JP2002130332A - 流体クラッチ - Google Patents

流体クラッチ

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JP2002130332A
JP2002130332A JP2000330208A JP2000330208A JP2002130332A JP 2002130332 A JP2002130332 A JP 2002130332A JP 2000330208 A JP2000330208 A JP 2000330208A JP 2000330208 A JP2000330208 A JP 2000330208A JP 2002130332 A JP2002130332 A JP 2002130332A
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passage
pump
gear
casing
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JP2000330208A
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Yasushi Yamamoto
康 山本
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D31/00Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
    • F16D31/04Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution using gear-pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝達トルクを容易に制御することができると
ともに、摩耗することない流体クラッチを提供する。 【解決手段】 同一軸線上に配設された第1の軸と第2
の軸との間に配設された流体クラッチであって、第1の
軸に伝動連結されたケーシングと、該ケーシング内に配
設されたギヤポンプと、ケーシングおよび第2の軸に形
成されギヤポンプの吸入口に連通する吸入通路と、ケー
シングおよび第2の軸に形成されギヤポンプの吐出口に
連通する吐出通路と、第2の軸に配設され吸入通路と吐
出通路との連通面積を制御する制御弁とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関等のエン
ジンの回転トルクを伝達するための流体クラッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関等のエンジンの回転トルクを伝
達するためのクラッチとしては、摩擦クラッチ、フルー
ドカップリングおよびトルクコンバータ等の流体継手が
一般に用いられている。摩擦クラッチは、エンジンのク
ランクシャフトに装着されたフライホイールと、該フラ
イホイールと対向して配設されたクラッチフェーシング
を有するプレッシャプレートと、該フライホイールとプ
レッシャプレートとの間に配設されクランクシャフトと
同一軸線上に配設された変速機の入力軸に装着されたク
ラッチドリブンプレートとからなっており、上記プレッ
シャプレートによる押圧力を調整することにより、トル
ク伝達力を制御している。流体継手(フルードカップリ
ング、トルクコンバータ)は、エンジンのクランクシャ
フト(入力軸)に連結されたケーシングと、該ケーシン
グと対向して配設されケーシングに取り付けられたポン
プと、該ポンプとケーシングによって形成された室にポ
ンプに対向して配設されクランクシャフト(入力軸)と
同一軸線上に配置された出力軸に取り付けられたタービ
ンと、ポンプ室内に充填された作動流体とを具備してい
る。このように構成された流体継手は、ポンプの回転に
よってポンプ内の作動流体に遠心力を作用せしめ、この
遠心力によって外周側に流れれた作動流体をタービンに
外周側から流入せしめることによって、タービンを駆動
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、摩擦クラッチ
は、クラッチフェーシングが摩耗するために所定期間使
用すると交換する必要があるとともに、クラッチを自動
