JP2002161214A - ピグメントイエロー12の製造方法およびその利用 - Google Patents

ピグメントイエロー12の製造方法およびその利用

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JP2002161214A JP2000358703A JP2000358703A JP2002161214A JP 2002161214 A JP2002161214 A JP 2002161214A JP 2000358703 A JP2000358703 A JP 2000358703A JP 2000358703 A JP2000358703 A JP 2000358703A JP 2002161214 A JP2002161214 A JP 2002161214A
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acid
pigment yellow
acetoacetamido
pigment
ink
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JP2000358703A
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Osamu Jomaru
修 城丸
Shuji Miyazaki
修次 宮崎
Masami Shirao
政己 白尾
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷インキの透明性に優れた印刷インキを調整
できるピグメントイエロー12の製造方法。 【解決手段】ピグメントイエロー12の顔料水スラリー
に一般式(1)で表される化合物を添加する工程(A)
と、工程(A)で得られた表面処理ピグメントイエロー
12を加熱する工程(B)とからなる製造方法によって
得られる、X線回折図において回折角9.90±0.2
0゜(Cu−Kα)に特徴的ピークを有するピグメント
イエロー12。 【化1】 [ 式中、XはR1、OR1、ハロゲン、CONR12、S
2NR12、CONH(CH2)kNR12、SO2
H(CH2)kNR12、(R1、R2はH、低級アルキ
ル基、kは1〜4。)、mは0〜2の整数、YはCOO
H、SO3H、nは1〜2。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピグメントイエロ
ー12の製造方法およびその利用に関し、更に、詳しく
は顔料をインキ化して得られた印刷インキ自身の透明性
に優れたピグメントイエロー12の製造方法に関する。
【従来の技術】従来、一般的なプロセス出版のオフセッ
トインキは、顔料の水性ウェットケーキをインキ用ビヒ
クルまたは溶剤とフラッシングによって相転換を行って
インキ化する方法と、水性ウェットケーキの乾燥物を強
力な剪断力によってインキ用ビヒクルに分散することに
よって得られている。 しかし、前者の方法は顔料の水性ウェットケーキ自身が
保存安定性に欠けていたり、また、フラッシング性が悪
いことにより長時間曝される熱によって不透明化、濃度
低下等の品質に対する影響が大きく安定した品質が得ら
れにくかった。また、フラッシング時に排出される排水に
微量のジスアゾ顔料分が混合し着色する問題があった。
【0002】そこでこれら品質に対する影響の少ない後
者の方法が永続的に継承されているが、水性ウェットケ
ーキ顔料の乾燥物から得られたンキは乾燥しなかったも
のから得られたインキと比較して透明性、流動性、濃度の
点で著しく劣っている。ジスアゾ顔料の場合、これら乾燥
物からのインキと非乾燥物からのインキの品質の差は、
もっぱら乾燥時の熱により著しく結晶が成長してしまう
ことによって引き起こされている。
【0003】この結晶成長による品質の低下を解決する
手段として二成分の同時カップリングによる手法が知ら
れている。たとえば特公昭55−10630号公報では
アセトアセトアニリドとそのフェニル基に極性基を持つ
ものとを混合カップリングする方法が、また、特開平1
−110578号公報ではアセトアセトアニリド、アセ
トアセト−o−アニシジド、アセトアセト−o−トルイ
ジド、アセトアセト−o−クロロアニリド、アセトアセ
ト−2,4−キシリジド、およびアセトアセト−2,5
−ジメトキシ−4−クロロアニリドから選ばれる2種類
またはそれ以上の混合物をカップリングさせる方法が開
