JP2002132711A - メモリコントローラ - Google Patents

メモリコントローラ

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JP2002132711A
JP2002132711A JP2000330155A JP2000330155A JP2002132711A JP 2002132711 A JP2002132711 A JP 2002132711A JP 2000330155 A JP2000330155 A JP 2000330155A JP 2000330155 A JP2000330155 A JP 2000330155A JP 2002132711 A JP2002132711 A JP 2002132711A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUアクセスにおける高速転送レートを確保
し、かつ転送対象の低速メモリのスペックに合わせたシ
ングルアドレスモードDMA転送を実現する。 【解決手段】外部メモリにアクセスするときのウェイト
数があらかじめCPUから設定されるウェイト設定レジ
スタ11と、外部メモリのうち高速動作用のメモリから
低速動作用のメモリへのシングルアドレスDMA転送時
のウェイト数があらかじめCPUから設定されるDMA
転送用ウェイト設定レジスタ12と、シングルアドレス
DMA転送要求DMA_REQおよびメモリアクセス要
求M_REQによりウェイト設定レジスタ11およびD
MA転送用ウェイト設定レジスタ12のいずれか一方の
有するウェイト数を選択的に出力するセレクタ13と、
セレクタ13で選択されたウェイト数を挿入したメモリ
アクセスサイクルを生成して出力するメモリアクセス制
御信号発生回路14とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリコントローラ
に係わり、特に外部メモリに非同期系メモリおよび同期
系メモリがそれぞれ接続される場合のシングルアドレス
DMA転送を最小ウェイト数でメモリアクセスサイクル
を発生するメモリコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の微細化技術の進展に
伴い、その半導体素子で構成するLSIも大規模化して
おり、特に半導体メモリの分野ではその傾向が顕著であ
る。
【0003】例えば、1チップに256メガビットの容
量を有する半導体メモリとしてダイナミック型ランダム
アクセスメモリ(DRAM)やシンクロナス・ダイナミ
ック・ランダムアクセス・メモリ(SDRAM)も実用
化されている。
【0004】これらの半導体メモリを外部メモリとして
接続するシングルチップ・マイクロコンピュータの動作
速度の向上も著しく、接続される外部メモリは容量増加
とともに動作速度の向上も期待が大きくなる所以であ
る。
【0005】外部メモリを接続する場合、シングルチッ
プ・マイクロコンピュータの中央演算処理部(以下、C
PUと称す)を介さずに、メモリとI/O装置間でデー
タ転送を行うダイレクトメモリアクセス(以下、DMA
と称す)が行われている。
【0006】シングルアドレスDMA転送は、外部メモ
リからI/Oデバイスにデータを転送するとき、メモリ
にリードストローブ信号を供給する一方、I/Oデバイ
スにはライトストローブ信号を供給することにより、デ
ータバス上にはメモリから読み出したリードデータが出
力されてくる。このデータバス上に読み出されてきたデ
ータをI/Oデバイスに書き込んでいる。
【0007】一方、I/Oデバイスから外部メモリにデ
ータを転送するとき、メモリにリードストローブ信号を
供給する一方、I/Oデバイスにはライトストローブ信
号を供給することにより、データバス上にI/Oデバイ
スから読み出したリードデータを外部メモリに書き込
む。
【0008】この種の従来のウェイト制御の一例が特開
平4−241056号公報に記載されている。同公報記
載のウェイト信号制御部は、CPUとDMAコントロー
ラとの接続端子2A、ウェイト信号出力端子2B、ウェ
イト設定レジスタ21、デバイスデコーダ22、ウェイ
ト信号発生部23とを備える。
【0009】ウェイト設定レジスタ21は、I/Oデバ
イスのアクセススピードに対応したウェイト数を予めC
PUから設定される。
【0010】デバイスデコーダ22は、現在のDMA動
作中のI/Oデバイスを検出してそのデバイスに対応し
たウェイト数をレジスタ21より導出する。
【0011】この導出されたウェイト数はウェイト信号
発生部23へ入力され、このウェイト数に応じたウェイ
ト信号が発生される。
【0012】このウェイト制御部は、予めプログラムに
より各デバイスのDMA時に挿入すべきウェイト数を設
定しておくので、アクセススピードに関係なく各デバイ
スに適切なウェイト数が設定でき、DMAレートを悪化
させないというものである。
【0013】この種のシングルアドレスDMA転送を制
御するメモリコントローラに対し本発明では後述するよ
うに、特に高速アクセスが可能なCPUなどからのアク
セスについては最小ウエイト数でアクセスすることでデ
ータの転送レートを確保し、また高速なメモリから低速
なメモリへのシングルアドレスDMA転送については、
低速なメモリのデータアクセス時間に合わせたウエイト
数を、高速メモリの動作サイクルに挿入したい場合の構
成を開示するものである。
【0014】一般的に、SDRAMへのアクセスは、そ
のSDRAMの特性を生かすため、CPUからのアクセ
スはノーウエイトの高速アクセスを行うのが通常であ
る。
【0015】したがって、通常、メモリコントローラは
データウエイト機能を持たないのであるが、シングルチ
ップ・マイクロコンピュータの応用分野においては、S
DRAMから低速なデバイスへのシングルアドレスDM