制御する際にトルク制御が難しい。また、流体継手は、
駆動側であるポンプと被駆動側であるタービンが機械的
に接触していないので摩耗することはないが、伝達トル
クを自由に制御することができないとともに、ポンプと
タービンの回転速度差がないとトルクが伝達されないた
めにポンプとタービンとの回転速度比が1付近では伝達
トルクが零(0)になる。流体継手を車両の駆動装置に
用いた場合、車両停止状態でエンジンが駆動され変速機
の変速ギヤが投入されている状態、即ち入力軸が回転し
出力軸が停止している状態では、その特性上ドラッグト
ルクを有する。ドラッグトルクは、一般的にエンジンが
アイドリング回転数で運転されている状態での伝達トル
クをいう。このドラッグトルクは、流体継手の設計点を
最大効率となる回転速度比、即ちポンプとタービンとの
回転速度比を0.95〜0.98位にとると、かなり大
きくなる。ドラッグトルクが大きいと、エンジンのアイ
ドリング運転が著しく不安定となるとともに、この不安
定な回転が駆動系に異常振動を発生させる原因となる。
また、ドラッグトルクが大きいことにより、アイドリン
グ運転時の燃費が悪化する原因にもなっている。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その主たる技術的課題は、伝達トルクを容易に制御
することができるとともに、摩耗することない流体クラ
ッチを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を解決するために、同一軸線上に配設さ
れた第1の軸と第2の軸との間に配設された流体クラッ
チにおいて、該第1の軸に伝動連結されたケーシング
と、該ケーシング内に配設され該第2の軸に伝動連結さ
れ外周にギヤを備えた第1のポンプギヤと、該ケーシン
グ内に形成されたポンプ室内に配設され該第1のポンプ
ギヤとかみ合う第2のポンプギヤとを有するギヤポンプ
と、該ケーシングおよび該第2の軸に形成され該ギヤポ
ンプの吸入口に連通する吸入通路と、該ケーシングおよ
び該第2の軸に形成され該ギヤポンプの吐出口に連通す
る吐出通路と、該第2の軸に配設され該吸入通路と該吐
出通路との連通面積を制御する制御弁と、を具備する、
ことを特徴とする流体クラッチが提供される。
【0006】上記吸入通路および吐出通路は補給通路に
連通されており、該補給通路と吸入通路および吐出通路
との間には補給通路から吸入通路および吐出通路への流
体の流通を許容するチェック弁が配設されていることが
望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
流体クラッチの好適実施形態を図示している添付図面を
参照して、更に詳細に説明する。
【0008】図1には本発明に従って構成された流体ク
ラッチの断面図が示されており、図2には図1における
A−A線断面図が示されている。図示の実施形態におけ
る流体クラッチは、クラッチハウジング2を具備してい
る。このクラッチハウジング2の中心部には、第1の軸
3(例えば、エンジンのクランクシャフト)と第2の軸
4(例えば、変速機のインプットシャフト)が同一軸線
上に配設されている。なお、第2の軸4は、クラッチハ
ウジング2に連結された変速機ケース7に軸受8によっ
て回転自在に支持されている。第1の軸3には連結プレ
ート5の内周部がボルト6によって連結されており、こ
の連結プレート5の外周部に流体クラッチのケーシング
10が伝動連結されている。このケーシング10は、カ
ップ状に形成された第1のケーシング部材11と、該第
1のケーシング部材11と対向して配設され第1のケー
シング部材11とともに後述する第1のポンプギヤ21
を収容する収容室100を形成する第2のケーシング部
材12と、上記第1のケーシング部材11の外側(図1
において左側)に配設された第3のケーシング部材13
と、上記第2のケーシング部材12の外側(図1におい
て右側)に配設された第4のケーシング部材14とから
なっており、これらは上記連結プレート5とともにボル
ト15およびナット16によって連結される。上記第1
のケーシング部材11の中心部には外側(図1において
左方)に突出する支持部111が設けられており、該支
持部111が上記入力軸3の図1において右端部に形成
された支持凹部3aに嵌合支持されているとともに、第
