JP2005279983A - レシートプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】
デザインやコスト低減の妨げとなる、タイミングマークが印刷されていない連続用紙を使用可能なレシートプリンタを提供する。
【解決手段】
レシート上に設けられた、レシートを綴じておくための綴じ穴にて印字の開始位置を決定することによりタイミングマークをなくす。また、タイミングマークのある従来の連続用紙を使用した場合にも、タイミングマークが見つからなかったときの代替えとして綴じ穴にて印字の位置決めを行うことで、不具合を減らす。
【選択図】 図1
デザインやコスト低減の妨げとなる、タイミングマークが印刷されていない連続用紙を使用可能なレシートプリンタを提供する。
【解決手段】
レシート上に設けられた、レシートを綴じておくための綴じ穴にて印字の開始位置を決定することによりタイミングマークをなくす。また、タイミングマークのある従来の連続用紙を使用した場合にも、タイミングマークが見つからなかったときの代替えとして綴じ穴にて印字の位置決めを行うことで、不具合を減らす。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば金融機関等で使用されている現金自動預払機に搭載されている、取引内容やその他案内などを明細票(レシート)に印字して発行するレシートプリンタや各種発券機に適用する
従来金融機関等で使用されている現金自動預払機(ATM)のレシートプリンタは、特開平 5-42730(特許文献1)のように、レシートの上に使用者が意図した意匠とは別の、レシートプリンタ内でレシートの位置を確認するための印(タイミングマーク)をあらかじめ印刷しておき、そのタイミングマークをセンサで検知することによって印字の開始位置を決定している。このタイミングマークはセンサで検知することを可能とするために、例えば背景を白として10mm四方の真っ黒のマークといった、ある程度の大きさでセンサ感度に差異が現れるようにする必要があった。
近年レシートを発行する金融機関等のATM装置では、顧客の興味を惹き付け、より見やすくするためにデザイン性に優れたレシートの発行が要求されている。この要求にこたえるためには、デザインと無関係に印刷されているタイミングマークを取り除くことが必要である。
また、タイミングマークは、センサによる検知を可能にするために、黒の2度刷りといった印刷方法、使用インクや反射率等、仕様が詳細に決められており、連続用紙を高価なものにする要因になっている。さらに、この仕様を守らなかった場合には、印字の開始位置が正常に決められずに罫線等の印刷と重なったり、タイミングマークが検知できないという不具合となったりしていた。
レシート上には、印刷とともに顧客がレシートを綴じておくための綴じ穴を設ける場合が多い。この綴じ穴にて印字の開始位置を決定することによりタイミングマークを無くす。また、タイミングマークのある従来の連続用紙を使用した場合にも、タイミングマークを検知できなかったときの代替えとして綴じ穴にて位置決めを行うことで、罫線と重なって印字したり、タイミングマークが検知できないという不具合を減らす。
本発明は、タイミングマークが印刷されていない連続用紙であっても正規の印字開始位置を決定できる装置を提供する。
まず、従来のレシートプリンタの構成と動作を説明する。
従来のタイミングマーク有りの連続用紙は、図2のようになっており、レシート1枚100毎に、用紙の位置決めに使用するためのタイミングマーク101が印刷され、タイミングマークと規定の位置関係にて罫線や項目等のプレ印刷102がされている。また、ジャム時に適正な位置で用紙を切断できるように、1枚毎の区切りにはミシン目103が入っており、受領者が綴じて保管できるように、綴じ穴104が設けられている。ここで、プレ印刷のデザインはタイミングマークと誤検知されないように、タイミングマークの搬送方向には濃い色や模様が無いデザインとなっている。
次に、図5の従来のレシートプリンタの概略図と、図4のレシートプリンタのブロック図を使用してレシートプリンタの動作を説明する。
レシートプリンタ1は制御部2にマイクロプロセッサを持ちアクチュエータの駆動制御や印刷準備動作等のレシートプリンタ全体を制御し、図示していないより上位の装置や操作者からの印刷・発行等の命令によりその実行指示等を行う。連続用紙3を格納するホッパ4、用紙を搬送する搬送路5、レシートを発行する発行口6、連続用紙に印刷するための印字ヘッド7および印字搬送用のプラテンローラ8、連続用紙を所定の長さに切断するためのカッタ9、取り忘れや障害印字などの発行せずに回収するレシートを保管するための回収箱10等で構成されている。
