JP2002145793A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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antibacterial
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Kayoko Kobayashi
香世子 小林
Kenzo Ito
建三 伊藤
Yoko Katogi
陽子 加藤木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外用剤中に配合された抗菌作用を有する植物
抽出物の抗菌活性を向上させ、かつ皮膚に対する刺激性
の低い皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】 二価アルコールより選ばれる一種または
二種以上と、シソ科のローズマリー、タイム、オドリコ
ソウ、シソ及び生薬のオウゴンの起源植物であるコガネ
バナ、マメ科のカンゾウ及びクララ、バラ科のビワ、ボ
タン科のボタンピ及びシャクヤク、ユリ科のアロエ、キ
ンポウゲ科のオウレン、ミカン科のオウバク、ショウガ
科のウコン、カバノキ科のシラカバ、生薬ジュウヤクの
起源植物であるドクダミ科のドクダミ、カンファーの起
源植物であるクスノキ科のクスノキのような抗菌作用を
有する植物抽出物の一種または二種以上とを組み合わせ
て配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は皮膚外用剤に関し、
さらに詳しくは、外用剤中に配合された抗菌作用を有す
る植物抽出物の抗菌活性が向上し、かつ皮膚に対する刺
激性の低い皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】通
常、皮膚外用剤中には、防腐防黴性を確保して保存性を
向上させることを目的として防腐剤が配合される。そし
て、代表的な皮膚外用剤における防腐剤としては、パラ
オキシ安息香酸エステル(通称、パラベン類)を挙げる
ことができる。このパラベン類は皮膚外用剤中における
防腐剤として安全性及び有効性に優れたものであるが、
それでもごく一部の敏感な使用者に対して使用時におけ
る刺激感等を伴う場合が全く想定されないわけではな
い。ことに昨今は、より肌に優しい皮膚外用剤が求めら
れる傾向があり、専らこのパラベン類を防腐成分とする
だけではこのような昨今の皮膚外用剤に対する要求を完
全に満足させることは非常に難しくなっているのが実情
である。勿論、パラベン類を配合しない皮膚外用剤を創
製することも可能ではあるが、この場合、防腐性を確保
するために小分け容器やバックレス機構等の複雑な手段
を駆使する必要性に迫られ、経済性,汎用性等に欠けて
しまう傾向が顕著である。
【0003】本発明は以上述べたような従来の事情に対
処してなされたもので、基剤や他の配合成分により抗菌
活性が低下することなく有効な抗菌作用を示し、かつ可
能な限り従来用いられてきた防腐防黴剤の配合量を少な
くしてパラベンフリーにすることも可能な安全性に優れ
た皮膚外用剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため、安定性が高く皮膚に対する刺激性の低い防
腐防黴系を検討した結果、二価アルコールより選ばれる
一種または二種以上と、抗菌作用を有する植物抽出物の
一種または二種以上とを併用して含有させることによ
り、相乗的に抗菌活性が向上することを見出し、本発明
に至った。
【0005】すなわち本発明は、二価アルコールより選
ばれる一種または二種以上と、抗菌作用を有する植物抽
出物の一種または二種以上とを組み合わせて配合するこ
とを特徴とする皮膚外用剤である。
【0006】また本発明は、二価アルコールより選ばれ
る一種または二種以上と、抗菌作用を有する植物抽出物
の一種または二種以上との組み合わせを防腐防黴の有効
成分として配合することを特徴とする皮膚外用剤、二価
アルコールより選ばれる一種または二種以上と、抗菌作
用を有する植物抽出物の一種または二種以上との組み合
わせよりなることを特徴とする防腐防黴剤、および抗菌
作用を有する植物抽出物に、二価アルコールより選ばれ
る一種または二種以上を加えることを特徴とする抗菌作