1のポンプギヤ21のボス部212に軸受17によって
回転自在に支持されている。なお、第1のケーシング部
材11における上記収容室100より外周側には、図2
に示すように一部がそれぞれ収容室100に開口する複
数個の円形のポンプ室110が形成されている。また、
上記第2のケーシング部材12は、その内周が第1のポ
ンプギヤ21のボス部212に軸受17によって回転自
在に支持されている。
【0009】上記ケーシング10に形成された収容室1
00には、第1のポンプギヤ21が配設されている。こ
の第1のポンプギヤ21は、外周にギヤ211を備えて
おり、そのボス部212には内周部に内歯スプライン2
13が形成され、該内歯スプライン213が上記第4の
軸4に形成された外歯スプライン41とスプライン嵌合
されている。上記複数個のポンプ室110には上記第1
のポンプギヤ21のギヤ211とそれぞれ噛み合う第2
のポンプギヤ22が配設されている。この第2のポンプ
ギヤ22は、その回転軸221が上記第1のケーシング
部材11と第2のケーシング部材12にそれぞれ回転自
在に支持されている。このように互いに噛み合う第1の
ポンプギヤ21と複数個の第2のポンプギヤ22は、複
数個のギヤポンプ20を構成している。
【0010】上記第1のケーシング部材11には、ケー
シング10が第1の軸3側から駆動されるとき第1のポ
ンプギヤ21と複数個の第2のポンプギヤ22によって
構成される複数個のギヤポンプ20のそれぞれの吐出口
23が設けられている。この各ギヤポンプ20の吐出口
23は、ぞれぞれ図示しない連通路によって連通されて
いる。一方、上記第2のケーシング部材12には、ケー
シング10が第1の軸3側から駆動されるとき第1のポ
ンプギヤ21と複数個の第2のポンプギヤ22によって
構成される複数個のギヤポンプ20のそれぞれの吸入口
24が設けられている。この各ギヤポンプ20の吸入口
24も、ぞれぞれ図示しない連通路によって連通されて
いる。なお、以下、ケーシング10が第1の軸3側から
駆動される状態におけるギヤポンプ20の吐出口23お
よび吸入口24に対応する名称を用いて説明する。上記
各吸入口24は、第2のケーシング部材12と第4のケ
ーシング部材14とによって形成された吸入通路25
1、第2のケーシング部材12に形成された吸入通路2
52、第2のケーシング部材12と第1のポンプギヤ2
1との間に形成された吸入通路253、第1のポンプギ
ヤ21のボス部212に形成された吸入通路254、上
記第2の軸4に形成された吸入通路255に連通されて
いる。一方、上記各吐出口23は、第1のケーシング部
材11と第3のケーシング部材13とによって形成され
た吐出通路261、第1のケーシング部材11に形成さ
れた吐出通路262、第1のケーシング部材11と第1
のポンプギヤ21との間に形成された吐出通路263、
第1のポンプギヤ21のボス部212に形成された吐出
通路264、上記第2の軸4に形成された吐出通路26
5に連通されている。
【0011】上記第2の軸4には、その軸中心部に上記
吸入通路255および吐出通路265に連通する弁穴4
2が形成されている。この弁穴42には、制御弁30が
軸方向に摺動可能に配設されている。制御弁30は、弁
穴42の径に対応する外径を有する第1のランド部30
1および第2のランド部302を備え、この第1のラン
ド部301と第2のランド部302の間の軸部303が
小径に形成されている。この小径に形成された軸部30
3の外周側は、上記吸入通路255と吐出通路265と
を連通する連通路として機能する。また、制御弁30
は、その中央部に貫通孔304が設けられている。弁穴
42の図1において左端部には貫通孔311を有するプ
ラグ31が装着されており、このプラグ31と制御弁3
0との間に形成される室421に制御弁30を図1にお
いて常に右方に押圧するコイルばね32が配設されてい
る。一方、制御弁30を構成する第2のランド部302
の図1において右側の室422は、第2の軸4に形成さ
れた連通路45およびクラッチハウジング2に形成され
た制御圧通路50に連通されている。なお、制御圧通路
50は、図示しない流体圧力調整弁に連通されている。
図示しない流体圧力調整弁によって圧力調整された制御
流体が制御圧通路50および連通路45を通して上記室
