JP2002152554A - ビデオ再生装置 - Google Patents

ビデオ再生装置

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JP2002152554A
JP2002152554A JP2000347165A JP2000347165A JP2002152554A JP 2002152554 A JP2002152554 A JP 2002152554A JP 2000347165 A JP2000347165 A JP 2000347165A JP 2000347165 A JP2000347165 A JP 2000347165A JP 2002152554 A JP2002152554 A JP 2002152554A
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quality adjustment
image
video
area
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JP2000347165A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Matsubara
吉勝 松原
Yoshihiro Katsumata
良宏 勝又
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再生される映像の画質の調節を容易にしたビデ
オ再生装置を提供する。 【解決手段】画質調整パラメータを変更するためのメニ
ューウィンドウ50の一部にプレビューウィンドウ53
を設ける。画質調整パラメータが変更されたとき、プレ
ビューウィンドウ53内の映像のみ変更された画質調整
パラメータに基づく画質に調整したものを表示し、それ
以外のエリアには画質調整パラメータ変更前の映像を表
示し、両者を比較しながら画質調整パラメータの変更が
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、再生される映像
の画質の調節を容易にしたビデオ再生装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ビデオプロジェクタな
どのビデオ再生装置は、再生される映像の画質を調整す
る機能を備えている。画質のどのように調整するかは、
輝度パラメータ、コントラストパラメータなどの画質調
整パラメータで決定されるが、画質調整パラメータは、
利用者によって設定の変更が可能にされている。
【0003】利用者には、操作ツマミやリモコンなどの
操作装置が開放されているが、従来のビデオ再生装置で
は、操作装置を操作して画質調整パラメータを変更した
場合、直接画面全体の画質が変更されてしまいパラメー
タ変更前からどの程度画質が変わったかが分かりにく
く、適切な画質の調節が困難であるという問題点があっ
た。
【0004】この発明は、再生される映像の画質の調節
を容易にしたビデオ再生装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、映像
を画面上に再生する再生手段と、再生される映像の画質
を画質調整パラメータに基づいて調整する画質調整手段
と、画質調整パラメータを変更する操作手段と、を備え
たビデオ再生装置であって、再生手段は、操作手段によ
って画質調整パラメータが変更されたとき、画面の一部
エリアに変更後の映像を再生し、他のエリアに変更前の
映像を再生することを特徴とする。請求項2の発明は、
上記発明において、再生手段は、前記操作手段の操作に
応じて、前記一部エリアの位置を画面上で移動させるこ
とを特徴とする。請求項3の発明は、上記発明におい
て、再生手段は、操作手段によって画質調整パラメータ
が変更されたとき、画質調整パラメータ変更前の前記他
のエリアの映像を記憶するとともに、変更された画質調
整パラメータを画質調整手段に入力し、その後画質調整
手段から入力された画質調整パラメータ変更後の前記一
部エリアの映像と、前記記憶した他のエリアの映像とを
合成して再生することを特徴とする。請求項4の発明
は、上記発明において、再生手段は、操作手段によって
画質調整パラメータが変更されたとき、画質調整手段か
ら入力された画質調整パラメータ変更前の映像のうち前
記一部エリアの映像を画質調整パラメータ変更後の映像
に加工して再生することを特徴とする。
【0006】上記発明において、ビデオ再生装置は、映
像をモニタやスクリーンなどの画面上に再生し、その再
生の画質を画質調整手段が調整する。画質調整内容は、
たとえば輝度、コントラスト、色相、飽和度、シャープ
ネス、色温度などである。これらの調整度合いを決定す
