JP2002168018A - 車載機器遠隔制御装置 - Google Patents

車載機器遠隔制御装置

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JP2002168018A
JP2002168018A JP2000368031A JP2000368031A JP2002168018A JP 2002168018 A JP2002168018 A JP 2002168018A JP 2000368031 A JP2000368031 A JP 2000368031A JP 2000368031 A JP2000368031 A JP 2000368031A JP 2002168018 A JP2002168018 A JP 2002168018A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の車載機器遠隔制御装置では、携帯機所
持者の操作なしで、照合が確認されれば、車載機器の作
動状態が変わるため、携帯機所持者が車載機との通信可
能位置にいる場合、他人がドアを開け侵入できるという
問題があった。 【解決手段】 携帯機50にコード要求信号を送信し、
携帯機50から返送される応答コードを照合した上、車
載機器の作動状態を制御するよう構成された車載機10
に、携帯機50から試験要求信号を送信し、これを受け
た車載機10が、携帯機50の受信状態確認の試験信号
を携帯機50に送信すると共に、携帯機50は、試験信
号を受信したとき、車載機10による作動状態の制御を
禁止するよう構成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯機との通信
によるコード照合を行って照合結果に基づき車載機器の
制御を行う車載機器遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯機の操作部を操作して車
両のドアの施錠/解錠を行う遠隔操作機能に加えて、前
記操作部を操作することなく、車両側からの送信要求信
号に対して返送コード信号を返送し、コードを照合する
ことにより、ドアの施錠/解錠を行うスマートエントリ
システムがある。例えば特開平5−106376号公報
には、第1の受信手段で呼出信号が受信されると、応答
信号を送信する第1の送信手段を備えた携帯無線装置
と、第2の送信手段から所定の時間間隔で送信された呼
出信号を受信して送信された応答信号が第2の受信手段
で受信されると、車両のドアを解錠するための信号を出
力し、応答信号が受信されなければ、所定時間経過後に
車両のドアを施錠するための信号を出力する制御手段と
を備えた車両無線装置とから構成されたシステムが記載
されている。
【0003】また、従来より、車両側からの送信要求信
号に対して、返送コード信号を返送し、コードを照合す
ることにより、ステアリングロック機構の解錠とエンジ
ン始動禁止装置の解除を行い、機械的キーを使用しない
エンジン始動操作を可能にしたスマートスタートシステ
ムがある。例えば特開昭63−1765号公報には、携
帯無線機に呼出信号を送信して、携帯無線機からの暗証
コード信号を受信し、内部コードと照合し一致したとき
には、ステアリングロック機構の解錠動作、イグニッシ
ョンスイッチのスイッチング動作およびアクセサリスイ
ッチのスイッチング動作を各々許可する手段から構成さ
れたシステムが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の二つのシステム
を合わせたシステムの名称として以下、スマートエント
リ/スタートシステムと称す。スマートエントリ/スタ
ートシステムでは、利便性とセキュリティ性の両立が課
題である。(1)スマートエントリ/スタートシステム
では、携帯機所持者の操作なしで、照合が確認されれ
ば、車載機器の作動状態(例えばドアの施錠/解錠)が
変わるため、携帯者の意志に依らない作動状態変化を禁
止しなければならない。携帯機の所持者が車載機との通
信可能位置にいる場合、他人がドアを開け侵入すること
ができる。(2)遠隔操作は、通常数メートルの距離で
操作可能なため、ドアアンロック操作してから乗車する
までの間に他人が侵入してしまう危険がある。(3)携
帯機の所持者がエンジンをかけた状態で車外に出る必要
がある場合(例えば空調装置を作動しておく必要がある
場合、エンジンの調子を見る場合など)、その間に不用
意に車両が動く可能性や、盗難に遭うことが懸念され
る。(4)携帯機を車内に置き忘れると、正当な携帯機
所持者でない人が車両を操作可能になるので、置き忘れ
を防止する必要がある。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、利便性を損なうことなくセキュ
リティ性を向上させて、携帯機との通信によるコード照
合に応じた車載機器の制御を行うことが可能な車載機器
遠隔制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車載機
器遠隔制御装置においては、車載機器を遠隔操作する遠
隔操作信号を送信する携帯機と、この携帯機にコード要
求信号を送信し、携帯機から返送される応答コードに応
じて車載機器の作動を制御すると共に、携帯機から送信
される特定の遠隔操作信号に基づき、携帯機が受信可能
かどうかを確認する確認信号を携帯機に送信する車載機
を備え、携帯機は、確認信号を受信したとき、車載機に
よる車載機器の作動の制御を禁止するよう構成されてい
るものである。
【0007】また、車載機器を遠隔操作する遠隔操作信
号を形成する操作スイッチを有すると共に操作スイッチ
が操作されることにより形成された遠隔操作信号を送信
する携帯機と、この携帯機にコード要求信号を送信し、
携帯機から返送される応答コードに応じて車載機器の作
動を制御すると共に、携帯機から送信される特定の遠隔
操作信号に基づき、携帯機が受信可能かどうかを確認す
る確認信号を携帯機に送信する車載機を備え、携帯機
は、確認信号を受信したとき、操作スイッチが操作され
ることにより、車載機による車載機器の作動の制御を禁
止するよう構成されているものである。
【0008】また、携帯機の送信する特定の遠隔操作信