A転送においても、転送先である低速デバイスへ最高速
な転送が行えることが要求されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
一般的なシングルチップ・マイクロコンピュータに搭載
されているメモリコントローラでは、DMA転送に特化
したウエイトのコントロールが行われていなかった。そ
の欠点を改善する一例として前述した特開平4−241
056号公報の例があるが、いずれもSDRAMアクセ
スに関しては、データウエイトを行うことも考慮されて
いなかった。すなわち、通常であれば例えば1クロック
期間のみ出力されるデータを、2〜数クロック期間まで
出力するようにデータ出力期間延ばすことで、I/Oデ
バイスへの書込誤動作を避けるためのデータウエイトを
行っていないのである。
【0017】そのため、DMA転送対象の一方がSDR
AMであった場合、転送先の低速デバイスのスペックを
満足することが出来ず、シングルアドレスモードDMA
転送は実現できない場合が多かった。
【0018】つまり、一般的なマイクロコンピュータに
おいてはSDRAMアクセス時にデータウエイトを行う
ことが考慮されていないため、SDRAMへのアクセス
は常時1CLKピッチで行われている。すなわち、デー
タ出力期間はリード/ライト共1CLK分しか出力され
ていない。
【0019】そのため、例えばバス動作周波数が100
MHzの製品でSDRAMのデータ出力遅延値が5ns
であった場合、I/Oデバイスへのライトストローブ信
号の有効期間にデータが準備できないことになり転送が
できない。
【0020】つまり、1CLKピッチの場合、I/Oデ
バイスへのライトストローブ信号は半クロックでトグル
させることになるからである。
【0021】また、I/Oデバイスへの書き込みをSD
RAMへ供給されているクロックの立ち上がり同期で行
うシステムを想定した場合でも、SDRAMのデータ出
力遅延が5nsであったとすると、I/Oデバイス書き
込みのデータセットアップ時間は5ns以内でなければ
ならず、低速I/Oデバイスでこの5nsのセットアッ
プ時間を実現することは難しく、結局、SDRAM対I
/Oのシングルアドレス転送は出来ないということにな
る。
【0022】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたものであり、CPUアクセスにおける転送レ
ートを落とすことなく、転送対象の低速なメモリのスペ
ックに合わせたシングルアドレスモードDMA転送を実
現することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリコントロ
ーラの特徴は、高速アクセスが可能なCPUから外部メ
モリをアクセスするときには前記CPUの動作速度に応
じた最小ウエイト数でアクセスしてデータの転送レート
を確保する高速データ転送手段と、前記CPUを介さず
に動作速度の速い外部メモリから動作速度の遅い外部メ
モリへデータ転送を行うシングルアドレスDMA転送時
には動作速度の遅い外部メモリのデータアクセス時間に
応じたウエイト数を、前記動作速度の速い外部メモリの
動作サイクルに挿入してデータの転送レートを確保する
低速データ転送手段とを併せて備えることにある。
【0024】本発明のメモリコントローラの他の特徴
は、DMA転送対象となる、低速動作用の非同期系メモ
リを含め周辺デバイスが接続されるI/Oデバイスと高
速動作用の同期系メモリとに対応するメモリコントロー
ラウエイト制御手段として、前記同期系および前記非同
期系の外部メモリにアクセスするときのウェイト数があ
らかじめCPUから設定されるウェイト設定レジスタ手
段と、前記外部メモリのうち高速動作用のメモリから低
速動作用のメモリへのシングルアドレスDMA転送時の
ウェイト数があらかじめ前記CPUから設定されるDM
A転送用ウェイト設定レジスタと、シングルアドレスD
MA転送要求およびメモリアクセス要求により前記ウェ
イト設定レジスタおよび前記DMA転送用ウェイト設定
レジスタのいずれか一方の有するウェイト数を選択的に
出力するウェイト選択手段と、前記ウェイト選択手段で
選択されたウェイト数を挿入したメモリアクセスサイク
ルを生成して出力するメモリアクセス制御信号発生手段
することにある。
【0025】また、 前記メモリアクセス制御信号発生
手段は、前記高速動作用の同期系メモリをアクセスする
アドレス信号とクロックイネーブル信号とを含むあらか
じめ定めた所定の制御信号出力手段と前記低速動作用の
非同期系メモリをアクセスするアドレス信号とライトス
トローブ信号とリード信号とを含むあらかじめ定めた所
定の制御信号出力手段との他に、前記非同期系メモリ用
制御信号生成手段と前記I/Oデバイスと前記同期系メ
モリ用制御信号生成手段と前記同期系メモリとを共通接
続する双方向のデータバス手段をさらに備えて構成する
ことができる。
【0026】さらに、DMA転送対象の前記同期系メモ
リがシンクロナス・ダイナミック・ランダムアクセス・
メモリ(SDRAM)である場合に、前記SDRAMに
対する前記クロックイネーブル信号を非活性レベルにし
て、前記I/Oデバイスの転送速度に合わせた前記SD
RAMアクセスを実行することもできる。
【0027】さらにまた、前記メモリアクセス制御信号
生成手段は、前記同期系メモリおよび前記I/Oデバイ
スにアクセスして双方向のDMA転送を実行する場合
に、複数のウェイト設定レジスタ手段から選択されたウ
エイト数によりメモリアクセスサイクルを発生してDM
A転送制御をすることもできる。
【0028】また、前記シングルアドレスDMA転送時
は、前記DMA転送用ウエイト設定レジスタのウエイト
数を前記DMA転送要求に基づき選択してシングルアド
レスDMA転送サイクルを発生させることもできる。
【0029】さらに、前記シングルアドレスDMA転送