示されている。しかし、これらのいずれの方法も生成し
たジスアゾ顔料の乾燥物のインキの品質は透明性、流動
性、濃度の点でウェットケーキからのインキに対して著
しく劣っていた。
【0004】一方、ウェットケーキからのインキの品質
向上に対しても永続的に検討がなされてきた。例えば、
透明性および流動性を改良する方法として特公昭45−
11026号公報では、ジスアゾ顔料にそれらのスルホ
ン酸化合物を混合する方法が、特公昭55−49087
号公報では、カップリング成分としてカルボキシル基お
よび/またはスルホニル基を有する極性カップリング成
分と非極性カップリング成分との混合物を使用してなる
ジスアゾ顔料を用いる方法が、特開昭63−72762
号公報、特開昭63−178169号公報では、極性カ
ップリング成分と非極性カップリング成分からなる非対
称型ジスアゾ化合物を含有するジスアゾ顔料組成物を用
いる方法が開示されている。なかでも、特公昭55−49
087号公報のジスアゾ顔料が印刷インキの透明性を改
良する効果が大きいこと、特開昭63−178169号
公報で開示されたジスアゾ顔料組成物が印刷インキの流
動性を改良する効果が大きいことが開示されている。
【0005】登録第2682749号特許掲載公報では
アセトアセト−m−キシリジド2〜40モル%、アセト
アセト−o−トルイジド97.9〜60モル%およびア
セトアセト−o−カルボキシアニリド0.1〜10モル
%をカップラー成分としてジスアゾ顔料を製造する例が
開示されているが、これらの極性カップラー成分は水に
対して溶解性を示すため、フラッシングが極端に遅くな
り結果として長時間の熱履歴によって結晶が成長してし
まったり、色相が変化したり不透明化することが知られ
ていた。
【0006】また、透明性を改良する方法としては、登
録第2943996号特許掲載公報に非極性カップリン
グ成分とベンジジン類のテトラゾ成分とのカップリング
方法が開示されており、極性基を有するカップラー成分
を使用することなく透明性を改良する効果が大きいこと
が示されているが、インキとしての性能は不十分であっ
た。
【0007】そのほか、透明性を改良する方法として、
特開平11−310730号公報に、アセトアセトアニ
リドおよび極性基置換アセトアセトアニリドと3,3’
−ジクロロベンジジンとを混合カップリングして得られ
た非対称形の顔料誘導体の存在下で、105〜130℃
に加熱する方法が開示されているが、この方法は両側に
極性基置換体を有する顔料誘導体が片側のみに極性基置
換体を有する顔料誘導体に比べて生成率が低いので、高
価な極性基置換アセトアセトアニリドを使用する割には
透明性の向上の程度が不十分であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、(1)印刷インキの透明性に優れた印刷イ
ンキを調整できるピグメントイエロー12の製造方法、
(2)製造したピグメントイエロー12をインキ化した
場合、透明性に優れた印刷インキを調整できるピグメン
トイエロー12、(3)透明性に優れた印刷インキを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピグメントイ
エロー12の顔料水スラリーに一般式(1)で表される
ピグメントイエロー12誘導体を添加する工程(A)
と、工程(A)で得られた表面処理ピグメントイエロー
12を加熱する工程(B)とからなる、X線回折図にお
いて回折角9.90±0.20゜(Cu−Kα)に特徴
的ピークを有するピグメントイエロー12の製造方法に
関する。一般式(1)
【0010】
【化2】
【0011】[ 式中、Xは同一であっても異なっていて
もよく、R1、OR1、ハロゲン、CONR12、SO2
NR12、CONH(CH2)kNR12、SO2NH
(CH2)kNR12、(R1、R2は水素原子または低
級アルキル基、kは1〜4の整数を表す。)、mは0〜
2の整数、Yは同一であっても異なっていてもよく、C
OOH、SO3H、nは1〜2の整数を表す。]
【0012】更に本発明は、ピグメントイエロー12の
カップリング成分がアセトアセトアニリドにアセトアセ
トアニリド誘導体、3−メチル−1−置換または無置換
フェニル−5−ピラゾロン、アニリンおよびアニリン誘
導体からなる群から選ばれる少なくとも1種を添加して
なる上記製造方法に関する。
【0013】更に本発明は、上記の製造方法により得ら
