JP2002141846A - アダプティブ受信機 - Google Patents

アダプティブ受信機

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JP2002141846A JP2000333292A JP2000333292A JP2002141846A JP 2002141846 A JP2002141846 A JP 2002141846A JP 2000333292 A JP2000333292 A JP 2000333292A JP 2000333292 A JP2000333292 A JP 2000333292A JP 2002141846 A JP2002141846 A JP 2002141846A
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アダプティブアレイアンテナを用い、相関の
低い不要波のみならず、相関の高い不要波についても有
効に抑圧する。 【解決手段】 アレイアンテナ11でOFDM信号を受
信し、RF/1F・ADC12によりサンプリングを行
い、GI除去部13、FFT14でOFDM復調する。
このOFDM復調信号のそれぞれにアダプティブ演算部
17からの複素ウエイトを乗じて重み付けを行う。ま
た、等化部20における伝搬路推定部21で伝搬路推定
値を算出し、複素ウェイト調整部22で伝搬路推定部2
1からの伝搬路推定値に複素ウエイトを乗じて重み付け
を行う。この重み付けされた伝搬路推定値を加算部23
で加算して、アダプティブ合成後の伝搬路推定値とし、
除算部24で、アダプティブアレイ部10から出力され
るアダプティブ合成後の復調信号を、アダプティブ合成
後の伝搬路推定値で除算して等化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを周波数分
割して並列伝送するマルチキャリア伝送方式に用いられ
るアダプティブ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、無線を利用した大容量通信に用いる変調方式とし
て、データを周波数分割して並列伝送するOFDM(Ort
hogonal Frequency Division Multiplexing)方式が注目
されている。このOFDM方式によれば、1つのデータ
を長い時間かけて送ることができるため、周波数選択性
フェージングの影響を軽減することができる。また、こ
のOFDM方式では、キャリアの直交性を利用し、キャ
リアを密に配置することで、周波数利用効率を高め、ま
たガードインターバルと呼ばれる自シンボルのコピー信
号を付加することで、遅延波が到来した場合でも他シン
ボルからの干渉を防いでいる。
【0003】このOFDM方式を用いた場合でも、壁な
どで複数回反射され、長い時間遅れて到来する、いわゆ
る長遅延波の存在する環境や、遅延波で同期がかかり、
先行波が存在するような場合においては、キャリアの直
交性が崩れるため、特性が大きく劣化してしまう。キャ
リアの直交性が崩れる場合について図18を用いて説明
する。図中は、遅延波がガードインターバル内に収ま
っている場合を示している。この場合は、他シンボルと
干渉を起こしている部分(図中のAで示す)が復調する
際のガードインターバルの除去により切りとられるた
め、直交性が崩れることはない。図中は、ガードイン
ターバルを越えた波が到来した場合を示している。この
場合は、他シンボルと干渉を起こしている部分がFFT
ウインド内に入り込んでいるため、復調の際にキャリア
の直交性が崩れてしまう。図中は、遅延波で同期を取
った場合を示している。この場合もと同様に、他シン
ボルと干渉を起こしている部分がFFTウインド内に入
り込むため、復調の際にキャリアの直交性が崩れてしま
う。
【0004】従来、このような所望波に対して相関の低
い不要波(ガードインターバル外の遅延波、先行波、干
渉波など)を効果的に抑圧する技術として、アダプティ
ブアレイアンテナがある。アダプティブアレイアンテナ
とは、複数のアンテナ素子により構成されたアレイアン
テナと、各アンテナ素子の出力信号の振幅と位相を変え
る複素ウエイトを算出するアダプティブ演算部とを有
し、各アンテナの受信信号に複素ウエイトを乗じて合成
することにより、所望波を抽出し、不要波を抑圧する装
置である。
【0005】また、アダプティブ演算部による演算をア
ダプティブアルゴリズムと呼び、これまでいくつかのア
ルゴリズムが報告されている。例えば、最小誤差2乗法
MMSE(Minimum Mean Square Error)に基づくもの
に、LMS(Least Mean Square)やCMA(Constant Mod
ulus Algorithm)が挙げられる。LMSは、所望のアレ
イ応答である参照信号と実際のアレイ出力信号の差を最
小にすることにより最適な複素ウエイトを算出するアル
ゴリズムである。また、CMAは、定包絡線信号に適用
でき、多重波伝搬環境により歪んだ信号を元の定包絡線
信号に戻すように最適な複素ウエイトを算出するアルゴ
リズムである。これら以外にも、アレイ出力のSNR(S
ignal to Noise Ratio)を最大化するように複素ウエイ
トを算出するMSN(Maximum Signal to Noise ratio)
や、所望波の到来方向が既知である事を前提に、電力の
最小化を行うDCMP(Directionally Constrained Min
imization of Power)などがある。
【0006】また、アダプティブアレイアンテナを用い
た従来技術として、特開平10−93323号公報の
「アダプティブアンテナおよびマルチキャリア無線通信
システム」や特開平10−210099号公報の「アダ
プティブ受信装置」がある。特開平10−93323号
公報には、受信信号に内挿されているパイロットデータ
と呼ばれる既知信号を抽出し、受信機側で用意した既知
信号との誤差を最小にするように複素ウエイトを更新す
る、いわゆるLMS、RLS(Recursive Least Square
s)アルゴリズムに基づいてアダプティブ演算を行うもの
が記載されている。また、特開平10−210099号
公報には、アダプティブ合成後のスペクトラムを一定に
するように複素ウエイトを更新する、いわゆるCMAを
周波数領域で行ったものが記載されている。