時に、DMA転送対象の前記同期系メモリおよび前記I
/Oデバイスのうち動作速度の遅い方に合わせたメモリ
アクセスを実行することもできる。
【0030】さらにまた、前記非同期系メモリ用信号生
成手段は、DMAシングルアドレス転送用のライトスト
ローブ信号を生成し、このライトストローブ信号により
前記同期系メモリのリードサイクル中にシングルアドレ
スDMA転送を行うこともできる。
【0031】本発明のメモリコントローラのさらに他の
特徴は、DMA転送対象となる、低速動作用の非同期系
メモリを含め周辺デバイスが接続されるI/Oデバイス
と高速動作用の同期系メモリとに対するメモリコントロ
ーラウエイト制御手段として、前記同期系および前記I
/Oデバイスにアクセスするときのウェイト数があらか
じめCPUから設定されるウェイト設定レジスタ手段
と、シングルアドレスDMA転送要求およびメモリアク
セス要求により前記ウェイト設定レジスタのウェイト数
を選択的に出力するウェイト選択手段と、前記ウェイト
数を挿入したメモリアクセスサイクルを生成して出力す
るメモリアクセス制御信号発生手段とを備えて構成する
ことにある。
【0032】また、前記メモリアクセス制御信号発生手
段は、非同期系メモリ用信号生成手段および同期系メモ
リ用信号生成手段から構成され、前記非同期系メモリ用
信号生成手段が、前記I/Oデバイスをアクセスするア
ドレス信号およびライトストローブ信号を含むあらかじ
め定めた所定の制御信号供給手段を有し、前記非同期系
メモリのアクセス時には、CPUからのアドレスアクセ
スまたは前記ライトストローブ信号によるアクセスのい
ずれかを実行することができる。
【0033】さらに、前記同期系メモリは、前記ウェイ
ト設定レジスタ手段を介さず直接CPUからノーウェイ
トでアクセスすることもできる。
【0034】さらにまた、前記同期系メモリと前記非同
期系メモリを含め周辺デバイスからなるI/Oデバイス
との間におけるDMA転送時は、前記ウェイト設定レジ
スタ手段のウェイト数に基づきシングルアドレスDMA
転送サイクルを発生させることもできる。
【0035】本発明のメモリコントローラの他の特徴
は、DMA転送対象となる、低速動作用の非同期系メモ
リを含め周辺デバイスからなるI/Oデバイスと高速動
作用の同期系メモリとに対するメモリコントローラウエ
イト制御手段として、所定のウェイト数を挿入したメモ
リアクセスサイクルを生成して出力するメモリアクセス
制御信号発生手段を備え、前記メモリアクセス制御信号
発生手段は、非同期系メモリ用信号生成手段および同期
系メモリ用信号生成手段から構成され、前記非同期系メ
モリ用信号生成手段が、前記非同期系メモリをアクセス
するアドレス信号およびライトストローブ信号を含むあ
らかじめ定めた所定の制御信号の供給手段を有するとと
もに、前記同期系メモリ用信号生成手段が前記I/Oデ
バイスからウェイト信号を与えられ、かつ同期系メモリ
をアクセスするアドレス信号およびクロックイネーブル
信号を含むあらかじめ定める制御信号出力手段とを有
し、前記ウェイト信号に応じて活性、非活性が制御され
る前記クロックイネーブル信号に基づくウェイトが挿入
されたシングルアドレスDMA転送のメモリサイクルを
発生することにある。
【0036】また、前記メモリアクセス制御信号発生手
段が前記非同期系メモリ用信号生成手段のみで構成さ
れ、前記同期系メモリに代えてスタティック・ランダム
アクセス・メモリ(SRAM)が接続される時、シング
ルアドレスDMA転送は前記I/Oデバイスの転送規格
に合わせたウェイト数が挿入されたメモリサイクルを発
生し、CPUからのアクセスは前記転送規格に合わせた
ウェイト数よりも少ないウェイト数でアクセスされる。
【0037】さらに、前記ウェイト数は、前記非同期系
メモリ用信号生成手段および同期系メモリ用信号生成手
段の組み合わせ、前記非同期系メモリ用信号生成手段単
独または前記非同期メモリが接続されたI/Oデバイス
からのウェイト信号単独のいずれかに基づき挿入され
る。
【0038】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要を述べると、
図1に示すように本発明によるメモリコントローラは、
高速アクセスが可能なCPU(図示せず)などからのア
クセスについては最小ウエイト数でアクセスすることで
データの転送レートを確保する。また、高速なメモリか
ら低速なメモリへのシングルアドレスDMA転送では、
低速なメモリのデータアクセス時間に合わせたウエイト
数を、高速メモリの動作サイクルに挿入してデータの転
送レートを確保する技術を開示するものである。
【0039】次に、本発明によるメモリコントローラの
第1の実施形態のブロック図を示した図1を参照する
と、メモリコントローラは、ウェイト設定レジスタ1
1,DMA転送用ウェイト設定レジスタ12,セレクタ
13,メモリアクセス制御信号生成回路14,非同期系
メモリ用信号生成回路15,SDRAM用信号生成回路
16,I/Oデバイス(低速動作用の非同期系メモリ、
I/O)17およびSDRAM(高速動作用の同期系メ
モリ)18を備える。
【0040】すなわち、DMA転送対象となる、低速動
作用の非同期系メモリ等が接続されるI/Oデバイス1
7と高速動作用の同期系メモリSDRAM18とに対す
るメモリコントローラウエイト制御手段として、外部メ
モリのI/Oデバイス17,SDRAM18にアクセス
するときのウェイト数があらかじめCPUから設定され
るウェイト設定レジスタ11と、I/Oデバイス17,
SDRAM18のうち高速動作用のSDRAM18から
低速動作用のI/Oデバイス17へのシングルアドレス
DMA転送時のウェイト数が、あらかじめCPUから設
定されるDMA転送用ウェイト設定レジスタ12とを有
する。
【0041】また、シングルアドレスDMA転送要求D
MA_ERQおよびメモリアクセス要求M_REQによ
