JP2002195378A - 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置 - Google Patents

流体式トルク伝達装置のロックアップ装置

Info

Publication number
JP2002195378A
JP2002195378A JP2000395571A JP2000395571A JP2002195378A JP 2002195378 A JP2002195378 A JP 2002195378A JP 2000395571 A JP2000395571 A JP 2000395571A JP 2000395571 A JP2000395571 A JP 2000395571A JP 2002195378 A JP2002195378 A JP 2002195378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
front cover
axial direction
turbine
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000395571A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Tomiyama
直樹 富山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Exedy Corp filed Critical Exedy Corp
Priority to JP2000395571A priority Critical patent/JP2002195378A/ja
Publication of JP2002195378A publication Critical patent/JP2002195378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライブプレートの摩擦連結部をフロントカ
バーに押し付けるピストンを有するロックアップ装置に
おいて、ピストンをフロントカバーに連結する機構を簡
単にする。 【解決手段】 ロックアップ装置7では、ドライブプレ
ート72は、フロントカバー11の摩擦面11bに近接
した摩擦連結部72cを有し、複数のトーションスプリ
ング73にトルクを出力する。ピストン74は、フロン
トカバー11に相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に
係合し、油圧によって軸方向に移動可能であり、摩擦連
結部72cを摩擦面11bに押し付けるための部材であ
る。ピストン連結機構75は、ピストン74をフロント
カバー11に相対回転不能にかつ軸方向に移動可能にす
るための機構であり、軸方向に延びるピン81と、それ
が貫通する孔74dを有するピストン74とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体式トルク伝達
装置のロックアップ装置、特に、フロントカバーに近接
した摩擦連結部を有するドライブプレートと、それをフ
ロントカバーに押し付けることが可能なピストンとを有
するロックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータは、3種の羽根車(イ
ンペラー,タービン,ステータ)を内部に有し、内部の
作動油を介してトルクを伝達する流体式トルク伝達装置
の一種である。インペラーは入力側回転体としてのフロ
ントカバーに固定されている。タービンは流体室内でイ
ンペラーに対向して配置されている。インペラーが回転
すると、インペラーからタービンに作動油が流れ、ター
ビンを回転させることでトルクを出力する。
【0003】ロックアップ装置は、タービンとフロント
カバーとの間の空間に配置されており、フロントカバー
とタービンを機械的に連結することでフロントカバーか
らタービンにトルクを直接伝達するための機構である。
【0004】通常、このロックアップ装置は、フロント
カバーに押し付けられることが可能な円板状のピストン
と、ピストンの外周部に固定されるリティーニングプレ
ートと、リティーニングプレートにより回転方向及び外
周側を支持されるトーションスプリングと、トーション
スプリングの両端を回転方向に支持するドリブンプレー
トとを有している。ドリブンプレートはタービンのター
ビンシェル等に固定されている。
【0005】ロックアップ装置が連結状態になると、ト
ルクはフロントカバーからピストンに伝達され、さらに
トーションスプリングを介してタービンに伝えられる。
また、ロックアップ装置の弾性連結機構においては、ト
ーションスプリングがリティーニングプレートとドリブ
ン部材との間で回転方向に圧縮され、捩り振動を吸収・
減衰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、摩擦面を2面に
してトルク伝達容量を増大させたロックアップ装置とし
て、タービンに連結されたダンパー機構と、ダンパー機
構の入力部に相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係
止されたドライブプレートと、ドライブプレートの摩擦
連結部をピストンに付勢するためのピストンとを有して
いるものがある。
【0007】特表平11−509611号に開示された
ロックアップ装置では、ピストン9は、複数の弾性タン