【0007】しかしながら、本発明者らが上記した技術
について鋭意検討を行ったところ、アダプティブアレイ
アンテナを用いることにより相関の低い不要波を効果的
に抑圧することができるが、相関の高い不要波(ガード
インターバル内の遅延波)については有効に抑圧するこ
とができず、復調特性が劣化する問題があることがわか
った。
【0008】本発明は上記問題に鑑みたもので、アダプ
ティブアレイアンテナを用い、相関の低い不要波のみな
らず、相関の高い不要波についても有効に抑圧すること
ができるアダプティブ受信機を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、複数のアンテナ素子に
より構成されたアレイアンテナ(11)と、各アンテナ
素子で受信した信号をそれぞれ周波数軸上の信号に復調
する手段(12、13、14)と、前記それぞれの周波
数軸上の信号に複素ウエイトを乗じて合成しアダプティ
ブ合成後の復調信号とする手段(15、16)と、前記
それぞれの周波数軸上の信号と前記アダプティブ合成後
の復調信号に基づいて前記複素ウエイトを算出する複素
ウエイト算出手段(17)とを有するアダプティブアレ
イ部(10)と、前記それぞれの周波数軸上の信号に内
挿されている既知信号に基づいてそれぞれの伝搬路推定
値を算出する伝搬路推定手段(21)と、この伝搬路推
定手段(21)で算出されたそれぞれの伝搬路推定値
に、前記複素ウエイト算出手段(17)で算出された複
素ウエイトを乗じて合成しアダプティブ合成後の伝搬路
推定値とする手段(22、23)と、前記アダプティブ
合成後の復調信号を前記アダプティブ合成後の伝搬路推
定値で除算する手段(24)とを有する等化部(20)
とを備えたアダプティブ受信機を特徴としている。
【0010】このようにアダプティブアレイ部(10)
と等化部(20)とを適切に組み合わせた構成とするこ
とにより、相関の低い不要波のみならず、相関の高い不
要波についても有効に抑圧することができる。
【0011】アダプティブアレイ部(10)と等化部
(20)との適切な組み合わせ構成としては、請求項2
ないし4に記載の発明のようにすることができる。
【0012】すなわち、請求項2に記載の発明では、ア
ダプティブアレイ部(10)を、複数のアンテナ素子に
より構成されたアレイアンテナ(11)と、各アンテナ
素子で受信した信号をそれぞれ復調前の時間軸上の信号
にする手段(11、12)と、前記それぞれの時間軸上
の信号に複素ウエイトを乗じて合成しアダプティブ合成
後の信号とする手段(15、16)と、前記それぞれの
時間軸上の信号と前記アダプティブ合成後の信号とに基
づいて前記複素ウエイトを算出する複素ウエイト算出手
段(171)と、前記アダプティブ合成後の信号を周波
数軸上の信号に復調してアダプティブ合成後の復調信号
とする手段(13、14)とを有するようにし、等化器
(20)を、前記時間軸上の信号を周波数軸上の信号に
それぞれ復調する手段(221、222)と、前記それ
ぞれの周波数軸上の信号に内挿されている既知信号に基
づいてそれぞれの伝搬路推定値を算出する伝搬路推定手
段(21)と、この伝搬路推定手段(21)で算出され
たそれぞれの伝搬路推定値に、前記複素ウエイト算出手
段(171)で算出された複素ウエイトを乗じて合成し
アダプティブ合成後の伝搬路推定値とする手段(22、
23)と、前記アダプティブ合成後の復調信号を前記ア
ダプティブ合成後の伝搬路推定値で除算する手段(2
4)とを有するようにしている。
【0013】請求項3に記載の発明では、アダプティブ
アレイ部(10)を、複数のアンテナ素子により構成さ
れたアレイアンテナ(11)と、各アンテナ素子で受信
した信号をそれぞれ復調前の時間軸上の信号にする手段
(11、12)と、前記それぞれの時間軸上の信号に複
素ウエイトを乗じて合成しアダプティブ合成後の信号と
する手段(15、16)と、前記それぞれの時間軸上の
信号と前記アダプティブ合成後の信号とに基づいて前記
複素ウエイトを算出する複素ウエイト算出手段(17
1)と、前記アダプティブ合成後の信号を周波数軸上の
信号に復調してアダプティブ合成後の復調信号とする手
段(13、14)とを有するようにし、等化器(20)
を、前記それぞれの時間軸上の信号に内挿されている既
知信号を抽出し、抽出した既知信号のそれぞれに、前記
複素ウエイト算出手段(171)で算出された複素ウエ
イトを乗じて合成する手段(223、224、225)
と、この合成された信号を周波数軸上の信号に復調する
手段(226、227)と、この復調された信号に基づ
いて伝搬路推定値を算出する伝搬路推定手段(21)
と、前記アダプティブ合成後の復調信号を前記伝搬路推
定値で除算する手段(24)とを有するようにしてい
る。
【0014】請求項4に記載の発明では、アダプティブ
アレイ部(10)を、複数のアンテナ素子により構成さ
れたアレイアンテナ(11)と、各アンテナ素子で受信
した信号をそれぞれ復調前の時間軸上の信号にする手段
(11、12)と、前記それぞれの時間軸上の信号に複
素ウエイトを乗じて合成しアダプティブ合成後の信号と
する手段(15、16)と、前記それぞれの時間軸上の
信号と前記アダプティブ合成後の信号とに基づいて前記
複素ウエイトを算出する複素ウエイト算出手段(17
1)と、前記アダプティブ合成後の信号を周波数軸上の
信号に復調してアダプティブ合成後の復調信号とする手
段(13、14)とを有するようにし、等化器(20)
を、前記それぞれの時間軸上の信号に内挿されている既
知信号を抽出し、抽出した既知信号のそれぞれに、前記
複素ウエイト算出手段で算出された複素ウエイトを乗じ
て合成する手段(223、224、225)と、この合
成された信号を周波数軸上の信号に復調する手段(22
6、227)と、この復調された信号に基づいて伝搬路
逆特性推定値を算出する伝搬路逆特性推定手段(22
8)と、前記アダプティブ合成後の復調信号に前記伝搬
路逆特性推定値を乗ずる手段(229)とを有するよう
にしている。
【0015】なお、請求項2ないし4に記載の発明にお
ける複素ウエイト算出手段(171)に代えて、請求項
5に記載の発明のように、前記それぞれの時間軸上の信
号と前記アダプティブ合成後の復調信号とに基づいて前
記複素ウエイトを算出する複素ウエイト算出手段(17
2)を用いるようにしてもよい。この場合、請求項6に
記載の発明のように、前記複素ウエイト算出手段(17