りウェイト設定レジスタ11およびDMA転送用ウェイ
ト設定レジスタ12のいずれか一方の有するウェイト数
を選択的に出力するセレクタ(ウェイト選択手段)13
も有する。
【0042】さらに、セレクタ13で選択されたウェイ
ト数を挿入したメモリアクセスサイクルを生成して出力
するメモリアクセス制御信号発生回路(メモリアクセス
制御信号発生手段)14も有して構成される。
【0043】CPUアクセス用のウエイト設定レジスタ
11とDMA転送用ウエイト設定レジスタ12とはプロ
グラマブルなレジスタである。
【0044】セレクタ13は、2つの入力信号、すなわ
ちメモリアクセス要求信号M_REQおよびDMA転送
要求DMA_REQにより、上述した2つのウエイト設
定レジスタ11,12のうち、どちらの設定値を採用す
るかを選択する。
【0045】メモリアクセス制御信号生成回路14は、
セレクタ13により選択されたウエイト数を挿入したメ
モリアクセスサイクルを発生させる。
【0046】また、この例では、メモリアクセス制御信
号生成回路14の内部に、非同期系メモリ(SRAM、
I/O等)のアクセス信号を生成する非同期系メモリ用
信号生成回路15を備える。
【0047】また、非同期系メモリ用信号生成回路15
は、DMAシングル転送用のライトストローブ信号DM
A_WEをI/Oデバイスに出力する出力手段も備えて
おり、SDRAMのリードサイクル中にこのライトスト
ローブ信号DMA_WEを活性化させることにより、シ
ングルアドレスDMA転送を行うことが出来る。
【0048】その他の信号としてアドレスADR、チッ
プセレクト信号CS、リード信号RDおよびライト信号
WRをI/Oデバイス側に供給する。
【0049】さらに、メモリアクセス制御信号生成回路
14の内部にSDRAMアクセス信号を生成するSDR
AM用信号生成回路16も備えている。
【0050】SDRAM用信号生成回路16は、SDR
AM18に対し、ADR、CLK、RAS、CAS、W
E、CKEおよびDQMのクロックおよび制御信号を出
力する。
【0051】ここで、信号CLKはSDRAM18の動
作クロックであり、アドレスADRはSDRAM18に
対するアドレス、信号RASはSDRAM18に対する
ロウアドレスストローブ信号である。
【0052】信号CASはSDRAM18に対するカラ
ムアドレスストローブ信号であり、信号WEはSDRA
M18に対するライトイネーブル信号であり、信号CK
EはSDRAM18に対するクロックイネーブルであ
る。
【0053】信号DQMはSDRAM18に対するデー
タマスク信号であり、信号DMA_WEはI/Oデバイ
ス17に対するライトストローブ信号である。
【0054】また、非同期系メモリ用信号生成回路15
とI/OデバイスとSDRAM用信号生成回路16とI
/Oデバイスとの間を共通接続する双方向のデータバス
Dを設けてある。
【0055】以下、本実施の形態の動作を図1およびそ
の動作説明用のタイミングチャートであって、SDRA
MからI/OデバイスへのシングルアドレスDMA転送
のタイミングを示す図2を参照しながら動作を説明す
る。
【0056】まず図2において、SDRAM18へのア
クセスは、CASレーテンシが2、バースト長は4、バ
ンク/ページはヒットした状態でアクセスはスタートし
たものとする。また、DMA転送用ウエイト設定レジス
タ12にはウエイト数1が設定されているものとする。
【0057】ここでいうレーテンシとは、メモリセルの
データの読み出し指示を行ってからデータが読み出され
て外部へ出力されるまでの時間を示すものである。した
がって、CAS信号を有効化してから実際にデータが出
力されるまでのレーテンシをCASレーテンシとしてい
る。
【0058】例えば、ロウアドレスを指定し、RAS信
号を有効化し、与えられたロウアドレスに対応するワー
ド線を活性化する。カラムアドレスを指定し、CAS信
号を有効化して、与えられたカラムアドレスに対応する
ディジット線を選択することにより、所望のメモリセル
が選択される。
【0059】また、バースト長とは、リードサイクルま
たはライトサイクルで出力または入力されるワード数で
ある。
【0060】T1ステートにSDRAM18には、アド
レスADRはADmが与えられ、CAS信号がT1ステ
ート期間だけロウレベルでアクティブにされ、RAS信
号はハイレベルが与えられ、データマスク信号DQMは
ロウレベル、I/Oデバイス17にはライトストローブ
信号DMA_WEがハイレベルでそれぞれ与えられてい
る状態である。
【0061】まず、メモリコントローラは、DMA転送
要求DMA_REQを受け付けると、T1ステートでS
DRAM18にリードコマンドを発行する。
【0062】ここで、DMA転送用ウエイト設定レジス
タ12にはウエイト数1が設定されているので、本発明
に従って、SDRAM18から出力されるデータにウエ
イトをかけるためT2ステートでクロックイネーブル信
号CKEをディセーブルにする。
【0063】このディセーブルにより、通常はT3ステ
ートのみに出力されるデータDが、1CLK分延長さ
れ、低速デバイスの書き込み時間をT4ステートまで確
保する。
【0064】また、非同期系メモリ用信号生成回路15
は、SDRAM18から出力されているデータDを取り
込むために、DMA_WEをT3ステートからT4ステ
ートにかけてロウアクティブにし、データを取り込む。
【0065】T5ステートからT10ステートまでは上
述した動作の繰り返しである。
【0066】従来のメモリコントローラの場合は、転送
先のI/Oデバイスが低速で1CLKピッチでのシング
ルアドレス転送が実現出来なかった場合、DMA転送を
デュアルアドレス転送で行わざるを得なかった。
【0067】例えば、I/Oデバイスのライトに2CL
K必要であった場合、SDRAMからの4ワードの転送