グ40によって、シェルの壁2に取り付けられている。
具体的には、弾性タング40の一端は環状部材44,リ
ベット43等を介して壁2に固定されている。弾性タン
グ40の他端はリベット41を介してピストン9に固定
されている。
【0008】特開平10−47453号に開示されたロ
ックアップ装置では、ピストン14は、複数の板ばね3
4によって、コンバータカバー1に取り付けられてい
る。具体的には、板ばね34の一端は連結円板35,リ
ベット42等を介してコンバータカバー1に固定されて
いる。また、板ばね34の他端はボルト38,ナット3
9,ワッシャ40等を介してピストン14に固定されて
いる。このようにして、ピストン14はコンバータカバ
ー1に対して軸方向に移動可能な状態で一体回転するよ
うになっている。
【0009】従来技術のようにピストンをフロントカバ
ーに連結するために板ばねを用いると、板ばねの両端を
固定するためにリベットやボルト等の部材が必要にな
る。そのため、部品点数が増えて構造が複雑になり、重
量が増えるという問題が生じ、さらには製造工程数が多
くなる。
【0010】本発明の課題は、ドライブプレートの摩擦
連結部をフロントカバーに押し付けるピストンを有する
ロックアップ装置において、ピストンをフロントカバー
に連結する機構を簡単にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のロック
アップ装置は、摩擦面を有するフロントカバーと、フロ
ントカバーに固定され流体室を形成するインペラーと、
流体室内でインペラーに対向して配置されたタービンと
を備えた流体式トルク伝達装置に用いられる。ロックア
ップ装置は、タービンとフロントカバーとの間に配置さ
れている。ロックアップ装置は、複数の弾性部材と、環
状のドリブンプレートと、ドライブプレートと、ピスト
ンと、連結機構とを備えている。複数の弾性部材は回転
方向に並んで配置されている。環状のドリブンプレート
は、タービンに固定され、複数の弾性部材からトルクが
入力される。ドライブプレートは、フロントカバーの摩
擦面に近接した摩擦連結部を有し、複数の弾性部材にト
ルクを出力する。ピストンは、フロントカバーに相対回
転不能にかつ軸方向に移動可能に係合し、油圧によって
軸方向に移動可能であり、摩擦連結部を摩擦面に押し付
けるための部材である。連結機構は、ピストンをフロン
トカバーに相対回転不能にかつ軸方向に移動可能にする
ための機構であり、軸方向に延びる第1部材と、第1部
材が貫通する孔を有する第2部材とを有する。
【0012】このロックアップ装置では、ピストン連結
機構が第1部材と第2部材とから構成されるため、軸方
向に両部材を近づけるだけで組立ができる。なお、ここ
で「貫通」とは、両部材が軸方向に相対移動可能である
がほぼ隙間無く嵌った状態をいう。
【0013】請求項2に記載の流体式トルク伝達装置の
ロックアップ装置では、請求項1において、第1部材は
フロントカバーに固定され軸方向トランスミッション側
に突出するピンであり、第2部材はピンが貫通する孔が
形成されたピストンの一部である。
【0014】請求項3に記載の流体式トルク伝達装置の
ロックアップ装置では、請求項2において、連結機構
は、ピンに取り付けられ、ピストンの軸方向トランスミ
ッション側への移動を制限するための制限部材をさらに
有している。
【0015】請求項4に記載の流体式トルク伝達装置の
ロックアップ装置では、請求項3において、ピンは回転
方向に並んで複数配置されている。ピンは、ピストンの
孔内を延びる第1部分と、第1部分の先端に形成され第
1部分より小径の第2部分と、第2部分の先端に形成さ
れ第2部分より大径の第3部分とを有している。制限部
材は第1部分と第3部分との間に挟まれたワイヤリング
であるこのロックアップ装置では、制限部材がワイヤリ
ングであるため、脱着が容易である。
【0016】
【発明の実施の形態】第1実施形態(図1〜5) (1)トルクコンバータの基本構造 図1は本発明の一実施形態が採用されたトルクコンバー
タ1の縦断面概略図である。トルクコンバータ1は、エ
ンジンのクランクシャフト2からトランスミッションの
入力シャフト3にトルクを伝達するための装置である。
図1の左側に図示しないエンジンが配置され、図1の右
側に図示しないトランスミッションが配置されている。
図1に示すO−Oがトルクコンバータ1の回転軸であ
る。
【0017】トルクコンバータ1は、主に、フレキシブ
ルプレート4とトルクコンバータ本体5とから構成され
ている。フレキシブルプレート4は、円板状の薄い部材
からなり、トルクを伝達するとともにクランクシャフト
2からトルクコンバータ本体5に伝達される曲げ振動を
吸収するための部材である。したがって、フレキシブル
プレート4は、回転方向にはトルク伝達に十分な剛性を
有しているが、曲げ方向には剛性が低くなっている。
【0018】トルクコンバータ本体5は、3種の羽根車
(インペラー21、タービン22、ステータ23)から
なるトーラス形状の流体作動室6と、ロックアップ装置
7とから構成されている。
【0019】フロントカバー11は、円板状の部材であ
り、フレキシブルプレート4に近接して配置されてい
る。フロントカバー11の内周端にはセンターボス16
が溶接により固定されている。センターボス16は、軸
方向に延びる円筒形状の部材であり、クランクシャフト
2の中心孔内に挿入されている。
【0020】センターボス16は、図3に示すように、
