JP2002188780A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
    • F16L33/22Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts
    • F16L33/223Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts the sealing surfaces being pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L33/224Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts the sealing surfaces being pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts a clamping ring being arranged between the threaded member and the connecting member

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、合成樹脂等のホースのホースコネ
クタであって、スリーブを容易に取外しできるホースコ
ネクタを提供する。 【解決手段】 本発明は、ニップルの回動頭部1aの右
側に袋ナット用のナットネジ1cとホースを挿入するホ
ース差込筒体2が形成してあると共に円周状に拡開溝3
が形成してある。又、袋ナット10Aの内面には螺旋凹
凸部10eが、スリーブ5Bには平坦傾斜状の被押圧部
5eが形成してあるので、袋ナット10Aを緩めること
により、袋ナット10Aとスリーブ5Bを取り外すこと
ができ、ホースコネクタの再利用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースやチューブ
に使用するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタとして、ホースコネクタ
について、その接続断面を示す図10を参照して説明す
ると、ホースコネクタ100は、ニップル111とスリ
ーブ112及び袋ナット110で構成してあって、合成
樹脂等で製作のホース101を結合する。ニップル11
1には、スパナ用の回動頭部111aが形成してあり、
その左側には機器取付け用の機器ネジ111bが、一方
の右側には袋ナット用のナットネジ111cと、ホース
差込筒体115が形成してある。尚、このホース差込筒
体115の外面には、ホース101の脱抜防止を図るた
めに、円周方向に凸部115aが形成してある。
【0003】又、スリーブ112は合成樹脂やゴム等の
弾性体であり、そのスリーブ112の内面112aは、
ホース101の外面に嵌合可能に形成してある一方、ス
リーブの外面112bも、袋ナット110に嵌合可能に
形成してあるが、その右側には袋ナット110を介して
押圧可能に、傾斜状の押圧部112cが形成してある。
【0004】前記袋ナット110の左側内面には、前記
ニップル111に形成のナットネジ111cに螺合する
内ネジ110aが形成してあると共に、右側内面には前
記スリーブ112に形成の押圧部112cを介して、ス
リーブ112を内周方向に押圧可能な傾斜状の被押圧部
110cが形成してある。そして、合成樹脂等のホース
101は、スリーブ112を介して袋ナット110を締
め付けると、スリーブ112の右側の外面に形成の押圧
部112cによって、内径方向に縮小して、ホース差込
筒体115に密着結合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記構成のコネクタ
は、ホースをクランプする箇所が1箇所であるために、
引っ張り強度が弱いし、又、合成樹脂等のホースは弾性
力が弱く、経年変化によって、クランプ力が弱まり、漏
洩の原因となり、経済的なロスを招来している。又、従
来のコネクタでホースを接続した後、袋ナットを緩め
て、ホースを外してスリーブを抜くとき、そのスリーブ
はホースに密着して容易に取り外すことができないとい
う課題があるし、袋ナットで締め付けるとき、スリーブ
も一緒になって回動する、所謂、共廻りが生じ、うまく
締め付けができないという課題がある。又、ホース差込
筒体115に垂直状のOリング溝を形成し、Oリングを
介してシールをする構造の場合には、ホースを挿入する
とき、OリングがOリング溝から離脱して、うまくシー
ルができないという問題がある。そこで、本発明は、か
かる不都合を解消するコネクタを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のコネクタは、
例えば、図3に示すように、ニップル1Aの回動頭部1
aの右側に袋ナット用のナットネジ1cとホースを挿入
するホース差込筒体2が形成してあると共に円周状に拡
開溝3が形成してある。そして、袋ナット10Cで締め
付けると、ホース101とスリーブ5Bが拡開溝3に密
着挿入されると同時に、その袋ナットの右側の内面に螺
旋溝を形成の螺旋凹凸部10eは、スリーブ5Bの右側
の外面に形成の平坦傾斜状の被押圧部5eに係合して
(乗り上げて)、スリーブ5Bを内径方向に縮小させ
る。
【0007】このとき、袋ナット10Cを回転しながら
前進させると、スリーブ5Bはホース101を締め付け
ていくので、スリーブの内面とホースの外面、及び、ス
リーブの外面と袋ナットの内面に摩擦力が生ずる。しか
し、袋ナット10Cの右側の内面に形成の螺旋凹凸部1
0eがスリーブ5Bに係合する際、その接触面積は小さ
いので摩擦力も小さく、又、その螺旋凹凸部10eはネ