ホッパ4には用紙の先端を搬送路5へ分離導入するための分離ガイド20、用紙繰り出し用の繰出ローラ21等がある。搬送路5には用紙搬送用の搬送ローラ22、用紙搬送並びに発行したレシートを保持し受領者がレシートAを引っ張ったときに抵抗なく回転し受領できるようにするクラッチローラ23、回収箱10への用紙搬送をする回収ローラ24、回収箱10への搬送路を切り替えるための切替ゲート25等がある。切替ゲート25は(イ)矢印方向に回転し、搬送ローラ22が逆転しレシートAを戻したときにレシートが回収箱10へ搬送、回収される。
さらに、レシ−トプリンタ1の内部には連続用紙3の残量が少なくなったことを検知する残量センサ31、用紙先端が分離導入されたことと用紙が残っていることを検知する用紙有無センサ32、用紙の位置決めを行うためのタイミングマークを検知するためのタイミングマークセンサ33、用紙が切断されて発行口6方向へ搬送されたことを検知する先端センサ34、回収方向へ搬送されたことを検知する回収路センサ35、回収箱のレシートの有無を検知する回収箱センサ36等の光学センサがある。
レシート発行時は、タイミングマークセンサ33で用紙のタイミングマーク101を検知して用紙の位置を確認して罫線102に合う位置に印字を行い、ミシン目103付近で切断する。これらのセンサは図ではタイミングマークセンサを反射形センサ、その他を透過形センサとして記されているが、反射形センサでも、また用途により光学以外のセンサでも差し支えない。
また、図では各ローラやゲートを駆動するモータやソレノイド等のアクチュエータ、並びにケーブル等は説明を容易にするため省略してあるが、図4のブロック図のように搬送部50には搬送用のステッピングモータ51と、カットした用紙を発行する側とロール紙側の用紙を別々に搬送できるようクラッチ52を配し、カッタ動作用モータ60や、切替ゲート動作用ソレノイド70等を有している。
次に本発明の実施例を説明する。
使用する連続用紙は、巻き戻して広げると図3のようになっており、発行するレシート用紙111にはタイミングマークがなく、綴じ穴104と規定の位置関係にて罫線や項目等のプレ印刷102がされている。このプレ印刷102は、従来と同じものでも良いが、レシート用紙111全面を利用しても差し支えない。また、1枚毎の区切りにはジャム時に適正な位置で用紙を切断できるように、ミシン目103が設けられている。
使用する連続用紙は、巻き戻して広げると図3のようになっており、発行するレシート用紙111にはタイミングマークがなく、綴じ穴104と規定の位置関係にて罫線や項目等のプレ印刷102がされている。このプレ印刷102は、従来と同じものでも良いが、レシート用紙111全面を利用しても差し支えない。また、1枚毎の区切りにはジャム時に適正な位置で用紙を切断できるように、ミシン目103が設けられている。
以下に、本発明の実施例である、この連続用紙を使用したレシートプリンタについて図1と印字、レシート発行時のフローチャート図6により説明する。
図1に示すように、基本構成は従来と同様であるが、タイミングマークセンサ43の代わりに綴じ穴センサ80を設けてある。印刷・発行等の命令を受けると、連続用紙3を搬送しながら印字ヘッド7にて印字を行う(ST2)。印字中に綴じ穴センサ80にて綴じ穴104を検知してから(ST3)、レシート1枚分の長さとなるよう、所定量搬送して停止し(ST4、5)、カッタ9にて連続用紙を切断する(ST6)。
図1に示すように、基本構成は従来と同様であるが、タイミングマークセンサ43の代わりに綴じ穴センサ80を設けてある。印刷・発行等の命令を受けると、連続用紙3を搬送しながら印字ヘッド7にて印字を行う(ST2)。印字中に綴じ穴センサ80にて綴じ穴104を検知してから(ST3)、レシート1枚分の長さとなるよう、所定量搬送して停止し(ST4、5)、カッタ9にて連続用紙を切断する(ST6)。
その後、切り離されたレシートAを顧客に発行して、終了する(ST7)。なお、このとき、残った連続用紙は次の印字開始位置になるように、カッタ9と印字ヘッド7の間隔が設定されている。ここで、綴じ穴センサ80は、図では従来と同様の反射形センサとしているが、タイミングマークのような黒白といった色彩を見るものではなく、紙の有無を見るためのセンサであれば良い。もちろん、透過形のセンサでも物理的なマイクロスイッチであっても差し支えない。
別の方式として、従来と同じ色彩をみる反射形センサを搭載されている場合には、タイミングマークセンサ34の逆側に反射率が用紙と異なる物体を配置すれば、綴じ穴であることが判別できる。例えば鏡を配置すれば、センサ光の反射が用紙よりも多くなり、センサ光を反射しない材質を配置するか逃げ穴としておけば、反射が用紙よりも少なくなるため、用紙の反射光との間に閾値を設定して、綴じ穴と判別できる。これにより、従来のレシートプリンタの構成を変えずに、タイミングマークの無い連続用紙でも綴じ穴を利用して印字の位置決めを行うことができる。
また、タイミングマークの印刷が粗悪であったり、本来の仕様と外れている場合には、従来のレシートプリンタではタイミングマークを検知できずに、印字が罫線等の印刷と重なったり、異常となったりする場合が有った。本発明を用いれば、例えばタイミングマークが検知できなかった場合にも、綴じ穴で位置決めを行うことで、障害を抑制することができる。綴じ穴とタイミングマークの差は、例えば搬送中の検知時間の差で区別すれば良い。
