JP2015107615A - 記録制御装置、記録制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】エラー処理後も、後工程におけるユーザのミスを低減可能な記録物を出力することができる記録制御装置を提供する。
【解決手段】
シートの第1面への記録中にエラーが検出された場合、シートの第1面にエラーを識別するためのエラー識別情報を記録させ、エラー識別情報に基づいてシートにおけるエラーの発生位置を特定し、エラーの発生位置が特定された場合、エラーの発生前の画像に続く画像をシートの第1面に記録させる。
【選択図】図7
【解決手段】
シートの第1面への記録中にエラーが検出された場合、シートの第1面にエラーを識別するためのエラー識別情報を記録させ、エラー識別情報に基づいてシートにおけるエラーの発生位置を特定し、エラーの発生位置が特定された場合、エラーの発生前の画像に続く画像をシートの第1面に記録させる。
【選択図】図7
Description
本発明は、シートに対して記録を行わせる記録制御装置、記録制御方法およびプログラムに関する。
例えば、ロール紙のような連続したシートのプリント中にエラーが発生してプリントを中断した場合、カット紙の場合と比較して、シートの無駄が大きくなる傾向がある。そこで、連続したシートへのプリント中にエラーが発生してプリントを中断した際にも、シートやインクの無駄を可能な限り少なくしてプリントを再開する記録装置を提案している(特許文献1参照)。特許文献1の記録装置は、シートの第一面に複数の画像を順次プリントするとともに、1つの画像をプリントするごとに画像を識別するための識別情報を記録する。また、その記録装置は、エラーが発生してプリントが中断した場合には、エラーが解消してプリントを再開する際に、反転部から再び供給されるシートの第一面に記録されている識別情報を読み取って第二面へのプリントを再開する画像を特定する。
特許文献1の記録装置では、シート搬送ジャム等のエラー処理時の欠落部分や、その欠落部分に対応する画像に後続する画像は、別のシートに形成されることになる。そのため、印刷装置とは連続しない装置上で、シートの裁断や製本等の後工程が実施される場合には、確認工数が増大したりミスが発生したりする可能性があった。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、エラー処理後も、後工程におけるユーザのミスを低減することができる記録物を出力することができる記録制御装置、記録制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る記録制御装置は、シートの第1面に複数の画像を順次、記録部に記録させる記録制御手段と、前記記録部による記録中にエラーを検出する検出手段と、シートの情報を読み取る読取手段により、前記シートにおけるエラーの発生位置を特定する特定手段と、を備え、前記シートの第1面への記録中に前記検出手段によりエラーが検出された場合、前記記録制御手段は、前記シートの第1面にエラーを識別するためのエラー識別情報を記録させ、前記特定手段は、前記エラー識別情報に基づいて前記シートにおけるエラーの発生位置を特定し、前記記録制御手段は、前記特定手段によりエラーの発生位置が特定された場合、エラーの発生前の画像に続く画像を前記シートの第1面に記録させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、エラー処理後も、現在記録対象としているシートに対して後続して記録させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
[第1の実施形態]
本実施形態の記録制御装置は、長尺で連続したシート(連続シート)を使用して片面プリントと両面プリントを実行可能なインクジェット記録装置(以下、記録装置という)である。長尺で連続したシートとは、シート(被記録媒体)の搬送方向に、記録領域の繰り返しのプリント単位(例えば1ページ。所定単位画像ともいう)の長さよりも長い連続したシートをいう。また、本実施形態における記録装置は、各インク色に対応した複数のライン型記録ヘッドが被記録媒体の搬送方向に沿って平行に配置された高速ラインプリンタであり、例えば、プリントラボ等における大量の枚数のプリントの分野に適している。
本実施形態の記録制御装置は、長尺で連続したシート(連続シート)を使用して片面プリントと両面プリントを実行可能なインクジェット記録装置(以下、記録装置という)である。長尺で連続したシートとは、シート(被記録媒体)の搬送方向に、記録領域の繰り返しのプリント単位(例えば1ページ。所定単位画像ともいう)の長さよりも長い連続したシートをいう。また、本実施形態における記録装置は、各インク色に対応した複数のライン型記録ヘッドが被記録媒体の搬送方向に沿って平行に配置された高速ラインプリンタであり、例えば、プリントラボ等における大量の枚数のプリントの分野に適している。
本実施形態では、1つのプリント単位(例えば1ページ)の領域内に複数の小さな画像や文字や空白が混在していたとしても、その領域内に含まれるものをまとめて1つの単位画像とする。つまり、本実施形態における単位画像とは、連続したシートに印刷をする際の1つのプリント単位(1ページ)を意味する。以下、単位画像と言わずに単に画像という場合もある。なお、プリントする画像サイズに応じて単位画像の長さは異なり、例えばL版サイズの写真ではシート搬送方向の単位画像の長さは135mm、A4サイズではシート搬送方向の単位画像の長さは297mmとなる。
図1は、記録装置の内部構成を示す断面の概略図である。本実施形態における記録装置は、ロール状に巻かれたシートを用いて、シートの第1面(表面)と第1面の背面側の第2面(裏面)に両面プリントすることができる。なお、記録装置は、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、プリント部4、検査部5、カッター部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、排出部11、シート巻取部12、制御部13の各ユニットを含む。シートは、図中の実線で示したシート搬送経路に沿ってローラ対やベルトから成る搬送機構で搬送され、各ユニットで処理される。以下、シート搬送経路の任意の位置において、シート供給部1に近い側を「上流」、その逆側を「下流」という。
シート供給部1は、ロール状に巻かれた連続シートを保持して供給するためのユニットである。シート供給部1は、2つのロールR1、R2を収納することが可能であり、択一的にシートを引き出して供給する構成となっている。なお、収納可能なロールは2つでなく、1つ、あるいは3つ以上を収納するものであっても良い。また、被記録媒体は、連続したシートであれば、ロール状に巻かれたものでなくても良い。例えば、単位長さごとにミシン目が付与された連続したシートがミシン目ごとに折り返されて積層され、シート供給部1に収納される形態であっても良い。