る画質調整パラメータは利用者が操作手段を操作してて
変更(調節)が可能である。この発明では、利用者が画
質調整パラメータを変更したとき、パラメータ変更前の
映像とパラメータ変更後の映像を画面をエリア分けして
表示するため、利用者はどの程度パラメータが変更され
たかを視覚で判断しながらパラメータの変更をすること
ができ、的確な画質調整パラメータの変更が可能にな
る。なお、一部エリアは、ウィンドウ状の小さなもので
あってもよく、画面を直線などで分割した広い範囲のも
のであってもよい。また、上記変更後の映像が表示され
る一部エリアを移動できるようにしたことにより、この
一部エリアを最も注目すべき場所に移動して画質調整パ
ラメータの変更をすることができ、的確な画質調整パラ
メータの変更が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
ビデオプロジェクタのブロック図である。ビデオプロジ
ェクタはDVDプレーヤなどの映像再生装置からアナロ
グの映像信号を入力し、これをディジタルデータに変換
したのち画質調整してスクリーンに映写するものであ
る。同図において、DVDプレーヤなどの映像再生装置
から入力される信号はコンポジット信号、RGBコンポ
ーネント信号などどのような形式であってもよい。入力
された映像信号は、ADコンバータ11によってディジ
タルデータ化され映像データとなる。この映像データは
画質調整部12に入力される。画質調整部12は、制御
部10から入力された画質調整パラメータに基づいて、
映像再生装置から入力された映像データの画質を調整す
る。画質調整パラメータは、輝度(Brightnes
s)、コントラスト(Contrast)、色相(Hu
e)、飽和度(Saturation)、シャープネス
(Sharpness)、色温度(Color Tem
p)などである。画質調整部12で画質が調整された映
像データはフレームコントローラ13に入力される。フ
レームコントローラ13は、図3に示すようにフレーム
バッファを有し、画質調整部12から入力される映像デ
ータを1フレーム分記憶し、後段の光学系14の処理サ
イクルに同期させてこの映像データを出力する。この再
生された映像が光源用ランプおよび映写用レンズによっ
てスクリーン20に映写する。また、リモコン通信部1
5は図2に示すリモコンが発信する赤外線信号を受信し
てこれを復調し、リモコン操作によって発生したコード
を制御部10に入力する。制御部10は、この装置全
体、すなわち前記ADコンバータ11、画質調整部1
2、フレームコントローラ13および光学系14を制御
するものであり、マイコンで構成されている。
【0008】図2は、このビデオプロジェクタに付属す
るリモコン2の外観図である。このリモコン2には、上
下左右のボタンスイッチからなる4つの十字カーソルボ
タン21(21u,21d,21l,21r)、この4
つの十字カーソルボタン21の中央に設けられている確
定ボタン22、メニューウィンドウ画像50(メニュー
50:図5参照)を呼び出したり消去したりするための
メニューボタン23およびメニュー50内の所定エリア
の選択を解除するためのエスケープボタン24が設けら
れている。このリモコンは、ビデオプロジェクタ1に対
して、画質の調整をするときなどに用いられる。
【0009】図3は前記フレームコントローラ13のブ
ロック図である。フレームコントローラ13は、映像デ
ータの入出力および合成を制御する処理部30および1
フレームの映像データを記憶するフレームバッファ31
を有している。通常再生時には、画質調整部12から入
力された映像データを1フレーム毎にフレームバッファ
31に書き込み、これを光学系14の処理周期に同期さ
せてこれを出力する。
【0010】利用者がリモコン2を操作してメニューを
呼び出すと制御部10が図5のメニュー50を生成して
処理部30に入力する。処理部30は、これを画質調整
部12から入力された映像データの上に合成して光学系
14に入力する。したがって、このときスクリーン15
には図4(A)のような画面が映写される。メニュー5
0の映像データは別にバッファしておいてもよく、フレ
ームバッファ31に直接書き込むようにしてもよい。
【0011】また、フレームコントローラ13はフレー
ムバッファ31よりも小さく、フレームの一部を記憶す
ることができるキャプチャメモリ32を有している。こ
のキャプチャメモリ32は、利用者による画質調節(画
質調整パラメータの変更)時に用いられる。
【0012】ここで、この明細書において、(画質の)
調整は画質調整部12が、画質調整パラメータに基づい
て行う映像データの処理動作を表す語として用い、(画
質の)調節は、利用者がリモコン2の操作によって行う