筒状部16aと、フランジ16bとから構成されてい
る。筒状部16aの軸方向エンジン側には底部16cが
形成されている。また、筒状部16aの軸方向トランス
ミッション側部分の内周面は、ブッシュ91を介して、
入力シャフト3を回転自在に支持している。また、ブッ
シュ91の軸方向エンジン側にはシールリング92が配
置されている。シールリング92は筒状部16aの内周
面に形成された環状溝内に配置され、入力シャフト3の
先端外周面に当接している。
【0021】フランジ16bは筒状部16aの外周面に
形成され、フロントカバー11の内周部の軸方向エンジ
ン側面に当接して配置されている。この状態でセンター
ボス16はフロントカバー11に溶接で固定されてい
る。その意味では、センターボス16はフロントカバー
の一部であるとみなしてもよい。
【0022】また、センターボス16には半径方向内外
を連通する複数の連通路16dが形成されている。各連
通路16dは、筒状部16aにおいては、半径方向に延
びる孔である。また、各連通路16dは、フランジ16
bにおいては軸方向エンジン側面に形成された半径方向
に延びる溝であり、フロントカバー11との間に通路を
形成している。この連通路16dによって、センターボ
ス16の内周側の空間すなわち入力シャフト3の中心孔
3aと、センターボス16の外周側すなわち流体室内の
空間9とを連通している。この連通路16dを以後第1
ポート17とする。
【0023】フレキシブルプレート4の内周部は複数の
ボルト13によってクランクシャフト2の先端面に固定
されている。フロントカバー11の外周側かつエンジン
側面には、円周方向に等間隔で複数のナット12が固定
されている。このナット12内に螺合するボルト14が
フレキシブルプレート4の外周部をフロントカバー11
に固定している。
【0024】フロントカバー11の外周部には、軸方向
トランスミッション側に延びる外周側筒状部11aが形
成されている。この外周側筒状部11aの先端にインペ
ラー21のインペラーシェル26の外周縁が溶接によっ
て固定されている。この結果、フロントカバー11とイ
ンペラー21とによって、内部に作動油が充填された流
体室が形成されている。インペラー21は、主に、イン
ペラーシェル26と、その内側に固定された複数のイン
ペラーブレード27と、インペラーシェル26の内周部
に固定されたインペラーハブ28とから構成されてい
る。
【0025】タービン22は流体室内でインペラー21
に軸方向に対向して配置されている。タービン22は、
主に、タービンシェル30と、そのインペラー側の面に
固定された複数のタービンブレード31と、タービンシ
ェル30の内周縁に固定されたタービンハブ32とから
構成されている。タービンシェル30とタービンハブ3
2とは複数のリベット33によって固定されている。
【0026】タービンハブ32の内周面には、入力シャ
フト3に係合するスプラインが形成されている。これに
よりタービンハブ32は入力シャフト3と一体回転する
ようになっている。
【0027】ステータ23は、タービン22からインペ
ラー21に戻る作動油の流れを整流するための機構であ
る。ステータ23は樹脂やアルミ合金等で鋳造により一
体に製作された部材である。ステータ23はインペラー
21の内周部とタービン22の内周部と間に配置されて
いる。ステータ23は、主に、環状のステータキャリア
35と、キャリア35の外周面に設けられた複数のステ
ータブレード36とから構成されている。ステータキャ
リア35はワンウェイクラッチ37を介して筒状の固定
シャフト39に支持されている。固定シャフト39は入
力シャフト3の外周面とインペラーハブ28の内周面と
の間を延びている。なお、図に示すワンウェイクラッチ
37はラチェットを用いた構造であるが、ローラやスプ
ラグを用いた構造であってもよい。
【0028】以上に述べた各羽根車21,22,23の
各シェル26,30,35によって、流体室内にトーラ
ス形状の流体作動室6が形成されている。なお、流体室
内においてフロントカバー11と流体作動室6の間には
環状の空間9が確保されている。
【0029】センターボス16とタービンハブ32との
軸方向間には第1スラストベアリング41が配置されて
いる。また、タービンハブ32とステータ23の内周部
(具体的にはワンウェイクラッチ37)との間には第2
スラストベアリング42が配置されている。この第2ス
ラストベアリング42が配置された部分において、半径
方向両側に作動油が連通可能な第2ポート18が形成さ
れている。すなわち、第2ポート18は、入力シャフト
3及び固定シャフト39の間の油路と、流体作動室6と
を連通させている。さらに、ステータ23(具体的には
キャリア35)とインペラー21(具体的にはインペラ
ーハブ28)との軸方向間には第3スラストベアリング
43が配置されている。この第3スラストベアリング4
3が配置された部分において、半径方向両側に作動油が
連通可能な第3ポート19が形成されている。すなわ
ち、第3ポート19は、固定シャフト39及びインペラ
ーハブ28との間の油路と、流体作動室6とを連通させ
ている。なお、各油路は、図示しない油圧回路に接続さ
れており、独立して第1〜第3ポート17〜19に作動
油の供給・排出が可能となっている。 (2)ロックアップ装置の構造 ロックアップ装置7は、タービン22とフロントカバー
11との間の空間9に配置されており、必要に応じて両
者を機械的に連結するための機構である。ロックアップ
装置7はフロントカバー11とタービン22との軸方向
