JP2002140165A - 電子インタフェース・パネル及び電子機器 - Google Patents
電子インタフェース・パネル及び電子機器Info
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- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/78—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites
- H01H13/807—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites characterised by the spatial arrangement of the contact sites, e.g. superimposed sites
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- H01H2225/00—Switch site location
- H01H2225/03—Different type of switches
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる電子機器に対しても、共通の電子イン
タフェース・パネルを用いることができる。 【解決手段】 第１開口３２の輪郭を限定するベゼル１
４と；これら第１開口を少なくとも部分的に占めるボタ
ン３６と；少なくとも一部分がベゼルにより覆われるタ
ッチ・パネル２０とで構成する。タッチ・パネル２０
は、ボタン３６に隣接する第１部分と、ベゼル１４が枠
となった第２部分とを有する。
タフェース・パネルを用いることができる。 【解決手段】 第１開口３２の輪郭を限定するベゼル１
４と；これら第１開口を少なくとも部分的に占めるボタ
ン３６と；少なくとも一部分がベゼルにより覆われるタ
ッチ・パネル２０とで構成する。タッチ・パネル２０
は、ボタン３６に隣接する第１部分と、ベゼル１４が枠
となった第２部分とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電子機器
の制御パネルに関し、特に、接触感応制御を用いた電子
インタフェース・パネル及び電子機器に関する。
の制御パネルに関し、特に、接触感応制御を用いた電子
インタフェース・パネル及び電子機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】多くの電子機器や装置は、ユーザによる
情報入力や、ユーザへの情報表示のためのインタフェー
スを必要としている。電子機器は、表示スクリーン、１
組のボタン、及びカーソル制御装置を具えており、これ
らの各々は異なる技術を用いている。表示スクリーン
は、タッチ・スクリーン・オーバーレイを含んでおり、
ユーザが、スクリーン上の点に接触して、その点に表示
された要素を選択したり、所望位置を指示でき、カーソ
ルを制御するための他の目的も達成できる。
情報入力や、ユーザへの情報表示のためのインタフェー
スを必要としている。電子機器は、表示スクリーン、１
組のボタン、及びカーソル制御装置を具えており、これ
らの各々は異なる技術を用いている。表示スクリーン
は、タッチ・スクリーン・オーバーレイを含んでおり、
ユーザが、スクリーン上の点に接触して、その点に表示
された要素を選択したり、所望位置を指示でき、カーソ
ルを制御するための他の目的も達成できる。
【０００３】いくつかのノートブック・コンピュータで
用いられているタッチ・パッドの如き他のカーソル制御
装置は、小さなパッドを用いている。このパッド上で、
ユーザは、指先を位置決めしたり、スライドさせて、表
示スクリーン上でカーソルの位置を決めたり移動させ
る。スクリーン位置に対応する接触の絶対位置を用いる
タッチ・スクリーンとは対照的に、タッチ・パッドは、
相対的な移動を与える。また、このタッチ・パッドは、
スクリーンに相似しており、即ち、スクリーンの一部に
対応する。なお、本願明細書では、タッチ・パネルとタ
ッチ・パッドとを同じ意味に用いる。
用いられているタッチ・パッドの如き他のカーソル制御