デカール部2は、シート供給部1から供給されたシートのカール(反り)を軽減させる。デカール部2では、1つの駆動ローラに対して2つのピンチローラを用いて、カールの逆向きの反りを与えるようにシートを湾曲させて通過させることによりデカール力を作用させてカールを軽減させる。斜行矯正部3は、デカール部2を通過したシートの斜行(本来の進行方向に対する傾き)を矯正するユニットである。基準となる側のシート端部をガイド部材に押し付けることによりシートの斜行が矯正される。
プリント部4は、搬送されるシートに対して上方から記録ヘッド14によりシート上にプリント処理を行なって画像を形成する。プリント部4は、シートを搬送するための複数の搬送ローラを含む。記録ヘッド14は、使用が想定されるシートの最大幅をカバーする範囲でインクジェット記録方式のノズル列が形成されたライン型記録ヘッドである。記録ヘッド14は、各インク色に対応した複数の記録ヘッドが被記録媒体の搬送方向に沿って平行に設けられている。
本実施形態では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つの記録ヘッドが用いられる。しかしながら、色数および記録ヘッドの数は7つでなくても良い。また、記録方式は、インクジェット記録方式でなくても良く、例えば、発熱素子を用いた記録方式、ピエゾ素子を用いた記録方式、静電素子を用いた記録方式、MEMS素子を用いた記録方式でも良い。各色のインクは、インクタンクからそれぞれインクチューブを介して記録ヘッド14に供給される。
検査部5は、プリント部4でシートにプリントされた検査パターンや画像を不図示のスキャナによって光学的に読み取って、記録ヘッド14のノズルの状態、シート搬送状態、画像位置等を検査し、画像が正しくプリントされたか否かを判定する。スキャナは、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを有する。
カッタ部6は、プリント後のシートをモータの駆動力によって所定の長さに切断する機械的なカッター(オートカッター)を含む。カッター部6は、シートを後続の工程に送り出すための複数の搬送ローラを含む。カッター部6の近傍にはゴミ箱17が設けられている。ゴミ箱17は、カッター部6で切り落とされてゴミとして排出される小さなシート片を収容する。カッター部6には、切断したシートをゴミ箱17に排出するか、本来の搬送経路に移行させるかの振り分け機構が設けられている。
また、オートカッターとは別に、ユーザがシートを手動で切断するための手動カッター22が、反転部9とプリント部4の間に設けられている。手動カッター22は、ジャムが発生してシートが詰まる等シートの切断が必要なエラーが発生した場合に、装置筐体内からシートを切断して取り除くためにユーザにより操作される。本実施形態では、手動カッター22は、記録ヘッド14と斜行矯正部3の間(22a)、乾燥部8の前後(22b、22c)、反転部9とデカール部2の間(22d)、の計4箇所に設置されている。即ち、プリント部4と反転部9の間には2箇所に設けられている。なお、手動カッター22の数および位置はこの限りではない。
情報記録部7は、シートの非プリント領域にプリントのシリアル番号や日付などのプリント情報(固有の情報)を記録する。その際、インクジェット記録方式、熱転写記録方式などで文字やコードがプリントされる。情報記録部7の上流側且つカッター部6の下流側には、プリントされた画像の位置を検知する画像位置センサ21が設けられている。画像位置センサ21は、プリント部4から搬送されるシートの第1面に記録された基準マークを光学的に読み取る反射型光学センサである。画像位置センサ21は、シート面を照明する光源(例えば白色LED)と、照明されたシート面からの反射光をRGB成分ごとに検出するイメージセンサとを有する。画像位置センサ21は、撮像データの画像解析によってマークを読み取る。画像位置センサ21が、カッター部6と情報記録部7による記録位置との間でシート上にプリントされた画像の位置を検知すると、画像位置センサ21の検知タイミングに基づいて、情報記録部7で情報記録するタイミングが制御される。
乾燥部8は、プリント部4でプリントされたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させる。乾燥部8の内部では通過するシートに対して少なくとも下面側から熱風を付与してインク付与面を乾燥させる。なお、乾燥方式は熱風を付与する方式に限らず、電磁波(紫外線や赤外線など)をシート表面に照射する方式であっても良い。
以上のシート供給部1から乾燥部8までのシート搬送経路を第1経路と称する。図1に示すように、第1経路はプリント部4から乾燥部8までの間でUターンする形状を有し、カッター部6はUターンの形状の途中に位置している。
反転部9は、両面プリントを行なう際に表面プリントが終了した連続シートを一時的に巻き取って表裏反転させるためのユニットである。反転部9は、乾燥部8を通過したシートを再びプリント部4に供給するための、乾燥部8からデカール部2を経てプリント部4に到る経路(ループパス)(第2経路と称する)の途中に設けられている。反転部9は、シートを巻き取るための回転する巻取回転体(ドラム)を備えている。表面のプリントが済んだ連続シートは巻取回転体に一時的に巻き取られる。巻取りが終わったら、巻取回転体が逆回転し、巻取り済みシートは、巻取りのときと逆順に送り出されてデカール部2に供給され、プリント部4に送られる。その際、シートは表裏反転しているのでプリント部4で裏面にプリントを行なうことができる。両面プリントのより具体的な動作については後述する。
排出搬送部10は、カッター部6で切断され乾燥部8で乾燥させられたシートを搬送して、シート巻取部12までシートを受け渡すためのユニットである。排出搬送部10は、反転部9が設けられた第2経路とは異なる第3経路に設けられている。第1経路を搬送されてきたシートを第2経路と第3経路のいずれか一方に選択的に導くために、経路の分岐位置には可動フラッパを有する経路切替機構が設けられている。
排出部11とシート巻取部12は、シート供給部1の側部で且つ第3経路の末端に設けられている。排出部11は、プリント済みシートをシート巻取部12に排出するためのユニットである。プリント済みシートは、シート巻取部12に排出される。シート巻取部12は、連続シートをロール状に巻き取って保持するためのユニットである。シート巻取部12は、ロールR3に巻き取ることが可能である。ここで、巻取可能なロールは1つであることに限定はされず、2つ以上を巻き取るものであっても良い。このように、第3経路は、シート供給部1の下方を通過して、シート供給部1を挟んでプリント部4や乾燥部8とは逆側にシートを排出するように構成されている。
