JP2002160408A - プリンタ及びその制御方法 - Google Patents

プリンタ及びその制御方法

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JP2002160408A
JP2002160408A JP2000355942A JP2000355942A JP2002160408A JP 2002160408 A JP2002160408 A JP 2002160408A JP 2000355942 A JP2000355942 A JP 2000355942A JP 2000355942 A JP2000355942 A JP 2000355942A JP 2002160408 A JP2002160408 A JP 2002160408A
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Hiroaki Hosomi
浩昭 細見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数枚分の定形シートを連続状に有する連続状
シートに対し、基準位置を検出して印字を行うプリンタ
において、新規に連続状シートをセットした際、一枚目
の定形シートが無駄になる不都合を解消する。 【解決手段】ロール紙Pがセットされた初期状態である
場合に、一枚目のチケット19が予め設定される初期位
置に位置合せされているものとし、該初期位置からの紙
搬送距離に基づいて印字位置を位置決めしつつ、一枚目
のチケット19に印字を行う初期印字制御手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複数枚分の定形シートを連続
状に有する連続状シートに対して印字を行うプリンタ及
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚分の定形シートを連続状に有する
連続状シートをセットし、該連続状シートを搬送しなが
ら前記定形シート部分に印字を行うプリンタが知られて
おり、この種のプリンタは、定形シートであるチケット
やラベルの発行用として既に普及している。
【0003】例えばチケットを発行する場合は、チケッ
ト用の定形フォーマット(表側)および位置決め用のブ
ラックマーク(裏側)を予め印刷した連続状シートが使
用され、該連続状シートがセットされたプリンタにおい
ては、ブラックマーク印刷部と非印刷部とで光の反射率
に差が生じることを利用し、反射式の光学センサでブラ
ックマーク位置を検出すると共に、該検出位置を基準と
して印字位置の位置決めを行っている。
【0004】また、ラベルを発行する場合は、長尺な台
紙に所定間隔を存して複数のラベルを貼着した連続状シ
ートが使用され、該連続状シートがセットされたプリン
タにおいては、台紙のみの部分とラベルが貼着された部
分とで光の透過率に差が生じることを利用し、透過式の
光学センサでラベルの先端位置を検出すると共に、該検
出位置を基準として印字位置の位置決めを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタにおいては、新規の連続状シートがセット
されると、図8に示す如く、センサが基準位置を検出
(802)するまで連続状シートを搬送(801)した
後、検出位置を基準として連続状シートを所定の初期位
置に位置合せ(803)するイニシャライズ動作(初期
印字制御)を行うため、センサ、印字ヘッド、ブラック
マーク等の位置関係により、一枚目の定形シート部分が
印字ヘッド位置を通過して印字不能となる可能性があ
り、この場合には一枚目の定形シートが無駄になる不都
合がある。特に連続状シートの各定形シート部分に通し
番号を予め印刷すると共に、該通し番号に対応する認証
用データ(暗号ナンバー)を各定形シート部分に印字す
ることにより、チケットの偽造、不正発行等を防止する
場合においては、一枚目の定形シートを無駄にすると、
ホストコンピュータ側で認識している通し番号にズレが
生じるため、ホストコンピュータ側のデータ修正が必要
になる不都合があった。
【0006】本発明の目的は、センサや印字ヘッドの配
置を変更したり、センサを追加することなく、一枚目の
定形シートに印字を行うことができ、また、通し番号に
対応する認証用データを定形シートに印字する場合に、
通し番号のズレを防止してホストコンピュータ側のデー
タ修正を不要にすることができるプリンタ及びその制御
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、複数枚分の定形シートを連続状に有する連続
状シートをセットし、該連続状シートを搬送しながら前
記定形シート部分に印字を行うプリンタにおいて、前記
