JP2002157868A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2002157868A
JP2002157868A JP2000352322A JP2000352322A JP2002157868A JP 2002157868 A JP2002157868 A JP 2002157868A JP 2000352322 A JP2000352322 A JP 2000352322A JP 2000352322 A JP2000352322 A JP 2000352322A JP 2002157868 A JP2002157868 A JP 2002157868A
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JP
Japan
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disk drive
chassis
drive device
present
spindle motor
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Application number
JP2000352322A
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English (en)
Inventor
Hideo Okano
秀雄 岡野
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスクドライブ装置の小型化、薄型化、軽
量化、高容量化、低コスト化等を図る。 【解決手段】 シャーシ20は、外枠を構成するハウジ
ング部21と、スピンドルモータ30の回転軸31をベ
アリング23を介して回転自在に収容する筒状部22
と、を含んで構成される。本発明では、ハウジング部2
1と筒状部22とを含むシャーシ20を、鉄板をプレス
成形して一体的に形成する。これにより、所望の機械的
強度を確保しつつシャーシ20の肉厚を薄くできるの
で、ディスクドライブ装置の小型化、薄型化等を図れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば情報機器、
音響・映像機器(レーザプリンタ、光ディスク装置、磁
気ディスク装置等)などに用いられるディスクドライブ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来におけるディスクドライブ
装置100の縦断面図を示しており、かかるディスクド
ライブ装置100のシャーシ200は、外枠を構成する
ハウジング部201と、スピンドルモータ300の回転
軸301をベアリング203を介して回転自在に収容す
るための筒状部202と、を含んで構成されており、こ
れらハウジング部201と筒状部202とは、アルミダ
イカスト等により一体的に成形されている。
【0003】スピンドルモータ300の回転軸301を
回転駆動するための回転駆動部302は、コイル303
が捲回され前記シャーシ200の筒状部202の外周に
固定されるステータコア304と、前記回転軸301に
同軸結合され光ディスクや磁気ディスク(図示せず)等
を載置するためのターンテーブル305と、ヨーク30
6を介して該ターンテーブル305に前記ステータコア
304と所定間隙をもって対面固定されるロータ磁石3
07と、ハウジング部201内に配設される回路基板
(図示せず)等と、を含んで構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに従来のディスクドライブ装置は、シャーシ200が
アルミダイカスト等により製造されているため、機械的
強度を確保すると言う観点から肉厚をあまり薄くするこ
とができず、このため、近年における小型化、薄型化等
の要請に対応し難くなっている。
【0005】また、コスト面においても、ダイカストの
場合、型のショットライフは15万ショット程度と比較
的短く、かつ、金型代も高価であることから、製造コス
ト延いては製品コストの更なる低減が難しいといった実
情がある。
【0006】即ち、近年のディスクドライブ装置に対す
る小型化、薄型化、軽量化、高容量化、更には低コスト
化等の要請に伴い、ディスクドライブ装置の一部を構成
するシャーシに対しても、機械的強度を確保しつつ前記
各種の要請に貢献し得る構成が提供されることが要求さ
れている。
【0007】更に、従来において、ディスクドライブ装
置を構成するスピンドルモータのステータは、該ステー
タ部品単独で所望の電磁気的特性を達成するよう構成さ
れ、このように構成されたステータ部品を、前記ステー
タ部品とは電磁気特性的に無関係に構成されるシャーシ
に取り付けるようにしていたが、スピンドルモータにつ
いても、小型化、薄型化を図りつつ高性能化を促進し、
ディスクドライブ装置に対する前記要請により一層貢献
することが要求されているのが実情である。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みなされたもの
