JP2002171596A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/06—Loudspeakers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
よりも感度を向上させることができる小型のスピーカ装
置を提供すること。 【解決手段】 センターポール11を有するヨーク6
と、リング状のマグネット7と、プレート8とから磁気
回路2を構成し、この磁気回路2と振動板3のエッジ3
aを支持フレーム4に取り付け、外磁型のスピーカ装置
1を構成する。そして、支持フレーム4の側面部に、通
気孔14を設け、装置内部のエアを逃がすようにする。
このよう構成することで、大型のマグネット7を用いる
ことが出来、感度を向上させることが出来る。
Description
装置、特に携帯電話等に用いられる小型のスピーカ装置
の技術分野に属する。
ピーカは、その寸法の制約上、殆どが内磁型のスピーカ
である。
ムの振動板背面に相当する部分に、十分なスペースが確
保出来るため、エアを逃がす孔を開けることが出来る。
このようにエアを逃がすのは、振動板の振動を妨げない
ようにするためである。
振動板背面に相当する部分に、十分なスペースが確保出
来るため、そこに音響抵抗となる制動材を貼り付けるこ
とが可能である。
内磁型のスピーカを用いた場合には、マグネットとし
て、磁気回路のボイスコイルの内側の方の径より小さい
円柱型のものを使用する必要があり、マグネットの大き
さに限度がある。その結果、感度改善にも限界があっ
た。
合には、上述のようなエアを逃がすための孔を設けるた
めのフレームよりも小さい径のものを使用する必要があ
り、同じくマグネットを大きくすることは出来なかっ
た。
決し、エアを良好に逃がすことが出来、且つ、従来より
も感度を向上させることができる小型のスピーカ装置を
提供することを課題としている。
装置は、前記課題を解決するために、外磁型のマグネッ
トを備えた磁気回路と、ドーム型の振動板と、前記磁気
回路の周囲に設けられ、前記磁気回路と前記振動板のエ
ッジを取り付けるフレームとを備え、前記マグネットの
側面に略平行な前記フレームの側面部の所定箇所には、
前記振動板背面と前記磁気回路間の空気を逃がす通気部
が形成されていることを特徴とするスピーカ装置。
磁型のマグネットを備えた磁気回路の周囲には、該磁気
回路とドーム型の振動板のエッジとを取り付けるフレー
ムが備えられており、該フレームの側面部は、前記マグ
ネットの側面に略平行となっている。そして、該フレー
ムの側面部の所定箇所には、前記振動板背面と前記磁気
回路間の空気を逃がす通気部が形成されている。従っ
て、前記振動板背面と前記磁気回路間の空間の圧力が高
くなるのを防止して、前記振動板をスムーズに振動さ
せ、入力信号に応じた正確な振動を実現する。且つ、外
磁型のマグネットを用いた場合でも、該外磁型のマグネ
ットの側面部の位置、即ち該外磁型のマグネットの外径
は、前記通気部が形成された前記フレームの側面部の内
壁位置に設定することが出来、ドーム型振動板の大きさ
に制約されることなく大型のマグネットの使用が可能で
ある。従って、従来に比べて感度を著しく向上させる。
記載のスピーカ装置において、前記通気部は、前記フレ
ームに窓状に形成された開口部であることを特徴とす
る。
記通気部は、前記フレームに窓状に形成された開口部な
ので、前記振動板背面と前記磁気回路間の空間の圧力が
高くなるのを防止して、前記振動板をスムーズに振動さ
せ、入力信号に応じた正確な振動を実現する。且つ、外
磁型のマグネットを用いた場合でも、該外磁型のマグネ
ットの側面部の位置、即ち該外磁型のマグネットの外径
は、前記通気部が形成された前記フレームの側面部の内
壁位置に設定することが出来、ドーム型振動板の大きさ
に制約されることなく大型のマグネットの使用が可能で
ある。従って、従来に比べて感度を著しく向上させる。
更に、前記開口部は、前記フレームに窓状に形成されて
いるので、制動材を容易に取り付けることが可能とな
る。
記載のスピーカ装置において、前記開口部には、制動材
