JP2002169645A - 移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末

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JP2002169645A
JP2002169645A JP2000367356A JP2000367356A JP2002169645A JP 2002169645 A JP2002169645 A JP 2002169645A JP 2000367356 A JP2000367356 A JP 2000367356A JP 2000367356 A JP2000367356 A JP 2000367356A JP 2002169645 A JP2002169645 A JP 2002169645A
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JP2000367356A
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Seiichi Okamoto
清一 岡本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字入力をキー操作に頼ることなく簡単に行
えるようにして操作性の向上を図る。 【解決手段】 携帯電話端末に加速度センサ51を使用
する加速度検出部5を設け、ユーザが端末に加えた水平
方向の動きをこの加速度検出部5で検出してその検出出
力をもとに動きの移動軌跡を求めてLCD34に表示す
る。そして、端末の垂直方向への振動を検出すると上記
移動軌跡を文字パターンと照合し、一致した場合に当該
文字パターンの文字コードを格納する。また、ユーザに
よる端末の水平移動または傾け操作を加速度検出部5で
検出し、その検出出力をもとにこの動きの移動方向と移
動量を算出して、この算出結果をもとに文字列の切り分
け位置の移動および変換候補の選択表示位置の移動を行
い、端末の垂直方向への振動を検出すると上記切り分け
位置および変換候補を確定して格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機や携
帯情報端末などの移動信端末に係わり、特に電話帳の作
成や電子メールの作成のための文字入力機能を備えた移
動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機などの移動通信端末に
おいて電話帳や電子メール等を作成するための文字入力
には、一般にキーパッドのテンキーとマルチファンクシ
ョンキー等の機能キーが用いられる。すなわち、先ずテ
ンキーのトグル入力操作により読み仮名を入力し、次に
マルチファンクションキーの操作によりこの入力された
読み仮名に対応する複数の変換候補を表示してこの候補
の中から所望の漢字を選択し、機能キーの操作により確
定するようにしている。すなわち、文字入力のすべてを
キー操作に頼っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の端末では、例えば手指の不自由なユーザが文字入
力を行う場合には操作上の負担が大きかった。また健常
者であっても、漢字を含む文書を作成する場合には多く
のキー操作が必要であるため、入力に多くの時間と手間
を要していた。
【0004】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、文字入力をキー操作に
頼ることなく簡単に行えるようにし、これにより操作性
の向上を図った移動通信端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、端末に外部から加えられた物理的な動
きを検出する加速度検出手段を備え、この加速度検出手
段の検出出力をもとに、端末に加えられた上記動きの移
動軌跡を求めてこの移動軌跡を表示器に表示し、この表
示軌跡が表示された状態でその確定操作のための動きが
端末に加えられたことを上記加速度検出手段が検出した
場合に、上記移動軌跡を入力文字として認識するように
したものである。
【0006】したがってこの発明によれば、端末を前後
左右に動かすことであたかも手書きで文字を入力してい
るかのように文字を入力することができる。このため、
手指の不自由なユーザであってもキー操作に頼らずに文
字入力を行うことが可能となる。
【0007】一方第2の発明は、端末に外部から加えら
れた物理的な動きを検出する加速度検出手段と、この加
速度検出手段の検出出力をもとに端末に加えられた上記
動きの方向とその移動量を求める算出手段と、選択表示
手段と、入力確定手段とを備えている。
【0008】そして、五十音表またはアルファベット表
中の一つの文字が選択指定された状態で上記端末にその
表示面を傾けるかまたは水平移動させる動きが加えられ
た場合に、選択表示手段により、上記算出手段で求めら