画質調整パラメータの変更操作を表す語として用いる。
【0013】利用者は画質を調節するとき、リモコン2
のメニューボタン23をオンしてメニューを呼び出す。
このとき、利用者は、ビデオプロジェクタの前段に接続
されているDVDプレーヤなどの映像再生装置にポーズ
をかけて映像を静止させて静止画が出力されるようにす
ればよいが、動画のままでもよい。制御部10はメニュ
ーの呼び出しがされると、図5に示すようなメニューウ
ィンドウ画像50を生成してフレームコントローラ13
に入力する。フレームコントローラ13は、画質調整部
12から入力された映像データの上にこのメニューウィ
ンドウ画像50を合成して光学系14に出力し、図4
(A)のような合成映像をスクリーン20に映写する。
【0014】ここで、図5を参照してメニューウィンド
ウ画像50について説明する。なお、以後メニューウィ
ンドウ画像50を単にメニュー50と表記する場合もあ
る。メニューは複数のページからなっており、各ページ
は見出しであるタグエリア51とそのページに対応する
パラメータの設定を行う設定エリア52からなってい
る。同図(A)は、画質調節ページのタグエリア51a
が選択されている状態を示している。この状態では、タ
グエリア51aが他のタグエリアとは別の色に色付けさ
れて目立つようにされている。また、同図(B)は、画
質調節のページの設定エリアのうち、上から2番目のパ
ラメータContrastが選択されている状態を示し
ている。選択されているパラメータは他のパラメータと
は別の色に色付けされて目立つようにされ、メニュー5
0の最下欄に選択されているパラメータ操作説明(Ch
ange Picture Contrast)が表示
される。なお、その右に表示されているVideoは入
力ソース名である。また、選択されているパラメータの
欄には、どのカーソルボタンをオンすれば他のエリア
(パラメータ)に移動できるかの移動可能方向の矢印5
5が表示されている。同図では、上または下に移動可能
なことを示している。また、画質調節のページが選択さ
れているときメニュー50の左部には画質の調節に応じ
て調整された映像を表示するプレビューウィンドウ53
が設定される。
【0015】同図(A)の状態から下方向のカーソルボ
タン21dを2回オンすると同図(B)の状態に移行す
る。また、同図(A)の状態で右方向のカーソルボタン
21rをオンすることにより、他のページに移動するこ
とができる。選択されたページの設定エリアの画像が設
定エリアの表示エリア52に表示される。
【0016】また、いずれかのタグエリア51が選択さ
れているときに、さらに、上向きのカーソルボタン21
uがオンされると移動バー54が選択される。移動バー
54は通常は表示されていないが、選択されたときのみ
表示される。あるいは、常時表示しておいて、選択時に
色付けして目立つようにしてもよい。この移動バー54
が表示されているときに、いずれかのカーソルボタン2
1がオンされるとメニュー50全体がそのオンされたカ
ーソルの方向に移動する。
【0017】図3において、メニュー50を表示したの
ち、利用者がリモコン2を操作して、画質調節エリアを
選択すると、そのとき画質調整部12から入力されてい
た映像データをフレームバッファキャプチャする。すな
わち、そのときの映像データを調整前の映像データとし
てフレームバッファ31に保持し、それ以後に入力され
る映像データのフレームバッファ31への書き込みを禁
止する。
【0018】そして、利用者がさらにリモコンを操作し
て画質調整パラメータを変更すると、すなわち画質を調
節すると、制御部10はこの調節によって変更された画
質調整パラメータを画質調整部12に入力する。そうす
ると、それ以後画質調整部12から出力される映像デー
タは利用者の操作によって調節された画質となる。フレ
ームコントローラ13は、この映像データをフレームバ
ッファ31には取り込まず、そのうちの一部エリアの映
像データのみをキャプチャメモリ32に書き込む。キャ
プチャメモリ32に書き込む映像データは、メニュー5
0の左側に設けられているプレビューウィンドウ53の
エリアに対応する映像データである。そして、処理部3
0は、フレームバッファ31に記憶している変更前の1
フレーム全体の映像データの上にメニュー50とキャプ
チャメモリ32に取り込まれた画質変更後の映像データ
であるプレビュー映像データを合成して光学系14に出
力する。これにより、画質調節前の映像の中に画質調節
後の映像がウィンドウ表示され、どの程度画質が変わっ
たかを比較することができ、利用者は実際の映像を見て
比較しながら画質の調節をすることができる。
【0019】利用者は好みの画質になるまで画質の調節
を行い、好みの画質になったとき、確定ボタン22をオ