以上のように、シート供給部1から乾燥部8までが第1経路に順に設けられている。乾燥部8の先は第2経路と第3経路に分岐され、第2経路は途中に反転部9が設けられ反転部9の先は第1経路に合流する。第3経路の末端にはシート巻取部12が設けられている。
制御部13は、記録装置全体の各部の制御を司るユニットである。制御部13は、CPU、記憶装置、各種制御部を備えたコントローラ、外部インタフェース、およびユーザが入出力操作を行なう操作部15を有する。記録装置の動作は、コントローラ、又はコントローラに外部インタフェースを介して接続されるホストコンピュータ等のホスト装置16からの指令に基づいて制御される。斜行矯正部3とプリント部4の間には、マーク読取器18が設けられている。マーク読取器18は、反転部9から搬送されるシートの第1面に記録された基準マークを、プリントする側とは反対側から光学的に読み取る反射型光学センサである。マーク読取器18は、シート面を照明する光源(例えば白色LED)と、照明されたシート面からの反射光をRGB成分ごとに検出するイメージセンサとを有し、撮像データを画像解析することによりマークを読み取る。
図2は、制御部13の構成を示すブロック図である。制御部13に含まれるコントローラ(破線で囲んだ範囲)は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、画像処理部207、エンジン制御部208、個別ユニット制御部209を含む。CPU201(中央演算処理部)は、記録装置の各ユニットの動作を統合的に制御する。ROM202は、CPU201が実行するためのプログラムや記録装置の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時記憶領域として用いられたり、各種設定データを記憶したりする。HDD204(ハードディスク)は、CPU201が実行するためのプログラム、プリントデータ、記録装置の各種動作に必要な設定情報を記憶する。操作部15は、ユーザとの入出力インタフェースであり、ハードキーやタッチパネルの入力部、および情報を提示するディスプレイや音声発生器などの出力部を含む。
高速なデータ処理が要求されるユニットについては専用の処理部が設けられている。画像処理部207は、記録装置で扱うプリントデータの画像処理を行なう。入力された画像データの色空間(例えばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(例えばsRGB)に変換する。また、画像データに対し解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて実行される。これらの画像処理によって得られたプリントデータは、RAM203またはHDD204に格納される。エンジン制御部208は、CPU201等から受信した制御コマンドに基づいてプリントデータに応じてプリント部4の記録ヘッド14の駆動制御を行なう。エンジン制御部208は、更に、記録装置内の各部の搬送機構の制御も行なう。個別ユニット制御部209は、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、検査部5、カッター部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、排出部11、シート巻取部12の各ユニットを個別に制御するためのサブコントローラである。CPU201による指令に基づいて個別ユニット制御部209により各ユニットの動作が制御される。外部インタフェース205は、コントローラをホスト装置16に接続するためのインタフェース(I/F)であり、ローカルI/FまたはネットワークI/Fである。以上の構成要素は、システムバス210によって接続されている。
ホスト装置16は、記録装置にプリントを行なわせるための画像データの供給源となる装置である。ホスト装置16は、汎用または専用のコンピュータでもよいし、画像リーダ部を有する画像キャプチャ、デジタルカメラ、フォトストレージ等の専用の画像機器でもよい。ホスト装置16がコンピュータの場合は、コンピュータに含まれる記憶装置にOS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、記録装置用のプリンタドライバがインストールされる。なお、以上の処理の全てがソフトウェアで実現されても良いし、一部または全部がハードウェアによって実現されてもよい。なお、ホスト装置16が記録装置の動作を制御する場合、ホスト装置16が記録制御装置として機能することになる。
次に、プリント時の基本動作について説明する。プリントは、片面プリントモードと両面プリントモードとでは動作が異なるので、それぞれについて説明する。
図3(a)は、片面プリントモードでの動作を説明するための図である。シート供給部1から供給され、デカール部2、斜行矯正部3でそれぞれ処理されたシートは、プリント部4において表面(第一面)のプリントがなされる。長尺の連続シートに対して、搬送方向における所定の単位長さの画像(単位画像)を順次プリントして複数の画像を並べて形成していく。ここで、ある1つの画像と次の画像の間には余白領域を設けて、余白領域にはプリント部4でカットマークを記録する。プリントされたシートは、検査部5、カッター部6を経て、必要に応じて情報記録部7でシートの裏面にプリント情報が記録される。そして、シートは乾燥部8に搬送され、シートの乾燥が行なわれる。その後、シートは、排出搬送部10を経由して、排出部11、シート巻取部12に順次排出されていく。一方、シートは最後の画像の後ろで切断され、プリント部4の側に残されたシートはシート供給部1に送り戻されて、ロールR1又はR2に巻き取られる。
このように、片面プリントにおいては、シートは、第1経路と第3経路を通過して処理され、第2経路は通過しない。以上をまとめると、片面プリントモードにおいては、制御部13の制御により、以下(1)〜(5)のシーケンスが実行される。
(1)シート供給部1からシートを送り出してプリント部4に供給する。
(2)供給されたシートの第一面にプリント部4による単位画像とカットマークのプリントを繰り返す。
(3)プリント済みシートを乾燥部8を通過させる。
(4)乾燥部8を通過したシートを、第3経路を通して排出部11に排出する。
(5)連続シートを最後の画像の後ろで切断してプリント部4の側に残されたシートをシート供給部1に送り戻す。
