JP2010074205A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テレビの外部モニタとデジタルカメラのLCD内蔵モニタとに表示される各サムネイル画像の対応関係や、各選択画像の対応関係は、明らかではなかった。
【解決手段】 S22の判別で、各モニタ16、18において現在選択されている番号1の先頭画像の次の番号2の画像が選択されると、S23の処理により、内蔵モニタ16では、番号1の先頭画像が消され、番号2〜9の各画像の表示位置が順次繰り上げられ、番号2であった画像が先頭画像とされる。そして、番号9であった最後端位置に新たに番号10の画像が入れられる。また、外部モニタ18では、番号1の先頭画像が消され、番号2〜36の各画像の表示位置が順次繰り上げられ、番号2であった画像が先頭画像とされる。そして、番号36であった最後端位置に新たに番号37の画像が入れられる。この際、各モニタ16、18における各選択画像は常に同じ左上にあり、移動しない。
【選択図】 図7

Description

本発明は、使用者の操作を受け付けて、内蔵モニタおよび外部モニタの各モニタに表示される各サムネイル一覧画像における画像が選択される画像表示装置に関するものである。
従来、この種の画像表示装置としては、デジタルカメラやビデオカメラなどがある。このデジタルカメラやビデオカメラは、ケーブルを介してテレビ等のような外部モニタと接続され、デジタルカメラで撮影された静止画像やビデオカメラで撮影された動画像における特定画像のサムネイル一覧画像が、テレビなどの外部モニタおよびデジタルカメラやビデオカメラに内蔵の背面モニタに表示される。テレビの外部モニタとしては、有効画素数が横720画素×縦480ラインの標準映像信号を表示するNTSC(National Television System Committee)方式のモニタや、有効画素数が横1920画素×縦1080ラインで、より高画質の高精細度映像信号を表示するハイビジョン方式のモニタがある。
特許文献1に開示されたビデオカメラは、高精細なHDTVモニタにサムネイル一覧画像を表示する場合、SD映像信号形式のサムネイル一覧映像信号を高精細なHD映像信号に変換し、HDTVモニタ用の高解像度サムネイル一覧画像を生成してテレビに出力する。ビデオカメラのLCD(液晶表示装置)にはSD映像信号形式の低解像度サムネイル一覧画像をそのまま出力する。ここで、HDTVモニタに表示されるサムネイル一覧画像の画像数は、ビデオカメラのLCDに表示されるサムネイル一覧画像の画像数よりも多くなっている。
特許文献2に開示されたデジタルカメラは、記録媒体からの映像信号をハイビジョン方式の高解像度の高精細度映像信号、またはNTSC方式の標準解像度の標準映像信号に変換する機能を有する画像処理部を備えている。デジタルカメラに接続されたテレビジョンモニタの解像度に応じて、出力する映像信号の解像度を切り換えるため、テレビジョンモニタの種類に適した映像を表示することができ、テレビジョンモニタの性能を充分に生かすことができる。また、選択したテレビジョン方式によってサムネイル画像の表示数が切り換わるため、ハイビジョン方式モニタに表示されるサムネイル画像の表示数は、デジタルカメラのLCDに表示されるサムネイル画像の表示数よりも多くなる。
特開2008−5100号公報 特開2005−101865号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示されたビデオカメラやデジタルカメラの場合、ハイビジョン方式の外部モニタに表示されるサムネイル画像の表示数は、上記のように、ビデオカメラやデジタルカメラのLCD内蔵モニタに表示されるサムネイル画像の表示数よりも多い。この場合、ハイビジョン方式の外部モニタとビデオカメラやデジタルカメラのLCD内蔵モニタとに表示される各サムネイル画像の対応関係や、各サムネイル画像において選択される選択画像の対応関係は、明らかではなく、使用者にとって利便性に欠ける。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
記憶媒体に格納された画像データを読み出す画像読出手段と、
この画像読出手段によって読み出された画像データに応じた画像が表示される内蔵モニタと、
画像読出手段によって読み出された複数の画像データに基づいて内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像を生成する内蔵モニタ用一覧画像生成手段と、
画像読出手段によって読み出された複数の画像データに基づいて内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像が含む画像よりも多い数の画像から構成される外部モニタ用のサムネイル一覧画像を生成する外部モニタ用一覧画像生成手段と、
この外部モニタ用一覧画像生成手段で生成された外部モニタ用のサムネイル一覧画像を外部モニタへ出力する出力手段と、
内蔵モニタおよび外部モニタの各モニタに表示される各サムネイル一覧画像における画像を選択する使用者の操作を受け付ける操作受付手段と、
この操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された、内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像と外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像とが同一であると視認させる関連付け手段と
を備えることを特徴とする。
本構成によれば、使用者は、内蔵モニタと外部モニタとに表示される各サムネイル一覧画像の両方を見ながら画像を操作する場合、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された、内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像と外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像とが関連付け手段によって同一であると視認させられているため、内蔵モニタと外部モニタとに表示される各サムネイル一覧画像の対応関係、および各サムネイル画像において選択される選択画像の対応関係を把握しやすくなり、内蔵モニタと外部モニタの画面の同時操作が容易となる。
また、本発明は、請求項1に記載の画像表示装置において、
関連付け手段が、
各モニタにおいて現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられると、
各モニタに表示される各サムネイル一覧画像の先頭画像が消えて2番目以降の各画像の表示位置が順次繰り上がり、各サムネイル一覧画像の最後端に新たな画像が表示された内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる
ことを特徴とする。
本構成によれば、各モニタにおいて現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられても、サムネイル一覧画像における各選択画像の各モニタに対する表示位置は移動せず、各選択画像は各モニタの画面上の一定の表示位置で固定されている。このため、使用者が内蔵モニタと外部モニタとの両方を見ながら操作する場合、各サムネイル一覧画像における選択画像の表示位置を容易に把握でき、内蔵モニタと外部モニタとのサムネイル一覧画像の対応関係をつかみやすくなり、各モニタの画面操作が容易になる。
また、本発明は、請求項1に記載の画像表示装置において、
関連付け手段が、
操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像の各モニタにおける表示態様を第1の表示態様とし、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像以外の各画像の各モニタにおける表示態様を第1の表示態様と異なる第2の表示態様とした内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
各モニタにおいて現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられると、
各モニタにおいて、第1の表示態様で表示される画像が現在第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像が切り替わった次の画像以外にされた内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、
内蔵モニタに表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させると共に、
外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像を構成する画像が、内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分消されて、消されて残った画像の各表示位置が順次全画像数分繰り上がり、繰り上がった最後端の次の表示位置から消された全画像数分の新たな画像群が表示された外部モニタ用のサムネイル一覧画像を外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる
ことを特徴とする
