JP2002177508A - 遊技球受入れ装置 - Google Patents

遊技球受入れ装置

Info

Publication number
JP2002177508A
JP2002177508A JP2000384609A JP2000384609A JP2002177508A JP 2002177508 A JP2002177508 A JP 2002177508A JP 2000384609 A JP2000384609 A JP 2000384609A JP 2000384609 A JP2000384609 A JP 2000384609A JP 2002177508 A JP2002177508 A JP 2002177508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game ball
receiving
game
board
winning opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000384609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3976501B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruhon Industry Co Ltd filed Critical Maruhon Industry Co Ltd
Priority to JP2000384609A priority Critical patent/JP3976501B2/ja
Publication of JP2002177508A publication Critical patent/JP2002177508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3976501B2 publication Critical patent/JP3976501B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当りにより遊技者が獲得する賞球数の差を
小さくすることができる遊技球受入れ装置を実現する。 【解決手段】 ラウンドの終了タイミングになると、羽
根部材41,42が閉口動作し、大入賞口(受入れ口)
43,44が閉口する。このとき、右側の大入賞口43
から入賞した遊技球の流下方向には、放出口50が開口
形成され、左側の大入賞口44から入賞した遊技球の流
下経路には、放出口51が形成される。このため、大入
賞口43,44から入賞し、第1案内部41aから第1
案内部42aまでの部分に滞留している遊技球は、放出
口50,51を通って遊技盤5の遊技盤面に排出され
る。したがって、余分な賞球の払出しを減らすことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の遊技条件を満
たした場合に、遊技球を受入れる受入れ口を開閉する遊
技機に備えられた遊技球受入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技球受入れ装置とし
て、たとえば図13ないし図16に示す第1種のパチン
コ機に備えられた変動入賞装置が知られている。図13
は、羽根式の変動入賞装置を備えた従来のパチンコ機の
正面説明図である。図14(A)は、図13に示すパチ
ンコ機に設けられた変動入賞装置に遊技球が入賞する様
子を示す説明図であり、図14(B)は、図13に示す
変動入賞装置に入賞した遊技球の流下経路を示す説明図
である。図15は、扉式の変動入賞装置を備えた従来の
パチンコ機の正面説明図である。図16(A)は、図1
5に示すパチンコ機に設けられた変動入賞装置に遊技球
が入賞する様子を示す説明図であり、図16(B)は、
図15に示す変動入賞装置に入賞した遊技球の流下経路
を示す説明図である。
【0003】図13に示す従来のパチンコ機500で
は、図示しない発射装置から発射された遊技球が、遊技
盤502に設けられた第1種始動口504を通過する
と、特別図柄表示装置506が「0」〜「9」などの特
別図柄を横方向の3箇所において、それぞれ上下にスク
ロール表示し、それら3箇所の停止図柄が同じ特別図柄
に揃うと大当りが発生する。そして、変動入賞装置51
0に設けられた羽根式の羽根部材512,512が開放
動作し、大入賞口514,514を所定時間開口する。
図14(A)に示すように、大入賞口514,514に
入賞した遊技球Pは、図14(B)に示すように、遊技
盤502に貫通形成された通路516から遊技盤502
の裏面に流出し、流下経路518を経て検出スイッチ5
20により検出され、集合樋(図示省略)に排出され
る。また、CPU522は、検出スイッチ520からの
検出信号により、大入賞口514,514への入賞数を
計数し、その計数値に対応した賞球が払出される。
【0004】そして、CPU522は、大入賞口51
4,514の開口時間が所定時間(たとえば30秒)に
達したか、あるいは大入賞口514,514への入賞数
が所定数(たとえば10個)に達すると羽根部材51
2,512を閉口動作させ、大入賞口514,514を
閉口する。このとき、大入賞口514,514に入賞し
た入賞球が、変動入賞装置510の内部に設けられた特
定領域(図示省略)を通過すると、連続して大入賞口5
14,514が開口する。このように、大入賞口51
4,514の開口から閉口までを1ラウンドとして、遊
技球が上記特定領域を通過することを条件に、所定回数
のラウンド(たとえば16ラウンド)を遊技可能とな
る。
【0005】また、図15に示す従来のパチンコ機60
0も、変動入賞装置610の構造が異なる他は、図13
に示したパチンコ機500と同様の制御が行われる。つ
まり、大当りが発生すると、変動入賞装置610に設け
られた扉式の可動部材612が開放動作し、大入賞口6
14が所定時間開口する。そして、図16(A)に示す
ように、開口した大入賞口614に入賞した遊技球P
は、図16(B)に示すように、遊技盤502に貫通形
成された通路516から遊技盤502の裏面に流出し、
流下経路518を経て検出スイッチ520により検出さ
れ、集合樋(図示省略)に排出される。また、CPU5
22は、検出スイッチ520からの検出信号により、大
入賞口614への入賞数を計数し、その計数値に対応し
た賞球が払出される。
【0006】そして、CPU522は、大入賞口614
の開口時間が所定時間(たとえば30秒)に達したか、
あるいは大入賞口614への入賞数が所定数(たとえば
10個)に達すると可動部材612を閉口動作させ、大
入賞口614を閉口する。このとき、大入賞口614に
入賞した入賞球が、変動入賞装置610の内部に設けら
れた特定領域(図示省略)を通過すると、連続して大入
賞口614が開口する。このように、大入賞口614の
開口から閉口までを1ラウンドとして、遊技球が上記特
定領域を通過することを条件に、所定回数のラウンド
(たとえば16ラウンド)を遊技可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示す
ように、従来のパチンコ機500は、遊技球Pが大入賞
口514,514に入賞してから検出スイッチ520に
至るまでの距離が長い。このため、CPU522が入賞
数(たとえば10個)を計数し、羽根部材512,51
2を閉口したときには、既に幾つかの遊技球が大入賞口
514,514から入賞しており、羽根部材512,5
12の上を通路516に向けて流下していたり、あるい
は、既に流下経路518を流下していたりする場合があ
る。これらの遊技球は、やがて検出スイッチ520によ
り検出されるため、その検出数に対応した賞球が払出さ
れることになる。つまり、検出スイッチ520によるカ
ウント数が一定しないため、大当りにより遊技者が獲得
する賞球数に差が出るという問題がある。また、従来の
パチンコ機600についても、同様に、大入賞口614
