JP2002161903A - メタルシールシリンダ - Google Patents

メタルシールシリンダ

Info

Publication number
JP2002161903A
JP2002161903A JP2000356286A JP2000356286A JP2002161903A JP 2002161903 A JP2002161903 A JP 2002161903A JP 2000356286 A JP2000356286 A JP 2000356286A JP 2000356286 A JP2000356286 A JP 2000356286A JP 2002161903 A JP2002161903 A JP 2002161903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
bearing
piston rod
ball
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000356286A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Orihara
俊 折原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to JP2000356286A priority Critical patent/JP2002161903A/ja
Publication of JP2002161903A publication Critical patent/JP2002161903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】隙間調整個所を少なくすることにより部品点数
が低減して構造が簡単になり、組立調整作業が軽減され
るメタルシールシリンダを提供する。 【解決手段】ロッドカバー54に装着されたリニアボー
ルガイド66にピストンロッド68の一側部を係合さ
せ、他側部をメタルチューブ52に摺動自在に嵌合する
ピストン60に内孔92に遊挿された軸受部材94に螺
着する。この軸受部材94の小径部96に調芯用Oリン
グ98を介してベアリング保持器100およびボールベ
アリング102を係着し、このボールベアリング102
はピストン60の内孔92に螺着されたベアリング押え
108および内孔92が嵌着されたベアリング受け10
4により挟持されスラスト方向の動きが阻止される。そ
して、ピストンロッド68に作用する荷重による該ピス
トンロッド68の半径方向の動きをベアリング保持器1
00およびボールベアリング102により吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタルシールシリ
ンダに関し、一層詳細には、摺動抵抗が小さく、且つ高
出力効率の機能を有するメタルシールシリンダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメタルシールシリンダ1
では、例えば図3に示されるように、シリンダチューブ
2の両端部にピストンロッド3を通すブッシュ4、5が
挿通自在に設けられたロッドカバー6、7によって閉塞
されている。ピストンロッド3に取り付けられたピスト
ン10は、左右にピストン部材11、12を有し、これ
らのピストン部材11、12の両側にはダンパー13、
14が介挿され、止め輪15、16によってピストンロ
ッド3に保持されている(実開昭56−115009号
公報参照)。
【0003】この場合、ピストンロッド3の外周面とピ
ストン部材11、12の内周面との間には隙間17が設
けられ、これらの外周面と内周面との間には、パッキン
18が装着されている。ピストンロッド3に形成した環
状溝19に嵌着された割リング20は、ピストン部材1
1、12の合せ面に設けられた環状溝21に係着され、
該ピストン部材11、12が一体化されている。さら
に、割リング20の外周面と環状溝21の内周面との間
には、隙間22が形成されている。なお、参照符号23
はピストン部材11、12の合せ面に装着されたパッキ
ンを示す。
【0004】シリンダチューブ2の両端部に嵌着された
ブッシュ4、5は、外周面に大径部24、小径部25を
有し、大径部24には、ロッドカバー6、7の内周面に
対して隙間26が形成され、小径部25には、シリンダ
チューブ2の内周面に対し隙間27が形成されている。
この場合、隙間17、22、26および27は略同一寸
法に形成されている。
【0005】このように構成されるメタルシールシリン
ダ1において、ポート8、9のいずれか一方に圧力流
体、例えば圧縮空気が供給されると、ピストン10がシ
リンダチューブ2に沿って往復動作する。この場合、ピ
ストンロッド3に作用する荷重による半径方向の動き
が、ピストンロッド3とピストン10との隙間17、ブ
ッシュ4、5とロッドカバー6、7との隙間26および