ジ状であるので、スリーブに乗り上げた後も、袋ナット
を回すと、袋ナットを前進させる作用も果たし、簡便に
袋ナットを締め付けることができると共に、スリーブを
内径方向に縮小させて漏洩防止を図ることができる。
又、袋ナット10Cの内面に螺旋溝を形成の螺旋凹凸部
10eと、スリーブに形成の被押圧部5eとは、組み付
け時には嵌合状態であるが、ニップル1Aにねじ込まれ
ている袋ナット10Aを緩めることにより、スリーブの
平坦傾斜状の被押圧部5eと袋ナットの内面に形成の螺
旋凹凸部10eは簡単に離脱して、袋ナット10Cとス
リーブ5Bを取り外すことができ、コネクタの再利用が
可能となる。
【0008】請求項2のコネクタは、例えば、図8、図
9に示すように、ニップル1Bの回動頭部1aの右側に
袋ナット用のナットネジ1cとホースを挿入するホース
差込筒体2が形成してあると共に、円周状に拡開溝3が
形成してある。又、スリーブ5Dの外周面には凹凸68
が形成してある。そして、袋ナット10Bの左側にはナ
ットネジ1cに螺合する内ネジ10aが形成してあると
共に、右側には、内面が平坦傾斜状のスリーブ押え体6
0Aが回転可能に内挿してある。このコネクタは、スリ
ーブ5Dの外周面に形成の凹凸68によって、袋ナット
10Bを締め付けるとき、当たり面積が少ないので、小
さな締め付け力で組み立てができる。
【0009】又、請求項3のコネクタは、図4(B)
(D)に示すように、ニップル1Bの回動頭部の右側の
周状には凹部52(又は突部55)が形成してあると共
に、袋ナット用のナットネジ1cとホースを挿入するホ
ース差込筒体2が形成してある。また、スリーブ5Cに
は、ニップル1Bに形成の凹部52(又は突部55)に
嵌合可能な突部55(又は凹部52)が形成してある。
そのため、袋ナットを廻しても、凹部52と突部55が
嵌合状態であるので、スリーブ5Cは回転せず、所謂、
共廻りを防止でき、堅固に締め付けることができる。
【0010】請求項4のコネクタは、例えば、図4
(C)に示すように、スリーブ5Cの内面に周突起5a
が形成してあるので、スリーブの内面とホースの外面が
より密着状態になって、より確実に、漏洩を防止するこ
とができると共に結合強度の増加を図ることができる。
請求項5のコネクタは、ニップル1のホース差込筒体2
の外周に、ホース挿入側から後側に向けて、傾斜状のO
リング溝50aを形成することによって、ホースを挿入
するとき、Oリング50は傾斜状のOリング溝50aに
挿入される状態になって、Oリング溝50aからの離脱
をなくすことができる。
【0011】請求項6のコネクタは、例えば、図4
(F)と図6(A)に示すように、袋ナット10Bを締
め付けることによってスリーブ押え体60Aを移動させ
て、ホースに挿通のスリーブ5Cを介してホースを締め
付ける構造であり、袋ナット10Bの端部に係止爪63
を形成し、スリーブ押え体60Aに係止爪63を受け止
め可能な凹部67が形成してある。そこで、袋ナット1
0Bを締め付けるとスリーブ押え体60Aを移動させな
がら、スリーブ5Cを内径方向に押圧してホースに密着
させることができる。一方、袋ナット10Bを緩める
と、スリーブ押え体60Aは袋ナット10Bと共に取り
外すことができるので、スリーブ5Cをホースから容易
に取り外すことができる。
【0012】又、請求項7のコネクタは、例えば、図1
3(A)に示すように、袋ナット301Bを介してスリ
ーブ押え体303Bを移動させて、ホース101に挿通
のスリーブ302でホースを締め付ける構造であり、ス
リーブ押え体303Bの外周面には段差部205dと凹
部205eが形成してあり、袋ナット301Bの内周面
には、前記段差部205dに嵌合可能な凸部210d
と、凹部205eに挿入可能な尖塔体210eが形成し
てある。そこで、袋ナットを締め付けるとスリーブ押え
体303Bは移動しながらスリーブ302を内径方向に
押圧してホースに密着させる。一方、袋ナット301B
を緩めると、スリーブ押え体303Bは袋ナットと共に
取り外すことができるので、スリーブをホースから容易
に取り外すことができる(図13(B))。
【0013】請求項8のコネクタは、例えば、図15
(B)に示すように、袋ナット210を介してルーズリ
ング205を移動させて、ケーブル240に挿通のシー
ル部材202を締め付ける構造であり、ルーズリング2
05の外周面には凹部205gと尖塔体205fを形成
し、袋ナット210の内周面には、前記凹部205gに
嵌合可能な凸部210gが形成してあると共に、尖塔体
205fが挿入可能な凹部210fが形成してある。こ
の構造の袋ナット210、ルーズリング205及びシー
ル部材202においても、袋ナット210を緩めると、
ルーズリング205は袋ナット210と共に取り外すこ
とができるので、シール部材202をケーブルから容易
に取り外すことができる。
【0014】請求項9のコネクタは、例えば、図14
(A)に示すように、袋ナット210を介してルーズリ
ング205を移動させて、ケーブル240に挿通のシー
ル部材202を締め付ける構造であり、袋ナット210
の内周面には凸部210hを形成し、ルーズリング20
5外周面には凸部210hを係止可能な凹溝205hが
形成してある。この構造の袋ナット210、ルーズリン
グ205及びケーブル240においても、袋ナット21
0を緩めると、ルーズリング205は袋ナット210と
共に取り外すことができるので、シール部材202をケ
ーブルから容易に取り外すことができる。
【0015】
【発明の実施の態様】(第1の実施の形態)本実施の形
態のコネクタとしてホースコネクタを取り上げ、図面を
参照して説明すると、図1(A)はニップルの正面断面
図、図1(B)はスリーブの正面断面図、図1(Bー
1)〜図1(Bー3)はA〜A断面図、図1(Bー4)