れるピグメントイエロー12に関する。更に本発明は、
上記ピグメントイエロー12と印刷インキ用ビヒクルと
からなる印刷インキ組成物に関する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明における処理前のピグメン
トイエロー12は、カップリング成分として、アセトア
セトアニリド単独でもよいし、または一般式(2)で示
されるアセトアセトアニリド誘導体、3−メチル−1−
置換または無置換フェニル−5−ピラゾロン、アニリン
および一般式(3)で示されるアニリン誘導体からなる
群から選ばれる1種以上の混合物を含んでいてもよい。 一般式(2)
【0015】
【化3】
【0016】[ 式中、Xは同一であっても異なっていて
もよく、R1、OR1、ハロゲン、CONR12、SO2
NR12、CONH(CH2)kNR12、SO2NH
(CH2)kNR12、COOH、SO3H、(R1、R2
は水素原子または低級アルキル基、kは1〜4の整数を
表す。)、jは1〜3の整数を表す。]
【0017】一般式(2)で示されるアセトアセトアニ
リド誘導体としては、アセトアセト−o−トルイジド、ア
セトアセト−o−キシリジド、アセトアセト−o−メトキ
シアニリド、アセトアセト−o−カルバモイルアニリ
ド、アセトアセト−o−プロピルカルバモイルアニリ
ド、アセトアセト−o−ジエチルアミノカルバモイルア
ニリド、アセトアセト−o−ジブチルスルファモイルア
ニリド、アセトアセト−o−ジブチルアミノメチルスル
ファモイルアニリド、アセトアセト−2,5−ジメチル
−6−カルバモイルアニリド、アセトアセト−2−クロ
ロ−5−カルバモイルアニリド、2−アセトアセトアミ
ドベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−3−
クロロー5−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセトア
セトアミド−3,4−ジクロロベンゼンスルホン酸、2
−アセトアセトアミド安息香酸、4−アセトアセトアミ
ドフタル酸、2−アセトアセトアミド−3−ヒドロキシ
安息香酸等が挙げられる。 一般式(3)
【0018】
【化4】
【0019】[ 式中、Zは同一であっても異なっていて
もよく、R1、OR1、ハロゲン、NR12、CONR1
2、SO2NR12、COOM、SO3M、(R1、R2
は水素原子または低級アルキル基、Mは水素原子または
アルカリ金属原子を表す。)、hは1〜4の整数を表
す。]
【0020】一般式(3)で示されるアニリン誘導体と
しては、o−ジアミノベンゼン、o−トルイジン、2,
3,4−トリメチルアニリン、o−カルバモイルアニリ
ン、p−カルバモイルアニリン、o−アミノ安息香酸、3
−アミノフタル酸、o−アミノフェノール、3−アミノカ
テコール、2−アミノレゾルシン、o−アミノベンゼンス
ルホン酸、3,5−ジ(メチルアミノ)アニリン、o−ジ
エチルアミノアニリン、2,4,6−トリ(プロピルア
ミノ)アニリン、3,5−ジ(ジブチルアミノ)アニリ
ン等が挙げられる。
【0021】3−メチル−1−置換または無置換フェニ
ル−5−ピラゾロンとしては、3−メチル−1−フェニ
ル−5−ピラゾロン、3−メチル−1−p−トリル−5
−ピラゾロン等が挙げられる。
【0022】アセトアセトアニリド以外のカップリング
成分は、通常、総量で20モル%以下使用される。
【0023】本発明の一般式(1)で表される化合物
は、一般式(4)で表される極性基置換アセトアセトア
ニリドと3,3’−ジクロロベンジジンをカップリング
して得られる両側に極性基を有するジスアゾ化合物であ
る。 一般式(4)
【0024】
【化5】
【0025】[式中の記号は前記と同じ意味を表す。] 一般式(4)で示される極性基置換アセトアセトアニリ
ドとしては以下の化合物が例示できる。2−アセトアセ
トアミド安息香酸、3−アセトアセトアミド安息香酸、4
−アセトアセトアミド安息香酸、2−アセトアセトアミ
ド−3−クロロ安息香酸、2−アセトアセトアミド−4
−クロロ安息香酸、2−アセトアセトアミド−5−クロ
ロ安息香酸、2−アセトアセトアミド−6−クロロ安息
香酸、3−アセトアセトアミド−4−クロロ安息香酸、3
−アセトアセトアミド−5−クロロ安息香酸、3−アセ
トアセトアミド−6−クロロ安息香酸、4−アセトアセ
トアミド−5−クロロ安息香酸、4−アセトアセトアミ