図3(b)は、両面プリントモードでの動作を説明するための図である。両面プリントでは、表(おもて)面(第一面)プリントシーケンスに次いで、裏面(第二面)プリントシーケンスを実行する。最初の表面プリントシーケンスでは、シート供給部1から検査部5までの各ユニットでの動作は、上述の片面プリントの動作と同じである。カッター部6での切断動作は行なわずに、連続シートのままで乾燥部8に搬送される。乾燥部8での表面のインク乾燥の後、排出搬送部10の側の経路(第3経路)ではなく、反転部9の側の経路(第2経路)にシートが導かれる。第2経路においてシートは、順方向(図面では反時計回り方向)に回転する反転部9の巻取回転体に巻き取られていく。プリント部4において、予定された表面のプリントが全て終了すると、カッター部6にて連続シートのプリント領域の後端が切断される。切断位置を基準として、搬送方向下流側(プリントされた側)の連続シートは、乾燥部8を経て反転部9でシート後端(切断位置)まで全て巻き取られる。一方、この巻取りと同時に、切断位置よりも搬送方向上流側(プリント部4の側)に残された連続シートは、シート先端(切断位置)がデカール部2に残らないように、シート供給部1に巻き戻されて、シートがロールR1又はR2に巻き取られる。この巻戻しによって、以下の裏面プリントシーケンスで再び供給されるシートとの衝突が避けられる。
上述の表面プリントシーケンスの後に、裏面プリントシーケンスに切り替わる。反転部9の巻取回転体が巻取り時とは逆方向(図中では時計回り方向)に回転する。巻き取られたシートの端部(巻取り時のシート後端は、送出し時にはシート先端になる)は、図の破線の経路に沿ってデカール部2に送り込まれる。デカール部2では、巻取回転体で付与されたカールの矯正がなされる。つまり、デカール部2は、第1経路においてシート供給部1とプリント部4の間、ならびに第2経路において反転部9とプリント部4の間に設けられており、いずれの経路においてもデカールの働きをする共通のユニットとなっている。表裏反転したシートは、斜行矯正部3を経て、プリント部4に送られて、シートの裏面に単位画像とカットマークのプリントが行なわれる。プリントされたシートは、検査部5、カッター部6を経て、乾燥部8に搬送される。ここで、シートは、両面にプリントされているので、情報記録部7での記録はなされない。シートは、乾燥部8から排出搬送部10を経由して、排出部11を経てシート巻取部12に排出されて巻き取られていく。
このように、両面プリントにおいてシートは、第1経路、第2経路、第1経路、第3経路の順に通過して処理される。以上をまとめると、両面プリントモードにおいては、制御部13の制御により、以下(1)〜(9)のシーケンスが実行される。
(1)シート供給部1からシートを送り出してプリント部4に供給する。
(2)供給されたシートの第一面にプリント部4による単位画像のプリントを繰り返す。
(3)第一面にプリントされたシートを乾燥部8を通過させる。
(4)乾燥部8を通過したシートを第2経路に導いて、反転部9が有する巻取回転体に巻き取っていく。
(5)第一面への繰返しのプリントが済んだら最後にプリントした単位画像の後ろでカッター部6でシートを切断する。
(6)切断したシートの端部が乾燥部8を通過して巻取回転体に達するまで巻取回転体に巻き取る。これと共に、切断してプリント部4の側に残されたシートをシート供給部1に送り戻す。
(7)巻取りが済んだら巻取回転体を逆回転させて、第2経路から再びプリント部4にシートを供給する。
(8)第2経路から供給されるシートの第二面にプリント部4による単位画像とカットマークのプリントを繰り返す。
(9)乾燥部8を通過したシートを、第3経路を通してシート巻取部12に排出する。
図4は、両面プリントモードにおけるプリント順序を説明するための図である。図4(a)は、両面プリントモードにおける表面プリントの順序を概念的に示す。プリント部4でシートの第一面に、1ページ目(Page1)から7ページ(Page7)まで昇順に奇数ページを順次プリントしていく。ここで、第一面のあるページの画像と次のページの画像との間の余白領域に、プリント部4により基準マーク110を記録していく。基準マーク110は、第一面にプリントしたあるページの画像の背面側に対応する画像をプリントする際の、表裏の画像間の位置合わせを正確に行なうための位置基準となるマークである。第一面の一連の画像の最後(7ページの後)にはカットマーク100が記録される。カットマーク100は、シート切断するための位置基準となるマークであり、本実施形態では、第一面に全ての画像がプリント完了した後にカッター部6でシート切断するための位置基準となるマークである。
なお、ここでいう全ての画像とは、例えば、ユーザが一つのグループとして処理したい画像の全てを指す。より具体的には、後工程において、一つのグループとして取り扱いたい画像の全てを指す。例えば、顧客に提供するためのフォトブックを作成する場合は1冊のフォトブックに含まれる全ての画像としてもよく、顧客毎にグループとしたい場合はある顧客の画像の全ての画像としてもよい。また、後工程で取り扱う単位(例えば所定長さの被記録媒体)に含まれる全ての画像としてもよいし、画像数を指定し、指定した全ての画像としてもよい。
プリント部4で表面プリントを行ないながら、反転部9でシートのプリント済みの部分を巻き取っていく。図4(b)は、巻き取られたシートが反転した状態を概念的に示す。表面プリントに次いで、裏面プリントのために、本実施形態では、反転部9を逆回転させて再びプリント部4にシートを供給する。図4の(c)は、裏面プリントの順序を概念的に示す。プリント部4でシートの第二面に、8ページ(Page8)から2ページ(Page2)まで降順に偶数ページを順次プリントしていく。図4(c)は、反転部9から送り出されるシートの第二面にプリントを行なっていく様子を示す。ここで、第二面のあるページの画像と次のページの画像との間の余白領域に、プリント部4によって基準マーク110を記録していく。なお、基準マーク110は、第二面に並べてプリントした画像を最終的に後工程で単位長さ毎に切断するための位置基準としても利用される。
図5は、カットマーク100と基準マーク110の具体的な形状の一例を示す。図5(a)は、カットマーク100の形状を示す。カットマーク100は、シート幅方向に延びた細長い余白領域にシート幅方向に沿って形成された線分形状のパターン画像である。中央の太い線分パターン101の両脇(搬送方向において上流側、下流側)には2本の細線からなるパターン102が形成されている。