シリンダチューブ2とブッシュ4、5との隙間27で吸
収され、ピストンロッド3が半径方向に自由に動き得る
構造になっている。
【0006】また、この種の他のメタルシールシリンダ
30では、例えば図4に示されるように、メタルチュー
ブ31と、前記メタルチューブ31の両端に螺着された
ヘッドカバー32およびロッドカバー33を有するシリ
ンダ34と、前記メタルチューブ31内を往復動作する
金属製のピストン35およびピストンロッド36と、前
記メタルチューブ31のロッドカバー33側に取り付け
られたスリーブ37およびブッシュ38と、ロッドカバ
ー33の孔部内に止め輪39によって取り付けられたリ
ニアボールガイド40とを有する(実用新案登録第25
72773号公報参照)。
【0007】この場合、リニアボールガイド40は、ピ
ストンロッド36に作用する偏荷重によるピストン35
の焼付きを防止する機構を有する。
【0008】この場合、メタルチューブ31の内周面と
ピストン35の外周面との間はクリアランスt1が設け
られている。前記ピストン35は、その内周面とピスト
ンロッド36の外周面との間に設けられたクリアランス
t2および軸心方向に設けられたクリアランスt3によ
って、半径および軸心方向に自由度を有して前記ピスト
ンロッド36に装着されている。
【0009】前記ピストンロッド36の外周面とリニア
ボールガイド40のボール41との間にはクリアランス
t5が設けられている。さらに、メタルチューブ31の
内周面とスリーブ37の外周面との間にはクリアランス
t6が設けられており、前記メタルチューブ31の内周
面とピストンロッド36の外周面との間にはクリアラン
スt4が設けられている。なお、半径方向のクリアラン
スt2はシールリング42によってシールされている。
【0010】このメタルシールシリンダ30において
は、クリアランスt1、t2、t4乃至t6は、t1≒
t4、t2≒t6、t2>t5>t4の関係を有してピ
ストン35が半径方向および軸心方向に自由度を有して
ピストンロッド36に装着されているために、前記ピス
トン35と前記ピストンロッド36が相互に同心度の影
響を受けることがなくなる。
【0011】このため、メタルチューブ31とピストン
ロッド36との間のクリアランスが微小でも該ピストン
ロッド36の偏芯によるピストン35のメタルチューブ
31への焼付きを防止することが可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先の従
来技術に係るメタルシールシリンダ1は、ピストンロッ
ド3に作用する荷重による半径方向の動きを吸収する隙
間をピストンロッド3とピストン10との間、ブッシュ
4、5とロッドカバー6、7との間およびシリンダチュ
ーブ2とブッシュ4、5との間に確保して、シリンダチ
ューブ2とピストンロッド3との芯だし作業を行うため
に、組立調整作業が煩雑になる。さらに、前述の隙間を
確保するために部品点数が多くなって構造が煩雑にな
り、製造コストを高騰させるという不具合がある。
【0013】また、メタルシールシリンダ30は、メタ
ルチューブ31、ピストン35、ピストンロッド36お
よびリニアボールガイド40を係合させるときに、半径
方向および軸心方向のクリアランスt1乃至t6を前述
したような条件で維持するために、クリアランスの調整
個所が多くなり、組立調整作業が煩雑になって製造コス
トを高騰させるという不具合がある。
【0014】本発明は、前記の不具合を克服するために
なされたもので、隙間調整個所を少なくすることにより
部品点数が低減して構造が簡単になり、組立調整作業が
軽減されるメタルシールシリンダを提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、メタルチューブの両端開口部を閉塞す
るヘッドカバーおよびロッドカバーを有するシリンダ機
構と、前記メタルチューブとの間に隙間が設けられシー
ル部材なしに該メタルチューブ内を往復動作するピスト
ンと、一側部が前記ピストンに係合され、他側部が前記
ロッドカバーに支持されるピストンロッドと、前記ピス
トンロッドに係着され前記ピストンに収納されたボール
結合部と、を備え、前記ピストンロッドに作用する荷重
による該ピストンロッドの半径方向の変位を前記ボール
結合部で吸収することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、メタルチューブとピスト
ンロッドとの芯だし作業が容易であり、ピストンロッド
に荷重が作用してもピストンの焼付きが生じない。
【0017】この場合、前記ボール結合部はピストンの
内孔に遊挿されピストンロッドの一側部に螺着されて両
端部に小径部が形成された円筒状の軸受部材と、前記軸
受部材の小径部に嵌着された調芯用リング体と、前記調
芯用リング体に係着されたベアリング保持器と、前記ベ
アリング保持器に収納されたボールベアリングと、前記
ピストンの内孔に嵌着されたベアリング受けと、前記ピ