ド−6−クロロ安息香酸、5−アセトアセトアミド−6
−クロロ安息香酸、2−アセトアセトアミドテレフタル
酸、3−アセトアセトアミドテレフタル酸、2−アセトア
セトアミドイソフタル酸、4−アセトアセトアミドイソ
フタル酸、5−アセトアセトアミドイソフタル酸、3−ア
セトアセトアミドフタル酸、4−アセトアセトアミドフ
タル酸、2−アセトアセトアミド−3−ヒドロキシ安息
香酸、2−アセトアセトアミド−4−ヒドロキシ安息香
酸、2−アセトアセトアミド−5−ヒドロキシ安息香酸、
2−アセトアセトアミド−6−ヒドロキシ安息香酸、3
−アセトアセトアミド−4−ヒドロキシ安息香酸、3−
アセトアセトアミド−5−ヒドロキシ安息香酸、3−ア
セトアセトアミド−6−ヒドロキシ安息香酸、4−アセ
トアセトアミド−5−ヒドロキシ安息香酸、4−アセト
アセトアミド−6−ヒドロキシ安息香酸、5−アセトア
セトアミド−6−ヒドロキシ安息香酸、2−アセトアセ
トアミド−3−メトキシ安息香酸、2−アセトアセトア
ミド−4−メトキシ安息香酸、2−アセトアセトアミド
−5−メトキシ安息香酸、2−アセトアセトアミド−6
−メトキシ安息香酸、3−アセトアセトアミド−4−メ
トキシ安息香酸、3−アセトアセトアミド−5−メトキ
シ安息香酸、3−アセトアセトアミド−6−メトキシ安
息香酸、4−アセトアセトアミド−5−メトキシ安息香
酸、4−アセトアセトアミド−6−メトキシ安息香酸、5
−アセトアセトアミド−6−メトキシ安息香酸、2−ア
セトアセトアミドベンゼンスルホン酸、3−アセトアセ
トアミドベンゼンスルホン酸、4−アセトアセトアミド
ベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−3−メ
チルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−4
−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド
−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトア
ミド−6−メチルベンゼンスルホン酸、3−アセトアセ
トアミド−4−メチルベンゼンスルホン酸、3−アセト
アセトアミド−5−メチルベンゼンスルホン酸、3−ア
セトアセトアミド−6−メチルベンゼンスルホン酸、4
−アセトアセトアミド−5−メチルベンゼンスルホン
酸、4−アセトアセトアミド−6−メチルベンゼンスル
ホン酸、5−アセトアセトアミド−6−メチルベンゼン
スルホン酸、2−アセトアセトアミド−3−クロロ−4
−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド
−3−クロロ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−ア
セトアセトアミド−3−クロロ−6−メチルベンゼンス
ルホン酸、2−アセトアセトアミド−4−クロロ−3−
メチルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−
4−クロロ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセ
トアセトアミド−4−クロロ−6−メチルベンゼンスル
ホン酸、2−アセトアセトアミド−5−クロロ−3−メ
チルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−5
−クロロ−4−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセト
アセトアミド−5−クロロ−6−メチルベンゼンスルホ
ン酸、2−アセトアセトアミド−3−メトキシ−4−メ
チルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−3
−メトキシ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセ
トアセトアミド−3−メトキシ−6−メチルベンゼンス
ルホン酸、2−アセトアセトアミド−4−メトキシ−3
−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド
−4−メトキシ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−
アセトアセトアミド−4−メトキシ−6−メチルベンゼ
ンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−5−メトキシ
−3−メチルベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトア
ミド−5−メトキシ−4−メチルベンゼンスルホン酸、
2−アセトアセトアミド−5−メトキシ−6−メチルベ
ンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−3,4−
ジクロロベンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド
−3,5−ジクロロベンゼンスルホン酸、2−アセトア
セトアミド−3,6−ジクロロベンゼンスルホン酸、2
−アセトアセトアミド−4,5−ジクロロベンゼンスル
ホン酸、2−アセトアセトアミド−4,6−ジクロロベ
ンゼンスルホン酸、2−アセトアセトアミド−5,6−
ジクロロベンゼンスルホン酸、3−アセトアセトアミド
−2,4−ジクロロベンゼンスルホン酸、3−アセトア
セトアミド−2,5−ジクロロベンゼンスルホン酸、3
−アセトアセトアミド−2,6−ジクロロベンゼンスル
ホン酸、4−アセトアセトアミド−2,3−ジクロロベ
ンゼンスルホン酸、4−アセトアセトアミド−2,5−
ジクロロベンゼンスルホン酸、4−アセトアセトアミド
−2,6−ジクロロベンゼンスルホン酸、4−アセトア
セトアミド−3,5−ジクロロベンゼンスルホン酸、4
−アセトアセトアミド−3,6−ジクロロベンゼンスル
ホン酸、4−アセトアセトアミド−5,6−ジクロロベ
ンゼンスルホン酸、等およびこれらのアルカリ金属塩が
ある。
【0026】本発明の一般式(1)で表される化合物の
添加量はピグメントイエロー12色素に対し1〜10重
量%、好ましくは2〜5重量%である。
【0027】本発明において一般式(1)で表される化
合物とピグメントイエロー12の水スラリーとの混合物
は、好ましくはpH7〜12の弱アルカリ性とする。一
般式(1)で表される化合物は、カップリング後の弱酸
性のスラリーに添加して弱アルカリ性にしてもよいし、
カップリング後の弱酸性のスラリーを弱アルカリ性にし
た後、添加してもよい。本発明の一般式(1)で表され
る化合物は、ナトリウム、カリウム、等のアルカリ金属
とのアルカリ金属塩の水スラリーとして添加されるのが
好ましい。
【0028】一般式(1)で表される化合物を添加した
後、加熱して顔料への吸着を促す操作を加えるのが望ま
しい。次に、上記で得られた弱アルカリ性の顔料水スラ
リーに酸を添加し、pH3〜7、好ましくはpH5.5
±1.0に調整する。使用する酸としては、塩酸、硫酸
等の無機酸あるいは酢酸等の有機酸がある。次いで、得
られた顔料を水スラリーの状態でオートクレーブ等の加
圧装置を使用して105℃〜135℃に加熱処理する。
加熱処理時間は30分〜3時間程度が好ましい。
【0029】本発明において、X線回折図の回折角9.
90±0.20゜(Cu−Kα)にブロードな特徴的ピ
ークを有するピグメントイエロー12を得るためには加
熱温度が105〜135℃でなければならない。105
℃未満では回折角10.3±0.1゜の通常の安定形結
晶であるし、また、135℃を越えても通常の安定形結
晶へ再転移する。すなわち、本発明で得られる顔料結晶
は処理した一般式(1)で表される化合物によって準安
定形の結晶として取り出せるものであり、アセトアセト
アニリドと3,3’−ジクロロベンジジンのテトラゾ液
とを反応させて得られるピグメントイエロー12単独で
は取り出せない結晶形である。すなわち、一般式(1)
で表される化合物は加熱下での不安定な分子集合状態の
ピグメントイエロー12を準安定結晶として保持する機
能を有すると考えられる。その際、同時に結晶子が微細
化され、そのためにX線回折ピークがブロードとなる。
また、準安定形であるために印刷インキ用ビヒクルによ
り容易に結晶転移すると同時に一次粒子が結晶子レベル
まで解膠してビヒクル中に分散する。準安定形の結晶を
得る意義は、上述した結晶学的機構に基づく印刷インキ
中での易分散性の性質により透明性を初めとする印刷イ
ンキ適性を向上させることにある。
【0030】本発明において、一般式(1)で表される
化合物中の極性基は顔料分子中のマイナス・チャージ・
サイトと水素結合を生成させている可能性が高い。その
ため、熱力学的安定性が高く105〜135℃という広