号は、ドアロックを指令するドアロック操作信号である
ものである。さらに、携帯機は、車載機から送信される
確認信号の受信を報知するものである。
【0009】また、施錠及び解錠を行う車載機器を遠隔
操作する遠隔操作信号を送信する携帯機と、この携帯機
から解錠の遠隔操作信号を受信したとき、携帯機にコー
ド要求信号の送信を開始し、携帯機から返送される応答
コードに応じて車載機器の施錠及び解錠を制御する車載
機を備えたものである。
【0010】さらにまた、携帯機の所在位置を判断する
位置判断手段と、エンジンが作動中かどうかを判断する
エンジン作動判断手段と、車両の変速機ギアシフトロッ
ク解除を許可するシフトロック解除許可手段とを有する
車載機を備え、車載機は、通信開始スイッチが操作され
たとき、携帯機が車外にあり、且つエンジンが作動中の
場合、シフトロック解除許可手段による変速機ギアシフ
トロック解除を不許可にするものである。また、携帯機
の所在位置を判断する位置判断手段と、エンジンが作動
中かどうかを判断するエンジン作動判断手段と、車両の
変速機ギアシフトロック解除を許可するシフトロック解
除許可手段とを有する車載機を備え、車載機は、携帯機
が車外にあり、且つエンジンが作動中の場合、シフトロ
ック解除許可手段による変速機ギアシフトロック解除を
不許可にするものである。
【0011】また、ドアのロック状態を検出するロック
検出手段と、携帯機の所在位置を判断する位置判断手段
とを有する車載機を備え、車載機は、ドアのアンロック
状態からロック状態への移行が検出されてから所定時間
内に通信開始スイッチが操作され、且つ携帯機が車内に
ある場合、警報を行うものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1による車載機器遠隔制御装置の車載機を
示すブロック図である。図1において、10は車載機で
ある。以下、この車載機10の構成について述べる。1
1は車載用の車内送信アンテナで、11aは第1車内送
信アンテナ、11bは第2車内送信アンテナである。1
2は車外用の車外送信アンテナで、12a〜12dは第
1〜第4車外送信アンテナである。送信アンテナは、上
記のように6つ設けられている。後述する図3に示され
るように、車内送信アンテナ11aは、車室内のセンタ
ーコンソールに、車内送信アンテナ11bは、後部座席
下付近に設置される。一方、車外送信アンテナ12a〜
12dは、それぞれ車両(4輪車)の例えばドアの取っ
手に設けられている。17は各アンテナが接続された送
信部、18は受信アンテナ、19は受信アンテナ18が
接続された受信部である。20は送信部17と受信部1
9が接続されたECU(電子制御装置)であり、車載機
10を制御する。
【0013】ECU20は、送信部17に送信コード
と、車内送信アンテナ11及び車外送信アンテナ12の
うちの一つを指定する信号を供給し、この送信コードが
変調された周波数例えば134kHzのコード要求信号
としての質問信号が、指定された送信アンテナから携帯
機に対して送信される。また、車両には受信アンテナ1
8が設けられており、この受信アンテナ18で受信され
た携帯機よりの周波数例えば300MHzの信号は、受
信部19で復調されてECU20に供給される。21は
ECU20に内蔵されたメモリで、電源が遮断されても
その記憶内容は保持されるEEPROM等の不揮発性メ
モリによって構成され、メモリ21にはドアロック用の
第1質問コードと第3質問コード、エンジン始動用の第
2質問コード、トランスポンダ用のIDコード等に対応
した互いに異なる複数の暗号キーが格納されている。2
2はユーザによる各種スイッチ操作を検出する操作検出
部で、例えば各アウタドアハンドルに設置された起動ス
イッチ(コード要求信号の送信を開始するための信号源
である通信開始スイッチ)や、エンジンスタート操作を
検出するためのスタートスイッチや、イグニッションス
イッチの(始動、イグニッションオン、アクセサリオ
ン、オフそしてロックなどの)位置を検出し、その操作
検出信号をECU20に供給する。23は全てのドアの
個別の開閉および全てのドアの個別の施錠/解錠状態を
検出し、その検出信号をECU20に供給するドア開閉
検出部である。24は車速やエンジン運転状態を検出す
る各種センサからなるセンサ群で、これらの各種センサ
の検出信号はECU20に供給される。
【0014】25はドアロック/アンロックをした場合
のいわゆるアンサーバックとしての車両のライト点灯や
ホーン吹鳴を行うアンサーバック装置や、各種警報のた
めのブザーを発音する警報装置や、状態表示のための表
示装置を含む報知部である。30はECU20に接続さ
れたエンジン制御部で、セルモータを利用してエンジン
の始動を制御すると共に、エンジンの駆動停止も制御す
る。32はステアリングの操作を機械的に禁止する機構
を有するステアリングロック部である。34はエンジン
への燃料供給及びイグニッション動作を禁止する機構を
有するイモビライザ部、36は全てのドアのロック/ア
ンロックを行う機構を有するドアロック部、38は変速
機ギアシフト機構によりパーキングレンジからその他の
レンジへの移行を禁止するロック装置によって構成され
たシフトロック部で、ECU20からロック解除の許可
/不許可の信号が出される。ステアリングロック部3
2、イモビライザ部34、ドアロック部36、シフトロ
ック部38及び報知部25は、ECU20に接続されて
いる。40はエンジンである。
【0015】図2は、この発明の実施の形態1による車
載機器遠隔制御装置の携帯機を示すブロック図である。
図2において、50は携帯機であり、以下にその構成を
説明する。52は携帯機50のECU、53はECU5
2に内蔵されたメモリで、このメモリ53には、正規で
あれば車載機10のメモリ21に格納されているのと同
じ、ドアロック用、エンジン始動用の互いに異なる複数
の暗号キーが格納されている。54は送信アンテナ、5
5は送信アンテナ54が接続された送信部、56は受信
アンテナ、57は受信アンテナ56が接続された受信部
である。送信部55と受信部57はECU52に接続さ
れている。58はECU52に接続された報知部、59
はユーザによるスイッチ操作を検出して、ECU52に
通知する操作検出部である。