図5(b)は、基準マーク110の形状を示す。基準マーク110は、シート幅方向に延びた細長い余白領域にシート幅方向に沿って形成されたパターン画像である。基準マーク110は、画像を識別するための画像識別情報(以下、識別情報:コードパターン111、112)が識別画像として一次元バーコードの形態で形成され、その両脇(上流側、下流側)には2本の細線からなる位置パターン113が形成されている。ここで、コードパターン111は、直前にプリントしたページ(下流側:図5中の左側)の画像を識別するための識別情報(例えばページ情報)がコード化されたものである。コードパターン112は、次にプリントするページ(上流側:図5中の右側)の画像を識別するための識別情報(例えばページ番号)がコード化されたものである。また、位置パターン113は、第一面にプリントした画像の位置を示す位置基準として用いられる。このように、表面プリントにおいては、シートの第一面に1つの画像をプリントする度に、当該画像および次にプリントする画像を識別するための識別情報をコードパターン111、112として、所定領域に記録していく(識別画像記録の一例)。ここで、所定領域とは、例えば、画像と画像の間の余白領域である。コードパターン111、112は、位置パターン113と共に記録する。識別情報をどのように利用するかについては後述する。
なお、基準マーク110の形状は上記のものに限らない。例えば、コードパターンを1次元バーコードではなく2次元バーコードとしたり、あるいはユニークな形状の画像または文字として、マーク読取器18の撮像において画像認識できる形で記録するようにしてもよい。また、識別情報は目視できることも必須ではなく、例えば、ブラックライトに反応する特殊インクでコードパターンを記録するようにしてもよい。更には、例えば、プリント画像の中に目視が困難なパターンとして識別情報を埋め込んで記録するようにしてもよい。つまり、画像を一意に識別することが可能な形態であれば、種々の変形が可能である。
図6は、無効区間開始マーク120と無効区間終了マーク130の具体的な形状の一例を示す。図6(a)は、無効区間開始マーク120の形状を示す。無効区間開始マーク120は、シート幅方向に延びた細長い余白領域にシート幅方向に沿って形成された線分形状のパターンである。太い線分パターン121の脇(下流側)には2本の細線からなるパターン122が形成されている。また、図6(b)は、無効区間終了マーク130の形状を示す。無効区間終了マーク130も、シート幅方向に延びた細長い余白領域にシート幅方向に沿って形成された線分形状のパターンである。太い線分パターン131の脇(上流側)に2本の細線からなるパターン132が形成されている。ここで、無効区間開始マーク120と無効区間終了マーク130は、シートの送り方向に鉛直な軸に対称な形状となっている。このことにより、用紙が下流側(印刷順の先頭側)を内側として巻き取られた状態と、上流側(印刷順の後ろ側)を内側にして巻き取られた状態とを区別することなく、シート両端のいずれを先頭に処理を開始しても同じパターン判定により無効区間を判定可能となる。なお、無効区間開始マーク120と無効区間終了マーク130も基準マーク110と同様、形状は上記のものに限らず、記録を制限する領域を一意に識別することが可能な形態であれば、種々の変形が可能である。記録装置は、無効区間開始マーク120と無効区間終了マーク130に挟まれた領域以外のシート上の領域に記録を行う。
以上で説明したシーケンスにおいて、表面プリントの際にプリント中断のエラーが発生し、エラー解消のためにシート切断する作業を行う場合が想定される。ここで、エラーとは、シート搬送ジャム(以下、単にジャムという)による搬送経路へのシート詰まりを含む。他にも、インク切れやインク供給系のトラブルによる記録ヘッド14へのインク供給不足、記録ヘッド14のトラブル(ノズル目詰まりによる不吐出、素子や断線などの記録ヘッド自体の故障)などでプリント中断のエラーとなる場合もある。
このようなエラーが発生した場合のエラーからの回復処理の記録制御方法について図7のフローチャート及び図8を参照しながら説明する。図7は、CPU201が実行する記録装置の制御フローである。図8は、両面プリントの際に表面プリントの途中でエラーが発生してプリント中断した場合を示す概念図である。ここでは、第一面の11ページ目の記録中でジャムが発生した場合を例として説明する。
記録装置による印刷を開始し、エラーの発生状況を検知すると、直ちにシートの搬送を停止させる(図7のS701、図8(a))。また、プリント動作を中断し、プリント済み画像の直後に無効区間終了マーク130(エラー識別情報の一例)を印刷する(図7のS702、図8(b))。次に、エラー状態と対処法(例えば、ジャムが発生した場合、エラー検出箇所とその取り除き手順)を操作部15のディスプレイに表示し、メンテナンス作業をユーザに促す(図7のS703)。このディスプレイの表示を確認したユーザが、メンテナンス作業を行う。
図9は、ディスプレイ上に表示されるメンテナンス画面の一例であり、具体的には、ジャムが発生した場合のメンテナンス画面である。本実施形態では、ジャム発生位置及びそこにアクセスするための装置の扉をグラフィカルに表示する。また、メンテナンスの作業手順も文字や図形で表示する。これを受けて、ユーザは、ジャム発生箇所の近傍の手動カッター22を用いてシートを切断してジャムを解消することができる。ここでは、シートが乾燥部8でシート詰まりを起こし、ユーザがシートのジャム発生箇所の前後2箇所を手動カッター22b及び22cで切断する場合について説明する。図8(c)では、11ページ目まで印刷され、7ページ目から9ページ目にかけてジャムが発生した場合を示している。この場合、シートの第一面の7ページ目と9ページ目に相当する2個所をユーザが切断する(図8(c))。シート切断後、これら2箇所の間に位置するシート片(手動カッタ22c、22bの切断位置の間に位置するシート)がユーザによって取り除かれ、破棄される。記録装置は、シートの取り除き作業が終わったことを、ユーザ指示やセンサ等により認識すると(図7のS704、切断検出の一例)、S705へ進む。
エラーが解消されると、シート供給部1を逆回転させて、プリント部4に向けて送り出していたシートを、シート先端がシート供給部1に戻るまで巻き戻す(図7のS705)。次に、反転部9を逆回転させて、プリント済みシートをプリント部4に向けて送り出す。このとき送り出されるシートの先頭は、手動カッター22cで切断された7ページ目の画像の途中である。下流側の手動カッター22cの切断位置よりもさらに下流に位置するシートの第一面にプリント済みの画像(5ページ目、及びその下流の画像)と基準マーク110(5ページ目と7ページ目の間、及びその下流の基準マーク110)は損傷を受けていない。従って、その領域の背面側の第二面には裏面プリントを続けることが可能である。
プリント部4に向けてシートが送られる間、検査部5は、反転部9を逆回転させて供給するシートの第一面の所定位置に記録されている識別情報(コードパターン111、112)の読取りを試みる(図7のS707)。検査部5の読取位置をコードパターン111、112が通過すると、識別情報が検出される(図7のS708)。