に15CLK必要であった。しかし、本発明の構成を用
いれば、4ワードの転送がT1ステートからT10ステ
ートまでの10CLKで実現でき、1回の転送を2/3
に短縮できる。
【0068】また、CPUからSDRAM18へのアク
セスは従来通り高速で行えるので、対CPUの転送レー
トを落とすことも無い。
【0069】次に第2の実施形態を説明する。
【0070】第2の実施形態では、その基本的構成は上
述した第1の実施形態と同様であるが、ウエイト設定レ
ジスタ11の構成についてさらに工夫している。
【0071】その構成のブロック図を示した図3を参照
すると、第1の実施形態との相違点は、DMA転送用ウ
ェイト設定レジスタ12が削除され、CPUからのウェ
イト設定が行われるウェイト設定レジスタ11のみが有
効である。
【0072】非同期系メモリ用信号生成回路15からI
/Oデバイス17に対し、アドレスADR、チップセレ
クト信号CS、リード信号RD、ライト信号WR、ライ
トストローブ信号DMA_WE、データバスDは実施形
態1と同様に与えられている。
【0073】また、SDRAM用信号生成回路16およ
びSDRAM18間の信号も第1の実施形態と同様であ
る。
【0074】つまり、I/Oデバイス17はCPUから
アドレスアクセスも出来る構成になっていて、さらに、
ライトストローブ信号DMA_WEによるアクセスもで
きることが特徴である。
【0075】CPUからI/Oデバイスに対するアドレ
スアクセスを行う場合にはウエイト設定レジスタ11の
ウエイト数を採用し、そのウエイト数にしたっがて非同
期系メモリ用信号生成回路15はメモリサイクルを発生
させる。
【0076】また、CPUからSDRAM18に対する
アドレスサイクルについては高速アクセスできるのでノ
ーウエイトでアクセスし、ウエイト設定用レジスタを設
けていない。
【0077】一方、SDRAM18およびI/Oデバイ
ス間のシングルアドレスDMA転送時は、I/Oデバイ
ス17のスペックに対応したウエイト数が設定されたウ
エイト設定レジスタ11があるので、このレジスタの設
定値を採用しシングルアドレスDMA転送サイクルを発
生させる。
【0078】上述したように、本実施の形態では、DM
A転送用のウエイト設定レジスタ12を設けることな
く、I/Oデバイスとして接続された非同期系の低速メ
モリ、I/Oのスペックを満たすDMA転送を行うこと
が出来るので、第1の実施形態よりもさらに回路規模を
押さえることができる。
【0079】次に第3の実施の形態を説明する。
【0080】上述した第1および第2の実施形態では、
シングルアドレスDMA転送におけるウエイト挿入をウ
ェイト設定レジスタ11およびDMA転送用ウェイト設
定レジスタ12、またはウェイト設定レジスタ11にお
いて行っている。
【0081】しかし、図4に示す第3の実施形態のブロ
ック図を参照すると、上述した第1の実施形態との相違
点は、ウェイト設定レジスタ11およびDMA転送用ウ
ェイト設定レジスタ12のいずれのウエイト設定用レジ
スタも設けていないことがことが相違する。
【0082】一方、第2の実施形態との相違点は、ウェ
イト設定レジスタ11も削除されていることである。さ
らに第1および第2の実施形態との共通する相違点は、
I/Oデバイス17からSDRA用信号生成回路16に
ウェイト信号WAITを与えることによって、メモリコ
ントローラにウエイトをかけていることである。
【0083】まず、I/OデバイスにはCLK信号とC
KE信号を入力させる。I/OデバイスはCKE信号の
アクティブ中はWAIT信号を常にアクティブにする論
理にしておく。
【0084】SDRAM用信号生成回路6はDMA転送
要求とWAIT信号とCAS信号の反転信号のANDで
1回目のCKE信号をディセーブルレベルにする。
【0085】CKE信号がディセーブルレベルになった
時点で、I/Oデバイスはウエイトしたいクロック数を
カウントし、WAIT信号をディセーブルレベルにす
る。
【0086】WAIT信号がディセーブルレベルになる
ので、SDRAM用信号生成回路6はCKE信号をアク
ティブにする。
【0087】CKE信号のアクティブを受けて、I/O
デバイスは再びWAIT信号をアクティブにする。
【0088】SDRAM用信号生成回路6は、DMA転
送要求とWAIT信号のANDでCKEをディセーブル
にする。
【0089】DMA転送要求が出続けている間、以上の
繰り返しである。
【0090】この実施の形態を用いた場合のシングルア
ドレスDMA転送のタイミングチャートを示した図5を
参照すると、この実施の形態でも、T1ステートにSD
RAM18には、アドレスADRはADmが与えられ、
CAS信号がT1ステート期間だけロウレベルにアクテ
ィブにされる。
【0091】RAS信号はハイレベルが与えられ、ライ
トイネーブル信号WEはハイレベル、クロックイネーブ
ル信号CKEはハイレベル、データマスク信号DQMは
ロウレベルが与えられる。
【0092】I/Oデバイス17にはライトストローブ
信号DMA_WEがハイレベル、I/Oデバイス17か
らSDRAM用信号生成回路16にウェイト信号WAI
Tがハイレベルに立ち上がる状態でそれぞれ与えられて
いる。
【0093】まず、メモリコントローラは、DMA転送
要求DMA_REQを受け付けると、T1ステートでS
DRAM18にリードコマンドを発行する。ここで、ウ
エイト信号WAITがT1ステートおよびT2ステート
間の1クロック期間ハイレベルのアクティブになるの
で、そのWAIT信号のアクティブに応答してSDRA
M用信号生成回路16ではクロックイネーブル信号CK
EをT2ステートでロウレベルのディセーブルにする。
【0094】したがって、SDRAM18から出力され
るデータにウエイトをかけることができる。
【0095】上述したように、クロックイネーブル信号
CKEをディセーブルにすることにより、通常はT3ス