定形シートの基準位置を検出する基準位置検出手段と、
前記基準位置を検出した後のシート搬送距離に基づいて
印字位置を位置決めしつつ、前記定形シートに印字を行
う通常印字制御手段と、前記連続状シートがセットされ
た初期状態である場合に、一枚目の定形シートが予め設
定される初期位置に位置合せされているものとし、該初
期位置からのシート搬送距離に基づいて印字位置を位置
決めしつつ、前記一枚目の定形シートに印字を行う初期
印字制御手段とを備えて構成される。
【0008】また、前記初期位置は、前記一枚目の定形
シート先端が排紙口に略一致する位置であることが好ま
しい。この場合においては、プリンタに位置合せ用の目
印を設けなくても、一枚目の定形シートを初期位置に位
置合せすることが可能になる。
【0009】また、前記初期位置は、前記一枚目の定形
シート先端が印字ヘッドに略一致する位置であることが
好ましい。この場合においては、プリンタに位置合せ用
の目印を設けなくても、一枚目の定形シートを初期位置
に位置合せすることが可能になり、しかも、一枚目の定
形シートに対して先端位置から印字を開始することがで
きるので、一枚目の定形シートにおいて印字範囲が制限
される不都合を回避することができる。
【0010】また、前記初期印字制御手段は、前記初期
位置に位置合せされた前記一枚目の定形シートを所定の
戻し位置まで戻し搬送した後、前記一枚目の定形シート
に印字を行うことが好ましい。この場合においては、一
枚目の定形シートの初期位置を任意に設定することがで
き、しかも、一枚目の定形シートに対して任意の位置か
ら印字を開始することができるので、一枚目の定形シー
トにおいて印字範囲が制限される不都合を回避すること
ができる。
【0011】また、前記戻し位置は、前記一枚目の定形
シート先端が印字ヘッドに略一致する位置であることが
好ましい。この場合においては、一枚目の定形シートに
対して先端位置から印字を開始することができるので、
一枚目の定形シートにおいて印字範囲が制限される不都
合を回避することができる。
【0012】更に、前記プリンタにおける制御方法であ
って、前記連続状シートがセットされた後、最初の印字
指令を受信した場合に、一枚目の定形シートが予め設定
される初期位置に位置合せされているものとし、該初期
位置からのシート搬送距離に基づいて印字位置を位置決
めしつつ、前記一枚目の定形シートに印字を行う工程
と、その後に印字指令を受信した場合に、前記基準位置
検出手段が基準位置を検出した後のシート搬送距離に基
づいて印字位置を位置決めしつつ、二枚目以降の定形シ
ートに印字を行う工程とを備えて構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は本発明の一実施形態に係るプ
リンタの内部を示す概略側面図である。プリンタ10
は、上部が開口した筐体11と、該筐体11の上部開口
を開閉自在に覆蓋する蓋体12とを備えており、蓋体1
2を開放することによって、ロール紙Pの交換及びプリ
ンタ内部の保守、点検が可能となる。ロール紙Pは、プ
リンタ内部に回転自在に収納され、その先端側は、搬送
路13を経由して排紙口14から筐体外へ導かれる。搬
送路13上には、印字ヘッド15、プラテンローラ16
及びカッタ機構17が配置されている。ホストコンピュ
ータからの印字指令を受信した場合、搬送ローラを兼ね
るプラテンローラ16が適宜駆動され、排紙口14に向
けてロール紙Pが搬送される。プラテンローラ16によ
るロール紙Pの搬送と共に印字ヘッド15が走査され、
所望の文字や記号がロール紙P上に印字される。ロール
紙Pの印字された領域は、排紙口14に向けてさらに搬
送され、その後端位置がカッタ機構17の切断位置に達
したとき、カッタ機構17により切断分離されて排紙口
14から単票シートとして利用者に提供される。
【0014】前記搬送路13における印字ヘッド15の
上流側には、ロール紙Pの基準位置を検出する基準位置
検出センサ18が設けられている。基準位置検出センサ
18としては、ロール紙Pの種類に応じて反射式光学セ
ンサや透過式光学センサが用いられる。例えば本実施形
態の様に、プリンタ10でチケット19を発行する場合
は、表面に複数枚分のチケット用定形フォーマット(チ
ケット枠)が連続状に印刷され、且つ、裏面に複数のブ
ラックマーク20が所定間隔を存して印刷されたロール
紙Pを使用し、反射式光学センサからなる基準位置検出
センサ18でブラックマーク20を検出する。また、図
7に示す様に、プリンタ10でラベル21を発行する場
合は、長尺な台紙22に所定間隔を存して複数のラベル
21が貼着されたロール紙Pを使用し、透過式光学セン
サからなる基準位置検出センサ18でラベル21の先端
位置または後端位置を検出する。
【0015】図2は、本発明の一実施形態に係るプリン