2)が、前記アダプティブ合成後の周波数軸上の復調信
号から算出された相関ベクトルから時間軸上の信号に変
換する手段(1721)を有し、前記それぞれの時間軸
上の信号と前記変換された時間軸上の信号とに基づいて
前記複素ウエイトを算出するようにするのが好ましい。
【0016】また、本発明は、スキャッタードパイロッ
ト信号を受信するアダプティブ受信機にも適用すること
ができる。
【0017】すなわち、請求項7に記載の発明では、複
数のアンテナ素子により構成されたアレイアンテナ(1
1)を有し、各アンテナ素子で受信した信号の振幅と位
相を変える複素ウエイトを、各アンテナで受信した信号
に乗じて合成し、アダプティブ合成後の復調信号とする
アダプティブアレイ部(10)と、前記アダプティブ合
成後の復調信号から内挿されている既知信号を抽出する
既知信号抽出手段(230)と、抽出された既知信号に
基づいて伝搬路推定値を算出する伝搬路推定手段(2
1)と、前記アダプティブ合成後の復調信号を前記伝搬
路推定値で除算して等化を行う手段(24)とを有する
等化部(20)とを備えたアダプティブ受信機を特徴と
している。
【0018】この場合、請求項8に記載の発明のよう
に、等化部(20)において、前記アダプティブ合成後
の復調信号から内挿されている既知信号を抽出する既知
信号抽出手段(230)と、抽出された既知信号に基づ
いて伝搬路逆特性推定値を算出する伝搬路逆特性推定手
段(228)と、前記アダプティブ合成後の復調信号に
前記伝搬路逆特性推定値を乗じて等化を行う手段(22
9)とを有するようにしてもよい。
【0019】請求項7または8に記載の発明におけるア
ダプティブアレイ部(10)としては、請求項9ないし
11に記載の発明のように、構成することができる。
【0020】すなわち、請求項9に記載の発明では、ア
ダプティブアレイ部(10)が、前記各アンテナ素子で
受信した信号をそれぞれ周波数軸上の信号に復調する手
段(11、12、13、14)と、前記それぞれの周波
数軸上の信号に複素ウエイトを乗じて合成しアダプティ
ブ合成後の復調信号とする手段(15、16)と、前記
それぞれの周波数軸上の信号と前記アダプティブ合成後
の復調信号に基づいて前記複素ウエイトを算出する複素
ウエイト算出手段(17)とを有するように構成されて
いる。
【0021】請求項10に記載の発明では、アダプティ
ブアレイ部(10)が、前記各アンテナ素子で受信した
信号をそれぞれ復調前の時間軸上の信号にする手段(1
1、12)と、前記それぞれの時間軸上の信号に複素ウ
エイトを乗じて合成しアダプティブ合成後の信号とする
手段(15、16)と、前記それぞれの時間軸上の信号
と前記アダプティブ合成後の信号とに基づいて前記複素
ウエイトを算出する複素ウエイト算出手段(171)
と、前記アダプティブ合成後の信号を周波数軸上の信号
に復調してアダプティブ合成後の復調信号とする手段
(13、14)とを有するように構成されている。
【0022】請求項11に記載の発明では、アダプティ
ブアレイ部(10)が、前記各アンテナ素子で受信した
信号をそれぞれ復調前の時間軸上の信号にする手段(1
1、12)と、前記それぞれの時間軸上の信号に複素ウ
エイトを乗じて合成しアダプティブ合成後の信号とする
手段(15、16)と、前記アダプティブ合成後の信号
を周波数軸上の信号に復調してアダプティブ合成後の復
調信号とする手段(13、14)と、前記それぞれの時
間軸上の信号と前記アダプティブ合成後の復調信号とに
基づいて前記複素ウエイトを算出する複素ウエイト算出
手段(172)とを有するように構成されている。
【0023】なお、請求項9ないし11に記載の発明に
おいて、前記既知信号抽出手段(230)は、請求項1
2に記載の発明のように、所定シンボル数単位で前記既
知信号の抽出を行うようにするのが好ましい。この場
合、請求項13に記載の発明のように、前記複素ウエイ
ト算出手段(17、171、172)が、前記所定シン
ボル数単位で前記複素ウエイトを更新出力するようにす
れば、複素ウエイトによる重み付けを伝搬路推定値が更
新されない間変化させないようにすることができる。
【0024】また、請求項7または8に記載の発明にお
いて、請求項14に記載の発明のように、前記既知信号
抽出手段(230)が、所定シンボル数単位で前記既知
信号の抽出を行い、前記アダプティブアレイ部(10)
が、各アンテナ素子で受信した信号と前記各アンテナ素
子に複素ウエイトを乗じて合成した信号とに基づいて前
記複素ウエイトをシンボル単位で演算する複素ウエイト
算出手段(17)と、前記複素ウエイトを前記所定シン
ボル単位でサンプル・ホールドする手段(18)とを有
し、前記サンプル・ホールドされた複素ウエイトが前記
各アンテナ素子で受信した信号に対して乗じられるよう
にしてもよい。
【0025】また、請求項12ないし14に記載の発明
において、請求項15に記載の発明のように、前記等化
部(20)において、前記アダプティブ合成後の復調信
号を前記等化を行う前に前記所定シンボル数の時間分遅
延させる遅延手段(231)を有するようにすれば、ア
ダプティブ合成後の復調信号の等化を時間遅れなく行う
ようにすることができる。
【0026】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)この実施形態で
は、信号フォーマットとして、図2に示すように、デー
タに先立ってプリアンブルと呼ばれる既知データがある
ものが用いられる。この信号フォーマットは、例えばI
EEE802.11a(無線LAN規格、パケット通
信)の信号フォーマットが用いられる。このプリアンブ
ルの既知データを用いてタイミング検出、AGC(Auto
Gain Control)、AFC(Auto Frequency Control)、伝
搬路推定が行われる。
【0028】図1に、この第1実施形態に係るアダプテ
ィブ受信機の構成を示す。このアダプティブ受信機は、
アダプティブアレイ部と、等化部とを有している。
【0029】アダプティブアレイ部10は、アレイアン
テナ(この実施形態では、4本のアンテナ素子で構成さ
れる)11と、RF/1F回路およびAD変換器(以
下、RF/1F・ADCという)12と、GI(ガード
インターバル)除去部13と、FFT(高速フーリエ変
換部)14と、複素ウェイト調整部15と、加算部16
と、アダプティブ演算部17とから構成されている。