本構成によれば、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像の各モニタにおける表示態様は第1の表示態様とされ、それ以外の各画像の各モニタにおける表示態様は第1の表示態様と異なる第2の表示態様とされて、選択された画像が識別される。内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられた場合、内蔵モニタと外部モニタに表示される各サムネイル一覧画像は、内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分が同時に切り替わるため、内蔵モニタと外部モニタの相関がわかりやすく、内蔵モニタと外部モニタの同時操作が容易となる。また、各モニタのサムネイル一覧画像は、内蔵モニタを基準に切り替わるため、使用者が、内蔵モニタを基準にして外部モニタの画面操作をする場合、より容易に操作が可能となる。また、第1の表示態様で表示される画像が現在表示されている画像から次の画像に切り替わった場合、各サムネイル一覧画像における第1の表示態様で表示される各画像の表示位置が1コマ分移動し、前に選択した画像も表示され続けるため、前に選択した画像に戻りたい場合、各モニタを見ながら簡単に戻って、前に選択した画像を表示させることができて便利である。また、内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分、選択画像の位置が移動するまでは、同じ各サムネイル一覧画像が表示され続けるため、サムネイル一覧画像全体に対する選択画像の位置関係の把握が容易になる。
また、本発明は、請求項1に記載の画像表示装置において、
関連付け手段が、
操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像の各モニタにおける表示態様を第1の表示態様とし、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像以外の各画像の各モニタにおける表示態様を第1の表示態様と異なる第2の表示態様とした内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
各モニタにおいて現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられると、
各モニタにおいて、第1の表示態様で表示される画像が現在第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像が切り替わった次の画像以外にされた内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、
内蔵モニタに表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、
外部モニタに表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった外部モニタ用のサムネイル一覧画像を外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる
ことを特徴とする。
本構成によれば、外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像は、内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像の数よりも多く、次のサムネイル一覧画像に更新される回数が内蔵モニタが更新される回数よりも少ないので、外部モニタを見ながら操作する使用者にとって、サムネイル一覧画像が煩雑に更新されず、見やすく、目の疲労が低減される。
また、本発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
操作受付手段が、画像表示装置本体が傾けられたまたは振られたことを検知するセンサを有し、
出力手段に外部モニタが接続されたことを検出する接続検出手段と、
この接続検出手段によって出力手段に外部モニタが接続されたことが検出されると、センサによって画像表示装置本体が傾けられたまたは振られたことが検知された場合に、画像を選択する使用者の操作を操作受付手段によって受け付けるモードに設定する操作受付モード設定手段と
を備えることを特徴とする。
本構成によれば、出力手段に外部モニタが接続されると、画像表示装置本体が傾けられたまたは振られたことを検知して画像を選択する使用者の操作を受け付けるモードに自動的になるため、利便性が向上する。また、使用者は、画像表示装置本体を左右に振ったり、傾けたりする操作をすることにより、ボタン操作のために手元をみることなく、各モニタを見ながら選択画像を確認できるため、操作性が向上する。また、画像表示装置自体を振ったり傾けたりすることと各モニタの画面における選択画像の移動方向とを関連付けることで、直感的で判りやすい外部モニタの操作が可能となる。
本発明による画像表示装置によれば、上述したように、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された、内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像と外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像とが関連付け手段によって同一であると視認させられるため、内蔵モニタと外部モニタとに表示される各サムネイル一覧画像の対応関係、および各サムネイル画像において選択される選択画像の対応関係を把握しやすくなり、内蔵モニタと外部モニタの画面の同時操作が容易となる。
次に、本発明の画像表示装置をデジタルカメラに適用した場合における、最良の実施の形態について説明する。
図1は、この第1の実施の形態によるデジタルカメラ21の構成の概略を示すブロック図である。
レンズ1を通った被写体の光量は測光部13によって検出される。制御部8は、測光部13で検出した被写体光量に基づいて絞り駆動部6を駆動制御し、絞り2の開口量を調節して、CCD(Charge Coupled Devices)等から構成される撮像素子3に投影される被写体像の光量を調節する。また、制御部8は、レンズ駆動部5を駆動制御してレンズ1を移動させることにより、撮像素子3に投影される被写体像の焦点を調節する。制御部8は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、各種の所定の演算を行って、デジタルカメラ21内の各回路の制御を行う。撮像素子3は、操作部12を構成するシャッターボタンの操作に応じて、レンズ1および絞り2を通過した被写体光による像を撮像する。
撮像素子3に蓄えられた電荷は、タイミングジェネレーター(TG)7によって生成されるタイミングパルスに従い、撮像信号として信号処理部4へ出力される。信号処理部4は、入力された撮像信号に対して所定のアナログ信号処理を施した後、デジタル信号に変換する。制御部8は、ホワイトバランス処理やガンマ補正といった所定の画像処理を行い、画像処理を行った画像データを一時記憶メモリからなるバッファメモリ14に格納すると共に、記憶媒体インターフェイス19を介して不揮発性メモリからなる記憶媒体20に格納する。撮影画像の再生時には、記憶媒体20に格納された画像データは、制御部8によって記憶媒体インターフェイス19を介して読み出されて、バッファメモリ14に格納される。制御部8は、記憶媒体20に格納された画像データをバッファメモリ14へ読み出す画像読出手段を構成している。デジタルカメラ21の背面などに装備された内蔵モニタ16およびテレビなどの外部モニタ18は、この画像読出手段によって読み出された画像データに応じた画像を表示する。
また、制御部8は、内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段を構成しており、記憶媒体20から読み出した複数の画像データに基づいて、内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像を生成すると共に、外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を生成する。外部モニタ18は、内蔵モニタ16よりも一般的に大きく、外部モニタ18用のサムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像が含む画像よりも多い画像から構成される。
上述した内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段によって生成された各サムネイル一覧画像のデータは、一旦バッファメモリ14に格納される。バッファメモリ14に格納された内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像データ、および記憶媒体20から読み出された画像データは、内蔵モニタインターフェイス15において内蔵モニタ16用の画像データへ変換されて、内蔵モニタ16に表示される。また、バッファメモリ14に格納された外部モニタ18用のサムネイル一覧画像データ、および記憶媒体20から読み出された画像データは、外部モニタインターフェイス17において、テレビジョンモニタの解像度等に応じて、ハイビジョン方式の高解像度の高精細度映像信号、またはNTSC方式の標準解像度の標準映像信号に変換され、外部モニタ18に表示される。外部モニタインターフェイス17は、外部モニタ用一覧画像生成手段で生成された外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を外部モニタ18へ出力する出力手段を構成している。