ストンの開口部端面に取着されたベアリング押えとを備
えると、荷重によるピストンロッドの半径方向の動きを
吸収することができ、好適である。
【0018】この場合、前記シリンダのロッドカバーに
は、リニアボールガイドが嵌着されていると、ピストン
ロッドに作用する荷重を吸収することができ、好適であ
る。
【0019】さらに、この場合、前記調芯用リング体
は、ベアリング保持器の半径方向の芯だしを調整する機
能を有するので、容易に該ベアリング保持器の芯だし作
業を行うことができ、好適である。また、この場合、前
記ボールベアリングは軸受部材、ベアリング受けおよび
ベアリング押えに挟持されスラスト方向の変位が阻止さ
れるので、ラジアル方向の変位が自由になって、ピスト
ンを半径方向に自由に動かすことができ、好適である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るメタルシールシリン
ダについて、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参
照しながら、以下詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の実施の形態に係るメタル
シールシリンダ50の構成を示すもので、前記メタルシ
ールシリンダ50は、基本的にはメタルチューブ52
と、前記メタルチューブ52の両端開口部を閉塞するヘ
ッドカバー54およびロッドカバー56を有するシリン
ダ機構58と、前記メタルチューブ52の内面74に沿
って往復動作するピストン60と、前記ロッドカバー5
6の孔62に止め輪64により係着されたリニアボール
ガイド66と、一側部が前記リニアボールガイド66に
摺動自在に支持され他側部が前記ピストン60に係合さ
れた一部中空状のピストンロッド68と、前記ピストン
60と前記ピストンロッド68とを係着するボール結合
部70とを備える。
【0022】なお、前記メタルチューブ52は機械的強
度を維持するために鉄製材料が用いられ、前記ピストン
60は摺動抵抗を軽減させるために砲金が使用されてい
る。
【0023】ヘッドカバー54の凸状部72がメタルチ
ューブ52の内面74の一端部に嵌合され、該凸状部7
2の外周に形成された溝には、メタルチューブ52とヘ
ッドカバー54とを密接させるためのシール部材76が
嵌入されている。この場合、ヘッドカバー54には、メ
タルチューブ52の内面74に連通するシリンダ室78
aが設けられ、前記シリンダ室78aには、圧力流体、
例えば圧縮空気をメタルチューブ52内に供給する供給
口80が連通するように設けられている。
【0024】一方、ロッドカバー56の凸状部82がメ
タルチューブ52の内面74の他端部に嵌合され、前記
凸状部82の外周に形成された溝には、メタルチューブ
52とロッドカバー56とを密接させるためのシール部
材76が嵌入されている。この場合、ロッドカバー56
には、圧縮空気をメタルチューブ52のシリンダ室78
b内に供給する供給口84が設けられている。
【0025】ピストン60は、有底筒状の外周面に複数
のラビリンス溝86を形成してメタルチューブ52の内
面74に摺動自在に嵌入されている。この場合、前記ラ
ビリンス溝86はピストン60の外周面とメタルチュー
ブ52の内面74との間でメタルシールとしての機能を
有する。
【0026】ロッドカバー56に装着されたリニアボー
ルガイド66は、変位方向に長い範囲にわたってピスト
ンロッド68を支持して、該ピストンロッド68に作用
する荷重を吸収する機能を有する。前記リニアボールガ
イド66は内周面の変位方向に形成した複数列のボール
溝88と、前記ボール溝88の内部に同数列のボール通
路(図示せず)と、両端において相互に連通するこれら
のボール溝88と通路内に回転自在に挿入された複数の
ボール90とを有する。
【0027】ボール結合部70は、ピストン60の内孔
92に遊挿され両端部に小径部96を形成する円筒状の
軸受部材94と、前記軸受部材94の小径部96に嵌着
された調芯用Oリング98と、前記調芯用Oリング98
に係着されたベアリング保持器100と、前記ベアリン
グ保持器100に収納されたボールベアリング102
と、ピストン60の内孔92の底部に嵌着されたベアリ
ング受け104と、ピストン60の内孔92に螺着され
たベアリング押え108とを有する。この場合、前記調
芯用Oリング(調芯用リング体)98は、ベアリング保
持器100の半径方向の芯だしを調整する機能を有す
る。
【0028】前記ボールベアリング102はベアリング
押え108により軸受部材94の大径部の両側面、ベア
リング受け104および前記ベアリング押え108に係
合してスラスト方向の変位が阻止されている。このた
め、ボールベアリング102はベアリング保持器100
との間に回動し得る隙間を有するので、ラジアル方向に
微小変位することができる。
【0029】なお、前記ベアリング受け104およびベ
