JP2002170392A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2002170392A
JP2002170392A JP2000366497A JP2000366497A JP2002170392A JP 2002170392 A JP2002170392 A JP 2002170392A JP 2000366497 A JP2000366497 A JP 2000366497A JP 2000366497 A JP2000366497 A JP 2000366497A JP 2002170392 A JP2002170392 A JP 2002170392A
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Toshinori Harada
敏典 原田
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Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロックあたりのワード線数単位を変更する
ことなく、ゲートデコーダ数をメインデコーダ数と同程
度にし、レイアウト面積を低減する。 【解決手段】 フラッシュメモリのメインデコーダ部6
は、電源SiPを出力する電源出力部、制御信号SiD
1,SiD2,SiS1,SiS2を出力する制御信号
出力部、および電源SiN1,SiN2を出力する電源
出力部から構成されている。これら電源、制御信号によ
って、メインデコーダ部6はワード線WLの選択の際に
それぞれのサブデコーダ部8a、8bを個別に制御し、
かつゲートデコーダ14a,14bによって、サブデコ
ーダ部8a,8bにおける任意のインバータIvを選択
する。これにより、メインデコーダ部6のメインデコー
ダ数とゲートデコーダ部14a,14bのゲートデコー
ダ数とを同じ程度にでき、半導体チップのレイアウト面
積を大幅に小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の小型化技術に関し、特に、フラッシュメモリにおけ
る半導体チップのレイアウト面積の低減に適用して有効
な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、電
気的に書込みおよび消去が可能な不揮発性メモリの1つ
としてフラッシュメモリがある。フラッシュメモリにお
いては、書き込み、消去ともトンネル電流を用いて浮遊
ゲートの電荷放出、注入を行う、いわゆるAND形のメ
モリセル構成が知られている。
【0003】このフラッシュメモリは、ワードデコーダ
回路の高速化を図るために、複数のブロックに分割され
たメモリセルアレイのうち、任意のブロックを選択する
メインデコーダ、選択されたブロック内の特定のワード
線を選択するゲートデコーダ、ならびにサブデコーダと
に階層化されたものがある。
【0004】また、分割されたブロックが、たとえば、
128ワード単位からなる場合、ゲートデコーダも12
8個のインバータから構成されている。よって、メモリ
容量が256Mバイトのフラッシュメモリでは、メイン
デコーダが128個、ゲートデコーダも128個設けら
れている構成となる。
【0005】なお、この種の半導体集積回路装置につい
て詳しく述べてある例としては、1994年11月5
日、株式会社 培風館発行、伊藤 清男(著)、「アド
バンスト エレクトロニクスI−9 超LSIメモリ」
P23〜P28があり、この文献には、不揮発性メモリ
の構造などが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なフラッシュメモリでは、次のような問題点があること
が本発明者により見い出された。
【0007】近年、フラッシュメモリなどにおいてはメ
モリの大容量化が進んでおり、その大容量化が進むに伴
い、メモリセルアレイのブロック数が増加するために該
ブロックに対応して設けられるメインデコーダも増加す
る傾向にある。
【0008】たとえば、メモリ容量が512Mバイトの
フラッシュメモリの場合、共通して用いることができる
ゲートデコーダは128個のままであるが、メインデコ
ーダは256個になってしまうことになり、ゲートデコ
ーダよりもレイアウト面積の大きいメインデコーダが増
加してしまうことによって半導体チップが大型化してし
まうという問題がある。
【0009】また、個々のブロックにおけるワード線数
を増加させることによってメインデコーダを少なくする
ことも考えられるが、この場合、書き込みのドレインデ
ィスターブ時間の増加によるメモリセルにおけるしきい
値のばらつきが増加してしまうことになる。
【0010】本発明の目的は、ブロックあたりのワード
線数単位を変更することなく、ゲートデコーダ数をメイ
ンデコーダ数と同程度にすることにより、半導体チップ
のレイアウト面積を大幅に小さくすることのできる半導
体集積回路装置を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、電気的に書込、消去可能な複数のメモリセルと、各
々のメモリセルの行を選択するゲートデコーダ、および
インバータから構成されるサブデコーダからなり、複数
のメモリセルを任意に分割したメモリセルアレイ毎に設
けられた2つ以上のロウサブデコーダと、ロウアドレス
信号をデコードし、それら2つ以上のロウサブデコーダ
に対して制御信号を出力するロウメインデコーダとを有
し、該ロウメインデコーダは、2つ以上のロウサブデコ
ーダのうち、ある1つのロウサブデコーダを選択し、選
択したロウサブデコーダを個別に動作制御する動作制御
手段を備え、該ロウメインデコーダの動作制御手段に選
択されたサブデコーダのある1つのインバータを、ゲー
トデコーダによって選択して駆動させるものである。