間の空間に配置されている。
【0030】ロックアップ装置7は、クラッチ及び弾性
連結機構の機能を有し、主に、ドリブンプレート71
と、ドライブプレート72と、複数のトーションスプリ
ング73と、ピストン74と、ピストン連結機構75と
から構成されている。
【0031】ドリブンプレート71は、図2及び図4に
示すように環状のプレート部材であり、タービンシェル
30の外周側に固定されている。ドリブンプレート71
は、主に、円板状部71a(軸方向支持部)と、その外
周縁から軸方向エンジン側に延びる筒状部71b(外周
側支持部)とから構成されている。円板状部71aは溶
接によってタービンシェル30に固定されている。筒状
部71bは概ね軸方向にストレートに延びているが、先
端が内周側に折り曲げられた形状になっている。
【0032】円板状部71aには、軸方向に切り起こさ
れた複数の第1切り起こし部71cが形成されている。
第1切り起こし部71cは、回転方向に並んで形成さ
れ、筒状部71bの内周側に隙間を空けて配置されてい
る。また、円板状部71aには、軸方向に切り起こされ
た複数の第2切り起こし部71dが形成されている。第
2切り起こし部71dは各第1切り起こし部71cの回
転方向間に配置され、第1切り起こし部71cの半径方
向位置より外周側に位置している。さらに、筒状部71
bにおいて第2切り起こし部71dに対応する部分に
は、絞り加工で内周側に突出するように形成された突出
部71eが形成されている。
【0033】第2切り起こし部71dと突出部71eの
各対はトルク伝達部としての機能を有しており、各トル
ク伝達部の回転方向間はそれぞれがばね収容部となって
いる。この実施形態ではばね収容部は6つ形成されてい
る。
【0034】トーションスプリング73は、本実施形態
においては、円周方向に延びる複数の(6個の)コイル
スプリングである。トーションスプリング73はドリブ
ンプレート71によって保持されている。具体的には、
各トーションスプリング73は、各ばね収容部内に収容
され、半径方向内側が第1切り起こし部71cの外周面
によって支持され、半径方向外側が筒状部71bの内周
面によって支持されている。また、各トーションスプリ
ング73の回転方向端は、直接又はスプリングシートを
介して、トルク伝達部としての第2切り起こし部71d
及び突出部71eに当接又は近接して支持されている。
さらに、各トーションスプリング73の軸方向トランス
ミッション側面は円板状部71aによって支持されてい
る。さらに、筒状部71b先端の折り曲げ部分はトーシ
ョンスプリング73の外周側の軸方向エンジン側面にも
当接しており、これによりトーションスプリング73が
ドリブンプレート71から軸方向エンジン側に脱落する
のが防止されている。このように、このロックアップ装
置7では、環状のドリブンプレート71はタービン22
のシェル30に固定され、複数のトーションスプリング
73を保持している。したがって、部品点数が減って装
置全体の構造が簡単になり、全体の重量も低減する。
【0035】ドライブプレート72は、トーションスプ
リング73にトルクを入力することが可能な部材であ
り、また、フロントカバー11に対して連結・離反する
摩擦連結部材でもある。ドライブプレート72は、環状
かつ円板状のプレート部材であり、ドリブンプレート7
1とフロントカバー11との間に配置されている。ドラ
イブプレート72は、主に、環状の円板状本体72a
と、その外周縁から軸方向トランスミッション側に延び
る筒状部72b(外周側筒状部)とから構成されてい
る。円板状本体72aの内周部は摩擦連結部72cであ
り、外周部は受圧部72d(円板状部)となっている。
摩擦連結部72cは、環状かつ平坦な円板形状であり、
フロントカバー11の摩擦面11bに近接している。ま
た、摩擦連結部72cの両面には摩擦フェーシング72
eが貼られている。受圧部72dは、環状かつ平坦な円
板状であり、トーションスプリング73の軸方向エンジ
ン側に配置されている。筒状部72bはドリブンプレー
ト71の筒状部71bの外周側に位置しており、筒状部
72bの内周面は筒状部71bの外周面に当接してい
る。これにより、ドライブプレート72は、ドリブンプ
レート71に対して、半径方向の位置決めがされた状態
で、軸方向及び回転方向の移動が可能になっている。従
って、ドライブプレート72の位置や姿勢が安定する。
特に、ドライブプレート72は筒状部分同士の当接(イ
ンロー)によってドリブンプレート71に支持されてい
るため、ドライブプレート72は傾きにくい。この結
果、ドライブプレート72の摩擦連結部72cは、フロ
ントカバー11の摩擦面11b及びピストン74の押圧
部74aに対して平行度を高く維持できる。つまり、ク
ラッチ連結時には摩擦フェーシング72e全体に均等に
押圧力が作用し、また、クラッチ連結解除時にドラグト
ルクが生じにくい。
【0036】さらに、ドライブプレート72には複数の
爪部72f(当接部)が形成されている。爪部72f
は、受圧部72dを軸方向トランスミッション側に切り
起こして形成されており、回転方向に等間隔で形成され
ている。爪部72fは、第2切り起こし部71dと突出
部71eの半径方向間に軸方向エンジン側から挿入さ
れ、回転方向両端が各トーションスプリング73の回転
方向両端に直接又はスプリングシートを介して当接又は
近接している。爪部72fは、ドリブンプレート71に
相対回転して第2切り起こし部71d及び突出部71e