装置は、小さなパッドを用いている。このパッド上で、
ユーザは、指先を位置決めしたり、スライドさせて、表
示スクリーン上でカーソルの位置を決めたり移動させ
る。スクリーン位置に対応する接触の絶対位置を用いる
タッチ・スクリーンとは対照的に、タッチ・パッドは、
相対的な移動を与える。また、このタッチ・パッドは、
スクリーンに相似しており、即ち、スクリーンの一部に
対応する。なお、本願明細書では、タッチ・パネルとタ
ッチ・パッドとを同じ意味に用いる。
【０００４】電子機器で系統的に用いる機能について
は、専用ボタンを用いる。一般的には、判読しやすいよ
うに不変的に付けられ、電子機器の回路に接続された個
別に動作する電子スイッチを用いる。表示スクリーンや
他のカーソル制御装置を補助する専用ボタンのアプリケ
ーション例としては、ノートブック・コンピュータのキ
ーボードや、試験及び測定用機器のフロント・パネル
や、携帯型パーソナル・デジタル・アシスタント（ＰＤ
Ａ）の制御器がある。
は、専用ボタンを用いる。一般的には、判読しやすいよ
うに不変的に付けられ、電子機器の回路に接続された個
別に動作する電子スイッチを用いる。表示スクリーンや
他のカーソル制御装置を補助する専用ボタンのアプリケ
ーション例としては、ノートブック・コンピュータのキ
ーボードや、試験及び測定用機器のフロント・パネル
や、携帯型パーソナル・デジタル・アシスタント（ＰＤ
Ａ）の制御器がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ボタンの制御には、各
アプリケーションにおける専用設計のハードウェアが必
要であり、プリント回路基板は、各ボタンに対応する位
置に半田付けされたスイッチを保持する。金属遮蔽を設
ければ、各ボタンを限定的に遮断できる。重要なアプリ
ケーションにおいては、ＥＭＩ／ＥＦＩを許容限界内に
するために、これら部品の電気的性能特性を分析して、
それらの特徴に応じて工夫しなければならない。また、
類似した電子機器であっても異なるモデルでは、部品を
別々に設計して、組み立てなければならない。これで
は、試作品の作製が遅くなり、コストが増す。類似のモ
デルでの差がわずかであっても、パネルのボタンの数又
は位置のみが影響されるだけだが、大規模な再設計が必
要となり、各モデルに対して異なる回路部品を保管しな
ければならない。
アプリケーションにおける専用設計のハードウェアが必
要であり、プリント回路基板は、各ボタンに対応する位
置に半田付けされたスイッチを保持する。金属遮蔽を設
ければ、各ボタンを限定的に遮断できる。重要なアプリ
ケーションにおいては、ＥＭＩ／ＥＦＩを許容限界内に
するために、これら部品の電気的性能特性を分析して、
それらの特徴に応じて工夫しなければならない。また、
類似した電子機器であっても異なるモデルでは、部品を
別々に設計して、組み立てなければならない。これで
は、試作品の作製が遅くなり、コストが増す。類似のモ
デルでの差がわずかであっても、パネルのボタンの数又
は位置のみが影響されるだけだが、大規模な再設計が必
要となり、各モデルに対して異なる回路部品を保管しな
ければならない。
【０００６】したがって、本発明は、各ボタンに対する
遮蔽の必要がなく、異なるモデルでも共用でき、再設計
の必要がない電子インタフェース・パネルを提供すると
共に、かかる電子インタフェース・パネルを用いた電子
機器を提供するものである。
遮蔽の必要がなく、異なるモデルでも共用でき、再設計
の必要がない電子インタフェース・パネルを提供すると
共に、かかる電子インタフェース・パネルを用いた電子
機器を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の観点によ
れば、本発明の電子インタフェース・パネルは、第１開
口（３２）の輪郭を限定するベゼル（１４）と；第１開
口を少なくとも部分的に占めるボタン（３６）と；少な
くとも一部分がベゼルにより覆われるタッチ・パネル
（２０）とを具え；タッチ・パネル（２０）は、ボタン
に隣接する第１部分と、ベゼルが枠となった第２部分と
を有することを特徴とする。また、本発明の第２の観点
によれば、本発明の電子機器は、タッチ・パネル（２