用を有する植物抽出物の抗菌活性増強方法である。
【0007】以下、本発明の構成について説明する。本
発明の皮膚外用剤に配合する二価アルコールとしては、
下記一般式(1)〜(4)で表される群から選ばれるものが
好ましい。
【0008】
【化2】 CH2OH−CHOH−R1 …(1) CH2OH−R2−CH2OH …(2) CH3−CHOH−R3−CHOH−CH3 …(3) CH2OH−CH(a-2)(R4)a−CHOH−R5 …(4)
【0009】(式中、R1は炭素数2〜6のアルキル基
を示し、R2は炭素数1〜8の直鎖または分岐のアルキ
レン基を示し、R3は炭素数1〜3のアルキレン基を示
し、R4およびR5は同一または異なり、それぞれ炭素数
1〜4のアルキル基を示し、aは0,1または2を示
す。)
【0010】これらの二価アルコールの配合量は水への
溶解度に大きく依存するが、目的とする抗菌効果を発揮
させるためには、0.1〜15.0重量%が一般的には
好ましく、0.5〜10.0重量%が特に好ましい。
【0011】また、本発明に用いられる抗菌性を有する
植物抽出物としては、シソ科のローズマリー、タイム、
オドリコソウ、生薬のオウゴンの起源植物であるコガネ
バナ及びシソ、マメ科のカンゾウ及びクララ、バラ科の
ビワ、ボタン科のボタンピ及びシャクヤク、ユリ科のア
ロエ、キンポウゲ科のオウレン、ミカン科のオウバク、
ショウガ科のウコン、カバノキ科のシラカバ、生薬ジュ
ウヤクの起源植物であるドクダミ科のドクダミ、カンフ
ァーの起源植物であるクスノキ科のクスノキがあげられ
る。
【0012】これらの植物抽出物の調製法は特に限定さ
れない。抽出には全草を用いても良いが、花,茎,根,
種子,果実,樹皮等、各植物において特に抗菌作用の強
い成分を多く含有する部位が明らかである場合には、そ
の部位を選択して用いることが好ましい。また、植物を
そのまま抽出してもよく、細切,乾燥,粉砕等の処理を
行ってから抽出操作を行ってもよい。
【0013】抽出溶媒としては、水の他、メタノール,
エタノール,プロパノール,イソプロパノール,ブタノ
ール,エチレングリコール,プロピレングリコール,
1,3−ブチレングリコール,ジエチレングリコール,
ジプロピレングリコール,イソプレングリコール,ヘキ
シレングリコール,グリセリン,酢酸メチル,酢酸エチ
ル,酢酸イソプロピル,エチルエーテル,イソプロピル
エーテル,アセトン等の高極性有機溶媒を用いることが
できる。これらより一種を単独で、あるいは二種以上を
混合して用いる。
【0014】上記の植物抽出物は、抽出物そのままで化
粧料に添加することもでき、また抗菌作用を失わない範
囲で脱臭,脱色等の精製操作を加えてから配合すること
もできる。さらに抽出物より抽出溶媒を蒸発,乾固さ
せ、水,エタノール,プロピレングリコール,1,3−
ブチレングリコール,グリセリン等の溶媒に再溶解させ
て添加することもできる。植物抽出物の配合量は0.0
001〜5.0重量%(乾燥固型分として)が適当であ
り、より好ましくは、0.001〜1.0重量%であ
る。
【0015】このようにして、二価アルコールより選ば
れる一種または二種以上及び抗菌性を有する植物抽出物
より選ばれる一種または二種以上を組み合わせて配合す
ることにより、驚くべきことに防腐性が相乗的に著しく
向上した皮膚外用剤が提供される。
【0016】本発明においては、他の防腐剤を皮膚外用
剤中に追加配合する必要はないが、本発明の所期の効果
を損なわない範囲で、他の防腐剤を追加配合することは
可能である。しかしながら、安全性の点、および本発明
の特徴を発揮する点からは他の防腐剤を配合しない皮膚
外用剤であることが好ましい。
【0017】本発明の皮膚外用剤は、他の抗炎症効果を
有する成分、例えばグリチルリチン酸およびその塩類、
グリチルレチン酸およびその塩類、トラネキサム酸など
を配合すれば、前記した抗菌効果と抗炎症効果によりニ
キビ予防効果を有する低刺激性の皮膚外用剤を提供する
ことも可能である。
【0018】また、本発明の皮膚外用剤は、所期の効果
を損なわない範囲内で、企図する皮膚外用剤の性質に応
じて、保湿剤、紫外線防御剤、ビタミン類、動植物抽出
成分、美白剤、血管拡張剤、収斂剤、清涼剤、ホルモン
剤等、おおよそ皮膚外用剤に配合され得る成分が配合さ
れ得る。