との間でトーションスプリング73を圧縮可能である。
このロックアップ装置7では、ドライブプレート72は
他の部材(プレート類)を介さず直接トーションスプリ
ング73に係合しているため、全体の部品点数が少なく
なる。
【0037】ドライブプレート72は軸方向に移動可能
であり、具体的には、軸方向エンジン側には摩擦連結部
72cの軸方向エンジン側の摩擦フェーシング72eが
摩擦面11bに当接するまで、軸方向トランスミッショ
ン側には受圧部72dの最外周部がドリブンプレート7
1の筒状部71bに当接するまで、移動可能である。
【0038】以上に述べたドライブプレート72の構造
では、摩擦連結部72cの外周には受圧部72dが形成
されている。受圧部72dは、ピストン74の外周縁よ
りさら外周側に延び、またドリブンプレート71よりさ
らに外周側まで延びており、ドライブプレート72にお
いて空間9内の油圧を受ける部分として機能している。
言い換えると、受圧部72dは、ドライブプレート72
の受圧面積を増加させ、ピストン的機能を向上させてい
る。このため、クラッチ連結時は、油圧がピストン74
のみならずドライブプレート72にも作用し、ドライブ
プレート72が速かにフロントカバー11の摩擦面11
b側に移動する。言い換えると、ロックアップ装置7の
ロックアップ応答性が向上する。
【0039】ピストン74は、クラッチ連結・遮断を行
うための部材である。ピストン74は中心孔が形成され
た円板形状である。ピストン74の外周部はトーション
スプリング73の内周側に位置し、内周部はセンターボ
ス16の外周側に位置している。ピストン74の外周部
は押圧部74aとなっている。押圧部74aは平坦な環
状部分であり、ドライブプレート72の摩擦連結部72
cの軸方向トランスミッション側に配置されている。こ
のため、ピストン74が軸方向エンジン側に移動する
と、押圧部74aが摩擦連結部72cをフロントカバー
11の摩擦面11bに押し付けることになる。
【0040】次に、ピストン連結機構75について説明
する。ピストン連結機構75は、ピストン74をフロン
トカバー11に対して軸方向に移動可能な状態で一体回
転するように連結する機能を有している。
【0041】以下、図3及び図5を用いて、ピストン連
結機構75の具体的な構成について説明する。ピストン
74の内周部には、軸方向に延びる筒状部74bが形成
されている。筒状部74bの内周面はセンターボス16
のフランジ16bの外周面に当接している。また、フラ
ンジ16bの外周面には、筒状部74bの内周面に当接
するシールリング80が設けられている。これにより、
ピストン74の内周部とセンターボス16の外周部との
間で軸方向両側がシールされている。
【0042】さらに、ピストン74の内周部には、筒状
部74bの軸方向トランスミッション側先端から内周側
に延びる内周円板状部74cが形成されている。内周円
板状部74cは、フランジ16bの軸方向トランスミッ
ション側に配置されている。円板状部74cには、回転
方向に並んで複数の孔74dが形成されている。また、
フランジ16bには、孔74dに対して位置,形状,大
きさが対応した軸方向貫通孔16eが形成されている。
孔74d,孔16e内には、軸方向に延びるピン81の
胴部81aが挿入され貫通している。胴部81aは軸方
向にストレートに延びており、ピストン74はピン81
に対して、回転方向及び半径方向には移動不能である
が、軸方向には移動可能になっている。すなわち、ピン
81からピストン74にトルク伝達がされるようになっ
ている。
【0043】ピン81において、胴部81aの軸方向エ
ンジン側には第1頭部81bが形成されている。第1頭
部81bは、軸方向貫通孔16eより大径であり、フラ
ンジ16bの軸方向エンジン側に形成された連通路16
dの一部である溝内に配置されている。この結果、ピン
81は、フランジ16bに対して軸方向トランスミッシ
ョン側に移動不能になっている。また、ピン81におい
て、胴部81aの軸方向トラスミッション側端には、首
部81c,第2頭部81dが形成されている。首部81
cは胴部81aより小径である。また、第2頭部81d
は、首部81cより大径であり、胴部81aと同径であ
る。
【0044】首部81cの内周側には、ワイヤリング8
2が配置されている。ワイヤリング82は断面が円形の
環状部材である。ワイヤリング82の外周側部分は、首
部81cの内周側で胴部81aと第2頭部81dに挟ま
れており、これによりワイヤリング82はピン81に対
して軸方向に移動不能となっている。さらに、ワイヤリ
ング82の内周側部分は、ピストン74の内周円板状部
74cの軸方向トランスミッション側面に当接可能とな
っている。以上より、ワイヤリング82は、ピストン7
4のピン81に対する軸方向トランスミッション側への
移動を制限している。この結果、ピストン74、特にそ
の内周円板状部74cは、フランジ16bとワイヤリン
グ82との軸方向間でのみ軸方向移動が許容されてい
る。
【0045】以上に述べたように、軸方向に延びるピン
81と、ピン81が嵌る孔74dを有するピストン74
とからピストン連結機構75が構成されているため、従
来に比べて構造が簡単になっている。例えば、従来のス
トスラップレートを用いたピストン連結機構ではリベッ
トかしめ又はボルト締結が必要であるため、組み立て工
程が複雑であり、工程数が大変多い。そのため、製造コ
ストが高い。また、従来の構造では重量が大きいという
問題がある。それに対して本発明に係るピストン連結機
