JP2002179440A - 積層光学部品の組立治具、積層光学部品の製造方法及び光学プリズムの製造方法 - Google Patents

積層光学部品の組立治具、積層光学部品の製造方法及び光学プリズムの製造方法

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JP2002179440A
JP2002179440A JP2000377769A JP2000377769A JP2002179440A JP 2002179440 A JP2002179440 A JP 2002179440A JP 2000377769 A JP2000377769 A JP 2000377769A JP 2000377769 A JP2000377769 A JP 2000377769A JP 2002179440 A JP2002179440 A JP 2002179440A
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prism assembly
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JP2000377769A
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Toshihisa Matsuda
俊久 松田
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AGC Techno Glass Co Ltd
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Asahi Techno Glass Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光特性の良好な光学デバイスの中間製品であ
る積層光学部品を、高い生産性で、不良発生を少なく製
作するための小型で取扱い易い組立治具、この組立治具
を用いた光学部品の製造方法、光学デバイスの製造方法
を提供すること。 【解決手段】 板状光学部材の複数枚を接着剤を介在さ
せつつ積層させた未硬化のブロックプリズム構体10を
垂直基準部材12aと傾斜基準ブロック部材22とを直
交させて配置させた下面基準部材11上に置き、このブ
ロックプリズム構体10を垂直面押さえ部材25と斜面
押さえ部材23により、それぞれ垂直基準部材12aと
傾斜基準ブロック部材22に押し付けて垂直方向、斜面
方向に整列させる。これによって接着剤層の厚さが均一
な積層光学部品が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの三角形状の
ガラスプリズムの斜面に特定の波長あるいは成分を分離
・反射する光学膜を形成して接合させた光学デバイスの
製造過程において、素材として用いられる積層光学部品
の組立治具、この組立治具を用いた積層光学部品の製造
方法及び光学デバイスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、CDやDVDなどの光ピック
アップ装置や液晶プロジェクタなどの光学投影機の偏光
変換光学デバイスには、2個の直角三角形状のガラスプ
リズムの斜面に特定の波長あるいは成分を分離・反射す
る光学膜を形成して接合させた光学デバイスが用いられ
ている。
【0003】このような光学デバイスの製造方法として
は、片面に光学膜を形成したガラス板の複数枚を接着剤
を介在させつつ積層させてブロックプリズム構体を形成
し、このブロックプリズム構体をスライスして光学デバ
イスとする方法がある。
【0004】この方法では、図6の(a)、(b)に示
すように、片面に光学膜1を形成したガラス板2の複数
枚を接着剤3を介在させつつ積層させて(a)45°の
角度で傾斜した断面平行四辺形状の未硬化のブロックプ
リズム構体4を形成し(b)、このブロックプリズム構
体4の接着剤を紫外線や加熱により硬化させた後、傾斜
面と平行にほぼ元のガラス板の厚さにスリットして、光
学膜がガラス内に等間隔で傾斜して介在する多数の板状
のプリズム板を形成し、このプリズム板を光学膜の方向
にスリットして複数のロッドを形成し、さらにこのロッ
ドを適当な長さに切断して複数の直方体状の光学デバイ