【0019】そして、本発明の皮膚外用剤は、外皮に適
用される化粧料、医薬品、医薬部外品等に広く適用する
ことが可能であり、その剤型も水溶液系,可溶化系,乳
化系,油液系,ゲル系,ペースト系,軟膏系,エアゾー
ル系,水−油2層系,水−油−粉末3層系等幅広い剤型
を採り得る。すなわち、基礎化粧料であれば、洗顔料,
化粧水,乳液,クリーム,ジェル,エッセンス(美容
液),パック・マスク等の形態に、上記の多様な剤型に
おいて広く適用可能である。さらに、メーキャップ化粧
料であれば、ファンデーション,マスカラ,ネールエナ
メル,口紅等の形態に、上記の多様な剤型において広く
適用可能である。また、毛髪用化粧料であれば、シャン
プー,リンス,養毛料等の形態に、上記の多様な剤型に
おいて広く適用可能である。医薬品又は医薬部外品であ
れば、各種の軟膏剤等の形態に広く適用が可能である。
なお、これらの剤型及び形態に、本発明皮膚外用剤の採
り得る剤型及び形態が限定されるものではない。
【0020】本発明の皮膚外用剤においては、上記の所
望する剤型及び形態に応じて通常公知の基剤成分を、そ
の配合により本発明の所期の効果が損なわれない範囲で
広く配合することができる。すなわち、液体油脂,固体
油脂,ロウ類,炭化水素油,高級脂肪酸,高級アルコー
ル,合成エステル油,シリコーン類,各種の界面活性
剤,金属イオン封鎖剤,水溶性高分子,増粘剤,保湿
剤,各種の粉末成分,色剤,香料,水等を必要に応じて
本発明の皮膚外用剤中に適宜配合することができる。
【0021】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明は以下の実施例のみに限定されるもの
ではないことは言うまでもない。配合量は全て重量%で
あり、また植物抽出物の配合量は全て乾燥固型分換算で
ある。実施例を開示するに先立ち、先ず使用試験と防腐
力判定試験について記載する。
【0022】(1)使用試験 調製した試料を10名の専門パネルにより実際に使用
し、官能試験を行った。評価結果は次の表示で示す。 ◎:10名中8名以上が良好と回答した。 ○:10名中6名以上,8名未満が良好と回答した。 △:10名中4名以上,6名未満が良好と回答した。 ×:10名中4名未満が良好と回答した。
【0023】(2)防腐力判定試験 試料30mlに菌液を接種後、塗抹法により菌数の変化
を調べた。なお、接種菌は、カビ,酵母,バクテリアを
用いて、2週間経過時までの菌数変化により防腐力を評
価し、得られた結果を以下の4段階の基準に分類した。
なお、以下の分類のうち、◎ないし○のものを合格と判
定した。 ◎:早急に効果が認められる。 ○:徐々に効果が認められる。 △:ほとんど効果が認められない。 ×:全く効果が認められない。
【0024】実施例1〜7,比較例1〜5 次に示すような配合処方により、それぞれ常法に従って
化粧水を調製して上記使用試験および防腐力判定試験を
行った。その結果を表1,2に示す。 (処方) エチルアルコール 3.0重量% グリセリン 1.0 POE(60)硬化ヒマシ油 0.3 クエン酸 0.03 クエン酸三ナトリウム 0.07 ジプロピレングリコール 5.0 メタリン酸ナトリウム 0.01 精製水 残余 多価アルコール 表1,2記載 植物抽出物 表1,2記載
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】 *1:50%エタノール抽出物 *2:50%ブチレングリコール抽出物
【0028】表1に示すように、実施例においては使用
性にも満足した者の割合が多く、かつ防腐性も確保され
ている。これに対して、表2に示すように、比較例にお
いては二価アルコールのみまたは植物抽出液の組み合わ
せのみで、防腐力が十分ではなかった。
【0029】これらの結果から、二価アルコールより選
ばれる一種または二種以上と、抗菌作用を有する植物抽
出物の一種または二種以上とを組み合わることにより、
相乗的に防腐力が向上し、使用性も良好な皮膚外用剤が
提供されることが明らかになった。
【0030】以下、種々の処方の本発明皮膚外用剤を例
示するが、いずれの実施例も優れた防腐力を保持しつ
つ、使用性も良好であった。なお、これらの実施例にお
ける皮膚外用剤の製造方法は各々の態様の皮膚外用剤の
製造方法として一般的に用いられている方法に従った。