い加熱温度領域で準安定形の結晶が得られるし、また、
得られた顔料の耐熱性が高いと考えられる。
【0031】本発明においてピグメントイエロー12の
顔料特性を向上させるために、加熱処理後の顔料の水ス
ラリーに対してロジン類あるいは印刷インキ用ビヒクル
によって顔料の表面処理を施してもよい。表面処理用の
ロジンの種類としては、ガムロジン、ウッドロジン、トー
ル油ロジン、不均化ロジン、重合ロジン、水添ロジン等、
顔料のロジン処理に一般的に使用されるロジンの水酸化
ナトリウム溶液もしくは水酸化カリウム溶液などがあ
る。表面処理用の印刷インキ用ビヒクルとしては、酸価
が高くアルカリ水溶液となるロジン変性フェノール樹脂
が好ましく、これにアルキッド樹脂、石油樹脂等を併用
しても良い。ロジンまたは印刷インキ用ビヒクルの添加
量は、固形分換算でカップリングして生成されるピグメ
ントイエロー12に対して、2〜150重量%好ましく
は3〜80重量%である。
【0032】本発明の製造法によって得られたピグメン
トイエロー12は、印刷インキ用ビヒクルと混練されて、
透明性と流動性と耐熱性に優れた印刷インキに使用する
ことができる。また、極性基置換アセトアセトアニリド
は3,3’−ジクロロベンジジンのテトラゾ化物の両側
にカップリング反応するのでその使用量を減らすことが
可能となり、顔料のコストを低減させることができる。
【0033】本発明においてオフセットインキ用ビヒク
ルとしては、例えば、ロジン変性ェノール樹脂、石油樹
脂、アルキッド樹脂またはこれら乾性油変性樹脂等の樹
脂と、必要に応じて、アマニ油、桐油、大豆油等の植物油
と、n−パラフィン、イソパラフィン、アロマティッ
ク、ナフテン、α−オレフィン等の溶剤からなるもので
あって、それらの混合割合は、重量比で樹脂:植物油:溶
剤=20〜50部:0〜30部:10〜60部の範囲が
好ましい。本発明の顔料を配合したオフセットインキ用
ビヒクルは、必要に応じて、インキ溶剤、ドライヤー、レ
ベリング改良剤、増粘剤等の公知の添加剤を適宜配合し
て印刷インキとすることができる。
【0034】本発明においてグラビアインキ用ビヒクル
としては、例えば、ガムロジン、ウッドロジン、トール油
ロジン、石灰化ロジン、ライムロジン、ロジンエステル、マ
レイン酸樹脂、ギルソナイト、ダンマル、セラック、ポ
リアミド樹脂、ビニル樹脂、ニトロセルロース、環化ゴ
ム、塩化ゴム、エチルセルロース、酢酸セルロース、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アルキッド樹脂等の樹脂混合物と、n−ヘキ
サン、トルエン、メタノール、エタノール、アセトン、酢酸
エチル、乳酸エチル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、イソプロピルアルコー
ル、クロルベンゾール、エチルエーテル、メチルエチルケ
トン、アセト酢酸エチル等の溶剤からなるものであっ
て、それらの配合割合は、重量比で、樹脂混合物:溶剤=
10〜50部:30〜80部の範囲が好ましい。本発明
の顔料を配合したグラビアインキ用ビヒクルは、必要に
応じて、例えば硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カル
シウム、石膏、アルミナホワイト、クレー、シリカ、シリ
カホワイト、タルク、珪酸カルシウム、沈降性炭酸マグネ
シウム等の体質顔料の他、補助剤として、可塑剤、紫外線
防止剤、酸化防止剤、帯電防止剤等の公知の添加剤を適宜
配合して印刷インキとすることができる。
【0035】
【実施例】以下に実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。なお、以下の例中「部」及び「%」は、特に断りのな
い限りいずれも「重量部」、「重量%」を示す。
【0036】<実施例1>一般式(1)においてXが水
酸基、Yがカルボキシル基、nとmが共に1である化合
物を以下のようにして製造した。3,3’−ジクロロベ
ンジジン塩酸塩をその3倍モルの塩酸と2倍モルの亜硝
酸ナトリウムを使用して常法によりテトラゾ化し、10
℃、0.125モル/Lのテトラゾ水溶液を調製した。一
方、アセトアセト−3−カルボキシ−4−ヒドロキシア
ニリド474部を水酸化ナトリウム96部を含む水溶液
に溶解し、25℃、0.259モル/Lのカップラー水溶
液を調製した。 また、酸性水溶液として80%酢酸300部と水酸化ナ