タの制御を実現するための構成を示すブロック図であ
る。図に示す様に、プリンタ10は、その制御に関し、
CPU23と、該CPU23の出力信号に応じて前記印
字ヘッド15を駆動させる印字駆動部24と、CPU2
3の出力信号に応じて前記プラテンローラ16を駆動さ
せる搬送駆動部25と、CPU23の出力信号に応じて
前記カッタ機構17を駆動させるカッタ駆動部26と、
前記基準位置検出センサ18の検出信号をCPU23に
入力する基準位置検出部27と、蓋体12の開閉検出を
行う蓋体開閉センサ(図示せず)の検出信号をCPU2
3に入力する蓋体開閉検出部28とを備える。
【0016】次に、プリンタ10の動作手順について説
明する。但し、プリンタ10にセットされるロール紙P
は、表面に複数枚分のチケット用定形フォーマットが連
続状に印刷され、且つ、裏面に複数のブラックマーク2
0が所定間隔を存して印刷されたものとする。発行する
チケット19の印字データは、ホストコンピュータから
の印字指令を受ける以前(先行チケット切断以前)に予
め印字される印字データAと、ホストコンピュータから
の印字指令を受けてから印字される印字データB(一枚
目においてはデータC)とに分けられる。印字データA
としては、各チケット19の共通データである「店名ロ
ゴ」等が設定されるが、印字データAを印字するか否か
は任意であって、本実施形態では、2枚目以降のチケッ
ト19に必要に応じて印字している。一方、印字データ
B、Cとしては、各チケット19の固有データである
「品名」、「価格」等が設定される。また、以下の説明
において、距離xは、基準位置検出センサ18によって
ブラックマーク20が検出されたチケット19の先端と
印字ヘッド15の印字実行位置との間隔、距離yは、印
字ヘッド15の印字実行位置とカッタ機構17の切断実
行位置との間隔、距離zは、印字ヘッド15の印字実行
位置と排紙口14の終端位置との間隔、長さLは、各チ
ケット19の全体長さ、長さΔLは、後続チケット19
に印字が跨らないように確保される下余白長さ、長さL
0は、各チケット19の有効印字範囲長さを示すものと
する。
【0017】図3は、ロール紙セット後の動作手順(初
期印字制御)を示すフローチャート、図4は、ロール紙
セット後の各状態を示す作用説明図である。初期印字制
御は、プリンタ10に新規のロール紙Pがセットされた
場合に、これを蓋体開閉センサの検出信号等により判断
して実行される。新規のロール紙Pをセットする場合
(既にロール紙がセットされている場合において、プリ
ンタ10に電源が投入された場合を含む。以下、同
じ。)は、ロール紙Pの先端側を搬送路13に沿って排
紙口14まで引き出すと共に、一枚目チケット19の先
端を、初期位置として予め設定される排紙口14の終端
位置に位置合せすることが申し合せ(プリンタ内部ラベ
ル表示、マニュアル記載等)されている。初期印字制御
がスタートすると、印字データCが入力されるまで待機
状態を維持する(301、図4(A))。印字データC
の入力を判断(302)すると、初期位置を基準として
ロール紙Pを搬送しながら一枚目のチケット19に印字
データCを印字する(303)。これにより、プリンタ
10に新規のロール紙Pがセットされた初期状態におい
て、一枚目のチケット19を無駄にすることなく、一枚
目のチケット19を正規のチケット19として発行する
ことが可能になる。また、印字データCは、距離zが距
離yよりも大きいことに起因し、二枚目以降の印字デー
タBよりも印字範囲が狭くなるが、この印字範囲は、ホ
ストコンピュータ側で認識しているので、印字漏れが生
じることがなく、しかも、印字データCの印字範囲に合
せて印字データBを設定すれば、一枚目及び二枚目以降
の印字結果を同等にすることが可能となる。また、前記
印字データCの印字中にブラックマーク20を検出(3
04、図4(B))すると、ブラックマーク20からの
距離カウントを開始(305)し、さらに印字データC
を印字しながら紙搬送を継続する(306)。カウント
距離が前記距離xになったと判断(307)すると、二
枚目のチケット19に印字データAを印字(308、図
4(C))し、印字データAが無い場合は紙搬送のみを
継続する。さらに、カウント距離が前記距離(x+y)
になったと判断(309)すると、紙搬送を一時停止
(310)した後、カッタ機構17により一枚目のチケ
ット19を切断分離(311)して初期印字制御を終了
する。
【0018】初期印字制御が終了した後は、通常印字制
御において二枚目以降のチケット印字を行うが、その動
作手順は、図10に示す従来のフローチャートと同様で
ある。因みに、図10に示す通常印字制御においては、
印字データBが入力されるまで待機状態を維持する(1
001)。印字データBの入力を判断(1002)する