【0014】また、本発明の半導体集積回路装置は、電
気的に書込、消去可能な複数のメモリセルと、各々のメ
モリセルの行を選択するゲートデコーダ、およびインバ
ータから構成されるサブデコーダからなり、複数のメモ
リセルを任意に分割したメモリセルアレイ毎に設けられ
た2つ以上のロウサブデコーダと、ロウアドレス信号を
デコードし、それら2つ以上のロウサブデコーダに対し
て制御信号を出力するロウメインデコーダとを有し、該
ロウメインデコーダは、サブデコーダにおけるインバー
タに供給する動作電源電圧を、個々のサブデコーダ毎に
個別に出力制御する電源出力制御部と、メモリセルのソ
ースが共通接続された第1ローカルデータ線とグローバ
ルデータ線とを接続する第1スイッチングトランジスタ
を、メモリセルアレイ毎に個別に動作制御する第1制御
信号を出力する第1制御信号出力部と、メモリセルのド
レインが共通接続された第2ローカルデータ線と基準電
位とを接続する第2スイッチングトランジスタを、メモ
リセルアレイ毎に個別に動作制御する第2制御信号を出
力する第2制御信号出力部とを備え、ゲートデコーダに
より、ロウメインデコーダに選択されたサブデコーダの
ある1つのインバータを選択して駆動させるものであ
る。
【0015】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
電気的に書込、消去可能な複数のメモリセルからなる2
つ以上のバンクと、各々のメモリセルの行を選択するゲ
ートデコーダ、およびインバータから構成されるサブデ
コーダからなるロウサブデコーダと、ロウアドレス信号
をデコードし、2つ以上のロウサブデコーダに対して制
御信号を出力するロウメインデコーダとを有し、該ロウ
メインデコーダは、サブデコーダにおけるインバータに
供給する動作電源電圧を、個々のサブデコーダ毎に個別
に出力制御する電源出力制御部と、メモリセルのソース
が共通接続された第1ローカルデータ線とグローバルデ
ータ線とを接続する第1スイッチングトランジスタを、
メモリセルアレイ毎に個別に動作制御する第1制御信号
を出力する第1制御信号出力部と、メモリセルのドレイ
ンが共通接続された第2ローカルデータ線と基準電位と
を接続する第2スイッチングトランジスタを、メモリセ
ルアレイ毎に個別に動作制御する第2制御信号を出力す
る第2制御信号出力部とを備え、該ゲートデコーダがバ
ンク毎にそれぞれ分割して設けられ、ゲートデコーダに
より、ロウメインデコーダに選択されたサブデコーダの
ある1つのインバータを選択して駆動させるものであ
る。
【0016】また、本発明の半導体集積回路装置は、電
気的に書込、消去可能な複数のメモリセルからなる2つ
のバンクと、各メモリセルの行を選択するゲートデコー
ダ、およびインバータから構成されるサブデコーダから
なるロウサブデコーダと、ロウアドレス信号をデコード
し、2つ以上のロウサブデコーダに対して制御信号を出
力するロウメインデコーダとを有し、該ロウメインデコ
ーダが、2つのバンクの間に配置され、かつサブデコー
ダにおけるインバータに供給する動作電源電圧を、個々
のサブデコーダ毎に出力制御する電源出力制御部と、メ
モリセルのソースが共通接続された第1ローカルデータ
線とグローバルデータ線とを接続する第1スイッチング
トランジスタを、メモリセルアレイ毎に個別に動作制御
する第1制御信号を出力する第1制御信号出力部と、メ
モリセルのドレインが共通接続された第2ローカルデー
タ線と基準電位とを接続する第2スイッチングトランジ
スタを、メモリセルアレイ毎に個別に動作制御する第2
制御信号を出力する第2制御信号出力部とを備え、ゲー
トデコーダが、前記バンク毎にそれぞれ分割して設けら
れ、ゲートデコーダにより、ロウメインデコーダに選択
されたサブデコーダのある1つのインバータを選択して
駆動させるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態によるフラ
ッシュメモリのX系回路におけるブロック図、図2は、
図1のフラッシュメモリに設けられたサブデコーダ部、
およびその周辺の回路図、図3(a)〜(c)は、図1
のフラッシュメモリに設けられたメインデコーダ部の回
路図、図4は、図1のフラッシュメモリにおける書き込
みディスターブの回避例を示した説明図、図5は、図1
のフラッシュメモリの読み出し動作におけるタイミング
チャート、図6は、図1のフラッシュメモリの書き込み
動作におけるタイミングチャート、図7は、図1のフラ
ッシュメモリの消去動作におけるタイミングチャート、
図8は、図1のフラッシュメモリの読み出し動作、書き
込み動作、および消去動作におけるタイミングチャート
である。
【0019】本実施の形態において、フラッシュメモリ
1は、たとえば、AND形のメモリセルからなる。この
フラッシュメモリ1におけるX系回路のレイアウト構成
は、図1に示すように、複数のブロックに分割されたメ
モリセルアレイ2〜5、メインデコーダ部(動作制御手
段、ロウメインデコーダ)6,7、サブデコーダ部(ロ
ウサブデコーダ、サブデコーダ)8〜13、ゲートデコ
ーダ部(ロウサブデコーダ、ゲートデコーダ)14,1
5、ならびにセンスラッチ16,17から構成されてい
る。
【0020】メモリセルアレイ2〜5には、2ビットの
データを記憶するメモリセルSがマトリクス状に配置さ
れ、同一行のメモリセルSのコントロールゲートには共
通のワード線WLが接続可能とされており、同一列のメ
モリセルSのドレインには共通のデータ線が接続可能と
されている。
【0021】また、各メモリセルアレイ2〜5の両側、
ならびに中央部には、サブデコーダ部8〜13がそれぞ
れ配置されており、図中のメモリセルアレイ2,4の左
側に位置するサブデコーダ部8,11の左側には、メイ
ンデコーダ部6,7がそれぞれ設けられている。
【0022】さらに、メインデコーダ部6,7の左側に
は、ゲートデコーダ部14,15がそれぞれ設けられて