ンする(または画質調節のページから抜ける)。そうす
ると、画質の調節が確定した旨の確定指示データが制御
部10から処理部30に伝達される。処理部30は、こ
の指示データに対応して画質調整部12から入力された
映像データのフレームバッファ31への取り込みを再開
し、全体が調節後の映像となるようにする。
【0020】そして、利用者が再度メニューボタン23
をオンすると、メニューが画面から消去され、通常の映
像が光学系14に出力されるようになる。利用者は、こ
ののち前段の映像再生装置のポーズを解除して通常の再
生を再開し、動画の映像が映写されるようにする。この
ように、この装置では利用者が映像の画質を調節してい
るとき、調節前の映像と調節後の映像が両方ともスクリ
ーン20に映写されるため、利用者は両者を比較しなが
ら画質を最適に調節することができる。
【0021】なお、この実施形態では、メニューの左側
の一部に設けられたウィンドウの内部にプレビュー映像
を表示するようにしているが、画質調節前の映像と調節
後のプレビュー映像との組み合わせはこれに限定されな
い。たとえば、メニュー50のウィンドウ53内に調節
前の映像を残し、メニュー以外の画面を全て調節後のプ
レビュー映像にするようにしてもよい。また、図4
(B)のように、ウィンドウを用いずに画面を2つのエ
リア201,202に区切り、一方のエリア201に調
節前の映像を表示し、他方のエリア202にプレビュー
映像を表示するようにしてもよい。また、調節前の映像
とプレビュー映像の境界線はあっても無くてもよい。図
5のメニューウィンドウ画像の例においてプレビューウ
ィンドウ53左側の境界線をなくしてもよい。
【0022】図6〜図8は、制御部10の動作を示すフ
ローチャートである。この動作は、リモコン2のボタン
操作に対応する処理動作を示している。上述したように
リモコン2は、上下左右の十字カーソルボタン21、確
定ボタン22、メニューボタン23およびエスケープボ
タン23を有しており、それぞれのボタンが操作された
とき、それに対応する動作を実行する。なお、メニュー
50が表示されていないときは、メニューボタン23以
外のボタン操作は無効である。
【0023】メニューボタン23が操作されたとき、s
1でこれを判断してs2〜s5の処理を実行する。s2
では現在メニュー50を表示しているかを判断する。メ
ニュー50の表示中でない場合には、このメニューボタ
ン23の操作はメニューの呼び出しであるとしてメニュ
ーウィンドウ画像50のデータをフレームコントローラ
13に出力してこれをスクリーンに表示させ(s3)、
表示されたメニュー50のうち、左上のタグエリアであ
る画質調節ページのタグエリア51aを選択して(s
4)、そのエリアに色付けをし、移動可能方向を表示す
る(s5)。この画質調節ページのタグエリア51aの
場合、移動可能方向は、上(移動バー54)、右(他の
タグエリア)、下(画質調節ページの設定エリア52)
の3方向である。
【0024】一方、メニューボタン23が表示されたと
きメニュー50の表示中であった場合には、このメニュ
ーボタン23の操作は、メニューの消去指示であるとし
てフレームコントローラ13にメニューウィンドウ画像
の消去を指示してメニューを消去する(s6)。そして
そのとき選択されたいたエリアが画質調節ページの設定
エリアであった場合には、フレームコントローラ13に
対してフレームバッファ31に映像データのキャプチャ
を解除するように指示して(s7)、通常の再生にもど
す。
【0025】また、十字カーソルボタン21がオンされ
た場合には、s10でこれを判断し、メニュー画面が表
示されている場合には(s11)、s12〜s36の動
作を実行する。そのときメニュー50の最上部の移動バ
ー54が選択されている場合には、オンされたカーソル
ボタンの方向に応じて画面上でメニュー50を移動させ
る(s13)。この移動は、制御部10がフレームコン
トローラ13に対してメニューウィンドウ画像の表示座
標を変更することで行えばよい。
【0026】選択されているエリアが移動バー54以外
の場合にはs14に進んで、上下のカーソルボタン21
u,21dがオンされたか、左右のカーソルボタン21
r,21lがオンされたかを判断する(s14)。上下
のカーソルボタン21u,21dがオンされた場合には
操作に合わせて選択するエリアを移動させる(s1
5)。すなわち、設定エリアにおけるパラメータの変更
はすべて左右のカーソルボタン21r,21lで行わ
れ、上下のカーソルボタン21u,21dは専らエリア
の選択の移動に使用されるからである。この移動の結
果、移動バー54が選択された場合には移動バー54を
見えるように表示する(s17)。移動バー以外のエリ
アに移動した場合には、選択されたエリアを色付けして