と図1(Bー5)はB〜B矢視図、図1(C)は袋ナッ
トの正面断面図である。又、図2(A)(B)(C)は
合成樹脂等で製作のホース101を接続する過程を示す
図である。
【0016】金属等で製作の筒状のニップル1Aのほぼ
中央には、スパナ用の回動頭部1aが形成してあり、そ
の回動頭部1aの左側には、機器取付け用の機器ネジ1
bが形成してある一方、その右側にはホース101を差
し込む円筒状のホース差込筒体2が延設してある。ま
た、そのホース差込筒体2の外周には、ホース101の
内径に嵌合可能に、ホースの内径より僅かに大きい程度
の突起2aが形成してあり、ホース101の滑り止め作
用をなす。尚、ニップル1Aの左側における機器の取付
け方法は、前記機器ネジ1b形式の他、バンド等を介し
て結合すればよく、機器の種類に適宜対応させる。
【0017】回動頭部1aの右部には、後記するスリー
ブ5Aを固定する袋ナット10A用のナットネジ1cが
形成してあり、その回動頭部1aの右側部1dには、上
テーパ部3aと下テーパ部3bで断面を台形状に形成の
拡開溝3が円周状に形成してある。尚、前記拡開溝3
に、ホース101の先端部101aが挿入されると、そ
の先端部101aは前記下テーパ部3bと密着して拡開
状態になり、ホース101の内面と下テーパ部3bはよ
り密着状態になり、漏洩防止の向上と脱抜防止を図るこ
とができる。従って、この拡開溝3の断面形状は、係る
目的を達する形状、例えば、おわん型等であってもよ
い。
【0018】次に、図1(B)(正面断面図)に示すス
リーブ5Aについて説明すると、この筒状の合成樹脂、
ゴム等で製作のスリーブ5Aの外面には、前記ニップル
1Aの右側部1dに当接可能な突起5bが形成してあ
り、その右側には、後述する袋ナット10Aに形成の押
圧部10bに対応する被押圧部5cが右下がり傾斜状に
形成してあり、更に右側の延設部には平坦な円筒部5d
が形成してある。一方、スリーブ5Aの内面には、ホー
ス101の外面に食い込み(密着)易くするために、山
型のピッチが荒く、その角度は80゜以上が望ましい、
周突起5aが形成してある。
【0019】また、スリーブ5Aは、リング状に形成し
てもよいが、A〜A断面を示す図1(Bー1)に示すよ
うに、円周状の一部を円の中心方向に切断したカット部
22(22A)で開口可能に形成することが望ましく、
このスリーブ5Aをホース101へ装着するとき、その
カット部22で開口して、ホース101に装着すればよ
いので、簡便に装着できると共に、ホース101の内径
方向への締め付け力を増すことができる。
【0020】尚、前記カット部22の形状は、円の中心
方向に切断したカット部22Aの他に、傾斜状に形成の
カット部22B(図1(Bー2))、段差状に形成のカ
ット部22C(図1(Bー3))等、種々の形状であっ
てもよいし、そのカット部22は、B〜B矢視図である
図1(Bー4)に示すように、前後縁に対して垂直に、
又は、傾斜状に形成してもよい(図1(Bー5))。
【0021】次に、図1(C)を参照して袋ナット10
Aについて説明すると、金属や硬質樹脂等で形成の袋ナ
ット10Aの左側の内面には、前記ニップル1Aに形成
のナットネジ1cに螺合する内ネジ10aが形成してあ
ると共に、中央部の内面には、前記スリーブ5Aに形成
の被押圧部5cを内径方向に押圧する平行部10dと、
更に、前記スリーブ5Aの平坦な円筒部5dを内径方向
に押圧すると同時にスリーブ5Aの円筒部5dに乗り上
げ易くするための傾斜状の押圧部10b、更には、スリ
ーブ5Aを内径方向に押圧しながら前進(左側方向)さ
せる作用をなす内径の螺旋凹凸部10cが形成してあ
る。
【0022】次に、前記構成のホースコネクタを使用し
てホース101を結合する方法について、図2(A)
(B)(C)を参照して説明する。先ず、ホース先端部
101aから袋ナット10Aを挿入し、その後に、スリ
ーブ5Aを装着するが、リング状のスリーブ5Aを使用
すると、内面に形成の周突起5aによる回転摩擦が生じ
て装着するのに困難をきたすが、図1(B)に示す、円
周状の一部にカット部22A、22B、22Cが形成し
てあるスリーブ5Aを使用すると、そのカット部22
A、22B、22Cを開けることによって、簡便に装着
できる。
【0023】そして、ホースの先端部101aをホース
差込筒体2に挿入するが、ホース差込筒体2に形成の突
起2aは、ホース101の内径より僅かに大きな突起で
あるので容易に挿入できる。そして、図2(A)に示す
ように、ホースの先端部101aとスリーブ5Aの先端
部を拡開溝3に挿入してセットする。次に、袋ナット1
0Aの内ネジ10aをニップル1Aのナットネジ1cに
螺合させて締め付けると、袋ナット10Aの内面に形成
の押圧部10bで、スリーブ5Aに形成の円筒部5dを
内径方向に押圧しながら前進(左方向)し、更に、袋ナ
ット10Aの内面中央に形成の平行部10dでスリーブ
5Aの平坦な円筒部5dを内径方向に押圧して縮小させ
るので、そのスリーブ5Aの全体が、内径方向に縮小
し、ホース101の外面に幅広く密着して脱抜防止と漏
洩防止を図ることができる。
【0024】尚、前記袋ナット10Aの右側には螺旋凹
凸部10cが形成してあるので、スリーブ5Aとは接触
面積は少なく、袋ナット10Aの回転による螺旋凹凸部
10cとスリーブ5Aの摩擦力は極めて小さいし、又、
その螺旋凹凸部10cはネジ状であるので、スリーブ5
Aに乗り上げた後も、袋ナット10Aを回すと、袋ナッ
ト10Aを前進させる作用も果たし、簡便に袋ナット1
0Aを締め付けることができると共に、スリーブ5Aを
内径方向に縮小させて漏洩防止を図ることができる。
【0025】そして、前記袋ナット10Aの締め付けに
よって、ホースの先端部101aは、拡開溝3の下テー