テートのみに出力されるデータDが、1CLK分延長さ
れ、低速デバイスの書き込み時間をT4ステートまで確
保する。
【0096】また、非同期系メモリ用信号生成回路15
は、SDRAM18から出力されているデータDを取り
込むために、DMA_WEをT3ステートからT4ステ
ートにかけてロウアクティブにし、データを取り込むこ
とができる。T5ステートからT10ステートまでは上
記動作の繰り返しである。
【0097】上述したように、この実施の形態において
も、ウェイト信号WAITでメモリコントローラにウェ
イトかけることによって、第1および第2の実施形態と
同様な効果、すなわち、4ワードの転送がT1ステート
からT10ステートまでの10CLKで実現でき、1回
の転送を2/3に短縮できる。
【0098】また、CPUからSDRAM18へのアク
セスは従来通り高速で行えるので、対CPUの転送レー
トを落とすことも無い。また、ウェイト設定レジスタ1
1およびDMA転送用ウェイト設定レジスタ12のいず
れのウエイト設定用レジスタも設けていないのでレジス
タが削減出来、回路規模削減が可能である。
【0099】次に第4の実施形態を説明する。
【0100】本発明の第4の実施形態の構成をブロック
図で示した図6を参照すると、第1の実施形態との相違
点は、メモリアクセス制御信号生成回路14からSDR
AM用信号生成回路16が削除され、非同期系メモリ用
信号生成回路15のみであり、前述した実施形態では同
期系の外部メモリとしてSDRAM18を接続した例で
あったが、ここでは非同期系のSRAM19を備えてい
ることである。
【0101】また、SDRAM用信号生成回路16が削
除されたことにより、非同期系メモリ用信号生成回路1
5からSRAM19へ供給する信号も、データD以外は
同期クロックCLK、アドレス信号ADR、チップセレ
クト信号CS、リード信号RDおよびライトストローブ
信号DMA_WEのみとなる。
【0102】この第4の実施の形態は、SRAM19か
らI/Oへの転送タイミング例であり、転送対象がSD
RAMでなくとも、DMA転送用ウエイト設定レジスタ
を設けることが有効であることを示している。
【0103】この第4の実施形態の動作説明用のタイミ
ングチャートであって、シングルアドレスDMA転送の
タイミングを示した図7を参照すると、SRAM対I/
Oの転送について示したものであり、DMA転送用ウエ
イト設定レジスタのデータウェイト数に例えば1が設定
されている場合である。
【0104】SRAM19には、T1ステートおよびT
3ステート期間はアドレスADRはADmが与えられ、
チップセレクト信号CSがT1ステートからT12ステ
ートまでの期間ロウレベルアクティブで与えられてい
る。
【0105】リード信号RDはT1期間でロウレベルと
なり、T4ステートでハイレベルが与えられている。
【0106】I/Oデバイス17にはライトストローブ
信号DMA_WEがT1およびT3ステート間でロウレ
ベル、T3およびT4ステート間でハイレベルが与えら
れている。
【0107】この実施例の場合、転送クロック数は12
クロックになることがわかる。もしデータウエイト数に
0が設定されていれば8クロックで転送可能である。
【0108】まず、メモリコントローラは、DMA転送
要求DMA_REQを受け付けると、T1ステートでS
RAM19にリードコマンドを発行する。ここで、DM
A転送用ウエイト設定レジスタ12にはウエイト数1が
設定されているので、このウェイトにより、通常はT1
ステートからT2ステートのみに出力されるデータD
が、1CLK分延長され、低速デバイスの書き込み時間
をT3ステートまで確保する。その他の信号ADR,C
S,RDもそれぞれ1CLK分延長される。
【0109】非同期系メモリ用信号生成回路15は、S
RAM19から出力されているデータDを取り込むため
に、DMA_WEをT1ステートからT3ステートにか
けてロウアクティブにし、データを取り込む。
【0110】したがって、SRAM19から出力される
データにウエイトをかけることができる。
【0111】上述したように、DMA転送用ウエイト設
定レジスタ12にウエイト数を設定することにより、通
常はT1およびT2ステート間に出力されるデータD
が、1CLK分延長され、低速デバイスの書き込み時間
をT3ステート期間の終了まで確保される。T3ステー
トからT12ステートまでは上述した動作の繰り返しで
ある。
【0112】本実施の形態では、転送対象がI/Oデバ
イス17およびSRAM19であるが、高速なメモリと
低速なI/Oデバイスという意味では、図6に示す実施
形態のようなSRAM19とI/Oデバイス17におい
ても本発明により、CPUアクセスは高速でアクセス
し、シングルアドレスDMA転送はI/Oデバイス17
のスペックに合わせた転送ができる。
【0113】また、上述した第1、第2および第3の実
施の形態のいづれのウエイト挿入手法を用いてもよい。
【0114】上述したように、この実施の形態において
は、DMA転送用ウエイト設定レジスタ12にウエイト
数を設定することにより、第1、第2および第3の実施
形態と同様な効果、すなわち、ウェイト数が1の時4ワ
ードの転送がT1ステートからT12ステートまでの1
2CLKで実現でき、1回の転送を4/5に短縮でき
る。
【0115】また、CPUからSRAM19へのアクセ
スは従来通り高速で行えるので、対CPUの転送レート
を落とすことも無い。また、同期系メモリ用信号生成回
路を設けていないのでその分回路規模削減が可能であ
る。
【0116】
【発明の効果】上述したように、本発明のメモリコント
ローラは、高速アクセスが可能なCPUから外部メモリ
をアクセスするときに、CPUの動作速度に応じた最小
ウエイト数でアクセスしてデータの転送レートを確保す
る高速データ転送手段と、CPUを介さずに動作速度の
速い外部メモリから動作速度の遅い外部メモリへデータ