から検出スイッチ520に至るまでの距離が長いため、
パチンコ機500と同様の上記問題がある。なお、大入
賞口の入り口付近において遊技盤に打ち込まれている釘
の間隔や配置を調整することにより、大入賞口へ一度に
多くの遊技球が入賞しないように制限する試みもなされ
ているが、同じタイミングで多くの遊技球が入賞すると
いう大当り特有の醍醐味が失われてしまうため、好まし
くない。
【0008】そこで、この発明は、上記問題を解決する
ためになされたものであり、大当りにより遊技者が獲得
する賞球数の差を小さくすることができる遊技球受入れ
装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、遊技盤に設けられており、遊技球を受入れる受入
れ口を開閉する受入れ手段と、前記受入れ口に受入れら
れた遊技球を検出する検出手段と、この検出手段により
検出された遊技球を計数する計数手段と、この計数手段
による計数値が所定値に達した場合に前記受入れ手段を
動作させて前記受入れ口を閉口させる制御手段とを備え
た遊技球受入れ装置において、前記計数手段が前記所定
値を計数した場合に、前記受入れ口に受入れられてお
り、前記検出手段により検出されていない遊技球を前記
遊技盤の盤面に戻すという技術的手段を用いる。
【0010】開口した受入れ手段の受入れ口に遊技球が
受入れられると、その受入れられた遊技球は検出手段に
より検出され、計数手段により計数される。そして、制
御手段は、計数手段による計数値が所定値に達した場合
に受入れ手段を動作させて受入れ口を閉口させる。この
とき、受入れ口に受入れられており、検出手段により検
出されていない遊技球は、遊技盤の盤面に戻される。つ
まり、受入れ口が閉口するときに、受入れ口に受入れら
れている遊技球を遊技盤の盤面に戻すことができるた
め、受入れ口に受入れられている遊技球が検出手段によ
り検出されないようにすることができる。したがって、
検出手段による余分な検出数を減少させる遊技球受入れ
装置を実現することができる。たとえば、大当りのとき
に一度に多くの遊技球が入賞口(受入れ口)に入賞可能
なパチンコ機にあっては、遊技球の余分な入賞を減少さ
せることができるため、遊技者が獲得する賞球数の差を
減少させることができる。また、検出手段により検出さ
れない遊技球を視認できるため、受入れられた遊技球が
検出されたか否か分からないという疑問を遊技者に抱か
せるおそれもない。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の遊技球受入れ装置において、前記盤面には、前記受
入れ口に受入れられた遊技球を前記盤面の裏側へ案内す
る通路が貫通形成されており、前記受入れ手段は、開口
時には、前記受入れ口に受入れられた遊技球を前記通路
の入り口へ誘導する誘導面を形成し、かつ、閉口時に
は、前記誘導面により誘導されている遊技球を前記盤面
に放出する放出口を形成するという技術的手段を用い
る。
【0012】受入れ口を開口した受入れ手段に受入れら
れた遊技球は、受入れ手段の誘導面により通路の入り口
へ誘導され、その通路を通って盤面の裏側へ案内され
る。また、受入れ口を閉口するときに誘導面により誘導
されている遊技球は、放出口を通って盤面に放出され
る。つまり、受入れ手段は、遊技球を受入れる受入れ口
と、誘導面により誘導されている遊技球を盤面に放出す
る放出口とを備えており、遊技球の受入れおよび放出の
2つの作用をする。したがって、遊技球の受入れを行う
手段および放出を行う手段の2つの手段を用いる場合よ
りも簡易な構成にすることができる。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の遊技球受入れ装置において、前記受入れ口は、前記
盤面の上を流下する遊技球を受入れる方向に開口し、前
記放出口は、前記受入れ口に受入れられた遊技球の流下
方向に開口するという技術的手段を用いる。
【0014】受入れ口に受入れられた遊技球は、その受
入れ口が閉口するときに、自身の流下方向に開口された
放出口から盤面の上に放出される。つまり、受入れ口に
受入れられた遊技球を、その流れを利用して自然に放出
できる。したがって、遊技球をその流れに逆らって放出
するための特別な手段を設ける必要がない。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項2に記
載の遊技球受入れ装置において、前記検出手段は、前記
遊技盤の裏側に設けられており、前記放出口は、前記受
入れ口の下方に形成されており、前記受入れ手段は、前
記通路の両端部に前記受入れ口を開閉可能に取付けられ
ており、かつ、開口時には、前記通路から前記盤面の前
面に突出して前記盤面を流下する遊技球を受入れて前記
検出手段へ誘導する第1の姿勢となり、さらに、閉口時
には、その閉口する前に受入れた遊技球の誘導経路を前
記検出手段に向かう経路から前記放出口に向かう経路に
変化させる第2の姿勢となるという技術的手段を用い
る。
【0016】受入れ手段が、通路から盤面の前面に突出
した第1の姿勢になって開口した受入れ口から受入れら
れた遊技球は、通路を通って検出手段へ誘導される。ま
た、受入れ手段が、受入れ口を閉口すると、その閉口す
る前に受入れられた遊技球は、検出手段に向かう経路か
ら放出口に向かう経路に変化され、その放出口から盤面
の上に放出される。つまり、受入れ口が閉口する前に受
入れられた遊技球の向かう経路を変化させることによ
り、上記受入れられた遊技球を放出口から盤面の上に放
出することができるため、遊技者は、遊技球の向かう経
路の変化を楽しむことができる。また、放出口は、受入
れ口の下方の盤面に形成されているため、受入れ口から
受入れられた遊技球が一旦消え、その下方の放出口から
出現するという面白さを味わうこともできる。
【0017】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の遊技球受入れ装置において、前記受入れ手段が前記
第2の姿勢になる際に、前記受入れられていた遊技球が
前記検出手段に向けて誘導されないように規制する規制
手段を備えたという技術的手段を用いる。
【0018】つまり、受入れ手段が第2の姿勢になる際
に、受入れられていた遊技球が検出手段に向けて誘導さ
れないように規制することができるため、遊技球の自然
な流下のみに任せて規制する場合よりも確実に規制する
ことができる。
【0019】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し請求項5のいずれか1つに記載の遊技球受入れ装置に
おいて、前記遊技盤の盤面に戻された遊技球の流下方向
に前記受入れ口とは別の受入れ口を備えたという技術的
手段を用いる。
【0020】つまり、遊技盤の盤面に戻された遊技球の
流下方向に前記受入れ口とは別の受入れ口を備えるた
め、遊技盤の盤面に戻された遊技球が上記別の受入れ口
に受入れられる場合が発生する。したがって、遊技者
は、盤面に戻された遊技球がただ単に回収されてしまう
のではなく、再度、別の受入れ口に受入れられるかもし
れないという期待を抱くことができるため、受入れ口が
閉口する前に受入れられた遊技球が総て回収されてしま
うことから起きる損失感を軽減できる。
【0021】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し請求項6のいずれか1つに記載の遊技球受入れ装置に
おいて、前記制御手段は、所定の遊技状態のときに前記
受入れ口を複数回開閉動作させるという技術的手段を用
いる。
【0022】つまり、所定の遊技状態のときに受入れ口
を複数回開閉動作させる遊技機では、受入れ口が開口す
るごとに余分に遊技球が受入れられると、受入れ口が複
数回開口したときには余分に受入れられた遊技球の数が
累積加算され、それにより、余分に検出される遊技球が
増加してしまうが、請求項1ないし請求項6のいずれか
1つに記載の技術的手段を用いることにより、そのよう