シートの第一面の最も端部に記録されたコードパターンが最初に検出される。最初に検出された識別情報から、第1面のシートのエラーが発生する前の最後の画像、すなわち、エラーが生じていない正常な画像が何ページ目であるかを特定する(図7のS709)。そして、読み取りの結果に基づいて第一面へのプリントを再開するページ(画像)を特定する。言い換えれば、反転部9から供給されるシートの第一面の端部に記録されている識別情報を検査部5で読み取り、読取結果から、下流側のシートの最終画像を特定し(S709)、第1面の次の画像を特定する(S710)。
図8(c)のケースでは、上流側のコードパターン111が7ページ目を、下流側のコードパターン112が5ページ目を表している。そして、本実施形態では、大抵の場合は、最後のコードパターン111の直後の画像は途中が裁断された不完全画像であるので、その前の画像、すなわち、下流側のコードパターン112が示すページがシートの第一面の最後のページ(最後の画像)であると判断する。したがって、本実施形態では、下流側のシートの最後のページは、5ページ目であると特定し、第1面の次のページ(プリントを再開するページ)を7ページ目であると特定する。
ここで、手動カッター22cの切断位置がちょうど基準マーク110が形成される余白領域となる場合について説明する。その場合は、下流側のシート(反転部9を逆回転させて供給するシート)において、切断された余白領域の識別情報(コードパターン111,112)の少なくとも一方が検査部5で読み取ることができた場合、識別情報の直前の画像を最後の画像と特定し、識別情報の直後の画像を第一面のシート先頭画像とする。言い換えれば、識別情報の直前の画像を下流側のシートの最後のページと特定し、識別情報の直後の画像をプリントを再開するページとする。なお、コードパターン111、112のうち一方が読み取ることができる場合とは、手動カッター22cにより斜めに切断された場合などが挙げられる。一方、下流側のシートにおいて、コードパターン111、112のいずれもが検査部5で読み取ることができなかった場合、識別情報が検出された後の画像を第一面のシート先頭画像(次にプリントするページの画像)とする。すなわち、下流側シートの識別情報よりも先端側にエラーのない状態の画像が存在していたとしても、検出部5で読み取ることができる識別情報の直前の画像を下流側のシートの最後のページと特定し、識別情報の直後の画像をプリントを再開するページとする。本実施形態では、2つのコードパターン111と112の少なくとも一方が読み取ることができればよいので、切断位置が余白領域内になったときの識別情報の取得確率を高めて、無駄な画像のプリントを極力低減することができる。なお、ここでは、下流側の最終ページを特定し(S709)、第1面の次ページを特定する(S710)構成としたが、第1面の次ページを特定することができれば、S709は設けなくてもよい。
なお、コードパターン111、112の読取りは検査部5で行われるのではなく、画像位置センサ21のようなイメージセンサを有する部位で行われても良い。また、例えば、反転部9の近傍に覗き窓の形式のマーク読取器を構成し、ユーザが目視で識別情報を認識したり直接に画像を識別するような、イメージセンサによらない構成としてもよい。その構成の場合、ユーザは、自己の認識に基づいて操作部15でプリント再開するページまたは画像を指定することができる。また、識別情報によって、余白領域に隣り合う2つの画像の少なくとも一方が特定できれば第一面のシート最後の画像が分かるので、コードパターン111と112は、いずれか一方だけの構成としてもよい。
表面プリントにおける第一面のプリント再開ページ(画像)が特定されると、下流側のシートをプリント部4まで送り、最後のコードパターン111の近傍に無効区間開始マーク120をプリントする(図7のS711、図8(d))。無効区間開始マーク120をプリントされた下流側のシートは、無効区間開始マークが印刷された部分とは逆の端部側が反転部9に再度巻き取られた後、用紙端部が貼り合わせ部24に達するまで送られる。続けて、シート供給部1に巻き取られていた上流側のシートが、端部が貼り合わせ部24に達するまで再度送られる。貼り合わせ部24は、2枚のシートを粘着性のあるテープ140で貼り付け、連続するシートにする。貼り合わせ部24でつなぎ直されることで、切断されたシートは、再び連続したシートになる(図7のS712、図8(e)、接続検出の一例)。
つなぎ直されたシートは、シート供給部1に再度巻き取られる。無効区間終了マーク130がプリント部4に達すると、表面プリントを再開する(図7のS713、図8(f))。本実施形態では、図8(f)に示すように、切断された箇所に対応する記録分(7ページ目及び9ページ目)から、プリントが再開される。すなわち、エラー発生前に第一面にプリントされた複数の画像に続く1以上の画像を順次プリントしていくと共にカットマーク100を印刷する。カッター部6のカットマークセンサ19がカットマークを検出してカッター20で最終画像の後段を切断する。表面のプリントが済んでカットされたシートは、乾燥部8での処理を経て、反転部9に巻き取られる。
次いで、裏面プリントのために反転部9を逆回転させて再びプリント部4にシートを供給し、以後は裏面プリントシーケンスを実施する。第一面にプリントされた複数の画像に続く画像およびカットマーク100を順次プリントしていく。その際、マーク読取器18が第一面に記録されている基準マーク110の位置パターン113を検出して、その検出タイミングに基づいて第2面にプリントする画像の位置を決定する。ここで、マーク読取器18が無効区間開始マーク120を検出すると、プリント部4は、第二面の対応する位置に無効区間開始マーク120を記録し、マーク読取器18は、無効区間終了マーク130を検出するまでは他のパターンを読み捨てる。マーク読取器18が無効区間終了マーク130を検出すると、プリント部4は、第二面の対応する位置に無効区間終了マーク130を記録し、マーク読取器18は、パターン検出を再開する。これにより、後工程で廃棄されるべき無効区間に誤って画像をプリントすることを防止できる。裏面のプリントが済んだシートは、乾燥部8での処理を経てシート巻取部12に巻き取られることで両面印刷が完了する。
以上のように、両面プリントにおいて表面プリント中のエラー発生によりプリントが中断しても、シートをつなぎ直し、失われた画像を含む後続する画像を印刷した後に裏面プリントを実施することで、一連の画像を、元の順番で同一シート上にプリントできる。また、エラーにより発生したシート上の無効区間を機械的に容易に判別することができる。
本実施形態では、エラーが発生した後も、同じシート上にプリント物の印刷順(本実施形態では、ページ順)を変更することなく画像を形成することができる。したがって、後工程における作業ミスを低減させることができる。