【0031】 実施例8 収斂化粧水 1,2−ブタンジオール 2.0重量% 変性アルコール 15.0 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 3.0 POE(50)オレイルエーテル 0.5 3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 2.0 メタリン酸ナトリウム 0.01 クエン酸 0.03 クエン酸ナトリウム 0.07 フェノキシエタノール 0.3 オウレンの50%エタノール抽出物 0.005 香料 適量 精製水 残部
【0032】 実施例9 クレンジングフォーム ステアリン酸 8.0重量% パルミチン酸 6.0 ミリスチン酸 4.0 苛性カリ 5.2 グリセリルモノステアレート 2.0 ビースワックス 1.5 1,10−デカンジオール 0.1 2,6−ヘプタンジオール 0.1 PEG1500 5.0 グリセリン 10.0 アロエの50%プロピレングリコール抽出物 0.01 精製水 残部
【0033】 実施例10 乳液 セタノール 1.5重量% ステアリルアルコール 1.8 ワセリン 2.0 ジメチルポリシロキサン 1.5 スクワラン 3.0 イソプロピルミリステート 2.5 グリセリルモノステアレート 1.8 POE(5)グリセリルモノステアレート 1.8 POE(20)セチルエーテル 1.5 カルボキシビニルポリマー 0.2 苛性カリ 0.25 グリセリン 6.0 ジプロピレングリコール 5.0 1,4−ブタンジオール 2.0 ビワの50%ブチレングリコール抽出物 0.001 ローズマリーの50%エタノール抽出物 0.001 エデト酸三ナトリウム 0.01 香料 適量 フェノキシエタノール 0.3 精製水 残部
【0034】 実施例11 保湿ジェル 変性アルコール 10.0重量% プロピレングリコール 5.0 グリセリン 10.0 アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1 カルボキシビニルポリマー 0.2 ジメチルポリシロキサン 2.0 苛性カリ 0.1 1,2−ペンタンジオール 2.0 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 0.3 メタリン酸ナトリウム 0.01 オウバクのジプロピレングリコール抽出物 0.02 クララのプロピレングリコール抽出物 0.01 香料 適量 精製水 残部
【0035】 実施例12 保湿クリーム ステアリルアルコール 6.0重量% ステアリン酸 2.0 パーム硬化油 4.0 スクワラン 9.0 オクチルドデカノール 10.0 ポリオキシエチレン(25E.O.) セチルアルコールエーテル 3.0 グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0 1,3−ブチレングリコール 6.0 ジエチレングリコールモノエチルエーテル 4.0 エデト酸三ナトリウム 0.01 ボタンピのグリセリン抽出物 0.02 オドリコソウのヘキシレングリコール抽出物 0.005 2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール 1.0 1,7−ヘプタンジオール 0.5 精製水 残部
【0036】 実施例13 抗アクネエッセンス ジプロピレングリコール 5.0重量% 変性アルコール 5.0 グリセリン 2.0 1,3−ブチレングリコール 7.0 カルボキシビニルポリマー 0.4 スクワラン 5.0 グリチルリチン酸ジカリウム 0.05 トラネキサム酸 1.0 トリメチルグリシン 1.0 シソのブチレングリコール抽出物 0.5 ジュウヤクの50%エタノール抽出物 0.5 センキュウの70%ブチレングリコール抽出物 0.5 ボタンピの50%エタノール抽出物 0.1 d−カンファー 0.01 フェノキシエタノール 0.3 水酸化カリウム 適量 香料 適量 精製水 残部
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の防腐防黴剤を用いなくとも十分な抗菌活性を有
し、かつ皮膚に対する刺激性の低い皮膚外用剤が提供さ
