JP2002133314A - レンタルシステム、レンタル方法、そのプログラムを記録した記録媒体、および再生装置 - Google Patents

レンタルシステム、レンタル方法、そのプログラムを記録した記録媒体、および再生装置

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JP2002133314A
JP2002133314A JP2000327021A JP2000327021A JP2002133314A JP 2002133314 A JP2002133314 A JP 2002133314A JP 2000327021 A JP2000327021 A JP 2000327021A JP 2000327021 A JP2000327021 A JP 2000327021A JP 2002133314 A JP2002133314 A JP 2002133314A
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Satoshi Yamakawa
聡 山川
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルコンテンツダウンロード型のレン
タルシステムにおいて、利用者が複数の記録媒体を利用
したり、複数の店舗端末を利用したり等の利用方法の複
雑化やコストの上昇、センター管理サーバや通信路の不
具合で流通サービス全体が停止するといった問題を解決
する。 【解決手段】 会員が記録媒体を複数利用しない場合
は、料金算出のための情報を、暗号化して記録媒体、お
よびセンター管理サーバのデータ蓄積装置へ記録する。
記録媒体を複数利用する場合は、前記料金算出のための
情報を、店舗側のデータ蓄積装置、およびセンター管理
サーバのデータ蓄積装置へ記録する。全ての課金処理
は、前記料金算出のための情報と、ダウンロードするデ
ィジタルコンテンツの料金情報を店舗端末において参照
することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗内の端末によ
りディジタルコンテンツを再生期限と共に記録媒体に書
き込み、持ち帰った記録媒体を再生装置で再生する返却
不要のレンタルシステム、レンタル方法、そのプログラ
ムを記録した記録媒体、および再生装置に関し、特に、
プリペイド方式などの支払い履歴に基づく課金情報をデ
ィジタルコンテンツが記録されている記録媒体に記録し
た場合、会員が利用している当該記録媒体の数により、
当該課金情報を記録しておく場所を可変とするレンタル
システム、レンタル方法、そのプログラムを記録した記
録媒体、および再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ストレージの大容量化に伴い、映
像コンテンツなどの大容量のディジタル情報を高速で記
録媒体に格納することが可能となった。さらに、従来の
固定記録装置ではなく自由に持ち運び可能なリムーバブ
ル記録媒体もしくは記録装置といったものも市場に出始
めてきている。
【0003】従来、映像や音楽のレンタル方式として
は、アナログテープ、DVD、CDといった書き換えが
不可能なメディアを店舗に大量に在庫として保有し、貸
し出しを行う方式が一般的である。この方式は、店舗側
としては所定の販売スペースを確保しなければならず、
1坪あたりの収益を向上させるのは難しい。
【0004】これに対し、大容量のコンテンツをディジ
タル情報として大量に店舗端末のデータ蓄積装置へ溜め
込むことにより、高速に書き換え可能なリムーバブル記
録媒体、もしくは記録装置へディジタルコンテンツデー
タ、および再生期限を記録することにより、持ち帰った
記録媒体を再生装置で再生する返却不要のコンテンツレ
ンタルシステムも技術的に可能となっている。これによ
れば、小スペースで店舗を営業することができる。
【0005】これに関連して、ディジタルコンテンツを
記録媒体へダウンロードするだけでなく、利用者個人の
課金に関する情報を記録媒体、もしくは記録媒体に付随
する装置に記録することにより、利用者の記録媒体使用
履歴に基づいた課金を行うことができるシステムも提案
されている。
【0006】すでに、プリペイド情報を記録媒体に記録
する技術は、特開平11−259764号公報によって
開示されている。特開平11−259764号公報に開
示された記録媒体には、あらかじめ所定の料金を支払う
ことにより、プリペイド方式の課金情報が書き込まれ
る。当該記録媒体にサービス端末からコンテンツがコピ
ーされるとき、当該課金情報がコピー金額に相当する分
減額される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方式では、利用者が複数の記録媒体を同時に所有もしく
は利用した場合は、利用者は記録媒体ごとに料金を支払
い、記録媒体ごとに独自のプリペイド情報を記録してお
かなければならない。特に、会員制のレンタルシステム
に応用した場合は、記録媒体ごとに契約を結ばなければ
ならないという問題点が生じる。
【0008】また、センター管理サーバから店舗端末を
介して記録媒体にディジタルコンテンツをダウンロード
し、再生装置で再生する方式において、利用者が複数の
記録媒体を所有したり、複数の店舗端末を利用したり、
あるいは、前払いや月払いといった多様な課金の支払い
方法に対応するには、別途ICカードのような蓄積型の
会員証を併用するか、その都度店舗の配信端末からセン
ター管理サーバに通信する必要があった。このため、利
用方法の複雑化やコストの上昇、センター管理サーバや
通信路の不具合でコンテンツ流通サービス全体が停止す
るといった問題点があった。
【0009】本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
のであり、センター管理サーバから店舗端末を介してコ
ンテンツを記録媒体にダウンロードして、コンテンツを
レンタルするレンタルシステム、レンタル方法、そのプ
ログラムを記録した記録媒体、および再生装置におい
て、利用者が記録媒体を複数所持、もしくは利用してい
ても、店舗側は迅速かつ確実なサービスを提供すること
が可能であり、利用者側は簡易に利用することが可能な
レンタルシステム、レンタル方法、そのプログラムを記
録した記録媒体、および再生装置を提供することを目的
とする。
【0010】より具体的には、利用限度回数や利用限度
料金等の支払い履歴に基づく料金体系の下で、料金算出
のための情報は、会員が利用している記録媒体の数によ
って、記録媒体もしくは店舗端末のデータ蓄積装置、お
よびレンタルシステムを一括管理するセンター管理サー
バのデータ蓄積装置へ記録することにより、同様のレン
タルサービスを行っている系列店ならば、どの店舗でも
利用可能なシステムを構築することが可能なレンタルシ
ステム、レンタル方法、そのプログラムを記録した記録
媒体、および再生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、固有の会員IDが付与さ
れた会員を対象として、ディジタルコンテンツをレンタ
ルするレンタルシステムにおいて、ディジタルコンテン
ツを配信するセンター管理サーバと、固有の端末IDを
持ち、センター管理サーバにより配信されたディジタル
コンテンツを受信し、ディジタルコンテンツと料金算出
のための情報とを蓄積する店舗端末と、固有の媒体ID
を持ち、店舗端末に蓄積されたディジタルコンテンツ
と、料金算出のための情報と、会員分類情報とを記録す
る記録媒体と、を有し、料金算出のための情報は、セン
ター管理サーバに記録され、さらに所定の条件により店
舗端末、または記録媒体のいずれか一方に記録されるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、会員分類情報は、少なくとも、会員ID、
端末ID、会員が利用している記録媒体の数、および課
金処理終了を示すライセンス情報を含むことを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、料金算出のための情報は、少なくとも、利
用限度額、ディジタルコンテンツのダウンロード履歴、
および入会日時を含むことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の発明において、所定の条件は、会員が複数の記録