おり、メモリセルアレイ2とメモリセルアレイ4との
間、およびメモリセルアレイ3とメモリセルアレイ5と
の間には、センスラッチ16,17がそれぞれ設けられ
ている。
【0023】メインデコーダ部6,7は、メモリセルア
レイ2〜5における任意のブロックを選択し、サブデコ
ーダ部8〜13、およびゲートデコーダ部14,15
は、該メインデコーダ部6,7によって選択されたブロ
ック内の特定のワード線を選択する。センスラッチ1
6,17は、データ線の読み出し信号を増幅、およびラ
ッチする。
【0024】さらに、サブデコーダ部8(〜13)の回
路構成、およびその周辺回路の接続構成について、図2
を用いて説明する。
【0025】ここでは、メモリセルアレイ2(,3)が
2つのブロックB1,B2に分割され、それら分割され
たブロックB1,B2が、128ワード線(128個の
メモリセル)単位からそれぞれ構成されているものとす
る。
【0026】サブデコーダ部8(〜13)においても、
ブロックB1,B2に対応するように128個のサブデ
コーダからなるサブデコーダ部8a,8bが設けられて
おり、これら2つのサブデコーダ部8a,8bを1つの
メインデコーダ部6が制御している。よって、メインデ
コーダ部6には、256個のメインデコーダが設けられ
ている。
【0027】さらに、ゲートデコーダ部14(,15)
においても、サブデコーダ部8a,8bに対応するよう
に、それぞれ128個のゲートデコーダからなるゲート
デコーダ部14a,14bから構成されており、これら
ゲートデコーダ数は合わせて256個となっている。
【0028】サブデコーダ部8a,8bは、Pチャネル
MOS(Metal OxideSemiconduc
tor)のトランジスタT1とNチャネルMOSのトラ
ンジスタT2とが直列接続されたCMOS(Compl
ementary MOS)構成からなる複数のインバ
ータIvからなり、前述したように128個のインバー
タIvがそれぞれ設けられている。
【0029】サブデコーダ部8a,8bのインバータI
vにおけるトランジスタT1の一方の接続部には、メイ
ンデコーダ部6から出力される電源(動作電源電圧)S
iPが供給されるように共通して接続されている。
【0030】また、サブデコーダ部8aのインバータI
vにおけるトランジスタT2の他方の接続部には、メイ
ンデコーダ部6から出力される電源(動作電源電圧)S
iN1が供給されるように接続されている。
【0031】サブデコーダ部8bのインバータIvにお
けるトランジスタT2の他方の接続部には、メインデコ
ーダ部6から出力される電源(動作電源電圧)SiN2
が供給されるように接続されている。
【0032】電源SiPは、サブデコーダ部8aにおけ
るインバータIvのトランジスタT1への共通した電源
である。電源SiN1は、サブデコーダ部8aにおける
インバータIvのトランジスタT2への電源であり、電
源SiN2は、サブデコーダ部8bにおけるインバータ
IvのトランジスタT2への電源である。これらメイン
デコーダ部6の電源SiN1,SiN2によって、サブ
デコーダ部8a,8bは、独立してそれぞれ動作制御さ
れることになる。
【0033】また、それぞれのブロックB1,B2に
は、各メモリセルSのソースを共通接続するローカルデ
ータ線(第1ローカルデータ線)LDLD1,LDLD
2、および各メモリセルSのドレインを共通接続するロ
ーカルデータ線(第2ローカルデータ線)LDLS1,
LDLS2がそれぞれ設けられている。
【0034】ローカルデータ線LDLD1,LDLD2
は、制御信号(第1制御信号)SiD1,SiD2によ
ってそれぞれ制御されるブロック選択用のトランジスタ
ST1を介してグローバルデータ線GDLに接続され
る。
【0035】さらに、ローカルデータ線LDLS1,L
DLS2は、制御信号(第2制御信号)SiS1,Si
S2でそれぞれ制御されるブロック選択用のトランジス
タST2を介して基準電位VSSに接続される。
【0036】さらに、インバータIvの入力部には、ゲ
ートデコーダ部14に接続されたゲート信号線SGjが
接続されており、このゲート信号線SGjを介してワー
ド線選択用のゲート信号が入力される。
【0037】ゲートデコーダ部14のゲート信号線SG
jは、サブデコーダ8a,8bに対してそれぞれ128
本の信号線が設けられてことになるので、ここでは、ゲ
ート信号線SGjが合わせて256本となる。
【0038】また、インバータIvの出力部には、ワー
ド線WLにそれぞれ接続されており、メモリセルSのコ
ントロールゲートに接続され、ワード線選択用の信号と
なる。
【0039】さらに、メインデコーダ部6(,7)の回
路構成について図3(a)〜(c)を用いて説明する。
【0040】メインデコーダ部6は、電源SiPを出力
する電源出力部(電源出力制御部)6a、制御信号Si
D1,SiD2,SiS1,SiS2を出力する制御信
号出力部(第1、第2制御信号出力部)6b、および電
源SiN1,SiN2を出力する電源出力部(電源出力
制御部)6cから構成されている。
【0041】電源出力部6aは、図3(a)に示すよう
に、否定論理積回路18,19、PチャネルMOSのト
ランジスタ20〜22、NチャネルMOSのトランジス
タ23〜27、ならびにインバータ28,29から構成
されている。
【0042】否定論理積回路18,19の一方の入力部
には、どのメインデコーダが選択されたかを示すメイン
アドレス信号がそれぞれ入力され、否定論理積回路18
の他方の入力部には書き込みバイアス信号が入力され
る。メインアドレス信号はハイレベルで選択となり、書
き込みバイアス信号はハイレベルでアクティブとなる。
【0043】また、否定論理積回路18の出力部には、
トランジスタ23のゲート、およびインバータ28の入
力部がそれぞれ接続されている。インバータ28の出力
部には、トランジスタ24のゲートが接続されている。