(他の実施形態)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態においては、エラー発生直後に、無効区間終了マーク130をまずプリントし、エラー復帰後、シートの貼り合わせ前に無効区間開始マーク120をプリントする例を示しているが、両マークのプリントのタイミングはこれに限定されない。例えば、上流側および下流側シートの搬送量を管理することにより、シートを貼り合わせた後、表面プリント再開に先立ち、搬送量に基づいてシートを巻き戻す際に無効区間開始マーク120を所定の位置にプリントするようにしても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態においては、エラー発生直後に、無効区間終了マーク130をまずプリントし、エラー復帰後、シートの貼り合わせ前に無効区間開始マーク120をプリントする例を示しているが、両マークのプリントのタイミングはこれに限定されない。例えば、上流側および下流側シートの搬送量を管理することにより、シートを貼り合わせた後、表面プリント再開に先立ち、搬送量に基づいてシートを巻き戻す際に無効区間開始マーク120を所定の位置にプリントするようにしても良い。
上述した実施形態では、エラーが発生した後のシート供給部1側のシート(上流側シート)の残量が十分な場合について説明したが、エラーが発生した際にシートの残量が所定値以下の場合は、ユーザに後続の画像の印刷ができないことを通知してもよい。また、この場合、同種のロールを別のシート供給部1から供給するようにしてもよいし、同種のロールを同じシート供給部1にセットして供給するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、基準マーク110は、直前にプリントしたページの画像を識別するための識別情報がコード化されたコードパターン111と、次にプリントするページの画像を識別するための識別情報がコード化されたコードパターン112を備えるものとしたが、これに限定されない。例えば、いずれか一方のみを備えるようにしてもよい。
上述した実施形態では、1つの画像毎に基準マーク110を印刷するようにしたが、2ページ以上の画像毎等、所定の単位毎に基準マーク110を印刷するようにして、同様の制御を行うようにしてもよい。この場合は、エラーが発生した場合に無効となる部分が大きくなる可能性があるが、基準マーク110の印刷回数及びマーク読取器18によるマーク読取回数を減らすことができる。
また、上述した実施形態では、ジャムによるエラーについて説明したが、これに限定されず、記録ヘッド14へのインク供給不足や記録ヘッド14のトラブルの場合も、同様に、印刷を再開するページを特定し、無効位置開始マークを印刷して、印刷を再開するようにすればよい。例えば、エラーが発生した場合、搬送を停止し、無効位置終端マークを印刷する。そして、音声ガイドや表示等により、ユーザにメンテナンスを促す通知をする。ユーザメンテナンスが終了した後は、エラーが発生する前のシートの最終ページを特定し、無効位置開始マークを印刷するようにすればよい。すなわち、この場合は、シートを切断しなくてもよい。そして、エラーが発生する前のシートの最終ページは、例えば、無効位置終端マークの印刷位置の直前のページを最終ページとすればよい。
インクジェット記録方式の記録装置では、プリント品位向上のために、プリント時に記録ヘッドとシート間を極力狭くする傾向がある。一方、貼り合わせられたシートでは、シートや貼り合わせ材の材質、貼り合わせ方式等により、シートが撓んだり、貼り合わせられた部分やその近傍の厚みが増す場合がある。そのため、プリント中に貼り合わせられた部分やその近傍が記録ヘッドの下を通過すると、シートと記録ヘッドとが接触してシートが汚れ、また記録ヘッドが損傷する等の可能性がある。
そこで、以下の方法によりシートと記録ヘッドの接触を回避するようにしてもよい。具体的意は、まず、下流側シートの識別情報の読取りにあたり、シート端部から一定の距離を送るまでは識別情報の検出結果を読み捨て、一定の距離を搬送した後に最初に見つかった識別情報から第一面の最後の画像を判断する。ここで、一定の距離とは、後工程で、無効区間開始マーク120をプリント中にシートの貼り合わせられた部分およびその近傍が記録ヘッドの下を通過しないように予め定められた十分な長さである。これは、例えば、最も上流側の記録ヘッドから記録ヘッドのうち無効区間開始マーク120のプリントに使用される最下流のものまでの距離、マークの印刷終了後にシートの搬送停止に要する距離、識別情報と無効区間開始マーク120間の距離等から決定される。
次に、シートを貼り合わせた後、記録ヘッドをシートから遠ざける方向に退避(例えば、記録ヘッドを上昇)させ、貼り合わせられた部分およびその近傍が記録ヘッドの下を通過するまでシートを巻き戻した後に記録ヘッドを下降させてプリント位置に戻す。次に、シートを送りつつ無効区間開始マーク120をプリントし、直ちにシートの搬送を停止する。シートの貼り合わせられた部分と無効区間開始マーク120の印刷位置の間は、一定の距離以上の距離が確保されているため、このプリント動作中にシートと記録ヘッドが衝突することはない。次に、記録ヘッドを再度退避させ、貼り合わせられた部分が記録ヘッド下を完全に通過するまでシートを送ってから再度、記録ヘッドをプリント位置に戻す。以上のようにして、シートと記録ヘッドの衝突を回避することができる。その他にも両マークを同様に、それぞれの位置に出力する構成をとるようにしても良い。
また、片面プリントシーケンスにおいても同様に、以下のようにしてエラーから回復可能である。即ち、プリント中にプリント中断のエラーが発生した際、記録装置のCPU201は、直ちにシートの搬送を停止させるとともにプリント動作を中断し、プリント済み画像の直後に無効区間終了マーク130を印刷する。次に、エラー状態と対処法を操作部15のディスプレイに表示する等により、詰まったシートを取り除くようユーザに提示し、メンテナンス作業を促す。ユーザがエラーを解消したことを、ユーザの指示あるいはセンサによって記録装置が認識すると、シート供給部1を逆回転させ、プリント部4に向けて送り出していたシートを、シート先端がシート供給部1に戻るまで巻き戻す。次に、シート巻取部12を逆回転させ、プリント済みシートをプリント部4に向けて送り出す。検査部5の読取位置をコードパターン111、112が通過すると、最初に検出された識別情報から、第一面のシートの最後の画像が何ページ目であるかを特定し、読取結果に基づいて第一面へのプリントを再開するページ(画像)を特定する。
プリント再開ページ(画像)が特定されると、さらにシートをプリント部4に送り、最後のコードパターン111の近傍に無効区間開始マーク120をプリントする。無効区間開始マーク120をプリントされたシートを、用紙端部が貼り合わせ部24に達するまで再度巻き取り、続けてシート供給部1に巻き取られたシートが、端部が貼り合わせ部24に達するまで再度送る。貼り合わせ部24は、2枚のシートを粘着性のあるテープ140で貼り付け、連続するシートにする。つなぎ直されたシートをシート供給部1に再度巻き取らせ、無効区間終了マーク130がプリント部4に達すると、プリントを再開し、第一面にプリントされた複数の画像に続く画像およびカットマーク100を順次プリントしていく。