目立つようにし、そのエリアからの移動可能方向の矢印
を表示する(s18)。
【0027】そして、この移動の結果、画質調節ページ
の設定エリア52が選択された場合にはフレームバッフ
ァ13に対して、現在画質調整部12から入力されてい
る映像データを調節前の映像としてフレームバッファ3
1にキャプチャするように指示する(s19,s2
0)。また、この移動の結果、他の設定エリアが選択さ
れた場合には、そのエリアに対応する処理をする(s2
1,s22)。また、この移動でエリアの選択が画質調
節ページの設定エリア52からタグエリア51aに移動
した場合には、調節前の映像のキャプチャを解除して、
通常の映像再生にもどるようにフレームコントローラ1
3に指示する(s23,s24)。
【0028】また、左右のカーソルボタン21r,21
lがオンされた場合には、現在タグエリア51が選択さ
れているか設定エリアが選択されているかを判断する
(s30)。タグエリア51が選択されている場合に
は、操作された方向の隣のページのタグエリアに移動し
てそのページを設定エリアに表示するとともに(s3
1)、移動によって選択されたタグエリアを色付けして
目立つようにし、そのタグエリアから移動可能な方向の
矢印を表示する(s32)。また、左右のカーソルボタ
ンがオンされたとき設定エリアが選択されていた場合に
はその操作に合わせて設定値を変更する(s33)。そ
して、そのとき画質調節エリアが選択されており、輝度
(Brightness)、コントラスト(Contr
ast)、色相(Hue)、飽和度(Saturati
on)、シャープネス(Sharpness)、色温度
(Color Temp)のいずれかのパラメータの値
が変更された場合には(s34)、その変更されたパラ
メータの値を画質調整部12に送信して画質調整の内容
を変更する(s35)。また、画質調整部以外の設定エ
リアであった場合にはそのエリアに対応する処理を実行
する(s36)。
【0029】また、確定ボタン22がオンされた場合に
は、s40でそれを判断しs41〜s44の処理を実行
する。確定ボタン22がオンされたとき画質調節ページ
の設定エリア52が選択されていた場合には、そのとき
の調節内容を一旦確定させるため、フレームコントロー
ラ13に対してそのとき画質調整部12から入力されて
いる映像データをフレームバッファ31に再度キャプチ
ャするように指示する(s41,s42)。これによ
り、確定ボタン22がオンされたときの画質調整内容が
調節前の映像となってフレームバッファ31に取り込ま
れることになる。また、他の設定エリアが選択されてい
た場合には、そのエリアに対応する処理を実行する(s
43,s44)。そして、選択エリアが設定エリア以外
であった場合には何もしない。
【0030】また、エスケープボタン24がオンされた
場合には、s45でこれを判断しs46以下の動作を実
行する。この実施形態ではエスケープボタン24は、移
動バー54が選択されているときのみ有効である。この
ため、現在移動バー54が選択されているかを判断し
(s46)、移動バー54が選択されていない場合には
何もしない。移動バー54が選択されている場合には、
このエスケープボタン24のオンは移動の完了であると
判断し、移動バー54に移動してくる前に選択されてい
たタグエリアに選択を移動する(s47)。そして、そ
のタグエリアを色付けして目立つようにし、そのタグエ
リアから移動可能な方向の矢印を表示する(s48)。
【0031】このように、この実施形態では、メニュー
50を表示し、画質調節ページの設定エリア52が選択
されているときは、メニュー50以外の画面に調節前の
映像を表示し、メニュー50内のプレビューウィンドウ
53内に調節後のプレビュー映像を表示するようにした
ことにより、両者を比較しながら最適の画質に調節する
ことができる。
【0032】また、メニュー50内でどのエリアが選択
されている場合でも、そのエリアから他のエリアに移動
するときに移動可能な方向を矢印で表示するようにした
ことにより、利用者が的確な操作をすることが可能にな
る。なお、実施形態では矢印を選択されているエリア内
に表示するようにしているが、選択されているエリア外
に矢印表示用のエリアを設け、常にエリアに矢印を表示
するようにしてもよい。また、選択されていないエリア
を含めて全てのエリアに移動可能方向の矢印を表示して
おくようにしてもよい。
【0033】また、メニュー50を画面内で移動させる
ことができるようにしたことにより、画質の調節をする
場合に、メニューを邪魔にならない所に移動させたり、
プレビューウィンドウ53を最も注目すべき所に移動さ
せてプレビュー映像を表示させるなどをすることがで
き、画質の調整が容易になる。
【0034】図9、図10は、他の実施形態を示す図で