【0044】さらに、否定論理積回路19の他方の入力
部には、読み出しベリファイ信号が入力される。この読
み出しベリファイ信号はハイレベルでアクティブとな
る。この否定論理積回路19の出力部には、インバータ
29の入力部、ならびにトランジスタ26のゲートがそ
れぞれ接続されている。
【0045】トランジスタ20〜22の一方の接続部に
は、内部電源回路によって生成される電源VWWがそれぞ
れ供給されている。電源VWWは、書き込み時には約17
V程度の電圧となり、それ以外は約7V程度の電圧とな
る。
【0046】トランジスタ20のゲートには、トランジ
スタ21の他方の接続部、トランジスタ24の一方の接
続部、およびトランジスタ22,25のゲートがそれぞ
れ接続されている。
【0047】トランジスタ21のゲートには、トランジ
スタ20の他方の接続部、トランジスタ23の一方の接
続部がそれぞれ接続されている。トランジスタ23,2
4の他方の接続部には基準電位VSSが接続されている。
【0048】トランジスタ22の他方の接続部には、ト
ランジスタ25の一方の接続部が接続されており、この
トランジスタ22の他方の接続部から電源SiPが出力
される。
【0049】トランジスタ25の他方の接続部には、ト
ランジスタ26,27の一方の接続部が接続されてお
り、該トランジスタ26の他方の接続部には基準電位V
SSが接続されている。
【0050】トランジスタ27のゲートには、インバー
タ29の出力部が接続されており、該トランジスタ27
の他方の接続部には、同じく内部電源回路によって生成
される電源VSWが供給されている。電源VSWは、読み出
し時に約3V程度、書き込みベリファイ時は約4V程
度、それ以外に場合には基準電位VSSレベルとなる。
【0051】また、制御信号出力部6bは、図3(b)
に示すように、3入力の否定論理積回路30〜33、な
らびにインバータ34〜38から構成されている。否定
論理積回路30〜33の一方の入力部には、ハイレベル
で選択となるアドレス信号が入力され、否定論理積回路
30,31、インバータ34の入力部には、どのブロッ
クが選択されたかを示すサブアドレス信号が入力され
る。
【0052】インバータ34の出力部には、否定論理積
回路32,33の他方の入力部が接続されている。否定
論理積回路31,33のさらに他方の入力には、ハイレ
ベルでアクティブとなる制御信号SiSが入力されてお
り、否定論理積回路30,32のさらに他方の入力に
は、ハイレベルでアクティブとなる制御信号SiDが入
力されている。
【0053】さらに、否定論理積回路30〜33の出力
部には、インバータ35〜38の入力部がそれぞれ接続
されている。そして、これらインバータ35〜38の出
力部からは、制御信号SiD1,SiD2、SiS1,
SiS2がそれぞれ出力され、否定論理積回路30〜3
3によって、サブアドレス信号で制御信号SiD1,S
iD2、SiS1,SiS2を選択して出力できる。
【0054】これら制御信号SiD1,SiD2、Si
S1,SiS2をブロックB1,B2毎に個別に選択制
御して出力することにより、選択されたワード線がある
ブロック以外のトランジスタST1,ST2をOFFす
ることができ、メモリセルSのドレインに電圧が印加さ
れることによるディスターブを防止することができる。
【0055】また、電源出力部6cは、図3(c)に示
すように、否定論理積回路39,40、インバータ41
〜43、PチャネルMOSのトランジスタ44,45、
NチャネルMOSのトランジスタ46〜61から構成さ
れている。
【0056】インバータ41、トランジスタ50,53
のゲートには、サブアドレス信号が入力されており、こ
のインバータ41の出力部には、トランジスタ48,5
5のゲートが接続されている。
【0057】否定論理積回路39,40の一方の入力部
には、メインアドレス信号がそれぞれ入力されており、
該否定論理積回路39の他方の入力部には、消去ベリフ
ァイ/書き込みバイアス信号が入力されている。
【0058】否定論理積回路40の他方の入力部には、
消去バイアス信号が入力されている。消去ベリファイ/
書き込みバイアス信号、および消去バイアス信号は、い
ずれもハイレベルでアクティブとなる。
【0059】否定論理積回路39の出力部には、インバ
ータ42の入力部、およびトランジスタ61のゲートが
それぞれ接続されている。インバータ42の出力部に
は、トランジスタ49,51,54,56のゲートがそ
れぞれ接続されている。
【0060】トランジスタ48,52,53,61の一
方の接続部には、基準電位VSSがそれぞれ接続されてお
り、トランジスタ50,55の一方の接続部には電源V
SWが供給されている。この電源VSWは、書き込み時約4
V程度、消去ベリファイ時約2V程度、それ以外の場合
には基準電位VSSレベルとなる。
【0061】トランジスタ48,50,53,55の他
方の接続部には、トランジスタ49,51,54,56
の一方の接続部がそれぞれ接続されている。トランジス
タ49,51,61の他方の接続部には、トランジスタ
57の一方の接続部が接続されている。
【0062】トランジスタ52,54,56の他方の接
続部には、トランジスタ59の一方の接続部が接続され
ている。そして、これらトランジスタ48〜56,61
によって、サブアドレス信号で電源SiN1,SiN2
における電圧を基準電位VSSレベルと電源VSWとを選択
することができる。
【0063】AND形のフラッシュメモリでは、読み出
し(書き込みベリファイ、消去ベリファイを含む)、書
き込みバイアス、消去バイアスによりワード線状態を制
御している。
【0064】たとえば、読み出しでは、選択ワード線の
み正の低電圧(0V〜5V)、書き込みバイアスにおい
ては、選択ワード線のみ正の高電圧(15V〜17V)
で、かつ選択ワード線のあるブロック中の非選択ワード
線が正の低電圧(3V〜5V)、消去バイアスは選択ワ