カッター部6のカットマークセンサ19がカットマークを検出してカッター20で最終画像の後段を切断する。表面のプリントが済んでカットされ、乾燥部8での処理を経たシートをシート巻取部12に巻き取る。以上のようにして、片面プリントにおいてエラーが発生してプリント中断した場合も一連の画像を、順番を変えることなく同一シート上にプリントすることができる。また、エラーにより発生したシート上の無効区間を機械的に容易に判別することができる。
ここで、本実施形態に係る記録装置により印刷を行った後の後工程について説明する。上記の記録装置によりプリントされたシートを処理する後処理装置の例として、カット装置を説明する。図10は、カット装置の内部構成を示す概略図である。カット装置は、シート供給部301、シートにプリントされたマークを光学的に読み取るマーク読取器302、シートを切断するカッター部303、切断されたシートを積載するスタッカー304を含む。シートは、ローラ対やベルト等から成る搬送機構により搬送される。また、カッター部303の近傍には、ゴミ箱305が設けられている。ゴミ箱305は、カッター部305で切り落とされてゴミとして排出される小さなシート片を収容するものである。カッター部303には、切断したシートをゴミ箱305に排出するか、本来の搬送経路に移行させるかの振り分け機構が設けられている。
次に、カット装置によるシートの処理の流れを説明する。オペレータがプリント済みのシートをシート供給部301にセットして処理開始を指示すると、カット装置は、搬送経路に沿ってシートを順次搬送しつつ、マーク読取器302によりシートの表裏に形成された各種マークを読み出す。マーク読取器302がカットマーク100を識別するとカッター部303はシートを切断し、その切断された成果物をスタッカー304に送り出す。シートの不要部分は、ゴミ箱305に排出される。両面プリントされたシート上に無効区間が形成されている場合は、マーク読取器302は、無効区間開始マーク120を検出すると、以後カッタ部303は、一定間隔で動作することで無効区間のシートをゴミ箱に排出可能な長さに切断し、ゴミ箱に排出する。この処理は、マーク読取器302が無効区間終了マーク130を検出するまで継続される。
無効区間終了マーク130が検出されると、以後は通常処理を再開して一連の処理を終了する。このようにして、無効区間が記録されたシートから目的の成果物のみが所定の順番でスタッカー304上に取り出される。なお、片面プリントされたシートではシートの終端から順次処理されることになる。つまり、マーク読取器302は、無効区間終了マーク130をまず検出することで無効区間の開始を認識し、次に無効区間開始マーク120を検出するまでの間シートをゴミ箱305に排出することになる。シート上に形成される無効区間開始マーク120と無効区間終了マーク130が図6で例示したようにシートの送り方向に鉛直な軸に対称な形状であると、シートの搬送方向を区別せず無効区間が判定可能となるので、より簡易な判定処理を実現できる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
Claims (10)
- シートの第1面に複数の画像を順次、記録部に記録させる記録制御手段と、
前記記録部による記録中にエラーを検出する検出手段と、
シートの情報を読み取る読取手段により、前記シートにおけるエラーの発生位置を特定する特定手段と、を備え、
前記シートの第1面への記録中に前記検出手段によりエラーが検出された場合、前記記録制御手段は、前記シートの第1面にエラーを識別するためのエラー識別情報を記録させ、
前記特定手段は、前記エラー識別情報に基づいて前記シートにおけるエラーの発生位置を特定し、
前記記録制御手段は、前記特定手段によりエラーの発生位置が特定された場合、エラーの発生前の画像に続く画像を前記シートの第1面に記録させる、
ことを特徴とする記録制御装置。 - 前記記録制御手段は、前記エラー識別情報に基づいて前記シートにおけるエラーの発生位置が特定された場合、前記エラーが発生した部分に対応する画像から記録を再開することを特徴とする請求項1に記載の記録制御装置。
- 前記検出手段によりエラーが検出された場合、前記記録制御手段は、前記シートの第1面にエラー発生の開始の位置を識別する第1エラー識別情報及びエラー発生の終了の位置を識別する第2エラー識別情報を記録させることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録制御装置。
- 前記記録制御手段は、シートの第1面に複数の画像を順次、前記記録部に記録させるとともに、所定単位の画像を記録する毎に画像を識別するための画像識別情報を記録させ、
前記特定手段は、前記検出手段によりエラーが検出されると、前記画像識別情報及び前記エラー識別情報に基づいて前記シートにおけるエラーの発生位置を特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録制御装置。 - 前記所定単位は、1ページであり、
前記画像識別情報は、ページ情報を表わすパターン画像である、ことを特徴とする請求項4に記載の記録制御装置。 - 前記検出手段によりエラーが検出された場合、エラーを通知する通知手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録制御装置。
- 前記記録制御手段は、前記検出手段によりエラーが検出された場合、前記記録部によるシートに対する記録を停止させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録制御装置。
- 前記記録部を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録制御装置。
- シートの第1面に複数の画像を順次、記録部に記録させ、
前記記録部による記録中にエラーを検出し、
前記シートの第1面への記録中にエラーが検出された場合、前記シートの第1面にエラーを識別するためのエラー識別情報を記録させ、
前記エラー識別情報に基づいて前記シートにおけるエラーの発生位置を特定し、
エラーの発生位置が特定された場合、エラーの発生前の画像に続く画像を前記シートの第1面に記録させることを特徴とする記録制御方法。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録制御装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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