【0016】受信アンテナ56で受信された車載機10
よりの周波数例えば134kHzの質問信号は、受信部
57で復調されてECU52に供給される。ECU52
は、質問信号に対応した暗号キーをメモリ53から読み
出し、質問信号中の質問コードを暗号化して、応答信号
を作成し、送信部55に供給し、送信部55で変調され
た周波数例えば300MHzの信号として送信アンテナ
54から車載機10に対して送信される。また、携帯機
50は、キーレスエントリ機能としての、ドアのロック
/アンロックの遠隔操作をするLOCKキー/UNLO
CKキーなどを有し、これらの信号は操作検出部59よ
りECU52に入力される。
【0017】図3は、この発明の実施の形態1による車
載機器遠隔制御装置の車載アンテナと携帯機の通信を示
す模式図であり、図3(a)は、携帯機50が車外にあ
る場合、図3(b)は、携帯機50が車内にある場合の
ものである。図3において、11a、11b、12a〜
12d、18は図1におけるものと、50は図2におけ
るものと、それぞれ同一のものである。
【0018】次に、図3を用いて、車載機10の各アン
テナと携帯機50との通信について説明する。携帯機が
正規登録機かどうかを確認する方式(相手認証方式)と
して、例としていわゆるチャレンジ・レスポンス方式
(秘密鍵暗号ベース相手認証方式)を説明する。車載機
10の各送信アンテナ11、12からは、周波数134
kHzのコード要求信号が送信され、携帯機50はこの
コード要求信号=質問信号を受信すると、受信した質問
信号に応じた暗号キーと質問コード(平文)から作成し
た応答コード(暗号文)を変調した周波数300MHz
の応答信号を返送する。車載機10の受信アンテナ18
で受信された周波数300MHzの信号は、受信部19
で復調されてECU20に供給され、ECU20は応答
信号を受信する。車載機10は、送信した質問コード
(平文)に対応した暗号キーで作成した暗号文と、受信
した応答コードを照合して、携帯機50が正規登録機で
あるかどうかを確認する。車載の各送信アンテナ11、
12から携帯機50への通信に、低周波(以下LFと略
す)を使用しているのは、携帯機50の位置を確認しや
すいように電磁波の内で、その強度が距離の3乗に逆比
例する磁界成分を利用するためで、通常通信距離は1m
前後である。一方、携帯機50から車載の受信アンテナ
18への通信は、UHF帯が使用されていて、これは通
常5〜20mの通信距離である。
【0019】図4は、この発明の実施の形態1による車
載機器遠隔制御装置の通信の信号を示す図である。図5
は、この発明の実施の形態1による車載機器遠隔制御装
置の車載機のECUが行う制御を示す状態遷図であり、
実施の形態1の基本的動作を示している。図6は、この
発明の実施の形態1による車載機器遠隔制御装置の携帯
機のECUが行う制御を示すフローチャートであり、実
施の形態1の基本的動作を示している。
【0020】次に、図5を用いて、車載機のECUが実
行する制御について説明する。ECU20の制御状態
は、携帯機50の位置の判断結果によって、状態100
(LF通信圏外)、状態160(車外LF通信圏内)、
状態180(車内LF通信圏内)、および状態160と
状態180の和としての状態140(LF通信圏内)が
ある。経路(矢印の線)や分岐点(図5の170の白丸
印)は制御の状態間の移行途中であって、そこに留まる
ことはない。状態および分岐点間の移行は、経路上に表
記されている/の左上の条件(入力)が成立したときに
その経路で移行が実行され(以下、その経路で移行が実
行されることを「経路が実行され」と表記する)、その
経路を移行中に/の右下の項目(出力)が実行される
(入力又は出力がない場合は記述なし)。
【0021】ECU20に内蔵されているマイクロコン
ピュータ(以下マイコンと略す)のプログラムスタート
状態は、状態100より開始する。状態100におい
て、操作検出部22で検出される起動スイッチがオフか
らオンに変化したら、経路101が実行され、車外アン
テナから第1質問信号が送信される。この場合、各アウ
タドアハンドル付近に取り付けられた、起動スイッチと
車外送信アンテナ12a〜12dは対応していて、オフ
からオンした起動スイッチと同じドアに取り付けられて
いる車外送信アンテナ12から送信される。LF通信圏
内に携帯機が位置してその応答コードが正しかった場
合、経路102が実行されて、ドアのアンロック出力が
され、状態160に移行する(このとき状態140でも
ある)。次に、乗車のためにドアが開閉されると、ドア
開閉検出部23により、ドアの開→閉が検出され、経路
141が実行され、第2質問信号が第1車内アンテナ1
1aより送信される。携帯機50からの第2応答信号が
正しかった場合、経路161が実行されて、状態180
に移行する。
【0022】状態180では、状態180に入ったとき
に、ECU20はステアリングロック部32に対してス
テアリングロック解除信号を出力し、またイモビライザ
部34を制御してエンジン40への燃料供給の禁止を解
除すると共に、この状態ではイグニッションスイッチも
有効になり、イグニッションスイッチを回してエンジン
40を始動することもできる。ただし、セキュリティ性
確保のためイモビライザ部34がエンジン40への燃料
供給の禁止を解除している期間は、状態180入ってか
ら所定時間(例えば5分間)で、その後は失効する。再
び有効にするための手段として、例えばイグニッション
スイッチを押し込んで回動する機構にして、押し込んだ
ときに信号を出すようにしたスタートスイッチを設けて
いる。スタートスイッチがオンしたら経路141が実行
され,第2質問信号が車内送信アンテナ12より送信さ
れ、対応する正しい第2応答信号が受信されれば、経路
161または経路182が実行され、状態180に入
り、ECU20はイモビライザ部34を制御してエンジ
ン40への燃料供給の禁止を解除する。
【0023】状態180の状態で、ドアが開閉される
と、ドア開閉検出部23によりドアの開→閉が検出さ
れ、経路141が実行され、第2質問信号が第1車内ア
ンテナ11より送信される。ドア開閉が携帯機所持者の
動作の場合のように、携帯機50から正しい第2応答信
号を受信した場合は、経路182が実行され、状態は変