ード線のみ負の高電圧(−15V〜−16V)である。
【0065】このように、書き込みバイアス時の選択ワ
ード線のあるブロック中における非選択ワード線を正の
低電圧(3V〜5V)を制御する必要があるためにゲー
トデコーダ数をブロック単位である128より大きい2
56にすると、選択ワード線のあるブロックに隣接する
ブロックのワード線に、選択ワード線のあるブロックに
おける非選択ワード線に正の低電圧(3V〜5V)が印
加される。
【0066】よって、電源SiN1,SiN2を各ブロ
ックB1,B2において個別に制御することにより、図
4に示すように、非選択のブロックに不要な電圧が印加
され、ディスターブがかかることを防止することができ
る。
【0067】否定論理積回路40の出力部には、インバ
ータ43の入力部、トランジスタ44のゲートが接続さ
れており、該インバータ43の出力部には、トランジス
タ45のゲートが接続されている。
【0068】トランジスタ44,45の一方の接続部に
は、約7V程度の電源が供給されている。トランジスタ
44の他方の接続部には、トランジスタ46の一方の接
続部、トランジスタ47,58,60のゲートがそれぞ
れ接続されている。
【0069】トランジスタ45の他方の接続部には、ト
ランジスタ47の一方の接続部、トランジスタ46,5
7,59のゲートがそれぞれ接続されている。トランジ
スタ57,59の他方の接続部には、トランジスタ5
8,60の一方の接続部が接続されている。これらトラ
ンジスタ57,59の他方の接続部が電源SiN1,S
iN2の出力部となる。
【0070】トランジスタ46,47,58,60の他
方の接続部には、同じく内部電源回路によって生成され
る電源VEWが供給されている。この電源VEWは、消去時
に約−16V程度、それ以外の場合には基準電位VSS
ベルとなる。
【0071】次に、フラッシュメモリ1における読み出
し動作、書き込み動作、および消去動作について、図1
〜図3、図5〜7のフローチャート、図8のタイミング
チャートを用いて説明する。
【0072】ここで、図8においては、上方から下方に
かけて、ブロックB1の選択されたワード線WL−SM
−SG、ブロックB1の非選択のワード線WL−SM−
USG、ブロックB2の非選択のワード線WL−USM
−USG、メインデコーダ部6から出力される電源Si
P、電源SiN1、制御信号SiD1、制御信号SiS
1、電源SiN2、制御信号SiD2、制御信号SiS
2、選択されたゲート信号線SGj−S、非選択のゲー
ト信号線SGj−US、電源VWW、電源VEW、電源
SW、グローバルデータ線、ローカルデータ線LDLD
1、ローカルデータ線LDLS1、ローカルデータ線L
DLD2、ローカルデータ線LDLS2、メインアドレ
ス信号、サブアドレス信号、書き込みバイアス信号、読
み出し/ベリファイ信号、消去バイアス信号、消去ベリ
ファイ/書き込みバイアス信号、制御信号SiD、なら
びに制御信号SiSにおける信号タイミングをそれぞれ
示している。
【0073】最初に読み出し動作について、図5を用い
て説明する。
【0074】まず、読み出しコマンドが外部から入力さ
れると(ステップS101)、内部電源が立ち上がり
(ステップS102)、メインアドレス信号、サブアド
レス信号がそれぞれ立ち上がることによって(ステップ
S103)、図8の時間t1に示すように、任意のゲー
トデコーダが確定し(ステップS104)、ゲート信号
線SGj−Sが基準電位VSSレベルとなる。
【0075】その後、図8の時間t2に示すように、メ
インデコーダ信号が立ち上がり、メインデコーダ部が確
定されて、3V(=電源VSW)の電源SiPが出力さ
れ、選択されたワード線WL−SM−SGが3Vになる
(ステップS105)。
【0076】そして、制御信号SiD1,SiD2,S
iS1,SiS2を含むデータ線制御を行い、ローカル
データ線LDLD1,LDLD2、およびグローバルデ
ータ線GDLを1Vにチャージする(ステップS10
6)。
【0077】次に、メモリセルSを通してデータ線電位
をディスチャージするメモリディスチャージ動作を行う
(ステップS107)。メモリセルSのしきい値がワー
ド線より低い場合にはデータ線=0Vとなり、高い場合
には1Vとなる。
【0078】メモリディスチャージ動作の後、データ線
の状態(0V/1V)をセンスラッチ16に取り込むセ
ンス動作を行い(ステップS108)、データ線LDL
D1,LDLD2、GDLを基準電位VSSにするデータ
線リセットを行う(ステップS109)。
【0079】データ線のリセット後、図8の時間t3に
示すようにメインデコーダ6から出力される電源SiP
を基準電位VSSにすることにより、ワード線WL−SM
−SGを基準電位VSSにした後(ステップS110)、
図8の時間t4に示すように、ゲートデコーダ14bを
リセットしてゲート信号線SGj−Sを7Vとする(ス
テップS111)。
【0080】その後、アドレス信号、内部電源が立ち下
がり(ステップS112、ステップS113)、センス
ラッチ16内に取り込んだデータを外部出力し(ステッ
プS114)、読み出し動作が終了する。
【0081】また、書き込み動作について、図6を用い
て説明する。
【0082】読み出しコマンドが外部から入力されると
(ステップS201)、書き込みデータが入力され(ス
テップS202)、該書き込みデータがセンスラッチ1
6内に格納される。
【0083】そして、内部電源が立ち上がると(ステッ
プS203)、メインアドレス信号、サブアドレス信号
がそれぞれ立ち上がり(ステップS204)、図8の時
間t5に示すように、任意のゲートデコーダが確定し
(ステップS205)、図8の時間t6に示すように、
ゲート信号線SGj−Sが基準電位VSSレベル、ゲート
信号線SGj−USが17V(=電源VWW)となる。
【0084】メインデコーダ信号が立ち上がり、メイン