０）を有するインタフェース・パネルと；このインタフ
ェース・パネルを有するハウジング（１２）と；タッチ
・パネルの第１部分の上に位置決めされた複数のボタン
要素（３６）とを具え；これらボタン要素の各々は、タ
ッチ・パネルに隣接したボタン面と、露出面とを有し
て、この露出面が押されて、タッチ・パネルに対してボ
タン面をバイアスし；タッチ・パネルが露出した第２部
分を有することを特徴としている。さらに本発明の第３
の観点によれば、本発明の電子機器は、タッチ・パネル
（２０）を有するインタフェース・パネルと；このイン
タフェース・パネルを有するハウジング（１２）と；タ
ッチ・パネルの少なくとも一部と重なる複数の開口（３
２）の輪郭を定めるベゼル（１４）と；各々が各開口内
に収まる複数のボタン要素（３６）とを具え；これらボ
タン要素の各々は、タッチ・パネルに隣接したボタン面
と、露出面とを具えて；露出面が押されて、上記タッチ
・パネルに対してボタン面をバイアスすることを特徴と
している。
れば、本発明の電子インタフェース・パネルは、第１開
口（３２）の輪郭を限定するベゼル（１４）と；第１開
口を少なくとも部分的に占めるボタン（３６）と；少な
くとも一部分がベゼルにより覆われるタッチ・パネル
（２０）とを具え；タッチ・パネル（２０）は、ボタン
に隣接する第１部分と、ベゼルが枠となった第２部分と
を有することを特徴とする。また、本発明の第２の観点
によれば、本発明の電子機器は、タッチ・パネル（２
０）を有するインタフェース・パネルと；このインタフ
ェース・パネルを有するハウジング（１２）と；タッチ
・パネルの第１部分の上に位置決めされた複数のボタン
要素（３６）とを具え；これらボタン要素の各々は、タ
ッチ・パネルに隣接したボタン面と、露出面とを有し
て、この露出面が押されて、タッチ・パネルに対してボ
タン面をバイアスし；タッチ・パネルが露出した第２部
分を有することを特徴としている。さらに本発明の第３
の観点によれば、本発明の電子機器は、タッチ・パネル
（２０）を有するインタフェース・パネルと；このイン
タフェース・パネルを有するハウジング（１２）と；タ
ッチ・パネルの少なくとも一部と重なる複数の開口（３
２）の輪郭を定めるベゼル（１４）と；各々が各開口内
に収まる複数のボタン要素（３６）とを具え；これらボ
タン要素の各々は、タッチ・パネルに隣接したボタン面
と、露出面とを具えて；露出面が押されて、上記タッチ
・パネルに対してボタン面をバイアスすることを特徴と
している。
【０００８】本発明の実施例では、インタフェース・パ
ネルを有するハウジングを含む電子機器を設けることに
より、上述の従来技術の欠点を克服できる。このインタ
フェース・パネルは、タッチ・パネル（タッチ・パッ
ド）を含んでおり、多数のボタン（要素）がタッチ・パ
ネルの上に配置される。各ボタンは、タッチ・パネルに
隣接したボタン面と、露出した表面とを有する。よっ
て、この露出した表面がユーザに押されて、ボタン面が
タッチ・パネルに接触し、このタッチ・パネルの押され
た位置に基づいて、押されたボタンを識別するための信
号を電子機器の回路に供給する。タッチ・パネルの露出
面は、表示スクリーン上に表示された要素を選択するた
めに、この表示スクリーン上に設けられた透明オーバー
レイであり、カーソル制御装置を提供する。
ネルを有するハウジングを含む電子機器を設けることに
より、上述の従来技術の欠点を克服できる。このインタ
フェース・パネルは、タッチ・パネル（タッチ・パッ
ド）を含んでおり、多数のボタン（要素）がタッチ・パ
ネルの上に配置される。各ボタンは、タッチ・パネルに
隣接したボタン面と、露出した表面とを有する。よっ
て、この露出した表面がユーザに押されて、ボタン面が
タッチ・パネルに接触し、このタッチ・パネルの押され
た位置に基づいて、押されたボタンを識別するための信
号を電子機器の回路に供給する。タッチ・パネルの露出
面は、表示スクリーン上に表示された要素を選択するた
めに、この表示スクリーン上に設けられた透明オーバー
レイであり、カーソル制御装置を提供する。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の好適実施例によ