加速度センサ9は、手振れ等によって発生するデジタルカメラ21本体のヨーイング方向およびピッチング方向の回転の振れを検出する。この検出出力に応じて、制御部8は、レンズ駆動部5を駆動制御してレンズ1を移動させることにより、撮影時の手れ補正を行う。傾きセンサ10は、例えば、内部にボールが格納されて構成され、ボールの移動位置からデジタルカメラ21の構えられた縦,横位置などを検出する。閃光部11は、操作部12の操作に応じてまたは自動的に、周囲が暗い時に撮影領域内を照明する照明光を発光する。
本実施形態では、加速度センサ9は、撮影画像の再生時に操作受付手段を構成し、内蔵モニタ16および外部モニタ18の各モニタに表示される各サムネイル一覧画像において、画像を選択する使用者の操作を受け付ける。つまり、図2のデジタルカメラ21の背面図に示すように、加速度センサ9は、デジタルカメラ21本体が左右に振られるのを検出して、各サムネイル一覧画像における画像を選択する使用者の操作を受け付ける。本実施形態では、デジタルカメラ21本体が右に振られたことが検出されると、選択画像を進めるコマ送り操作が受け付けられ、デジタルカメラ21本体が左に振られたことが検出されると、選択画像を戻すコマ送り操作が受け付けられる。
なお、デジタルカメラ21を上下に振ることにより、サムネイル一覧画像における画像を選択する構成であってもよい。また、デジタルカメラ21を傾けることにより、この傾きを傾きセンサ10によって検知し、サムネイル一覧画像における画像を選択する構成であってもよい。例えば、デジタルカメラ21の右肩を上に傾けた場合、選択画像が次の画像に進み、デジタルカメラ21の左肩を上に傾けた場合、戻るようにする。
制御部8は、外部モニタインターフェイス17に外部モニタ18が接続されたことを検出する接続検出手段を構成しており、また、この接続検出手段によって外部モニタインターフェイス17に外部モニタ18が接続されたことが検出されると、加速度センサ9または傾きセンサ10によってデジタルカメラ21が振られたまたは傾けられたことが検知された場合に、画像を選択する使用者の操作を操作受付手段によって受け付ける動き検出モードに設定する操作受付モード設定手段をも構成している。
図3は、デジタルカメラ21の背面の概略を示す図である。
デジタルカメラ21の背面に装備された内蔵モニタ16には、撮影された1枚の画像や、内蔵モニタ16用の図示する例えば9枚のサムネイル一覧画像が表示される。内蔵モニタ16の右側には操作部12を構成する各種のボタンが設けられている。ズームボタン22は、左端が押操作されることにより内蔵モニタ16に表示される撮影画像を縮小表示し、また、右端が押操作されることにより内蔵モニタ16に表示される撮影画像を拡大表示する。モードボタン23は、画像の再生時に操作されることにより、再生モードメニューを内蔵モニタ16に表示し、撮影時に操作されることにより、撮影モードメニューを内蔵モニタ16に表示する。切換ボタン24は、撮影モードのときに操作されると再生モードに切り換え、再生モードのときに操作されると撮影モードに切り換える。マルチセレクタ25は、回転操作されることにより、選択するメニュー項目や画像を切り換え、その中央のボタンが押されることにより、回転操作によって選択されたものを決定させる。メニューボタン26は、操作されることにより、現在選んでいるモードに応じてデジタルカメラ21の詳細設定を行う各種メニューを内蔵モニタ16に表示させる。削除ボタン27は、撮影画像の再生中に操作されると削除確認画面を内蔵モニタ16に表示し、もう一度操作されると再生中の画像を削除する。
図4は、テレビ31の正面の概略を示す図である。
テレビ31の正面には、外部モニタ18が備えられている。テレビ31がケーブルを介してデジタルカメラ21の外部モニタインターフェイス17に接続されることにより、この外部モニタ18には、外部モニタ18用のサムネイル一覧画像が表示される。外部モニタ18用のサムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16用の9コマのサムネイル一覧画像よりも多い例えば36コマの画像から成る。また、外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を構成する各画像の大きさの、外部モニタ18の画面の大きさに対する比率は、内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像を構成する各画像の大きさの、内蔵モニタ16の画面の大きさに対する比率よりも小さくなっている。
図3、図4において操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像(例えば、番号1の画像)は、回りがカーソル枠41により囲まれて第1の表示態様で表されており、選択されていない各画像は、カーソル枠41により囲まれない第2の表示態様で表されている。しかし、このようなカーソル枠41を用いず、選択された画像を明るい第1の表示態様とし、選択されていない各画像を暗い第2の表示態様とするような構成であってもよい。
制御部8は、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像における画像と外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像における画像とが同一であると視認させる関連付け手段を構成している。本実施形態では、関連付け手段は、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像の各モニタ16、18における表示態様を上記第1の表示態様とし、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像以外の各画像の各モニタ16、18における表示態様を第1の表示態様と異なる上記第2の表示態様とした内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像および外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。また、本実施形態では、関連付け手段は、内蔵モニタ16と外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像における各選択画像に、以下の3種類の関連付け設定1〜3のいずれかの関連性をもたせる。
関連付け設定1では、関連付け手段は、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられると、各モニタ16、18に表示される各サムネイル一覧画像の先頭画像が消えて2番目以降の各画像の表示位置が順次繰り上がり、各サムネイル一覧画像の最後端に新たな画像が表示された内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像および外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。
関連付け設定2では、関連付け手段は、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられると、各モニタ16、18において、第1の表示態様で表示される画像が現在第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像が切り替わった次の画像以外にされた内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像および外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。また、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、内蔵モニタ16に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。また、これと共に、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像を構成する画像が、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分消されて、消されて残った画像の各表示位置が順次全画像数分繰り上がり、繰り上がった最後端の次の表示位置から消された全画像数分の新たな画像群が表示された外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。
関連付け設定3では、関連付け手段は、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられると、各モニタ16、18において、第1の表示態様で表示される画像が現在第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像が切り替わった次の画像以外にされた内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像および外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。また、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、内蔵モニタ16に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。また、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、外部モニタ18に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。
図5は、デジタルカメラ21がテレビ種別情報を出力するテレビ31と接続された際に制御部8によって行われる処理の概略を示すフローチャートである。