れた当該動きの方向とその移動量に応じて上記五十音表
またはアルファベット表の上記指定文字と同じ行または
列に属する文字を順次選択して表示するようにし、さら
にこの文字が選択表示されている状態で、その確定操作
のための動きが前記端末に加えられたことを上記加速度
検出手段が検出した場合に、上記入力確定手段により上
記選択表示中の文字を入力文字として取り込むようにし
たものである。
【0009】したがってこの発明によれば、例えばユー
ザは端末を傾けるかあるいは前後左右に動かすことで五
十音表中から入力すべき文字を選択し、さらにこの状態
で例えば端末を振ることで入力文字を確定することが可
能となる。このため、手指の不自由なユーザがキー操作
に頼らずに文字入力を行うことが可能となり、またキー
の操作回数が大幅に減少することから健常者にとっても
操作性の向上を図ることができる。
【0010】また、漢字変換手段をさらに設け、上記入
力確定手段により取り込まれた文字または文字列が表示
されている状態で上記端末に漢字変換の指示操作に対応
する動きが加えられたことを加速度検出手段が検出した
場合に、上記表示中の文字または文字列を漢字に変換す
るようにしたことも特徴とする。
【0011】具体的には、入力確定手段により取り込ま
れた文字または文字列が表示されている状態で端末にそ
の表示面を傾けるかまたは水平移動させる動きが加えら
れた場合に、算出手段により求められた当該動きの方向
とその移動量に応じて上記文字または文字列の区切り位
置を変化させ、この区切り位置が表示されている状態で
確定操作のための動きが前記端末に加えられたことを加
速度検出手段が検出した場合に上記区切り位置を確定す
る。そして、この区切り位置の確定後に端末にその表示
面を傾けるかまたは水平移動させる動きが加えられた場
合に、算出手段により求められた当該動きの方向とその
移動量に応じて、上記区切り位置で区切られた文字また
は文字列に対応する複数の変換候補の一つを選択的に表
示させ、この変換候補の一つが選択表示されている状態
で、確定操作のための動きが端末に加えられたことを加
速度検出手段が検出した場合に、上記選択表示中の変換
候補を入力漢字として確定するように制御する。
【0012】このようにすると、端末を傾けたりあるい
は左右前後方向へ移動させることで、読み仮名から漢字
への変換操作も行うことができる。すなわち、読み仮名
の入力から漢字への変換までの一連の操作をすべて、端
末を水平移動させたり傾けたり、さらには振ることで行
える。したがって、テンキーの押下やマルチファンクシ
ョンキーの操作に頼ることなく漢字入力を行え、この結
果手指の不自由な人はもとより、キー操作による漢字変
換入力に慣れていない人についても、その操作性を高め
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係わる実施形態を説明する。
【0014】(第1の実施形態)図1は、この発明の第
1の実施形態に係わる携帯電話端末の回路構成を示すブ
ロック図である。この携帯電話端末は、無線部1と、ベ
ースバンド部2と、入出力部3と、電源部4と、加速度
検出部5とから構成される。
【0015】同図において、図示しない基地局から無線
チャネルを介して到来した無線周波信号は、アンテナ1
1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介
して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13
は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。
そして、上記無線信号を低雑音増幅器で低雑音増幅した
のち、周波数変換器において周波数シンセサイザ(SY
N)14から発生された受信局部発振信号とミキシング
して受信中間周波信号又は受信ベースバンド信号に周波
数変換し、その出力信号を復調器でディジタル復調す
る。復調方式としては、例えばQPSK方式に対応した
直交復調方式と、拡散符号を使用したスペクトラム逆拡
散方式が用いられる。なお、上記周波数シンセサイザ1
4から発生される受信局部発振信号周波数は、ベースバ
ンド部2に設けられた主制御部21から指示される。
【0016】上記復調器から出力された復調信号はベー
スバンド部2に入力される。ベースバンド部2は、主制
御部21と、多重分離部22と、音声符号復号部(以後
音声コーデックと呼称する)23と、マルチメディア処
理部24と、LCD制御部25と、メモリ部26とを備
えている。
【0017】上記復調信号は、主制御部21において制
御情報であるかマルチメディア情報であるかが識別さ
れ、マルチメディア情報であれば多重分離部22に供給
されてここで音声データと画像データとに分離される。
そして、音声データは音声コーデック23に供給されて
ここで音声復号され、これにより再生された音声信号は
入出力部3のスピーカ32から拡声出力される。これに