媒体を使用しているか否か、および、会員の利用頻度の
高い店舗であるか否か、であることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2から4の
いずれか1項に記載の発明において、記録媒体に記録さ
れたディジタルコンテンツを再生する再生装置をさらに
有し、再生装置は、会員分類情報を基に課金処理が終了
したディジタルコンテンツのみを再生することを特徴と
する。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、店舗端末は、ディジタルコンテンツと、料
金算出のための情報とを記録する第1の蓄積手段と、会
員分類情報を基に、料金算出のための情報の記録されて
いる所在を判断する会員分類手段と、会員分類手段によ
り判断された、記録媒体、第1の蓄積手段、およびセン
ター管理サーバのいずれか1つから取得した料金算出の
ための情報と、センター管理サーバから取得したディジ
タルコンテンツの料金情報とに基づき、課金額を決定
し、料金算出のための情報を更新する課金手段と、を有
することを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、店舗端末は、会員の2枚目以降の記録媒体
に、料金算出のための情報を記録している1枚目の記録
媒体に記録媒体を複数利用していることを書き込み、2
枚目以降の記録媒体に、1枚目の記録媒体からライセン
ス情報と会員IDとを書き込まれると再生するよう設定
する設定手段をさらに有し、設定手段は、会員が2枚目
以降の記録媒体を新たに利用した場合、1枚目の記録媒
体に記録媒体を複数利用していることを示す情報を書き
込み、2枚目以降の記録媒体に、1枚目の記録媒体から
ライセンス情報と会員IDとを書き込まれると再生する
よう設定することを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項6または7
記載の発明において、課金手段は、会員分類手段による
判断の結果、会員が記録媒体を1つ使用している場合、
記録媒体に記録されている料金算出のための情報に基づ
いて、課金額を決定し、料金算出のための情報を更新す
ることを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項6記載の発
明において、課金手段は、会員分類手段による判断の結
果、会員が記録媒体を複数使用し、かつ、会員が利用頻
度の高い店舗端末を利用している場合、第1の蓄積手段
に記録されている料金算出のための情報に基づいて、課
金額を決定し、料金算出のための情報を更新することを
特徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
発明において、課金手段は、会員分類手段による判断の
結果、記録媒体を複数使用し、かつ、会員が利用頻度の
低い店舗端末を利用している場合、センター管理サーバ
に記録されている料金算出のための情報を取得して、課
金額を決定し、料金算出のための情報を更新することを
特徴とする。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項6または
9記載の発明において、課金手段は、第1の蓄積手段に
記録されている料金算出のための情報が他の店舗端末で
更新されたという通知を受信すると、料金算出のための
情報を更新することを特徴とする。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項7記載の
発明において、再生装置は、2枚目以降の記録媒体から
記録媒体を複数利用していることを示す情報を取得して
1枚目の記録媒体に記録し、1枚目の記録媒体からライ
センス情報と会員IDとを取得して、2枚目以降の記録
媒体に記録することを特徴とする。
【0023】請求項13記載の発明は、請求項1から1
2のいずれか1項に記載の発明において、センター管理
サーバは、料金算出のための情報の原本データを記録す
る第2の蓄積手段と、第2の蓄積手段に記録された料金
算出のための情報の原本データと、記録媒体に記録され
た料金算出のための情報とを比較する比較手段と、を有
し、比較手段は、比較の結果、会員が1つの記録媒体を
使用している場合に、原本データと、記録媒体に記録さ
れた料金算出のための情報とが不一致のとき、記録媒体
に記録された料金算出のための情報が改ざんされたと判
断することを特徴とする。
【0024】請求項14記載の発明は、固有の会員ID
が付与された会員を対象として、ディジタルコンテンツ
をレンタルするレンタル方法において、ディジタルコン
テンツをセンター管理サーバから配信する配信ステップ
と、配信ステップにより配信されたディジタルコンテン
ツを固有の端末IDを持つ店舗端末が受信し、ディジタ
ルコンテンツを蓄積する第1の蓄積ステップと、第1の
蓄積ステップにより蓄積されたディジタルコンテンツ
と、会員分類情報とを固有の媒体IDを持つ記録媒体に
記録する第1の記録ステップと、料金算出のための情報
をセンター管理サーバに記録し、さらに所定の条件によ
り店舗端末、または記録媒体のいずれか一方に記録する
第2の記録ステップと、を有することを特徴とする。
【0025】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の発明において、会員分類情報は、少なくとも、会員I
D、端末ID、会員が利用している記録媒体の数、およ
び課金ステップ終了を示すライセンス情報を含むことを
特徴とする。
【0026】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明において、料金算出のための情報は、少なくと
も、利用限度額、ディジタルコンテンツのダウンロード
履歴、および入会日時を含むことを特徴とする。
【0027】請求項17記載の発明は、請求項15また
は16記載の発明において、所定の条件は、会員が複数
の記録媒体を使用しているか否か、および、会員の利用
頻度の高い店舗であるか否か、であることを特徴とす
る。
【0028】請求項18記載の発明は、請求項15から
17のいずれか1項に記載の発明において、第1の記録
ステップにより記録媒体に記録されたディジタルコンテ
ンツを再生する専用の再生装置によりディジタルコンテ
ンツを再生する再生ステップをさらに有し、再生ステッ
プは、会員分類情報を基に、課金ステップ終了を示すラ
イセンス情報を認識したときのみディジタルコンテンツ
を再生することを特徴とする。
【0029】請求項19記載の発明は、請求項15から
18のいずれか1項に記載の発明において、記録媒体を
利用している会員がディジタルコンテンツを次に記録媒
体にダウンロードする際、会員分類情報を基に、料金算
出のための情報の記録されている所在を判断する判断ス
テップと、判断ステップにより判断された、記録媒体、
店舗端末、およびセンター管理サーバのいずれか1つか
ら取得した料金算出のための情報と、センター管理サー
バから取得したディジタルコンテンツの料金情報とに基
づき、料金算出のための情報を更新する更新ステップ
と、をさらに有することを特徴とする。
【0030】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の発明において、更新ステップは、判断ステップによる
判断の結果、会員が記録媒体を1つ使用している場合、
記録媒体に記録されている料金算出のための情報に基づ
いて、料金算出のための情報を更新することを特徴とす
る。
【0031】請求項21記載の発明は、請求項19記載
の発明において、更新ステップは、判断ステップによる
判断の結果、会員が記録媒体を複数使用し、かつ、会員
が利用頻度の高い店舗端末を利用している場合、店舗端
末に記録されている料金算出のための情報に基づいて、
料金算出のための情報を更新することを特徴とする。
【0032】請求項22記載の発明は、請求項19記載
の発明において、更新ステップは、判断ステップによる
判断の結果、記録媒体を複数使用し、かつ、会員が利用
頻度の低い店舗端末を利用している場合、センター管理
サーバに記録されている料金算出のための情報を更新す
ることを特徴とする。
【0033】請求項23記載の発明は、請求項19また
は21記載の発明において、更新ステップは、店舗端末
