JP2002189125A - 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム - Google Patents

偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム

Info

Publication number
JP2002189125A
JP2002189125A JP2000388487A JP2000388487A JP2002189125A JP 2002189125 A JP2002189125 A JP 2002189125A JP 2000388487 A JP2000388487 A JP 2000388487A JP 2000388487 A JP2000388487 A JP 2000388487A JP 2002189125 A JP2002189125 A JP 2002189125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
polyester film
polarizing
polyester
laminating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000388487A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4635335B2 (ja
Inventor
Wataru Aida
亘 合田
Hideyuki Yamauchi
英幸 山内
Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2000388487A priority Critical patent/JP4635335B2/ja
Publication of JP2002189125A publication Critical patent/JP2002189125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4635335B2 publication Critical patent/JP4635335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光板検査時において、異物混入や欠陥を見
落とす原因である光干渉色を改善し、昜検査性に優れた
偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルムを提供
する。 【解決手段】 偏光フィルムと貼り合わせて用いられる
偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルムであっ
て、該ポリエステルフィルムを、吸収軸が互いに直交す
るように配置された2枚の偏光フィルムの間に配置し
て、白色光の照射により得られる透過光のスペクトル
が、色度図においてxが0.35以下かつ、yが0.3
以下を満たす領域にある青もしくは紫色系統に色づいて
いるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光フィルム貼り
合わせ用のポリエステルフィルムに関するものであり、
さらに詳しくは本発明は、偏光板、位相差偏光板または
位相差板の目視検査による異物や欠陥の発見を容易に可
能とする離型フィルム等として用いるのに好適な偏光フ
ィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、従来のCRT(Cathode Ray
Tube)に比べ薄型軽量、低消費電力、高画質の利点を
有する液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displa
y)の重要が急速に伸びつつある。特に、大画面のTF
T(Thin Film Transistor)方式やSTN(Supe
r Twisted Nematic)方式では、不良品発生率が高
く、コスト面での改善が急務となっている。偏光板、位
相差偏光板または位相差板は、LCDの透過光に明暗を
つけることや、色相を変化させるために必要不可欠の部
品であるが、これらについても品質の安定維持が重要課
題とされている。
【0003】偏光板は通常、図1に示す如く偏光フィル
ム1、表面保護フィルム2、粘着剤層3および離型フィ
ルム4より構成される。偏光フィルム1は、沃素や二色
性染料などの偏光素子をポリビニルアルコール系フィル
ムの如き親水性フィルムなどに吸着配向せしめた偏光軸
と吸着軸とを有する偏光子を、上下よりセルロース系フ
ィルムで被覆するか、あるいはアクリル系樹脂をコーテ
ィングすることによる構造を有する。表面保護フィルム
2は、ポリエステルフィルムのような透湿性が少なく、
伸び等の変形が少ない透明なプラスチックフィルムが使
用されている。表面保護フィルム2と偏光フィルム1は
接着剤(図示省略)で被着されており、該接着剤は表面
保護フィルム2とは強固に接着するが、偏光フィルム1
とは経日でも容易に剥離し得るものが使用されている。
粘着剤層3は偏光フィルム1を液晶セル(図示省略)に
粘着するための感圧型粘着剤等よりなり、離型フィルム
4はポリエステルフィルム等で構成されている。
【0004】このような偏光板の製造に際しては、予め
原料である偏光フィルム1の光の透過率や偏光度あるい
はヘイズ等の光学特性を検査し使用してはいるものの、
偏光板への製造工程での偏光フィルムへの機械的応力、
異物混入あるいは付着等により欠陥が生じる可能性があ
る。このため最終製品での異物混入や欠陥検査では、図