化しない。一方、携帯機所持者が降車した場合のよう
に、携帯機から正しい第2応答信号を受信できない場合
は、経路181が実行され、開閉されたドアに装着され
た車外送信アンテナから第3質問信号が送信され、状態
は状態160に移行する。この経路181移行の実行時
に、図5には表記していないが、イグニッションスイッ
チがロック位置に戻されている場合、ECU20はイモ
ビライザ部34を制御してエンジン40への燃料供給の
禁止する。なお、イグニッションスイッチがロック位置
になるとステアリングロック機構により機械的にステア
リングロックが作動する。
【0024】状態160では、携帯機から正しい第3応
答信号を受信した場合は、経路162が実行され、状態
は160で変化しない。一方、携帯機50から正しい第
3応答信号を受信しない場合は、経路142が実行さ
れ、報知部25によりドアロック忘れの警報を実施し、
状態100に移行する。状態160において、携帯機所
持者は降車後のドアロックのために、起動スイッチを操
作し、操作検出部22で検出される起動スイッチがオフ
からオンに変化したら、経路143が実行され、起動ス
イッチに対応する車外アンテナから第1質問信号が送信
される。携帯機50から正しい第1応答信号を受信した
場合は、経路163が実行され、分岐点170に達し、
分岐点170では、全ドアが閉状態でかつイグニッショ
ンスイッチがロック位置にあるなら経路171が実行さ
れ、ドアロック部36にロック出力すると共に、正しく
ドアロックされたことを携帯機所持者に知らせるアンサ
ーバック信号を報知部25から出力させる、一方、分岐
点170で全ドアが閉状態でないかイグニッションスイ
ッチがロック位置でないなら経路172が実行され、報
知部25によりドアが開状態でロックできないという警
報を出力させる。いずれの場合も状態100に移行す
る。一方、従来のキーレスエントリ機能である、携帯機
50からの遠隔操作信号(LOCK信号/UNLOCK
信号)を受信した場合は、図5に記載してないが、上記
状態とは無関係にドアのロック/アンロックが実施され
る。
【0025】前記の第1〜3質問信号と、対応する第1
〜3応答信号の構成例を図4に示す。図4(a)は、質
問信号の構成で、プリアンブル(例えば16ビット
分)、固定長のID情報からなる固定IDコード(例え
ば20ビット)、質問番号等の情報を含む付加コード、
毎回ランダムに生成される平文(例えば32ビット)で
ある質問コード、そして固定IDコードと付加コード
(例えば8ビット)と質問コードから生成されるパリテ
ィコードから構成される。図4(b)は、応答信号の構
成で、プリアンブル、固定長のID情報からなる固定I
Dコード、質問番号等の情報を含む付加コード、質問番
号に対応した暗号キーで受信した質問コードを暗号化し
た暗号文である応答コード、そして固定IDコードと付
加コードと応答コードから生成されるパリティコードか
ら構成される。
【0026】なお、携帯機50に設けてあるボタンを押
すことにより、車両のドアのロック/アンロックを制御
するキーレスエントリーを行う場合の遠隔制御信号は、
図4(c)に示すように応答コードの代わりにローリン
グコードを設定する。ローリングコードは、携帯機50
が電波を送信する毎にカウントアップされる値であり、
車載機10側では前回において携帯機50から受信した
所定のコードに含まれるローリングコードを記憶してお
き、今回受信した所定のコードに含まれるローリングコ
ードが前回のローリングコードの値から所定の範囲内で
あるとき、今回のローリングコードは正しいと判別し、
受信した所定のコードが特定コードに一致すると判別す
る。この付加コードには応答信号と遠隔制御信号の識別
情報が含まれている。
【0027】次に、図6のフローチャートに基づき、携
帯機50の動作を説明する。電池交換などでECU52
がリセット状態から始まる場合は、START(ステッ
プ500)より始まり、ステップ501でECU52の
初期設定を行い、ステップ502の待機になる。ステッ
プ503で、LOCKキー入力があれば、WAKE U
P(ステップ504)して遠隔操作信号であるLOCK
信号を送信する(ステップ505)。送信終了後、ステ
ップ502に戻る。ステップ503で、LOCKキー入
力がなければ、ステップ506に行く。ステップ506
で、UNLOCKキー入力があれば、WAKE UP
(ステップ507)して、遠隔操作信号であるUNLO
CK信号を送信する(ステップ508)。送信終了後、
ステップ502に戻る。ステップ506でUNLOCK
キー入力がなければステップ509に行く。ステップ5
09で、車載機からの受信(LF受信)があれば、WA
KE UP(ステップ510)して応答信号を送信する
(ステップ511)。送信終了後、ステップ502に戻
る。ステップ509で質問信号の受信がなければステッ
プ502に行く。
【0028】このように、起動スイッチ動作またはドア
の開→閉のときのみ、それぞれの信号の先頭に固定のI
Dコードを配置し、車載機が質問コードを含む質問信号
の変調信号を送信し、携帯機がこの質問信号が受信され
たとき、この応答信号に対応した応答コードを含む応答
信号の変調信号を送信し、携帯機が、この応答信号を受
信し、そのなかの応答コードと、自身が発信した質問コ
ードとそれに対応する暗号キーから作成した暗号コード
とを照合し、正規の携帯機であることを確認する構成と
したので、セキュリティ性を保つと共に車載機および携
帯機の両方の省電力化を図ることができる。質問、応答
の各信号の先頭にある固定IDが自身のIDと一致しな
いときは、携帯機および車載機とも、低電力消費モード
から通常電力消費モードに移行しないようにすれば、よ
り好適なシステムとなる。上記が、実施の形態1による
車載機器遠隔制御装置の基本動作である。
【0029】ところで、車両駐車場所と携帯機の置かれ
た場所が比較的近い場合、携帯機を所持してない他人が
起動スイッチを操作することで、ドア・アンロックが作
動するという問題がある。これを解決しようとするの
が、以下に説明する試験信号(確認信号)によるスマー
トエントリ機能禁止処理である。図7は、この発明の実
施の形態1による車載機器遠隔制御装置の車載機のEC
Uが行う制御を示す状態遷図であり、スマートエントリ