アリング押え108はボールベアリング102と略同程
度の硬度を有する。
【0030】本発明の実施の形態に係るメタルシールシ
リンダ50は、基本的には以上のように構成されるもの
であり、次にその動作並びに作用効果について説明す
る。
【0031】供給口80または供給口84からシリンダ
室78aまたはシリンダ室78bに供給された圧縮空気
はピストン60の受圧端面に作用する。例えば、供給口
84よりシリンダ室78bに供給された圧縮空気はピス
トン60の開口部端面106およびベアリング押え10
8の端面に作用し、該ピストン60がメタルチューブ5
2の内面74に沿ってピストンロッド68とともに図1
に示す矢印X方向に変位する。このため、ピストンロッ
ド68がリニアボールガイド66に支持されて摺動し、
リニアボールガイド66の内周面とピストンロッド68
の外周面との間では、摺動抵抗の小さいメタルシールが
形成される。
【0032】また、ピストン60は、ピストンロッド6
8に対しボールベアリング102により半径方向に浮動
支持され、前記ピストンロッド68の半径方向の相対運
動は前記ボールベアリング102により吸収される。こ
のため、ピストン60は、ピストンロッド68の荷重に
よる影響を受けることなく軸線方向の推力のみによって
メタルチューブ52の内面74を摺動する。
【0033】ピストン60が矢印X方向に変位するとき
に、荷重がピストンロッド68に作用した場合には、リ
ニアボールガイド66により前記荷重を受けるととも
に、ピストンロッド68の偏芯は、ボールベアリング1
02の半径方向の動きにより吸収される。よって、ピス
トンロッド68がメタルチューブ52に対して偏芯して
もピストン60は該メタルチューブ52の内面74に沿
って摺動するためにメタルチューブ52にかじりよる焼
付きが生じることはない。
【0034】なお、供給口80より圧縮流体がシリンダ
室78bに供給され、ピストン60が矢印Y方向に変位
した際における前記ピストン60およびピストンロッド
68の動作は、矢印X方向の場合と同じであるため、そ
の詳細な説明は省略する。
【0035】本発明の実施の形態に係るメタルシールシ
リンダ50は、ヘッドカバー54およびロッドカバー5
6に圧縮流体が供給される場合について示したが、ヘッ
ドカバー54またはロッドカバー56のどちらか一方に
供給される単動シリンダの形態にも適用できる。
【0036】このように、ピストンロッド68が変位方
向に受渡しの長いリニアボールガイド66に係合されて
荷重を受けるようにしたので、荷重によるピストン60
の片当り、焼付きを防止できる。
【0037】また、ボールベアリング102によりピス
トン60とピストンロッド68とを係合し、ピストンロ
ッド68の半径方向の動きを吸収するようにしたので、
メタルチューブ52に対するピストン60の偏芯を吸収
することが可能になり、ピストンロッド68の偏芯によ
りピストン60のメタルチューブ52への焼付きが生じ
ることを防止することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ピストンロッドに作用
する荷重をリニアボールガイドにより吸収し、ピストン
とピストンロッドとをボールベアリングにより係合し、
ピストンロッドの半径方向の動きを吸収できるようにし
たので、部品点数が低減して構造が簡単になり、組立調
整作業を軽減させることができる。
【0039】本発明によれば、ピストンロッドが受渡し
の長いリニアボールガイドに係合されて荷重を受けるよ
うにしたので、荷重によるピストンの片当り、焼付きを
防止できる。
【0040】また、本発明によれば、メタルチューブに
対するピストンロッドの偏芯を微小にすることが可能に
なり、ピストンロッドの偏芯によるピストンのメタルチ
ューブへの焼付きを防止することができる。
【0041】したがって、摺動抵抗が小さく高出力効率
のメタルシールシリンダを提供することができ、テンシ
ョンコントロール等に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るメタルシールシリン
ダの概略縦断面図である。
【図2】前記メタルシールシリンダの分解斜視図であ
る。
【図3】従来技術に係るメタルシールシリンダの概略縦
断面図である。
【図4】従来技術に係る他のメタルシールシリンダの概
略縦断面図である。
【符号の説明】
50…メタルシールシリンダ 52…メタルチューブ 54…ヘッドカバー 56…ロッドカバー 58…シリンダ機構 60…ピストン 66…リニアボールガイド 68…ピストンロッド 70…ボール結合部 90…ボール 94…軸受部材 98…調芯用Oリング 100…ベアリング保持器 102…ボールベアリ
ング 104…ベアリング受け 108…ベアリング押

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メタルチューブの両端開口部を閉塞するヘ