パ部3bによって、拡開状態になってシール性を発揮す
ると共に、脱抜防止を図ることができる。更に、スリー
ブ5Aに形成の周突起5aによって、ホース101の内
周が密着状態になって、より確実に、漏洩を防止するこ
とができる。以上のように、袋ナット10Aに螺旋凹凸
部10cを形成することによって、袋ナット10Aの回
転トルクは減少するので簡便に締め付けができ、且つ、
ホース101の脱抜と漏洩を防止できる。
【0026】(第2の実施の形態)本実施の形態は、前
記第1の実施の形態におけるスリーブ5Bと袋ナット1
0Cを異にし、ニップル1Aは同じである。コネクタの
結合状態の正面断面を示す図3(A)、スリーブ5Bの
正面断面を示す図3(B)、袋ナット10Cの正面断面
を示す図3(C)を参照して説明し、前記第1の実施の
形態と同じ作用をする箇所について同じ符号を付して説
明を略す。
【0027】スリーブ5Bの外面には、前記ニップル1
Aの右側部1dに当接可能な突起5bが形成してあると
共に、その右側には、図1(B)に示すスリーブ5Aと
異なり、後述する袋ナット10Cに形成の螺旋溝の螺旋
凹凸部10eに対応する被押圧部5eが、平坦に、右下
がり傾斜して形成してある。又、スリーブ5Bの内面に
は、ホース101の外面に食い込み(密着)易くするた
めに、山型のピッチは荒く、その角度は80゜以上が望
ましい、周突起5aが形成してある。尚、この山型のピ
ッチが細かいと、ホース101に食い込まないので、食
い込み可能な荒いピッチに形成する。又、袋ナット10
Cの左側の内面には、前記ニップル1Aに形成のナット
ネジ1cに螺合する内ネジ10aが形成してあると共
に、右内面には前記スリーブ5Bを内径方向に押圧しな
がら前進(左側方向)させる作用をなす螺旋溝の螺旋凹
凸部10eが、前記スリーブ5Bの外面に形成の平坦傾
斜状の被押圧部5eに対応して、傾斜状に形成してあ
る。
【0028】そして、前記スリーブ5Bと袋ナット10
Cによって、ホース101のシール性と脱抜防止を図る
ことができることは前記第1の実施の形態と同じであ
る。また、袋ナット10Cを緩めてホース101を取り
外し、ホース101に嵌合のスリーブ5Bを抜くときに
は、スリーブ5Bに形成の平坦傾斜状の被押圧部5eと
袋ナット10Cの内面に螺旋溝を傾斜状に形成の螺旋凹
凸部10eによって、容易に取り外すことができる。
【0029】(第3の実施の形態)本実施の形態は、ス
リーブ5Cの共廻りを防止する機構を備えたホースコネ
クタであり、図4〜図7を参照して説明する。尚、図4
(A)はニップルの正面断面図、図4(B)はニップル
の右側面図、図4(C)はスリーブの正面断面図、図4
(D)はスリーブの左側面図、図4(E)はスリーブの
部分斜視図、図4(F)は袋ナットの正面断面図、図5
はホース差込筒体の外周に形成のOリング溝の拡大図、
図6(A)はコネクタの結合状態の正面断面図、図6
(B)は異なる形状のスリーブを使用するコネクタの結
合状態の正面断面図、図7は種々のスリーブの図であ
る。又、前記第1、2の実施の形態における同じ作用を
する部品箇所には同じ符号を附して説明を略す。
【0030】金属等で製作の筒状のニップル1Bのホー
ス差込筒体2の外周には、図4(A)、図5に示すよう
に、漏洩防止のOリング50を装着可能なOリング溝5
0aが形成してある。尚、このOリング溝50aの詳細
形状は、図5に示すように、ホースの挿入側(右側)か
ら後(左側)にかけて傾斜状にOリング溝50aを形成
してあるので、ホース101を挿入すると、Oリング5
0はOリング溝50aに挿入状態になって、Oリング溝
50aから外れない。尚、前記Oリング溝50aの傾斜
角は、ホースを挿入してもOリング50が外れない角度
であり、Oリング50の突出量を考慮して選定する。
【0031】又、図4(A)(B)に示すように、回動
頭部1aの右部には、後記する袋ナット10Bを固定す
るナットネジ1cが形成してあると共に、スリーブ5C
に形成の突部55を嵌合可能な半楕円状の凹部52が周
状に4個形成してある。尚、この凹部52の個数は任意
である。スリーブ5Cは、図4(C〜E)に示すよう
に、円周状の一部を円の中心方向に切断したカット部2
2で開口可能に形成してあると共に、前記ニップル1B
に形成の凹部52に嵌合可能な突部55が形成してあ
り、その右外周面には、後述のスリーブ押え体60Aの
内面60aの右下がり傾斜状に対応して、平坦に、右下
がり傾斜状の被押圧部5eが形成してある。尚、周突起
5aには、ホース101に食い込み可能なピッチの荒い
凹凸が形成してある。
【0032】又、袋ナット10Bは、図4(F)に示す
ように、前記ニップル1Bに形成のナットネジ1cに螺
合する内ネジ10aが形成してあると共に、右部の内周
部には段差65が形成してあると共に、右端部の外周に
は、スリーブ5Cを容易に締め付けることを可能にする
ために内挿するスリーブ押え体60Aを、回転可能(ル
ーズ)に固定する係止爪63が形成してある。スリーブ
押え体60Aの内面60aは、前記スリーブ5Cの外面
に、平坦で傾斜状に形成の被押圧部5eに対応して傾斜
状に形成してあり、外面には袋ナット10Bに形成の前
記段差65に対応可能な段差65aが形成してあると共
に、係止爪63を受け止め可能な凹部67が形成してあ
る。そのため、スリーブ押え体60Aを袋ナット10B
に嵌挿すると、係止爪63によって凹部67を介して排
出方向に生ずる力は、前記段差65、65aによって停
止され、スリーブ押え体60Aは回動可能に、前記袋ナ
ット10Bと一体となって装着される。
【0033】次に、前記構成のニップル1B、スリーブ
5C、スリーブ押え体60A及び袋ナット10Bを用い
て、ホース101を装着する過程について説明すると、
先ず、ホース101に、袋ナット10Bとスリーブ押え