【0030】送信機から送信されたOFDM信号は、多
重波伝搬環境を経て、複数のアンテナ素子から形成され
るアレイアンテナ11で受信される。アレイアンテナ1
1で受信された信号は、RF/1F・ADC12により
サンプリングされ、ディジタルベースバンド信号とな
る。このベースバンド信号は、GI除去部13、FFT
14によってOFDM復調される。このOFDM復調信
号は、複素ウェイト調整部15とアダプティブ演算部1
7に入力される。
【0031】複素ウェイト調整部15では、FFT14
からのOFDM復調信号のそれぞれに、アダプティブ演
算部17からの信号(複素ウエイト)を乗じて重み付け
を行う。この重み付けによって、OFDM復調信号の位
相と振幅が調整される。重み付けされたOFDM復調信
号は、加算部16で合成され、アダプティブアレイ部1
0の出力信号(アダプティブ合成後の復調信号)として
出力される。このアダプティブ合成後の復調信号は、ア
ダプティブ演算部17にフィードバックされる。
【0032】アダプティブ演算部17では、FFT14
からの4系統のOFDM復調信号と加算部16からのフ
ィードバック信号を用いて、複素ウエイトの更新を行
う。このアダプティブ演算部17で使用されるアダプテ
ィブアルゴリズムとしては、MMSE、CMA、MS
N、DCMP等が用いられる。
【0033】等化部20は、伝搬路推定部21と、複素
ウェイト調整部22と、加算部23と、除算部24とか
ら構成されている。
【0034】伝搬路推定部21では、FFT14からの
OFDM復調信号のそれぞれに基づき、OFDM復調信
号に内挿されているプリアンブルの既知信号を、受信機
側で予め記憶されている既知信号で除算して、伝搬路推
定値を算出する。通常のOFDMの等化では、受信され
た既知信号を受信機側で記憶された既知信号で除算して
伝搬路を推定し、それで受信データを除算して等化を行
う方法以外に、受信機側で記憶された既知信号を受信さ
れた既知信号で除算して伝搬路の逆特性を推定し、それ
を受信データに乗算して等化を行う方法があるが、この
実施形態では、後述するようにアダプティブ合成を行う
ため、伝搬路の逆特性は利用できない。そこで、この実
施形態では、各アンテナで受信された既知信号を受信機
側で記憶された既知信号でそれぞれ除算することによ
り、伝搬路推定値を算出するようにしている。
【0035】この算出された伝搬路推定値は、伝搬路推
定部21内のメモリに記憶され、複素ウェイト調整部2
2に出力される。メモリに記憶された伝搬路推定値は、
伝搬路推定値を新たに算出する毎に更新される。
【0036】複素ウェイト調整部22では、伝搬路推定
部21からの伝搬路推定値に、アダプティブ演算部17
からの信号を乗じて重み付けを行う。この場合、複素ウ
ェイト調整部22での重み付けに用いた複素ウエイトと
同一の複素ウエイトが、伝搬路推定部21からの伝搬路
推定値に乗じられる。重み付けされた伝搬路推定値は、
加算部23で加算され、アダプティブ合成後の伝搬路推
定値となる。
【0037】そして、アダプティブアレイ部10から出
力されるアダプティブ合成後の復調信号が、除算部24
において、アダプティブ合成後の伝搬路推定値で除算さ
れ、アダプティブアレイ部10と等化器20で等化され
た復調信号として、後段の図示しない復調部に出力され
る。
【0038】図3に、この実施形態について、シミュレ
ーションを行った時の収束特性とコンスタレーションの
結果を示す。図4(a)に、このシミュレーションに用
いたアンテナの配置を示し、図4(b)に、シュミレー
ション条件を示す。また、信号フォーマットはIEEE
802.11aに準拠したものとしている。
【0039】図3(a)から、アダプティブアレイ部1
0だけでは、相関の低いガードインターバル外の遅延波
(遅延波3)は抑圧されるが、ガードインターバル内の
波(遅延波1、2)は抑圧効果が低いことが確認でき
る。なお、ガードインターバル長は800nsとしてい
る。また、補足している波も同期を取っている所望波で
は無く、遅延波1となっている。その結果、コンスタレ
ーションは、図3(b)に示すように、同心円上を回る
ため、同期検波することができない。しかし、アダプテ
ィブアレイ部10と等化器20を組み合わせることで、
図3(c)に示すように、きれいな復調特性が得られ
る。図3(d)に、1つのアンテナで受信し、通常の等
化を行った時の復調特性を示すが、これと比較しても、
この実施形態のようにアダプティブアレイ部10と等化
器20を組み合わた構成とした方が、優れた等化能力を
持っていることが確認できる。
【0040】また、この実施形態のもう1つの優れた点
は、所望波をとるタイミングで伝搬路推定値を算出して
いるが、伝搬路推定値をアダプティブ合成しているの
で、あたかも遅延波のタイミングで伝搬路推定を行って
いるかのように振る舞うことである。アダプティブアル
ゴリズムにCMAを用いた場合、信号の誤補足がしばし
ば問題になるが、この実施形態ではこれを回避すること
ができる。 (第2実施形態)図5に、本発明の第2実施形態に係る
アダプティブ受信機の構成を示す。第1実施形態では、
OFDM復調後の信号でアダプティブ演算部17がアダ
プティブ演算を行っているのに対し、この実施形態で
は、OFDM復調前(時間領域)の信号でアダプティブ
演算部171がアダプティブ演算を行っている。
【0041】具体的には、RF/1F・ADC12から
の信号(時間領域の信号)がアダプティブ演算部171
に入力される。このアダプティブ演算部171では、ア
ダプティブアルゴリズムとしてMMSEが用いられ、プ
リアンブル信号の時間領域における参照信号を用意し、
受信された時間領域の信号との誤差を最小にするような
複素ウエイトを算出する。そして、RF/1F・ADC
12からの時間領域の信号が、複素ウェイト調整部15
において、アダプティブ演算部171から信号によって
重み付けされ、さらに加算部16で加算される。このア
ダプティブ合成後の時間領域の信号は、アダプティブ演
算部171に入力されるとともに、GI除去部13、F
FT14によってOFDM復調される。
【0042】また、等化器20においては、RF/1F
・ADC12からの時間領域の信号が、GI除去部22
1、FFT222によってそれぞれOFDM復調され、
伝搬路推定部21に入力される。この後は、第1実施形
態と同様に、伝搬路推定部21で伝搬路推定値が算出さ