る電子機器１０の分解斜視図である。この電子機器１０
は、ハウジング１２と、このハウジング１２の蓋となる
ベゼル１４とを具えている。ハウジング１２内には、エ
ラストマのキーであるボタン・シート（キー・パッド・
シート）１６と、接触検知パッド（タッチ・パッド、即
ちタッチ・パネル）２０と、液晶表示器２２と、回路基
板２４とが設けられている。回路基板２４は、タッチ・
パッド２０及び表示器２２に接続され、タッチ・パッド
２０からの信号を受けて処理すると共に、表示器２２を
駆動するなど、電子機器１０の処理機能を実行する。本
発明の概念を説明するの必要のない他の構成要素は、図
及び説明を簡単にするために省略する。なお、これら省
略した構成要素には、スペーサ、構造用支持材、電源、
照明、及び他の回路などがある。
る電子機器１０の分解斜視図である。この電子機器１０
は、ハウジング１２と、このハウジング１２の蓋となる
ベゼル１４とを具えている。ハウジング１２内には、エ
ラストマのキーであるボタン・シート（キー・パッド・
シート）１６と、接触検知パッド（タッチ・パッド、即
ちタッチ・パネル）２０と、液晶表示器２２と、回路基
板２４とが設けられている。回路基板２４は、タッチ・
パッド２０及び表示器２２に接続され、タッチ・パッド
２０からの信号を受けて処理すると共に、表示器２２を
駆動するなど、電子機器１０の処理機能を実行する。本
発明の概念を説明するの必要のない他の構成要素は、図
及び説明を簡単にするために省略する。なお、これら省
略した構成要素には、スペーサ、構造用支持材、電源、
照明、及び他の回路などがある。
【００１０】ベゼル１４は、ボタン部分２６及び表示部
分３０を有する。ボタン部分２６は、大人の指先で選択
的に操作できるように適切に間隔を開けたパターンに配
置された複数の小さな開口３２の輪郭を定める。表示部
分３０は、単一の大きな表示用開口３４の輪郭を定め
る。キー・パッド・シート１６は、１組の突き出たボタ
ン（ボタン要素）３６を含んでいる。これらボタン３６
の各々は、対応する開口３２内にぴったりと入り、ベゼ
ル１４の正面からわずかに突出する大きさである。以下
に説明する如く、（シート１６の裏側で）各ボタン３６
の反対側の突出部は、タッチ・パッド２０と大きな圧力
で接触するように作用する。各ボタン３６は、一体的に
可撓性シート４６接続されている。一実施例において
は、各ボタンには、そのボタンの機能を表す印がプリン
トされてもよいし、モールドされてもよい。図示の実施
例においては、ボタン開口の近傍のベゼルに印をプリン
トしている。なお、ベゼル１４、タッチ・パネル（タッ
チ・パッド）２０及びボタン３６が電子インタフェース
・パネルを構成する。
分３０を有する。ボタン部分２６は、大人の指先で選択
的に操作できるように適切に間隔を開けたパターンに配
置された複数の小さな開口３２の輪郭を定める。表示部
分３０は、単一の大きな表示用開口３４の輪郭を定め
る。キー・パッド・シート１６は、１組の突き出たボタ
ン（ボタン要素）３６を含んでいる。これらボタン３６
の各々は、対応する開口３２内にぴったりと入り、ベゼ
ル１４の正面からわずかに突出する大きさである。以下
に説明する如く、（シート１６の裏側で）各ボタン３６
の反対側の突出部は、タッチ・パッド２０と大きな圧力
で接触するように作用する。各ボタン３６は、一体的に
可撓性シート４６接続されている。一実施例において
は、各ボタンには、そのボタンの機能を表す印がプリン
トされてもよいし、モールドされてもよい。図示の実施
例においては、ボタン開口の近傍のベゼルに印をプリン
トしている。なお、ベゼル１４、タッチ・パネル（タッ
チ・パッド）２０及びボタン３６が電子インタフェース
・パネルを構成する。
【００１１】タッチ・パッド２０は、本質的には電子機
器の全領域に伸び、表示開口３４の総ての下側と、総て
のボタンの下側領域にわたる。好適実施例においては、
タッチ・パッドが透明であるので、このタッチ・パッド
を介して表示を観察できる。タッチ・パッドは、指先、
スタイラス又は他の器具により作動させるのに適する任
意の従来のタッチ・パッドを用いてもよい。表示器上で
の位置の小さな変化も分析できるように、充分に細かな
分解能である必要がある。好適実施例において、少なく