ある。これらの実施形態において、フレームコントロー
ラ13は、処理部30およびフレームバッファ31のみ
を備えており、図9の実施形態は、制御部10の機能を
用いてプレビューを行い、図10の実施形態は、処理部
30のマスク機能を用いてプレビューを行うものであ
る。図9は、フレームコントローラ13に入力された映
像データの一部エリアを処理部10が取り込んで画質調
整をし、これをフレームコントローラ13にフィードバ
ックするものである。この実施形態では、フレームコン
トローラ13は、画質調整部12から入力された映像デ
ータをフレームバッファ31に記憶し、そのうち制御部
10から指定された一部エリア(メニュー50のプレビ
ューウィンドウ53のエリア)の映像データを制御部1
0に入力する。制御部10は、利用者によって調節され
た画質にこの一部エリアの映像データを調整する。制御
部10は、現在画質調整部12に設定されている画質調
整パラメータを記憶しており、また、利用者によって変
更された画質調整パラメータも入力されている。これに
基づいて、制御部10は入力された一部エリアの映像デ
ータを利用者が変更した画質に調整してフレームコント
ローラ13にフィードバックする。フレームコントロー
ラ13は、フレームバッファ31にバッファしている元
の映像データ(調節前映像)、制御部10からフィード
バックされた一部エリアの映像データ(調節後のプレビ
ュー映像およびメニューウィンドウ画像を合成して光学
系14に出力する。この場合、フレームコントローラ1
3(処理部30)は、制御部10からフィードバックさ
れた映像データをフレームバッファ31に上書きしても
よく、フレームバッファ31を書き直すことなく、処理
部30内で合成して光学系14へ出力するようにしても
よい。
【0035】以上の構成の場合、図6〜図8のフローチ
ャートにおいて、処理部10は、s35でパラメータを
画質調整部12に送信する代わりに、フレームコントロ
ーラ13から入力した映像データを利用者の設定変更に
基づいて画質調整(再調整)してフレームコントローラ
13にフィードバックする。
【0036】以上の処理も基本的には静止画像に対して
行うが、制御部10の処理が高速であれば、動画をその
ままプレビューすることも可能である。また、この実施
形態では、プレビューの映像を処理部10が作成するた
め、利用者による画質調整パラメータの設定変更(調
節)を、直接画質調整部12に入力する必要がなく、設
定変更のキャンセルが容易である。動画をそのままプレ
ビューする場合には、図6〜図8のフローチャートにお
いて、映像のキャプチャおよびキャプチャ解除の指示を
する必要はなく、常に最新の映像データを画質調整部1
2から入力してフレームバッファ31に書き込み、その
うちプレビューウィンドウに対応するか所の映像データ
を制御部10入力するようにすればよい。
【0037】図10の実施形態では、画質調節ページの
設定エリア52が選択されたとき、フレームコントロー
ラ13の処理部30に対して、プレビューウィンドウ5
3のエリア以外をマスクすることによって、そのとき入
力されている映像データを調節前の映像としてキャプチ
ャする。制御部10は、リモコン操作によって画質調整
パラメータが変更されたとき、画質調整部12に対して
そのパラメータを送信する。したがって、画質調節部1
2は、その後入力される映像データの画質を調整してフ
レームコントローラ13に入力するが、この新たな映像
データは、上記マスクされなかったプレビューウィンド
ウ53に対応する部分のみフレームバッファ31に書き
込まれる。このように、プレビューの映像データをフレ
ームバッファ31に直接書き込むことにより、キャプチ
ャメモリ32を省略することができる。
【0038】なお、この実施形態では、メニュー50の
項目の階層はページ→パラメータの2階層であったが、
図11に示すように、ページ(メニュー1〜5)→サブ
メニュー(Prm1〜5)→パラメータの3段階にする
こともできる。この場合でも、同図に示すように各項目
(ページ,サブメニュー,パラメータ)が選択されてい
るときに移動可能な方向が矢印で表示される。なお、こ
の図は、全ての矢印を記載しているが、実際には、その
とき選択されている項目からの移動可能方向の矢印のみ
が表示される。
【0039】なお、図5に示すメニュー50を画面の右
端に移動しても、設定エリア52があるため、プレビュ
ーウィンドウ53は右端に移動できない。そこで、メニ
ュー50が右端に移動したとき、または、リモコン2に
よる所定の操作により、ウィンドウ50内の配置を逆転
し、設定エリア52が左側、プレビューウィンドウ53
が右端になるようにしてもよい。
【0040】また、この実施形態では、ビデオプロジェ