機能禁止処理についてのものである。図8は、この発明
の実施の形態1による車載機器遠隔制御装置の携帯機の
ECUが行う制御を示すフローチャートであり、スマー
トエントリ機能禁止処理についてのものである。
【0030】図7において、車載機の状態は降車してド
アロック操作を終了して状態100にある。携帯機所持
者が、携帯機50が車載機10とLF通信可能な領域に
いるかどうかを確かめたい場合、携帯機50の操作手段
例えばドアロックの遠隔制御を指示するための押しボタ
ンスイッチ(操作スイッチ)を操作することで、送信ア
ンテナ54より試験要求信号が送信される。その他は、
前述した図5の説明と同じのため省略する。前記試験要
求信号の構成は、例えば図4(c)のような通常の遠隔
制御信号であるLOCK信号である。車載機がこの試験
要求信号(LOCK信号)を受信すると、経路103が
実行され、携帯機の受信状態を確認するための試験信号
(確認信号)を車外アンテナ12a〜12dより順次発
信する。この試験信号の構成は、例えば図4(a)に示
される構成で、付加コードに試験信号であること識別す
る情報が含まれている構成である。
【0031】図8において、携帯機のECU52は、ス
テップ509で、LF受信しWAKE UP(ステップ
510)して、ステップ601で禁止フラグがクリアな
ら、ステップ602で受信信号が質問信号か試験信号か
を判断して、試験信号ならステップ603に移行して受
信できる状態であることを報知部58で報知する。ステ
ップ601で禁止フラグがセットされている場合は、ス
マートエントリ機能停止状態ということで、待機モード
(ステップ502)に戻る。ステップ603で受信状態
を確認した携帯機所持者は、スマートエントリ機能を一
時停止させるために、LOCKキーとUNLOCKキー
を同時に所定時間以上(この例では5秒以上)オンす
る。この場合、図8のフローチャートでは、ステップ6
05でLOCKキーとUNLOCKキーを同時オンを確
認しステップ606に移行する。ステップ606で、こ
の両キーが連続して5秒以上押された場合は、ステップ
607で禁止フラグをセットする。禁止フラグのクリア
は、この例ではUNLOCKキーのみを押した場合実現
される、これがステップ604の処理である。図8のそ
の他のステップ(500番代のステップ)は図6と同じ
であるので省略する。
【0032】図9は、この発明の実施の形態1による車
載機器遠隔制御装置の携帯機のECUが行う別の制御を
示すフローチャートであり、スマートエントリ機能禁止
処理についてのものである。図8では、スイッチの特別
な操作(ロックとアンロックキーの同時オン)で、禁止
フラグをセットしたが、これを自動的に行うようにした
ものが図9である。図9ではステップ602で受信した
信号が試験信号の場合、ステップ603で禁止フラグを
セットするようにしている。図8および図9において、
この禁止フラグは、アンロックキー操作があった場合
で、ステップ604でクリアしているが、フラグセット
から所定時間(例えば1時間)経過後クリアしてもよ
い。また図7において、経路103実行の条件は、単に
遠隔信号としているが、特別な組み合わせの遠隔信号と
してもよく、例えば、所定時間内(例えば5秒間)に複
数のLOCK信号を受信した場合とすると、通常操作と
区分できるので好適である。
【0033】実施の形態1によれば、携帯機からの遠隔
操作信号に対して携帯機の受信状態確認のための試験信
号を送信する手段と、試験信号を受信できる場合コード
照合による作動状態の制御を禁止する手段を設けたの
で、携帯機の通信領域を確認することができ、必要に応
じコード照合による作動状態の制御を禁止することがで
き、セキュリティ性を向上させることができる。また、
試験要求信号を通常のドアロック信号としたので、試験
要求信号送信のための特別な操作キーを増設することな
く、かつコードの種類を増やすことなく実行できること
と、ドアロック操作とLF受信状態の確認が一つの操作
でできるという利便性を向上できる。
【0034】また、試験信号の受信状態を報知する報知
手段を設け、試験信号を受信できる場合に所持者に報知
することができるので、所持者の判断でコード照合によ
る作動状態の制御を禁止でき、所持者は、この禁止手段
を実施するか、禁止しないで受信できない位置に移動す
るかの選択ができて、利便性を向上させることができ
る。
【0035】実施の形態2.実施の形態1では、車載機
は携帯機からの遠隔操作信号のUNLOCK信号を受信
すると、直ちにすべてのドアのアンロック動作を行う。
このことは、携帯機所持者が、目的のドアに到達する前
に、他人が車内に侵入するという問題がある。これを解
決しようとするのが、以下に説明するキーレスエントリ
とスマートエントリの連携作動である。
【0036】図10は、この発明の実施の形態2による
車載機器遠隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示
す状態遷図であり、ECU20が実行する連携作動につ
いてのものである。図10において、状態100にあっ
て、携帯機50より遠隔操作信号のアンロック信号を受
信すると、経路194が実施され、以後所定時間(例え
ば5分間)または状態100でなくなるまで、一定周期
で(例えば0.3秒毎に)車外送信アンテナ12より質
問信号が送信される。携帯機所持者が、ドアに接近し質
問信号を受信できる距離に接近し、応答信号が返信さ
れ、照合が成功した場合、直前に送信した車外送信アン
テナが設置されているドアのみ、またはそのドアを含む
同じ側(右側又は左側)の2つのドア、または全ドアが
アンロックされる。その他は、前述した図5の説明と同
じのため省略する。
【0037】実施の形態2によれば、ドアをアンロック
する前記遠隔操作信号を受信したとき、コード要求信号
の送信を開始する構成にしたので、携帯機所持者がドア
に接近するまでドアがロックされ、セキュリティ性を向
上できるとともに、予め遠隔操作信号のアンロック信号
を送信しておくことで起動スイッチを操作することな
く、ドアのアンロックが実施されて利便性が向上する。
しかも、起動スイッチを使用しないで、常時、車載機よ
りコード要求信号を発信しているシステムに比べて、必
要なときのみ周期的にコード要求信号を送信するので、