とも１．０ｃｍだけ離れたボタンにとって、好ましい分
解能は、１．０ｍｍ又はそれ以上に細かい。表示器は、
従来の液晶表示器又は任意の他の表示技術でよい。
器の全領域に伸び、表示開口３４の総ての下側と、総て
のボタンの下側領域にわたる。好適実施例においては、
タッチ・パッドが透明であるので、このタッチ・パッド
を介して表示を観察できる。タッチ・パッドは、指先、
スタイラス又は他の器具により作動させるのに適する任
意の従来のタッチ・パッドを用いてもよい。表示器上で
の位置の小さな変化も分析できるように、充分に細かな
分解能である必要がある。好適実施例において、少なく
とも１．０ｃｍだけ離れたボタンにとって、好ましい分
解能は、１．０ｍｍ又はそれ以上に細かい。表示器は、
従来の液晶表示器又は任意の他の表示技術でよい。
【００１２】図２は、図１に示す電子機器の断面図であ
る。ボタン・シート４６は、各ボタンの下で突出し、タ
ッチ・パッド２０に接する突出部５０を有する。タッチ
・パッド２０の圧力感度は、ボタン・シート４６の重さ
ではタッチ・パッド２０を駆動しないが、充分なキー衝
撃圧力で容易にタッチ・パッド２０を駆動し、信号を回
路に伝送して接触位置を示すのに充分な感度である。タ
ッチ・パッド２０の下側の支持面を図２では示さない
が、この支持面が固体で平らな背面を提供して、ボタン
突出部５０がタッチ・パッド２０と接触した点で、この
タッチ・パッド２０に圧力が発生する。さらに、スペー
サを設けて、小さなしきい値以上の圧力を加えた場合を
除いて、ボタン突出部５０がタッチ・パッド２０と接触
しないように維持してもよい。
る。ボタン・シート４６は、各ボタンの下で突出し、タ
ッチ・パッド２０に接する突出部５０を有する。タッチ
・パッド２０の圧力感度は、ボタン・シート４６の重さ
ではタッチ・パッド２０を駆動しないが、充分なキー衝
撃圧力で容易にタッチ・パッド２０を駆動し、信号を回
路に伝送して接触位置を示すのに充分な感度である。タ
ッチ・パッド２０の下側の支持面を図２では示さない
が、この支持面が固体で平らな背面を提供して、ボタン
突出部５０がタッチ・パッド２０と接触した点で、この
タッチ・パッド２０に圧力が発生する。さらに、スペー
サを設けて、小さなしきい値以上の圧力を加えた場合を
除いて、ボタン突出部５０がタッチ・パッド２０と接触
しないように維持してもよい。
【００１３】図３は、本発明の別の好適実施例による電
子機器６０の斜視図である。この電子機器６０は、電子
試験及び測定用機器であり、表示器６２と、制御パネル
６４と、カーソル制御パッド６６とを有する。この実施
例において、接触検知パッド（タッチ・パッド、即ち、
タッチ・パネル）７０は、制御パネル６４及びカーソル
制御パッド６６の全体の下側になるが、表示器６２は覆
わない。制御パネル６４の下側の部分は、圧力の加わっ
た絶対位置を接続回路に伝送する構成になっている。上
述の説明において、回路は、圧力が検出された位置と、
割り当てられたコマンド又は機能とを比較している。こ
れらコマンド又は機能は、ソフトウェア的にその位置の
ボタン又はスイッチと関連しており、所望の機能を果た
す。これが、絶対位置マッピング配列である。
子機器６０の斜視図である。この電子機器６０は、電子
試験及び測定用機器であり、表示器６２と、制御パネル
６４と、カーソル制御パッド６６とを有する。この実施
例において、接触検知パッド（タッチ・パッド、即ち、
タッチ・パネル）７０は、制御パネル６４及びカーソル
制御パッド６６の全体の下側になるが、表示器６２は覆
わない。制御パネル６４の下側の部分は、圧力の加わっ
た絶対位置を接続回路に伝送する構成になっている。上
述の説明において、回路は、圧力が検出された位置と、
割り当てられたコマンド又は機能とを比較している。こ
れらコマンド又は機能は、ソフトウェア的にその位置の
ボタン又はスイッチと関連しており、所望の機能を果た
す。これが、絶対位置マッピング配列である。
【００１４】カーソル制御パッド６６では、タッチ・パ
ッド７０の一部が露出しているので、ユーザの指先がパ
ッドに接触したり、又はこのパッドを横切ってドラッグ
したりして、スクリーン上におけるカーソル７２の位置
及び移動を制御する。ノートブック・コンピュータで用