に余分に検出される遊技球が増加することのない遊技球
受入れ装置を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、この発明
に係る遊技球受入れ装置の実施形態について図を参照し
て説明する。なお、以下に記載する各実施形態では、こ
の発明に係る遊技球受入れ装置が備えられた遊技機とし
て第1種のパチンコ機を例に挙げて説明する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係る遊技球受
入れ装置が備えられたパチンコ機の主要構成について、
そのパチンコ機の外観を示す斜視説明図を参照して説明
する。パチンコ機1には、前枠2が開閉可能に備えられ
ており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付
けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の
鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠4の内
部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右側下方
には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射モータ(図6に
おいて符号15eで示す)を操作するための発射ハンド
ル15aが回動可能に取付けられている。
【0024】ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給
される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞
球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給
口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上
受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方に
は、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上
受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排
出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されて
いる。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排
出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設け
られている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が
設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設
けられている。
【0025】[遊技盤5の主要構成]次に、遊技盤5の
主要構成についてそれを示す図2を参照して説明する。
遊技盤5の略中央には、センターケース30が備えられ
ている。センターケース30には、天入賞口31と、3
個のLEDからなる普通図柄表示装置33と、この普通
図柄表示装置33の始動可能な回数を4個のLEDによ
り表示する普通図柄記憶表示LED34と、複数の図
柄、たとえば「0」〜「9」の数字の特別図柄や背景画
像などを液晶で表示する特別図柄表示装置32と、この
特別図柄表示装置32の始動可能な回数を4個のLED
により表示する特別図柄記憶表示LED35とが備えら
れている。
【0026】センターケース30の左右斜め上には、L
EDにより装飾された装飾風車21がそれぞれ設けられ
ている。右側の装飾風車21の右斜め下方には、普通図
柄表示装置33を作動させるための普通図柄作動右ゲー
ト26が設けられており、左側の装飾風車21の左斜め
下方には、同じく普通図柄作動左ゲート27が設けられ
ている。普通図柄作動右ゲート26の下方には、右袖入
賞口22が設けられており、普通図柄作動左ゲート27
の下方には、左袖入賞口23が設けられている。センタ
ーケース30の下方には、特別図柄表示装置32の停止
図柄が大当り図柄となった場合に作動する変動入賞装置
40が設けられている。この変動入賞装置40には、大
当りの発生時に開放動作して大入賞口43,44を開口
する羽根状の羽根部材41,42が開閉可能に取り付け
られている。右側の羽根部材41の右側には、右下入賞
口24が設けられており、左側の羽根部材42の左側に
は、左下入賞口25が設けられている。
【0027】変動入賞装置40の頂部には、特別図柄表
示装置32を作動させる機能を有する第1種始動口28
が設けられており、この第1種始動口28の下方には普
通図柄表示装置33の停止図柄が当たり図柄となった場
合に両翼を開放する普通電動役物29が設けられてい
る。両翼を開放した普通電動役物29は、第1種始動口
28と同様に特別図柄表示装置32を作動開始させる機
能を備えている。また、変動入賞装置40の内部には、
羽根部材41,42を連続して開放動作させる機能を有
する特定領域と、この特定領域を通過した遊技球を検出
する特定領域スイッチ(図6に符号53で示す)と、大
入賞口43,44に入賞した遊技球の数をカウントする
大入賞口スイッチ(図6に符号64で示す)とが設けら
れている。
【0028】また、遊技盤5には、発射された遊技球を
遊技領域へ案内するレール13が取付けられており、遊
技盤5の上方左右角部には、コーナー飾り11がそれぞ
れ設けられており、遊技盤5の右側および左側には、サ
イド飾り20がそれぞれ設けられている。さらに、遊技
盤5には、普通の風車12,12と、入賞しなかった遊
技球をアウト球として回収するアウト口14とが設けら
れている。そして、遊技盤5には、多くの釘15が打ち
込まれており、遊技盤5に発射された遊技球は、釘15
の間を乱舞しながら落下し、各入賞口に入賞したり、始
動口を通過したり、あるいはアウト口14から回収され
たりする。
【0029】(変動入賞装置40の構造)次に、変動入
賞装置40の構造について図3ないし図5を参照して説
明する。図3は、変動入賞装置40のうち、遊技盤5の
表面に取付けられる表機構を右斜め上方から見た斜視説
明図であり、図4は、変動入賞装置40の表機構、遊技
盤5の裏面に取付けられる裏機構および駆動機構を分け
て右斜め上方から見た斜視説明図である。図5は、変動
入賞装置40の動きを正面から見た説明図である。な
お、以下の説明において、遊技盤5の表面からパチンコ
機1の前に座った遊技者に向かう方向を前方と称し、そ
の逆方向を後方と称する。
【0030】図4に示すように、変動入賞装置40は、
遊技盤5の表面に取付けられる表機構40a、遊技盤5
の裏面に取付けられる裏機構40bおよび駆動機構40
cから構成される。図3に示すように、表機構40a
は、装飾ブラケット47を備える。装飾ブラケット47
には、ビスにより遊技盤5(図2)の前面に取付けるた
めのビス孔47aが計6箇所に貫通形成されている。装
飾ブラケット47には、その中央下部から前方に突出部
48が突出形成されている。突出部48には、その前面
から右方に右腕部48aが延びており、左方に左腕部4
8bが延びている。また、突出部48の上面48cは、
山形の形状に形成されている。図5に示すように、右腕
部48aの右端および左腕部48bの左端と、装飾ブラ
ケット47との間には、軸部材49がそれぞれ介在され
ている。右側の軸部材49には、右側の羽根部材41の
長手方向の中央からやや先端寄りの部分が回動可能に取
付けられており、左側の軸部材49には、左側の羽根部
材41の長手方向の中央からやや先端寄りの部分が回動
可能に取付けられている。
【0031】羽根部材41,42には、開放動作した際