に記録されている料金算出のための情報が他の店舗端末
で更新されたという通知を受信すると、料金算出のため
の情報を更新することを特徴とする。
【0034】請求項24記載の発明は、請求項21また
は23記載の発明において、会員が記録媒体を店舗端末
に持参せずに、ディジタルコンテンツを2枚目以降の記
録媒体にダウンロードする際、2枚目以降の記録媒体
に、料金算出のための情報を記録している1枚目の記録
媒体に記録媒体を複数利用していることを書き込み、2
枚目以降の記録媒体に、1枚目の記録媒体からライセン
ス情報と会員IDとを書き込まれると再生するよう設定
する設定ステップをさらに有することを特徴とする。
【0035】請求項25記載の発明は、請求項14から
24のいずれか1項に記載の発明において、センター管
理サーバに記録された料金算出のための情報の原本デー
タと、記録媒体に記録された料金算出のための情報とを
比較する比較ステップをさらに有し、比較ステップは、
比較の結果、会員が1つの記録媒体を使用している場合
に、原本データと、記録媒体に記録された料金算出のた
めの情報とが不一致のとき、記録媒体に記録された料金
算出のための情報が改ざんされたと判断することを特徴
とする。
【0036】請求項26記載の発明は、固有の会員ID
が付与された会員を対象として、ディジタルコンテンツ
をレンタルするプログラムを記録した記録媒体におい
て、ディジタルコンテンツをセンター管理サーバから配
信する配信処理と、配信処理により配信されたディジタ
ルコンテンツを固有の端末IDを持つ店舗端末が受信
し、ディジタルコンテンツを蓄積する第1の蓄積処理
と、第1の蓄積処理により蓄積されたディジタルコンテ
ンツと、会員分類情報とを固有の媒体IDを持つ記録媒
体に記録する第1の記録処理と、料金算出のための情報
をセンター管理サーバに記録し、さらに所定の条件によ
り店舗端末、または記録媒体のいずれか一方に記録する
第2の記録処理と、を実行させることを特徴とする。
【0037】請求項27記載の発明は、請求項26記載
の発明において、会員分類情報は、少なくとも、会員I
D、端末ID、会員が利用している記録媒体の数、およ
び課金処理終了を示すライセンス情報を含むことを特徴
とする。
【0038】請求項28記載の発明は、請求項27記載
の発明において、料金算出のための情報は、少なくと
も、利用限度額、ディジタルコンテンツのダウンロード
履歴、および入会日時を含むことを特徴とする。
【0039】請求項29記載の発明は、請求項27また
は28記載の発明において、所定の条件は、会員が複数
の記録媒体を使用しているか否か、および、会員の利用
頻度の高い店舗であるか否か、であることを特徴とす
る。
【0040】請求項30記載の発明は、請求項27から
29のいずれか1項に記載の発明において、第1の記録
処理により記録媒体に記録されたディジタルコンテンツ
を再生する専用の再生装置によりディジタルコンテンツ
を再生する再生処理をさらに実行させ、再生処理は、会
員分類情報を基に、課金処理終了を示すライセンス情報
を認識したときのみディジタルコンテンツを再生するこ
とを特徴とする。
【0041】請求項31記載の発明は、請求項27から
30のいずれか1項に記載の発明において、記録媒体を
利用している会員がディジタルコンテンツを次に記録媒
体にダウンロードする際、会員分類情報を基に、料金算
出のための情報の記録されている所在を判断する判断処
理と、判断処理により判断された、記録媒体、店舗端
末、およびセンター管理サーバのいずれか1つから取得
した料金算出のための情報と、センター管理サーバから
取得したディジタルコンテンツの料金情報とに基づき、
料金算出のための情報を更新する更新処理と、をさらに
実行させることを特徴とする。
【0042】請求項32記載の発明は、請求項31記載
の発明において、更新処理は、判断処理による判断の結
果、会員が記録媒体を1つ使用している場合、記録媒体
に記録されている料金算出のための情報に基づいて、料
金算出のための情報を更新することを特徴とする。
【0043】請求項33記載の発明は、請求項31記載
の発明において、更新処理は、判断処理による判断の結
果、会員が記録媒体を複数使用し、かつ、会員が利用頻
度の高い店舗端末を利用している場合、店舗端末に記録
されている料金算出のための情報に基づいて、料金算出
のための情報を更新することを特徴とする。
【0044】請求項34記載の発明は、請求項31記載
の発明において、更新処理は、判断処理による判断の結
果、記録媒体を複数使用し、かつ、会員が利用頻度の低
い店舗端末を利用している場合、センター管理サーバに
記録されている料金算出のための情報を更新することを
特徴とする。
【0045】請求項35記載の発明は、請求項31また
は33記載の発明において、更新処理は、店舗端末に記
録されている料金算出のための情報が他の店舗端末で更
新されたという通知を受信すると、料金算出のための情
報を更新することを特徴とする。
【0046】請求項36記載の発明は、請求項33また
は35記載の発明において、会員が記録媒体を店舗端末
に持参せずに、ディジタルコンテンツを2枚目以降の記
録媒体にダウンロードする際、2枚目以降の記録媒体
に、料金算出のための情報を記録している1枚目の記録
媒体に記録媒体を複数利用していることを書き込み、2
枚目以降の記録媒体に、1枚目の記録媒体からライセン
ス情報と会員IDとを書き込まれると再生するよう設定
する設定処理をさらに実行させることを特徴とする。
【0047】請求項37記載の発明は、請求項26から
36のいずれか1項に記載の発明において、センター管
理サーバに記録された料金算出のための情報の原本デー
タと、記録媒体に記録された料金算出のための情報とを
比較する比較処理をさらに実行させ、比較処理は、比較
の結果、会員が1つの記録媒体を使用している場合に、
原本データと、記録媒体に記録された料金算出のための
情報とが不一致のとき、記録媒体に記録された料金算出
のための情報が改ざんされたと判断することを特徴とす
る。
【0048】請求項38記載の発明は、固有の端末ID
を持ちディジタルコンテンツを蓄積している店舗端末か
ら記録媒体にダウンロードされたディジタルコンテンツ
を再生する再生装置であって、再生装置は、記録媒体に
記録されている会員分類情報を基に課金処理が終了した
ディジタルコンテンツのみを再生することを特徴とす
る。
【0049】請求項39記載の発明は、請求項38記載
の発明において、会員分類情報は、少なくとも、会員I
D、端末ID、会員が利用している記録媒体の数、およ
び課金処理終了を示すライセンス情報を含むことを特徴
とする。
【0050】請求項40記載の発明は、請求項39記載
の発明において、再生装置は、2枚目以降の記録媒体か
ら記録媒体を複数利用していることを示す情報を取得し
た場合、情報を1枚目の記録媒体に記録し、1枚目の記
録媒体からライセンス情報と会員IDとを取得して、2
枚目以降の記録媒体に記録することを特徴とする。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0052】図1、図3、図4、図6を参照すると、本
実施の形態におけるレンタルシステムは、記録媒体7
と、店舗端末100と、センター管理サーバ1と、再生
装置15と、を有している。
【0053】記録媒体7は、取り外して持ち運び可能な
ハードディスク、DVD−RAM等の情報記録媒体であ
る。ディジタルコンテンツを格納すると共に、料金算出
のための情報6、鍵4のバージョン情報、および会員分
類情報8を記録することができる。
【0054】料金算出のための情報6は、本実施の形態
におけるレンタルシステムを利用する会員が複数の記録
媒体7を利用しない場合に、ディジタルコンテンツのダ
ウンロードの際、料金算出のための情報6を暗号化した
暗号化した料金算出のための情報9として記録される。
【0055】料金算出のための情報6は、利用限度回
数、もしくは利用限度金額、コンテンツのダウンロード
履歴、本実施の形態におけるレンタルシステムを利用す
るための会費、プリペイド情報をチャージするための料
金を支払った日時等の情報を含んでいる。
【0056】鍵4のバージョン情報は、料金算出のため
の情報6、料金算出のための情報6を暗号化した料金算
出のための情報9、および会員ID、店舗端末IDおよ