省電力であるという利点がある。
【0038】実施の形態3.実施の形態2では、エンジ
ンをかけたまま車外に出ようとする場合、例えば車室内
の子供の不用意な操作による車両の移動を禁止できない
のが問題である。これを解決しようとするのが、以下に
説明する変速ギアのP(パーキング)位置から他の位置
にシフトさせないようにロックしているロック機構の解
除不許可設定処理(以下、簡単にシフトロック解除不許
可設定処理と表記する)である。
【0039】図11は、この発明の実施の形態3による
車載機器遠隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示
す状態遷図であり、ECU20が実行する解除不許可設
定処理についてのものである。携帯機所持者が運転席よ
りエンジンをかけたまま車外に出て、シフトロック解除
不許可設定処理を行うために起動スイッチを操作する場
合について説明する。図11において、状態180から
スタートし、ドアの開→閉で経路141が実施され、第
2質問信号が車内送信アンテナ11より送信されるが、
携帯機所持者は車外のため、第2応答信号は受信されな
い(位置判断手段により携帯機の位置が判断される)の
で、経路181が実施され、車外送信アンテナ12より
第3質問信号が送信され、状態160に移行する。状態
160では、第3応答信号が受信されるので、経路16
2が実施され、この状態に留まる。
【0040】やがて、起動スイッチが操作されるので、
経路143が実施され、第1質問信号が車外送信アンテ
ナ12より送信され、正しい第1応答信号が受信される
と、経路163が実施され、分岐点170に到る。分岐
点170において、イグニッションスイッチがロック位
置でかつ全ドアが閉扉状態なら経路171が実行され、
ドアロックが行われ、状態100に移行する。一方、イ
グニッションスイッチ位置がロック以外の場合は、エン
ジンがかかっていると判断(エンジン作動判断手段によ
り、エンジンが作動中と判断される)し、経路172が
実行され、変速ギアのシフトロック解除不許可にする
(シフトロック解除許可手段によりシフトロック解除不
許可にする)と共に警報を発して状態100に移行す
る。またイグニッションスイッチがロック位置で、かつ
全ドアが閉扉状態でないなら、経路173が実行され、
警報を出して状態100に移行する。その他は前述した
図5の説明と同じのため省略する。
【0041】実施の形態3によれば、携帯機位置が車室
外と判断した場合で、エンジンが作動中と判断した場
合、かつ前記起動スイッチが操作された場合、変速機ギ
アシフトロック解除を不許可とするようにしたので、エ
ンジンをかけたままでも、車両の移動を防止でき、利便
性とセキュリティ性を向上することができる。
【0042】実施の形態4.実施の形態3では、起動ス
イッチを操作した場合にシフトロックの解除不許可設定
処理を行うようにしているが、起動スイッチを操作しな
い場合も想定される。起動スイッチを操作しない場合で
も、シフトロックの解除不許可設定処理をするようにし
たのが実施の形態4である。
【0043】図12は、この発明の実施の形態4による
車載機器遠隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示
す状態遷図であり、ECU20が実行する解除不許可設
定処理についてのものである。携帯機所持者が運転席よ
りエンジンをかけたまま車外に出たと判断された場合の
シフトロック解除不許可設定処理の説明を行う。図12
において、状態180から始まり、ドアの開→閉で、経
路141が実施され、第2質問信号が車内送信アンテナ
11より送信されるが、携帯機所持者は車外のため、第
2応答信号は受信されない(位置判断手段により携帯機
の位置が判断される)ので、経路181が実施されて、
車外送信アンテナ12より第3質問信号が送信され、分
岐点190に到る。分岐点190でイグニッションスイ
ッチ位置がロック以外の場合は、エンジンがかかってい
ると判断(エンジン作動判断手段によりエンジン作動中
と判断)し、経路191が実施され、変速ギアシフトロ
ック解除不許可処理(シフトロック解除許可手段により
シフトロック解除を不許可にする)を行い、状態160
に到る。また、イグニッションスイッチ位置がロックの
場合は、何もしない経路192が実施され、状態160
に到る。その後は、前述した図5の説明と同じのため省
略する。
【0044】実施の形態4によれば、携帯機位置が車室
外と判断した場合で、エンジンが作動中と判断した場
合、変速機ギアシフトロック解除を不許可とするように
したので、エンジンをかけたままでも、車両の移動を防
止でき、利便性とセキュリティ性を向上することができ
る。
【0045】実施の形態5.実施の形態4では、携帯機
を車内に置いたまま車外に出てしまう場合に、車室内置
き忘れ警報ができていないのが問題である。これを解決
しようとするのが、以下に説明する実施の形態5の車室
内置き忘れ警報処理である。
【0046】図13は、この発明の実施の形態5による
車載機器遠隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示
す状態遷図であり、ECU20が実行する車室内置き忘
れ警報処理についてのものである。携帯機所持者が、運
転席より携帯機を車室内においたまま車外に出た場合
に、車室内置き忘れ警報を行う処理の説明をする。図1
3において、状態180から始まり、ドアの開→閉(ロ
ック検出手段により検出)で、経路141が実施され、
第2質問信号が車内送信アンテナ11より送信される
が、携帯機は車室内のため、第2応答信号は受信され
(位置判断手段により携帯機の位置が判断される)、経
路186が実施されて、分岐点185に到る。分岐点1
85では、ドアが開→閉されてから所定時間内(例えば
10秒以内)に対応するドアの起動スイッチがオンされ
たかどうかを検出し、オンされた場合は、携帯機の車室
内置き忘れと判断して警報を出し状態180に戻る。ま
た分岐点185で対応するドアの起動スイッチがオンさ
れない場合は、経路187が実施され、なにも出力しな
いで、状態180に戻る。その他は、前述した図5の説
明と同じのため省略する。
【0047】実施の形態5によれば、携帯機位置が車室