スとする。
【0005】図6の(c)は、同図(a)の丸で囲んだ
部分を拡大して示す断面図である。
【0006】この方法におけるブロックプリズム構体の
製作は、図7乃至図8に示した、矩形板状の下面基準部
材5の一辺に矩形板状の垂直基準部材6を固定し、下面
基準部材5の垂直基準部材6と直交する一辺に直角二等
辺三角形状の斜面基準部材7を斜面を内側に向けて固定
した組立治具8を用いて次の(a)〜(c)のような方
法で行われていた。
【0007】(a)まず、片面に光学膜1を形成したガ
ラス板2の一つの面に接着剤3を塗布し、このガラス板
2の辺を垂直基準部材6と斜面基準部材7に沿わせるよ
うに所定の枚数だけ積層し、その上に加圧用のウエイト
9を載せて所定の時間放置して接着剤を各ガラス板2の
面に沿って十分展延させる。なお、ガラス板2は必要に
応じて光学膜1の形成されていないものも使用される。
【0008】このようにして接着剤3をガラス板2の面
に十分展延させた後、接着剤の種類に応じて加熱あるい
は紫外線照射を施して接着剤3を硬化させる。
【0009】(b)片面に光学膜1を形成したガラス板
2の一つの面に接着剤3を塗布し、このガラス板2を所
定の枚数だけ積層し、この上にウエイト9を載せて加圧
し、所定の時間そのままにして十分接着剤をガラス板2
の面に展延させ、かつ積層時に巻き込んだ気泡を脱泡さ
せた後、この積層体を斜面基準部材7側に押付けてガラ
ス板2を斜面基準部材7の基準斜面に沿うようスライド
させ、しかる後接着剤の種類に応じて加熱あるいは紫外
線照射を施して接着剤3を硬化させる。
【0010】(c)片面に光学膜1を形成したガラス板
2の一つの面に接着剤3を塗布し、このガラス板2を一
枚ずつその辺を垂直基準部材6と斜面基準部材7に沿わ
せながら、かつ一枚ごとに手で上下のガラス板2を擦り
合わせて脱泡しながら所定の枚数だけ接着・硬化を繰返
しながら積層し、しかる後、接着剤の種類に応じて加熱
あるいは紫外線照射を施して接着剤3を硬化させる。
【0011】しかしながら、これら従来の方法には次の
ような問題があった。
【0012】すなわち、(a)の方法では、ガラス板2
の接着面が広くなると単位面積当たりに加えられるウエ
イト9の荷重が小さくなり、接着剤3の層が薄く広がる
までに時間がかかって生産効率が悪化するという問題が
ある。この問題を回避するために、ウエイト9の荷重を
大きくするには、ウエイト9の大きさが大きくなり、積
層体の周囲に十分なスペースが必要になって省スペース
化に逆行することになる。また、ウエイト9の荷重が不
足であると接着剤層の脱泡が不十分となって歩留まりが
低下してしまう恐れもある。さらに、垂直基準部材6側
にはみ出した余剰の接着剤が外側に回り込んで、外周部
付近で巻き込み気泡を形成したり、すでに発生していた
気泡が行き場を失って接着剤層中に残留してしまうとい
う問題もある。
【0013】(b)の方法では、荷重がガラス板2の全
面に均等に加えられるという利点があるが、その反面加
圧後にガラス板2をスライドさせるときの移動量が大き
くなるため、接着剤層の厚さにバラツキが生じたり、ガ
ラス板2の端面にズレが生じ易いという問題がある。
【0014】また、接着剤層にある程度の厚さがないと
ガラス板2と接着剤層間に生じる吸着力に打ち勝ってガ
ラス板2をスライドすることができないため、スライド
させる段階で接着剤層の厚みが不均一になり易く、また
垂直基準部材6側にはみ出した余剰の接着剤が外側に回
り込んで、外周部付近で気泡を形成したり、すでに発生
していた気泡が行き場を失って接着剤層に残留してしま
うという問題もある。
【0015】さらに、(c)の方法では、ガラス板2の
全てについて一段ずつ接着・硬化の工程を繰り返すの
で、作業時間が非常に長くなる上に、接着・硬化の作業
を繰り返すので、接着面が手や外気に触れる機会が多く
なり接着面が汚損されやすいという問題がある。さら
に、接着剤として熱硬化型の接着剤を用いた場合には加
熱冷却のサイクルにさらに長時間を要するから紫外線硬
化型の接着剤を使用せざるを得ず、材料選択の幅が狭く
なるという問題もある。
【0016】要するに、上記の(a)〜(c)の方法に
は次のような問題点があり、その改善が求められていた
のである。
【0017】(1) ガラス板の加圧を十分に行うことが難