    ッドカバーおよびロッドカバーを有するシリンダ機構
    と、 前記メタルチューブとの間に隙間が設けられシール部材
    なしに該メタルチューブ内を往復動作するピストンと、 一側部が前記ピストンに係合され、他側部が前記ロッド
    カバーに支持されるピストンロッドと、 前記ピストンロッドに係着され前記ピストンに収納され
    たボール結合部と、 を備え、前記ピストンロッドに作用する荷重による該ピ
    ストンロッドの半径方向の変位を前記ボール結合部で吸
    収することを特徴とするメタルシールシリンダ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のメタルシールシリンダにお
    いて、前記ボール結合部はピストンの内孔に遊挿されピ
    ストンロッドの一側部に螺着されて両端部に小径部が形
    成された円筒状の軸受部材と、前記軸受部材の小径部に
    嵌着された調芯用リング体と、前記調芯用リング体に係
    着されたベアリング保持器と、前記ベアリング保持器に
    収納されたボールベアリングと、前記ピストンの内孔に
    嵌着されたベアリング受けと、前記ピストンの開口部端
    面に取着されたベアリング押えとを備えることを特徴と
    するメタルシールシリンダ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のメタルシールシリンダにお
    いて、前記シリンダのロッドカバーには、リニアボール
    ガイドが嵌着されていることを特徴とするメタルシール
    シリンダ。
  4. 【請求項4】請求項2記載のメタルシールシリンダにお
    いて、前記調芯用リング体は、ベアリング保持器の半径
    方向の芯だしを調整する機能を有することを特徴とする
    メタルシールシリンダ。
  5. 【請求項5】請求項2記載のメタルシールシリンダにお
    いて、前記ボールベアリングは軸受部材、ベアリング受
    けおよびベアリング押えに挟持されスラスト方向の変位
    が阻止されることを特徴とするメタルシールシリンダ。
JP2000356286A 2000-11-22 2000-11-22 メタルシールシリンダ Pending JP2002161903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356286A JP2002161903A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 メタルシールシリンダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356286A JP2002161903A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 メタルシールシリンダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002161903A true JP2002161903A (ja) 2002-06-07

Family

ID=18828565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000356286A Pending JP2002161903A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 メタルシールシリンダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002161903A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004067972A1 (ja) * 2003-01-28 2004-08-12 Koganei Corporation 締結組立体、連結具および流体圧シリンダユニット
KR100791177B1 (ko) 2007-01-24 2008-01-03 정덕진 헤드부 구조를 개선한 피스톤
KR20140000613A (ko) * 2012-06-22 2014-01-03 주식회사 탑 엔지니어링 유체 토출 장치
CN105114390A (zh) * 2015-08-18 2015-12-02 安徽贝利机械制造有限公司 用于岩心钻机的给进油缸装置
CN106050821A (zh) * 2016-08-17 2016-10-26 四川英发太阳能科技有限公司 制造多晶硅太阳能电池的辅助装置
CN106050797A (zh) * 2016-08-17 2016-10-26 四川英发太阳能科技有限公司 一种适用于低温地区的太阳能电池片的支撑结构
CN106089847A (zh) * 2016-08-17 2016-11-09 四川英发太阳能科技有限公司 用于生产硅基太阳能电池片的液压***