体60Aを一体化したものを装着すると共に、スリーブ
5Cを装着する。そして、ニップル1Bのホース差込筒
体2にホース101を挿入した後に、ニップル1Bに形
成の凹部52にスリーブ5Cの突部55を嵌合して、ス
リーブ5Cを取付け、袋ナット10Bを廻して締め付け
る。
【0034】この時、スリーブ5Cに形成の突部55と
ニップル1Bに形成の凹部52が嵌合状態であるので、
スリーブ5Cの回転は阻止されて(所謂、共廻りが阻止
され)、スリーブ押え体60Aを介してOリング50や
スリーブ5C等を堅固に締め付けることができ、ホース
101の脱抜防止と漏洩防止を図ることができる(図6
(A))。一方、袋ナット10Bを緩めてホース101
を取り外すときには、スリーブ5Cと嵌合状態のスリー
ブ押え体60Aは、袋ナット10Bを緩めることによ
り、袋ナット10Bと共に右方向に移動して、スリーブ
5Cと離脱するので、容易に、袋ナット10Bとスリー
ブ5Cを取り外すことができ、且つ、コネクタの再利用
ができる。
【0035】尚、前記のスリーブ5Cとニップル1Bの
形状と異なり、スリーブ5Cに凹部52を、ニップル1
Bに突部55を形成してもよい。又、図6(B)に示す
ように、スリーブ5C’の外面の形状とスリーブ押え体
60Bの内面60aの形状を共に水平状に形成しても、
スリーブ5C’の共廻り防止として有効である。又、前
記スリーブ5C、5C’は、図4(D)に示すように、
円周状の一部を円の中心方向に切断したカット部22で
開口可能に形成してあり、その断面形状は、図1(Bー
1〜Bー3)に示すような形状等である。また、そのス
リーブ5C、5C’の長手方向における切断形状には、
図7(A)〜(E)に示すように、水平状22D(図
A)、傾斜状22E(図B)、途中で角状の凹凸を形成
22F(図C)、途中で丸み状の凹凸を形成22G(図
D)、波形22H(図E)等があり、いずれもホース1
01に簡便に装着できると共に、ホース101の内径方
向への締め付け力を増すことができるので、使用目的を
考慮して、適宜その形状を選択する。
【0036】(第4の実施の形態)本実施の形態におけ
るスリーブ5Dと袋ナット10Bを図8(A)(B)を
参照して説明すると、スリーブ5Dは、前記図4(C)
に示すスリーブ5Cとは、右外周面には、凹凸68を形
成してある点を異にする。尚、ニップル1Bと袋ナット
10B及びスリーブ押え体60Aは、第3の実施の形態
(図4(A)、(F))と同じであるので説明を略す。
そして、前記構成の部品を用いてホース101を装着す
ると、図9(A)に示す状態になり、スリーブ5Dの外
周面に形成の凹凸68によって、袋ナット10Bを締め
付けるとき、当たり面積が少ないので、小さな締め付け
力で組み立てができる。
【0037】又、図8(C)に示すスリーブ5Eは、右
外周面に凹凸68を形成してあるが、突部55の形成が
なく、図1(B)に示す、ニップル1Bの右側部1dに
当接可能な突起5bが形成してある。そのため、このス
リーブ5Eを使用してホース101を結合すると、図9
(B)に示す状態になる。即ち、スリーブ5Eに形成の
突起5bがニップル1Bの右側部1dに当接した状態で
固定される。このスリーブ5Eは、外周面に形成の凹凸
68によって、袋ナット10Bを締め付けるとき、当た
り面積が少ないので、小さな締め付け力で組み立てがで
きるので、スリーブ5Eの回転力が減少し、スリーブの
共廻りを防止できる可能性がある。
【0038】(第5の実施の形態)本実施の形態は、ホ
ースに密着したスリーブの取り外しが容易となる袋ナッ
トとスリーブ押え体の構造についてである。尚、従来の
袋ナット301、スリーブ302、スリーブ押え体30
3の構造について図11(A)(B)を参照して説明す
ると、スリーブ302の内周面には凹凸302aが形成
してあり、ホース101に挿通してあり、外周面には例
斜面302bが形成してある。又、スリーブ押え体30
3の内周面は、スリーブ302の外周面に嵌合可能な形
状に形成してある一方、外周面には段差303aが形成
してある。そして、袋ナット301の内周面には、スリ
ーブ押え体303の外周に嵌合可能に段差が形成してあ
る。
【0039】そして、袋ナット301を締め付けると、
スリーブ押え体303を介して、スリーブ302はホー
ス101の外周に密着して脱抜防止と漏洩防止を図るこ
とができる(図11(A))。一方、袋ナット301を
緩めると、図11(B)に示すように、スリーブ押え体
303はスリーブ302と密着して残り、スリーブ30
2の取り外しが困難となる。
【0040】そこで、ホース101に密着したスリーブ
302の取り外しが容易である図9に示す構造と異なる
袋ナット301A、301Bとスリーブ押え体303
A、303Bについて、図12、図13に提示する。
尚、図12、図13に示す袋ナットとスリーブ押え体以
外の部品は、図9に示すものとほぼ同じであるので、同
じ符号を付して説明を略す。図12(A)に示す袋ナッ
ト301Aの内周面には、凸部301aと凹部301b
が形成してある。一方、スリーブ押え体303Aの外周
面には、前記凸部301aと凹部301bに嵌合可能な
凹部303aと凸部303bが形成してある。そのた
め、袋ナット301Aとスリーブ押え体303Aは一体
となって移動可能となり、袋ナット301Aを緩めたと
きには、スリーブ押え体303Aは袋ナット301Aに
内挿された状態となり、スリーブ302をホース101
から容易に取り外すことができる。尚、スリーブ押え体
303Aの外周面に形成の凸部301aと凹部301b
は、何れか一方であってもよい。
【0041】又、図13(A)に示す構造は、スリーブ
押え体303Bの外周面には、外側に向かって段差部2
05dと凹部205eが形成してある一方、袋ナット3