422に供給され制御弁30を構成する第2のランド部
302に制御流体圧が作用すると、制御弁30はコイル
ばね32のばね力に抗して図1において左方に摺動せし
められる。この結果、制御弁30は、制御流体の圧力に
対応して第1のランド部301が図1に示すように第2
の軸4に形成された吐出通路265を完全に閉止する第
1の位置と、図3に示すように吐出通路265を完全に
開放する第2の位置との間に位置付けられ、吐出通路2
65の開口面積を制御する。従って、制御弁30は吸入
通路255と吐出通路265との連通面積を制御する機
能を有する。
【0012】図示の実施形態における流体クラッチは、
クラッチハウジング2に形成された補給通路51を備え
ている。この補給通路51は、一端が図示しないリザー
ブタンクに接続されており、他端がクラッチハウジング
2と上記第2のケーシング部材12との間に形成された
室52に連通している。この室52は、上記第2のケー
シング部材12に形成された連通路53によって上記第
2のケーシング部材12と第1のポンプギヤ21との間
に形成された吸入通路253に連通されている。また、
室52は、クラッチハウジング2に形成された連通路5
4を通してクラッチハウジング2と第2の軸4との間に
形成された室55に連通されている。室55は、第2の
軸4に形成された連通路56を通して第2の軸4に形成
され上記制御弁30の図1において右端部を収容する室
57に連通されている。
【0013】一方、上記弁穴42の図1において左端部
に装着されたプラグ31に形成された貫通孔311は、
第2の軸4と第1のケーシング部材11との間に形成さ
れた室61に連通されている。この室61は、プラグ3
1の外周と第1のケーシング部材11との隙間62を通
して第1のケーシング部材11と第1のポンプギヤ21
のボス部212との間に形成された室63と連通されて
いる。そして、この室63は、軸受17および第1のケ
ーシング部材11に形成された連通路64を通して上記
第1のケーシング部材11と第1のポンプギヤ21との
間に形成された吐出通路263に連通されている。従っ
て、補給通路51は、室52、連通路53を通して第2
のケーシング部材12と第1のポンプギヤ21との間に
形成された吸入通路253に連通されるとともに、室5
2、連通路54、室55、連通路56、室57、制御弁
30に形成された貫通孔304、室421、プラグ31
に形成された貫通孔311、室61、プラグ31の外周
と第1のケーシング部材11との隙間62、室63、軸
受17および連通路64を通して第1のケーシング部材
11と第1のポンプギヤ21との間に形成された吐出通
路263に連通される。従って、上記各連通路および各
室は、吸入通路253および吐出通路263に連通する
補給通路として機能する。
【0014】上記第1のケーシング部材11と第1のポ
ンプギヤ21との間に形成された吐出通路263と上記
連通路64との間には、リング状の第1のチェック弁7
1が配設されている。この第1のチェック弁71は、吐
出通路263の流体圧が連通路64即ち補給通路の流体
圧より高い場合は閉止され、吐出通路263の流体圧が
連通路64即ち補給通路の流体圧より低くなったときに
開放される。従って、第1のチェック弁71は、補給通
路から吐出通路への作動流体の流通を許容するチェック
弁として機能する。また、上記第2のケーシング部材1
2と第1のポンプギヤ21との間に形成された吸入通路
253と上記連通路53との間には、リング状の第2の
チェック弁72が配設されている。この第2のチェック
弁72は、吸入通路253の流体圧が連通路53即ち補
給通路の流体圧より高い場合は閉止され、吸入通路25
3の流体圧が連通路53即ち補給通路の流体圧より低く
なったときに開放される。従って、第2のチェック弁7
2は、補給通路から吸入通路への作動流体の流通を許容
するチェック弁として機能する。
【0015】なお、図1において、81は第1のケーシ
ング部材11とクラッチハウジング2との間に配設され
たシール、82は第2の軸4とクラッチハウジング2と
の間に配設されたシール、83は第2の軸4と変速機ケ
ース7との間に配設されたシールである。
【0016】図示の実施形態における流体クラッチは以
上のように構成されており、以下、その作用について説
明する。図1に示すように制御弁30が吐出通路265