CN106286463A (zh) * 2016-08-17 2017-01-04 四川英发太阳能科技有限公司 一种单晶硅太阳能电池片的缺陷检测设备
CN110848203A (zh) * 2019-11-26 2020-02-28 衡阳市林肯液压设备有限公司 一种液压油缸用导向套

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004067972A1 (ja) * 2003-01-28 2004-08-12 Koganei Corporation 締結組立体、連結具および流体圧シリンダユニット
US7444922B2 (en) 2003-01-28 2008-11-04 Koganei Corporation Fastening assembly, fastener, and fluid pressure cylinder unit
KR100791177B1 (ko) 2007-01-24 2008-01-03 정덕진 헤드부 구조를 개선한 피스톤
KR20140000613A (ko) * 2012-06-22 2014-01-03 주식회사 탑 엔지니어링 유체 토출 장치
KR101911675B1 (ko) * 2012-06-22 2018-10-25 주식회사 탑 엔지니어링 유체 토출 장치
CN105114390A (zh) * 2015-08-18 2015-12-02 安徽贝利机械制造有限公司 用于岩心钻机的给进油缸装置
CN106050797A (zh) * 2016-08-17 2016-10-26 四川英发太阳能科技有限公司 一种适用于低温地区的太阳能电池片的支撑结构
CN106089847A (zh) * 2016-08-17 2016-11-09 四川英发太阳能科技有限公司 用于生产硅基太阳能电池片的液压***
CN106286463A (zh) * 2016-08-17 2017-01-04 四川英发太阳能科技有限公司 一种单晶硅太阳能电池片的缺陷检测设备
CN106286463B (zh) * 2016-08-17 2018-07-27 南京英发睿能科技有限公司 一种单晶硅太阳能电池片的缺陷检测设备
CN106050821A (zh) * 2016-08-17 2016-10-26 四川英发太阳能科技有限公司 制造多晶硅太阳能电池的辅助装置
CN106050797B (zh) * 2016-08-17 2018-11-13 四川英发太阳能科技有限公司 一种适用于低温地区的太阳能电池片的支撑结构
CN110848203A (zh) * 2019-11-26 2020-02-28 衡阳市林肯液压设备有限公司 一种液压油缸用导向套

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100956590B1 (ko) 유체압 실린더
US6799746B2 (en) Electromagnet, in particular a proportional magnet for operating a hydraulic valve
RU2005125922A (ru) Ротационный клапан и узел уплотнения
US11466747B2 (en) Damping force generating mechanism and pressure shock absorber
JPH04231777A (ja) ロッドシール
KR102589604B1 (ko) 완충기 및 완충기의 조립 방법
JP2008138693A (ja) リニアアクチュエータ
JP2002161903A (ja) メタルシールシリンダ
US6345707B1 (en) Frictionless damper
JP3207583U (ja) 流体圧シリンダ
KR20060050423A (ko) 저충격 가스 스프링
JPS62196432A (ja) シヨツクアブソ−バ
JP2017180683A (ja) フロントフォーク
CN216158325U (zh) 电子膨胀阀
US6205906B1 (en) Rodless cylinder
JP2010169176A (ja) 流体圧シリンダ
JPH0438094Y2 (ja)
US11067173B2 (en) Piston assembly and fluid pressure device
JP2806236B2 (ja) 減衰力可変式ショックアブソーバ
JP3780040B2 (ja) 流体圧シリンダ
JP2021021436A (ja) 減衰力調整式緩衝器
JP2000337315A (ja) 油圧シリンダのクッション装置
US6895854B1 (en) Power cylinder apparatus for supplying varying actuation forces
KR102244637B1 (ko) 트랜스퍼 케이스
JP2585600Y2 (ja) 流体圧アクチュエータ