパシタ上部のトレンチ側
    壁に沿って垂直方向に延びるゲートと、前記ゲートの上
    方からトレンチ外部に延びて前記ビット線コンタクトに
    つながる第1の拡散領域と、前記ゲートの下方から前記
    キャパシタにつながる第2の拡散領域とを有するトラン
    ジスタと、 を含み、前記トレンチからビット線コンタクトにかけて
    延びるトランジスタの活性領域は、すべてのセルにおい
    て同方向に延び、かつ、前記ビット線に対して所定の角
    度をなして斜めに延びることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 基板の所定の位置にトレンチを形成す
    るステップと、 トレンチの低部にキャパシタを形成するステップと、 前記キャパシタの上部のトレンチ内壁に、ゲート酸化膜
    10を形成するステップと、 キャパシタ上部のトレンチ内部および基板上に埋め込み
    ストラップの材料を形成するステップと、 前記埋め込みストラップが、前記トレンチ上端部から基
    板上に柱状に突出するように、前記埋め込みストラップ
    の材料を加工するステップと、 前記トレンチ外部の基板表面に、第1導電型の拡散領域
    を形成するステップと、 前記拡散領域を覆い、前記柱状に突出する埋め込みスト
    ラップの表面の高さに一致する絶縁膜を形成するステッ
    プと、 前記拡散層上部の絶縁膜上と、前記柱状の埋め込みスト
    ラップの上面にワード線を形成するステップとを含む半
    導体記憶装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007180552A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nanya Sci & Technol Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2007293297A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Hynix Semiconductor Inc マスクレイアウト形成方法及びマスクレイアウト

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