れ、複素ウェイト調整部22で伝搬路推定値の重み付け
を行い、加算部23で合成されて、アダプティブ合成後
の伝搬路推定値となる。そして、アダプティブアレイ部
10から出力されるアダプティブ合成後の復調信号が、
除算部24において、アダプティブ合成後の伝搬路推定
値で除算され、アダプティブアレイ部10と等化器20
で等化された復調信号として、後段の復調部に出力され
る。 (第3実施形態)図6に、本発明の第3実施形態に係る
アダプティブ受信機の構成を示す。この実施形態は、第
2実施形態における等化器20の構成を変えたものであ
る。
【0043】この実施形態における等化器20は、バッ
ファメモリ223と、複素ウェイト調整部224と、加
算部225と、GI除去部226と、FFT227と、
伝搬路推定部21と、除算部24とから構成されてい
る。
【0044】RF/1F・ADC12から出力される時
間領域の信号のうち、プリアンブルの信号がバッファメ
モリ223に格納される。すなわち、このバッファメモ
リ223には、復調前の既知信号が抽出されて格納され
る。バッファメモリ223に格納された信号は、複素ウ
ェイト調整部224で、アダプティブ演算部171から
信号によって重み付けされ、加算部225で加算され、
GI除去部226、FFT227によってOFDM復調
される。このFFT227から出力された信号により、
伝搬路推定部21において、伝搬路推定値が算出され
る。
【0045】そして、第2実施形態と同様に、アダプテ
ィブアレイ部10から出力されるアダプティブ合成後の
復調信号が、除算部24において、伝搬路推定値で除算
され、アダプティブアレイ部10と等化器20で等化さ
れた復調信号として、後段の復調部に出力される。
【0046】なお、この実施形態では、FFT227か
ら出力される信号がアダプティブ合成後の信号となって
いるため、伝搬路推定部21と除算部24の代わりに、
伝搬路逆特性推定部228と乗算部229を用いるよう
にしてもよい。この場合、伝搬路逆特性推定部228に
おいて、受信機側で記憶された既知信号を受信された既
知信号で除算して伝搬路の逆特性を推定する。その推定
値を、乗算部229において、アダプティブ合成後の復
調信号に乗じることにより、等化を行うことができる。 (第4実施形態)図7に、本発明の第4実施形態に係る
アダプティブ受信機の構成を示す。第2実施形態では、
アダプティブ演算部171が、RF/1F・ADC12
からの時間領域の信号と、加算部16から出力されるア
ダプティブ合成後の時間領域の信号によって、アダプテ
ィブ演算を行っているのに対し、この実施形態では、ア
ダプティブ演算部172がRF/1F・ADC12から
の時間領域の信号と、加算部16の出力信号をGI除去
部13、FFT14によってOFDM復調した周波数軸
上の信号によって、アダプティブ演算を行っている。
【0047】この場合、アダプティブ演算部172で
は、一方の入力が時間軸上の信号で他方の入力が周波数
軸上の信号となるため、これまでのようなアルゴリズム
を用いて、アダプティブ演算を行うことができない。こ
のため、両信号を時間軸上の信号あるいは周波数軸上の
信号とする必要がある。そこで、この実施形態では、例
えば図8に示すように、アダプティブ演算部172内に
IFFT(逆高速フーリエ変換部)1721を設け、F
FT14からのOFDM復調した周波数軸上の信号から
算出された相関ベクトルをIFFT1721で時間軸上
の信号に変換し、この変換後の信号を用いて第2実施形
態と同様のアルゴリズムでアダプティブ演算を行うよう
にしている。
【0048】なお、この実施形態に示すアダプティブ演
算部を第3実施形態に適用し、図9に示すように構成す
ることもできる。 (第5実施形態)図10に、本発明の第5実施形態に係
るアダプティブ受信機の構成を示す。この実施形態で
は、信号フォーマットとして、時間と共に伝搬路推定値
が更新されるスキャッタードパイロット(以下、SPと
いう)信号を用いたSP方式の信号フォーマットを用い
ている。図11に、このSP方式におけるシンボル(時
間軸)とキャリア(周波数)の配置を示す。パイロット
キャリア(既知信号)は、4シンボル単位で適当な箇所
に配置されている。このSP方式の場合、パケットの先
頭にプレアンブルが配置されていないため、第1〜第4
実施形態のような等化器20を用いることはできない。
【0049】このため、この実施形態おける等化器20
は、図10に示すように、既知信号抽出部230と、伝
搬路推定部21と、除算部24とから構成されている。
なお、アダプティブアレイ部10は、図10に示すよう
に第1実施形態と同様の構成とする他、第2乃至第4実
施形態と同様の構成とすることもできる(図12、図1
3参照)。
【0050】図10に示す構成において、既知信号抽出
部230は、アダプティブアレイ部10から出力される
アダプティブ合成後の復調信号に内挿されている既知信
号を所定シンボル数(例えば、4シンボル)単位で抽出
する。伝搬路推定部21は、既知信号抽出部230で抽
出された既知信号を、受信機側で予め記憶されている既
知信号で除算して、伝搬路推定値を算出する。この算出
された伝搬路推定値は、伝搬路推定部21内のメモリに
記憶され、4シンボル単位で更新される。
【0051】そして、アダプティブアレイ部10から出
力されるアダプティブ合成後の復調信号が、除算部24
において、伝搬路推定値で除算され、アダプティブアレ
イ部10と等化器20で等化されたデータとして、後段
の復調部に出力される。
【0052】なお、この実施形態においても、アダプテ
ィブアレイ部10から出力される信号がアダプティブ合
成後の信号となっているため、伝搬路推定部21と除算
部24の代わりに、伝搬路逆特性推定部228と乗算部
229を用るようにしてもよい。
【0053】この実施形態において、アダプティブ演算
部17は、第1実施形態のように各シンボル毎に複素ウ
エイトを更新するようにしてもよいが、伝搬路推定部2
1で所定シンボル数(例えば、4シンボル)単位で伝搬
路推定値を更新しているため、その所定シンボル数の間
はアダプティブ演算部17が複素ウエイトの更新を行わ
ないようにするのが好ましい。この例について図14を
用いて説明する。
【0054】アダプティブ演算部17は、4シンボル単
位で複素ウエイトを更新する。今、加算部16から複素
ウエイトW2を用いた4つのシンボルのデータ2−1、