で、簡単かつ安価な構成でありながら、ディスクドライ
ブ装置のシャーシ強度を確保しつつシャーシの薄肉化を
図ることができるようにし、以てディスクドライブ装置
の小型化、薄型化、軽量化、高容量化、更には低コスト
化等を促進することを目的とする。
【0009】加えて、スピンドルモータについて小型
化、薄型化、高性能化を一層促進し、延いてはディスク
ドライブ装置の小型化、薄型化、軽量化、高容量化、更
には低コスト化等をより一層促進することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明に係るディスクドライブ装置は、スピンドルモ
ータ等を内装するためのシャーシを鉄板としプレス成形
することにより形成するようにする。
【0011】かかる構成とすれば、従来のシャーシをア
ルミダイカストにより形成する場合に比べて、所望の強
度を維持しつつシャーシの肉厚を薄くすることができる
ため、特に厚さ方向の設計自由度を向上させることがで
き、延いてはディスクドライブ装置の小型化・薄型化等
を促進することができる。
【0012】なお、本発明に係るディスクドライブ装置
は、前記シャーシに前記スピンドルモータの回転軸を回
転自在に嵌挿保持する筒状部を設けると共に、該筒状部
の外周にステータコアを配設することにより、前記筒状
部をモータステータの磁気回路の一部として機能させる
ように構成することもできる。
【0013】かかる構成とすれば、モータコア内径部分
の磁気回路部分の機能を、シャーシの筒状部にも分担さ
せることが可能となるので、以てモータコア内径部分を
薄肉化でき延いてはモータコイルの巻線スペースの増大
等を図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施
の形態に係るディスクドライブ装置10の断面図であ
る。
【0015】本実施の形態に係るディスクドライブ装置
10は、図1に示すように、シャーシ20が、外枠を構
成するハウジング部21と、スピンドルモータ30の回
転軸31をベアリング(転がり軸受、流体軸受等の何れ
の軸受構造であって良い)23を介して回転自在に収容
するための筒状部22と、を含んで構成される。
【0016】なお、前記筒状部22は、内周に回転軸3
1を回転自在に収容でき、外周に後述するスピンドルモ
ータ30のステータコア34を取り付ることができるも
のであれば、特に円筒状等に限定されるものではない。
【0017】スピンドルモータ30の回転軸31を回転
駆動するための回転駆動部32は、コイル33が捲回さ
れ前記シャーシ20の筒状部22の外周に取り付けられ
るステータコア34と、前記回転軸31に同軸結合され
光ディスクや磁気ディスク(図示せず)等を載置等する
ためのターンテーブル35と、ヨーク36を介して該タ
ーンテーブル35に前記ステータコア34と所定間隙を
もって対面固定されるロータ磁石37と、ハウジング部
21内においてシャーシ20上等に配設される回路基板
(図示せず)等と、を含んで構成される。
【0018】ここで、本実施の形態においては、前記ハ
ウジング部21と前記筒状部22とを含むシャーシ20
は、鉄板をプレス成形して一体的に形成される。
【0019】このため、所望の機械的強度を確保しつつ
前記シャーシ20の肉厚を薄くすることができるので、
前記シャーシ20と前記コイル33との間隙E(図1参
照)は、従来のアルミダイカストにより製造した場合の
シャーシ200とコイル303との間隙A(図3参照)
に比べて大きなものとなる。
【0020】従って、本実施の形態によれば、例えば、
本実施の形態における前記間隙Eが前記従来装置におけ
る間隙Aと等しくなるまで、前記回転軸31の軸方向長
さを短くすることができるため、従来に比べてディスク
ドライブ装置の小型化、薄型化、軽量化を促進すること
が可能となる。
【0021】或いは、本実施の形態によれば、例えば、
コイル33の線径を太くすることによって、本実施の形
態における前記間隙Eを前記従来装置における間隙Aと
等しくすること等も可能であり、これにより、巻線抵抗
の低減が図れ、銅損の低減と回転数の余裕を持つことが
できることとなる。即ち、本実施の形態によれば、スピ
ンドルモータの高性能化を促進することも可能となる。
【0022】加えて、本実施の形態では、スピンドルモ
ータ30の回転軸31を回転自在に嵌挿保持する筒状部
22を、従来のアルミダイカスト製から、鉄製としたの
で、該筒状部22をモータステータの磁気回路の一部と
して機能させることができる。このため、本実施の形態
におけるステータコア34の磁路となるH部(図1及び
図2参照)は、従来のステータコア304の磁路となる
部分H’(図3及び図4参照)に比べて薄くすることが
できるため、結果としてコイル巻線幅F(図2参照)を
従来の巻線幅B(図4参照)より大きくすることが可能
となる。
【0023】従って、本実施の形態によれば、従来のコ
イル303に比べて、コイル33の線径を太くすること
ができるため、巻線抵抗の低減が図れ、銅損の低減と回