構では、組み立てが簡単で大幅に工程数を減らすことが
でき、さらに重量を低減できる。
【0046】ピン81,ワイヤリング82及びピストン
74の組み付けについて説明する。初めにピン81をセ
ンターボス16のフランジ16bの孔16e内に連通路
16d側から挿入する。その状態でセンターボス16を
フロントカバー11に溶接で固定する。この結果、ピン
81はセンターボス16とともにフロントカバー11と
一体になる。次に、ピストン74の内周円板状部74c
をピン81の第2頭部81dに近づけていき、ピン81
の第2頭部81d,首部81cに孔16e内を通過さ
せ、胴部81aを孔16eに嵌める。最後にワイヤリン
グ82をピン81の首部81cに嵌め込む。
【0047】以上に述べた組み立てた工程では、各部材
は軸方向に移動させるだけの簡単な工程で行われる。し
たがって、作業工程が簡単になり、製造コストが低くな
る。また、ワイヤリング82はピン81に対して容易に
取付け可能であるため、作業性が良い。
【0048】なお以上に述べたピン81は、円柱形状の
スタッドピンであるが、他の形状のものや他の軸方向に
延びる部材であっても良い。コーンスプリング83は、
ピストン74に対して軸方向トランスミッション側すな
わちクラッチ解除側に付勢力を与えるための部材であ
る。コーンスプリング83は、フロントカバー11とピ
ストン74の内周部との間に配置され、少なくともクラ
ッチ連結状態で軸方向に圧縮されている。より具体的に
は、コーンスプリング83は、内周縁がフロントカバー
11に当接し、外周縁がピストン74の内周部に当接し
ている。また、コーンスプリング83の内周縁はフラン
ジ16bの外周面に当接し、半径方向に支持されてい
る。なお、コーンスプリングの代わりにウェーブスプリ
ング等他のばねを用いても良い。 (3)トルクコンバータの動作 エンジン始動直後には、第1ポート17及び第3ポート
19からトルクコンバータ本体5内に作動油が供給さ
れ、第2ポート18から作動油が排出される。第1ポー
ト17から供給された作動油はフロントカバー11とピ
ストン74との間を外周側に流れる。作動油は、ドライ
ブプレート72の軸方向両側を通ってさらに流れ、最後
に流体作動室6内に流れ込む。このとき、フロントカバ
ー11側の油圧がピストン74のタービン22側の油圧
より高くなり、また、コーンスプリング83の付勢力に
よって、ピストン74は軸方向トランスミッション側に
移動する。ピストン74は、内周円板状部74cがワイ
ヤリング82に当接した状態で停止する。
【0049】なお、ドライブプレート72はドリブンプ
レート71の筒状部71bに当接して軸方向トランスミ
ッション側の移動が制限されている。そのため、クラッ
チ連結状態では、ドライブプレート72の摩擦連結部7
2cとピストン74の押圧部74aとの間には隙間が確
保されている。したがって、ドラグトルクが生じにく
い。
【0050】このようにロックアップ解除されていると
きには、フロントカバー11とタービン22との間のト
ルク伝達はインペラー21とタービン22との間の流体
駆動によって行われている。 (4)ロックアップ装置の動作 トルクコンバータ1の速度比が上がり、入力シャフト3
が一定の回転数に達すると、第1ポート17から空間9
内の作動油が排出される。この結果、ピストン74のタ
ービン22側の油圧がフロントカバー11側の油圧より
高くなり、ピストン74がフロントカバー11側に移動
させられ、押圧部74aがドライブプレート72の摩擦
連結部72cをフロントカバー11の摩擦面11bに押
し付ける。また、前述のように、ドライブプレート72
は受圧部72dに作用する油圧によって自らも摩擦面1
1b側に移動している。この結果、フロントカバー11
のトルクは、ドライブプレート72から、トーションス
プリング73を介してドリブンプレート71に伝達され
る。さらにトルクはドリブンプレート71からタービン
22に伝達される。すなわち、フロントカバー11が機
械的にタービン22に連結され、フロントカバー11の
トルクがタービン22を介して直接入力シャフト3に出
力される。なお、ドライブプレート72の摩擦連結部7
2cの両面が摩擦面になっているため、単一の摩擦面を
有するロックアップ装置に比べてトルク伝達容量が大き
くなっている。第2実施形態(図6) 図6に示す第2実施形態において、トルクコンバータ1
の基本構造は前記実施形態と同様である。以下、主に第
1実施形態と異なる点のみを説明する。
【0051】ピストン連結機構75において、ピストン
74の内周部には前記実施形態における筒状部は形成さ
れていない。代わりに、ピストン74の内周部に形成さ
れた孔74fの周りに軸方向エンジン側に延びる筒状部
74gが形成されている。また、各ピン81の胴部81
aの外周面に各々シールリング94が配置され、筒状部
74gの内周面に当接している。つまり、前記実施形態
では、ピストンとセンターボスのフランジによってピス
トン内周部における軸方向のシールがされていたが、本
実施形態ではピストンと複数のピンとによってピストン
内周部における軸方向のシールがされている。
【0052】さらに、コーンスプリング83はフランジ
16bとピストン74の内周部との間に配置されてい
る。より具体的には、コーンスプリング83の外周縁は
フランジ16bに当接し、内周縁は各筒状部74gの先
端に当接している。また、コーンスプリング83の内周
縁はピン81の胴部81aの外周側部分に当接して支持