いる如き従来のカーソル制御パッドの如く、カーソルの
位置は、パッド上の指の位置に絶対的に対応していな
い。カーソル位置は、指先が最初にどこに接触したかに
関係なく、指の相対移動に基づく。よって、パッドの左
下（又は任意の位置）に接触し、指先を右上にドラッグ
すると、スクリーンの右上付近のカーソルを更に右上に
移動できる。パーソナル・コンピュータ用の従来のマウ
ス制御ソフトウェアの方法で、指先を多数回にわたって
運ぶことによって長い移動が行えると共に、入力移動レ
ートに基づいて異なる加速レートで移動できるようにパ
ッドをプログラムできる。
ッド７０の一部が露出しているので、ユーザの指先がパ
ッドに接触したり、又はこのパッドを横切ってドラッグ
したりして、スクリーン上におけるカーソル７２の位置
及び移動を制御する。ノートブック・コンピュータで用
いる如き従来のカーソル制御パッドの如く、カーソルの
位置は、パッド上の指の位置に絶対的に対応していな
い。カーソル位置は、指先が最初にどこに接触したかに
関係なく、指の相対移動に基づく。よって、パッドの左
下（又は任意の位置）に接触し、指先を右上にドラッグ
すると、スクリーンの右上付近のカーソルを更に右上に
移動できる。パーソナル・コンピュータ用の従来のマウ
ス制御ソフトウェアの方法で、指先を多数回にわたって
運ぶことによって長い移動が行えると共に、入力移動レ
ートに基づいて異なる加速レートで移動できるようにパ
ッドをプログラムできる。
【００１５】タッチ・パッド・プログラムの特徴に関係
なく、カーソル制御パッド６６の部分は、制御パネル６
４の後の部分と異なるモードで動作する。これにより、
単一構成要素のパッド７０を使用できる。この場合、制
御ソフトウェア又はパッド要素は、特定のアプリケーシ
ョン用に構成されている。
なく、カーソル制御パッド６６の部分は、制御パネル６
４の後の部分と異なるモードで動作する。これにより、
単一構成要素のパッド７０を使用できる。この場合、制
御ソフトウェア又はパッド要素は、特定のアプリケーシ
ョン用に構成されている。
【００１６】電子機器の別の形態では、タッチ・パネル
７０は、表示の表面にまで伸びており、付加的な絶対カ
ーソル制御を提供して、スクリーン上に表示された「ソ
フト」ボタンを動作できる。
７０は、表示の表面にまで伸びており、付加的な絶対カ
ーソル制御を提供して、スクリーン上に表示された「ソ
フト」ボタンを動作できる。
【００１７】図４は、本発明の別の好適実施例による電
子機器パネルの断面図である。電子機器８０は、表示開
口３４の下のみではなく、１組の小さな開口８４の下に
もまたがる表示スクリーン８２を具えており、小さな開
口８４の各々は、ボタン３６に関連し、隣接している。
これら小さな開口８４は、タッチ・スクリーンにアクセ
スするものではなく、各ボタン用の説明又は名称を変更
可能に表示する窓として機能する。民生用電子機器の遠
隔制御器が制御する機器に応じて異なる機能を表示する
ように、動作に応じて、特定の電子機器での窓の説明を
変更できる。この変更は、異なる製品の間でも行えるの
で、共通のシャシを異なるアプリケーションに使用で
き、電子機器を新たな用途に適用できるようにするのに
ソフトウェアの変更のみが必要となる。
子機器パネルの断面図である。電子機器８０は、表示開
口３４の下のみではなく、１組の小さな開口８４の下に
もまたがる表示スクリーン８２を具えており、小さな開
口８４の各々は、ボタン３６に関連し、隣接している。
これら小さな開口８４は、タッチ・スクリーンにアクセ
スするものではなく、各ボタン用の説明又は名称を変更
可能に表示する窓として機能する。民生用電子機器の遠
隔制御器が制御する機器に応じて異なる機能を表示する
ように、動作に応じて、特定の電子機器での窓の説明を
変更できる。この変更は、異なる製品の間でも行えるの
で、共通のシャシを異なるアプリケーションに使用で
き、電子機器を新たな用途に適用できるようにするのに
ソフトウェアの変更のみが必要となる。
【００１８】本発明の好適実施例について上述したが、
本発明は、かかる実施例にのみ限定されるものではな
い。例えば、ボタンで駆動されるタッチ・パッド（タッ
チ・パネル）は、圧力でタッチ・パッドに触る他のスイ