対し画像データは、マルチメディア処理部24に供給さ
れてここで画像復号処理され、これにより再生された画
像信号はLCD制御部25を介して入出力部3のLCD
34に供給され表示される。
【0018】また、メモリ部26に記憶された音声デー
タおよび画像データを再生および表示する場合にも、こ
れらのデータはそれぞれ音声コーデック23およびマル
チメディア処理部24に入力される。そして、音声デー
タは音声コーデック23で復号されたのちスピーカ32
から拡声出力される。また画像データは、マルチメディ
ア処理部24で復号されたのちLCD制御部25を介し
てLCD34に供給され、表示される。
【0019】なお、LCD34には、主制御部21から
出力された自装置の動作状態を表す種々情報、例えば電
話帳や受信電界強度検出値、バッテリの残量なども表示
される。
【0020】一方、入出力部3のマイクロホン31から
出力されたユーザの送話音声信号は、ベースバンド部2
の音声コーデック23に入力され、ここで音声符号化さ
れたのち多重分離部22に入力される。またカメラ(C
AM)33から出力された画像信号は、ベースバンド部
2のマルチメディア処理部24に入力され、ここで画像
符号化処理が施されたのち上記多重分離部22に入力さ
れる。多重分離部22では、上記符号化された音声デー
タと画像データとが所定のフォーマットで多重化され、
この多重化された送信データは主制御部21から無線部
1の送信回路(TX)15に入力される。
【0021】送信回路15は、変調器、周波数変換器及
び送信電力増幅器を備える。上記送信データは、変調器
でディジタル変調されたのち、周波数変換器により周波
数シンセサイザ14から発生された送信局部発振信号と
ミキシングされて無線周波信号に周波数変換される。変
調方式としては、QPSK方式及び拡散符号使用するス
ペクトラム拡散方式が用いられる。そして、この生成さ
れた送信無線周波信号は、送信電力増幅器で所定の送信
レベルに増幅されたのち、アンテナ共用器12を介して
アンテナ11に供給され、このアンテナ11から図示し
ない基地局に向け送信される。
【0022】なお、電源部4には、リチウムイオン電池
等のバッテリ41と、このバッテリ41を商用電源出力
(AC100V)をもとに充電するための充電回路42
と、電圧生成回路(PS)43とが設けられている。電
圧生成回路43は、例えばDC/DCコンバータからな
り、バッテリ41の出力電圧をもとに所定の電源電圧V
ccを生成する。
【0023】また入出力部3には、操作時及び通信時に
LCD34及びキー入力部35を照明するための照明器
36が設けられている。この照明器36は、例えばバッ
クライト又はイルミネーションと呼ばれる。バイブレー
タ6は着信報知手段の一つとして使用されるもので、主
制御部2からの駆動制御信号に応じて振動を発生する。
【0024】ところで、本実施形態の携帯電話端末は加
速度検出部5を備えている。この加速度検出部5は、加
速度センサ51と、A/D変換器52とからなる。そし
て、加速度センサから出力された三次元の検出信号をA
/D変換器52でディジタル信号に変換して主制御部2
1に入力する。
【0025】主制御部21は、マイクロプロセッサ、R
OM及びRAM等からなる内部メモリを備える。そし
て、その機能として、無線チャネル接続制御や情報通信
制御等を実行する通常の種々制御機能に加えて、この発
明に係わる制御機能として、動きパターン分析機能21
aと、移動軌跡表示制御機能21bと、文字入力制御機
能21cとを有している。
【0026】動きパターン分析機能21aは、加速度検
出部5から取り込んだ三次元方向の加速度検出値を時間
で2回積分することで移動方向とその移動距離(移動
量)を算出し、この算出し移動方向とその移動量に基づ
いて端末に加えられた物理的な操作(動き)のパターン
を分析する。分析対象となる動きのパターンとしては、
例えば端末をLCD表示面に対し水平方向に移動させる
動きと、端末のLCD表示面を前後左右に傾ける動き
と、端末筐体をLCD表示面に対し垂直方向に振る動き
とがある。
【0027】移動軌跡表示制御機能21bは、上記動き
パターン分析機能により算出された移動方向とその移動
量をもとに端末の動きの移動軌跡を求め、この移動軌跡
をLCD34に表示させる。
【0028】文字入力制御機能21cは、仮名文字を入
力するときと、入力された仮名文字を漢字に変換すると
きとで異なる入力制御を行う。すなわち、仮名文字を入
力するときには、上記動きパターン分析機能21aによ
り分析された端末の垂直方向への振動に応じて、前記動
きの移動軌跡を予め記憶された文字パターンと照合して
認識する処理を行う。一方漢字変換するときには、上記
動きパターン分析機能21aにより求められた端末の水
平方向への移動または傾け操作、さらには垂直方向への
振動操作に応じて、仮名文字列の切り分け位置の移動処
理と、切り分けられた仮名文字列に対応する複数の変換
候補の選択表示処理と、この選択表示された変換候補の