制御部8は、外部モニタインターフェイス17に外部モニタ18が接続されたか否かを判別する(図5,S1参照)。この判別が“NO”である場合、S1の処理を繰り返して行う待機状態となる。一方、この判別が“YES”である場合、つまり、デジタルカメラ21が外部モニタインターフェイス17に接続ケーブルを介してテレビ31と接続された場合、制御部8は、操作受付手段を動き検出モードに設定する(S2)。この設定により、操作受付手段は、加速度センサ9によってデジタルカメラ21本体が振られたことが検知された場合に、画像を選択する使用者の操作を受け付ける。次に、制御部8は、接続ケーブルを介してテレビ種別情報(メーカ・機種名の識別子・型番、大きさ、解像度等)が得られたか否かを判別する(S3)。この判別が“YES”である場合、制御部8は、テレビの種別と、各種別のテレビにおけるサムネイル一覧画像の構成画像の大きさとを関連付ける、記憶媒体20に記憶されたテーブルを参照する(S4)。このテーブルには、テレビ31が、高画質の高精細度映像信号を表示するハイビジョン方式か従来のNTSC方式か、および外部モニタ18の大きさや解像度などに応じて定められた、サムネイル一覧画像の構成画像の大きさの値が格納されている。次に、制御部8は、サムネイル一覧画像の構成画像の大きさを、テーブルを参照して得られた値の大きさにセットする(S5)。一方、テレビ種別情報が得られず、S3の判別が“NO”である場合、制御部8は、サムネイル一覧画像の構成画像の大きさをデフォルト値にセットする(S6)。このデフォルト値は、NTSC方式のアナログテレビに対応した値となっている。S5またはS6の処理の後、制御部8は、サムネイル表示確認画面を外部モニタ18に表示し(S7)、サムネイル一覧画像を外部モニタ18に表示するか否かをデジタルカメラ21の使用者に確認する。この確認により、サムネイル一覧画像を外部モニタ18に表示するか否かが判別される(S8)。この判別が“NO”である場合、S8の処理を繰り返して行う待機状態となる。一方、この判別が“YES”である場合、制御部8は、内蔵モニタ16と外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像における選択画像を関連付ける設定を、デジタルカメラ21の使用者に行わせる(S9)。この設定では、デジタルカメラ21のメニュー画面より、内蔵モニタ16と外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像における選択画像の関連性の種類を、前述した関連付け設定1〜3の3種類の中からいずれかを選択させる。制御部8は、次に、テレビ31の外部モニタ18およびデジタルカメラ21の内蔵モニタ16に、S9の処理で選択された関連付けで各サムネイル一覧画像を表示する(S10)。
図6は、デジタルカメラ21がテレビ種別情報を出力しない従来のアナログのテレビ31と接続された際に、制御部8によって行われる処理の概略を示すフローチャートである。
制御部8は、デジタルカメラ21の外部モニタインターフェイス17にテレビ31が接続されたか否かを判別する(図6,S11参照)。この判別が“NO”である場合、S11の処理を繰り返して行う待機状態となる。一方、この判別が“YES”である場合、つまり、デジタルカメラ21が外部モニタインターフェイス17に接続ケーブルを介してテレビ31と接続された場合、制御部8は、操作受付手段を動き検出モードに設定する(S12)。この設定により、操作受付手段は、加速度センサ9によってデジタルカメラ21本体が振られたことが検知された場合に、画像を選択する使用者の操作を受け付ける。次に、制御部8は、サムネイル一覧画像の構成画像の大きさをデフォルト値にセットする(S13)。このデフォルト値は、NTSC方式のアナログテレビに対応した値となっている。次に、制御部8は、サムネイル表示確認画面を外部モニタ18に表示し(S14)、サムネイル一覧画像を外部モニタ18に表示するか否かをデジタルカメラ21の使用者に確認する。この確認により、サムネイル一覧画像を外部モニタ18に表示するか否かが判別される(S15)。この判別が“NO”である場合、S15の処理を繰り返して行う待機状態となる。一方、この判別が“YES”である場合、制御部8は、内蔵モニタ16と外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像における選択画像を関連付ける設定を、デジタルカメラ21の使用者に行わせる(S16)。この設定でも、デジタルカメラ21のメニュー画面より、内蔵モニタ16と外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像における選択画像の関連性の種類を、前述した関連付け設定1〜3の3種類の中からいずれかを選択させる。制御部8は、次に、テレビ31の外部モニタ18およびデジタルカメラ21の内蔵モニタ16に、S16の処理で選択された関連付けで各サムネイル一覧画像を表示する(S17)。
図7は、図5のS9または図6のS16で関連付け設定1が選択された場合に、図5のS10または図6のS17に示すサムネイル表示処理で行われるその詳細なフローチャートである。
まず、制御部8は、サムネイル表示モードが終了であるか否かを判別する(図7,S21参照)。このS21の判別が“YES”である場合、サムネイル表示処理は終了する。一方、S21の判別が“NO”である場合、制御部8は、操作受付手段による次の画像を選択する指示があるか否かを判別する(S22)。この判別が“NO”であり、使用者がサムネイル一覧画像で選択されている画像の次の画像を選択しない場合、S22の処理を繰り返して行う待機状態となる。一方、制御部8は、S22の処理が“YES”である場合、つまり、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作を操作受付手段によって受け付けると、各モニタ16、18に表示される各サムネイル一覧画像の先頭画像が消えて2番目以降の各画像の表示位置が順次繰り上がり、各サムネイル一覧画像の最後端に新たな画像が表示された内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像および外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を、内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる(S23)。
この処理では、例えば、図3、図4において、現在選択されている番号1の先頭画像の次の画像である、番号2の画像が選択された場合、内蔵モニタ16において、番号1の先頭画像を消し、番号が2〜9の各画像の表示位置を順次繰り上げて、番号が2であった画像を先頭画像とする。そして、番号が9であった最後端位置に新たに番号10の画像を入れて、番号2〜10の9個の画像を表示する。また、外部モニタ18においては、番号1の先頭画像を消し、番号が2〜36の各画像の表示位置を順次繰り上げて、番号が2であった画像を先頭画像とする。そして、番号が36であった最後端位置に新たに番号37の画像を入れて、番号2〜37の36個の画像を表示する。この際、内蔵モニタ16と外部モニタ18における各サムネイル一覧画像の各選択画像は、常に同じ位置(図3、図4では、各サムネイル一覧画像の左上の先頭画像の位置)にあり、移動しない。その後、処理は、S21の処理に戻って、上述の処理が繰り返される。
なお、上記の説明において、カーソル枠41の位置は、番号1の先頭画像位置に限らず、他の画像位置(例えば、番号2や3の途中の画像位置)であってもよい。また、この場合、上記のように、各サムネイル一覧画像の各選択画像は常に同じ位置にあるため、カーソル枠41がなくても、各モニタ16、18において現在選択されている画像を識別することができる。
図8は、図5のS9または図6のS16で関連付け設定2が選択された場合に、図5のS10または図6のS17に示すサムネイル表示処理で行われるその詳細なフローチャートである。
まず、制御部8は、サムネイル表示モードが終了であるか否かを判別する(図8,S31参照)。このS31の判別が“YES”である場合、サムネイル表示処理は終了する。一方、制御部8は、S31の判別が“NO”である場合、操作受付手段による次の画像を選択する指示があるか否かを判別する(S32)。この判別が“NO”であり、使用者がサムネイル一覧画像で選択されている画像の次の画像を選択しない場合、S32の処理を繰り返して行う待機状態となる。一方、制御部8は、S32の処理が“YES”である場合、つまり、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作を操作受付手段によって受け付けると、その操作が、内蔵モニタ16のサムネイル一覧画像の最後の画像(例えば、図3では右下の番号9の画像)の次の画像を選択する指示のものであるか否かを判別する(S33)。
S33の判別が“NO”である場合、制御部8は、各モニタ16、18において、第1の表示態様で表示される選択画像が現在第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される非選択画像が切り替わった次の画像以外にされた内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像および外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段および外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、各モニタ16、18のサムネイル一覧画像における各選択画像の位置を1コマ分移動させる(S34)。この処理では、例えば、図3において、現在選択されている画像が内蔵モニタ16における最後端の番号9以外の画像(例えば、番号5の画像)である場合、内蔵モニタ16および外部モニタ18における各選択画像の位置を移動し、次の画像(例えば、番号6の画像)を選択画像とする。