が取り付けられていることを特徴とする。
記開口部は、前記フレームに窓状に形成されているの
で、制動材を容易に取り付けることが可能となる。そし
て、前記開口部に制動材を取り付けることにより、制動
材を音響抵抗として機能させることが可能であり、音響
制御が容易に行われる。
記載のスピーカ装置において、前記フレームは、前記振
動板のエッジを取り付ける第1フレームと、磁気回路を
取り付ける第2フレームとを備え、該第1フレーム及び
第2フレームが固着されていることを特徴とする。
記フレームは、第1フレームと第2フレームとからな
り、第1フレームには、前記振動板のエッジが取り付け
られる。また、第2フレームには、磁気回路が取り付け
られる。そして、これらの第1フレームと第2フレーム
が固着されて前記フレームが形成れている。従って、側
面部に前記通気部が形成された前記フレームの製造が容
易となる。且つ、上述したように、前記通気部により、
前記振動板背面と前記磁気回路間の空間の圧力が高くな
るのを防止して、前記振動板をスムーズに振動させ、入
力信号に応じた正確な振動を実現する。また、外磁型の
マグネットを用いた場合でも、該外磁型のマグネットの
側面部の位置、即ち該外磁型のマグネットの外径は、前
記通気部が形成された前記フレームの側面部の内壁位置
に設定することが出来、ドーム型振動板の大きさに制約
されることなく大型のマグネットの使用が可能である。
従って、従来に比べて感度を著しく向上させる。
記載のスピーカ装置において、前記通気部は、前記第1
及び第2のフレームにより窓状に形成された開口部であ
ることを特徴とする。
記通気部は、前記第1及び第2のフレームにより窓状に
形成された開口部なので、例えば、前記第2のフレーム
の側面部にU字状に端部が開放された開口を設け、当該
開放された側を前記第1フレームで覆うように前記第1
フレームと第2フレームとを固着することにより、容易
に窓状の開口部が製造されることになる。
記載のスピーカ装置において、前記開口部には、制動材
が取り付けられていることを特徴とする。
記開口部は、前記第1フレームと第2フレームにより窓
状に形成されているので、制動材を容易に取り付けるこ
とが可能となる。そして、前記開口部に制動材を取り付
けることにより、制動材を音響抵抗として機能させるこ
とが可能であり、音響制御が容易に行われる。
記載のスピーカ装置において、前記磁気回路のヨークは
中心部に円柱状の中空部が形成され、その底部に制動材
が取り付けられていることを特徴とする。
記磁気回路のヨークは中心部に円柱状の中空部が形成さ
れ、その底部に制動材が取り付けられている。従って、
振動板背面と磁気回路により構成される内部空間の空気
の吸入と排出が行われ、該内部空間の圧力の低減が図ら
れる。
図面を参照して説明する。
実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
けるスピーカ装置の側面図、図1(B)は本発明の第1
の実施形態におけるスピーカ装置の断面図である。図1
に示すスピーカ装置1は、磁気回路部2と、振動板3
と、この振動板3を前記磁気回路部2に対し支持する支
持フレーム4と、カバー5とを有して構成されている。
して構成されるものであって、中心部にセンターポール
11を有するヨーク6と、このヨーク6上であってセン
ターポール11の周囲に配されたリング状のマグネット
7と、前記マグネット7の上部に取り付けられるリング
状のプレート8とを有して構成される。
ット7と前記ヨーク6のセンターポール11と前記プレ
ート8により磁気回路を構成し、前記プレート8の内部
側端面とセンターポール11の先端側外周面との間に設
けられる磁気ギャップ9に前記マグネット7の磁束を集
中させている。
ダイヤフラムとして形成され、その基端側には、ボイス
コイル10が巻回された円筒状のボイスコイル10aが
取り付けられている。前記ボイスコイル10は、前記磁
気回路部2の磁気ギャップ9内に位置している。このボ
イスコイル10は図示しない例えば錦糸線を介して外部
接続端子に接続されている。
前記支持フレーム4により支持されている。このように