確定処理とを行う。
【0029】次に、以上のように構成された携帯電話端
末における文字入力制御動作について説明する。図2は
端末に加えられる物理的な動きを示す図、図3および図
4はその制御手順と制御内容を示すフローチャートであ
る。
【0030】本実施形態では、電子メールの送信文を作
成する場合を例にとって説明する。この場合ユーザは、
携帯電話端末の筐体側部に設けられた文字入力ボタンB
Tを押す。主制御部21は、この操作を図3に示すよう
にステップ3aで検出すると文字入力受付モードとな
る。
【0031】ユーザは続いて、上記文字入力ボタンBT
を押しながら、空中に字を書くように端末を水平方向に
動かす。主制御部21は、ステップ3bで加速度検出部
5の検出出力を取り込む。そして、ステップ3cでこの
検出出力を時間で2回積分することにより移動量を算出
し、この移動量と移動方向とから端末の動きの移動軌跡
を求め、この移動軌跡を内部メモリに保持するととも
に、ステップ3dでLCD34に表示する。例えばユー
ザが「あ」を入力しようとして端末を水平方向に動かし
た場合には、その動きの移動軌跡が図5に示すように表
示される。
【0032】文字を1字入力し終わると、ユーザは文字
入力ボタンBTを離して端末を垂直方向に1回振る。主
制御部21は、これらの操作をステップ3eおよびステ
ップ3fで検出する。この端末の動きは、加速度検出部
5の検出出力からその動きの方向と量を算出し、これら
を予め確定操作用として登録してある動きパターンと比
較することにより行う。
【0033】文字の1字分の入力が確定すると、主制御
部21はステップ3gに移行して、ここでいま入力され
た移動軌跡を内部メモリに予め記憶してある文字パター
ンと照合する。そして、移動軌跡が文字パターンと一致
すると、ステップ3hでこの文字パターンに対応する文
字コードを入力された文字データとして内部メモリに格
納するとともに、LCD34に表示する。
【0034】また、次の文字を入力するためにユーザが
文字入力ボタンBTを再度押すと、主制御部21はステ
ップ3iからステップ3bに戻って、上記文字入力制御
を繰り返す。これに対し、上記移動軌跡と文字パターン
との照合の結果両者が一致しなかった場合には、ステッ
プ3jに移行してここで再入力を促すメッセージをLC
D34に表示させ、ステップ3aに戻って文字の入力操
作をやり直させる。
【0035】さて、そうして所望の文字列を入力し終わ
り、ユーザが端末を垂直方向に1回振ると、主制御部2
1は漢字変換制御に移行する。図4はその制御手順と内
容を示すフローチャートである。
【0036】すなわち、主制御部21は先ずLCD34
に表示されている文字列に区切り位置を示す切り分け用
のカーソルを表示する。この状態でユーザが端末をLC
D表示画面の左右方向に水平移動させるか、または図2
に示すようにLCD表示画面を左右方向に傾けると、主
制御部21はステップ4aでこの端末の動きの方向と量
を加速度検出部5の検出出力をもとに算出する。そし
て、この算出結果をもとに表示中の切り分け用のカーソ
ルを移動させて文字の切り分け位置を変化させる。図6
はこの文字切り分け動作の一例を示すもので、端末を右
方向に水平移動させるかまたは傾けると切り分け位置は
図中右方向に移動し、これに対し端末を左方向に水平移
動させるかまたは傾けると切り分け位置は図中左方向に
移動する。
【0037】カーソルを所望の切り分け位置に移動させ
た状態で、ユーザが端末を垂直方向に1回振ると、主制
御部21はこの操作を切り分け位置の確定操作と判断
し、ステップ4bからステップ4cに移行する。そし
て、上記切り分け位置により確定された文字列の複数の
変換候補を内部メモリの辞書から読み出し、これらの変
換候補をLCD34に表示させる。そして、この変換候
補のうちの一つに選択用のカーソルを重ねて表示する。
【0038】この状態でユーザは、端末をLCD表示画
面の上下方向に水平移動させるか、または図2に示すよ
うにLCD表示画面を前後に傾ける。そうすると、主制
御部21はステップ4cでこの端末の動きの方向と量を
加速度検出部5の検出出力をもとに算出する。そして、
この算出結果をもとに表示中の選択用のカーソルを移動
させて変換候補に対する選択位置を変化させる。図7は
この文字切り分け動作の一例を示すもので、端末を上方
向に水平移動させるかまたは後ろ方向に傾けると選択位
置は図中上方向に移動し、これに対し端末を下方向に水
平移動させるかまたは前方向に傾けると選択位置は図中
下方向に移動する。
【0039】カーソルを所望の変換候補に移動させた状
態で、ユーザが端末を垂直方向に1回振ると、主制御部
21はこの操作を選択位置の確定操作と判断し、ステッ
プ4dからステップ4eに移行する。そして、このステ
ップ4eで上記確定された選択位置の変換候補を入力文
字データとして記憶するとともに、LCD34に表示す
る。
【0040】以後同様に、ユーザが端末を水平移動させ
るかまたは傾けることで、図3に示す制御手順に従い読