トリウム110部と水とからなる24℃、pH5.0の
緩衝溶液5000部を調製し、撹拌機を有する反応器に
仕込んだ。このpH緩衝溶液中の互いに離れた位置に出
口を持つ2本の注入管をセットし、テトラゾ水溶液とカ
ップラー水溶液とをそれぞれの注入管を通してpH緩衝
溶液中に注入を行った。これらの溶液は同時に注入を開
始し、定量ポンプにより同じ体積流量(100mL/
分)で80分注入し、同時に注入を終了した。注入の間、
液面より採取した反応液からはテトラゾは検出されなか
った。なお、テトラゾの検出はβ−ナフトールによる発色
反応を用いて行った。反応液を濾過、水洗し、両側にカ
ルボキシル基を有するジスアゾ化合物の水ペーストを得
た。
【0037】次に、ピグメントイエロー12の顔料水ス
ラリーを以下のようにして製造した。3,3’−ジクロ
ロベンジジン塩酸塩をその3倍モルの塩酸と2倍モルの
亜硝酸ナトリウムを使用して常法によりテトラゾ化し、
10℃、0.125モル/Lのテトラゾ水溶液を調製し
た。一方、アセトアセトアニリド354部を水酸化ナトリ
ウム120部を含む水溶液に溶解し、25℃、0.259
モル/Lのカップラー水溶液を調製した。 また、酸性水溶液として80%酢酸300部と水酸化ナ
トリウム80部と水とからなる24℃、pH4.7の緩
衝溶液5000部を調製し、撹拌機を有する反応器に仕
込んだ。このpH緩衝溶液中の互いに離れた位置に出口
を持つ2本の注入管をセットし、テトラゾ水溶液とカッ
プラー水溶液とをそれぞれの注入管を通してpH緩衝溶
液中に注入を行った。これらの溶液は同時に注入を開始
し、定量ポンプにより同じ体積流量(193mL/分)
で40分注入し、同時に注入を終了した。 注入の間、液面より採取した反応液からはテトラゾは検
出されなかった。なお、テトラゾの検出はβ−ナフトール
による発色反応を用いて行った。 以上により製造したピグメントイエロー12の顔料水ス
ラリーに水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを11.
0に調整した液の中に、 固形換算で17.3部の上記で
製造したカルボキシル基を有するジスアゾ化合物の水ペ
ーストのpH11.0の水酸化ナトリウム水スラリーを
添加し、70℃で30分間加熱撹拌後、塩酸水溶液でp
H5.5に調整し、115℃で1時間加熱撹拌後、濾
過、水洗、熱風乾燥機を用いて90℃で12時間乾燥
し、粉砕して顔料Aを得た。 上記で得られた顔料AをX線回折装置(理学電機株式会
社製、型式RINT1100)を用いて測定した結果、
回折角が9.95°(Cu−Kα)に単一のピークを含
むX線回折パターンを示した。
【0038】<比較例1>実施例1と同様にしてテトラ
ゾ水溶液とカップラー水溶液とをカップリングして製造
したスラリーを、70℃で30分間加熱撹拌後、濾過、
水洗、熱風乾燥機を用いて90℃で12時間乾燥し、粉
砕して顔料Bを得た。 上記で得られた顔料BをX線回折装置を用いて測定した
結果、回折角が10.40°(Cu−Kα)に単一のピ
ークを含むX線回折パターンを示した。
【0039】<比較例2>3,3’−ジクロロベンジジ
ン塩酸塩をその3倍モルの塩酸と2倍モルの亜硝酸ナト
リウムを使用して常法によりテトラゾ化し、10℃、0.
125モル/Lのテトラゾ水溶液を調製した。 一方、ア
セトアセトアニリド346部とアセトアセト−3−カル
ボキシ−4−ヒドロキシアニリド11部とを水酸化ナト
リウム120部を含む水溶液に溶解し、25℃、0.25
9モル/Lのカップラー水溶液を調製した。 また、酸性水溶液として80%酢酸300部と水酸化ナ
トリウム80部と水とからなる24℃、pH4.7の緩
衝溶液5000部を調製し、撹拌機を有する反応器に仕
込んだ。このpH緩衝溶液中の互いに離れた位置に出口
を持つ2本の注入管をセットし、テトラゾ水溶液とカッ
プラー水溶液とをそれぞれの注入管を通してpH緩衝溶
液中に注入を行った。これらの溶液は同時に注入を開始
し、定量ポンプにより同じ体積流量(193mL/分)
で40分注入し、同時に注入を終了した。注入の間、液面
より採取した反応液からはテトラゾは検出されなかっ
た。なお、テトラゾの検出はβ−ナフトールによる発色反
応を用いて行った。 以上により製造したピグメントイエロー12の顔料水ス
ラリーに水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを11.