に回動軸から斜め上方に傾斜した姿勢となる第1案内部
41a,42aと、回動軸から突出部48の上面48c
に向けてやや下り勾配の姿勢となる第2案内部41b,
42bとがそれぞれ形成されている。第2案内部41
b,42bの傾斜角度は、第1案内部41a,42aの
傾斜角度よりも小さく設定されている。第1案内部41
a,42aおよび第2案内部41b,42bの上面は、
前後方向に複数の溝が形成された誘導面となっている。
装飾ブラケット47の前面上部には、普通電動役物29
が取付けられている。普通電動役物29の前面には、前
面板29aが取付けられており、図5に示すように、前
面板29aと装飾ブラケット47との間には、軸部材2
9b,29bが介在されている。軸部材29b,29b
には、羽根部材29cの基端部分がそれぞれ回動可能に
取付けられている。
【0032】前面板29aと装飾ブラケット47との間
であって、右側の羽根部材29cの基端部近傍からは、
突出部29dが右側方に突出形成されており、左側の羽
根部材29cの基端部近傍からは、突出部29eが左側
方に突出形成されている。装飾ブラケット47の略中央
には、案内孔47bが貫通形成されており、その案内孔
47bは、遊技盤5に貫通形成された通路(図示省略)
に連通している。図4および図5に示すように、羽根部
材41,42が開放動作している場合は、右側の羽根部
材41の先端部41cと、右側の突出部29dの右下角
部29fとの間に大入賞口43が形成され、左側の羽根
部材42の先端部42cと、左側の突出部29eの左下
角部29gとの間に大入賞口44が形成される。このと
き、突出部48の上面48cを介して第1案内部41a
から第1案内部42aまでが連続した形態となる。
【0033】また、図3および図5(一点鎖線)に示す
ように、羽根部材41,42が閉口動作している場合
は、右側の羽根部材41の先端部41cと、右側の突出
部29dの右下角部29fとが接近することにより、大
入賞口43が閉口され、左側の羽根部材42の先端部4
2cと、左側の突出部29eの左下角部29gとが接近
することにより、大入賞口44が閉口される。このと
き、右側の羽根部材41の基端部41dと突出部48の
右下角部48dとの間に放出口50が形成され、左側の
羽根部材42の基端部42dと突出部48の左下角部4
8eとの間に放出口51が形成される。放出口50,5
1は、大入賞口43,44から入賞し、第1案内部41
aから第1案内部42aまでの部分に滞留している遊技
球を遊技盤5の遊技盤面に排出する役割をする。
【0034】図4に示すように、裏機構40bは、ハウ
ジング52を備えており、ハウジング52は、遊技盤5
の裏面において表機構40aと対応する箇所に取付けら
れている。ハウジング52の中央下部には、下面が開口
した空間52aが形成されており、その空間52aに
は、案内孔47bから通路を介して遊技盤5の裏面に案
内された遊技球Pを検出する特定領域スイッチ53が設
けられている。この裏機構40bから流下経路W1〜W
3により流下した遊技球は、大入賞口スイッチ64によ
り検出される。その検出信号は、大入賞口中継基板70
を介してメインCPU112に入力され、メインCPU
112は、その検出信号に基づいて入賞数を計数する。
大入賞口スイッチ64には、電源基板80により通電さ
れており、その電源基板80と大入賞口スイッチ64と
の間にはスイッチ81が接続されている。このスイッチ
81は、メインCPU112に接続されており、メイン
CPU112からの命令により、ON・OFFし、OF
Fにより大入賞口スイッチ64の機能を停止させ、ON
により機能させる。
【0035】ハウジング52の両側には、棒状のロッド
54,54が前後方向に挿通されており、各ロッド54
の後端は、縦断面が長孔形状の連結部材55の一端寄り
にそれぞれ挿通されている。各連結部材55の他端寄り
には、棒状のロッド56がそれぞれ挿通されている。各
ロッド54の先端は、羽根部材41,42の各軸部材4
9(図5)に連結される。また、ハウジング52の前面
両側には、LED57が2個ずつ取付けられている。な
お、この実施形態では、特定領域スイッチ53として変
流器を使用する。駆動機構40cは、板状の取付板58
を備えており、その取付板58には、大入賞口ソレノイ
ド59,59が横方向に並んで取付けられている。各大
入賞口ソレノイド59のプランジャ(図示省略)の下端
には、ロッド56がそれぞれ取付けられる。つまり、各
大入賞口ソレノイド59が駆動し、プランジャが伸縮す
ると、その直線運動が各連結部材55の回動運動に変換
され、ロッド54が回動し、軸部材49が回転するの
で、羽根部材41,42が開閉動作する。
【0036】[パチンコ機1の電気的構成]次に、パチ
ンコ機1の電気的構成についてそれをブロックで示す図
6を参照して説明する。パチンコ機1には、主基板10
0が設けられており、この主基板100には、マイクロ
プロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッ
サ110には、大当りの判定やラウンドの制御など、遊
技の主な制御を実行するメインCPU112と、このメ
インCPU112が各種制御を実行するための各種制御
プログラムなどが記録されたROM114と、遊技球が
第1種始動口28を通過したことの検出結果などの遊技
中に発生する各種データ、ROM114から読出された
制御プログラムなどを一時的に格納するRAM116と
が搭載されている。
【0037】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。遊技球が第1種始動口28を通
過したことを検出する第1種始動口スイッチ28a、特
別図柄表示装置32、LEDやランプ類を制御するラン
プ制御装置300、電源基板80、賞球の払出しなどを
制御する払出制御基盤200、遊技中の効果音などを制
御する音声制御装置79、入賞や大当りなどに関する遊
技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたコ
ンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端
子基板72、盤面中継基板71、遊技枠中継基板73で
ある。
【0038】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種デ
ータを一時的に格納するRAM216とが搭載されてい
る。また、払出制御基盤200には、電源基板80、発
射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板1
5c、遊技枠情報端子基板72および払出中継基板75
が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15c
には、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15e
へ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接
続されている。
【0039】遊技枠中継基板73には、満杯検出スイッ
チ77およびセンサ中継基板74が電気的に接続されて
いる。センサ中継基板74は、賞球ユニット62に備え
られた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基
板75と電気的に接続されている。払出中継基板75に
は、貸球切れスイッチ76、賞球払出モータ62cおよ
び貸球ユニット63が電気的に接続されている。盤面中
継基板71には、普通電動役物29を駆動する普通電動
役物ソレノイド29h、普通図柄表示装置33、普通図
柄作動右ゲート26を通過した遊技球を検出する右ゲー
トスイッチ26a、普通図柄作動左ゲート27を通過し
た遊技球を検出する左ゲートスイッチ27a、右袖入賞
口22に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ
22a、左袖入賞口23に入賞した遊技球を検出する左
袖入賞口スイッチ23a、天入賞口31に入賞した遊技
球を検出する天入賞口スイッチ31a、右下入賞口24
に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ24
a、左下入賞口25に入賞した遊技球を検出する左下入
賞口スイッチ25aおよび大入賞口中継基板70であ
る。大入賞口中継基板70には、大入賞口ソレノイド5
9,59、特定領域スイッチ53および大入賞口スイッ
チ64が電気的に接続されている。電源基板80は、A
C24V(50Hz/60Hz)の主電源78から電源
の供給を受け、各基板へ必要電源を供給する。
【0040】(変動入賞装置40の動作)次に、変動入
賞装置40の動作について図7を参照して説明する。図
7は、メインCPU112が実行する大入賞口処理の流
れを示すフローチャートである。遊技球が第1種始動口
28を通過すると、特別図柄表示装置32が画面の横方
向3箇所に複数の特別図柄を上下にスクロール表示す
る。そして、3箇所において同じ特別図柄が停止する
と、大当りが発生する。メインCPU112は、大当り
の発生を示す大当りフラグが立っていると判定すると
(ステップ(以下、Sと略す)10:Yes)、実行さ
れたラウンドの数を示すラウンド数Rに「1」を加算す
る(S12)。続いてメインCPU112は、大入賞口
43,44を開口させるための開口コマンドを大入賞口
ソレノイド59,59へ出力する(S16)。これによ
り、大入賞口ソレノイド59,59が動作し、羽根部材
41,42が開放動作し、大入賞口43,44が開口す
る。
【0041】そして、図4に示すように、大入賞口4
3,44から入賞した遊技球Pは、第1案内部41a,
42aおよび第2案内部41b,42bの上面により、
突出部48の上面48cまで案内され、さらに案内孔4
7bから通路を介して裏機構40bに案内される。裏機
構40bに案内された遊技球Pは、空間52aにおいて
不定方向に進み、流下経路W1,W2およびW3のいず
れかの流下経路をたどって流下する。これらの流下した
遊技球は、大入賞口スイッチ64により検出される。メ
インCPU112は、大入賞口43,44が開口してか
らの時間がt1を経過したか否かを判定し(S18)、
t1を経過していない場合は(S18:No)、大入賞
口スイッチ64によるカウント値P1が「10」に達し
たか否かを判定する(S20)。そしてメインCPU1
12は、t1を経過したと判定した場合(S18:Ye
s)、あるいはカウント値P1が「10」に達した場合
は(S20:Yes)、スイッチ81をOFFする(S
26)。
【0042】これにより、電源基板80から大入賞口ス
イッチ64への通電が停止し(図4)、大入賞口スイッ
チ64の遊技球の検出機能が停止する。つまり、大入賞
口43,44から入賞した遊技球のうち、既に裏機構4
0bに流下し、大入賞口スイッチ64に向かっている遊
技球が存在する場合であっても、大入賞口スイッチ64
の検出機能が停止しているため、それらの遊技球が大入
賞口スイッチ64により検出されることがない。続いて
メインCPU112は、大入賞口43,44を閉口させ
るための閉口コマンドを大入賞口ソレノイド59,59
へ出力する(S28)。これにより、大入賞口ソレノイ
ド59,59が動作し、羽根部材41,42が閉口動作
し、大入賞口43,44が閉口する。このとき、図3お
よび図5(一点鎖線)に示すように、右側の大入賞口4
3から入賞した遊技球の流下方向には、放出口50が開
口形成され、左側の大入賞口44から入賞した遊技球の
流下経路には、放出口51が形成される。このため、大
入賞口43,44から入賞し、第1案内部41aから第
1案内部42aまでの部分に滞留している遊技球は、放
出口50,51を通って遊技盤5の遊技盤面に排出され
る。
【0043】続いてメインCPU112は、ラウンド数
Rが「16」に達したか否かを判定し(S30)、達し
ていない場合は(S30:No)、特定領域スイッチ5
3がONしたか否か、つまり遊技球が特定領域を通過し
たか否かを判定する(S32)。続いてメインCPU1
12は、特定領域スイッチ53がONしている場合は
(S32:Yes)、カウント値P1を0リセットし
(S34)、スイッチ81をONし(S36)、次のラ
ウンドを実行する(S10〜S28)。そしてメインC
PU112は、ラウンド数Rが「16」に達した場合
(S30:Yes)、あるいは特定領域スイッチ53が
ONしていない場合は(S32:No)、ラウンド数R
およびカウント値P1を0リセットし(S38)、大当
りフラグをリセットし(S40)、大入賞口処理の今回
のルーチンを終了する。
【0044】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、第1実施形態の変動入賞装置40
を実施すれば、大入賞口43,44が開口してからt1
を経過したか、あるいは大入賞口43,44への入賞数
のカウント値P1が「10」に達した場合は、即座にス
イッチ81をOFFし、大入賞口スイッチ64の検出機
能を停止させることができるため、カウント値P1が
「10」を超えることがない。つまり、大入賞口スイッ
チ64によるカウント値P1が「10」を超えないよう
にすることができる。したがって、大当りにより遊技者
が獲得する賞球数の差を小さくすることができるため、
遊技者間で不公平が生じることもない。 (2)しかも、大入賞口43,44が閉口したときに、
放出口50,51が形成されるため、大入賞口43,4
4が閉口したときに既に羽根部材41,42の上に滞留
していた遊技球を放出口50,51から遊技盤5の盤面
へ排出することができる。つまり、大入賞口43,44
が閉口する直前に入賞した遊技球を裏機構40bへ流下
させる構成では、遊技者は、入賞数に比例した数の賞球
が払出されないという疑問を抱くおそれがあるが、上記
直前に入賞した遊技球を盤面に戻すことができるため、
遊技者が上記疑問を抱くおそれがない。
【0045】(3)また、表機構40aが遊技球の受入
れおよび放出の2つの作用をするため、遊技球の受入れ
を行う装置および放出を行う装置の2つの装置を用いる
場合よりも簡易な構成にすることができる。 (4)さらに、大入賞口43,44に入賞した遊技球
は、その大入賞口43,44が閉口するときに、自身の
流下方向に開口された放出口から盤面の上に放出される
ため、大入賞口43,44に入賞した遊技球を、その流
れを利用して自然に放出できる。したがって、遊技球を
その流れに逆らって放出するための特別な手段を設ける
必要がない。
【0046】<第2実施形態>次に、この発明の第2実
施形態について図8および図9を参照して説明する。図
8は、第2実施形態の変動入賞装置の表機構を右斜め上
方から見た斜視説明図である。図8(A)は、大入賞口
が開口した状態を示す説明図であり、図8(B)は、大
入賞口が閉口した状態を示す説明図である。図9(A)
は、図8(A)のA−A線矢視断面説明図を含む変動入
賞装置の断面説明図であり、図9(B)は、図8(B)
のA−A線矢視断面説明図を含む変動入賞装置の断面説
明図である。
【0047】(変動入賞装置90の構造)表機構91a
は、第1実施形態の変動入賞装置40とはデザインの異
なる装飾ブラケット98を備えており、この装飾ブラケ
ット98には、右下入賞口24と左下入賞口25とが設
けられている。装飾ブラケット98の中央上部寄りに
は、横長の通路93が前後方向に貫通形成されており、
その通路93の開口部の両端には、可動部材92が開閉
可能に取付けられている。可動部材92は、横長で板状
の板状部92aと、その両側に形成された側板部92
b,92cとを備えており、上面が開口形成されてい
る。可動部材92が開口動作した際の板状部92aの上
端と、通路93の上端との間に大入賞口99が開口形成
される。また、装飾ブラケット98の前面であって、可
動部材92の下部には、上方から流下した遊技球を左右