び利用している記録媒体7の数を暗号化、もしくは復号
させるための情報である。
【0057】会員分類情報8は、会員ID、店舗端末I
D、利用している記録媒体7の数、暗号化に使った鍵4
のバージョン情報、課金処理が終了したことを示すライ
センス情報等を含む情報である。このように、記録媒体
7には、課金処理を行うときに参照される情報を記録す
ることができる。
【0058】店舗端末100は、データ蓄積装置3と、
暗号化装置5と、暗号用復号装置11と、課金計算処理
装置12と、判定装置10とを有している。
【0059】データ蓄積装置3は、料金算出のための情
報6、センター管理サーバ1から配信された暗号化のた
めの鍵4、および会員分類情報8を記録することが可能
である。データ蓄積装置3には、本実施の形態における
レンタルシステムを利用する会員が複数の記録媒体7を
利用する場合に、料金算出のための情報6が記録され
る。
【0060】暗号化装置5は、料金算出のための情報6
を鍵4によって暗号化する。暗号化方式としては、店舗
端末100側でしか復号しないため、暗号化する鍵と復
号する鍵が同一である秘密鍵暗号方式を採用する。
【0061】暗号用復号装置11は、データ蓄積装置3
に記録されているいくつかの秘密鍵暗号用鍵群の中から
判定装置10によって特定された秘密鍵暗号用鍵4を使
用して、暗号化された料金算出のための情報9を復号す
る。
【0062】課金計算処理装置12は、料金算出のため
の情報6およびダウンロードするディジタルコンテンツ
の料金情報14を基に料金算出のための情報6を更新す
る。具体的には、ディジタルコンテンツの料金情報14
分を料金算出のための情報6から差し引く。もしくは、
利用限度回数や利用限度料金が不足していれば入金要求
を出力し、当該入金要求に伴う課金処理を行った後に料
金算出のための情報6を更新して、更新された料金算出
のための情報13を出力する。会員のサービス利用と共
に、更新された料金算出のための情報13は、会員契約
店舗端末100のデータ蓄積装置3およびセンター管理
サーバ1のデータ蓄積装置2に通知され、無効化もしく
は更新される。
【0063】判定装置10は、記録媒体7から会員分類
情報8を読み込み、利用者が自店舗と契約している会員
であるか、鍵4はどのバージョンであるか、および記録
媒体7を複数利用しているか否かを判別し、それぞれの
状況に応じて指示を出す。
【0064】センター管理サーバ1は、本実施の形態に
おけるレンタルシステムに加盟している店舗端末100
にディジタルコンテンツを配信する。また、鍵4をバー
ジョンアップした際、バージョンアップした鍵4を店舗
端末100に配信する。また、センター管理サーバ1
は、データ蓄積装置2を有している。データ蓄積装置2
には、本実施の形態におけるレンタルシステムを利用す
る会員の料金算出のための情報6、および会員分類情報
8が格納される。
【0065】再生装置15は、有料または無料で会員に
貸し出されるものであり、記録媒体7再生専用の装置で
ある。再生装置15は、記録媒体7に記録されている会
員分類情報8から、課金処理が終了しているかを判断し
た後、コンテンツを再生する。また、記録媒体7にコン
テンツの料金情報や、課金処理が終了したことを示すラ
イセンス情報等を記録することが可能である。
【0066】次に、図1、図2を参照して、本発明の実
施の形態におけるレンタルシステムにおいて、ダウンロ
ードするディジタルコンテンツを選択して課金処理が終
了した後、課金に関する情報を格納するための動作を説
明する。図1は、本実施の形態におけるレンタルシステ
ムの店舗端末100から記録媒体7へ書き込まれる情
報、および暗号鍵4の種類を示したブロック図である。
図2は、本実施の形態におけるレンタルシステムの課金
処理が終了した後、課金に関する情報の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【0067】前提として、本実施の形態におけるレンタ
ルシステムを一括管理しているセンター管理サーバ1か
ら通信ネットワーク経由で配信された料金算出のための
情報6と、秘密鍵暗号方式により暗号化するための鍵4
とをデータ蓄積装置3に記録しておく。料金算出のため
の情報6としては、利用限度額もしくは利用限度回数、
ダウンロード履歴、入金日時等が含まれる。
【0068】図2において、利用者が本発明の実施の形
態におけるレンタルシステムの会員となり、所定の利用
限度額もしくは利用限度回数の記録媒体7を購入または
貸し出され、課金処理がなされる。
【0069】上述した課金処理が終了すると、本実施の
形態におけるレンタルシステムの店舗端末100は、複
数の記録媒体7を利用することになるかどうかを判断す
る(ステップS100)。複数の記録媒体7を同時に利
用しない場合(ステップS100/NO)、料金算出の
ための情報6は、鍵4を用いて、店舗端末100に備え
られた暗号化装置5により暗号化され、記録媒体7に記
録される(ステップS103)。
【0070】また、店舗端末100は、記録媒体7に記
録すると同時に、料金算出のための情報6をセンター管
理サーバ1へ送信する。これは、記録媒体7に記録され
た暗号化された料金算出のための情報9の改ざんが行わ
れていないかを後に検出するためである。センター管理
サーバ1に送信された料金算出のための情報6は、デー
タ蓄積装置2へ記録される(ステップS104)。
【0071】ステップS100において、会員が本実施
の形態におけるレンタルシステムを利用する際に、複数
の記録媒体7を同時に使用する場合(ステップS100
/YES)、料金算出のための情報6を記録媒体7には
記録せず、店舗端末100のデータ蓄積装置3に記録す
る(ステップS101)。会員が他店舗でもサービスが
受けられるように、料金算出のための情報6をセンター
管理サーバ1にも送信する。送信された料金算出のため
の情報6は、センター管理サーバ1のデータ蓄積装置2
に記録される(ステップS102)。
【0072】また、記録媒体7には、同時に利用する記
録媒体7の数に関わらず、会員分類情報8として会員I
D、店舗端末ID、暗号に用いた鍵4のバージョン、利
用している記録媒体7の数、課金処理を終了したことを
示すライセンス情報等が記録される。会員分類情報8
は、記録媒体7に記録されると共に、センター管理サー
バ1のデータ蓄積装置2にも記録される(ステップS1
05)。会員が当該レンタルシステムを次に利用する
際、記録媒体7のみを持参すれば、ICカード等の認証
媒体を発行しなくとも、会員のIDを判別することがで
きる。以上の処理が終了すると、ディジタルコンテンツ
を記録媒体7に記録する。
【0073】なお、センター管理サーバ1は、定期的に
バージョンアップした鍵4を店舗端末100に配信して
鍵4を更新することより、信頼性の高いシステムを構築
することが可能である。
【0074】次に、図3、図5を参照して、本実施の形
態におけるレンタルシステムの会員が記録媒体7を複数
利用していなかった場合において、ダウンロードするコ
ンテンツを選択した後、課金処理をして料金算出のため
の情報6を更新するための動作を説明する。図3は、本
実施の形態におけるレンタルシステムの会員が1つの記
録媒体7を利用した場合の店舗端末100の課金処理に
関する構成を示したブロック図である。図5は、本実施
の形態におけるレンタルシステムの課金処理の流れを説
明するためのフローチャートである。
【0075】店舗端末100は、会員がダウンロードす
るディジタルコンテンツを選択した後、記録媒体7に記
録されている会員分類情報8を判定装置10に取り込む
(ステップS1)。判定装置10は、会員、記録されて
いる鍵4のバージョンを特定する。特定が終了したら現
在会員が利用している記録媒体7が複数であるか否かを
判断する(ステップS2)。現在利用している記録媒体
が1つのみである場合は(ステップS2/NO)、暗号
化された料金算出のための情報9と、データ蓄積装置3
に記録されているいくつかの秘密鍵暗号用鍵群の中から
判定装置10によって特定された秘密鍵暗号用鍵4と
が、暗号用復号装置11に入力される。暗号用復号装置
11は、鍵4を使用して記録媒体7から取り込んだ暗号
化された料金算出のための情報9を復号する(ステップ
S3)。
【0076】暗号用復号装置11で復号された料金算出
のための情報6、および今回ダウンロードするディジタ