2に示すが如くクロスニコル法(2枚の偏光板5,7を
互いに偏光面を直交させ、その間に離型フィルム6の長
手方向、幅方向をそれぞれ直交する偏光板の偏光面に合
わせて挟まれた状態での透過光を観察する方法)による
人間の目視検査を行なっている。実際の偏光板の目視検
査においては、正常な検光子7の上に、その偏光面に対
して偏光面が直交するように、検査対象の偏光板を、図
2のクロスニコル法における偏光子5と離型フィルム6
との代わりに重ねて置くと、原理的に、偏光板中の異物
混入や欠陥という欠点箇所が輝点として現れるので、目
視により欠点が検査できるというものである。
【0005】しかしながら、従来の偏光板は、離型フィ
ルムとして二軸配向ポリエステルフィルムを用いている
ためにその光学的異方性が原因で光漏れが生じやすく、
正確な目視検査が困難となり、輝点である異物混入や欠
陥を見落とす問題が生じている。
【0006】この問題を解決する方法としては、以下の
ような方法が提案されている。例えば、特開2000−
52417、特開2000−131523または特開平
9−258022等では、偏光板検査時において離型フ
ィルムの配向主軸と偏光板の偏光面のなす角度を出来る
だけ小さくする方法が開示されている。また、特開平6
−3664では、光学異方性の少ない低レターデーショ
ンである離型フィルムを用いる方法が開示されている。
特開2000−94565では、逆に、高レターデーシ
ョンを有する離型フィルムを用いる方法が開示されてい
る。その他、マイクロ波を用いた分子配向計の透過光強
度パラメータであるMOR値で定義された離型フィルム
などが開示されている。
【0007】現在、偏光板用の離型フィルムとしては、
その透明性、強度、耐熱性および平面性などに優れてい
る点からポリエステルフィルムが一般に用いられてい
る。以下、この偏光板用の離型フィルムとして用いられ
るためのポリエステルフィルムを、偏光フィルム貼り合
わせ用ポリエステルフィルムという。
【0008】また、偏光フィルム貼り合わせ用としても
用いられてきている従来の二軸配向ポリエステルフィル
ムは、クロスニコル法による偏光板目視検査において、
その配向主軸が二枚の偏光板で作られる直交座標からず
れると、図2の如く偏光板を観察するときに、複屈折が
原因で光透過および光干渉色が生じる。特に、製膜フィ
ルム全幅において、中央部から端部へ移行するほどボー
イングが原因でフィルムの配向角のずれ(フィルム長手
方向と幅方向でなす直交座標軸と配向主軸となす角度の
うち小さい方の角度)が大きくなり、光透過および光干
渉色が強くなる。ここでいうボーイングとは、従来から
ポリエステルフィルム製膜工程において広く用いられて
いるテンター法(フィルムの両端部をレール上を走行す
るクリップで把持して熱風オーブン等に導き、幅方向延
伸および熱処理を行う方法)では、熱処理時にフィルム
長手方向に生じる応力差の結果、テンター前にフィルム
幅方向にマジックインキで引いた直線が熱処理後には、
フィルム長手方向に弓なり状に引き戻された形をして出
てくる現象をいう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、製膜フィ
ルムを全幅方向にわたって所定のサイズにスリットして
偏光フィルム貼り合わせ用の離型フィルムとすると、そ
の中央部では配向角のずれはなく問題は生じないが、そ
の端部へ近づくほど配向角のずれが大きくなるので配向
角のずれに起因する問題が生じてしまうので、事実上、
フィルム全幅から、光透過等のトラブルのない良品質の
離型フィルムを作成することは困難であった。
【0010】光干渉色は、クロスニコルに挟まれた複屈
折体のレターデーションに依存していることが理解され
ている。レターデーションとは、直線偏光した光が延伸
されたポリエステルフィルムなどの複屈折体に入射した
とき、振動方向が互いに直交し、しかも速度を異にする
偏光波の位相差のことである。このレターデーションと
光干渉色の関係は従来からMichel−Levy干渉色図表が
あることからも知られている。偏光板検査時には、この
レターデーションの視角依存性が加わるため、検査人の
目に届く透過光は明るく虹色に色付いてしまい、偏光板
の異物混入や欠陥を見逃してしまう事態が生じている。
すなわち、このレターデーションを改善すれば易検査性
の偏光板用離型フィルムが実現する可能性がある。
【0011】そこで、本発明は、偏光板検査時におい
て、異物混入や欠陥を見落とす原因である光干渉色を改
善し、昜検査性に優れた偏光フィルム貼り合わせ用ポリ
エステルフィルムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、異物混入や欠
陥を見落とす原因と考えられていた多少の光透過があっ
ても、その干渉色を特定することによって上記の目的を
達成することを見出すことによってなされたものであ
る。
【0013】すなわち、本発明は、偏光フィルムと貼り
合わせて用いられる偏光フィルム貼り合わせ用ポリエス
テルフィルムであって、該ポリエステルフィルムを、吸
収軸が互いに直交するように配置された2枚の偏光フィ
ルムの間に配置して、白色光の照射により得られる透過
光のスペクトルが、色度図においてxが0.35以下か
つ、yが0.3以下を満たす領域にある青もしくは紫色
系統に色づいていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の偏光フィルム貼り合わせ
用ポリエステルフィルムは、上記した要件(請求項1の
要件)を満足するので、このフィルムを偏光フィルム貼
り合わせ用として用いると、偏光板検査時に白色光を照
射することによって得られる透過光が、スペクトルの色