ッチにより動作させてもよい。この場合、２個の後部突
出部を有するトグル・スイッチを設けて、このスイッチ
のトグル方法に応じて異なる位置でタッチ・パネルに圧
力を加えてもよい。少なくとも３個の突出部を有するリ
ングを具えたジョイスティックを用いれば、圧力の方向
を示すようにしてもよい。パッドに対して常時バイアス
された少なくとも１個の突出部を有する回転ノブによ
り、この突出部が移動する経路に沿った圧力の場所によ
り、ダイアル位置を指示してもよい。なお、この場合
は、多数の圧力位置を同時に指示できるタッチ・パッド
技術に適する。圧力に応じてスポットの直径が変わる突
出部の如き別のスイッチを用いて、異なる圧力の程度を
指示してもよい。
本発明は、かかる実施例にのみ限定されるものではな
い。例えば、ボタンで駆動されるタッチ・パッド（タッ
チ・パネル）は、圧力でタッチ・パッドに触る他のスイ
ッチにより動作させてもよい。この場合、２個の後部突
出部を有するトグル・スイッチを設けて、このスイッチ
のトグル方法に応じて異なる位置でタッチ・パネルに圧
力を加えてもよい。少なくとも３個の突出部を有するリ
ングを具えたジョイスティックを用いれば、圧力の方向
を示すようにしてもよい。パッドに対して常時バイアス
された少なくとも１個の突出部を有する回転ノブによ
り、この突出部が移動する経路に沿った圧力の場所によ
り、ダイアル位置を指示してもよい。なお、この場合
は、多数の圧力位置を同時に指示できるタッチ・パッド
技術に適する。圧力に応じてスポットの直径が変わる突
出部の如き別のスイッチを用いて、異なる圧力の程度を
指示してもよい。
【００１９】
【発明の効果】上述の如く、本発明の電子インタフェー
ス・パネルによれば、各ボタンに対する遮蔽の必要がな
い。また、この電子インタフェース・パネルを異なるモ
デルでも共用できる。
ス・パネルによれば、各ボタンに対する遮蔽の必要がな
い。また、この電子インタフェース・パネルを異なるモ
デルでも共用できる。
【図１】本発明の好適実施例による電子機器の分解斜視
図である。
図である。
【図２】図１に示す電子機器の断面図である。
【図３】本発明の別の好適実施例による電子機器の斜視
図である。
図である。
【図４】本発明の別の好適実施例による電子機器パネル
の断面図である。
の断面図である。
１０ 電子機器 １２ ハウジング １４ ベゼル １６ キー・パッド・シート ２０ タッチ・パッド（タッチ・パネル） ２４ 回路基板 ２６ ボタン部分 ３０ 表示部分 ３２ 開口 ３４ 表示開口 ３６ ボタン（ボタン要素） ４６ ボタン・シート ５０ 突出部 ６０ 電子機器 ６２ 表示器 ６４ 制御パネル ６６ カーソル制御パッド ７０ タッチ・パッド（タッチ・パネル） ７２ カーソル ８０ 電子機器 ８２ 表示スクリーン ８４ 開口
Claims (3)
- 【請求項１】 第１開口の輪郭を限定するベゼルと、 上記第１開口を少なくとも部分的に占めるボタンと、 少なくとも一部分が上記ベゼルにより覆われるタッチ・
パネルとを具え、 上記タッチ・パネルは、上記ボタンに隣接する第１部分
と、上記ベゼルが枠となった第２部分とを有することを
特徴とする電子インタフェース・パネル。 - 【請求項２】 タッチ・パネルを有するインタフェース
・パネルと、 該インタフェース・パネルを有するハウジングと、 上記タッチ・パネルの第１部分の上に位置決めされた複
数のボタン要素とを具え、 該ボタン要素の各々は、上記タッチ・パネルに隣接した
ボタン面と、露出面とを有して、該露出面が押されて、
上記タッチ・パネルに対して上記ボタン面をバイアス
し、 上記タッチ・パネルが露出した第２部分を有することを
特徴とする電子機器。 - 【請求項３】 タッチ・パネルを有するインタフェース
・パネルと、 該インタフェース・パネルを有するハウジングと、 上記タッチ・パネルの少なくとも一部と重なる複数の開
口の輪郭を定めるベゼルと、 各々が各開口内に収まる複数のボタン要素とを具え、 該ボタン要素の各々は、上記タッチ・パネルに隣接した
ボタン面と、露出面とを具えて、上記露出面が押され
て、上記タッチ・パネルに対して上記ボタン面をバイア