一方、S33の処理が“YES”である場合、つまり、操作受付手段によって受け付けた操作が、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の最後端の番号9の画像から次の画像を選択する指示のものである場合、制御部8は、内蔵モニタ16のサムネイル一覧画像を全て更新し、外部モニタ18のサムネイル一覧画像を9コマ分更新する(S35)。つまり、制御部8は、内蔵モニタ16に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1〜9の全画像が消されて、全画像が例えば番号10〜18の次の新たな画像群とされた内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段8に生成させる。また、これと共に、制御部8は、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1〜36の画像が、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分の9コマ分消されて、消されて残った例えば番号10〜36の画像の各表示位置が順次9コマ分繰り上がり、繰り上がった最後端の例えば番号36の画像の次の表示位置から、消された9コマ分の新たな例えば番号37〜45の画像群が表示された外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を、外部モニタ用一覧画像生成手段8に生成させる。
次に、制御部8は、内蔵モニタ16および外部モニタ18に表示される各選択画像を、内蔵モニタ16および外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像の先頭位置に戻す(S36)。この処理により、第1の表示態様で表示される選択画像は、内蔵モニタ16では、サムネイル一覧画像の例えば番号9であった最後端画像から例えば番号10になった先頭画像に切り替わり、外部モニタ18では、例えば番号9であった画像から例えば番号10になった先頭画像に切り替わる。また、第2の表示態様で表示される非選択画像は、内蔵モニタ16では、先頭画像以外の例えば番号11〜18の画像、外部モニタ18では、先頭画像以外の例えば番号11〜45の画像に切り替わる。その後、処理は、上述したS34またはS36の処理の後、再びS31の処理に戻って上述の処理が繰り返される。
図9は、図5のS9または図6のS16で関連付け設定3が選択された場合に、図5のS10または図6のS17に示すサムネイル表示処理で行われるその詳細なフローチャートである。
まず、制御部8は、サムネイル表示モードが終了であるか否かを判別する(図9,S41参照)。このS41の処理が“YES”である場合、サムネイル表示モードは終了する。一方、制御部8は、S41の判別が“NO”である場合、操作受付手段による次の画像を選択する指示があるか否かを判別する(S42)。この判別が“NO”であり、使用者がサムネイル一覧画像で選択されている画像の次の画像を選択しない場合、S42の処理を繰り返して行う待機状態となる。一方、制御部8は、S42の処理が“YES”である場合、つまり、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作を操作受付手段によって受け付けると、その操作が、内蔵モニタ16のサムネイル一覧画像の最後の画像(例えば、図3では右下の番号9の画像)の次の画像を選択する指示のものであるか否かを判別する(S43)。
S43の判別が“NO”である場合、制御部8は、内蔵モニタ16において、第1の表示態様で表示される選択画像が現在第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される非選択画像が切り替わった次の画像以外にされた内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、内蔵モニタ16のサムネイル一覧画像における選択画像の位置を1コマ分移動させる(S44)。この処理では、例えば、図3で、選択されている画像が内蔵モニタ16における最後端の番号9以外の画像(例えば、番号5の画像)である場合、内蔵モニタ16における選択画像の位置を移動し、次の画像(例えば、番号6の画像)を選択画像とする。
一方、S43の判別が“YES”である場合、つまり、操作受付手段によって受け付けた操作が、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の最後端の番号9の画像から次の画像を選択する指示のものである場合、制御部8は、内蔵モニタ16のサムネイル一覧画像を全て更新する(S45)。つまり、制御部8は、内蔵モニタ16に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1〜9の全画像が消されて、全画像が例えば番号10〜18の次の新たな画像群とされた内蔵モニタ16用のサムネイル一覧画像を内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。次に、内蔵モニタ16に表示される選択画像を内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の先頭位置に戻す(S46)。この処理により、内蔵モニタ16において、第1の表示態様で表示される選択画像が、サムネイル一覧画像の例えば番号9であった最後端画像から例えば番号10になった先頭画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される非選択画像が、この先頭画像以外の例えば番号11〜18の画像に切り替わる。
次に、制御部8は、S42で受け付けた、現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が、外部モニタ18のサムネイル一覧画像の最後の画像(例えば、図4では右下の番号36の画像)の次の画像を選択する指示のものであるか否かを判別する(S47)。
S47の判別が“NO”である場合、制御部8は、外部モニタ18において、第1の表示態様で表示される選択画像が現在第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、第2の表示態様で表示される非選択画像が切り替わった次の画像以外にされた外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、外部モニタ18のサムネイル一覧画像における選択画像の位置を1コマ分移動させる(S48)。この処理では、例えば、図4で、現在選択されている画像が外部モニタ18における最後端の番号36以外の画像(例えば、番号15の画像)である場合、外部モニタ18における選択画像の位置を移動し、次の画像(例えば、番号16の画像)を選択画像とする。
一方、S47の判別が“YES”である場合、つまり、操作受付手段によって受け付けた操作が、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像の最後端の番号36の画像から次の画像を選択する指示のものである場合、制御部8は、外部モニタ18のサムネイル一覧画像を全て更新する(S49)。つまり、制御部8は、外部モニタ18に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1〜36の全画像が消されて、全画像が例えば番号37〜72の次の新たな画像群とされた外部モニタ18用のサムネイル一覧画像を、外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる。次に、外部モニタ18に表示される選択画像を外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像の先頭位置に戻す(S50)。この処理により、外部モニタ18において、第1の表示態様で表示される選択画像は、サムネイル一覧画像の例えば番号36であった最後端画像から例えば番号37になった先頭画像に切り替わる。また、第2の表示態様で表示される非選択画像は、この先頭画像以外の例えば番号38〜72の画像に切り替わる。上述したS48またはS50の処理の後、処理は、再びS41の処理に戻って上述の処理が繰り返される。
なお、外部モニタ18と内蔵モニタ16とに表示される各サムネイル一覧画像の動きに、図7〜図9で上述したように整合性をとるため、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像の画像数は、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の画像数の整数倍であることが望ましい。本実施形態では、図3、図4に示すように、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像の画像数である36個は、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の画像数9の整数倍である4倍になっている。