01Bの内周面には、前記段差部205dに嵌合可能な
凸部210dが形成してあると共に、前記凹部205e
に挿入可能で、凹部205eの右側(外側)に密着可能
な3角状の尖塔体210eが形成してある。そのため、
スリーブ押え体303Bは袋ナット301Bと一体にな
り、袋ナット301Bを締め付けると、スリーブ押え体
303Bは移動しながら、スリーブ302の内周面がホ
ース101に密着結合してシール(漏洩防止)する。一
方、袋ナット301Bを緩めると、スリーブ押え体30
3Bは袋ナット301Bに内挿された状態となり、スリ
ーブ302をホース101から容易に取り外すことがで
きる。
【0042】次に、前記第5の実施の形態における袋ナ
ット301Bとスリーブ押え体303Bを、ケーブルを
シールするシールコネクタ220に適用する例につい
て、図14を参照して説明する。シールコネクタ220
は、ニップル201とシール部材202とルーズリング
205及び袋ナット210で構成してあり、ケーブル2
40をシールコネクタ220に挿入した状態の断面図と
正面図を示す図14(A)、ケーブル240をシールコ
ネクタ220で締め付けた状態の断面図と正面図である
図14(B)を参照して説明する。
【0043】合成樹脂や金属等で製作の筒状のニップル
201のほぼ中央には、スパナ用の回動頭部201aが
形成してあり、その回動頭部201aの左側には、機器
取付け用の機器ネジ201bが形成してある一方、その
右側の外面には袋ナット用のナットネジ201cが形成
してある。又、回動頭部201aの右側の外周には、後
述の袋ナット210の緩み防止用の山型の突体201e
が4箇所に形成してあり、袋ナット210に形成の嵌合
凹凸210cに嵌合可能になっている。又、回動頭部2
01aの右側の内周には、テーパー状の押圧部201d
が形成してあり、後述のシール部材202を挿入可能に
なっている。尚、回動頭部201aの左側にはシール用
のOリング214が装着してあり、図示略のナットを介
して、機器の側板(図示略)に固定したとき、シール
(漏洩防止)作用をする。
【0044】又、シール部材202は合成樹脂やゴム等
で筒状に製作の弾性体であり、シール部材202はケー
ブル240を挿通可能な内径で、内面202aは平坦に
形成してある一方、シール部材202の外面の中央には
1個の凹部202bが形成してあると共に、この凹部2
02bの両側には凸部202c、202cが環状に形成
してある。尚、前記凸部202cはシール部材202の
外面より突出して形成してあり、凹部202bはシール
部材202の外面とほぼ同じ径に形成してある。又、凸
部202c、202cの形状は適宜選定可能であると共
に、必ずしも同形である必要はない。
【0045】前記シール部材202の右側には、ケーブ
ル240を挿通可能な内径のルーズリング205が装着
してあり、このルーズリング205の右外面には、後述
する袋ナット210に形成の凸部210hが嵌合可能な
凹溝205hが形成してあると共に、左内面にはシール
部材202を内径方向に押圧するテーパー状の押圧部2
05bが形成してある。
【0046】又、合成樹脂や金属等で製作の袋ナット2
10の左側内面には、前記ニップル201に形成のナッ
トネジ201cに螺合する内ネジ210aが形成してあ
ると共に、右側には前記ルーズリング205に形成の凹
溝205hに嵌合可能な凸部210hが環状に形成して
ある。従って、ルーズリング205は袋ナット210と
一体に移動するように構成してある。又、袋ナット21
0の左側の内周には、前記ニップル201に形成の突体
201eの外周に嵌合する鋸歯状の嵌合凹凸210cが
環状に形成してある。
【0047】又、前記突体201eを袋ナット210
に、嵌合凹凸210cをニップル201に形成してもよ
いし、これら突体201eと嵌合凹凸210cの形状は
他の形状であってもよく、即ち、嵌合して袋ナット21
0の緩みを防止する形状であればよい。又、突体201
e(ニップル201)と嵌合凹凸210c(袋ナット2
10)の材質は、嵌合可能にするため、少なくとも何れ
か一方を弾性作用がある合成樹脂で製作する。
【0048】次に、前記構成のシールコネクタ220の
使用について説明する。合成樹脂等のケーブル240
は、袋ナット210を締め付けると、図14(B)に示
すように、凹溝205hと凸部210hとによって、ル
ーズリング205は一体となって移動し、シール部材2
02の外周両端面は、ニップル201の内面に形成のテ
ーパー状の押圧部201dとルーズリング205に形成
のテーパー状の押圧部205bとによって、内径方向に
縮小されてケーブル240に密着する。更に、袋ナット
210を締め付けて、ルーズリング205を移動させる
と、シール部材202の外周に形成の凹部202bが潰
されて、凹部202bに対応する中央部202gと両端
部202hが内径方向に膨出して、ケーブル240に密
着結合してシール(漏洩防止)する。
【0049】即ち、シール部材202の外面に形成の凹
部202bと、その両側に形成の凸部202cによっ
て、シール部材202を押し潰しても、シール部材20
2の内面は、ケーブル240の外周に密着するとき、3
箇所に分散して内径方向に膨出して密着結合されるので
ケーブル240への食い込みも少なく、且つ、3箇所で
押圧しているのでケーブル240の脱抜防止とシール性
能の向上を図ることができる。又、袋ナット210を緩
めると、凹溝205hと凸部210hによって、ルーズ
リング205は袋ナット210と一体となって取り外す
ことができるので、シール部材202だけを単独で取り
外すことができる。
【0050】尚、前記袋ナット210に形成の内ネジ2
10aのネジ山の数は、袋ナット210がニップル20
1に当接するまで締め付けると、シール部材202を介