度図におけるxが0.35以下かつyが0.3以下を満
たす領域にある青もしくは紫色系統に色づいたものとな
る。ここで、白色光とは、スペクトル分布が可視光領域
のほぼ全体に広がっていて、肉眼で白色に見える光のこ
とである。透過光とは、照射光が被検査側の偏光板及び
被検査体のフィルムを透過して出てきた光であり、検査
者の視角や検査機器によって認知、測定されるものであ
る。このように、本発明で特定した要件を満足するフィ
ルムならば、このフィルムを、偏向板検査時に、検査側
の偏向フィルムと被検査側の偏光フィルムとの間に介在
させたときに、透過光を結果的に青もしくは紫色系統の
色調にすることができる。本発明のフィルムは、本発明
で特定した要件を満足すれば、単層フィルム、積層フィ
ルムのどちらでもよい。
【0015】本発明の偏光フィルム貼り合わせ用ポリエ
ステルフィルムは、150℃で10分間の熱処理条件で
測定されるフィルム長手方向、幅方向の熱収縮率が3%
以下であることが好ましい。フィルム長手方向、幅方向
の熱収縮率が3%以下であると、偏光フィルムとの接着
工程において粘着剤中の溶媒を加熱除去する際に、フィ
ルムの平坦性を保つことが容易となり、偏光フィルム検
査時に平坦性不良による検査性の低下を抑えることがで
きる。
【0016】本発明の偏光フィルム貼り合わせ用ポリエ
ステルフィルムのレターデーション(Re)は、特定範
囲内であることが好ましい。このレターデーションと
は、下記(1)式で示される物性値である。
【0017】Re=Δn・d ………式(1) ここで、Δnは、波長λ=590nmにおけるフィルム
面内方向の複屈折、即ち、λ=590nmの光源の光を
フイルム面に直角に入射させ、フィルムを透過して出射
されてきた透過光を測定することによって求められる複
屈折である。また、dはフィルムの厚み(nm)であ
る。
【0018】本発明のポリエステルフィルムのレターデ
ーション(Re)の好ましい範囲は、420nm以上6
60nm以下の範囲、及び、1000nm以上1250
nm以下の範囲である。この範囲にすることによって、
透過光が青もしくは紫色系統に色づくため、目視検査に
優れた偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム
として使用することができる。この観点からレターデー
ションが、480nm以上600nm以下であること
が、また、1075nm以上1175nm以下であるこ
とがより好ましい。その際のポリエステルフィルムの配
向角は、前者の場合は20度以下が好ましく、後者の場
合は10度以下が好ましい。
【0019】本発明のポリエステルフィルムを、偏光フ
ィルムとの貼り合わせに用いる場合は、ポリエステルフ
ィルムに離型処理を施すことが剥離性の点で好ましい。
かかる離型処理としては、特に限定されないが、シリコ
ーンコーティング処理が好ましい。中でも、硬化シリコ
ーン樹脂塗膜を形成する処理が好ましく用いられる。こ
の硬化シリコーン樹脂塗膜は、硬化性シリコーン樹脂を
含む塗液をフィルムの少なくとも片面に塗布し、乾燥、
硬化により成形することができる。
【0020】本発明のポリエステルフィルムの厚みは、
離型フィルムとしての使い勝手のよさの観点から4μm
以上60μm以下とすることが好ましく、より好ましく
は15μm以上50μm以下である。
【0021】また、本発明の偏光フィルム貼り合わせポ
リエステルフィルムは、本発明で特定した物性値を有し
ていれば、単層で構成されたポリエステルフィルムであ
ってもよいし、複数の組成による層から積層されたポリ
エステルフィルムであってもよい。
【0022】以下に、本発明の偏光フィルム貼り合わせ
用ポリエステルフィルムの製造方法を説明する。
【0023】本発明におけるポリエステルフィルムに用
いられるポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸または
脂肪族ジカルボン酸とジオールを主たる構成成分とする
ポリエステルである。ここで、芳香族ジカルボン酸とし
て、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、
1,4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレン
ジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4,
4′−ジフェニルジカルボン酸、4,4′−ジフェニル
エーテルジカルボン酸、4,4′−ジフェニルスルホン
ジカルボン酸等を挙げることができる。また、脂肪族ジ
カルボン酸としては、例えば、アジピン酸、スベリン
酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等を挙げることがで
きる。中でも、好ましくはテレフタル酸とイソフタル酸
を挙げることができる。これらの酸成分は1種のみ用い
てもよく、2種以上併用してもよく、さらには、ヒドロ
キシ安息香酸等のオキシ酸等を一部共重合してもよい。
また、ジオール成分としては、例えば、エチレングリコ
ール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,3−ブタンジオ
ール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキ
サンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリアルキレン
グリコール、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシフ
ェニル)プロパン等を挙げることができる。中でも、エ
チレングリコールが好ましく用いられる。これらのジオ
ール成分は1種のみ用いてもよく、2種以上併用しても
よい。
【0024】本発明のポリエステルフィルムに用いられ
るポリエステルとして好ましくは、ポリエチレンテレフ
タレート、エチレンテレフタレートとエチレンイソフタ
レートとの共重合体、ポリブチレンテレフタレートおよ
びその共重合体、ポリブチレンナフタレートおよびその
共重合体、さらにはポリヘキサメチレンテレフタレート
およびその共重合体、ポリヘキサメチレンナフタレート
およびその共重合体等を挙げることができ、特に耐熱性
と透明性および機械強度のバランスの点からポリエチレ
ンテレフタレートが好ましく用いられる。
【0025】本発明におけるポリエステルは、従来公知
の方法で製造することができる。例えば、酸成分をジオ
ール成分と直接エステル化反応させた後、この反応の生
成物を減圧下で加熱して余剰のジオール成分を除去しつ
つ重縮合させることによって製造する方法や、酸成分と
してジアルキルエステルを用い、これとジオール成分と
でエステル交換反応させた後、上記と同様に重縮合させ
ることによって製造する方法等がある。この際、必要に
応じて、反応触媒として従来公知のアルカリ金属、アル
カリ土類金属、マンガン、コバルト、亜鉛、アンチモ
ン、ゲルマニウムおよびチタン化合物を用いることがで
きる。
【0026】本発明に於けるポリエステルには、必要に
応じてさらに難燃剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、顔料、脂肪酸エステル、ワックス等
の有機滑剤あるいはシロキサン等の消泡剤等を配合する
ことができる。
【0027】さらには必要に応じて、本発明のポリエス
テルフィルムに易滑性を付与することもできる。易滑性
を付与するには、ポリエステルフィルムにおいて従来よ
り公知の技術、例えば、ポリエステルに、クレー、マイ
カ、酸化チタン、炭酸カルシウム、シリカ、カオリン、
アクリル、ポリスチレン、ポリジビニルベンゼンなどか
らなる無機あるいは有機の微粒子を添加する方法、ポリ
エステル重合時の触媒が失活して形成される粒子による
方法、ポリエステルフィルム製膜中あるいは製膜後にフ
ィルム表面に界面活性剤や離型剤、微粒子を含有したポ
リマーをコーティングする方法などがある。
【0028】かかるポリエステルを、上記溶融ポリマー
を押出機に供給して、T型口金等を用いてシート状に溶
融押出しする。その後、キャスティングドラム上で冷却
固化した未延伸フィルムを、ポリエステルのガラス転移
点以上の温度で延伸する。延伸方法は、いかなる延伸方
法であってもよく、通常、逐次ニ軸延伸方式である長手
方向に延伸した後幅方向に延伸する方法、幅方向に延伸
した後長手方向に延伸する方法が用いられるが、場合に
よっては長手方向、幅方向同時に延伸する方法、また長
手方向の延伸、幅方向の延伸を複数回組み合わせて行っ
てもよい。長手方向の延伸倍率は、樹脂の種類、用途な
どにより異なるが通常、2〜15倍である。特に、ポリ
エチレンテレフタレートの偏光フィルム貼り合わせ用ポ
リエステルフィルムの場合、2〜5倍程度である。ま
た、幅方向の延伸倍率は、樹脂の種類、用途などにより
異なるが、通常2〜10倍である。特に、ポリエチレン
テレフタレートからなるポリエステルフィルムの場合、
3〜5倍程度である。次いで、延伸されたフィルムを熱
処理する。熱処理温度は、延伸温度より高く結晶融点よ
り低い温度でなされるのが一般的であるが、あまり高く
するとボーイングが大きくなりやすいのでポリエチレン
テレフタレートである場合は130℃ないし230℃の
範囲であることが好ましい。
【0029】また、ボーイングを低減させる種々の方法
を採用することも出来る。フィルムのボーイングを低減
させる方法としては、例えば、幅方向延伸後に一旦ポリ
エステルのガラス転移温度以下に冷却した後熱処理する
方法、幅方向延伸後にニップロールを設ける方法、熱処
理室を複数のゾーンに分けて段階的に昇温する方法、幅
方向に温度分布を設けて熱処理する方法、熱処理室でも
幅方向に5〜20%の再延伸を行なう方法などがある。
【0030】上記のような製膜方法を採用し、その製膜
条件である延伸温度、延伸倍率、熱処理温度を適宜調整
することによりレターデーション及び、好ましくは熱収
縮率を調整する。例えば、請求項3または4記載のレタ
ーデーションの範囲を満足させるためには、長手方向の
配向を強くしない場合は、その延伸温度は115℃以上
1253℃以下が好ましく、延伸倍率は段階的に複数
回、延伸し、その全長手方向倍率は、4.0倍以上が好
ましい。幅方向においては、延伸温度は100℃程度で
延伸倍率は4.0倍以上が好ましい。一方、長手方向の
配向を強くする場合は、その延伸温度は85℃以上95
℃未満で、その延伸倍率は2.8倍程度が好ましい。幅
方向においては、延伸温度は100℃程度で延倍倍率は
3.6倍程度が好ましい。熱処理温度は、150℃、1
0分間の条件で熱収縮率が長手方向、幅方向それぞれ
が、3%以下を満たす観点から、200℃以上が好まし
く、その後熱処理温度以下で幅方向に5%の弛緩熱処理
をすることも好ましい。
【0031】[特性の測定方法]本発明において、フィ
ルムの特性は以下の方法で測定した。 (1)透過光の色度(x、y) サンプルは、フイルム幅方向において中央部の位置か
ら、A4大のカットサンプルの長手方向とフィルム長手
方向を一致させて切り出した。図2のクロスニコル法に
示したように、光源部には、LCDに用いられる白色光
源であるバックライト、その上に正常な検光子7と偏光