に振り分ける振分け部材94が前方に突出形成されてい
る。振分け部材94の上面は、上向きに湾曲した形状に
形成されており、その内部には、放出空間95が形成さ
れている。放出空間95は、装飾ブラケット98の下部
に前後方向に貫通形成された放出口98a(図9)と連
通している。
【0048】図9に示すように、表機構91aには、遊
技盤5の裏面側の裏機構91bが取付けられている。裏
機構91bの内部空間90aの底部90bには、リブ9
7が上方に突出形成されており、そのリブ97の上に
は、案内部材96が上方に突出形成されている。案内部
材96は、後下がりに傾斜しており、その上面は、開口
動作した可動部材92の上面(誘導面)92dの面方向
と一致している。つまり、大入賞口99から入賞した遊
技球Pを可動部材92の上面92dから案内部材96の
上面96bを通って内部空間90aの後方下部へ流下さ
せる。その流下方向の1つであって、底部90bには、
特定領域スイッチ53が取付けられており、特定領域ス
イッチ53は、大入賞口99から入賞して流下経路W4
により流下した遊技球Pを検出する。図示しないが、流
下経路W4および他の流下経路を流下した遊技球が集合
する位置には、大入賞口スイッチ64(図4)が設けら
れている。また、変動入賞装置40と同じように、大入
賞口スイッチ64には、スイッチ81が接続されてお
り、そのスイッチ81は、メインCPU112によりO
N・OFFされ、大入賞口スイッチ64が機能および機
能停止する。
【0049】(変動入賞装置90の動作)大当りが発生
すると、図9(A)に示すように可動部材92が開放動
作し(第1の姿勢)、大入賞口99が開口する。そし
て、大入賞口99から入賞した遊技球Pは、可動部材9
2の板状部92aの上面92dおよび案内部材96の上
面96bを流下し、さらに、リブ97の上面97bに衝
突し、下方に案内される。ここで、遊技球は、流下経路
W4により流下するものと、流下経路W4以外の流下経
路により流下するものとに分かれる。各流下経路により
流下した遊技球は、大入賞口スイッチ64により検出さ
れ、メインCPU112がその検出信号に基づいて入賞
数P1をカウントする(図7)。そしてそのカウント値
P1が所定値(たとえば「10」)に達するか、あるい
は大入賞口99の開口時間がt1を経過すると、大入賞
口スイッチ64の検出機能が停止し、図9(B)に示す
ように、可動部材92が閉口動作し、大入賞口99が閉
口する(第2の姿勢)。
【0050】このとき、図9(B)に示すように、既に
大入賞口99から入賞し、板状部92aの上面92dに
存在する遊技球Pは、可動部材92の閉口動作により、
上面92dから下方に転がり落ちる。このとき、遊技球
は遊技者の視界から消える。その転がり落ちた遊技球P
は、案内部材96の前面96aおよびリブ97の前面9
7aに衝突して下方に案内され、放出経路W5により、
放出口98aから放出空間95を介して遊技盤5の盤面
に排出される。このとき、遊技球は、遊技者の視界内に
出現する。つまり、案内部材96おおびリブ97は、大
入賞口99が開口している場合には、入賞した遊技球を
大入賞口スイッチ64へ案内する役割を果たし、大入賞
口99が閉口する場合には、大入賞口99が閉口する直
前に入賞した遊技球Pを盤面に排出する役割を果たす。
【0051】[第2実施形態の効果] (1)以上のように、第2実施形態の変動入賞装置90
を実施すれば、大入賞口スイッチ64によるカウント値
が所定値に達した以降は、大入賞口99が閉口する直前
に入賞した遊技球Pを盤面に排出することができるた
め、遊技球Pが大入賞口スイッチ64に到達しないよう
に規制することができる。つまり、大入賞口スイッチ6
4によるカウント値P1が、「10」を超え難くするこ
とができる。したがって、大当りにより払出される賞球
数の差を小さくすることができる。 (2)しかも、大入賞口99が閉口する前に入賞した遊
技球の向かう経路を変化させることにより、入賞した遊
技球を放出口98aから盤面の上に放出することができ
るため、遊技者は、遊技球の向かう経路の変化を楽しむ
ことができる。また、放出口98aは、大入賞口99の
下方に形成されているため、大入賞口99から入賞した
遊技球が一旦消え、その下方の放出口98aから出現す
るという面白さを味枠こともできる。 (3)また、可動部材92が閉口するときに、板状部9
2aの上面92dから落下した遊技球Pは、案内部材9
6の前面96aおよびリブ97の前面97aに衝突して
下方に案内されるため、遊技球Pの自然な流下のみに任
せて案内するよりも確実に案内することができる。
【0052】<第3実施形態>次に、この発明の第3実
施形態について図10および図11を参照して説明す
る。図10は、この実施形態の変動入賞装置に備えられ
た大入賞口スイッチの近傍の構造を示す断面説明図であ
る。図10(A)は、大入賞口スイッチが機能している
場合の断面説明図であり、図10(B)は、大入賞口ス
イッチが機能していない場合の断面説明図である。図1
1は、メインCPU112が実行する大入賞口処理の流
れを示すフローチャートである。なお、第1実施形態と
同じ構成および処理については同じ符号を使用し、同じ
部分の説明を省略する。
【0053】上下方向に流下空間98bが形成されてお
り、その流下空間98bの隣には、排出空間98cが形
成されている。流下空間98bおよび排出空間98c
は、横穴98dにより連通している。その横穴98dの
右方には、流下空間98bと連通する横穴98eが形成
されており、その横穴98eの右方には、検出口開閉ソ
レノイド400が設けられている。検出口開閉ソレノイ
ド400のプランジャ401の先端には、縦断面が三角
形状の開閉部材402が取付けられている。開閉部材4
02の底面は、大入賞口スイッチ64の検出口64aの
上面に位置する場合に、遊技球Pが検出口64aを通過
できない大きさに形成されている。傾斜面402aは、
プランジャ401が伸張し、開閉部材402が検出口6
4aを覆ったときに、流下空間98bから排出空間98
cに向けて下り勾配となるように形成されている。
【0054】大当りが発生し、大入賞口から入賞した遊
技球Pは、流下空間98b内を流下し、大入賞口スイッ
チ64により検出され、流下経路W6により流下する。
このとき、検出口開閉ソレノイド400はOFF状態に
あり、プランジャ401は退縮した状態となっている。
そしてメインCPU112は、大入賞口の開口時間がt
1になったか(S18:Yes)、あるいは入賞数のカ
ウント値P1が「10」になったと判定すると(S2
0:Yes)、検出口開閉ソレノイド400を駆動する
ための検出口開閉ソレノイドON信号を検出口開閉ソレ
ノイド400へ出力する(S26)。これにより、検出
口開閉ソレノイド400がONし、プランジャ401が
伸張し、開閉部材402が大入賞口スイッチ64の検出
口64aの上に進出する。そして、大入賞口を閉口した
直前に入賞した遊技球Pおよび大入賞口から大入賞口ス
イッチ64に至る流下経路に存在する遊技球Pは、流下
途中で開閉部材402の傾斜面402aに衝突する。続
いてその衝突により、横穴98dの方に方向転換され、
排出空間98c内を流下経路W7により流下する。
【0055】[第3実施形態の効果]以上のように、第
3実施形態の変動入賞装置を実施すれば、大入賞口スイ
ッチ64によるカウント値が所定値に達した以降は、大
入賞口が閉口する直前に入賞した遊技球Pおよび大入賞
口から大入賞口スイッチ64に至る流下経路に存在する
遊技球Pの流下経路を変換することにより、それらの遊
技球Pが大入賞口スイッチ64により検出されないよう
に規制することができる。つまり、大入賞口スイッチ6
4によるカウント値P1が、「10」を超えないように
することができる。したがって、大当りにより払出され
る賞球数の差をなくすことができる。
【0056】<第4実施形態>次に、この発明の第4実
施形態について図12を参照して説明する。図12は、
この実施形態の変動入賞装置が備えられた遊技盤の正面