しく、このため接着剤層の形成されない部分が生じた
り、外周縁部付近に気泡が残留し、不良品となる。
【0018】(2) ガラス板の加圧を均一に行うことが難
しく、このためガラス板間の間隔が不均一になって光学
特性の揃った光学デバイスを量産することが難しい。ち
なみに、(a)〜(C)のいずれの方法によっても、汎
用の紫外線硬化型の接着剤(粘度100〜500cp
s)を用いて積層光学部品を組み立てた場合、硬化後の
接着剤の厚さは最も薄い状態でも5μm以上、平均的に
は10μm〜60μm程度となり、高い製品精度が要求
される光学デバイスにおいては、このように接着剤の厚
さが厚いと、この厚さ分を考慮してガラス板の厚さを調
整する必要も生じる。
【0019】(3) ガラス板を接着剤を介して積層する際
に、各ガラス板を所定の傾斜角に積層することが難し
く、このため作業性が劣る。
【0020】(4) ガラス板を接着剤を介してブロックプ
リズム構体に積層する作業が手作業であるため、端面を
精度良く面一に揃えることが難しく、このため端面研削
加工を必要とし、加工工数が多くなる。
【0021】(5) ガラス板の位置決めや加圧を自動で行
う装置は、機構が複雑で大型化して周辺のスペースも必
要とするため、製品価格を高騰させてしまう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光学膜を形成した複数のガラス板でブロックプリズム
構体を形成する方法では、ガラス板間の間隔が不均一に
なって光学特性の揃った光学デバイスを量産することが
難しく、各ガラス板を所定の傾斜角に積層することが難
しいため作業性が悪く、またガラス板間に接着剤層の形
成されない部分が生じたり外周縁部付近に気泡が残留し
たりする不良品が多くなり、さらに手作業であるため端
面を精度良く面一にすることが難しく端面研削加工が必
要となって加工工数が多くなるという問題があった。
【0023】また、ガラス板の位置決めや加圧を自動で
制御するには、装置の、機構が複雑かつ大型化し周辺の
スペースも必要として、製品価格を高騰させてしまうと
いう問題もあった。
【0024】本発明は、上記の問題の解消された積層光
学部品の組立治具、積層光学部品の製造方法及び光学デ
バイスの製造方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1の積層光学部品
の組立治具は、平板状光学部材の複数枚を接着剤を介し
て積層させた未硬化のブロックプリズム構体が載置され
る下面基準部材と、前記下面基準部材における前記ブロ
ックプリズム構体の載置部の外側に立設された内側面が
垂直基準面とされた垂直基準部材と、前記下面基準部材
上に前記垂直基準部材と対向して配置され内側面で前記
下面基準部材に載置された前記ブロックプリズム構体を
前記垂直基準面に押付ける垂直面押さえ部材と、前記下
面基準部材上に前記垂直基準部材と直交して配置され斜
辺が傾斜基準面とされた直角三角形状の傾斜基準ブロッ
ク部材と、前記下面基準部材上に斜辺を前記傾斜基準面
と平行に対向配置され前記斜辺で前記ブロックプリズム
構体を前記傾斜基準面に押付ける直角三角形状の斜面押
さえ部材と、前記下面基準部材上の前記ブロックプリズ
ム構体上に配置され前記ブロックプリズム構体を前記下
面基準部材側に加圧する上面押さえ部材とを具備したこ
とを特徴とする。
【0026】請求項2の積層光学部品の組立治具は、平
板状光学部材の複数枚を接着剤を介して積層させたブロ
ックプリズム構体が載置される下面基準部材と、前記下
面基準部材における前記ブロックプリズム構体の載置部
を囲むように立設された少なくとも一つの側壁の内側面
が垂直基準面とされた枠体と、前記枠体の前記垂直基準
面と対向して配置され内側面で前記下面基準部材に載置
された前記ブロックプリズム構体を前記垂直基準面に押
付ける垂直面押さえ部材と、前記枠体の前記垂直基準面
と直交する側壁と一体に又はこの側壁と別体に形成され
斜辺が傾斜基準面とされた直角三角形状の傾斜基準ブロ
ック部材と、前記枠体の前記傾斜基準ブロック部材と対
向する側壁の内側に斜辺を前記傾斜基準面と平行に対向
配置され前記斜辺で前記ブロックプリズム構体を前記傾
斜基準面に押付ける斜面押さえ部材と、前記下面基準部
材上の前記ブロックプリズム構体上に配置され前記ブロ