構成されるスピーカ装置1は、前記ボイスコイル10に
加えられた信号電流により前記磁気ギャップ9内で該ボ
イスコイル10に駆動力が発生し、振動板3を振動させ
て音声を発生させる。
に示すような形状を有しており、中心部に通気孔12が
設けられている。この通気孔12は、振動板3と磁気回
路部2により構成されるスピーカ装置1の内部空間部A
と装置外部との間で、空気を吸入又は排出させるための
ものである。即ち、この通気孔12は、前記内部空間部
Aからスピーカ装置外部に空気を排出したり、この装置
外部から内部空気部Aに空気を吸入したりすることによ
り、前記スピーカ装置1の内部空間部Aの圧力の低減を
図るものである。
は、図1(B)に示すように、制動材13が貼り付けら
れている。この制動材13は音響抵抗として機能し、音
響制御を容易にする。
フレーム4は、樹脂製であり、図1(A)及び図2に示
すように、開口部が形成された形状を有している。この
開口部は、スピーカ装置1の底部側が切り欠かれたU字
状の開口部であり、通気部14として機能する。この通
気部14により、振動板3とエッジ部3aの背面空間
B、即ち、振動板3とエッジ部3aと磁気回路2間の空
間に存在する空気が、振動板3とエッジ部3aが振動し
た時に、通気部14を経由して外部に逃げるので、前記
背面空間の圧力が高くなるのを防止できる。従って、振
動板3がスムーズに振動し、入力信号に応じた正確な振
動を行わせることができる。
側面部に通気部14を用いたことにより、マグネット2
の外径は、支持フレーム4の側面部内壁に接触するまで
大きくすることができる。従って、外磁型のスピーカ装
置として構成した場合でも、上述のように良好にエアを
逃がしつつ、マグネット2の断面積を大きくすることが
でき、従来に比べて感度を向上させることができる。
置の優れた効果は、図7(A)に示す従来の内磁型のス
ピーカ装置、及び図7(B)に示す従来の外磁型のスピ
ーカ装置と比較すると、明らかである。つまり、図7
(A)に示すように、従来の内磁型のスピーカ装置は、
マグネットを振動板の背面空間に収容する必要があるた
め、振動板の大きさの制約がある場合には、その大きさ
にも限度があり、大型のマグネットを使用することが出
来ない。従って、感度を向上をさせることは困難であ
る。
ピーカ装置は、エアを逃がすための通気孔は、フレーム
の底部に設けられていたため、フレームの内壁は、通気
孔の位置よりもフレームの肉厚分だけ内側に位置するこ
とになる。その結果、マグネットの外形は図7(B)に
示すように、大きくすることが出来なかった。
は、図1(A)、(B)に示すように、支持フレーム4
の側面部に通気孔14が設けられており、支持フレーム
4の内壁の位置をこの通気孔14の位置と同じ位置にす
ることができるので、マグネット2の外径を大きくする
ことができる。従って、従来に比べて著しく感度の向上
を図ることができる。
実施形態を図3及び図4に基づいて説明する。なお、第
1の実施形態との共通箇所には、同一符号を付して説明
を省略する。
気孔16の形状を図3(A)及び図4に示すようにした
ものである。つまり、支持フレーム4の側面部に、四角
形状の窓状の通気孔16を設けるものである。
(B)に示すようにエアを確実に逃がしつつ、マグネッ
ト7を大型にすることが出来るだけでなく、図3
(A)、(B)に示すように、通気孔16を覆う制動材
17を支持フレーム4の側面に取り付けることが出来
る。従って、音響抵抗として機能する制動材17を、支
持フレーム4の側面に設けられた通気孔16にも使用す
ることができるので、音響制御が容易となる。つまり、
装置内部の空気の粒子速度が制動材17の無い場合に比
べて遅くなり、全体としてスピーカ装置の共振点を変化
させ、見せかけの長さよりも音響部分の長さを長くする
ことができ、その結果、共振周波数が低くなり、低音域
での再生帯域を広げたスピーカ装置を提供することがで
きる。また、制動材17を設けることにより、振動板3
の振幅を抑え、共振周波数での音圧特性を抑えることが
出来る。その結果、f特性をフラットな特性にすること
が出来る。
選択することにより、音響制御を容易に行うことができ
る。