ルコンテンツの料金に関する情報14は、課金情報を計
算するための課金計算処理装置12に入力され、課金処
理が行われる(ステップS7)。
【0077】課金計算処理装置12は、復号された料金
算出のための情報6から利用限度料金、もしくは利用限
度回数の不足分や会費の未払い等によって生じる支払い
の有無を判別する(ステップS8)。料金の支払いの必
要がある場合は(ステップS8/YES)、会員の入金
処理が行われる(ステップS9)。入金処理終了後、料
金算出のための情報6を当該課金処理に基づいて更新
し、更新後の料金算出のための情報13として出力する
(ステップS10)。
【0078】ステップS8において、料金の支払いの必
要がない場合は(ステップS8/NO)、入金処理は行
われずに、料金算出のための情報13を更新する(ステ
ップS10)。
【0079】更新された料金算出のための情報13は、
図1の料金算出のための情報6として使用される。ディ
ジタルコンテンツダウンロード後に会員が利用する記録
媒体7の合計が複数になる場合は、会員契約を結んでい
る店舗端末100へ更新された料金算出のための情報1
3が入力され、店舗端末100のデータ蓄積装置3に記
録される。
【0080】また、暗号用復号装置11により復号さ
れ、更新された料金算出のための情報13は、記録媒体
7の数に関わらず、センター管理サーバ1に送信され
る。これにより、更新された料金算出のための情報13
とセンター管理サーバ1にあらかじめ記録されていた料
金算出のための情報6とを比較することにより、会員が
不正を行ってないか検証することができる。
【0081】当該検証は、会員がディジタルコンテンツ
をダウンロードし、課金処理する際に行うのではなく、
店舗端末100での会員のダウンロード操作とは別に行
われるため、上記ダウンロード、および課金処理にかか
る時間には影響を与えない。当該検証により不正が検出
された場合は、会員の次回利用時に割増料金等のペナル
ティを課す。
【0082】次に、図4、図5を参照して、会員が本実
施の形態におけるレンタルシステムの記録媒体7を複数
利用していた場合において、ダウンロードするコンテン
ツを選択した後に、課金処理をし、料金算出のための情
報6を更新するための動作を説明する。図4は、本実施
の形態におけるレンタルシステムの会員が複数の記録媒
体7を利用した場合、契約店舗および他の系列店での課
金処理に関する構成を示したブロック図である。前提と
して、複数の記録媒体7は、店舗に持参されているもの
とする。
【0083】店舗端末100の判定装置10は、会員が
ダウンロードするディジタルコンテンツを選択した後、
記録媒体7に記録されている会員分類情報8を、会員を
判定するために取り込む(ステップS1)。
【0084】判定装置10は、会員、記録されている鍵
4のバージョンを特定する。特定したら、現在会員が利
用している記録媒体7が複数であるか否かを判断する
(ステップS2)。会員が複数記録媒体7を利用してい
る場合(ステップS2/YES)、判定装置10は、自
店舗の契約会員であるか否かを判別する(ステップS
4)。自店舗の会員である場合は(ステップS4/YE
S)、データ蓄積装置3から料金算出のための情報6を
取得する(ステップS5)。
【0085】ステップS4において、自店舗の会員でな
い場合は(ステップS4/NO)、課金処理に用いるた
め、センター管理サーバ1に問い合わせ、当該会員の料
金算出のための情報6を取得する(ステップS6)。
【0086】料金算出のための情報6および今回ダウン
ロードするディジタルコンテンツの料金に関する情報1
4は、課金情報を計算するための課金計算処理装置12
に入力されて、課金処理される(ステップS7)。
【0087】課金計算処理装置12は、利用限度料金、
もしくは利用限度回数の不足分や会費の未払い等によっ
て生じる支払いの有無を判別する(ステップS8)。料
金の支払いの必要がある場合は(ステップS8/YE
S)、会員の入金処理を行う(ステップS9)。料金算
出のための情報6を当該課金処理に基づいて更新させ、
更新後の料金算出のための情報13を出力する(ステッ
プS10)。料金支払いの必要がない場合は(ステップ
S8/NO)、入金確認を行わずに、料金算出のための
情報6を当該課金処理に基づいて更新させ、更新後の料
金算出のための情報13を出力する(ステップS1
0)。
【0088】更新後の料金算出のための情報13は、図
1における料金算出のための情報6として使用される。
また、ディジタルコンテンツダウンロード後に利用する
記録媒体7の合計が複数になる場合は、会員契約店舗端
末100とセンター管理サーバ1とに記録されている更
新される前の料金算出のための情報6を無効にする。そ
の後、会員契約店舗端末100、およびセンター管理サ
ーバ1に更新された料金算出のための情報13が保存さ
れる。
【0089】次回利用する記録媒体7の合計が複数にな
らない場合は、会員契約店舗端末100、およびセンタ
ー管理サーバ1に記録されている更新前の料金算出のた
めの情報6を無効、もしくは更新する。
【0090】次に、図6を参照して、会員がすでに1つ
の記録媒体7を利用しているが、店舗に、すでに利用し
ている記録媒体7を持参せずに、別の記録媒体16へデ
ィジタルコンテンツをダウンロードすることによって、
最終的に複数の記録媒体7、16を利用する場合の動作
を説明する。図6は、会員が本実施の形態におけるレン
タルシステムの記録媒体7を1つ利用していて、かつ店
舗に記録媒体7を持参せずに、新たに別の記録媒体16
へディジタルコンテンツを記録する場合の再生装置15
における処理の流れを示すブロック図である。
【0091】すでに、会員が記録媒体7を1つのみ利用
していて、当該記録媒体7を店舗に持参せずに、別の記
録媒体16へディジタルコンテンツをダウンロードしよ
うとする場合には、データ蓄積装置3ではなく、持参し
ていない記録媒体7に料金算出のための情報6が記録さ
れており、料金算出のための情報6を更新することがで
きない。そこで、ディジタルコンテンツをダウンロード
した後、新たな別の記録媒体16へは、ダウンロードし
たディジタルコンテンツの料金情報14、および会員分
類情報8として課金処理が済んでいないことを示す情報
を記録する。コンテンツの料金情報14および会員分類
情報8は、センター管理サーバ1にも送信される。送信
されたコンテンツの料金情報14および会員分類情報8
は、センター管理サーバ1の蓄積装置2に記録され、会
員の不正を検出するために用いられる。
【0092】再生装置15は、会員が新たな別の記録媒
体16を再生装置15へセットした後、記録媒体16に
課金処理が済んでいないことを示す情報を読み出す。こ
れにより、再生装置15は、記録媒体16に記録されて
いるコンテンツに対し課金処理が終了していないことを
判断する。
【0093】再生装置15は、記録媒体16に記録され
ているディジタルコンテンツの料金情報14を読み出
し、会員に記録媒体16から料金算出のための情報6が
記録されている記録媒体7へ媒体を交換するように指示
する。会員が正常に媒体の交換を行うと、ディジタルコ
ンテンツの料金情報14と、利用している記録媒体7、
16の数を更新して記録し、課金処理が終了したことを
示すライセンス情報を読み込む。
【0094】再生装置15は、再度、記録媒体16を再
生装置15へセットするように会員へ指示する。再生装
置15に記録媒体16がセットされた後、課金処理終了
を示すライセンス情報を記録媒体16に記録して、ディ
ジタルコンテンツの再生を行う。後に、会員が記録媒体
7を店舗に持参し、記録媒体7に記録されている料金算
出のための情報6と、ディジタルコンテンツの料金情報
14とを基に、店舗端末100において課金処理を行
う。
【0095】再生装置15は、会員が利用している記録
媒体7、16の数に関わらず、全ての再生操作におい
て、会員分類情報8のうち課金終了情報が記録されてい
ることを確認し、コンテンツの再生を行う。
【0096】本発明の他の実施の形態として、会員が複
数の記録媒体7、16を利用していて、契約外の店舗で
レンタルサービスを利用する際、センター管理サーバ1
に問い合わせる時間を削減するために、複数の店舗でレ
ンタルサービスを受ける会員については、あらかじめ会
員の利用店舗履歴情報を記録しておく。センター管理サ
ーバ1は、当該情報を基に、利用頻度の高い店舗を複数