されている。 〔他の実施形態〕本発明に係るロックアップ装置は、ト
ルクコンバータのみならず、フルイド・カップリング等
他の流体式トルク伝達装置に採用できる。
【0053】前記実施形態では、ピストン連結機構には
ピンが用いられていたが、軸方向に延びる部材であれば
何を用いても良い。
【0054】
【発明の効果】本発明に係るロックアップ装置では、ピ
ストン連結機構が第1部材と第2部材とから構成される
ため、軸方向に両部材を近づけるだけで組立ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用されたトルクコンバ
ータの縦断面概略図。
【図2】図1の部分拡大図であり、ロックアップ装置の
ダンパー機構を示す図。
【図3】図1の部分拡大図であり、ピストン連結機構を
示す図。
【図4】ドライブプレートとドリブンプレートの分解斜
視図。
【図5】ピストン連結機構の一部を破断した斜視図。
【図6】第2実施形態において、図3に対応する図。
【符号の説明】
7 ロックアップ装置 11 フロントカバー 71 ドリブンプレート 72 ドライブプレート 73 トーションスプリング 74 ピストン 75 ピストン連結機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摩擦面を有するフロントカバーと、前記フ
    ロントカバーに固定され流体室を形成するインペラー
    と、前記流体室内で前記インペラーに対向して配置され
    たタービンとを備えた流体式トルク伝達装置において、 前記タービンと前記フロントカバーとの間に配置された
    装置であって、 回転方向に並んで配置された複数の弾性部材と、 前記タービンに固定され、前記複数の弾性部材からトル
    クが入力される環状のドリブンプレートと、 前記フロントカバーの前記摩擦面に近接した摩擦連結部
    を有し、前記複数の弾性部材にトルクを出力するドライ
    ブプレートと、 前記フロントカバーに相対回転不能にかつ軸方向に移動
    可能に係合し油圧によって軸方向に移動可能であり、前
    記摩擦連結部を前記摩擦面に押し付けるためのピストン
    と、 前記ピストンを前記フロントカバーに相対回転不能にか
    つ軸方向に移動可能にするための機構であり、軸方向に
    延びる第1部材と、前記第1部材が貫通する孔を有する
    第2部材とを有するピストン連結機構と、を備えた流体
    式トルク伝達装置のロックアップ装置。
  2. 【請求項2】前記第1部材は、前記フロントカバーに固
    定され軸方向トランスミッション側に突出するピンであ
    り、 前記第2部材は、前記ピンが貫通する孔が形成された前
    記ピストンの一部である、請求項1に記載の流体式トル
    ク伝達装置のロックアップ装置。
  3. 【請求項3】前記連結機構は、前記ピンに取り付けら
    れ、前記ピストンの軸方向トランスミッション側への移
    動を制限するための制限部材をさらに有している、請求
    項2に記載の流体式トルク伝達装置のロックアップ装
    置。
  4. 【請求項4】前記ピンは回転方向に並んで複数配置され
    ており、 前記ピンは前記ピストンの前記孔内を延びる第1部分
    と、前記第1部分の先端に形成され前記第1部分より小
    径の第2部分と、前記第2部分の先端に形成され前記第
    2部分より大径の第3部分とを有し、 前記制限部材は、前記第1部分と前記第3部分との間に
    挟まれたワイヤリングである、請求項3に記載の流体式
    トルク伝達装置のロックアップ装置。
JP2000395571A 2000-12-26 2000-12-26 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置 Pending JP2002195378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395571A JP2002195378A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395571A JP2002195378A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002195378A true JP2002195378A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18861015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000395571A Pending JP2002195378A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002195378A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273709A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Exedy Corp 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2010255753A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Toyota Motor Corp 動力伝達装置