デコーダ部が確定されて、書き込みバイアス動作のため
にメインデコーダ部から出力される電源SiPが17V
(=電源VWW)、電源SiN1が4V(=電源VSW)と
なり、ワード線WL−SM−SGが17V、ワード線W
L−SM−USGが4Vになる(ステップS206)。
【0085】そして、データ線制御を行い、書き込みメ
モリセルSのデータ線を基準電位V SS、非書き込みメモ
リセルSのデータ線を5Vにし(ステップS207)、
書き込みメモリセルSのゲート電圧を17V(=電源V
WW)、ドレイン/ソース電圧を基準電位VSS、非書き込
みビットのメモリセルSのゲート電圧を17V(=電源
WW)、ドレイン/ソース電圧を5Vとする書き込みバ
イアス動作を行う(ステップS208)。
【0086】その後、データ線を基準電位VSSにするデ
ータ線リセットを行い(ステップS209)、ベリファ
イ動作のため、図8の時間t7に示すようにメインデコ
ーダ6から出力される電源SiPを4V(=電源
SW)、電源SiN1を基準電位V SSにして、ワード線
WL−SM−SGを4V、ワード線WL−SM−USG
を基準電位VSSとする(ステップS210)。
【0087】そして、メモリディスチャージ動作(ステ
ップS211)、センス動作(ステップS212)、デ
ータ線リセット(ステップS213)を行い、書き込み
が完了したか否かの判定を行う(ステップS214)。
【0088】書き込みが終了していない場合には、ステ
ップS206の処理に戻る。書き込みが完了している際
には、図8の時間t8に示すように、メインデコーダ6
の電源SiPを基準電位VSSにして(ステップS21
5)、図8の時間t9に示すように、ゲートデコーダ1
4bをリセットしてゲート信号線SGj−S,SGJ−
USを7Vとする(ステップS216)。
【0089】その後、アドレス信号、内部電源が立ち下
がり(ステップS217、ステップS218)、読み込
み終了信号を外部出力して(ステップS219)、読み
込み動作が終了する。
【0090】さらに、消去動作について、図7を用いて
説明する。
【0091】消去コマンドが外部から入力されると(ス
テップS301)、内部電源、メインアドレス信号、サ
ブアドレス信号がそれぞれ立ち上がり(ステップS30
2,ステップS303)、図8の時間t10に示すよう
に、任意のゲートデコーダが確定する(ステップS30
4)。これによって、図8の時間t10に示すように、
ゲート信号線SGj−Sが2V(=電源VSW)、ゲート
信号線SGj−USが−17V(=電源VEW)となる。
【0092】そして、メインデコーダ信号を立ち上げ、
図8の時間t11に示すように、消去バイアス動作のた
めにメインデコーダ部の電源SiN1を−16V(=電
源V EW)とし、ワード線WL−SM−SGを−16Vと
する(ステップS305)。
【0093】次に、メモリセルSのゲートに−16V
(=電源VEW)、ウェルに基準電位V SSをそれぞれ印加
し、消去バイアス動作を行う(ステップS306)。そ
の後、ベリファイ動作のため、図8の時間t12に示す
ように、メインデコーダ6から出力される電源SiN1
を2V(=電源VSW)にし、ワード線WL−SM−SG
を2Vにする(ステップS307)。
【0094】そして、メモリディスチャージ動作(ステ
ップS308)、センス動作(ステップS309)、デ
ータ線リセット(ステップS310)をそれぞれ行い、
消去が完了したか否かの判定を行う(ステップS31
1)。
【0095】消去が終了していない場合には、ステップ
S305の処理に戻る。書き込みが完了している際に
は、図8の時間t13に示すように、メインデコーダ6
の電源SiN1を基準電位VSSにしてワード線WL−S
M−SGを基準電位VSSをとする(ステップS31
2)。
【0096】その後、図8の時間t14に示すように、
ゲートデコーダ14bをリセットしてゲート信号線SG
j−S,SGj−USを7Vにすることによって(ステ
ップS313)、アドレス信号、内部電源が立ち下がり
(ステップS314、ステップS315)、消去終了信
号を外部出力し(ステップS316)、消去動作が終了
する。
【0097】それにより、本実施の形態1によれば、各
ブロックのワード線数を増やすことなく、メインデコー
ダ部6,7に設けられるメインデコーダ数とゲートデコ
ーダ部14,15のゲートデコーダ数とを同じ程度にす
ることができるので、半導体チップのレイアウト面積を
大幅に小さくすることができる。
【0098】また、本実施の形態におけるメインデコー
ダ部6,7を、たとえば、2バンク構成のフラッシュメ
モリ1aに用いた場合のX系回路のレイアウト構成を図
9に示す。
【0099】この場合、図9に示すように、バンクBk
1において複数のブロックに分割されたメモリセルアレ
イ62〜65、バンクBk2において複数のブロックに
分割されたメモリセルアレイ66〜69、メインデコー
ダ部70,71、サブデコーダ部72〜83、ゲートデ
コーダ部84〜87、ならびにセンスラッチ88〜91
から構成されている。
【0100】各メモリセルアレイ62〜69の両側に
は、サブデコーダ部72〜83がそれぞれ配置されてお
り、図中のメモリセルアレイ62,64の左側に位置す
るサブデコーダ部72,75の左側には、メインデコー
ダ部70,71がそれぞれ設けられている。
【0101】さらに、メインデコーダ部70,71の左
側、および右端のサブデコーダ部80,83の右側に
は、ゲートデコーダ部84〜87がそれぞれ設けられて
おり、メモリセルアレイ62,64、メモリセルアレイ
63,65、メモリセルアレイ66,68、ならびにメ
モリセルアレイ67,69の間には、センスラッチ88
〜91がそれぞれ設けられている。
【0102】このように、それぞれのバンクBk1,B
k2に2つのゲートデコーダ部84,85とゲートデコ
ーダ部86,87とをそれぞれ設けることにより、図1