割り出し、会員契約していない店舗端末100のデータ
蓄積装置3にも料金算出のための情報6を記録しておく
ようにしてもよい。例えば、センター管理サーバ1は、
会員の利用店舗のうち利用頻度の高い上位3店舗を算出
し、当該3店舗のデータ蓄積装置3に料金算出のための
情報6を送信するといった具合にである。
【0097】なお、本発明の実施の形態におけるレンタ
ル方法をプログラムにより実行することが可能である。
当該プログラムは、磁気記録媒体、光記録媒体に記録さ
れて提供されるか、またはネットワークを介してFTP
(ファイル転送プロトコル)により各端末にダウンロー
ドされる。
【0098】なお、上述した実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はこれ
らに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内
において、種種変形実施が可能である。
【0099】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ディジタルコンテンツダウンロード型のレン
タルシステムにおいて、料金算出のための情報を記録す
る場所を、会員が利用する記録媒体の数が単数か複数か
によって可変とすることにより、次に列挙するような効
果を得ることができる。
【0100】第1の効果は、会員が契約した店舗および
その他の系列店においても、ICカード等の会員認証媒
体を使用しなくても、迅速にサービスを受けることが可
能となる。また、複数記録媒体を用いた場合であって
も、記録媒体ごとに契約を結ぶことなく、サービスを受
けることが可能なシステムを提供することが可能であ
る。
【0101】第2の効果は、会員が利用する記録媒体の
数によって、料金算出のための情報を記録しておく場所
を可変としているため、記録媒体ごと、および店舗ごと
に会員契約を結ぶことがないため、会員にとって利便性
の高いサービスを受けることが可能となる。
【0102】第3の効果は、レンタルシステムを利用す
る会員が複数の記録媒体を利用しない場合は、ディジタ
ルコンテンツのダウンロード時に料金算出のための情報
を暗号化した暗号化情報を記録媒体に記録するが、店舗
端末を一括管理するセンター管理サーバにも記録するこ
とにより、悪意ある利用者による料金算出のための情報
の改ざんを防止できるため、たとえ暗号化した情報が解
読され改ざんされたとしても、センター管理サーバ側で
検出が可能であり、安全なシステムを構築することが可
能である。
【0103】第4の効果は、会員が複数の記録媒体を利
用しない場合は、記録媒体に料金算出のための情報が記
録されており、センター管理サーバ、もしくは店舗端末
のデータベースへアクセスすることなく、会員は課金処
理を行うことができるため、利用している記録媒体の数
に関わらず、店舗もしくは、センター管理サーバに一括
して記録しておく方式に比べて、会員は迅速なサービス
を受けることが可能となり、さらにサービスを提供する
側の通信コストも軽減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるレンタルシステム
の店舗端末100から記録媒体7へ書き込まれる情報、
および暗号鍵の種類を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるレンタルシステム
の課金処理が終了した後、課金に関する情報の流れを説
明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態におけるレンタルシステム
の会員が1つの記録媒体を利用した場合の店舗端末10
0での課金処理に関する構成を示したブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態におけるレンタルシステム
の会員が複数の記録媒体7を利用した場合、契約店舗お
よび他の系列店での課金処理に関する構成を示したブロ
ック図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるレンタルシステム
の課金処理の流れを説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の形態におけるレンタルシステム
の記録媒体を1つ利用していて、かつ店舗に当該記録媒
体を持参せずに、新たに別の記録媒体16へディジタル
コンテンツを記録する場合の再生装置15における処理
の流れを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センター管理サーバ 2 センター管理サーバ内データ蓄積装置 3 店舗端末内データ蓄積装置 4 秘密鍵暗号用暗号鍵 5 秘密鍵暗号用暗号化装置 6 料金算出のための情報 7 記録媒体 8 会員分類情報 9 暗号化された料金算出のための情報 10 会員分類情報の判定装置 11 秘密鍵暗号用復号装置 12 課金計算処理装置 13 更新された料金算出のための情報 14 ダウンロード情報および料金情報 15 再生装置 16 別の記録媒体 100 店舗端末

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の会員IDが付与された会員を対象
    として、ディジタルコンテンツをレンタルするレンタル
    システムにおいて、 前記ディジタルコンテンツを配信するセンター管理サー
    バと、 固有の端末IDを持ち、前記センター管理サーバにより
    配信されたディジタルコンテンツを受信し、該ディジタ
    ルコンテンツと料金算出のための情報とを蓄積する店舗
    端末と、 固有の媒体IDを持ち、前記店舗端末に蓄積されたディ
    ジタルコンテンツと、前記料金算出のための情報と、会
    員分類情報とを記録する記録媒体と、を有し、 前記料金算出のための情報は、前記センター管理サーバ
    に記録され、さらに所定の条件により前記店舗端末、ま
    たは前記記録媒体のいずれか一方に記録されることを特
    徴とするレンタルシステム。
  2. 【請求項2】 前記会員分類情報は、 少なくとも、前記会員ID、前記端末ID、前記会員が
    利用している記録媒体の数、および課金処理終了を示す
    ライセンス情報を含むことを特徴とする請求項1記載の
    レンタルシステム。
  3. 【請求項3】 前記料金算出のための情報は、 少なくとも、利用限度額、前記ディジタルコンテンツの
    ダウンロード履歴、および入会日時を含むことを特徴と
    する請求項2記載のレンタルシステム。
  4. 【請求項4】 前記所定の条件は、 前記会員が複数の記録媒体を使用しているか否か、およ
    び、前記会員の利用頻度の高い店舗であるか否か、であ
    ることを特徴とする請求項2または3記載のレンタルシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体に記録されたディジタルコ
    ンテンツを再生する再生装置をさらに有し、 該再生装置は、前記会員分類情報を基に課金処理が終了
    したディジタルコンテンツのみを再生することを特徴と
    する請求項2から4のいずれか1項に記載のレンタルシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記店舗端末は、 前記ディジタルコンテンツと、前記料金算出のための情
    報とを記録する第1の蓄積手段と、 前記会員分類情報を基に、前記料金算出のための情報の
    記録されている所在を判断する会員分類手段と、 該会員分類手段により判断された、前記記録媒体、前記
    第1の蓄積手段、および前記センター管理サーバのいず
    れか1つから取得した前記料金算出のための情報と、前
    記センター管理サーバから取得した前記ディジタルコン
    テンツの料金情報とに基づき、課金額を決定し、前記料
    金算出のための情報を更新する課金手段と、 を有することを特徴とする請求項5記載のレンタルシス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記店舗端末は、 前記会員の2枚目以降の記録媒体に、前記料金算出のた
    めの情報を記録している1枚目の記録媒体に前記記録媒
    体を複数利用していることを書き込み、前記2枚目以降