と、チケット19に印字データBを印字する(100
3)。印字データBの印字中にブラックマーク20を検
出(1004)すると、ブラックマーク20からの距離
カウントを開始(1005)し、さらに印字データBを
印字しながら紙搬送を継続する(1006)。カウント
距離が前記距離xになったと判断(1007)すると、
後続のチケット19に印字データAを印字(1008)
し、印字データAが無い場合は紙搬送のみを継続する。
さらに、カウント距離が前記距離(x+y)になったと
判断(1009)すると、紙搬送を一時停止(101
0)した後、カッタ機構17によりチケット19を切断
分離(1011)し、データ待ち状態に戻るように動作
手順が設定されている。
【0019】図5は、第二の実施形態に係る初期印字制
御のフローチャートである。この実施形態においては、
新規のロール紙Pをセットする場合、一枚目チケット1
9の先端を、初期位置として予め設定される印字ヘッド
15の印字実行位置に位置合せすることが申し合せされ
る。初期印字制御がスタートすると、一枚目のチケット
19に印字データAを印字し、印字データAが無い場合
は印字データA分(距離y)の紙搬送を行い(50
1)、初期印字制御を終了する。そして、初期印字制御
を終了した時点の一枚目チケット19は、従来の二枚目
以降のチケット19と同様の印字待機状態にあり、その
ため、初期印字制御の終了後、通常印字制御において一
枚目のチケット19に印字を行うことが可能になる。
【0020】図6は、第三の実施形態に係る初期印字制
御のフローチャートである。この実施形態においては、
新規のロール紙Pをセットする場合、一枚目チケット1
9の先端を、初期位置として予め設定される排紙口14
の終端位置に位置合せすることが申し合せされる。初期
印字制御がスタートすると、ロール紙Pを距離zだけ戻
し搬送(601)し、一枚目チケット19の先端を印字
ヘッド15の印字実行位置に位置合せする。次に、一枚
目のチケット19に印字データAを印字し、印字データ
Aが無い場合は印字データA分(距離y)の紙搬送を行
い(602)、初期印字制御を終了する。そして、初期
印字制御を終了した時点の一枚目チケット19は、従来
の二枚目以降のチケット19と同様の印字待機状態にあ
り、そのため、初期印字制御の終了後、通常印字制御に
おいて一枚目のチケット19に印字を行うことが可能に
なる。
【0021】以上の如く本実施形態のプリンタ10は、
複数枚分のチケット19を連続状に有するロール紙Pを
セットし、該ロール紙Pを搬送しながらチケット19に
印字を行うが、チケット19のブラックマーク20を検
出し、該ブラックマーク20を検出した後の紙搬送距離
に基づいて印字位置を位置決めしつつ、チケット19に
印字を行う通常印字制御と、ロール紙Pがセットされた
初期状態である場合に、一枚目のチケット19が予め設
定される初期位置に位置合せされているものとし、該初
期位置からの紙搬送距離に基づいて印字位置を位置決め
しつつ、一枚目のチケット19に印字を行う初期印字制
御とを備えているので、基準位置検出センサ18や印字
ヘッド15の配置を変更したり、その他のセンサを追加
することなく、一枚目のチケット19に印字を行うこと
ができ、また、通し番号に対応する認証用データをチケ
ット19に印字する場合に、通し番号のズレを防止して
ホストコンピュータ側のデータ修正を不要にすることが
できる。
【0022】また、前記初期位置は、一枚目チケット1
9の先端が排紙口14の終端位置に一致する位置に設定
されているので、プリンタ10に位置合せ用の目印を設
けなくても、一枚目のチケット19を初期位置に位置合
せすることが可能になる。
【0023】また、第二の実施形態における初期位置
は、一枚目チケット19の先端が印字ヘッド15の印字
実行位置に一致する位置に設定されているので、第一の
実施形態と同様、プリンタ10に位置合せ用の目印を設
けなくても、一枚目のチケット19を初期位置に位置合
せすることができ、しかも、この場合においては、一枚
目のチケット19に対して先端位置から印字を開始する
ことができるので、一枚目のチケット19において印字
範囲が制限される不都合を回避することができる。
【0024】また、第三の実施形態における初期印字制
御は、初期位置に位置合せされた一枚目のチケット19
を所定の戻し位置まで戻し搬送した後、一枚目のチケッ
ト19に印字を行うので、一枚目チケット19の初期位
置を任意に設定(排紙口14の終端位置等)することが
でき、しかも、一枚目のチケット19に対して任意の位
置(先端位置等)から印字を開始することができるの
で、一枚目のチケット19において印字範囲が制限され
る不都合を回避することができる。