子5の吸収軸面が直交するように配置し、その間にポリ
エステルフィルム(離型フイルム)6を偏光子5と約4
5°傾けて挟んだ状態で、偏光子側から分光放射輝度計
(ミノルタ(株)製CS−1000)を用いて各波長の
スペクトルを測定した。この結果を、備え付けのデータ
管理ソフトウエア(ミノルタ製CS−S1w)の演算部
で計算することにより色度xおよびyを求めた。 (2)偏光板の目視検査、干渉色 サンプルは、フィルム幅方向における配向角が10度近
辺の位置から、A4大のカットサンプルの長手方向とフ
ィルム長手方向を一致させて切り出した。図2のクロス
ニコル法に示したように、光源部にフジカラーライトボ
ックス100V8W((株)進光社製)を用いて、その
上に正常な検光子7と偏光子5の吸収軸面が直交するよ
うに配置し、その間にポリエステルフィルムを挟んだ状
態で、偏光子側から目視検査を行なった。このとき、観
察面側の寸法幅28cm×縦34cmの偏光子の吸収軸
とA4カットサンプルのフィルムの長手方向を一致させ
た。目視検査は輝点として表れる偏光子の50μm以下
のサイズを有する異物が確認できるかどうかで以下の基
準で評価した。また、干渉色も同時に観察した。 ○:異物が輝点として100個以上確認できる。 △:異物が輝度として30個以上100個未満確認でき
る。 ×:異物が輝点として30個未満で、ほとんど確認でき
ない。
【0032】(3)レターデーション(Re)および配
向角 上記したA4カットサンプルのフィルム幅方向の中央部
から、長手4.0×幅3.5cmの寸法に切り出したものをサン
プルとし、波長λ=590nmにおけるフィルムのレタ
ーデーション及び配向角を自動複屈折計(新王子(株)
製KOBRA-21ADH)を用いて測定した。
【0033】(4)熱寸法変化率 サンプルは、フィルムの幅方向の中央部から、長手方向
と、幅方向にそれぞれ1cm×16cmで切り出し、サ
インペンで端から3cmの位置にそれぞれ、マーキング
を施した。熱寸法変化率は、ギアオーブン(TABAI
社製GHPS−222)で150℃、10分間の条件下
で熱処理した前後のフィルム長手方向、幅方向、それぞ
れのマーキングの間隔を万能投影機(77−7ニコン社
製E04)で測長することにより求めた。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれに限られるものではない。
【0035】[実施例1]通常のポリエチレンテレフタ
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティ
ングドラムで冷却固化した後、86℃に加熱したロール
とラジエーションヒーターによってフィルムを加熱し
て、延伸することにより長手方向に2.8倍延伸し、続
いてテンターにて幅方向に100℃で2.96倍延伸
し、次いで110℃で1.25倍で幅方向に延伸し、さ
らに該テンターの後続する熱処理ゾーン4室を段階的に
140、180、205、230℃で熱処理し、最後に
150℃で5%程度の弛緩熱処理を施すことにより厚み
23μmのポリエステルフィルムを得た。
【0036】[実施例2]通常のポリエチレンテレフタ
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティ
ングドラムで冷却固化した後、予熱温度が116℃で、
123℃に加熱したロールとラジエーションヒーターに
よって長手方向にフィルムを1.03倍、1.64倍、
1.1倍、2.59倍と複数回延伸することにより全体
で4.8倍延伸し、続いてテンターにて幅方向に110
℃で4.1倍延伸し、さらに該テンターの後続する熱処
理ゾーンで200℃で熱処理し、110℃で3%の弛緩
熱処理を施すことにより厚み14.8μmのポリエステ
ルフィルムを得た。
【0037】[実施例3]通常のポリエチレンテレフタ
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティ
ングドラムで冷却固化した後、予熱温度が117℃で、
123℃に加熱したロールとラジエーションヒーターに
よって長手方向にフィルムを1.05倍、1.51倍、
1.1倍、2.59倍と複数回延伸することにより全体
で4.5倍延伸し、続いてテンターにて幅方向に110
℃で4.1倍延伸し、さらに長手方向に105℃で1.
01倍延伸し、続いて第2テンターの熱処理ゾーンで2
08℃で熱処理し、110℃で3.5%の弛緩熱処理を
施すことにより厚み14.6μmのポリエステルフィル
ムを得た。上記実施例1〜3の特性を各種評価した結果
を表1に示す。
【0038】[比較例1]通常のポリエチレンテレフタレ
ートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラムで冷却固化した後、予熱温度が114℃で、1
18℃に加熱したロールとラジエーションヒーターによ
って長手方向にフィルムを1.16倍、1.06倍、
2.81倍と複数回延伸することにより全体で3.45
倍延伸し、続いてテンターにて幅方向に100℃で3.
6倍延伸し、さらに、もう一度135℃に加熱したロー
ルによって長手方向に1.56倍延伸し、第2のテンタ
ーに導入して熱処理ゾーンで205℃で熱処理し、12
0℃で3%の弛緩熱処理することによりポリエステルフ
ィルムを得た。
【0039】[比較例2]通常のポリエチレンテレフタ
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティ
ングドラムで冷却固化した後、まず90℃に加熱したロ
ールによってフィルムを加熱して長手方向に3.3倍延
伸し、続いてテンターにて幅方向に95℃で3.33倍