0に示すように、1つのサブデコーダを通過するゲート
信号線SGjを128本にすることができ、たとえば、
サブデコーダ面積がゲート信号線SGjで律則される場
合などにサブデコーダ面積を低減することができる。
【0103】さらに、図11に示すように、メインデコ
ーダ部70,71をバンクBk1,Bk2の間に配置す
ることによって、図12に示すように、該メインデコー
ダ部70,71からそれぞれのバンクBk1,Bk2に
出力される信号線の本数を少なくできる。
【0104】すなわち、バンクBk1には、該バンクB
k1に設けられたブロック選択用のトランジスタ(第1
スイッチングトランジスタ)ST3を選択する制御信号
SiD1、トランジスタ(第2スイッチングトランジス
タ)ST4を選択する制御信号SiS1、バンクBk2
と共通に配線されるSiP、および電源SiN1の4本
が配線され、バンクBk2には、該バンクBk2に設け
られたトランジスタ(第1スイッチングトランジスタ)
ST3を選択する制御信号SiD2、トランジスタ(第
2スイッチングトランジスタ)ST4を選択する制御信
号SiS2、前述した共通配線の電源SiP、ならびに
電源SiN1の4本が配線される。
【0105】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0106】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0107】(1)本発明によれば、ロウメインデコー
ダに動作制御手段を設けることによって、複数のメモリ
セルを任意に分割したメモリセルアレイにおけるワード
線数を増加させることなく、ロウメインデコーダのデコ
ーダ数とゲートデコーダのデコーダ数とを同じ程度にす
ることができる。
【0108】(2)また、本発明では、上記(1)によ
り、半導体チップのレイアウト面積を大幅に小さくする
ことができるので、半導体集積回路装置の小型化、およ
びコストダウンを実現することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるフラッシュメモリ
のX系回路におけるブロック図である。
【図2】図1のフラッシュメモリに設けられたサブデコ
ーダ部、およびその周辺の回路図である。
【図3】(a)は、図1のフラッシュメモリのメインデ
コーダ部に設けられた電源出力部の回路図、(b)は、
メインデコーダ部に設けられた制御信号出力部の回路
図、(c)は、メインデコーダ部に設けられた電源出力
部の回路図である。
【図4】図1のフラッシュメモリにおける書き込みディ
スターブの回避例を示した説明図である。
【図5】図1のフラッシュメモリの読み出し動作におけ
るタイミングチャートである。
【図6】図1のフラッシュメモリの書き込み動作におけ
るタイミングチャートである。
【図7】図1のフラッシュメモリの消去動作におけるタ
イミングチャートである。
【図8】図1のフラッシュメモリの読み出し動作、書き
込み動作、および消去動作におけるタイミングチャート
である。
【図9】本発明の他の実施の形態によるフラッシュメモ
リのX系回路におけるブロック図である。
【図10】図9のフラッシュメモリに設けられたサブデ
コーダ部、およびその周辺の回路図である。
【図11】本発明の他の実施の形態によるフラッシュメ
モリのX系回路におけるブロック図である。
【図12】図11のフラッシュメモリに設けられたサブ
デコーダ部、およびその周辺の回路図である。
【符号の説明】
1 フラッシュメモリ 2〜5 メモリセルアレイ 6 メインデコーダ部(動作制御手段、ロウメインデコ
ーダ) 6a 電源出力部(電源出力制御部) 6b 制御信号出力部(第1、第2制御信号出力部) 6c 電源出力部(電源出力制御部) 7 メインデコーダ部(動作制御手段、ロウメインデコ
ーダ) 8 サブデコーダ部(ロウサブデコーダ、サブデコー
ダ) 8a,8b サブデコーダ部 9〜13 サブデコーダ部(ロウサブデコーダ、サブデ
コーダ) 14,15 ゲートデコーダ部(ロウサブデコーダ、ゲ
ートデコーダ) 14a、14b ゲートデコーダ部 16,17 センスラッチ 18,19 否定論理積回路 20〜27 トランジスタ 28,29 インバータ 30〜33 否定論理積回路 34〜38 インバータ 39,40 否定論理積回路 41〜43 インバータ 44〜61 トランジスタ 62〜69 メモリセルアレイ 70,71 メインデコーダ部 72〜83 サブデコーダ部 84〜87 ゲートデコーダ部 88〜91 センスラッチ T1,T2 トランジスタ ST1,ST2 トランジスタ ST3 トランジスタ(第1スイッチングトランジス
タ) ST4 トランジスタ(第2スイッチングトランジス
タ) Iv インバータ WL ワード線 GDL グローバルデータ線 LDLD1,LDLD2 ローカルデータ線(第1ロー
カルデータ線) LDLS1,LDLS2 ローカルデータ線(第2ロー
カルデータ線) B1,B2 ブロック S メモリセル SGj ゲート信号線 Bk1,Bk2 バンク SiP 電源(動作電源電圧) SiN1,SiN2 電源(動作電源電圧) SiD1,SiD2 制御信号(第1制御信号) SiS1,SiS2 制御信号(第2制御信号)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 371 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD02 AD03 AE00 5F001 AA01 AB02 AC01 AD53 AE02 AE03 AE08 5F083 EP02 EP22 EP79 ER02 ER19 GA09 KA03 5F101 BA01 BB02 BC01 BD34 BE02 BE05 BE07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書込、消去可能な複数のメモリ