0に調整した液の中に、 固形換算で35部の上記顔料誘
導体の水ペーストのpH11.0の水酸化ナトリウム水
スラリーを添加し、70℃で30分間加熱撹拌後、塩酸
水溶液でpH5.5に調整した。115℃で1時間加熱
撹拌後、濾過、水洗、熱風乾燥機を用いて90℃で12
時間乾燥し、粉砕して顔料Cを得た。 上記で得られた顔料CをX線回折装置を用いて測定した
結果、回折角が9.95°(Cu−Kα)に単一のピー
クを含むX線回折パターンを示した。
【0040】<試験例>以下の方法により、顔料A〜C
をインキ化し評価した。 ステンレス容器に60℃に加熱した平版インキ用ロジン
変性フェノール樹脂ワニス300部と100部のパウダ
ー顔料組成物を仕込み、高剪断性ミキサーを使用してミ
ルベースを作成した。このミルベースを3本ロールを使
用して練肉した。3本ロール上でベースインキに上記平
版インキ用ワニス150部と芳香族を含有しないインキ
用溶剤10部を加え試験用インキを作成し、透明性と流
動性を測定した。インキの透明性と流動性とを表1にま
とめて示した。
【0041】<透明性の評価方法>黒インキを用いて黒
帯を印刷した白い展色紙に、試験インキを展色し、黒帯
の上の展色状態を目視で観察する。黒帯の上に試験イン
キが展色されることにより黒帯が白く見えるものを不透
明と判断し、目視判定1とする。黒帯上に試験インキが展
色されているのがわかりにくいものを透明と判断し、目
視判定7とする。
【0042】<流動性の評価方法>スプレッドメーター
に一定容量の試験インキを測り盛り、測定開始と同時に
ガラス板と目盛り板の間に計量したインキを押しだし、
1分後にインキが流動した中心からの距離を計測する。
測定値の大きいものを流動性が高いと判定する。顔料A
の流動性を100%とした百分率で表示し、100%を
超える値の場合は流動性がより高く、また、100%未
満の値の場合は流動性がより低いことを表した。
【0043】
【0044】
【発明の効果】本発明のピグメントイエロー12は、結
晶子が微細で、かつ、準安定結晶であるために分散性に
優れた印刷インキを調整することができ、透明性に優れ
た印刷インキを得ることができた。同時に、ペースト顔
料をフラッシングする工程を経由せずに、パウダー顔料
を原料として透明性に優れた印刷インキが得られる本発
明のピグメントイエロー12は、フラッシング時の着色
排水の問題点を解消し環境面での意義も極めて大きい。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピグメントイエロー12の水スラリーに
    一般式(1)で表される化合物を添加する工程(A)
    と、工程(A)で得られた混合物を加熱する工程(B)
    とからなる、X線回折図において回折角9.90±0.
    20゜(Cu−Kα)に特徴的ピークを有するピグメン
    トイエロー12の製造方法。 一般式(1) 【化1】 [ 式中、Xは同一であっても異なっていてもよく、
    1、OR1、ハロゲン、CONR12、SO2NR
    12、CONH(CH2)kNR12、SO2NH(CH
    2)kNR12、(R1、R2は水素原子または低級アル
    キル基、kは1〜4の整数を表す。)、mは0〜2の整
    数、Yは同一であっても異なっていてもよく、COO
    H、SO3H、nは1〜2の整数を表す。]
  2. 【請求項2】 ピグメントイエロー12のカップリング
    成分が、アセトアセトアニリドにアセトアセトアニリド
    誘導体、3−メチル−1−置換または無置換フェニル−
    5−ピラゾロン、アニリンおよびアニリン誘導体からな
    る群から選ばれる少なくとも1種を添加してなる請求項
    1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(1)で表される化合物の添加量
    がピグメントイエロー12色素に対し1〜15重量%で
    ある請求項1または2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 アセトアセトアニリド以外のカップリン
    グ成分が20モル%以下である請求項2または3記載の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 工程(B)における加熱温度が105〜
    135℃である請求項1ないし4いずれか記載の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか記載の製造方
    法で得られたピグメントイエロー12。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のピグメントイエロー12
    と印刷インキ用ビヒクルとからなる印刷インキ組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103387753A (zh) * 2013-07-31 2013-11-13 瑞安宝源化工有限公司 一种联苯胺黄的制备工艺
JP2018123321A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 東洋インキScホールディングス株式会社 活性エネルギー線硬化型インキ組成物、その製造方法及びインキ組成物を用いて作製された塗膜

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CN103387753A (zh) * 2013-07-31 2013-11-13 瑞安宝源化工有限公司 一种联苯胺黄的制备工艺
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