れる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 K V 7/00 7/00 K C M N R 7/48 7/48 9/08 9/08 47/10 47/10 A61P 17/00 A61P 17/00 101 101 17/10 17/10 17/16 17/16 (72)発明者 加藤木 陽子 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C076 AA12 BB31 CC18 DD30 DD34 DD37 DD38 DD39 DD51 DD70 EE09 EE53 FF56 4C083 AA111 AA112 AA122 AB032 AB282 AC012 AC022 AC072 AC092 AC102 AC111 AC112 AC121 AC122 AC172 AC182 AC242 AC302 AC352 AC422 AC532 AC622 AC712 AD042 AD092 AD152 AD532 CC04 CC05 CC23 DD08 DD41 EE12 EE13 4C088 AB12 AB25 AB32 AB33 AB38 AB47 AB51 AB59 AB60 AB62 AB81 AB85 BA08 MA07 MA63 NA05 NA06 ZA89

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二価アルコールより選ばれる一種または
    二種以上と、抗菌作用を有する植物抽出物の一種または
    二種以上とを組み合わせて配合することを特徴とする皮
    膚外用剤。
  2. 【請求項2】 二価アルコールより選ばれる一種または
    二種以上と、抗菌作用を有する植物抽出物の一種または
    二種以上との組み合わせを防腐防黴の有効成分として配
    合することを特徴とする皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 実質的に他の防腐防黴剤を含まないこと
    を特徴とする請求項1または2記載の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 二価アルコールが下記一般式(1)〜(4)
    で表される群から選ばれる一種または二種以上であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の皮膚外用剤。 【化1】 CH2OH−CHOH−R1 …(1) CH2OH−R2−CH2OH …(2) CH3−CHOH−R3−CHOH−CH3 …(3) CH2OH−CH(a-2)(R4)a−CHOH−R5 …(4) (式中、R1は炭素数2〜6のアルキル基を示し、R2
    炭素数1〜8の直鎖または分岐のアルキレン基を示し、
    3は炭素数1〜3のアルキレン基を示し、R4およびR
    5は同一または異なり、それぞれ炭素数1〜4のアルキ
    ル基を示し、aは0,1または2を示す。)
  5. 【請求項5】 抗菌作用を有する植物抽出物の一種また
    は二種以上が、シソ科のローズマリー、タイム、オドリ
    コソウ、シソ及び生薬のオウゴンの起源植物であるコガ
    ネバナ、マメ科のカンゾウ及びクララ、バラ科のビワ、
    ボタン科のボタンピ及びシャクヤク、ユリ科のアロエ、
    キンポウゲ科のオウレン、ミカン科のオウバク、ショウ
    ガ科のウコン、カバノキ科のシラカバ、生薬ジュウヤク
    の起源植物であるドクダミ科のドクダミ、カンファーの
    起源植物であるクスノキ科のクスノキより選ばれる植物
    の抽出物であることを特徴とする請求項1または2記載
    の皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 二価アルコールより選ばれる一種または
    二種以上と、抗菌作用を有する植物抽出物の一種または
    二種以上との組み合わせよりなることを特徴とする防腐
    防黴剤。
  7. 【請求項7】 抗菌作用を有する植物抽出物に、二価ア
    ルコールより選ばれる一種または二種以上を加えること
    を特徴とする抗菌作用を有する植物抽出物の抗菌活性増
    強方法。
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