ックプリズム構体を下面基準部材側に加圧する上面押さ
え部材とを具備したことを特徴とする。
【0027】請求項1、2の発明は、構成が簡単であ
り、垂直面押さえ部材と斜面押さえ部材の推進を例えば
蝶ネジにより行うようにすれば、全体として非常に小型
化することができ、この治具で平板状光学部材を加圧し
たまま接着剤の硬化処理を行うことも可能であり、使用
する治具の数を多くすればコンベア搬送を使った流れ作
業に十分対応することが可能である。
【0028】特に、蝶ネジにより各押さえ部材を締付け
て各基準面に向けて推進させるようにすれば、推進距離
を微妙に制御することができるため、加圧の制御が容易
であり接着剤の展延も均一に行われて各平板状光学部材
間の間隔が均一で接着剤の外周縁部付近に気泡残留のな
い光学特性に優れた光学デバイスを製造することが可能
であり、また各平板状光学部材の辺を各基準面に均等に
当接させることができるから、平板状光学部材間からは
み出してきた接着剤を拭き取るようにすれば、基準面を
出すための研削は不要であり、加工工数を減少させるこ
とが可能である。
【0029】また、平板状光学部材を接着剤を介して積
層する際にも、各平板状光学部材ガラス板を垂直基準面
や傾斜基準面に整列させる場合にも、それぞれ垂直面押
さえ部材、斜面押さえ部材により押圧して各基準面に平
板状光学部材の辺を押付けるようにしたから、容易に各
辺を精度の高い面位置又は所定の傾斜角に整列させるこ
とができる。
【0030】さらに、接着剤を介在させて積層した平板
状光学部材を傾斜基準面に当接させて押圧すると、各平
板状光学部材の傾斜基準面に当接する各辺は斜面に沿っ
てずり上がり、傾斜基準面に当接する側の平板状光学部
材間の間隔が広くなる傾向があるが、本発明では、ブロ
ックプリズム構体を下面基準部材側に加圧する上面押さ
え部材が設けられているので、この上面押さえ部材によ
り平板状光学部材を下方に押圧しつつ斜面押さえ部材を
推進させるようにすれば、平板状光学部材間の間隔を一
定に保持したまま、平板状光学部材の第2の辺を傾斜基
準面に沿わせることができる。
【0031】請求項3の積層光学部品の組立治具は、請
求項2の積層光学部品の組立治具において、前記枠体の
垂直基準面及び前記垂直面押さえ部材の押さえ面に垂直
方向に接着剤の逃げ溝が形成されてなることを特徴とす
る。
【0032】この組立治具によれば、各押さえ部材を押
圧したとき、各平板状光学部材間からはみ出してきた接
着剤を端面から上方あるいは下方に導いて平板状光学部
材間からの接着剤のはみ出しを容易にし、これによって
平板状光学部材間の接着剤の展延を円滑に行わせ接着剤
の偏在に由来する平板状光学部材間の間隔に違いが生じ
るのを防止する。
【0033】請求項4の積層光学部品の組立治具は、請
求項2又は3記載の積層光学部品の組立治具において、
前記枠体の垂直基準面及び前記垂直面押さえ部材の押さ
え面の少なくとも一方に、平板状光学部材の幅のバラツ
キを吸収する緩衝材が配設されてなることを特徴とす
る。
【0034】一般に、平板状光学部材、例えばガラス板
の寸法には±0.2mm程度のバラツキがあるので、請
求項4の発明のように、枠体の垂直基準面又は垂直面押
さえ部材の押さえ面に、例えばシリコーンゴムやテフロ
ン(登録商標)ゴムのような緩衝材を配設することによ
り、このようなバラツキを吸収して垂直基準面に平板状
光学部材の第1の辺を均一に当接させることが可能とな
る。特に、シリコーンゴムやテフロンゴムは、接着剤が
付着しにくいので、はみ出してきた接着剤が固化して押
さえ面の平坦性が阻害されるようなことがなく、本発明
に好適している。
【0035】請求項5の積層光学部品の製造方法は、請
求項1乃至4のいずれか1項記載の積層光学部品の組立
治具の下面基準部材上に接着剤を介在させつつ平板状光
学部材を積層してブロックプリズム構体を形成する工程
と、前記ブロックプリズム構体を垂直面押さえ部材で前
記垂直基準面に押圧して前記垂直基準面と当接させ前記
ブロックプリズム構体の各平板状光学部材の第1の辺を
面一にする工程と、前記ブロックプリズム構体の上面か
ら上面押さえ部材で加圧して前記各平板状光学部材間の
接着剤を展延させる工程と、前記上面押さえ部材による
加圧の圧力を低減させるとともに前記ブロックプリズム
構体を前記斜面押さえ部材により押圧して前記ブロック
プリズム構体の各平板状光学部材における第1の辺と直
交する第2の辺を前記傾斜基準面に当接させ前記ブロッ
クプリズム構体における各第2の辺を所定の傾斜角で整
列させてブロックプリズム構体とする工程と、前記ブロ
ックプリズム構体の上面から加圧して接着剤層を所望の
厚さにする工程と、少なくとも前記ブロックプリズム構
体の上面から加圧した状態で前記接着剤を硬化する工程
とを具備したことを特徴とする。
【0036】この方法において、組立治具の下面基準部
材上に接着剤を介在させつつ平板状光学部材を積層して
ブロックプリズム構体を形成する工程では、各平板状光
学部材の第1の辺及び第2の辺を初めから垂直基準面や
傾斜基準面に正確に一致させる必要はないが、各押さえ
部材による平板状光学部材の移動量ができるだけ少なく
なるように垂直基準面や傾斜基準面に沿わせて配置する
ことが望ましい。
【0037】各平板状光学部材の第1の辺及び第2の辺
の各基準面からのズレは平板状光学部材の厚み以内とす
ることが望ましい。各平板状光学部材の第1の辺及び第
2の辺の各基準面からのズレ量が大き過ぎるとブロック
プリズム構体の状態での上面押さえ部材による加圧が十
分に行えなくなり接着剤層が平板状光学部材全面に展延
しなくなる恐れがある。
【0038】請求項5の方法によれば、平板状光学部材
の第1の辺を垂直基準面に当接させて面位置にした後、
ブロックプリズム構体の上面から上面押さえ部材で加圧
して各平板状光学部材間の接着剤を展延させ、その後、
上面押さえ部材による加圧の圧力を低減させてブロック
プリズム構体を斜面押さえ部材により押圧して第2の辺
を傾斜基準面に当接させ、さらにブロックプリズム構体
の上面から加圧して接着剤層を所望の厚さにした後、こ
の上面からの加圧状態を維持したまま接着剤を硬化させ
るようにしたから、各平板状光学部材の第1の辺は面一
に、第2の辺は所定の傾斜角に整列され、さらに各平板
状光学部材間の接着剤層の厚みは最終的に均一となり、
接着剤層間の気泡等は排出されて光学特性に優れた光学
デバイスを得ることができる。 なお、各平板状光学部
材間の接着剤層の厚みは、DVD用読取りヘッドの場合
には1〜3μm、M−PBSの場合には5〜15μm程
度である。加圧と接着剤層の厚さとの関係は、接着剤の
粘度にも関係するので実験的に求める必要があるが、一
般的にトルクレンチの1.5〜2.0kgf・cmで5
〜15μmの厚さとすることができる。
【0039】請求項6の光学デバイスの製造方法では、
以上の効果に加えて、さらに研磨工程を最小にすること
が可能であり、光学特性に優れた光学デバイスを安価に
製作することが可能となる。
【0040】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。
【0041】図1は、本発明の一実施例の積層光学部品
の組立治具の平面図、図2はその側面図、図3はその正
面図、図4は図1のA−A′線に沿う断面図、図5は、
図1〜図4に示した実施例の一部を切欠して模式的に示
す斜視図である。
【0042】この実施例の積層光学部品の組立治具は、
図1〜図4に示すように、ブロックプリズム構体10が
載置される長方形状の下面基準部材11と、この下面基
準部材11上に立設された同形の枠体12を有してい
る。
【0043】枠体12の長辺側の対向する側板12a、
12bの下端部は、下面基準部材11の長辺の側端面に
固着され、下面基準部材11と側板12a、12bとで
U字状の構体を形成している。
【0044】側板12bには内側に載置されるブロック
プリズム構体10がほぼ露出する程度の大きさの窓部1
3が形成され、各側板12a、12bの上端面及び前後
端面並びに側板12bの両端近傍の所定の位置には、蝶
ネジ取付け孔14(一部のみ図示)が形成され、側板1
2a、12bの上端面には、この蝶ネジ取付け孔14に
螺合された小型蝶ネジ15によって上面押さえ部材取付
け板16が取り付けられている。さらに側板12a、1
2bの前端面には、蝶ネジ取付け孔14に螺合された小
型蝶ネジ15によって斜面押さえ部材取付け板17が取
り付けられ、側板12a、12bの後端面には、取付け
孔14に螺合された小型蝶ネジ15によって背面板18
が取り付けられ、側板12bには、その左右両端の取付
け孔14に螺合された小型蝶ネジ15によって窓部13
を横切って垂直面押さえ部材取付け板19が取付けられ
ている。
【0045】上面押さえ部材取付け板16の内側には、
板状の上面押さえ部材20が配置され、この上面押さえ
部材20は、上面押さえ部材取付け板16を貫通する取
付け孔14に外側から螺合された蝶ネジ21の先端部に
係合されて、蝶ネジ21を正方向に回すことにより前進
(下降)し、逆方向に回すことにより後退(上昇)す
る。
【0046】背面板18の内側には、直角を挟む二辺を
背面板18と下面基準部材11に固定して断面直角三角
形状の傾斜基準ブロック部材22が配置され、背面板1
8と対向する斜面押さえ部材取付け板17の内側には、
断面二等辺直角三角形状の斜面押さえ部材23が斜面を
傾斜基準ブロック部材22の斜面と対向させて進退可能
に配置されている。斜面押さえ部材23は、斜面押さえ
部材取付け板17を貫通して形成されたネジ孔に外側か
ら螺合された蝶ネジ24の先端に係合されて、蝶ネジ2
4を正方向に回すことにより前進(加圧)し、逆方向に
回すことにより後退(緩圧)するようになっている。
【0047】さらに垂直面押さえ部材取付け板19の内
側には、垂直面押さえ部材25が側板12bと平行に配
置され、この垂直面押さえ部材25は垂直面押さえ部材
取付け板19を貫通するネジ孔に外側から螺合された蝶
ネジ26の先端に係合されて、蝶ネジ26を正方向に回
すことにより前進(加圧)し、逆方向に回すことにより
後退(緩圧)するようになっている。
【0048】なお、下面基準部材11、側板12a、側
板12b、垂直面押さえ部材25の各内面には、加圧に
よりブロックプリズム構体10の接着剤層から押出され
た接着剤を外部に導くための逃げ溝27が形成されてお
り、側板12bの接着剤と接触する個所にはシリコーン
ゴムやテフロンゴムによる離型性の塗膜が施されてい
る。
【0049】このように構成された本発明の積層光学部
品の組立治具を用いた光学デバイスの製造方法について
説明する。
【0050】まず、ガラス板(例えば光学用板ガラス)
10aの両面を研磨して設定した厚さまで平坦かつ両面
平行にする。
【0051】次に、ガラス板10aの一面に光学膜(例
えば偏光分離膜)を形成し、このガラス板10aの光学
膜上にディスペンサ等を用いて接着剤を盛り、光学膜の
面を一定方向(例えば上側)にして、この組立治具の下
面基準部材11上に端面を側板12aと傾斜基準ブロッ
ク部材22に当接させながら所定の枚数だけ積層する。
【0052】このとき、上面押さえ部材取付け板16、
斜面押さえ部材取付け板17、垂直面押さえ部材取付け
板19等は小型蝶ネジ15を操作して取り外しておき、
ガラス板10aを所定の枚数積層した後、取り付けるよ
うにする。
【0053】次に、この複数枚積層されたガラス板10
aを蝶ネジ21を回して上面押さえ部材20で軽く押し
ながら蝶ネジ26を回して垂直面押さえ部材25を前進
させてガラス板10aの端面を側板12aの内面(垂直
基準面)に押し付けてガラス板10aの側板12a側の
辺を面一にする。
【0054】次に、蝶ネジ21をさらに回して上面押さ
え部材20でガラス板10aを強く押し、ガラス板10
a間の接着剤を展延させる。
【0055】このとき余剰の接着剤は、ガラス板10a
間から押出され、逃げ溝27を通って組立治具外に排出
される。このときの接着剤の厚さは10μm程度が適当
である。
【0056】接着剤が十分にガラス板10a間に展延し
た後、蝶ネジ21を反対側に回して加圧をやや緩め、蝶
ネジ24を回してガラス板10aを傾斜基準ブロック部
材22の斜面(傾斜基準面)に押しつけ各ガラス板10
aをこの斜面に沿って整列させ、ブロックプリズム構体
10とする。
【0057】各ガラス板10aを傾斜基準ブロック部材
22の斜面に沿って整列させる過程で各ガラス板10a
は水平方向に移動し、このとき接着剤層が厚くなること
があるので、再び蝶ネジ21を締め付け、これまでより
も強くブロックプリズム構体10を加圧して余剰の接着
剤を各ガラス板10aの間から押出して接着剤層を所望
の厚さにする。このときの接着剤層の目標厚さは1〜5
μmである。
【0058】接着剤層の厚さが目標値まで到達したとこ
ろでガラス板間に介在する接着剤を硬化させる。硬化
は、接着剤が紫外線硬化型の場合は、垂直面押さえ部材
取付け板19を取外し、ここから紫外線をブロックプリ
ズム構体10に照射して仮硬化させ、次いで組立治具か
らブロックプリズム構体10を取出して紫外線を照射し
硬化させ、接着剤が熱硬化型の場合は、組立治具にセッ
トしたまま加熱炉などの加熱雰囲気中に入れてブロック
プリズム構体10を熱硬化させる。
【0059】このブロックプリズム構体から光学デバイ
スを形成する場合には、さらに次のスライス及び研磨工
程を必要とする。
【0060】すなわち、ブロックプリズム構体10を各
光学膜に対して入射面又は出射面となる角度で等厚にス
ライスして板状体とし、このスライスした面を研磨し、
さらに研磨された板状体を他の入射面又は出射面となる
角度でスライスしてロッドにしスライス面を研磨し、し
かる後、所望の長さに切断して光学デバイスを得る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の積層光学
部品の組立治具は、構成が簡単であり、垂直面押さえ部
材と斜面押さえ部材の推進を例えば蝶ネジにより行うよ
うにすれば、全体として非常に小型化することができ、
未硬化の積層光学部品を加圧したまま接着剤の硬化処理
を行うことも可能であり、使用する治具の数を多くすれ
ばコンベア搬送を使った流れ作業に十分対応することが
可能である。
【0062】したがって、この組立治具を用いた本発明
の積層光学部品の製造方法や光学デバイスの製造方法に
よれば、光学特性に優れた製品を高い生産性、高い歩留
まりで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の積層光学部品の組立治具
の平面図。
【図2】 図1に示した実施例の側面図。
【図3】 図1に示した実施例の正面図。
【図4】 図1のA−A′線に沿う断面図。
【図5】 図1乃至4に示した実施例の一部を切欠して
模式的に示す斜視図。
【図6】 断面平行四辺形状のブロックプリズム構体の
製作過程を説明するための斜視図。
【図7】 従来の積層光学部品の組立治具を用いた積層
光学部品の組立方法を示す斜視図。
【図8】 従来の積層光学部品の組立治具を用いた積層
光学部品の組立方法を示す斜視図。
【図9】 従来の積層光学部品の組立治具を用いた積層
光学部品の組立方法を示す斜視図。
【符号の説明】
10……ブロックプリズム構体、11……下面基準部
材、12……下面基準部材、12a、12b……側板、
13……窓部、14……蝶ネジ取付け孔、15……小型
蝶ネジ、16……上面押さえ部材取付け板、17……斜
面押さえ部材取付け板、18……背面板、19……垂直
面押さえ部材取付け板、20……上面押さえ部材、2
1、24、26……蝶ネジ、22……傾斜基準ブロック
部材、23……斜面押さえ部材、27……逃げ溝。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状光学部材の複数枚を接着剤を介し
    て積層させた未硬化のブロックプリズム構体が載置され
    る下面基準部材と、 前記下面基準部材における前記ブロックプリズム構体の
    載置部の外側に立設された内側面が垂直基準面とされた
    垂直基準部材と、 前記下面基準部材上に前記垂直基準部材と対向して配置
    され内側面で前記下面基準部材に載置された前記ブロッ
    クプリズム構体を前記垂直基準面に押付ける垂直面押さ
    え部材と、 前記下面基準部材上に前記垂直基準部材と直交して配置
    され斜辺が傾斜基準面とされた直角三角形状の傾斜基準
    ブロック部材と、 前記下面基準部材上に斜辺を前記傾斜基準面と平行に対
    向配置され前記斜辺で前記ブロックプリズム構体を前記
    傾斜基準面に押付ける直角三角形状の斜面押さえ部材
    と、 前記下面基準部材上の前記ブロックプリズム構体上に配
    置され前記ブロックプリズム構体を前記下面基準部材側
    に加圧する上面押さえ部材とを具備したことを特徴とす
    る積層光学部品の組立治具。
  2. 【請求項2】 平板状光学部材の複数枚を接着剤を介し
    て積層させたブロックプリズム構体が載置される下面基
    準部材と、 前記下面基準部材における前記ブロックプリズム構体の
    載置部を囲むように立設された少なくとも一つの側壁の
    内側面が垂直基準面とされた枠体と、 前記枠体の前記垂直基準面と対向して配置され内側面で
    前記下面基準部材に載置された前記ブロックプリズム構
    体を前記垂直基準面に押付ける垂直面押さえ部材と、 前記枠体の前記垂直基準面と直交する側壁と一体に又は
    この側壁と別体に形成され斜辺が傾斜基準面とされた直
    角三角形状の傾斜基準ブロック部材と、 前記枠体の前記傾斜基準ブロック部材と対向する側壁の
    内側に斜辺を前記傾斜基準面と平行に対向配置され前記
    斜辺で前記ブロックプリズム構体を前記傾斜基準面に押
    付ける斜面押さえ部材と、 前記下面基準部材上の前記ブロックプリズム構体上に配
    置され前記ブロックプリズム構体を下面基準部材側に加
    圧する上面押さえ部材とを具備したことを特徴とする積
    層光学部品の組立治具。
  3. 【請求項3】 前記垂直基準面及び前記垂直面押さえ部
    材の押さえ面に垂直方向に接着剤の逃げ溝が形成されて
    なることを特徴とする請求項1又は2記載の積層光学部
    品の組立治具。
  4. 【請求項4】 前記垂直基準面及び前記垂直面押さえ部
    材の押さえ面の少なくとも一方に、平板状光学部材の幅
    のバラツキを吸収する緩衝材が配設されてなることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の積層光学
    部品の組立治具。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の積
    層光学部品の組立治具の下面基準部材上に接着剤を介在
    させつつ平板状光学部材を積層して未硬化のブロックプ
    リズム構体を形成する工程と、 前記ブロックプリズム構体を垂直面押さえ部材で前記垂
    直基準面に押付けて前記垂直基準面と当接させ前記ブロ
    ックプリズム構体の各平板状光学部材の第1の辺を面一
    にする工程と、 前記ブロックプリズム構体の上面から上面押さえ部材で
    加圧して前記各平板状光学部材間の接着剤を展延させる
    工程と、 前記上面押さえ部材による加圧の圧力を低減させるとと
    もに前記ブロックプリズム構体を前記斜面押さえ部材で
    押圧して前記ブロックプリズム構体の各平板状光学部材
    の第1の辺と直交する第2の辺を前記傾斜基準面に押付
    ける工程と、 前記ブロックプリズム構体の上面から上面押さえ部材で
    加圧して接着剤層を所望の厚さにする工程と、 少なくとも前記ブロックプリズム構体の上面から加圧し
    た状態で前記接着剤を硬化させる工程とを具備したこと
    を特徴とする積層体光学部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 光学膜を介して接合された接合面を有
    し、前記接合面に光を入射する入射面と前記接合面を経
    由した光を出射する複数の出射面とを持つ光学デバイス
    の製造方法において、 複数枚の等厚の板状光透過部材の両面を研磨する工程
    と、 前記板状光透過部材の少なくとも一方の面に光学膜を形
    成する工程と、 前記板状光透過部材の複数枚を光学膜を挟んで、かつ接
    着剤を介在させつつ請求項1乃至4のいずれか1項記載
    の積層光学部品の組立治具を用いて積層一体化し前記板
    状光透過部材の第1の辺が垂直に整列され第1の辺と直
    交する第2の辺が所定の傾斜角をなして整列された未硬
    化のブロックプリズム構体を得る工程と、 前記ブロッ
    クプリズム構体を硬化させる工程と、 前記ブロックプリズム構体を各光学膜に対して入射面又
    は出射面となる角度で等厚にスライスして板状体とする
    工程と、 前記板状体の前記入射面又は出射面となる面を研磨する
    工程と、 前記面の研磨された板状体を他の入射面又は出射面とな
    る角度でスライスしてロッドにする工程と、 前記ロッドの前記他の入射面又は出射面となる面を研磨
    する工程と、 前記ロッドを前記光学膜を含む所定の寸法に切断する工
    程とを有することを特徴とする光学デバイスの製造方
    法。
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