転送を行うシングルアドレスDMA転送では、動作速度
の遅い外部メモリのデータアクセス時間に応じたウエイ
ト数を、動作速度の速い外部メモリの動作サイクルに挿
入してデータの転送レートを確保する低速データ転送手
段とを併せて備えるので、従来例の場合、転送先のI/
Oデバイスが低速で1CLKピッチでのシングルアドレ
ス転送が実現出来なかった場合、デュアルアドレス転送
を行うしかなく、例えば、I/Oデバイスのライトに2
CLK必要であった場合、SDRAMからの4ワードの
転送に15CLK必要であった。
【0117】しかし本発明によれば、4ワードの転送が
10CLKで実現でき、1回の転送を2/3に短縮でき
る。また、CPUからのSDRAMアクセスは従来通り
高速で行えるので対CPUの転送レートを落とすことも
無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作説明用タイミン
グチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施形態のブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の動作説明用タイミン
グチャートである。
【図6】本発明の第4の実施形態のブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施形態の動作説明用タイミン
グチャートである。
【図8】従来のウェイト制御回路の一例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11 ウェイト設定レジスタ 12 DMA転送用ウェイト設定レジスタ 13 セレクタ 14 メモリアクセス制御信号生成回路 15 非同期系メモリ用信号生成回路 16 SDRAM用信号生成回路 17 I/Oデバイス 18 SDRAM 19 SRAM ADR アドレス CAS カラムアドレスストローブ信号 CKE クロックイネーブル信号 CLK 動作クロック D データバス DMA_REQ シングルアドレスDMA転送要求 DMA_WE ライトストローブ信号 DQM データマスク信号 M_REQ メモリアクセス要求 RAS ロウアドレスストローブ信号 WE ライトイネーブル信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EA01 EA03 FA09 GC01 GC11 5B060 CC02 5B061 BA03 DD12 5B077 AA14 BB07 DD05 FF01 FF11 GG23 GG36

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速アクセスが可能なCPUから外部メ
    モリをアクセスするときには前記CPUの動作速度に応
    じた最小ウエイト数でアクセスしてデータの転送レート
    を確保する高速データ転送手段と、前記CPUを介さず
    に動作速度の速い外部メモリから動作速度の遅い外部メ
    モリへデータ転送を行うシングルアドレスDMA転送時
    には動作速度の遅い外部メモリのデータアクセス時間に
    応じたウエイト数を、前記動作速度の速い外部メモリの
    動作サイクルに挿入してデータの転送レートを確保する
    低速データ転送手段とを併せて備えることを特徴とする
    メモリコントローラ。
  2. 【請求項2】 DMA転送対象となる、低速動作用の非
    同期系メモリを含め周辺デバイスが接続されるI/Oデ
    バイスと高速動作用の同期系メモリとに対応するメモリ
    コントローラウエイト制御手段として、前記同期系およ
    び前記非同期系の外部メモリにアクセスするときのウェ
    イト数があらかじめCPUから設定されるウェイト設定
    レジスタ手段と、前記外部メモリのうち高速動作用のメ
    モリから低速動作用のメモリへのシングルアドレスDM
    A転送時のウェイト数があらかじめ前記CPUから設定
    されるDMA転送用ウェイト設定レジスタと、シングル
    アドレスDMA転送要求およびメモリアクセス要求によ
    り前記ウェイト設定レジスタおよび前記DMA転送用ウ
    ェイト設定レジスタのいずれか一方の有するウェイト数
    を選択的に出力するウェイト選択手段と、前記ウェイト
    選択手段で選択されたウェイト数を挿入したメモリアク
    セスサイクルを生成して出力するメモリアクセス制御信
    号発生手段とを備えて構成することを特徴とするメモリ
    コントローラ。
  3. 【請求項3】 前記メモリアクセス制御信号発生手段
    は、前記高速動作用の同期系メモリをアクセスするアド
    レス信号とクロックイネーブル信号とを含むあらかじめ
    定めた所定の制御信号出力手段と前記低速動作用の非同
    期系メモリをアクセスするアドレス信号とライトストロ
    ーブ信号とリード信号とを含むあらかじめ定めた所定の
    制御信号出力手段との他に、前記非同期系メモリ用制御
    信号生成手段と前記I/Oデバイスと前記同期系メモリ
    用制御信号生成手段と前記同期系メモリとを共通接続す
    る双方向のデータバス手段をさらに備えて構成する請求
    項2記載のメモリコントローラ。
  4. 【請求項4】 DMA転送対象の前記同期系メモリがシ
    ンクロナス・ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ
    (SDRAM)である場合に、前記SDRAMに対する
    前記クロックイネーブル信号を非活性レベルにして、前
    記I/Oデバイスの転送速度に合わせた前記SDRAM
    アクセスを実行する請求項2記載のメモリコントロー