み仮名が入力され、また図4に示す制御手順に従い漢字
への変換処理が行われる。
【0041】以上のように第1の実施形態では、携帯電
話端末に加速度センサ51を使用する加速度検出部5を
設け、ユーザが端末に加えた水平方向の動きをこの加速
度検出部5で検出してその検出出力をもとに動きの移動
軌跡を求めてLCD34に表示する。そして、端末の垂
直方向への振動を検出すると上記移動軌跡を文字パター
ンと照合し、一致した場合に当該文字パターンの文字コ
ードを格納するようにしている。このため、端末を前後
左右に動かすことであたかも手書きで文字を入力してい
るかのように読み仮名などの文字を入力することができ
る。
【0042】また本実施形態では、ユーザによる端末の
水平移動または傾け操作を加速度検出部5で検出して、
その検出出力をもとにこの動きの移動方向と移動量を算
出し、この算出結果をもとに文字列の切り分け位置の移
動および変換候補の選択位置の移動を行い、端末の垂直
方向への振動を検出すると上記切り分け位置および変換
候補を確定して格納するようにしている。このため、ユ
ーザによる端末の水平移動または傾け操作と、垂直方向
への振動操作とにより、漢字への変換処理を行うことが
できる。
【0043】すなわち、本実施形態によれば、テンキー
の押下やマルチファンクションキーの操作に頼ることな
く漢字入力を行え、この結果手指の不自由な人はもとよ
り、キー操作による漢字変換入力に慣れていない人につ
いても、その操作性を高めることができる。
【0044】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態は、読み仮名の入力方式として五十音表またはアル
ファベット表の中から代表仮名文字をキー操作で指定し
たのちこの代表仮名文字の列に属する各文字を択一的に
選択して入力する方式を採用し、その選択手段として加
速度センサを使用してユーザによる端末の水平移動また
は傾け操作を検出するものを採用するようにしたもので
ある。
【0045】すなわち、携帯電話端末には図1に示した
ように加速度検出部5が設けてあり、また主制御部21
には動きパターン分析機能21aと、文字入力制御機能
21cとが設けてある。動きパターン分析機能21a
は、ユーザが端末を水平方向へ移動させるかまたは傾け
たとき、あるいは垂直方向に振動させたときに、これら
の動きの方向と量を算出してこの操作の目的を分析す
る。
【0046】文字入力制御機能21cは、上記動きパタ
ーン分析機能21aにより求められた端末の水平方向へ
の移動または傾け操作に応じて、五十音表またはアルフ
ァベット表上の仮名文字あるいは英字選択位置を変化さ
せ、また垂直方向への振動操作に応じて上記選択中の仮
名文字または英字を確定する。なお、文字入力制御機能
21cは、上記端末の水平方向への移動または傾け操作
と、垂直方向への振動操作とに応じて、仮名または英字
から漢字への変換制御も行う。
【0047】次に、以上のように構成された携帯電話端
末における文字入力制御動作を説明する。図2は端末に
加えられる物理的な動きを示す図、図8はその制御手順
と制御内容を示すフローチャートである。
【0048】携帯電話端末のキーパッドのテンキーに
は、図9に示すように五十音表の第一段目の代表仮名文
字が対応付けられている。ユーザは先ず入力しようとす
る仮名文字を含む列の代表仮名文字を上記テンキーを押
下することで指定する。例えば「え」を入力したい場合
には、代表仮名文字「あ」に対応付けられたテンキーを
押下する。主制御部21は、図8に示すようにステップ
8aでこの代表仮名文字の押下を検出すると、ステップ
8bでこの代表仮名文字をLCD34に表示する。
【0049】この状態でユーザは、端末を左右方向へ移
動させるかまたは傾ける操作を行う。そうすると主制御
部21は、ステップ8cまたはステップ8dにより上記
左右方向への移動または傾け操作を検出する。そして、
この操作の方向と量に応じて、上記代表仮名文字に対応
する列の5つの仮名文字を順次選択して表示する。
【0050】例えば、いま代表仮名文字「あ」が指定さ
れた状態でユーザが端末を右方向へ移動させるかまたは
傾けると、主制御部21はステップ8cからステップ8
eに移行してここで上記代表仮名文字「あ」の列の5つ
の文字を順方向に順次選択して表示する。これに対し、
ユーザが端末を左方向へ移動させるかまたは傾けると、
主制御部21はステップ8dからステップ8fに移行し
てここで上記代表仮名文字「あ」の列の5つの文字を逆
方向に順次選択して表示する。図10に、この代表仮名
文字「あ」に対応する列の仮名文字の選択表示動作を示
す。
【0051】そうして所望の仮名が表示された選択表示
された状態で、ユーザが端末を垂直方向に振ったとす
る。そうすると、主制御部21はこの操作をステップ8
gで検出すると確定操作と判断し、上記選択表示中の仮
名を確定文字として記憶するとともにLCD34に表示
する。なお、上記端末の垂直方向への振動操作の動き
は、加速度検出部5の検出出力からその動きの方向と量
を算出し、これらを予め確定操作用として登録してある
動きパターンと比較することにより検出される。
【0052】以後同様に、キーパッドのテンキーが押さ
れて代表仮名文字が指定されるごとに、ステップ8a〜
ステップ8gによる仮名文字の選択入力制御が繰り返し
行われる。
【0053】そうして所望の仮名文字列の入力が終了
し、ユーザが端末を垂直方向に1回振ると、主制御部2
1は以後漢字変換制御に移行する。この漢字変換制御
は、前記第1の実施形態において図4をもとに説明した
手順と同じ手順で実行される。
【0054】以上述べたように第2の実施形態では、端
末の左右方向への移動または左右方向への傾け操作と、
垂直方向の振動操作とに応じて、代表仮名文字に対応す
る列に属する各仮名文字の選択表示および確定処理を行
うようにしている。したがって、ユーザは代表仮名文字
の指定操作のみをキー操作で行い、その他の操作をすべ
て端末の左右方向への移動または傾け操作と、垂直方向
の振動操作とにより行うことができる。このため、キー
操作の回数を大幅に削減してこれにより操作性を高める
ことができる。
【0055】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態は、読み仮名の入力方式として、五十音表またはア
ルファベット表の母音に相当する仮名文字をキー操作に
より指定し、この指定した母音に対応する段の仮名文字
を、端末の水平移動または傾け操作および垂直方向への
振動操作により選択的に表示して確定するようにしたも
のである。
【0056】図11は、この第3の実施形態における文
字入力制御の手順と内容を示すフローチャートである。
なお、この実施形態に係わる携帯電話端末の基本構成は
図1に示した構成と同一なので、ここでの説明は省略す
る。
【0057】携帯電話端末のキーパッドのテンキーに
は、図12に示すように五十音表の5つの母音文字が対
応付けられている。ユーザは先ず入力しようとする仮名
文字に対応する母音文字を上記テンキーを押下すること
で指定する。例えば「ま」を入力したい場合には、その
母音文字「あ」に対応するテンキーを押下する。主制御
部21は、図11に示すようにステップ11aでこの母
音文字の押下を検出すると、この母音文字をLCD34
に表示する。
【0058】この状態でユーザは、端末を上下左右方向
へ移動させるかまたは傾ける操作を行う。そうすると主
制御部21は、ステップ11b〜ステップ11eにおい
て上記上下左右方向への端末の移動または傾け操作を検
出する。そして、この操作の方向と量に応じて、上記母
音文字に対応する段の各仮名文字を順次選択して表示す
る。
【0059】例えば、いま母音文字「あ」が指定された
状態で、ユーザが端末をその表示画面の右方向へ移動さ
せるか、または図2に示したように右へ傾けると、主制
御部21はステップ11bからステップ11fに移行し
て、ここで上記母音文字「あ」の段に属する半数の文字
「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」を順方向に順
次選択して表示する。これに対しユーザが端末を表示画
面の左方向へ移動させるかまたは傾けると、主制御部2
1はステップ11cからステップ11gに移行してここ
で母音文字「あ」の段に属する上記「あ」、「か」、
「さ」、「た」、「な」を逆方向に順次選択して表示す
る。
【0060】また、ユーザが端末を表示画面の上方向へ
移動させるか、または図2に示すように前方へ傾ける
と、主制御部21はステップ11dからステップ11h
に移行してここで上記母音文字「あ」の段に属する残り
の半数の文字「あ」、「は」、「ま」、「や」、
「ら」、「わ」を順方向に順次選択して表示する。これ
に対しユーザが端末を表示画面の下方向へ移動させる
か、または図2に示すように後方へ傾けると、主制御部
21はステップ11eからステップ11iに移行してこ
こで上記母音文字「あ」の段に属する残りの半数の文字
「あ」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を逆
方向に順次選択して表示する。図13に、以上述べた母
音文字「あ」に対応する段に属する各仮名文字の選択表
示動作を示す。
【0061】そうして所望の仮名が表示された選択表示
された状態で、ユーザが端末を垂直方向に振ったとす
る。そうすると、主制御部21はこの操作をステップ1
1jで検出すると確定操作と判断し、上記選択表示中の
仮名を確定文字として記憶するとともにLCD34に表
示する。なお、上記端末の垂直方向への振動操作の動き
は、前記第1および第2の実施形態で述べた場合と同様
に、加速度検出部5の検出出力からその動きの方向と量
を算出し、これらを予め確定操作用として登録してある
動きパターンと比較することにより検出される。
【0062】以後同様に、キーパッドのテンキーが押さ