図である。なお、第1実施形態と同じ構成については同
じ符号を使用し、同じ部分の説明を省略する。変動入賞
装置40の放出口50,51の下方、つまり放出口5
0,51から放出された遊技球の流下方向には、入賞口
10が設けられている。この入賞口10に遊技球が入賞
した場合は、所定数(たとえば15個)の賞球が払出さ
れる。以上のように、第3実施形態の変動入賞装置40
は、放出口50,51から放出された遊技球の流下方向
に入賞口10を備えるため、遊技者は、盤面に戻された
遊技球がただ単にアウト口14から回収されてしまうの
ではなく、再度、入賞口10に入賞するかもしれないと
いう期待を抱くことができる。したがって、大入賞口4
3,44が閉口する前に入賞した遊技球が総てアウト口
14から回収されてしまうことから起きる損失感を軽減
できる。
【0057】<他の実施形態> (1)第1実施形態では、図4に示したように、大入賞
口スイッチ64が大入賞口43,44から遠く離れた位
置に設けられている場合を説明したが、案内孔47bの
入り口に大入賞口スイッチを設けることもできる。この
場合、その大入賞口スイッチにより所定数の入賞球が検
出されたと同時に羽根部材41,42を閉口動作させて
大入賞口43,44を閉口し、放出口50,51を開口
すれば、羽根部材41,42の上に滞留し、大入賞口ス
イッチにより検出されていない総ての遊技球を放出口5
0,51から盤面に排出することができる。したがっ
て、この構成を採用する場合は、大入賞口スイッチの機
能を停止させるためのスイッチ81などが不要となる。
また、メインCPU112によるスイッチ81の制御も
不要となる。
【0058】(2)大入賞口を閉口する際に大入賞口ス
イッチ64の機能を停止させる構成を省くこともでき
る。この構成によれば、大入賞口が閉口したときに既に
大入賞口スイッチに向けて流下している遊技球は、大入
賞口スイッチにより検出されてしまうが、羽根部材4
1,42または可動部材92により誘導されている遊技
球については盤面に放出できるため、そのような放出を
行わない場合よりも、大入賞口スイッチによる余分な検
出数を減少させることができる。また、大入賞口スイッ
チの機能を停止させる構成を有するものよりも、そのよ
うな構成を省く分、装置のコストを低減できる。 (3)前述の各実施形態では、大入賞口スイッチ64と
して、変流器を使用した場合を例に挙げて説明したが、
Cdsセンサやフォトインタラプタなどの光センサ、あ
るいは、マイクロスイッチなどを使用することもでき
る。 (4)前述の各実施形態では、この発明に係る遊技球受
入れ装置として、第1種パチンコ機に備えられた変動入
賞装置を例に挙げて説明したが、第2種パチンコ機また
は第3種パチンコ機あるいはアレンジボールや雀球など
の遊技機にもこの発明を適用できることは勿論である。
【0059】[請求項と実施形態との対応関係]第1実
施形態の大入賞口43,44が、請求項1に記載の受入
れ口に対応し、表機構40aが受入れ手段に対応し、大
入賞口スイッチ64が検出手段に対応する。また、入賞
口10が請求項6に記載の別の受入れ口に対応する。そ
して、メインCPU112が実行するS20が計数手段
として機能し、S28が制御手段として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る遊技球受入れ装置が
備えられたパチンコ機1の外観を示す斜視説明図であ
る。
【図2】図2は、図1に示すパチンコ機1に設けられた
遊技盤5の主要構成を示す説明図である。
【図3】図2に示す遊技盤5に設けられた変動入賞装置
40のうち、遊技盤5の表面に取付けられる表機構40
aを右斜め上方から見た斜視説明図である。
【図4】図2に示す遊技盤5に設けられた変動入賞装置
40の表機構40a、遊技盤5の裏面に取付けられる裏
機構40bおよび駆動機構40cを分けて右斜め上方か
ら見た斜視説明図である。
【図5】図4に示す変動入賞装置40の動きを正面から
見た説明図である。
【図6】図1に示すパチンコ機1の電気的構成をブロッ
クで示す説明図である。
【図7】メインCPU112が実行する大入賞口処理の
流れを示すフローチャートである。
【図8】図8は、第2実施形態の変動入賞装置90の表
機構91aを右斜め上方から見た斜視説明図である。図
8(A)は、大入賞口99が開口した状態を示す説明図
であり、図8(B)は、大入賞口99が閉口した状態を
示す説明図である。
【図9】図9(A)は、図8(A)のA−A線矢視断面
説明図を含む変動入賞装置90の断面説明図であり、図
9(B)は、図8(B)のA−A線矢視断面説明図を含
む変動入賞装置90の断面説明図である。
【図10】図10は、第3実施形態の変動入賞装置に備
えられた大入賞口スイッチ64の近傍の構造を示す断面
説明図である。図10(A)は、大入賞口スイッチ64
が機能している場合の断面説明図であり、図10(B)
は、大入賞口スイッチ64が機能していない場合の断面
説明図である。
【図11】メインCPU112が実行する大入賞口処理
の流れを示すフローチャートである。
【図12】第4実施形態の変動入賞装置が備えられた遊
技盤の正面図である。
【図13】羽根式の変動入賞装置を備えた従来の第1種
パチンコ機の正面説明図である。
【図14】図14(A)は、図13に示す第1種パチン
コ機に設けられた変動入賞装置に遊技球が入賞する様子
を示す説明図であり、図14(B)は、図13に示す変
動入賞装置に入賞した遊技球の流下経路を示す説明図で
ある。
【図15】扉式の変動入賞装置を備えた従来の第1種パ
チンコ機の正面説明図である。
【図16】図16(A)は、図15に示す第1種パチン
コ機に設けられた変動入賞装置に遊技球が入賞する様子
を示す説明図であり、図16(B)は、図15に示す変
動入賞装置に入賞した遊技球の流下経路を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 パチンコ機 40a 表機構(受入れ手段) 43,44 大入賞口(受入れ口) 50,51 放出口 64 大入賞口スイッチ(検出手段) 81 SW 112 メインCPU P 遊技球

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられており、遊技球を受入
    れる受入れ口を開閉する受入れ手段と、前記受入れ口に
    受入れられた遊技球を検出する検出手段と、この検出手
    段により検出された遊技球を計数する計数手段と、この
    計数手段による計数値が所定値に達した場合に前記受入
    れ手段を動作させて前記受入れ口を閉口させる制御手段
    とを備えた遊技球受入れ装置において、 前記計数手段が前記所定値を計数した場合に、前記受入
    れ口に受入れられており、前記検出手段により検出され
    ていない遊技球を前記遊技盤の盤面に戻すことを特徴と
    する遊技球受入れ装置。
  2. 【請求項2】 前記盤面には、前記受入れ口に受入れら
    れた遊技球を前記盤面の裏側へ案内する通路が貫通形成
    されており、 前記受入れ手段は、開口時には、前記受入れ口に受入れ
    られた遊技球を前記通路の入り口へ誘導する誘導面を形
    成し、かつ、閉口時には、前記誘導面により誘導されて
    いる遊技球を前記盤面に放出する放出口を形成すること
    を特徴とする請求項1に記載の遊技球受入れ装置。
  3. 【請求項3】 前記受入れ口は、前記盤面の上を流下す
    る遊技球を受入れる方向に開口し、前記放出口は、前記
    受入れ口に受入れられた遊技球の流下方向に開口するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の遊技球受入れ装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記遊技盤の裏側に設
    けられており、 前記放出口は、前記受入れ口の下方に形成されており、 前記受入れ手段は、 前記通路の両端部に前記受入れ口を開閉可能に取付けら