延伸し、さらに該テンターの後続する熱処理ゾーンで2
30℃で熱処理することにより厚み27μmのポリエス
テルフィルムを得た。
【0040】[比較例3]通常のポリエチレンテレフタ
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティ
ングドラムで冷却固化した後、まず100℃に加熱した
ロールとラジエーションヒーターによってフィルムを長
手方向に2.5倍延伸し、続いてテンターにて幅方向に
85℃で3.95倍延伸し、さらに該テンターで140
℃で熱処理をし、大気温度で冷却した後、続いて第2テ
ンターの熱処理ゾーン3室を段階的に130、180、
220℃まで昇温しながら熱処理することにより厚み3
0μmのポリエステルフィルムを得た。
【0041】上記比較例1〜3の特性を各種評価した結
果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明のポリエステルフィルムを偏光フ
ィルム貼り合わせ用に用いると、偏光板検査時におい
て、透過光が視覚的に青もしくは青紫に感じることがで
きるので、この色調の透過光背景色が偏光板の異物や欠
点を浮き出させるように作用し、検査性が向上するもの
である。このように、本発明によると、異物混入や欠陥
を見落とす原因である光干渉色を改善し、昜検査性に優
れた偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルムを
得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 偏光板の構成を例示する図である。
【図2】 クロスニコル法による目視検査の方法を説明
する図である。
【符号の説明】
1:偏光フィルム 2:表面保護フィルム 3:粘着剤層 4:離型フィルム 5:偏光子 6:ポリエステルフィルム 7:検光子 8:白色光源 9:検査する人の目の位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 67:00 C08L 67:00 Fターム(参考) 2G020 AA08 DA02 DA03 DA05 DA12 DA15 DA21 DA66 2G051 AA41 AB01 AB02 BA11 BB20 CA11 CB02 CC20 EA17 2H049 BA01 BB44 BB51 BC14 BC21 2H091 FA08X FA08Z FA11X FA11Z FC09 KA10 LA03 LA12 LA16 LA17 4F071 AA43 AA46 AF31 AF31Y AF61 AF61Y AH19 BA01 BB06 BB08 BC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光フィルムと貼り合わせて用いられる
    偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルムであっ
    て、該ポリエステルフィルムを、吸収軸が互いに直交す
    るように配置された2枚の偏光フィルムの間に配置し
    て、白色光の照射により得られる透過光のスペクトル
    が、色度図においてxが0.35以下かつ、yが0.3
    以下を満たす領域にある青もしくは紫色系統に色づいて
    いることを特徴とする偏光フィルム貼り合わせ用ポリエ
    ステルフィルム。
  2. 【請求項2】 150℃で10分間の熱処理条件でのフ
    ィルム長手方向、幅方向の熱収縮率がそれぞれ3%以下
    である請求項1記載の偏光フィルム貼り合わせ用ポリエ
    ステルフィルム。
  3. 【請求項3】 下記(1)式で示されるレターデーショ
    ン(Re)が420nm以上660nm以下である請求
    項1または2に記載の偏光フィルム貼り合わせ用ポリエ
    ステルフィルム。 Re=Δn・d ………式(1) (ただし、式(1)で、Δnは、波長λ=590nmに
    おけるフィルム面内方向の複屈折であり、dはフィルム
    の厚み(nm)である。)
  4. 【請求項4】 下記(1)式で示されるレターデーショ
    ン(Re)が1000nm以上1250nm以下である
    請求項1または2に記載の偏光フィルム貼り合わせ用ポ
    リエステルフィルム。 Re=Δn・d ………式(1) (ただし、式(1)で、Δnは、波長λ=590nmに
    おけるフィルム面内方向の複屈折であり、dはフィルム
    の厚み(nm)である。)
  5. 【請求項5】 ポリエステルフィルムは、表面に離型処
    理されて用いられるものである請求項1〜4のいずれか
    に記載の偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィル
    ム。
  6. 【請求項6】 ポリエステルフィルムが、ポリエチレン
    テレフタレートフィルムである請求項1〜5のいずれか
    に記載の偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィル
    ム。
JP2000388487A 2000-12-21 2000-12-21 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム Expired - Fee Related JP4635335B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000388487A JP4635335B2 (ja) 2000-12-21 2000-12-21 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000388487A JP4635335B2 (ja) 2000-12-21 2000-12-21 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002189125A true JP2002189125A (ja) 2002-07-05