転数の余裕を持つことができることとなる。即ち、本実
施の形態によれば、スピンドルモータの高性能化を促進
することも可能となる。
【0024】また、コスト面においても、プレスの場合
の型のショットライフは、ダイカストの場合に比べて長
いので、且つ、金型代も比較的安価であることから、本
実施の形態によれば、従来のアルミダイカスト製のシャ
ーシを使用する場合に比べて、製造コスト延いては製品
コストを低減することも可能となる。
【0025】なお、上記実施の形態では、シャーシ20
を比較的薄肉な鉄板で形成するという特徴と、筒状部2
3にモータステータの磁気回路としての機能を持たせる
という特徴と、を同時に併せ持つ場合について説明した
が、シャーシを薄肉の鉄板で形成するという特徴だけを
備えたディスクドライブ装置も本発明の範囲に含まれ、
また、筒状部を鉄製とし筒状部にモータステータの磁気
回路としての機能を持たせるという特徴だけを備えたデ
ィスクドライブ装置も本発明の範囲に含まれるものであ
り、勿論、シャーシ(筒状部を含む)を薄肉の鉄板で形
成すると共に、筒状部にモータステータの磁気回路とし
ての機能を持たせるように構成したディスクドライブ装
置も本発明の範囲に含まれるものである。
【0026】また、本実施の形態では、ステータコアを
筒状部に設けた軸回転型の構成例により説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、軸固定
型の構成を持つディスクドライブ装置も本発明の範囲に
含まれるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
スクドライブ装置によれば、シャーシを鉄板製としたの
で、所望の機械的強度を確保しつつ、従来装置に比べて
ディスクドライブ装置の小型化、薄型化、軽量化、低コ
スト化を促進することができる。
【0028】或いは、シャーシを鉄板製とすることで、
シャーシとコイルとの間隙に余裕ができることになるか
ら、例えば、コイルの線径を太くすることができるの
で、巻線抵抗の低減が図れ、銅損の低減と回転数の余裕
を持つことができ、スピンドルモータ延いてはディスク
ドライブ装置の高性能化を促進することも可能となる。
【0029】加えて、本発明に係るディスクドライブ装
置によれば、スピンドルモータの回転軸を回転自在に嵌
挿保持する筒状部を、従来のアルミダイカスト製から、
鉄製としたので、該筒状部をモータステータの磁気回路
の一部として機能させることができるため、ステータコ
アの磁路となる部分の肉厚を薄くすることができ、以て
コイル巻線幅を従来の巻線幅より大きくすることが可能
となる。このため、コイルの線径を太くすることができ
るので、巻線抵抗の低減が図れ、銅損の低減と回転数の
余裕を持つことができ、スピンドルモータ延いてはディ
スクドライブ装置の高性能化を促進することが可能とな
る。
【0030】更に、シャーシ(筒状部を含む)を薄肉の
鉄板で形成すると共に、筒状部にステータコアの磁気回
路としての機能を持たせるようにすれば、ディスクドラ
イブ装置の小型化、薄型化、軽量化、低コスト化等を促
進できると共に、小型化、薄型化、軽量化、低コスト化
を図ることと、高容量化、高性能化を図ること、とを両
立させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るディスクドライブ
装置の縦断面図である。
【図2】(A)は上記ディスクドライブ装置に係るステ
ータコアを回転軸方向から見た図であり、(B)は
(A)の側面図である。
【図3】従来のディスクドライブ装置の縦断面図であ
る。
【図4】(A)は上記従来のディスクドライブ装置に係
るステータコアを回転軸方向から見た図であり、(B)
は(A)の側面図である。
【符号の説明】
10 ディスクドライブ装置 20 シャーシ 21 ハウジング部 22 筒状部 30 スピンドルモータ 31 回転軸 33 コイル 34 ステータコア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクドライブ装置であって、スピンド
    ルモータ等を内装するためのシャーシを鉄板としプレス
    成形することにより形成したことを特徴とするディスク
    ドライブ装置。
JP2000352322A 2000-11-20 2000-11-20 ディスクドライブ装置 Pending JP2002157868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005245134A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Nippon Densan Corp モータユニットおよびモータ用取付板
KR100716821B1 (ko) 2005-09-29 2007-05-09 삼성전기주식회사 광디스크 드라이브용 스핀들모터

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