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記メモリアクセス制御信号生成手段
    は、前記同期系メモリおよび前記I/Oデバイスにアク
    セスして双方向のDMA転送を実行する場合に、複数の
    ウェイト設定レジスタ手段から選択されたウエイト数に
    よりメモリアクセスサイクルを発生してDMA転送制御
    をする請求項2記載のメモリコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記シングルアドレスDMA転送時は、
    前記DMA転送用ウエイト設定レジスタのウエイト数を
    前記DMA転送要求に基づき選択してシングルアドレス
    DMA転送サイクルを発生させる請求項2記載のメモリ
    コントローラ。
  7. 【請求項7】 前記シングルアドレスDMA転送時に、
    DMA転送対象の前記同期系メモリおよび前記I/Oデ
    バイスのうち動作速度の遅い方に合わせたメモリアクセ
    スを実行する請求項2記載のメモリコントローラ。
  8. 【請求項8】 前記非同期系メモリ用信号生成手段は、
    DMAシングルアドレス転送用のライトストローブ信号
    を生成し、このライトストローブ信号により前記同期系
    メモリのリードサイクル中にシングルアドレスDMA転
    送を行う請求項2記載のメモリコントローラ。
  9. 【請求項9】 DMA転送対象となる、低速動作用の非
    同期系メモリを含め周辺デバイスが接続されるI/Oデ
    バイスと高速動作用の同期系メモリとに対するメモリコ
    ントローラウエイト制御手段として、前記同期系および
    前記I/Oデバイスにアクセスするときのウェイト数が
    あらかじめCPUから設定されるウェイト設定レジスタ
    手段と、シングルアドレスDMA転送要求およびメモリ
    アクセス要求により前記ウェイト設定レジスタのウェイ
    ト数を選択的に出力するウェイト選択手段と、前記ウェ
    イト数を挿入したメモリアクセスサイクルを生成して出
    力するメモリアクセス制御信号発生手段とを備えて構成
    することを特徴とするメモリコントローラ。
  10. 【請求項10】 前記メモリアクセス制御信号発生手段
    は、非同期系メモリ用信号生成手段および同期系メモリ
    用信号生成手段から構成され、前記非同期系メモリ用信
    号生成手段が、前記I/Oデバイスをアクセスするアド
    レス信号およびライトストローブ信号を含むあらかじめ
    定めた所定の制御信号供給手段を有し、前記非同期系メ
    モリのアクセス時には、CPUからのアドレスアクセス
    または前記ライトストローブ信号によるアクセスのいず
    れかを実行する請求項9記載のメモリコントローラ。
  11. 【請求項11】 前記同期系メモリは、前記ウェイト設
    定レジスタ手段を介さず直接CPUからノーウェイトで
    アクセスする請求項10記載のメモリコントローラ。
  12. 【請求項12】 前記同期系メモリと前記非同期系メモ
    リを含め周辺デバイスからなるI/Oデバイスとの間に
    おけるDMA転送時は、前記ウェイト設定レジスタ手段
    のウェイト数に基づきシングルアドレスDMA転送サイ
    クルを発生させる請求項10記載のメモリコントロー
    ラ。
  13. 【請求項13】 DMA転送対象となる、低速動作用の
    非同期系メモリを含め周辺デバイスからなるI/Oデバ
    イスと高速動作用の同期系メモリとに対するメモリコン
    トローラウエイト制御手段として、所定のウェイト数を
    挿入したメモリアクセスサイクルを生成して出力するメ
    モリアクセス制御信号発生手段を備え、前記メモリアク
    セス制御信号発生手段は、非同期系メモリ用信号生成手
    段および同期系メモリ用信号生成手段から構成され、前
    記非同期系メモリ用信号生成手段が、前記非同期系メモ
    リをアクセスするアドレス信号およびライトストローブ
    信号を含むあらかじめ定めた所定の制御信号の供給手段
    を有するとともに、前記同期系メモリ用信号生成手段が
    前記I/Oデバイスからウェイト信号を与えられ、かつ
    同期系メモリをアクセスするアドレス信号およびクロッ
    クイネーブル信号を含むあらかじめ定める制御信号出力
    手段とを有し、前記ウェイト信号に応じて活性、非活性
    が制御される前記クロックイネーブル信号に基づくウェ
    イトが挿入されたシングルアドレスDMA転送のメモリ
    サイクルを発生することを特徴とするメモリコントロー
    ラ。
  14. 【請求項14】 前記メモリアクセス制御信号発生手段
    が前記非同期系メモリ用信号生成手段のみで構成され、
    前記同期系メモリに代えてスタティック・ランダムアク
    セス・メモリ(SRAM)が接続される時、シングルア
    ドレスDMA転送は前記I/Oデバイスの転送規格に合
    わせたウェイト数が挿入されたメモリサイクルを発生
    し、CPUからのアクセスは前記転送規格に合わせたウ
    ェイト数よりも少ないウェイト数でアクセスされる請求
    項2、9または13記載のメモリコントローラ。
  15. 【請求項15】 前記ウェイト数は、前記非同期系メモ
    リ用信号生成手段および同期系メモリ用信号生成手段の
    組み合わせ、前記非同期系メモリ用信号生成手段単独ま
    たは前記非同期メモリが接続されたI/Oデバイスから
    のウェイト信号単独のいずれかに基づき挿入される請求
    項14記載のメモリコントローラ。
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