2−2、2−3、2−4が出力されたとする。この出力
後、アダプティブ演算部17は、次の複素ウエイトW3
を出力する。既知信号抽出部230は、4つのシンボル
のデータ2−1、2−2、2−3、2−4から既知信号
を抽出する。このとき伝搬路推定部21は、その4シン
ボル前に抽出された既知信号に基づいて算出された伝搬
路推定値Cest1を出力しているため、4つのシンボ
ルのデータ2−1、2−2、2−3、2−4は、その伝
搬路推定値Cest1によって等化される。
【0055】また、上記のように構成した場合、伝搬路
推定部21から出力される信号は、加算部16から出力
されるアダプティブ合成後の復調信号に対し、4シンボ
ル時間だけ遅れることになる。このような時間的な遅れ
をなくすためには、等化するデータをバッファ等の遅延
部を用いて4シンボル分遅らせればよい。例えば、図1
5に示すように、除算器24の前にバッファ231を設
けるようにする。このようにすれば、4つのシンボルの
データ1−1、1−2、1−3、1−4から抽出された
既知信号に基づいて算出された伝搬路推定値Cest1
により、4つのシンボルのデータ1−1、1−2、1−
3、1−4の等化を行うことができる。なお、図中のC
est2は、4つのシンボルのデータ2−1、2−2、
2−3、2−4から抽出された既知信号に基づいて算出
される伝搬路推定値を示している。
【0056】また、この実施形態は、図16に示すよう
に変形させることも可能である。この場合、アダプティ
ブ演算部17、複素ウェイト調整部15、加算部16は
第1実施形態と同様の構成で、各シンボル毎にアダプテ
ィブ演算を行う。そして、その演算によって各シンボル
毎に更新された複素ウエイトをサンプル・ホールド部1
8で所定シンボル数(例えば、4シンボル)単位でサン
プル・ホールドし、そのホールドした複素ウエイトを用
いて、複素ウェイト調整部151、加算部161でアダ
プティブ合成を行う。後段の等化器20の構成は、図1
4に示すものと同じか、もしくは図15に示すようなバ
ッファ231を設けるようにしてもよい(図17参
照)。
【0057】なお、図14から図17に示す実施形態に
おいても、アダプティブアレイ部10の構成としては、
第2乃至第4実施形態に示す構成としてもよく、また伝
搬路推定部21と除算部24の代わりに、伝搬路逆特性
推定部228と乗算部229を用るようにしてもよい。
【0058】また、本発明は、OFDM伝送方式を用い
たものに限定されず、広くマルチキャリア伝送方式を用
いたものに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るアダプティブ受信
機の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に用いる信号フォーマッ
トを示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態について、シミュレーシ
ョンを行った時の収束特性とコンスタレーションの結果
を示す図である。
【図4】図3のシミュレーションに用いたアンテナの配
置とシュミレーション条件を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るアダプティブ受信
機の構成を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るアダプティブ受信
機の構成を示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るアダプティブ受信
機の構成を示す図である。
【図8】図中のアダプティブ演算部172の構成を説明
するための図である。
【図9】本発明の第4実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図10】本発明の第5実施形態に係るアダプティブ受
信機の構成を示す図である。
【図11】本発明の第5実施形態に用いるSP方式のシ
ンボル(時間軸)とキャリア(周波数)の配置を示す図
である。
【図12】本発明の第4実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図13】本発明の第4実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図14】本発明の第4実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図15】本発明の第4実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図16】本発明の第4実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図17】本発明の第4実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図18】OFDM方式を用いた場合に、キャリアの直
交性が崩れる場合を説明するための図である。
【符号の説明】
10…アダプティブアレイ部、11…アレイアンテナ、
12…RF/1F・ADC、13…GI除去部、14…
FFT、15…複素ウェイト調整部、16…加算部、1
7…アダプティブ演算部、20…等化部、21…伝搬路
推定部、22…複素ウェイト調整部、23…加算部、2
4…除算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 11/00 H04B 7/26 D Fターム(参考) 5J021 AA06 CA06 DB02 DB03 EA04 FA14 FA15 FA16 FA17 FA20 FA26 FA29 FA30 FA32 GA02 HA05 5K022 AA03 AA26 DD01 DD33 5K046 AA05 EE01 EE55 5K059 CC03 CC04 DD35 5K067 AA03 BB02 CC02 EE02 EE10 EE61 KK03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを周波数分割して並列伝送するマ
    ルチキャリア伝送方式に用いられ、既知信号がデータの
    先頭に付加された信号を受信するアダプティブ受信機で
    あって、 複数のアンテナ素子により構成されたアレイアンテナ