実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。なお、第
1の実施形態との共通箇所には、同一符号を付して説明
を省略する。
(A)、(B)及び図6に示すように、第1フレーム4
Aと、第2フレーム4Bとの2ピース構造としたもので
ある。この場合にも、結果として、支持フレームの側面
部に制動材17を貼り付けることができる。
としたことにより、窓状の通気孔18を、第1フレーム
4Aと、第2フレーム4Bを固着させるだけで形成する
ことができ、第2の実施形態のように支持フレームの側
面に通気孔を貫通させる場合に比べて部品としての製造
が容易となる。
ことで、制動材を音響抵抗として機能させることが出
来、この部分の空気の粒子速度が制動材の無い場合に比
べて遅くなり、全体としてスピーカ装置の共振点を変化
させ、見せかけの長さよりも音響部分の長さを長くする
ことができ、その結果、共振周波数が低くなり、低音域
での再生帯域を広げたスピーカ装置を提供することがで
きる。また、制動材17を設けることにより、振動板3
の振幅を抑え、共振周波数での音圧特性を抑えることが
出来る。その結果、f特性をフラットな特性にすること
が出来る。
選択することにより、音響制御を容易に行うことができ
る。
ピーカ装置によれば、通気孔により、装置内部のエアを
確実に逃がしつつ、大型のマグネットを使用して外磁型
のスピーカ装置を構成することができる。従って、感度
を従来に比べて著しく向上させることができる。その結
果、携帯電話のように小型の電子機器に好適な感度の良
い小型のスピーカ装置を提供することができる。
気孔の形状は、上述した形状に限定されるものではな
く、適宜変更可能である。また、通気孔を形成する位置
についても、支持フレームの側面部であれば、適宜変更
可能である。
外磁型のマグネットを備えた磁気回路と、ドーム型の振
動板と、前記磁気回路の周囲に設けられ、前記磁気回路
と前記振動板のエッジを取り付けるフレームとを備え、
前記マグネットの側面に略平行な前記フレームの側面部
の所定箇所には、前記振動板背面と前記磁気回路間の空
気を逃がす通気部を形成したので、前記振動板背面と前
記磁気回路間の空間の圧力が高くなるのを防止して、前
記振動板をスムーズに振動させ、入力信号に応じた正確
な振動を実現することができる。且つ、外磁型のマグネ
ットを用いた場合でも、該外磁型のマグネットの側面部
の位置、即ち該外磁型のマグネットの外径は、前記通気
部が形成された前記フレームの側面部の内壁位置に設定
することが出来、ドーム型振動板の大きさに制約される
ことなく大型のマグネットの使用が可能である。その結
果、従来に比べて感度を著しく向上させることができ
る。
記通気部は、前記フレームに窓状に形成された開口部な
ので、前記振動板背面と前記磁気回路間の空間の圧力が
高くなるのを防止して、前記振動板をスムーズに振動さ
せ、入力信号に応じた正確な振動を実現することができ
る。且つ、外磁型のマグネットを用いた場合でも、該外
磁型のマグネットの側面部の位置、即ち該外磁型のマグ
ネットの外径は、前記通気部が形成された前記フレーム
の側面部の内壁位置に設定することが出来、ドーム型振
動板の大きさに制約されることなく大型のマグネットの
使用が可能である。その結果、従来に比べて感度を著し
く向上させる。更に、前記開口部は、前記フレームに窓
状に形成されているので、制動材を容易に取り付けるこ
とが可能となる。
記開口部は、前記フレームに窓状に形成されているの
で、制動材を容易に取り付けることが可能となる。そし
て、前記開口部に制動材を取り付けることにより、制動
材を音響抵抗として機能させることが可能であり、音響
制御を容易に行うことができる。
記載のスピーカ装置において、前記フレームは、前記振
動板のエッジを取り付ける第1フレームと、磁気回路を
取り付ける第2フレームとを備え、該第1フレーム及び
第2フレームが固着されているので、側面部に前記通気
部が形成された前記フレームを容易に製造することがで
きる。且つ、上述したように、前記通気部により、前記
振動板背面と前記磁気回路間の空間の圧力が高くなるの