れて母音文字が指定されるごとに、ステップ11a〜ス
テップ11kによる仮名文字の選択入力制御が繰り返し
行われる。
【0063】そうして所望の仮名文字列の入力が終了
し、ユーザが端末を垂直方向に1回振ると、主制御部2
1は以後漢字変換制御に移行する。この漢字変換制御
は、前記第1の実施形態において図4をもとに説明した
手順と同じ手順で実行される。
【0064】このように第3の実施形態では、端末の上
下左右方向への移動または前後左右方向への傾け操作
と、垂直方向の振動操作とに応じて、母音文字に対応す
る段に属する各仮名文字の選択表示および確定処理を行
うようにしている。
【0065】したがってユーザは、母音文字の指定操作
のみをキー操作で行い、その他の操作をすべて端末の水
平移動または傾斜により行うことが可能となり、これに
よりキー操作の回数を大幅に削減してこれにより操作性
を高めることができる。
【0066】(その他の実施形態)この発明は上記各実
施形態に限定されるものではなく、次のような各種変形
が可能である。
【0067】すなわち、前記第2および第3の実施形態
では、文字選択表示制御の基点となる文字をキー操作に
より指定するようにしたが、すべての操作を端末の物理
的な動きによって実現することも可能である。
【0068】例えば、図14に示すようにLCD34に
五十音表を表示し、この五十音表中の一つの文字にカー
ソルCLを重ねて表示する。そして、この状態でユーザ
による端末の左右方向への移動または傾け操作と、端末
の上下方向への移動または前後方向への傾け操作とに応
じて、上記カーソルCLの表示位置を上下左右に移動さ
せる。そして、希望する文字上にカーソルCLが表示さ
れた状態で、端末が垂直方向に振られた場合に当該文字
を入力文字として記憶する。このようにすれば、すべて
の操作を端末の移動または傾けと、振動によって実現す
ることができ、これにより操作性をさらに高めることが
できる。
【0069】また、前記各実施形態ではひらがなを入力
する場合を例にとって説明したが、カタカナやアルファ
ベットを入力するようにしてもよく、さらに前記第1の
実施形態では端末の移動装置により文字を入力する場合
を例にとって説明したが、端末の移動操作により絵や記
号を入力するようにしてもよい。
【0070】さらに、前記各実施形態では携帯電話端末
を例にとって説明したが、携帯情報端末(PDA:Pers
onal Digital Assistants)などのその他の移動通信端
末にもこの発明は適用可能である。
【0071】その他、移動通信端末の構成や、動きパタ
ーンの分析方法、文字入力制御の手順と内容等について
も、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施できる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、端末
に外部から加えられた物理的な動きを検出する加速度検
出手段を備え、この加速度検出手段の検出出力をもとに
端末の動きの移動軌跡を検出してこれを手書き文字とし
て認識して入力したり、端末の動きの方向とその移動量
に応じて五十音表またはアルファベット表上の文字を選
択表示して確定操作により入力するようにしている。
【0073】したがってこの発明によれば、文字入力を
キー操作に頼ることなく簡単に行うことができ、これに
より操作性の向上を図った移動通信端末を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる携帯電話端末の第1の実施
形態を示す回路ブロック図。
【図2】 図1に示した端末の加速度センサ操作モード
における端末操作形態の一例を示す図。
【図3】 図1に示した端末による文字入力制御の手順
とその内容の前半部分を示すフローチャート。
【図4】 図1に示した端末による文字入力制御の手順
とその内容の後半部分を示すフローチャート。
【図5】 図1に示した端末の加速度センサ操作モード
における文字入力動作の一例を示す図。
【図6】 図1に示した端末の加速度センサ操作モード
における入力文字の切り分け動作を説明するための図。
【図7】 図1に示した端末の加速度センサ操作モード
における漢字変換動作を説明するための図。
【図8】 この発明に係わる携帯電話端末の第2の実施
形態における文字入力制御の手順とその内容の前半部分
を示すフローチャート。
【図9】 第2の実施形態の文字入力制御に使用するキ
ーパッドの構成を示す図。
【図10】 第2の実施形態の文字入力制御による文字
選択動作を説明するための図。
【図11】 この発明に係わる携帯電話端末の第3の実
施形態における文字入力制御の手順とその内容の前半部
分を示すフローチャート。
【図12】 第3の実施形態の文字入力制御に使用する
キーパッドの構成を示す図。
【図13】 第3の実施形態の文字入力制御による文字
選択動作を説明するための図。
【図14】 この発明に係わる携帯電話端末の第4の実
施形態の文字入力制御による文字選択動作を説明するた