このような本実施形態によるデジタルカメラ21によれば、使用者は、内蔵モニタ16と外部モニタ18とに表示される各サムネイル一覧画像の両方を見ながら画像を操作する場合、操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像における画像と外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像における画像とが関連付け手段によって同一であると視認させられているため、内蔵モニタ16と外部モニタ18とに表示される各サムネイル一覧画像の対応関係、および各サムネイル画像において選択される選択画像の対応関係を把握しやすくなり、内蔵モニタ16と外部モニタ18の画面の同時操作が容易となる。
また、本実施形態によるデジタルカメラ21によれば、図7を用いて説明した関連付け設定1に設定されている場合、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられても、サムネイル一覧画像における各選択画像の各モニタ16、18に対する表示位置は移動せず、各選択画像は各モニタ16、18の画面上の一定の表示位置で固定されている。このため、使用者が内蔵モニタ16と外部モニタ18との両方を見ながら操作する場合、各サムネイル一覧画像における選択画像の表示位置を容易に把握でき、内蔵モニタ16と外部モニタ18とのサムネイル一覧画像の対応関係をつかみやすくなり、各モニタ16、18の画面操作が容易になる。
また、本実施形態によるデジタルカメラ21によれば、図8を用いて説明した関連付け設定2に設定されている場合、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、内蔵モニタ16と外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分が同時に切り替わるため、内蔵モニタ16と外部モニタ18の相関がわかりやすく、内蔵モニタ16と外部モニタ18の同時操作が容易となる。また、各モニタ16、18のサムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16を基準に切り替わるため、使用者が、内蔵モニタ16を基準にして外部モニタ18の画面操作をする場合、より容易に操作が可能となる。また、第1の表示態様で表示される選択画像が現在表示されている画像から次の画像に切り替わった場合、各サムネイル一覧画像における第1の表示態様で表示される各選択画像の表示位置が1コマ分移動し、前に選択した画像も表示され続けるため、前に選択した画像に戻りたい場合、各モニタ16、18を見ながら簡単に戻って、前に選択した画像を表示させることができて便利である。また、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分、選択画像の位置が移動するまでは、同じ各サムネイル一覧画像が各モニタ16、18に表示され続けるため、サムネイル一覧画像全体に対する選択画像の位置関係の把握が容易になる。
また、本実施形態によるデジタルカメラ21によれば、図9を用いて説明した関連付け設定3に設定されている場合、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の数よりも多く、次のサムネイル一覧画像に更新される回数が内蔵モニタ16が更新される回数よりも少ないので、外部モニタ18を見ながら操作する使用者にとって、サムネイル一覧画像が煩雑に更新されず、見やすく、目の疲労が低減される。
また、本実施形態によるデジタルカメラ21によれば、外部モニタインターフェイス17に外部モニタ18が接続されると、操作受付手段が、デジタルカメラ21本体が傾けられたまたは振られたことを検知して画像を選択する使用者の操作を受け付ける動き検出モードに自動的になるため、利便性が向上する。また、使用者は、デジタルカメラ21本体を左右に振ったり、傾けたりする操作をすることにより、ボタン操作のために手元をみることなく、各モニタ16、18を見ながら選択画像を確認できるため、操作性が向上する。また、デジタルカメラ21自体を振ったり傾けたりすることと、各モニタ16、18の画面における選択画像の移動方向とを関連付けることで、直感的で判りやすい外部モニタ18の操作が可能となる。
また、本実施形態によるデジタルカメラ21によれば、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像を構成する各画像は、それら各画像の大きさの外部モニタ18の画面の大きさに対する比率が、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像を構成する各画像の大きさの、内蔵モニタ16の画面の大きさに対する比率よりも小さく設定されているため、この比率と同じ場合よりも、多くなる。このため、サムネイル一覧画像を、テレビ31のような大画面の外部モニタ18に表示させる際、使用者は、より多くの画像の概要や、全体像を一目で把握することができる。
次に、本発明による画像表示装置をデジタルカメラに適用した第2の実施の形態について説明する。
図10は、この第2の実施形態によるデジタルカメラ21の背面の概略を示す図であり、図11は、この第2の実施形態におけるテレビ31の正面の概略を示す正面図である。
本実施形態では、内蔵モニタ16および外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像は、上述の第1の実施形態におけるマトリクス状と異なる円弧状に配列されて表示されている。この円弧は、内蔵モニタ16の右方のマルチセレクタ25の外周に沿った形状になっている。外部モニタ18には、撮影日時や撮影番号などで複数列に分類された、例えば、画像1a〜11aからなる左列のサムネイル一覧画像と、画像1b〜11bからなる右列のサムネイル一覧画像とが表示されている。ズームボタン22の左端を押操作することにより、左列のサムネイル一覧画像1a〜11aが選択され、ズームボタン22の右端を押操作することにより、右列のサムネイル一覧画像1b〜11bが選択される。内蔵モニタ16には、このズームボタン22の操作によって外部モニタ18において選択されている、例えば左列のサムネイル一覧画像1a〜11aが、表示されている。
また、本実施形態では、マルチセレクタ25が、撮影画像の再生時に操作受付手段を構成し、内蔵モニタ16および外部モニタ18の各モニタに表示される各サムネイル一覧画像において、画像を選択する使用者の操作を受け付ける。マルチセレクタ25を回転操作することにより、内蔵モニタ16および外部モニタ18において、選択されている画像またはサムネイル一覧画像は、円弧が回転するが如く入れ替わる。
この第2の実施形態によるデジタルカメラ21のその他の構成は、上述した第1の実施形態と同様な構成をしている。
本実施形態でも、前述した関連付け手段による内蔵モニタ16および外部モニタ18における各選択画像の関連付けが、関連付け設定1に設定されている場合、前述した図7に示すフローチャートに従ったサムネイル表示処理が行われる。
つまり、各モニタ16、18において現在選択されている画像、例えば、左列の列方向の中央に位置する画像ファイル名DSCN006.jpgが表示された画像6aの次の画像、例えば画像7aを選択する操作が操作受付手段によって受け付けられ、図7,S22に示す判断が“YES”になると、S23の処理が行われ、内蔵モニタ16において、番号4aの先頭画像が消え、番号が5a〜8aの各画像の表示位置が順次繰り上げり、番号が5aであった画像が先頭画像とされる。そして、番号が8aであった最後端位置に新たに番号9aの画像が入れられ、番号5a〜9aの5個の画像が表示される。また、外部モニタ18においては、番号1aの先頭画像が消え、番号が2a〜11aの各画像の表示位置が順次繰り上げり、番号が2aであった画像が先頭画像となる。そして、番号が11aであった最後端位置に新たに番号12aの画像が入れられ、番号2a〜12aの11個の画像が表示される。この際、内蔵モニタ16と外部モニタ18における各サムネイル一覧画像の各選択画像は、常に同じ位置(図10、図11では、サムネイル一覧画像の中央の画像位置)にあり、移動しない。
従って、この第2の実施形態によるデジタルカメラ21によっても、関連付け設定1に設定されている場合、各モニタ16、18において現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられても、サムネイル一覧画像における各選択画像の各モニタ16、18に対する表示位置は上記のように移動せず、各選択画像は各モニタ16、18の画面上の一定の表示位置で固定されている。このため、使用者が内蔵モニタ16と外部モニタ18との両方を見ながら操作する場合、各サムネイル一覧画像における選択画像の表示位置を容易に把握でき、内蔵モニタ16と外部モニタ18とのサムネイル一覧画像の対応関係をつかみやすくなり、各モニタ16、18の画面操作が容易になる。
また、本実施形態でも、前述した関連付け手段による内蔵モニタ16および外部モニタ18における各選択画像の関連付けが、関連付け設定2に設定されている場合、前述した図8に示すフローチャートに従ったサムネイル表示処理が行われる。
つまり、各モニタ16、18において現在選択されている画像、例えば、左列の上端の先頭画像(図12に示す内蔵モニタ16で画像1a、図11に示す外部モニタ18で画像1a)の次の画像(各モニタ16、18で画像2a)を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられ、図8,S32に示す判断が“YES”になると、制御部8は、S33において、その操作が、内蔵モニタ16のサムネイル一覧画像の最後の画像(例えば、図12で下端の番号5aの画像)の次の画像を選択する指示のものであるか否かを判別する。