    の記録媒体に、前記1枚目の記録媒体から前記ライセン
    ス情報と前記会員IDとを書き込まれると再生するよう
    設定する設定手段をさらに有し、 該設定手段は、前記会員が2枚目以降の記録媒体を新た
    に利用した場合、前記1枚目の記録媒体に前記記録媒体
    を複数利用していることを示す情報を書き込み、前記2
    枚目以降の記録媒体に、前記1枚目の記録媒体から前記
    ライセンス情報と前記会員IDとを書き込まれると再生
    するよう設定することを特徴とする請求項6記載のレン
    タルシステム。
  8. 【請求項8】 前記課金手段は、 前記会員分類手段による判断の結果、前記会員が前記記
    録媒体を1つ使用している場合、前記記録媒体に記録さ
    れている料金算出のための情報に基づいて、前記課金額
    を決定し、前記料金算出のための情報を更新することを
    特徴とする請求項6または7記載のレンタルシステム。
  9. 【請求項9】 前記課金手段は、 前記会員分類手段による判断の結果、前記会員が前記記
    録媒体を複数使用し、かつ、前記会員が利用頻度の高い
    店舗端末を利用している場合、前記第1の蓄積手段に記
    録されている料金算出のための情報に基づいて、前記課
    金額を決定し、前記料金算出のための情報を更新するこ
    とを特徴とする請求項6記載のレンタルシステム。
  10. 【請求項10】 前記課金手段は、 前記会員分類手段による判断の結果、前記記録媒体を複
    数使用し、かつ、前記会員が利用頻度の低い店舗端末を
    利用している場合、前記センター管理サーバに記録され
    ている前記料金算出のための情報を取得して、前記課金
    額を決定し、前記料金算出のための情報を更新すること
    を特徴とする請求項6記載のレンタルシステム。
  11. 【請求項11】 前記課金手段は、 前記第1の蓄積手段に記録されている料金算出のための
    情報が他の店舗端末で更新されたという通知を受信する
    と、前記料金算出のための情報を更新することを特徴と
    する請求項6または9記載のレンタルシステム。
  12. 【請求項12】 前記再生装置は、 前記2枚目以降の記録媒体から前記記録媒体を複数利用
    していることを示す情報を取得して前記1枚目の記録媒
    体に記録し、 前記1枚目の記録媒体から前記ライセンス情報と前記会
    員IDとを取得して、前記2枚目以降の記録媒体に記録
    することを特徴とする請求項7記載のレンタルシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記センター管理サーバは、 前記料金算出のための情報の原本データを記録する第2
    の蓄積手段と、 該第2の蓄積手段に記録された料金算出のための情報の
    原本データと、前記記録媒体に記録された料金算出のた
    めの情報とを比較する比較手段と、を有し、 該比較手段は、前記比較の結果、前記会員が1つの前記
    記録媒体を使用している場合に、前記原本データと、前
    記記録媒体に記録された料金算出のための情報とが不一
    致のとき、前記記録媒体に記録された料金算出のための
    情報が改ざんされたと判断することを特徴とする請求項
    1から12のいずれか1項に記載のレンタルシステム。
  14. 【請求項14】 固有の会員IDが付与された会員を対
    象として、ディジタルコンテンツをレンタルするレンタ
    ル方法において、 前記ディジタルコンテンツをセンター管理サーバから配
    信する配信ステップと、 該配信ステップにより配信されたディジタルコンテンツ
    を固有の端末IDを持つ店舗端末が受信し、前記ディジ
    タルコンテンツを蓄積する第1の蓄積ステップと、 該第1の蓄積ステップにより蓄積されたディジタルコン
    テンツと、会員分類情報とを固有の媒体IDを持つ記録
    媒体に記録する第1の記録ステップと、 料金算出のための情報を前記センター管理サーバに記録
    し、さらに所定の条件により前記店舗端末、または前記
    記録媒体のいずれか一方に記録する第2の記録ステップ
    と、 を有することを特徴とするレンタル方法。
  15. 【請求項15】 前記会員分類情報は、少なくとも、前
    記会員ID、前記端末ID、前記会員が利用している記
    録媒体 の数、および課金ステップ終了を示すライセンス情報を
    含むことを特徴とする請求項14記載のレンタル方法。
  16. 【請求項16】 前記料金算出のための情報は、 少なくとも、利用限度額、前記ディジタルコンテンツの
    ダウンロード履歴、および入会日時を含むことを特徴と
    する請求項15記載のレンタル方法。
  17. 【請求項17】 前記所定の条件は、 前記会員が複数の記録媒体を使用しているか否か、およ
    び、前記会員の利用頻度の高い店舗であるか否か、であ
    ることを特徴とする請求項15または16記載のレンタ
    ル方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の記録ステップにより記録媒
    体に記録されたディジタルコンテンツを再生する専用の
    再生装置により前記ディジタルコンテンツを再生する再
    生ステップをさらに有し、 該再生ステップは、前記会員分類情報を基に、前記課金
    ステップ終了を示すライセンス情報を認識したときのみ
    前記ディジタルコンテンツを再生することを特徴とする
    請求項15から17のいずれか1項に記載のレンタル方
    法。
  19. 【請求項19】 前記記録媒体を利用している会員が前
    記ディジタルコンテンツを次に前記記録媒体にダウンロ
    ードする際、 前記会員分類情報を基に、前記料金算出のための情報の
    記録されている所在を判断する判断ステップと、 該判断ステップにより判断された、前記記録媒体、前記
    店舗端末、および前記センター管理サーバのいずれか1
    つから取得した前記料金算出のための情報と、前記セン
    ター管理サーバから取得した前記ディジタルコンテンツ
    の料金情報とに基づき、前記料金算出のための情報を更
    新する更新ステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項15から18の
    いずれか1項に記載のレンタル方法。
  20. 【請求項20】 前記更新ステップは、 前記判断ステップによる判断の結果、前記会員が前記記
    録媒体を1つ使用している場合、前記記録媒体に記録さ
    れている料金算出のための情報に基づいて、前記料金算
    出のための情報を更新することを特徴とする請求項19
    記載のレンタル方法。
  21. 【請求項21】 前記更新ステップは、 前記判断ステップによる判断の結果、前記会員が前記記
    録媒体を複数使用し、かつ、前記会員が利用頻度の高い
    店舗端末を利用している場合、前記店舗端末に記録され
    ている料金算出のための情報に基づいて、前記料金算出
    のための情報を更新することを特徴とする請求項19記
    載のレンタル方法。
  22. 【請求項22】 前記更新ステップは、 前記判断ステップによる判断の結果、前記記録媒体を複
    数使用し、かつ、前記会員が利用頻度の低い店舗端末を
    利用している場合、前記センター管理サーバに記録され
    ている前記料金算出のための情報を更新することを特徴
    とする請求項19記載のレンタル方法。
  23. 【請求項23】 前記更新ステップは、 前記店舗端末に記録されている料金算出のための情報が
    他の店舗端末で更新されたという通知を受信すると、前
    記料金算出のための情報を更新することを特徴とする請
    求項19または21記載のレンタル方法。
  24. 【請求項24】 前記会員が前記記録媒体を前記店舗端
    末に持参せずに、前記ディジタルコンテンツを2枚目以
    降の記録媒体にダウンロードする際、 前記2枚目以降の記録媒体に、前記料金算出のための情
    報を記録している1枚目の記録媒体に前記記録媒体を複
    数利用していることを書き込み、前記2枚目以降の記録