CN103906950A (zh) * 2011-09-29 2014-07-02 丰田自动车株式会社 车辆用流体传动装置
WO2020050056A1 (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 ユニプレス株式会社 トルクコンバータ用ロックアップクラッチ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273709A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Exedy Corp 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
US7222706B2 (en) * 2004-03-23 2007-05-29 Exedy Corporation Lockup device for hydraulic torque transmission device
JP2010255753A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Toyota Motor Corp 動力伝達装置
CN103906950A (zh) * 2011-09-29 2014-07-02 丰田自动车株式会社 车辆用流体传动装置
CN103906950B (zh) * 2011-09-29 2016-10-12 丰田自动车株式会社 车辆用流体传动装置
WO2020050056A1 (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 ユニプレス株式会社 トルクコンバータ用ロックアップクラッチ
JPWO2020050056A1 (ja) * 2018-09-03 2021-08-26 ユニプレス株式会社 トルクコンバータ用ロックアップクラッチ
JP7184906B2 (ja) 2018-09-03 2022-12-06 ユニプレス株式会社 トルクコンバータ用ロックアップクラッチ
US11519485B2 (en) 2018-09-03 2022-12-06 Unipres Corporation Lock-up clutch for torque converter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6571929B2 (en) Torque converter with lockup device
CN103958936B (zh) 扭矩变换器的锁定装置
US6899210B2 (en) Piston coupling mechanism and lockup device for fluid-type torque transmission device equipped with the same
JP2005273709A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2002195378A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2002089658A (ja) 弾性連結機構及びトルクコンバータのロックアップ装置
US6866129B2 (en) Lockup device for fluid-type torque transmission device
JP3854798B2 (ja) ロックアップ装置
US10082190B2 (en) Lock-up device for torque converter
JP2002089657A (ja) トルクコンバータのロックアップ装置
JP2002310262A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2000088080A (ja) トルクコンバータ
US6837347B2 (en) Lockup device for fluid-type torque transmission device
JP2007132522A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP4395407B2 (ja) トルクコンバータのロックアップ装置
JP2002213567A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2006090375A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2002070949A (ja) 弾性連結機構及びトルクコンバータのロックアップ装置
JP2000002313A (ja) 捩じりダンパ
JP4099316B2 (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2004116611A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP3695989B2 (ja) トルクコンバータのロックアップ装置
JP4073638B2 (ja) ピストン連結機構及びそれを用いた流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2004144186A (ja) ロックアップ装置のピストン連結機構
JP2004116610A (ja) ロックアップ装置のピストン連結機構