    (11)と、各アンテナ素子で受信した信号をそれぞれ
    周波数軸上の信号に復調する手段(12、13、14)
    と、前記それぞれの周波数軸上の信号に複素ウエイトを
    乗じて合成しアダプティブ合成後の復調信号とする手段
    (15、16)と、前記それぞれの周波数軸上の信号と
    前記アダプティブ合成後の復調信号に基づいて前記複素
    ウエイトを算出する複素ウエイト算出手段(17)とを
    有するアダプティブアレイ部(10)と、 前記それぞれの周波数軸上の信号に内挿されている既知
    信号に基づいてそれぞれの伝搬路推定値を算出する伝搬
    路推定手段(21)と、この伝搬路推定手段(21)で
    算出されたそれぞれの伝搬路推定値に、前記複素ウエイ
    ト算出手段(17)で算出された複素ウエイトを乗じて
    合成しアダプティブ合成後の伝搬路推定値とする手段
    (22、23)と、前記アダプティブ合成後の復調信号
    を前記アダプティブ合成後の伝搬路推定値で除算する手
    段(24)とを有する等化部(20)とを備えたアダプ
    ティブ受信機。
  2. 【請求項2】 データを周波数分割して並列伝送するマ
    ルチキャリア伝送方式に用いられ、既知信号がデータの
    先頭に付加された信号を受信するアダプティブ受信機で
    あって、 複数のアンテナ素子により構成されたアレイアンテナ
    (11)と、各アンテナ素子で受信した信号をそれぞれ
    復調前の時間軸上の信号にする手段(11、12)と、
    前記それぞれの時間軸上の信号に複素ウエイトを乗じて
    合成しアダプティブ合成後の信号とする手段(15、1
    6)と、前記それぞれの時間軸上の信号と前記アダプテ
    ィブ合成後の信号とに基づいて前記複素ウエイトを算出
    する複素ウエイト算出手段(171)と、前記アダプテ
    ィブ合成後の信号を周波数軸上の信号に復調してアダプ
    ティブ合成後の復調信号とする手段(13、14)とを
    有するアダプティブアレイ部(10)と、 前記時間軸上の信号を周波数軸上の信号にそれぞれ復調
    する手段(221、222)と、前記それぞれの周波数
    軸上の信号に内挿されている既知信号に基づいてそれぞ
    れの伝搬路推定値を算出する伝搬路推定手段(21)
    と、この伝搬路推定手段(21)で算出されたそれぞれ
    の伝搬路推定値に、前記複素ウエイト算出手段(17
    1)で算出された複素ウエイトを乗じて合成しアダプテ
    ィブ合成後の伝搬路推定値とする手段(22、23)
    と、前記アダプティブ合成後の復調信号を前記アダプテ
    ィブ合成後の伝搬路推定値で除算する手段(24)とを
    有する等化部(20)とを備えたアダプティブ受信機。
  3. 【請求項3】 データを周波数分割して並列伝送するマ
    ルチキャリア伝送方式に用いられ、既知信号がデータの
    先頭に付加された信号を受信するアダプティブ受信機で
    あって、 複数のアンテナ素子により構成されたアレイアンテナ
    (11)と、各アンテナ素子で受信した信号をそれぞれ
    復調前の時間軸上の信号にする手段(11、12)と、
    前記それぞれの時間軸上の信号に複素ウエイトを乗じて
    合成しアダプティブ合成後の信号とする手段(15、1
    6)と、前記それぞれの時間軸上の信号と前記アダプテ
    ィブ合成後の信号とに基づいて前記複素ウエイトを算出
    する複素ウエイト算出手段(171)と、前記アダプテ
    ィブ合成後の信号を周波数軸上の信号に復調してアダプ
    ティブ合成後の復調信号とする手段(13、14)とを
    有するアダプティブアレイ部(10)と、 前記それぞれの時間軸上の信号に内挿されている既知信
    号を抽出し、抽出した既知信号のそれぞれに、前記複素
    ウエイト算出手段(171)で算出された複素ウエイト
    を乗じて合成する手段(223、224、225)と、
    この合成された信号を周波数軸上の信号に復調する手段
    (226、227)と、この復調された信号に基づいて
    伝搬路推定値を算出する伝搬路推定手段(21)と、前
    記アダプティブ合成後の復調信号を前記伝搬路推定値で
    除算する手段(24)とを有する等化部(20)とを備
    えたアダプティブ受信機。
  4. 【請求項4】 データを周波数分割して並列伝送するマ
    ルチキャリア伝送方式に用いられ、既知信号がデータの
    先頭に付加された信号を受信するアダプティブ受信機で
    あって、 複数のアンテナ素子により構成されたアレイアンテナ
    (11)と、各アンテナ素子で受信した信号をそれぞれ
    復調前の時間軸上の信号にする手段(11、12)と、
    前記それぞれの時間軸上の信号に複素ウエイトを乗じて
    合成しアダプティブ合成後の信号とする手段(15、1
    6)と、前記それぞれの時間軸上の信号と前記アダプテ
    ィブ合成後の信号とに基づいて前記複素ウエイトを算出
    する複素ウエイト算出手段(171)と、前記アダプテ
    ィブ合成後の信号を周波数軸上の信号に復調してアダプ
    ティブ合成後の復調信号とする手段(13、14)とを
    有するアダプティブアレイ部(10)と、 前記それぞれの時間軸上の信号に内挿されている既知信
    号を抽出し、抽出した既知信号のそれぞれに、前記複素
    ウエイト算出手段で算出された複素ウエイトを乗じて合
    成する手段(223、224、225)と、この合成さ
    れた信号を周波数軸上の信号に復調する手段(226、
    227)と、この復調された信号に基づいて伝搬路逆特
    性推定値を算出する伝搬路逆特性推定手段(228)
    と、前記アダプティブ合成後の復調信号に前記伝搬路逆
    特性推定値を乗ずる手段(229)とを有する等化部
    (20)とを備えたアダプティブ受信機。
  5. 【請求項5】 前記それぞれの時間軸上の信号と前記ア
    ダプティブ合成後の信号とに基づいて前記複素ウエイト
    を算出する複素ウエイト算出手段(171)に代えて、
    前記それぞれの時間軸上の信号と前記アダプティブ合成
    後の復調信号とに基づいて前記複素ウエイトを算出する