    セルと、各々の前記メモリセルの行を選択するゲートデ
    コーダ、およびインバータから構成されるサブデコーダ
    からなり、前記複数のメモリセルを任意に分割したメモ
    リセルアレイ毎に設けられた2つ以上のロウサブデコー
    ダと、ロウアドレス信号をデコードし、前記2つ以上の
    ロウサブデコーダに対して制御信号を出力するロウメイ
    ンデコーダとを有する半導体集積回路装置であって、 前記ロウメインデコーダは、前記2つ以上のロウサブデ
    コーダのうち、ある1つのロウサブデコーダを選択し、
    選択した前記ロウサブデコーダを個別に動作制御する動
    作制御手段を備え、 前記ロウメインデコーダの動作制御手段に選択されたサ
    ブデコーダのある1つのインバータを、前記ゲートデコ
    ーダによって選択して駆動させることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 電気的に書込、消去可能な複数のメモリ
    セルと、各々の前記メモリセルの行を選択するゲートデ
    コーダ、およびインバータから構成されるサブデコーダ
    からなり、前記複数のメモリセルを任意に分割したメモ
    リセルアレイ毎に設けられた2つ以上のロウサブデコー
    ダと、ロウアドレス信号をデコードし、前記2つ以上の
    ロウサブデコーダに対して制御信号を出力するロウメイ
    ンデコーダとを有する半導体集積回路装置であって、 前記ロウメインデコーダは、 前記サブデコーダにおけるインバータに供給する動作電
    源電圧を、前記サブデコーダ毎に個別に出力制御する電
    源出力制御部と、 前記メモリセルのソースが共通接続された第1ローカル
    データ線とグローバルデータ線とを接続する第1スイッ
    チングトランジスタを、前記メモリセルアレイ毎に個別
    に動作制御する第1制御信号を出力する第1制御信号出
    力部と、 前記メモリセルのドレインが共通接続された第2ローカ
    ルデータ線と基準電位とを接続する第2スイッチングト
    ランジスタを、前記メモリセルアレイ毎に個別に動作制
    御する第2制御信号を出力する第2制御信号出力部とを
    備え、 前記ゲートデコーダにより、前記ロウメインデコーダに
    選択されたサブデコーダのある1つのインバータを選択
    して駆動させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 電気的に書込、消去可能な複数のメモリ
    セルからなる2つ以上のバンクと、各々の前記メモリセ
    ルの行を選択するゲートデコーダ、およびインバータか
    ら構成されるサブデコーダからなるロウサブデコーダ
    と、ロウアドレス信号をデコードし、前記2つ以上のロ
    ウサブデコーダに対して制御信号を出力するロウメイン
    デコーダとを有する半導体集積回路装置であって、 前記ロウメインデコーダは、 前記サブデコーダにおけるインバータに供給する動作電
    源電圧を、前記サブデコーダ毎に個別に出力制御する電
    源出力制御部と、前記メモリセルのソースが共通接続さ
    れた第1ローカルデータ線とグローバルデータ線とを接
    続する第1スイッチングトランジスタを、前記メモリセ
    ルアレイ毎に個別に動作制御する第1制御信号を出力す
    る第1制御信号出力部と、前記メモリセルのドレインが
    共通接続された第2ローカルデータ線と基準電位とを接
    続する第2スイッチングトランジスタを、前記メモリセ
    ルアレイ毎に個別に動作制御する第2制御信号を出力す
    る第2制御信号出力部とを備え、 前記ゲートデコーダが前記バンク毎にそれぞれ分割して
    設けられ、前記ゲートデコーダにより、前記ロウメイン
    デコーダに選択されたサブデコーダのある1つのインバ
    ータを選択して駆動させることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】 電気的に書込、消去可能な複数のメモリ
    セルからなる2つのバンクと、各々の前記メモリセルの
    行を選択するゲートデコーダ、およびインバータから構
    成されるサブデコーダからなるロウサブデコーダと、ロ
    ウアドレス信号をデコードし、前記2つ以上のロウサブ
    デコーダに対して制御信号を出力するロウメインデコー
    ダとを有する半導体集積回路装置であって、 前記ロウメインデコーダが、前記2つのバンクの間に配
    置され、 かつ前記サブデコーダにおけるインバータに供給する動
    作電源電圧を、前記サブデコーダ毎に個別に出力制御す
    る電源出力制御部と、前記メモリセルのソースが共通接
    続された第1ローカルデータ線とグローバルデータ線と
    を接続する第1スイッチングトランジスタを、前記メモ
    リセルアレイ毎に個別に動作制御する第1制御信号を出
    力する第1制御信号出力部と、前記メモリセルのドレイ
    ンが共通接続された第2ローカルデータ線と基準電位と
    を接続する第2スイッチングトランジスタを、前記メモ
    リセルアレイ毎に個別に動作制御する第2制御信号を出
    力する第2制御信号出力部とを備え、 前記ゲートデコーダが、前記バンク毎にそれぞれ分割し
    て設けられ、前記ゲートデコーダにより、前記ロウメイ
    ンデコーダに選択されたサブデコーダのある1つのイン
    バータを選択して駆動させることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
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