JP4635335B2 JP4635335B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=18855205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000388487A Expired - Fee Related JP4635335B2 (ja) 2000-12-21 2000-12-21 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4635335B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071633A (ja) * 2004-08-06 2006-03-16 Tomoegawa Paper Co Ltd 光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法
JP2011034113A (ja) * 2010-11-05 2011-02-17 Sharp Corp 液晶表示装置
WO2011043131A1 (ja) * 2009-10-09 2011-04-14 東洋紡績株式会社 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム
JP2011104888A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Toyobo Co Ltd 偏光板保護用または位相差板保護用ポリエチレンテレフタレートフィルム
JP2011252048A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Mitsubishi Plastics Inc 偏光板保護用ポリエステルフィルム
WO2014024821A1 (ja) * 2012-08-06 2014-02-13 三菱レイヨン株式会社 アクリル樹脂フィルムおよび再帰反射シート
JP2016006530A (ja) * 2015-08-10 2016-01-14 東洋紡株式会社 偏光板
WO2016147767A1 (ja) * 2015-03-13 2016-09-22 東レ株式会社 光学用ポリエステルフィルム及びそれを用いた偏光板
JP2016200835A (ja) * 2016-08-10 2016-12-01 東洋紡株式会社 偏光板
CN107064155A (zh) * 2017-03-10 2017-08-18 深圳中兴创新材料技术有限公司 一种锂离子电池隔膜的检测方法和装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063664A (ja) * 1992-06-19 1994-01-14 Toyobo Co Ltd 偏光板用離型フイルム
JPH08294988A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Teijin Ltd 離型フイルム
JPH09314782A (ja) * 1996-06-04 1997-12-09 Teijin Ltd 離型フイルム
JP2000171636A (ja) * 1998-09-28 2000-06-23 Konica Corp 偏光板
JP2000206333A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Okura Ind Co Ltd 偏光板および楕円偏光板

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063664A (ja) * 1992-06-19 1994-01-14 Toyobo Co Ltd 偏光板用離型フイルム
JPH08294988A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Teijin Ltd 離型フイルム
JPH09314782A (ja) * 1996-06-04 1997-12-09 Teijin Ltd 離型フイルム
JP2000171636A (ja) * 1998-09-28 2000-06-23 Konica Corp 偏光板
JP2000206333A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Okura Ind Co Ltd 偏光板および楕円偏光板

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071633A (ja) * 2004-08-06 2006-03-16 Tomoegawa Paper Co Ltd 光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法
JP4528689B2 (ja) * 2004-08-06 2010-08-18 株式会社巴川製紙所 光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法
WO2011043131A1 (ja) * 2009-10-09 2011-04-14 東洋紡績株式会社 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム
JP2011099089A (ja) * 2009-10-09 2011-05-19 Toyobo Co Ltd 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム
JP2012032819A (ja) * 2009-10-09 2012-02-16 Toyobo Co Ltd 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる偏光子保護フィルム
JP2011104888A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Toyobo Co Ltd 偏光板保護用または位相差板保護用ポリエチレンテレフタレートフィルム
JP2011252048A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Mitsubishi Plastics Inc 偏光板保護用ポリエステルフィルム
JP2011034113A (ja) * 2010-11-05 2011-02-17 Sharp Corp 液晶表示装置
WO2014024821A1 (ja) * 2012-08-06 2014-02-13 三菱レイヨン株式会社 アクリル樹脂フィルムおよび再帰反射シート
US9817154B2 (en) 2012-08-06 2017-11-14 Mitsubishi Chemical Corporation Acrylic resin film and retroreflective sheet
WO2016147767A1 (ja) * 2015-03-13 2016-09-22 東レ株式会社 光学用ポリエステルフィルム及びそれを用いた偏光板
CN107108927A (zh) * 2015-03-13 2017-08-29 东丽株式会社 光学用聚酯膜及使用了该光学用聚酯膜的偏振板
JPWO2016147767A1 (ja) * 2015-03-13 2017-12-21 東レ株式会社 光学用ポリエステルフィルム及びそれを用いた偏光板
CN107108927B (zh) * 2015-03-13 2020-09-01 东丽株式会社 光学用聚酯膜及使用了该光学用聚酯膜的偏振板
JP2016006530A (ja) * 2015-08-10 2016-01-14 東洋紡株式会社 偏光板
JP2016200835A (ja) * 2016-08-10 2016-12-01 東洋紡株式会社 偏光板
CN107064155A (zh) * 2017-03-10 2017-08-18 深圳中兴创新材料技术有限公司 一种锂离子电池隔膜的检测方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4635335B2 (ja) 2011-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4644916B2 (ja) 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム
TWI300856B (ja)
TWI272426B (en) Polarizing plate and liquid crystal display employing the same
JP4337345B2 (ja) 偏光板及びそれを用いた液晶表示装置
JP4374859B2 (ja) 偏光膜用支持体フィルムおよび偏光板
JP5177769B2 (ja) 離型フィルム用2軸延伸ポリエステルフィルム及びこれを用いた離型フィルム
TWI805917B (zh) 偏光板及液晶顯示裝置
JP4691842B2 (ja) 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム
JP3403859B2 (ja) 離型フイルム
TWI809081B (zh) 積層薄膜及顯示裝置
JP4639435B2 (ja) 離型フィルム用二軸配向ポリエステルフィルム
JPH09314782A (ja) 離型フイルム
JP4635335B2 (ja) 偏光フィルム貼り合わせ用ポリエステルフィルム
CN105531610A (zh) 液晶显示装置、偏光板和偏振片保护膜
JP2003231214A (ja) 離型フイルム
CN111869323B (zh) 电致发光显示装置
JPH07101026A (ja) 偏光特性の改善された積層体およびそのための離型フイルム
JP2022048363A (ja) 偏光子保護用ポリエステルフィルム、偏光板及び液晶表示装置
KR20140113700A (ko) 액정표시장치, 편광판 및 편광자 보호 필름
JP2004042318A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP2001329078A (ja) 離型フィルム
CN112805603B (zh) 液晶显示装置、偏光板和偏振片保护薄膜
JP2010234617A (ja) 光学用二軸配向ポリエステルフィルム
JP4724955B2 (ja) ポリエステルフィルムの製造方法及びポリエステルフィルム
JP2001353775A (ja) ポリエステルフィルムの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4635335

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees