JP2002179057A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP2002179057A
JP2002179057A JP2000384630A JP2000384630A JP2002179057A JP 2002179057 A JP2002179057 A JP 2002179057A JP 2000384630 A JP2000384630 A JP 2000384630A JP 2000384630 A JP2000384630 A JP 2000384630A JP 2002179057 A JP2002179057 A JP 2002179057A
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JP
Japan
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plate
bending
bending line
locking piece
side plate
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Application number
JP2000384630A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ishikawa
力 石川
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 段ボールを用い、包装材の部品点数の削減及
び組立て作業費、保管費用、包装材料コストの低減を計
る。 【解決手段】 フラップ22には折り曲げ線18,25
を介して上端に向かって延びる内側面板24と第1内側
上面板26を連設し、フラップ20には折り曲げ線1
6,29を介して上端に向かう蓋面板28、第1係止片
30を連設し、フラップ21・23には折り曲げ線17
・19,32・41,34・43,36・45,38・
47を介して上端に向かって延びる第1外側上面板31
・40,第1内側壁33・42,第3内側上面板35・
44,第2外側上面板39・48を連設し、更に第2側
面板12及び第4側面板14に持ち手部分66をそれぞ
れ設け、全体を一体化した段ボール板10から構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一の連続する段
ボール板から組立てられ、外形がほぼ長方体をした加湿
器等の小型家庭用電化製品等を包装する包装箱に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の包装箱は、加湿器等の小型家庭
用電化製品等を包装して物流に供する場合に、従来は例
えば図6に示すような包装を行っていた。
【0003】すなわち、段ボール製の包装箱2の中に発
泡スチロール樹脂からなる成形緩衝材3を用い、この成
形緩衝材3にて製品である加湿器1の上前面部、上後面
部及び下前面部、下後面部を固定した後、包装箱2と加
湿器1の空間部分又は加湿器1上部に取扱説明書4を収
納配置し、着脱部品である電源接続用コード5を前記成
形緩衝材3の中に収納した後、加湿器1の持ち手部分で
ある着脱可能なハンドル6を着脱して成形緩衝材3に固
定または加湿器1より着脱せずにそのまま収納した後、
フラップ7、第1内側上面板8を内側に折り曲げた後、
蓋面板9を内側に折り曲げ、第1係止片10aを第2長
孔11a内に挿入し、第1係止片13aを第1長孔12
a内に挿入して、前記蓋面板9と前記第1内側上面板8
をそれぞれ係止するようになっていた。
【0004】なお、この図6は、製品である加湿器1、
成形緩衝材3、取扱説明書4、電源接続用コード5及び
ハンドル6を着脱した後、包装箱2内に収納するように
した状態を示したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】加湿器等の小型電庭用
電化製品等を外部からの衝撃から保護するために用いら
れる発泡スチロール樹脂からなる成形緩衝材3は、近年
のゴミ公害問題の原因となる物質であり、またリサイク
ルにおいても運搬効率が悪く、輸送費がかさむため、こ
のような包装用緩衝材を環境にやさしい紙系の材料とし
た包装用緩衝材へと切り替えることが要請されている。
【0006】そして、使い勝手の面でも、4個の成形緩
衝材3をそれぞれ所定の箇所に配置する作業が繁雑であ
り、保管場所のスペースも十分必要であるため、組立て
作業費及び保管費用も高くなってしまうといった問題や
製品の形状が意匠変更等により変わった場合でもその都
度、成形緩衝材3の成形型の改造または新規に作成しな
ければならなく、成形型の改造費及び作成費用が発生し
てしまう等、包装材料コストが高くなってしまうという
問題があった。
【0007】また、従来の封緘方法すなわち、第1長孔
12aに差し込まれた第2係止片13aの抜け外れはそ
うそう簡単には発生しないものの、物流状況下におい
て、落下事故や乱雑な荷扱いによって第1係止片10a
の根元の第1長孔12aに差し込まれた第2係止片13
aの抜け外れはしばしば起こり勝ちであり、その対応策
として、テープ止めをするため、作業性を低下させ、組
立てコストを高める要因となっていた。
【0008】さらに、包装容積縮小のため、着脱式のハ
ンドル6を成形緩衝材3に固定した場合、製品1を取り
出す事が製品1の持ち手部分であるハンドルが無く、包
装箱2と製品の隙間も狭いため、困難な作業になり、不
便な仕様になってしまうという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、第1側面板乃至第4側面
板の下端に底面部を形成した箱体の一方の互いに対向す
る一対の側面板の上端にそれぞれ折り曲げ線を介してフ
ラップを連設し、一方のフラップには、折り曲げ線を介
して上端に向かって垂直に延びる内側面板と、前記内側
面板の上端から折り曲げ線を介して連設される第1内側
上面板を設け、他方のフラップには、折り曲げ線を介し
て蓋面板が連設され、前記蓋面板の上端には、折り曲げ
線を介して連設される第1係止片を設け、それぞれ折り
曲げ線を介して上端に向かって垂直に延びる第1外側上
面板、前記第1外側上面板の上端から折り曲げ線を介し
て連設される第1内側壁、前記第1内側壁の上端から折
り曲げ線を介して連設される第3内側上面板、前記第3
内側上面板の上端から折り曲げ線を介して連設される第
2内側壁、前記第2内側壁の上端から折り曲げ線を介し
て連設される第2外側上面板を設け、更に前記第2側面
板及び第4側面板の中央上方部分に切り込み、折り曲げ
線によって構成される持ち手部分をそれぞれ設け、全体
を一体化した段ボール板から構成するものとした。
【0010】また、前記段ボール板内の底面部に、前記
第2側面板、第4側面板と高さがほぼ等しい前面・後面
部及び製品の高さとほぼ等しい側面部、底面部、底側面
部を設け、前記前面・後面部の上方に、前記第2側面板
及び第4側面板の中央上方部分に設けられた持ち手部分
の外形寸法とほぼ等しい抜き孔をそれぞれ設け、全体を
一体化した段ボール製の緩衝用パッキンを製品の底部に
配置したものとした。
【0011】また、前記内側面板及び前記第1内側上面
板を折り曲げ線に沿って折り曲げた後、前記第1外側上
面板、第1内側壁を折り曲げ線に沿って折り曲げた後、
前記第3内側上面板、前記第2内側壁、第2外側上面板
を折り曲げ線に沿って上方向に折り曲げ、前記第1外側
上面板、第1内側壁と前記第1内側上面板とによって構
成される第1空間部分にそれぞれ付属品を収納固定し、
さらに前記第1内側壁、前記第3内側上面板、前記第2
内側壁、第2外側上面板とによって構成される第2空間
部分に、製品の持ち手部分である着脱式ハンドルを収納
するものとした。
【0012】また、前記内側面板を内側方向に折り曲
げ、前記第1内側上面板を上方向に折り曲げた後、第3
側面板の上端部分に設けた第2係止片を折り曲げ線に沿
って手前方向に折り曲げることによって生じる長孔と前
記第1内側上面板の下端部分に設けた第2長孔に、前記
蓋面板及び前記第1係止片を折り曲げ線に沿って下方向
に折り曲げた後、上方向から力を加えることにより前記
第1係止片が挿入され、次に、差込部である基端部分に
くびれ部分を形成した第2係止片をくびれ部分の下端に
設けた折り曲げ線に沿って内側に折り曲げた後、前記第
1係止片の開閉支点部分に設けた幅が前記第2係止片の
先端部分と同じ寸法である第1長孔及び前記第1長孔の
両端に前記第2係止片の出っ張り部分と同じ寸法になる
ような切り込みによって構成された被差込部に挿入する
ことにより、前記第1係止片と前記第2係止片が嵌入さ
れ、前記蓋面板と第3側面板をそれぞれ係止し、前記差
込部が前記被差込部から抜けないような形状に前記差込
部及び前記被差込部が形成されたものとした。
【0013】
【発明の実施の形態】上記構成により、組立てられた包
装箱において、第1乃至第4側面板の上端部分に加わる
衝撃は、製品上端部分全体を第1内側上面板と第2側面
板の上端より垂直に向かって延びるフラップ及び第4側
面板の上端より垂直に向かって延びるフラップをそれぞ
れ折り曲げることによって構成される衝撃吸収板及び衝
撃吸収空間と製品の高さとほぼ等しい側面部を設けてな
る段ボール製の緩衝用パッキンと第3側面板と係止され
た蓋面板によって吸収される。
【0014】また、第1乃至第4側面板の下端部分に加
わる衝撃は、全体を一体化した段ボール製の緩衝用パッ
キンを包装箱の底面部分に配置することにより、底面部
及び底側面部、製品の高さとほぼ等しい側面部により製
品全体が固定されるため、段ボール製の緩衝用パッキン
と第1乃至第4側面板によって構成される二重緩衝吸収
板によって吸収される。
【0015】また、底面部分に加わる衝撃は、前記段ボ
ール製の緩衝用パッキンと底板及び補助底板によって構
成される三重衝撃吸収板によって吸収される。
【0016】さらに、上方向からの衝撃に対しては、前
記蓋面板、フラップおよびフラップを折り曲げることに
よって生じる空間によって構成される二重緩衝吸収板、
衝撃吸収空間によって吸収されることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図に基ずいて
説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例の包装箱を組み
立てる段ボール板10を展開して示している展開図であ
る。
【0019】この段ボール板10は、包装箱の4側壁す
なわち4枚の第1側面板11、第2側面板12、第3側
面板13、第4側面板14を備え、これらが折り曲げ線
58・59・60を介して互いに折り曲げ可能に連設さ
れている。
【0020】また、第1側面板11には、折り曲げ線5
7を介して接合片56が連設されている。
【0021】第1側面板11、第3側面板13の下端側
にはそれぞれ折り曲げ線61を介して底面部を構成する
底板62がそれぞれ折り曲げ可能に連設されている。
【0022】これに対して第2側面板12、第3側面板
14の下端側には折り曲げ線61を介して同様に底面部
を構成する補助底板65が折り曲げ可能に連設されてい
る。
【0023】また、底板62の右下側にはそれぞれ斜め
の折り曲げ線63を介して接合部64が連設されてお
り、この接合部64が隣接する補助底板65に糊付けさ
れるようになっているため、折り曲げ線63のところで
底板62を折り曲げると、この包装箱を扁平に折たたむ
ことができる。
【0024】第1側面板11及び第3側面板13の上端
にそれぞれ折り曲げ線16、18を介してフラップ2
0、22を連設し、一方のフラップ22には、折り曲げ
線18を介して上端に向かって垂直に延びる内側面板2
4と、前記内側面板24の上端から折り曲げ線25を介
して連設される第1内側上面板26を設け、他方のフラ
ップ20には、折り曲げ線16を介して蓋面板28が連
設され、前記蓋面板28の上端には、折り曲げ線29を
介して連設される第1係止片30を設け、また、他方の
互いに対向する第2側面板12及び第4側面板14の上
端にそれぞれ折り曲げ線17、19を介してフラップ2
1、23を連設し、それぞれ折り曲げ線17、19を介
して上端に向かって垂直に延びる第1外側上面板31・
40、前記第1外側上面板31・40の上端から折り曲
げ線32・41を介して連設される第1内側壁33・4
2、前記第1内側壁33・42の上端から折り曲げ線3
4・43を介して連設される第3内側上面板35・4
4、第3内側上面板35・44の上端から折り曲げ線3
6、45を介して連設される第2内側壁37・46、前
記第2内側壁37・46の上端から折り曲げ線38・4
7を介して連設される第2外側上面板39・48を設
け、更に前記第2側面板12及び第4側面板14の中央
上方部分に切り込み67・68、折り曲げ線69・70
によって構成される持ち手部分66がそれぞれ形成され
ている。
【0025】次に、以上のような構成からなる段ボール
板10によって、図2に示すような包装箱を組み立てる
動作について、説明する。
【0026】折り曲げ線57〜60のところで第1側面
板11乃至第4側面板14を互いに折り曲げるととも
に、接合部56を反対側の第4側面板14の端部に糊付
けして接合する。
【0027】そして、底部開口を底板62及び補助底板
65によって閉じるようにする。この場合、底板62の
接合部64を補助底板65に糊付けして折り畳み可能な
底面部を形成する。
【0028】これによって、図2に示すように上部が開
口になっている直方体状の包装箱が組み立てられる。
【0029】そして、この後に底面部に前記第2側面板
12、第4側面板14と高さがほぼ等しい前面・後面部
73及び製品の高さとほぼ等しい側面部74、底面部7
1、底側面部72を設け、前記前面・後面部73の上方
に、前記第2側面板12及び第4側面板14の中央上方
部分に設けられた持ち手部分66の外形寸法とほぼ等し
い抜き孔75をそれぞれ設けてなる段ボール製の緩衝用
パッキン76を折り曲げた後、前記長方体状の包装箱の
中に収納した後、製品である加湿器1を前記包装箱内に
収納する。
【0030】この後に、内側面板24及び第1内側上面
板26を折り曲げ線18、25に沿って下方向に折り曲
げた後、図3及び図4に示すように、前記第1内側上面
板26の上に取扱説明書4を収納した状態で、第2側面
板12と第4側面板14の上端にそれぞれ設けられた第
1外側上面板31・40、第1内側壁33・42を折り
曲げ線17・34・19・41に沿って折り曲げた後、
第3内側上面板35・44、第2内側壁37・46、第
2外側上面板39・48を折り曲げ線36・38・45
・47に沿って上方向に折り曲げることによって、前記
第1外側上面板31・40、第1内側壁33・42と前
記第1内側上面板26とによって構成される第1空間部
分31aに電源接続用コード5を収納し、前記第3内側
上面板35・44と前記第2内側壁37・46と前記第
2外側上面板39・48とによって構成される第2の空
間部分39a・48aには製品の持ち手部分66である
着脱式ハンドル6を収納する。
【0031】次に、第3側面板13の上端部分に設けた
第2係止片49を折り曲げ線50に沿って手前方向に折
り曲げることによって生じる長孔49aと前記第1内側
上面板26の下端部分に設けた第2長孔51に第1側面
板11の上端に設けられた蓋面板28及び前記第1係止
片30を折り曲げ線16、29に沿って下方向に折り曲
げた後、上方向から力を加えることにより前記第1係止
片30が挿入される。
【0032】次に、図5に示すように、差込部54であ
る基端部分にくびれ部分を形成した第2係止片49をく
びれ部分の下側に設けた折り曲げ線18に沿って内側に
折り曲げた後、前記第1係止片30の開閉支点部分に設
けた幅が前記第2係止片45の先端部分と同じ寸法
(a)である第1長孔52及び前記第1長孔52の両端
に前記第2係止片49の出っ張り部分と同じ寸法(b)
になるような切り込み53によって構成された被差込部
55に挿入することにより、前記第1係止片30と第2
係止片49が嵌入され、前記蓋面板28と第3側面板1
3をそれぞれ係止し、前記差込部54が前記被差込部5
5に差し込まれたら簡単には前記差込部54が前記被差
込部55から抜けないようにする。
【0033】これによって、加湿器1を一体化する段ボ
ール板10からなる包装箱及び同様に一体化する段ボー
ル板によって一体化する緩衝用パッキン76によって包
装が可能になる。
【0034】このような包装形態によれば、第1側面板
11乃至第4側面板14の上端部分に加わる衝撃は、製
品上側部全体を第1内側上面板26と第2側面板12の
上端より垂直に向かって延びるフラップ21および第4
側面板14の上端より垂直に向かって延びるフラップ2
3をそれぞれ折り曲げることによって構成される衝撃吸
収板及び衝撃吸収空間と製品の高さとほぼ等しい側面部
74を設けてなる段ボール製の緩衝用パッキン76と第
3側面板と係止された蓋面板28によって吸収される。
【0035】また、底面部分に加わる衝撃は、前記段ボ
ール製の緩衝用パッキン76と底板62及び補助底板6
5によって構成される三重衝撃吸収板によって吸収され
る。
【0036】さらに、上方向からの衝撃に対しては、前
記蓋面板28、フラップ21及びフラップ23を折り曲
げることによって生じる空間によって構成される二重衝
撃吸収板、衝撃吸収空間によって吸収されることにな
る。
【0037】すなわち、図4に示すように、この包装箱
内に収納された加湿器1は、その6面全ての方向からの
衝撃が衝撃吸収空間あるいは段ボール板10・76を二
層以上に積層して形成された衝撃吸収板によって保護さ
れることになり、加湿器1を外部からの衝撃から確実に
保護することが可能になる。
【0038】
【発明の効果】以上本発明によれば、第1側面板乃至第
4側面板の下端に底面部を形成した箱体の一方の互いに
対向する一対の側面板の上端にそれぞれ折り曲げ線を介
してフラップを連設し、一方のフラップには、折り曲げ
線を介して上端に向かって垂直に延びる内側面板と、前
記内側面板の上端から折り曲げ線を介して連設される第
1内側上面板を設け、他方のフラップには、折り曲げ線
を介して蓋面板が連設され、前記蓋面板の上端には、折
り曲げ線を介して連設される第1係止片を設け、また他
方の互いに対向する一対の側面板の上端にそれぞれ折り
曲げ線を介してフラップを連設し、それぞれの折り曲げ
線を介して上端に向かって垂直に延びる第1外側上面
板、前記第1外側上面板の上端から折り曲げ線を介して
連設される第1内側壁、前記第1内側壁の上端から折り
曲げ線を介して連設される第3内側上面板、前記第3内
側上面板の上端から折り曲げ線を介して連設される第2
内側壁前記第2内側壁の上端から折り曲げ線を介して連
設される第2外側上面板を設けさらに、前記第2側面板
及び第4側面板の中央上方部分に切り込み、折り曲げ線
によって構成される持ち手部分をそれぞれ設け、全体を
一体化した段ボール板から構成する。
【0039】また、前記第2側面板、第4側面板と高さ
がほぼ等しい前面・後面部、製品の高さとほぼ等しい側
面部、及び底面部、底底面部を設け、全期前面・後面部
の上方に、前記第2側面板及び第4側面板の中央上方部
分に設けられた持ち手部分の外形寸法とほぼ等しい抜き
孔をそれぞれ設け、全体を一体化した段ボール製の衝撃
用パッキンを製品の底部に配置した構成とすることによ
り、包装箱内に収納される加湿器は、その6面全ての方
向からの衝撃が衝撃吸収空間あるいは段ボール板を二重
以上に積層して形成された衝撃吸収板によって保護され
ることにより、加湿器を外部からの衝撃から確実に保護
することが可能になった。
【0040】また、差込部である基端部分にくびれ部分
を形成した第2係止片をくびれ部分の下側に設けた折り
曲げ線に沿って内側に折り曲げた後、前記第1係止片の
開閉支点部分に設けた幅が前記2係止片の先端部分と同
じ寸法である第1長孔及び前記第1長孔の両端に前記第
2係止片の出っ張り部分と同じ寸法になるような切り込
みによって構成された被差込部に挿入することにより、
前記第1係止片と第2係止片が嵌入され、前記蓋面板と
第3側面板をそれぞれ係止し、前記差込部が前記被差込
部に差し込まれたら簡単には差込部が前記被差込部から
抜けないようにすることができ、従来の様な封緘部のテ
ープ止め作業が全く不要になり、組立てコスト低減や物
流状況下において、落下事故や乱雑な荷扱いに対しての
心配もなくなり、使い勝手の面でも、前記段ボール製の
緩衝用パッキンを展開した状態で保管することができ、
包装材の部品点数は前記包装箱及び前記緩衝用パッキン
の2点で構成されるため、組立て作業費、保管費用及び