    媒体に、前記1枚目の記録媒体から前記ライセンス情報
    と前記会員IDとを書き込まれると再生するよう設定す
    る設定ステップをさらに有することを特徴とする請求項
    21または23記載のレンタル方法。
  25. 【請求項25】 前記センター管理サーバに記録された
    料金算出のための情報の原本データと、前記記録媒体に
    記録された料金算出のための情報とを比較する比較ステ
    ップをさらに有し、 該比較ステップは、前記比較の結果、前記会員が1つの
    前記記録媒体を使用している場合に、前記原本データ
    と、前記記録媒体に記録された料金算出のための情報と
    が不一致のとき、前記記録媒体に記録された料金算出の
    ための情報が改ざんされたと判断することを特徴とする
    請求項14から24のいずれか1項に記載のレンタル方
    法。
  26. 【請求項26】 固有の会員IDが付与された会員を対
    象として、ディジタルコンテンツをレンタルするプログ
    ラムを記録した記録媒体において、 前記ディジタルコンテンツをセンター管理サーバから配
    信する配信処理と、 該配信処理により配信されたディジタルコンテンツを固
    有の端末IDを持つ店舗端末が受信し、前記ディジタル
    コンテンツを蓄積する第1の蓄積処理と、 該第1の蓄積処理により蓄積されたディジタルコンテン
    ツと、会員分類情報とを固有の媒体IDを持つ記録媒体
    に記録する第1の記録処理と、 料金算出のための情報を前記センター管理サーバに記録
    し、さらに所定の条件により前記店舗端末、または前記
    記録媒体のいずれか一方に記録する第2の記録処理と、 を実行させることを特徴とするプログラムを記録した記
    録媒体。
  27. 【請求項27】 前記会員分類情報は、 少なくとも、前記会員ID、前記端末ID、前記会員が
    利用している記録媒体の数、および課金処理終了を示す
    ライセンス情報を含むことを特徴とする請求項26記載
    のプログラムを記録した記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記料金算出のための情報は、 少なくとも、利用限度額、前記ディジタルコンテンツの
    ダウンロード履歴、および入会日時を含むことを特徴と
    する請求項27記載のプログラムを記録した記録媒体。
  29. 【請求項29】 前記所定の条件は、 前記会員が複数の記録媒体を使用しているか否か、およ
    び、前記会員の利用頻度の高い店舗であるか否か、であ
    ることを特徴とする請求項27または28記載のプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  30. 【請求項30】 前記第1の記録処理により記録媒体に
    記録されたディジタルコンテンツを再生する専用の再生
    装置により前記ディジタルコンテンツを再生する再生処
    理をさらに実行させ、 該再生処理は、前記会員分類情報を基に、前記課金処理
    終了を示すライセンス情報を認識したときのみ前記ディ
    ジタルコンテンツを再生することを特徴とする請求項2
    7から29のいずれか1項に記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
  31. 【請求項31】 前記記録媒体を利用している会員が前
    記ディジタルコンテンツを次に前記記録媒体にダウンロ
    ードする際、 前記会員分類情報を基に、前記料金算出のための情報の
    記録されている所在を判断する判断処理と、 該判断処理により判断された、前記記録媒体、前記店舗
    端末、および前記センター管理サーバのいずれか1つか
    ら取得した前記料金算出のための情報と、前記センター
    管理サーバから取得した前記ディジタルコンテンツの料
    金情報とに基づき、前記料金算出のための情報を更新す
    る更新処理と、 をさらに実行させることを特徴とする請求項27から3
    0のいずれか1項に記載のプログラムを記録した記録媒
    体。
  32. 【請求項32】 前記更新処理は、 前記判断処理による判断の結果、前記会員が前記記録媒
    体を1つ使用している場合、前記記録媒体に記録されて
    いる料金算出のための情報に基づいて、前記料金算出の
    ための情報を更新することを特徴とする請求項31記載
    のプログラムを記録した記録媒体。
  33. 【請求項33】 前記更新処理は、 前記判断処理による判断の結果、前記会員が前記記録媒
    体を複数使用し、かつ、前記会員が利用頻度の高い店舗
    端末を利用している場合、前記店舗端末に記録されてい
    る料金算出のための情報に基づいて、前記料金算出のた
    めの情報を更新することを特徴とする請求項31記載の
    プログラムを記録した記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記更新処理は、 前記判断処理による判断の結果、前記記録媒体を複数使
    用し、かつ、前記会員が利用頻度の低い店舗端末を利用
    している場合、前記センター管理サーバに記録されてい
    る前記料金算出のための情報を更新することを特徴とす
    る請求項31記載のプログラムを記録した記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記更新処理は、 前記店舗端末に記録されている料金算出のための情報が
    他の店舗端末で更新されたという通知を受信すると、前
    記料金算出のための情報を更新することを特徴とする請
    求項31または33記載のプログラムを記録した記録媒
    体。
  36. 【請求項36】 前記会員が前記記録媒体を前記店舗端
    末に持参せずに、前記ディジタルコンテンツを2枚目以
    降の記録媒体にダウンロードする際、 前記2枚目以降の記録媒体に、前記料金算出のための情
    報を記録している1枚目の記録媒体に前記記録媒体を複
    数利用していることを書き込み、前記2枚目以降の記録
    媒体に、前記1枚目の記録媒体から前記ライセンス情報
    と前記会員IDとを書き込まれると再生するよう設定す
    る設定処理をさらに実行させることを特徴とする請求項
    33または35記載のプログラムを記録した記録媒体。
  37. 【請求項37】 前記センター管理サーバに記録された
    料金算出のための情報の原本データと、前記記録媒体に
    記録された料金算出のための情報とを比較する比較処理
    をさらに実行させ、 該比較処理は、前記比較の結果、前記会員が1つの前記
    記録媒体を使用している場合に、前記原本データと、前
    記記録媒体に記録された料金算出のための情報とが不一
    致のとき、前記記録媒体に記録された料金算出のための
    情報が改ざんされたと判断することを特徴とする請求項
    26から36のいずれか1項に記載のプログラムを記録
    した記録媒体。
  38. 【請求項38】 固有の端末IDを持ちディジタルコン
    テンツを蓄積している店舗端末から記録媒体にダウンロ
    ードされたディジタルコンテンツを再生する再生装置で
    あって、 該再生装置は、前記記録媒体に記録されている会員分類
    情報を基に課金処理が終了したディジタルコンテンツの
    みを再生することを特徴とする再生装置。
  39. 【請求項39】 前記会員分類情報は、 少なくとも、会員ID、前記端末ID、会員が利用して
    いる記録媒体の数、および課金処理終了を示すライセン
    ス情報を含むことを特徴とする請求項38記載の再生装
    置。
  40. 【請求項40】 前記再生装置は、 2枚目以降の記録媒体から前記記録媒体を複数利用して
    いることを示す情報を取得した場合、該情報を1枚目の
    記録媒体に記録し、前記1枚目の記録媒体から前記ライ
    センス情報と前記会員IDとを取得して、前記2枚目以
    降の記録媒体に記録することを特徴とする請求項39記
    載の再生装置。
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