スすることを特徴とする電子機器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US65097800A | 2000-08-29 | 2000-08-29 | |
| US09/650,978 | 2000-08-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002140165A true JP2002140165A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=24611096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001258617A Pending JP2002140165A (ja) | 2000-08-29 | 2001-08-28 | 電子インタフェース・パネル及び電子機器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1187156A2 (ja) |
| JP (1) | JP2002140165A (ja) |
| CN (1) | CN1340825A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100391817C (zh) | 2004-05-17 | 2008-06-04 | 因温特奥股份公司 | 带有轿厢操作面板的电梯 |
| US7892096B2 (en) * | 2005-02-22 | 2011-02-22 | Wms Gaming Inc. | Gaming machine with configurable button panel |
| JP3918193B1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-05-23 | 東陶機器株式会社 | リモコン装置 |
| DE102006042785A1 (de) * | 2006-09-08 | 2008-03-27 | Robert Bosch Gmbh | Handtestgerät |
| US8144036B2 (en) | 2007-02-08 | 2012-03-27 | Lear Corporation | Switch system |
| KR100865398B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2008-10-24 | 삼성에스디아이 주식회사 | 키 패드용 표시장치 및 이를 구비한 전자 기기 |
| CN101498976B (zh) * | 2008-12-26 | 2012-06-27 | 华为终端有限公司 | 触摸显示装置及其制造方法与电子设备 |
| DE202012003217U1 (de) * | 2012-03-29 | 2013-07-01 | Joseph Vögele AG | Außensteuerstand für eine Baumaschine |
| US20180074635A1 (en) * | 2016-09-14 | 2018-03-15 | Otis Elevator Company | Common platform user touch interface |
-
2001
- 2001-08-24 EP EP20010307248 patent/EP1187156A2/en not_active Withdrawn
- 2001-08-28 JP JP2001258617A patent/JP2002140165A/ja active Pending
- 2001-08-29 CN CN 01132417 patent/CN1340825A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1340825A (zh) | 2002-03-20 |
| EP1187156A2 (en) | 2002-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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