現在、銀行などのATMでは1つの銀行、支店であっても(世代の異なる)数種類のATMが併設してあるところが多い。したがって、共通の明細票を使用するためには旧機種からの規格であるタイミングマークをなくすことができない。本発明では、タイミングマークがあっても動作に影響はないため、旧機種が入れ替わるまではタイミングマーク有りの明細票を使用し、旧機種の撤去後にタイミングマークをなしとするなど、以降時期にも適用しやすい。
1・・・レシートプリンタ、2・・・制御部、3・・・連続用紙、4・・・ホッパ、5・・・搬送路、6・・・発行口、7・・・印字ヘッド、8・・・プラテンローラ、9・・・カッタ、10・・・回収箱、20・・・分離ガイド、21・・・繰り出しローラ、22・・・搬送ローラ、23・・・クラッチローラ、24・・・回収ローラ、25・・・切替ゲート、31・・・残量センサ、32・・・用紙有無センサ、33・・・タイミングマークセンサ、34・・・先端センサ、35・・・回収路センサ、50・・・搬送部、51・・・ステッピングモータ、52・・・クラッチ、60・・・カッタ動作用モータ、70・・・補充ガイド動作用ソレノイド、70・・・切替ゲート動作用ソレノイド、80・・・綴じ穴センサ、100・・・レシート、101・・・タイミングマーク、102・・・プレ印刷、103・・・ミシン目、104・・・綴じ穴
Claims (3)
- 連続用紙に文字や画像等を印刷し、所定の長さに切断してレシートを発行するレシートプリンタにおいて、
前記連続用紙を搬送して排出口から発行する手段と、
前記連続用紙に設けられたとじ穴を検知する手段とを有し、
前記とじ穴を検知して印刷の位置を決定または補正することを特徴とするレシートプリンタ。 - 請求項1に記載のレシートプリンタであって、
前記連続用紙に設けられた印刷位置決め用のタイミングマークを検知する手段を有し、
タイミングマークととじ穴の両方を検知して印刷の位置を決定または補正することを特徴とするレシートプリンタ。 - 請求項1に記載のレシートプリンタであって、
前記連続用紙に設けられた印刷位置決め用のタイミングマークを検知する手段を有し、タイミングマークととじ穴の少なくとも1つを検知して印刷の位置を決定または補正することを特徴とするレシートプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004094155A JP2005279983A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | レシートプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005279983A true JP2005279983A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35178888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004094155A Pending JP2005279983A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | レシートプリンタ |
Country Status (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009003748A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 明細票発行装置 |
JP2010072942A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 自動取引装置 |
JP2011068076A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Nec Personal Products Co Ltd | 印刷位置制御装置、ラベルプリンタ及び印刷位置制御方法 |
JP2013173307A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 印刷物発行装置 |
JP7501242B2 (ja) | 2020-08-31 | 2024-06-18 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
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2004
- 2004-03-29 JP JP2004094155A patent/JP2005279983A/ja active Pending
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