内であることを判断し、かつ起動スイッチの操作を検出
した場合、携帯機の車室内置き忘れ警報を行うので、セ
キュリティ性を向上することができる。
【0048】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。車載機
器を遠隔操作する遠隔操作信号を送信する携帯機と、こ
の携帯機にコード要求信号を送信し、携帯機から返送さ
れる応答コードに応じて車載機器の作動を制御すると共
に、携帯機から送信される特定の遠隔操作信号に基づ
き、携帯機が受信可能かどうかを確認する確認信号を携
帯機に送信する車載機を備え、携帯機は、確認信号を受
信したとき、車載機による車載機器の作動の制御を禁止
するよう構成されているので、携帯機の通信領域により
車載機による車載機器の作動の制御を禁止することがで
き、セキュリティ性を向上させることができる。
【0049】また、車載機器を遠隔操作する遠隔操作信
号を形成する操作スイッチを有すると共に操作スイッチ
が操作されることにより形成された遠隔操作信号を送信
する携帯機と、この携帯機にコード要求信号を送信し、
携帯機から返送される応答コードに応じて車載機器の作
動を制御すると共に、携帯機から送信される特定の遠隔
操作信号に基づき、携帯機が受信可能かどうかを確認す
る確認信号を携帯機に送信する車載機を備え、携帯機
は、確認信号を受信したとき、操作スイッチが操作され
ることにより、車載機による車載機器の作動の制御を禁
止するよう構成されているので、携帯機の通信領域を確
認して車載機による車載機器の作動の制御を禁止するこ
とができ、セキュリティ性を向上させることができる。
【0050】また、携帯機の送信する特定の遠隔操作信
号は、ドアロックを指令するドアロック操作信号である
ので、特定の遠隔操作信号を形成するための操作キーや
コードを増やす必要がない。さらに、携帯機は、車載機
から送信される確認信号の受信を報知するので、所持者
は、携帯機の通信領域を確認することができる。
【0051】また、施錠及び解錠を行う車載機器を遠隔
操作する遠隔操作信号を送信する携帯機と、この携帯機
から解錠の遠隔操作信号を受信したとき、携帯機にコー
ド要求信号の送信を開始し、携帯機から返送される応答
コードに応じて車載機器の施錠及び解錠を制御する車載
機を備えたので、遠隔操作による解錠を、携帯機からの
応答に応じて行い、セキュリティ性を向上することがで
きる。
【0052】さらにまた、携帯機の所在位置を判断する
位置判断手段と、エンジンが作動中かどうかを判断する
エンジン作動判断手段と、車両の変速機ギアシフトロッ
ク解除を許可するシフトロック解除許可手段とを有する
車載機を備え、車載機は、通信開始スイッチが操作され
たとき、携帯機が車外にあり、且つエンジンが作動中の
場合、シフトロック解除許可手段による変速機ギアシフ
トロック解除を不許可にするので、エンジンをかけたま
までも、車両の移動を防止できる。
【0053】また、携帯機の所在位置を判断する位置判
断手段と、エンジンが作動中かどうかを判断するエンジ
ン作動判断手段と、車両の変速機ギアシフトロック解除
を許可するシフトロック解除許可手段とを有する車載機
を備え、車載機は、携帯機が車外にあり、且つエンジン
が作動中の場合、シフトロック解除許可手段による変速
機ギアシフトロック解除を不許可にするので、エンジン
をかけたままでも、車両の移動を防止できる。
【0054】また、ドアのロック状態を検出するロック
検出手段と、携帯機の所在位置を判断する位置判断手段
とを有する車載機を備え、車載機は、ドアのアンロック
状態からロック状態への移行が検出されてから所定時間
内に通信開始スイッチが操作され、且つ携帯機が車内に
ある場合、警報を行うので、携帯機の車内置き忘れの警
報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の車載機を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の携帯機を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の車載アンテナと携帯機の通信を示す模式図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の通信の信号を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の車載機のECUが行う制御を示す状態遷図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の携帯機のECUが行う制御を示すフローチャ
ートである。
【図7】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の車載機のECUが行う制御を示す状態遷図で
ある。
【図8】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の携帯機のECUが行う制御を示すフローチャ
ートである。
【図9】 この発明の実施の形態1による車載機器遠隔
制御装置の携帯機のECUが行う別の制御を示すフロー
チャートである。
【図10】 この発明の実施の形態2による車載機器遠
隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示す状態遷図
である。
【図11】 この発明の実施の形態3による車載機器遠
隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示す状態遷図
である。
【図12】 この発明の実施の形態4による車載機器遠
隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示す状態遷図
である。
【図13】 この発明の実施の形態5による車載機器遠
隔制御装置の車載機のECUが行う制御を示す状態遷図
である。
【符号の説明】
10 車載機、11 車内送信アンテナ、12 車外送
信アンテナ、18 受信アンテナ、19 受信部、20
ECU、21 メモリ、22 操作検出部、23 ド
ア開閉検出部、24 センサ群、25 報知部、30
エンジン制御部、32 ステアリングロック部、34