めの図。
【符号の説明】
1…無線部 2…ベースバンド部 3…入出力部 4…電源部 5…加速度検出部 BT…文字入力ボタン CL…カーソル 11…アンテナ 12…アンテナ共用器(DPX) 13…受信回路(RX) 14…周波数シンセサイザ(SYN) 15…送信回路(TX) 21…主制御部 21a…移動量検出機能 21b…移動軌跡表示制御機能 21c…文字入力制御機能 22…多重分離部 23…音声コーデック 24…マルチメディア処理部 25…LCD制御部 26…メモリ部 31…マイクロホン 32…スピーカ 33…カメラ 34…液晶表示器(LCD) 35…キー入力部 36…照明器 41…バッテリ 42…充電回路(CHG) 43…電圧生成回路(PS) 51…加速度センサ 52…A/D変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 G06F 3/023 310L 11/00 303

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末に外部から加えられた物理的な動き
    を検出する加速度検出手段と、 この加速度検出手段の検出出力をもとに、端末に加えら
    れた前記動きの移動軌跡を求めてこの移動軌跡を表示す
    る表示手段と、 前記表示軌跡が表示された状態で、その確定操作のため
    の動きが前記端末に加えられたことを前記加速度検出手
    段が検出した場合に、前記移動軌跡を入力文字として認
    識して取り込む入力確定手段とを具備したことを特徴と
    する移動通信端末。
  2. 【請求項2】 端末に外部から加えられた物理的な動き
    を検出する加速度検出手段と、 この加速度検出手段の検出出力をもとに、端末に加えら
    れた前記動きの方向とその移動量を求める算出手段と、 五十音表またはアルファベット表中の一つの文字が指定
    された状態で、前記端末に所定の動きが加えられた場合
    に、前記算出手段により求められた当該動きの方向とそ
    の移動量に応じて、前記五十音表またはアルファベット
    表の前記指定文字と同じ行または列に属する文字を順次
    選択して表示する選択表示手段と、 この選択表示手段により文字が選択表示されている状態
    で、その確定操作のための動きが前記端末に加えられた
    ことを前記加速度検出手段が検出した場合に、前記選択
    表示中の文字を入力文字として取り込む入力確定手段と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記選択表示手段は、端末にその表示面
    を傾けるかまたは水平移動させる動きが加えられたこと
    を前記加速度検出手段が検出した場合に、前記算出手段
    により求められた当該動きの方向とその移動量に応じ
    て、前記五十音表またはアルファベット表の前記指定文
    字と同じ行または列に属する文字を順次選択して表示す
    ることを特徴とする請求項2記載の移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記入力確定手段が取り込んだ文字また
    は文字列が表示されている状態で、前記端末に漢字変換
    の指示操作を表す動きが加えられたことを前記加速度検
    出手段が検出した場合に、前記表示中の文字または文字
    列を漢字に変換する変換手段を、さらに具備したことを
    特徴とする請求項1または2記載の移動通信端末。
  5. 【請求項5】 前記変換手段は、 入力確定手段が取り込んだ文字または文字列が表示され
    ている状態で、前記端末にその表示面を傾けるかまたは
    水平移動させる動きが加えられた場合に、前記算出手段
    により求められた当該動きの方向とその移動量に応じて
    前記文字または文字列の区切り位置を変化させる手段
    と、 前記区切り位置が表示されている状態で、確定操作のた
    めの動きが前記端末に加えられたことを前記加速度検出
    手段が検出した場合に、前記区切り位置を確定する手段
    と、 前記区切り位置の確定後に前記端末にその表示面を傾け
    るかまたは水平移動させる動きが加えられた場合に、前
    記算出手段により求められた当該動きの方向とその移動
    量に応じて、前記区切り位置で区切られた文字または文
    字列に対応する複数の変換候補の一つを選択的に表示さ
    せる手段と、 前記複数の変換候補の一つが選択表示されている状態
    で、確定操作のための動きが前記端末に加えられたこと
    を前記加速度検出手段が検出した場合に、前記選択表示
    中の変換候補を入力漢字として確定する手段とを備えた
    ことれを特徴とする請求項4記載の移動通信端末。
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