を防止して、前記振動板をスムーズに振動させ、入力信
号に応じた正確な振動を実現することができる。また、
外磁型のマグネットを用いた場合でも、該外磁型のマグ
ネットの側面部の位置、即ち該外磁型のマグネットの外
径は、前記通気部が形成された前記フレームの側面部の
内壁位置に設定することが出来、ドーム型振動板の大き
さに制約されることなく大型のマグネットの使用が可能
である。従って、従来に比べて感度を著しく向上させる
ことができる。
記通気部は、前記第1及び第2のフレームにより窓状に
形成された開口部なので、例えば、前記第2のフレーム
の側面部にU字状に端部が開放された開口を設け、当該
開放された側を前記第1フレームで覆うように前記第1
フレームと第2フレームとを固着することにより、容易
に窓状の開口部を形成することができる。
記開口部は、前記第1フレームと第2フレームにより形
成されているので、制動材を容易に取り付けることが可
能となる。そして、前記開口部に制動材を取り付けるこ
とにより、制動材を音響抵抗として機能させることが可
能であり、音響制御を容易に行うことができる。
記磁気回路のヨークは中心部に円柱状の中空部が形成さ
れ、その底部に制動材が取り付けられている。従って、
振動板背面と磁気回路により構成される内部空間の空気
の吸入と排出が行われ、該内部空間の圧力の低減を図る
ことができる。
ーカ装置の側面図、(B)は本発明の第1の実施形態に
おけるスピーカ装置の断面図である。
す一部拡大図である。
ーカ装置の側面図、(B)は本発明の第2の実施形態に
おけるスピーカ装置の断面図である。
す一部拡大図である。
ーカ装置の側面図、(B)は本発明の第3の実施形態に
おけるスピーカ装置の断面図である。
す一部拡大図である。
スピーカ装置の断面図、(B)は本発明と比較される外
磁型のスピーカ装置の断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 外磁型のマグネットを備えた磁気回路
と、 ドーム型の振動板と、 前記磁気回路の周囲に設けられ、前記磁気回路と前記振
動板のエッジを取り付けるフレームとを備え、 前記マグネットの側面に略平行な前記フレームの側面部
の所定箇所には、前記振動板背面と前記磁気回路間の空
気を逃がす通気部が形成されている、 ことを特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項2】 前記通気部は、前記フレームに窓状に形
成された開口部であることを特徴とする請求項1記載の
スピーカ装置。 - 【請求項3】 前記開口部には、制動材が取り付けられ
ていることを特徴とする請求項2記載のスピーカ装置。 - 【請求項4】 前記フレームは、前記振動板のエッジを
取り付ける第1フレームと、磁気回路を取り付ける第2
フレームとを備え、該第1フレーム及び第2フレームが
固着されていることを特徴とする請求項1記載のスピー
カ装置。 - 【請求項5】 前記通気部は、前記第1及び第2のフレ
ームにより窓状に形成された開口部であることを特徴と
する請求項4記載のスピーカ装置。 - 【請求項6】 前記開口部には、制動材が取り付けられ
ていることを特徴とする請求項5記載のスピーカ装置。 - 【請求項7】 前記磁気回路のヨークは中心部に円柱状
の中空部が形成され、その底部に制動材が取り付けられ
ていることを特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
Priority Applications (2)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000369671A JP4233745B2 (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | スピーカ装置 |
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Family Applications (1)
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