包装材料コストのコストダウンという大きな成果を上げ
ることが出来る。
【0041】また、製品を取り出す場合には、前記第1
側面板、第4側面板と高さがほぼ等しい前面・後面及び
前記前面・後面部の上方に、前記第2側面板及び第4側
面板の中央上方部分に設けられた持て手部分の外形寸法
とほぼ等しい抜き孔をそれぞれ設けた事により、全体を
一体化した段ボール製の緩衝用パッキンを取り出すこと
で製品も同時に取り出す事ができる便利性も備え、さら
には再生利用できると共に、焼却処理が可能であり、環
境にやさしい等有益な包装箱を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す包装箱の展開平面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す包装箱の分解外観斜視
図である。
【図3】本発明の一実施例を示す包装箱の要部拡大斜視
図である。
【図4】本発明の一実施例を示す包装箱の正面図(a)
及び側断面図(b)である。
【図5】本発明の一実施例を示す包装箱の要部拡大斜視
図である。
【図6】従来の一実施例を示す包装箱の分解外観斜視図
である。
【符号の説明】
10 段ボール板 11 第1側面板 12 第2側面板 13 第3側面板 14 第4側面板 15 底面部 16・17・18・19 折り曲げ線 20・21・22・23 フラップ 24 内側面板 25 折り曲げ線 26 第1内側上面板 28 蓋面板 29 折り曲げ線 30 第1係止片 31 第1外側上面板 31a 空間部分 32 折り曲げ線 33 第1内側壁 34 折り曲げ線 35 第3内側上面板 36 折り曲げ線 37 第2内側壁 38 折り曲げ線 39 第2外側上面板 39a 空間部分 40 第1外側上面板 40a 空間部分 41 折り曲げ線 42 第1内側壁 43 折り曲げ線 44 第3内側上面板 45 折り曲げ線 46 第2内側壁 47 折り曲げ線 48 第2外側上面板 48a 空間部分 49 第2係止片 49a 長孔 50 折り曲げ線 51 第2長孔 52 第1長孔 53 切り込み 54 差込部 55 被差込部 56 接合片 57〜61 折り曲げ線 62 底板 63 折り曲げ線 64 接合部 65 補助底板 66 持ち手部分 67、68 切り込み 69、70 折り曲げ線 71 底面部 72 底側面部 73 底面・後面部 74 側面部 75 抜き孔 76 緩衝用パッキン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1側面板(11)乃至第4側面板(1
    4)の下端に底面部(15)を形成した箱体の一方の互
    いに対向する一対の側面板の上端にそれぞれ折り曲げ線
    (16)・(18)を介してフラップ(20)・(2
    2)を連設し、一方のフラップ(22)には、折り曲げ
    線(18)を介して上端に向かって垂直に延びる内側面
    板(24)と、前記内側面板(24)の上端から折り曲
    げ線(25)を介して連設される第1内側上面板(2
    6)を設け、他方のフラップ(20)には、折り曲げ線
    (16)を介して蓋面板(28)が連設され、前記蓋面
    板(28)の上端には、折り曲げ線(29)を介して連
    設される第1係止片(30)を設け、それぞれ折り曲げ
    線(17)・(19)を介して上端に向かって垂直に延
    びる第1外側上面板(31)、(40)、前記第1外側
    上面板(31)、(40)の上端から折り曲げ線(3
    2)、(41)を介して連設される第1内側壁(3
    3)、(42)、前記第1内側壁(33)、(42)の
    上端から折り曲げ線(34)、(43)を介して連設さ
    れる第3内側上面板(35)・(44)、前記第3内側
    上面板(35)・(44)の上端から折り曲げ線(3
    6)・(45)を介して連設される第2内側壁(37)
    ・(46)、前記第2内側壁(37)・(46)の上端
    から折り曲げ線(38)・(47)を介して連設される
    第2外側上面板(39)・(48)を設け、更に前記第
    2側面板(12)及び第4側面板(14)の中央上方部
    分に切り込み(67)・(68)、折り曲げ線(69)
    ・(70)によって構成される持ち手部分(66)をそ
    れぞれ設け、全体を一体化した段ボール板(10)から
    構成することを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 前記段ボール板(10)内の底面部(1
    5)に、前記第2側面板(12)、第4側面板(14)
    と高さがほぼ等しい前面・後面部(73)及び製品の高
    さとほぼ等しい側面部(74)、底面部(71)、底側
    面部(72)を設け、前記前面・後面部(73)の上方
    に、前記第2側面板(12)及び第4側面板(14)の
    中央上方部分に設けられた持ち手部分(66)の外形寸
    法とほぼ等しい抜き孔(75)をそれぞれ設け、全体を
    一体化した段ボール製の緩衝用パッキン(76)を製品
    の底部に配置したことを特徴とする請求項1記載の包装
    箱。
  3. 【請求項3】 前記内側面板(24)及び前記第1内側
    上面板(26)を折り曲げ線(18)・(25)に沿っ
    て折り曲げた後、前記第1外側上面板(31)・(4
    0)、第1内側壁(33)・(42)を折り曲げ線(1
    7)・(32)・(19)・(41)に沿って折り曲げ
    た後、前記第3内側上面板(35)・(44)、前記第
    2内側壁(37)・(46)、第2外側上面板(39)
    ・(48)を折り曲げ線(36)・(38)・(45)
    ・(47)に沿って上方向に折り曲げ、前記第1外側上
    面板(31)・(40)、第1内側壁(33)・(4
    2)と前記第1内側上面板(26)とによって構成され
    る第1空間部分(31a)、(40a)にそれぞれ付属
    品を収納固定し、さらに前記第1内側壁(33)・(4
    2)、前記第3内側上面板(35)・(44)、前記第
    2内側壁(37)・(46)、第2外側上面板(39)
    ・(48)とによって構成される第2空間部分(39
    a)・(48a)に、製品の持ち手部分(66)である
    着脱式ハンドル(6)を収納することを特徴とする請求
    項1記載の包装箱。
  4. 【請求項4】 前記内側面板(24)を内側方向に折り
    曲げ、前記第1内側上面板(26)を上方向に折り曲げ
    た後、第3側面板(13)の上端部分に設けた第2係止
    片(49)を折り曲げ線(50)に沿って手前方向に折
    り曲げることによって生じる長孔(49a)と前記第1
    内側上面板(26)の下端部分に設けた第2長孔(5
    1)に、前記蓋面板(28)及び前記第1係止片(3
    0)を折り曲げ線(16)・(29)に沿って下方向に
    折り曲げた後、上方向から力を加えることにより前記第
    1係止片(30)が挿入され、次に、差込部(54)で
    ある基端部分にくびれ部分を形成した第2係止片(4
    9)をくびれ部分の下端に設けた折り曲げ線(18)に
    沿って内側に折り曲げた後、前記第1係止片(30)の
    開閉支点部分に設けた幅が前記第2係止片(49)の先
    端部分と同じ寸法(a)である第1長孔(52)及び前
    記第1長孔(52)の両端に前記第2係止片(49)の
    出っ張り部分と同じ寸法(b)になるような切り込み
    (53)によって構成された被差込部(55)に挿入す
    ることにより、前記第1係止片(30)と前記第2係止
    片(49)が嵌入され、前記蓋面板(28)と第3側面
    板(13)をそれぞれ係止し、前記差込部(54)が前
    記被差込部(55)から抜けないような形状に前記差込
    部(54)及び前記被差込部(55)が形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の包装箱。
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