【0025】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。例えば前
記実施形態においては、チケットを印字する場合を示し
たが、ラベルの印字も略同様の動作手順で行うことが可
能である。また、基準位置検出センサとしては、光学セ
ンサに限らず、様々な方式のセンサを用いることができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、センサや印
字ヘッドの配置を変更したり、センサを追加することな
く、一枚目の定形シートに印字を行うことができ、ま
た、通し番号に対応する認証用データを定形シートに印
字する場合に、通し番号のズレを防止してホストコンピ
ュータ側のデータ修正を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの内部を示
す概略側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るプリンタの制御を実
現するための構成を示すブロック図である。
【図3】ロール紙セット後の動作手順(初期印字制御)
を示すフローチャートである。
【図4】ロール紙セット後の各状態を示す作用説明図で
ある。
【図5】第二の実施形態に係る初期印字制御のフローチ
ャートである。
【図6】第三の実施形態に係る初期印字制御のフローチ
ャートである。
【図7】ラベルを印字する場合におけるプリンタの内部
を示す概略側面図である。
【図8】従来例を示す初期印字制御のフローチャートで
ある。
【図9】従来例の作用説明図である。
【図10】従来例および本実施形態で用いる通常印字制
御のフローチャートである。
【符号の説明】
P ロール紙 10 プリンタ 11 筐体 12 蓋体 13 搬送路 14 排紙口 15 印字ヘッド 16 プラテンローラ 17 カッタ機構 18 基準位置検出センサ 19 チケット 20 ブラックマーク 21 ラベル 22 台紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚分の定形シートを連続状に有する
    連続状シートをセットし、該連続状シートを搬送しなが
    ら前記定形シート部分に印字を行うプリンタにおいて、 前記定形シートの基準位置を検出する基準位置検出手段
    と、 前記基準位置を検出した後のシート搬送距離に基づいて
    印字位置を位置決めしつつ、前記定形シートに印字を行
    う通常印字制御手段と、 前記連続状シートがセットされた初期状態である場合
    に、一枚目の定形シートが予め設定される初期位置に位
    置合せされているものとし、該初期位置からのシート搬
    送距離に基づいて印字位置を位置決めしつつ、前記一枚
    目の定形シートに印字を行う初期印字制御手段と、を備
    えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記初期位置は、前記一枚目の定形シー
    ト先端が排紙口に略一致する位置であることを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記初期位置は、前記一枚目の定形シー
    ト先端が印字ヘッドに略一致する位置であることを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記初期印字制御手段は、前記初期位置
    に位置合せされた前記一枚目の定形シートを所定の戻し
    位置まで戻し搬送した後、前記一枚目の定形シートに印
    字を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリ
    ンタ。
  5. 【請求項5】 前記戻し位置は、前記一枚目の定形シー
    ト先端が印字ヘッドに略一致する位置であることを特徴
    とする請求項4に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載のプリンタ
    における制御方法であって、 前記連続状シートがセットされた後、最初の印字指令を
    受信した場合に、一枚目の定形シートが予め設定される
    初期位置に位置合せされているものとし、該初期位置か
    らのシート搬送距離に基づいて印字位置を位置決めしつ
    つ、前記一枚目の定形シートに印字を行う工程と、 その後に印字指令を受信した場合に、前記基準位置検出
    手段が基準位置を検出した後のシート搬送距離に基づい
    て印字位置を位置決めしつつ、二枚目以降の定形シート
    に印字を行う工程と、を備えたことを特徴とするプリン
    タの制御方法。
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