この判別がサムネイル一覧画像の最後の画像の次の画像を選択するものでなく、S33の判別が“NO”である場合、制御部8は、S34において、内蔵モニタ16および外部モニタ18における各選択画像の位置を移動し、次の画像(例えば各モニタ16、18で画像2a)を選択画像とする。一方、操作受付手段によって受け付けた操作が、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の最後端の番号5aの画像から次の画像を選択する指示のもので、S33の判別が“YES”である場合、制御部8は、S35において、内蔵モニタ16に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1a〜5aの全画像を消し、全画像を例えば番号6a〜10aの次の新たな画像群とする。また、これと共に、制御部8は、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1a〜11aの画像を、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分の5コマ分消し、消して残った例えば番号6a〜11aの画像の各表示位置を順次5コマ分繰り上げ、繰り上がった最後端の例えば番号11aの画像の次の表示位置から、消された5コマ分の新たな例えば番号12a〜16aの画像群を表示する。
次に、制御部8は、S36において、内蔵モニタ16および外部モニタ18に表示される各選択画像を、内蔵モニタ16および外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像の先頭位置、つまり、列の上端に戻す。
従って、この第2の実施形態によるデジタルカメラ21によっても、関連付け設定2に設定されている場合、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が操作受付手段によって受け付けられると、内蔵モニタ16と外部モニタ18に表示される各サムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分が同時に切り替わるため、内蔵モニタ16と外部モニタ18の相関がわかりやすく、内蔵モニタ16と外部モニタ18の同時操作が容易となる。また、各モニタ16、18のサムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16を基準に切り替わるため、使用者が、内蔵モニタ16を基準にして外部モニタ18の画面操作をする場合、より容易に操作が可能となる。また、選択画像が現在表示されている画像から次の画像に切り替わった場合、各サムネイル一覧画像における各選択画像の表示位置が1コマ分移動し、前に選択した画像も表示され続けるため、前に選択した画像に戻りたい場合、各モニタ16、18を見ながら簡単に戻って、前に選択した画像を表示させることができて便利である。また、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分、選択画像の位置が移動するまでは、同じ各サムネイル一覧画像が各モニタ16、18に表示され続けるため、サムネイル一覧画像全体に対する選択画像の位置関係の把握が容易になる。
また、本実施形態でも、前述した関連付け手段による内蔵モニタ16および外部モニタ18における各選択画像の関連付けが、関連付け設定3に設定されている場合、前述した図9に示すフローチャートに従ったサムネイル表示処理が行われる。
つまり、各モニタ16、18において現在選択されている画像、例えば、左列の上端の先頭画像(図12に示す内蔵モニタ16で画像1a、図11に示す外部モニタ18で画像1a)の次の画像(各モニタ16、18で画像2a)を選択する操作が操作受付手段によって受け付けられ、図9,S42に示す判断が“YES”になると、制御部8は、S43において、その操作が、内蔵モニタ16のサムネイル一覧画像の最後の画像(例えば、図12で下端の番号5aの画像)の次の画像を選択する指示のものであるか否かを判別する。
この判別がサムネイル一覧画像の最後の画像の次の画像を選択するものでなく、S43の判別が“NO”である場合、制御部8は、S44において、内蔵モニタ16における選択画像の位置を移動し、次の画像(例えば画像2a)を選択画像とする。一方、操作受付手段によって受け付けた操作が、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の最後端の番号5aの画像から次の画像を選択する指示のものであり、S43の判別が“YES”である場合、制御部8は、S45において、内蔵モニタ16に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1a〜5aの全画像を消し、全画像を例えば番号6a〜10aの次の新たな画像群とする。次に、S46において、内蔵モニタ16に表示される選択画像を内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の先頭位置に戻す。
次に、制御部8は、S47において、現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が、外部モニタ18のサムネイル一覧画像の最後の画像(例えば、図11では下端の番号11aの画像)の次の画像を選択する指示のものであるか否かを判別する。この判別がサムネイル一覧画像の最後の画像(例えば画像11a)の次の画像を選択する指示のものでなく、S47の判別が“NO”である場合、制御部8は、S48の処理により、外部モニタ18において、選択画像を次の画像(例えば画像8a)に切り替える。一方、操作受付手段によって受け付けた操作が、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像の最後端の例えば番号11aの画像から次の画像を選択する指示のものであり、S47の判別が“YES”である場合、制御部8は、S49において、外部モニタ18に表示されていたサムネイル一覧画像を構成する例えば番号1a〜11aの全画像を消して、全画像を例えば番号12a〜22aの次の新たな画像群とする。次に、S50において、外部モニタ18に表示される選択画像を外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像の先頭位置に戻す。
従って、この第2の実施形態によるデジタルカメラ21によっても、関連付け設定3に設定されている場合、外部モニタ18に表示されるサムネイル一覧画像は、内蔵モニタ16に表示されるサムネイル一覧画像の数よりも多く、次のサムネイル一覧画像に更新される回数が内蔵モニタ16が更新される回数よりも少ないので、外部モニタ18を見ながら操作する使用者にとって、サムネイル一覧画像が煩雑に更新されず、見やすく、目の疲労が低減される。
上記の第2の実施形態では、ズームボタン22の操作により、撮影日時や撮影番号などで複数種類に分類されたサムネイル一覧画像を選択するように構成したが、図13に示すテレビ31の正面図に表示されるように、ツリー状の各フォルダA,a,b,cに分類されたサムネイル一覧画像を、フォルダA,a,b,cを指定することによって選択するように構成してもよい。このように構成される場合、サムネイル一覧画像がフォルダごとに管理されるため、使用者は、保存されているサムネイル一覧画像の全体を把握しやすい。また、フォルダbにサムネイル一覧画像1b〜11bが図示するように紐づいて表示されるため、使用者は、フォルダbの中身について、直感的に把握しやすく、また、分類された各サムネイル一覧画像から1つのサムネイル一覧画像を検索する効率が向上する。
上記各実施形態においては、本発明による画像表示装置をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、ビデオカメラや、携帯電話等に内蔵されるカメラ等の他の画像表示装置にも適用することが可能である。このような画像表示装置に本発明を適用した場合においても、上記各実施形態と同様な作用効果が奏される。
本発明の第1および第2の実施形態によるデジタルカメラの構成の概略を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によるデジタルカメラを左右に動かしてサムネイル一覧画像の選択画像を移動させる説明を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるデジタルカメラの背面の概略を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるデジタルカメラに接続される外部モニタの正面の概略を示す図である。 本発明の第1および第2の実施形態によるデジタルカメラがテレビ種別情報を出力するテレビと接続された際に制御部によって行われる処理の概略を示すフローチャートである。 本発明の第1および第2の実施形態によるデジタルカメラがテレビ種別情報を出力しないテレビと接続された際に制御部によって行われる処理の概略を示すフローチャートである。 本発明の第1および第2の実施形態によるデジタルカメラで関連付け設定1が選択された場合に行われるサムネイル表示処理の詳細なフローチャートである。 本発明の第1および第2の実施形態によるデジタルカメラで関連付け設定2が選択された場合に行われるサムネイル表示処理の詳細なフローチャートである。 本発明の第1および第2の実施形態によるデジタルカメラで関連付け設定3が選択された場合に行われるサムネイル表示処理の詳細なフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるデジタルカメラの背面の概略を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるデジタルカメラに接続される外部モニタの正面の概略を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるデジタルカメラの他の背面の概略を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるデジタルカメラに接続される外部モニタの他の正面の概略を示す図である。