してケーブル240に密着結合可能に選定してあるの
で、袋ナット210の締め付け過ぎを防止でき、締め付
け量の管理が容易である。又、嵌合凹凸210cが突体
201eの外周に嵌合することによって、袋ナット21
0の回転を阻止して、緩みを防止する。
【0051】次に、図15(A)(B)は、図14
(A)に示す袋ナット210とルーズリング205の構
造を異にするものである。図15(A)に示す構造は、
ルーズリング205の外周面には、外側に向かって段差
部205dと凹部205eが形成してある一方、袋ナッ
ト210の内周面には、前記段差部205dに嵌合可能
な凸部210dが形成してあると共に、前記凹部205
eに挿入可能で、凹部205e右側(外側)に密着可能
な3角状の尖塔体210eが形成してある。
【0052】又、図15(B)に示す構造は、ルーズリ
ング205の外周面には、外側に向かって、凹部205
gと、後述する凹部210fに挿入可能で、且つ、凹部
210fの左側(内側)に密着可能な3角状の尖塔体2
05fが形成してある一方、袋ナット210の内周面に
は、前記凹部205gに嵌合可能な凸部210gが形成
してあると共に、前記尖塔体205fが挿入可能な凹部
210fが形成してある。
【0053】これら図15(A)(B)に示すように、
袋ナット210とルーズリング205を形成して、袋ナ
ット210を締め付けると、ルーズリング205は移動
しながら内径方向に押圧されてケーブル240に密着す
ると共に、シール部材202の外周に形成の凹部202
bが潰されて、凹部202bに対応する中央部202g
と両端部202hが内径方向に膨出して、ケーブル24
0に密着結合してシール(漏洩防止)する。又、袋ナッ
ト210を緩めると、ルーズリング205は袋ナット2
10と一体となって取り外すことができるので、シール
部材202だけを単独で取り外すことができる。尚、前
記凹部205eと尖塔体210e、凹部210fと尖塔
体205fの位置は左右逆であってもよいし、それらの
形状は作用効果を満たす限り適宜選定できると共に、ケ
ーブルの他ホース等に適用できる。又、袋ナットとスリ
ーブ押え体、袋ナットとルーズリングが一体となって移
動可能に形成することによって、スリーブ又はシール部
材を容易に取り外しが出来るので、その構造は前記例に
限定されず、凹部の数、尖塔体の数、段差の数等を適宜
選定できる。
【0054】又、本願発明のコネクタは種々の分野に適
用可能であり、前記ニップル、スリーブ、袋ナット、ス
リーブ押え体、ルーズリング等は、前記の形状に限定さ
れず、ホースやケーブル等の材質や耐用圧力等、更に使
用目的によって、前記例示のニップル、スリーブ、袋ナ
ット、ルーズリング等における形状を部分的に採用可能
であると共に、それらの部品形状を適宜組み合せて構成
できることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】請求項1のコネクタは、スリーブに形成
の傾斜状の被押圧部と、その被押圧部に対応して、袋ナ
ットに傾斜状の螺旋凹凸部を形成することによって、組
付けのときの締め付け力が小さく、容易に組み付けるこ
とができるし、装着したホースに嵌挿したスリーブを容
易に取り外すことができる。請求項2のコネクタは、ス
リーブの外周面に形成の凹凸によって、袋ナットを締め
付けるとき、当たり面積が少ないので、小さな締め付け
力で組み立てができる。又、請求項3のコネクタは、ニ
ップルとスリーブに形成の凹部と突部によって、袋ナッ
トを廻しても、スリーブは回転せず、所謂、共廻りを防
止でき、堅固に締め付けることができる。請求項4のコ
ネクタは、スリーブの内面に周突起が形成してあるの
で、スリーブの内面とホースの外面がより密着状態にな
って、より確実に、漏洩を防止することができると共に
結合強度の増加を図ることができる。請求項5のコネク
タは、ニップルのホース差込筒体の外周にホース挿入側
から後側に向けて傾斜状のOリング溝が形成してあるの
で、ホースを挿入するとき、OリングがOリング溝から
離脱するのを防止できる。請求項6〜9のコネクタは、
袋ナットを緩めると、スリーブ押え体(又はルーズリン
グ)は袋ナットと共に取り外しができるので、スリーブ
(又はシール部材)を容易にホース(又はケーブル)か
ら容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に於ける、(A)はニップル
の正面断面図、(B)はスリーブの正面断面図、(Bー
1)〜(Bー3)はA〜A断面図、(Bー4)と(Bー
5)はB〜B矢視図、(C)は袋ナットの正面断面図で
ある。
【図2】(A)(B)(C)は、コネクタによる結合過
程を示す図である。
【図3】第2の実施の形態に於ける、(A)はコネクタ
の結合状態の正面断面図、(B)はスリーブの正面断面
図、(C)は袋ナットの正面断面図である。
【図4】第3の実施の形態に於ける、(A)はニップル
の正面断面図、(B)はニップルの右側面図、(C)は
スリーブの正面断面図、(D)はスリーブの左側面図、
(E)はスリーブの部分斜視図、(F)は袋ナットの正
面断面図である。
【図5】ホース差込筒体の外周に形成のOリング溝の拡
大図である。
【図6】(A)はコネクタの結合状態の正面断面図、
(B)は異なるスリーブを使用のコネクタの結合状態の
正面断面図である。
【図7】(A)〜(E)は種々のスリーブの形態図であ
る。
【図8】第4の実施の形態に於ける、(A)はスリーブ
の正面断面図、(B)は袋ナットの正面断面図、(C)
は他のスリーブの正面断面図である。
【図9】(A)はコネクタの結合状態の正面断面図、
(B)は異なるスリーブを使用のコネクタの結合状態の
正面断面図である。
【図10】従来のコネクタによる結合状態の正面断面図
である。