を完全に閉止する第1の位置に位置付けられている状態
においては、吐出通路と吸入通路とからなる流体回路が
閉じられている。この状態でケーシング10が第1の軸
3側から駆動されると、ギヤポンプ20の吸入口24側
が圧力が低下するが、吸入通路253の圧力が低下する
と第2のチェック弁72が開いて補給通路から流体が流
入するため、負圧にはならない。一方、ギヤポンプ20
の吐出口23側では圧力が上昇する。この状態ではギヤ
ポンプ20の負荷が最も大きくなり、伝達トルクが最大
となる。
【0017】つぎに、図3に示すように制御弁30が吐
出通路265を完全に開放する第2の位置に位置付けら
れている状態においては、吐出通路265と吸入通路2
55が完全に連通しているため吐出口23側の圧力はあ
まり上昇せず、ギヤポンプ20の負荷が小さいため、伝
達トルクが最小となる。このように、図示の実施形態に
おける流体クラッチは、制御弁30の軸方向位置を制御
し、吐出通路265の開口面積を制御するすることによ
り、伝達トルクを図1に示す最大から図3に示す最小迄
任意に制御することができる。また、図示の実施形態に
おける流体クラッチは、制御弁30が第2の軸4の軸中
心部に配設されているので、制御弁30を流れる流体の
流量を多くすることができ、伝達トルクの幅を大きくす
ることができる。
【0018】以上、ケーシング10が第1の軸3側から
駆動される、即ちギヤポンプ20が第1の軸3側から駆
動される状態について説明したが、ギヤポンプ20が第
2の軸4側から駆動されるされる場合には、上記吐出口
および吐出通路と吸入口および吸入通路は逆の関係とな
る。
【0019】
【発明の効果】本発明による流体クラッチは以上のよう
に構成されているので、以下に述べる作用効果を奏す
る。
【0020】即ち、本発明による流体クラッチは、制御
弁によりギヤポンプの吸入通路と吐出通路との連通面積
を制御するするすることにより、伝達トルクを容易に制
御することができる。また、本発明による流体クラッチ
は、摩擦部材がないのでクラッチ部品が摩耗することは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された流体クラッチの断面
図。
【図2】図1に於けるA−A線断面図。
【図3】図1に示す流体クラッチの作動状態を示す断面
図。
【符号の説明】 2:クラッチハウジング 3:第1の軸 4:第2の軸 5:連結プレート 7:変速機ケース 10:流体クラッチのケーシング 11:第1のケーシング部材 12:第2のケーシング部材 13:第3のケーシング部材 14:第4のケーシング部材 20:ギヤポンプ 21:第1のポンプギヤ 22:第2のポンプギヤ 23:吐出口 24:吸入口 30:制御弁 301:制御弁の第1のランド部 302:制御弁の第2のランド部 303:制御弁の軸部 31:プラグ 32:コイルばね 50:制御圧通路 51:補給通路 71:第1のチェック弁 72:第2のチェック弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一軸線上に配設された第1の軸と第2
    の軸との間に配設された流体クラッチにおいて、 該第1の軸に伝動連結されたケーシングと、 該ケーシング内に配設され該第2の軸に伝動連結され外
    周にギヤを備えた第1のポンプギヤと、該ケーシング内
    に形成されたポンプ室内に配設され該第1のポンプギヤ
    とかみ合う第2のポンプギヤとを有するギヤポンプと、 該ケーシングおよび該第2の軸に形成され該ギヤポンプ
    の吸入口に連通する吸入通路と、 該ケーシングおよび該第2の軸に形成され該ギヤポンプ
    の吐出口に連通する吐出通路と、 該第2の軸に配設され該吸入通路と該吐出通路との連通
    面積を制御する制御弁と、を具備する、 ことを特徴とする流体クラッチ。
  2. 【請求項2】 該吸入通路および該吐出通路は補給通路
    に連通されており、該補給通路と該吸入通路および該吐
    出通路との間には該補給通路から該吸入通路および該吐
    出通路への流体の流通を許容するチェック弁が配設され
    ている、請求項1記載の流体クラッチ。
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