イモビライザ部、36 ドアロック部、38 シフトロ
ック部、40 エンジン、50 携帯機、52 EC
U、53 メモリ、54 送信アンテナ、55 送信
部、56 受信アンテナ、57 受信部、58 報知
部、59 操作検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB12 CC18 CC24 CC27 CC28 DD06 EE02 FF24 FF27 FF36 HH01 JJ01 KK03 LL00 LL01 LL18 QQ02 SS01 SS02 SS04 SS05 SS08 SS09 UU02 UU03 VV00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載機器を遠隔操作する遠隔操作信号を
    送信する携帯機、この携帯機にコード要求信号を送信
    し、上記携帯機から返送される応答コードに応じて車載
    機器の作動を制御すると共に、上記携帯機から送信され
    る特定の遠隔操作信号に基づき、上記携帯機が受信可能
    かどうかを確認する確認信号を上記携帯機に送信する車
    載機を備え、上記携帯機は、上記確認信号を受信したと
    き、上記車載機による車載機器の作動の制御を禁止する
    よう構成されていることを特徴とする車載機器遠隔制御
    装置。
  2. 【請求項2】 車載機器を遠隔操作する遠隔操作信号を
    形成する操作スイッチを有すると共に上記操作スイッチ
    が操作されることにより形成された遠隔操作信号を送信
    する携帯機、この携帯機にコード要求信号を送信し、上
    記携帯機から返送される応答コードに応じて車載機器の
    作動を制御すると共に、上記携帯機から送信される特定
    の遠隔操作信号に基づき、上記携帯機が受信可能かどう
    かを確認する確認信号を上記携帯機に送信する車載機を
    備え、上記携帯機は、上記確認信号を受信したとき、上
    記操作スイッチが操作されることにより、上記車載機に
    よる車載機器の作動の制御を禁止するよう構成されてい
    ることを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 携帯機の送信する特定の遠隔操作信号
    は、ドアロックを指令するドアロック操作信号であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載機器
    遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 携帯機は、車載機から送信される確認信
    号の受信を報知することを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれか一項記載の車載機器遠隔制御装置。
  5. 【請求項5】 施錠及び解錠を行う車載機器を遠隔操作
    する遠隔操作信号を送信する携帯機、この携帯機から解
    錠の遠隔操作信号を受信したとき、上記携帯機にコード
    要求信号の送信を開始し、上記携帯機から返送される応
    答コードに応じて車載機器の施錠及び解錠を制御する車
    載機を備えたことを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  6. 【請求項6】 通信開始スイッチが操作されることによ
    り、通信を開始する車載機とこの車載機の通信先の携帯
    機とを有すると共に、上記車載機は、上記通信開始スイ
    ッチが操作されることにより、上記携帯機にコード要求
    信号を送信し、上記携帯機から返送される応答コードに
    応じて車載機器の作動を制御するよう構成された車載機
    器遠隔制御装置において、携帯機の所在位置を判断する
    位置判断手段と、エンジンが作動中かどうかを判断する
    エンジン作動判断手段と、車両の変速機ギアシフトロッ
    ク解除を許可するシフトロック解除許可手段とを有する
    車載機を備え、上記車載機は、上記通信開始スイッチが
    操作されたとき、上記携帯機が車外にあり、且つエンジ
    ンが作動中の場合、上記シフトロック解除許可手段によ
    る変速機ギアシフトロック解除を不許可にすることを特
    徴とする車載機器遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】 携帯機と、この携帯機にコード要求信号
    を送信し、上記携帯機から返送される応答コードに応じ
    て車載機器の作動を制御する車載機とを有する車載機器
    遠隔制御装置において、携帯機の所在位置を判断する位
    置判断手段と、エンジンが作動中かどうかを判断するエ
    ンジン作動判断手段と、車両の変速機ギアシフトロック
    解除を許可するシフトロック解除許可手段とを有する車
    載機を備え、上記車載機は、上記携帯機が車外にあり、
    且つエンジンが作動中の場合、上記シフトロック解除許
    可手段による変速機ギアシフトロック解除を不許可にす
    ることを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  8. 【請求項8】 通信開始スイッチが操作されることによ
    り、通信を開始する車載機とこの車載機の通信先の携帯
    機とを有すると共に、上記車載機は、上記通信開始スイ
    ッチが操作されることにより、上記携帯機にコード要求
    信号を送信し、上記携帯機から返送される応答コードに
    応じて車載機器の作動を制御するよう構成された車載機
    器遠隔制御装置において、ドアのロック状態を検出する
    ロック検出手段と、携帯機の所在位置を判断する位置判
    断手段とを有する車載機を備え、上記車載機は、上記ド
    アのアンロック状態からロック状態への移行が検出され
    てから所定時間内に上記通信開始スイッチが操作され、
    且つ上記携帯機が車内にある場合、警報を行うことを特
    徴とする車載機器遠隔制御装置。
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