【図11】(A)は従来のコネクタの正面断面図、
(B)は袋ナットを取り外したときの正面断面図であ
る。
【図12】(A)は第5の実施の形態に於ける正面断面
図、(B)は袋ナットを取り外したときの正面断面図で
ある。
【図13】(A)は他の構造の正面断面図、(B)は袋
ナットを取り外したときの正面断面図である。
【図14】(A)は、ケーブルをシールコネクタに挿入
した状態の断面図と正面図、(B)はケーブルをシール
コネクタで締め付けた状態の断面図と正面図である。
【図15】(A)(B)は、異なる構造の袋ナットとル
ーズリングの断面図である。
【符号の説明】
1(1A、1B) ニップル 1a 回動頭部 2 ホース差込筒体 3 拡開溝 3a 上テーパ部 3b 下テーパ部 5(5A、5B、5C、5C’、5D、5E) スリー
ブ 5a 周突起 5c 被押圧部 5e 被押圧部 10(10A、10B) 袋ナット 10b 押圧部 10c 螺旋凹凸部 10e 螺旋凹凸部 22(22A、22B、22C) カット部 52 凹部 55 突部 101 ホース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニップルのホース差込筒体にホースを挿
    入し、スリーブを介して袋ナットで締め付けるコネクタ
    であって、 前記ニップルの回動頭部の右側には、袋ナット用のナッ
    トネジとホースを挿入するホース差込筒体が形成してあ
    ると共に、円周状に拡開溝が形成してあり、 前記袋ナットの左側には前記ナットネジに螺合する内周
    ネジが形成してあると共に、右側には、前記スリーブの
    外面に形成の平坦傾斜状の被押圧部を押圧するときに係
    合する螺旋凹凸部が形成してあることを特徴とするコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 ニップルのホース差込筒体にホースを挿
    入し、スリーブを介して袋ナットで締め付けるコネクタ
    であって、 前記ニップルの回動頭部の右側には、袋ナット用のナッ
    トネジとホースを挿入するホース差込筒体が形成してあ
    ると共に、円周状に拡開溝が形成してあり、 前記スリーブの外周面には凹凸が形成してあり、 前記袋ナットの左側には前記ナットネジに螺合する内周
    ネジが形成してあると共に、右側には、内面が平坦傾斜
    状のスリーブ押え体が回転可能に内挿してあることを特
    徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 ニップルの回動頭部の右側の周状に凹部
    (又は突部)を形成し、 スリーブに、前記凹部(又は突部)に嵌合可能な突部
    (又は凹部)を形成することを特徴とする請求項1又は
    請求項2のコネクタ。
  4. 【請求項4】 スリーブの内面には周突起が形成してあ
    ることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の
    コネクタ。
  5. 【請求項5】 ニップルのホース差込筒体の外周に、ホ
    ース挿入側から後側に向けて、傾斜状のOリング溝を形
    成することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    1項のコネクタ。
  6. 【請求項6】 袋ナットを締め付けることによってスリ
    ーブ押え体(又はルーズリング)を移動させて、ホース
    (又はケーブル等)に挿通のスリーブ(又はシール部
    材)を介してホース(又はケーブル等)を締め付けるコ
    ネクタであって、 前記袋ナットの端部に係止爪63を形成し、 スリーブ押え体(又はルーズリング)に、前記係止爪6
    3を受け止め可能な凹部67が形成してあることを特徴
    とするコネクタ。
  7. 【請求項7】 袋ナットを締め付けることによってスリ
    ーブ押え体(又はルーズリング)を移動させて、ホース
    (又はケーブル等)に挿通のスリーブ(又はシール部
    材)を介してホース(又はケーブル等)を締め付けるコ
    ネクタであって、 前記スリーブ押え体(又はルーズリング)の外周面に段
    差部205dと凹部205eを形成し、 前記袋ナットの内周面に前記段差部205dに嵌合可能
    な凸部210dを形成すると共に、前記凹部205eに
    挿入可能な尖塔体210eを形成することを特徴とする
    コネクタ。
  8. 【請求項8】 袋ナットを締め付けることによってスリ
    ーブ押え体(又はルーズリング)を移動させて、ホース
    (又はケーブル等)に挿通のスリーブ(又はシール部
    材)を介してホース(又はケーブル等)を締め付けるコ
    ネクタであって、 前記スリーブ押え体(又はルーズリング)の外周面に凹
    部205gと尖塔体205fを形成し、 前記袋ナットの内周面に前記凹部205gに嵌合可能な
    凸部210gを形成すると共に、前記尖塔体205fに
    挿入可能な凹部210fを形成することを特徴とするコ
    ネクタ。
  9. 【請求項9】 袋ナットを締め付けることによってスリ
    ーブ押え体(又はルーズリング)を移動させて、ホース
    (又はケーブル等)に挿通のスリーブ(又はシール部
    材)を介してホース(又はケーブル等)を締め付けるコ
    ネクタであって、 前記袋ナットの内周面に凸部210hを形成し、 前記スリーブ押え体(又はルーズリング)の外周面に前
    記凸部210hを係止可能な凹溝205hを形成するこ
    とを特徴とするコネクタ。
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