符号の説明
1…レンズ
2…絞り
3…撮像素子
4…信号処理部
5…レンズ駆動部
6…絞り駆動部
7…タイミングジェネレーター
8…制御部
9…加速度センサ
10…傾きセンサ
11…閃光部
12…操作部
13…測光部
14…バッファメモリ
15…内蔵モニタインターフェイス
16…内蔵モニタ
17…外部モニタインターフェイス
18…外部モニタ
19…記憶媒体インターフェイス
20…記憶媒体
21…デジタルカメラ
31…テレビ

Claims (5)

  1. 記憶媒体に格納された画像データを読み出す画像読出手段と、
    この画像読出手段によって読み出された画像データに応じた画像が表示される内蔵モニタと、
    前記画像読出手段によって読み出された複数の画像データに基づいて前記内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像を生成する内蔵モニタ用一覧画像生成手段と、
    前記画像読出手段によって読み出された複数の画像データに基づいて前記内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像が含む画像よりも多い数の画像から構成される外部モニタ用のサムネイル一覧画像を生成する外部モニタ用一覧画像生成手段と、
    この外部モニタ用一覧画像生成手段で生成された外部モニタ用のサムネイル一覧画像を外部モニタへ出力する出力手段と、
    前記内蔵モニタおよび前記外部モニタの各モニタに表示される各サムネイル一覧画像における画像を選択する使用者の操作を受け付ける操作受付手段と、
    この操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された、前記内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像と前記外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像における画像とが同一であると視認させる関連付け手段と
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記関連付け手段は、
    前記各モニタにおいて現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が前記操作受付手段によって受け付けられると、
    前記各モニタに表示される前記各サムネイル一覧画像の先頭画像が消えて2番目以降の各画像の表示位置が順次繰り上がり、前記各サムネイル一覧画像の最後端に新たな画像が表示された内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を前記内蔵モニタ用一覧画像生成手段および前記外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記関連付け手段は、
    前記操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像の前記各モニタにおける表示態様を第1の表示態様とし、前記操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像以外の各画像の前記各モニタにおける表示態様を前記第1の表示態様と異なる第2の表示態様とした内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を前記内蔵モニタ用一覧画像生成手段および前記外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
    前記各モニタにおいて現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が前記操作受付手段によって受け付けられると、
    前記各モニタにおいて、前記第1の表示態様で表示される画像が現在前記第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、前記第2の表示態様で表示される画像が切り替わった前記次の画像以外にされた内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を前記内蔵モニタ用一覧画像生成手段および前記外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
    前記内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が前記操作受付手段によって受け付けられると、
    前記内蔵モニタに表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、前記第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、前記第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像を前記内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させると共に、
    前記外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像を構成する画像が、前記内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像の全画像数分消されて、消されて残った画像の各表示位置が順次前記全画像数分繰り上がり、繰り上がった最後端の次の表示位置から消された前記全画像数分の新たな画像群が表示された外部モニタ用のサムネイル一覧画像を前記外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記関連付け手段は、
    前記操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像の前記各モニタにおける表示態様を第1の表示態様とし、前記操作受付手段によって操作が受け付けられて選択された画像以外の各画像の前記各モニタにおける表示態様を前記第1の表示態様と異なる第2の表示態様とした内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を前記内蔵モニタ用一覧画像生成手段および前記外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
    前記各モニタにおいて現在選択されている画像の次の画像を選択する操作が前記操作受付手段によって受け付けられると、
    前記各モニタにおいて、前記第1の表示態様で表示される画像が現在前記第1の表示態様で表示されている画像から次の画像に切り替わり、前記第2の表示態様で表示される画像が切り替わった前記次の画像以外にされた内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像および外部モニタ用のサムネイル一覧画像を前記内蔵モニタ用一覧画像生成手段および前記外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
    前記内蔵モニタに表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が前記操作受付手段によって受け付けられると、
    前記内蔵モニタに表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、前記第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、前記第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった内蔵モニタ用のサムネイル一覧画像を前記内蔵モニタ用一覧画像生成手段に生成させ、
    前記外部モニタに表示されるサムネイル一覧画像における選択画像がこのサムネイル一覧画像の最後端の画像から次の画像に切り替える操作が前記操作受付手段によって受け付けられると、
    前記外部モニタに表示されていたサムネイル一覧画像を構成する全画像が消されて全画像が次の新たな画像群とされ、前記第1の表示態様で表示される画像がサムネイル一覧画像の最後端画像から先頭画像に切り替わり、前記第2の表示態様で表示される画像がこの先頭画像以外の画像に切り替わった外部モニタ用のサムネイル一覧画像を前記外部モニタ用一覧画像生成手段に生成させる
    ことを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記操作受付手段は、画像表示装置本体が傾けられたまたは振られたことを検知するセンサを有し、
    前記出力手段に前記外部モニタが接続されたことを検出する接続検出手段と、
    この接続検出手段によって前記出力手段に前記外部モニタが接続されたことが検出されると、前記センサによって画像表示装置本体が傾けられたまたは振られたことが検知された場合に、画像を選択する使用者の操作を前記操作受付手段によって受け付けるモードに設定する操作受付モード設定手段と
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
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