クタを例にあげて説明したが、この発明はビデオプロジ
ェクタに限定されずCRTモニタを備えた再生装置など
にも適用可能なものである。
【0041】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、利用者
が画質調整パラメータを変更したとき、パラメータ変更
前の映像とパラメータ変更後の映像を画面をエリア分け
して表示するため、利用者はどの程度パラメータが変更
されたかを視覚で判断しながらパラメータの変更をする
ことができ、的確な画質調整パラメータの変更が可能に
なる。また、上記変更後の映像が表示される一部エリア
を移動できるようにしたことにより、この一部エリアを
最も注目すべき場所に移動して画質調整パラメータの変
更をすることができ、的確な画質調整パラメータの変更
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるビデオプロジェクタ
のブロック図
【図2】同ビデオプロジェクタのリモコンの外観図
【図3】同ビデオプロジェクタのフレームコントローラ
のブロック図
【図4】同ビデオプロジェクタのメニュー表示中の画面
構成の例を示す図
【図5】同ビデオプロジェクタのメニューの表示例を示
す図
【図6】同ビデオプロジェクタの動作を示すフローチャ
ート
【図7】同ビデオプロジェクタの動作を示すフローチャ
ート
【図8】同ビデオプロジェクタの動作を示すフローチャ
ート
【図9】同ビデオプロジェクタのプレビュー方式の他の
実施形態を示す図
【図10】同ビデオプロジェクタのプレビュー方式のさ
らに他の実施形態を示す図
【図11】同メニューの他の構成例を示す図
【符号の説明】
1…ビデオプロジェクタ、2…リモコン、11…ADコ
ンバータ、12…画質調整部、13…フレームコントロ
ーラ、14…光学系、15…リモコン通信部、20…ス
クリーン、21(21u,21d,21l,21r)…
十字カーソルボタン、22…確定ボタン、23…メニュ
ーボタン、24…エスケープボタン、30…処理部、3
1…フレームバッファ、32…キャプチャメモリ、50
…メニュー、51…タグエリア、52…設定エリア、5
3…プレビューウィンドウ、54…移動バー、55…移
動可能方向矢印、201…調節前映像表示エリア、20
2…プレビュー映像表示エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA79 PA82 RB03 RB04 XA01 XA06 XA13 XB02 YC03 ZA04 5C025 AA28 BA28 CA02 CA06 DA08 5C026 CA01 CA02 CA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を画面上に再生する再生手段と、 再生される映像の画質を画質調整パラメータに基づいて
    調整する画質調整手段と、 画質調整パラメータを変更する操作手段と、 を備えたビデオ再生装置であって、 再生手段は、操作手段によって画質調整パラメータが変
    更されたとき、画面の一部エリアに変更後の映像を再生
    し、他のエリアに変更前の映像を再生するビデオ再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記再生手段は、前記操作手段の操作に
    応じて、前記一部エリアの位置を画面上で移動させる請
    求項1に記載のビデオ再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生手段は、操作手段によって画質
    調整パラメータが変更されたとき、画質調整パラメータ
    変更前の前記他のエリアの映像を記憶するとともに、変
    更された画質調整パラメータを画質調整手段に入力し、 その後画質調整手段から入力された画質調整パラメータ
    変更後の前記一部エリアの映像と、前記記憶した他のエ
    リアの映像とを合成して再生する請求項1または請求項
    2に記載のビデオ再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生手段は、操作手段によって画質
    調整パラメータが変更されたとき、画質調整手段から入
    力された画質調整パラメータ変更前の映像のうち前記一
    部エリアの映像を画質調整パラメータ変更後の映像に加
    工して再生する請求項1または請求項2に記載のビデオ
    再生装置。
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Cited By (4)

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