    複素ウエイト算出手段(172)を用いることを特徴と
    する請求項2ないし4のいずれか1つに記載のアダプテ
    ィブ受信機。
  6. 【請求項6】 前記複素ウエイト算出手段(172)
    は、前記アダプティブ合成後の周波数軸上の復調信号か
    ら算出された相関ベクトルから時間軸上の信号に変換す
    る手段(1721)を有し、前記それぞれの時間軸上の
    信号と前記変換された時間軸上の信号とに基づいて前記
    複素ウエイトを算出することを特徴とする請求項5に記
    載のアダプティブ受信機。
  7. 【請求項7】 データを周波数分割して並列伝送するマ
    ルチキャリア伝送方式に用いられ、スキャッタードパイ
    ロット信号を受信するアダプティブ受信機であって、 複数のアンテナ素子により構成されたアレイアンテナ
    (11)を有し、各アンテナ素子で受信した信号の振幅
    と位相を変える複素ウエイトを、各アンテナで受信した
    信号に乗じて合成し、アダプティブ合成後の復調信号と
    するアダプティブアレイ部(10)と、 前記アダプティブ合成後の復調信号から内挿されている
    既知信号を抽出する既知信号抽出手段(230)と、抽
    出された既知信号に基づいて伝搬路推定値を算出する伝
    搬路推定手段(21)と、前記アダプティブ合成後の復
    調信号を前記伝搬路推定値で除算して等化を行う手段
    (24)とを有する等化部(20)とを備えたアダプテ
    ィブ受信機。
  8. 【請求項8】 データを周波数分割して並列伝送するマ
    ルチキャリア伝送方式に用いられ、スキャッタードパイ
    ロット信号を受信するアダプティブ受信機であって、 複数のアンテナ素子により構成されたアレイアンテナ
    (11)を有し、各アンテナ素子で受信した信号の振幅
    と位相を変える複素ウエイトを、各アンテナで受信した
    信号に乗じて合成し、アダプティブ合成後の復調信号と
    するアダプティブアレイ部(10)と、 前記アダプティブ合成後の復調信号から内挿されている
    既知信号を抽出する既知信号抽出手段(230)と、抽
    出された既知信号に基づいて伝搬路逆特性推定値を算出
    する伝搬路逆特性推定手段(228)と、前記アダプテ
    ィブ合成後の復調信号に前記伝搬路逆特性推定値を乗じ
    て等化を行う手段(229)とを有する等化部(20)
    とを備えたアダプティブ受信機。
  9. 【請求項9】 前記アダプティブアレイ部(10)は、
    前記各アンテナ素子で受信した信号をそれぞれ周波数軸
    上の信号に復調する手段(11、12、13、14)
    と、前記それぞれの周波数軸上の信号に複素ウエイトを
    乗じて合成しアダプティブ合成後の復調信号とする手段
    (15、16)と、前記それぞれの周波数軸上の信号と
    前記アダプティブ合成後の復調信号に基づいて前記複素
    ウエイトを算出する複素ウエイト算出手段(17)とを
    有することを特徴とする請求項7または8に記載のアダ
    プティブ受信機。
  10. 【請求項10】 前記アダプティブアレイ部(10)
    は、前記各アンテナ素子で受信した信号をそれぞれ復調
    前の時間軸上の信号にする手段(11、12)と、前記
    それぞれの時間軸上の信号に複素ウエイトを乗じて合成
    しアダプティブ合成後の信号とする手段(15、16)
    と、前記それぞれの時間軸上の信号と前記アダプティブ
    合成後の信号とに基づいて前記複素ウエイトを算出する
    複素ウエイト算出手段(171)と、前記アダプティブ
    合成後の信号を周波数軸上の信号に復調してアダプティ
    ブ合成後の復調信号とする手段(13、14)とを有す
    ることを特徴とする請求項7または8に記載のアダプテ
    ィブ受信機。
  11. 【請求項11】 前記アダプティブアレイ部(10)
    は、前記各アンテナ素子で受信した信号をそれぞれ復調
    前の時間軸上の信号にする手段(11、12)と、前記
    それぞれの時間軸上の信号に複素ウエイトを乗じて合成
    しアダプティブ合成後の信号とする手段(15、16)
    と、前記アダプティブ合成後の信号を周波数軸上の信号
    に復調してアダプティブ合成後の復調信号とする手段
    (13、14)と、前記それぞれの時間軸上の信号と前
    記アダプティブ合成後の復調信号とに基づいて前記複素
    ウエイトを算出する複素ウエイト算出手段(172)と
    を有することを特徴とする請求項7または8に記載のア
    ダプティブ受信機。
  12. 【請求項12】 前記既知信号抽出手段(230)は、
    所定シンボル数単位で前記既知信号の抽出を行うことを
    特徴とする請求項9ないし11のいずれか1つに記載の
    アダプティブ受信機。
  13. 【請求項13】 前記複素ウエイト算出手段(17、1
    71、172)は、前記所定シンボル数単位で前記複素
    ウエイトを更新出力するものであることを特徴とする請
    求項12に記載のアダプティブ受信機。
  14. 【請求項14】 前記既知信号抽出手段(230)は、
    所定シンボル数単位で前記既知信号の抽出を行うもので
    あり、 前記アダプティブアレイ部(10)は、各アンテナ素子
    で受信した信号と前記各アンテナ素子に複素ウエイトを
    乗じて合成した信号とに基づいて前記複素ウエイトをシ
    ンボル単位で演算する複素ウエイト算出手段(17)
    と、前記複素ウエイトを前記所定シンボル単位でサンプ
    ル・ホールドする手段(18)とを有し、前記サンプル
    ・ホールドされた複素ウエイトが前記各アンテナ素子で
    受信した信号に対して乗じられることを特徴とする請求
    項7または8に記載のアダプティブ受信機。
  15. 【請求項15】 前記等化部(20)において、前記ア
    ダプティブ合成後の復調信号を前記等化を行う前に前記
    所定シンボル数の時間分遅延させる遅延手段(231)
    を有することを特徴とする請求項12ないし14のいず
    れか1つに記載のアダプティブ受信機。
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