    れており、かつ、開口時には、前記通路から前記盤面の
    前面に突出して前記盤面を流下する遊技球を受入れて前
    記検出手段へ誘導する第1の姿勢となり、さらに、閉口
    時には、その閉口する前に受入れた遊技球の誘導経路を
    前記検出手段に向かう経路から前記放出口に向かう経路
    に変化させる第2の姿勢となることを特徴とする請求項
    2に記載の遊技球受入れ装置。
  5. 【請求項5】 前記受入れ手段が前記第2の姿勢になる
    際に、前記受入れられていた遊技球が前記検出手段に向
    けて誘導されないように規制する規制手段を備えたこと
    を特徴とする請求項4に記載の遊技球受入れ装置。
  6. 【請求項6】 前記遊技盤の盤面に戻された遊技球の流
    下方向に前記受入れ口とは別の受入れ口を備えたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記
    載の遊技球受入れ装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、所定の遊技状態のとき
    に前記受入れ口を複数回開閉動作させることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の遊技
    球受入れ装置。
JP2000384609A 2000-12-19 2000-12-19 遊技球受入れ装置 Expired - Fee Related JP3976501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384609A JP3976501B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技球受入れ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384609A JP3976501B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技球受入れ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002177508A true JP2002177508A (ja) 2002-06-25
JP3976501B2 JP3976501B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=18852021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000384609A Expired - Fee Related JP3976501B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技球受入れ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3976501B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110111A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ遊技機
JP2008029487A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009172271A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機の大入賞口装置
JP2009207751A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2009213766A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2010068945A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2011172833A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2019058440A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110111A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ遊技機
JP2008029487A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009172271A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機の大入賞口装置
JP4617361B2 (ja) * 2008-01-28 2011-01-26 京楽産業.株式会社 パチンコ遊技機の大入賞口装置
JP2009207751A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2009213766A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2010068945A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2011172833A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2019058440A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7044348B2 (ja) 2017-09-27 2022-03-30 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3976501B2 (ja) 2007-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008073299A (ja) 遊技機
JPH08196720A (ja) 遊技場設備装置
JP2000325556A (ja) 遊技機
JP2002177508A (ja) 遊技球受入れ装置
JP2003135712A (ja) 弾球遊技機
JP2004141404A (ja) 弾球遊技機
JP2002177509A (ja) 遊技球受入れ装置
JPH05168761A (ja) 弾球遊技機
JP3717432B2 (ja) パチンコ機
JP4247322B2 (ja) 弾球遊技機
JP3683472B2 (ja) パチンコ機
JP4890295B2 (ja) 遊技機
JP2844326B2 (ja) パチンコ機
JP3055034B2 (ja) パチンコ機
JP3504186B2 (ja) パチンコ機
JP3530494B2 (ja) 遊技球受入れ装置
JPH08196699A (ja) 遊技機
JP4076961B2 (ja) 遊技球受入れ装置
JP2002143429A (ja) 入賞装置
JP2998035B2 (ja) 遊技機
JP2004242740A (ja) 弾球遊技機
JP4076960B2 (ja) 遊技球受入れ装置
JP2000233051A (ja) パチンコ遊技機
JP2814407B2 (ja) 遊技機
JP2913208B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20041029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070619

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20170629

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees