JP2002178033A - 曲げ加工金型装置 - Google Patents

曲げ加工金型装置

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JP2002178033A
JP2002178033A JP2000384848A JP2000384848A JP2002178033A JP 2002178033 A JP2002178033 A JP 2002178033A JP 2000384848 A JP2000384848 A JP 2000384848A JP 2000384848 A JP2000384848 A JP 2000384848A JP 2002178033 A JP2002178033 A JP 2002178033A
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JP
Japan
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bending
punch
metal material
bending die
die
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JP2000384848A
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English (en)
Inventor
Hideo Morita
英夫 森田
Tatsuhiko Yamashita
達彦 山下
Hirotoshi Taji
博敏 田路
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給された金属材の傾斜を矯正しながら曲げ
加工を行い、所定形状の曲げ形状寸法が得られる曲げ加
工金型装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 曲げパンチ2における下先端の加工部1
5に設けた凸部17の内側面、および曲げパンチ2に対
向する曲げダイ3における上先端の加工部16に設けた
凸部18の内側面により、供給された金属材1をガイド
し矯正しながら所定の曲げ加工を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄板帯状金属材の曲
げ加工などに使用される曲げ加工金型装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来における曲げ加工金型装置について
図面を用いて説明する。図7は従来における曲げ加工金
型装置の要部断面図である。図7において1は被加工体
であるところの薄板帯状の金属材、21は曲げパンチで
あり、下端に所定形状の加工部31を設けており、上部
でパンチプレート24に固定されている。
【0003】28は曲げパンチ21が挿通する孔を有し
金属材1を押え保持する材料押えプレート、23はパン
チプレート24の上面に密着した上バッキングプレー
ト、22は上バッキングプレート23の上面に密着した
上下移動自在なパンチホルダーである。
【0004】27は下端を材料押えプレート28の上面
端部に固着した吊りボルトであり、その本体部はパンチ
プレート24および上バッキングプレート23を連通し
た挿通孔を上下移動自在に挿通し、上端部はパンチホル
ダー22に設けられた孔内に突出しており、その孔内に
設置した圧縮バネ26と止めネジ25により材料押えプ
レート28を下方向に付勢している。
【0005】29は曲げパンチ21に対応し加工部32
を上端に設けた曲げダイであり、下部でダイプレート3
0に固定されている。33はダイプレート30の下面に
密着した下バッキングプレート、34は下バッキングプ
レート33の下面に密着したダイホルダーである。
【0006】以上の構成による曲げ加工金型装置におい
て、金属材1を送り方向に移送し、パンチホルダー22
の移動による曲げパンチ21と曲げダイ29により、金
属材1に対して所定の曲げ加工を行うのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の曲げ加工金型装置では、図8(a)〜(c)に示す
ように例えば金属材1の先端上面が僅かに傾斜して曲げ
パンチ21に当接したりすることにより、金属材1が曲
げ加工される過程で曲げ部分がゆがんだり傾斜して、所
定形状の曲げ加工寸法が得られない場合があるという課
題を有していた。
【0008】本発明は前記課題を解決しようとするもの
であり、供給された金属材の傾斜を矯正し保持しながら
曲げ加工を行い、所定形状の曲げ形状寸法を得ることが
できる曲げ加工金型装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明における曲げ加工金型装置は、曲げパンチおよ
び曲げダイに金属材の外形をガイドし維持する凸部を設
けた構成としたものであり、金属材のゆがみや傾斜を矯
正でき、所定形状および寸法の曲げ加工が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、移動自在な曲げパンチと、この曲げパンチに対向す
る曲げダイに被曲げ加工体である金属材のガイドおよび
矯正体を設けてなる曲げ加工金型装置としたものであ
り、曲げ加工される金属材のガイド、矯正が可能になる
という作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、金属材の厚みと
ほぼ同じ高さで、金属材の幅とほぼ同じ間隔に配設した
凸部でなるガイドおよび矯正体を曲げパンチおよび曲げ
ダイの先端に設けてなる請求項1に記載の曲げ加工金型
装置としたものであり、請求項1の作用に加えて曲げ加
工が円滑でかつ、高精度の矯正が可能になるという作用
を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態における曲げ加
工金型装置について、図面を用いて説明する。図1は本
発明の実施の形態における曲げ加工金型装置の要部断面
図、図2は同図1における矢視A−Aの断面図、図3は
同装置における曲げパンチの要部斜視図、図4は同装置
における曲げダイの要部斜視図、そして図5、図6は同
曲げ加工金型装置の動作を説明する要部断面図である。
【0013】図1、図2において1は従来の技術で説明
した金属材、2は金属材1を所定形状に曲げ加工するた
めの加工部15を下端に設けた曲げパンチであり、その
加工部15の片側面には図3に示すようにほぼ金属材1
の厚みと同じあるいは少し低い高さの凸部17を両側端
に設けており、その凸部17間に形成される溝形状は金
属材1が容易にそして確実に載置できるように、開口部
の内側上端となる凸部17には面取(傾斜)を設けてお
り、また溝幅は金属材1の幅とほぼ同じとして、金属材
1のガイドおよび矯正体としている。
【0014】3は前記加工部15と対向する加工部16
を上端に設けた曲げダイであり、その加工部16の上面
には図4に示すように、凸部17と同じ構成にて凸部1
8を設け、同じく金属材1のガイドおよび矯正体として
いる。
【0015】4は曲げパンチ2の加工部15と、曲げダ
イ3の加工部16の相互を正確かつ確実に動作させるた
めにガイドするポストであり、先端が後述するダイプレ
ート13に設けられたポストガイド孔13aに摺動自在
に挿入し、上端は曲げパンチ2の上部を固定したパンチ
プレート5に固着されている。
【0016】6はパンチプレート5の上面に密着した上
バッキングプレート、7は上バッキングプレート6の上
面に密着し上下移動自在なパンチホルダー、14は曲げ
パンチ2およびポスト4の挿通孔を有する材料押えプレ
ート、10は下先端を材料押えプレート14の上面で固
着した吊りボルトであり、その本体部はパンチプレート
5に設けた挿通孔を上下移動自在に挿通し、またその上
端部は上バッキングプレート6に設けた孔を挿通し、上
下移動自在なパンチホルダー7の下面で規制されること
により、材料押えプレート14を垂直方向の所定位置に
保持している。
【0017】11は圧縮バネであり、上下移動自在なパ
ンチホルダー7に設けられた孔内に配設され、上端は止
めネジ12によりパンチホルダー7に保持され、下端は
吊りボルト10の上面に当接して、吊りボルト10を下
方向に付勢している。以上により上型部を構成してい
る。
【0018】13は曲げダイ3を固定するダイプレー
ト、9はダイプレート13の下面に密着した下バッキン
グプレートであり、ダイプレート13におけるポスト4
が挿通するポストガイド孔13aと連通して同じく挿通
孔9aを設けている。8は下バッキングプレート9の下
面に密着してなるダイホルダーである。以上により下型
部を構成している。
【0019】このように構成された曲げ加工金型装置に
おいて、金属材1を送り方向に移動させ所定位置に供給
した後、パンチホルダー7の移動により曲げパンチ2を
降下させ、材料押えプレート14により金属材1を保持
するとともに、曲げパンチ2の加工部15と曲げダイ3
の加工部16により、金属材1の所定個所を所定形状に
曲げ加工するのである。
【0020】その際、図3、図4に示すように金属材1
の両側面を、曲げパンチ2の凸部内側面19、曲げダイ
3の凸部内側面20によりガイドし規制する。
【0021】そして、図5は材料押えプレート14が金
属材1の上面を押圧して保持した状態を示しており、こ
の設定状態で前記曲げダイ3の凸部18の凸部内側面2
0が金属材1の両側端をガイドし規制する。また図6は
曲げパンチ2の加工部15が金属材1の被加工部分上面
に当接した状態を示しており、この設定状態で前記曲げ
パンチ2の凸部17の凸部内側面19が金属材1の被加
工部分である曲げ外形部分をガイドして規制し、曲げ加
工における金属材1のゆがみや傾斜を矯正する。そし
て、曲げパンチ2の凸部内側面19が金属材1の両側端
をガイドし規制しながら下降して、金属材1の所定形状
曲げ加工が行われるのである。
【0022】
【発明の効果】以上本発明による曲げ加工金型装置によ
れば、金属材を曲げ加工する過程で、金属材のゆがみや
傾斜を矯正しながら曲げ加工を行うので、高精度の所定
形状および寸法の曲げ加工が可能になるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における曲げ加工金型装置
の要部断面図
【図2】同図1における矢視A−Aの断面図
【図3】同装置における曲げパンチの要部斜視図
【図4】同装置における曲げダイの要部斜視図
【図5】同曲げ加工金型装置の動作を説明する要部断面
【図6】同曲げ加工金型装置の動作を説明する要部断面
【図7】従来における曲げ加工金型装置の要部断面図
【図8】(a)同装置における曲げパンチの要部斜視図 (b)同装置における金属材を載置した曲げダイの要部
斜視図 (c)同(b)におけるB矢視図
【符号の説明】
1 金属材 2 曲げパンチ 3 曲げダイ 4 ポスト 5 パンチプレート 6 上バッキングプレート 7 パンチホルダー 8 ダイホルダー 9 下バッキングプレート 9a 挿通孔 10 吊りボルト 11 圧縮バネ 12 止めネジ 13 ダイプレート 13a ポストガイド孔 14 材料押えプレート 15,16 加工部 17,18 凸部 19,20 凸部内側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田路 博敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4E063 AA01 BA01 DA02 DA03 DA20 JA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在な曲げパンチと、この曲げパン
    チに対向する曲げダイに被曲げ加工体である金属材のガ
    イドおよび矯正体を設けてなる曲げ加工金型装置。
  2. 【請求項2】 金属材の厚みとほぼ同じ高さで、金属材
    の幅とほぼ同じ間隔に配設した凸部でなるガイドおよび
    矯正体を曲げパンチおよび曲げダイの先端に設けてなる
    請求項1に記載の曲げ加工金型装置。
JP2000384848A 2000-12-19 2000-12-19 曲げ加工金型装置 Pending JP2002178033A (ja)

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